JP2503517Y2 - フレキシブルプリント配線基板と接点片との接続構造 - Google Patents
フレキシブルプリント配線基板と接点片との接続構造Info
- Publication number
- JP2503517Y2 JP2503517Y2 JP131290U JP131290U JP2503517Y2 JP 2503517 Y2 JP2503517 Y2 JP 2503517Y2 JP 131290 U JP131290 U JP 131290U JP 131290 U JP131290 U JP 131290U JP 2503517 Y2 JP2503517 Y2 JP 2503517Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wiring board
- printed wiring
- flexible printed
- contact piece
- connection structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Liquid Crystal (AREA)
- Multi-Conductor Connections (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、カメラなどを始めとする各種電子機器、装
置において種々の接点片をフレキシブルプリント配線基
板に電気的に接続する際に用いて好適なフレキシブルプ
リント配線基板と接点片との接続構造に関する。
置において種々の接点片をフレキシブルプリント配線基
板に電気的に接続する際に用いて好適なフレキシブルプ
リント配線基板と接点片との接続構造に関する。
たとえばフィルムパトローネの外側に表示されている
Dxコードを読み取るためのDx接点片を、カメラ内でパト
ローネ収納室の外側付近に設け、その一端をパトローネ
収納室内に臨ませるとともに、このDx接点片からの信号
を感知してフィルム感度を撮影情報として自動的に設定
するフィルム感度自動セット用の制御回路部品や信号伝
達用プリント配線を有するフレキシブルプリント配線基
板(FPCと呼ばれる)を、前記接点片の外側でカメラボ
ディと外側カバーとの間のスペース内に配設すること
が、従来から一般に行なわれていた。これは、限られた
カメラ内のスペースに、撮影用レンズやその光軸付近に
配設される部品等には邪魔とならないように、しかも他
の構成部品との関係において効率よく組込んで配設する
ためである。
Dxコードを読み取るためのDx接点片を、カメラ内でパト
ローネ収納室の外側付近に設け、その一端をパトローネ
収納室内に臨ませるとともに、このDx接点片からの信号
を感知してフィルム感度を撮影情報として自動的に設定
するフィルム感度自動セット用の制御回路部品や信号伝
達用プリント配線を有するフレキシブルプリント配線基
板(FPCと呼ばれる)を、前記接点片の外側でカメラボ
ディと外側カバーとの間のスペース内に配設すること
が、従来から一般に行なわれていた。これは、限られた
カメラ内のスペースに、撮影用レンズやその光軸付近に
配設される部品等には邪魔とならないように、しかも他
の構成部品との関係において効率よく組込んで配設する
ためである。
ところで、上述したDx接点片をフレキシブルプリント
配線基板側のプリント配線等に接続するにあたって従来
一般には、リード線や接続用として専用のフレキシブル
プリント配線基板を用い、このような電気的接続手段の
一端をDx接点片側に半田付けするとともに、他端をフレ
キシブルプリント配線基板の平面部分にある程度のスペ
ースを取って半田付けする等といった接続構造であっ
た。
配線基板側のプリント配線等に接続するにあたって従来
一般には、リード線や接続用として専用のフレキシブル
プリント配線基板を用い、このような電気的接続手段の
一端をDx接点片側に半田付けするとともに、他端をフレ
キシブルプリント配線基板の平面部分にある程度のスペ
ースを取って半田付けする等といった接続構造であっ
た。
しかしながら、上述したようなリード線や接続用フレ
キシブルプリント配線基板等の電気的接続手段を、被接
続部品であるDx接点片とフレキシブルプリント配線基板
とは別個に用いてなる従来構造では、その使用によるコ
スト高や接続個所が多くなることによる接続作業の煩雑
