JP4813243B2 - 書類用ホルダ - Google Patents

書類用ホルダ Download PDF

Info

Publication number
JP4813243B2
JP4813243B2 JP2006119245A JP2006119245A JP4813243B2 JP 4813243 B2 JP4813243 B2 JP 4813243B2 JP 2006119245 A JP2006119245 A JP 2006119245A JP 2006119245 A JP2006119245 A JP 2006119245A JP 4813243 B2 JP4813243 B2 JP 4813243B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
document
cover
storage
document holder
action
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006119245A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007290197A (ja
Inventor
淳也 田村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
King Jim Co Ltd
Original Assignee
King Jim Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by King Jim Co Ltd filed Critical King Jim Co Ltd
Priority to JP2006119245A priority Critical patent/JP4813243B2/ja
Publication of JP2007290197A publication Critical patent/JP2007290197A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4813243B2 publication Critical patent/JP4813243B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Sheet Holders (AREA)

Description

本発明は、書類等を保管し、収容される書類に穴を開けることなく閲覧可能な書類用ホルダに関する。
書類等を収容して保管するものとして、ボックスファイルが知られている(例えば特許文献1参照)。ボックスファイルを利用することで書類等を埃や光から保護し、長期保管が可能となる。
また、書類等の綴じ具を備えたファイリング用具が知られている(例えば特許文献2参照)。綴じ具を備えることで、書類等の保管及び閲覧が可能となる。
特開平08−39980号公報 特開2000−141974号公報 特開2004−195992号公報
ボックスファイルによれば、書類等を保管できる。しかし、収容された書類を閲覧する場合には、一旦ボックスから取り出して閲覧しなければならない。一方、綴じ具を備えたファイリング用具によれば、書類等の保管及び閲覧が可能となる。しかし、例えば上記のようなリングを用いた綴じ具では、書類に穴を開ける必要がある。また、綴じた書類を取り出す際には、綴じ具を操作して書類を取り出さなければならない。また、リング穴には様々な規格が存在し、また国によっても規格が異なり煩わしさに耐えない。さらに、そもそも穴を開けることができない書類については使用することができない。
穴を開けずに書類を綴じる技術として、クリップ機能を備えるファイリング用具も知られている。しかし、綴じた書類を取り出す際には、クリップを操作して書類を取り出さなければならない。また、長時間保管するとクリップの跡が書類に残るといった問題も生じている。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、書類に穴を開けることなく書類の閲覧及び保管可能な書類用ホルダを提供することを課題とする。
本発明では、上記の課題を解決するため、以下の手段を採用した。本発明は、書類の一部が挿入される収容部と、前記収容部の縁部に回動自在に結合された一対の表紙部と、前記収容部内で前記書類の一部を固定する可撓性板状部材からなる固定手段と、を備える書類用ホルダであって、前記固定手段は、その一端側は前記表紙部の内面と結合され、他端側は前記縁部を越えて前記収容部内に延出し、前記表紙部の開閉に連動して固定力を前記収容部内の書類の一部に作用させる書類用ホルダである。
本発明によれば、書類に穴を開けることなく書類の閲覧及び保管が可能となる。具体的には、書類等を収容することでファイルの保管が可能となる。固定手段を備えることで書類の一部、すなわち一端を固定することができる。その結果、書類の閲覧が可能となる。なお、本発明に係る固定手段は、閲覧時のみ作用する。閲覧時以外は固定作用が機能しないので、書類に跡が残ることもない。
