JP2021167935A - シュー装置、アクセサリ、アクセサリシュー装置および電子機器 - Google Patents

シュー装置、アクセサリ、アクセサリシュー装置および電子機器 Download PDF

Info

Publication number
JP2021167935A
JP2021167935A JP2021020408A JP2021020408A JP2021167935A JP 2021167935 A JP2021167935 A JP 2021167935A JP 2021020408 A JP2021020408 A JP 2021020408A JP 2021020408 A JP2021020408 A JP 2021020408A JP 2021167935 A JP2021167935 A JP 2021167935A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shoe device
accessory
accessory shoe
holding member
connection terminals
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2021020408A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021167935A5 (ja
Inventor
賢治 石井
Kenji Ishii
好伸 岡野
Yoshinobu Okano
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Publication of JP2021167935A publication Critical patent/JP2021167935A/ja
Publication of JP2021167935A5 publication Critical patent/JP2021167935A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Stroboscope Apparatuses (AREA)
  • Accessories Of Cameras (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

【課題】小型のシュー装置において、多数の接続端子を保持し、それらを保護するための形状を設ける領域や部品間の位置決めを行うための領域を確保する。【解決手段】シュー装置206は、電子機器が備えるアクセサリシュー装置に対して第1の方向(Z)に着脱される。シュー装置は、第1の方向に直交する第2の方向(X)に並んだ複数の接続端子275と、該複数の接続端子を保持する保持部材254と、保持部材に固定され又は一体に設けられ、アクセサリシュー装置により保持される脚251と、該脚よりも第1の方向における装着側に設けられ、第2の方向における複数の接続端子の両側に第3の方向(Y)に突出する突起部256aを有する接続プラグ256とを有する。突起部は、第2の方向の外側に、該第2の方向に対して傾きを有する斜面部256bを有する。【選択図】図7

