JP2003134364A - カメラ - Google Patents

カメラ

Info

Publication number
JP2003134364A
JP2003134364A JP2001327988A JP2001327988A JP2003134364A JP 2003134364 A JP2003134364 A JP 2003134364A JP 2001327988 A JP2001327988 A JP 2001327988A JP 2001327988 A JP2001327988 A JP 2001327988A JP 2003134364 A JP2003134364 A JP 2003134364A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens frame
boss
camera
exterior body
deformation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001327988A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuhiro Haga
満裕 芳賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP2001327988A priority Critical patent/JP2003134364A/ja
Publication of JP2003134364A publication Critical patent/JP2003134364A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】外装体の変形を防止し、内蔵部品を保護するこ
とができ、しかも小型化,高密度化に有利なカメラを提
供すること。 【解決手段】前カバー11及び後カバー12からなる外
装体が外圧を受けたときに、外装体を構成する後カバー
12に一体形成した変形防止用ボス12Aが外装体内の
強度のある鏡枠14の一部に当接して外装体の変形を抑
えることができる。堅牢な鏡枠14に対してボス12A
を突き当てるので、ボス自体も短くでき、カメラを小型
化及び高密度化することが可能であり、かつ内蔵部品を
破損することなく保護することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外装体の変形を防
止し、内蔵部品を保護することが可能なカメラに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、CCDなどの撮像素子を搭載し、
撮像した画像データをメモリカードなどの記録手段に電
気的に記憶できるようにした、デジタルスチルカメラな
どの電子カメラが普及している。
【0003】電子カメラは小型化が望まれ、内部レイア
ウトの高密度化が進んでいる。内部レイアウトを高密度
で実装することで外装体と内部の構造物との距離が小さ
くなるため、外圧による外装体の変形により外装体内面
と構造物が接触してしまい、内蔵部品が破損するおそれ
がある。これは電子カメラの外装体がプラスチックのよ
うな合成樹脂にて成形され、外圧によって変形し易い構
成となっているためでもある。
【0004】一方、先行例として、特開平11−150
58号公報には、水圧により外装カバーが変形して外装
カバー自体が破損することを防止する防水カメラが提案
されている。該公報では、前カバー部材の内面から後カ
バー部材の内面に向けて立ち上がるように補強ボスが形
成され、外装カバー変形時にこの補強ボスが後カバー部
材の内面に当接して外装カバーの変形を防止するように
している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記防水カ
メラの補強ボスを電子カメラに適用することも考えられ
るが、前カバー部材から後カバー部材にかけてボスが設
けられるため、外装体の前後にわたってボスを配置する
スペースが必要どなり、高密度化が進んでいる電子カメ
ラにとって好ましくない。
【0006】そこで、本発明は上記の問題に鑑み、外装
体の変形を防止し、内蔵部品を保護することができ、し
かも小型化,高密度化に有利なカメラを提供することを
目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によるカメラは、
撮影レンズ群を支持して内部に収納する鏡枠と、上記鏡
枠を内部に収納する外装体と、上記外装体が外圧を受け
た状態で上記鏡枠に接触して該外装体の変形を抑える変
形抑制部材と、を備えたものである。
