JPH09127406A - 測距装置 - Google Patents

測距装置

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JPH09127406A
JPH09127406A JP7283442A JP28344295A JPH09127406A JP H09127406 A JPH09127406 A JP H09127406A JP 7283442 A JP7283442 A JP 7283442A JP 28344295 A JP28344295 A JP 28344295A JP H09127406 A JPH09127406 A JP H09127406A
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JP
Japan
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light
distance measuring
light receiving
light emitting
emitting element
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Withdrawn
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JP7283442A
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English (en)
Inventor
Yuka Hikita
由加 引田
Osamu Nonaka
修 野中
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Priority to US08/738,338 priority patent/US5812893A/en
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01CMEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
    • G01C3/00Measuring distances in line of sight; Optical rangefinders
    • G01C3/02Details
    • G01C3/06Use of electric means to obtain final indication
    • G01C3/08Use of electric radiation detectors
    • G01C3/085Use of electric radiation detectors with electronic parallax measurement
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S17/00Systems using the reflection or reradiation of electromagnetic waves other than radio waves, e.g. lidar systems
    • G01S17/02Systems using the reflection of electromagnetic waves other than radio waves
    • G01S17/06Systems determining position data of a target
    • G01S17/46Indirect determination of position data
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/28Systems for automatic generation of focusing signals
    • G02B7/30Systems for automatic generation of focusing signals using parallactic triangle with a base line
    • G02B7/32Systems for automatic generation of focusing signals using parallactic triangle with a base line using active means, e.g. light emitter

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、投受光レンズの間隔を短縮して装
置の小型化、製造コストの低減化を実現すると共に、高
い測距精度を有する測距装置を提供する。 【解決手段】 発光素子17および受光素子18を有す
る測距装置において、電気部品が実装される基板19を
具備し、この基板19の表面および裏面に発光素子17
および受光素子18をそれぞれ配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、測距装置、詳し
くは発光素子および受光素子を有する測距装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、写真(静止画)撮影等を行な
うカメラや、動画撮影等を行なうビデオカメラ等の各種
撮影装置等に適用される自動焦点調節装置(以下、オー
トフォーカス(AF)装置という。)においては、例え
ば、被写体に向けて赤外線等を発光し、その反射光を受
光することによって被写体までの距離を測距する、いわ
ゆるアクティブ方式のものが一般的に実用化されてい
る。
【0003】図19は、このようなアクティブ方式の測
距装置の一例を示す概略斜視図である。この図19に示
すように、メイン基板301には、リード線306によ
って発光素子302が実装されたサブ基板303が、リ
ード線307によって受光素子304が実装されたサブ