Description

本発明は、電子機器に対してアクセサリを着脱可能とするために該アクセサリに設けられるシュー装置や電子機器に設けられるアクセサリシュー装置に関する。
デジタルカメラ等の撮像装置(電子機器)には、照明装置(フラッシュユニット)等のアクセサリのシュー装置が着脱可能に装着されるアクセサリシュー装置が設けられる。アクセサリシュー装置には、シュー装置と係合してこれを保持する係合部材が設けられ、アクセサリシュー装置とシュー装置のそれぞれには、撮像装置とアクセサリ間での双方向通信を可能とするための接続端子が設けられている。従来において、接続端子の数は5つであることが多い。
これに対して、特許文献1には、撮像装置のアクセサリシュー装置に着脱可能なシュー装置を有する電子ビューファインダが開示されており、アクセサリシュー装置とシュー装置は従来の5つの接続端子(通信ピン)との互換性を維持しながら、係合部材の形状内で接続端子の数を増やしている。
特開2018−084681号公報
しかしながら、特許文献1にて開示されているような多数の接続端子を有するシュー装置において、それら接続端子の配置に必要な領域の確保を優先すると、それら通信端子を保護するための形状を設ける領域や部品間の位置決めを行うための領域が制限される。
本発明は、多数の接続端子とそれらを保護するための形状を設ける領域や、部品間の位置決めを行うための領域を確保できるようにした小型のシュー装置およびアクセサリシュー装置を提供する。
本発明の一側面としてのシュー装置は、電子機器が備えるアクセサリシュー装置に対して第1の方向に着脱される。シュー装置は、第1の方向に直交する第2の方向に並んだ複数の接続端子と、該複数の接続端子を保持する保持部材と、保持部材に固定され又は一体に設けられ、アクセサリシュー装置により保持される脚と、該脚よりも第1の方向における装着側に設けられ、第2の方向における複数の接続端子の両側に第1および第2の方向に直交する第3の方向に突出する突起部を有する接続プラグとを有する。突起部は、第2の方向の外側に、該第2の方向に対して傾きを有する斜面部を有することを特徴とする。なお、上記シュー装置を備えたアクセサリも、本発明の他の一側面を構成する。
また、本発明の他の一側面としてのアクセサリシュー装置は、アクセサリが第1の方向に着脱される。該アクセサリシュー装置は、複数の接続端子と、該複数の接続端子を保持する保持部材と、アクセサリと係合する係合部材とを有する。保持部材は、第1の方向に直交する第2の方向における複数の接続端子の両側に、アクセサリを挿入可能な溝部を有する。該溝部は、第2の方向の内側を向き、かつ該第2の方向に対して傾きを有する斜面部を有することを特徴とする。
また、本発明の他の一側面としてのアクセサリシュー装置は、アクセサリが第1の方向に着脱される。該アクセサリシュー装置は、第1の方向に直交する第2の方向に並んだ複数の接続端子と、複数の接続端子に接続されたフレキシブル基板と、複数の接続端子を保持する保持部材と、アクセサリと係合する係合部材と、保持部材および係合部材を囲うように配置されたハウジング部材とを有する。ハウジング部材は、フレキシブル基板が通る開口部を有する。該開口部の周囲に、保持部材と当接する弾性部材としての防滴部材が設けられていることを特徴とする。なお、上記アクセサリシュー装置を備えた電子機器も、本発明の他の一側面を構成する。
本発明によれば、小型のシュー装置およびアクセサリシュー装置において、従来よりも多数の接続端子とそれらを保護するための形状を設ける領域や、部品間の位置決めを行うための領域を確保することができる。
本発明の実施例1であるデジタルカメラの構成を示すブロック図。 実施例1における外部フラッシュユニットの構成を示すブロック図。 上記デジタルカメラと外部フラッシュユニットの斜視図。 実施例1におけるアクセサリシューの分解図および斜視図である。 上記アクセサリシューの係合部材と接続端子コネクタの構造を示す図。 上記外部フラッシュユニットの斜視図と断面図。 実施例1におけるカメラ接続部の内部構造を示す斜視図と正面図。 上記カメラ接続部の上面図と断面図。 本発明の実施例2である外部フラッシュユニットの斜視図と断面図。 実施例2におけるカメラ接続部の内部構造を示す斜視図と正面図。 実施例1のアクセサリシューの正面図。 実施例1および2における接続プラグの一部の拡大図。 実施例2においてアクセサリシューにカメラ接続部が装着された状態を示す正面断面図。 本発明の実施例3である外部フラッシュユニットの斜視図と断面図。 実施例3におけるカメラ接続部の内部構造を示す斜視図と正面図。 実施例3におけるデジタルカメラと外部フラッシュユニットの斜視図と断面図。 実施例4におけるトップカバーアクセサリシューを示す図。 実施例4における防滴構造を示す図。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。以下では、アクセサリシュー装置を備えた電子機器の一例であるデジタルカメラ(撮像装置)と、該デジタルカメラのアクセサリシュー装置に着脱可能なシュー装置を備えたアクセサリの一例である外部フラッシュユニット(照明装置)からなる撮像システムについて説明する。なお、シュー装置を備えるアクセサリは、フラッシュユニットに限らず、電子ビューファインダユニット、動画撮像用マイク、変換アダプタ、各種測定機器、サブカメラ等、様々なアクセサリを含む。また、アクセサリシュー装置を備えた電子機器は、撮像装置以外の様々な電子機器も含む。
図1は、デジタルカメラ(以下、単にカメラという)100の構成を示す。カメラ100は、マイクロコンピュータであるカメラMPU101、撮像光学系122、タイミング信号発生回路102、撮像素子103、A/D変換器104、メモリコントローラ105およびバッファメモリ106を有する。またカメラ100は、画像表示部107、記憶媒体I/F108、モータ制御部110、シャッタ制御部111、測光部112、多分割測光センサ113、レンズ制御部114、焦点検出部115、姿勢検出部116およびスイッチ操作部117を有する。さらにカメラ100は、フラッシュ制御部118、内蔵フラッシュ119、カメラLED補助光部121およびアクセサリシュー装置(以下、単にアクセサリシューという)123を有する。アクセサリシュー123にはアクセサリとしての外部フラッシュユニット120が装着される。またカメラ100に対して、半導体メモリ等の記憶媒体109の着脱が可能である。
カメラMPU101は、カメラ100の撮像シーケンスおよび撮像システムの全体を制御する。撮像光学系122は、ズームレンズやフォーカスレンズ等の複数のレンズ群や絞り、シャッタ等を有し、被写界からの光を撮像素子103上に光学像(被写体像)として結像させる。撮像素子103は、光学像を撮像(光電変換)するCCDセンサやCMOSセンサ等のイメージセンサである。タイミング信号発生回路102は、撮像素子103を動作させるために必要なタイミング信号を発生させる。
A/D変換器104は、撮像素子103から読み出されたアナログ信号をデジタル信号(画像データ)に変換する。メモリコントローラ105は、不図示のメモリの読み書きやバッファメモリ106のリフレッシュ動作等を制御する。バッファメモリ106は、A/D変換器104から出力された画像データや画像表示部107において画像表示するための表示用画像データを一時的に記憶する。画像表示部107は、液晶パネルや有機ELパネル等の表示デバイスを有し、バッファメモリ106に蓄積された画像データを表示する。
記憶媒体I/F108は、装着された記憶媒体109とカメラMPU101との間の通信を可能とするインタフェースである。なお、ハードディスクや光ディスク等の他の記憶媒体をカメラ100に内蔵してもよい。
モータ制御部110は、カメラMPU101からの信号に従って不図示のモータを制御して、不図示のミラーのアップ/ダウンやシャッタのチャージを行う。シャッタ制御部111は、カメラMPU101からの信号に従ってシャッタの先幕と後幕を走行させて撮像素子103の露出を制御する。多分割測光センサ113は、撮像画面内において複数に分割された各エリアの輝度を計測する。測光部112は、各エリアの輝度を示す輝度信号をカメラMPU101に出力する。
カメラMPU101は、測光部112から取得した輝度信号に基づいて、露出調節のためのAV(絞り値)、TV(シャッタスピード)およびISO(撮像素子103の感度)等を演算する。また測光部112は、内蔵フラッシュ119または外部フラッシュユニット120が被写界へ向けて予備発光(プリ発光)したときの輝度信号をカメラMPU101に出力し、本撮像時における外部フラッシュユニット120発光量(メイン発光量)を演算する。
レンズ制御部114は、不図示のマウント接点を介してカメラMPU101と通信し、不図示のレンズ駆動モータや絞り駆動モータの制御を通じて撮像光学系122のフォーカスや絞り値を制御する。焦点検出部115は、位相差検出方式等の焦点検出方式を用いて撮像光学系122のデフォーカス量を検出する。カメラMPU101は、検出されたデフォーカス量に基づいてフォーカスレンズの駆動量を算出し、レンズ制御部114を通じてレンズ駆動モータを制御することでオートフォーカス(AF)を行う。
姿勢検出部116は、撮像光学系122の光軸を中心とした回転方向におけるカメラ100の傾きを検出する。スイッチ操作部117は、不図示のレリーズボタンの第1のストローク操作(半押し)でONになる第1のスイッチ(SW1)とレリーズボタンの第2のストローク操作(全押し)でONになる第2のスイッチ(SW2)を有し、それぞれからのON信号をカメラMPU101に出力する。カメラMPU101はSW1からのON信号に応じてAFや測光等の撮像準備動作を開始し、SW2からのON信号に応じて撮像(露光)動作を開始する。なお、スイッチ操作部117は、SW1およびSW2以外の他の不図示の操作部材が操作されることに応じた信号もカメラMPU101に出力する。
フラッシュ制御部118は、カメラMPU101からの指示に従って、内蔵フラッシュ119およびアクセサリシュー123に装着された外部フラッシュユニット120の発光(プリ発光、メイン発光および補助光発光等)を制御する。またフラッシュ制御部118は、外部フラッシュユニット120がアクセサリシュー123に装着されたことを検出すると、アクセサリシュー123を介して外部フラッシュユニット120への電源供給を開始する。アクセサリシュー123の詳細な構成については後述する。
カメラLED補助光部121は、焦点検出部115による焦点検出に補助光として使用される所定のパターンの近赤外光(LED補助光)を被写界に照射する。カメラMPU101は、測光部112からの輝度信号に基づいて、焦点検出のために内蔵フラッシュ119または外部フラッシュユニット120による補助光の発光を制御する。具体的には、カメラMPU101は、フラッシュ制御部118を介して内蔵フラッシュ119又は外部フラッシュユニット120に対して補助光の発光を指示する。またカメラMPU101は、フラッシュ制御部118を介してカメラLED補助光部121又は図2に示す外部フラッシュユニット120のLED補助光部207にLED補助光の発光を指示することもできる。
図2は、外部フラッシュユニット120の構成を示している。外部フラッシュユニット120は、本体部200、バウンス機構部201およびヘッド部202を有する。本体部200は、外部フラッシュMPU203、メインコンデンサ209、電源スイッチ等を含む各種操作部205、表示部208、LED補助光部207およびカメラ接続部206を有する。
外部フラッシュMPU203は、不図示のメイン基板に実装されており、外部フラッシュユニット120の発光制御シーケンスを含む全動作を制御する。カメラ接続部206は、カメラ100のアクセサリシュー123に対する外部フラッシュユニット120の機械的接続と電気的接続を行うシュー装置である。カメラMPU101と外部フラッシュMPU203は、フラッシュ制御部118、アクセサリシュー123およびカメラ接続部206を介して通信を行う。カメラ接続部206の構成の詳細については後述する。
LED補助光部207は、カメラLED補助光部121と同様に、カメラMPU101による焦点検出部115による焦点検出時の補助光として所定のパターンを有する近赤外光等のLED補助光を被写界に照射する。バウンス機構部201は、ヘッド部202を本体部200に対して水平方向や垂直方向に回転させてヘッド部202からの照明光(閃光)の発光方向を変更するための機構である。バウンス機構部201を使用することにより、被写体を間接的に照明して撮像(バウンス撮像)を行うことができる。ヘッド部202は、閃光を発光する発光部204を有する。発光部204は、発光放電管(キセノン管等)やLED等の光源、反射傘、フレネルレンズおよび発光回路を有する。発光回路は、外部フラッシュMPU203からの信号に従って光源に閃光を発光させる。
図3(a)は、斜め背面側から見たカメラ100を示す。図3(b)は、カメラ100のアクセサリシュー123への外部フラッシュユニット120の装着方法を示している。図3(c)は、カメラ100に外部フラッシュユニット120が装着された状態を斜め背面側から見て示している。
図1に示した撮像光学系122はカメラ100の正面側(被写界側)に設けられ、画像表示部107はカメラ100の背面側に設けられている。カメラ100の上面部には外装部材としてのトップカバー150が設けられており、トップカバー150に対してアクセサリシュー123が配設されている。一方、外部フラッシュユニット120において、カメラ接続部206は外部フラッシュユニット120の底部に設けられている。
図3(b)に示すように、カメラ100に対して外部フラッシュユニット120をZ方向前側(第1の方向における装着側)に平行にスライドさせてカメラ接続部206とアクセサリシュー123とを係合させる。これにより、外部フラッシュユニット120をカメラ100に装着することができる。Z方向前側は、カメラ100の背面側から正面側に向かう方向、つまりは画像表示部107側から撮像光学系122側へ向かう方向である。なお、図4以降の図面に示すX方向(第2の方向)、Y方向(第3の方向)およびZ方向(前後方向)は共通している。X方向は、Z方向が水平方向と平行であるときに水平面内でZ方向と直交する方向であり、カメラ100の幅方向である。Y方向は、Z方向とX方向に直交する方向であり、カメラ100の高さ方向である。
次に、カメラ100のアクセサリシュー123について詳細に説明する。図4(a)は、トップカバー150と分解したアクセサリシュー123を示している。図4(b)は、組み立てられたアクセサリシュー123を示している。トップカバー150に対するアクセサリシュー123の組付け方向はY方向である。
アクセサリシュー123は、係合部材151、接続端子コネクタ152、シューステージ153およびアクセサリシュースプリング154を有する。係合部材151は、外部フラッシュユニット120との係合により該外部フラッシュユニット120を保持するための部材である。接続端子コネクタ152は、樹脂材料等で形成された保持部材としてのコネクタベース部材152e上にX方向に等ピッチで並べられて該コネクタベース部材152eにより保持された複数の接続端子152aを備えている。接続端子コネクタ152において、接続端子152aは、図4(b)に示すように外部フラッシュユニット120の装着方向であるZ方向前方(カメラ100の正面側)に配置されている。接続端子コネクタ152のZ方向後方(デジタルカメラ100の背面側)には、図6(a)に示す外部フラッシュユニット120のロックピン252と係合する係合孔部156が設けられている。
アクセサリシュー123に外部フラッシュユニット120が装着された状態において、接続端子152aは、外部フラッシュユニット120と電気的に接続される。また、複数の接続端子152aはそれぞれ、トップカバー150のY方向下側に配置されたフレキシブル基板158と電気的に接続されている。フレキシブル基板158は、カメラ100の不図示のメイン基板に接続されている。このため、アクセサリシュー123に外部フラッシュユニット120が装着されると、外部フラッシュユニット120とカメラ100との間での通信が可能となる。
シューステージ153は、係合部材151と接続端子コネクタ152を囲うハウジング部材である。アクセサリシュー保持部材155は、係合部材151を保持する構造躯体である。図4(a)に示すように、アクセサリシュー保持部材155、フレキシブル基板158、トップカバー150、シューステージ153および接続端子コネクタ152は、これらを挿通する4本のビス157によって係合部材151に締結される。これにより、これらの部材が互いに位置決めされて固定される。4本のビス157を、X方向とZ方向で等分割した4つの領域に1本ずつ配置することにより、バランスよく上記部材を結合させることができる。
図5(a)は係合部材151の上面側の構造を示し、図5(b)は係合部材151の下面側の構造を示す。図5(c)は接続端子コネクタ152の上面側の構造を示す。図11は外部フラッシュユニット120の挿入方向から見たアクセサリシュー123を示している。
係合部材151は、金属板をループ状に折り曲げて、折り曲げられた両端部の端面同士が継ぎ目151aにおいて互いに対向して当接するように形成されている。係合部材151は、一対の係合部151bと、該一対の係合部151bを相互に連結する連結部151cとを有する。係合部材151には、ビス157の締結に用いられる一対の第1のビス孔部151dと、一対の第2のビス孔部151eとが形成されている。また係合部材151には、外部フラッシュユニット120のロックピン252と係合する係合孔部156が形成されている。
図5(a)および図11に示すように、一対の係合部151bは、X方向において第1の幅(以下、係合部間隔という)151aaだけ離間している。係合部間隔151aa内に、図6(b)に示す後述の外部フラッシュユニット120の保持部材254が挿入される。一対の第1のビス孔部151dは、X方向に所定の間隔をあけて設けられており、Z方向後方(背面側)において、X方向に互いに離間して設けられた一対の第1の締結孔部として機能する。一対の第2のビス孔部151eは、X方向に所定の間隔をあけて設けられており、Z方向前方において、X方向に互いに離間して設けられた一対の第2の締結孔部として機能する。係合孔部156は、一対の第1のビス孔部151dに挟まれた領域において、外部フラッシュユニット120が有するロックピン252と係合可能な位置に形成されている。
接続端子コネクタ152では、図4(b)と図5(c)に示すように、複数の接続端子152aが露出している。複数の接続端子152aが並ぶピッチ方向(X方向)では、係合部材151の係合部間隔151aaによってカメラ接続部206の位置が決められる。このため、外部フラッシュユニット120の保持部材254は、係合部材151によって接続端子コネクタ152に対して位置決めされる。
さらに、接続端子コネクタ152(コネクタベース部材152e)のZ方向前側におけるX方向において複数の接続端子152aを挟んだ両側には、図11に示すように、外部フラッシュユニット120の装着時にZ方向にてアクセサリシュー123と当接してこれを位置決めする当接面152bと、アクセサリシュー123が挿入される溝部152cとが形成されている。各溝部152cは、当接面152bからZ方向前側(装着側)に延びるように形成されており、内側および斜め上側を向くように(X方向に対して傾きを有するように)形成された斜面部152dが設けられている。なお、溝部152cにおける斜面部152dより上側の部分は、斜面部152dの上端の位置からX方向外側に延びている。これは、溝部152cの上端まで斜面部152dを形成すると樹脂成型時に斜面部152dに窪み(ひけ)が発生するので、これを防止するためである。
図11に示すように、X方向においてアクセサリシュー123のコネクタベース部材152eにおける溝部152cの最も外側の内面152cccは、係合部材151の一対の係合部151bの内端面(係合部間隔151aa)よりも外側、かつ係合部材151の最も外側の内面151bbより内側に設けられている。
溝部152cの底面側における斜面部152dの端(下端)である斜面開始位置152ccは、係合部間隔151aaの内側に設けられている。これにより、カメラ接続部206の後述する当接部251bに当接してZ方向での位置決めを行う当接面152bを設ける領域を確保することができる。さらに斜面開始位置152ccから始まる斜面形状を設けることで、外部フラッシュユニット120のシュー装置(後述するカメラ接続部206)が挿入される空間を広げることができ、シュー装置の形状の自由度も確保することが可能となる。この結果、外部フラッシュユニット120のシュー装置にその接続端子を保護する形状を十分に形成することができる。
次に、外部フラッシュユニット120について説明する。図6(a)は、カメラ接続部206側(Y方向下側)から見た外部フラッシュユニット120を示している。図6(b)は、図6(a)中のA−A線での切断面を示し、カメラ接続部206の内部構造を示す。図7(a)は、カメラ接続部206を示している。ただし、後述する基台部250とロックレバー253の図示は省略されている。図7(b)は、Z方向前方から見たカメラ接続部206を示している。
カメラ接続部206は、カメラ100のアクセサリシュー123に装着された状態において、図6(b)に示すように外部フラッシュユニット120の基台部250のY方向下側(図6(a)では上側)に設けられている。カメラ接続部206は、シュー取付脚(係合部材、シュープレート)251、ロックピン252、ロックレバー253、保持部材254、接続プラグ256およびY方向保持部材258を有する。
シュー取付脚251は、外部フラッシュユニット120をカメラ100のアクセサリシュー123に係合して保持される係合部材である。すなわち、シュー取付脚251は、アクセサリシュー123の係合部材151に対して着脱可能な外部フラッシュユニット120側の係合部材である。
アクセサリシュー123とカメラ接続部206には、装着状態を維持するための圧力や外部フラッシュユニット120に作用する外力(衝撃等)に起因する大きな応力が加わる。シュー取付脚251は、このような大きな応力に対する高い機械的強度を確保するために、金属板(板金)を加工することにより製作されている。
ロックピン252は、カメラ接続部206(シュー取付脚251)がアクセサリシュー123に装着された状態で外部フラッシュユニット120の脱落を防止するための部材であり、Y方向に移動可能にシュー取付脚251に保持されている。具体的には、ロックピン252は、Y方向保持部材258によりY方向に摺動可能に保持されている。ロックレバー253とY方向保持部材258は、保持部材254により保持されている。
外部フラッシュユニット120がアクセサリシュー123に装着され、ロックレバー253が回転操作されると、不図示のカム部によってY方向保持部材258が図6(b)におけるY方向下側に移動する。その際、Y方向保持部材258と共にロックピン252も図6(b)におけるY方向下側に移動する。これにより、ロックピン252は、シュー取付脚251から突出し、アクセサリシュー123の係合部材151に設けられた係合孔部156に係合する。ロックピン252と係合孔部156は、外部フラッシュユニット120とカメラ100との電気的接続を保証するためのZ方向での位置決め部材として機能する。
接続プラグ256は、カメラ接続部206におけるZ方向前側に設けられており、樹脂材料等の非導電性材料(誘電材料)により形成され、保持部材254と一体化されている。接続プラグ256のX方向での最外幅Tは、シュー取付脚251のX方向の幅Wよりも狭い。これにより、シュー取付脚251に当接部251bを設ける領域を確保している。接続プラグ256は、図5(c)に示すアクセサリシュー123の複数の接続端子152aに当接して通信を行うための複数の接続端子257を有する。
複数の接続端子257は、複数の接続端子152aと一対一に対応するように設けられ、それぞれZ方向に延びるように、かつX方向に並ぶように保持部材254により保持されている。各接続端子257は、対応する接続端子152aと接触する先端部257aを有する。また各接続端子257は、先端部257aからZ方向後方に延びる形状を有し、先端部257aが接続端子152aに当接した際に弾性変形によって先端部257aを図6(b)におけるY方向上側に変位させる伸延部257bを有する。伸延部257bのZ方向後端には、Y方向上側に延びる延直部257cが形成されている。延直部257cの上端には、外部フラッシュユニット120の不図示のメイン基板に接続されてY方向上側から保持部材254内に挿入されたフレキシブル基板259接続されるフレキシブル基板接続部257dが設けられている。
なお、伸延部257bにはZ方向の途中にはY方向に段差を有する段差部257eが形成されている。前述したように伸延部257bはY方向に弾性変形が可能である。しかし、伸延部257bのZ方向の距離Lが短い場合には十分な変形量を得ることができないことで耐久性が低下し、その結果、接続端子152aと先端部257aとの着脱が繰り返されると伸延部257bが破損しやすくなるおそれがある。そこで、伸延部257bに段差部257eを設けることで、伸延部257bをシュー取付脚251に干渉させることなく、十分な距離Lを確保している。
図7(a),(b)に示すように、接続プラグ256のX方向両端には、複数の接続端子257を間に挟むようにY方向下側(第3の方向)に突出する一対の突起部256aが設けられている。図7(b)に示すように、各突起部256aの下先端部256dは、接続端子257を圧力や衝撃等の外力から保護するために、接続端子257の先端部257aの下端を結んだラインよりも下側まで突出している。つまり、接続端子257の先端部257aは、一対の突起部256aの下先端部256dを結んだラインよりも上側(内側)に設けられている。
さらに各突起部256aのX方向外側(外面)には、下先端部256dから斜め上側に延びて斜め下側を向いた、すなわちX方向に対して傾きを有する外側面としての斜面部256bが設けられている。各突起部256aがこのような形状を有することで、接続プラグ256を接続端子コネクタ152において斜面部152dを有する溝部152c内に挿入することが可能である。
斜面部256bは、接続プラグ256に対する圧力や衝撃等の外力を逃がして接続プラグが破損しないようにする役割を有する。例えば、図7(c)は、接続プラグ256に対してX方向から外力が加わった場合を示す。図7(c)は、Z方向前方から見た接続プラグ256を示している。
X方向からの外力をF1とし、ベクトルとして定義する。ベクトル空間における加法の規則に従って斜面部256bに作用した外力F1を分解すると、斜面部256bに沿う方向の分力F2と、斜面部256bに垂直な方向の分力F3とに分解される。外力F1と斜面部256bとがなす角度をθとすると、下記の式(1)により分力F2と分力F3を求めることができる。
F2=F1cosθ
F3=F1sinθ (1)
斜面部256bを設ける場合は、θは0°<θ<90°となる。この範囲において、
F2<F1
F3<F1 (2)
となる。分力F2は斜面部256bに沿う方向に逃げるため、接続プラグ256に対して影響を及ぼす力は分力F3のみとなる。前述したように、分力F3は分力F1より小さくいため、ある程度大きな外力が加わっても接続プラグ256が破損しないようにすることができる。
X方向両側の斜面部256bをY方向下側ほどX方向の幅が狭くなるように形成することで、X方向からの外力だけでなく、Y方向下側からの外力に対しても同様に該外力の一部を逃がすことが可能である。
図12は、Z方向から見た接続プラグ256の一部を拡大して示している。Y方向において、突起部256aの下先端部256dから接続プラグ256の上面までの高さ(突起部を含む接続プラグの高さ)をBとし、下先端部256d(斜面開始位置256c)から斜面部256bの上端までの斜面部256bの高さをAとする。このとき、AはBの1/5以上であることが好ましく、さらには1/4以上、1/3以上または図12に示すように半分以上であることがより好ましい。すなわち、斜面部256bはX方向からの外力を逃がす機能のために有意な寸法を有するように形成されており、一般的に突起部の角に設けられる面取り形状とは異なる。また、X方向に対する斜面部256bの傾き角度θは、上述した外力を逃がす機能のためには、45°±20°の範囲に設定することが好ましい。
Z方向の位置決め部であるアクセサリシュー123の当接面152bに対するシュー取付脚251において当接部251bの領域を十分に確保するために、両側の斜面部256bのうち下先端部256dにおける斜面開始位置256c間のX方向での幅をできるだけ短く設けることが望ましい。本実施例では、斜面開始位置256c間のX方向での幅を、保持部材254のX方向での幅Vより内側に設けることで、当接部251bの領域を十分に確保している。
カメラ接続部206は、シュー取付脚251と保持部材254とが締結された構造を有する。この締結構造の詳細については後述する。
保持部材254は、図5(a)に示したアクセサリシュー123の係合部材151の係合部間隔151aaに挿入可能であってX方向においてシュー取付脚251の幅Wよりも短い幅Vの連結部254aを有する。幅Wと幅Vは、日本工業規格(JIS)のB7101−1975「カメラの付属品取付座及び取付足」で寸法が規定されている。連結部254aが係合部材151と嵌合することによって、外部フラッシュユニット120のカメラ100に対するX方向での位置が決まる。また、シュー取付脚251は、図4(a),(b)に示した付勢部材としてのアクセサリシュースプリング154の弾性変形部154aに当接することによってY方向上側に付勢される。これにより、シュー嵌合部251aの上面が係合部材151の下面と当接(圧接)し、外部フラッシュユニット120のカメラ100に対するY方向での位置が決まる。
さらに、接続端子コネクタ152のZ方向前側の当接面152bに対してシュー取付脚251の当接部251bが当接することによって、外部フラッシュユニット120のカメラ100に対するZ方向での位置が決まる。
なお、保持部材254は、シュー取付脚251と基台部250とを連結するための構造体でもあり、ロックピン252と接続端子257は連結部254aの内部に配置されている。
次に、保持部材254とシュー取付脚251との締結構造について説明する。図8(a)はY方向上側から見たカメラ接続部206を示し、図8(b)は図8(a)中のB‐B線での切断面を示す。
保持部材254にシュー取付脚251を締結するための締結部材である一対の第1のビス260aと一対の第2のビス260bは、保持部材254を貫通してシュー取付脚251に締結される。このとき、X方向とZ方向にほぼ等分割された4つの領域にビスを1本ずつバランス良く配置することで、シュー取付脚251が安定的に保持部材254に保持される構造となる。また、前述したように、シュー取付脚251は大きな応力が作用する部品である。このため、バランス良く配置された一対の第1のビス260aと一対の第2のビス260bで金属製のシュー取付脚251を保持部材254に締結することにより、必要な機械的強度を確保するが可能となる。
なお、図8(b)に示すように、一対の第1のビス260aと一対の第2のビス260bとの間に挟まれた領域Sに、複数の接続端子257が配置されている。また、一対の第1のビス260aと一対の第2のビス260bとの間の幅は、接続プラグ256の突起部256aの下先端部256dの間の幅、保持部材254の幅V、接続プラグ256の最外幅T、シュー取付脚251の幅Wよりも狭い。
図13は、アクセサリシュー123にカメラ接続部206が装着された状態をZ方向から見た断面を示している。この図には、前述したカメラ接続部206の寸法T、Vやカメラ接続部206の各部とアクセサリシュー123の各部との位置関係を示している。
図13において、前述したようにカメラ接続部206のシュー嵌合部251aの上面は、Y方向での位置決めのためにアクセサリシュー123の係合部材151の下面(天井面)に当接している。
一方、カメラ接続部206における接続プラグ256の突起部256aの下先端部256dおよび斜面部256bはそれぞれ、アクセサリシュー123の溝部152cの底面および斜面部152dには当接していない。突起部256aの下先端部256dとアクセサリシュー123の溝部152cの底面との間の隙間は極力小さく設定されている。これにより、外部フラッシュユニット120にX方向の外力が加わった際に突起部256aの下先端部256dがアクセサリシュー123の溝部152cの底面に当接することができ、接続プラグ256の浮き(アクセサリシュー123に対する傾き)を小さくすることができる。
また、斜面部256b,152d間の隙間と、溝部152cの内端面152cccと接続プラグ256の外端面との間の隙間はそれぞれある程度大きく設定されている。これにより、外部フラッシュユニット120にX方向の外力が加わった際に接続端子257,152aに負荷がかからないようにすることができる。
なお、アクセサリシュー123の溝部152cにおいて、溝部152cのY方向での高さ(溝部152cの底面から係合部材151の天井面までの高さ)と斜面部152dのY方向での高さとの関係は、カメラ接続部206における接続プラグ256の高さBと斜面部256bの高さAとの関係と同様である。また、X方向に対する斜面部256bの傾き角度も、カメラ接続部206における斜面部256bの傾き角度θと同様に、45°±20°の範囲に設定することが好ましい。
なお、上記各実施例では、突起部256aに設けられた斜面部256bの面形状が平面である場合について説明したが、斜面部256bが曲率を有する曲面であってもよい。すなわち、斜面部256bは、X方向に対して傾きを有する面であればよい。
上記実施例によれば、小型のカメラ接続部206およびアクセサリシュー123において、従来よりも多数の接続端子とそれらを保護するための形状を設ける領域や、部品間の位置決めを行うための領域を確保することができる。
本発明の実施例2における外部フラッシュユニット120について説明する。図9(a)は、カメラ接続部206側(Y方向下側)から見た外部フラッシュユニット120を示している。図9(b)は、図9(a)中のA−A線での切断面を示し、カメラ接続部206の内部構造を示す。図10(a)は、カメラ接続部206を示している。ただし、基台部250とロックレバー253の図示は省略されている。図10(b)は、Z方向前方から見たカメラ接続部206を示している。
カメラ接続部206は、カメラ100のアクセサリシュー123に装着された状態において、図9(b)に示すように外部フラッシュユニット120の基台部250のY方向下側(図9(a)では上側)に設けられている。カメラ接続部206は、シュー取付脚300a、ロックピン252、ロックレバー253、保持部材300、接続プラグ300b、Y方向保持部材258およびシューカバー301を有する。
シュー取付脚300aは、実施例1のシュー取付脚251と同様に、外部フラッシュユニット120をカメラ100のアクセサリシュー123に係合させるための係合部材である。すなわち、シュー取付脚300aは、アクセサリシュー123の係合部材151に対して着脱可能な外部フラッシュユニット120側の係合部材である。
実施例1では、機械的強度を優先して金属製のシュープレートであるシュー取付脚251と樹脂製の保持部材254とを別部材により形成した。これに対して本実施例では、シュー取付脚300aと保持部材300とを樹脂材料(非導電性材料)により一体部材として形成されている。これにより、実施例1で説明した一対の第1のビス260aと一対の第2のビス260bが不要になって接続端子257を配置するスペースが広くなるため、実施例1よりも多くの数の接続端子257を配置することができる。この結果、外部フラッシュユニット120は、カメラ接続部206とアクセサリシュー123を介してより多くの情報をカメラ100と通信することができる。
接続プラグ300bは、カメラ接続部206におけるZ方向前側に設けられており、本実施例では非導電性の樹脂材料により形成された保持部材300と一体の部材として形成されている。実施例1と同様に、接続プラグ300bのX方向での最外幅Tをシュー取付脚300aのX方向での幅Wより狭くすることで、シュー取付脚300aにおいて当接部300eを設ける領域を確保している。接続プラグ300bは、図5(c)に示したアクセサリシュー123の複数の接続端子152aに接触して通信を行うための複数の接続端子257を有する。シューカバー301は、保持部材300に対して取り付けるエンクロージャーであり、複数の接続端子257を保護する部材である。接続端子257の形状は実施例1と同じであり、段差部257eを設けてシューカバー301と干渉することなく十分な伸延部257bのZ方向の距離Lを確保している。
接続プラグ300bの形状も、実施例1の接続プラグ256と同様であり、接続プラグ300bのX方向両端には、複数の接続端子257を挟み込むようにY方向下側に突出する一対の突起部300cが設けられている。図10(b)に示すように、各突起部300cの下先端部300kは、接続端子257を圧力や衝撃等の外力から保護するために、接続端子257の先端部257aの下端を結んだラインよりも下側まで突出している。つまり、接続端子257の先端部257aは、一対の突起部300bの下先端部300kを結んだラインよりも上側(内側)に設けられている。
また本実施例でも、各突起部300cのX方向外側には、下先端部300kから斜め上側に延びて斜め下側を向いた斜面部300fが設けられている。各突起部300cがこのような形状を有することで、接続プラグ300bを、実施例1で説明した接続端子コネクタ152において斜面部152dを有する溝部152c内に挿入することが可能である。実施例1でも説明したように、斜面部300cは、接続プラグ300bに対する圧力や衝撃等の外力を逃がして接続プラグが破損しないようにする役割を有する。
さらに実施例1と同様に、両側の斜面部300cのうち下先端部300kにおける斜面開始位置300g間のX方向での距離をできるだけ短く設けることが望ましいため、両側の斜面開始位置300gをX方向での保持部材254の幅Vより内側に設けて、シュー取付脚300aの当接部300eの領域を十分に確保している。
保持部材300は、図5(a)に示した係合部材151の係合部間隔151aaに挿入可能および係合部材151に係合可能に形成され、かつX方向においてシュー取付脚300aの幅Wよりも短い幅Vを有する連結部300hを有する。幅Wと幅Vは、実施例1と同様に日本工業規格(JIS)のB7101−1975「カメラの付属品取付座及び取付足」で寸法が規定されている。連結部300hが係合部材151と嵌合することによって、外部フラッシュユニット120のカメラ100に対するX方向での位置が決まる。また、シュー取付脚300aは、図4(a),(b)に示したアクセサリシュースプリング154の弾性変形部154aに当接することによってY方向上側に付勢され、これにより、シュー嵌合部300dの上面が係合部材151の下面と当接する。これにより、外部フラッシュユニット120のカメラ100に対するY方向での位置が決まる。
さらに、接続端子コネクタ152のZ方向前側の当接面152bに対してシュー取付脚300aの当接部300eが当接することによって、外部フラッシュユニット120のカメラ100に対するZ方向での位置が決まる。
なお、保持部材300は、シュー取付脚300aと基台部250とを連結するための構造体でもあり、ロックピン252と接続端子257は連結部300hの内部に配置されている。
次に、本発明の実施例3である外部フラッシュユニット120について説明する。図14(a)は、カメラ接続部206側(Y方向下側)から見た外部フラッシュユニット120を示している。図14(b)は、図14(a)中のA−A線での切断面を示し、カメラ接続部206の内部構造を示す。図15(a)は、カメラ接続部206を示している。ただし、基台部250とロックレバー253の図示は省略されている。図15(b)は、Z方向前方から見たカメラ接続部206を示している。
図16(a)は、カメラ100に外部フラッシュユニット120が装着された状態を斜め背面側から見て示している。図16(b)は、図16(a)中のB−B線での切断面を示し、外部フラッシュユニット120のカメラ接続部206(シュー取付脚400a)がカメラ100のアクセサリシュー123(係合部材151)に挿入されている途中の状態を示す。図16(c)は、図16(b)と同断面を示し、シュー取付脚400aのアクセサリシュー123への挿入が完了してシュー取付脚400aがアクセサリシュー123により保持された状態を示している。
シュー取付脚400aは、実施例1のシュー取付脚251と同様に、外部フラッシュユニット120をカメラ100のアクセサリシュー123に係合させるための係合部材である。すなわち、シュー取付脚400aは、アクセサリシュー123の係合部材151に対して着脱可能な外部フラッシュユニット120側の係合部材である。
シュー取付脚400aと保持部材400は、実施例2のシュー取付脚300aと保持部材300と同様に、樹脂材料(非導電性材料)により一体部材として形成されている。これにより、実施例1で説明した一対の第1のビス260aと一対の第2のビス260bが不要になって接続端子257を配置するスペースが広くなるため、実施例1よりも多くの数の接続端子257を配置することができる。この結果、外部フラッシュユニット120は、カメラ接続部206とアクセサリシュー123を介してより多くの情報をカメラ100と通信することができる。
接続プラグ400bは、カメラ接続部206におけるZ方向前側に設けられており、実施例2と同様に非導電性の樹脂材料により形成された保持部材400と一体の部材として形成されている。実施例1及び実施例2と同様に、接続プラグ400bのX方向での最外幅Tをシュー取付脚400aのX方向での幅Wより狭くすることで、シュー取付脚400aにおいて当接部400eを設ける領域を確保している。接続プラグ400bは、図5(c)に示したアクセサリシュー123の複数の接続端子152aに接触して通信を行うための複数の接続端子257を有する。シューカバー301は、保持部材400に対して取り付けるエンクロージャーであり、複数の接続端子257を保護する部材である。接続端子257の形状は実施例1及び実施例2と同じであり、段差部257eを設けてシューカバー301と干渉することなく十分な伸延部257bのZ方向の距離Lを確保している。
接続プラグ400bの形状も、実施例1および実施例2の接続プラグ256と同様であり、接続プラグ400bのX方向両端には、複数の接続端子257を挟み込むようにY方向下側に突出する一対の突起部400cが設けられている。図15(b)に示すように、各突起部400cの下先端部400kは、接続端子257を圧力や衝撃等の外力から保護するために、接続端子257の先端部257aの下端を結んだラインよりも下側まで突出している。つまり、接続端子257の先端部257aは、一対の突起部400bの下先端部400kを結んだラインよりも上側(内側)に設けられている。
また本実施例でも、各突起部400cのX方向外側には、下先端部400kから斜め上側に延びて斜め下側を向いた斜面部400fが設けられている。各突起部400cがこのような形状を有することで、接続プラグ400bを、実施例1で説明した接続端子コネクタ152において斜面部152dを有する溝部152c内に挿入することが可能である。実施例1及び実施例2でも説明したように、斜面部400fは、接続プラグ400bに対する圧力や衝撃等の外力を逃がして接続プラグが破損しないようにする役割を有する。
さらに実施例1および実施例2と同様に、両側の斜面部400fのうち下先端部400kにおける斜面開始位置400g間のX方向での距離をできるだけ短く設けることが望ましいため、両側の斜面開始位置400gをX方向での保持部材254の幅Vより内側に設けて、シュー取付脚400aの当接部400eの領域を十分に確保している。
保持部材400は、図5(a)に示した係合部材151の係合部間隔151aaに挿入可能および係合部材151に係合可能に形成され、かつX方向においてシュー取付脚400aの幅Wよりも短い幅Vを有する連結部400hを有する。幅Wと幅Vは、実施例1および実施例2と同様に日本工業規格(JIS)のB7101−1975「カメラの付属品取付座及び取付足」で寸法が規定されている。連結部400hが係合部材151と嵌合することによって、外部フラッシュユニット120のカメラ100に対するX方向での位置が決まる。
なお、保持部材400は、シュー取付脚400aと基台部250とを連結するための構造体でもあり、ロックピン252と接続端子257は連結部400hの内部に配置されている。
シュー取付脚400aは、図16(b),(c)に示すように、図4(a),(b)に示したアクセサリシュースプリング154の弾性変形部154aに当接する当接範囲(第1の範囲)400jを有する。当接範囲400jがアクセサリシュースプリング154の弾性変形部154aと当接することによって、シュー取付脚400aはY方向上側に付勢され、シュー嵌合部400dの上面が係合部材151の下面と当接する。図16(b),(c)中の矢印Fは、アクセサリシュースプリング154による付勢力を表している。これにより、外部フラッシュユニット120のカメラ100に対するY方向での位置が決まる。当接範囲400jは、外部フラッシュユニット120のアクセサリシュー123への装着途中状態および装着完了状態にてアクセサリシュースプリング154の弾性変形部154aにより付勢される付勢範囲に相当する。当接範囲400jは、装着方向であるZ方向前方(カメラ100の正面側)側の複数の接続端子152aの両側に配置されている。
また、シュー取付脚400aは、アクセサリシュースプリング154の弾性変形部154aが当接しない非当接範囲(第2の範囲)400iを有する。この非当接範囲400iは、外部フラッシュユニット120のアクセサリシュー123への装着途中状態および装着完了状態にてアクセサリシュースプリング154の弾性変形部154aにより付勢されない非付勢範囲に相当する。図16(c)では、アクセサリシュースプリング154と非当接範囲400iとの間に隙間が生じているため、非当接範囲400iに対するアクセサリシュースプリング154による付勢力は0である。
本実施例では、非当接範囲400iのY方向での厚みを、当接範囲400jの同方向の厚みよりも大きく設定している。当接範囲400jの厚みは、実施例1および実施例2と同じに設定されている。非当接範囲400iのY方向の厚みを当接範囲400jよりも大きくするのは以下の理由による。
本実施例の樹脂製シューは、実施例1の金属シューに対して、同一形状で比較した場合に強度面で劣る。このため、シュー取付脚400aの非当接範囲400iのY方向の厚みを大きくすることで強度を確保することができる。断面2次モーメントにより計算される強度は厚みの2乗に比例して増加するので、Y方向の厚みを増やすことで効率的に強度を上げることが可能となる。また、非当接範囲400iのZ方向の長さを当接範囲400jのZ方向の長さよりも長くすることで、より強度を確保することができる。
また、当接範囲400jの厚みを実施例1および実施例2と同じとすることで、シュー取付脚400aにJIS規格に準じた汎用性を持たせ、かつアクセサリシュースプリング154の弾性変形部154aが降伏点を超えて塑性変形を起こさないようにすることができる。また、アクセサリシュー123に外部フラッシュユニット120を装着するときに、実施例1および実施例2の構成と装着荷重を同じにするために、当接範囲400jのY方向の厚みを実施例1および実施例2と同じにしている。
さらに、非当接範囲400iが当接範囲400jよりもZ方向の装着側に設けられていることで、アクセサリシュー123に外部フラッシュユニット120を装着する途中であっても弾性変形部154aが降伏点を超えて塑性変形を起こさないようにすることができる。
また、本実施例では、非当接範囲400iは、外部フラッシュユニット120のアクセサリシュー123への装着途中状態および装着完了状態にてアクセサリシュースプリング154の弾性変形部154aにより付勢されない非付勢範囲とした。しかし、非当接範囲400iが外部フラッシュユニット120のアクセサリシュー123への装着途中状態および装着完了状態にてアクセサリシュースプリング154により付勢される構成であってもよい。その場合、外部フラッシュユニット120がアクセサリシュー123により保持された状態にて、アクセサリシュースプリング154による付勢力が当接範囲400jよりも小さい範囲を非当接範囲400iに相当する範囲とすればよい。すなわち、シュー取付脚400aの第2の範囲は第1の範囲よりも厚さが大きく、第2の範囲は第1の範囲よりもアクセサリシュースプリング154による付勢力が小さい(付勢力0も含む)構成であればよい。
さらに、接続端子コネクタ152のZ方向前側の当接面152bに対してシュー取付脚400aの当接部400eが当接することによって、外部フラッシュユニット120のカメラ100に対するZ方向での位置が決まる。
本発明の実施例4であるアクセサリシュー423について説明する。図17は、カメラ100から分離されたトップカバー450と、分解されたアクセサリシュー423を示している。
アクセサリシュー423は、係合部材451、接続端子コネクタ452、シューステージ453およびアクセサリシュースプリング154を有する。係合部材451は、外部フラッシュユニット120との係合により該外部フラッシュユニット120を保持するための部材である。接続端子コネクタ452は、複数の接続端子452aを備えている。シューステージ453は、係合部材451と接続端子コネクタ452を囲うハウジング部材である。アクセサリシュー保持部材155は、係合部材451を保持する構造躯体である。
アクセサリシュー保持部材155、フレキシブル基板458、トップカバー450、シューステージ453および接続端子コネクタ452は、これらに形成された孔部に挿入される4本のビス157によって係合部材451に締結される。これにより、これらの部材が互いに位置決めされて固定される。
アクセサリシュー423に外部フラッシュユニット120が装着された状態において、接続端子452aは、外部フラッシュユニット120と電気的に接続される。また、複数の接続端子452aはそれぞれ、トップカバー450のY方向下側に配置されたフレキシブル基板458と電気的に接続されている。
フレキシブル基板458は、カメラ100の不図示のメイン基板に接続されている。このため、アクセサリシュー423に外部フラッシュユニット120が装着されると、外部フラッシュユニット120とカメラ100との間での通信が可能となる。フレキシブル基板458をカメラ100の内部に接続するため、シューステージ453には開口部453aが、トップカバー450には開口部450aがそれぞれ設けられている。
次に、図18(a)〜(c)を用いて防滴構造について説明する。図18(a)は、シューステージ453に組み込まれたアクセサリシュー423を上方(+Y方向)から見て示す。図18(b)は、シューステージ453のみを+Y方向から見て示している。図18(C)は、図18(a)中のA−A線での断面を示す。
接続端子コネクタ452のZ方向後方(カメラ100の背面側)には、図6(a)に示した外部フラッシュユニット120のロックピン252と係合する係合孔部452bが設けられている。係合部材451には、前述したビス157が締結されるビス孔部451aが設けられている。シューステージ453には、ビス157が貫通する貫通孔部453cが設けられている。
シューステージ453に設けられた開口部453aの周囲には、矩形枠形状の防滴部材453bが設けられている。防滴部材453bは、エラストマ等の弾性を有する部材であり、シューステージ453と一体に形成されている。本実施例では、防滴部材453bは射出成型の2色成型によってシューステージ453と一体に形成されている。
図18(c)に示すように、防滴部材453bは、接続端子コネクタ452と干渉(当接)して圧縮されることにより、水がシューステージ453の開口部453aとトップカバー450の開口部450aからカメラ100の内部へ侵入することを防ぐ。防滴部材453bは、シューステージ453とは別部材として、スポンジやシリコン等の弾性部材で形成されてもよい。
防滴部材453bは、接続端子コネクタ452の+Y方向からの投影面内(XZ投影面内)に配置されている。また、前述したビス孔部451aと貫通孔部453cは、防滴部材453bの内側に配置されている。これにより、ビス孔部451aと貫通孔部453からの水の侵入も防ぐことができる。
このようにシューステージ453の開口部453aの周囲に設けられた防滴部材453bと接続端子コネクタ452とが干渉することにより、カメラ100の内部への水の侵入を防ぐことができる。
以上説明した各実施例は代表的な例にすぎず、本発明の実施に際しては、各実施例に対して種々の変形や変更が可能である。
100 デジタルカメラ
120 外部フラッシュユニット
123 アクセサリシュー
206 カメラ接続部(シュー装置)
251 シュー取付脚(係合部材)
254 保持部材
256 接続プラグ
256a 突起部
256b 斜面部
257 接続端子

