JP2007160636A - 収容箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、省スペースで且つ内部に収容した被収容物を取り出し易い収容箱を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明の書類収容箱(収容箱)1は、直方体の箱型の本体2と蓋体3とを備えている。本体2を構成する第一長壁5aと第二長壁5bには、本体2の開口縁を形成している上縁部分から上方に向かって突出した突出部8a,8bが形成されており、蓋体3を構成する天板13の長手辺沿いには貫通孔15a,15bが設けられている。これらの貫通孔15a,15bには、本体2に設けられた突出部8b,8aが挿通されることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、被収容物を内部に収納する収容箱に関する。
従来より、既決書類と未決書類とを分けて収容する書類決裁箱がある。従来の書類決済箱は、箱型の本体と、本体の開口を覆う箱型の蓋体とから構成されている。
そして、本体又は蓋体は、既決の書類又は未決の書類というように書類を分別するために使い分けられることが多い。この場合、書類収容箱は、本体と蓋体とは横に並べられたり、どちらか一方の上にもう一方を90度回転させて重ねられたりして用いられることが多い。
しかしながら、本体と蓋体とを横に並べると、本体を置くスペースと蓋体を置くスペースとを要してしまう。そのため、机上等の限られたスペース内では、書類決裁箱を置くために充分なスペースが確保できない場合があった。
また、蓋体を本体に対して90度ずらして重ねると、本体及び蓋体内に収容する書類の向きも90度回転してしまい使い勝手が悪いという欠点があった。
加えて、本体と蓋体とを90度回転させた状態で上下に重ねると、下段の箱内に収容された書類(中身)が取り出し難いという問題もあった。
そこで、本発明は、省スペースで且つ箱内に収容した被収容物を取り出し易い収容箱を提供することを課題とする。
本発明は上記事項に鑑みてなされたものであり、すなわち本発明は、互いに向かい合う一対の短壁と一対の長壁と底板とから構成される箱型の本体と、互いに向かい合う一対の短壁と一対の長壁と天板とから構成され、本体の開口を覆う箱型の蓋体とを備え、本体内に被収容物を収容する収容箱であって、本体は、一対の長壁の上縁から上方に突出した突出部を有し、蓋体は、天板の、長壁寄りの位置に貫通孔を有していることを特徴とする。
そして、本発明の収容箱は、蓋体を、天板が底となるように回転させ、本体を下段とし且つ手前に位置するように、蓋体をずらして本体上に載置させるとき、本体の前記突出部と、天板に設けられた前記貫通孔が係合することを特徴としている。
本発明の本体と蓋体は一方が開口した箱型の部材である。蓋体は、本体の開口を覆うことができるように、本体よりも少し大きいサイズに形成されている。
本体の一対の長壁の上端に設けられた固定手段は、長壁の上端が上方に向かって舌片状に延びた突出部とすることができる。この場合、蓋体には、突出部を挿通できる貫通孔を係合手段として設けることができる。係合手段は、蓋体を本体と同じ向きに重ねることができるように、天板の、蓋体の一対の長壁に沿った部分に各々設けられる。尚、蓋体を本体の上に重ねる場合は、本体が手前に位置するように蓋体を重ねる。
このように、本発明の収容箱は、蓋体と本体とを上下に重ねることにより、上下段の箱内に被収容物を収容することができるデスクトレイとして使用することができる。これにより、本発明の収容箱は、机上においても省スペースで多くの被収容物を収容することができる。
また、本発明の収容箱は、蓋体を本体と同じ向きで重ねるため、本体内に収容された被収容物と蓋体に収容された被収容物との向きを同じ向きにすることができ、使い勝手をよくすることができる。
さらに、本発明の収容箱によれば、本体と蓋体とを横に並べることがなくなり、省スペースで被収容物の整理・分別を行うことができる。
また、本発明の貫通孔は、蓋体の一対の長壁に沿って形成され、且つ蓋体を本体に被せたときに、この貫通孔は、本体の一対の長壁の上端にて塞がれる位置に設けられていると好ましい。例えば、固定手段が上記した突出部の場合、突出部は平たい舌片状なので貫通孔は突出部の幅と長さが挿通できる大きさであればよい。突出部は長壁と同じ厚みでありそれほど厚みのあるものではない。そのため、貫通孔は細長い溝状になる。
このように、貫通孔が細長い形状に形成されていることにより蓋体の天板の目立たない位置に設けられている。さらに、本発明に係る貫通孔は、本体の長壁の上端にて塞がれる位置に設けられている。これにより、収容箱を蓋付きの箱として使用するために蓋体を本体に被せた場合であっても、貫通孔は長壁の上端によって塞がれるため、内部に埃やゴミが進入することを極力少なくすることができる。
また、本発明の収容箱は、本体の一対の長壁の各々の上端には、突出部から本体の短壁に向かって下り傾斜となるように切り欠かれた傾斜部が設けられている構成とすることもできる。この場合、傾斜部の傾斜は、収容箱を使用するときの前面側に向かって傾斜している。
これにより、蓋体の内部に収容された被収容物を容易に取り出すことが可能となる。
さらに、本発明の収容箱は、本体の一対の長壁には、傾斜部の最下点から突出部に向かって折り返される延出部が、長壁の上部に設けられ、天板が底となるように回転させ、本体を下段とし且つ手前に位置するように、蓋体をずらして本体上に載置させるとき、延出部は、蓋体の一方の短壁の左右に設けられた孔部に挿通される。孔部は蓋体の短壁の両長壁側に沿って短壁の下隅の方に形成されると好ましい。これにより、孔部は外観に目立つことなく、さらに蓋体としての機能を損なわせることもない。
また、本発明の収容箱は、一端が本体の底板に固定され、その底板の長手方向の表面に敷設され、他端が本体の短壁を越えて本体の外方に位置する敷設手段が設けた構成とすると好ましい。
本発明に係る敷設手段は、リボン等の紐状のものや、弾性を有するシート状のものとすることができる。紐状の敷設手段の場合、紐を本体の底板又は蓋体の天板に、その一端を固定し、他端を本体又は蓋体の外方へ出した状態にする。
また、シート状の敷設手段は、本体の底板又は蓋体の天板内に収まる形状及びサイズの面板部と、面板部の端部から立設した立設部とを有すると好ましい。この立設部は、収容箱の使用時の前面側に位置するように配する。使用者は、このような敷設手段の上に被収容物を載せるようにして本体又は蓋体に被収容物を収容する。
そして、本体又は蓋体に収容された被収容物を取り出す場合、使用者は、敷設手段を持ち上げるように引っ張り上げる。すると、敷設手段上に載せられた被収容物も一緒に持ち上がった状態となる。これにより、本体又は蓋体内に収容された最下の被収容物の取り出しを容易に行うことができる。
また、本発明に係る天板が底となるように回転させ、本体を下段とし且つ手前に位置するように、蓋体をずらして本体上に載置させたときの、本体の前面側の短壁に、その上端中央に矩形状の切り欠き部を設けた構成とすると好ましい。これにより、下段となる本体内に収容された被収容物を取り出しやすくなる。
以上のように、本発明によれば、省スペースで且つ箱内に収容した被収容物を取り出し易い収容箱を提供することが可能となる。
以下、本実施形態の収容箱について図面を参照して詳説する。尚、本発明の収容箱には発泡ポリプロピレンを用いると好ましいが、その他の樹脂や紙等も適用可能である。さらに、本実施形態では、収容箱を、書類や紙類を入れる書類収容箱として説明するが、本発明の収容箱はこれに限定されるものではない。
図1に示すように、本実施形態の書類収容箱1は、何れも直方体の箱型の本体2と蓋体3とを備えている。
まず、本体2について説明する。本体2は、互いに向かい合う一対の短壁(以下、第一短壁4aと第二短壁4bと称す)、一対の長壁(以下、第一長壁5aと第二長壁5bと称す)と、周縁にそれらが立設する底板6とから構成されている。尚、本説明では、図2に示す第一短壁4aを正面側とし、図3に示す第二短壁4bを背面側とする。
図2に示すように、第一短壁4aには、その上端から中央に向かって矩形状の切り欠き部7が設けられている。つまり、第一短壁4aは全体形状が略Uの字型をなしている。このように、前面に切り欠き部7が設けられていることにより、本体2内への書類の出し入れがし易くなる。
また、第一長壁5aと第二長壁5bとは、本体2の開口縁を形成している上縁部分から上方に向かって突出した突出部8a,8bが設けられている。本実施形態の突出部8a,8bは、第一短壁4aを前面とした場合、背面の第二短壁4b側の第一長壁5a,第二長壁5bに設けられている。尚、本実施例では、第一短壁4a,第二短壁4bの長さは255mmとし、第一長壁5a,第二長壁5bの長さは335mmとする。これは書類の大きさをA4サイズとした場合に好適なサイズであり、本発明の書類収容箱は書類のサイズに応じて様々なサイズの書類に適用することが可能である。
また、第一長壁5aと第二長壁5bとの上縁には、書類収容箱1の背面側から前面側に向かう傾斜部9a,9bが形成されている。図4に示すように、傾斜部9a,9bは、第一長壁5a,第二長壁5bの長手方向に向かって突出部8a,8bと連続している、つまり、傾斜部9a,9bは、第二短壁4bから第一短壁4aに向かう傾斜を有している。尚、傾斜部9a,9bは、第二短壁4b側の第一長壁5aの端部及び第二長壁5bの端部から35mmのスペースSを空けた位置から傾斜するように設けると好ましい。このスペースSの部分に突出部8a,8bが設けられている。
また、図5に示すように、本実施形態の傾斜部9a(9b)の傾斜角度Rは、1〜4°
が適当であり、特に3°とすると好ましい。
尚、第二短壁4bの高さは、傾斜部9a,9bの傾斜の開始地点における第一長壁5a,第二長壁5bの高さと同じ高さに形成され、第一短壁4aの高さは、第一長壁5a,第二長壁5bの最上端、つまり、突出部8a,8bの上端までの高さと同じに形成されている。
また、図4に示すように、傾斜部9aと傾斜部9bの傾斜の下流(つまり、第一短壁44a側)には、上流(つまり、第二短壁4b側)に向かって延出した延出部10a,10bが設けられている。つまり、延出部10aと延出部10bは、傾斜部9aと傾斜部9bの傾斜の最下点から突出部8a,8bに向かって折り返されるように形成されている。尚、本実施形態では、延出部10a,10bは、第一短壁4a側の第一長壁5a,第二長壁5bそれぞれの端部から100mm程度のスペースTを空けた位置から突出部8a,8b側に向かって設けられている。
次に、蓋体3について説明する。蓋体3は、互いに向かい合う一対の短壁(以下、第三短壁11aと第四短壁11bと称す)、一対の長壁(以下、第三長壁12aと第四長壁12bと称す)と、周縁にそれらが垂下する天板13とから構成されている。
また、第三短壁11aの天板13側の左右の隅には、孔部14a,14bが設けられている。孔部14a,14bは、第三短壁11aを貫通している。これらの孔部14a,14bには、本体2の延出部10b,10aが挿通される。そのため、孔部14a,14bの大きさは、延出部10b,10aを挿通できるだけの大きさであればよい。
さらに、蓋体3の天板13の、第三長壁12a寄りの平面及び第四長壁12b寄りの平面には、貫通孔15a,15bが設けられている。貫通孔15a,15bは、第三長壁12a,第四長壁12bの長手に沿って細長い形状に形成されている。これらの貫通孔15a,15bには、本体2に設けられた突出部8b,8aが挿通される。そのため、これらの貫通孔15a,15bは突出部8b,8aが挿通できるだけの大きさであればよい。
また、貫通孔15a,15bは、蓋体3を本体2に被せたとき、本体の長壁5a,5bが貫通孔15a,15bを塞ぐ位置に設けられている。
これにより、蓋体3を蓋として使用する場合であっても、貫通孔15a,15bは長壁5a,5bの上端によって塞がれるため、本体2の内部に埃やゴミが進入することを防止することができる。
また、貫通孔15a,15bは、天板13の長手辺の真ん中よりも第四短壁11b(すなわち、書類収容箱1全体としての背面側)寄りに設けられている。これにより、本体2を下段とし手前に位置するように蓋体3を重ねて固定することができる。
以上に説明した本体2と蓋体3とにより本実施形態の書類収容箱1が構成されている。
次に、本実施形態の書類収容箱1の使用状態及び使用方法について説明する。
まず、本実施形態の書類収容箱1を蓋付きの箱として使用する場合は、蓋体3を本体2に被せる。このときの書類収容箱1は、蓋体3の天板13が本体2の開口を覆い、蓋体3の第三短壁11aが本体2の第一短壁4aの外側に,蓋体3の第四短壁11bが本体2の第二短壁4bの外側に,蓋体3の第三長壁12aが本体2の第一長壁5aの外側に,蓋体3の第四長壁12bが本体2の第二長壁5bの外側に位置するように当接した状態となる。
本体2の内方に紙類やファイル等の書類を入れ、その上から蓋体3を被せることにより、書類の整理だけでなく、書類を埃,ゴミ,光等から保護して保存することができる。
次に、本実施形態の書類収容箱1を、書類の区分け(未決・既決書類等)を行うデスクトレイとして使用する場合について説明する。
図6に示すように、本実施形態の書類収容箱1をデスクトレイとして使用する場合は、まず、蓋体3の天板13が底面となるようにひっくり返す。そして、本体2の延出部10a,10bに、蓋体3の孔部14b,14aを挿通させる。このとき、本体2の突出部8a,8bを、蓋体3の天板13に設けられた貫通孔15b,15aのそれぞれに挿通する。尚、第二短壁4bの高さは、突出部8a,8bの上端から傾斜部9a,9bの傾斜の開始地点までの高さ分低く形成されている。これにより、第二短壁4bの高さに阻まれることなく、突出部8a,8bを完全に貫通孔15b,15a内に挿通することができる。
上記したように、貫通孔15a,15bは、天板13の長手辺の半分よりも第四短壁11b寄りに設けられているため、本実施形態の書類収容箱1をデスクトレイとして使用する場合は、本体2が下段となり、且つ手前に位置した状態になる。
また、本実施形態の書類収容箱1は、突出部8a,8bと貫通孔15b,15aが同じ方向に設けられているため、蓋体3を本体2と同じ向きに重ねることができる。つまり、本実施形態の書類収容箱1は、従来の書類収容箱のように、蓋体を本体に対して90°回転させた状態で載置することがなくなる。
加えて、蓋体3を本体2の上部に重ねることができるため、設置スペースを省略することができ、狭いスペースを効率的に利用することができる。
さらに、本実施形態の書類収容箱1は、本体2及び蓋体3の箱の一部を切り取ることにより、突出部8a,8b、延出部10a,10b、孔部14a,14b、貫通孔15a,15bを形成している。つまり、本実施例の書類収容箱は、新たな部品を追加することなく本体2に蓋体3を重ねて固定することができる構造であるため、製造工程を簡略化することができる。
また、本実施形態の書類収容箱1は、本体2の第一短壁4aに切り欠き部7が設けられていることにより、本体2内部に収容した書類の取り出しが容易になる。
さらに、本実施形態の書類収容箱1は、本体2の第一長壁5a及び第二長壁5bに、本体2の前面(切り欠き部7方向)に向かった傾斜部9a,9bが設けられているため、蓋体3自体も本体2の前面方向に傾斜する。これにより、蓋体3の内部に収容された書類の取り出しも容易とすることができる。
また、本体2に、突出部8a,8b及び延出部10a,10bが設けられ、蓋体3に孔部14a,14b及び貫通孔15a,15bが設けられ、突出部8a,8bが貫通孔15b,15aに挿通され、延出部10a,10bが孔部14b,14aに挿通されることにより、蓋体3を本体2に係止する。これにより、本体2と蓋体3とのガタつきを防ぐことができ、安定した状態で書類を収容することができる。
また、孔部14a,14bは、第三短壁11aの左右の隅の方に設けられている。そのため、本体2に蓋体3を被せて書類収容箱1を蓋付きの箱として使用する場合においても、孔部14a,14bは本体2の第一短壁4aで塞がれた状態となるため内部への埃の進入を防ぐことに影響することはない。
加えて、孔部14a,14bは、第三短壁11aの隅に設けられているため、蓋体3を本体2に被せて蓋として使用した場合においても、孔部14a,14bの存在自体が外観を損ね難い。
(その他の実施態様1)
本実施形態の書類収容箱1は、デスクトレイとして本実施形態の書類収容箱1を使用したときに、本体2又は蓋体3内に収容された書類を取り易くする敷設手段を設けた態様とすることもできる。尚、以下の説明では、本体2に敷設手段が設けられたものとして説明するが、敷設手段を蓋体3にも設けた構成としてもよい。
図7に示すように、敷設手段として、紐(リボン)状のもの(以下、紐部20と称す)を好適に用いることができる。紐部20は、一端が本体2の底板6に固定されている。尚、固定の方法は接着剤,テープ,留め金,ピン等の固定具を用いてもよいし、底板6に孔を空けてその孔に紐部20を通して紐部20の端部に孔よりも大きな径の結び目を作って固定してもよい。
また、紐部20は、紐部20の固定されていない側の端部を、第一短壁4aの切り欠き部7から本体2の外へ出すのに充分な長さを有している。書類は紐部20が下になるように紐部20の上に載せられる。
そして、本体2内の最下に収容された書類を取り出すときには、図8に示すように、使用者は、紐部20を持ち上げるように引っ張る。それに伴い書類を持ち上げることができるため、最下に収容された紙一枚の書類等でも容易に取り出すことができる。
(その他の実施態様2)
また、本実施形態の書類収容箱1は、図9に示すようなシート状の敷設手段(以下、敷設シート30と称す)を用いることもできる。尚、この敷設シート30は、弾性を有する樹脂にて形成すると好ましい。
加えて、敷設シート30は、本体2の底板6に収まるサイズ及び底板6とほぼ同じ形状に形成すると好ましい。このような形状にすることにより、本体2内に収容された書類が底板6のサイズよりも小さいものであった場合でも、書類の取り出しを補助する機能を損なうことがなくなる。
また、敷設シート30の一端には、使用者が敷設シート30を掴むための摘み部31が立設されている。敷設シート30は、この摘み部31が第一短壁4aの切り欠き部7側に位置するように本体2内に配され、敷設シート30の上に書類が載せられる。
そして、本体2内の最下に収容された書類を取り出すときには、使用者は、敷設シート30の摘み部31を持ち上げる。それに伴い書類を持ち上げることができるため、最下に収容された紙一枚の書類等でも容易に取り出すことができる。
以上、本発明の好適な実施例について説明したが、本発明はこれに限定されることなく、本発明の技術的思想を逸脱することなく種々の設計変更をなしえることは勿論である。
本実施例の書類収容箱(収容箱)の斜視図である。 本実施例の本体の正面図である。 本実施例の本体の背面図である。 本実施例の本体の側面図である。 図4中A部の拡大図である。 本実施例の書類収容箱の使用状態を示す図である。 その他の実施態様1における敷設手段を示す図である。 敷設手段の使用状態を示す図である。 その他の実施態様2における敷設手段の使用状態を示す図である。
符号の説明
1 収容箱(書類収容箱)
2 本体
3 蓋体
4a 第一短壁
4b 第二短壁
5a 第一長壁
5b 第二長壁
6 底板
7 切り欠き部
8a,8b 突出部(固定手段)
9a,9b 傾斜部
10a,10b 延出部
11a 第三短壁
11b 第四短壁
12a 第三長壁
12b 第四長壁
13 天板
14a,14b 孔部
15a,15b 貫通孔(係合手段)
20 紐部(敷設手段)
30 敷設シート(敷設手段)
31 摘み部

Claims (7)

  1. 互いに向かい合う一対の短壁と一対の長壁と底板とから構成される箱型の本体と、互いに向かい合う一対の短壁と一対の長壁と天板とから構成され、前記本体の開口を覆う箱型の蓋体とを備え、前記本体内に被収容物を収容する収容箱であって、
    前記本体は、一対の長壁の上縁から上方に突出した突出部を有し、
    前記蓋体は、前記天板の、長壁寄りの位置に貫通孔を有していることを特徴とする収容箱。
  2. 前記蓋体を、前記天板が底となるように回転させ、前記本体を下段とし且つ手前に位置するように、前記蓋体をずらして前記本体上に載置させるとき、前記本体の前記突出部と、前記天板に設けられた前記貫通孔が係合することを特徴とする請求項1に記載の収容箱。
  3. 前記貫通孔は、前記蓋体の一対の長壁に沿って形成され、且つ前記蓋体を前記本体に被せたときに、この貫通孔は、前記本体の一対の長壁の上端にて塞がれる位置に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の収容箱。
  4. 前記本体の一対の長壁の各々の上端には、前記突出部から前記本体の短壁に向かって下り傾斜となるように切り欠かれた傾斜部が設けられていることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の収容箱。
  5. 前記本体の一対の長壁には、前記傾斜部の最下点から前記突出部に向かって折り返される延出部が、前記長壁の上部に設けられ、前記天板が底となるように回転させ、前記本体を下段とし且つ手前に位置するように、前記蓋体をずらして前記本体上に載置させるとき、前記延出部は、前記蓋体の一方の短壁の左右に設けられた孔部に挿通されることを特徴とする請求項4に記載の収容箱。
  6. 一端が前記本体の前記底板に固定され、その底板の長手方向の表面に敷設され、他端が前記本体の短壁を越えて前記本体の外方に位置する敷設手段が設けられていることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の収容箱。
  7. 前記天板が底となるように回転させ、前記本体を下段とし且つ手前に位置するように、前記蓋体をずらして前記本体上に載置させたときの、前記本体の前面側の短壁には、その上端中央に矩形状の切り欠き部が設けられていることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の収容箱。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE202022106197U1 (de) 2022-11-04 2024-02-06 Emad Taharpoor Transportvorrichtung und Bausatz

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