基板305とが、それぞれ接続されており、これにより
測距回路が形成されている。
【0004】そして、上記サブ基板303,305は、
それぞれ上記メイン基板301、および上記発光素子3
02および受光素子304の前方にそれぞれ配設されて
いる投光レンズ308および受光レンズ309の光軸に
対して直交するように配置されている。
【0005】即ち、従来より一般的に実用化されている
AF装置、例えばカメラ、ビデオカメラ等の撮影装置等
に適用されているAF装置において、上記メイン基板3
01については、撮影装置自体の小型化等の必要性か
ら、撮影光軸と平行に配置される一方、上記発光素子3
02および受光素子304がそれぞれ実装されているサ
ブ基板303,305については、三角測量法に基づく
測距動作を行なうために、上記メイン基板301とサブ
基板303,305とをそれぞれ別体に形成して、これ
らを上記投光レンズ308および受光レンズ309の光
軸と直交するように配置されるようになっている。
【0006】ところで、近年、写真撮影等を行なうカメ
ラ等においては、携帯に便利なように小型(コンパク
ト)化の傾向にあり、これに伴って、これら小型カメラ
等に適用される測距装置についても小型化への要求があ
る。そこで、測距装置自体の小型化を実現するために、
投光レンズ(発光素子)と受光レンズ(受光素子)との
間隔を小さくする等のことが考えられる。
【0007】また、測距装置の小型化を実現するための
技術としては、例えば特開平3−138627号公報、
実開平2−13217号公報等によって、種々の提案が
なされている。
【0008】上記特開平3−138627号公報等にお
いて開示されているAF装置は、同一基板上に発光素子
(IRED等)および受光素子(PSD等)を実装し、
反射鏡等を介して投光レンズおよび受光レンズに光を導
くようにしたものである。
【0009】また、上記実開平2−13217号公報等
において開示されている電子機器においては、受光素子
を実装するための基板に、光学的な特性を持たせること
で、光学フィルタの機能を兼用させるようにしたもので
あって、これにより、装置の単純化、小型化を実現して
いるものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、カメラ等の
小型化を実現するために、測距装置の投受光レンズの間
隔を短縮した場合には、発光素子と受光素子の間隔も短
縮されてしまうことにより、発光素子から投光された光
が被写体により反射して受光素子に入射する光、つま
り、測距を行なうために必要な測距用の信号光以外に
も、上記発光素子から受光素子に直接入射してしまう有
害光成分の問題が生じてしまい、これが、測距精度の劣
化の原因になるものと考えられる。
【0011】また、上記特開平3−138627号公報
において開示されている手段によれば、例えば上記有害
光成分の問題の対策として、発光素子と受光素子との間
を遮光する等の必要があるが、これについての記載がな
いので、上記有害光成分の問題は解決されていないもの
である。
【0012】そして、上記実開平2−13217号公報
において開示されている手段によれば、透光性を有する
基板を適用して、光学フィルタを兼用するようにしてい
るので、光減衰量が大きくなってしまうという問題点が
ある。
【0013】本発明の目的は、上記従来の問題点を解消
し、投受光レンズの間隔を短縮することで装置の小型化
および製造コストの低減化を実現すると共に、測距精度
の劣化を防ぎ、高い測距精度を確保することのできる測
距装置を提供するにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明による測距装置
は、発光素子および受光素子を有する測距装置におい
て、電気部品が実装される基板を具備し、上記基板の表
面および裏面に上記発光素子および受光素子をそれぞれ
配置したことを特徴とする。
【0015】また、発光素子および受光素子を有する測
距装置において、上記両素子を含む電気部品が実装され
るフレキシブル基板と、補強部材と、を具備し、上記電
気部品が実装されたフレキシブル基板を上記補強部材に
沿って折り曲げて配置することにより、上記発光素子と
上記受光素子とが上記補強部材を間に対向して配置され
ていることを特徴とする。
【0016】そして、上記補強部材は、上記受光素子の
信号ラインのシールドを兼ねていることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図示の実施の形態によって
本発明を説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態
の測距装置の概略構成を示す図である。
【0018】図1に示すように、本発明の第1の実施の
形態の測距装置は、本体20の内部において、例えば赤
外発光ダイオード(IRED)等からなる発光素子17
および光信号検出機能を有する光位置検出素子(PS
D)等からなる受光素子18と、電気部品等が実装され
る基板19と、上記発光素子17から発する測距用光束
を反射させることでその光路を変換する第1反射板であ
る第1反射鏡22と、上記発光素子17からの光束を集
光して被写体21に向けて投光する投光レンズ16と、
被写体21によって反射された反射信号光を受光する受
光レンズ15と、この受光レンズ15によって集光され
た光束を反射させることでその光路を変換する第2反射
板である第2反射鏡23等がそれぞれ配置されているこ
とによって構成されている。
【0019】上記発光素子17および受光素子18は、
それぞれ上記基板19の表面上および裏面上に実装され
ることによって配置されている。
【0020】上記基板19は、不透明な部材によって形
成されており、上記投光レンズ16と上記受光レンズ1
5の間において、この両レンズ15,16の光軸に平行
に配置されている。従って、この基板19によって上記
発光素子17と上記受光素子18との間の遮光がなされ
ることとなり、これによって、上記発光素子17から発
する測距用光束が上記受光素子18に直接入射する有害
光成分を除去するようになっている。
【0021】上記受光素子18は、上述したように、光
信号検出機能を有する、例えば方光位置検出素子(PS
D)等によって形成されており、信号光の入射位置に応
じて電気信号を出力するものである。これにより、この
位置信号に基づいて三角測量の原理を利用して被写体距
離の測定を行なうようになっている。
【0022】このように構成された上記第1の実施の形
態の測距装置において、上記発光素子17より発した測
距用光は、図1において矢印によって示すように、まず
上記第1反射鏡22に反射して、その光路を角度90度
変換され、この測距装置の前面側に設けられている上記
投光レンズ16により集光される。
【0023】上記投光レンズ16によって集光された光
束は、被写体21に向けて投射され、この被写体21に
より反射された光束が上記受光レンズ15によって集光
されて測距装置内に導光され、上記第2反射鏡23によ
ってその光路を角度90度変換されて、上記受光素子1
8に入射されることとなる。
【0024】この場合において、正確な測距精度を確保
するために、上記受光素子18は、上記被写体21に反
射して戻ってくる反射信号光のみを受光する必要がある
が、例えば上記発光素子17より投射される光の直接光
が入射してしまったりした場合には、正確な測距結果を
得ることができないこととなる。
【0025】そこで、この第1の実施の形態の測距装置
においては、上記基板19については、上述したように
不透明な部材を適用することで、上記発光素子17およ
び受光素子18の間の遮光を行ない、発光素子17から
受光素子18に直接入射してしまう有害光成分の除去が
行なわれている。
【0026】以上説明したように上記第1の実施の形態
によれば、1枚の基板19の表面および裏面に発光素子
17および受光素子18をそれぞれ配置したことによっ
て、投光レンズ16および受光レンズ15の間隔を短縮
することができると共に、装置の構成部材を減らすこと
ができる。これによって、装置自体の省スペース化を実
現すると共に、装置の小型化を実現し、さらに製造コス
トの低減化を実現することができる。
【0027】また、上記基板19を不透明な部材とする
ことで、この基板19の表面および裏面に実装された発
光素子17と受光素子18との間の遮光を行なうように
したことで、上記発光素子17から発する測距用光束が
上記受光素子18に直接入射する有害光成分を除去する
ことができるので、上記投光レンズ16および上記受光
レンズ15の間隔を短縮したにもかかわらず、高い測距
精度を確保することができる。
【0028】図2は、本発明の第2の実施の形態の測距
装置の概略構成を示す図である。この第2の実施の形態
においては、上述の第1の実施の形態において適用した
第1、第2反射鏡22,23を廃して、発光素子より発
する測距用光束を投光レンズを介して、被写体21に直
接投射し、その反射信号光を受光レンズを介して受光素
子によって直接受光するようにしたものである。
【0029】即ち、図2に示すように、この第2の実施
の形態の測距装置は、本体20A内において、発光素子
17Aおよび受光素子18Aと、投光レンズ16Aおよ
び受光レンズ15Aと、基板19A等がそれぞれ配置さ
れることにより構成されている。
【0030】上記基板19Aの表面および裏面には、上
記発光素子17Aおよび上記受光素子18Aがそれぞれ
実装されているが、この第2の実施の形態においては、
上述の第1の実施の形態における面実装とは異なり、上
記発光素子17Aおよび上記受光素子18Aは、基板1
9Aに対して半田付け等によって実装する、いわゆる、
さし部品等によってなるものである。
【0031】上記発光素子17Aおよび受光素子18A
は、この測距装置の本体20Aの前面側にそれぞれ並べ
て配置されている上記投光レンズ16Aおよび受光レン
ズ15Aの後方において、その光軸とその投光面および
受光面が直交するように、それぞれ配置されている。こ
れにより、上記発光素子17Aより発した測距用光束は
投光レンズ16Aに直接入射し、また、上記受光レンズ
15Aにより集光された被写体からの反射信号光は、受
光素子18Aに直接入射するようになっている。
【0032】そして、この第2の実施の形態において
も、上記基板19Aは不透明な部材を適用することで、
上記発光素子17Aおよび受光素子18A間の遮光がな
され、上記発光素子17Aから上記受光素子18Aに直
接入射してしまう有害光成分を除去するようになってい
る。
【0033】なお、上述したように、上記発光素子17
Aおよび受光素子18Aは、さし部品等からなるもので
あるので、上記基板19Aには、これらを配置するため
の孔部(図示せず)を設ける必要があるが、上記発光素
子17Aおよび受光素子18Aを基板19A上に実装す
る際には、この孔部は半田付け等によって塞がれること
となるので、この孔部による直接光の入射は防止される
こととなるので、問題はない。
【0034】なお、上記基板19Aには、発光素子17
Aを駆動するためのトランジスタ等を含むドライバ回路
や、受光素子18Aの出力を処理するためのIC回路等
を実装するようにしてもよい。
【0035】図3は、上記第2の実施の形態の測距装置
をカメラ等の内部に配設した場合について、簡単に例示
する斜視図である。なお、この図3においては、図面の
煩雑化を避けるためにカメラ本体については、二点鎖線
によって示すと共に、その構成部品についても省略して
図示している。
【0036】図3に示すように、上記測距装置側の基板
19Aは、カメラ本体1内の上部において、このカメラ
を駆動するための回路等が実装されている基板24上に
おいて、互いに直交するように配設されている。
【0037】つまり、図4に示すように、測距装置側の
基板19Aとカメラ本体側の基板24を直交するように
配設し、その接触部において、例えば半田付け等の接続
手段26によって固定すると共に、上記測距装置側とカ
メラ本体側とを電気的に接続し、相互に通信を行なうこ
とができるようになっている。
【0038】また、上記測距装置側とカメラ本体側との
接続については、図5に示すように、測距装置側の基板
19Aをカメラ本体1の内部において固定部材(図示せ
ず)等によって、基板24と接触しないように、かつ直
交するように配設すると共に、例えばリード線27等を
介して基板19と基板24との間を接続するようにして
もよい。
【0039】さらに、上記測距装置側とカメラ本体側と
の接続について、図6に示すように、測距装置側の基板
19Aとカメラ本体側の基板24上において、それぞれ
銅箔等の伝導体を露出させるようにしたコネクト部28
等をそれぞれ設け、フレキシブルプリント基板(FP
C)29等を介して接続するようにしてもよい。
【0040】なお、上記基板24については、一般的な
硬質基板、または、折り曲げ自在で柔軟な材質からなる
フレキシブル基板等のいずれを適用するようにしても同
様である。
【0041】以上説明したように上記第2の実施の形態
においても、上述の第1の実施の形態と同様の効果を得
ることができる。
【0042】図7は、本発明の第3の実施の形態の測距
装置の概略構成を示す分解斜視図である。この第3の実
施の形態においては、発光素子および受光素子を実装す
る基板としてフレキシブル基板を適用して、上述の第1
の実施の形態と同様の構成となるようにしたものであ
る。
【0043】即ち、図7に示すように、この第3の実施
の形態の測距装置は、本体20aおよびカバー部材20
bによって形成される筐体(ユニット)内に各構成部材
が配設されるようになっている。つまり、上記本体20
a内には、フレキシブル基板19Bが折り曲げられて配
置されるようになっている。
【0044】上記フレキシブル基板19上には、発光素
子17Bおよび受光素子18Bや、この受光素子18B
の出力信号の処理等を行なうためのアナログ集積回路
(IC回路)18a等が実装されており、また、上記基
板19と、この測距装置が適用されるカメラ本体側の基
板(図7においては図示せず)とを電気的に接続するた
めのコネクト部19Ba等が配設されている。
【0045】そして、上記フレキシブル基板19Bは、
図7において点線によって示す線110,111,11
2に沿って折り曲げられるようになっている。この場合
において、上記発光素子17Bは、上記受光素子18B
と対向して配置されるようになっており、この発光素子
17Bと受光素子18Bとの間には、遮光機能を有する
と共に、上記フレキシブル基板19Bの補強部材でもあ
るシールド板82が挟持されるようになっている。ここ
で、このシールド板82は、両面テープ83,84によ
って、上記フレキシブル基板19Bに貼り付けられるよ
うになっており、これにより、上記フレキシブル基板1
9Bの補強部材をも兼用するようになっている。また、
上記シールド板82には、その上方に向けて突起部82
aが設けられており、この突起部82aには、上記基板
19Bのグランドパターン19Bbが半田付けされるよ
うになっている。
【0046】また、上記本体20a内において、その一
端部には、上記発光素子17Bより発する測距用光束を
集光し被写体に向けて投射するための投光レンズ16B
が、この測距装置の前面側に向けて配設されている。こ
の投光レンズ16Bは、プリズム等によって形成されて
おり、その第1反射鏡部22Aによって、上記発光素子
17Bの測距用光束の光路を角度90度変換するように
なっている。
【0047】なお、上記投光レンズ16Bは、所定の方
向に測距用光束を正しく投光するために、その位置調整
を必要とする場合がある。従って、この位置調整を行な
うための調整レバー部16Baがその上面側に植設され
ている。
【0048】また、上記本体20a内において、その他
端部には、上記発光素子17Bより発し、被写体により
反射した反射信号光の光束を集光する受光レンズ15B
が、この測距装置の前面側に向けて配設されている。そ
して、この受光レンズ15Bにより集光された反射信号
光の光束は、その後方に設けられた第2反射鏡23Aに
よって、その光路を角度90度変換されて、上記受光素
子18Bに入射するようになっている。
【0049】なお、この受光レンズ15Bにより集光さ
れる反射信号光の光束を、上記受光素子18Bに正しく
入射されるように位置調整を行なうために、上記第2反
射鏡23Aにおいても、その上面側において調整レバー
部23aが植設されている。
【0050】このように、各構成部材がその内部に配設
されて収納された本体20aは、その上面側をカバー部
材20bによってカバーされることで測距装置ユニット
100(図8参照)として形成されるようになってい
る。この場合において、上記カバー部材20bに穿設さ
れた孔部80,81より、上記調整レバー16Ba,2
3aがそれぞれ突出するようになっていると共に、上記
基板19Bのコネクト部19Baが、上記測距装置の下
側部より露出されるようになっている。
【0051】また、上記測距ユニット100の取り付け
位置を調整可能にするために、この測距装置を適用する
カメラ等において、測距ユニット100を回動自在に軸
支するために、その下面部において突起部20cが配設
されている。
【0052】このように構成された上記第3の実施の形
態の測距装置をカメラ等に適用する場合について、以下
に説明する。
【0053】図8は、上記第3の実施の形態の測距装置
をカメラ等の内部に配設した場合を簡単に示す分解斜視
図である。
【0054】上述の図7において説明したように構成さ
れた測距ユニット100は、図8に示すように、カメラ
本体106の上部に固定されることとなる。このカメラ
本体106の前面側には撮影光学系107が配設されて
おり、また上面側の一端部にはファインダユニット10
5が設けられ、他端部にはストロボユニット104が組
み込まれるようになっている。
【0055】そして、上記カメラ本体106の上面側に
おいて、上記ファインダユニット105と上記ストロボ
ユニット105との間に、上記測距ユニット100が配
設されるようになっている。
【0056】上記カメラ本体106側の上面部におい
て、上記測距ユニット100が配設される位置には、孔
