JP2002279950A - 電池収納装置およびカメラ - Google Patents

電池収納装置およびカメラ

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JP2002279950A
JP2002279950A JP2001076699A JP2001076699A JP2002279950A JP 2002279950 A JP2002279950 A JP 2002279950A JP 2001076699 A JP2001076699 A JP 2001076699A JP 2001076699 A JP2001076699 A JP 2001076699A JP 2002279950 A JP2002279950 A JP 2002279950A
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battery
cover
lid
circuit board
strobe
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JP2001076699A
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Toshikatsu Shiozaki
聡克 塩崎
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Battery Mounting, Suspending (AREA)
  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】電池装填による電池蓋の収納筐体からのずれ発
生が防止され、その構造も簡単である電池収納装置を提
供する。 【解決手段】この電池収納装置は、収納筐体であるカバ
ー3,フレーム55に設けられる電池収納室3f,55
zと、その電池収納室の挿入口を開閉可能な電池蓋5を
有している。電池蓋5は、蓋保持板152にスライド自
在に、かつ、回動軸152に回動可能に支持されてい
る。蓋保持板152は、電池蓋5に対して押さえ部5c
により下方向に押圧された圧入状態で挿入されている。
したがって、電池155が装填され、下方向の過大な付
勢力F1 が蓋保持板152に作用したとしても、上記圧
入による上向きの付勢力F2 が蓋保持板152にチャー
ジされていることから蓋保持板152の変形が生じにく
く、電池蓋5のずれが防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器の電池を
交換可能な状態で収納する電池収納装置、および、上記
電池収納装置を有するカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の小型の携帯用電子機器の電池収納
装置に適用される電池蓋は、外観の一部を構成し、例え
ば、カメラの場合は、底面、または、側面の外周面に配
設されることが多い。図31は、従来のカメラの電池収
納室(電池収納装置)の構造を示す縦断面図である。こ
の従来の電池収納室は、筐体であるカメラ本体201に
配設される電池収納室201aを有し、上記電池収納室
201aの電池挿入口を開閉するための電池蓋202を
有する。
【0003】上記電池蓋202は、電池接片部材203
にスライド移動可能に支持され、かつ、回動軸204に
回動可能に支持されている。電池収納室201aを開閉
する場合、電池蓋202をスライドさせて係止爪202
aを機器本体に係止、または、解放して開閉を行う。上
記電池接片部材203は、強度の点、耐摩耗性の点から
金属板で形成され、その断面形状は、図33に示す。電
池接片部材203の端部に回動軸204が固着され、電
池155の電極155aと接触可能な凸部203aを有
している。また、先端部203bの高さY0 は、組み込
み前の自由状態では、電池蓋202の係止部202bの
高さY1 と略同一となっている。したがって、電池接片
部材203を電池蓋202へ取り付けた状態では、特に
電池接片部材203は、応力の作用しない非圧入状態で
保持される。
【0004】上記電池収納装置に電池155を装填して
電池蓋202を閉鎖した場合には、電池接片部材203
の凸部203aには、上方に配設される他極の電池接片
部材の接触圧が作用することになる。
【0005】なお、特開2000−251862号公報
に開示の電池蓋も上記図31に示した従来の電池収納室
の電池蓋と同等である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】一方、上記電池収納室
に装填される電池155は、その大きさ(長さ)は、J
IS規格等で決められてはいるものの、公差分のばらつ
きは存在する。現実的にも各メーカ間でのばらつきは大
きい。そこで、上記電池155のうち、長さの長いもの
が上記図31の従来の電池収納室に装填された場合に
は、図32の電池装填状態の断面図に示すように電池1
55により電池接片部材203の凸部203aが適切な
接触圧以上に押圧され、電池接片部材203が大きく変
形する。その変形により本体201に対して電池蓋20
2の後端部が浮き上がり段差δが生じ、外観上、好まし
くない状態になる可能性があった。特に、カメラのよう
な機器では、電池のエネルギをできるだけ有効に取り出
すために電池接片と電池電極との接触抵抗を小さくする
ように押圧力を大きくする必要があるのでそれが顕著で
あった。
【0007】本発明は、上述の不具合を解決するために
なされたものであり、開閉可能な電池蓋を有する電池収
納装置において、電池装填による電池蓋の収納筐体から
のずれ発生が防止され、その構造も簡単である電池収納
装置、または、その電池収納装置を内蔵するカメラを提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
電池収納装置は、電池を交換可能に収納して使用する電
池収納装置において、上記電池を収納する電池収納室を
有する収納筐体と、上記電池収納室の電池挿入口を閉鎖
可能な電池蓋と、収納された上記電池を上記電池挿入口
方向に押圧する電池押圧部材と、上記電池蓋がスライド
可能に取り付けられ、上記収納筐体に保持される回動軸
を有し、上記回動軸を中心に取り付けられた上記電池蓋
を回動させて上記電池挿入口の開放閉鎖を行う蓋保持部
材と、上記電池蓋に設けられ、上記電池蓋のスライド操
作によって上記収納筐体の一部に係合し、上記電池蓋を
閉鎖位置に保持する係合部とを備えており、上記蓋保持
部材は、上記電池蓋に上記電池押圧部材による押圧方向
と逆方向の付勢力を備えるように圧入されて取り付けら
れる。
【0009】本発明の請求項2記載の電池収納装置は、
請求項1記載の電池収納装置において、上記蓋保持部材
は、収納された電池の電極に接触して電気的に導通させ
る導通部を有する。
【0010】本発明の請求項3記載のカメラは、請求項
1、または、2記載の電池収納装置を備えている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。図1,2,3は、本発明の一実施形
態のカメラである電子カメラの外観を示す斜視図であっ
て、図1は、前面側から見た斜視図であり、図2は、背
面側から見た斜視図であり、図3、底面を背面方向から
見た斜視図である。図4は、上記電子カメラを構成する
操作スイッチ/表示装置ユニットと、撮像記録処理ユニ
