JP2001223933A - 電子カメラ - Google Patents

電子カメラ

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JP2001223933A
JP2001223933A JP2000035462A JP2000035462A JP2001223933A JP 2001223933 A JP2001223933 A JP 2001223933A JP 2000035462 A JP2000035462 A JP 2000035462A JP 2000035462 A JP2000035462 A JP 2000035462A JP 2001223933 A JP2001223933 A JP 2001223933A
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JP
Japan
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electronic camera
flat
capacitor
camera according
electronic
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Application number
JP2000035462A
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English (en)
Inventor
Takumi Momose
巧 百瀬
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薄型でコンパクトな電子カメラを提供する。 【解決手段】 電子撮像素子を用いた電子カメラであっ
て、電子カメラの外装筐体10内で且つ電子カメラの正
面側から見て略中央に平型コンデンサ20を配置すると
ともに、平型コンデンサ20の左右いずれかの側縁側に
電子撮像素子30に被写体像を結像させる撮像光学系3
1を配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CCD等の電子撮
像素子を用いた電子カメラ、特にストロボ機能(閃光機
能)を備えた電子カメラに関する。
【0002】
【従来の技術】ストロボ機能を有する電子カメラには、
発光管(キセノン(Xe)管)、この発光管を発光させ
るためのエネルギー(電荷)を蓄えるコンデンサ(メイ
ンコンデンサ(MC))、このコンデンサにエネルギー
を供給するための昇圧回路、発光管の発光動作を制御す
る回路等が備えられている。
【0003】回路技術や実装技術の進歩により携帯性に
優れた電子カメラが開発されているが、メインコンデン
サは発光エネルギーを蓄えることから容量が大きなもの
が必要であり、そのため他の電子部品に比べて小型化が
難しく、通常は円筒状の外形を有するアルミ電解コンデ
ンサが用いられている。
【0004】このアルミ電解コンデンサは、静電容量を
有するシートを円筒形状に巻き、これを筒状の容器に収
めて密閉することによって作成されるが、アルミの搾り
加工の実状から、現状では直径が10mm以上のものし
か存在せず、レイアウトや外装デザインに対して大きな
制約となっていた。
【0005】また、メインコンデンサの端子には鉄心や
金属端子を圧着したラグ端子が用いられているため、他
の素子等に接続する際には、一旦基板に接続してからビ
ニール被覆線(ハーネス)にて中継する或いは端子にハ
ーネスを付けて中継するといった方法をとらねばなら
ず、フォーミングや実装を困難なものとしていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のス
トロボ機能を有する電子カメラでは、メインコンデンサ
として円筒形状を有するアルミ電解コンデンサが用いら
れていたため、レイアウト、デザイン、実装等に対して
大きな制約となり、薄型でコンパクトな電子カメラを得
ることが困難であった。
【0007】本発明は、上記従来の課題に対してなされ
たものであり、レイアウト、デザイン、実装等の制約の
少ない薄型でコンパクトな電子カメラを提供することを
目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、電子撮像素子
を用いた電子カメラであって、該電子カメラの外装筐体
内で且つ該電子カメラの正面側から見て略中央に平型コ
ンデンサを配置するとともに、該平型コンデンサの左右
いずれかの側縁側に上記電子撮像素子に被写体像を結像
させる撮像光学系を配置したことを特徴とする。
【0009】また、本発明は、電子撮像素子を用いた電
子カメラであって、該電子カメラの外装筐体内で且つ該
電子カメラの正面側から見て略中央に平型コンデンサを
配置するとともに、該平型コンデンサの上部側縁側に上
記電子撮像素子に被写体像を結像させる撮像光学系を配
置したことを特徴とする。
【0010】また、本発明は、電子撮像素子を用いた電
子カメラであって、該電子カメラを正面側から見て複数
の領域に分けたときの中央の領域に上記電子撮像素子に
被写体像を結像させる撮像光学系を配置し、残りの領域
に平型コンデンサ及び平型電池の少なくとも一方を配置
したことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。
【0012】(実施形態1)図1は、第1の実施形態に
係る電子カメラの主要部の基本的な構成例を模式的に示
した図である。
【0013】本実施形態では、電子カメラの外装筐体1
0内に平型コンデンサ20を配置し、且つ、この平型コ
ンデンサ20を電子カメラの正面側から見て略中央の位
置に配置している。平型コンデンサ20の左側縁側に
は、撮像系30(CCD等の電子撮像素子等からなる)
及び電子撮像素子に被写体像を結像させるための撮像光
学系(レンズ31等からなる)が配置されている。な
お、図に示した例では、平型コンデンサ20の左側縁側
に撮像系30等を配置しているが、平型コンデンサ20
の右側縁側に撮像系30等を配置するようにしてもよ
い。
【0014】図2は、外装筐体10と平型コンデンサ2
0との位置関係等を模式的に示した図である。
【0015】平型コンデンサ20は、略方形形状を有す
る外装筐体10の裏面側の内壁に沿って並設されてお
