JP6643844B2 - 収納容器 - Google Patents

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Description

本発明はウエットティシュなどを収納する容器であって、指先で押すなどの簡易な操作で取り出し口を覆う蓋が開いて取り出し口から収納しているシートなどを取り出すことができ、また、再度同じ操作を行なうことで蓋を閉じることができる収納容器に関するものである。
従来、卓上用として使用するウエットティシュの容器などの収納容器においては、容器本体の天面に取り出し口を有してこの取り出し口を容器本体にヒンジを介して連接された蓋体で開閉可能に覆う構造としたものが流通していて、取り出し口を覆っている蓋体を開ける操作が簡単となるようにした工夫も多く提案されている。
例えば特許文献1に示された技術では、蓋体の下面に環状壁とした係止リングを一体にするとともに、蓋体を倒し込んだときに対応する容器本体の天面に取り出し口を囲むようにして同様に環状壁とした係止リングを一体に設けている。そして、蓋体側の係止リングの内周に配した凸部が容器本体側の係止リングの外周に配した凹溝に嵌るようにして蓋体で取り出し口を覆うことで取り出し口の閉鎖を行なうものとしている。
さらに上記技術では、蓋体が取り出し口を覆っている状態での容器本体の天面において、蓋体の近傍となる部分にしてその天面を下方に押す押圧指定部をエンボスにて形成していて、前記押圧指定部を押すことで容器本体の天面が凹むように変形して容器本体側の係止リングを楕円形状にし、これによって凸部と凹溝との係止関係が解ける。蓋体には開き方向に付勢力が付与されており、係止関係が無くなることで蓋体が開くようになっているものであった。
特許第2991277号公報
特許文献1に示された収納容器では、上述したように蓋体を開けるに際して容器本体の天面の蓋体以外の一部分を押し下げるようにすることで容器本体の天面を凹み変形させ、さらに取り出し口の周りの係止リングもそれに合わせて楕円形状に変形させて、蓋体の係止リングの凸部と容器本体の前記係止リングの凹溝との係止が解かれるようにしたものである。このように蓋体を開く際に容器本体の天面の一部を押し下げるようにしていて、片手で操作できるので使い易くなっている。
しかしながら、特許文献1に示された収納容器では容器上面の中心から離れた容器の端の方を押すこととなるため、容器自体が不用意に傾いたり倒れたりして、押す指先で収納容器が置かれていたテーブル面を突いてしまう危惧がある。また、容器本体の天面を凹ませるまでの押し下げ力を指先に込めるようにするので指先を痛める可能性がある。さらに、係止リングを特定の形状に変形させるために、容器本体の天面で押し込む操作をする箇所が限定されてしまうという不具合があった。
そこで本発明は上記事情に鑑み、容器本体の天面の一部を押してその容器本体の天面を凹み変形させなくとも、指先で押すなどの簡単な操作で蓋体による取り出し口の閉じと開きとが行なえるようにすることを課題とし、蓋体の開閉操作が容易な卓上用の収納容器を提供することを目的とする。
(請求項1の発明)
本発明は上記課題を考慮してなされたもので、天面に取り出し口が開口されている容器本体と、
前記容器本体に取り付けられて前記取り出し口を開閉可能に覆い、この取り出し口を覆う取出し口覆い位置から開閉方向に移動可能にして支持されている蓋体と、
前記容器本体に対して蓋体を取り付ける部分に設けられていて、前記取り出し口覆い位置にある蓋体を開き方向に付勢する付勢手段と、
前記容器本体に設けられた容器本体側係止部とこの容器本体側係止部に相対するようにして蓋体に設けられた蓋体側係止部とからなり、前記蓋体側係止部と前記容器本体側係止部との係脱可能な係止によって、蓋体を前記取り出し口覆い位置に付勢手段の付勢力に抗して保持する装置であって、取り出し口覆い位置の蓋体を前記開き方向とは反対の閉じ方向に向けて前記付勢手段の付勢力に抗して移動させる押し込み操作毎に、容器本体側係止部に対して蓋体側係止部が係止する係止状態と容器本体側係止部に対して蓋体側係止部が非係止となる係止解除状態とが切り換わるロック装置と
を備えていて、
前記蓋体側係止部と前記容器本体側係止部とのそれぞれは、蓋体の押し込み操作方向である閉じ方向に蓋体を移動させたときに互いに摺接して蓋体側係止部を容器本体側係止部に向けて案内する案内壁を有し、両案内壁の摺接により、閉じ方向に移動した蓋体の蓋体側係止部と前記容器本体側係止部とが相対することを特徴とする収納容器を提供して、上記課題を解消するものである。
(請求項の発明)
また、本発明によれば、上記ロック装置の蓋体側係止部と容器本体側係止部との内の一方の係止部は、先端を係止端として可撓性を有する棒状体を備え、他方の係止部は、前記一方の係止部の棒状体の係止端が係脱可能に係止する係止凹所を有するカムを備えているとともに、この他方の係止部におけるカム周りに、前記係止端を前記係止凹所に向けて案内して係止させる係止案内部と、前記係止凹所に係止しているときの係止端を係止凹所から外れる方向に案内してこの係止凹所に対して非係止にする解除案内部とを備えていて、
相対する蓋体側係止部と容器本体側係止部とが上記係止解除状態であるときの蓋体の押し込み操作で、係止端が前記係止案内部に案内されてカムの係止凹所に係止し、相対する蓋体側係止部と容器本体側係止部とが上記係止状態であるときの蓋体の押し込み操作で、係止端が前記解除案内部に案内されて係止凹所から外れることにより、ロック装置の係止状態と係止解除状態とが切り換えられる構成としたものであることが良好である。
(請求項の発明)
また、本発明によれば、蓋体を閉じ方向に移動させて蓋体側係止部と容器本体側係止部とが上記係止解除状態で相対したときの案内壁の上記摺接により、上記係止端が上記係止案内部に対応位置するように設けられているものであることが良好である。
(請求項の発明)
また、本発明によれば、上記一方の係止部は、上記棒状体を支持する湾曲した弾性変形可能な支持体を有していて、棒状体の係止端が上記係止案内部に案内されて移動するときと上記解除案内部に案内されて移動するときに前記支持体が弾性変形して、蓋体の押し込み操作の方向に対して交差する方向に棒状体が移動可能に設けられているものであることが良好である。
(請求項の発明)
また、本発明によれば、上記蓋体の上面全面が、上記取り出し口覆い位置から閉じ方向に沿った方向に蓋体を押し込みすることができる押し込み操作面であることが良好である。
(請求項の発明)
また、本発明によれば、上記蓋体は、該蓋体の変形を抑止する変形抑止手段を有することが良好である。
(請求項の発明)
また、本発明によれば、上記容器本体の取り出し口の周辺には、取り出し口を囲むようにして配置されて、上記取り出し口覆い位置にある蓋体に当接してこの蓋体と取り出し口との間を閉じて蓋体の押し込み操作での閉じ方向の移動に応じて変形可能とされている軟質の周壁が設けられているものであることが良好である。
(請求項の発明)
また、本発明によれば、上記蓋体は箱状とされた容器本体にヒンジを介して回動可能に取り付けられていて、蓋体の回動により上記取り出し口が開閉されることが良好である。
(請求項の発明)
また、本発明によれば、上記容器本体は、天面に上記取り出し口を配した袋体と前記取り出し口を囲むようにして袋体に取り付けられたスライドガイド板とからなり、上記蓋体は、容器本体の天面に沿った方向にして前記スライドガイド板にスライド可能に取り付けられていて、蓋体のスライドガイド板に支持された容器本体の天面に沿った方向でのスライドにより取り出し口が開閉されることが良好である。
(請求項1の発明の効果)
請求項1の発明により、収納容器は、取り出し口覆い位置の蓋体に対する押し込み操作をする毎に、容器本体側係止部と蓋体側係止部とが係止する係止状態と、両係止部の係止関係が解けて非係止となる係止解除状態とが切り換わるロック装置を備えているので、容器本体の取り出し口側に向けて移動させ、取り出し口覆い位置にした蓋体を一連の操作の流れの一部分としてその移動させる方向に沿って押し込むという簡単な操作を行なうことで、蓋体側係止部と容器本体側係止部との係止及びその係止の解きが行なえる。
また、取り出し口覆い位置にある蓋体を取り出し口の閉じ方向(押し込み操作の操作方向)に押し込むという簡単な操作を行なうことで、蓋体側係止部と容器本体側係止部との係止が解かれて蓋体が自動的に開くようになる。そして蓋体を閉じるための操作と開くための操作とが同一の簡単な行為であることから、収納容器の蓋体の開け閉めが頗る簡単になるという優れた効果を奏するものである。
さらに、蓋体側係止部と容器本体側係止部との両案内壁が摺接して、蓋体を閉じ方向に移動したときの蓋体側係止部と容器本体側係止部とが相対するようにしているので、蓋体側係止部と容器本体側係止部が適正に係止するようになる。
(請求項の発明の効果)
請求項の発明により、ロック装置が、係止解除状態であるときの蓋体の押し込み操作で、一方の係止部の棒状体における係止端が他方の係止部の係止案内部にて係止凹所に案内されて係止し、係止状態であるときの押し込み操作で、前記係止端が他方の係止部の解除案内部に案内されて係止凹所から外れて非係止となることにより、蓋体の押し込み操作毎に容器本体側係止部と蓋体側係止部との係止状態と係止解除状態とが切り換えられるものとしている。
これにより、容器本体の取り出し口側に向けて移動させて取り出し口覆い位置にした蓋体を押し込むという簡単な操作を行なうことで、蓋体側係止部と容器本体側係止部との係止が図られるようになる。また、蓋体側係止部と容器本体側係止部とが係止していて取り出し口覆い位置にある蓋体を押し下げるという簡単な操作を行なうことで、蓋体側係止部と容器本体側係止部との係止が解かれて蓋体が自動的に開くようになり、閉じの操作と開きの操作とが同一の簡単な行為で蓋体の開け閉めが頗る簡単になる。そして、ロック装置自体はハート状カム形式による係止状態と係止解除状態との切り換えを行なうものであって構成が簡単であり、容器の製造コストを引き上げることがないという効果もある。
(請求項の発明の効果)
請求項の発明により、蓋体側係止部と容器本体側係止部との両案内壁が摺接して、蓋体を閉じ方向に移動したとき一方の係止部の棒状体における係止端が、他方の係止部の上記係止案内部に対応位置するようにしているので、一方の係止部における前記係止端が、他方の係止部の係止凹所へと適正にして簡単に案内される。
(請求項の発明の効果)
請求項の発明により、支持体が弾性変形して棒状体が移動可能に設けられているので、ハート状カム形式での係止と係止解除が行なわれる棒状体を長くしなくとも、棒状体先端の係止端の移動を確保し易いものとなる。
即ち、棒状体先端の前記係止端を移動させるために棒状体を可撓させることとなるが、係止端の移動の距離を確保しようとすると棒状体の長さが長くなる。そうするとこの棒状体を備える係止部は形状が大きくなる。しかし、この棒状体を弾性変形可能な支持体で支持しているので、棒状体を長くしなくとも上述のように係止端が横方向(押し込み方向に交差する方向)に移動させ易くなるものである。
(請求項の発明の効果)
請求項の発明により、蓋体の上面全面が押し込み操作面であるので、指先などを当てて押し込む場所が限定されず、その蓋体の閉じの操作、及び開きの操作が頗る簡単になる。
(請求項の発明の効果)
請求項の発明により、蓋体が変形抑止手段を有するので、開き方向に付勢される蓋体をその付勢力に抗しながら押し込む操作しても蓋体側係止部と容器本体側係止部とが適正に相対するようになり、蓋体の閉じの操作、及び開きの操作がより一層確実なものになる。
(請求項の発明の効果)
請求項の発明により、取り出し口閉じ位置にある蓋体と取り出し口との間が確実に閉められるようになる。よって、収納物がウエットティシュなどであってもその乾燥を防止する上で効果がある。
(請求項の発明の効果)
請求項の発明により、収納物の収容量の多い箱タイプの収納容器に対して蓋体の開け閉めを簡単なものとすることができるという効果がある。
(請求項の発明の効果)
請求項の発明により、袋体にスライドガイド板を取り付けた簡易な構造で携帯も可能な収納容器に対し、蓋体の開け閉めを簡単なものとすることができるという効果がある。
本発明に係る一例での蓋体開き状態を斜視で示す説明図である。 一例を上方から見た状態で示す説明図である。 蓋体が取り出し口覆い位置にある状態をロック装置位置での断面で示す説明図である。 同じく蓋体が取り出し口覆い位置にある状態を容器長手に沿った断面で示す説明図である。 蓋体の押し下げをロック装置位置での断面で示す説明図である。 同じく蓋体の押し下げを容器長手に沿った断面で示す説明図である。 取付段差部での容器本体側係止部を示す説明図である。 容器本体側係止部を示す説明図である。 蓋体側係止部を示す説明図である。 ロック装置における係止端が係止案内路に対応する状態を示す説明図である。 押し下げ操作により係止端が係止案内路を移動する状態を示す説明図である。 係止端がカムの係止凹所に係止した状態を示す説明図である。 ロック装置における係止解除を示すもので、(ア)は係止端が解除案内路に対応する状態を示す説明図、(イ)はカム面板における段差を示す説明図である。 他の実施の例における蓋体が取り出し口覆い位置にあるときを上方から見た状態で示す説明図である。 他の実施の例における蓋体が取り出し口覆い位置にあるときを側方から見た状態で示す説明図である。 他の実施の例における蓋体が開き方向に移動したときを上方から見た状態で示す説明図である。 他の実施の例における蓋体が開き方向に移動したときを側方から見た状態で示す説明図である。 蓋体と容器本体のスライドガイド板とを分離した状態で示す説明図である。 係止状態から蓋体が開き方向に移動する押し込み操作手順を概略的に示す説明図である。
(実施の例 箱タイプ)
つぎに本発明を図1から図19に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。図中1は収納物を容器内に収納してその収納物を天面側から取り出すようにした収納容器である。この収納容器1は、底部開口から収納物A、例えば図3、図4に示されているようにウエットティシュなどの収納物を小袋に収めた形態で底入れして、その底部開口に底板2を取り付けて塞ぎ、天面3には前記収納物を取り出すことができる取り出し口4が開口されている容器本体5と、前記取り出し口4の部分を含めて容器本体5の中央領域となる部分を段落としてなる取付段差部6に位置して、容器本体5にピンタイプのヒンジ7を介して回動可能に連接されて前記取り出し口4を開閉可能に覆うように支持された蓋体8とを箱状の外殻として備えている。(図1参照)
(付勢手段)
また、収納容器1は、容器本体5と蓋体8との連接部分に、一端が容器本体5に取り付けられ、他端が蓋体の基端側中央に取り付けられた板ばね材からなる付勢手段9を配置して備えていて、この付勢手段9が蓋体を開き方向に付勢している。蓋体8は、この付勢手段9の付勢力に抗して取り出し口4を覆う方向に回動して、容器本体5の天面3と面一になる取り出し口覆い位置10へ配置でき、さらには同じく付勢力に抗しながらその取り出し口覆い位置10から下方へもヒンジ7の部分を中心にして押し込み(押し下げ)できるようにしている。(図3〜図6参照)
勿論、容器本体5と蓋体8との間で、取り出し口4を覆う状態が継続する係止の関係が形成されていない場合であれば、取り出し口覆い位置10で蓋体8を支えている手や、さらにその下方の位置へ押し込みして支えている手を蓋体8から離して蓋体8に加わる押し込みの力を無くせば、付勢手段9によって蓋体8が開き方向に回動する。
(ロック装置)
そして実施の形態の収納容器1にあってはロック装置11を備えている。このロック装置11は、取り出し口4を閉じるために蓋体8を取り出し口4に向けて回動させ、上記取り出し口覆い位置10から下方に押し込んでから手を離すことで、蓋体8が容器本体5側に係合して取り出し口覆い位置10にとどまるようにし、また、容器本体5側に係合して取り出し口覆い位置10にとどまっている蓋体8をその取り出し口覆い位置10から下方に手などで押し込んでからその手などを離すことで、蓋体8を閉じる状態を維持するための容器本体5との係止関係が解けて蓋体8が開くようにする装置である。
本収納容器1のロック装置11は、蓋体8と容器本体5との上記連接部分とは反対側の部分(蓋体8の自由端側中央と取付段差部の対応箇所)で構成されており、このロック装置11の働きにより、取り出し口覆い位置10で押し込み操作を行なう毎に、蓋体8による閉状態を維持するための容器本体5との係止関係の形成と、その係止関係を解く開放とが交互に切り換わるように設けられている。この点については後述する。
(蓋体の押し込み操作面)
上述したように、本実施の一例での収納容器1では、ロック装置11の働きにより蓋体8と容器本体5との上記係止関係を形成するようにする場合、また、蓋体8と容器本体5との上記係止関係が解かれるようにする場合は、いずれも蓋体8の上面を下方に押し込む操作を行なえばよい。そして、図2で示すように蓋体8の上面全面が押し込み操作面12として形成されているとともに、取り出し口覆い位置10にあるときの蓋体8と上記取付段差部上面との間に空間13が形成されていて、前記押し込み操作面12のいずれの場所を押すようにしても取り出し口覆い位置10にあるこの蓋体8がヒンジ7部分を中心に回動する形で下方に押し込み可能に設けられている。(図5参照)
蓋体8の上面全面を押し込み操作面12として形成しているので、押し込むときに指先などを当てる箇所を特に注意することなく押し込み操作が行なえる。よって、蓋体8の押し込み操作、即ち、この蓋体8の開閉に係る操作が頗る簡易なものとなり、手、指先、こぶし、ひじなどで開閉の操作が行なえるので便利である。
(蓋体の変形抑止手段)
図1に示されているように蓋体8の裏面には、直線状にして複数本の補強リブからなる変形抑止手段14が一体に設けられており、蓋体8の剛性を高める上で有効な方向にして複数本の補強リブを配置し、これによって蓋体8の剛性を高めて容器本体5側への上記係止関係の形成とその解除との操作がより一層適正に行なうことができる。なお、変形抑止手段14は例示した直線状の補強リブを蓋体8の裏面に一体に設けることに限定されるものではなく、蓋体8の上面形状を上方に凸となる膨出形状としたり、畝形状などにしてこれを変形抑止手段とすることが可能であり、補強に有利な既知の形状にて変形抑止手段を構成することができる。
(封止手段)
容器本体5の取り出し口4の周りには、この取り出し口4を囲むようにして環状の周壁15が取り付けられていて、この周壁15は軟質素材から成形されて柔軟性を有している。図示されているように周壁15は天面3の取付段差部6において取り出し口4を囲むように一体に形成された凸条に下縁部を嵌め付け固定して設けられており、上縁部が取り出し口覆い位置10にある蓋体8に当接していて、蓋体8が下方に押し込まれたときには当接の状態を保ちながらその押し込みに応じて変形可能としている。(図5、図6)
このように周壁15が取り出し口4を囲むようにして取り付けられていて、取り出し口4を覆う蓋体8の裏面に当接することから、周壁15が蓋体8と取り出し口4との間の空間を閉める封止手段となり、蓋体8を閉じた状態での容器内の乾燥や取り出し口4から容器内への異物の侵入を防ぐようにしている。なお、封止手段である上記周壁15が蓋体8の下面により適切に当接させるための環状の受けリブ16が、図1に示すように蓋体の裏面に一体にして設けられている。
(ロック装置の構成)
上記ロック装置11は、容器本体5に設けられた容器本体側係止部17と、蓋体8を取り出し口覆い位置10に配したときに前記容器本体側係止部17に相対するようにして蓋体8に設けられた蓋体側係止部18とからなるものである。上述したように本実施の形態ではこのロック装置11が蓋体8の基端中央とは反対側となる部分に形成されるようにしていて、蓋体側係止部18は、蓋体8の自由端側の中央から蓋体押し込みの方向に向けて延設された略板形状に設けられている。そして、取付段差部6において蓋体8を取り出し口覆い位置10に配した時の前記蓋体側係止部18と対応する位置であって蓋体側係止部18が入り込むボックス状空間19があり、そのボックス状空間19内に、容器本体側係止部17が組み入れられるようにして形成されている。(図1、図7参照)
(容器本体側係止部)
容器本体側係止部17は、それぞれが蓋体8の押し込み方向(蓋体の閉じ方向)に沿った方向である容器高さ方向に立つ立板状にして、押し込み方向に直交する方向で対面するようにして相対する一対の案内壁20と、前記案内壁20の間に位置し、前記押し込み方向である容器高さ方向での下方に向けて凸となるように略U字状に湾曲した支持体21と、前記支持体21の下端部分に基端を一体にして容器高さ方向に向けて起立して、前記押し込み方向と直交する方向に撓むことのできる可撓性を備える棒状体22とからなるものである。(図8参照)
さらに棒状体22の先端は、この棒状体22の長さ方向に直交する方向であって、相対したときの蓋体側係止部18側に向けて凸となるように突出して蓋体側係止部18に対しての係止を行なう係止端23として設けられている。
(蓋体側係止部)
蓋体側係止部18は、蓋体8を取り出し口4を覆うように倒し込みしたとき(回動による移動をしたとき)にこの蓋体側係止部18が上記容器本体側係止部17の案内壁20の間に入り込んでそれぞれの外面を案内壁20と摺接するように離して配置された一対の案内壁24と、この案内壁24の間に亘るようにして設けられたカム面板25からなるものである。そして前記カム面板25にあっては、容器本体側係止部17と相対することとなる面側に、カム26とこのカム26の上方にV型凸体27とが突設されている。(図9参照)
さらに上記カム26には、容器本体側係止部17の上記係止端23が係止可能な係止凹所28が設けられていて、このカム26とV型凸体27とを配したカム面板25に係止端23を摺接移動させて、ハート状カム方式として係止端23の係止と係止解除とが交互に行なわれるようにしている。即ち、取り出し口覆い位置10に蓋体8が位置したときの蓋体側係止部18と容器本体側係止部17とが相対し、前記蓋体8を押し込む操作をする毎(蓋体側係止部18が下方に移動してから付勢手段の付勢にて上方に移動する下げと上げとが一組となる操作が行われる毎)に、係止端23と係止凹所28との係止と係止解除とを交互に行なわせるようにしている。
係止とその係止解除とが交互におこなわれるようにするために、本実施の例では、図9に示されているようにカム面板25において上記カム26の周りに、係止案内部29と解除案内部30とが設けられている。係止案内29は、係止関係が形成されていない状態の蓋体側係止部18と容器本体側係止部17とがその蓋体側係止部18の下方への移動(押し込みによる下方移動)で相対し、このときの係止端23が前記カム26に当接し、係止端23を係止凹所28に向けて上記V型凸体27をも利用して案内し、係止凹所28に係止させる部分である。
また、解除案内部30は、蓋体側係止部18と容器本体側係止部17とで係止関係が成立している状態のとき、即ち、係止端23が係止凹所28に係止している状態のとき、蓋体側係止部18の下方への移動でその係止端23を係止凹所28からV型凸体27を利用して離脱させ、係止端23を係止解除部位31に向けて案内して係止凹所28に対して非係止とする部分である。
このように係止端23とカム26の係止凹所28とが係止解除状態であるときの蓋体8に対する押し込み操作で、図10〜図12に示すように係止端23が上記係止案内部29に位置して係止凹所28へと移動することとなり、また、係止端23とカム26の係止凹所28とが係止状態であるときの蓋体8に対する押し込み操作で、図12と図13とに示すように係止端23が上記解除案内部30に位置して係止解除部位31へと移動することにより、押し込み操作毎に容器本体側係止部17と蓋体側係止部18との係止状態と係止解除状態とが切り換えられる構成としている。係止解除部位31へと移動した係止端23は、蓋体側係止部18が上方に移動してこの容器本体側係止部17から離れることで係止解除状態での位置に復帰することとなり、再度の蓋体8の押し込み操作にて係止案内部29に対応位置することとなる。
なお、図13の(イ)において示すように蓋体側係止部18でのカム面板25にあっては、上記係止案内部29が断面形状で解除案内部30側に向けて上り傾斜となる斜面に形成されていて、この係止案内部29と解除案内部30との間には段差25aが形成されている。そして棒状体22の係止端23はカム面板25に対して当接する状態で付勢されており、係止端23がカム26の係止凹所25から離れて係止案内部29から解除案内部30に移動した際、棒状体22自体に生じる復元力で係止端23が前記段差25aに当接する状態となって、解除案内部30から係止案内部29へは直接には戻らないように構成されている。そのため前記段差25aに案内される形で係止端23がカム面板25から相対的に移動して離れることとなる。
(案内壁)
蓋体8を取り出し口4を覆うように回動させて蓋体側係止部18を上記容器本体側係止部17に相対させる際、蓋体側係止部18での案内壁24が容器本体側係止部17の案内壁20に摺接させるようにしており、これによって蓋体側係止部18は下方に適正に案内されることとなり、上記係止端23が係止案内部29へ確実に対応位置するようになる。
(支持体)
図8に示されているように容器本体側係止部17の棒状体22がその下端が略U字状の支持体21の下部に一体となっており、棒状体22自体は容器本体5に対して直接的に固定されているものとはなっていない。そのため、棒状体22の係止端23が上記係止案内部29を移動するときの押し込み方向に交差する方向である横移動、また解除案内部30を移動するときの横移動が行なわるとき、棒状体22が単独で撓まずに支持体21の弾性変形を伴って棒状体22全体も横移動するように設けられている。
特に本実施の例において支持体21の下端(棒状体一体部分)と上端(上記案内壁20への連続部分)との距離を長く確保しているものとしており、弾性変形をし易くした支持体21に支持された状態で係止端23の横移動を行なわせている。これによって棒状体22自体の長さを長くしなくとも係止端23の横移動を適正に行わせることができ、容器本体側係止部17の高さ寸法を削減するに効果があるものとなっている。
なお、係止端23の横移動は、容器本体側係止部17の案内壁20が対向する方向、及び相対する蓋体側係止部18への方向も含む動作である。
上記実施の例において、容器本体側係止部17は先端に上記係止端23を配した棒状体22を有するものとし、蓋体側係止部18がカム面板25を有するものとして説明しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、容器本体側係止部17側がカム面板を有し、他方の係止部である蓋体側係止部18が棒状体を有する構成とすることも可能である。
(他の実施の例 袋タイプ)
上記実施の例では容器本体5を箱状とし、蓋体8をヒンジを介して容器本体5に回動可能にして取り付けたものであるが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。図14から図19は他の実施の形態である収納容器1を示していて、全体として携帯することができる袋タイプとしており、容器本体5にあってはウエットティシュなどの収納物を包んだ袋体32の天面にスライドガイド板33を取り付けて或る程度の厚みのある形態とされ、また蓋体8は、前記スライドガイド板33の上面に対にして位置するガイドレール34にスライド可能にして支持されているものである。
袋体32は、図14から図17に示すように収納物を包み込みできるように合成樹脂製シートを下面側でヒートシールするとともに、対向する二側辺部をヒートシールして閉じていて、他の二側辺部をマチしたものであり、この袋体32の天面に取り出し口4を位置させている。スライドガイド板33は図示のごとくガイドレール34の間で開放されている部分に取り出し口4が位置するようにして袋体32の天面に取り付けられていて、この袋体32とスライドガイド板33とで或る程度の厚みのある容器本体5を構成し袋体32の天面をこの袋体32の天面3としている。
また、蓋体8はスライドガイド板33に支持されて容器本体5の天面3に沿った方向にして取り出し口4を開閉可能に覆うものである。そのため蓋体8による取り出し口4の閉じ方向と開き方向は容器本体5の天面に沿った方向であり、上記蓋体8を押し込み操作するときの押し込み方向は容器本体5の天面3に沿った方向となる。上記実施の例では、蓋体8が容器本体5にヒンジを介して回動可能にして取り付けられ、蓋体8が容器本体5の天面3側に位置したときの取り出し口4に対する閉じ方向、開き方向が容器本体5の上下方向、即ち、蓋体8を押し込み操作するときの押し込み方向が容器本体5の上下方向となるが、この袋タイプの実施の例では、蓋体8を押し込み操作するときの押し込み方向が容器本体5の天面3に沿った方向となる点で異なっている。
図18に示すように蓋体8の下面の一隅に設けられたスプリング掛け35とスライドガイド板33の上記開放部分に沿った辺部に突設された突起36との間に、V巻きスプリングからなる付勢手段9が架け渡されていて、蓋体8を開き方向に付勢している。蓋体8は上記実施の例と同じくこの付勢手段9の付勢力に抗して取り出し口4を閉じる方向に押し込みすることで取り出し口覆い位置10へ配置でき(図14参照)、さらには付勢力に抗しながら取り出し口覆い位置10からさらに押し込みできるようにスライドガイド板33に蓋体8が支持されているものである(図19参照)。
また、上記実施の例と同様であって、容器本体5と蓋体8との間で係止状態の関係が形成されていない場合には、取り出し口覆い位置10やさらにその前方(押し込み先)へ押し込んでいる手や指を離すようにすれば、上記付勢手段9によって蓋体8が開き方向に移動する。
この実施の例においても上述した例と同じ構成のロック装置11を備えていて、例えば図18に示されているように蓋体8の押し込み方向での先端辺の中央にその押し込み方向に突出する状態にして蓋体側係止部18が位置し、また、スライドガイド板33での上記ガイドレール34と同じ高さ位置に段上げされた上板部37の下面に、前記蓋体8が押し込みされて進み出る蓋体係止部18が入り込むボックス状空間19があり、そのボックス状空間19に入る前記蓋体側係止部18と相対するようにして容器本体側係止部17が組み入れられている。
蓋体側係止部18はカム面板25の側辺を案内壁24としているとともに、上述した実施の例と同じように前記カム面板25の容器本体側係止部17と相対することとなる面側にカム26を備え、V型凸体27をカム面板25の基端側に配している。さらに前記カム26は係止凹所28を備え、カム26周りには係止案内部29、解除案内部30があり、解除案内部30において係止解除部位31がある。
容器本体側係止部17についても上記ボックス状空間19を構成する部分の入り口内面に案内壁20が構成されているとともに、そのボックス状空間19内で上記実施の例での容器本体側係止部と同じように上記押し込み方向に凸となって略U字状に湾曲した支持体21があり、その支持体21での押し込み方向に沿った方向での先端部から押し込み方向とは反対方向(開き方向)に向けて可撓性の棒状体22が延設され、この棒状体22の先端部分を係止端23としている。
上記容器本体側係止部17と上記蓋体側係止部18とからなるロック装置11の働きについても上記実施の例と同じであり、図19の矢印順で示すごとく、取り出し口4が取り出し口覆い位置10にある蓋体8で覆われている場合であって、相対する蓋体側係止部18と容器本体側係止部17とが係止状態であるときに蓋体8の押し込み操作を行なうことで、上記係止端23が上記解除案内部30に案内されてカム25の係止凹所26から外れて係止解除状態となる。そして蓋体8から手を離すことで上記付勢手段9により蓋体8が開き方向に移動して取り出し口4が開くこととなる。
また、開いている取り出し口4を閉じる場合には、蓋体8を閉じ方向に移動させて取り出し口覆い位置10を過ぎるように押し込みすればよく、相対する蓋体側係止部18と容器本体側係止部17とが係止解除状態であるときの蓋体の押し込み操作で、係止端23が係止案内部29に案内されてカムの係止凹所26に係止し、容器本体側係止部17と蓋体側係止部18とが係止状態となり、取り出し口覆い位置10にある蓋体8にて取り出し口4が閉じられることとなる。
上記蓋体8では上面全面及び開き方向での端面が押し込み操作面12としている。さらにこの実施の例では指掛かりをより確実にするための弧状の突堤38が蓋体8の上面に一体にして設けられている。
蓋体8の変形抑止手段14は上記突堤38や上記ガイドレール34を利用して施されており、この実施の例においても押し込み操作するときの蓋体8が変形しないように図られている。勿論、変形抑止は蓋体8を厚肉化することでも実施できるものである。
上記封止手段はこの実施の例においても備えていて、蓋体8のスライド移動に柔軟に対応しながらその蓋体8の下面に当接する周壁15が取り出し口4に設けられている。
1…収納容器
3…天面
4…取り出し口
5…容器本体
8…蓋体
9…付勢手段
10…取り出し口覆い位置
11…ロック装置
12…押し下げ操作面
14…変形抑止手段
15…周壁
17…容器本体側係止部
18…蓋体側係止部
20…容器本体側係止部の案内壁
21…支持体
22…棒状体
23…係止端
24…蓋体側係止部の案内壁
25a…段差
26…カム
27…V型凸体
28…係止凹所
29…係止案内部
30…解除案内部
31…係止解除部位
32…袋体
33…スライドガイド板
34…ガイドレール
38…弧状の突堤

Claims (9)

  1. 天面に取り出し口が開口されている容器本体と、
    前記容器本体に取り付けられて前記取り出し口を開閉可能に覆い、この取り出し口を覆う取出し口覆い位置から開閉方向に移動可能にして支持されている蓋体と、
    前記容器本体に対して蓋体を取り付ける部分に設けられていて、前記取り出し口覆い位置にある蓋体を開き方向に付勢する付勢手段と、
    前記容器本体に設けられた容器本体側係止部とこの容器本体側係止部に相対するようにして蓋体に設けられた蓋体側係止部とからなり、前記蓋体側係止部と前記容器本体側係止部との係脱可能な係止によって、蓋体を前記取り出し口覆い位置に付勢手段の付勢力に抗して保持する装置であって、取り出し口覆い位置の蓋体を前記開き方向とは反対の閉じ方向に向けて前記付勢手段の付勢力に抗して移動させる押し込み操作毎に、容器本体側係止部に対して蓋体側係止部が係止する係止状態と容器本体側係止部に対して蓋体側係止部が非係止となる係止解除状態とが切り換わるロック装置と
    を備えていて、
    前記蓋体側係止部と前記容器本体側係止部とのそれぞれは、蓋体の押し込み操作方向である閉じ方向に蓋体を移動させたときに互いに摺接して蓋体側係止部を容器本体側係止部に向けて案内する案内壁を有し、両案内壁の摺接により、閉じ方向に移動した蓋体の蓋体側係止部と前記容器本体側係止部とが相対することを特徴とする収納容器。
  2. 上記ロック装置の蓋体側係止部と容器本体側係止部との内の一方の係止部は、先端を係止端として可撓性を有する棒状体を備え、他方の係止部は、前記一方の係止部の棒状体の係止端が係脱可能に係止する係止凹所を有するカムを備えているとともに、この他方の係止部におけるカム周りに、前記係止端を前記係止凹所に向けて案内して係止させる係止案内部と、前記係止凹所に係止しているときの係止端を係止凹所から外れる方向に案内してこの係止凹所に対して非係止にする解除案内部とを備えていて、
    相対する蓋体側係止部と容器本体側係止部とが上記係止解除状態であるときの蓋体の押し込み操作で、係止端が前記係止案内部に案内されてカムの係止凹所に係止し、相対する蓋体側係止部と容器本体側係止部とが上記係止状態であるときの蓋体の押し込み操作で、係止端が前記解除案内部に案内されて係止凹所から外れることにより、ロック装置の係止状態と係止解除状態とが切り換えられる構成とした請求項に記載の収納容器。
  3. 蓋体を閉じ方向に移動させて蓋体側係止部と容器本体側係止部とが上記係止解除状態で相対したときの案内壁の上記摺接により、上記係止端が上記係止案内部に対応位置するように設けられている請求項に記載の収納容器。
  4. 上記一方の係止部は、上記棒状体を支持する湾曲した弾性変形可能な支持体を有していて、棒状体の係止端が上記係止案内部に案内されて移動するときと上記解除案内部に案内されて移動するときに前記支持体が弾性変形して、蓋体の押し込み操作の方向に対して交差する方向に棒状体が移動可能に設けられている請求項またはの何れか一項に記載の収納容器。
  5. 上記蓋体の上面全面が、上記取り出し口覆い位置から閉じ方向に沿った方向に蓋体を押し込みすることができる押し込み操作面である請求項1からの何れか一項に記載の収納容器。
  6. 上記蓋体は、該蓋体の変形を抑止する変形抑止手段を有する請求項1からのいずれか一項に記載の収納容器。
  7. 上記容器本体の取り出し口の周辺には、取り出し口を囲むようにして配置されて、上記取り出し口覆い位置にある蓋体に当接してこの蓋体と取り出し口との間を閉じて蓋体の押し込み操作での閉じ方向の移動に応じて変形可能とされている軟質の周壁が設けられている請求項1からの何れか一項に記載の収納容器。
  8. 上記蓋体は箱状とされた容器本体にヒンジを介して回動可能に取り付けられていて、蓋体の回動により上記取り出し口が開閉される請求項1からの何れか一項に記載の収納容器。
  9. 上記容器本体は、天面に上記取り出し口を配した袋体と前記取り出し口を囲むようにして袋体に取り付けられたスライドガイド板とからなり、上記蓋体は、容器本体の天面に沿った方向にして前記スライドガイド板にスライド可能に取り付けられていて、蓋体のスライドガイド板に支持された容器本体の天面に沿った方向でのスライドにより取り出し口が開閉される請求項1からの何れか一項に記載の収納容器。
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