【0008】本発明においては、カメラ内でも構造的に
強度を有する鏡枠に対して、変形抑制部材を接触させて
外装体の変形を抑えるので、変形抑制部材を小さく構成
でき、内部レイアウトの高密度化を図りつつ、内蔵部品
の破損等を防ぐことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態について図面を
参照して説明する。本発明の実施の形態では、デジタル
カメラについて説明する。
【0010】図1は本発明の第1の実施の形態のカメラ
の背面図を示し、図2は図1のA−A線断面図を示し、
図3は第1の実施の形態の要部の分解斜視図を示してい
る。
【0011】図1及び図2において、カメラは、前カバ
ー11と後カバー12により構成された外装体と、その
外装体の表面及び裏面並びに内部に配設されるスイッチ
類及び部品類で構成されている。
【0012】前カバー11には、図示しない被写体から
の光を入光する窓部13が設けられ、前カバー11の内
面側にはその窓部13に連接するように鏡枠14が配設
されている。
【0013】鏡枠14は、その内部に撮影レンズ群15
(図2はその一部のみ示してある)を支持収納すると共
に入射光軸を折り曲げるミラー等の反射光学部材16を
有し、かつ撮影レンズ群15にて集光した画像を受光し
電気信号に変換する撮像素子であるCCD17及びそれ
を搭載する基板18とを有した折り曲げ式の光学系を構
成している。基板18は、図示しないフレキシブル基板
を介して後述するプリント基板21に接続されている。
鏡枠14は、内部に撮影レンズ群15やCCD17を収
容しているため、フレームに厚みを持たせるなどして強
度を持たせた堅牢な構造とされている。
【0014】また、前カバー11の内面側には、枠部材
20A,20Bが配設されている。前カバー11と枠部
材20A,20Bとで、電源としての電池19を収納す
る電池室を構成している。電池19は、パワー基板(図
示せず)を介して、基板18や後述するプリント基板2
1に電源電圧を供給している。
【0015】一方、後カバー12には、表示モニター用
の開口部が形成され、その開口部には透明アクリル板等
のモニター窓22が配設されている。後カバー12の内
面側には、このモニター窓22に対面するようにモニタ
ー23が配設されており、さらにモニター23の背面側
にはモニター23を後ろ側より支持しかつモニター23
を後カバー12側へ押し付けるモニター支持部材として
のモニター押さえ24が配設されている。モニター押さ
え24は、例えば、ばね性を有した板金で構成されてい
る。
【0016】後カバー12の内面側には、後カバー12
と一体に円柱状の変形防止用ボス12Aが設けられてい
る。ボス12Aの円柱先端面は若干の隙間を介して鏡枠
14に一体に設けられた円柱状の受け部14Aの受け面
に対峙して配置される。
【0017】後カバー12に設けたボス12Aは、図3
にも示されるように信号変換処理等を行うためのプリン
ト基板21に設けた貫通孔21Aを通して鏡枠14に設
けた受け部14Aに対峙するようになっている。
【0018】ボス12Aと受け部14A間の隙間は、各
種部品の公差が積み重なってもそれら公差の合計を吸収
して、前カバー11と後カバー12の接合が確実に行え
るように設けられている。
【0019】後カバー12に設けたボス12Aは、位置
的には図3に示すようにモニター23の横辺りでカメラ
外装体の中心辺りに存在している。これによって、外装
体における剛性が低く変形し易い部位を補強する構造と
なっている。
【0020】後カバー12に設けたボス12Aは、外装
体が外圧を受けた状態で、鏡枠14の一部に接触して該
外装体の変形を抑える変形抑制部材として機能するもの
である。即ち、ボス12Aと受け部14Aの機能は、外
圧によって外装体が変形したときに、モニター押さえ2
4のような板金とプリント基板21の電気的パターンと
が接触(ショート)したり或いは部品同士が物理的に接
触したりする以前に、ボス12Aと受け部14Aとを接
触させて電気的な接触や部品同士の接触破損などを防ぐ
ためのものである。
【0021】後カバー12のモニター以外の部分には、
図1に示すようにファインダ25のほかに、メニューキ
ー26、十字キー27、モニターキー28、ズームスイ
ッチ29等の操作手段が配設されている。また、外装体
の上面に相当する部分には、レリーズスイッチ30が配
設されている。
【0022】メニューキー26は画像モード,ストロボ
モードなどを呼び出すためのものであり、十字キー27
は例えば呼び出したメニューをスクロールするためのも
のである。モニターキー28は、消費電力節約のため通
常はモニター画面がオフ状態にあり、撮影時に、モニタ
