JP6333449B1 - 内設ボード及び包装箱 - Google Patents
内設ボード及び包装箱 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6333449B1 JP6333449B1 JP2017120824A JP2017120824A JP6333449B1 JP 6333449 B1 JP6333449 B1 JP 6333449B1 JP 2017120824 A JP2017120824 A JP 2017120824A JP 2017120824 A JP2017120824 A JP 2017120824A JP 6333449 B1 JP6333449 B1 JP 6333449B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fold line
- board
- installation board
- article
- line
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Abstract
Description
特許文献1に記載の物品運送用梱包具は、ベースボードと、抑えシートとを有している。ベースボードは、物品搭載面と、立下り部と、立上り部と、支え部とに区画されている。物品搭載面は、梱包物品を搭載する面であり、立下り部は、その両側縁を一定の幅で下向きに折り返す部分であり、立上り部は、両端縁を一定の幅で上向きに折り返す部分である。抑えシートは、ベースボード上の物品の表面を覆い、立下り部の折り曲げにより、緊張して物品を定位置に保持させるようになっている。
特許文献2に記載の梱包具は、筒状のフィルムが板に巻かれた構造を有している。板は、その幅方向中央部において主折曲げ線によって区画され、配置面と、配置面に隣接する隣接面とを有している。また、主折り曲げ線の両端においてはこの主折り曲げ線に直交する方向に副折り曲げ線が設けられており、副折り曲げ線で谷折りにして外側の端部を立ち下られるようになっている。
そこで、本発明は、外箱内にしっかりと固定され易い内設ボードを提供する。
本発明の第1の折り曲げ線は、その延在方向の中間部が設置ボードの外側に張り出すように角度を有しているため、外箱に内設ボードを設置した際に第1の折り曲げ線において上方に折り曲げられる端部を外箱の内壁面に押し付けてしっかりと固定することができる。また、この構成によれば、第1の折り曲げ線において上面側に折り曲げられる端部の弾性復帰力を良好にすることができる。
この構成によれば、物品を収納部を分けて収納することが可能となる。
この構成によれば、分割された収納部を物品の大きさに応じて拡大することができる。
この構成によれば、物品の収納部を分割することができるとともに、突条部により設置ボードと押えフィルムとの間に高さを形成することができる。
本包装箱によれば、上記いずれかの作用又は機能を奏する。
また、本発明の第1の実施形態の包装箱は、図2に示すように、外箱5と、外箱5の内部に設置される本実施形態の内設ボード1Aとを備えている。
また、外箱5は、折り畳んで平坦にした状態で保管するための折り曲げ線(不図示)が形成されているとよい。
設置ボード2は、梱包対象となる物品(以下単に「物品」という)を載置させる板状部材であり、特に限定されないが、折り曲げ可能な程度に剛性がある紙製又は合成樹脂製等の素材により形成されている。
設置ボード2は、第1の折り曲げ線16において谷折りにすることにより第1の折り曲げ線16よりも外側の端部15を、物品Xを載置する方の面(以下「上面」という)18側に折り曲げて起立できるようになっている。
押えフィルム3は、設置ボード2の長手方向には設置ボード2の第1の折り曲げ線16よりも中央寄りの位置に亘って配され、短手方向には、長辺2bの近傍の端部をわずかに残して略全体を覆うように配されている。
設置ボード2の短手方向に沿って配されている押えフィルム3の端部3aは、設置ボード2に貼着されずに解放端となっている。一方、設置ボード2の長手方向に沿って配されている押えフィルム3の端部3bには、貼着部Sが設けられ、貼着部Sにおいて接着テープ又は接着剤により設置ボード2に貼着され、閉じられている。このようにして、内設ボード1Aには、押えフィルム3と設置ボード2との間に長手方向の両端に開口部3eを設けた物品の収納部20が形成されている。
端部15は、図4に示すように、第1の折り曲げ線16において上面18側から視て谷折りにして起立させる。
図6に示すように、第2の実施形態の内設ボード1Bは、第1の実施形態の内設ボード1Aの一部の構成において異なっている。すなわち、内設ボード1Bには、長辺2bに沿う端部29、すなわち短手方向の一方の端部29を折り畳むことを可能とする第4の折り曲げ線25が設けられている点で第1の実施形態の内設ボード1Aと相違している。そこで、第2の実施形態の内設ボード1B又は包装箱4については、第1の実施形態の内設ボード1A又は包装箱4と同一の構成について同一の符号を付してその説明を省略し、相違する点を中心に説明する。
この内設ボード1Bを、外箱5の短辺2aと長辺2bの向きに合わせて、図5に示すのと同様に外箱5内に収納する。