り、接着材21によって外装筐体10に装着されてい
る。また、この平型コンデンサ20は、略方形形状の外
形を有しており、外形寸法(左右方向の幅:W、上下方
向の高さ:H、奥行き方向の厚さ:D)は、「幅>高さ
>厚さ」という関係になっている。
【0016】図3は、平型コンデンサ20の一例を示し
た図である。
【0017】図3(a)は平型コンデンサ20の外観を
側面方向から見た図であり、図3(b)は平型コンデン
サ20の外観を上面方向から見た図である。平型コンデ
ンサ20の本体は薄型の扁平形状を有するアルミ電解コ
ンデンサであり、コンデンサ本体からは端子22(リー
ド端子)が延びている。この端子22には、他の電気回
路素子との接続を行うための開口部22d及び22eや
スルーホール22fが形成されている。
【0018】図3(c)は、平型コンデンサ20の端子
22の断面形状を示した図である。この図に示すよう
に、端子22はアルミ箔や銅箔からなる導電層22aを
絶縁フィルム22bによってラミネートコーティングし
たフレキシブルな構成となっており、導電層22aと絶
縁フィルム22bとは接着層22cによって接着されて
いる。
【0019】図3(d)及び(e)は、端子22の先端
部の形状について、その一例を示した図である。図3
(d)は端子22の先端部にスルーホール22g及び切
り欠き22hを設けた例であり、図3(e)は端子22
の先端部に開口部22iを設けた例である。
【0020】図3(f)は、端子22に設けたスルーホ
ール近傍の断面形状を示した図であり、スルーホールの
内面に露出した導電層22aによって電気的な接続が行
われるようになっている。図3(g)は、端子22に設
けた開口部近傍の断面形状を示した図であり、開口部の
上面側に露出した導電層22aによって電気的な接続が
行われるようになっている。
【0021】図4は、平型コンデンサ20をストロボ発
光用のメインコンデンサとして用いる場合の回路構成例
を示した電気回路図である。このメインコンデンサは、
ストロボ発光部(閃光部)の発光管(キセノン管)を発
光させるためのエネルギーを蓄えるものである。
【0022】図4に示した回路の動作自体は一般的な動
作と同様であり、カメラ本体に内蔵されたCPUから、
昇圧回路に対して昇圧コントロール信号が、発光制御回
路に対して発光開始信号及び発光制御信号が送出され、
メインコンデンサ(平型コンデンサ20)に充電されて
いる電荷によって発光管51が発光するようになってい
る。また、メインコンデンサの電圧をモニタする信号
は、ADC回路を介してCPUに入力されるようになっ
ている。
【0023】このように、ストロボのメインコンデンサ
として薄型の平型コンデンサを用い、この平型コンデン
サをカメラの外装筐体の裏面側の内壁に並設することに
より、薄型でコンパクトな電子カメラを得ることができ
る。
【0024】図5は、図4に示したストロボ発光部の構
成要素等の接続関係を模式的に示した図である。
【0025】メインコンデンサとなる平型コンデンサ2
0の一方の端子(マイナス端子)22の先端部は、発光
制御回路や昇圧回路等が実装されたストロボ用回路基板
53の接地部(GND)に開口部53aを介して接続さ
れており(半田によって先端部が接地部に固着されてい
る)、平型コンデンサ20の他方の端子(プラス端子)
22の先端部は、発光管51の一方の端子に接続されて
いる(発光管51の端子形状に合わせて平型コンデンサ
20の端子22の先端部を成形し、半田によって両者を
固着している)。また、平型コンデンサ20の他方の端
子22は、開口部22fに接続されたリード線によって
昇圧回路の出力側に設けたダイオードにも接続されてい
る。
【0026】発光管51は固定バンド51aによって固
定されており、発光管51から生じた光の一部は反射笠
52によって前方に反射されるようになっている。反射
笠52及び発光管51の他方の端子は、それぞれリード
線によってストロボ用回路基板53に実装された発光制
御回路に接続され、発光制御回路からのトリガ電圧によ
って発光管51の発光が開始されるようになっている。
【0027】図6は、図4に示した例と同様にストロボ
発光用のメインコンデンサに平型コンデンサ20xを用
いるとともに、電源の電圧変動を抑制するための平滑コ
ンデンサにも平型コンデンサ20yを用いる場合の回路
構成例を示した電気回路図である。
【0028】平型コンデンサ20x及び20yは積層さ
れ、図1及び図2と同様にして、カメラの外装筐体の裏
面側の内壁に並設される。また、電池(2次電池)40
に平型電池を用い、この平型電池40と平型コンデンサ
20x及び20yとをさらに積層している。
【0029】ストロボ回路の昇圧開始時には電池40か
ら突入電流がストロボ回路に流入し、電池40の両端の
電圧が著しく低下する。そのため、CPU等に対する駆
動電圧が低下し、電子カメラが正常に動作しなくなると
いった問題が生じる場合がある。このような問題を回避
するため、電池40と並列に平滑コンデンサ(電気2重
層コンデンサ)20yを設けている。
【0030】平滑コンデンサとして平型コンデンサ20
yを用い、これをメインコンデンサ用の平型コンデンサ
20xと積層し、さらに電池にも平型電池40を用いる
ことにより、トータルとして薄型でコンパクトな電子カ
メラを得ることができる。
【0031】図7は、図1に示したような基本構成を有
する電子カメラに、ストロボ発光部を構成する発光管5
1及び反射笠52を実装したときの一例を模式的に示し
た図である。
【0032】本例では、平型コンデンサ20の上部側縁
側の一部に切り欠き部23を設け、この切り欠き部23
に対応する箇所に発光管51及び反射笠52を配置する
ようにしている。従来のように円筒形状のコンデンサで
はなく平型コンデンサを用いているため、コンデンサの
形状にある程度自由度を持たせることが可能であり、本
例のような構成をとることが可能である。
【0033】図8は、平型コンデンサ20の外装上に機
能部材等を固定して電子カメラを構成する場合の一例を
示した図である。
【0034】平型コンデンサ20は、コンデンサとして
の機能を有する内容物24を外装部材25で被覆し、密
閉部材26によって内容物24を密閉する(力締め或い
は接着剤によって密閉する)ことにより得られる。外装
部材25には、アルミケース(硬体)の他、フィルム型
ラミネートケース(軟体)を用いることができる。本例
では、この外装部材25上に機能部材等を固定してい
る。
【0035】外装部材25上に実装される機能部材とし
ては、光学部材、電気部材、メカ部材、或いはこれらの
部材をユニット化したユニット部材等がある。図に示し
た例では、レンズ31、撮像素子32及びフィルター3
3をユニット化してユニット部材61を構成し、このユ
ニット部材61を外装部材25の側面上に固定する(両
面テープや接着剤によって固定する)するとともに、ス
ペーサ62やネジ穴付きスペーサ63を外装部材25の
上面に接着している。ネジ穴付きスペーサ63は、種々
の機能部材を固定するための手段として用いられる。な
お、機能部材を固定するための手段として、ブラケッ
ト、ハウジング等の機能を備えた部材を外装部材25上
に設けるようにしてもよい。
【0036】本例においても従来のような円筒形状のコ
ンデンサではなく、方形形状を有する平型コンデンサを
用いているため、機能部材等を平型コンデンサの外装上
に配置して一体化させることができる。したがって、実
装スペースの低減等をはかることができ、コンパクトな
電子カメラを得ることが可能となる。
【0037】図9は、平型コンデンサ20の外装部材2
5に延伸部27を設け、この延伸部27に機能部材を固
定するための機能(ネジ穴、ブラケット、ハウジング等
の機能)を設けてたものである。図に示した例では、延
伸部27にネジ穴27aを設け、装着穴27bにレンズ
等からなる部材を装着してネジ止めするようにしてい
る。
【0038】図10は、図1に示したような基本構成を
有する電子カメラに、例えば図9に示したような構造を
有する平型コンデンサ20を実装したときの一例を模式
的に示した図である。
【0039】撮像系30やレンズ31等は、上述したよ
うな固定方法によって平型コンデンサ20に取り付けら
れており、ファインダー光学系54も同様に平型コンデ
ンサ20に取り付けられている。なお、図10には、ス
イッチ切片55及びバリヤー57に設けられたスイッチ
切片56等も示してあるが、これらについては後述す
る。
【0040】図11は、平型コンデンサ20の外装部材
25上に、回路基板70(フレキシブル回路基板や硬質
回路基板)を接着材71を介して設けた例を示したもの
である。回路基板70には導電パターンが形成されてお
り、導電パターン上に電気部品が実装される。
【0041】本例においても、平型コンデンサを用いる
ことにより、電気部品が実装された回路基板を平型コン
デンサの外装上に配置して一体化させることができるた
め、実装スペースの低減等をはかることができ、コンパ
クトな電子カメラを得ることが可能となる。
【0042】図12は、図1に示したような基本構成を
有する電子カメラにおいて、平型コンデンサと平型電池
とを積層した場合の構成例を模式的に示した図である。
図13は、外装筐体10と平型コンデンサ20及び平型
電池40との位置関係等を模式的に示した図である。
【0043】これらの図に示したように、平型コンデン
サ20及び平型電池40は、略方形形状を有する外装筐
体10の裏面側の内壁に沿って並設されており、平型電
池40は接着材41によって外装筐体10に装着され、
平型コンデンサ20は接着材42によって平型電池40
に装着されている。平型コンデンサ20と平型電池40
との積層順は逆であってもよい。図1に示した例と同
様、平型コンデンサ20及び平型電池40は、電子カメ
ラの正面側から見て略中央の位置に配置され、平型コン
デンサ20及び平型電池40の左側縁側(右側縁側でも
よい)に撮像系30(電子撮像素子等)及び撮像光学系
(レンズ31等)が配置されている。なお、平型電池4
0の外形形状や外形寸法間(幅W、高さH、厚さD)の
関係等については、すでに説明した平型コンデンサ20
の場合と同様である。
【0044】このように、薄型の扁平形状を有する平型
コンデンサ及び平型電池を積層し、これらをカメラの外
装筐体の裏面側の内壁に並設することにより、薄型でコ
ンパクトな電子カメラを得ることができる。
【0045】図12では、電子カメラを構成するその他
の構成要素として、発光管51、反射笠52、ストロボ
用回路基板53、ファインダー光学系54、コネクタ5
8についても併せて示している。
【0046】本例では、ストロボ発光部を構成する発光
管51及び反射笠52を平型コンデンサ20及び平型電
池40の上部側縁側に配置している。また、被写体を観
測するためのファインダー光学系54を撮像系30及び
レンズ31の上方に配置しており、これによりパララッ
クスの少ない撮影を行うことが可能である。
【0047】また、本例では、撮像系30やレンズ31
等の撮像光学系が配置されている側とは反対側に平型コ
ンデンサ20の端子22が位置するようにするととも
に、平型コンデンサ20の端子22側にストロボを発光
させるための駆動回路や昇圧回路等が実装されたストロ
ボ用回路基板53を配置している。
【0048】このように、平型コンデンサ20の端子2
2側にストロボ用回路基板53を配置することにより、
平型コンデンサ20とストロボ用回路基板53との間の
結線距離を短くすることができ、レイアウトや実装等の
自由度を向上させることができ、薄型でコンパクトな電
子カメラを得ることができる。また、平型コンデンサ2
0の端子22側とは反対側、すなわちストロボ用回路基
板53が配置されている側と反対側に撮像系30等を配
置することにより、微弱な信号を扱う撮像系30がスト
ロボ用回路基板53から受ける影響(例えば、高電圧の
影響や昇圧回路が発生するノイズの影響)を低減するこ
とができる。
【0049】また、本例では、平型コンデンサ20の端
子22側(平型電池40の端子側でもある)、すなわち
撮像系30やレンズ31等の撮像光学系等が配置された
側と反対側の外装筐体10の側面部に、データ通信用或
いは電力供給用のコネクタ58を配置している。データ
通信用のコネクタ或いは電力供給用のコネクタの一方を
設けてもよいし両方を設けてもよい。また、両者を一つ
のコネクタにまとめるようにしてもよい。
【0050】このようにコネクタ58を配置することに
より、平型コンデンサ20や平型電池40さらにはスト
ロボ用回路基板53と、コネクタ58との間の結線距離
を短くすることができるため、レイアウトや実装等の自
由度を向上させることができ、薄型でコンパクトな電子
カメラを得ることができる。また、コネクタ58をノー