ットと前,後カバーの分解斜視図である。図5は、上記
操作スイッチ/表示装置ユニットの分解斜視図である。
図6は、撮像記録処理ユニットの一部の分解斜視図、図
7は、撮像記録処理ユニットの他の一部の分解斜視図で
ある。図8は、図4のC−C断面図であって、操作スイ
ッチ部の組み付け状態を示す。図9は、図4のD−D断
面図であって、LCD表示部の組み付け状態を示す。図
10は、図1のA−A断面図であって、ストロボコンデ
ンサの収容状態を示す。図11は、上記撮像記録処理ユ
ニットを構成する各部材の配置を示す図である。図12
は、図11のE矢視図である。図13は、図11のF矢
視図である。図14は、図1のB−B断面図であって、
レリーズスイッチ部の断面を示す。図15は、図14の
G−G断面図である。図16は、図15のH矢視図であ
る。図17は、図16のI−I断面図である。図18
は、フレームにレリーズスイッチ部および電池接片部を
取り付けた状態を示す部分平面図であり、図19は、電
池蓋部分を含む図18のM−M断面図である。
【0012】なお、以下の説明において、電子カメラの
撮影レンズ光軸O1 (後述)と平行な前後方向(Z方向
とする)は、被写体側(前面側)を前方、背面側を後方
とし、光軸O1 と垂直な左右方向(X方向とする)は、
被写体側からみたときの方向で示し、光軸O1 と垂直な
上下方向(Y方向とする)は、レリーズ釦(後述)側を
上方向として示す。
【0013】また、後述する前,後カバーやフレームに
設けられるネジ穴,ビス挿通穴,位置決めピンの方向が
Z方向に沿っているものについては、その方向は、明記
しない。
【0014】また、図4において、符号a1 〜a5 は、
ビス挿通位置と方向を示しており、同一の符号は、同一
のビスの挿通方向と位置を示している。
【0015】本実施形態の電子カメラ1は、主に前カバ
ー2と、後カバー3と、モード設定操作やモニタ表示を
行う操作スイッチ/表示装置ユニット31と、撮像,記
録を行う撮像記録処理ユニット32とで構成される(図
4参照)。
【0016】上記電子カメラ1の外観上の配置から説明
すると、図1,2に示すようにカメラ前面側の外装体で
ある前カバー2上に開閉移動可能なレンズバリア4と、
撮影レンズ63のためのレンズ開口部2aと、ファイン
ダ開口部2bと、ストロボ窓12と、セルフタイマ表示
部13とが配置されている。前カバー2の左側面には、
支持部2cにより回動開閉可能に支持されるメディアス
ロット蓋6が配置されている。
【0017】上記電子カメラ1の背面側の外装体(収納
筐体)である後カバー3上には、グリップ部3yとファ
インダ接眼窓15と、操作用開口に配設されるスイッチ
操作部材41と、LCD表示部46のための表示用開口
3dとが配置されている。上記スイッチ操作部材41
は、メニュー選択釦21,LCD表示オンオフ操作釦2
2,テレおよびワイド操作兼用の十字キーである上下操
作釦17,18およびストロボ撮影モード選択およびマ
クロ撮影モード選択操作兼用の十字キーである左右操作
釦19,20からなる。後カバー3の右側面の端子開口
部にDC−INプラグ24,ビデオ出力端子部25,U
SB端子部26が配置されている。それらの端子部は、
端子部蓋27により開閉可能になっている(図2参
照)。
【0018】さらに、前カバー2,後カバー3のカメラ
上面側には、測距,測光処理と撮影実行を指示する2段
動作のレリーズ釦(以下、R釦と記載する)11のみが
配置されている(図1参照)。
【0019】また、カメラ底面側には、後述する電池収
納室の挿入口を開閉する電池蓋5と三脚ネジ28aが配
設されている(図3参照)。
【0020】図4に示すように上記電子カメラ1におい
ては、操作スイッチ/表示装置ユニット31と撮像記録
処理ユニット32が前カバー2と後カバー3により覆わ
れた状態で収容される。
【0021】上記前カバー2には、上述したようにその
前面部にレンズ開口部2a,ファインダ開口2bが設け
られ、また、ストロボ窓開口部2c,セルフタイマ表示
開口2d,開閉可能なレンズバリア4などが設けられ、
左側には記録メディアを挿脱するための開閉可能なメデ
ィアスロット蓋6が配置されている。
【0022】さらに、前カバー2の上面部であって、後
カバー3との接合部に半月凹形状のR釦用開口部2mが
設けられている。上記開口部2mの内側には、段部2m1
が設けられている(図15参照)。
【0023】前カバー2の左方部にビス挿通穴2f,2
gと、Y方向に沿ったビス挿通穴2i,2jとが設けら
れている。前カバー2の下端部にX方向に延びる係合用
溝部であってフレーム55の凸部55z5(図6参照)と
の係合溝部2kが設けられている。
【0024】上記後カバー3には、背面部にファインダ
接眼部開口3aと、スイッチ操作部材41の各操作釦が
挿入される2つの釦用開口(操作用開口)である3b、
および、互いに対向して配置される4つの釦用開口(操
作用開口)3cと、表示用開口3dが設けられている。
左方部にはグリップ部3yと、メディアスロット開口切
り欠き部3z3が設けられている。右方端部には、上述し
たDCINプラグ24,ビデオ出力端子部25,USB
端子部26のための3つの開口部3xが配されている。
また、上記表示用開口3dの内面側の四隅にはLCD表
示部46の位置決めガイド部3eが設けられている。
【0025】上記後カバー3の底面部には、その左方部
に開閉可能な電池蓋5が配置されており、中央寄りに三
脚ネジ28aを有する三脚ネジブロック28が配置され
ている。さらに、後カバー3の上面部のグリップ部3y
近傍の前カバー2との接合部には、半月凹形状のR釦用
開口部3gが設けられている。上記開口部3gの内側に
は、段部3g1が設けられている(図14参照)。なお、
後カバー3の上記電池蓋5の上方部は、電池収納室3f
となっている。
【0026】また、上記後カバー3の背面部の釦開口3
b,3c,表示用開口3d周りの内部には、位置決めピ
ン3h,3iおよび各ボス上にビス用ネジ穴3k,3
m,3n,3pが配されている。また、後カバー3の右
上方部にビス挿通穴3uが配され、左方部にボス上のビ
ス用ネジ穴3q,3rが配されている。さらに、上記後
カバー3の底面部には、Y方向に沿ったビス挿通穴3
v,3wが設けられている。
【0027】上記操作スイッチ/表示装置ユニット31
は、図5にも示すようにスイッチ操作部材(操作部材)
41と、回路基板である操作スイッチ回路基板(以下、
SW回路基板と記載する)42と、LCD表示部46
と、金属板製の導電部材である導電支持板50とからな
る。
【0028】上記スイッチ操作部材41は、2つの円板
形状の操作釦21,22と、4つの台形形状の操作釦1
7,18,19,20とが平面状に配置された樹脂成形
部材であって、それぞれの操作釦は、3/4円環状の基
部41cに対して弾性変形可能な細い腕部で連結されて
いる。上記各操作釦の内部中央には、後述するスイッチ
部を押圧可能なピン17a,18a等が設けられてい
る。また、上記基部41cには、その外周部に2つの位
置決め穴41a,41bが設けられている。上記各操作
釦は、上記後カバー3の釦開口3b,3cにそれぞれ挿
入可能である。
【0029】上記SW回路基板42には、位置決め用ピ
ン穴42b,42dと、固定用ビス挿通穴42aと、後
カバー3のネジ穴用ボスの逃げ用切り欠き42c,42
eとが設けられている。さらに、上記SW回路基板42
の実装面側(組み付け状態でカメラ背面側となる)に
は、図8の断面図に示すように弾性変形可能な被押圧部
121a,122aをもつスイッチ部121,122、
および、図示しない他のスイッチ部等からなるスイッチ
群とが実装されている。
【0030】上記SW回路基板42に実装される上記ス
イッチ部121,122等は、図8に示すように組み付
け状態で上記操作釦17,18等に対向した位置に実装
される。なお、上記スイッチ部121,122および図
示しない他のスイッチ部は、それぞれテレ操作スイッ
チ、ワイド操作スイッチ、および、ストロボ撮影モード
選択スイッチ,マクロ撮影モード選択スイッチ,メニュ
ー選択スイッチ,LCD表示オンオフスイッチ等であ
る。
【0031】上記SW回路基板42の実装面の裏面側に
は、ビス挿通穴42aの周囲にアース導電パターン部4
2fが配される。上記アース導電パターン部42fは、
SW回路基板42のアース部に導通している。このアー
ス部は、組み立て状態でFPCコネクタ111等を介し
て後述するメイン回路基板81(以下、M回路基板と記
載する)のアース部に接続される。
【0032】さらに、上記SW回路基板42の右端部に
は、DC−INプラグ24,ビデオ出力端子部25,U
SB端子部26が実装されている。
【0033】上記SW回路基板42からは、コネクタ1
11が付されたフレキシブルプリント基板(以下、FP
Cと記載する)が導出している。さらに、上記SW回路
基板42からDC−INコネクタ部24のリード線が導
出され、その先端にコネクタ107が設けられている。
【0034】上記LCD表示部46は、図9の断面図に
も示すようにLCD(液晶表示ユニット)47と、LC
D47の裏側に配される拡散板48a付きバックライト
48と、表示面以外を覆う金属製シールド板49とから
なる。
【0035】LCD表示部46のLCD47の表示面
は、装着時、後カバー3の表示用開口3dより外面に露
呈される。また、上記LCD47よりFPCコネクタ1
13付きFPCが導出している。同様に上記バックライ
ト48の基板部よりコネクタ109付きのリード線が導
出している。
【0036】上記導電支持板50は、図5に示すように
LCD表示部46の背部を押さえて支持する第一の部位
のLCD支持部50aと、SW回路基板42およびスイ
ッチ操作部材41を支持する第二の部位であるスイッチ
支持部50bとが一体の金属板で形成されてなる。
【0037】上記LCD支持部50aは、LCD表示部
46の表示面以外、あるいは、表示面の裏面を覆った状
態で形成される。そして、中央部にLCD表示部46側
へ折り曲げられた弾性変形可能な上下2つの舌部50n
を有し、左端部に上下2つのビス挿通穴50iが設けら
れている。また、下方には、上記LCD47より導出す
る上記FPCをガイドする押さえ部50pが設けられて
いる。
【0038】なお、上記舌部50nは、組み付け状態で
LCD表示部46の表示面の反対側のシールド板49の
背面に当接してLCD表示部46を支持する。したがっ
て、上記LCD支持部50aは、上記LCD47を囲む
上記シールド板49に対して電気的に導通する。
【0039】上記スイッチ支持部50bには、SW回路
基板42側へ突出する中央の凸部50d上にビス挿通穴
50cと、他の凸部上にビス挿通穴50f,ピン穴50
eとが設けられている。上記凸部50dは、組み付け状
態でSW回路基板42上のアース導電パターン部42f
に接触する(図8参照)。
【0040】さらに、上記スイッチ支持部50bの右方
端部側には、2つのビス挿通穴50mと、左方側に2つ
のビス挿通長穴50jとピン穴50kが設けられてい
る。
【0041】またさらに、上記スイッチ支持部50bに
は、SW回路基板42のスイッチ実装面の裏面に当接可
能なように突き出した10箇所の凸部50hが設けられ
ている。この凸部50hの10箇所うちの6箇所は、上
記SW回路基板42上のスイッチ部121,122およ
び他のスイッチ部の実装部位の裏面位置に当接する(図
8参照)。したがって、操作釦17,18等が押圧操作
され、対応するスイッチ121,122等が押圧された
とき、その押圧力によるSW回路基板42の変形は、上
記凸部50hにより阻止される。なお、上記当接位置は
非導電部とする。
【0042】さらに、上記スイッチ支持部50bには、
下方に突出する第三の部位であるリード線押さえ部50
qが設けられている。そのリード線押さえ部50qは、
プラスチック製チューブ51で被覆されているので、近
傍を通過するリード線、すなわち、SW回路基板42や
上記バックライト47の基板部より導出されるリード線
を上記リード線押さえ部50qにより保持することがで
きる。
【0043】上記操作スイッチ/表示装置ユニット31
を後カバー3の内部に取り付ける場合は、スイッチ操作
部材41の各操作釦21,22,17,18,19,2
0をそれぞれ対応する後カバー3の釦開口3b,3c等
にカバー内側から挿入する。そのとき、スイッチ操作部
材41の位置決め穴41a,41bに後カバー3の位置
決めピン3i,3hを挿入させる。
【0044】続いて、上記操作釦の挿入状態でSW回路
基板42の位置決め穴42b,42dに後カバー3の位
置決めピン3i,3hを挿入させる。さらに、切り欠き
42c,42e等を後カバー3のネジ部3k,3n等の
ボス部を挿通させながらスイッチ操作部材41の上方に
嵌め込む。
【0045】一方、LCD表示部46を後カバー3の位
置決めガイド部3e内の表示用開口3d上に嵌め込む。
そこで、導電支持板50のLCD支持部50aをLCD
表示部側に、スイッチ支持部50bをスイッチ回路基板
側に当て付けて取り付ける。
【0046】上記導電支持板50の当て付け状態にて、
2本のビス130をビス挿通穴50fおよび50cを挿
通させ、後カバー3のネジ穴3k,3jに螺着する。同
時に6本のビス131をビス挿通穴50iや50m等を
挿通させ、後カバー3のネジ穴3p,3m等に螺着す
る。
【0047】上記ビスによる螺着取り付け状態では、上
記導電支持板50を介してSW回路基板42が後カバー
3に固着され、同時に上記各操作釦21,17等が釦開
口3b,3c内で押圧可能な状態で支持される(図8参
照)。同時に上記導電支持板50を介してLCD表示部
46は、その表示面を表示用開口3dから露呈した状態
で後カバー3に固着される(図9参照)。
【0048】上述したように操作スイッチ/表示装置ユ
ニット31を後カバー3の内部の取り付けた状態では、
LCD表示部46のシールド板49は、導電支持板50
に電気的に導通し、さらに、導電支持板50は、凸部5
0dを介してSW回路基板42のアース導電パターン部
42fに導通状態となる。前述したように上記アース導
電パターン部42fは、SW回路基板42のアースパタ
ーンに導通しており、コネクタを介して後述するM回路
基板81のアース部に接続される。
【0049】したがって、LCD表示部46やSW回路
基板42に帯電した静電気は、M回路基板81側に逃が
され、電気部材を静電気による誤動作や破壊から保護で
きる。なお、上記LCD表示部46には、すでにシール
ド板49が適用されており、LCDやバックライトから
の高周波雑音に対してシールドされているが、そのシー
ルド効果を上記導電支持板50によりさらに増すことが
できる。さらには、上記シールド板49を省くことも可
能である。
【0050】上記撮像記録処理ユニット32は、本体部
材であるフレーム55と、撮像光学系ブロック91と、
電源/ストロボ回路ブロック92と、メイン回路ブロッ