ー画面を表示状態で撮影したいときや、撮影した結果を
見たいときなどにこのモニターキーを押すことで画面表
示できるようにしたものであり、ズームスイッチ29は
ワイド(W)とテレ(T)を切り替えるシーソースイッ
チで構成されている。レリーズスイッチ30は撮影動作
を開始するためのシャッタスイッチである。
【0023】また、後カバー12には、記録メディア3
4へのデータ書込み中にアクセス中であることを表示す
るアクセスランプ31が設けてある。
【0024】後カバー12の端部には、メモリカードな
どの記録メディア34を出し入れするためのカード蓋3
3が、ヒンジ機構を用いて開閉可能に取り付けられてい
る。
【0025】前カバー11と後カバー12とは互いにビ
ス止めにて接合されて、外装体を構成している。
【0026】外装体の内部には、信号変換処理等を行う
ための回路が搭載されたメイン基板であるプリント基板
21が配設されている。プリント基板21の一部には、
記録メディア34を装着するためのメディアコネクター
35が半田付けされている。また、鏡枠14の反射光学
部材がある鏡枠裏面側の内部スペースには、図示しない
パワー基板から立ち上がった状態の円筒形のコンデンサ
ー36が配置されている。
【0027】なお、十字キー27の裏面に突設された押
圧部の先端は、後カバー12内面側のフレキシブル基板
32に設けたスイッチ用接点に当接可能に配置されてい
る。
【0028】図4は上記ボス12Aを受ける受け部の構
成例を示すものである。図4(a)は鏡枠14の入射光軸
を折り曲げる反射光学部材(例えばミラー,プリズム)
が入っている反射面(斜面)の裏面側に受け部14Bを
形成したものである。鏡枠14内の反射面には反射光学
部材としてのミラーやプリズムが配設され、特にプリズ
ムを用いた場合にはより強い強度を保てる効果がある。
【0029】上記受け部14Bが、鏡枠14のミラー等
の反射光学部材の反射面の裏面側の部位に形成されてい
ると、反射光学部材の反射面の裏面側はカメラ外装体の
表裏面に対して傾斜面を形成しているために比較的大き
なスペース(図2におけるコンデンサー36周辺のスペ
ース)ができており、このスペースに対して変形防止用
ボス12Aを挿通させることで、スペースを有効利用で
き高密度化を図る際に有利となる。つまり、変形防止用
ボス12Aのためのスペースを別に設けなくてもよい。
【0030】図4(b)は鏡枠14の一面に2本の堤部に
よる受け部14Cを形成し、突き当てるボス12Aの先
端部にはその中央部分が受け部14Cの堤部間に嵌るよ
うに突出した形状としたものである。ボス12Aの突き
当て部が受け部14Cに嵌入するので、ボス12Aの鏡
枠14に対する位置決めや横方向への位置ずれを防止で
きる。
【0031】図4(c)は鏡枠14のフレームの角部辺り
に受け部を設定してボス12Aの先端部を突き当てるよ
うにしたものである。鏡枠14のフレームの角部分にボ
ス12Aを突き当てるので、鏡枠14の一面上にボス1
2Aを突き当てる場合に比べて突き当てに対する強度が
強いという利点がある。従って、受け部を、例えば突出
するような特段の形状にしなくとも設けることができ
る。
【0032】図4(d)は鏡枠14の反射面の裏面側の角
部にリブ状の受け部14Dを設けて、ボス12Aの先端
部を突き当てるようにしたものである。鏡枠14の角部
のリブにボス12Aを突き当てるので、鏡枠14の一面
上にボス12Aを突き当てる場合に比べて突き当てに対
する強度が強いという利点がある。
【0033】尚、上記の第1の実施の形態では、後カバ
ー12から変形防止用ボスが突出する構造となっている
が、鏡枠14から変形防止用ボスを突出させ後カバー1
2の内面側或いは該内面側に設けた受け部にて前記ボス
の先端部を受けるように構成してもよい。
【0034】第1の実施の形態によれば、カメラ内でも
構造的に強度を有する鏡枠14に変形抑制部材としての
ボス12Aを接触させて外装体の変形を抑えるので、ボ
ス12Aを短く構成でき、カメラ内部のレイアウトの高
密度化を図りつつ、外装体の変形を抑えて内蔵部品の破
損等を防ぐことができる。
【0035】また、表示モニター23用の開口部周辺は
剛性が低く変形し易いが、この部分に変形抑制部材とし
てのボス12Aを設けたので、開口部周辺の変形を抑え
ることができる。かつ、カメラの外装体の面積的に広い
表裏面の略中央部に相当する内部位置に変形抑制部材と
してのボス12Aを設けたので、カメラ外装体の変形を
効果的に防止し、内蔵部品の破損等を防ぐことができ
る。
【0036】さらに、鏡枠14は、被写体光を入射しそ
の光軸を折り曲げる反射光学部材16を備えた折り曲げ
式の光学系を構成し、かつ鏡枠14の折り曲げ後の光軸
上において、上記反射光学部材16が配置された側とは
反対側に撮像素子としてのCCD17を設け、鏡枠14
には上記反射光学部材16が配置された側の部位に上記
変形防止用ボス12Aが接触するように構成したので、
鏡枠14において重要部品であるCCD17の配設部位
と変形防止用ボス12Aの当接部位とは距離的に離れて
おり、カメラに対して万が一大きな外圧が加わった場合
でも、変形防止用ボス12Aの力は直接的にCCD17
に加わることがなく、取付位置精度が要求される撮像素
子を保護できる。
【0037】図5は本発明の第2の実施の形態のカメラ
の断面図を示している。本図は図1のA−A線断面図に
相当するものである。
【0038】第1の実施の形態である図2の構成では後
カバー12に一体形成したボス12Aをプリント基板2
1の孔を貫通させて鏡枠14の受け部14Aに当接可能
としたのに対して、図5の第2の実施の形態において
は、後カバー12に一体形成したボス12Bと鏡枠14
に一体形成した受け部14Eとでプリント基板21の表
裏面を挟むように構成したものである。つまり、プリン
ト基板21を介して後カバー12のボス12Bと鏡枠1
4の受け部14Eとが対面するようにしたものである。
この実施の形態の場合は、基板21に孔が不要となる代
わりに、基板21の少なくとも当接部分には導体パター
ンの配置や部品の実装を禁止することが必要となる。勿
論、第1の実施の形態と同様に、受け部14Eとプリン
ト基板21並びにボス12Bとプリント基板21の間は
若干の隙間をもたせてもよい。
【0039】尚、図5の実施の形態では、鏡枠14に受
け部14Eを一体形成し該受け部14Eをプリント基板
21の一部に当接させているが、鏡枠14に受け部14
Eを設けずに鏡枠14の背面全体にプリント基板21の
一面(導電パターンが形成されていない面であることが
好ましい)を接触させ、後カバー12に設けたボス12
Bをプリント基板21のもう一方の面に当接させる或い
はもう一方の面に若干の隙間をおいて配設する構成とし
てもよい。
【0040】第2の実施の形態によれば、変形抑制部材
としての変形防止用ボス12Bは、外装体が外圧を受け
た状態でプリント基板21を介して鏡枠14に接触する
ように構成されているので、プリント基板21にボス用
の孔や切欠きを設ける必要がなくなる。特に鏡枠14の
背面全体にプリント基板21の一面を接触させるように
構成すれば、更に外圧による力を一箇所に集中すること
なく分散できるという利点を有する。
【0041】図6は本発明の第3の実施の形態のカメラ
の要部を示す分解斜視図である。図6に示す実施の形態
では、後カバー12の内面側には、後カバー12の開口
部に配設されたモニター窓22の近くに、後カバー12
と一体にモニター押さえ24A固定用の円柱状のボス1
2C,12Dが設けられている。ボス12C,12Dの
先端面にはねじ孔(図示せず)が形成されている。
【0042】図2及び図5と同様に、モニター窓22の
背面側にはモニター23が配設され、該モニター23の
背面を、モニター押さえ24Aにて後カバー12側へ押
し付けて保持する構成となっている。
【0043】第1,第2の実施の形態と異なる点は、モ
ニター押さえ24Aの形状が異なっていることである。
即ち、モニター押さえ24Aの一端部を折り曲げて当て
付け用のボス241を形成し、かつモニター押さえ24
Aの両端部にはビス止め用の貫通孔242,243が設
けてある。モニター押さえ24Aは、例えば板金で構成
されているので、前記当て付け用のボス241は板状の
突出片となっている。
【0044】プリント基板21には、前記モニター押さ
え24Aの当て付け用のボス241を鏡枠14側へ導出
するための切欠き部(又は貫通孔部)21Aが設けられ
ている。従って、モニター押さえ24Aを折り曲げて形
成したボス241は、プリント基板21の切欠き部21
Aを通して鏡枠14の一部に当接可能となっている。
【0045】図6の分解状態から組み付けるには、後カ
バー12のモニター窓背面側にモニター23を配置し、
モニター23の背面に配置したモニター押さえ24Aを
後カバー12の前記固定用ボス12C,12Dにビス4
1,42にてビス止めして固定する。
【0046】そして、後カバー21に対してモニター押
さえ24Aを用いてモニター23を固定したものを、モ
ニター押さえ24Aに設けた変形防止用ボス241をプ
リント基板21の切欠き21Aを通して鏡枠14の一部
に若干の隙間をもって当て付け可能に配置することによ
り、外装体の一部例えば後カバー12に外圧が加わり変
形し得る状態となった場合、後カバー12の背面側に固