本発明に係る書類用ホルダは、収容する書類の一部が挿入される収容部を備える。例えば、収容部は、背板と該背板の端部に沿って形成される相対する側板により形成することができる。相対する側板と背板との間には、空間が形成され、該空間に書類の一部を挿入することができる。表紙部を開くことで固定手段が作用し、収容部に挿入された書類が固定される。その結果、書類の閲覧が可能となる。書類の一部とは、例えば書類の余白又は綴じ代と言われる部分が該当する。
前記収容部は、該収容部に挿入する書類の幅に相当する収容幅と、挿入する書類の厚さに相当する収容厚さと、挿入する書類の奥行きに相当する収容深さに基づいて形成することができる。書類の幅は、書類の挿入方向の幅を意味する。書類の厚さは、収容する書類の枚数に相当する。書類の深さは、前記収容部に収容される部分を意味する。すなわち、余白部分等がこれに該当することになる。
一対の表紙部は、前記収容部の縁部に回動自在に結合される。回動自在に結合するとは、例えば前記収容部の縁部と一対の表紙部がヒンジ結合されていることをさす。一対とは、例えば表表紙及び裏表紙から構成されることを意味する。
収容部及び一対の表紙部は、合成樹脂によって形成することができる。合成樹脂には、ポリプロピレン樹脂が例示される。この場合、収容部と一対の表紙部との結合部との間に薄肉部を形成し、収容部と一対の表紙部を薄肉ヒンジによって結合することができる。また収容部及び一対の表紙部は、ABS樹脂により形成することでより強度に優れたものとなる。
固定手段は、本発明に係る書類用ホルダに収容される書類の一部を前記表紙部を開いた際に固定する。すなわち、閲覧時以外は固定作用が機能しないので、書類に跡が残ることもない。前記固定手段は、可撓性板状部材により形成される。前記可撓性板状部材は、一端側が前記表紙部の内面と結合される。結合された側の一端を基端として前記収容部の縁部を越えて前記収容部内に延出している。表紙部を開くと、前記収容部の縁部が支点となり前記収容部内に延出している先端が書類を押圧して書類の一部が固定される。なお、内面とは表紙部を閉じた時に互いに向かい合う面を意味する。
また、本発明に係る書類用ホルダにおいて、前記固定手段は、前記表紙部の内面と結合される結合部と、前記表紙部を開いた時に前記縁部に支えられる支点部と、前記表紙部を開いた時に収容する書類の一部を押圧する作用部とを有する、とすることができる。
可撓性板状部材には、ポリプロピレン樹脂やポリエチレン樹脂が例示される。結合部は、表紙部の内面に結合される部分である。作用部は、表紙部を閉じた状態では前記収容部の深さ方向と略平行に配置され、収容部の底面に接しない程度まで延出している。作用部は、表紙部を開けた際に、前記収容部に挿入された書類の一部を押圧する。支点部とは、表紙部を開いた際に前記収容部の縁部に支えられる部分をさす。
表紙部を徐々に開いていくと、作用部は固定手段が結合された表紙部側の収容部の内面から徐々に離れていく。所定の角度以上表紙部が開くと、作用部は相対する収容部の内面に接触する。更に、表紙部を開いていくと、収容部の縁部が支点となって固定手段である可撓性板状部材には梃子の原理が作用することになる。つまり、収容部の縁部が支点となって結合部と作用部で逆方向の力が作用することになる。表紙部を開いた時にのみ固定手段に梃子の原理が作用する。このように、収容部の内面と固定手段との間に書類の一部を挿入することで書類を固定することが可能となる。
固定手段を形成する可撓性板状部材の形状は特に限定されるものではない。表紙部を開
閉する際の力を効率よく伝達するため、矩形状とし、基端の長さは収容部の収容幅程度にすることが好ましい。基端から作用部の先端までの長さは特に限定されない。しかし、支点部から基端までの長さが支点部から作用部の先端延出側の長さよりも長くすることが好ましい。これにより効果的に収容される書類の一部を固定することができる。
また、本発明に係る書類用ホルダにおいて、前記固定手段の作用部は、前記表紙部を開いた時に収容する書類の一部を押圧するとともに前記表紙部を開いた状態を保つバネ力を有するとすることができる。作用部がバネ力を有することで、表紙部を開いた状態を維持することができる。
また、前記固定手段は、前記作用部を複数有する構成としてもよい。
このようにすることで、より効果的に書類を固定することが可能となる。すなわち、作用部を複数形成することで作用部を介して集中的に書類の一部を押圧できる。その結果、書類の一部を押圧する力を向上することができる。複数の作用部は、例えば作用部の形状、換言すると前記可撓性板状部材の端部の形状を凹凸とすることで形成することができる。凸部の先端部のみが作用部として機能することになる。これにより、収容する書類の挿入幅方向に沿って複数作用部を設けることが可能となる。凸部の数、換言すると舌片の数は特に限定されないが、3乃至4の凸部を等間隔で形成することが好ましい。
複数の作用部は、前記作用部の先端より基端側に補助作用部を形成することでも形成できる。具体的には、作用部の先端側に自由端が位置するようにコ字状の切り込みを形成することで、補助作用部を複数形成することができる。これにより、収容する書類の挿入方向に作用部を複数形成することが可能となる。その結果、より効果的に書類を固定することができる。
作用部は、収容する書類の挿入幅方向及び挿入方向に複数設けることが好ましい。これにより最も効果的に書類を固定することができる。具体的には、収容する書類の挿入幅方向に凸部からなる作用部を複数形成し、前記凸部の内側に自由端が作用部の先端側に位置するようにコ字状の切り込みからなる補助作用部を形成すればよい。これにより、収容する書類の挿入幅方向及び挿入方向の両方に複数設けることができる。
