JP2568468Y2 - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JP2568468Y2
JP2568468Y2 JP1991097637U JP9763791U JP2568468Y2 JP 2568468 Y2 JP2568468 Y2 JP 2568468Y2 JP 1991097637 U JP1991097637 U JP 1991097637U JP 9763791 U JP9763791 U JP 9763791U JP 2568468 Y2 JP2568468 Y2 JP 2568468Y2
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liquid crystal
crystal display
display panel
backlight
emitting element
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JP1991097637U
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JPH0529025U (ja
Inventor
知章 板橋
信夫 高須
Original Assignee
旭光学工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、外部表示用液晶表示装
置の改良に係り、特に液晶表示パネルのバックライト用
発光素子から発生するノイズを防止するようにしたもの
である。
【0002】
【従来の技術】最近のカメラには各種撮影情報や撮影操
作手順を外部表示するための液晶表示パネルが設けられ
ている。図9及び図10は液晶表示パネルを設けたカメ
ラの一例を示したものであり、カメラボディ60には内
蔵ストロボ開閉蓋63、ファインダー部64、シャッタ
ーボタン65、電源スイッチ66、セルフタイマーボタ
ン67、フォーカスレバー68、露出補正・設定ボタン
69等の操作部が設けられている。またカメラボディ6
0の中央部に突出したトップカバー61には液晶表示パ
ネル62が設けられており、露出状態、フィルム巻き上
げ、巻き戻し、セルフタイマー等、撮影中に確認したい
情報が集中表示されるようになっている。
【0003】液晶表示パネル62には、その裏面部にバ
ックライト用発光素子、液晶表示パネル駆動用IC及び
駆動用フレキシブルプリント基板が配置され、これらが
ユニット化されて液晶表示パネル保持枠に保持されてい
る。この場合、バックライト用発光素子はフレキシブル
プリント基板に近接するように配置されるため、その発
光素子の発光の際に発生する電気的ノイズによって、フ
レキシブルプリント基板や液晶表示パネル駆動用ICさ
らにはカメラボディ内部のCPU等がエラーを起こし、
誤表示や誤作動の原因となる。なお、フレキシブルプリ
ント基板やICをバックライト発光素子から遠ざけて配
置した場合、そのスペースを確保するためカメラボディ
が大型化するという問題がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、液晶表示パ
ネルのバックライト用発光素子を配置する場合、その発
光素子から発生するの電気的ノイズを遮蔽し、周囲の電
子部品の誤作動を防止することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本考案の手段は、液晶表示パネルと、この液晶表示パ
ネルのバックライト用発光素子と、前記液晶表示パネル
駆動用のフレキシブルプリント基板を備え、前記バック
ライト用発光素子とフレキシブルプリント基板の間にノ
イズシ−ルド部材を配置すると共に、 前記ノイズシ−ル
ド部材に、前記バックライト用発光素子との接続端子部
を設け該接続端子部に前記バックライト用発光素子の
電極端子を接続すると共に、前記接続端子部を前記フレ
キシブルプリント基板の給電接点部に接続することを特
徴とする。
【0006】
【実施例】以下、本考案の実施例を、上述した図9及び
図10のカメラに適用した場合について説明する。図1
は上述のカメラボディ60の上部断面概略図である。プ
リズムホルダー1にはペンタプリズム2が保持され、そ
のペンタプリズム2の下部にはフォーカシングスクリー
ン(図示せず)が配置されている。またペンタプリズム
2の出光面近くにはファインダー部64(図9及び図1
0参照)を構成する接眼レンズ(図示せず)が配置さ
れ、その接眼レンズの上部には測光レンズ3と受光素子
4が配置されている。なお、プリズムホルダー1は前板
ブロック(図示せず)にネジ5によって固定されてい
る。
【0007】ペンタプリズム2の下部に配置されたフォ
ーカシングスクリーンには、カメラボディの内部に有す
る反射ミラーで反射した被写体像が結像され、その像が
ペンタプリズム2を介して接眼レンズ及び測光レンズ3
方向に反射するようになっている。測光レンズ3ではこ
のペンタプリズム2で反射した光が集光され、受光素子
4で光量が検出される。この光量検出量は電気信号に変
換されて露出制御部に送信される。
【0008】上述のペンタプリズム2の上部にはプリズ
ムカバー6が配置されている。プリズムカバー6は、ペ
ンタプリズム2の上面形状に対応して、後方に傾いた第
1傾斜部6aと前方に傾いた第2傾斜部6bを有してお
り、第2傾斜部6bの前端部には起立部6cが形成され
ている。この第2傾斜部6bと起立部6cの間には内蔵
ストロボ7が図示しないアーム機構により支持されてお
り、内蔵ストロボカバー63(図6及び図7参照)の開
閉に応動して内蔵ストロボ7は上下方向に回動するよう
になっている。なお、第1傾斜部6aと第2傾斜部6b
の頂部近くには後述する液晶表示パネル保持枠係止ピン
6dが形成されており、プリズムカバー6の後端部には
液晶表示パネル保持枠9の軸受部6eが形成されてい
る。
【0009】プリズムカバー6の第1傾斜部6a側には
液晶表示パネルユニット8が配置されている。液晶表示
パネルユニット8は図2及び図3に示すように、液晶表
示パネル保持枠9に液晶表示パネル11、バックライト
用発光素子14、ノイズシールド板16、液晶表示パネ
ル駆動用フレキシブルプリント基板15が順次配置され
ており、これらは液晶表示パネル押え板10によって液
晶パネル保持枠9の内部に保持されている。液晶表示パ
ネル11の表面には偏光板12、裏面には反射板13が
それぞれ配置され、これらは液晶表示パネル11と一体
となっている。またフレキシブルプリント基板15には
液晶表示パネル駆動用IC17が配設されている。
【0010】液晶表示パネル11は図5に示すように幅
方向両端縁部に多数の接点部11aが突設されており、
フレキシブルプリント基板15とは図2に示すように液
晶表示パネル保持枠9の幅方向両端部に配置された導電
ゴム18(図2では一端部を図示している)によって導
通されている。
【0011】バックライト用発光素子14は具体的には
EL(electroluminescence ce
ll)素子であって、図4に示すように液晶表示パネル
11に対応したプレート形状となっており、発光体を透
明防湿フィルムで覆い周縁部をシールしている。この発
光素子14の長さ方向一側端部には、電極端子14a,
14aが接続されている。
【0012】ノイズシールド板16は、図6に示すよう
にバックライト用発光素子14とほぼ同形の薄い銅板で
あり、表面はポリイミド樹脂等によりラミネートされて
いる。ノイズシールド板16の長さ方向一側端部には、
舌片部16aが形成されており、この舌片部16aに銅
板の延長部であるアース端子部16bと、バックライト
用発光素子14との接続端子部16c,16cが形成さ
れている。
【0013】液晶表示パネル保持枠9には図4及び図5
に示すように側壁9i,9jが形成され、その側壁9
i,9jの両端部、即ち液晶表示パネル保持枠9の四隅
には液晶表示パネルストッパー部9kが形成されてい
る。またこれら液晶表示パネルストッパー9kには段差
を設けてバックライト用発光素子14のストッパー部9
rが形成されている。
【0014】液晶表示パネル保持枠底部9eの長さ方向
両端部には図3に示すように傾斜部9fが形成されてお
り、その傾斜部9fに沿ってフレキシブルプリント基板
15が外側に延長されるようになっている。また保持枠
底部9eの中央部には図2に示すように液晶表示パネル
駆動用IC17を収容する空間部9gが形成されてお
り、底部9eの隅部にはスぺーサ9oが立設されてい
る。このスペーサ9o,9oによって発光素子14とフ
レキシブルプリント基板15の間に所定のスペースが保
持される。
【0015】次に上記実施例の組立例を説明する。まず
液晶表示パネル保持枠9の底部9eにはフレキシブルプ
リント基板15が配置され、その上にノイズシールド板
16が配置される。またノイズシールド板16の上方に
は所定のスペースを保ってバックライト用発光素子14
が配置され、その発光素子14の上方に、偏光板12及
び反射板13が一体となった液晶表示パネル11が配置
される。この場合、液晶表示パネル11とバックライト
用発光素子14は導電ゴム18により所定のスペースを
保って配置される。
【0016】液晶表示パネル11が液晶表示パネル保持
枠9に取り付けられた後、液晶表示パネル押え板10が
液晶表示パネル保持枠9に被せられ、係合穴10b,1
0bが保持枠9の前後面部に形成された爪部9h,9h
に係合される。この液晶表示パネル押え板10の窓口端
縁部によって液晶表示パネル偏光板12の周縁部が押え
込まれ、液晶表示パネル11、バックライト用発光素子
14、ノイズシールド板16、液晶表示パネル駆動用フ
レキシブルプリント基板15等が液晶表示パネル保持枠
9の内部に保持される。
【0017】ノイズシールド板16の舌片部16aは液
晶表示パネル保持枠9の外側に延長され、図7に示すよ
うにアース端子部16bがフレキシブルプリント基板1
5のアースラインとハンダ付けされる。また接続端子部
16c,16cにはバックライト用発光素子の電極端子
14a,14aがハンダ付けされると共に、その接続端
子部16c,16cはフレキシブルプリント基板15の