部109aおよびネジ孔109b,109cが配設され
ている。上記測距ユニット100をカメラ本体106に
組み込む際においては、まず、上記測距ユニット100
の下面側の突起部20cを、カメラ本体106側の孔部
109aと係合させる。これにより、上記測距ユニット
100は、カメラ本体106の上面側において回動自在
に軸支されることとなる。
【0057】この状態において、上記測距ユニット10
0の位置調整が行なわれることとなる。つまり、図9
は、カメラを被写体21に向けた場合のファインダユニ
ット105内におけるファインダ画面枠130に表示さ
れる画面の一例を例示するものであるが、この図9に示
すように、ファインダ画面には一般的に画面枠130が
設けられており、この範囲内の被写体が写真に写る範囲
として示されている。そして、この画面枠130に中心
位置には、測距用のターゲットマーク131が設けられ
ており、このマーク131の範囲内にある被写体21に
対して、カメラ側の合焦動作が行なわれるようにされて
いる。
【0058】従って、ここで行なわれる位置調整は、上
記測距ユニット100の発光素子17Bから発する測距
用の光束が、上記ターゲットマーク131内に正確に投
射されるように行なわれる必要がある。
【0059】上記測距ユニット100の位置調整が行な
われると、この測距ユニット100は、その位置におい
てビス109により、測距ユニット100側のビス止め
孔部100aを貫通してカメラ本体106側のネジ孔1
09bによって固定されることとなる。
【0060】一方、カメラ本体106側に配設されてい
るフレキシブル基板等によって形成されている基板10
2上には、例えばカメラのシャッタ、巻上げ動作を制御
するための電子回路等や、制御回路であるワンチップマ
イコン103等が実装されている。
【0061】そして、この基板102の一端部には、コ
ネクト部108が設けられており、上記測距ユニット1
00がカメラ本体106に固定される場合において、上
記測距ユニット100の下部に露出している上記基板1
9Bのコネクト部19Baと、カメラ本体106側の基
板102のコネクト部108とが接触することで電気的
な接続がなされる。これにより、上記測距ユニット10
0とカメラ本体106との間における電気信号等の通信
ができるようになっている。
【0062】つまり、上記測距ユニット100は、ネジ
109,101が、カメラ本体106の上面側のネジ孔
109b,109cと、それぞれ螺合することでカメラ
本体106の上面側において固定されるようになってい
る。このとき、上記ネジ101側においては、基板19
Bのコネクト部19Baと基板102のコネクト部10
8とが挟持されることで、ネジ101のねじ込み力によ
って各コネクト部19Ba,108とが圧着されるよう
になっている。
【0063】なお、上記測距ユニット100を回動させ
て調整を行なうようになっているので、上記基板19B
のコネクト部19Baが設けられている基部において
は、フレキシブルに折り曲げられる必要があり、その部
分の形状については細くなるように形成されている。
【0064】ここで、上記第3の実施の形態の測距装置
において、上記測距ユニット内の投光レンズ16Bおよ
び第2反射鏡23Aの位置調整を行なう場合について、
以下に説明する 図10は、上記測距ユニット100内に配設されている
構成部材の一部を取り出して示す概略斜視図であり、図
11は、この図10に示す状態を上面側より見た場合に
ついて示している。なお、この図11においては、図面
の煩雑化を避けるために基板19Bについては省略して
いる。
【0065】図10に示すように、上記測距装置の基板
19Bは、上述したように、測距ユニット100内にお
いて折り曲げられて収納されるようになっているが、こ
のとき、基板19B上に実装された上記IC回路18a
は折り込まれている(図10においては図示せず)と共
に、上記発光素子17Bは上記受光素子18Bと対向す
る位置に配置されるようになっている。そして、上記基
板19Bのグランドパターン19Bbは、上記基板19
Bに挟持されているシールド板82の突起部82aに半
田付け等によって接続され、基板19Bのアースがなさ
れている。
【0066】図11に示すように、上記投光レンズ16
Bは、上記測距ユニット100内において矢印Aに示す
方向に回動可能であり、これにより、上記投光レンズ1
6Bによる測距用光束の合焦動作を行なうことができる
ようになっている。これと共に、上記第2反射鏡23A
は、上記測距ユニット100内において矢印Bに示す方
向に回動自在になっていることにより、上記受光レンズ
15Bによって集光される所定距離にある被写体21か
らの反射信号光の光束を、受光素子18の所定位置に入
射するように調整を行なうことができるようになってい
る。
【0067】このような調整機構は、各構成部材の取り
付け位置のばらつき等が生じてしまう場合において、発
光素子17Bの測距用光束の焦点ズレや、想定される測
距用レンジが満足できない等の原因となり、測距装置の
精度を設計値に維持することができないこととなるため
に必要となってくるものである。
【0068】次に、上記第3の実施の形態の測距装置を
生産する際において、その自動調整を行なう調整装置に
ついて、図12のブロック構成図によって、以下に説明
する。
【0069】図12に示すように、上記第3の実施の形
態の測距装置を調整する調整装置において、全体のシー
ケンスを制御するためのパソコン(PC)110には、
調整用チャート112の画像データ等を得るためのテレ
ビカメラ111、測距装置の投光レンズ16Bを調整す
るための第1モータドライバ(MD)113、測距装置
の受光側の第2反射鏡23Aを調整するための第2モー
タドライバ(MD)114、投光レンズ16Bを固定す
るための第1接着剤塗布手段120、受光側の第2反射
鏡23Aを固定するための第2接着剤塗布手段121、
調整を行なう測距装置等が接続されており、これらを制
御するようになっている。なお、この場合において、上