ク93と、レリーズスイッチブロック77とからなる。
【0051】上記フレーム55は、撮像光学系ブロック
91,電源/ストロボ回路ブロック92,メイン回路ブ
ロック93,レリーズスイッチブロック77が組み付け
可能な部材であって、底面側と背面側とが開口する電池
収納室55zが配設されている。
【0052】そして、上記フレーム55の中央上部に
は、前方に突出する形状のストロボ係止部55qが設け
られる。また、上記係止部55qの後方部には、XY平
面に沿った壁面と軸方向がX方向に沿う円弧状の下方内
周壁面とからなる壁部で形成されるコンデンサ室55m
が設けられている。上記コンデンサ室55mは、上方向
と背面方向および右方側は開放状態となっている。ま
た、コンデンサ室55mのXY平面に沿った上記壁面の
外側の外方壁部55m0は、M回路基板81の取り付け当
接面となる。
【0053】コンデンサ室55mの外周下方位置には、
後述するP/S回路基板56のZ方向位置規制用の爪5
5nと当接面55pが配置されている。コンデンサ室5
5mの下方の電池収納室55zの外周面に沿って電池室
から導出されるリード線の係止部55rが配置されてい
る。
【0054】上記フレーム55の左方上面部には、レリ
ーズスイッチブロック77装着用の円筒状壁部からなる
スイッチ装着部(スイッチ取り付け部)55wが設けら
れている。このスイッチ装着部55wは、上方に開口
し、その外周部は、フレーム55前面よりわずかに前方
に突出している。その突出外周部に開口部55xが設け
られ、開口部55xに係止手段であるR釦係止用切り欠
き部55w3,55w3が対向して配置されている。
【0055】さらに、上記フレーム55には、撮像光学
系本体(後述する)62を位置決め、または、固定する
ための位置決めピン55d、および、ネジ穴55eが右
方の撮像光学系本体装着部の上下に設けられている。中
央部には位置決めピン55a,55b、および、ネジ穴
55cが設けられている。上記位置決めピン55a,5
5b、および、ネジ穴55cは、電源/ストロボ回路ブ
ロック92の電源/ストロボ回路基板(以下、P/S回
路基板と記載する)56を保持する電気基板保持部とな
る。但し、上記位置決めピン55a,55bは、P/S
回路基板56の位置決め穴56a,56bにガタのある
状態で嵌合するピンであり、P/S回路基板56をビス
で固定しない状態では、基板面方向であるX,Y平面上
で所定量遊びのある状態で仮保持する仮保持部となる。
なお、P/S回路基板56は、後述するようにM回路基
板81を固定して、直付けコネクタを接続した後、ビス
で固定される。
【0056】またさらに、フレーム55の左右下方位
置,左上方位置にメイン回路ブロック93のM回路基板
81を位置決め、または、固定する位置決めピン55
j,55f、および、ネジ穴55gが設けられる。左端
上下部、または、右方上部には、前,後カバー固着用の
ビスが挿通する切り欠き55s、ビス挿通穴55t,5
5uが設けられている。底面部には、前,後カバー2,
3との固定用のY方向のネジ穴55vが設けられてい
る。
【0057】上記フレーム55の左方下端部には、前カ
バー2の溝2kに嵌入する突起55z5が設けられてい
る。
【0058】上記フレーム55の電池収納室55zの上
部であり、スイッチ装着部55wを挟む両側隣接域に
は、電池収納装置を構成する電池接片部材である2つの
電池接片78が固着される(図18,19参照)。上記
電池接片78には、コネクタ103へのリード線103
aが接続される。上記リード線103aは、リード線係
止部55rに係止されてフレーム55の下方に導かれ
る。なお、上記電池接片78周りの構造については、後
で詳細の説明する。
【0059】上記撮像光学系ブロック91は、図6に示
すように撮像光学系本体62と、光軸O1 を有する前群
レンズ部63と、上記被写体光を後群レンズ部側に向け
て反射するミラー部(図示せず)と、光軸O1 と直交す
る光軸O2 を有する後群レンズ部(図示せず)と、撮像
回路基板64と、FPCを介して取り付けられるコネク
タ115と、後述するファインダ光学系ユニット部とを
有してなる。
【0060】なお、上記撮像回路基板64には、撮像素
子のCCD65や撮像信号前処理用IC66が実装され
ており、該回路基板64は、光軸O2 に直交して配置さ
れる。
【0061】また、上記ファインダ光学系ユニット部
は、撮像光学系本体62の上部に配置され、対物ファイ
ンダレンズ67と接眼レンズ部68とファインダ内表示
用ライトガイド部69とを有してなる。
【0062】上記撮像光学系ブロック91においては、
前群レンズ部63により取り込まれる被写体光は、上記
ミラー部で反射され、後群レンズ部を介してCCD65
の結像面に被写体像として結像する。CCD65にて被
写体像は、電気的撮像信号に変換され、撮像前処理IC
66で撮像前処理が施される。上記前群レンズ部63
は、撮像光学系本体62に対して光軸O2 方向に微少距
離だけ進退自在に支持されており、図示しないフォーカ
シング駆動部によりフォーカシング駆動がなされる。
【0063】上記撮像光学系ブロック91をフレーム5
5に装着する場合、撮像光学系本体62の上下の位置決
め穴62aを位置決めピン55dに挿入し、ビス133
を上下のビス挿通穴62bに挿通させ、ネジ穴55eに
螺着して固定する。
【0064】上記電源/ストロボ回路ブロック92は、
回路構成部材が実装される第一の電気基板のP/S回路
基板(電源/ストロボ回路基板)56とリード線を介し
て接続されるストロボユニット60およびコネクタ10
5を有してなる。上記回路基板56には、電源回路部材
およびストロボ発光制御回路が実装され、さらに、スト
ロボ発光チャージ用のストロボコンデンサ57と、コネ
クタ102,104,108,110とが実装されてい
る。
【0065】上記P/S回路基板56は、フレーム55
の前方から挿入してX,Y面に沿って配置される回路基
板であり、上方位置に突出する部分を有している。そし
て、上記P/S回路基板56の左端は、フレーム55の
電池収納室右端外面位置まで延びており、右端は、撮像
光学系本62の左端まで延びている。
【0066】上記ストロボコンデンサ57は、上記P/
S回路基板56上方突出部の左側にコンデンサ本体部が
X方向に沿った状態で実装される(図11参照)。そし
て、上記コンデンサ57の回路基板56への実装は、接
続脚部(リード線部材)57aにより片持ち状態で接続
固定される。
【0067】上記P/S回路基板56に実装される上記
コネクタ102は、後述するM回路基板81と対向する
実装面側に実装され、上記M回路基板81に実装される
コネクタ101に対してリード線等を介することなく、
回路基板同士を嵌合させて直接接続される(すなわち、
BOARD TO BOARD 結合)。
【0068】上記ストロボユニット60は、ストロボ本
体58と、反射傘58aと、ストロボ発光部材であるス
トロボ発光管59と、固定部材61とを有してなる。上
記ストロボ本体58は、フレーム55のストロボ係止部
55qに係合可能な被係止部を有する。なお、ストロボ
ユニット60の組み付け構造については、後で詳細に説
明する。
【0069】上記メイン回路ブロック93は、回路構成
部材が実装される第二の電気基板のM回路基板(メイン
回路基板)81からなる。
【0070】M回路基板81は、撮像光学系ブロック9
1の配置領域の前方部分を切り欠いた形状を有し、P/
S回路基板56を覆うようにして配置される(図11〜
13参照)。
【0071】さらに、M回路基板81の後面側、すなわ
ち、P/S回路基板56側には、カメラ制御用CPU8
2,圧縮,記録等の画像処理用IC83,ファインダ内
表示用のLED89,上記P/S回路基板56との接続
用コネクタ101などが実装されている。
【0072】またさらに、上記M回路基板81の前面側
には、ブザー部84,バックアップ電池85,バリアス
イッチ部86,メディアスロット87,メディアスロッ
ト蓋開閉検出スイッチ88,コネクタ112,114,
116,118,120などが実装されており、位置決
め穴81a,位置決め長穴81c,ビス挿通穴81b,
81dが設けられている。
【0073】なお、上記LED89は、取り付け状態に
て撮像光学系ブロック91のファインダ内表示用ライト
ガイド部69と対向する位置に配置される。コネクタ1
01は、すでに説明したように上記P/S回路基板56
上のコネクタ102と対向し、直接嵌合して接続可能と
する。
【0074】上記P/S回路基板56とM回路基板81
をフレーム55に取り付けるには、まず、撮像光学系ブ
ロック91、および、M回路基板81の未装着状態であ
り、その前面が開放された状態のもとでP/S回路基板
56をフレーム55に挿入するが、ネジ止めを行わず、
位置決めピンによる基板面方向に遊びのある仮保持状態
とする。
【0075】上記P/S回路基板56をフレーム55に
装着して上述のように仮保持するとき、ストロボコンデ
ンサ57を同時にコンデンサ室55mに挿入する。その
コンデンサ挿入動作は、図10に示すようにP/S回路
基板56をZ方向(光軸O1方向)に対して角度θaだ
け傾斜させた状態にして、ストロボコンデンサ57を図
6に示すフレーム55の右側のb1 方向からb2 方向に
沿ってコンデンサ室55mに挿入する。
【0076】上記ストロボコンデンサ57挿入後、P/
S回路基板56をフレーム55に対してR1 方向に上記
コンデンサ57を中心に回動させて垂直状態とする。そ
して、P/S回路基板56をフレーム55の当接面55
pに当接させ、爪55nに係合させてZ方向の位置を決
め、位置決め穴56a,56bをフレーム55の位置決
めピン55a,55bに挿入する。
【0077】上記P/S回路基板56の挿入状態では、
上記フレーム55の位置決めピン55a,55bと位置
決め穴56a,56bとは、前述したようにX,Y平面
(基板面)の全方向にがたあるので、P/S回路基板5
6は、X,Y平面上で所定量移動可能な仮保持状態とな
る。
【0078】なお、上記P/S回路基板56の仮保持状
態で電池収納室からのリード線103aが接続されるコ
ネクタ103は、P/S回路基板56のコネクタ104
に接続しておく。
【0079】上記P/S回路基板56の仮保持挿入後、
上記撮像光学系ブロック91をフレーム55に取り付け
る。
【0080】続いて、M回路基板81を上記P/S回路
基板56に被せた状態で装着する。その場合、位置決め
穴81a,長穴81cにフレーム55の位置決めピン5
5f,55jを挿入し、同時にコネクタ101をP/S
回路基板56のコネクタ102に嵌合させる。その状態
でビス134,135をビス挿通穴81b,81dを挿
通させ、フレーム55のネジ穴55g,55iに螺着し
てM回路基板81を固定し、固着状態とする。そのと
き、フレーム55,メディアスロット87,ストロボユ
ニット60等の相対位置関係を確認しながらM回路基板
81を固定する。
【0081】上記M回路基板81の固定時にコネクタ1
01に対してコネクタ102を嵌合させ、結果的にP/
S回路基板56が最終的に位置決めされる。この位置決
め状態でビス132をM回路基板81の切り欠き81e
からビス挿通穴56cを挿通させ、フレーム55のネジ
穴55cに螺着してP/S回路基板56をフレーム55
に固定する。
【0082】上記M回路基板81、および、P/S回路
基板56をフレーム55に固定後、ストロボ本体58を
フレーム55のストロボ係止部55qに係止させてスト
ロボユニット60を取り付ける。
【0083】上記レリーズスイッチブロック77は、図
6に示すようにレリーズスイッチFPC(以下、RSW
用FPCと記載する)75と、レリーズ釦ユニット(以
下、R釦ユニットと記載する)71とを有してなる。こ
のレリーズスイッチブロック77は、上記フレーム55
上面部の円筒凹形状のスイッチ装着部55wに装着され
る。
【0084】上記RSW用FPC75は、円板形状を有
し、その円板部中央に2段動作のレリーズスイッチ部
(以下、RSW部と記載する)76が実装される。ま
た、外方に延出した先端部にコネクタ部119を有して
いる。
【0085】上記R釦ユニット71は、R釦11と、釦
支持体72と、釦付勢バネ73とからなり、上記釦支持
体72は、R釦規制部材であって、R釦11をY方向に
移動可能に支持し、かつ、その移動量を規制する部材で
ある。上記釦付勢バネ73は、R釦11を上方に付勢す
る円錐圧縮バネからなる弾性部材である。
【0086】上記R釦11は、図14,15に示すよう
に中央部にスイッチ押圧用突起11aと、突起11aと
同方向に延びる2本の脚部に設けられる係止爪部11d
と、外周部に段差部11cとを有している。
【0087】上記釦支持体72は、図14〜17に示す
ように円筒形状部材であり、貫通穴72aと、挿通穴7
2cと、円筒部外方突出部72eと、対向する係止突起
72dとを有している。なお、上記貫通穴72aは、R
釦11の突起11aが嵌合して貫通する。上記挿通穴7
2cは、R釦11の係止爪部11dを持つ脚部を挿通可
能であって、その挿通状態では、上記係止爪部11dに
よりR釦11の上方への移動量が規制される。係止突起
72dは、円筒部外方突出部72eの両側面に設けられ
る係止手段であって、フレーム55の2つのR釦係止用
切り欠き部55w3が係合可能である。
【0088】上記レリーズスイッチブロック77のフレ
ーム55のスイッチ装着部55wへの装着状態は、図1
4〜17に示す。但し、図14〜16には、前,後カバ
ーを組み付けた状態も併せて示されている。
【0089】上記レリーズスイッチブロック77は、フ
レーム55に装着するに際してR釦11と釦支持体72
とをR釦ユニット71としてユニット化する。すなわ
ち、釦付勢バネ73をR釦11と釦支持体72の間に介
在させた状態で、R釦11の係止爪11dを釦支持体7
2の挿通穴72cに通し、上記係止爪部11dが釦支持
体72に係止させるとR釦ユニット71が完成する。R
釦ユニット71のR釦11は、釦支持体72に対して釦
付勢バネ73の付勢力で上方に付勢されており、下方に
所定ストローク押圧操作可能である。
【0090】一方、RSW用FPC75は、図6,15
に示すようにフレーム55のスイッチ装着部55wの底
面部に位置決めピン55w1,55w2によって回転止めさ
れた状態で配置する。そのとき、コネクタ部119は、
開口部55xを介して外部に露呈される。
【0091】そこで、R釦ユニット71をフレーム55
のスイッチ装着部55wに挿入して、釦支持体72の底
面72bを上記RSW用FPC75の上面に当接させ
る。そのとき、釦支持体72の係止突起72dが弾性変
形によりフレーム55の2つのR釦係止用切り欠き部5
5w3に係合状態となる。この係合状態ではR釦ユニット
71がRSW用FPC75と共にフレーム55のスイッ
チ装着部55wに着脱自在に保持された状態である。
【0092】この状態ではR釦11を押圧操作すればR
SW76をオンオフすることができる。しかし、意識的
に取り外そうとすれば取り外すことができる仮り組み状
態のハンドリング可能な状態である。
【0093】また、図18の部分平面図に示すように上
記フレーム55の電池収納室55zの上方部分であっ
て、レリーズスイッチ76が配置されるスイッチ装着部
55wを挟む隣接位置(XZ平面上)の接片取り付け部
55z1には、2つの電池押圧部材である電池接片78が
固着されている。また、上記レリーズスイッチ76と上
記電池接片78とが配置される高さ(電池の長手方向に
一致するY方向)は、図19の断面図に示すように重な
った領域(略同一位置)とする。すなわち、外装体の上
下(Y方向)と直交するXZ面方向において、レリーズ
スイッチ76と電池接片78とは少なくとも一部が重な
るように配置されている。なお、電池接片78の下方部
であって、電池収納室55z,3fの底部には、電池収
納装置を構成する開閉可能な電池蓋5が配置されてい
る。
【0094】上記電池接片78は、図19に示すように
略U字形状に折り曲げられた接片部材である。その一方
部は、接片取り付け部55z1に固着され、その固着部近
傍にリード線接続部78bが設けられる。他方部は先端
がL字状に折り曲げられた電極接触部78aを形成して
いる。上記リード線接続部78bには、コネクタ103
へのリード線103aが半田付けされる。
【0095】電池155が電池収納室55z,3fに装
填された場合、上記電池接片78の接触部78aは、電
池155の一方の電極155aに押圧され、押圧位置P
78aまで変位し、接触する。上記電池155は、電池挿
入口方向への下向きの付勢力F1 を受け、他方の電極1
55bが後述する電池蓋5の蓋保持板152に当接し、
接触する。
【0096】なお、電池155を電池収納室55zに不
用意に奥まで挿入したとき、上記電池接片78が必要以
上に変形して、L字状の接触部78aが永久変形するの
を防止するために、接片78の固着部には、保護用突起
151が固着されている。
【0097】上述のように撮像光学系ブロック91,電
源/ストロボ回路ブロック92,メイン回路ブロック9
3,レリーズスイッチブロック71、上記電池接片7
8、さらに、後述するストロボユニット60をフレーム
55に組み付けて、撮像記録処理ユニット32が部分組
み立てユニットとして完成する。
【0098】なお、上記撮像記録処理ユニット32の部
分組み立て状態で各対応するコネクタ同士を接続させ
る。すなわち、コネクタ103とコネクタ104、コネ
クタ105とコネクタ106、コネクタ107とコネク
タ108、コネクタ109とコネクタ110、コネクタ
111とコネクタ112、コネクタ113とコネクタ1
14、コネクタ115とコネクタ116、コネクタ11
7とコネクタ118、コネクタ119とコネクタ120
をそれぞれ接続させる。
【0099】次に、上述した構成部材の最終組み立てに
ついて説明する。上記部分組み立てが完了した撮像記録
処理ユニット32を挟んだ状態で上記前カバー2と、ス
イッチ/表示装置ユニット31が組み付けられた上記後
カバー3とを前後方向から接合させる。その接合状態で
は、前カバーの溝部2kにフレーム55の突起部55z5
を嵌合させ、同時に後カバー3の外周の凹部3z4に前カ
バー2の凸部2zを嵌入させる(図10参照)。
【0100】そして、フレーム55に装着されているR
釦ユニット71のR釦11およびスイッチ装着部(壁
部)55wを前カバー2のR釦用開口部2mと後カバー
3のR釦用開口部3gとで挟んだ状態で上記前,後カバ
ー2,3は接合される(図15参照)。
【0101】上記接合状態のもとで2本のビス136を
前方から挿通穴2f,2gを挿通させ、さらに、フレー
ム55の切り欠き55s,挿通穴55tを挿通させて後
カバー3のネジ穴3qと3rに螺着する。一方、背面側
からビス137を後カバー3の挿通穴3u、さらに、フ
レーム55の挿通穴55uを挿通させて前カバー2のネ
ジ穴2hに螺着させる。また、底面側からビス138を
後カバー3の挿通穴3vと前カバー2の挿通穴2iとを
挿通させ、フレーム55のネジ穴55vに螺着させる。
同時に底面側からビス139を後カバー3の挿通穴3w
と前カバー2の挿通穴2jとを挿通させ、三脚ネジブロ
ック28のネジ穴28aに螺着させる。
【0102】上記ビス136,138等の螺着により前
カバー2と後カバー3とは、フレーム55を覆った状態
で接合固定され、電子カメラ1として組み立てが終了す
る。
【0103】上記組み立て状態の電子カメラ1では、前
カバー2,後カバー3が装着された組み立て状態では、
ストロボコンデンサ57は、図10に示すようにZ方向
に関しては、フレーム55のストロボコンデンサ室55
mの壁部(規制部)と後カバー3のZ方向内壁部(規制
部)3z1とで挟まれ、わずかな隙間、あるいは、隙間の
ない状態で保持される。一方、Y方向に関してもフレー
ム55のストロボコンデンサ室55mの壁部(規制部)
と後カバー3のY方向内壁部(規制部)3z2とで挟ま
れ、わずかな隙間、あるいは、隙間のない状態で保持さ
れる。したがって、ストロボコンデンサ57の全方向の
変位は規制され、あばれ(振動)も抑えられる。
【0104】また、前カバー2,後カバー3が装着され
た状態では、図14,15に示すようにR釦11は、前
カバー2,後カバー3の凹部2m,3gに位置してお
り、R釦11は、下方向に押圧操作が可能である。そし
て、釦支持体72の外周上面部が前カバー2,後カバー
3の段部2m1,3g1によって上方への移動を規制された
状態に保持されることから、R釦11を含むR釦ユニッ
ト71の上方への外れが防止される。
【0105】ここで、上記ストロボユニット60、およ
び、上記ユニットの組み付け構造について詳細に説明す
る。図20は、上記電子カメラ1に組み込まれるストロ
ボユニットの組み付け構造の分解斜視図である。図21
は、図20のK−K断面図であり、図22は、図21の
L−L断面図である。
【0106】上記ストロボユニット60は、図20の分
解斜視図に示すようにストロボ本体58と、反射傘58
aと、ストロボ発光部材であるストロボ発光管59と、
弾性材で形成される固定部材61とからなる。
【0107】上記ストロボ本体58には、内部に反射傘
58aとストロボ発光管59が支持される。また、上記
ストロボ本体58の上方部に被係止部としての係止用突
起58cと、対向してZ方向に延びる2つの係止用溝部
58bとが設けられ、さらに、前面部に微小突起58
d,58eと、背面部に凹部58fとが設けられてい
る。
【0108】上記固定部材61は、シリコンゴム材で形
成される弾性変形が可能であり、X方向に延びる形状の
部材である。その両端部には、ストロボ発光管59の管
部挿通穴61aおよび半円筒状の放電防止壁61bとが
設けられ、中央よりに背面側に突出する2つの突起61
cと、その反対側に突出する2つずつの突起61bを有
している。
【0109】一方、ストロボ本体58を支持するフレー
ム55には、Z方向前方に突出するストロボ係止部55
qが設けられる。その係止部55qには、Z方向に沿っ
た平行な2つの切り欠き55q1と、係止穴55q2が設け
られている。
【0110】また、前カバー2にはストロボユニット前
方位置のストロボ窓開口部2cに透明窓であるストロボ
窓12が固着され、そのストロボ窓開口部2cの内面側
上方にX方向に延びる規制部であるガイド段部2qと、
内面側下方部に突出する2つの規制部である突起2pが
設けられる。
【0111】ストロボユニット60を組み立てる場合、
まず、ストロボ本体58内に反射傘58aを挿入し、反
射傘58aにストロボ発光管59を挿通させる。その挿
通状態で固定部材61の両端を折り曲げ、管部挿通穴6
1aをストロボ発光管59の両端に圧入して発光管保持
状態とする。この状態で固定部材61の突起61cは、
ストロボ本体58の凹部58fに当接する。
【0112】そして、ストロボ発光管59の両電極59
aにリード線105aを半田接続し、先端にコネクタ1
05を接続する。同時に反射傘58aにリード線105
bを半田接続し、P/S回路基板56のアース部に接続
する。
【0113】そこで、上記ストロボ発光管59等が組み
付けられたストロボユニット60を回路基板56,81
取り付け済みのフレーム55に装着する。すなわち、フ
レーム55の外方壁面55m0に取り付けられたM回路基
板56上に固定部材61の突起61cを当接させた状態
でフレーム55のストロボ係止部55qの切り欠き55
q1と係止穴55q2に対してストロボ本体58の係止用溝
部58bと突起58cを挿入、または、係合させる。
【0114】なお、上記ストロボ本体係合状態では、ス
トロボ本体58は、フレーム55に対して少なくともば
らつき分の距離だけは固定部材61の弾発力に抗してZ
方向に相対変位可能とする。さらに、Y方向について
も、特にストロボ本体の先端部にてばらつき分の距離だ
けは相対変位可能とする。
【0115】上述したストロボ本体58の係合によりス
トロボユニット60は、フレーム55に支持され、前述
した撮像記録処理ユニット32の部分組み立て状態とな
る。
【0116】そこで、前述したように撮像記録処理ユニ
ット32に前カバー2が取り付けられるが、そのとき、
ストロボ本体58の微小凸部付き前方外枠部を前カバー
2のガイド段部2qと突起部2pに嵌入させながら挿入
する。この挿入状態での反射傘58aの光軸がストロボ
出射光軸Ofとなる。
【0117】そして、前述したように上記ビス136,
138等の螺着により前カバー2とフレーム55と後カ
バー3とを接合固定すると、図21,22の断面図に示
すようにフレーム55によりM回路基板81を介して固
定部材61の突起61b,61cを弾性変形させて押し
つぶしながらストロボ本体58をZ方向前方に押圧す
る。その押圧によりストロボ本体58は、前カバー2の
ガイド段部2qと突起部2pによって上下が位置決めさ
れ、前カバー2の内面に当接して位置決めされる。
【0118】上述したストロボユニット組み付け構造に
よれば、反射傘58aが前カバー2のストロボ窓後方の
正確な位置に保持されので、ストロボ出射光軸Ofに沿
った良好なストロボ光が照射可能な状態に組み付けるこ
とができる。
【0119】次に、電池収納装置を構成する上記電池蓋
5の構造について詳細に説明する。図23は、上記電子
カメラに組み込まれる電池蓋の平面図であり、図24
は、電池蓋に取り付けられる蓋保持板の斜視図である。
図25は、図24のQ−Q断面図であり、電池押圧板の
断面形状を示す。図26は、上記電池蓋に上記蓋保持板
を取り付け状態での平面図である。図27,28,29
は、図26のT−T断面図,U−U断面図,V−V断面
図であり、それぞれ電池蓋閉鎖状態の電池収納室も合わ
せて示す。図30は、電池蓋を図29の閉鎖状態から開
放した状態を示す。
【0120】上記電池蓋5には、図23,27等に示す
ように凸部5bと、押さえ部5c,5dと、2つの突起
部5eと、クリック突起5fと、係止突起5gとが設け
られている。
【0121】上記電池蓋5の凸部5bは、電池蓋の底面
に沿って設けられ、蓋保持板152の平面部152bが
Z方向にスライドする突起状ガイド部である。上記係止
突起5gは、図29に示すように後カバー3の係止穴3
z4に係合,離脱可能な突起であって、電池収納室3f,
55zの電池挿入口を閉鎖する閉鎖位置に電池蓋5を保
持するための係止部である。
【0122】蓋保持板152は、金属板の曲げ加工等で
形成され、電池蓋5をスライド可能に支持する蓋保持部
材である。そして、底面部152hと、平面部152b
と、2つの幅端部152cと、移動規制端部152e
と、クリック爪部152fと、2つの導通部である電池
当接部152gとが設けられている。さらに、端部にX
方向に沿う回動軸153が固着される。そして、蓋保持
板152は、図25に示すようにZ方向断面形状が先端
に向けて下がる形状に曲げ加工されている。
【0123】上記平面部152bは、電池蓋5の凸部5
b上をスライドする。幅端部152cは、平面部152
bの両端にて下方に折り曲げて形成される。
【0124】上記蓋保持板152は、電池蓋5に対して
蓋保持板152の平面部152b側を電池蓋5の押さえ
部5c側から挿入する。その挿入時、幅端部152cを
両押さえ部5cの下方にはめこむが、前述のしたように
蓋保持板152自体のZ方向断面形状が図25の断面図
に示すように先端に向けて下がる形状であることから、
幅端部152cを両押さえ部5cの下方に押さえ込む圧
入状態ではめ込まれる。なお、上記押さえ込み方向は、
装填された電池155による付勢力F1 の方向と一致し
ている。
【0125】上述のように蓋保持板152が幅端部15
2cが押さえ込まれることで蓋保持板152は、その反
力として上方への付勢力がチャージされる。上記幅端部
152cを上方から押さえ込んむ力は、電池蓋5の凸部
5bと、蓋保持板底面部152hが当接する電池蓋5の
底面とで受ける。また、上記幅端部152cを押さえ込
みより生じる付勢力は、蓋保持板152の電池当接部1
52gにおけるY方向上向きの付勢力F2 となる(図2
8の断面図参照)。
【0126】蓋保持板152は、電池収納室3f,55
zの底部の軸支持部にて回動軸153を介して回動可能
に支持される。その蓋保持板152に対して電池蓋5
は、X方向を2つの突起部5eでガイドされ、かつ、Y
方向を押さえ部5cで押さえ込み状態でガイドされてス
ライド可能に支持される。図26の2点鎖線は、電池蓋
5が蓋保持板152に対して開放可能位置へスライド移
動した状態を示す。
【0127】電池蓋5が電池挿入口閉鎖位置にあるとき
は、図29に示すように係止突起5gが後カバー3の係
止穴3z4に係合しており、閉鎖位置に保持される。ま
た、蓋保持板512のクリック爪152fが電池蓋5の
クリック突起5fと係合状態にあって上記閉鎖位置にク
リック保持される。
【0128】電池蓋5を開放する場合、図3,29のZ
1 方向に一旦スライドさせて係止突起5gの係止を解放
する。その後、θb方向に回動させると、図30の断面
図に示すように電池蓋5を開放することができる。その
状態で電池155の挿脱を行う。
【0129】上記電池蓋5のZ1 方向のスライド移動
は、突起部5eが蓋保持部材152の移動規制端部15
2eに当接することで規制される。
【0130】電池収納室3f,55zに電池155が装
填され、電池蓋5が閉鎖された場合、図19,28の断
面図に示すように電池155は、電池接片78により挿
入口方向への付勢力F1 を受ける。その付勢力F1 を電
池155の電極155bが当接する蓋保持板152の電
池当接部152gで受けることにより左右2本の電池の
電極間の導通状態が得られる。
【0131】上述したように上記蓋保持板152が電池
蓋5に対して圧入して取り付けられることから、蓋保持
板152は、ばね力がチャージされた状態にある。そし