さ等といった問題を避けられず、またこれら接続手段を
接続するための半田付け用のスペースを、フレキシブル
プリント配線基板の平面部分に設ける必要があり、この
基板上の有効利用化を図るうえで問題となる等の不具合
があった。特に、最近のカメラでは、全体の小型かつコ
ンパクト化を図るとともに、構成部品を最小限とし低コ
スト化を図ることが望まれており、上述したフレキシブ
ルプリント配線基板とDx接点片との接続構造の簡素化
や、フレキシブルプリント配線基板上での高密度な配線
パターン形成、部品実装等を可能としその有効利用化を
達成すること等が必要とされており、これらを満足し得
るような何らかの対策を講じることが望まれている。
キシブルプリント配線基板等の電気的接続手段を、被接
続部品であるDx接点片とフレキシブルプリント配線基板
とは別個に用いてなる従来構造では、その使用によるコ
スト高や接続個所が多くなることによる接続作業の煩雑
さ等といった問題を避けられず、またこれら接続手段を
接続するための半田付け用のスペースを、フレキシブル
プリント配線基板の平面部分に設ける必要があり、この
基板上の有効利用化を図るうえで問題となる等の不具合
があった。特に、最近のカメラでは、全体の小型かつコ
ンパクト化を図るとともに、構成部品を最小限とし低コ
スト化を図ることが望まれており、上述したフレキシブ
ルプリント配線基板とDx接点片との接続構造の簡素化
や、フレキシブルプリント配線基板上での高密度な配線
パターン形成、部品実装等を可能としその有効利用化を
達成すること等が必要とされており、これらを満足し得
るような何らかの対策を講じることが望まれている。
このような要請に応えるために本考案に係るフレキシ
ブルプリント配線基板と接点片との接続構造は、フレキ
シブルプリント配線基板10の一部に設けられる折返し部
10aに切欠き21を形成するとともに、この配線基枚10の
背面側に配設される接点片11の基板側のプリント配線に
接続される先端部11bを、この切欠き21を通して配線基
板10背面側から前面側に臨ませ、この先端部11bを前記
配線基板10の前面側でプリント配線に直接半田付けした
ものである。
ブルプリント配線基板と接点片との接続構造は、フレキ
シブルプリント配線基板10の一部に設けられる折返し部
10aに切欠き21を形成するとともに、この配線基枚10の
背面側に配設される接点片11の基板側のプリント配線に
接続される先端部11bを、この切欠き21を通して配線基
板10背面側から前面側に臨ませ、この先端部11bを前記
配線基板10の前面側でプリント配線に直接半田付けした
ものである。
本考案によれば、接点片を所定の位置に所要の状態で
組込んで配設するとともに、その前面側に折返し部を有
するフレキシブルプリント配線基板を配設し、その折返
し部の一部に設けた切欠きを通して接点片の先端部を、
配線基板の前面側に臨ませ、しかる後この接点片の先端
部を、配線基板の折返し部付近に直接半田付けすること
により接続するものである。
組込んで配設するとともに、その前面側に折返し部を有
するフレキシブルプリント配線基板を配設し、その折返
し部の一部に設けた切欠きを通して接点片の先端部を、
配線基板の前面側に臨ませ、しかる後この接点片の先端
部を、配線基板の折返し部付近に直接半田付けすること
により接続するものである。
以下、本考案を図面に示した実施例を用いて詳細に説
明する。
明する。
第1図ないし第3図は本考案に係るフレキシブルプリ
ント配線基板と接点片との接続構造を、カメラ1内にお
いて電気回路等を構成するフレキシブルプリント配線基
坂10とDx接点片11との接続部に適用した一実施例を示す
ものである。これらの図において、まず、カメラ1全体
の概略構成を第3図に示すカメラ背面側から見た概略斜
視図を用いて簡単に説明すると、このカメラ1は、カメ
ラボディ2の中央部に撮影レンズ光学系3を有してい
る。この撮影レンズ光学系3の両側には、パトローネ収
納室4とスプール室5とが形成され、また撮影レンズ光
学系3の上部には、ファインダ系6が設けられている。
ここで、図中4aはパトローネ収納室4内に臨み図示しな
い巻戻し機構によって巻戻しを行なう巻戻しフォーク、
5aは図示しない巻上け機構により巻上げ動作を行なうス
プールで、またボディ2を含めた各構成部材の外側は、
外側カバー7とその裏側開口部に一端側が回動可能に枢
支されることで開閉可能な裏蓋8とで覆われている。な