トパソコン等のカードスロットに装着する際に、レンズ
31等の撮像光学系を傷つけないようにすることができ
る。
【0051】図14は、図12に示したような基本構成
に対し、ファインダー光学系54の配置位置を変更した
例である。すなわち、本例では、ファインダー光学系5
4を平型コンデンサ20及び平型電池40の上部側縁側
に配置している。
【0052】通常のカメラでは、右手で操作し易いよう
にするため、レリーズボタンをカメラの外装筐体10上
部のカメラの正面から見て左側に設けている。したがっ
て、例えば図12に示したような位置にファインダー光
学系54を配置した場合には、ファインダーが手で遮ら
れるおそれがある。本例では、ファインダーが手で遮ら
れることを防止することができ、使い勝手のよい電子カ
メラを得ることができる。
【0053】図15は、図12に示したような基本構成
において、平型コンデンサ20の端子22側とは反対側
に偏心光学系34を設けた例を示したものである。
【0054】図16は、この偏心光学系34の構成例を
示した図であり、以下図16を参照してこの偏心光学系
について説明する。
【0055】図16において、301は絞り、304は
偏心プリズム、307は形状可変ミラー、308は光学
フィルター(吸収フィルター、ローパスフィルター、偏
光フィルター等の電子撮像素子309に入射する光線の
光学的特性を変化させるフィルター)、310はレン
ズ、311はファインダー光学系を示している。
【0056】形状可変ミラー307は、面内で位置毎に
反射方向を自由に変化させて光学パワーを変化させるこ
とが可能な反射光学素子の一形態であり、面形状を自由
に変化させることができるものである。この形状可変ミ
ラー307の代わりに、反射面の入射側に隣接する光学
媒質の屈折率を自由に変化させることができ、反射面内
で位置毎に反射方向を自由に変化させて光学パワーを変
化させることが可能な屈折率可変ミラーを用いてもよ
い。
【0057】絞り301を通過した物体からの光束は、
偏心プリズム304の第1面302から偏心プリズム3
04内に入り、第2面303で屈折して一旦偏心プリズ
ム304から外へ出て、形状可変ミラー307に入射す
る。形状可変ミラー307で反射した光束は、第2面3
03から再び偏心プリズム304内に入り、今度は第1
面302で全反射される。第1面302で全反射した光
束は、第3面305で全反射し、その反射光は第4面3
06で反射される。第4面306で反射した光束は、再
度第3面305に入射し、今度は屈折されて偏心プリズ
ム304外に射出され、フィルター308を介して撮像
素子に入射する。
【0058】このように、偏心光学系では、偏心プリズ
ム304内で反射作用を有する面を3面有し、その内2
面では全反射が行われる。また、形状可変ミラー307
の形状を変化させることにより、無限遠から中点(例え
ば、1000mm)を経て近点(例えば、100mm)
まで焦点合わせが可能な光学系となっている。
【0059】図15に示した例では、平型コンデンサ2
0の端子側とは反対側、すなわちストロボ用回路基板5
3やコネクタ58が配置されている側の反対側に、撮像
素子、光学系、絞り、焦点調節機構、光学フィルター、
ファインダー等をまとめて配置することにより、コンパ
クトな電子カメラを得ることができる。
【0060】図17は、平型コンデンサ20及び平型電
池40を積層して一体化したユニットの両面上(一方の
面上でもよい)に、回路基板72(フレキシブル回路基
板や硬質回路基板)を装着した例を示したものである。
回路基板72には導電パターンが形成されており、導電
パターン上に電気部品が実装される。平型コンデンサ2
0、平型電池40及び回路基板72は、それぞれ接着材
73によって接着されている。
【0061】このように、薄型の平型コンデンサ及び平
型電池を用いることにより、平型コンデンサ及び平型電
池を積層したユニット上に回路基板を設けることができ
るため、実装スペースの低減等をはかることができ、薄
型でコンパクトな電子カメラを得ることができる。
【0062】図18は、平型コンデンサ20及び平型電
池40を硬質の補強部材80を介して一体化し、ユニッ
トを構成した例である。図18(a)はユニットをカメ
ラの正面方向から見た図、図18(b)はユニットをカ
メラの上面方向から見た図、図18(c)はユニットを
カメラの側面方向から見た図である。
【0063】平型コンデンサ20及び平型電池40と補
強部材80とは、例えば両面テープや接着剤によって接
着されている。また、補強部材80にはプラスチック或
いは金属が用いられ、補強部材80の延伸部81には、
プラスチックの射出成形或いは金属加工によって、ブラ
ケット、ハウジング、ネジ穴、スペーサ等の機能が付加
され、レンズ31、撮像素子32及びフィルター33が
固定されている。また、発光管51及び反射笠52から
なるストロボ発光部50及びファインダー54も補強部
材80の固定機能によって所定の位置に固定されてい
る。
【0064】このように、本例では、平型コンデンサ2
0及び平型電池40を補強部材80を介して一体化した
ので、機械的強度に優れたユニットを構成することがで
きる。また、補強部材80に光学部材、電気部材、メカ
部材等の機能部材を装着するための固定機能を付加する
ことにより、実装の容易化がはかれ、コンパクトな電子
カメラを得ることが可能となる。
【0065】図19は、図12等に示したような基本構
成を有する電子カメラに対して、図18に示したような
構造を有するユニットを実装したときの一例を模式的に
示した図である。
【0066】図19(a)において、撮像系30、レン
ズ31、発光管51及び反射笠52からなるストロボ発
光部、ファインダー光学系54は、上述したようにして
補強部材(図示せず)に取り付けられている。また、図
に示した電子カメラには、例えばレリーズボタンとして
機能するスイッチ切片55と、バリヤー57の開閉を検
知するためのスイッチ切片56とが備えられている。
【0067】スイッチ切片55は、図19(b)に示す
ように、フレキシブル基板55a上に弾性部材切片55
bを設け、弾性部材切片55bを保護カバー55cで被
覆することによって構成され、筐体10から表面に出て
いる。また、フレキシブル基板55a上には、図19
(c)に示すように、一対の導通パターン55a1が形
成されている。ここで、弾性部材切片55bの裏面を導