Claims (37)

  1. 電子機器が備えるアクセサリシュー装置に対して第1の方向に着脱されるシュー装置であって、
    前記第1の方向に直交する第2の方向に並んだ複数の接続端子と、
    該複数の接続端子を保持する保持部材と、
    前記保持部材に固定され又は一体に設けられ、前記シュー装置が前記アクセサリシュー装置に装着された状態で該アクセサリシュー装置により保持される脚と、
    前記脚よりも前記第1の方向における装着側に設けられ、前記第2の方向における前記複数の接続端子の両側に前記第1および第2の方向に直交する第3の方向に突出する突起部を有する接続プラグとを有し、
    前記突起部は、前記第2の方向の外側に、該第2の方向に対して傾きを有する斜面部を有することを特徴とするシュー装置。
  2. 前記第3の方向において、前記斜面部の高さは、前記突起部を含む前記接続プラグの高さの1/5以上であることを特徴とする請求項1に記載のシュー装置。
  3. 前記第2の方向に対する前記斜面部の傾き角度は、45°±20°の範囲であることを特徴とする請求項1または2に記載のシュー装置。
  4. 前記第2の方向の両側に設けられた前記突起部のそれぞれの前記第3の方向での先端部における前記斜面部の端の間の幅が、前記保持部材の前記第2の方向での幅よりも狭いことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のシュー装置。
  5. 前記脚は、前記第2の方向における前記複数の接続端子の両側に配置された締結部材によって前記保持部材に固定されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のシュー装置。
  6. 前記保持部材は樹脂により形成され、前記脚は金属により形成されていることを特徴とする請求項5に記載のシュー装置。
  7. 前記脚は、樹脂材料により前記保持部材と一体に形成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のシュー装置。
  8. 前記接続プラグの前記第2の方向での最外幅は、前記脚の前記第2の方向での幅よりも狭いことを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載のシュー装置。
  9. 前記脚は、装着された前記アクセサリシュー装置に前記第1の方向において当接する当接部を有することを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載のシュー装置。
  10. 電子機器が備えるアクセサリシュー装置に対して第1の方向に着脱されるシュー装置であって、
    前記第1の方向に直交する第2の方向に並んだ複数の接続端子と、
    前記複数の接続端子を保持する保持部材と、
    前記保持部材に一体に設けられ、前記シュー装置が前記アクセサリシュー装置に装着された状態で前記アクセサリシュー装置により保持される脚と、
    前記脚よりも前記第1の方向における装着側に設けられ、前記第2の方向における前記複数の接続端子の両側に前記第1および第2の方向に直交する第3の方向に突出する突起部を有する接続プラグとを有し、
    前記脚は、前記アクセサリシュー装置により保持された状態で該アクセサリシュー装置に設けられた付勢部材により前記第3の方向に付勢される第1の範囲と前記付勢部材による付勢力が前記第1の範囲よりも小さい第2の範囲とを有し、
    前記第3の方向において、前記脚の前記第2の範囲の厚みが前記第1の範囲の厚みよりも大きいことを特徴とするシュー装置。
  11. 前記第1の範囲は、前記シュー装置が前記アクセサリシュー装置に装着される途中の状態において前記付勢部材のうち前記脚を前記第3の方向に付勢するための弾性変形部が当接する部分を含むことを特徴とする請求項10に記載のシュー装置。
  12. 前記第2の範囲は、前記アクセサリシュー装置により保持された状態で前記弾性変形部により付勢されない範囲であることを特徴とする請求項11に記載のシュー装置。
  13. 電子機器が備えるアクセサリシュー装置に対して第1の方向に着脱されるシュー装置であって、
    前記第1の方向に直交する第2の方向に並んだ複数の接続端子と、
    前記複数の接続端子を保持する保持部材と、
    前記保持部材に一体に設けられ、前記シュー装置が前記アクセサリシュー装置に装着された状態で前記アクセサリシュー装置により保持される脚と、
    前記脚よりも前記第1の方向における装着側に設けられ、前記第2の方向における前記複数の接続端子の両側に前記第1および第2の方向に直交する第3の方向に突出する突起部を有する接続プラグとを有し、
    前記脚は、前記第1の方向に第1の範囲と第2の範囲が並ぶように設けられており、
    前記第3の方向において、前記脚の前記第2の範囲の厚みが前記第1の範囲の厚みよりも大きいことを特徴とするシュー装置。
  14. 前記脚は、前記第2の方向における前記複数の接続端子の両側に配置されていることを特徴とする請求項10から13のいずれか一項に記載のシュー装置。
  15. 前記第1の方向において、前記脚の前記第2の範囲の長さが前記第1の範囲の長さよりも長いことを特徴と請求項10から14のいずれか一項に記載のシュー装置。
  16. 前記脚は、前記第1の範囲が前記第2の範囲よりも前記第1の方向における装着側に設けられていることを特徴とする請求項10から15のいずれか一項に記載のシュー装置。
  17. 前記脚は、樹脂材料により前記保持部材と一体に形成されていることを特徴とする請求項10から16のいずれか一項に記載のシュー装置。
  18. 請求項1から17のいずれか一項に記載のシュー装置を有することを特徴するアクセサリ。
  19. 請求項1から17のいずれか一項に記載のシュー装置が着脱可能であることを特徴とするアクセサリシュー装置。
  20. 請求項19に記載のアクセサリシュー装置を備えたことを特徴とする電子機器。
  21. アクセサリが第1の方向に着脱されるアクセサリシュー装置であって、
    複数の接続端子と、
    該複数の接続端子を保持する保持部材と、
    前記アクセサリと係合する係合部材とを有し、
    前記保持部材は、
    前記第1の方向に直交する第2の方向における前記複数の接続端子の両側に、前記アクセサリを挿入可能な溝部を有し、
    前記溝部は、前記第2の方向の内側を向き、かつ該第2の方向に対して傾きを有する斜面部を有することを特徴とするアクセサリシュー装置。
  22. 前記第1および第2の方向に直交する第3の方向において、前記斜面部の高さは前記溝部の高さの1/5以上であることを特徴とする請求項21に記載のアクセサリシュー装置。
  23. 前記第2の方向に対する前記斜面部の傾き角度は、45°±20°の範囲であることを特徴とする請求項21または22に記載のアクセサリシュー装置。
  24. 前記係合部材は、互いに前記第2の方向に第1の幅だけ離間し、それらの間に前記アクセサリが挿入される一対の係合部を有し、
    前記第1の方向から見たときに、前記両側に設けられた前記溝部のそれぞれの底面側での前記斜面部の端は、前記第2の方向において前記第1の幅の内側に位置することを特徴とする請求項21から23のいずれか一項に記載のアクセサリシュー装置。
  25. 前記第1の方向から見たときに、前記両側に設けられた前記溝部のそれぞれの前記第2の方向での最も外側の内面は、前記第2の方向において前記第1の幅よりも外側、かつ前記係合部材の最も外側の内面より内側に設けられていることを特徴とする請求項24に記載のアクセサリシュー装置。
  26. 前記保持部材は、装着された前記アクセサリに前記第1の方向において当接する当接面を有することを特徴とする請求項21から25のいずれか一項に記載のアクセサリシュー装置。
  27. 前記斜面部は、前記溝部とともに、前記当接面から前記第1の方向における装着側に延びるように形成されていることを特徴とする請求項26に記載のアクセサリシュー装置。
  28. 前記係合部材は、装着されたアクセサリを前記第3の方向に付勢して該係合部材に当接させる付勢部材を備えていることを特徴とする請求項21から27のいずれか一項に記載のアクセサリシュー装置。
  29. アクセサリが第1の方向に着脱されるアクセサリシュー装置であって、
    前記第1の方向に直交する第2の方向に並んだ複数の接続端子と、
    前記複数の接続端子に接続されたフレキシブル基板と、
    前記複数の接続端子を保持する保持部材と、
    前記アクセサリと係合する係合部材と、
    前記保持部材および前記係合部材を囲うように配置されたハウジング部材とを有し、
    前記ハウジング部材は、前記フレキシブル基板が通る開口部を有し、
    前記開口部の周囲に、前記保持部材と当接する弾性を有する防滴部材が設けられていることを特徴とするアクセサリシュー装置。
  30. 前記防滴部材は、前記ハウジング部材に一体に形成されていることを特徴とする請求項29に記載のアクセサリシュー装置。
  31. 前記防滴部材は、前記保持部材の前記第1および第2の方向に直交する方向での投影面内に配置されていることを特徴とする請求項29または30に記載のアクセサリシュー装置。
  32. 前記係合部材は、前記保持部材と前記ハウジング部材を保持するためのビス孔部を有し、
    前記ビス孔部が前記防滴部材で囲まれた領域に配置されていることを特徴とする請求項29から31のいずれか一項に記載のアクセサリシュー装置。
  33. 前記係合部材は、前記アクセサリに設けられたロックピンと係合する係合孔部を有し、
    前記係合孔部が前記防滴部材で囲まれた領域に配置されていることを特徴とする請求項29から32のいずれか一項に記載のアクセサリシュー装置。
  34. 前記フレキシブル基板は、前記防滴部材で囲まれた領域にて前記複数の接続端子に接続されていることを特徴とする請求項29から32のいずれか一項に記載のアクセサリシュー装置。
  35. 請求項21から34のいずれか一項に記載のアクセサリシュー装置を備えたことを特徴とする電子機器。
  36. 請求項21から34のいずれか一項に記載のアクセサリシュー装置に着脱可能であることを特徴とするシュー装置。
  37. 請求項36に記載のシュー装置を有することを特徴するアクセサリ。
JP2021020408A 2020-04-09 2021-02-12 シュー装置、アクセサリ、アクセサリシュー装置および電子機器 Pending JP2021167935A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020070625 2020-04-09
JP2020070625 2020-04-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021167935A true JP2021167935A (ja) 2021-10-21
JP2021167935A5 JP2021167935A5 (ja) 2024-02-19

Family

ID=78079518

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020148939A Active JP7346371B2 (ja) 2020-04-09 2020-09-04 シュー装置、アクセサリ、アクセサリシュー装置および電子機器
JP2021020408A Pending JP2021167935A (ja) 2020-04-09 2021-02-12 シュー装置、アクセサリ、アクセサリシュー装置および電子機器

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020148939A Active JP7346371B2 (ja) 2020-04-09 2020-09-04 シュー装置、アクセサリ、アクセサリシュー装置および電子機器

Country Status (1)

Country Link
JP (2) JP7346371B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4375268B2 (ja) 2004-04-27 2009-12-02 ソニー株式会社 電子機器およびアクセサリー機器
JP5310899B2 (ja) 2011-06-30 2013-10-09 株式会社ニコン アクセサリー、カメラ、アクセサリーシュー、及びコネクター
JP6716271B2 (ja) 2016-02-03 2020-07-01 キヤノン株式会社 アクセサリ用信号端子コネクタ、アクセサリーシュー装置、及び撮像装置並びにアクセサリ
JP6918470B2 (ja) 2016-11-24 2021-08-11 キヤノン株式会社 アクセサリシュー装置、撮像装置、及びアクセサリ

Also Published As

Publication number Publication date
JP7346371B2 (ja) 2023-09-19
JP2021167932A (ja) 2021-10-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9709875B2 (en) Electric contact device, lens unit, and imaging device
US20050275748A1 (en) Socket
JPH09127406A (ja) 測距装置
WO2021206018A1 (ja) シュー装置、アクセサリ、アクセサリシュー装置および電子機器
JP7346371B2 (ja) シュー装置、アクセサリ、アクセサリシュー装置および電子機器
US11599012B2 (en) Connecting device of accessory that is detachably attached to accessory shoe device of electronic apparatus, accessory, accessory connecting mechanism, and electronic apparatus system
JP4460790B2 (ja) 電子機器
US20220100055A1 (en) Shoe device and accessory having shoe device
CN210376827U (zh) 光学部件驱动装置、照相机装置以及电子设备
CN112698462A (zh) 光学部件驱动装置、照相机装置以及电子设备
US11841609B2 (en) Electronic apparatus with accessory shoe device and accessory attachable to accessory shoe device
JP2994846B2 (ja) カメラ
JP7272155B2 (ja) 電子機器及び撮像装置
JP2024059212A (ja) シュー装置およびアクセサリ
US7875817B2 (en) Electronic apparatus
JP2010181735A (ja) ストロボ装置
JP2002277942A (ja) カメラ
JP2002277941A (ja) カメラ
JPH09197523A (ja) カメラ
JP2000267155A (ja) カメラ

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240208

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20240208