お、図中7aは外側カバー7の上面に設けられたレリーズ
釦、7bは外側カバー7側に凹設され前記裏蓋8側の係止
片8aが、裏蓋8を閉じたときに係入してロックされるロ
ック部で、その内部には第1図中9で示すようなロック
部材が設けられている。さらに、図中8bは裏蓋8の裏面
側に設けられる周知の圧板、8cはパトローネ収納室4内
に収納されるフィルムパトローネ(第1図中20で示す)
を動かないように保持するモルトである。また、図中4b
はパトローネ収納室4の側壁部に穿設され後述するDx接
点片11の一端11aを臨ませるDx窓部である。
ント配線基板と接点片との接続構造を、カメラ1内にお
いて電気回路等を構成するフレキシブルプリント配線基
坂10とDx接点片11との接続部に適用した一実施例を示す
ものである。これらの図において、まず、カメラ1全体
の概略構成を第3図に示すカメラ背面側から見た概略斜
視図を用いて簡単に説明すると、このカメラ1は、カメ
ラボディ2の中央部に撮影レンズ光学系3を有してい
る。この撮影レンズ光学系3の両側には、パトローネ収
納室4とスプール室5とが形成され、また撮影レンズ光
学系3の上部には、ファインダ系6が設けられている。
ここで、図中4aはパトローネ収納室4内に臨み図示しな
い巻戻し機構によって巻戻しを行なう巻戻しフォーク、
5aは図示しない巻上け機構により巻上げ動作を行なうス
プールで、またボディ2を含めた各構成部材の外側は、
外側カバー7とその裏側開口部に一端側が回動可能に枢
支されることで開閉可能な裏蓋8とで覆われている。な
お、図中7aは外側カバー7の上面に設けられたレリーズ
釦、7bは外側カバー7側に凹設され前記裏蓋8側の係止
片8aが、裏蓋8を閉じたときに係入してロックされるロ
ック部で、その内部には第1図中9で示すようなロック
部材が設けられている。さらに、図中8bは裏蓋8の裏面
側に設けられる周知の圧板、8cはパトローネ収納室4内
に収納されるフィルムパトローネ(第1図中20で示す)
を動かないように保持するモルトである。また、図中4b
はパトローネ収納室4の側壁部に穿設され後述するDx接
点片11の一端11aを臨ませるDx窓部である。
前記パトローネ収納室4付近は、第1図および第2図
に示されるように構成されている。これを簡単に説明す
ると、第1図から明らかなように、複数本(本実施例で
は四本)のDx接点片11は、カメラボディ2においてパト
ローネ収納室4を形成する側壁部の前面側に突設される
同数のピン12によって位置決めされた状態でビス13によ
り固設されている。そして、これらDx接点片11の一端は
V字状に折曲げられた接触端として構成され、前記Dx窓
部4bからパトローネ収納室4内に弾性変位可能に臨んで
パトローネ20に表示されるDxコード(図示せず)に撓ん
だ状態で接し、読み取りが可能となるようになってい
る。
に示されるように構成されている。これを簡単に説明す
ると、第1図から明らかなように、複数本(本実施例で
は四本)のDx接点片11は、カメラボディ2においてパト
ローネ収納室4を形成する側壁部の前面側に突設される
同数のピン12によって位置決めされた状態でビス13によ
り固設されている。そして、これらDx接点片11の一端は
V字状に折曲げられた接触端として構成され、前記Dx窓
部4bからパトローネ収納室4内に弾性変位可能に臨んで
パトローネ20に表示されるDxコード(図示せず)に撓ん
だ状態で接し、読み取りが可能となるようになってい
る。
また、これらDx接点片11の前面側でボディ2と外側カ
バー7前面部との間には、このDx接点片11からの信号を
伝達するプリント配線(図示せず)がパターン形成され
るとともにこの信号を感知してフィルム感度を撮影情報
として自動的に設定するフィルム感度自動セット用制御
回路などを構成するICや各種電気素子等の回路部品14等
が搭載されるフレキシブルプリント配線基板10が、一部
を略180°の角度をもって湾曲して折返した折返し部10a
を介して折返された状態で配設されている。ここで、こ
のフレキシブルプリント配線基板10としては、片面実装
タイプのものを用いている。図中15は折返されて重ね合
わされるフレキシブルプリント配線基板10の間に接着材
等を介して介在して設けられるスペーサ、16はこのフレ
キシブルプリント配線基板10をボディ2の一部を構成す
る暗箱17側に固定するためのビスである。
