JP2714552B2 - 一眼レフカメラ - Google Patents

一眼レフカメラ

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JP2714552B2 JP8064445A JP6444596A JP2714552B2 JP 2714552 B2 JP2714552 B2 JP 2714552B2 JP 8064445 A JP8064445 A JP 8064445A JP 6444596 A JP6444596 A JP 6444596A JP 2714552 B2 JP2714552 B2 JP 2714552B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、一眼レフカメ
ラ、詳しくは撮影レンズを通過してきた光束をファイン
ダ光学系に導くミラー手段を有する一眼レフカメラに関
するものである。 【0002】 【従来の技術】近年、カメラ等の内部においては、測
光、測距等の動作を行なうための各種電気部品等を高密
度に配置するために、数多くのフレキシブルプリント基
板等が一般的に適用されている。 【0003】例えば、実開昭62−36587号公報に
おいて開示されているフレキシブルプリント基板を備え
た電気装置においては、フィルムに対し露光するための
開口部と、フィルム給送装置を有するカメラ本体に、こ
のカメラ本体以外の外部機器と電気的な接続を行なうた
めの電気接点(端子)を配設するようにしたものであ
る。 【0004】また、特開昭62−141525号公報に
おいて開示されているカメラのフレキシブルプリント基
板の実装構造においては、複数枚のフレキシブルプリン
ト基板をカメラ本体側に実装するようにしたものであっ
て、このフレキシブルプリント基板の最外側の延長片部
の表面側に、各フレキシブルプリント基板の回路調整、
チェック部品を集中的に配置するようにしたものであ
る。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】ところが、上記実開昭
62−36587号公報、特開昭62−141525号
公報等において開示されている手段によれば、カメラ本
体側のみにチェック用接点を配設するようにしたもので
あるが、一般的な一眼レフカメラ等においては、例えば
可動ミラー装置、ファインダー光学系等を有して構成さ
れるミラーボックス等、各種の機能を有する複数のユニ
ットによって構成されるようになっている。 【0006】従って、上述の手段によれば、例えばAF
(オートフォーカス)光学系等の電気装置を含むミラー
ボックスユニットについての検査(動作確認、品質検査
等)を行なうためには、このミラーボックスユニットを
カメラ本体側に組み込んだ状態で行なう必要がある。ま
た、カメラ本体単体の検査については、これを行なうこ
とは可能であるが、ミラーボックス自体の電気的機能等
について、ミラーボックスユニット単体でのチェックを
行なうことができないこととなる。 【0007】つまり、カメラ内部の各種機能についての
電気的な検査と調整等のチェックを行なうためには、カ
メラを組み上げた状態で行なう必要があり、その結果、
例えば、ミラーボックスユニットに配置されたAF機能
部品に不良等が発見されたような場合には、このミラー
ボックスユニット(不良品)を、再びカメラ本体から取
り外さなければならないということとなる。これは、工
数の増加につながり非常に効率が悪いと共に、製造コス
トの上昇、品質低下等の原因となってしまうこととな
る。 【0008】本発明の目的は、上記従来の問題点を解消
し、ミラーボックスユニットに配設されているAF機能
部品に不良等が発見されたような場合に、ミラ−ボック
スユニット単体での検査(動作確認、品質検査、調整
等)を行なうことができるようにして、無駄な組み立て
作業等をなくし工数削減を実現すると共に、製造コスト
の低減に寄与することのできる一眼レフカメラを提供す
ることを目的とする。 【0009】 【課題を解決するための手段】本発明による一眼レフカ
メラは、撮影レンズを通過してきた光束をファインダ光
学系に導くためのミラ−手段を有していて、フイルム給
送部を有するユニットに対して着脱可能なミラ−ボック
スユニットと、上記ミラ−ボックスユニットに配設され
ていて、少なくともAF制御モジュールを構成し、該ミ
ラ−ボックスユニット単体としてのAF機能の調整と検
査を行うことが可能なチェックパターン手段を有した電
気基板と、を具備したことを特徴とする。 【0010】 【発明の実施の形態】以下、図示の実施の形態によって