定されたモニター押さえ24Aのボス241の先端部が
鏡枠14の一部に当接して後カバー12の変形を防ぎ、
内蔵の部品等を保護することができる。なお、図示しな
い前カバー側の構成は、第1,第2の実施の形態と同様
であるので、前カバーに外圧が加わり変形し得る状態と
なった場合も、同様にモニター押さえ24Aのボス24
1にて前カバーの変形を防止ぎ、内蔵部品等を保護でき
る。
【0047】第3の実施の形態によれば、モニター支持
部材としてのモニター押さえ24Aの一部を変形抑制部
材(変形防止用ボス)として用いれば、外装体に変形抑
制部材を設けた場合に比べて鏡枠14に対する距離も短
いので、変形抑制部材を小さく構成でき、カメラ内部の
高密度化に有利である。
【0048】尚、以上述べた実施の形態では、デジタル
カメラについて説明したが、本発明は銀塩フィルムを用
いるカメラ(特にコンパクトカメラ)に対しても応用す
ることが可能である。
【0049】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、カメ
ラ内の強度部材である鏡枠に対して変形抑制部材を当接
させることで、外装体の変形を防止し、内蔵部品を保護
することができ、しかも省スペースで小型化及び高密度
化が可能なカメラを実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のカメラの背面図。
【図2】図1のA−A線断面図。
【図3】第1の実施の形態の要部の分解斜視図。
【図4】第1の実施の形態の変形防止用ボスを受ける受
け部の構成例を示す斜視図。
【図5】本発明の第2の実施の形態のカメラの断面図。
【図6】本発明の第3の実施の形態のカメラの要部を示
す分解斜視図。
【符号の説明】
11…前カバー 12…後カバー 12A,12B…変形防止用ボス(変形抑制部材) 14…鏡枠 14A,14B,14C,14D,14E…受け部 15…撮影レンズ群 16…反射光学部材 21…プリント基板 23…モニター 24,24A…モニター押さえ(モニター支持部材)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影レンズ群を支持して内部に収納する
    鏡枠と、 上記鏡枠を内部に収納する外装体と、 上記外装体が外圧を受けた状態で上記鏡枠に接触して該
    外装体の変形を押さえる変形抑制部材と、 を備えたことを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 上記変形抑制部材は、上記外装体に設け
    られ、上記外装体から上記鏡枠に向けて突出する形状に
    なされたことを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
  3. 【請求項3】 上記外装体は、画像を表示する表示モニ
    ター用の開口部が形成され、 上記変形抑制部材は、上記開口部の近傍位置から上記鏡
    伜に向けて突出するように設けられたことを特徴とする
    請求項2に記載のカメラ。
  4. 【請求項4】 上記変形抑制部材は、画像を表示する表
    示モニターを上記外装体に取り付けるためのモニター支
    持部材の一部により構成されたことを特徴とする請求項
    1に記載のカメラ。
  5. 【請求項5】 上記鏡枠は、上記変形抑制部材と接触す
    るための受け部が設けられてなることを特徴とする請求
    項1〜4のいずれか1つに記載のカメラ。
  6. 【請求項6】 上記鏡枠は、入射光軸を折り曲げる反射
    光学部材を備えていることを特徴とする請求項1〜5の
    いずれか1つに記載のカメラ。
  7. 【請求項7】 上記鏡枠の折り曲げ後の光軸上におい
    て、上記反射光学部材が配置された側とは反対側に撮像
    素子が設けられ、 上記鏡枠は、上記反射光学部材が配置された側の部位に
    上記変形抑制部材が接触するように構成されたことを特
    徴とする請求項6に記載のカメラ。
  8. 【請求項8】 上記受け部は、上記反射光学部材の反射
    面の裏面側の部位に設けられてなることを特徴とする請
    求項6または7に記載のカメラ。
  9. 【請求項9】 上記鏡枠と上記変形抑制部材との間にプ
    リント基板が設けられ、 上記変形抑制部材は、上記外装体が外圧を受けた状態で
    上記プリント基板を介して上記鏡枠に接触するように構
    成されたことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1つ
    に記載のカメラ。