バー7前面部との間には、このDx接点片11からの信号を
伝達するプリント配線(図示せず)がパターン形成され
るとともにこの信号を感知してフィルム感度を撮影情報
として自動的に設定するフィルム感度自動セット用制御
回路などを構成するICや各種電気素子等の回路部品14等
が搭載されるフレキシブルプリント配線基板10が、一部
を略180°の角度をもって湾曲して折返した折返し部10a
を介して折返された状態で配設されている。ここで、こ
のフレキシブルプリント配線基板10としては、片面実装
タイプのものを用いている。図中15は折返されて重ね合
わされるフレキシブルプリント配線基板10の間に接着材
等を介して介在して設けられるスペーサ、16はこのフレ
キシブルプリント配線基板10をボディ2の一部を構成す
る暗箱17側に固定するためのビスである。
さて、本考案によれば、上述した構成において、フレ
キシブルプリント配線基板10の一部に設けられる折返し
部10aにDx接点片11と同数の切欠き21を切欠き形成する
とともに、この配線基板10の背面側に配設されるDx接点
片11の基板10側のプリント配線に接続されるように略L
字状に折曲げ形成して基板10前面側に廷設させた先端部
11bを、この切欠き21内に入り込んだ状態でこの部分を
通し配線基板10背面側から前面側に接近させて臨ませ、
この先端部11bを前記配線基板10の前面側で切欠き21近
くのプリント配線に直接半田付けするようにしたところ
に特徴を有している。ここで、図中22は半田付け部を示
している。
キシブルプリント配線基板10の一部に設けられる折返し
部10aにDx接点片11と同数の切欠き21を切欠き形成する
とともに、この配線基板10の背面側に配設されるDx接点
片11の基板10側のプリント配線に接続されるように略L
字状に折曲げ形成して基板10前面側に廷設させた先端部
11bを、この切欠き21内に入り込んだ状態でこの部分を
通し配線基板10背面側から前面側に接近させて臨ませ、
この先端部11bを前記配線基板10の前面側で切欠き21近
くのプリント配線に直接半田付けするようにしたところ
に特徴を有している。ここで、図中22は半田付け部を示
している。
このような構成によれば、Dx接点片11をボディ2側の
所定個所に所要の状態で組込んで配設するとともに、そ
の前面側に折返し部10aを有するフレキシブルプリント
配線基板10を配設し、その折返し部10aの一部に設けた
切欠き21を通してDx接点片11の先端部11bを、配線基板1
0の前面側に臨ませ、しかる後この接点片11の先端部11b
を、配線基板10の折返し部21付近に直接半田付けするこ
とで、簡単かつ適切に接続し得るものである。
所定個所に所要の状態で組込んで配設するとともに、そ
の前面側に折返し部10aを有するフレキシブルプリント
配線基板10を配設し、その折返し部10aの一部に設けた
切欠き21を通してDx接点片11の先端部11bを、配線基板1
0の前面側に臨ませ、しかる後この接点片11の先端部11b
を、配線基板10の折返し部21付近に直接半田付けするこ
とで、簡単かつ適切に接続し得るものである。
そして、このような本考案による構成では、従来用い
ていたリード線や接続用フレキシブルプリント配線基板
等といった専用の接続手段が不要となり、また直接接続
によって半田付け個所も少なくなるので、構成部品点数
の削減化とコスト低減化が可能となり、また従来のよう
な配線基板10の平面部分を半田付け部とすることがない
ために、平面部分を少なくしたり、その有効利用化を図
ったりすることが可能で、これによりカメラ1の場合に
その小型かつコンパクト化等が図れる、 さらに、上述したように半田付け個所が減ることによ
り、電気的接続部分が従来に比べて減少し、動作上での
信頼性を向上させ、また接続作業を始めとしてメンテナ
ンス時の分解作業も楽に行なえるという利点もある。
ていたリード線や接続用フレキシブルプリント配線基板
等といった専用の接続手段が不要となり、また直接接続
によって半田付け個所も少なくなるので、構成部品点数
の削減化とコスト低減化が可能となり、また従来のよう
な配線基板10の平面部分を半田付け部とすることがない
ために、平面部分を少なくしたり、その有効利用化を図
ったりすることが可能で、これによりカメラ1の場合に
その小型かつコンパクト化等が図れる、 さらに、上述したように半田付け個所が減ることによ
