JP4449438B2 - 化粧品用コンパクト容器 - Google Patents

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Description

本発明は化粧料を収納した中皿状のリフィル容器を仕切板で固定し、かつ取り外し可能とした化粧用コンパクト容器に関する。
従来、化粧品用コンパクトには、ファンデーションやアイシャドーなど複数の化粧品類をひとつのコンパクトに収容したものがあり、このようなコンパクトは一般に、それぞれの化粧料を中皿に充填し、その中皿をコンパクトの収納部分に取り付け、そして中皿の傍に化粧時に用いられるパフやブラシ類を配置するようにしている。
ところが中皿がコンパクトの収納部分に固定されていると、中皿内の化粧料がなくなった場合にその中皿のみを補充、交換することができず、その化粧料がないままコンパクトを使用したり、またコンパクト全体を新たに購入したりして、使い難さや化粧料の無駄が生じていた。
このような問題に関連して、たとえば特許文献1には、容器枠の左右または前後の対向する周壁内面に横方向の案内溝を設け、この案内溝に係合案内される摺動子を有する仕切板を容器内に摺動自在に設けて、この仕切板を移動させて中皿の交換を可能としたコンパクト容器についての記載がある。使用中の中皿の他にも交換用として化粧料を収納した中皿をリフィル容器として用意しておけば、便利にかつ経済的に使用することができる。また最初から複数のリフィル容器を用意しておき使用者が必要に応じて交換して使用することもできる。
実公昭62−11531号公報
しかしながら上記特許文献1記載のコンパクト容器では、中皿状のリフィル容器の固定と仕切板の移動という機能を、仕切板の移動に係る摺動抵抗により併せて発揮せしめる必要があり、確実にリフィル容器を固定しようとすると移動がスムーズにできない、逆に仕切板を移動し易くするとリフィル容器の固定が確実でないという問題がある。
また、リフィル容器としてはその形状の精度、剛性、あるいは製造コストの点からプレス成形されたアルミ製等の金属製のものが使用されるが、仕切板の移動がスムーズでないと、リフィル容器の脱着に際して思わず指先に力が入り、リフィル容器のエッジ部で指先を切創してしまう恐れがあり、この点からもリフィル容器の固定と、脱着の両機能が確実にかつスムーズに発揮される機構の創出が要請されていた。
本発明は上記要請に応えるものであり、リフィル容器の固定と脱着の両機能が確実にかつスムーズに発揮される機構の創出を課題とし、もって便利にかつ経済的に使用できると共に、リフィル容器のエッジ部による切創を効果的に防止できる安全性の高い化粧料用コンパクト容器の提供を目的とする。
上記技術的課題を解決するための本発明の手段のうち、第1の発明の手段は、
蓋体を容器の本体に開閉自在に設け、本体の四角形の周壁内空間を仕切る仕切板の横方向へのスライドにより脱固定可能に本体内に固定保持されるプレス成形した金属製中皿状のリフィル容器を収納する化粧品用コンパクト容器であること、
本体の左右または前後に対向位置する一対の周壁の内面にそれぞれ横方向にガイド溝を形成すると共に、このガイド溝の底面に突片を形成すること、
仕切板の両端部を基端として、係止突片を突設した先端部を仕切板の端面から突出させて、一対の係止弾片を延出設すること、
両端面を一対の周壁内面に横方向へのスライド可能に摺接させて仕切板を本体内に設置し、リフィル容器を固定保持した状態で、係止弾片がガイド溝に横方向に係合案内されて係止突片が係止弾片の弾性変形による脱係止可能に突片に乗り越え係止する構成とすること、
にある。
本体の対向する一対の周壁の内面に形成されたガイド溝に形成した突片への、仕切板両端部から延出設した係止弾片の先端部に突設した係止突片の乗り越え係止により、仕切板は脱固定方向(以下、仕切板がリフィル容器を押付け固定する方向を固定方向、逆方向を脱固定方向と記す。)にずれることなくプレス成形した金属製中皿状リフィル容器を確実に本体内に固定することができる。
リフィル容器を交換する際には、仕切板を指先で脱固定方向に移動させるが、係止弾片が弾性変形するのである程度の力を加えることにより、係止突片を容易に突片から脱係止させることができる。
また、両端面を対向する一対の周壁内面に横方向へのスライド可能に緩やかに摺接させて仕切板を本体に設置し、さらに係止弾片がガイド溝に係合案内された状態で脱固定方向に移動するので、この移動をスムーズに実施することができる。なお本発明において横方向とは本体の周壁の周方向に沿った方向、あるいはリフィル容器の側壁の周方向に沿った方向を示す。
ここで、第1の発明の構成では仕切板の両端面と周壁内面との摺動抵抗によりリフィル容器を固定する必要はないので、仕切板のずれ、あるいはがたつきがない程度に仕切板の両端面を周壁内面に対向位置させれば十分であり、仕切板の両端面と周壁内面との摺動抵抗は略0に近い状態とすることも可能である。
そして、仕切板を脱固定方向に十分移動させて容器全体を裏返して、リフィル容器を落下させて取り外すことができ、仕切板をスムーズに移動できることと相俟って、リフィル容器の脱着に際して指先に力を入れる必要もなく、さらには指先をプレス成形した金属製中皿状リフィル容器のエッジ部に触れさせる要もないので、エッジによる切創の発生を効果的に防止することができる。
第2の発明の手段は、第1の発明において、一対の周壁の上端から内鍔状に、仕切板の端部上端面に係合する押え板片を付設すること、にある。
第2の発明の上記構成により、仕切板の端部の動きが本体の周壁、底壁、そしてこの押え板片により規制され、上下方向のがたつきも確実に抑制された状態で仕切板のスライド状の移動をより安定して確実に達成することができる。
第3の発明の手段は、第1または2の発明において、
リフィル容器を、円弧状に角取りされ、側壁外周面に横方向に係止溝を形成した4つの角部を有する四角形状とすること、
本体の周壁の、リフィル容器が保持される2つのコーナー部の形状を角部に合せた形状にすると共に、この2つのコーナー部に係止条を横方向に突設すること、
仕切板の固定方向側の側面の形状を、リフィル容器の側壁に沿った形状とし、角部に接する両端部に係止条を突設すること、
本体および仕切板の計4つの係止条をそれぞれリフィル容器の係止溝に係合させてリフィル容器を本体内に固定保持する構成とすること、
にある。
第3の発明の上記構成により、角取りした四角形状の側面の全周に本体の周壁内面および仕切板の側面がぴったりと接し、4つの係止溝に係止条が係止した状態で上下方向へのがたつきもなく、リフィル容器がしっかりと本体内に固定保持される。
第4の発明の手段は、第1、2または3の発明において、ガイド溝の底面にさらに係止突片が係合案内される凹溝を形成すると共に、この凹溝の底面に突片を突設し、また凹溝の段部への係止突片の当接により仕切板の脱固定方向への移動限を形成する構成とすること、にある。
仕切板を大きく移動させると、それだけ仕切板が周壁方向に対して斜めに傾き易くなるが、第4の発明の上記構成により、仕切板の脱固定方向への移動距離をリフィル容器を脱着するのに必要最低限な範囲として、摺動の障害となる上記仕切板の傾きを最小限に抑えることができる。
第5の発明の手段は、第1、2、3または4の発明において、
仕切板の断面形状を、両端部において端面に向けて拡幅する門形形状とすること、
この仕切板の脱固定方向側の側板の内面を基端として端面から突出して延出設される延出片を介して、端面に沿って横方向に、固定方向に向けて、仕切板内部への弾性変形可能に係止弾片を配設すること、
にある。
第5の発明の上記構成は、係止弾片を延出設する具体的な構成の一例である。この構成により係止弾片を端面に沿って横方向、固定方向に向けて配設することにより、この係止弾片が、全長さ範囲に亘ってガイド溝に横方向に係合案内され、本体の周壁内面に横方向に形成されたガイド溝に傾くことなく平行に移動するので、仕切板の固定方向、脱固定方向へのスライド状の移動をよりスムーズに達成することができる。また係止突片の突片への乗り越え係止、およびその脱係止動作を安定して達成することができる。
第6の発明の手段は第1、2、3、4または5の発明において、仕切板の上端から脱固定方向に鍔状に引掛け片を付設すること、にある。
第6の発明の上記構成により、この引っ掛け片に指先を引っ掛けて、仕切板の脱固定方向側への移動を容易に実施することができ、指先のリフィル容器のエッジへの接触をより確実に防止することができる。
第1の発明にあっては、係止突片の突片への乗り越え係止により仕切板がリフィル容器を確実に本体内に固定すると共に、係止弾片の弾性変形により係止突片を容易に突片から脱係止させてリフィル容器の固定状態を容易に解消でき、さらに仕切板の両端面と周壁内面との摺動抵抗を略0に近い状態とすることもでき、リフィル容器の固定と脱着の両機能を確実にかつスムーズに発揮せしめることができる。
また容器全体を裏返してリフィル容器を落下させて取り外すことができ、仕切板をスムーズに移動できることと相俟って、リフィル容器の脱着に際して指先に力を入れる必要もなく、さらには指先をプレス成形した金属製中皿状リフィル容器のエッジ部に触れさせる要もないので、エッジによる切創の発生を効果的に防止することができる。
第2の発明にあっては、仕切板の端部の動きが本体の周壁、底壁、そして押え板により規制され、上下方向のがたつきも確実に抑制され、仕切板の移動をよりスムーズに安定して確実に達成することができる。
第3の発明にあっては、角取りした四角形状の側面の全周に本体の周壁内面および仕切板の側面がぴったりと接し、係止溝に係止条が係止した状態で上下方向へのがたつきもなく、リフィル容器をしっかりと本体内に固定保持することができる。
第4の発明にあっては、仕切板の脱固定方向への移動距離をリフィル容器を脱着するのに必要最低限な範囲とし、摺動の障害となる仕切板の傾きを最小限に抑えることができる。
第5の発明にあっては、係止弾片が本体の周壁内面に横方向に形成されたガイド溝に傾くことなく平行に移動するので、仕切板のスライド状の移動をよりスムーズに達成することができる。また係止突片の突片に係る係止、脱係止動作を安定して達成することができる。
第6の発明にあっては、引っ掛け片に指先を引っ掛けて、仕切板を脱固定方向側へ容易に移動させることができ、指先のリフィル容器のエッジへの接触をより確実に防止することができる。
以下本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
図1〜図7は本発明の化粧料用コンパクト容器の一実施例を示すものである。図1に示されるように本コンパクト容器1は主として本体2、内側に鏡4が貼り付けられ蓋体3、リフィル容器21、および仕切板31の4つの部材より構成される。なお本発明は本実施例により限定されるものではない。
蓋体3と本体2は合成樹脂製で、ヒンジ部5により開閉自在に連結され、本体2の開閉端側に設けられたロック片17に、蓋体3に形成され係合爪18が乗り越え係止して蓋体3を閉じた状態に保持できる。なお本実施例では本体の開閉端側に別部材としてフック体19を回動可能に取り付け、このフック体19を押して回動させて上記係止状態を脱係止させることができる(図6参照)。
リフィル容器21は、プレス成形されたアルミニウム製で、ファンデーション用等の化粧品が充填されたものであり、コンパクト容器に交換可能に複数個付属させて販売される場合もあり、詰め替え用として単独販売される場合もある。平面形状は角部23を円弧状に角取りした四角形状であり、角部23の側壁22には係止溝24が形成されている。
本体2は周壁8により、コーナー部を上記リフィル容器21の角部23の形状に合せた円弧状とした長方形状の収納空間が形成されており、リフィル容器21が固定される2つのコーナー部にはリフィル容器21の係止溝24に係合する係止条10が突設されている。収納空間は仕切板31によりリフィル容器21が収納される第1収納室11と、パフ等の別部材が収納される第2収納室12に区分けされる。
本体2の相対向する前後の周壁8内面の略中央部には横方向にガイド溝13が形成されており、さらにこのガイド溝13の底面には横方向に凹溝14が形成され、この凹溝14の底面に突片15が形成されている。またガイド溝13が形成されている位置近傍において周壁8の上端から内鍔状に、後述する仕切板31の端部上端面に係合する押え板片16が付設されている(図4、図5参照)。
仕切板31は左右対称の形状であり、その基本部分は門形の縦断面形状を有しているが、端部においてはリフィル容器21の円弧状の角部23に合せて拡幅した形状としている。また側壁38の固定方向F側の側壁38の端部近傍にはリフィル容器21の係止溝24に係止する係止条35が突設されている。また上端から脱固定方向Rに鍔状に引掛け片34を付設されている。また上面端部には本体2の押え板片16が係合するスライド段部36が形成されている。(図2参照)
なお、本実施例では引掛け片34を仕切板31の全長さ範囲に亘り付設しているが、たとえば、両端部が揃って移動するように中央部にのみ付設することもできる。
また脱固定方向R側の側板38内面の端面37近傍位置を基端として、端面37から突出させて延出片32aが延出設され、この延出片32aを介して端面37に沿って横方向に、固定方向Fに向けて、係止弾片32が突設されている。ここでこの係止弾片32の横方向の長さをその先端が固定方向F側の側板38に届かない範囲として、係止弾片32が仕切板31の門形の断面の内部へ弾性変形できるようにしている。また先端部には、本体2の凹溝14に突設された突片15に乗り越え係止する係止突片33が突設されている。
図3は本体2に仕切板31を組み付けて、さらに第1収納室にリフィル容器21を収納した状態を示す平面図であるが、この仕切板31の機能を分かり易くするために、仕切板31の下半分はリフィル容器21を固定保持した状態、上半分は脱固定方向Rにスライド状に移動してリフィル容器21を取り外し可能な位置にした状態を示す。仕切板31を上半分の位置にすれば係止溝24への仕切板31の係止条35の係止が解消し、さらには本体2の係止条10の係止が解消可能となり、この状態で容器全体を裏返えしてリフィル容器21を落下させて取り外すことができる。
図5は本体2に仕切板31を組み付けてリフィル容器21を固定保持した状態での詳細を示すものであり、図6は図5中のA−A線に沿った縦断面図である。
図5および図6から判るように、仕切板31を本体2に組みつけた状態で押え板片16が仕切板31のスライド段部36に係止するようにしており、仕切板31の端部の動きを本体2の周壁8、底壁20、そしてこの押え板片16により規制して、上下方向のがたつきを確実に抑制した状態で、仕切板31のスライド状の移動が安定して確実に達成されるようにしている。
また、係止弾片32は周壁8の内面に横方向に形成されたガイド溝13に平行に、そしてその大部分をこのガイド溝13に係合した状態で位置しており、仕切板31のスライド状の移動に応じてこのガイド溝13に係合案内されて傾斜することなく安定した姿勢で移動する。
また、凹溝14内では係止突片33が突片15に乗り越え係止した状態であり、この係止によりリフィル容器21の第1収納室への固定を確実に維持できる。
図7は、仕切板31をスライド状に脱固定方向Rに移動させた状態での詳細を図5と同様に示すものである。指先を引掛け片34に引っ掛けて脱固定方向Rに移動させるが、この際係止弾片32が弾性変形するので係止突片33の突片15からの脱係止を容易に達成することができる。
また、係止突片33と凹溝14の脱固定方向R側の段部14aにより、仕切板31の脱固定方向Rへの移動の限界を設定することができる。この脱固定方向Rへの移動の限界は、仕切板31の移動のスムーズさ、リフィル容器21の落下のし易さ、そして第2収納室12に収納されている部材、その大きさ等を顧慮して適宜設定することができる。
なお本実施例では全体が横長となった横型のコンパクト容器を示したが、本発明はこれに特定されるものではなく、縦長となった縦型のコンパクト容器に適用できるのは云うまでもない。
本発明の容器は、リフィル容器の固定と脱着の両機能を確実にかつスムーズに発揮せしめることができるものであり、便利にかつ経済的に使用できると共にリフィル容器のエッジ部による切創を効果的に防止する安全性の高いものであり、リフィル容器を利用した化粧料コンパクト容器としてさらなる利用の拡大が期待される。
本発明のコンパクト容器の一実施例をリフィル容器を外した状態で示した斜視図である。 図1のコンパクト容器の仕切板を示した斜視図である。 図1のコンパクト容器を蓋体を外した状態で示した平面図である。 図1のコンパクト容器のガイド溝近傍を要部拡大して示す斜視図である。 図3においてリフィル容器の固定状態を示す要部拡大平面図である。 図5のA−A線に沿って示す要部拡大縦断面図である。 図3においてリフィル容器の脱固定状態を示す要部拡大平面図である。
1 ;コンパクト容器
2 ;本体
3 ;蓋体
4 ;鏡
5 ;ヒンジ部
8 ;周壁
10;係止条
11;第1収納室
12;第2収納室
13;ガイド溝
14;凹溝
14a;段部
15;突片
16;押え板片
17;ロック片
18;係合爪
19;フック体
20;底壁
21;リフィル容器
22;側壁
23;角部
24;係止溝
31;仕切板
32;係止弾片
32a;延出片
33;係止突片
34;引掛け片
35;係止条
36;スライド段部
37;端面
38;側板
F ;固定方向
R ;脱固定方向

Claims (6)

  1. 蓋体(3)を容器の本体(2)に開閉自在に設け、該本体(2)の四角形の周壁(8)内空間を仕切る仕切板(31)の横方向へのスライドにより脱固定可能に本体(2)内に固定保持されるプレス成形した金属製中皿状のリフィル容器(21)を収納する化粧品用コンパクト容器において、
    本体(2)の左右または前後に対向位置する一対の周壁(8)の内面位置にそれぞれ横方向にガイド溝(13)を形成すると共に、該ガイド溝(13)の底面に横方向に凹溝(14)を形成し、該凹溝(14)の底面に突片(15)を形成し、
    仕切板(31)の両端部を基端として、先端部を前記仕切板(31)の端面(37)から突出させて一対の係止弾片(32)を延出設し、
    前記両端面(37)を前記一対の周壁(8)の内面に横方向へのスライド可能に摺接させて前記仕切板(31)を本体(2)内に設置し、前記リフィル容器(21)を固定保持した状態で、前記係止弾片(32)がガイド溝(13)に横方向に係合案内され、該係止弾片(32)の前記先端部に突設され前記凹溝(14)に係合案内される係止突片(33)が係止弾片(32)の弾性変形による脱係止可能に、前記突片(15)に乗り越え係止する構成とした化粧品用コンパクト容器。
  2. 一対の周壁(8)の上端から内鍔状に、仕切板(31)の端部上端面に係合する押え板片(16)を付設した請求項1記載の化粧品用コンパクト容器。
  3. リフィル容器(21)を、円弧状に角取りされ、側壁(22)外周面に横方向に係止溝(24)を形成した4つの角部(23)を有する四角形状とし、本体(2)の周壁(8)の、前記リフィル容器(21)が保持される2つのコーナー部の形状を前記角部(23)に合せた形状にすると共に、該2つのコーナー部に係止条(10)を横方向に突設し、仕切板(31)の固定方向(F)側の側面の形状を、前記リフィル容器(21)の側壁(22)に沿った形状とし、前記角部(23)に接する両端部に係止条(35)を突設し、前記本体(2)および仕切板(31)の計4つの係止条(10、10、35、35)がそれぞれリフィル容器(21)の係止溝(24)に係合し、リフィル容器(21)を本体(2)内に固定保持する構成とした請求項1または2記載の化粧品用コンパクト容器。
  4. 溝(14)の段部(14a)への前記係止突片(33)の当接により仕切板(31)の脱固定方向(R)への移動限を形成する構成とした請求項1、2または3記載の化粧品用コンパクト容器。
  5. 仕切板(31)の断面形状を、該仕切板(31)両端部において端面(37)に向けて拡幅する門形形状とし、該仕切板(31)の脱固定方向(R)側の側板(38)の内面を基端として端面(37)から突出して延出設される延出片(32a)を介して、端面(37)に沿って横方向に固定方向(F)に向けて、仕切板(31)内部への弾性変形可能に係止弾片(32)を配設した請求項1、2、3または4記載の化粧品用コンパクト容器。
  6. 仕切板(31)の上端から脱固定方向(R)に鍔状に引掛け片(34)を付設した請求項1、2、3、4または5記載の化粧品用コンパクト容器。
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