JP2001327988A 2001-10-25 2001-10-25 カメラ Withdrawn JP2003134364A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001327988A JP2003134364A (ja) 2001-10-25 2001-10-25 カメラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001327988A JP2003134364A (ja) 2001-10-25 2001-10-25 カメラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003134364A true JP2003134364A (ja) 2003-05-09

Family

ID=19144134

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001327988A Withdrawn JP2003134364A (ja) 2001-10-25 2001-10-25 カメラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003134364A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005020470A (ja) * 2003-06-26 2005-01-20 Kyocera Corp 電子カメラ
US7583313B2 (en) 2003-06-26 2009-09-01 Kyocera Corporation Imaging apparatus
US7616877B2 (en) 2004-08-25 2009-11-10 Panavision Imaging, Llc Method and apparatus for controlling a lens, and camera module incorporating same

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005020470A (ja) * 2003-06-26 2005-01-20 Kyocera Corp 電子カメラ
US7583313B2 (en) 2003-06-26 2009-09-01 Kyocera Corporation Imaging apparatus
US7616877B2 (en) 2004-08-25 2009-11-10 Panavision Imaging, Llc Method and apparatus for controlling a lens, and camera module incorporating same

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7090415B2 (en) Image-taking apparatus
TWI328712B (ja)
JP2020509628A (ja) カメラモジュールおよびモバイル端末
US6453125B2 (en) Camera having liquid crystal display
JP2010026263A (ja) 撮影装置
US6781634B1 (en) Electronic camera
JP2004328215A (ja) 撮像装置
JP2004208228A (ja) デジタルカメラおよびデジタルカメラ用レンズ鏡筒ユニット
JP2005181512A (ja) レンズ鏡筒および撮像装置
JP2003134364A (ja) カメラ
JPH11266377A (ja) 電子的撮像装置
JP2001124970A (ja) 撮像装置
JP2005157107A (ja) カメラユニット
CN100428046C (zh) 电子设备
JP2007114421A (ja) レンズユニット及びカメラシステム
JP3012839B1 (ja) 電子カメラ
JP4101567B2 (ja) 携帯端末装置
JP2002350951A (ja) 電子カメラ
JP4004285B2 (ja) 撮像装置
JP2001014062A (ja) 小型電子機器
JPH11220646A (ja) 電子カメラ
JP2001333310A (ja) 電子カメラ
JP2015097323A (ja) 電子機器
JPH11243499A (ja) ビューファインダ装置
JP2003134361A (ja) 撮像装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050104