また、前記表紙部の端部には、内面方向に突出した蓋板が形成されている構成としてもよい。
これにより、表紙部を閉じた状態において、収容した書類が外部に放出するのを防止できる。前記表紙部の前記収容部と結合される以外の端部の全てに蓋板を設けることで、書類用ホルダを密閉することができる。その結果、収容する書類を埃や光から保護することができる。
また、前記表紙部の内面には、前記表紙部を閉じた状態において収容される書類の移動を防止するための移動防止片が形成されている構成としてもよい。
これにより表紙部を閉じた状態において、書類用ホルダ内で書類が移動するのを防止できる。その結果、書類の角が潰れることを防止できる。例えば、前記移動防止片は、前記表紙部の内面と略直角に所定の位置に突起状に形成する。所定の位置は、収容する書類のサイズ及びインデックスを考慮して決定する。前記所定の間隔は、収容する書類に付すインデックスを考慮したものである。前記所定の間隔をインデックスの幅よりも大きくすることで、インデックス付きの書類を収容することが可能となる。
また、前記表紙部と前記収容部は、ABS樹脂により形成してもよい。
これにより、強度に優れた書類用ホルダとなる。ここで、収容部の縁部は固定手段における支点の役割を果たすものである。ABS樹脂により形成することで固定手段の支点がより強固となる。その結果、固定手段の機能をより効果的に発揮させることができる。また、ABS樹脂を用いることで、書類用ホルダに細かい形状を形成することができる。例えば、収容部の縁部に突起軸を設け、表紙部の端部に前記突起軸と回転可能に結合するための突起軸受けを形成することができる。これにより収容部と表紙部の結合を軸ピンを用いることなくヒンジ結合することが可能となる。
更に、比重が比較的重いABS樹脂を採用することで、上述した固定手段にバネ力の強いものを用いることができる。バネ力の強いものとは、表紙部を開いた時にこの開いた状態を維持しつつ、書類の一部を適切に保持することができるものを意味する。なお、書類の一部を確実に保持するために、剛性の強い固定手段を採用する場合において、表紙部を比較的軽い素材で形成すると表紙部を閉じようとする力が強いことから机上で表紙部を開いた状態を維持し難い。しかし、比重が比較的重いABS樹脂を採用することで、上述した固定手段にバネ力の強いものを用いることができ、その結果、机上で表紙部を開いた状態を維持することができる。
前記収容部の大きさは、該収容部に収容される書類の挿入幅に相当する収容幅と、収容される書類の厚さに相当する収容厚さと、収容される書類の奥行きに相当する収容深さに基づいて決定される、とすることができる。また、前記収容部は、前記収容幅、前記収容厚さ、前記収容深さのうち少なくとも何れか一つを調整する調整手段を有する構成としてもよい。
収容する書類の大きさ、枚数に応じて収容部の大きさを決定することで、収容する書類に適した書類用ホルダとなる。また、それぞれの調整手段を備えることで、収容する書類の大きさや余白部分が異なる場合においても適宜対応することが可能となる。
本発明によれば、書類に穴を開けることなく書類の閲覧及び書類の保管が可能となる。また、閲覧時のみ固定作用が機能するので書類に跡を残すことなく保存することが可能となる。
次に、本発明に係る書類用ホルダの実施形態について図面に基づいて説明する。なお、同一の構成要素については同一の符号を付すことでその詳細な説明を省略する。
図1は、第1の実施形態に係る書類用ホルダを開いた状態を示す斜視図である。第1の実施形態に係る書類用ホルダは、表表紙10及び裏表紙20と、収容部40と、可撓性板状部材30と、を備えている。表表紙10及び裏表紙20と収容部40はヒンジ50を介して結合されている。可撓性板状部材30は、結合部31の結合孔31aに裏表紙20の内面上に設けられた結合凸部27が係合し固定されている。なお、前記に加えて接着剤を用いることでより強固に固定することができる。表表紙10、裏表紙20、収容部40は、ABS樹脂により形成した。これにより十分な強度を有する書類用ホルダとなる。
本発明の固定手段に相当する可撓性板状部材30は、結合部31、作用部32、補助作用部33、支点部35を備える。第1の実施形態に係る書類用ホルダは、書類200の挿入幅方向において4つの作用部を有している。さらに各作用部32の内側には補助作用部
33がそれぞれ形成されている。すなわち、合計8つの作用点を有している。裏表紙20を開くことで、ヒンジ50が支点となって、可撓性板状部材30には梃子の原理が作用する。可撓性板状部材30に梃子の原理が働くことにより作用部32が書類200の一部を押圧する。すなわち、収容部40に書類200の一部を挿入することで、閲覧時において書類200の一部を固定することができる。その結果、書類200の閲覧が可能となる。
図2は、第1の実施形態に係る書類用ホルダを閉じた状態を示す斜視図である。第1の実施形態に係る書類用ホルダは、表表紙10及び裏表紙20の端部に蓋板12a、12b、12c、22a、22b、22c(図4、図6参照)が形成され、密閉構造となっている。これにより、書類用ホルダに収容する書類200を埃や光から保護することができる。また、収容部40の外面につまみ部45と滑り止め部46が形成されている。つまみ部45により、例えば書類用ホルダを棚から容易に取り出すことが可能となる。滑り止め部46は、例えば手にとって書類用ホルダを閲覧する際に滑り止めとしての機能を発揮する。
次に第1の実施形態に係る書類用ホルダを構成する表表紙10、裏表紙20、収容部40、可撓性板状部材30について図面に基づいて更に詳細に説明する。
図3は、第1の実施形態に係る収容部40を示す図である。(a)は第1の実施形態に係る収容部40の内側上面図、(b)は(a)において紙面下側からみた側面図、(c)は(a)におけるA−A断面図である。同図に示すように、第1の実施形態に係る収容部40は、背板43と、側板41、幅側板42と、補強リブ47と、つまみ部45と、滑り止め部46を備える。
収容部40の大きさは、収容される書類200の幅に相当する収容幅Xと、収容される書類200の厚さに相当する収容厚さYと、収容される書類200の深さに相当する収容深さZに基づいて決定される。書類200の幅とは、収容する書類200の挿入方向における幅をさす。書類200の厚さとは、収容される書類200の枚数に相当する。書類200の深さとは、収容部40に収容される部分をさす。すなわち、余白部分等がこれに該当することになる。
収容部40は、収容する書類200の一部が収容される。書類200の一部とは、余白部分や綴じ代部分である。可撓性板状部材30が側板41に対して押圧力を作用させることで書類200の一部を固定することができる。したがって、側板41の短手長さ、換言すると収容深さZは、収容する書類200の余白部分に相当する長さであることが好ましい。具体的には、15mmから30mmが好ましく、より好ましくは20mm程度であることが好ましい。収容厚さYは、収容する書類200の枚数及び可撓性板状部材30の書類200を固定する固定力を考慮して決定する。
収容部40の縁部には、表表紙10及び裏表紙20とを回動自在に結合するためのヒンジ50が形成されている。第1の実施形態に係るヒンジ50は、回転中心となる突起軸51と、突起軸受け52により構成される。収容部40の縁部には、このうち回転中心となる突起軸51が形成されている。第1の実施形態においては、表表紙10、裏表紙20、収容部40をABS樹脂により形成した。これにより、突起軸51、突起軸受け52をそれぞれ一体成形することが可能となる。また、ABS樹脂により形成することで十分な強度を備える書類用ホルダとなり、ヒンジ50も支点としての機能を十分に発揮することができる。なお、例えば表表紙10、裏表紙20、収容部40をポリプロピレン樹脂等を用いて成形する場合には、ヒンジ50を薄肉ヒンジとしてもよい。
また、収容部40に補強リブ47を複数形成することで、収容部40の強度を向上する
ことができる。さらに、つまみ部45により棚から容易に取り出すことが可能となる。つまみ部45は、側板41の外面の一部に凹部を設け、凹部面に浅い溝を平行に複数形成することで形成できる。加えて、滑り止め部46は、例えば手にとって書類用ホルダを閲覧する際に滑り止めとしての機能を発揮する。滑り止め部46の形成は、側板41の外面の一部に浅い溝を平行に複数形成する。
図4、図5は、第1の実施形態に係る表表紙10を示す図である。図4は第1の実施形態に係る表表紙10の内側を示す上面図、図5(a)は図4において紙面右側からみた側面図、(b)は図4において紙面下側からみた側面図である。第1の実施形態に係る表表紙10は、ベースプレート11と、蓋板12a、12b、12cと、収容する書類200の移動を防止する移動防止片13と、フック受け14aと、引掛部15と、ヒンジ50を構成する突起軸受け52とを備えている。
蓋板12a、12b、12cは、ベースプレート11の端部に略直角に形成されている。蓋板12a、12b、12cの高さは、収容部40の収容厚さYの略1/2の長さで形成されている。裏表紙20にも同様の蓋板12a、12b、12cを形成することで、書類用ホルダを閉じた状態において密閉空間を形成することができる。蓋板12a、12b、12cは、自由端部の厚さを薄く形成した薄肉部を形成した。薄肉部同士を重ねて閉じる構成とすることで、書類用ホルダの密閉度をより向上させることができる。
移動防止片13は、ベースプレート11と略直角に設け、収容部40の収容厚さYの長さに合わせて形成する。これにより、書類用ホルダを閉じた際、書類200が書類用ホルダ内で移動するのを防止することができる。その結果、書類200の角が潰れることを防止できる。
引掛部15により、書類用ホルダの開閉が容易となる。引掛部15は、例えば側板12bの長手方向中央付近に凹部を設けベースプレート11を突出させることで形成できる。フック受け14aを表表紙10の側板12bの内側に形成し、フック14bを裏表紙20の側板22bの内側にお互いに係合するように形成する。これにより、書類用ホルダが開放することを防止できる。
図6、図7は、第1の実施形態に係る裏表紙20を示す図である。図6は第1の実施形態に係る裏表紙20の内側を示す上面図、図7(a)は図6において紙面左側からみた側面図、(b)は図6において紙面下側からみた側面図である。第1の実施形態に係る裏表紙20は、ベースプレート21と、蓋板22a、22b、22cと、収容する書類200の移動を防止する移動防止片13と、フック14bと、引掛部15と、凸部27と、ヒンジ50を構成する突起軸受け52とを備えている。
可撓性板状部材30に形成した結合孔31aに結合凸部27を結合することで可撓性板状部材30と裏表紙20を結合することができる。可撓性板状部材30と裏表紙20との結合は、溶着や接着剤による接着等種々の方法により行うことができる。なお、ベースプレート21、蓋板22a、22b、22cは、上述したベースプレート11、蓋板12a、12b、12cと同等の機能を有するものである。したがって、詳細な説明は省略する。
図8は、第1の実施形態に係る可撓性板状部材30を示す上面図である。本実施形態に係る可撓性板状部材30は、結合部31と作用部32、33とを備える。可撓性板状部材30は、可撓性を有する部材により形成する。可撓性を有する部材には、ポリプロピレン樹脂やポリエチレン樹脂が例示できる。本発明に係る書類用ホルダは、裏表紙20を開けることで、結合部31が力点となり、ヒンジ50と接触する部分である支点部35を支点
とし、作用部32、補助作用部33が作用点となって書類200への押圧力が作用する。効果的に書類200を固定するためには、支点を基準として支点から基端37までの距離を支点から作用部32、補助作用部33までの距離よりも長くすることが好ましい。なお、支点から作用部32、補助作用部33までの距離は、収容部40の収容部の深さZよりも短くすることが好ましい。
第1の実施形態においては、作用部32を基端37と平行に4つ形成し、更に、作用部32にも基端37と平行に補助作用部33を4つ形成した。作用部32は、可撓性板状部材30の一端を凹凸形状とし、作用部32を4つ形成した。補助作用部33は、自由端が作用部32側に位置するようにコ字状の切り込みを設けることで形成した。これにより収容する書類200の挿入幅方向及び挿入方向に作用部32、補助作用部33を設けることが可能となる。その結果、より効果的に書類200を固定することができる。なお、作用部32と補助作用部33は、表表紙10を開いた状態を維持させるのに適したバネ力を有している。
図9は、第1の実施形態に係る可撓性板状部材30の変化状態を示す図である。(a)は書類用ホルダを閉じた状態を示す図であり、(b)は書類用ホルダを開く中間状態を示す図であり、(c)は書類用ホルダを開いた状態を示す図である。太線で示されているのが可撓性板状部材30である。(a)に示すように、書類用ホルダを完全に閉じた状態においては、可撓性板状部材30の作用部32、補助作用部33は、裏表紙20側の収容部40の側板41(紙面右側)に隣接している。書類用ホルダを開いていくと、(b)に示すように表表紙10側の収容部40の側板41(紙面左側)に近づいていく。更に、書類用ホルダを開いていくと、表表紙10側の収容部40の側板41(紙面左側)に作用部32、補助作用部33が接する。より詳細には、第1に基端37からの距離が長い作用部32が側板41に接し、第2に基端37からの距離が短い補助作用部33が側板41に接する。なお、作用部32が側板41に接した以降、ヒンジ50が支点としての機能を発揮する。(c)に示すように書類用ホルダを完全に開いた状態においては、ヒンジ50が支点となって作用部32、補助作用部33に矢印の方向に押圧力が働くことになる。
次に、図面に基づいて第1の実施形態に係る書類用ホルダの使用方法について説明する。
図10は、第1の実施形態に係る書類用ホルダに書類200を挿入する状態を示す図である。まず、書類200の一部を収容部40に挿入する。書類200を挿入する際は、裏表紙20を閉じた状態で、表表紙10のみを開くことで容易に書類200を収容部40に挿入することができる。すなわち、裏表紙20を閉じた状態では可撓性板状部材30に梃子の原理が作用しないので、容易に書類200を挿入することができる。
書類200を閲覧する場合には、次に裏表紙20を開く。裏表紙20を開いた状態とすることで、収容部40に挿入された書類200の一部に固定力が働き、書類200の一部を固定した状態で閲覧することが可能となる。なお、図11は、第1の実施形態に係る書類用ホルダに書類200を挿入し、開いた状態を示す図である。
図12は、第1の実施形態に係る書類用ホルダの使用状態を示す図である。第1の実施形態に係る書類用ホルダは、裏表紙20が開いた状態とすることで固定機能が作用する。したがって、例えば机300の上に置いた状態(図12(a)参照)でも、手に取った状態(図12(b)参照)でも使用できる。書類200の一部が固定されているので書類200を容易にめくることができる。また、机300の上に置いて使用する場合には片手で書類200をめくることもできる。
書類用ホルダを保管用として使用する場合には、表表紙10及び裏表紙20を閉じる。これにより、収容した書類200を埃や光から保護することができる。また、表表紙10及び裏表紙20を閉じた状態においては、固定作用が発揮しないので書類200に跡がつくこともない。
次に第2の実施形態について説明する。本発明に係る書類用ホルダは、収容部と一対の表紙部を備えるファイルであれば特に形状に限定されない。図13は第2の実施形態に係る書類用ホルダを示す斜視図である。第1の実施形態に係る書類用ホルダと同様に裏表紙20aの内面に可撓性板状部材30を固定する。収容部40と表表紙10a及び裏表紙20aは薄肉ヒンジ53によって回動自在に結合されている。裏表紙20aを開くことで収容する書類200の一端を固定することが可能となる。第2の実施形態に係る裏表紙20aは、ひも部材29を備える。ひも部材29の両端は裏表紙20aの外面に固定されている。更に裏表紙20aには2つの貫通孔28が形成されている。貫通孔28間においてはひも部材29は裏表紙20aの外面に配置され、ひも部材29の端部から貫通孔28間では、裏表紙20aの内面に配置されている。内面に配置されたひも部材29は、引掛部として機能する。すなわち、この部分に表表紙10aの隅部を通すことで表表紙10aと裏表紙20aが開くのを防止できる。
次に第3の実施形態について説明する。図14は第3の実施形態に係る書類用ホルダを示す斜視図である。第1の実施形態に係る書類用ホルダと同様に裏表紙20bの内面に可撓性板状部材30を固定する。収容部40と表表紙10b及び裏表紙20bは薄肉ヒンジ53によって回動自在に結合されている。裏表紙20bを開くことで収容する書類200の一部を固定することが可能となる。書類挿入側の端部に蓋部18が形成されている。これにより書類200が外部に放出するのを防止できる。
次に第4の実施形態について説明する。図15は第4の実施形態に係る書類用ホルダを示す斜視図である。第1の実施形態に係る書類用ホルダと同様に裏表紙20cの内面に可撓性板状部材30を固定する。収容部40と表表紙10c及び裏表紙20cは薄肉ヒンジ53によって回動自在に結合されている。裏表紙20cを開くことで収容する書類200の一部を固定することが可能となる。表表紙10c及び裏表紙20cの端部には、書類200が外部へ放出するのを防止するための側板が形成されている。更に、書類200の挿入側の蓋板にはつまみ片19a、19bが形成されている。これにより、書類用ホルダの開閉が容易となる。
次に第5の実施形態について説明する。図16は収容厚さの調整手段を備える収容部を示す図である。第5の実施形態に係る収容部は、上述した第1から第4の実施形態に係る書類用ホルダに適用可能である。収容部40の底面をスライド可能とすることで収容する書類200の厚さ、すなわち収容枚数を調整することができる。また、収容厚さを調整することで、可撓性板状部材30の固定力を調整することができる。すなわち、調整厚さを小さくすることで固定力を大きくでき、調整厚さを大きくすることで固定力を小さくできる。
図17は収容深さの調整手段を備える収容部を示す図である。収容部の深さは、書類の挿入奥行きと、ホルダを手に持って書類を閲覧する際の把持部を兼ねている。したがって、収容部の側板は、ホルダを把持できるようにある程度の幅が必要となる。また、書類の余白部分が少ないと文字が収容部に隠れてしまうといった問題も解消できることが好まし
い。そこで、本実施形態では、同図に示すように、収容部40は内部に高さ調整部材49を備える。これにより、収容部40に挿入される書類200の一部の長さを調整することができる。すなわち、書類200の余白部分や綴じ代部分に対応させることが可能となり、文字が収容部に隠れるといった問題も解消することができる。
以上、本発明の好適な実施形態を説明したが、本発明に係る書類用ホルダはこれらに限らず、可能な限りこれらの組合せを含むことができる。なお、上述した実施形態では、固定手段である可撓性板状部材は裏表紙に固定された状態で説明した。しかし、これに限定されるわけではない。可撓性板状部材を必要に応じて収容部と表紙部を備えるファイル本体に装着して使用することとしてもよい。この場合、可撓性板状部材の固定部を粘着テープ等により着脱可能とすればよい。
第1の実施形態に係る書類用ホルダを開いた状態を示す斜視図である。 第1の実施形態に係る書類用ホルダを閉じた状態を示す斜視図である。 第1の実施形態に係る収容部40を示す図である。 第1の実施形態に係る表表紙10を示す図である。 第1の実施形態に係る表表紙10を示す図である。 第1の実施形態に係る裏表紙20を示す図である。 第1の実施形態に係る裏表紙20を示す図である 第1の実施形態に係る可撓性板状部材30を示す上面図である。 第1の実施形態に係る可撓性板状部材30の変化状態を示す図である。 第1の実施形態に係る書類用ホルダに書類を挿入する状態を示す図である。 第1の実施形態に係る書類用ホルダに書類200を挿入し、開いた状態を示す図である。 第1の実施形態に係る書類用ホルダの使用状態を示す図である。 第2の実施形態に係る書類用ホルダを示す斜視図である。 第3の実施形態に係る書類用ホルダを示す斜視図である。 第4の実施形態に係る書類用ホルダを示す斜視図である。 収容厚さの調整手段を備える収容部を示す図である。 収容深さの調整手段を備える収容部を示す図である。
符号の説明
10、10a、10b、10c・・・表表紙
11、21・・・ベースプレート
12a、12b、12c、22a、22b、22c・・・蓋板
13・・・移動防止片
14a・・・フック受け
14b・・・フック
15・・・引掛部
18・・・蓋部
19a、19b・・・つまみ片
20、20a、20b、20c・・・裏表紙
27・・・凸部
30・・・可撓性板状部材
31・・・結合部
31a・・・結合孔
32・・・作用部
33・・・補助作用部
37・・・基端
40・・・収容部
41、42・・・側板
43・・・背板
45・・・つまみ部
46・・・滑り止め部
47・・・補強リブ
50・・・ヒンジ
51・・・突起軸
52・・・突起軸受け
200・・・書類
300・・・机