り、電気的接続部分が従来に比べて減少し、動作上での
信頼性を向上させ、また接続作業を始めとしてメンテナ
ンス時の分解作業も楽に行なえるという利点もある。
特に、本考案によれば、従来曲面形状であるために電
気素子等が設けられず、しかも接続手段の接続部ともな
らなかったデッドスペースである折返し部10aを巧みに
利用し、フレキシブルプリント配線基板10へのDx接点片
11の半田付けによる直接接続を行なっているので、フレ
キシブルプリント配線基板10上でのスペースの有効利用
化を図れ、カメラ1に適用した場合に効果を発揮し得
る。さらに、上述した折返し部10aに切欠き21を形成す
ることは、このフレキシブルプリント配線基板10の折返
し作業が楽に行なえるという作業性の面からの利点も秦
する。
気素子等が設けられず、しかも接続手段の接続部ともな
らなかったデッドスペースである折返し部10aを巧みに
利用し、フレキシブルプリント配線基板10へのDx接点片
11の半田付けによる直接接続を行なっているので、フレ
キシブルプリント配線基板10上でのスペースの有効利用
化を図れ、カメラ1に適用した場合に効果を発揮し得
る。さらに、上述した折返し部10aに切欠き21を形成す
ることは、このフレキシブルプリント配線基板10の折返
し作業が楽に行なえるという作業性の面からの利点も秦
する。
また、このような構成では、Dx接点片11の先端部11b
を、フレキシブルプリント配線基板10側に半田付けする
にあたって、その作業を配線基板10の前面側から組立て
状態において行なえ、その作業がきわめて簡単であるば
かりでなく、たとえば第1図に示すように折返し部10a
を外側カバー7の内面に最大限接近させて配設しても、
簡単にDx接点片11との接続を行なえるという利点につな
がり、その結果としてカメラ1の小型化等がより一層可
能となる。
を、フレキシブルプリント配線基板10側に半田付けする
にあたって、その作業を配線基板10の前面側から組立て
状態において行なえ、その作業がきわめて簡単であるば
かりでなく、たとえば第1図に示すように折返し部10a
を外側カバー7の内面に最大限接近させて配設しても、
簡単にDx接点片11との接続を行なえるという利点につな
がり、その結果としてカメラ1の小型化等がより一層可
能となる。
なお、本考案は上述した実施例構造に限定されず、折
返し部10aを有するフレキシブルプリント配線基板10や
接点片(Dx接点片11)を始めとする各部の形状、構造等
を、適宜変形、変更することは自由である。また、上述
した実施例では、本考案をカメラ1においてDx接点片11
とフレキシブルプリント配線基板10との接続部に適用し
た場合を説明したが、これに限定されず、適宜の分野に
あける機器、装置に適用して効果を発揮し得ることは容
易に理解されよう。
返し部10aを有するフレキシブルプリント配線基板10や
接点片(Dx接点片11)を始めとする各部の形状、構造等
を、適宜変形、変更することは自由である。また、上述
した実施例では、本考案をカメラ1においてDx接点片11
とフレキシブルプリント配線基板10との接続部に適用し
た場合を説明したが、これに限定されず、適宜の分野に
あける機器、装置に適用して効果を発揮し得ることは容
易に理解されよう。
以上説明したように本考案に係るフレキシブルプリン
ト配線基板と接点片との接続構造によれば、フレキシブ
ルプリント配線基板の一部に設けられる折返し部に切欠
きを形成するとともに、この配線基板の背面側に配設さ
れる接点片の基板側のプリント配線に接続される先端部
を、この切欠きを通して配線基板背面側から前面側に臨
ませ、この先端部を前記配線基板の前面側でプリント配
線に直接半田付けするようにしたので、簡単な構成にも
かかわらず、従来用いていた専用の接続手段を不要と
し、直接接続による構成部品点数の削減化とコスト低減
化とを図り、さらに接続作業等を簡素化し得るととも
に、従来デッドスペースとなっていたフレキシブルプリ
ント配線基板の折返し部を巧みに利用することで、接点
片の接続用スペースもそれ程必要なくなり、この配線基
板上の有効利用化を達成し得るという実用上種々優れた
効果がある。
ト配線基板と接点片との接続構造によれば、フレキシブ
ルプリント配線基板の一部に設けられる折返し部に切欠
きを形成するとともに、この配線基板の背面側に配設さ
れる接点片の基板側のプリント配線に接続される先端部
を、この切欠きを通して配線基板背面側から前面側に臨
ませ、この先端部を前記配線基板の前面側でプリント配
線に直接半田付けするようにしたので、簡単な構成にも
かかわらず、従来用いていた専用の接続手段を不要と
し、直接接続による構成部品点数の削減化とコスト低減
化とを図り、さらに接続作業等を簡素化し得るととも
に、従来デッドスペースとなっていたフレキシブルプリ
ント配線基板の折返し部を巧みに利用することで、接点
片の接続用スペースもそれ程必要なくなり、この配線基
板上の有効利用化を達成し得るという実用上種々優れた
効果がある。
第1図は本考案に係るフレキシブルプリント配線基板と
接点片との接続構造をカメラ内部品に適用した一実施例
を示す要部断面図、第2図はそのカメラ外側カバーの前
面部を取外した状態の正面図、第3図は本考案を適用し
て好適なカメラ全体構造を説明するための概略斜視図で
ある。 1……カメラ、2……カメラボディ、4……パトローネ
収納室、4b……Dx窓部、7……外側カバー、8……裏
蓋、8c……モルト、10……フレキシブルプリント配線基
板、10a……折返し部、11……Dx接点片、11a……一端
(接触端)、11b……先端部、13……ビス、20……フィ
ルムパトローネ、21……切欠き、22……半田付け部。
接点片との接続構造をカメラ内部品に適用した一実施例
を示す要部断面図、第2図はそのカメラ外側カバーの前
面部を取外した状態の正面図、第3図は本考案を適用し
て好適なカメラ全体構造を説明するための概略斜視図で
ある。 1……カメラ、2……カメラボディ、4……パトローネ
収納室、4b……Dx窓部、7……外側カバー、8……裏
蓋、8c……モルト、10……フレキシブルプリント配線基
板、10a……折返し部、11……Dx接点片、11a……一端
(接触端)、11b……先端部、13……ビス、20……フィ
ルムパトローネ、21……切欠き、22……半田付け部。
Claims (1)
- 【請求項1】一部が折返し部を介して折返された状態で
設けられるフレキシブルプリント配線基板と、 この配線基板の背面側に配設されかつ先端部がこの配線
基板上のプリント配線に接続される接点片とを備えてな
り、 前記フレキシブルプリント配線基板の折返し部に切欠き
を形成し、この切欠きを通して配線基板背面側から前面
側に接点片の先端部を臨ませ、この先端部を配線基板の
前面側でプリント配線に直接半田付けしたことを特徴と
するフレキシブルプリント配線基板と接点片との接続構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP131290U JP2503517Y2 (ja) | 1990-01-12 | 1990-01-12 | フレキシブルプリント配線基板と接点片との接続構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP131290U JP2503517Y2 (ja) | 1990-01-12 | 1990-01-12 | フレキシブルプリント配線基板と接点片との接続構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0394774U JPH0394774U (ja) | 1991-09-26 |
JP2503517Y2 true JP2503517Y2 (ja) | 1996-07-03 |
Family
ID=31505225
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP131290U Expired - Lifetime JP2503517Y2 (ja) | 1990-01-12 | 1990-01-12 | フレキシブルプリント配線基板と接点片との接続構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2503517Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-01-12 JP JP131290U patent/JP2503517Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0394774U (ja) | 1991-09-26 |
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