JP2507269B2 - 記録テ―プカセット用ケ―ス - Google Patents
記録テ―プカセット用ケ―スInfo
- Publication number
- JP2507269B2 JP2507269B2 JP5231061A JP23106193A JP2507269B2 JP 2507269 B2 JP2507269 B2 JP 2507269B2 JP 5231061 A JP5231061 A JP 5231061A JP 23106193 A JP23106193 A JP 23106193A JP 2507269 B2 JP2507269 B2 JP 2507269B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cassette
- case
- recording tape
- locking piece
- cover surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、記録テープを組込ん
だカセットを保護するケースに関するものである。
だカセットを保護するケースに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来この種のカセットのケースａはプラ
スチック製よりなり図３に示すようにコ字形に保護側壁
面ｃを一側に形成した底板ｂに、三方に側壁面を有する
箱形の蓋板ｄを開閉自在に枢着すると共に、該蓋板に係
止杆ｅを突設した構造であって、該保護側壁面ｃにカセ
ットを挿入するように底板ｂ上に置いた後、底板ｂに枢
着した箱形の蓋板ｄをカセットに被せると共に、蓋板ｄ
に突設した係止杆ｅをカセットの記録テープの巻付きリ
ール孔に嵌入係止してカセットをケースに収納保管する
ようにしたものである。
スチック製よりなり図３に示すようにコ字形に保護側壁
面ｃを一側に形成した底板ｂに、三方に側壁面を有する
箱形の蓋板ｄを開閉自在に枢着すると共に、該蓋板に係
止杆ｅを突設した構造であって、該保護側壁面ｃにカセ
ットを挿入するように底板ｂ上に置いた後、底板ｂに枢
着した箱形の蓋板ｄをカセットに被せると共に、蓋板ｄ
に突設した係止杆ｅをカセットの記録テープの巻付きリ
ール孔に嵌入係止してカセットをケースに収納保管する
ようにしたものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この従来のケースにプ
ラスチック材料が使用されているのは、成型加工が容易
で大量生産に適しているからである。しかしながら、こ
のプラスチック材料は云うまでもなく地球資源として貴
重な化石燃料である石油の精製品であることから、近年
資源の涸渇を憂い、環境の破壊、汚染を招く虞がある等
の問題が大きくクローズアップされて来ている。そこ
で、この発明は上記従来技術の問題点に鑑み、これを解
決すべくなされたものであって、これに代わり貴重な地
球資源を守り、環境に優しいものとして、さらには製作
容易であり、カセットを確実、堅牢に収納し、輸送、保
管等の取扱いが簡便で使い勝手に優れた記録テープカセ
ット用のケースを提供することを目的としたものであ
る。
ラスチック材料が使用されているのは、成型加工が容易
で大量生産に適しているからである。しかしながら、こ
のプラスチック材料は云うまでもなく地球資源として貴
重な化石燃料である石油の精製品であることから、近年
資源の涸渇を憂い、環境の破壊、汚染を招く虞がある等
の問題が大きくクローズアップされて来ている。そこ
で、この発明は上記従来技術の問題点に鑑み、これを解
決すべくなされたものであって、これに代わり貴重な地
球資源を守り、環境に優しいものとして、さらには製作
容易であり、カセットを確実、堅牢に収納し、輸送、保
管等の取扱いが簡便で使い勝手に優れた記録テープカセ
ット用のケースを提供することを目的としたものであ
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】これを解決する手段とし
て、この発明は、カセットを両面より覆い挟持するよう
に開閉可能に折曲げ形成された１枚板よりなるケースで
あって、上記覆面に突設した係止片をカセットの巻回リ
ール孔に両端より弾着係止すると共に、両係止片に夫々
切割溝を形成して互いに咬合連結するようにしたもので
ある。
て、この発明は、カセットを両面より覆い挟持するよう
に開閉可能に折曲げ形成された１枚板よりなるケースで
あって、上記覆面に突設した係止片をカセットの巻回リ
ール孔に両端より弾着係止すると共に、両係止片に夫々
切割溝を形成して互いに咬合連結するようにしたもので
ある。
【０００５】
【実施例】この発明の構成を図面で示す一実施例につい
て以下詳細に説明する。図１および図２は、この発明の
実施例であって、ケース１は、方形状の厚紙よりなり、
側壁面２を中央にして両側に折目線５、５を設けること
により上覆面３と下覆面４を夫々開閉可能に一体に配設
したものである。そして上覆面３には間隔を置いて左右
外方に向くようにＵ字状に打ち抜いて切込み、これによ
って側縁１２を有しその基端に設けられた折目線１３で
折曲げ立設可能となる係止片１１を形成する。一方、下
覆面４には間隔を置いて中央に向くようにＵ字状に打ち
抜いて切込み、これによって上覆面３の係止片１１と同
形状に側縁１２を有しその基端に設けられた折目線１３
で折曲げ立設可能となる係止片１１を形成する。さらに
この両係止片１１には夫々中央先端より切割溝１４を切
込み形成する。
て以下詳細に説明する。図１および図２は、この発明の
実施例であって、ケース１は、方形状の厚紙よりなり、
側壁面２を中央にして両側に折目線５、５を設けること
により上覆面３と下覆面４を夫々開閉可能に一体に配設
したものである。そして上覆面３には間隔を置いて左右
外方に向くようにＵ字状に打ち抜いて切込み、これによ
って側縁１２を有しその基端に設けられた折目線１３で
折曲げ立設可能となる係止片１１を形成する。一方、下
覆面４には間隔を置いて中央に向くようにＵ字状に打ち
抜いて切込み、これによって上覆面３の係止片１１と同
形状に側縁１２を有しその基端に設けられた折目線１３
で折曲げ立設可能となる係止片１１を形成する。さらに
この両係止片１１には夫々中央先端より切割溝１４を切
込み形成する。
【０００６】このように構成されているので、ケース１
を使用しない、保管、輸送時には、図１に示すように平
板状に展開して積み重ねて置くことによってコンパクト
に収納できるものである。また、これを使用するには、
上覆面３および下覆面４の夫々の係止片１１、１１を折
目線１３部分より内方に折曲げ立設し、まず下覆面４上
にカセットＡを置くと共に、その係止片１１をカセット
Ａ内に内臓したテープＣの巻回リール孔Ｄに挿入する。
その際、係止片１１を巻回リール孔Ｄに突設した歯車状
の係止爪Ｅ間の内壁面に係止するが、係止片１１は厚紙
で構成されているので、その両側縁１２、１２は弾性に
よって巻回リール孔Ｄ内面に確実に弾接嵌合する。つい
でカセットＡの上面を覆うように上覆面３を折曲げ、そ
の内面に突設した係止片１１を上記下覆面４の係止片１
１と同様にカセットＡのテープＣの巻回リール孔Ｄに挿
入して、係止爪Ｅ間の内壁面にその両側縁１２、１２を
弾接嵌合して係止すると、巻回リール孔Ｄの上下両端よ
り挿入した上記両係止片１１、１１は、互いに直角に対
面しその先端部分に設けられた切割溝１４がその弾性力
によって互いに相手の切割溝１４に咬合するように喰込
まれて連結するので、テープＣの妄動を防止すると共
に、上下両覆面３、４は一層妄りに開披することなく確
実にカセットＡを保護することができるものである。ま
た、ケース１に収納したカセットＡを取出すには、上覆
面３或いは下覆面４を開くことによって両係止片１１、
１１の咬合している切割溝１４、１４はその連結が外
れ、係止片１１は巻回リール孔Ｄより離脱して容易にカ
セットＡを取出すことができる。
を使用しない、保管、輸送時には、図１に示すように平
板状に展開して積み重ねて置くことによってコンパクト
に収納できるものである。また、これを使用するには、
上覆面３および下覆面４の夫々の係止片１１、１１を折
目線１３部分より内方に折曲げ立設し、まず下覆面４上
にカセットＡを置くと共に、その係止片１１をカセット
Ａ内に内臓したテープＣの巻回リール孔Ｄに挿入する。
その際、係止片１１を巻回リール孔Ｄに突設した歯車状
の係止爪Ｅ間の内壁面に係止するが、係止片１１は厚紙
で構成されているので、その両側縁１２、１２は弾性に
よって巻回リール孔Ｄ内面に確実に弾接嵌合する。つい
でカセットＡの上面を覆うように上覆面３を折曲げ、そ
の内面に突設した係止片１１を上記下覆面４の係止片１
１と同様にカセットＡのテープＣの巻回リール孔Ｄに挿
入して、係止爪Ｅ間の内壁面にその両側縁１２、１２を
弾接嵌合して係止すると、巻回リール孔Ｄの上下両端よ
り挿入した上記両係止片１１、１１は、互いに直角に対
面しその先端部分に設けられた切割溝１４がその弾性力
によって互いに相手の切割溝１４に咬合するように喰込
まれて連結するので、テープＣの妄動を防止すると共
に、上下両覆面３、４は一層妄りに開披することなく確
実にカセットＡを保護することができるものである。ま
た、ケース１に収納したカセットＡを取出すには、上覆
面３或いは下覆面４を開くことによって両係止片１１、
１１の咬合している切割溝１４、１４はその連結が外
れ、係止片１１は巻回リール孔Ｄより離脱して容易にカ
セットＡを取出すことができる。
【０００９】なお、上記実施例のケース１の材料として
使用した厚紙の代りに、ポリプロピレン等の折り曲げ自
在な性質を持ったプラスチック材料で構成しても良い。
この場合でもプラスチック材料の使用量は構造が簡潔で
あるから極力少量とすることができる。
使用した厚紙の代りに、ポリプロピレン等の折り曲げ自
在な性質を持ったプラスチック材料で構成しても良い。
この場合でもプラスチック材料の使用量は構造が簡潔で
あるから極力少量とすることができる。
【００１０】
【発明の効果】以上、実施例について詳述したように、
この発明のケースは折曲可能に係止片を突設したもので
あるから、保管、輸送の際は平板状に展開して積み重ね
てコンパクトに収納でき、使用時には簡単に折曲げてカ
セットを覆い挟持すると共に、係止片をカセット内のテ
ープ巻回リール孔に弾接状態に係止してテープの妄動を
防止する上、特に係止片には切割溝を形成したので、互
いに喰込んでその弾性力を利用して確実に咬合連結さ
れ、両覆面は一層妄りに開披することなく強固にカ セッ
トを保護することができるものである。さらにケースの
構造を簡潔なものとしたので、厚紙を使用した場合は勿
論のことプラスチック材料を使用した場合でも従来のも
のに比べて極力少量とすることができ、貴重な地球資源
を守り、環境を保護し、汚染、破壊を防止することがで
きるものである等の優れた効果を生ずるものてある。
この発明のケースは折曲可能に係止片を突設したもので
あるから、保管、輸送の際は平板状に展開して積み重ね
てコンパクトに収納でき、使用時には簡単に折曲げてカ
セットを覆い挟持すると共に、係止片をカセット内のテ
ープ巻回リール孔に弾接状態に係止してテープの妄動を
防止する上、特に係止片には切割溝を形成したので、互
いに喰込んでその弾性力を利用して確実に咬合連結さ
れ、両覆面は一層妄りに開披することなく強固にカ セッ
トを保護することができるものである。さらにケースの
構造を簡潔なものとしたので、厚紙を使用した場合は勿
論のことプラスチック材料を使用した場合でも従来のも
のに比べて極力少量とすることができ、貴重な地球資源
を守り、環境を保護し、汚染、破壊を防止することがで
きるものである等の優れた効果を生ずるものてある。
【図１】この発明の展開図
【図２】同じく縦断側面図
【図３】従来例の斜視図
１ ケース ２ 側壁面 ３ 上覆面 ４ 下覆面 ５ 折目線 １１ 係止片 １２ 側縁 １３ 折目線 １４ 切割溝
Claims (1)
- 【請求項１】 カセットを両面より覆い挟持するように
開閉可能に折曲げ形成された１枚板よりなるケースであ
って、上記覆面に突設した係止片をカセットの巻回リー
ル孔に両端より弾着係止すると共に、両係止片に夫々切
割溝を形成して互いに咬合連結することを特徴とする記
録テープカセット用ケース。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5231061A JP2507269B2 (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | 記録テ―プカセット用ケ―ス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5231061A JP2507269B2 (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | 記録テ―プカセット用ケ―ス |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0752990A JPH0752990A (ja) | 1995-02-28 |
| JP2507269B2 true JP2507269B2 (ja) | 1996-06-12 |
Family
ID=16917678
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5231061A Expired - Lifetime JP2507269B2 (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | 記録テ―プカセット用ケ―ス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2507269B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58135083U (ja) * | 1982-03-05 | 1983-09-10 | 信見 茂 | カセツトケ−ス |
| JPS6038532U (ja) * | 1983-08-24 | 1985-03-16 | 株式会社クボタ | 農用結束機 |
| JP3114789U (ja) * | 2005-05-11 | 2005-10-27 | エイコン インターナショナル テクノロジー リミテッド | 空気清浄機 |
-
1993
- 1993-08-06 JP JP5231061A patent/JP2507269B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0752990A (ja) | 1995-02-28 |
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