JP3121002U7 - - Google Patents

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Description

紙類ホルダー
本考案は、紙類ホルダーに関し、さらに詳しくは、紙類の脱落防止および内部の紙類を透視可能な構成を備えた紙類ホルダーに関する。
周知のように、書類などを脱落しない状態で挟み込んで保持しておくものの一つにクリアホルダあるいはクリアファイルと称させるものがある(例えば、特許文献1)。
上記特許文献1には、1枚のシートを折り曲げて重ね合わせ、折り曲げ位置に隣接する2辺を溶着などにより一体化して綴じ部とし、残りの1辺から書類の出し入れを行えるようにした構成が開示されている。
また、上述したクリアホルダあるいはクリアファイル(以下、クリアファイルと称する)の別例としては、封筒などの書類入れをクリアファイル構成材質により形成し、その一部にミシン面を設けてこの部分を切り裂くことで特許文献1に開示されている構成と同様なクリアファイルとして用いることができる構成が提案されている(例えば、特許文献2)。
特開2000−15972号公報(段落「0004」欄) 実用新案登録第3106947号(段落「0007」欄)
ところで、クリアファイルは、書類等を整理整頓した状態で保管できるようにすることを目的としていることから内部に装填された書類などを判別しやすく、そして、装填された書類などの挿脱を容易化することから、その構成として、半透明あるいは透明の材料を用いて折り曲げられた片部の先端縁部がこれに重なる片部の先端縁部と同じ位置に合致する構成が多い。つまり、折り曲げ箇所が1箇所という構成が多い。
しかし、この構成では、書類の挿脱口側を傾けると、装填されている書類が抜け出すことがあり、いわゆる、脱落してしまう虞がある。特に、挿脱口は常時開放した状態であるので、上述したように不用意に傾けた際には脱落しやすくなることが多い。
また、クリアファイルは所謂A4、B5サイズなどの規格用紙サイズで提供されており、特殊サイズは提供されていない状況にあった。
さらに、例えば仏祝儀袋などは、規格用紙サイズよりも縦長のサイズに構成されているので、横幅に合わせると縦寸法が短くなり、縦寸法に合わせると横幅が大きすぎることとなるので、クリアファイルに挟み込んでバッグなどに入れて持ち運ぶことが不都合であった。
本考案の目的は、上記従来のクリアホルダやクリアファイルと称される紙類ホルダーにおける問題に鑑み、装填された紙類の脱落を確実に防止できる構成を備えた紙類ホルダーを提供することにある。
本考案の請求項1に係る紙類ホルダーの特徴は、1枚の透明ないし半透明合成樹脂シートにおける両側部を折り曲げ、折り曲げられた中央部の基部をA5サイズ以下の幅寸法でA5サイズ以上の縦寸法に構成し、折り曲げられた側部を基部の左右方向中央部で重ねた状態とし、重ねられた下方に位置する一方の側部は上下方向の上縁が基部から分離され下縁を基部に溶着等して綴じ部に形成し、綴じ部に連続する折り曲げ先端縁と上縁および重ねられた上方に位置する他方の側部が基部から分離されて収納部に形成されると共に、該収納部は熨斗袋等が収納される寸法に構成されていることにある。
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本考案の請求項に係る紙類ホルダーの特徴は、1枚のシートの中央部を谷折り部として折り曲げ、折り曲げられた左右の基部をA5サイズ以下の幅寸法でA5以上の縦寸法に構成し、基部の先端部をさらに折り返して基部の両側に折り返し側部が形成され、前記折り返し側部の各先端を上記谷折り部近傍にて対向させ、各先端の上下方向の下縁を前記シートに溶着等して綴じ部を形成し、各先端の上下方向の上縁を前記シートの基部から分離するとともに上縁の角部をカットして案内部を設けて収納部が形成され、上記案内部の内側に沿って筋押部が形成され、上記収納部は熨斗袋等が収納される寸法に構成されていることにある。
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本考案の請求項に係る紙類ホルダーの特徴は、請求項1ないしのいずれか記載の紙類ホルダーにおいて、上記側部または基部の一部には透視部が形成されていることにある。
本考案の請求項に係る紙類ホルダーの特徴は、請求項1ないしのいずれか記載の紙類ホルダーにおいて、上記側部または基部の一部には装飾部が形成されていることにある。
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本考案の請求項1によれば、1枚のシートの両側部が折り曲げられ、折り曲げられた側部の一方に紙類を挿脱できる部分を設け、他方の側部がこの一方の側部に重なることで紙類の挿脱部分を塞ぐことができる。これにより、側部の一方に設けられている挿脱部分から装填された紙類が不用意に脱落することを防止することが可能となるうえに、両面から3枚シートで紙類を保護できることとなる。その結果、基部がA5縦長サイズであるので、これに対応する紙類として例えば熨斗袋等を適切な小物サイズに収納してバッグなどにいれて持ち運びすることができ、収納情況をシート外部から確認することが容易である。