本発明を説明する。図1は、本発明の一実施の形態を適
用したカメラの組立て正面図である。図1において、フ
レキシブルプリント基板(以下、FPCと略記する。)
17は上板11の内側面に補強板15等を介し固定用ネ
ジ10により固定されている。情報入力用のタッチ式ス
イッチ19、液晶表示パネル12、異方向性導電ゴム1
3等は、機械的圧縮力によりFPC17に、導電メッキ
処理を施された銅箔部で圧着して取り付けられている。
ストロボ用電気接点(以下、ストロボ接点と略記す
る。)16は、FPC17に設けられた孔に貫通され、
この孔の周囲に設けられた銅箔部に対して半田付けされ
ている。また、このFPC17上には液晶ドライバーI
C、クロック、ストロボ制御回路等の電気部品14が実
装されている。さらに、FPC17は、上板11から自
由に動きうる可動部18を有し、同可動部18の端部
(以下、可動端部と称する。)18Aには、後述する基
板接続部24が設けられている。 【0011】一方、以上のような上板ユニット20に対
し、カメラ本体31上にFPC32が配設されてなる本
体ユニット30がある。FPC32上にはCPU(中央
演算処理装置)34、IC35等の電気部品が実装され
ている。この本体ユニット30のFPC32も、その一
端部32Aに後述する基板接続部39が設けられてい
る。上記上板ユニット20からの信号を授受し本体ユニ
ット30側で給電および制御を行なうための制御回路は
カメラ本体31内に設けられている。この制御回路は図
示しない電源装置、DC−DCコンバータ、制御IC、
EEPROM等からなり、上記上板ユニット20との制
御信号の授受を行なうための信号ラインは、上記FPC
32の端部32Aの基板接続部39で接続している。 【0012】上記上板ユニット20と、本体ユニット3
0とをカメラの組立て工程中で接続させるために、接続
装置40が用いられる。接続装置40は、図2に拡大し
て示すように、上記FPC17の可動端部18Aと上記
FPC32の端部32Aとを挟んで、これらの基板接続
部24、39同士を電気的および機械的に接続するもの
で、台座41、弾性部材42、押え板43およびビス4
4からなる。 【0013】上記台座41は、ネジ45によりカメラ本
体31に固定されている(図1参照)。この台座41の
上面には、円盤状の凸部41aが形成され、同凸部41
aの中央にネジ穴41bbを有したボス41bが形成さ
れている。凸部41aの近傍には位置決め用ボス41c
が形成されている。また、上記弾性部材42は上記台座
41のボス41bに嵌合するリングであり、さらに上記
押え板43は弾性部材42と同様のボス41bに嵌合す
る穴43aと上記位置決め用ボス41cに嵌合する孔4
3bとを有している。 【0014】上記FPC17、32の端部18A、32
Aの各基板接続部24、39の構造としては、図2に示
すように、可動端部18Aに上記ボス41bが嵌合する
孔21と上記位置決め用ボス41cが嵌合する孔22が
穿設され、また、端部32Aにも同様の孔36と37が
穿設されている。そして、FPC17と32とを電気的
に連結させるために、端部18A、32Aの互いの対向
面上の上記孔21、36の周囲に、あらかじめ、それぞ
れの絶縁フィルムを環状に剥離して銅箔部を露呈させ、
この露呈した銅箔部(斜線を施した部分)に金メッキが
施されて電気接点パターン23、38が形成されてい
る。 【0015】従って、上記FPC17と32とを端部1
8A、32Aで電気的に接続するに際し、上記電気接点
パターン23、38同士を対接させて端部18A、32
Aを重ね合わせ、この状態で孔21、36にボス41b
を、また孔22、37にボス41cをそれぞれ嵌合して
端部18A、32Aを台座41上に位置決めする。この
あと、孔21より突出したボス41bに弾性部材42を
介して押え板43の孔43aを嵌合させ、また、孔22
より突出したボス41cに押え板43の孔43bを嵌合
させる。最後に、押え板43の孔43aに嵌合して位置
決めされているボス41bの上端のネジ孔41bbにビ
ス44を螺合させて固定する。ビス44の頭がボス41
bの上端面に固定されることにより端部18A、32
A、弾性部材42、押え板43がボス41bから抜け止
めされた状態で互いが密着し、上記電気接点パターン2
3と38とは電気的に確実に接続する。弾性部材42が
介在されていることにより両端部18A、32A間で均
一な加圧力が得られるので、電気接点パターン23、3
8間では極めて安定した導通状態が得られることにな
る。 【0016】なお、上記FPC17の可動端部18Aの
上にもう一枚、別のFPCの端部を重ね合わせて互いの
電気的接続を図る場合には、上記可動端部18Aの両面
に電気接点パターンを形成すればよい。このようにすれ
ば、複数枚のFPCの接続に際しても、互いの電気的接
続が安定して行なわれると共に、1面に形成される電気
接点パターンの接点数は、例えば直径6mmの電気接点
パターンの場合、12接点程度は可能であるので(図2
に示した電気接点パターン23、38は6接点のも
の)、3枚のFPCを重ねたとき、1ヶ所の接続で24
接点の電気的接続が可能になる。従って、このような場
合、従来では、24本のリード線をその両端48ヶ所で
半田付け接続することになるが、このような半田付けは
本実施形態では不要となるので、電気信号ラインが多く
なるほどその効果が大きいことは明らかである。この実
施形態でも、実際には、後述するように、上記端部32
Aの電気接点パターン38が形成されている面の裏面に
別の電気接点パターンが形成されていて、もう一枚のF
PCの電気接点パターンと接続され、3枚のFPCを1
ヶ所で重ね合わせて接続した構成となっている。 【0017】上記接続装置40によって電気的および機
械的に接続された端部18A、32Aは、図1に示すよ
うに、台座41が固定されるカメラ本体31の所定位置
に配設される。この位置と対向する部分で、上板11に
は、開口部26が設けられていて、同開口部26に、平
常時これを覆って閉塞する着脱自在な蓋部材27が装着
されている。従って、蓋部材27を取り外すことにより
全信号ラインが集中している接続装置40の部分が開口
部26において露呈するので、カメラの組立て完成後で
も上板11を取り外すことなく、上記蓋部材27を外す
だけで上記接続装置40における修理、点検が可能であ
る。 【0018】上記図1において、本体ユニット30のF
PC32は、端部32Aで上板ユニット20のFPC1
7の可動端部18Aと接続装置40により接続されるも
のとなっているが、この実施形態で、FPC32の機能
がさらに分解されて幾つかのモジュールに分けられるこ
とにより、入出力装置、給電装置の機能の高効率化が図
られている。これを次に、図3以下で説明する。 【0019】図3に示すように、本体ユニット30は、
上記CPU34を含む中央処理モジュール51、AF制
御モジュール52、絞り制御モジュール53、シャッタ
ー制御モジュール54、給電モジュール55およびDX
コード読み取りモジュール56の各モジュールに分解さ
れている。中央処理モジュール51は上述したCPU3
4を含む制御回路およびFPC32等を有して構成され
る。そして、中央処理モジュール51と各モジュール5
2、53、54、55および56とは、図3に○印で示
した、上記接続装置40と同様構成の接続装置57〜6
1により接続されている。上板ユニット20に構成され
た入出力装置、演算記憶装置、情報表示装置等の出力
は、本体ユニット30に接続装置62を通じて制御入力
データとして送られて上記各モジュール51〜56で処
理され、これら各モジュールの制御出力データは上板ユ
ニット20へ接続装置63を通じて送られる。接続装置
62、63は、この実施形態では、上記図1、図2で説
明したように1つの接続装置40で構成されているが、
もちろん2つの接続装置であってもよい。また、本体ユ
ニット30および上板ユニット20は、それぞれ外部シ
ステム66、67と接続できるようになっているが、こ
れら外部システムとの接続に際しても、上述した接続装
置を用いることは可能である。 【0020】本発明が適用されているカメラは、このよ
うに構成されているので、上記各モジュールは電気実装
部品としても独立していることが望ましいのは言うまで
もない。 【0021】そこで、図4〜図7によって本体ユニット
30のさらに具体的な構成を説明する。 【0022】図4および図5は、カメラ本体31のミラ
ーボックス部と前板部を有してなる部分を、それぞれ後
方および前方から見た図であり、図6は、カメラ本体3
1のシャッターユニット部とフィルム給送部を有してな
る部分を前方から見た図である。つまり、図1に示した
本体ユニット30は、図4、図5に示す第1ユニット部
30A(ミラーボックスユニット)と、図6に示す第2
ユニット部30Bの2つに分割されている。 【0023】図4で、上記第1ユニット部30Aは、少
なくとも撮影レンズを通過してきた光束をファインダ光
学系に導くミラー手段、および、このミラー手段の略中
央部に設けられた半透過ミラー部を通してAF手段へと
撮影光束の一部を導くための補助ミラー等を有するミラ
ーボックス70が配置されたミラーボックスユニットが
設けられている。 【0024】また、ミラーボックス70の下面に、図示
