JP3398054B2 - 内視鏡フィルムカセット - Google Patents

内視鏡フィルムカセット

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する分野】本発明は、内視鏡カメラに装着さ
れて写真撮影に使用される内視鏡フィルムカセットに関
する。 【0002】 【従来の技術】内視鏡観察像の撮影に用いる内視鏡カメ
ラには、カートリッジ方式の内視鏡フィルムカセットが
使用されている。 【0003】ところで、近年、内視鏡撮影装置が専門的
に発達し、内視鏡挿入部先端部に固体撮像素子を配置し
て高画質を実現する電子内視鏡や、安価で小型なタング
ステンタイプの光源を用いた光源装置など装置の改良が
図られ、内視鏡写真撮影においても装置の特性を生かし
た最高の画質のものが要求されている。 【0004】このため、撮影時においては、上記内視鏡
撮影装置の特性に応じて、用いるフィルムの粒子の粗
さ、感度、色温度タイプ等を使い分ける必要がある。 【0005】また、撮影者の用途に応じて、上記フィル
ムの枚数や、そのフィルムがリバーサルフィルムである
かネガフィルムであるか等も変える必要がある。 【0006】従って、内視鏡カメラに使用されるフィル
ムは、該フイルムの粒子の粗さ、感度、色温度タイプ、
枚数、そのフィルムがリバーサルフィルムであるかネガ
フィルムであるか、等の組み合わせによって様々な種類
のものがあることになる。 【0007】そして、フィルムの種類が増加すると、該
フィルムの種類誤認防止のため、カメラ側でフィルムカ
セットに設けられている情報を自動的に識別し、撮影条
件を自動で切り換えることが要求される。 【0008】この自動識別が可能な内視鏡フィルムカセ
ットの従来例を図17を参照して説明する。このフィル
ムカセットは、内部にフィルムが巻装されたフィルム供
給部3と、撮影後のフィルムが巻き取られるフィルム巻
上部4と、このフィルム巻上部4と上記フィルム供給部
3とを連結する板状のブリッジ部5と、が一体に構成さ
れたカセット本体1の上記ブリッジ部5の底面に、各種
のフィルム情報が設定されたROMや発振器等の電気素
子6を備えた基盤8が設けられている。 【0009】上記基盤8には、3つの接点9,10,1
1が設けられており、これらの接点は、図示しないカメ
ラ本体に設けられた電源、CPU、及び、GNDにそれ
ぞれ接続される。そして、上記CPUは、上記ROMか
らの信号を読み込み、カメラを制御する。 【0010】しかし、このようなフィルムカセットは、
ROMや発振器等を必要するため、高価なものとなって
しまう。 【0011】これに対処し、本出願人は、特許番号第2
647296号公報に、ROMや発振器に代えて、フィ
ルムの種類に応じて特有の抵抗値が設定された固定抵抗
を搭載した基盤をカセット本体のブリッジ部の底面に設
けた内視鏡フィルムカセットを開示している。この技術
によれば、カメラ本体のCPUは、固定抵抗の抵抗値の
違いを読みとってフィルムの種類を識別し、カメラを制
御する。 【0012】このフィルムカセットによれば、ROMや
発振器を必要としないため、コストの低減を図ることが
でき、また、GNDを必要としないため、基盤に設ける
接点も2つですむ。 【0013】 【発明が解決しようとする課題】しかし、上記特許番号
第2647296号公報に示されているフィルムカセッ
トにおいても、固定抵抗をカセット本体に取り付けるた
めの基盤を必要としている。この基盤は、固定抵抗をは
んだ付けするパターンや、カメラにフィルム情報を出力
するためのパターン等が必要となるため、このフィルム
カセットにおいても、依然、コストの低減を充分に図れ
たものとは言い難い。 【0014】また、上記フィルムカセットは、組立時に
おいて、固定抵抗の基盤へのはんだ付け、基盤のフィル
ムカセットへの固定等の工程が必要であり、組立工数の
点でも、依然、コストアップとならざるを得ない。 【0015】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、簡単な構造でフィルムの種類を識別することがで
き、組立作業性、製造コスト面で有利な内視鏡フィルム
カセットを提供することを目的とする。 【0016】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明による内視鏡フィルムカセットは、カメラに
装着自在で、かつ内部にフィルムを収納してなるカセッ
ト本体と、このカセット本体に設けられ複数のフィルム
情報を設定してなる固定抵抗と、この固定抵抗で設定さ
れたフィルム情報を前記カメラ側に出力するための接点
と、を具備した内視鏡用フィルムカセットにおいて、前
記固定抵抗はチップ抵抗であり、前記接点は前記チップ
抵抗の電極であることを特徴とする。 【0017】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1乃至図4は本発明の実施の一
形態に係わり、図1は内視鏡フィルムカセットの底面
図、図2は上記内視鏡フィルムカセットの一部断面図を
含む背面図、図3は上記内視鏡フィルムカセットがカメ
ラに収納された状態を示す図、図4は上記カメラのフィ
ルム識別情報出力用の接点構造を示す図、である。 【0018】図1及び図2は例えば内視鏡カメラのフィ
ルムカセットを示し、このフィルムカセットのカセット
本体21は、内部にフィルム27が巻装されたフィルム
供給部3と、撮影後のフィルム27が巻き取られるフィ
ルム巻上部4と、このフィルム巻上部4と上記フィルム
供給部3とを連結する板状のブリッジ部22とを備え、
これらが一体に構成されている。 【0019】上記ブリッジ部22の底面には、該ブリッ
ジ部22の略中央位置に、矩形の凹部に形成されたチッ
プ抵抗保持部23が設けられている。また、このチップ
抵抗保持部23の左右辺には、円弧状の凹部に形成され
た逃げ部24,24が上記チップ抵抗保持部23と一体
に設けられている。 【0020】上記チップ抵抗保持部23には、該チップ
抵抗保持部23と略同形の矩形の板状に形成され、左右
両端に電極26,26を備えたチップ抵抗25が接着固
定されている。 【0021】このチップ抵抗25は、図2に示すよう
に、電極26,26を有する面が上記ブリッジ部22の
底面と略同一面となり、かつ上記電極26,26が外部
に露呈されるよう、上記チップ抵抗保持部23に固定さ
れている。このとき、上記逃げ部24,24は、それぞ
れ、上記電極26,26の近傍に位置する。 【0022】ここで、上記カセット本体21のブリッジ
部22には、フィルム供給部3内部に巻装されるフィル
ム27の種類に応じて予め設定された抵抗値のチップ抵
抗が接着固定されるようになっている。すなわち、上記
カセット本体21に設けられるチップ抵抗25の抵抗値
は、このカセット本体21に巻装されたフィルム27の
粒子の粗さ、感度、色温度タイプ、枚数、及び、そのフ
ィルムがリバーサルフィルムであるかネガフィルムであ
るか、等からなるフィルムの種類に対応して予め設定さ
れている。 【0023】図3に示すように、フィルムカセットが適
用される内視鏡カメラ40は、上記フィルムカセットを
収容可能な筐体41と、この筐体41に取り付けられた
結像レンズ42と、上記筐体41を開閉自在な蓋体43
と、この蓋体43に設けられフィルムカセット装填時に
フィルム27を押圧して固定するフィルム圧板装置44
と、を有している。 【0024】さらに、上記カメラ40は、フィルムカセ
ット装填時に、上記チップ抵抗25の電極26,26に
それぞれ電気的に接続自在な接点ピン45,45を有し
ている(図4参照)。 【0025】上記接点ピン45,45は、上記筐体41
の底面に設けられたケース47に保持され、該接点ピン
45,45の先端部は、上記ケース47から突出されて
筐体41内部の電極26,26位置にそれぞれ臨まされ
ている。また、上記接点ピン45,45には、上記ケー
ス47内部で、コイルスプリング46,46がそれぞれ
巻装され、このコイルスプリング46,46によって上
記接点ピン45,45が上記筐体41内部側に付勢され
ている。 【0026】また、上記接点ピン45,45の基端側
は、カメラ40の制御部(図示せず)に接続されてい
る。 【0027】フィルムカセットがカメラ40に装填され
ると、図4に示すように、チップ抵抗25の電極26,
26は、直接、カメラ40の接点ピン45,45にそれ
ぞれ電気的に接続される。 【0028】上記カメラ40の制御部は、上記接点ピン
45,45を介して上記チップ抵抗25の抵抗値をフィ
ルム識別情報として読み込み、フィルムの種類を識別す
ることにより、カメラ40をフィルム27の種類に応じ
て制御する。 【0029】ここで、上記チップ抵抗25の電極26,
26を有する面が、ブリッジ部22の底面に対して多少
の高低差を持って取り付けられた場合でも、逃げ部2
4,24によって上記接点ピン45,45の動きが規制
され、該接点ピン45,45がブリッジ部22の底面に
接触されることなく確実に上記電極26,26に接触さ
れる。 【0030】このように、この実施の形態による内視鏡
用フィルムカセットは、フィルム供給部3に巻装された
フィルムの種類に応じて予め設定された固有の抵抗値の
チップ抵抗25をブリッジ部22に設け、このチップ抵
抗25の抵抗値をフィルム識別情報としてカメラ40に
出力するので、簡単な構成で確実にカメラ40にフィル
ムの種類を識別させることができる。 【0031】この際、上記チップ抵抗25は、電気基盤
等を介さずに直接ブリッジ部22に接着固定されるの
で、部品点数、組立工数を削減し、コストの低減を図る
ことができる。 【0032】また、上記チップ抵抗25の電極26,2
6を接点ピン45,45との接点として兼用し、上記電
極26,26に直接接点ピン45,45が接触可能な構
成としたので、フィルムカセットのさらなる簡素化を図
ることができる。 【0033】また、電極26,26の近辺に逃げ部2
4,24を設けることにより、ブリッジ部22の底面と
チップ抵抗25の取付位置とに多少の誤差がある場合で
も接点ピン45,45を電極26,26に確実に接触さ
せることができる。従って、上記チップ抵抗25の取付
にあまり精度を必要とせず、さらに、組立性を向上させ
ることができる。 【0034】次に、図5乃至図7は本発明の第2の実施
の形態に係り、図5は内視鏡フィルムカセットの底面
図、図6はチップ抵抗保持部を示す説明図、図7はチッ
プ抵抗を保持した状態を示す説明図、である。なお、本
実施の形態はチップ抵抗保持部の構成が上述の第1の実
施の形態と異なる。その他、同様の構成については同符
号を付して説明を省略する。 【0035】図示のように、ブリッジ部22の底面には
チップ抵抗保持部28が設けられ、このチップ抵抗保持
部28は、チップ抵抗25と略同形に形成され該チップ
抵抗25を保持可能な矩形の保持穴29と、この保持穴
29の長手側の側辺に沿って形成された細長の穴部3
0,30とを有している。 【0036】上記保持穴29と穴部30,30との間は
弾性ブリッジ31,31として形成され、この弾性ブリ
ッジ31,31には、上記保持穴29側に内向した凸部
32,32が設けられている。 【0037】図7に示すように、上記保持穴29には、
チップ抵抗25が嵌合されている。このチップ抵抗25
の保持穴29への嵌合によって凸部32,32は外方に
押圧され、これに伴い弾性ブリッジ31,31が穴部3
0,30側に弾性変形される。 【0038】そして、上記チップ抵抗25は、この弾性
変形された弾性ブリッジ31,31の復元力により押圧
されて上記保持穴29に固定される。 【0039】ここで、上記弾性ブリッジ31,31が押
し広げられた際の歪みは、穴部30,30によって吸収
される。 【0040】このように、本実施の形態による内視鏡用
フィルムカセットは、弾性ブリッジ31,31の復元力
によってチップ抵抗25を保持するので、カセット本体
21にチップ抵抗25を接着する工程を必要とせず、上
述の第1の実施の形態よりもさらに組立工程の簡素化を
図ることができる。 【0041】なお、上述の第1の実施の形態と同様、保
持穴29に逃げ部を設けても良いことは勿論である。 【0042】次に、図8乃至図10は本発明の第3の実
施の形態に係り、図8は内視鏡フィルムカセットの底面
図、図9はチップ抵抗保持部を示す説明図、図10はチ
ップ抵抗を保持した状態を示す説明図、である。なお、
本実施の形態はチップ抵抗保持部の構成が上述の第1の
実施の形態と異なる。その他、同様の構成については同
符号を付して説明を省略する。 【0043】図示のように、ブリッジ部22の底面に
は、チップ抵抗25と略同形の矩形の凹部に形成された
チップ抵抗保持部33が設けられている。 【0044】また、上記ブリッジ部22の底面には、上
記チップ抵抗保持部33の長手側の側辺に近接してピン
34,34が設けられている。ここで、このピン34,
34は、上記ブリッジ部22と一体に形成されている。 【0045】図10に示すように、上記チップ抵抗保持
部33には、チップ抵抗25が嵌合されている。こチッ
プ抵抗保持部33に嵌合されたチップ抵抗25は、熱変
形されたピン34,34によって固定されている。すな
わち、フィルムカセットの組立時に、上記ピン34,3
4は、加熱されながら押圧され、熱変形されることによ
って、上記チップ抵抗25を両側から押さえつけて固定
する。 【0046】このように、本実施の形態によれば、ピン
34,34をブリッジ部22と一体に形成し、このピン
34,34を熱変形させることによってチップ抵抗25
を固定するので、上記チップ抵抗25を固定するための
部品点数、組立工数を削減し、コストの低減を図ること
ができる。 【0047】なお、上記チップ抵抗25を固定するため
のピン34の数は、2本に限定されるものではなく、3
本以上設けてもよい。 【0048】また、上述の第1の実施の形態と同様、チ
ップ抵抗保持部33に逃げ部を設けても良いことは勿論
である。 【0049】次に、図11乃至図14は本発明の第4の
実施の形態に係り、図11は内視鏡フィルムカセットの
底面図、図12は上記内視鏡フィルムカセットの一部断
面図を含む背面図、図13は上記内視鏡フィルムカセッ
トがカメラに収納された状態を示す図、図14は上記カ
メラのフィルム識別情報出力用の接点構造を示す図、で
ある。なお、この実施の形態は、チップ抵抗に代えてリ
ード線付の固定抵抗を用いた点が、上述した第1乃至第
3の実施の形態と異なる。その他、同様の構成について
は、同符号を付して説明を省略する。 【0050】図示のように、ブリッジ部22の底面に
は、矩形の凹部に形成された固定抵抗保持部50が設け
られている。また、この固定抵抗保持部50の左右側に
は、凹条のリード線受部51,51が、上記固定抵抗保
持部50に対して所定の段差を有して一体に設けられて
いる。 【0051】ここで、上記リード線受部51,51の深
さは、後述するリード線53の線径と略同径に形成され
ている。また、上記リード線受部51,51は、図13
に示すように、内視鏡カメラ40に設けられたピン4
5,45の取付位置にそれぞれ対応する位置に設けられ
ている。 【0052】上記固定抵抗保持部50には、両端にリー
ド線53,53を備えたリード線付固定抵抗52が収納
され、接着固定されている。 【0053】また、上記リード線53,53は、下方に
屈曲された後外向して屈曲され、上記リード線受部5
1,51に収納保持されている。 【0054】フィルムカセットがカメラ40に装填され
ると、図13,図14に示すように、リード線付固定抵
抗52のリード線53,53は、カメラ40の接点ピン
45,45にそれぞれ電気的に接続される。 【0055】上記カメラ40の制御部は、上記接点ピン
45,45を介して上記リード線付固定抵抗52の抵抗
値をフィルム識別情報として読み込み、フィルムの種類
を識別することにより、カメラ40をフィルムの種類に
応じて制御する。 【0056】この実施の形態においても、上述の第1の
実施の形態と略同様に、リード線付固定抵抗52は、電
気基盤等を介さずに直接ブリッジ部22に接着固定され
るので、部品点数、組立工数を削減し、コストの低減を
図ることができる。 【0057】また、上記リード線付固定抵抗52のリー
ド線53,53を、直接、接点ピン45,45との接点
として兼用したので、フィルムカセットのさらなる簡素
化を図ることができる。 【0058】次に、図15,図16は本発明の第5の実
施の形態に係り、図15は内視鏡フィルムカセットの底
面図、図16は上記内視鏡フィルムカセットの一部断面
図を含む背面図、である。なお、この実施の形態は、固
定抵抗保持部の構成が上述の第4の実施の形態と異な
る。その他、同様の構成については、同符号を付して説
明を省略する。 【0059】図示のように、ブリッジ部22の上面に
は、矩形の凹部に形成された固定抵抗保持部57が設け
られている。また、この固定抵抗保持部57の左右端に
は、上記ブリッジ部22の上面側と底面側とを連通する
リード線孔58,58が穿設されている。さらに、上記
ブリッジ部22の底面には、上記固定抵抗保持部57と
重畳する位置に、リード線受部60,60が設けられ、
これらリード線受部60,60は上記リード線孔58,
58と連設されている。 【0060】ここで、上記リード線受部60,60の深
さは、リード線53の線径と略同径に形成されている。 【0061】上記固定抵抗保持部57には、リード線付
固定抵抗52が収納され、このリード線付固定抵抗52
のリード線53,53は、下方に屈曲され上記リード線
孔58,58に挿通された後内向して屈曲されて上記リ
ード線受部60,60に収納保持されている。 【0062】このように、上記リード線付固定抵抗52
は、リード線53,53をブリッジ部22の上面側から
リード線孔58,58に挿通しさらに内方に屈曲させる
ことにより、上記固定抵抗保持部57に固定保持され
る。 【0063】従って、本実施の形態によるフィルムカセ
ットは、カセット本体21にリード線付固定抵抗52を
接着する工程を必要とせず、上述の第4の実施の形態よ
りもさらに組立工程の簡素化を図ることができる。 【0064】[付記]以上詳述したような本発明の上記
実施形態によれば、以下の如き構成を得ることができ
る。 【0065】(1)カメラに着脱自在で、かつ内部にフ
ィルム情報を収納してなるカセット本体と、このカセッ
ト本体に設けられフィルム情報を設定してなる固定抵抗
と、この固定抵抗で設定されたフィルム情報を前記カメ
ラ側に出力するための接点とを具備した内視鏡フィルム
カセットにおいて、前記固定抵抗はチップ抵抗であり、
前記接点は前記チップ抵抗の電極であることを特徴とす
る内視鏡フィルムカセット。 【0066】(2)付記1項において、前記チップ抵抗
は、前記カセット本体のブリッジ部底面に設けられた凹
状のチップ抵抗保持部に、直接、接着固定されているこ
とを特徴とする内視鏡フィルムカセット。 【0067】(4)付記1項において、前記カセット本
体のブリッジ部底面に、前記チップ抵抗と略同形の保持
穴と、前記保持穴に内向した凸部と、を設け、前記保持
穴の少なくとも前記凸部が設けられた部位の近傍を弾性
変形可能に形成し、前記チップ抵抗は、前記保持穴を弾
性変形させて該チップ抵抗を嵌合した際の復元力によっ
て前記凸部に押圧保持されていることを特徴とする内視
鏡フィルムカセット。 【0068】(5)付記1項において、前記カセット本
体のブリッジ部底面に、凹状のチップ抵抗保持部と、こ
のチップ抵抗保持部に近接した複数のピンと、を設け、
前記チップ抵抗は、該チップ抵抗を前記チップ抵抗保持
部に収容した後、熱変形させた前記ピンで前記チップ抵
抗を押さえつけることによって保持されていることを特
徴とする内視鏡フィルムカセット。 【0069】(6)付記1項乃至付記5項において、前
記カセット本体のブリッジ部底面であって、前記電極の
回りに、カメラ側接点と前記ブリッジ部底面との接触を
防止する逃げ部を設けたことを特徴とする内視鏡フィル
ムカセット。 【0070】(7)カメラに着脱自在で、かつ内部にフ
ィルム情報を収納してなるカセット本体と、このカセッ
ト本体に設けられ複数のフィルム情報を設定してなる固
定抵抗と、この固定抵抗で設定されたフィルム情報を前
記カメラ側に出力するための接点とを具備した内視鏡フ
ィルムカセットにおいて、前記固定抵抗はリード線付固
定抵抗であり、前記接点は前記リード線付固定抵抗のリ
ード線であることを特徴とする内視鏡フィルムカセッ
ト。 【0071】(8)付記7項において、前記リード線付
固定抵抗は、前記カセット本体のブリッジ部底面に設け
られた凹状の固定抵抗保持部に、直接、接着固定されて
いることを特徴とする内視鏡フィルムカセット。 【0072】(9)付記7項において、前記カセット本
体のブリッジ部上面に、凹状の固定抵抗保持部と、この
固定抵抗保持部に穿設され前記ブリッジ部の上面側と底
面側とを連通するリード線孔と、を設け、前記リード線
付固定抵抗は、該リード線付固定抵抗を前記固定抵抗保
持部に収容した後、前記リード線を前記リード線孔に挿
通し前記ブリッジ部の底面側で折り曲げることにより保
持されていることを特徴とする内視鏡フィルムカセッ
ト。 【0073】 【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
簡単な構造でフィルムの種類を識別することができ、組
立作業性、製造コスト面で有利な内視鏡フィルムカセッ
トを提供することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】図1乃至図4は本発明の第1の実施の形態に係
わり、図1は内視鏡フィルムカセットの底面図、 【図2】内視鏡フィルムカセットの一部断面図を含む背
面図、 【図3】内視鏡フィルムカセットがカメラに収納された
状態を示す図、 【図4】カメラのフィルム識別情報出力用の接点構造を
示す図、 【図5】図5乃至図7は本発明の第2の実施の形態に係
り、図5は内視鏡フィルムカセットの底面図、 【図6】チップ抵抗保持部を示す説明図、 【図7】チップ抵抗を保持した状態を示す説明図、 【図8】図8乃至図10は本発明の第3の実施の形態に
係り、図8は内視鏡フィルムカセットの底面図、 【図9】チップ抵抗保持部を示す説明図、 【図10】チップ抵抗を保持した状態を示す説明図、 【図11】図11乃至図14は本発明の第4の実施の形
態に係り、図11は内視鏡フィルムカセットの底面図、 【図12】内視鏡フィルムカセットの一部断面図を含む
背面図、 【図13】内視鏡フィルムカセットがカメラに収納され
た状態を示す図、 【図14】カメラのフィルム識別情報出力用の接点構造
を示す図、 【図15】図15,図16は本発明の第5の実施の形態
に係り、図15は内視鏡フィルムカセットの底面図、 【図16】内視鏡フィルムカセットの一部断面図を含む
背面図、 【図17】従来の内視鏡フィルムカセットの底面図、 【符号の説明】 21 … カセット本体 25 … チップ抵抗 26 … 電極 27 … フィルム 40 … カメラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G03B 7/24 G03B 7/24 17/00 17/00 J 17/26 17/26 (56)参考文献 特開 平7−168237(JP,A) 特許2647926(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03C 3/00 535 G03C 3/00 571 G03C 3/00 572 A61B 1/04 360

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 カメラに装着自在で、かつ内部にフィル
    ムを収納してなるカセット本体と、このカセット本体に
    設けられフィルム情報を設定してなる固定抵抗と、この
    固定抵抗で設定されたフィルム情報を前記カメラ側に出
    力するための接点と、を具備した内視鏡用フィルムカセ
    ットにおいて、 前記固定抵抗はチップ抵抗であり、前記接点は前記チッ
    プ抵抗の電極であることを特徴とする内視鏡フィルムカ
    セット。
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