電部材とすることにより、図19(d)に示すように、
この弾性部材切片55bが押されることで一対の導通パ
ターン55a1が導通する。つまり、スイッチの役割を
果たす。
【0068】一方、スイッチ切片56は、図19(e)
に示すように、バリヤー57に取り付けられている金属
スイッチ切片56aと、導通パターン切片56bとから
構成されている。また、導通パターン切片56bは、長
さの異なる一対の導通パターン56b1から構成され、
金属スイッチ切片56aは、この一対の導通パターン5
6b1上に移動可能に接触している。この一対の導通パ
ターン56b1の長さが異なることを利用して、バリヤ
ー57の開閉が、一対の導通パターン56b1に接続さ
れている回路56cによって検出される。
【0069】すなわち、図19(e)に示す導通ポイン
トPより左側には片側の導通パターン56b1が形成さ
れておらず、バリヤー57の移動に伴って金属スイッチ
切片56aが導通パターン切片56bとの接触を保った
まま移動しても、一対の導通パターン56b1間に導通
は発生しない。一方、導通ポイントPより右側では、一
対の導通パターン56b1が形成されており、金属スイ
ッチ切片56aにより一対の導通パターン56b1間が
導通する。つまり、金属スイッチ切片56aと導通パタ
ーン切片56bはスイッチの役割を果たしており、導通
ポイントPを境とした一対の導通パターン56b1の導
通状態の違いを回路56cが検出することで、バリヤー
57の開閉が検知される。ここでは、導通ポイントPよ
り左側をバリヤー「閉」、右側を「開」としている。
【0070】なお、これらのスイッチ切片55及び導通
パターン切片56bは、例えば、両面テープや接着剤に
よって図18に示したようなユニットの前面に装着され
ている。
【0071】図20は、図18に示したような構造を有
するユニットの両面上(一方の面上でもよい)に、回路
基板74(フレキシブル回路基板や硬質回路基板)を装
着した例を示したものである。回路基板74には導電パ
ターンが形成されており、導電パターン上に電気部品が
実装される。平型コンデンサ20、平型電池40及び硬
質部材80は、両面テープや接着剤等によって接着され
ている。
【0072】このように、薄型の平型コンデンサ及び平
型電池を用いることにより、ユニット上に回路基板を配
置することができるため、実装スペースの低減等をはか
ることができ、薄型でコンパクトな電子カメラを得るこ
とができる。
【0073】図21は、平型コンデンサ20及び平型電
池40を硬質の回路基板75を介して一体化し、ユニッ
トを構成した例である。
【0074】平型コンデンサ20はコンデンサとしての
機能を有する内容物を金属薄膜を含む外装部材で被覆し
た構造を有しており、平型電池40も電池としての機能
を有する内容物を金属薄膜を含む外装部材で被覆した構
造を有している。したがって、回路基板75を平型コン
デンサ20及び平型電池40で挟み込むことにより、回
路基板75に対するシールド効果を得ることができる。
また、硬質の回路基板75を用いることにより、機械的
強度に優れたユニットを構成することができる。また、
先に説明した例と同様に、薄型でコンパクトな電子カメ
ラを得ることができることは言うまでもない。
【0075】(実施形態2)図22は、第2の実施形態
に係る電子カメラの主要部の基本的な構成例を模式的に
示した図である。
【0076】電子カメラの外装筐体10内に平型コンデ
ンサ20を配置し、且つ、この平型コンデンサ20を電
子カメラの正面側から見て略中央の位置に配置してい
る。平型コンデンサ20は、外装筐体10の裏面側の内
壁に沿って並設されており、接着材によって外装筐体1
0の内壁に装着されている。なお、平型コンデンサ20
の構造、形状、寸法関係等については、第1の実施形態
と同様である。平型コンデンサ20の上部側縁側には、
撮像系30(電子撮像素子等からなる)及び電子撮像素
子に被写体像を結像させるための撮像光学系(レンズ3
1等からなる)が配置されている。
【0077】また、撮像系30及びレンズ31等の撮像
光学系の左右いずれかに(図に示した例では、カメラの
正面側から見て右側)ファインダー光学系54を配置し
ている。このように、ファインダー光学系54を撮像系
30及びレンズ31の左右いずれかの近傍に配置するこ
とにより、パララックスの少ない撮影を行うことが可能
である。
【0078】さらに、本例では、カメラの正面側から見
て右側にストロボ発光部を構成する発光管51及び反射
笠52を配置している。ストロボ発光部をカメラの正面
側から見て右側に配置しているのは、通常のカメラでは
レリーズボタンをカメラの正面側から見て左側に設けて
いるため、ストロボ撮影の際にストロボ発光部が手で遮
られることを防止するためである。
【0079】本実施形態においても、第1の実施形態と
同様、薄型の平型コンデンサをカメラの外装筐体の裏面
側の内壁に並設することにより、薄型でコンパクトな電
子カメラを得ることができる。
【0080】図23は、図22に示したような基本構成
を有する電子カメラにおいて、平型コンデンサ20と平
型電池40とを積層した場合の構成例を模式的に示した
図である。
【0081】平型コンデンサ20及び平型電池40は、
略方形形状を有する外装筐体10の裏面側の内壁に沿っ
て並設されており、平型電池40は接着材によって外装
筐体10に装着され、平型コンデンサ20は接着材によ
って平型電池40に装着されている。平型コンデンサ2
0と平型電池40との積層順は逆であってもよい。な
お、平型電池40の形状や寸法関係等については、第1
の実施形態と同様である。
【0082】このように、本実施形態においても、第1
の実施形態と同様、薄型の平型コンデンサ及び平型電池
を積層し、これらをカメラの外装筐体の裏面側の内壁に
並設することにより、薄型でコンパクトな電子カメラを
得ることができる。
【0083】なお、図23に示した例では、ストロボ用
回路基板53及びコネクタ58についても併せて示して
いる。これらは、第1の実施形態と同様、平型コンデン
サ20の端子22側(平型電池40の端子側でもある)
に配置されており、第1の実施形態と同様の効果を奏す
ることができる。
【0084】図24は、図23に示したような基本構成
において、平型コンデンサ20及び平型電池40の上部
側縁側に偏心光学系35を設けた例を示したものであ
る。図25は、この偏心光学系35、発光管51及び反
射笠52等について示した図である。偏心光学系35に
ついては、第1の実施形態で説明した通りである。
【0085】本例においても、第1の実施形態と同様、
撮像素子、光学系、絞り、焦点調節機構、光学フィルタ
ー、ファインダー等を、平型コンデンサ及び平型電池の
一つの側縁側にまとめて配置することにより、コンパク
トな電子カメラを得ることができる。
【0086】なお、本実施形態においても、第1の実施
形態で説明した各種態様(実装形態等)を必要に応じて
適用することが可能である。
【0087】(実施形態3)図26は、第3の実施形態
に係る電子カメラの主要部の基本的な構成の一例を模式
的に示した図である。
【0088】電子カメラを正面側から見たときの中央の
領域に、撮像系30(電子撮像素子等からなる)及び電
子撮像素子に被写体像を結像させるための撮像光学系
(レンズ31等からなる)が配置されている。これらが
配置された領域の両側の領域には、撮像系30等を挟む
ようにして平型コンデンサ20が配置されている。撮像
系30及びレンズ31等の撮像光学系は基板90上に一
体化して実装されており、平型コンデンサ20もこの基
板90上に配置されている。なお、図に示した例では、
平型コンデンサ20について示しているが、平型コンデ
ンサの代わりに平型電池を配置するようにしてもよい
し、平型コンデンサ及び平型電池の双方を配置するよう
にしてもよい。
【0089】撮像系30及びレンズ31等の上方にはフ
ァインダー光学系54が配置されており、カメラの正面
側から見て右側にストロボ発光部を構成する発光管51
及び反射笠52が配置されている。
【0090】図27は、図26に示したような基本構成
を有する電子カメラにおける平型コンデンサ及び平型電
池の種々の配置例を示した図である。
【0091】図27(a)に示した例では、基板90上
の中央の領域に撮像素子32、フィルター33及びレン
ズ31を実装するとともに、それらの両側の領域に平型
コンデンサ20を実装し、さらに基板90の裏面側に平
型電池40を実装している。
【0092】図27(b)に示した例では、基板90上
の撮像素子32等が実装された領域の両側の領域に平型
電池40を実装し、基板90の裏面側に平型コンデンサ
20を実装している。
【0093】図27(c)に示した例では、基板90上
の撮像素子32等が実装された領域の両側の領域に平型
コンデンサ20及び平型電池40を実装している。
【0094】先に説明した第1及び第2の実施形態で
は、撮像系や撮像光学系を電子カメラの側縁側に配置す
るため、撮影時にレンズ等が手で遮られ易くなるおそれ
がある。電子カメラを小型化すればするほど、このよう
な問題は生じ易くなる。本例では、撮像系や撮像光学系
をカメラの中央の領域に配置し、その両側の領域に平型
コンデンサや平型電池を配置するようにしたので、この
ような問題を防止することができ、かつ第1及び第2の
実施形態と同様、薄型でコンパクトな電子カメラを得る
ことが可能となる。
【0095】図28は、第3の実施形態に係る電子カメ
ラの主要部の基本的な構成の他の例を模式的に示した図
である。図29及び図30は、図28に示したような基
本構成を有する電子カメラの主要構成要素の配置関係を
示した図であり、それぞれカメラの上側から及び正面側
から見た図である。
【0096】図26に示した例と同様、電子カメラを正
面側から見たときの中央の領域に、撮像系30及びレン
ズ31等からなる撮像光学系が配置されている。本例で
は、これらが配置された領域の周囲の領域に、撮像系3
0等を取り囲むようにして二つの平型コンデンサ20及
び二つの平型電池40が配置されている。図26に示し
た例と同様、撮像系30及びレンズ31等の撮像光学系
は基板90上に一体化して実装されており、平型コンデ
ンサ20及び平型電池40もこの基板90上に配置され
ている。ファインダー光学系54やストロボ発光部を構
成する発光管51及び反射笠52については、図26に
示した例と同様である。
【0097】なお、図に示した例では、平型コンデンサ
20を撮像系30等の上下両側に配置し、平型電池40
を撮像系30等の左右両側に配置した例について示して
いるが、これらの配置は適宜変更可能であり、また平型
コンデンサ20及び平型電池40の個数についても適宜
変更可能である。
【0098】本例においても、撮像系や撮像光学系をカ
メラの中央の領域に配置し、その周囲の領域に平型コン
デンサや平型電池を配置するようにしたので、図26等
に示した例と同様、レンズ等が手で遮られ易くなるとい
った問題を防止することができ、かつ薄型でコンパクト
な電子カメラを得ることが可能となる。
【0099】また、図28に示した例では、対向する平
型コンデンサ20の同極性の端子どうし(プラス端子ど
うし、マイナス端子どうし)を向かい合わせ、対向する
平型電池40の同極性の端子どうしを向かい合わせるよ
うにしている。これらの同極性の端子どうしは、リード
線(図示せず)によって接続されており、対向する平型
コンデンサ20どうし、対向する平型電池40どうし
は、それぞれ並列接続されている。並列接続される平型
コンデンサ20どうしの耐電圧は互いに等しく、並列接
続される平型電池40どうしの特性は互いに等しい。
【0100】このような構成にすることにより、容量を
上げることができるとともに結線距離を短くすることが
できる。
【0101】なお、本実施形態においても、第1の実施
形態で説明した各種態様を必要に応じて適用することが
可能である。
【0102】以上、本発明の実施形態を説明したが、本
発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣
旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施するこ
とが可能である。
【0103】
【発明の効果】本発明によれば、平型コンデンサを用い
ることにより、レイアウト、デザイン、実装等の自由度
を向上させることができ、薄型でコンパクトな電子カメ
ラを得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る電子カメラの主
要部の構成の一例を模式的に示した図。
【図2】図1に示した電子カメラの外装筐体と平型コン
デンサとの位置関係等を模式的に示した図。
【図3】平型コンデンサの構成例を示した図。
【図4】平型コンデンサをストロボ発光用のメインコン
デンサとして用いる場合の回路構成例を示した電気回路
図。
【図5】図4に示したストロボ発光部の構成要素等の接
続関係を模式的に示した図。
【図6】ストロボ発光用のメインコンデンサ及び電源の
電圧変動抑制用の平滑コンデンサに平型コンデンサを用
いた場合の回路構成例を示した電気回路図。
【図7】本発明の第1の実施形態に係る電子カメラの主
要部の構成の他の例を模式的に示した図。
【図8】平型コンデンサの外装上に機能部材等を固定し
て電子カメラを構成する場合の一例を示した図。
【図9】平型コンデンサの外装部材に延伸部を設けた場
合の一例を示した図。
【図10】本発明の第1の実施形態に係る電子カメラの
主要部の構成の他の例を模式的に示した図。
【図11】平型コンデンサの外装部材上に回路基板を設
けた場合の一例を示した図。
【図12】本発明の第1の実施形態に係る電子カメラの
主要部の構成の他の例を模式的に示した図。
【図13】図12に示した電子カメラの外装筐体と平型
コンデンサ及び平型電池との位置関係等を模式的に示し
た図。
【図14】本発明の第1の実施形態に係る電子カメラの
主要部の構成の他の例を模式的に示した図。
【図15】本発明の第1の実施形態に係る電子カメラの
主要部の構成の他の例を模式的に示した図。
【図16】図15に示した偏心光学系の構成例を示した
図。
【図17】平型コンデンサ及び平型電池を積層して一体
化したユニット上に回路基板を装着した場合の一例を示
した図。
【図18】平型コンデンサ及び平型電池を補強部材を介
して一体化してユニットを構成した場合の一例を示した
図。
【図19】本発明の第1の実施形態に係る電子カメラの
主要部の構成の他の例を模式的に示した図。
【図20】図18に示したような構造を有するユニット
上に回路基板を装着した場合の一例を示した図。
【図21】平型コンデンサ及び平型電池を回路基板を介
して一体化してユニットを構成した場合の一例を示した
図。
【図22】本発明の第2の実施形態に係る電子カメラの
主要部の構成の一例を模式的に示した図。
【図23】本発明の第2の実施形態に係る電子カメラの
主要部の構成の他の例を模式的に示した図。
【図24】本発明の第2の実施形態に係る電子カメラの
主要部の構成の他の例を模式的に示した図。
【図25】図24に示した偏心光学系の構成例を示した
図。
【図26】本発明の第3の実施形態に係る電子カメラの
主要部の構成の一例を模式的に示した図。
【図27】図26に示したような基本構成を有する電子
カメラにおける平型コンデンサ及び平型電池の種々の配
置例を示した図。
【図28】本発明の第3の実施形態に係る電子カメラの
主要部の構成の他の例を模式的に示した図。
【図29】図28に示したような基本構成を有する電子
カメラの主要構成要素の配置関係をカメラの上側から見
た図。
【図30】図28に示したような基本構成を有する電子
カメラの主要構成要素の配置関係をカメラの正面側から
見た図。
【符号の説明】
10…外装筐体 20…平型電池、21…接着材、22…端子、23…切
り欠き部、24…内容物、25…外装部材、26…密閉
部材、27…延伸部 30…撮像系、31…レンズ、32…撮像素子、33…
フィルター、34、35…偏心光学系 40…平型電池、41、42…接着材 50…ストロボ発光部、51…発光管、52…反射笠、
53…ストロボ用回路基板、54…ファインダー光学
系、55、56…スイッチ切片、55a1…導通パター
ン、56a…金属スイッチ切片、56b…導通パターン
切片、57…バリヤー、58…コネクタ 61…ユニット部材、62…スペーサ、63…ネジ穴付
きスペーサ 70、72、74、75…回路基板、71、73…接着
材 80…補強部材、81…延伸部 90…基板

Claims (39)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子撮像素子を用いた電子カメラであっ
    て、該電子カメラの外装筐体内で且つ該電子カメラの正
    面側から見て略中央に平型コンデンサを配置するととも
    に、該平型コンデンサの左右いずれかの側縁側に上記電
    子撮像素子に被写体像を結像させる撮像光学系を配置し
    た、ことを特徴とする電子カメラ。
  2. 【請求項2】上記外装筐体は略方形形状であり、上記平
    型コンデンサを上記外装筐体の裏面側の内壁に並設し
    た、ことを特徴とする請求項1に記載の電子カメラ。
  3. 【請求項3】上記電子カメラは閃光部をさらに備え、上
    記平型コンデンサは上記閃光部の発光管を発光させるた
    めのエネルギーを蓄えるものである、ことを特徴とする
    請求項1に記載の電子カメラ。
  4. 【請求項4】上記電子カメラは電源部をさらに備え、上
    記平型コンデンサは上記電源部の電圧変動を抑制して平
    滑化するためのものである、ことを特徴とする請求項1
    に記載の電子カメラ。
  5. 【請求項5】上記平型コンデンサは略方形形状であり、
    その外形寸法は「幅>高さ>厚さ」なる関係である、こ
    とを特徴とする請求項1に記載の電子カメラ。
  6. 【請求項6】上記平型コンデンサは上部側縁側の一部に
    切り欠き部を有し、該切り欠き部に対応する箇所に少な
    くとも発光管及び反射笠を含む閃光部を配置した、こと
    を特徴とする請求項1に記載の電子カメラ。
  7. 【請求項7】上記平型コンデンサの外装上に所定の機能
    部材が固定されている、ことを特徴とする請求項1に記
    載の電子カメラ。
  8. 【請求項8】上記平型コンデンサの外装に固定部を設
    け、この固定部によって上記機能部材を固定した、こと
    を特徴とする請求項7に記載の電子カメラ。
  9. 【請求項9】上記平型コンデンサの外装上に導電パター
    ン部を設け、この導電パターン部に電気部品を実装し
    た、ことを特徴とする請求項1に記載の電子カメラ。
  10. 【請求項10】上記電子カメラの外装筐体内で且つ上記
    電子カメラの正面側から見て略中央に平型電池を配置
    し、上記平型コンデンサと上記平型電池とを並設した、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子カメラ。
