JP2008181767A5 - - Google Patents

Claims (2)

1. 電子機器に対して回動自在に軸支される回動板と、前記回動板の外側に、前記回動板の回動軸に垂直な方向にスライド自在に装着された電池蓋体と、前記電池蓋体の外側にスライド自在に取り付けられたロックレバー部と、前記回動板に形成された係合長穴と、前記電池蓋体の内側に設けられ、前記係合長穴に係合し、前記ロックレバー部のスライド動作に連動してスライドする係合部とを備え、前記電子機器の電池ケースを開閉する電池蓋の構造であって、
   前記回動板の外側に、前記電池蓋体のスライド動作時に前記電池蓋体の一部に係合して前記電池蓋体を係止する板ばね体を設け、
   前記板ばね体の一部に一体形成される、前記係合長穴の壁面の一部または全部を覆う滑り面部を設けた
   ことを特徴とする電子機器の電池蓋構造。
2. 前記係合長穴は、前記回動板の回動軸に垂直な方向に長い第１長穴と、回動軸に平行な方向に長く且つ第１端部が前記第１長穴の回動軸側の端部と結合して前記第１長穴に連続する第２長穴からなり、
   前記電池蓋体は、前記ロックレバー部を前記第２長穴の第１端部とは反対側の第２端部側へ付勢する付勢部材を備え、
   前記係合部は前記付勢部材に一体的に形成され、
   前記板ばね体は、その一部として一体成形されたクリック用ばねを備え、前記クリック用ばねは前記電池蓋体の内側に当接し、前記回動板の回動軸側にある第１位置および回動軸とは反対側にある第２位置にて前記電池蓋体を位置規制し、
   前記係合部は、前記滑り面部により覆われた前記係合長穴に係合し、前記電池蓋体が前記第１位置にあるときに前記第２長穴に係合して前記電池蓋体のスライド動作を阻止し、前記ロックレバー部が前記第２長穴の第１端部側へスライド移動したときに、前記第２長穴との係合から解放されて前記第１長穴に係合し、
   前記係合部が前記第１長穴に係合することで前記電池蓋体のスライド動作が可能となることを特徴とする請求項１記載の電子機器の電池蓋構造。