されないオートフォーカス用受光素子(以下、AFセン
サーと称する。)を支持したAFセンサー台71が、頭
部が六角形で中心に十文字状の凹部を有する調整ビス7
2により調整自在に取り付けられていて、AFセンサー
の傾きと光軸方向の位置が調整ビス72の回転により調
整されるようになっている。このミラーボックス70の
AFセンサー台71を含む下面からミラーボックス70
の一側面および前板73の背面にかけてFPC74が取
り付けられている。このFPC74は上記AF制御モジ
ュール52(図3参照)を構成するもので、このFPC
74上にAF用CPU75、アナログIC76、調整用
半固定抵抗77等が配設されている。また、前板73の
側方に位置するFPC74の端部には、その表裏に銅箔
部からなる多数のチェックパターン78(チェックラン
ド手段)が形成されている。これによって、ミラーボッ
クス70単体によってもチェックを行なうことができ、
さらに、図4、図5に示した第1ユニット部30Aを図
6に示した第2ユニット部30Bに組み付けた後でも、
このチェックパターン78によりチェックが可能になっ
ている。このFPC74の、前板73に取り付けられて
いる部分の上部位置に、上記図2に示した電気接点パタ
ーン38(23)、孔36(21)、37(22)、か
らなる基板接続部39(24)と同様の構成の、電気接
点パターン79、孔80、81からなる基板接続部82
が形成されている。前板73に固設されたボス83、8
4が孔80、81に嵌合することによりこの基板接続部
82の位置決めがなされている。この基板接続部82
は、上記FPC32の端部32Aに隣接して前面側へ折
り曲げ形成されている折曲端部32Bの基板接続部85
と接続される。この基板接続部85も電気接点パターン
86と孔87、88からなる同様の構成とされており、
従って、FPC74、32の互いの基板接続部82、8
5は、両電気接点パターン79、86を重ねた状態で、
接続装置57の弾性部材89、押え板90、ビス91を
上記ボス83、84に取り付けて接続される。 【0025】また図5に示すように、前板73の前面の
マウント73aの側方には、絞り制御モジュール53
(図3参照)を構成するFPC93が配置されている。
このFPC93の上端部にも上記と同様の基板接続部が
形成され、上記FPC32の一部から前面側に延出した
端部32Cに形成された同様の基板接続部と、上記図2
に示した接続方法で、接続装置58により接続されてい
る。このFPC93の下端部には半田付けによりリード
線95が接続されていて、同リード線95は図示しない
絞り機構に接続される。 【0026】また、上記FPC32の下に、もう一枚の
FPC33があり、同FPC33の一端は、図4に示す
ように、ミラーボックス70の一側面に沿って延び、同
側面に配設されたダイレクト測光用受光素子96のリー
ド端子に接続している。このFPC33の他端で前面側
に折り曲げられた折曲端部33Aにも、上記図2に示し
たと同様の基板接続部97、98が形成されている。基
板接続部97は、シャッター制御モジュール54(図3
参照)を構成する、第2ユニット部30BにおけるFP
C99(図6参照)の延出端部に形成された基板接続部
100と接続する部分であり、基板接続部98は、給電
モジュール55(図3参照)を構成する、FPC101
(図6参照)の延出端部に形成された基板接続部102
と接続する部分である。基板接続部100、102は第
2ユニット部30Bの巻上部103の前面に並置して取
り付けられ、上記基板接続部97、98と上記図2に示
した方法により、それぞれ接続装置59、60(図3参
照)を用いて接続される。なお、FPC99は、シャッ
ターユニット104の前面側部のシャッター制御部10
5に取り付けられたシャッター制御基板106に、半田
付けにより接続されている。FPC101は、図6に図
示されない部分で電源装置と接続する。 【0027】さらに、図6に示す第2ユニット部30B
において、フィルムパトローネ107(図7参照)を収
納するパトローネ室が存在するフィルム給送部108
に、DXコード読み取りモジュール56(図3参照)を
構成するFPC109が配設されていて、そのフィルム
給送部108の上面に配置される部分に基板接続部11
0が形成されている。この基板接続部110は第1ユニ
ット部30AのFPC32の端部32Aに形成された基
板接続部111(図4参照)と上記図2に示した方法に
より接続される。即ち、上記図1、図2において説明し
た、上板ユニット20との接続を図るための基板接続部
39はFPC32の端部32Aの上面に形成されたもの
