JP2686250B2 - 一眼レフカメラの電気基板実装構造 - Google Patents

一眼レフカメラの電気基板実装構造

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JP2686250B2 JP8064443A JP6444396A JP2686250B2 JP 2686250 B2 JP2686250 B2 JP 2686250B2 JP 8064443 A JP8064443 A JP 8064443A JP 6444396 A JP6444396 A JP 6444396A JP 2686250 B2 JP2686250 B2 JP 2686250B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、一眼レフカメラ
の電気基板実装構造、詳しくはシャッターユニットと、
このシャッターユニットの前がわ側面部に設けられたシ
ャッターユニット制御基板とがカメラ本体に設けられた
一眼レフカメラの電気基板実装構造に関するものであ
る。 【0002】 【従来の技術】従来より、一般的な一眼レフカメラ等に
おいては、シャッターユニットの前がわ側面部にシャッ
ターユニット制御基板を設け、このシャッターユニット
制御基板とこれとは別の制御基板との間をリード線等に
よって電気的に接続するようにしたものが実用化されて
いる。この場合において、上記リード線は、カメラ本体
を構成する前板ユニットの側壁部と本体ユニットの側壁
部との間を通すようにしたものが一般的である。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところが、カメラ本体
を構成する上記前板ユニットの側壁部には、例えば可動
ミラー等を駆動させるための可動駆動部材等が配置され
ているので、リード線等を通す空間的な余裕が少ないと
いう問題がある。つまり、この前板ユニットの側壁部等
にリード線を通すような構成とした場合においては、リ
ード線等が可動駆動部材等に接触し、これにより、断線
等の不具合が生じてしまったり、可動ミラー等の可動駆
動部材の動きに不具合が生じる。 【0004】また、カメラ等のシャッターユニット等に
ついてのメンテナンスを行なうような場合、即ち、シャ
ッター幕等の修理、交換等を行なうような場合には、上
記リード線の処理に手間がかかってしまうという問題点
がある。 【0005】本発明の目的は、上記従来の問題点を解消
し、シャッターユニットからの導電線(リード線等)
を、他の構造部材(駆動部材)等から確実に離間させて
配置すると共に、シャッターユニットの修理、交換等を
容易にする一眼レフカメラの電気基板実装構造を提供す
るにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明による一眼レフカ
メラの電気基板実装構造は、シャッターユニットと、該
シャッターユニットの前がわ側面部に設けられたシャッ
ター制御基板と、撮影レンズを通過してきた光束を可動
ミラーに導くミラーボックスユニットとがカメラ本体に
設けられた一眼レフカメラの電気基板実装構造におい
て、上記シャッター制御基板に接続された第1の接続部
上記ミラーボックスユニットが上記カメラ本体に取
り付けられたに該シャッター制御基板以外の回路基板
に接続される第2の接続部とを有するフレキシブルプ
リント基板を具備したことを特徴とする。 【0007】 【発明の実施の形態】以下、図示の実施の形態によって
本発明を説明する。図1は、本発明の一実施の形態を示
したカメラの組立て正面図である。図1において、フレ
キシブルプリント基板(以下、FPCと略記する。)1
7は上板11の内側面に補強板15等を介し固定用ネジ
10により固定されている。情報入力用のタッチ式スイ
ッチ19、液晶表示パネル12、異方向性導電ゴム13
等は、機械的圧縮力によりFPC17に、導電メッキ処
理を施された銅箔部で圧着して取り付けられている。ス
トロボ用電気接点(以下、ストロボ接点と略記する。)
16は、FPC17に設けられた孔に貫通され、この孔
の周囲に設けられた銅箔部に対して半田付けされてい
る。また、このFPC17上には液晶ドライバーIC、
クロック、ストロボ制御回路等の電気部品14が実装さ
れている。さらに、FPC17は、上板11から自由に
動きうる可動部18を有し、同可動部18の端部(以
下、可動端部と称する。)18Aには、後述する基板接
続部24が設けられている。 【0008】一方、以上のような上板ユニット20に対
し、カメラ本体31上にFPC32が配設されてなる本
体ユニット30がある。FPC32上にはCPU(中央
演算処理装置)34、IC35等の電気部品が実装され
ている。この本体ユニット30のFPC32も、その一
端部32Aに後述する基板接続部39が設けられてい
る。上記上板ユニット20からの信号を授受し本体ユニ
ット30側で給電および制御を行なうための制御回路は
カメラ本体31内に設けられている。この制御回路は図
示しない電源装置、DC−DCコンバータ、制御IC、
EEPROM等からなり、上記上板ユニット20との制
御信号の授受を行なうための信号ラインは、上記FPC
32の端部32Aの基板接続部39で接続している。 【0009】上記上板ユニット20と、本体ユニット3
0とをカメラの組立て工程中で接続させるために、接続
装置40が用いられる。接続装置40は、図2に拡大し
て示すように、上記FPC17の可動端部18Aと上記
FPC32の端部32Aとを挟んで、これらの基板接続
部24、39同士を電気的および機械的に接続するもの
で、台座41、弾性部材42、押え板43およびビス4
4からなる。 【0010】上記台座41は、ネジ45によりカメラ本
体31に固定されている(図1参照)。この台座41の
上面には、円盤状の凸部41aが形成され、同凸部41
aの中央にネジ穴41bbを有したボス41bが形成さ
れている。凸部41aの近傍には位置決め用ボス41c
が形成されている。また、上記弾性部材42は上記台座
41のボス41bに嵌合するリングであり、さらに上記
押え板43は弾性部材42と同様のボス41bに嵌合す
る穴43aと上記位置決め用ボス41cに嵌合する孔4
3bとを有している。 【0011】上記FPC17、32の端部18A、32
Aの各基板接続部24、39の構造としては、図2に示
すように、可動端部18Aに上記ボス41bが嵌合する
孔21と上記位置決め用ボス41cが嵌合する孔22が
穿設され、また、端部32Aにも同様の孔36と37が
穿設されている。そして、FPC17と32とを電気的
に連結させるために、端部18A、32Aの互いの対向
面上の上記孔21、36の周囲に、あらかじめ、それぞ
れの絶縁フィルムを環状に剥離して銅箔部を露呈させ、
この露呈した銅箔部(斜線を施した部分)に金メッキが
施されて電気接点パターン23、38が形成されてい
る。 【0012】従って、上記FPC17と32とを端部1
8A、32Aで電気的に接続するに際し、上記電気接点
パターン23、38同士を対接させて端部18A、32
Aを重ね合わせ、この状態で孔21、36にボス41b
を、また孔22、37にボス41cをそれぞれ嵌合して
端部18A、32Aを台座41上に位置決めする。この
あと、孔21より突出したボス41bに弾性部材42を
介して押え板43の孔43aを嵌合させ、また、孔22
より突出したボス41cに押え板43の孔43bを嵌合
させる。最後に、押え板43の孔43aに嵌合して位置
決めされているボス41bの上端のネジ孔41bbにビ
ス44を螺合させて固定する。ビス44の頭がボス41
bの上端面に固定されることにより端部18A、32
A、弾性部材42、押え板43がボス41bから抜け止
めされた状態で互いが密着し、上記電気接点パターン2
3と38とは電気的に確実に接続する。弾性部材42が
介在されていることにより両端部18A、32A間で均
一な加圧力が得られるので、電気接点パターン23、3
8間では極めて安定した導通状態が得られることにな
る。 【0013】なお、上記FPC17の可動端部18Aの
上にもう一枚、別のFPCの端部を重ね合わせて互いの
電気的接続を図る場合には、上記可動端部18Aの両面
に電気接点パターンを形成すればよい。このようにすれ
ば、複数枚のFPCの接続に際しても、互いの電気的接
続が安定して行なわれると共に、1面に形成される電気
接点パターンの接点数は、例えば直径6mmの電気接点
パターンの場合、12接点程度は可能であるので(図2
に示した電気接点パターン23、38は6接点のも
の)、3枚のFPCを重ねたとき、1ヶ所の接続で24
接点の電気的接続が可能になる。従って、このような場
合、従来では、24本のリード線をその両端48ヶ所で
半田付け接続することになるが、このような半田付けは
本実施の形態では不要となるので、電気信号ラインが多
くなるほどその効果が大きいことは明らかである。この
実施の形態でも、実際には、後述するように、上記端部
32Aの電気接点パターン38が形成されている面の裏
面に別の電気接点パターンが形成されていて、もう一枚
のFPCの電気接点パターンと接続され、3枚のFPC
を1ヶ所で重ね合わせて接続した構成となっている。 【0014】上記接続装置40によって電気的および機
械的に接続された端部18A、32Aは、図1に示すよ
うに、台座41が固定されるカメラ本体31の所定位置
に配設される。この位置と対向する部分で、上板11に
は、開口部26が設けられていて、同開口部26に、平
常時これを覆って閉塞する着脱自在な蓋部材27が装着
されている。従って、蓋部材27を取り外すことにより
全信号ラインが集中している接続装置40の部分が開口
部26において露呈するので、カメラの組立て完成後で
も上板11を取り外すことなく、上記蓋部材27を外す
だけで上記接続装置40における修理、点検が可能であ
る。 【0015】上記図1において、本体ユニット30のF
PC32は、端部32Aで上板ユニット20のFPC1
7の可動端部18Aと接続装置40により接続されるも
のとなっているが、この実施の形態で、FPC32の機
能がさらに分解されて幾つかのモジュールに分けられる
ことにより、入出力装置、給電装置の機能の高効率化が
図られている。これを次に、図3以下で説明する。 【0016】図3に示すように、本体ユニット30は、
上記CPU34を含む中央処理モジュール51、AF制
御モジュール52、絞り制御モジュール53、シャッタ
ー制御モジュール54、給電モジュール55およびDX
コード読取りモジュール56の各モジュールに分解され
ている。中央処理モジュール51は上述したCPU34
を含む制御回路およびFPC32等を有して構成され
る。そして、中央処理モジュール51と各モジュール5
2、53、54、55および56とは、図3に○印で示
した、上記接続装置40と同様構成の接続装置57〜6
1により接続されている。上板ユニット20に構成され
た入出力装置、演算記憶装置、情報表示装置等の出力
は、本体ユニット30に接続装置62を通じて制御入力
データとして送られて上記各モジュール51〜56で処
理され、これら各モジュールの制御出力データは上板ユ
ニット20へ接続装置63を通じて送られる。接続装置
62、63は、この実施の形態では、上記図1、図2で
説明したように1つの接続装置40で構成されている
が、もちろん2つの接続装置であってもよい。また、本
体ユニット30および上板ユニット20は、それぞれ外
部システム66、67と接続できるようになっている
が、これら外部システムとの接続に際しても、上述した
接続装置を用いることは可能である。 【0017】本発明が適用されているカメラは、このよ
うに構成されているので、上記各モジュールは電気実装
部品としても独立していることが望ましいのは言うまで
もない。 【0018】そこで、図4〜図7によって本体ユニット
30のさらに具体的な構成を説明する。 【0019】図4および図5は、カメラ本体31のミラ
ーボックス部と前板部を有してなる部分を、それぞれ後
方および前方から見た図であり、図6は、カメラ本体3
1のシャッターユニット部とフィルム給送部を有してな
る部分を前方から見た図である。つまり、図1に示した
本体ユニット30は、図4、図5に示すミラーボックス
ユニットを有する第1ユニット部30Aと、図6に示す
シャッターユニットを有する第2ユニット部30Bの2
つに分割されている。 【0020】図4で、ミラーボックス70の下面に、図
示されないオートフォーカス用受光素子(以下、AFセ
ンサーと称する。)を支持したAFセンサー台71が、
頭部が六角形で中心に十文字状の凹部を有する調整ビス
72により調整自在に取り付けられていて、AFセンサ
ーの傾きと光軸方向の位置が調整ビス72の回転により
調整されるようになっている。このミラーボックス70
のAFセンサー台71を含む下面からミラーボックス7
0の一側面および前板73の背面にかけてFPC74が
取り付けられている。このFPC74は上記AF制御モ
ジュール52(図3参照)を構成するもので、このFP
C74上にAF用CPU75、アナログIC76、調整
用半固定抵抗77等が配設されている。また、前板73
の側方に位置するFPC74の端部には、その表裏に銅
箔部からなる多数のチェックパターン78が形成されて
いる。従って、図4、図5に示した第1ユニット部30
Aを図6に示した第2ユニット部30Bに組み付けた後
でも、このチェックパターン78によりチェックが可能
になっている。このFPC74の、前板73に取り付け
られている部分の上部位置に、上記図2に示した電気接
点パターン38(23)、孔36(21)、37(2
2)、からなる基板接続部39(24)と同様の構成
の、電気接点パターン79、孔80、81からなる基板
接続部82が形成されている。前板73に固設されたボ
ス83、84が孔80、81に嵌合することによりこの
基板接続部82の位置決めがなされている。この基板接
続部82は、上記FPC32の端部32Aに隣接して前
面側へ折り曲げ形成されている折曲端部32Bの基板接
続部85と接続される。この基板接続部85も電気接点
パターン86と孔87、88からなる同様の構成とされ
ており、従って、FPC74、32の互いの基板接続部
82、85は、両電気接点パターン79、86を重ねた
状態で、接続装置57の弾性部材89、押え板90、ビ
ス91を上記ボス83、84に取り付けて接続される。 【0021】また、上記第1ユニット部30Aの側壁部
118には、可動ミラー119を駆動するための可動駆
動部材(図示せず)が設けられている。この第1ユニッ
ト部30Aが第2ユニット部30B(図6参照)に組み
付けられる際には、上記可動駆動部材が第2ユニット部
30B中のシャッター制御部105の前部に位置するこ
とになる。そして、シャッター制御基板106に第1の
接続部が接続されたFPC99(図6参照)は、第1ユ
ニット部30Aの側壁部118と第2ユニット部30B
の側壁部120との間から伸延して、カメラ前面にその
第2の接続部である基板接続部100(図6参照)を露
呈するようになっている。 【0022】一方、図5に示すように、前板73の前面
のマウント73aの側方には、絞り制御モジュール53
(図3参照)を構成するFPC93が配置されている。
このFPC93の上端部にも上記と同様の基板接続部が
形成され、上記FPC32の一部から前面側に延出した
端部32Cに形成された同様の基板接続部と、上記図2
に示した接続方法で、接続装置58により接続されてい
る。このFPC93の下端部には半田付けによりリード
線95が接続されていて、同リード線95は図示しない
絞り機構に接続される。 【0023】また、上記FPC32の下に、もう一枚の
FPC33があり、同FPC33の一端は、図4に示す
ように、ミラーボックス70の一側面に沿って延び、同
側面に配設されたダイレクト測光用受光素子96のリー
ド端子に接続している。このFPC33の他端で前面側
に折り曲げられた折曲端部33Aにも、上記図2に示し
たと同様の基板接続部97、98が形成されている。基
板接続部97は、シャッター制御モジュール54(図3
参照)を構成する、第2ユニット部30BにおけるFP
C99(図6参照)の延出端部に形成された基板接続部
100と接続する部分であり、基板接続部98は、給電
モジュール55(図3参照)を構成する、FPC101
(図6参照)の延出端部に形成された基板接続部102
と接続する部分である。基板接続部100、102は第
2ユニット部30Bの巻上部103の前面に並置して取
り付けられ、上記基板接続部97、98と上記図2に示
した方法により、それぞれ接続装置59、60(図3参
照)を用いて接続される。なお、FPC99は、シャッ
ターユニット104の前面側部のシャッター制御部10
5に取り付けられたシャッター制御基板106に、半田
付けにより接続されている。FPC101は、図6に図
示されない部分で電源装置と接続する。 【0024】さらに、図6に示す第2ユニット部30B
において、フィルムパトローネ107(図7参照)を収
納するパトローネ室が存在するフィルム給送部108
に、DXコード読取りモジュール56(図3参照)を構
成するFPC109が配設されていて、そのフィルム給
送部108の上面に配置される部分に基板接続部110
が形成されている。この基板接続部110は第1ユニッ
ト部30AのFPC32の端部32Aに形成された基板
接続部111(図4参照)と上記図2に示した方法によ
り接続される。即ち、上記図1、図2において説明し
た、上板ユニット20との接続を図るための基板接続部
39はFPC32の端部32Aの上面に形成されたもの
であるが、同端部32Aの下面に上記DXコード読み取
りのための基板接続部111が形成されている。従っ
て、上記基板接続部24、39の電気接点パターン2
3、38同士が接続している面の下面位置で、上記基板
接続部111の電気接点パターン113と上記基板接続
部110の電気接点パターン112とが接続する。これ
らの基板接続部の連結には上記接続装置40(図1、図
2参照)が用いられる。接続装置40の台座41はカメ
ラ本体31のフィルム給送部108の上面に固設されて
いる。 【0025】上記FPC109の、フィルム給送部10
8の前面側に配置される部分には金メッキされた複数の
銅箔接点部115が形成されていて、これらの銅箔接点
部115は、図7に示すように、各板バネ部材116の
一端にそれぞれ圧着して接続している。各板バネ部材1
16は他端に球状の絞り加工を施されて突部116aが
形成されている。この突部116aは、板バネ部材11
6の付勢力によってフィルムパトローネ107の表面に
設けられたDXコード用導電箔部107aに圧接して電
気的導通状態を得る。板バネ部材116を通じて銅箔接
点部115で読み取られるDXコード信号は、FPC1
09上のIC117によりデコードされて上記基板接続
部110の電気接点パターン112へ送られる。 【0026】上述したように本体ユニット30側を各電
装モジュールに分解するようにすれば、上板ユニット2
0と本体ユニット30との間の信号の授受に異常が生じ
たときのチェックや、各モジュールを組立て工程中で上
板ユニット20との信号の授受を利用したチェック等を
容易に行なうことができる。 【0027】また、各モジュールにおける機能保証、修
理交換およびリード線接続の大幅な減少によるメリット
等、極めて利点の多い電気実装ユニットを実現すること
ができる。 【0028】従って、従来のように多くのリード線を半
田付けしなくて済むので、(1)ユニット接続の信頼性
が格段に向上し、(2)組立て工数の低減により製造コ
ストが抑制され、(3)再作業の容易さおよび信号ライ
ンが接続部分に集中することによるチェックの容易さを
有しリペアー性が大幅に向上する、等の利点がある。 【0029】また、シャッターユニット制御基板にフレ
キシブルプリント基板を接続させてカメラ本体表面の形
状に沿って伸延させたので、シャッターユニット制御基
板の組立て時およびリペア時における、上述の(1)〜
(3)の効果をさらに向上させることができる。 【0030】 【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、シャ
ッターユニットからの導電線(リード線等)を、他の構
造部材(駆動部材)等から確実に離間させて配置すると
共に、シャッターユニットの修理、交換等を容易にする
一眼レフカメラの電気基板実装構造を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施の形態を示すカメラの組立て正
面図。 【図2】上記図1中の2枚のFPCの接続部分における
拡大斜視図。 【図3】上記図1に示した実施の形態における本体ユニ
ットを複数の電装モジュールに分解した状態のブロック
図。 【図4】上記図1に示した本体ユニットを2分割したう
ちの第1ユニット部を背面側から見た斜視図。 【図5】上記図1に示した本体ユニットを2分割したう
ちの第1ユニット部を正面側から見た斜視図。 【図6】上記図1に示した本体ユニットを2分割したう
ちの第2ユニット部を正面側から見た斜視図。 【図7】上記図6中のフィルム給送部の横平面図。 【符号の説明】 11……上板 12……液晶表示パネル(情報表示装置) 16……ストロボ接点(入出力装置) 17……FPC(上板側フレキシブルプリント基板) 19……タッチ式スイッチ(入出力装置) 20……上板ユニット 23……電気接点パターン(電気接点) 24,39,82,85,97,98,100,10
2,110,111……基板接続部 26……開口部 27……蓋部材 30……本体ユニット 30A……第1ユニット部 30B……第2ユニット部 31……カメラ本体 32,33,74,93,99,101,109……F
PC(本体側フレキシブルプリント基板) 34……CPU(制御回路) 40,57〜63……接続装置(接続部材)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.シャッターユニットと、該シャッターユニットの前
    がわ側面部に設けられたシャッター制御基板と、撮影レ
    ンズを通過してきた光束を可動ミラーに導くミラーボッ
    クスユニットとがカメラ本体に設けられた一眼レフカメ
    ラの電気基板実装構造において、 上記シャッター制御基板に接続された第1の接続部と
    上記ミラーボックスユニットが上記カメラ本体に取り付
    けられたに該シャッター制御基板以外の回路基板に接
    続される第2の接続部とを有するフレキシブルプリン
    ト基板を具備したことを特徴とする一眼レフカメラの電
    気基板実装構造。
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