JP2007301925A - 書類用ホルダ - Google Patents

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淳也 田村
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Abstract

【課題】収容する書類が携帯時に脱落せず、収容した書類の閲覧を容易に行うことができる書類用ホルダに関する技術を提供することを課題とする。
【解決手段】略矩形の表表紙100と、表表紙100と略同形状の裏表紙200と、表表紙100と裏表紙200とが重なるように、表表紙100の一端部と該一端部に対応する裏表紙200の一端部とを接続する接続端部300と、接続端部300に隣接する表表紙100及び裏表紙200の上端部10a、20aと、接続端部300に隣接する表表紙100及び裏表紙200の下端部10c、20cとに設けられ、収容する書類400が縦方向から脱落するのを防止する縦方向脱落防止手段である接続部24と、接続端部300に対向する表表紙100の開放端部10b、又は接続端部300に対向する裏表紙200の開放端部20bに形成され、収容する書類400が横方向から脱落するのを防止する横方向脱落防止手段である舌部22aと、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、収容される書類が携帯時に脱落しない書類用ホルダに関する。
書類等を収容して保管するものとして、ボックスファイルが知られている(例えば特許文献1参照)。ボックスファイルによれば、書類等を埃や光から保護し、長期保管することができる。
また、書類等の綴じ具を備えたファイリング用具が知られている(例えば特許文献2参照)。綴じ具を備えることで、書類等の保管及び閲覧が可能となる。
特開平08−39980号公報 特開2004−195992号公報
ボックスファイルによれば、書類等を保管できる。しかし、収容された書類を閲覧する場合には、一旦ボックスから取り出して閲覧しなければならない。一方、綴じ具を備えたファイリング用具によれば、書類等の保管及び閲覧が可能となる。しかし、例えば穴をあけて綴じるファイリング用具では、書類に穴を開ける必要があり、また、綴じた書類を取り出す際には、綴じ具を操作して書類を取り出さなければならない。
また、書類を収納する上記以外の技術として、2枚の薄板部材を重ね合わせ、2枚の薄板部材の隣接する2辺を溶着したホルダが知られている。しかし、このようなホルダは、携帯時に収容された書類が脱落してしまうといった問題を生じていた。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、収容する書類が携帯時に脱落せず、かつ収容した書類の閲覧を容易に行うことができる書類用ホルダに関する技術を提供することを課題とする。
本発明では、上記の課題を解決するため、以下の手段を採用した。すなわち、本発明は、略矩形の表表紙と、前記表表紙と略同形状の裏表紙と、前記表表紙と前記裏表紙とが重なるように、前記表表紙の一端部と該一端部に対応する前記裏表紙の一端部とを接続する接続端部と、前記接続端部に隣接する前記表表紙及び前記裏表紙の上端部と、前記接続端部に隣接する前記表表紙及び前記裏表紙の下端部とに設けられ、収容する書類が縦方向から脱落するのを防止する縦方向脱落防止手段と、前記接続端部に対向する前記表表紙の開放端部、又は前記接続端部に対向する前記裏表紙の開放端部に形成され、収容する前記書類が横方向から脱落するのを防止する横方向脱落防止手段と、を備える書類用ホルダである。
本発明によれば、縦方向脱落防止手段と横方向脱落防止手段とを備えることで収容される書類の移動が制限される。その結果、収容する書類が携帯時に脱落するのを防止することができる。また、書類は、書類用ホルダの開放端部から容易に取り出すことができる。
表表紙と裏表紙は、略矩形とし、どちらもほぼ同じ大きさとすることが好ましい。そして、表表紙及び裏表紙は、合成樹脂によって形成することができる。合成樹脂には、ポリプロピレン樹脂が例示できる。表表紙及び裏表紙は、少なくとも収容する書類と同じか又
はこれより大きくすることが好ましい。また、書類には、A4やB5等の定型の用紙が例示でき、表表紙や裏表紙の大きさもこれに合わせて形成することが好ましい。
接続端部は、表表紙の一端部と該一端部に対応する前記裏表紙の一端部とを接続する。そして、接続端部は、書類用ホルダを閉じた状態において、表表紙と裏表紙とが重なるように接続する。なお、該端部に対応する前記裏表紙の一端部とは、例えば、表表紙の一端が長辺である場合には、これに対応する裏表紙の一端は長辺であることを意味する。なお、例えば、表表紙と裏表紙とを一枚の合成樹脂により形成し、中央付近で折り曲げて書類ホルダを形成した場合には、この折り曲げ部分が接続端部に相当することになる。
縦方向脱落防止手段は、書類用ホルダの上部及び下部に設けられる。より具体的には、書類用ホルダの上部に設けられる縦方向脱落防止手段は、接続端部に隣接する表表紙及び裏表紙の上端部に設けられ、書類用ホルダの下部に設けられる縦方向脱落防止手段は、表表紙及び裏表紙の下端部に設けられる。これにより、収容する書類の縦方向の移動が制限され、収容する書類が縦方向から脱落するのが防止される。なお、縦方向とは、書類の挿入方向と直交する方向を意味する。そして、本明細書では、以下、書類の挿入方向を横方向と呼び、この横方向に直交する方向を縦方向として呼ぶこととする。
横方向脱落防止手段は、前記接続端部と対向する前記表表紙の開放端部、又は前記接続端部に対向する前記裏表紙の開放端部に形成される。開放端部は、換言すると接続端部と反対側の端部である。このように、横方向脱落防止手段が接続端部と反対側の端部に形成されることで、収容する書類の横方向の移動が制限され、書類が脱落するのが防止される。
また、本発明に係る書類用ホルダにおいて、前記縦方向脱落防止手段は、前記表表紙と前記裏表紙との一部分同士を前記接続端部寄りで接続する接続部であり、前記横方向脱落防止手段は、前記表表紙の開放端部を挟持する舌部とすることができる。
縦方向脱落防止手段である接続部は、書類の縦方向の移動を制限する。接続部は、例えば表表紙と裏表紙の一部分同士を溶着することで形成することができる。そして、このような接続部は、接続端部寄りに形成することが好ましい。接続端部寄りとは、接続端部から接続部までの距離が書類の余白や綴じ代程度であることを意味する。なお、このような接続部は、接続端部からの距離を上端部及び下端部共に等しくすることが好ましい。これにより、接続部より開放端部側の表表紙及び裏表紙の開閉が自由となり、書類用ホルダに収容した書類を収容したまま閲覧することが可能となる。なお、接続部は、上記以外に例えば表表紙と裏表紙とを留めるボタン等により形成し、取り外し可能としてもよい。また、例えば下端部のみ接続部を溶着し、上端部は取り外し可能とすることもできる。
横方向脱落防止手段である舌部は、表表紙の開放端部を挟持する。すなわち、舌部により、書類用ホルダを綴じた状態を保持することができ、収容される書類の横方向の移動を制限することができる。舌部は、例えば裏表紙の開放端部の一部分を突出させて舌部を形成し、これを接続端部側に折り曲げることで形成することができる。また、舌部は、裏表紙の開放端部の一部分に自由端が接続端部側に位置するように切り込み片を形成してもよい。この場合、切り込み片からなる舌部を挿入する切り込みを表表紙に形成する。この切り込みに舌部を挿入することで、書類の横方向の移動を制限することが可能となる。
なお、書類等の内容物がホルダ内で回転することによって脱落するのを防止するため、横方向の移動を制限する舌部を開放端部の中央付近に形成し、接続端部と横方向脱落防止手段との間隔を収容する書類の横方向の長さとほぼ一致させるようにしてもよい。この時、縦方向の移動を制限する上下の縦方向脱落防止手段の間隔についても収容する書類の縦
方向の長さとほぼ一致させるにようにすることが好ましい。
また、本発明に係る書類用ホルダにおいて、前記接続端部は、背板と該背板の横方向の両端部に沿って略直角に結合される横側板と前記背板の縦方向の両端部に沿って略直角に結合される縦側板とを有し、前記表表紙の一端部は、一方の前記横側板の端部と接続され、前記裏表紙の一端部は、他方の前記横側板の端部と接続され、前記縦方向脱落防止手段は、前記縦側板とすることができる。
接続端部を上記のような構成とすることで、収容する書類の一部分を収容することが可能となる。また、横側板の端部と表表紙及び裏表紙が接続される部分は、ヒンジとして機能させることができ、表表紙及び裏表紙を容易に開閉することが可能となる。更に、縦側板は、収容する書類の縦方向の移動を制限することができる。すなわち、縦側板は、縦方向脱落防止手段として機能することになる。
また、本発明に係る書類用ホルダは、前記書類の閲覧時のみ前記書類の一部分を前記接続端部内で固定する固定手段を更に備え、前記固定手段は、前記背板の内面と略直角に所定の間隔をもって形成された複数のプレートとすることができる。固定手段を更に備えることで、書類の脱落を携帯時に防止すると共に、書類を書類用ホルダに収容したまま書類の閲覧が可能となる。
固定手段は、上述した接続端部に形成することができる。背板と縦側板と横側板とを有する接続端部の内部には、空間が形成され、該空間に書類の一部分を挿入することができる。前記接続端部は、該接続端部に挿入する書類の幅に相当する収容幅と、挿入する書類の厚さに相当する収容厚さと、挿入する書類の奥行きに相当する収容深さに基づいて形成することができる。書類の幅は、書類の挿入方向の幅、すなわち縦方向の長さを意味する。書類の厚さは、収容する書類の枚数に相当し、横方向の長さを意味する。書類の深さは、前記接続端部に収容される部分を意味する。すなわち、余白部分等がこれに該当することになる。なお、接続端部は、合成樹脂によって形成することができる。また、接続端部をABS樹脂により形成することでより強度に優れたものとすることができる。
背板の内面に略直角に設けられるとは、前記プレートが前記接続端部に収容される書類の面と略平行になるように前記接続端部内に形成されることを意味する。これにより、前記接続端部に収容された書類の一部分を固定することができる。具体的には、収容された書類をめくる際に前記プレートの自由端及び前記接続端部の縁部が支点として作用する。一方、前記プレートの固定端付近及び前記接続端部の内壁の結合付近が力点として作用する。その結果、書類の一部分を固定することができる。なお、前記接続端部の収容厚さは収容する書類の厚さに合わせることが好ましい。収容される書類の面と前記プレート又は前記接続端部の内壁面との隙間を少なくすることで、より効果的に書類の一部分を固定することができる。
また、前記プレートが複数形成されていることで、より効果的に書類の一部分が固定される。所定の間隔は、前記プレートの高さ及び前記接続端部の深さに基づいて決定する。上述したようにプレート及び接続端部の縁部が書類の固定力の支点又は作用点となるからである。
本発明によれば、収容する書類が携帯時に脱落しない書類用ホルダを提供することができる。また、固定手段を更に備える構成とすることで、書類に穴を開けることなく書類の閲覧及び書類の保管が可能となる。
次に、本発明に係る書類用ホルダの実施形態について図面に基づいて説明する。なお、同一の構成要素については同一の符号を付すことでその詳細な説明を省略する。
図1は、第1の実施形態に係る書類用ホルダ1を閉じた状態を示す斜視図である。図2は、第1の実施形態に係る書類用ホルダ1の展開図である。図1、図2に示すように、第1の実施形態に係る書類用ホルダ1は、表表紙100と、裏表紙200と、接続端部300と、接続部24と、舌部22aと、を備える。
第1の実施形態に係る書類用ホルダ1では、表表紙100と裏表紙200とは一枚のポリプロピレン樹脂により一体成形され、接続端部300で折り曲げられている。そして、接続端部300寄りの上端部の一部分、すなわち表表紙100の上端部10aと裏表紙200の上端部20aの内面には、接続部24が形成されている。また、接続端部300寄りの下端部の一部分、すなわち表表紙100の下端部10cと裏表紙200の下端部20cの内面には、接続部24が形成されている。そして、これらの接続部24は、内面同士を溶着することで接続するものである。なお、接続部24は、本発明の縦方向脱落防止手段に相当する。
第1の実施形態では、収容する書類400をA4に設定し、円形状の接続部24を接続端部300から20mm程度の間隔をあけた位置に形成した。しかし、これに限定されるわけではない。接続端部からの距離は、書類のサイズや余白等に合わせて設計すればよい。また、本実施形態では、接続部24を円形状としたが、上端部及び下端部に沿うように直線状としてもよい。
第1の実施形態に係る書類用ホルダ1は、裏表紙200の開放端部20bの中心付近に本発明の横方向脱落防止手段に相当する舌部22aを有する。開放端部20bは、接続端部300と対向している。また、舌部22aは、裏表紙200の開放端部20bの中央付近を突出させ、これを接続端部300側に折り曲げることで形成した。なお、本実施形態では、舌部22aを裏表紙200の開放端部20bの中央付近に一つ形成した。しかし、これに限定されるわけではなく、複数形成してもよく、また、開放端部20bの全体に蓋状に形成してもよい。
次に、第1の実施形態に係る書類用ホルダ1の使用方法について説明する。図3は、第1の実施形態に係る書類用ホルダ1を開いた状態を示す斜視図である。図4は、第1の実施形態に係る書類用ホルダ1に書類400を挿入した状態を示す斜視図である。図3に示すように、書類用ホルダ1を開くと、接続部24により表表紙100と裏表紙200は接続されているため、接続部24より開放端部側が開放されることになる。そして、図4に示すように、開放端部側から書類400を挿入する。その後、接続端部300側に折り返されている舌部22aの内側に表表紙100を滑り込ませることで、書類用ホルダ1を閉じることができ、書類400を収容することができる(図1参照)。
以上、第1の実施形態に係る書類用ホルダ1によれば、接続部24を備えることで書類400の縦方向の移動を制限することができる。また、舌部22aを備えることで書類400の横方向の移動を制限することができる。したがって、収容される書類400の上下及び横方向の移動を制限することができ、書類400が携帯時に脱落することを防止することができる。また、表表紙100と裏表紙200とは、接続部24よりも開放端部側で自由に開閉することができるので、書類400を収容したまま書類400を閲覧することも可能である。
なお、本発明の横方向脱落防止手段は、以下のようにしてもよい。図5は、舌部22bを有する書類用ホルダ1の斜視図であり、図5に示す書類用ホルダ1は、裏表紙200の開放端部20b側の一部分に先端が接続端部側に位置するように切り込み片を形成して舌部22bが形成されている。そして、表表紙100には、切り込み片からなる舌部22bを挿入する切り込み22b1が形成されている。
また、図6は、ボタン23を有する書類用ホルダ1の斜視図である。図6に示す書類用ホルダ1は、表表紙100及び裏表紙200の開放端部側の中央付近に表表紙100と裏表紙200を留めるボタン23が形成されている。以上のような構成とすることでも、書類400の横方向の移動を防止することができる。
次に第2の実施形態に係る書類用ホルダ1について図面に基づいて説明する。図7は、第2の実施形態に係る書類用ホルダ1を開いた状態を示す斜視図である。図8は、第2の実施形態に係る書類用ホルダ1を閉じた状態を示す斜視図である。図9は、第2の実施形態に係る書類用ホルダ1を開いた状態での上面図である。図10Aは図9におけるA−A側面図、図10Bは図9におけるB−B断面図である。
第2の実施形態に係る書類用ホルダ1は、接続端部310と、表表紙110と、裏表紙210と、を備える。表表紙110と裏表紙210は、一枚のポリプロピレン樹脂により形成される。また、本実施形態では、接続端部310は、別途収容部40を有する構成とし、接続端部310の内側に収容部40を接続する構成とした。したがって、接続端部310の内側に収容部40を接続できるよう、接続端部310は、収容部40の形状に合わせて断面がコ字状に形成されている。また、収容部40の縁部に沿うように、接続端部310と表表紙110及び裏表紙210との接続部には薄肉部からなるヒンジ50が形成され、ヒンジ50により表表紙110及び裏表紙210は開閉自在となっている。
収容部40は、背板43と、背板43の端部に接続された横側板41と、縦側板42と、を備える(図9、図10A、10B参照)。横側板41は、背板43の横方向の端部に直角に接続され、縦側板42は、背板43の縦方向の端部に直角に接続される。そして、縦側板42は、本発明の縦方向脱落防止手段に相当する。
また、収容部40には、背板43の内側面と略直角にプレート35a、35b、35cが形成されている。また、プレート35a、35b、35cは、横側板41と平行に設けられている。なお、本実施形態においては、プレート35a、35b、35cの形状は、半月形となっている。これにより、書類400の挿入が容易となる。但し、プレート35a、35b、35cの形状は上記に限定されず、例えば、矩形状であってもよい。
図10Aに示すように、プレート35aの頂点高さは、収容部40の深さより長く設定されている。また、プレート35aは、収容部の厚さ方向の略中心に形成されている。そして、プレート35b、35cの頂点高さは、収容部40の深さとほぼ同じ長さとなっている。また、プレート35b、35cは、プレート35aと対向する二枚の横側板41との略中間位置にそれぞれ配置されている。
前記プレート同士の間隔は、プレート35a、35b、35cの高さ及び収容部40の深さに基づいて決定することできる。また、収容部40の収容深さは、収容する書類400の余白部分に相当する長さであることが好ましい。例えば、A4の書類を収容する場合には、15mmから30mmが好ましく、より好ましくは20mm程度である。したがって、プレート35a、35b、35cの高さもこれに合わせて形成することが好ましい。また、プレートの高さを15mmから30mmにする場合には、前記所定の間隔は7mm
より小さい値であることが好ましい。これにより、効果的に書類400の一部分を固定することができる。
第2の実施形態に係る裏表紙210は、ひも部材29を備え、ひも部材29の両端は、裏表紙210の外面にリベット27により固定されている(図7参照)。なお、リベット27の固定位置は、裏表紙210の書類の挿入方向中心よりも開放端部寄りであることが好ましい。なお、開放端部とは、接続端部310と対向、すなわち反対側の端部である。また、裏表紙210には2つの貫通孔28が形成されている。貫通孔28は裏表紙210の開放端部近傍に所定の間隔をもって形成されている。裏表紙210の外側で固定されたひも部材29は、裏表紙210の幅方向の端部、すなわち上端部及び下端部の折り返し点27aで内側に折り返されている。なお、ひも部材29は折り返し点27aから二つの貫通孔28間では、裏表紙210の内側に配置され、貫通孔28間においては、裏表紙210の外側に配置される。そして裏表紙210の内側に配置されたひも部材29は、引掛部25として機能する。なお、ひも部材29は、ゴムひも等の弾性部材であることが好ましい。
表表紙110の開放端部には切欠部11が形成されている。切欠部11を形成することで、表表紙110の隅部に突出部12が形成される。これにより、ひも部材29により形成した裏表紙210の引掛部25に表表紙110の突出部12を通すことが容易になる。その結果、表表紙110と裏表紙210とが開くのを防止することができる。
以上説明した、裏表紙210のひも部材29、リベット27、貫通孔28により形成される引掛部25と、表表紙110の突出部12は、本発明の横方向脱落防止手段に相当する。すなわち、引掛部25に突出部12を通すことで表表紙110と裏表紙210を閉じた状態を維持することができ、また、収容した書類400の横方向の移動を制限することができる。なお、上記の構成によれば、折り返し点27aにより、書類400の縦方向の移動も制限される。
次に第2の実施形態に係る書類用ホルダ1の使用方法について説明する。図11は、第2の実施形態に係る書類用ホルダ1の使用状態を示す図である。第2の実施形態に係る書類用ホルダ1は、収容部40を手に持って使用することができる。書類400をめくる際には、書類400の一部分に固定力が作用するので閲覧することが可能となる。なお、第2の実施形態に係る書類用ホルダ1は机などにおいて使用することもできる。
ここで、書類400の一部分に作用する固定力について図面に基づいて説明する。図12Aは、書類400の挿入時の状態を示す。図12Aに示すように、書類400の挿入時では、書類400の端部面と横側板41及びプレート35a、35b、35cは略平行にある。そして、閲覧時には、書類400は表表紙110側又は裏表紙210側に傾く。図12Bは、書類400が表表紙110側に傾いた状態を示す。同図に示すように、書類400が表表紙110側に傾いた場合、収容部40の縁部M1及び前記プレート35a、35b、35cの自由端M2、M3、M4が支点として作用する。一方前記プレート35a、35b、35cの固定端部L1、L2、L3及び横側板41の固定端部L4が力点として作用する。これにより閲覧時において収容部40内に書類400を固定することが可能となる。
なお、図12A、図12Bにおいては分かり易くするために書類400を一本線で表現した。しかし、実際に使用する際は複数枚重ねて、プレート同士の間隔に書類400を充填するように挿入することで、最も効果的に書類400を固定することができる。更に、第2の実施形態に係る収容部40及びプレート35a、35b、35cは、ABS樹脂により形成することが好ましい。これにより、収容部40等の強度が向上する。また、強度
が向上することにより支点としての機能も十分に発揮される。
なお、書類用ホルダ1を保管用として使用する場合には、表表紙110及び裏表紙210を閉じる。そして引掛部25に表表紙110の突出部12を挿入する。これにより、収容した書類400を埃や光から保護することができる。なお、第2の実施形態に係る書類用ホルダ1は、書類400をめくる時以外は固定力が作用しない。したがって、書類400に固定による跡をつけずに保存することができる。
以上、第2の実施形態に係る書類用ホルダ1によれば、収容部40の縦側板42とひも部材29の折り返し点27aにより、書類400の縦方向の移動を制限することができる。また、引掛部25に突出部12を通して書類用ホルダ1の閉じた状態を保持する構成とすることで、書類400の横方向の移動を制限することができる。したがって、収容される書類400の上下及び横方向の移動を制限することができ、書類400が携帯時に脱落することを防止することができる。また、第2の実施形態に係る書類用ホルダ1は収容部40にプレート35a、35b、35cを備えることで、書類400の一部分を固定することが可能となる。その結果、書類400を閲覧することが可能となる。
以上、本発明の好適な実施形態を説明したが、本発明に係る書類用ホルダはこれらに限らず、可能な限りこれらの組合せを含むことができる。
第1の実施形態に係る書類用ホルダ1を閉じた状態を示す斜視図である。 第1の実施形態に係る書類用ホルダ1の展開図である。 第1の実施形態に係る書類用ホルダ1を開いた状態を示す斜視図である。 第1の実施形態に係る書類用ホルダ1に書類400を挿入した状態を示す斜視図である。 舌部22bを有する第1の実施形態に係る書類用ホルダ1の斜視図である。 ボタン23を有する第1の実施形態に係る書類用ホルダ1の斜視図である。 第2の実施形態に係る書類用ホルダ1を開いた状態を示す斜視図である。 第2の実施形態に係る書類用ホルダ1を閉じた状態を示す斜視図である。 第2の実施形態に係る書類用ホルダ1を開いた状態での上面図である。 図9におけるA−A側面図である。 図9におけるB−B断面図である。 第2の実施形態に係る書類用ホルダ1の使用状態を示す図である。 書類400の挿入時の状態を示す。 書類400が表表紙110側に傾いた状態を示す。
符号の説明
22a、22b・・・舌部
23・・・ボタン
24・・・接続部
28・・・貫通孔
29・・・ひも部材
35a、35b、35c・・・プレート
40・・・収容部
41・・・横側板
42・・・縦側板
43・・・背板
50・・・ヒンジ
100、110・・・表表紙
200、210・・・裏表紙
300、310・・・接続端部
400・・・書類

Claims (4)

  1. 略矩形の表表紙と、
    前記表表紙と略同形状の裏表紙と、
    前記表表紙と前記裏表紙とが重なるように、前記表表紙の一端部と該一端部に対応する前記裏表紙の一端部とを接続する接続端部と、
    前記接続端部に隣接する前記表表紙及び前記裏表紙の上端部と、前記接続端部に隣接する前記表表紙及び前記裏表紙の下端部とに設けられ、収容する書類が縦方向から脱落するのを防止する縦方向脱落防止手段と、
    前記接続端部に対向する前記表表紙の開放端部、又は前記接続端部に対向する前記裏表紙の開放端部に形成され、収容する前記書類が横方向から脱落するのを防止する横方向脱落防止手段と、を備える書類用ホルダ。
  2. 前記縦方向脱落防止手段は、前記表表紙と前記裏表紙との一部分同士を前記接続端部寄りで接続する接続部であり、
    前記横方向脱落防止手段は、前記表表紙の開放端部を挟持する舌部である、請求項1に記載の書類用ホルダ。
  3. 前記接続端部は、背板と該背板の横方向の両端部に沿って略直角に結合される横側板と前記背板の縦方向の両端部に沿って略直角に結合される縦側板とを有し、
    前記表表紙の一端部は、一方の前記横側板の端部と接続され、
    前記裏表紙の一端部は、他方の前記横側板の端部と接続され、
    前記縦方向脱落防止手段は、前記縦側板である請求項1に記載の書類用ホルダ。
  4. 前記書類の閲覧時のみ前記書類の一部分を前記接続端部内で固定する固定手段を更に備え、
    前記固定手段は、前記背板の内面と略直角に所定の間隔をもって形成された複数のプレートである請求項3に記載の書類用ホルダ。
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