であるが、同端部32Aの下面に上記DXコード読み取
りのための基板接続部111が形成されている。従っ
て、上記基板接続部24、39の電気接点パターン2
3、38同士が接続している面の下面位置で、上記基板
接続部111の電気接点パターン113と上記基板接続
部110の電気接点パターン112とが接続する。これ
らの基板接続部の連結には上記接続装置40(図1、図
2参照)が用いられる。接続装置40の台座41はカメ
ラ本体31のフィルム給送部108の上面に固設されて
いる。 【0028】上記FPC109の、フィルム給送部10
8の前面側に配置される部分には金メッキされた複数の
銅箔接点部115が形成されていて、これらの銅箔接点
部115は、図7に示すように、各板バネ部材116の
一端にそれぞれ圧着して接続している。各板バネ部材1
16は他端に球状の絞り加工を施されて突部116aが
形成されている。この突部116aは、板バネ部材11
6の付勢力によってフィルムパトローネ107の表面に
設けられたDXコード用導電箔部107aに圧接して電
気的導通状態を得る。板バネ部材116を通じて銅箔接
点部115で読み取られるDXコード信号は、FPC1
09上のIC117によりデコードされて上記基板接続
部110の電気接点パターン112へ送られる。 【0029】上述したように本体ユニット30側を各電
装モジュールに分解するようにすれば、上板ユニット2
0と本体ユニット30との間の信号の授受に異常が生じ
たときのチェックや、各モジュールを組立て工程中で上
板ユニット20との信号の授受を利用したチェック等を
容易に行なうことができる。 【0030】また、各モジュールにおける機能保証、修
理交換およびリード線接続の大幅な減少によるメリット
等、極めて利点の多い電気実装ユニットを実現すること
ができる。 【0031】 【発明の効果】 以上述べたように本発明によれば、ミ
ラーボックスユニットに配設されているAF機能部品が
不良である場合に、ミラ−ボックスユニット単体での検
査(動作確認、品質検査、調整等)を行なうことができ
るようにして、無駄な組み立て作業等をなくし工数削減
を実現すると共に、製造コストの低減に寄与することの
できる一眼レフカメラを提供することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施の形態を示すカメラの組立て正
面図。 【図2】上記図1中の2枚のFPCの接続部分における
拡大斜視図。 【図3】上記図1に示した実施形態における本体ユニッ
トを複数の電装モジュールに分解した状態のブロック
図。 【図4】上記図1に示した本体ユニットを2分割したう
ちの第1ユニット部を背面側から見た斜視図。 【図5】上記図1に示した本体ユニットを2分割したう
ちの第1ユニット部を正面側から見た斜視図。 【図6】上記図1に示した本体ユニットを2分割したう
ちの第2ユニット部を正面側から見た斜視図。 【図7】上記図6中のフィルム給送部の横平面図。 【符号の説明】 11……上板 12……液晶表示パネル(情報表示装置) 16……ストロボ接点(入出力装置) 17……FPC(上板側フレキシブルプリント基板) 19……タッチ式スイッチ(入出力装置) 20……上板ユニット 23……電気接点パターン(電気接点) 24,39,82,85,97,98,100,10
2,110,111……基板接続部 26……開口部 27……蓋部材 30……本体ユニット 30A……第1ユニット部(ミラーボックスユニット) 30B……第2ユニット部 31……カメラ本体 32,33,93,99,101,109……FPC
(本体側フレキシブルプリント基板) 34……CPU(制御回路) 40,57〜63……接続装置(接続部材) 74……FPC(ミラーボックス側フレキシブルプリン
ト基板;電気基板) 78……チェックパターン(チェックランド手段)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.撮影レンズを通過してきた光束をファインダ光学系
    に導くためのミラ−手段を有していて、フイルム給送部
    を有するユニットに対して着脱可能なミラ−ボックスユ
    ニットと、 上記ミラ−ボックスユニットに配設されていて、少なく
    ともAF制御モジュールを構成し、該ミラ−ボックスユ
    ニット単体としてのAF機能の調整と検査を行うことが
    可能なチェックパターン手段を有した電気基板と、 を具備したことを特徴とする一眼レフカメラ。
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