  11. 【請求項11】上記外装筐体は略方形形状であり、上記
    平型コンデンサ及び上記平型電池を上記外装筐体の裏面
    側の内壁に並設した、ことを特徴とする請求項10に記
    載の電子カメラ。
  12. 【請求項12】上記平型コンデンサの端子側に上記閃光
    部を駆動するための閃光用回路基板を配置した、ことを
    特徴とする請求項3に記載の電子カメラ。
  13. 【請求項13】上記平型コンデンサの端子側とは反対側
    に上記電子撮像素子及び撮像光学系を配置した、ことを
    特徴とする請求項12に記載の電子カメラ。
  14. 【請求項14】上記平型コンデンサの端子側とは反対側
    に、絞り、焦点調節機構及び光学フィルターを配置し
    た、ことを特徴とする請求項12又は13に記載の電子
    カメラ。
  15. 【請求項15】上記撮像光学系の上方に被写体を観測す
    るためのファインダー光学系を設けた、ことを特徴とす
    る請求項1に記載の電子カメラ。
  16. 【請求項16】上記平型コンデンサの上部側縁側に被写
    体を観測するためのファインダー光学系を設けた、こと
    を特徴とする請求項1に記載の電子カメラ。
  17. 【請求項17】上記平型コンデンサの上部側縁側に少な
    くとも発光管及び反射笠を含む閃光部を配置した、こと
    を特徴とする請求項1に記載の電子カメラ。
  18. 【請求項18】上記外装筐体の上記平型コンデンサの端
    子側の側面部にデータ通信及び電力供給の少なくとも一
    方を行うためのコネクタを配置した、ことを特徴とする
    請求項1に記載の電子カメラ。
  19. 【請求項19】上記外装筐体の上記撮像光学系が配置さ
    れた側と反対側の側面部にデータ通信及び電力供給の少
    なくとも一方を行うためのコネクタを配置した、ことを
    特徴とする請求項1に記載の電子カメラ。
  20. 【請求項20】上記平型コンデンサと上記平型電池とを
    一体化したユニットに回路基板を装着した、ことを特徴
    とする請求項10に記載の電子カメラ。
  21. 【請求項21】上記平型コンデンサと上記平型電池とを
    補強部材を介して一体化してユニットを構成した、こと
    を特徴とする請求項10に記載の電子カメラ。
  22. 【請求項22】上記補強部材に固定部を設け、この固定
    部によって所定の機能部材を固定した、ことを特徴とす
    る請求項21に記載の電子カメラ。
  23. 【請求項23】上記ユニットに回路基板を装着した、こ
    とを特徴とする請求項21に記載の電子カメラ。
  24. 【請求項24】上記ユニットにスイッチとしての機能を
    有する切片を装着した、ことを特徴とする請求項21に
    記載の電子カメラ。
  25. 【請求項25】上記平型コンデンサはコンデンサとして
    の機能を有する内容物を金属薄膜を含む外装部材で被覆
    した構造を有し、該平型コンデンサと上記平型電池とを
    回路基板を介して一体化した、ことを特徴とする請求項
    10に記載の電子カメラ。
  26. 【請求項26】電子撮像素子を用いた電子カメラであっ
    て、該電子カメラの外装筐体内で且つ該電子カメラの正
    面側から見て略中央に平型コンデンサを配置するととも
    に、該平型コンデンサの上部側縁側に上記電子撮像素子
    に被写体像を結像させる撮像光学系を配置した、ことを
    特徴とする電子カメラ。
  27. 【請求項27】上記平型コンデンサの上部側縁側で且つ
    上記撮像光学系の左右いずれかに被写体を観測するため
    のファインダー光学系を設けた、ことを特徴とする請求
    項26に記載の電子カメラ。
  28. 【請求項28】上記平型コンデンサの上部側縁側で且つ
    上記電子カメラの正面側から見て右側に少なくとも発光
    管及び反射笠を含む閃光部を配置した、ことを特徴とす
    る請求項26に記載の電子カメラ。
  29. 【請求項29】上記平型コンデンサの上部側縁側に、絞
    り、焦点調節機構及び光学フィルターを配置した、こと
    を特徴とする請求項26に記載の電子カメラ。
  30. 【請求項30】電子撮像素子を用いた電子カメラであっ
    て、該電子カメラを正面側から見て複数の領域に分けた
    ときの中央の領域に上記電子撮像素子に被写体像を結像
    させる撮像光学系を配置し、残りの領域に平型コンデン
    サ及び平型電池の少なくとも一方を配置した、ことを特
    徴とする電子カメラ。
  31. 【請求項31】上記電子撮像素子及び上記撮像光学系が
    一体化して実装された基板上に、上記平型コンデンサ及
    び平型電池の少なくとも一方を配置した、ことを特徴と
    する請求項30に記載の電子カメラ。
  32. 【請求項32】上記基板の裏面側に平型コンデンサ及び
    平型電池の少なくとも一方を配置した、ことを特徴とす
    る請求項31に記載の電子カメラ。
  33. 【請求項33】上記平型コンデンサを複数設け、該複数
    の平型コンデンサどうしを並列接続した、ことを特徴と
    する請求項30に記載の電子カメラ。
  34. 【請求項34】上記複数の平型コンデンサの同極性の端
    子どうしを向かい合わせて接続した、ことを特徴とする
    請求項33に記載の電子カメラ。
  35. 【請求項35】上記複数の平型コンデンサの耐電圧は互
    いに等しい、ことを特徴とする請求項33に記載の電子
    カメラ。
  36. 【請求項36】上記平型電池を複数設け、該複数の平型
    電池どうしを並列接続した、ことを特徴とする請求項3
    0に記載の電子カメラ。
  37. 【請求項37】上記複数の平型電池の同極性の端子どう
    しを向かい合わせて接続した、ことを特徴とする請求項
    36に記載の電子カメラ。
  38. 【請求項38】上記複数の平型電池の特性は互いに等し
    い、ことを特徴とする請求項36に記載の電子カメラ。
  39. 【請求項39】上記撮像光学系の上方にファインダー光
    学系を配置した、ことを特徴とする請求項30に記載の
    電子カメラ。
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