て、図28に示すように上方向の付勢力F2 が常に作用
している。
【0132】一方、電池155が装填されると上述した
ように下方向の付勢力F1 が作用して蓋保持板152を
凹状に変形せようとする。しかし、上記上方向付勢力F
2 がすでにチャージされていることから上記付勢力F1
とF2 の差分が蓋保持板152の変形に関与することに
なる。すなわち、F2 >F1 の場合は、上記変形は現れ
ず、F2 <F1 の場合は、上記変形はわずかに現れる。
【0133】したがって、上記チャージによる付勢力F
2 をある程度大きく設定しておけば、蓋保持板152の
変形は生じないか、あるいは、ほとんど変形のない状態
に保持される。したがって、電池蓋5と前カバー2、ま
たは、後カバー3との接合部分での段差、あるいは、浮
き上がり等が極めてわずかな量に抑えられる。
【0134】上述した電子カメラ1においては、電池蓋
5を開放して電池155の挿脱を行って電源セット状態
とし、その後、操作スイッチ釦17,18等を操作によ
りLCD表示部46の表示画面を観察しながら撮影モー
ド設定等が行われる。そして、R釦11の押圧操作に基
づき、撮像光学系ブロック91にて測光,フォーカシン
グ,撮像が実行される。ストロボ撮影時にはストロボユ
ニット60を介して良好なストロボ光の照射がなされ
る。そして、撮像された画像データは、M回路基板81
上のメモリ部、または、装填されている画像記録メディ
アへ記録することができる。
【0135】上述した一実施形態の電気カメラ1によれ
ば、その電池収納装置において、蓋保持板152を前述
したように電池蓋5に電池付勢方向と同一の方向に圧入
して取り付けることから、装填された電池155による
挿入口方向のへ付勢力が蓋保持板152に作用しても蓋
保持板152の変形は無いか、極めて少ない。したがっ
て、電池装填時、蓋保持板152の変形に起因する電池
蓋5の端部と前,後カバー2,3の間の段差、または、
隙間の発生はないか、あるいは、極めて少なく、カメラ
の外観状態に不具合が生じない。
【0136】また、上記電池収納装置においては上述し
たように段差、または、隙間の発生が無いか、極めて少
ないことから、上記段差、または、隙間の発生を防止す
るために蓋保持板152や電池蓋5の厚みを増やした
り、あるいは、段差,隙間発生防止部材を別途に設ける
ことなどの必要がなく、カメラの小型化、軽量化が実現
できる。
【0137】
【発明の効果】上述のように本発明の請求項1記載の電
池収納装置によれば、蓋保持部材を電池蓋に圧入状態で
取り付けるようにしたので装填された電池による付勢力
が蓋保持部材に作用しても変形が生じにくく、電池蓋の
収納筐体からのずれ発生が防止できる。
【0138】本発明の請求項2記載の電池収納装置によ
れば、請求項1記載の電池収納装置による効果に加え
て、さらに、蓋保持部材に電池の電極と接触する導通部
を設けたので、蓋保持部材が電池接片として機能し、構
成が簡単になり、部品数も少なくなる。
【0139】本発明の請求項3記載のカメラは、請求項
1、または、2記載の電池収納装置による効果を奏する
カメラを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のカメラである電子カメラ
の前面側から見た外観を示す斜視図。
【図2】上記図1の一実施形態の電子カメラの背面側か
ら見た外観を示す斜視図。
【図3】上記図1の一実施形態の電子カメラの底面を背
面側から見た外観を示す斜視図。
【図4】上記図1の一実施形態の電子カメラを構成ずる
操作スイッチ/表示部と、撮像記録処理ユニットと前,
後カバーの分解斜視図。
【図5】上記図1の一実施形態の電子カメラにおける操
作スイッチ/表示部の分解斜視図。
【図6】上記図1の一実施形態の電子カメラにおける撮
像記録処理ユニットの一部の分解斜視図。
【図7】上記図1の一実施形態の電子カメラにおける撮
像記録処理ユニットの他の一部の分解斜視図。
【図8】図4のC−C断面図。
【図9】図4のD−D断面図。
【図10】図1のA−A断面図。
【図11】図1の一実施形態の電子カメラの撮像記録処
理ユニットを構成する各部材の配置を示す図。
【図12】図11のE矢視図。
【図13】図11のF矢視図。
【図14】図1のB−B断面図。
【図15】図14のG−G断面図。
【図16】図15のH矢視図。
【図17】図16のI−I断面図。
【図18】図1の一実施形態の電子カメラにおいて、フ
レームにレリーズスイッチ部および電池接片部を取り付
けた状態を示す部分平面図。
【図19】図18のM−M断面図。
【図20】図1の一実施形態の電子カメラに組み込まれ
るストロボユニットの組み付け構造の分解斜視図。
【図21】図20のK−K断面図。
【図22】図21のL−L断面図。
【図23】図1の一実施形態の電子カメラに組み込まれ
る電池蓋の平面図。
【図24】図1の一実施形態の電子カメラの電池蓋に取
り付けられる蓋保持板の斜視図。
【図25】図24のQ−Q断面図。
【図26】図1の一実施形態の電子カメラの電池蓋に蓋
保持板を取り付け状態での平面図。
【図27】図26のT−T断面図。
【図28】図26のU−U断面図。
【図29】図26のV−V断面図。
【図30】図1の一実施形態の電子カメラにおいて、電
池蓋を開放した状態を示す断面図。
【図31】従来のカメラの電池収納室の構造を示す縦断
面図。
【図32】図31の従来のカメラの電池収納室に電池を
装填した状態を示す縦断面図。
【図33】図31の従来のカメラの電池収納室に組み込
まれる蓋保持板の縦断面図。
【符号の説明】
3 …後カバー(収納筐体) 3f…電池収納室 5 …電池蓋 5g…係止突起(係合部) 78 …電池接片(電池押圧部材) 152 …蓋保持板(蓋保持部材) 152g…電池当接部(導通部) 153 …回動軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/225 H04N 5/225 F // H04N 101:00 101:00

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電池を交換可能に収納して使用する電池
    収納装置において、 上記電池を収納する電池収納室を有する収納筐体と、 上記電池収納室の電池挿入口を閉鎖可能な電池蓋と、 収納された上記電池を上記電池挿入口方向に押圧する電
    池押圧部材と、 上記電池蓋がスライド可能に取り付けられ、上記収納筐
    体に保持される回動軸を有し、上記回動軸を中心に取り
    付けられた上記電池蓋を回動させて上記電池挿入口の開
    放閉鎖を行う蓋保持部材と、 上記電池蓋に設けられ、上記電池蓋のスライド操作によ
    って上記収納筐体の一部に係合し、上記電池蓋を閉鎖位
    置に保持する係合部と、 を備えており、上記蓋保持部材は、上記電池蓋に上記電
    池押圧部材による押圧方向と逆方向の付勢力を備えるよ
    うに圧入して取り付けられることを特徴とする電池収納
    装置。
  2. 【請求項2】 上記蓋保持部材は、収納された電池の電
    極に接触して電気的に導通させる導通部を有することを
    特徴とする請求項1記載の電池収納装置。
  3. 【請求項3】 カメラにおいて、請求項1、または、2
    記載の電池収納装置を備えたことを特徴とするカメラ。
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