JP2855575B2 - カメラ - Google Patents
カメラInfo
- Publication number
- JP2855575B2 JP2855575B2 JP11489790A JP11489790A JP2855575B2 JP 2855575 B2 JP2855575 B2 JP 2855575B2 JP 11489790 A JP11489790 A JP 11489790A JP 11489790 A JP11489790 A JP 11489790A JP 2855575 B2 JP2855575 B2 JP 2855575B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- camera
- circuit board
- printed circuit
- flexible printed
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- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
- Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、フィルムカートリッジ収納室を有するカメ
ラに関するものである。
ラに関するものである。
（発明の背景） フィルムの全てを収納したフィルムカートリッジを用
いるカメラは米国特許第4841319号等で知られている
が、この種のカメラにおける電気的実装は、カメラの上
面，前面，下面などをつなぐようにフレキシブルプリン
ト基板を配し、該基板に様々な素子を付けたりし、又背
蓋側に配線する場合は、該背蓋のヒンジ軸近傍を通した
り、又コネクタピンを用いることで行っていた。
いるカメラは米国特許第4841319号等で知られている
が、この種のカメラにおける電気的実装は、カメラの上
面，前面，下面などをつなぐようにフレキシブルプリン
ト基板を配し、該基板に様々な素子を付けたりし、又背
蓋側に配線する場合は、該背蓋のヒンジ軸近傍を通した
り、又コネクタピンを用いることで行っていた。
しかし上記従来例では、以下のような問題点があっ
た。
た。
１）背蓋にデート機構を持つものでは、電源ラインや信
号ラインが背蓋のヒンジ軸近傍を通り、メインのフレキ
シブルプリント基板に付けられたIC等の配線される為、
非常に長い線となっていた。
号ラインが背蓋のヒンジ軸近傍を通り、メインのフレキ
シブルプリント基板に付けられたIC等の配線される為、
非常に長い線となっていた。
２）素子等はカメラのスペース的余裕のある部分に付け
られる為、配線すべき素子同志がフレキシブルプリント
基板の両端になってしまうことは度々あることで、それ
らの配線の為に配線部分だけで膨大な面積になり、コス
トアップを招くほか、カメラの大型化を招いていた。
られる為、配線すべき素子同志がフレキシブルプリント
基板の両端になってしまうことは度々あることで、それ
らの配線の為に配線部分だけで膨大な面積になり、コス
トアップを招くほか、カメラの大型化を招いていた。
３）背蓋に配線された素子をカメラ本体側と接続する
際、コネクタを利用することによってフレキシブルプリ
ント基板の面積は小さくすることができるが、コネクタ
の接触の信頼性やコストの問題を生じていた。
際、コネクタを利用することによってフレキシブルプリ
ント基板の面積は小さくすることができるが、コネクタ
の接触の信頼性やコストの問題を生じていた。
（発明の目的） 本発明の目的は、上述した問題点を解決し、配線効率
を高めると共に、カメラの小型化、低コスト化を達成す
ることのできるカメラを提供することである。
を高めると共に、カメラの小型化、低コスト化を達成す
ることのできるカメラを提供することである。
（発明の特徴） 上記目的を達成するために、本発明は、フィルムカー
トリッジが収納されるカートリッジ収納室領域のみ開閉
する収納蓋と、電気的実装の為のプリント基板とを備え
たカメラにおいて、前記プリント基板を、前記収納蓋部
分を除くカメラ上面、前面、後面及び下面を略帯状にて
包み込みようにして配置すると共に、前記プリント基板
の一端と他端の面同士を結合し、環状構造としたカメラ
とするものである。
トリッジが収納されるカートリッジ収納室領域のみ開閉
する収納蓋と、電気的実装の為のプリント基板とを備え
たカメラにおいて、前記プリント基板を、前記収納蓋部
分を除くカメラ上面、前面、後面及び下面を略帯状にて
包み込みようにして配置すると共に、前記プリント基板
の一端と他端の面同士を結合し、環状構造としたカメラ
とするものである。
（発明の実施例） 第１図〜第６図は本発明の一実施例を示すものであ
る。
る。
第１図は本実施例におけるカメラの概略構成を示す透
視図であり、この図において、１はカメラ外装カバー、
２はフィルムの全てを収納したフィルムカートリッジ
で、該フィルムカートリッジ２はカートリッジ収納室20
側のみ開閉するカメラ上面に設けられた収納蓋21が開か
れ、ここから、つまり矢印の方向から出し入れするよう
に構成されている。３は鏡筒、４はフィルム巻上げ，巻
戻し系、５はファインダ系、６はAFユニット、７はフィ
ルム巻取りスプール、８はシャッタボタン、９は電池、
10はフレキシブルプリント基板である。
視図であり、この図において、１はカメラ外装カバー、
２はフィルムの全てを収納したフィルムカートリッジ
で、該フィルムカートリッジ２はカートリッジ収納室20
側のみ開閉するカメラ上面に設けられた収納蓋21が開か
れ、ここから、つまり矢印の方向から出し入れするよう
に構成されている。３は鏡筒、４はフィルム巻上げ，巻
戻し系、５はファインダ系、６はAFユニット、７はフィ
ルム巻取りスプール、８はシャッタボタン、９は電池、
10はフレキシブルプリント基板である。
第２図は第１図のフレキシブルプリント基板10を主に
示した図であり、該基板10は上面，前面スプール室前，
背蓋側と下側に折曲げて構成され（10−１〜10−５で構
成され）その下部面10−4,10−５を図のように重ね合わ
せてコネクタゴム11を当て、金属板12で押し付けて接触
不良を起さないようにビス13,13で止めるようにしてい
る。
示した図であり、該基板10は上面，前面スプール室前，
背蓋側と下側に折曲げて構成され（10−１〜10−５で構
成され）その下部面10−4,10−５を図のように重ね合わ
せてコネクタゴム11を当て、金属板12で押し付けて接触
不良を起さないようにビス13,13で止めるようにしてい
る。
第３図は前述のように下部面10−4,10−を重ね合わせ
てコネクタゴム11を当て、板12で押し付けた状態を拡大
して示すものである。
てコネクタゴム11を当て、板12で押し付けた状態を拡大
して示すものである。
前記フレキシブルプリント基板10は、カバーレイ10a,
導電部10b及びベース10cにより構成されており、この図
に示す通りカーバーレイ10aの一部を取り除き、下部面1
0−４と10−５の導電部10b同志を重ね合せて接触させ、
コネクタゴム11と金属板12で圧接して固定している。
導電部10b及びベース10cにより構成されており、この図
に示す通りカーバーレイ10aの一部を取り除き、下部面1
0−４と10−５の導電部10b同志を重ね合せて接触させ、
コネクタゴム11と金属板12で圧接して固定している。
第４図は第１図中央横断面を示す図であり、この図に
おいて、14は地板で、カメラ外装カバー１とフィルム16
の間に有り、フレキシブルプリント基板10やこれに取り
付けられた素子がフィルム16等と接するのを防ぎ、かつ
遮光を行う役割を持つ。15は前記地板14に取付けられた
圧板、17はカメラ本体である。
おいて、14は地板で、カメラ外装カバー１とフィルム16
の間に有り、フレキシブルプリント基板10やこれに取り
付けられた素子がフィルム16等と接するのを防ぎ、かつ
遮光を行う役割を持つ。15は前記地板14に取付けられた
圧板、17はカメラ本体である。
第５図は第１図スプール室中央縦断面を示す図であ
る。
る。
第６図はフレキシブルプリント基板10を展開した図で
あり、素子18,19を配線するのに通常であればl1の長さ
のパターンを必要とするが、本実施例では図のようにこ
の際の配線の長さは（l2＋l3）でよく、l1と比べると非
常に短く、かつ前面部10−２のように狭くなったところ
配線でいっぱいになり、該フレキシブルプリント基板10
を広げるようなことはなくなる。
あり、素子18,19を配線するのに通常であればl1の長さ
のパターンを必要とするが、本実施例では図のようにこ
の際の配線の長さは（l2＋l3）でよく、l1と比べると非
常に短く、かつ前面部10−２のように狭くなったところ
配線でいっぱいになり、該フレキシブルプリント基板10
を広げるようなことはなくなる。
本実施例によれば、カメラ本体の回りをフレキシブル
プリント基板10で囲み、端と端の面を接続する様にして
いるため、無駄な配線が不用になり、又素子をどこに付
けても最短距離で配線を行え、かつフレキシブルプリン
ト基板10の面積が大きくなることがなくなり、カメラの
大型化、高コスト化を防止することができる。
プリント基板10で囲み、端と端の面を接続する様にして
いるため、無駄な配線が不用になり、又素子をどこに付
けても最短距離で配線を行え、かつフレキシブルプリン
ト基板10の面積が大きくなることがなくなり、カメラの
大型化、高コスト化を防止することができる。
（発明の効果） 以上説明したように、本発明によれば、プリント基板
を、収納蓋部分を除くカメラ上面、前面、後面及び下面
を略帯状にて包み込みようにして配置するようにしたか
ら、配線効率を高めると共に、カメラの小型化、低コス
ト化を達成することができる。また、プリント基板の一
端と他端の面同士を結合し、環状構造としたから、配線
の自由度を増やすことができ、配線効率を一層向上させ
ることができる。
を、収納蓋部分を除くカメラ上面、前面、後面及び下面
を略帯状にて包み込みようにして配置するようにしたか
ら、配線効率を高めると共に、カメラの小型化、低コス
ト化を達成することができる。また、プリント基板の一
端と他端の面同士を結合し、環状構造としたから、配線
の自由度を増やすことができ、配線効率を一層向上させ
ることができる。
第１図は本発明の一実施例を示すカメラの透視図、第２
図は第１図図示フレキシブルプリント基板を示す斜視
図、第３図はそのコネクタ部を拡大して示す側面図、第
４図は第１図図示カメラの中央横断面図、第５図は第１
図図示スプール室中央縦断面図、第６図は第１図図示フ
レキシブルプリント基板の展開図である。 １……カメラ外装カバー、２……フィルムカートリッ
ジ、10……フレキシブルプリント基板、11……コネクタ
ゴム、12……金属板、20……カートリッジ収納室、21…
…収納蓋。
図は第１図図示フレキシブルプリント基板を示す斜視
図、第３図はそのコネクタ部を拡大して示す側面図、第
４図は第１図図示カメラの中央横断面図、第５図は第１
図図示スプール室中央縦断面図、第６図は第１図図示フ
レキシブルプリント基板の展開図である。 １……カメラ外装カバー、２……フィルムカートリッ
ジ、10……フレキシブルプリント基板、11……コネクタ
ゴム、12……金属板、20……カートリッジ収納室、21…
…収納蓋。
Claims (1)
- 【請求項１】フィルムカートリッジが収納されるカート
リッジ収納室領域のみ開閉する収納蓋と、電気的実装の
為のプリント基板とを備えたカメラにおいて、前記プリ
ント基板を、前記収納蓋部分を除くカメラ上面、前面、
後面及び下面を略帯状にて包み込みようにして配置する
と共に、前記プリント基板の一端と他端の面同士を結合
し、環状構造としたことを特徴とするカメラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11489790A JP2855575B2 (ja) | 1990-04-27 | 1990-04-27 | カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11489790A JP2855575B2 (ja) | 1990-04-27 | 1990-04-27 | カメラ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0411234A JPH0411234A (ja) | 1992-01-16 |
| JP2855575B2 true JP2855575B2 (ja) | 1999-02-10 |
Family
ID=14649381
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11489790A Expired - Fee Related JP2855575B2 (ja) | 1990-04-27 | 1990-04-27 | カメラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2855575B2 (ja) |
-
1990
- 1990-04-27 JP JP11489790A patent/JP2855575B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0411234A (ja) | 1992-01-16 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |