JPH1140906A - 電気回路基板 - Google Patents

電気回路基板

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JPH1140906A
JPH1140906A JP9197116A JP19711697A JPH1140906A JP H1140906 A JPH1140906 A JP H1140906A JP 9197116 A JP9197116 A JP 9197116A JP 19711697 A JP19711697 A JP 19711697A JP H1140906 A JPH1140906 A JP H1140906A
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JP
Japan
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signal line
pattern
line pattern
circuit board
flexible printed
Prior art date
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Pending
Application number
JP9197116A
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English (en)
Inventor
Hisaaki Ishimaru
寿明 石丸
Osamu Nonaka
修 野中
Yoko Takahashi
洋子 高橋
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP9197116A priority Critical patent/JPH1140906A/ja
Publication of JPH1140906A publication Critical patent/JPH1140906A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/0213Electrical arrangements not otherwise provided for
    • H05K1/0216Reduction of cross-talk, noise or electromagnetic interference
    • H05K1/0218Reduction of cross-talk, noise or electromagnetic interference by printed shielding conductors, ground planes or power plane
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/03Use of materials for the substrate
    • H05K1/0393Flexible materials

Landscapes

  • Automatic Focus Adjustment (AREA)
  • Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)
  • Structure Of Printed Boards (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】基板上の汚れや環境の変化に対し精度劣化のな
い電気回路基板を提供する。 【解決手段】 PSD4からの微小電流信号が流れる第
1電気信号パターン22をフレキシブルプリント基板2
0の基板シート部24の一面に配設し、IRED3への
大電流が流れる第2電気信号パターン23を基板シート
部24の他面であって、上記第1電気信号パターン22
と離間して配置し、加えてこれら第1電気信号パターン
22、第2電気信号パターン23の、基板シート部24
を挟んで反対側にそれぞれ電圧的に安定した幅の広い第
1シールドパターン26、第2シールドパターン27を
配設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気回路基板、詳
しくは、微小な光電流を流す信号パターンを有する電気
回路基板に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カメラのオートフォーカス装置や
測光装置等においては、微小な電流信号、特に微小な光
電流を流す信号パターンを有する電気回路用の基板(プ
リント基板)を備えている。このような電気回路基板
は、微小な電流を扱うが故、ノイズ対策等、種々の工夫
が施されていることが多く、その対策技術も種々の技術
手段として提案されている。
【0003】たとえば、オートフォーカス装置の電気回
路基板の改良技術としては、実開平3−14416号や
特開平3−138627号公報等において提案されてい
るが、これらは光学部品と基板との配置に関するもので
ある。
【0004】また、微小信号ラインを、その他の信号ラ
インと分離して配置することにより、精度を確保する技
術は周知の技術手段である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記実
開平3−14416号や特開平3−138627号公報
において提案された技術手段は、基板とその他の部品の
レイアウトに関するもので、小型化、単純化に寄与する
技術ではあっても、その基板上を通る電気信号の精度を
高める技術ではなかった。
【0006】また、古くから知られる、信号ラインの分
離のノウハウも、一定の状況下では効果を発揮するが、
基板上の汚れや湿度等、環境の変化まで考慮すると、精
度確保の上で十分とは言えなかった。
【0007】ここで、カメラのオートフォーカス(A
F)装置を例にして、電気回路基板を流れる微小信号の
精度劣化について説明する。
【0008】まず、この従来の電気回路基板を採用する
装置について、図17を参照して簡単に説明する。
【0009】図17は、従来の電気回路基板を採用する
カメラの内部構成を外装部を切り取って示した要部斜視
図である。以下、この図17を参照して該カメラについ
て簡単に説明する。
【0010】このカメラは、赤外線投射式の、いわゆる
アクティブタイプのオートフォーカスを搭載したカメラ
であり、通常の撮影機能を備えている。すなわち、中央
部に対物レンズ101を備え、該対物レンズ101の後
方にシャッターユニット105が配設されている。ま
た、対物レンズ101の上方にはファインダー103が
配設され、さらに、ファインダー103の一側方には、
測距用の投光レンズ1、受光レンズ2が配設されてい
る。
【0011】これら投光レンズ1、受光レンズ2の後方
には、それぞれ赤外発光ダイオード(以下、IREDと
記す)3、光位置検出装置(以下、PSDと記す)4が
配設されている。また、これらIRED3、PSD4
は、後述するトランジスタ5、CPU10、AFIC1
5等と共にフレキシブルプリント基板120に実装され
ている。
【0012】以下、このフレキシブルプリント基板12
0について図18ないし図20を参照して説明する。
【0013】図18に示すように、当該フレキシブルプ
リント基板120上には、上記IRED3、PSD4の
ほか、該IRED3駆動用のトランジスタ5、当該カメ
ラの制御を司るCPU10、上記PSD4の信号処理回
路であるAFIC15等が実装されている。
【0014】また、PSD4とAFIC15、トランジ
スタ5とIRED3は、それぞれ第1、第2の信号ライ
ンで接続されている。なお、これら第1、第2の信号ラ
インは、それぞれ第1、第2電気信号パターン122、
123で構成される。
【0015】ところで、一般に、上記IRED3とPS
D4との間は、焦点距離分のスペースが必要なため、所
定の空間が必要となる。また、CPU10やAFIC1
5は、オートフォーカス制御だけでなくカメラ全体のシ
ーケンスを制御する役目も果たすため、なるべくカメラ
の中央部に配置する方が効率的な配線ができる点で望ま
しい。したがって、上記IRED3、PSD4と、CP
U10、AFIC15とは離れた位置に実装されること
が多い。
【0016】一方、IRED3を駆動するのにはアンペ
ア(A)オーダーのパルス電流が必要であり、したがっ
て、トランジスタ5とIRED3とを接続する第2の信
号ラインには大電流のパルス電流が流れている。
【0017】これに対し、PSD4の出力はナノアンペ
ア(nA)オーダーのアナログ信号電流であり、したが
って、PSD4とAFIC15とを接続する第1の信号
ラインには、微小アナログ電流が流れることになる。
【0018】このような場合、トランジスタ5とIRE
D3とを接続する信号ラインと、PSD4とAFIC1
5とを接続する信号ラインとは、ノイズ対策上、離間し
て配設することが望ましいが、スペース効率上制約を受
け、無制限に離してのレイアウトは難しい。
【0019】このような事情を鑑み、フレキシブルプリ
ント基板120において、上述したトランジスタ5とI
RED3とを接続する信号ラインと、PSD4とAFI
C15とを接続する信号ラインが配設される部分は、最
低限のノイズ対策を考慮した上で、図中、符号128で
示す如く細長部128で形成されることになる。
【0020】なお、IRED3駆動用のトランジスタ5
はこの細長部128の上下部のどちら側に配置しても良
いが、たとえ、IRED3の近傍に配設したとしても、
該トランジスタ5に供給される信号ラインにはパルス的
な大電流が流れることになり、細長部128において並
走するPSD4からの微小信号に与える影響度には変わ
りがない。
【0021】このような細長部128を有するフレキシ
ブルプリント基板120において、該基板の細長部12
8に汚れや湿気等が付着すると、ノイズ混入等に起因す
る著しい精度劣化を招く虞がある。
【0022】以下、この精度劣化について説明する。
【0023】図19は、上記フレキシブルプリント基板
120における細長部128の断面を示した断面図であ
る。
【0024】フレキシブルプリント基板120のシート
124上に第1電気信号パターン122、第2電気信号
パターン123が走り、これら第1電気信号パターン1
22、第2電気信号パターン123の表面にはカバー層
121が覆設され、上記各パターンを保護している。
【0025】いま、上記カバー層121を介した第1電
気信号パターン122、第2電気信号パターン123の
上面に、組立作業時等における汚れや、環境変化による
湿気(ここでは、代表して汚れ125とする)が付着し
たと想定する。図19は、このような状況を示してい
る。
【0026】これらの汚れ125は、成分にもよるが吸
水作用によって抵抗成分となる。また、第1電気信号パ
ターン122と汚れ125、第2電気信号パターン12
3と汚れ125との間のカバー層121は、コンデンサ
の誘電体として作用する。
【0027】図20は、上記第1電気信号パターン12
2と汚れ125、第2電気信号パターン123と汚れ1
25との間のカバー層121の作用を等価的に示した等
価回路である。なお、図中、符号11aは、AFIC1
5内に設けられたPSD4出力信号のプリアンプであ
る。
【0028】図に示すように、トランジスタ5がパルス
状の電流を流すと、IRED3の両端に汚れ125によ
る順電圧分の電位差が生じる。また、上記第1電気信号
パターン122と汚れ125、第2電気信号パターン1
23と汚れ125との間の容量成分をそれぞれコンデン
サ111,113とすると、上記汚れ125による抵抗
成分112によって、IRED3に係る第1の信号ライ
ンとPSD4に係る第2の信号ラインとが交流結合す
る。
【0029】したがって、IRED3の発光時のノイズ
がPSD4の微小出力信号に重なって、プリアンプ11
aで増幅された信号は大きな誤差を有することとなる。
【0030】以上が、従来の電気回路基板(フレキシブ
ルプリント基板120)における精度劣化の原理の説明
である。
【0031】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであり、基板上の汚れや環境の変化に対し精度劣化の
ない電気回路基板を提供することを目的とする。
【0032】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の第1の電気回路基板は、基板の対向表裏面
のうち一方の面もしくは対向して配置された基板の一方
に設けられ、センサーからその出力を処理する回路まで
の接続線である第1の信号線パターンと、基板の対向表
裏面のうち他方の面もしくは対向して配置された基板の
他方に設けられ、デジタル的又はパルス的に変動する信
号線である第2の信号線パターンと、上記第1の信号線
パターンのある領域に対向する部分を避けて、上記第2
の信号線パターンを配置する信号線パターン配置手段
と、上記第1の信号線パターンのある領域に対向する部
分に設けられ、上記第1の信号線パターンよりも幅の広
い第1パターンと、上記第2の信号線パターンのある領
域に対向する部分に設けられ、上記第2の信号線パター
ンよりも幅の広い第2パターンとからなるシールド手段
と、を具備したことを特徴とする。
【0033】上記の目的を達成するために本発明の第2
の電気回路基板は、センサーからその出力を処理する回
路までの微小電流接続線である第1の信号線パターン
と、上記第1の信号線パターンに近接して位置し、デジ
タル的又はパルス的に変動する電圧変動信号線である第
2の信号線パターンと、上記第1の信号線パターンと上
記第2の信号線パターンとの間の少なくとも一部に設け
られ、上記第1の信号線パターン側と上記第2の信号線
パターン側との基板面の繋がりを遮断するスリット部
と、を具備したことを特徴とする。
【0034】上記の目的を達成するために本発明の第3
の電気回路基板は、センサーからその出力を処理する回
路までの微小電流用の第1の信号線パターンと、デジタ
ル的又はパルス的に変動する電圧変動用の第2の信号線
パターンとを隣接して配置させた電気回路基板におい
て、上記基板の表面に設けられ、上記第1の信号線パタ
ーン及び上記第2の信号線パターンを含むパターンを保
護カバーするカバー層と、上記基板表面と上記第1の信
号線パターン及び上記第2の信号線パターンとの間の静
電容量を小さくするために、上記基板全体の厚さとして
上記カバー層の部分よりも厚く形成するように上記第1
の信号線パターン及び上記第2の信号線パターンの少な
くとも一部をさらに覆うカバー部材と、を具備したこと
を特徴とする。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0036】まず、本実施形態のフレキシブルプリント
基板の説明に先立って、本フレキシブルプリント基板を
採用する装置について簡単に説明する。
【0037】図1は、本発明の第1の実施形態であるフ
レキシブルプリント基板を採用するカメラの構成を示す
ブロック回路図である。以下、該カメラについて簡単に
説明する。
【0038】このカメラは、赤外線投射式の、いわゆる
アクティブタイプのオートフォーカスを搭載したカメラ
である。すなわち、このカメラは、測距用の赤外発光ダ
イオード(以下、IREDと記す)3と、該IRED3
からの測距用光を被写体20に向けて投射する投光レン
ズ1と、被写体20からの反射信号光を受光する受光レ
ンズ2と、入射した光の位置に依存した1対の光電流を
出力する光位置検出装置(以下、PSDと記す)4と、
このPSD4の出力より信号光以外の成分を除去する定
常光除去回路12と、上記信号光電流成分を増幅するプ
リアンプ11a,11bと、このプリアンプ11a,1
1bで増幅した反射信号光より被写体の位置を検出する
光位置検出回路13と、で主要部が構成されている。
【0039】すなわち、このカメラは、IRED3から
の測距用光が投光レンズ1を介して、被写体20に対し
て集光投光される。被写体20からの反射信号光は受光
レンズ2を介してPSD4に入射し、このPSD4は入
射した光の位置に依存した1対の光電流を出力する。こ
のPSD4の出力は、定常光除去回路12によって信号
光以外の成分が除去される。そして、この信号光電流成
分のみがプリアンプ11a,11bによって増幅され、
光位置検出回路13に入力される。
【0040】上記光位置検出回路13は、比を計算する
回路であって、ダイオードによる公知の圧縮伸張回路に
よって構成されている。そして、光位置検出回路13に
おいて、PSD4からの2つの出力信号の比を計算する
ことによって、光位置に関する信号を得る。
【0041】IRED3は、トランジスタ5によって通
電され、該トランジスタ5のベース電流はプリドライバ
回路6で制御される。
【0042】CPU10は、ワンチップマイクロコンピ
ュータで構成される演算制御回路であり、プリドライバ
6を制御し、光位置検出回路13の出力を入力し、被写
体距離Lを求める。その求められた距離Lに対してピン
ト合わせレンズ7が、レンズドライブ回路8を介して制
御されるので、フィルム9上にはピントの合った像が結
像される。
【0043】投受光レンズ間距離Sは基線長と呼ばれ、
受光側焦点距離fと共に測距精度を規定し、三角測距の
原理に従って被写体距離が遠くなると、反射光入射位置
xは小さくなり、近くなるとxが大きくなる。この変化
に従ってPSD4の出力は、変化するので、CPU10
は、上記s,fを考慮して、ピント位置の決定を行う。
【0044】ところで、図1中、点線で囲った部分の回
路部分は、上述したような回路素子で構成される場合、
一般にアナログICで構成されることが多い。当該カメ
ラにおいても、これら点線で囲った部分の回路部分はパ
イポーラプロセスによるアナログ焦積回路(以下、AF
ICと記す)15で構成している。
【0045】なお、上記IRED3を駆動するのがアン
ペア(A)オーダーのパルス電流であるのに対し、PS
D4の出力はナノアンペア(nA)オーダーのアナログ
信号電流である。また、プリドライバ6や、定常光除去
回路12を制御する信号ラインは、CPU10の出力で
デジタル的に変化する。
【0046】次に、これらの回路素子をフレキシブルプ
リント基板上に実装した場合のカメラ内における位置関
係について説明する。
【0047】図2は、本第1の実施形態のフレキシブル
プリント基板を採用するカメラの内部構成を外装部を切
り取って示した要部斜視図である。
【0048】図に示すように、このカメラは、通常の撮
影機能を備えるオートフォーカス式のカメラであり、中
央部に対物レンズ101を備え、該対物レンズ101の
後方にシャッターユニット105が配設されている。ま
た、対物レンズ101の上方にはファインダー103が
配設され、さらに、ファインダー103の一側方には、
上記投光レンズ1、受光レンズ2が配設されている。
【0049】一方、投光レンズ1、受光レンズ2の後方
には、それぞれ上記IRED3、PSD4が配設されて
いる。これらIRED3、PSD4は、上記トランジス
タ5、CPU10およびAFIC15等と共に本第1の
実施形態たるフレキシブルプリント基板20に実装され
ている。
【0050】以下、このフレキシブルプリント基板20
について図3ないし図6を参照して説明する。
【0051】図3は、本発明の第1の実施形態であるフ
レキシブルプリント基板および該フレキシブルプリント
基板に実装された回路素子を示した正面図であり、図4
は、当該フレキシブルプリント基板の一部を切り取って
示した断面図であり、図5は、当該フレキシブルプリン
ト基板に汚れ等が付着した場合の同基板の一部を切り取
って示した断面図である。また、図6は、当該フレキシ
ブルプリント基板における各パターン間の状態を等価的
に示した等価回路である。
【0052】図3に示すように、当該フレキシブルプリ
ント基板20上には、上記IRED3、PSD4のほ
か、該IRED3駆動用のトランジスタ5、当該カメラ
の制御を司るCPU10、上記PSD4の信号処理回路
であるAFIC15等が実装されている。
【0053】上記IRED3およびPSD4は、上記投
光レンズ1、受光レンズ2に対向する位置に配設され
る。一方、CPU10およびAFIC15は、オートフ
ォーカス制御だけでなくカメラ全体のシーケンスを制御
する役目も果たすため、なるべくカメラの中央部に配置
する方が効率的な配線ができる点で望ましい。したがっ
て、上記IRED3、PSD4と、CPU10、AFI
C15とは離れた位置に、すなわち、IRED3および
PSD4は上側に、CPU10およびAFIC15は下
側に実装される。
【0054】さらに、上記トランジスタ5は、本実施形
態では、上記AFIC15の近傍に配設される。
【0055】また、PSD4とAFIC15、トランジ
スタ5とIRED3は、それぞれ第1、第2の信号ライ
ンで接続されている。なお、これら第1、第2の信号ラ
インは、それぞれ第1、第2電気信号パターン22、2
3で構成される。一方、IRED3を駆動するのにはア
ンペア(A)オーダーのパルス電流が必要であり、した
がって、トランジスタ5とIRED3とを接続する第2
の信号ラインには大電流のパルス電流が流れている。
【0056】これに対し、PSD4の出力はナノアンペ
ア(nA)オーダーのアナログ信号電流であり、したが
って、PSD4とAFIC15とを接続する第1の信号
ラインには、微小アナログ電流が流れることになる。
【0057】このような場合、トランジスタ5とIRE
D3とを接続する信号ラインと、PSD4とAFIC1
5とを接続する信号ラインとは、ノイズ対策上、離間し
て配設することが望ましいが、スペース効率上制約を受
け、無制限に離してのレイアウトは難しい。
【0058】すなわち、このような事情により、本第1
の実施形態のフレキシブルプリント基板20において、
上述したトランジスタ5とIRED3とを接続する信号
ラインと、PSD4とAFIC15とを接続する信号ラ
インが配設される部分は、図3中、符号28で示す如く
細長部で形成される。
【0059】なお、IRED3駆動用のトランジスタ5
はこの細長部28の上下部のどちら側に配置しても良い
が、たとえ、IRED3の近傍に配設したとしても、該
トランジスタ5に供給される信号ラインにはパルス的な
大電流が流れることになり、細長部28において並走す
るPSD4からの微小信号に与える影響度には変わりが
ない。
【0060】このような細長部28を有するフレキシブ
ルプリント基板20において、該基板の細長部28に汚
れや湿気等が付着すると、ノイズ混入等に起因する著し
い精度劣化を招く虞があることは前述のとおりである。
【0061】本第1の実施形態のフレキシブルプリント
基板20は、係る事情に鑑みてなされており、ノイズ発
生源となる信号ライン(電気信号パターン)と極力ノイ
ズの影響を防止すべき信号ライン(電気信号パターン)
とが、スペース効率の制約上、比較的長い距離を並走し
て配設せざるを得ない場合にあっても、ノイズの影響を
受けないフレキシブルプリント基板を提供できることを
特徴とする。
【0062】以下、図を参照して本第1の実施形態のフ
レキシブルプリント基板について説明する。
【0063】本第1の実施形態においては、シールド効
果を利用して上述した問題を解消している。
【0064】図4に示すように、本第1の実施形態のフ
レキシブルプリント基板20は、両面にパターンを配置
できる、いわゆる両面フレキシブルプリント基板を用
い、該フレキシブルプリント基板20のベースとなる基
板シート部24の一面側にPSD4の微小電流信号を扱
う第1電気信号パターン22、他面側にIRED3に係
るデジタル的な信号またはパルス状の大電流を扱うライ
ン(ノイズライン)用の第2電気信号パターン23を配
設している。
【0065】上記第1電気信号パターン22、第2電気
信号パターン23は、基板シート部24が有する誘電率
による容量結合を防止するために互いに離間して配置さ
れ、加えてこれら第1電気信号パターン22、第2電気
信号パターン23の、基板シート部24を挟んで反対側
にはそれぞれ電圧的に安定した幅の広い第1シールドパ
ターン26、第2シールドパターン27を配設してい
る。
【0066】さらに、第1電気信号パターン22、第2
シールドパターン27、第2電気信号パターン23、第
1シールドパターン26の表面には、カバー層21が覆
設され、上記各パターンを保護している。
【0067】これら第1シールドパターン26、第2シ
ールドパターン27はグランド電位または定電圧源(V
ref)の電位で固定しておく。
【0068】これにより、図5に示すように、ノイズ源
となる第2電気信号パターン23からのノイズが汚れや
湿気等(ここでは、代表して汚れとする)25を介して
第1電気信号パターン22に影響を及ぼそうとしても
(図中、29aで示す)、第1シールドパターン26に
よってガードされており、ノイズが第1電気信号パター
ン22に流れる微小信号に影響しない。
【0069】また、基板シート部24を介して第2電気
信号パターン23に生じるノイズが第1電気信号パター
ン22に作用する場合は(図中、29bで示す)、間に
Vrefラインである第2シールドパターン27が設け
てあるので、このときの状態は図6に示す等価回路であ
らわされる。
【0070】以下、図6に示す等価回路を参照して該作
用現象を説明する。
【0071】この等価回路において、符号33は、デジ
タル的に変動する信号ライン(第2電気信号パターン2
3)を示し、符号34は、微弱信号が流れる信号ライン
(第1電気信号パターン22)を示す。また、上記第1
シールドパターン26を同図6においては基準電圧源
(Vref)として表わした。
【0072】上記基板シート部24の誘電率εによっ
て、第2電気信号パターン23と第2シールドパターン
27、第1電気信号パターン22の間には容量成分が形
成される。いま、この容量成分を各々コンデンサ31、
32として、容量をC1 、C2 とした。このとき、信
号ライン33におけるデジタル的変動が信号ライン34
に影響しないようにするには、次式を満たす必要があ
る。
【0073】1/jwc1<<1/jwc2 ここで、j,wは、各々虚数単位、パルス角周波数を示
している。
【0074】したがって、C1、C2は、 C1>>C2 の関係を成立させる必要があり、電極の面積をsとt:
電極間距離をLとすると、C=ε・s/Lなので信号ラ
インまでの距離L1をなるべく大きく、第1シールドパ
ターン26の面積S2もなるべく大きくすることが望ま
しい。
【0075】以上述べたように、第1シールドパターン
26は、第2電気信号パターン23に生じたノイズが表
面汚れ25を介して第1電気信号パターン22に混入す
ることをシールド効果で防ぎ(図5、矢印29a参
照)、第2シールドパターン27は、フィルタ的な効果
で同様に第2電気信号パターン23に生じたパルス的な
ノイズの影響を軽減する(同図5、矢印29b参照)。
【0076】また、第1シールドパターン26と第2シ
ールドパターン27とに上下方向で重なった領域をもう
けることにより、図5中、矢印29cで示すように、第
2電気信号パターン23で生じたノイズが第1電気信号
パターン22に介入してくるのを防止する。この経路の
場合、第2シールドパターン27のパターンは、先のフ
ィルタ用としてだけではなく、ノイズのシールド用とし
ても機能することになる。
【0077】以上説明したように、本第1の実施形態の
フレキシブルプリント基板によれば、微小電流信号を扱
う信号ライン(第1電気信号パターン22)とノイズ源
となるライン(第2電気信号パターン23)をフレキシ
ブルプリント基板20の表裏に分けて配線し、幅の広い
基準電圧パターン(第1シールドパターン26、第2シ
ールドパターン27)をそれらの反対側に設けたので、
微小電流の信号ラインとノイズ源となるデジタル的信号
ラインを同一の基板上に配線しても、精度よく微小信号
を測定することができる。
【0078】本第1の実施形態を、たとえば、カメラの
オートフォーカス装置に応用した場合、反射信号光が微
弱となる遠距離まで高精度に測距可能な高精度オートフ
ォーカスカメラが、コンパクトに設計できる。また、上
述した各素子を同一の基板に実装できることで、フレキ
シブルプリント基板20が一枚ですむのでコストを低減
することができる。
【0079】また、フレキシブルプリント基板20の両
面に配置された基準電圧ライン(第1シールドパターン
26、第2シールドパターン27)を、互いに重なり合
うように配設することにより、上述した効果は一層顕著
なものとなる。
【0080】次に、本発明の第2の実施形態について説
明する。
【0081】図7は、本発明の第2の実施形態であるフ
レキシブルプリント基板の一部を切り取って示した断面
図である。なお、上記第1の実施形態と同様の構成要素
には同一の符号を付与し、ここでの詳しい説明は省略す
る。
【0082】この第2の実施形態のフレキシブルプリン
ト基板80は、両面基板である上記第1の実施形態のフ
レキシブルプリント基板20を片面基板に応用した例で
ある。すなわち、フレキシブルプリント基板80のベー
ス基板となる基板シート部84の一面に上記第1の実施
形態と同様の第2電気信号パターン23、第1シールド
パターン26、第1電気信号パターン22、第2シール
ドパターン27を順に配設する。これら各パターンは、
基板の中程で曲折した際に、各パターンが上記第1の実
施形態と同様の位置関係をなすように配置されている。
なお、図中、符号81は、カバー層である。
【0083】この第2の実施形態によると、片面基板で
あっても上記第1の実施形態と同様の効果を奏すること
ができる。
【0084】次に、本発明の第3の実施形態について説
明する。
【0085】図8ないし図10は、本第3の実施形態に
係り、図8は、本発明の第3の実施形態であるフレキシ
ブルプリント基板および該フレキシブルプリント基板に
実装された回路素子を示した正面図であり、図9は、当
該フレキシブルプリント基板の一部を切り取って示した
断面図であり、図10は、当該フレキシブルプリント基
板における各パターン間の状態を等価的に示した等価回
路である。なお、上記第1の実施形態と同様の構成要素
には同一の符号を付与し、ここでの詳しい説明は省略す
る。
【0086】この第3の実施形態のフレキシブルプリン
ト基板40は、図2において上記第1の実施形態のフレ
キシブルプリント基板20の代わりに配設され得るもの
であり、PSD4からの微小信号ラインとIRED3へ
流れるパルス大電流ラインとを分離するように基板を形
成したことを特徴とする。
【0087】すなわち、上記第1の実施形態における細
長部28に該当するフレキシブルプリント基板40の細
長部48において、第1電気信号パターン22と第2電
気信号パターン23との間でこれら各パターンを互いに
分離するように切り欠き部40cが形成されている。こ
れにより、上記細長部48は、第2電気信号パターン2
3を配設する第1細長部40aと、第1電気信号パター
ン22を配設する第2細長部40bとに分離される。
【0088】上記第1細長部40aは、フレキシブルプ
リント基板40のベースとなる基板シート部44aの一
面に第2電気信号パターン23と第1シールドパターン
49aとを配設している。この第1シールドパターン4
9aは切り欠き部40c側の端部に配設されており、該
切り欠き部40cを挟んで配設される第2シールドパタ
ーン49bと共に上記第1の実施形態の如きシールド効
果を発揮する。また、上記第2電気信号パターン23お
よび第1シールドパターン49aの表面にはカバー層4
1aが覆設されている。
【0089】一方、上記第2細長部40bは、基板シー
ト部44bの一面に第1電気信号パターン22と第2シ
ールドパターン49bとを配設している。この第2シー
ルドパターン49bは切り欠き部40c側の端部に配設
されており、上述したように該切り欠き部40cを挟ん
で配設される上記第1シールドパターン49aと共にシ
ールド効果を発揮する。また、上記第1電気信号パター
ン22および第2シールドパターン49bの表面にはカ
バー層41bが覆設されている。
【0090】この第3の実施形態においては、カバー層
41a、41bに汚れ25等が付着したとしても、該汚
れが切り欠き部40cで分断されているので、結合ライ
ンを分離することができる。
【0091】このように、本第3の実施形態は、精度劣
化を招く結合ラインを分離することで精度確保を実現し
ている。すなわち、図10の等価回路に示すように、切
り欠き部40cの存在によって抵抗51、54間が分離
され、IRED3のラインの容量52とPSD4のライ
ンの容量53との結合が解かれている。これにより、相
互の干渉を低く押さえることができる。
【0092】さらに、上記第1、第2のシールドパター
ン49a、49bにより、一層のシールド効果が得られ
る。この場合、ノイズ源となる第2電気信号パターン2
3から誘導されるノイズを、これらの第1、第2のシー
ルドパターン49a、49b(Vrefライン)でシー
ルドすることが可能であり、第1電気信号パターン2
2、第2電気信号パターン23の間隔を狭くして、より
コンパクトな設計にすることが可能となる。
【0093】以上説明したように本第3の実施形態によ
れば、組立工程などでフレキシブルプリント基板40の
表面が汚れ、その汚れの成分でノイズの結合が起こりう
る状態でも、微小信号を扱う第1電気信号パターン22
とノイズ源となる第2電気信号パターン23との間の基
板が切りはなされた状態で形成されているため、ノイズ
の影響を極力低く押さえることが可能となる。さらに、
フレキシブルプリント基板40自体は一枚として形成す
ることができるので、接続コストや部品コストが上昇す
ることはない。
【0094】次に、本発明の第4の実施形態について説
明する。
【0095】図11および図12は、本第4の実施形態
に係り、図11は、本発明の第4の実施形態であるフレ
キシブルプリント基板および該フレキシブルプリント基
板に実装された回路素子を示した正面図であり、図12
は、当該フレキシブルプリント基板の一部を切り取って
示した断面図である。なお、上記第1の実施形態と同様
の構成要素には同一の符号を付与し、ここでの詳しい説
明は省略する。
【0096】この第4の実施形態のフレキシブルプリン
ト基板60は、図2において上記第1の実施形態のフレ
キシブルプリント基板20の代わりに配設され得るもの
であり、第1電気信号パターン22と第2電気信号パタ
ーン23との表面に絶縁保護テープを被着したことを特
徴とする。
【0097】本第4の実施形態のフレキシブルプリント
基板60は、該フレキシブルプリント基板60のベース
となる基板シート部64の一面に、第1電気信号パター
ン22、シールドパターン69、第2電気信号パターン
23を順に配設し、さらにこれらパターンの表面にカバ
ー層61を覆設している。
【0098】本第4の実施形態では、フレキシブルプリ
ント基板60をカメラ等に組み付ける前に上記カバー層
61の表面をクリーニングし、該カバー層61の表面に
おいて、さらに上記第1電気信号パターン22、シール
ドパターン69、第2電気信号パターン23を覆うよう
にポリイミドやポリエステル等の絶縁保護テープ66を
被着する。
【0099】これによって汚れ25と第1電気信号パタ
ーン22および汚れ25と第2電気信号パターン23と
の距離が大きくなり、シールドパターン69と相俟っ
て、これらの間の等価的な容量成分(図10の容量成分
52、53参照)を低くすることができ、ノイズの結合
を減少させることができる。
【0100】また、この絶縁保護テープ66により、組
み立て作業上で生じる汚れによる精度劣化を防止するこ
とができる。
【0101】この第4の実施形態によれば、当該絶縁保
護テープ66に係るコストが必要になるものの、基板の
一面だけの配線が可能となり、これにより総コストを低
減することができる。さらに、ノイズの影響が生じ易い
部位を、基板設計後に検討できるので、基板設計の際の
自由度が広がり開発スピードを上げることができる。
【0102】次に、本発明の第5の実施形態について説
明する。
【0103】図13ないし図15は、本第5の実施形態
に係り、図13は、本発明の第5の実施形態であるフレ
キシブルプリント基板および該フレキシブルプリント基
板に実装された回路素子を、第1細長部と第2細長部と
を展開して示した正面図であり、図14は、当該フレキ
シブルプリント基板の一部を切り取って示した断面図で
ある。また、図15は、当該フレキシブルプリント基板
および該フレキシブルプリント基板に実装された回路素
子を、第1細長部と第2細長部とを組み合わせた状態を
示した正面図である。なお、上記第1の実施形態と同様
の構成要素には同一の符号を付与し、ここでの詳しい説
明は省略する。
【0104】この第5の実施形態のフレキシブルプリン
ト基板70は、第1細長部と第2細長部とを組み合わせ
た状態で、図2における上記第1の実施形態のフレキシ
ブルプリント基板20の代わりに配設され得るものであ
り、第1電気信号パターン22と第2電気信号パターン
23とがそれぞれ配設される第1細長部70aと第2細
長部70bとを備え、これら第1細長部70aと第2細
長部70bとを重ねあわせることでシールド効果を高め
たことを特徴とする。
【0105】図13に示すように、本第5の実施形態に
おいては、第1電気信号パターン22と第2電気信号パ
ターン23とは、互いに分離された第1細長部70aと
第2細長部70bとにそれぞれ配設されており、カメラ
等の装置に組み付ける際には、第1細長部70aと第2
細長部70bとの基端部70cにおいて折曲され重ね合
わされる。
【0106】図13は、フレキシブルプリント基板70
における、第1細長部70aと第2細長部70bとを展
開した状態を示しており、図14及び図15は、これら
第1細長部70aと第2細長部70bとが重ねあわされ
た状態を示している。
【0107】図14に示すように、上記第1細長部70
aは、フレキシブルプリント基板70のベースとなる基
板シート部74aの一面側に第2電気信号パターン23
を配設し、他面側(曲折した際に第2細長部70b側)
に第1シールドパターン79aを配設している。
【0108】一方、上記第2細長部70bは、基板シー
ト部74aの一面側(曲折した際に第1細長部70a
側)に第1電気信号パターン22を配設し、他面側に第
2シールドパターン79bを配設している。
【0109】また、上記第2電気信号パターン23、第
1シールドパターン79aの表面にはカバー層71a
が、また、第1電気信号パターン22、第2シールドパ
ターン79baの表面にはカバー層71bがそれぞれ覆
設されている。なお、上記第1細長部70aと第2細長
部70bとを重ねあわせた後は、両面テープ78により
互いに固着される。
【0110】これら第1細長部70aと第2細長部70
bとが重ねられることで、第1電気信号パターン22
は、第1シールドパターン79aと第2シールドパター
ン79bに挟設されており、より高いシールド効果が発
揮される。
【0111】なお、図16に示すように、第1電気信号
パターン22および第2電気信号パターン23の両側方
に基準電圧Vrefのパターン75を配設してシールド
すればさらに効果的になる。
【0112】このように、本第5の実施形態のフレキシ
ブルプリント基板によれば、上記第1の実施形態と同様
の効果を奏すると共に、微小信号をノイズに影響されず
に高精度で測定可能な電子回路を、より小さなスペース
に収めることができるという効果を奏する。
【0113】以上説明したように、本発明の各実施形態
によれば、微小信号を扱う信号ラインと、ノイズ源にな
り得るデジタル的な信号を扱うラインとを同一の基板上
に配設しながら、環境の変化や基板の取り扱いにかかわ
らず微小信号を精度良く測定でき、小型ながら高精度の
測距装置を提供することとが可能となる。
【0114】[付記]以上詳述した如き本発明の実施形態
によれば、以下の如き構成を得ることができる。即ち、 (1) 光電変換素子からその出力を処理する回路まで
の第1の信号線と、デジタル的又はパルス的に変動する
第2の信号線とを並行して通電させる機器の電気回路基
板において、基板の表裏面に、もしくは上記機器への組
み込み完了状態において略重ね合わされて配置された基
板同士に、上記第1の信号線パターンと上記第2の信号
線パターンとを互いにずらして配置するとともに、上記
第1及び第2の信号線パターンに対向する面には該信号
線パターンより幅の広いシールドパターンを配置したこ
とを特徴とする電気回路基板。
【0115】(2) 光電変換素子からその出力を処理
する回路までの第1の信号線と、デジタル的又はパルス
的に変動する第2の信号線とを並行して通電させる電気
回路基板において、上記第1の信号線パターンと上記第
2の信号線パターンとの間に沿って切れ込み部を設けた
ことを特徴とする電気回路基板。
【0116】(3) 光電変換素子からその出力を処理
する回路までの第1の信号線と、デジタル的又はパルス
的に変動する第2の信号線とを並行して通電させる機器
の電気回路基板において、上記第1の信号線パターンと
上記第2の信号線パターンを保護するカバー部分の少な
くとも一部を、該信号線パターン以外のカバー部分より
も厚くしたことを特徴とする電気回路基板。
【0117】(4) 光電変換素子からその出力を処理
する回路までの第1の信号線と、デジタル的又はパルス
的に変動する第2の信号線とを並行して通電させる機器
の電気回路基板において、上記第1の信号線パターンと
上記第2の信号線パターンとの間に折り曲げ部を設け、
この折り曲げ部で折り曲げた状態における上記第1の信
号線パターンと上記第2の信号線パターンとの間に位置
するようにシールドラインを設けたことを特徴とする電
気回路基板。
【0118】(5)上記(1),(2),(3)又は
(4)において、上記電気回路基板は、フレキシブルプ
リント配線板である。
【0119】(6) 対向する基板面のうち一方の面に
設けられ、センサーからその出力を処理する回路までの
接続線である第1の信号線パターンと、他方の面に設け
られ、デジタル的又はパルス的に変動する信号線である
第2の信号線パターンと、上記第1の信号線パターンの
ある領域に対向する部分を避けて、上記第2の信号線パ
ターンを配置する信号線パターン配置手段と、上記第1
の信号線パターンのある領域に対向する部分に設けら
れ、上記第1の信号線パターンよりも幅の広い第1パタ
ーンと、上記第2の信号線パターンのある領域に対向す
る部分に設けられ、上記第2の信号線パターンよりも幅
の広い第2パターンとからなるシールド手段と、を具備
することを特徴とする電気回路基板。
【0120】(7) 上記(6)において、上記対向す
る基板面は、両面パターンを有する基板の表面と裏面で
ある。
【0121】(8) 上記(6)において、上記電気回
路基板はフレキシブルプリント基板であって、上記対向
する基板面は該フレキシブルプリント基板を折り曲げた
状態で初めて対向する。
【0122】(9) (8)において、上記フレキシブ
ルプリント基板は、その1つの面に、上記第1及び第2
の信号線パターンと上記シールド手段を有している。
【0123】(10) 両面フレキシブル基板に設けら
れ、センサーからその出力を処理する回路までの接続線
である第1の信号線パターンと、上記第1の信号線パタ
ーンのある領域に対向する反対面部分に設けられ、上記
第1の信号線パターンよりも幅の広い第1パターンと、
を有する第1基板部と、両面フレキシブル基板に設けら
れ、デジタル的又はパルス的に変動する信号線である第
2の信号線パターンと、上記第2の信号線パターンのあ
る領域に対向する反対面部分に設けられ、上記第2の信
号線パターンよりも幅の広い第2パターンと、を有する
第2基板部と、を具備し、上記各パターンの少なくとも
一部が上下に重なるように、上記第1基板部と上記第2
基板部とは重ね合わされて配置されていることを特徴と
する機器の電気回路基板。
【0124】(11) 上記(10)において、上記第
1パターンの直下に上記第2の信号線パターンが、又は
第2パターンの直下に上記第1の信号線パターンが位置
するようにして、上記第1基板部と上記第2基板部とは
重ね合わされて配置されている。
【0125】(12) 上記(10)、(11)におい
て、上記第1基板部及び上記第2基板部は、一体のフレ
キシブルプリント基板で形成されている。
【0126】(13) 上記(12)において、上記第
1の信号線パターンは上記フレキシブルプリント基板の
一方の面に、また上記第2の信号線パターンは上記フレ
キシブルプリント基板の他方の面である裏面に設けられ
ていて、上記基板を折り曲げることによって上記第1基
板部と上記第2基板部とは重ね合わされて配置される。
【0127】(14) (10)、(11)において、
さらに、上記第1の信号線パターンと上記第2の信号線
パターンとうち少なくとも一方の信号線パターンに沿っ
て両側に所定範囲設けられ、該信号線パターンをシール
ドするシールドパターンを上記基板面上に有する。
【0128】(15) センサーからその出力を処理す
る回路までの接続線はである第1の信号線パターンを有
する第1基板部と、上記第1基板部に隣接して位置し、
デジタル的又はパルス的に変動する信号線である第2の
信号線パターンを有する第2基板部と、を具備し、上記
第1基板部及び上記第2基板部は、一体或いは一体的に
接続されて形成されていることを特徴とする電気回路基
板。
【0129】(16) センサーからその出力を処理す
る回路までの微小電流接続線である第1の信号線パター
ンと、上記第1の信号線パターンに近接して位置し、デ
ジタル的又はパルス的に変動する電圧変動信号線である
第2の信号線パターンと、上記第1の信号線パターンと
上記第2の信号線パターンとの間の少なくとも一部に設
けられ、上記第1の信号線パターン側と上記第2の信号
線パターン側との基板面に繋がりを遮断するスリット部
と、を具備したことを特徴とする電気回路基板。
【0130】(17) 上記(16)において、さら
に、上記第1の信号線パターンと上記第2の信号線パタ
ーンとの間に配置されたシールドパターンを有する。
【0131】(18) 上記(17)において、上記シ
ールドパターンは、上記スリット部により形成された基
板端面近傍に設けられている。
【0132】(19) センサーからその出力を処理す
る回路までの微小電流用の第1の信号線パターンと、デ
ジタル的又はパルス的に変動する電圧変動用の第2の信
号線パターンとを隣接して配置させた電気回路基板にお
いて、上記基板の表面に設けられ、上記第1の信号線パ
ターン及び上記第2の信号線パターンを含むパターンを
カバーするカバー層と、上記基板全体の厚さとして上記
カバー層の部分よりも厚く形成するように、上記第1の
信号線パターン及び上記第2の信号線パターンの少なく
とも一部をさらに覆うカバー部材と、を具備したことを
特徴とする電気回路基板。
【0133】(20) 上記(19)において、上記第
1の信号線パターンと上記第2の信号線パターンとの間
には、シールドパターンが配置されている。
【0134】(21) 上記(19)において、上記第
カバー部材は、絶縁性のあるシート又はテープである。
【0135】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、基
板上の汚れや環境の変化に対し精度劣化のない電気回路
基板を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態であるフレキシブルプ
リント基板を採用するカメラの構成を示すブロック回路
図である。
【図2】上記第1の実施形態のフレキシブルプリント基
板を採用するカメラの内部構成を外装部を切り取って示
した要部斜視図である。
【図3】上記第1の実施形態のフレキシブルプリント基
板および該フレキシブルプリント基板に実装された回路
素子を示した正面図である。
【図4】上記第1の実施形態のフレキシブルプリント基
板の一部を切り取って示した断面図である。
【図5】上記第1の実施形態のフレキシブルプリント基
板に汚れ等が付着した場合の同基板の一部を切り取って
示した断面図である。
【図6】上記第1の実施形態のフレキシブルプリント基
板における各パターン間の状態を等価的に示した等価回
路である。
【図7】本発明の第2の実施形態であるフレキシブルプ
リント基板の一部を切り取って示した断面図である。
【図8】本発明の第3の実施形態であるフレキシブルプ
リント基板および該フレキシブルプリント基板に実装さ
れた回路素子を示した正面図である。
【図9】上記第3の実施形態のフレキシブルプリント基
板の一部を切り取って示した断面図である。
【図10】上記第3の実施形態のフレキシブルプリント
基板における各パターン間の状態を等価的に示した等価
回路である。
【図11】本発明の第4の実施形態であるフレキシブル
プリント基板および該フレキシブルプリント基板に実装
された回路素子を示した正面図である。
【図12】上記第4の実施形態のフレキシブルプリント
基板の一部を切り取って示した断面図である。
【図13】本発明の第5の実施形態であるフレキシブル
プリント基板および該フレキシブルプリント基板に実装
された回路素子を、第1細長部と第2細長部とを展開し
て示した正面図である。
【図14】上記第5の実施形態のフレキシブルプリント
基板の一部を切り取って示した断面図である。
【図15】上記第5の実施形態のフレキシブルプリント
基板および該フレキシブルプリント基板に実装された回
路素子を、第1細長部と第2細長部とを組み合わせた状
態を示した正面図である。
【図16】上記第5の実施形態の一変形例のフレキシブ
ルプリント基板の一部を切り取って示した断面図であ
る。
【図17】従来の一フレキシブルプリント基板を採用す
るカメラの内部構成を外装部を切り取って示した要部斜
視図である。
【図18】従来の一フレキシブルプリント基板および該
フレキシブルプリント基板に実装された回路素子を示し
た正面図である。
【図19】図18に示すフレキシブルプリント基板の一
部を切り取って示した断面図である。
【図20】図18に示すフレキシブルプリント基板にお
ける各パターン間の状態を等価的に示した等価回路であ
る。
【符号の説明】
1…投光レンズ 2…受光レンズ 3…IRED 4…PSD 5…トランジスタ 15…AFIC 20…フレキシブルプリント基板 21…カバー層 22…第1電気信号パターン 23…第2電気信号パターン 24…基板シート部 25…汚れ 26…第1シールドパターン 27…第2シールドパターン 28…細長部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板の対向表裏面のうち一方の面もしく
    は対向して配置された基板の一方に設けられ、センサー
    からその出力を処理する回路までの接続線である第1の
    信号線パターンと、 基板の対向表裏面のうち他方の面もしくは対向して配置
    された基板の他方に設けられ、デジタル的又はパルス的
    に変動する信号線である第2の信号線パターンと、 上記第1の信号線パターンのある領域に対向する部分を
    避けて、上記第2の信号線パターンを配置する信号線パ
    ターン配置手段と、 上記第1の信号線パターンのある領域に対向する部分に
    設けられ、上記第1の信号線パターンよりも幅の広い第
    1パターンと、上記第2の信号線パターンのある領域に
    対向する部分に設けられ、上記第2の信号線パターンよ
    りも幅の広い第2パターンとからなるシールド手段と、 を具備したことを特徴とする電気回路基板。
  2. 【請求項2】 センサーからその出力を処理する回路ま
    での微小電流接続線である第1の信号線パターンと、 上記第1の信号線パターンに近接して位置し、デジタル
    的又はパルス的に変動する電圧変動信号線である第2の
    信号線パターンと、 上記第1の信号線パターンと上記第2の信号線パターン
    との間の少なくとも一部に設けられ、上記第1の信号線
    パターン側と上記第2の信号線パターン側との基板面の
    繋がりを遮断するスリット部と、 を具備したことを特徴とする電気回路基板。
  3. 【請求項3】 センサーからその出力を処理する回路ま
    での微小電流用の第1の信号線パターンと、デジタル的
    又はパルス的に変動する電圧変動用の第2の信号線パタ
    ーンとを隣接して配置させた電気回路基板において、 上記基板の表面に設けられ、上記第1の信号線パターン
    及び上記第2の信号線パターンを含むパターンを保護カ
    バーするカバー層と、 上記基板表面と上記第1の信号線パターン及び上記第2
    の信号線パターンとの間の静電容量を小さくするため
    に、上記基板全体の厚さとして上記カバー層の部分より
    も厚く形成するように上記第1の信号線パターン及び上
    記第2の信号線パターンの少なくとも一部をさらに覆う
    カバー部材と、 を具備したことを特徴とする電気回路基板。
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