記PC110と測距装置との接続は、例えば、測距装置
の基板19B上に設けられたコネクト部19Baを介し
て行なわれるようになっている。
【0070】上記第1MD113は、モータ115を駆
動制御して、ギアー列117および調整腕部119等を
介して測距装置の投光レンズ16Bの調整を行なう一
方、上記第2MD114は、モータ116を駆動制御し
て、ギアー列118を介して受光側の第2反射鏡23A
の調整を行なうようになっている。
【0071】そして、第1、第2接着剤塗布手段12
0,121によって、上記投光レンズ16Bおよび第2
反射鏡23Aを固定するようになっている。
【0072】なお、上記調整用チャート112は、自動
調整を行なう測距装置より所定の距離だけ離れた位置に
配設されるようになっており、上記発光素子17Bの測
距用光束の投光チェック等を行なうために、所定の距離
だけ離れた位置にある被写体とするものである。
【0073】このように構成された上記調整装置によっ
て行なわれる自動調整の動作について、図13のフロー
チャートによって、以下に説明する。
【0074】図13に示すように、まず、ステップS1
において、上記PC110は、測距装置の基板19Bの
IC回路18aを制御して、発光素子17Bを連続発光
(オン(ON))させて、ステップS2において、第1
MD113を制御してモータ115を駆動させて投光レ
ンズ17Bのスキャンを開始すると共に、ステップS3
において、テレビカメラ111によって、調整用チャー
ト112に向けて投光されている発光素子17Bの測距
用光束のコントラストをモニタする。これにより、上記
PC110は、上記モータ115の駆動制御により、投
光レンズ16Bの合焦動作を行なう。このとき、コント
ラストのピーク、即ち、所定の合焦状態を検出すると、
次のステップS4の処理において、上記PC110は、
発光素子(IRED)17Bによる測距用光束の投光を
終了(オフ(OFF))させると共に、第1接着剤塗布
手段120を制御して投光レンズ16を固定する。
【0075】ここで、受光素子18Bには、被写体21
からの反射信号光以外の定常光が入射されているので、
この定常光と被写体21からの反射信号光とを区別する
ために、測距動作が行なわれているときに、発光素子1
7BはIC回路18aによってパルス駆動がなされてい
る。
【0076】つまり、ステップS6においては、上記P
C110は、IC回路18aを制御して、発光素子(I
RED)17Bをパルス発光させることで、被写体21
からの反射信号光が受光素子18Bに入射する入射位置
の検出動作を開始し、ステップS7の処理において、検
出された反射信号光の光束が所定の位置に入射したかど
うかの状態を検出する。ここで、検出された反射信号光
の光束が所定の位置に入射していない状態であれば、ス
テップS9の処理に進み、このステップS9において、
上記PC110が上記第2MD114を制御して、モー
タ116を駆動し第2反射鏡23Aを回動させて、ステ
ップS6以降の処理を繰り返す。
【0077】そして、上記ステップS7の処理におい
て、検出された反射信号光の光束が所定の位置に入射し
た状態が検出されると、ステップS8の処理に進み、こ
のステップS8の処理において、上記第2接着剤塗布手
段121を制御して第2反射鏡23Aを固定して、一連
のシーケンスを終了する(エンド)。
【0078】このようにして自動調整がなされて製造さ
れた測距ユニット100が、上述の図8において説明し
たようにカメラ等に取り付けられることとなる。このと
き、上述したように、ファインダ画面枠130(図9参
照)内の測距用のターゲットマーク131内に測距用光
束が投光されるように、上記測距ユニット全体を回動さ
せることで、上記測距ユニット100の位置調整がなさ
れることとなる。
【0079】以上説明したように上記第3の実施の形態
においても、上述の第1の実施の形態と同様の効果を得
ることができる。
【0080】図14は、本発明の第4の実施の形態の測
距装置の概略構成を示す分解斜視図であり、図15は、
この測距装置において適用されるフレキシブル基板を展
開して示す図である。なお、上述の第3の実施の形態に
おいては、測距ユニット全体を回動させることによっ
て、発光素子の発する測距用光束の投光位置の調整を行
なうようにしているが、この第4の実施の形態において
は、発光素子のみによって投光位置の調整を行なうよう
にした点が異なるものである。従って、上述の第3の実
施の形態と同様の部材については、その説明を省略し異
なる部材についてのみ、以下に説明する。
【0081】図15に示すように、この第4の実施の形
態の測距装置に適用されるフレキシブル基板19C上に
は、発光素子17および受光素子18と、IC回路18
a等が実装されており、また、コネクト部19aが設け
られている。この場合において、上記基板19C上の上
記両素子17,18と、IC回路18aとの間には細長
い形状の配線部19c,19dを設け、上記両素子1
7,18が相対的に動き易いように形成されている。
【0082】そして、上記基板19Cが、図14に示す
ように、折り曲げることによって測距装置の本体20C
内に収納されるようになっている。このとき、上記基板
19C上に実装された上記発光素子17と上記受光素子
18とは互いに対向して反対側を向くように配置される
と共に、上記両素子17,18の間には、それぞれ補強
部材として、例えばシールド板等からなる硬質部材14
0,141が配設されており、基板19Cのグランドパ
ターン19b部においては半田付け等によって、上記硬
質部材140に接続されて、基板19Cのアースがなさ
れている。
【0083】また、上記硬質部材140,141には、
調整レバー部140a,141aが上方に突出するよう
に設けられている。上記硬質部材140,141は、基
板19Cの上記両素子17,18の裏側に、例えば両面
テープ等によって貼り付けられているので、上記調整レ
バー部140a,141aを、それぞれ図14において
矢印C,D,E方向に移動させることによって、発光素
子17の投光方向の調整、および、受光素子18への反
射光入射位置の調整等を行なうことができるようになっ
ている。
【0084】一方、上記測距装置の本体20Cの一端部
には、プリズム等によって形成される投光レンズ16C
が、また、他端部には同様にプリズム等によって形成さ
れる受光レンズ15Cが配設されるようになっている。
【0085】以上説明したように上記第4の実施の形態
においても、上述の第1の実施の形態と同様の効果を得
ることができると共に、上記発光素子17および受光素
子18が実装された基板19Cに貼り付けられた上記硬
質部材140,141に配設された調整レバー部140
a,141aを移動させることで、投光位置や受光位置
の調整を行なうことができるので、角度調整等の微妙な
動作の必要がなく、また、大きな光学部品等を動かすこ
となく、測距装置の位置調整を行なうことが簡単にでき
る。これにより、さらに装置自体の小型化に寄与するこ
とができる。
【0086】ところで、上述の第3、第4の実施の形態
において説明したような調整機構については、測距装置
を利用する目的によっては省略が可能となる。つまり、
反射光入射位置の調整等については、受光素子の受光面
を大きめに設計し、受光素子に対して反射信号光が必ず
入射するようにすると共に、電気的な補正を行なうよう
にすれば、受光素子の調整機構については、省略するこ
とができる。
【0087】この場合においては、IC回路18a等に
おいて、例えば書き込み可能なメモリ等を配設し、組み
立て時に生じる各構成部材の取り付け位置のばらつき等
の情報を記録させておくようにし、測距動作を行なう都
度、このメモリ等に記録された情報を参照することで補
正を行なうような制御とすればよい。
【0088】また、上述の第2の実施の形態の測距装置
の発光素子17Aおよび受光素子18Aにおいて適用し
た、いわゆる、さし部品を利用する場合においては、組
み立て工程において、上記両素子17A,18Aのリー
ド部の曲げ具合を加減して組立を行なうようにすること
で、各測距ユニットの調整を代用することもできる。
【0089】さらに、上述の第3の実施の形態において
は、投光レンズ16Bおよび受光側の第2反射鏡23A
を移動させるようにし、また、上述の第4の実施の形態
においては、基板19Cを移動させるようにして、調整
機構としているが、これに限らず、例えば、受光側につ
いては、光学系を構成する部材等を移動させようにする
と共に、投光側については、発光素子が実装されている
基板等を移動させるようにしても同様である。
【0090】また、図16、図17は、本発明の第5の
実施の形態の測距装置の一部を取り出して示す図であっ
て、図16はその側面図を、図17はその上面図を、そ
れぞれ示している。また、図18は、この第5の実施の
形態の測距装置の概略構成を示すずである。なお、この
第5の実施の形態の測距装置は、上述の各実施の形態
と、基本的には同様の構成からなるものであるが、その
投受光レンズの調整機構について、より簡略化したもの
についての例示である。
【0091】図16、図17に示すように、例えばプリ
ズム等によって形成されている投光レンズ16Dには、
基板19に実装される発光素子17Dに対向する側に位
置決め手段である突起部202が配設されており、ま
た、上記発光素子17の複数のリードフレーム(リード
部)200の一部を利用して、位置決め部201を設
け、この位置決め用のリード部である位置決め部201
を、上記投光レンズ16Dの突起部202の当て付け部
に当て付けることで、上記投光レンズ16Dの位置決め
を行なうようになっており、これにより、投光方向また
は受光位置の調整を行なうようになっている。
【0092】なお、上述の第5の実施の形態(図16、
図17の例示)においては、例えば投光レンズおよび発
光素子等によって形成される投光側について例示してい
るが、同様に受光レンズおよび受光素子等によって形成
される受光側について適用することも可能である。
【0093】一般的に、赤外発光ダイオード(IRE
D)等からなる発光素子や、光位置検出素子(PSD)
等からなる受光素子の半導体チップは、基板への取り付
け時に、リードフレーム(リード部)に対して位置決め
がされて、生産されるようになっているので、上記リー
ドフレームを基準とする位置の誤差は少ないようになっ
ている。そこで、上記発光素子、受光素子等の半導体チ
ップと上記投光レンズ、受光レンズ等の間隔が正しく決
定されれば、投光方向、受光位置等も正しく決定される
こととなる。
【0094】従って、上述の図16、図17に示すよう
に、上記基板19Dに実装された発光素子17Dおよび
受光素子18Dの上記リードフレームに投光レンズ16
Dおよび受光レンズ15Dを取り付けた後、図18に示
すように、測距装置の本体20Dに組込み、接着剤20
3等によってこれを補強するようにすることで、上記投
受光レンズ16D,15Dと本体20Dとの間に生じる
製造誤差や、本体20Dと基板19Dとの間に生じる製
造誤差等が積算されることなく、設計値に近い投光およ
び受光光路を確保することが可能となる。
【0095】以上説明したように上記第5の実施の形態
によれば、発光素子および受光素子、または投光レンズ
および受光レンズの相対位置の調整工程を簡略化するこ
とができるので、より製造コストの低減化に寄与するこ
とができる。
【0096】[付記] (1) 発光素子および受光素子を有する測距装置にお
いて、電気部品が実装される不透明の基板を具備し、上
記基板の表面および裏面に上記発光素子および受光素子
をそれぞれ配置した測距装置。
【0097】(2) 発光素子および受光素子を有する
測距装置において、補強部材と、上記発光素子および受
光素子が実装され測距回路を形成し、上記補強部材に沿
って折り曲げて配置することにより、上記発光素子と上
記受光素子とが上記補強部材を間に対向して配設される
フレキシブル基板と、上記発光素子および上記受光素子
に対応してそれぞれ設けられた投光レンズおよび受光レ
ンズと、上記発光素子と上記投光レンズとの間に配設さ
れた第1反射板と、上記受光素子と上記受光レンズとの
間に配設された第2反射板と、を具備する測距装置。
【0098】(3) 付記2に記載の測距装置におい
て、上記補強部材は、上記受光素子の信号ラインのシー
ルドを兼ねている測距装置。
【0099】(4) 発光素子および受光素子と、この
両素子に対応してそれぞれ設けられた投光レンズおよび
受光レンズとを有する測距装置において、上記両素子の
少なくとも一方の素子のリード部に設けられた位置決め
部と、上記素子に対応する上記投光レンズと上記受光レ
ンズのうち少なくとも一方に上記位置決め部を当て付け
位置決めをする当て付け部と、を具備した測距装置。
【0100】(5) 発光素子および受光素子と、この
両素子に対応してそれぞれ設けられた投光レンズおよび
受光レンズとを有する測距装置において、上記発光素子
および受光素子の少なくとも一方の素子のリード部に設
けられ、この素子が取り付けられる上記投光レンズと上
記受光レンズのうち少なくとも一方のレンズに対する位
置決めをする位置決め手段、を具備した測距装置。
【0101】(6) 発光素子および受光素子を有する
測距装置において、上記発光素子および上記受光素子が
表面および裏面にそれぞれ実装され測距回路を形成した
基板と、上記発光素子および上記受光素子に対応してそ
れぞれ設けられた投光レンズおよび受光レンズと、上記
発光素子と上記投光レンズとの間に配設された第1反射
板と、上記受光素子と上記受光レンズとの間に配設され
た第2反射板と、を具備する測距装置。
【0102】(7) 付記6に記載の測距装置におい
て、上記基板は、上記受光素子の信号ラインのシールド
を兼ねている測距装置。
【0103】(8) 付記6に記載の測距装置におい
て、上記発光素子と上記受光素子とは、上記基板を間に
して略対向する位置に配設されている測距装置。
【0104】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、基板
の表面および裏面に発光素子および受光素子を配置する
ことで、発光素子から受光素子へ直接入射する有害光成
分を除去すると共に、投受光レンズの間隔を短縮するこ
とで、装置自体の小型化、および製造コストの低減化を
実現すると共に、高い測距精度を確保することのできる
測距装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の測距装置の概略構
成を示す図。
【図2】本発明の第2の実施の形態の測距装置の概略構
成を示す図。
【図3】上記図2の測距装置をカメラ等の内部に配設し
た場合を例示する斜視図。
【図4】上記図3の一部を取り出して示す図であって、
基板同士の接続を例示する斜視図。
【図5】上記図3の一部を取り出して示す図であって、
基板同士の接続の別の例を示す斜視図。
【図6】上記図3の一部を取り出して示す図であって、
基板同士の接続のさらに別の例を示す斜視図。
【図7】本発明の第3の実施の形態の測距装置の概略構
成を示す分解斜視図。
【図8】上記図7の測距装置をカメラ等の内部に配設し
た場合を例示する分解斜視図。
【図9】上記図8のカメラを被写体に向けた場合のファ
インダ画面枠に表示される画面の一例を例示する図。
【図10】上記図7の測距ユニット内に配設されている
構成部材の一部を取り出して示す概略斜視図。
【図11】上記図10における構成部材を上面側より見
た場合について示す図。
【図12】上記図7の測距装置を生産する際において、
その自動調整を行なう調整装置について示すブロック構
成図。
【図13】上記図12の調整装置によって行なわれる自
動調整動作を示すフローチャート。
【図14】本発明の第4の実施の形態の測距装置の概略
構成を示す分解斜視図。
【図15】上記図14の測距装置において適用されるフ
レキシブル基板を展開して示す図。
【図16】本発明の第5の実施の形態の測距装置の一部
を取り出して示す側面図。
【図17】上記図16の上面図。
【図18】上記図16の測距装置の全体を簡単に示す
図。
【図19】従来のアクティブ方式の測距装置の一例を示
す概略斜視図。
【符号の説明】
15,15A,15B,15C,15D,309……受
光レンズ 16,16A,16B,16C,16D,308……投
光レンズ 17,17A,17B,17D,302……発光素子 18,18A,18B,18D,304……受光素子 19,19A,19B,19C,19D……基板(測距
装置側) 20,20A,20a,20C,20D……本体 20b……カバー部材(本体) 21……被写体 22,22A……第1反射鏡 23,23A……第2反射鏡 24,102……基板(カメラ本体側) 82……シールド板(補強部材) 100……測距ユニット 200……リードフレーム(リード部) 201……位置決め部(位置決め用リード部) 202……突起部(当て付け部)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光素子および受光素子を有する測距
    装置において、 電気部品が実装される基板を具備し、 上記基板の表面および裏面に上記発光素子および受光素
    子をそれぞれ配置したことを特徴とする測距装置。
  2. 【請求項2】 発光素子および受光素子を有する測距
    装置において、 上記両素子を含む電気部品が実装されるフレキシブル基
    板と、 補強部材と、 を具備し、 上記電気部品が実装されたフレキシブル基板を上記補強
    部材に沿って折り曲げて配置することにより、上記発光
    素子と上記受光素子とが上記補強部材を間に対向して配
    置されていることを特徴とする測距装置。
  3. 【請求項3】 上記補強部材は、上記受光素子の信号
    ラインのシールドを兼ねていることを特徴とする請求項
    2に記載の測距装置。
JP7283442A 1995-10-31 1995-10-31 測距装置 Withdrawn JPH09127406A (ja)

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