給電接点部とハンダ付けにより結線される。
【0018】上述の液晶表示パネルユニット8は、液晶
表示パネル保持枠9の軸ピン9dがプリズムカバー6の
軸受部6eに枢着され、突片係合穴9bが係止ピン6d
に係入された状態でプリスムカバー6に固定される。ま
た液晶表示パネルユニット8の外側にはトップカバー6
1が装着される。
【0019】図8は本考案の別の実施例を示したもので
あり、ノイズシールド板16と液晶表示パネル駆動用フ
レキシブルプリント基板15を分岐プリント基板15a
を介して一体化した例である。この実施例ではアースラ
イン16dがプリント配線によりフレキシブルプリント
基板15と結線されるため、アース端子部のハンダ付け
等が不要になる。
【0020】上述の実施例は本考案の一例を示したもの
であり、ノイズシールド板16は図示したものに限定さ
れるものではなく、バッグライト用発光素子のノイズを
遮蔽できるものであれば、その形状や構成は任意であ
る。また上述の実施例はカメラボディのファインダー上
部に液晶表示パネルを装着した場合を例にとって説明し
たが、例えばカメラボディのグリップ部の上面に設けた
液晶表示パネルにも応用することができる。さらに本考
案はビデオカメラ等の他の撮影機器やテープレコーダ等
の録音・音響機器等の液晶表示パネルにも応用すること
ができる。
【0021】
【考案の効果】上述した本考案によれば、バックライト
用発光素子とフレキシブルプリント基板の間にノイズシ
−ルド部材を配置したことにより、バックライト用発光
素子から発生する電気ノイズが遮断され、液晶表示パネ
ル駆動用ICやフレキシブルプリント基板もしくはバッ
クライト発光素子の近くに配置されるCPU等の電子部
品の誤作動を防止することができる。また、バックライ
ト用発光素子の電極端子を、直接フレキシブルプリント
基板に接続しなくとも良いため、バックライト用発光素
子の電極端子を短くすることができ、結線を簡素化でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る液晶表示装置をカメラボディ頂部
に装着したときの断面概略図である。
【図2】本考案に係る液晶表示装置の幅方向部分拡大断
面概略図である。
【図3】本考案に係る液晶表示装置の長さ方向部分拡大
断面概略図である。
【図4】本考案のバックライト用発光素子を液晶表示パ
ネル保持枠に装着した状態の平面概略図である。
【図5】本考案の液晶表示パネルを液晶表示パネル保持
枠に装着した状態の平面概略図である。
【図6】本考案のノイズシールド板の平面図である。
【図7】本考案の液晶表示装置の結線状態を説明するた
めの側面概略図。
【図8】本考案のノイズシールド板の別の実施例を示す
平面図である。
【図9】従来の液晶表示パネルを備えたカメラボディの
平面図である。
【図10】図9のカメラボディの側面図である。
【符合の説明】 1 プリズムホルダー 2 ペンタプリズム 3 測光レンズ 4 受光素子 6 プリズムカバー 7 内蔵ストロボ 8 液晶表示パネルユニット 9 液晶表示パネル保持枠 11 液晶表示パネル 14 バックライト用発光素子 15 フレキシブルプリント基板 16 ノイズシールド板 16b アース端子部 16c バックライト用発光素子接続端子部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶表示パネルと、この液晶表示パネル
    のバックライト用発光素子と、前記液晶表示パネル駆動
    用のフレキシブルプリント基板を備え、 前記バックライト用発光素子とフレキシブルプリント基
    板の間にノイズシ−ルド部材を配置すると共に、 前記ノイズシ−ルド部材に、前記バックライト用発光素
    子との接続端子部を設け該接続端子部に前記バックライト用発光素子の電極端子
    を接続すると共に、前記接続端子部を前記フレキシブル
    プリント基板の給電接点部に接続すること を特徴とする
    液晶表示装置。
JP1991097637U 1991-09-20 1991-09-20 液晶表示装置 Expired - Lifetime JP2568468Y2 (ja)

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JPH0529025U JPH0529025U (ja) 1993-04-16
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS589392B2 (ja) * 1976-07-31 1983-02-21 シチズン時計株式会社 電子時計の照明装置
JPH02244121A (ja) * 1989-03-17 1990-09-28 Hitachi Ltd 液晶表示装置

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JPH0529025U (ja) 1993-04-16

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