Claims (9)

  1. 書類の一部が挿入される収容部と、
    前記収容部の縁部に回動自在に結合された一対の表紙部と、
    前記収容部内で前記書類の一部を固定する可撓性板状部材からなる固定手段と、
    を備える書類用ホルダであって、
    前記固定手段は、その一端側は前記表紙部の内面と結合され、他端側は前記縁部を越えて前記収容部内に延出し、前記表紙部と結合されない自由端部を有し、該自由端部は、前記表紙部の回動に連動して回動し、該回動により押圧による固定力を前記収容部内の書類の一部に作用させる書類用ホルダ。
  2. 前記固定手段は、前記表紙部の内面と結合される結合部と、前記表紙部を開いた時に前記縁部に支えられる支点部と、前記自由端部に形成され、前記表紙部を開いた時に収容する書類の一部を押圧する作用部と、を有する請求項1に記載の書類用ホルダ。
  3. 前記固定手段の作用部は、前記表紙部を開いた時に収容する書類の一部を押圧するとともに前記表紙部を開いた状態を保つバネ力を有する請求項2に記載の書類用ホルダ。
  4. 前記固定手段は、前記作用部を複数有する請求項2又は請求項3に記載の書類用ホルダ。
  5. 前記表紙部の端部には、内面方向に突出した蓋板が形成されている請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の書類用ホルダ。
  6. 前記表紙部の内面には、前記表紙部を閉じた状態において収容される書類の移動を防止するための移動防止片が形成されている請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の書類用ホルダ。
  7. 前記表紙部と前記収容部は、ABS樹脂により形成されている請求項1から6のいずれか1項に記載の書類用ホルダ。
  8. 前記収容部の大きさは、該収容部に収容される書類の挿入幅に相当する収容幅と、収容
    される書類の厚さに相当する収容厚さと、収容される書類の奥行きに相当する収容深さに基づいて決定される請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の書類用ホルダ。
  9. 前記収容部は、前記収容幅、前記収容厚さ、前記収容深さのうち少なくとも何れか一つを調整する調整手段を有する請求項8に記載の書類用ホルダ。
JP2006119245A 2006-04-24 2006-04-24 書類用ホルダ Expired - Fee Related JP4813243B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006119245A JP4813243B2 (ja) 2006-04-24 2006-04-24 書類用ホルダ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006119245A JP4813243B2 (ja) 2006-04-24 2006-04-24 書類用ホルダ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007290197A JP2007290197A (ja) 2007-11-08
JP4813243B2 true JP4813243B2 (ja) 2011-11-09

Family

ID=38761302

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006119245A Expired - Fee Related JP4813243B2 (ja) 2006-04-24 2006-04-24 書類用ホルダ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4813243B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6939275B2 (ja) * 2017-09-01 2021-09-22 コクヨ株式会社 ファイル
JP2021035762A (ja) * 2019-08-20 2021-03-04 コクヨ株式会社 ファイル

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6027023Y2 (ja) * 1980-10-22 1985-08-14 弘 野口 フアイル
JPS6051081U (ja) * 1983-09-17 1985-04-10 三菱鉛筆株式会社 書類、新聞等のホルダ−
US4773545A (en) * 1984-05-04 1988-09-27 Jones Graham R Gripping devices for holding elements therein
JPH0714917Y2 (ja) * 1989-10-30 1995-04-10 三田工業株式会社 感光体ドラムの導通試験用電極部材
JPH03103582U (ja) * 1990-02-08 1991-10-28
JP2776254B2 (ja) * 1994-07-28 1998-07-16 コクヨ株式会社 ボックスファイル
JP3407672B2 (ja) * 1998-11-06 2003-05-19 コクヨ株式会社 リング綴じ具
JP3458308B2 (ja) * 2000-03-30 2003-10-20 賢一 木村 メニューブック等の差替え可能なファイルブック
JP2003320776A (ja) * 2002-02-28 2003-11-11 Kokuyo Co Ltd 背とじクリップホルダ
JP4385217B2 (ja) * 2003-11-28 2009-12-16 株式会社富士洋行 レールホルダー
JP3790837B2 (ja) * 2004-03-15 2006-06-28 コクヨ株式会社 綴じ具及びこれを用いたファイル

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007290197A (ja) 2007-11-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4813243B2 (ja) 書類用ホルダ
JP4647688B2 (ja) 書類用ホルダ
US20050045522A1 (en) Storage tray for thin dies
JP7365040B2 (ja) 包装容器
JP4548786B2 (ja) ダブルクリップ用アタッチメント
CN109397918B (zh) 部件的固定构造
JP2007301925A (ja) 書類用ホルダ
JP4291546B2 (ja) 乾電池収容装置
JP3227366U (ja) ファイルボックス用書類押さえ具
JP3963844B2 (ja) 筺詰め商品及びその包装筺
JP3228488U (ja) ファイルバッグ
JP3467646B2 (ja) 収納ケース
JP2007007913A (ja) ファイル、綴じ具、及び手動操作部材
JP5165514B2 (ja) 書類入れ
JP2006302200A (ja) カードホルダ
JP6977387B2 (ja) ファイル
JP3604656B2 (ja) Cd−rom収納ケース
JP3474463B2 (ja) 樹脂製ファイル
JP5068190B2 (ja) 収納具
KR200369015Y1 (ko) 서류보관용 파일 체결장치
KR200312715Y1 (ko) 파일 결속구
JP2020078397A (ja) カード体収容ケース
KR200228896Y1 (ko) 파일 홀더
KR200372871Y1 (ko) 서류 보관용 클리어 화일
JP3003373U (ja) カートリッジホルダー

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090210

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110518

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110524

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110725

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110816

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110824

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140902

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140902

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees