JP5701048B2 - 焦点検出装置 - Google Patents

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本発明は、焦点検出装置に関する。
特許文献1は、3つのレンズ部からなるフィールドレンズの射出側に光軸に平行に延びるセパレータを取り付けて周辺部のレンズ部を経た光束が中央部の焦点検出センサに迷光として入射することを防止する位相差方式の焦点検出装置を開示している。しかし、セパレータは組み立てが困難で高価である。そこで、特許文献2は、セパレータを使用せずに迷光を防止するために、従来技術の説明においてフィールドレンズの射出側にフィールドレンズから離した位置に遮光マスクを配置する位相差方式の焦点検出装置を開示している。その他の従来技術としては特許文献3がある。
特開2006−3472号公報 特開昭64−49012号公報 特許第3371500号公報
しかしながら、特許文献2の従来技術の説明にあるように、これだけでは迷光を除去するのに十分ではない。また、特許文献2は、課題を解決する手段として、隣接するレンズ部の段差の端面を光軸とは不平行になるように面取りしているが、焦点検出領域が密に配置されると迷光防止効果が低減する。
そこで、本発明は、簡易な構造で迷光を除去して焦点検出精度を高めることが可能な焦点検出装置を提供することを例示的な目的とする。
本発明の焦点検出装置は、撮影画面の3つの領域に関して位相差方式により撮影レンズの焦点検出を行う焦点検出装置であって、前記撮影レンズの結像面近傍に配置され、前記領域に対応する3つの開口部と遮光部とを有する視野マスクと、前記領域に対応する3つのレンズ部を入射側と射出側にそれぞれ有し、前記入射側と前記射出側のそれぞれにおいて前記3つのレンズ部の中央部のレンズ部と周辺部のレンズ部との間に段差を有し、前記視野マスクを経た光を集光するフィールドレンズと、前記領域に対応する3つの開口部と、前記焦点検出装置の光軸に垂直に延びて前記フィールドレンズを経た光の一部を遮光する遮光部と、を有する遮光マスクと、を有し、前記焦点検出装置の光軸を含み、前記視野マスクの3つの開口部が並ぶ方向に平行な断面において、前記視野マスクと前記フィールドレンズの入射側の段差の前記視野マスクに最も近い端部との前記焦点検出装置の光軸方向における距離よりも前記遮光マスクと前記フィールドレンズの射出側の段差の前記遮光マスクに最も近い端部との前記焦点検出装置の光軸方向における距離の方が大きく、前記フィールドレンズの前記入射側の前記段差において前記周辺部のレンズ部よりも前記中央部のレンズ部が突出しておらず、前記フィールドレンズの前記射出側の前記段差において前記周辺部のレンズ部よりも前記中央部のレンズ部が突出していることを特徴とする。
本発明によれば、簡易な構造で迷光を除去して焦点検出精度を高めることが可能な焦点検出装置を提供することができる。
本実施形態の撮像装置の概略断面図である。 図1に示す焦点検出装置の拡大部分断面図である。 図2に示す視野マスクの平面図である。 図2に示すフィールドレンズの斜視図である。 図2に示す遮光マスクの平面図である。 本実施形態の効果を説明するためのフィールドレンズの拡大部分断面図である。 図2に示す絞りの平面図である。 図2に示す2次結像レンズの平面図である。 図2に示す焦点検出センサの平面図である。
図1は、本実施形態の焦点検出装置100を内蔵した一眼レフタイプのデジタルカメラ(撮像装置)の中央断面図である。なお、本実施形態の焦点検出装置を適用可能な撮像装置は、ビデオカメラや銀塩カメラなどデジタルカメラに限定されない。
図1において、200は一眼レフカメラ本体、201は撮影レンズで、Lは撮影レンズ201の光軸である。撮影レンズ201の予定結像面付近には、光学ローパスフィルタや赤外カットフィルタ、撮像素子を含む撮像素子ユニット204が配置される。撮影レンズ201と撮像素子ユニット204には、周知のクイックリターン機構により撮影時には撮影光束外へ退避稼動するメインミラー202とサブミラー203が配置される。メインミラー202はハーフミラーで、撮影光束は上方のファインダ光学系に導かれる反射光とサブミラー203に入射する透過光に分離される。反射光は、マット面とフレネル面を備えるピント板205のマット面上に結像し、ペンタプリズム206、接眼レンズ群207を介して観察者の目に導かれる。一方、透過光はサブミラー203により下方へ光路を変更し、焦点検出装置100に導かれる。L’は光軸Lに対応した焦点検出装置100の光軸である。
図2は、焦点検出装置100の光軸L’を含み、図1に直交する平面で切断した断面図である。即ち、図2は、焦点検出装置100の光軸L’を含み、後述する視野マスク110の3つの開口部111、112、113が並ぶ方向Pに平行な断面における、焦点検出装置100の拡大部分断面図である。焦点検出装置100は、撮影レンズ201の一対の瞳領域から得られる2つの被写体像の像信号の位相差を検出することによって焦点検出を行う位相差方式の焦点検出装置であり、自動焦点調節(AF)に用いられる。本実施形態では、焦点検出装置100は、撮影画面の3つの領域に対して位相差方式により撮影レンズ201の焦点検出を行う。
図2に示すように、焦点検出装置100は、光路に沿って入射側から順に、視野マスク110、フィールドレンズ(コンデンサーレンズ)120、遮光マスク130、赤外カットフィルタ140、絞り150、2次結像レンズ160、焦点検出センサ170を有する。
図3は、視野マスク110をサブミラー203側から見た平面図である。視野マスク110は撮影レンズ201の予定結像面近傍に配置され、フィールドレンズ120の入射側に配置される。視野マスク110には3つの開口部111、112、113と、光軸L’に垂直に延びて入射光の一部を遮光する遮光部114から構成されている。
視野マスク110は、撮影レンズ201の予定結像面付近に配置されるため、3つの開口部112、113、114の内部領域がカメラ200の撮影画面内における焦点検出領域となる。即ち、開口部111は、撮影画面の中央部に対応した焦点検出領域として機能し、開口部112、113は周辺部に対応した焦点検出領域として機能する。なお、実際の焦点検出領域は視野マスク110や遮光マスク130の誤差、視野マスク110の予定結像面からのずれなどによるケラレを考慮して、上記開口部の一回り小さな領域となる。
図4は、光束を集光するフィールドレンズ120の斜視図であり、図4(a)は視野マスク110側の入射面側を示し、図4(b)は遮光マスク130側の射出面側を示している。
図2及び図4(a)に示すように、フィールドレンズ120は、入射側において視野マスク110の3つの開口部111、112、113に対応した3つのレンズ部121、122、123に分割されている。開口部111がレンズ部121に、開口部112がレンズ部122に、開口部113がレンズ部123にそれぞれ対応している。3つのレンズ部121、122、123が並んでいる方向は方向Pと平行である。
中央部のレンズ部121と周辺部のレンズ部122との間には段差Aがあり、中央部のレンズ部121と周辺部のレンズ部123との間には段差Bがある。段差Aには端面124aがあり、段差Bには端面124bがある。そして、中央部のレンズ部121よりも周辺部のレンズ部122、123の方が視野マスク110側(入射側)へ突出している。3つのレンズ部126、127、128が並んでいる方向は方向Pと平行である。
一方、図2及び図4(b)に示すように、フィールドレンズ120は、射出側においてレンズ部121、122、123にそれぞれ対応した3つのレンズ部126、127、128に分割されている。中央部のレンズ部126と周辺部のレンズ部127との間には段差Cがあり、中央部のレンズ部126と周辺部のレンズ部128との間には段差Dがある。段差Cには端面129aがあり、段差Bには端面129bがある。そして、中央部のレンズ部126の方が周辺部のレンズ部127、128よりも遮光マスク130側(射出側)へ突出している。
本実施形態の段差Aおよび段差Bの端面124a、124bと、段差Cおよび段差Dの端面129a、129bは光軸方向に平行かほぼ平行であるため、焦点検出センサ170から見た場合に迷光源となる領域は特許文献2の場合よりも小さい。
図2において、段差Aの光軸L’に沿った長さは段差Cの光軸L’に沿った長さよりも大きく、段差Bの光軸L’に沿った長さは段差Dの光軸L’に沿った長さよりも大きい。換言すれば、フィールドレンズ120の段差量は、入射面側に比べて射出面側が小さくなるように構成されている。フィールドレンズ120の射出面側の段差C、Dの段差量が小さいので迷光源となる領域が小さくなる。
以上のように、フィールドレンズ120は中央部と両側の周辺部の3つのレンズ部に分割されているが、これらのレンズ部は一体的に形成されている。
なお、図2において、段差AとBは光軸L’に関して対称に形成され、段差CとDも光軸L’に関して対称に形成されている。このため、段差AとBの光軸L’に沿った長さは等しく、段差CとDの光軸L’に沿った長さは等しい。
フィールドレンズ120は絞り150を撮影レンズ201の射出瞳近傍に投影する光学パワーとなるように配置され、対の焦点検出光束を用いることで位相差方式の焦点検出を実現している。
図5は、遮光マスク130をフィールドレンズ120側から見た平面図である。遮光マスク130はフィールドレンズ120の射出側に配置され、フィールドレンズ120の3つのレンズ部に対応した3つの開口部131、132、133と、光軸L’に垂直に延びてフィールドレンズを経た光の一部を遮光する遮光部134から構成されている。開口部131がレンズ部126に、開口部132がレンズ部127に、開口部133がレンズ部128にそれぞれ対応している。
視野マスク110と段差A(または段差B)の視野マスク110に最も近い端部との光軸方向における距離よりも遮光マスク130と段差C(または段差D)の遮光マスク130に最も近い端部との光軸方向における距離の方が大きい。ここで、「視野マスク110と段差Aの視野マスク110に最も近い端部との光軸方向における距離」は、図2に示すように、視野マスク110の遮光部114の射出側の面114aと、段差Aの端面124aの端部124aとの距離Mである。また、「遮光マスク130と段差Cの遮光マスク130に最も近い端部との光軸方向における距離」は、後述する図6(c)に示すように、遮光マスク130の遮光部134の入射側の面134aと、段差Cの端面129aの端部129aとの距離Mである。本実施形態は、M<Mに設定している。
本実施形態は、光軸方向に延びる隔壁(仕切板)であるセパレータを使用せずに迷光を防止している。迷光は、周辺部のレンズ部を通った光が中央部に向かう光束と、段差から出る光束に分けることができる。
本実施形態では、遮光マスク130をフィールドレンズ120から焦点検出センサ217側に離して配置することによって、遮光マスク130の遮光部134により、フィールドレンズ120の周辺部のレンズ部から中央に向かう光を遮光している。
フィールドレンズ120の中央部のレンズ部121、126と周辺部のレンズ部122、123、127、128は異なる光学面で構成されているため、段差A〜Dが生じている。これらの段差に光線があたると迷光源となってしまうため、一般には、視野マスク110や遮光マスク130をフィールドレンズ120に近接させ、段差に光線があたらないようにレンズ部に対応した領域だけを開口とする手段が用いられる。そして、従来はセパレータで周辺部のレンズ部を通った光が中央部に向かう迷光を防止していた。
本実施形態は、視野マスク110をフィールドレンズ120に近接して配置しているが、遮光マスク130は、上述したように、フィールドレンズ120からある程度離して配置しているため、段差に起因する迷光を遮光または低減する手段が必要となる。特に、段差Cの端部(エッジ)Eは成形などのダレにより丸みを帯びて光線を散乱させて迷光源となる。以下、段差Cについて説明するが、かかる説明は段差Dにも当てはまる。
本実施形態は、迷光を防止するために、焦点検出センサ217がある側において、フィールドレンズ120の中央部のレンズ部126が周辺部のレンズ部127、128よりも焦点検出センサ217がある側に突出させている。
図6(a)、(b)、(c)はエッジ部EAにおける迷光を説明するための断面図であり、図2の段差Cの拡大断面図に対応する。
図6(a)は、中央部のレンズ部126Aよりも周辺部のレンズ部127Aを突出させて遮光マスクをフィールドレンズに近接配置した場合の拡大断面図である。迷光源となる端部EAから矢印で示すように光線が散乱し、実線で示す光線が迷光となり得るが、遮光マスクの遮光部134Aを近接させることによってこの迷光を遮光している。
図6(b)は、図6(a)において、本実施形態のように、遮光マスクをフィールドレンズから離した状態を示す断面図である。この場合、実線矢印で示す3本の迷光のうち2本が遮光マスクの遮光部134で遮光されなくなっているのが分かる。
図6(c)は、図2の段差Cの拡大断面図である。図6(c)に示すように、周辺部のレンズ部127よりも中央部のレンズ部126が突出させると、端部Eで散乱する光線は絞り150の中央付近には向かわないため迷光とならない。
また、本実施形態は、段差C、Dの段差量を(段差A、Bの段差量よりも)小さく設定することによって、迷光源となり得る領域を小さくしている。
赤外カットフィルタ140は、焦点検出に不必要な赤外光をカットする平行平板ガラスである。
図7は、複数の開口を有する絞り150を遮光マスク130側から見た平面図である。絞り150は、遮光マスク130の開口部131に対応した4つの開口部151a〜d、開口部132に対応した2つの開口部152a、b、開口部133に対応した2つの開口部153a、bを遮光部154に有する。開口部151a、151cは対であり、開口部151b、151dは対であり、各対は撮影レンズ201の一対の瞳領域に対応している。
図8は、2次結像レンズ160を焦点検出センサ217側から見た平面図である。2次結像レンズ160には、絞り150の開口に対応して、4つのレンズ部161a〜d、2つのレンズ部162a、b、2つのレンズ部162a、bを有する。レンズ部161a、161cは対であり、レンズ部161b、161dは対であり、各対は撮影レンズ201の一対の瞳領域に対応している。
なお、図8は図7の絞り150の場合と異なり射出面側を見た図であるため、絞り150の開口部に対して上下反転した位置のレンズ部が対応するようになっている。また、図8は2次結像レンズの射出側のレンズ部を示しているが、フィールドレンズ120と同様に入射側にもレンズ部が形成されている。
図9は、焦点検出センサ170を2次結像レンズ160側からみた平面図である。焦点検出センサ170は、2次結像レンズ160で形成される被写体像を光電変換する光電変換素子部を含み、カバーガラスと樹脂層により封止されている。焦点検出センサ170は、2次結像レンズ160の4つのレンズ部に対応した4つの光電変換素子部171a〜d、2つのレンズ部に対応した2つの光電変換素子部172a、b、2つのレンズ部に対応した2つの光電変換素子部173a、bを有する。光電変換素子部171a、cは対であり、光電変換素子部171b、dは対であり、各対は撮影レンズ201の一対の瞳領域に対応している。
視野マスク110の開口部111を通過した光束は、フィールドレンズ120のレンズ部121、126、遮光絞り130の開口部131、赤外カットフィルタ140、絞り150の開口部151a〜d、2次結像レンズ160のレンズ部161a〜dを通過する。そして、焦点検出センサ170の光電変換部171a〜dに光学像が形成される。その後、不図示の処理回路が焦点検出センサ170の被写体像の合焦状態を演算して3つの焦点検出領域に対する焦点検出を行ってAF信号を出力する。
焦点検出装置100は、特許文献1とは異なり、フィールドレンズ120と2次結像レンズ160の間に光路を折り返す反射ミラー(反射部材)を有していないストレート光学系から構成されている。即ち、光軸L’は直線で偏向されていない。ストレート光学系は反射部材が不要となるために部品点数が少なくなり、小型化や低コスト化に寄与すると共に焦点検出精度も向上する。
また、反射ミラーがあると、遮光マスク130をフィールドレンズ120から離す際に反射ミラーや2次結像レンズと機械的に干渉し易くなるが、本実施形態では反射ミラーがないので配置の自由度が増加している。具体的には、遮光マスク130をフィールドレンズ120から2次結像レンズ160側に、絞り150の開口部151a〜dから段差C、Dが見えない程度に離すことが容易になる。
遮光マスク130の位置が決まると、遮光マスク130の周辺部の開口部132、133を通過し、絞り150の開口部151a〜dに入射する迷光光線の角度がおおよそ決まる。そして、メインミラー202およびサブミラー203に、焦点検出に必要な有効光束をのみを透過および反射させるような不図示の遮光部材を設け、迷光光線をカットする。
以上のように、高価で組み立てが困難なセパレータを使用しなくても迷光を防止して高い焦点検出精度を有する焦点検出装置を提供することができる。なお、フィールドレンズは3つ以上に分割されてもよい。
以上、本発明の好ましい実施例について説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である
本実施例の焦点検出装置はデジタルカメラなどの撮像装置に適用することができる。
100 焦点検出装置
110 視野マスク
120 フィールドレンズ
121、126 中央部のレンズ部
122、123、127、128 周辺部のレンズ部
124a、129a 端部
130 遮光マスク
200 撮像装置
A〜D 段差
L’ 焦点検出装置の光軸

Claims (4)

  1. 撮影画面の3つの領域に関して位相差方式により撮影レンズの焦点検出を行う焦点検出装置であって、
    前記撮影レンズの結像面近傍に配置され、前記領域に対応する3つの開口部と遮光部とを有する視野マスクと、
    前記領域に対応する3つのレンズ部を入射側と射出側にそれぞれ有し、前記入射側と前記射出側のそれぞれにおいて前記3つのレンズ部の中央部のレンズ部と周辺部のレンズ部との間に段差を有し、前記視野マスクを経た光を集光するフィールドレンズと、
    前記領域に対応する3つの開口部と、前記焦点検出装置の光軸に垂直に延びて前記フィールドレンズを経た光の一部を遮光する遮光部と、を有する遮光マスクと、
    を有し、
    前記焦点検出装置の光軸を含み、前記視野マスクの3つの開口部が並ぶ方向に平行な断面において、前記視野マスクと前記フィールドレンズの入射側の段差の前記視野マスクに最も近い端部との前記焦点検出装置の光軸方向における距離よりも前記遮光マスクと前記フィールドレンズの射出側の段差の前記遮光マスクに最も近い端部との前記焦点検出装置の光軸方向における距離の方が大きく、
    前記フィールドレンズの前記入射側の前記段差において前記周辺部のレンズ部よりも前記中央部のレンズ部が突出しておらず、
    前記フィールドレンズの前記射出側の前記段差において前記周辺部のレンズ部よりも前記中央部のレンズ部が突出していることを特徴とする焦点検出装置。
  2. 前記フィールドレンズを含む光学系はストレート光学系であることを特徴とする請求項1に記載の焦点検出装置。
  3. 前記断面において、前記フィールドレンズの前記射出側の段差の段差量は前記フィールドレンズの前記入射側の段差の段差量よりも小さいことを特徴とする請求項1または2に記載の焦点検出装置。
  4. 請求項1〜3のうちいずれか一項に記載の焦点検出装置を有することを特徴とする撮像装置。
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