また、本考案の請求項によれば、一方の側部の上縁ないし先端縁から紙類を挿入して下縁の綴じ部で保護でき、他方の側部の重ねにより3側方から抜け止めすることができる。
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本考案の請求項によれば、1枚のシートを谷折りした左右の基部の先端部がさらに折り返され、折り返した側部の両方に紙類を挿脱できる部分を設け、双方の側部が重なることで紙類の挿脱部分を塞ぐことができる。これにより、左右の基部にA4縦長サイズの紙類を案内部がガイドとなって容易に挿入することができ、紙類が不用意に脱落することを防止することが可能になるうえに、4枚シートで紙類を保護することができる。
本考案の請求項によれば、筋押部の僅かな隆起によって基部への側部のシート密着が阻止され、紙類を挿入し易い状態が維持される利点がある。加えて、案内部により側部の開き変形が促進されない効果が得られる。
本考案の請求項によれば、透明ないし半透明合成樹脂シートに装飾や透視窓などの印刷加工をおこなうことができ、各種用途に対応可能である。
以下、図示実施例により考案を実施するための最良の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施例による紙類ホルダーの外観図を示している。
同図において紙類ホルダー1は、可撓性を有する1枚の合成樹脂等シートを素材として曲げ成形されて形成される。紙類ホルダー1は、1枚のシートにおける両側が折り曲げられて基部2と側部3,4とが形成されている。
図2において側部3,4は、基部2の幅方向両側において各側部3,4が折り曲げ部L1,L2を介して折畳まれ、折り畳まれた際に幅方向中央部で重なり合うことができる長さが得られるように設定されている。折り曲げ部L1,L2には、側部3,4を互いに重ならせるような折り曲げ習性が与えられている。
一方の側部3は、折り曲げ部L1に隣接して折り曲げ部L1と直角な方向に延長された下縁3aが基部2の下縁に溶着されることにより綴じ部5に形成され、側部3が袋状として収納部7が構成されている。つまり、側部3で構成される袋状の収納部7は、綴じ部5を除く上縁3b先端縁3cとが基部2とは分離されて開放できるようになっており、書類等を出し入れできる挿脱口6として用いられるようになっている。
一方、他方の側部4は、折り曲げ部L2を基端として側部3の上面に折り畳まれる部分であり、開放することで側部3の袋上部に設けてある挿脱部を露呈させるようになっている。
本実施例は以上のような構成であるから、通常は紙類ホルダー1の側部3,4がその折り曲げ先端を折り重ねた状態とされている。
書類あるいは封筒などの紙類を装填する際には、図3に示すように、側部4を開放して側部3の袋状の保持部7を露呈させて挿脱口6から紙類Tを収納部7に差し入れることになる。
本実施例によれば、側部3,4同士が折り重なる状態となっているので、一方の側部3で構成される袋状の収納部7に装填された紙類Tが不用意に挿脱部から脱落することを防止できる。
しかも、両側の側部3,4を折り畳んで折り曲げ先端を折り重ねて袱紗のような使用形態とすることができるので、封筒などを入れた場合の体裁をよくすることができる。
上述した基部2は、規格サイズ外の書類を保護できる上下サイズに構成されることが望ましい。好ましくは、A5サイズ以下の横幅寸法でA5サイズ以上の縦寸法に設定する。例えば幅寸法を約134mm程度とし、縦寸法を216mm程度として成形すれば、小物入れや熨斗袋等に最適である。
本実施例による紙類ホルダーは、基部2および側部3,4が透明あるいは半透明な合成樹脂シートを用いるが、その一部あるいは全体に図柄などの装飾部5を施すようにしてもよく、また、書類に応じた透視部6を適宜設けることができ、使用形態では単に事務的な書類の保管ではく、上述した小物入れなどの他の用途を可能にできる。
また、図4に示すように、紙類Tの全体が対面する基部2には、その一部に透視部6として透視窓を設けることも可能である。この構成によれば、装填されている紙類Tを外部の透視部6から確認することもでき、例えば、引き出物などに用いるような場合には、その窓部から引き出物にちなんだ文字などを露呈させることができ、装飾的な機能を持たせることが可能となる。
次の他の実施例について図5を用いて説明する。
図5に示す実施例は、1枚のシートを観音開きができる構成とし、観音開きされる側部にそれぞれ紙類の装填部を設けたことを特徴としている。
つまり、1枚のシート10は、幅方向中央が谷折り部L3として折り曲げられ、折り曲げられた左右の基部11,12が観音開きできるようになっている。
基部11,12は、その幅方向の一方が谷折り部L3であり、他方がさらに折り返されて左右に側部13,14を構成している。このため、側部13,14は、その幅方向両側の折り返し部L4,L5により折り返された構成とされ、側部13,14の先端縁13c、14cが谷折り部L3の近傍で対向している。
左右の基部11,12と側部13,14は各下縁11a,12a,13a,14aを溶着などにより綴じ部15、15に形成されて袋状に構成されている。また、各側部13,14の先端の上下方向の上縁13b,14bと先端縁13c、14cとを基部11,12から分離すると同時に各側部13,14の角部を所望アール状にカットして案内部18,18を形成する。案内部18,18は先端縁側と上縁側からの差込が容易に行える程度であって、抜け止めが確実な程度のカットで形成される。
また、案内部18,18の内側に沿って筋押部19,19が設けられる。筋押部19,19は案内部18,18の左右方向と下方向に延長して配置される。筋押部19,19は、図6に示すように、基部11,12に側部13,14が密着して容易に剥離できない不都合を防ぐことができる程度の僅かな高さhで足り、側部の開閉に伴う補強リブとしても機能する。
本実施例は以上のような構成であるから、観音開きすることで側部12,13に形成されている袋状を収納部17,17として外部に露呈させることができ、この状態で図5において案内部18,18をガイドとして挿脱口16から符号Tで示す紙類を確実に挿脱することができる。また、側部13,14が折り畳まれて折り畳まれると同時に先端が谷折り部L3で抜け止めする3面抜け止め構造であるうえに、相互に折り重なるようになっているので、袋状の収納部17,17に装填されている紙類Tの脱落を防止することができる。
上述した左右の基部11,12は、規格サイズ外の書類を保護できる上下サイズに構成されることが望ましい。好ましくは、A5サイズ以下の横幅寸法でA5サイズ以上の縦寸法に設定する。例えば幅寸法を約134mm程度とし、縦寸法を250mm程度として成形すれば、小物入れや熨斗袋等に最適である。
図示しないが、図1〜図6において、基部2,11,12と側部3,4,13,14の各上縁を溶着などにより綴じ部とすることも可能である。この場合には、先端縁13c,14cを挿脱口として利用することができ、4面から紙類を保護することができる。
本発明の一実施例による紙類ホルダーの外観図である。 図1に示した紙類ホルダーの使用状態を示す外観図である。 図2のA−A線断面図である。 図1に示した紙類ホルダーの要部変形例を示す外観図である。 本発明の別実施例による紙類ホルダーの構成を説明するための外観図である。 図5のB−B線拡大断面図である。
符号の説明
1、10、紙類ホルダー
2、11,12 基部
3,4,13,14 側部
5,15 綴じ部
6,16 挿脱口
7,17 収納部
18 案内部
19 筋押部
3a,11a,12a,13a,14a 下縁
3b,13b,14b 上縁
3c,13c,14c 先端縁
L1,L2,L4、L5 折り曲げ部
L3 谷折り部

Claims (4)

  1. 1枚の透明ないし半透明合成樹脂シートにおける両側部を折り曲げ、折り曲げられた中央部の基部をA5サイズ以下の幅寸法でA5サイズ以上の縦寸法に構成し、折り曲げられた側部を基部の左右方向中央部で重ねた状態とし、重ねられた下方に位置する一方の側部は上下方向の上縁が基部から分離され下縁を基部に溶着等して綴じ部に形成し、綴じ部に連続する折り曲げ先端縁と上縁および重ねられた上方に位置する他方の側部が基部から分離されて収納部に形成されると共に、該収納部は熨斗袋等が収納される寸法に構成されていることを特徴とする紙類ホルダー。
  2. 1枚のシートの中央部を谷折り部として折り曲げ、折り曲げられた左右の基部をA5サイズ以下の幅寸法でA5以上の縦寸法に構成し、基部の先端部をさらに折り返して基部の両側に折り返し側部が形成され、前記折り返し側部の各先端を上記谷折り部近傍にて対向させ、各先端の上下方向の下縁を前記シートに溶着等して綴じ部を形成し、各先端の上下方向の上縁を前記シートの基部から分離するとともに上縁の角部をカットして案内部を設けて収納部が形成され、上記案内部の内側に沿って筋押部が形成され、上記収納部は熨斗袋等が収納される寸法に構成されていることを特徴とする紙類ホルダー。
  3. 請求項1ないし2のいずれか記載の紙類ホルダーにおいて、上記側部または基部の一部には透視部が形成されていることを特徴とする紙類ホルダー。
  4. 請求項1ないし3のいずれか記載の紙類ホルダーにおいて、上記側部または基部の一部には装飾部が形成されていることを特徴とする紙類ホルダー。
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