また、内設ボード1Bは、図9に示すように、押えフィルム3と設置ボード2との貼着部Sの一方が設置ボード2の下面19側に回り込み、押えフィルム3が第4の折り曲げ線25において一旦留められるため、押えフィルム3に強いテンションが掛かっても、押えフィルム3の貼着部Sが設置ボード2から剥離するということを防止することができる。
この場合、図10,図11に示すように、端部29の両端において余る折り畳み片部26を第1の折り曲げ線16に沿う端部に重ねることができるようにする折り畳み罫線27(図11参照)が形成されていてもよい。
なお、分割された収納部20a等は、区画部35の設定位置によって適宜形成することができる。
具体的には例えば、第2の折り曲げ線17を挟むように第2の折り曲げ線17に平行な2つの第3の折り曲げ線30,30を第2の折り曲げ線17を間隔を空けて設け、図14に示すような略三角形の突条ないし畝を形成してもよい。
なお、図13,図14においては、区画部35と突条部40とを共に採用した内設ボード1Cを例示したが、区画部35と突条部40とは一緒に設けられる必要はなく、それぞれ別々に適用されてもよい。
2 設置ボード
3 押えフィルム
4 包装箱
5 外箱
15 端部
16 第1の折り曲げ線
17 第2の折り曲げ線
20 収納部
30 第3の折り曲げ線
35 区画部
36 切り抜き線
34 傾斜壁部
40 突条部
P1 交点
P2 点
X 物品
Claims (5)
- 物品を載置させて外箱の底面に配置させる設置ボードと、この設置ボードの上面に前記物品を固定する押えフィルムとを備え、
前記設置ボードは、設置ボードの端部を上方に折り曲げる第1の折り曲げ線を有し、
前記第1の折り曲げ線は、その延在方向の中間部が設置ボードの外側に張り出すように1度以上3度以下の角度を有し、
前記設置ボードの前記物品を載置する面を前記底面に略平行にした状態で且つ前記第1の折り曲げ線で前記設置ボードを折り曲げ、前記端部を立ち上げた状態で外箱内に配される内設ボード。 - 前記設置ボードと前記押えフィルムとが部分的に貼着している区画部が設けられ、物品の収納部が2以上に分割されている請求項1に記載の内設ボード。
- 前記区画部を取り囲む切り抜き線が形成され、前記区画部を前記設置ボードから切り抜き、分割された収納部同士が連結可能になっている請求項2に記載の内設ボード。
- 前記設置ボードを上面から視て山折りにする第2の折り曲げ線と、この第2の折り曲げ線に平行でかつ前記第2の折り曲げ線を挟んで隣り合う複数の第3の折り曲げ線が形成され、
前記複数の第3の折り曲げ線と第1の折り曲げ線との交点と、前記第2の折り曲げ線上の点とをそれぞれ結んだ線上で折り曲げて傾斜壁部を形成し、又は、前記複数の第3の折り曲げ線と第1の折り曲げ線との交点と、前記第2の折り曲げ線上の点とをそれぞれ結んだ線上で切り欠いて開口孔を形成し、
前記第2の折り曲げ線及び前記第3の折り曲げ線をそれぞれ折り曲げて突条部を形成し、前記物品の収納部を分割可能になっている請求項1から3のいずれか一項に記載の内設ボード。 - 請求項1から4のいずれか一項に記載の内設ボードと、
この内設ボードを内部に配置可能な外箱とを備えた包装箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017120824A JP6333449B1 (ja) | 2017-06-20 | 2017-06-20 | 内設ボード及び包装箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017120824A JP6333449B1 (ja) | 2017-06-20 | 2017-06-20 | 内設ボード及び包装箱 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP6333449B1 true JP6333449B1 (ja) | 2018-05-30 |
JP2019006409A JP2019006409A (ja) | 2019-01-17 |
Family
ID=62236410
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017120824A Active JP6333449B1 (ja) | 2017-06-20 | 2017-06-20 | 内設ボード及び包装箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6333449B1 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7037429B2 (ja) * | 2018-04-27 | 2022-03-16 | 株式会社クラウン・パッケージ | 内設ボード及び包装箱 |
FR3115269B1 (fr) * | 2020-10-19 | 2022-10-07 | Pa Cotte Sa | Colis intégrant des moyens de retenue d’un objet |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5088375U (ja) * | 1973-12-10 | 1975-07-26 | ||
JP2008074451A (ja) * | 2006-09-21 | 2008-04-03 | Fujifilm Corp | 包装体及びその製造方法 |
JP2015077977A (ja) * | 2013-10-15 | 2015-04-23 | 王子ホールディングス株式会社 | 物品輸送用の包装体及び梱包箱 |
JP2016064860A (ja) * | 2014-09-25 | 2016-04-28 | 大塚包装工業株式会社 | 物品搬送用梱包具 |
JP2016222270A (ja) * | 2015-05-28 | 2016-12-28 | 凸版印刷株式会社 | 梱包材 |
-
2017
- 2017-06-20 JP JP2017120824A patent/JP6333449B1/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5088375U (ja) * | 1973-12-10 | 1975-07-26 | ||
JP2008074451A (ja) * | 2006-09-21 | 2008-04-03 | Fujifilm Corp | 包装体及びその製造方法 |
JP2015077977A (ja) * | 2013-10-15 | 2015-04-23 | 王子ホールディングス株式会社 | 物品輸送用の包装体及び梱包箱 |
JP2016064860A (ja) * | 2014-09-25 | 2016-04-28 | 大塚包装工業株式会社 | 物品搬送用梱包具 |
JP2016222270A (ja) * | 2015-05-28 | 2016-12-28 | 凸版印刷株式会社 | 梱包材 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019006409A (ja) | 2019-01-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN102556464B (zh) | 包装盒 | |
US10442597B1 (en) | Retention package with article-loading aperture and method of making and using the same | |
JP6333449B1 (ja) | 内設ボード及び包装箱 | |
US20080000118A1 (en) | Display apparatus for sales promotion | |
US11572216B2 (en) | Method of using a blank with ramp panel | |
JP5607377B2 (ja) | 包装用ケース | |
JP3210339U (ja) | 包装箱 | |
JP4395675B2 (ja) | 物品運送用梱包具 | |
JP3233434U (ja) | 包装材 | |
US8141771B2 (en) | Packaging carton box structure | |
JP7378722B2 (ja) | 内設ボード及び包装箱 | |
JP7037429B2 (ja) | 内設ボード及び包装箱 | |
WO2023073902A1 (ja) | 包装容器 | |
JP7335151B2 (ja) | 梱包箱、および物品の梱包構造 | |
JP2006264782A (ja) | 梱包用緩衝包装材 | |
JP5538126B2 (ja) | タバコ包装用ケース | |
JP4377372B2 (ja) | 同梱ケースおよび梱包装置 | |
JP5203617B2 (ja) | 陳列用パッケージ | |
JP4965134B2 (ja) | 陳列用パッケージ | |
KR20220049127A (ko) | 박스형 롤스티커 디스펜서 | |
JP5020013B2 (ja) | 梱包用スペーサ | |
JP3965145B2 (ja) | 梱包装置 | |
JP2022043948A (ja) | 緩衝具付き箱体 | |
JP2022172533A (ja) | 包装用箱 | |
US8167193B2 (en) | Packaging container |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20180206 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180307 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20180315 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180328 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180424 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6333449 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |