JPH0536868Y2 - - Google Patents

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JPH0536868Y2
JPH0536868Y2 JP7755290U JP7755290U JPH0536868Y2 JP H0536868 Y2 JPH0536868 Y2 JP H0536868Y2 JP 7755290 U JP7755290 U JP 7755290U JP 7755290 U JP7755290 U JP 7755290U JP H0536868 Y2 JPH0536868 Y2 JP H0536868Y2
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JP
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case
connecting wall
video tape
inner lid
booklet
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JP7755290U
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  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はビデオテープカセツト等のケースに関
し、さらに詳細には、小冊子等をケース内に係止
して収納でき、且つビデオテープカセツト等をス
ムースに出し入れできるビデオテープカセツト等
のケースに関する。
(従来の技術) 従来から、ビデオテープカセツト等のケースと
しては、第6図aに示すように、箱体の一面がビ
デオテープカセツト等の出入のために開口された
もの、または、第6図bに示すように底体部と上
蓋部とを連結壁を介して折り畳み、ビデオテープ
カセツト等を収納するものが用いられている。
従つて、パンフレツトおよび解説書などの小冊
子等をビデオテープカセツト等に添付する際に
は、小冊子等をビデオテープカセツト等と重ねる
などして、ケース内の収納空間にいつしよに入れ
ている。
(考案が解決しようとする課題) 前記のように、ビデオテープカセツト等と小冊
子等は、ケース内の同一収納空間に収納されるの
で、ビデオテープカセツト等だけを取り出したい
ときでも、小冊子等をもいつしよに取り出すこと
となる場合が多い。
また、小冊子等はケース内から取り出して、ケ
ースと分離して利用されるため、置き忘れたりし
て散失してしまう場合もある。
そこで、本考案の目的は、小冊子等を好適に利
用できるように、保持および収納すると共に、小
冊子等に煩わされることなくビデオテープカセツ
ト等を自在に出入可能のビデオテープカセツト等
のケースを提案することにある。
(課題を解決するための手段) 本考案者は、前記目的を達成するには、ケース
を三つ折り箱体とし、箱体に直接小冊子の係止部
を設けることが有効であると考え検討した結果、
本考案に到達した。
すなわち、本考案は、ビデオテープカセツト等
を内部に収納する箱体において、該箱体を展開し
たとき、外蓋部、第1連結壁、底体部、第2連結
壁、および内蓋部の順序に連結されている展開体
が形成され、且つ前記箱体の内蓋部を覆う外蓋部
と第1連結壁とを展開したとき、ビデオテープカ
セツト等が出入可能な開放面を一面に具備するポ
ケツト状の箱体が底体部、第2連結壁、および内
蓋部によつて形成されているケースであつて、前
記外蓋部の面と対向する内蓋部の面、または内蓋
部の面と対向する外蓋部の面に、小冊子等を係止
できる係止部が設けられていることを特徴とする
ビデオテープカセツト等のケースである。
かかる構成の本考案において、箱体を構成する
外蓋部、第1連結壁、底体部、第2連結壁、およ
び内蓋部が一体成形によつて形成されることでケ
ースの成形を容易に行うことができる。
(作用) 本考案のケースによれば、該ケースの外蓋部の
面と対向する内蓋部の面との空間に小冊子等を好
適に係止し、収納できる。
従つて、ビデオテープカセツト等と小冊子等と
が別々の収納空間に保持されるので、小冊子等に
煩わされることなく、ビデオテープカセツト等を
自在に出入できるのである。
(実施例) 本考案の好適な実施例を添付図面に基づいて詳
細に説明する。
第1図は、本考案によるビデオテープカセツト
のケースの斜視図であり、その展開状態を第2図
に示す。
第2図から明らかなように、第1図に示すケー
スを構成する箱体を展開したときには、外蓋部1
0、第1連結壁12、底体部14、第2連結壁1
6、内蓋部18の順序に連結されている展開体が
形成される。
該展開体について、その構成を詳細に説明す
る。
外蓋部10は、矩形平板の3辺に垂直板10
a,10b,10cが一体となつて立設されてい
る。
この外蓋部10の垂直板10a,10b,10
cが立設されていない1辺において、矩形板状の
第1連結壁12とヒンジ部12aによつて連結さ
れている。
また、第1連結壁12が、底体部14とヒンジ
部12bによつて連結されているので、外蓋部1
0は、第1連結壁を介して、底体部14を覆うよ
うに折り畳み自在となつている。
かかる底体部14は、矩形平板の連結壁と連結
されておらず、且つ互いに対向する2辺におい
て、垂直板14a,14bが立設されている。
この底体部14は矩形板状の第2連結壁16と
ヒンジ部16aによつて連結され、第2連結壁1
6は内蓋部18とヒンジ部16bによつて連結さ
れている。
内蓋部18は、矩形平板の連結壁と連結されて
おらず、且つ互いに対向する2辺において、垂直
板18a,18bが立設されている。
かかる内蓋部18は、第2連結壁16のヒンジ
部16a,16bによつて底体部14と連結され
ているので、内蓋部18は第2連結壁16を介し
て底体部14を覆うように折り畳み自在となつて
いる。
この内蓋部18のヒンジ部16と対向する辺に
第3連結壁22がヒンジ部22aによつて連結さ
れ、第3連結壁22は、小冊子を係止する係止部
20の留板部24とヒンジ部22bによつて連結
されている。
この留板部24は、第3連結壁22を介して折
り畳自在となつている。
なお、外蓋部10の垂直板10a,10b,1
0c、底体部14の垂直板14a,14b及び内
蓋部18の垂直板18a,18bの立設方向は、
第2図に示すごとく展開形態において、同一方向
となつている。
次に、第1図の本考案によるビデオテープカセ
ツトのケースについて、内蓋部18を覆つている
外蓋部10と第1連結壁12を展開したときの斜
視図を第3図に示す。
第3図から明らかなように、底体部14、第2
連結壁16および内蓋部18によつて、ビデオテ
ープカセツトが出入可能な開放面26を一面に具
備するポケツト状の箱体11が形成されている。
また、小冊子30が係止部20によつて係止さ
れている。
この小冊子30が係止部20に係止される状況
の取り合い関係を、第4図に示す。
第4図から明らかなように、小冊子30の係止
部20は、ポケツト状の箱体11を形成する内蓋
部18の面上の一端部に設けられた6個の円筒突
起部20cと、留板部24に形成された6個の凸
部20aとが、第3連結壁22を挟んで対応して
形成されている。
この係止部20の部分詳細図を第5図に示す。
第5図に明らかなように、円筒突起部20cの軸
部には、凸部20aが嵌合して係止できる。凹部
20bが形成されている。
従つて、係止部20は、留板部24が第3連結
壁22を介して折り畳まれたときに、凸部20a
が対応している凹部20bに嵌合及び圧入される
ことで係止し、小冊子30の係止手段として機能
するのである。
次に、本実施例のビデオテープカセツトのケー
スの使用方法について、ケースが展開した状態か
らビデオカセツトを収納する場合を説明する。
第2図に示すごとく展開されたケースの内蓋部
18の内側にビデオテープカセツトを保持する。
次に、内蓋部18を底体部14を覆うようにし
て、第2連結壁16のヒンジ部16a,16bを
各々約90度ずつ折り曲げることによつて折り畳
む。
このとき、内蓋部18の立上げ部18a,18
bは、底体部14の立上げ部14a,14bの内
側に嵌め合せられ、底体部14、第2連結壁16
および内蓋部18によつてポケツト状の箱体11
が形成され、その内部にビデオテープカセツトが
保持される。なお、該ポケツト状の箱体11は、
ビデオテープカセツトが出入可能な開放面26を
一面に具備している。
次に、第4図から明らかなように、内蓋部18
に面上に設けられた円筒突起部20cに小冊子3
0の孔32を嵌め合わせる。
そして、留板部24を第3連結壁22を介して
折り畳み、留板部24に設けられた凸部20a
と、内蓋部18の面上の円筒突起部20cに設け
られた凹部20bとを嵌合及び係止すると、第3
図に示すごとく小冊子30が係止される。
従つて、小冊子は、ケースに係止された状態で
見開くことができるのである。
次に、外蓋部10を第1連結壁12のヒンジ部
12a,12bを各々約90度ずつ折り曲げて折り
畳めば、外蓋部10は、ポケツト状の箱体11と
該箱体の開放面26を覆つて、第1図に示すごと
く箱体を成し、ビデオテープカセツトおよび小冊
子を収納することができるのである。
また、第2図で明らかなように本実施例のケー
スは、樹脂成形による一体成形によつて形成する
ことできる。従つて、成形を容易に行うことが可
能で、コストを低減することもできるのである。
以上の本考案による実施例において、構成物の
連結は、板の肉厚を薄くすることで形成された筋
状のヒンジ部と連結壁によつているが、本考案は
これに限定されるものではなく、他の折り畳み自
在となる手段を用いてもよい。
また、パンフレツトなどの小冊子等を保持する
ための係止手段は、書類等をフアイルするバイン
ダー手段等を用いれば良く、本実施例に限定され
るものではない。
さらに、小冊子等の係止する係止部の位置は、
ケース内の内蓋体の面と外蓋体の面との間の空間
に小冊子等が好適に係止され、収納できる位置で
あれば本実施例に限定されるものではない。
以上、ビデオテープカセツト1本を収納するケ
ースについて説明してきたが、複数本のビデオテ
ープカセツトを同時に収納するためには単に拡大
すれば良く、ビデオテープカセツトが互いに干渉
しないようにするためには、突起部等を設けて、
個々のビデオテープカセツトを好適に保持するよ
うにガイドすれば良い。
もちろん、本考案のケースはコンパクトデイス
クやレーザーデイスクのように丸くて薄いものを
収納するケースにも応用できるし、カツセツトテ
ープ等のケースとしても利用できる。
(考案の効果) 本考案のケースによれば、ビデオテープカセツ
ト等に添付する小冊子等をケース内に好適に係止
し、収納できる。
従つて、小冊子等をケースに係止された状態で
利用できると共に、小冊子等がケースから散失し
ないように保持できる。
また、小冊子等に煩わされることなく、ビデオ
テープカセツト等スムースに出し入れできるとい
う著効を有する。
さらに、本考案のケースは、展開形態で一体成
形によつて形成することができるので、製作を容
易化できると共に、コストの低減が可能であると
いう著効も有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2
図は第1図の展開を示す斜視図、第3図は第1図
の使用状況を示す斜視図、第4図は第3図の組立
方法を説明する斜視図、第5図は第4図のA部近
傍の詳細を示す斜視図、第6図は従来のビデオテ
ープカセツトケースを示す斜視図である。 10……外蓋部、12……第1連結部、14…
…底体部、16……第2連結部、18……内蓋
部、20……係止部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 ビデオテープカセツト等を内部に収納する箱
    体において、 該箱体を展開したとき、外蓋部、第1連結
    壁、底体部、第2連結壁、および内蓋部の順序
    に連結されている展開体が形成され、 且つ前記箱体の内蓋部を覆う外蓋部と第1連
    結壁とを展開したとき、ビデオテープカセツト
    等が出入可能な開放面を一面に具備するポケツ
    ト状の箱体が底体部、第2連結壁、および内蓋
    部によつて形成されているケースであつて、 前記外蓋部の面と対向する内蓋部の面、また
    は内蓋部の面と対向する外蓋部の面に、小冊子
    等を係止できる係止部が設けられていることを
    特徴とするビデオテープカセツト等のケース。 2 箱体を構成する外蓋部、第1連結壁、底体
    部、第2連結壁、および内蓋部が一体成形によ
    つて形成されている請求項第1項記載のビデオ
    テープカセツト等のケース。
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