JP3790837B2 - 綴じ具及びこれを用いたファイル - Google Patents

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本発明は、綴じ具及びこれを用いたファイルに係り、更に詳しくは、ベースとスライド部材の相対移動により綴じ足を倒伏して書類を綴じ込むことのできる綴じ具及びこれを用いたファイルに関する。
従来より、所定間隔を隔てて綴じ穴が形成された多数枚の書類を綴じ込むことのできる綴じ具が広く利用されている。このような綴じ具においては、できるだけ簡易な構造として製造コストの低減を図り、綴じ込み操作も容易に行うことができる必要がある。そこで、例えば、特許文献1に示されるような綴じ具が提案されている。
同文献に開示された綴じ具50は、図13に示されるように、綴じ足51を挿通するための二つの孔52を備えたベース53と、このベース53に摺動自在に組み合わされたスライド部材55とを備えて構成されている。ベース53におけるスライド部材55の長手方向両側位置には、スライド部材55の長さより大きい間隔を隔てて配置された位置決め突起53A及び抜け防止突起53Bが設けられており、これらの間でスライド部材55のスライド移動を許容し、且つ、スライド部材55のベース53からの脱落を防止するようになっている。綴じ具50により書類を綴じ込む場合、先ず、当該書類の綴じ穴に各綴じ足51を挿入してから当該綴じ足51にベース53の各孔52を通し、ベース53を書類上に乗せる。そして、この状態から、スライド部材55を図13中矢印X方向にスライド移動して綴じ足51を倒伏し、スライド部材55とベース53との間に綴じ足51を挟み込むことにより行われる。
特開平8−175069号公報
しかしながら、前記綴じ具50の構成にあっては、孔52が開通しているかを確認する場合、図13に示されるように、スライド部材55がベース53の長手方向両端間に収まる範囲内でスライド移動するに過ぎず、スライド部材55のベース53に対する相対位置だけでは孔52の開通を認識することが困難となる。従って、ベース53の上面側から覗き込むように見なければならず、書類の綴じ込み作業を困難且つ煩雑にしてしまうという不都合を生じる。また、スライド部材55は、ベース53を綴じ足51から取り外したときに、ベース53に対して何ら位置決めされることなくフリーな関係となるため、スライド部材55が位置決め突起53A及び抜け防止突起53Bの間でスライド移動してしまい、ベース53の孔52を不用意に塞いで当該孔52に綴じ足51を挿通することが困難になるという不都合も招来する。
[発明の目的]
本発明は、このような不都合に着目して案出されたものであり、その目的は、ベースに綴じ足を受容させる作業を容易に行うことができる綴じ具及びこれを用いたファイルを提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明は、屈曲可能な少なくとも二本の綴じ足を、被固定面の面に沿う方向に倒伏することで書類を綴じ込み可能とした綴じ具において、 長手方向に延びるとともに、前記綴じ足を受容可能とする挿通路と、当該挿通路に隣接する位置であってベース本体の上面側に設けられた鋸歯状突起とを備えたベースと、このベースに重なり合う位置に設けられ、前記ベースの側端の両側に位置する一対の側面部を備えるとともに、ベースの長手方向に沿って相対移動可能に設けられたスライド部材と、前記ベースの側端とスライド部材の前記側面部との間に設けられたストッパ機構とを備え、 前記挿通路は、ベースの側端を切り欠いて形成されるとともに、前記ベース本体の上面から傾倒する傾斜面を備え、 前記スライド部材が所定の第1の位置に設定されたときに、当該スライド部材とベースとの間に綴じ足を挟む倒伏姿勢として書類を綴じ込み可能とする一方、前記スライド部材が所定の第2の位置に設定されたときに、前記ストッパ機構により、強制的な外力を付与しない限りベースとの相対移動を規制されて前記ベースと綴じ足とを分離可能とし、 前記ベースと綴じ足とが分離した状態から第1の位置に設定する操作及び又は第1の位置からベースと綴じ足とを分離する操作を片手で、且つ、連続的な軌跡で操作可能に設ける、という構成を採っている。
また、本発明は、屈曲可能な少なくとも二本の綴じ足を、被固定面の面に沿う方向に倒伏することで書類を綴じ込み可能とした綴じ具と、この綴じ具が装着される表紙体とを備えたファイルにおいて、 前記綴じ具は、長手方向に延びるとともに、前記綴じ足を受容可能とする挿通路と、当該挿通路に隣接する位置であってベース本体の上面側に設けられた鋸歯状突起とを備えたベースと、このベースに重なり合う位置に設けられ、前記ベースの側端の両側に位置する一対の側面部を備えるとともに、ベースの長手方向に沿って相対移動可能に設けられたスライド部材と、前記ベースの側端とスライド部材の前記側面部との間に設けられたストッパ機構とを備え、 前記挿通路は、ベースの側端を切り欠いて形成されるとともに、前記ベース本体の上面から傾倒する傾斜面を備え、 前記スライド部材が所定の第1の位置に設定されたときに、当該スライド部材とベースとの間に綴じ足を挟む倒伏姿勢として書類を綴じ込み可能とする一方、前記スライド部材が所定の第2の位置に設定されたときに、前記ストッパ機構により、強制的な外力を付与しない限りベースとの相対移動を規制されて前記ベースと綴じ足とを分離可能とし、 前記ベースと綴じ足とが分離した状態から第1の位置に設定する操作及び又は第1の位置からベースと綴じ足とを分離する操作を片手で、且つ、連続的な軌跡で操作可能に設ける、という構成が採用される。
本発明によれば、綴じ込み及びその解除作業を一連の動作の中で容易且つ迅速に行うことができ、書類の加除整理作業の効率化を図ることが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
図1には、本発明の実施形態に係るファイルの概略斜視図が示され、図2には、前記ファイルを構成する綴じ具の拡大斜視図が示されている。また、図3には、書類綴じ込み初期の状態または綴じ具のベースから綴じ足を抜き取るときの状態を示す概略斜視図が示され、図4には、前記綴じ具の一部分解斜視図が示されている。これらの図において、ファイル1は、綴じ具10と、この綴じ具10が装着される表紙体11とを備えて構成されている。綴じ具10は、表紙体11を構成する背表紙11Bと裏表紙11Aとの間を二枚厚に折り畳むことにより設けられた被固定面としての折り込み部11Cに装着されるとともに、当該折り込み部11Cと相互に書類Pを挟み込んで当該書類Pを綴じ込み可能に設けられている。この綴じ具10は、前記折り込み部11Cを貫通して表紙体11の内面に突出する方向に延びるとともに、書類Pの二つの綴じ穴P1(図5参照)に挿通可能に設けられた一対の綴じ足13,13と、これら綴じ足13,13を受容可能に設けられたベース14と、このベース14の上面側に重なり合う位置に設けられた単一のスライド部材15とを備えて構成されている。
前記各綴じ足13,13は、特に限定されるものでないが、本実施形態では、ポリエチレン等の樹脂材を用いて成形された屈曲可能な帯状部材により構成されている。各綴じ足13,13は、図5及び図6に示されるように、その一面側すなわち倒伏時における下面側に刻み面16を備えており、これにより、ベース14の後述する鋸歯状突起に噛み合って綴じ足13とベース14との相対移動を規制可能となっている。
前記ベース14は、図7(A)及び(B)にも示されるように、長手方向に延びる板状に設けられるとともに、当該長手方向両端側が半円弧状に形成されたベース本体18と、このベース本体18の側端19を切り欠いて形成されるとともに、各綴じ足13をそれぞれ横方向から受容可能に設けられた一対の挿通路20と、これら挿通路20の図7(B)中左側に隣接する位置であってベース本体18の上面側に設けられた鋸歯状突起21とを備えて構成されている。ベース本体18は、図9(A)〜(D)に示されるように、その側端19に下面から切り欠くように形成された段部23を備えており、これにより、横断面形状が横長な下向き凸状となるように設けられている。
前記各挿通路20は、図8に拡大して示されるように、ベース本体18の面内二箇所位置に角穴を設け、この角穴と前記側端19との間に綴じ足13の通過を許容する細い通路を設けた形状になっている。すなわち、各挿通路20は、ベース本体18の側端19に向かって拡開する円弧状に形成された案内部24と、この案内部24の内方端に連なってベース本体18の長手方向に沿って位置する脱落防止部25と、この脱落防止部25に連なってベース本体18の短寸幅方向に沿って延びるとともに、前記綴じ足13の幅より若干長く設けられた短寸内周縁部27と、この短寸内周縁部27の図8中上端に連なって脱落防止部25と略平行に延びる中央内周縁部28と、この中央内周縁部28の図8中右端と側端19との間に延びる長寸内周縁部29とを備えている。各挿通路20は、図5及び図6に示されるように、ベース本体18の上面から短寸内周縁部27に向かって傾倒する傾斜面30を備えており、綴じ足13の屈曲変形をスムースに行うことができるようになっている。また、案内部24及び長寸内周縁部29は、図8に示されるように、綴じ足13の厚さより若干大きく設定された隙間Sを介して配置されており、これにより、綴じ足13が挿通路20内に受容されたときに、脱落防止部25に引っ掛かって挿通路20から抜け出しにくくなり、また、綴じ足13を挿通路20内に受容させるときに、案内部24を綴じ足13に沿う位置に配置して、ベース14を横方向すなわち図8中下方に移動することで無理なく綴じ足13を挿通路20内に受容させることができる。
前記スライド部材15は、図7(A)及び図9に示されるように、ベース14と略同一長さに設けられているとともに、当該ベース14を下面側に抱え込む形状に設けられている。これを更に詳述すると、スライド部材15は、上面に平面視楕円状となる複数の隆起部32Aを備えた操作面部32と、この操作面部32の短寸幅方向両端側から垂下するとともに、前記ベース14の側端19の両側に位置する一対の側面部33と、これら側面部33の下端側に連なって内向きにそれぞれ設けられるとともに、前記段部23に面接触する位置に設けられた一対の屈曲面部34と、操作面部32の下面側に連なるとともに、下端側がベース14の上面に接触して当該ベース14の浮き上がりを防止する二つのスペーサ36,37とを備えて構成されている。スライド部材15は、ベース14の長手方向に沿って相対移動可能に設けられ、図7(A)に示される第1の位置に設定されたときに、ベース14及びスライド部材15の長手方向両端が略一致する位置となる。この一方、スライド部材15は、図7(B)に示される第2の位置に設定されたときに、各挿通路20を開通するとともに、平面視でベース14及びスライド部材15の全体の長さが前記第1の位置と比べて長くなってこれらの全体の長さが最長となるようになっている。また、操作面部32の図7(B)中中央部及び左端部には、前記第2の位置で各挿通路20の開通姿勢を確保するコ字状切欠部39及び略L字状切欠部40が設けられている。ここで、図10(A)中下側の屈曲面部34は、その中央領域に凹状の凹み部41を備えており、この凹み部41の領域において、スライド部材15とベース14との間には、これらの相対移動を規制可能とするストッパ機構42が設けられている。
前記ストッパ機構42は、図10ないし図12に示されるように、挿通路20が設けられた位置とは反対側となる側端19の中央領域に設けられた蟻溝状凹部44と、この蟻溝状凹部44内における図11中右寄りの位置に設けられた円弧状突起45と、前記側面部33の内面側より突出するとともに、蟻溝状凹部44内に受容可能に設けられた蟻状突起46とを備えている。蟻状突起46は、スライド部材15を前記第1の位置に設定したときに、蟻溝状凹部44の図11中左側の内周縁に突き当たり、スライド部材15を前記第2の位置に設定したときに、蟻溝状凹部44の図11中右側の内周縁と円弧状突起45との間に嵌り込む位置に設けられている。これにより、スライド部材15は、第2の位置に設定されたときに、強制的な外力を付与しない限りベース14との相対移動が規制されることとなり、第2の位置で挿通路20を不用意に塞いでしまうことはない。
以上の構成において、本実施形態における綴じ具10を用いて書類Pを綴じ込む場合、先ず、書類Pの綴じ穴P1,P1に綴じ足13,13を挿入した後、図6に示されるように、スライド部材15を前記第2の位置に設定した状態で書類P上に乗せる。そして、操作面部32に一方の手の指を当てがって書類P上でベース14を滑らせ、各挿通路20に綴じ足13をそれぞれ受容させる。この際、綴じ足13に案内部24を押し当てるようにベース14を移動することにより、綴じ足13が案内部24に沿って移動して挿通路20内に受容される。
次に、操作面部32に指を当てがったままでスライド部材15を図6中左方向にスライド移動して第1の位置に設定することにより、各綴じ足13がコ字状切欠部39及び略L字状切欠部40の内周端に押されて屈曲し、表紙体11の面に沿う方向に倒伏する。そして、図5に示されるように、各綴じ足13が倒伏姿勢としてスライド部材15とベース14との間に挟まれるとともに、綴じ足13の刻み面16とベース14の鋸歯状突起21が噛み合うことにより、綴じ足13とベース14との相対移動が規制され、書類Pの綴じ込みが完了する。
この一方、書類Pの綴じ込みを解除する作業は、前述した綴じ込み作業と逆の手順を行えばよい。すなわち、操作面部32に指を宛ってスライド部材15を第1の位置から第2の位置にスライドし、綴じ足13が挿通路20から抜け出す方向に書類P上でスライドすることにより、ベース14と綴じ足13とが分離されることとなる。
従って、このような実施形態によれば、片手操作により連続的な操作軌跡で移動させることによって、極めて簡単に書類Pの綴じ込み及びその解除を行うことが可能となる。また、挿通路20が開通した状態となる第2の位置でベース14及びスライド部材15の相対移動を規制するストッパ機構42を設けたから、スライド部材15を邪魔に感じることなく綴じ足13を挿通路20内にスムースに受容させることができる。
なお、前記スライド部材15は、図示構成例に限られるものでなく、種々の設計変更が可能である。例えば、スライド部材15をベース14の上面と離間接近する方向に中央部で屈曲可能に設けるとともに、その両端側が前記屈曲によりベース14上でスライド移動して各挿通路20内の綴じ足13を倒伏可能とする構成も考えられる。このような構成によっても、書類Pの綴じ込み及びその解除操作、すなわち、ベース14に綴じ足13を受容又は分離させる操作と、前記中央部の離間接近操作とを片手で連続的な操作軌跡により行うことが可能となる。
本実施形態に係るファイルの概略斜視図。 前記ファイルを構成する綴じ具の拡大斜視図。 前記綴じ具の書類綴じ込み初期の状態を示す概略斜視図。 前記綴じ具の一部分解斜視図。 図1のA−A線に沿う断面図。 綴じ足を倒伏する直前状態を示す図5と同様の断面図。 (A)は、第1の位置に設定された綴じ具の平面図。(B)は、第2の位置に設定された綴じ具の平面図。 挿通路の拡大平面図。 (A)は、図7(A)のB−B線に沿う拡大断面図。(B)は、図7(A)のC−C線に沿う拡大断面図。(C)は、図7(A)のD−D線に沿う拡大断面図。(D)は、図7(B)のE−E線に沿う拡大断面図。 (A)は、図7(A)の底面図。(B)は、図7(B)の底面図。 ストッパ機構の拡大底面図。 図4のF−F線に沿う断面図。 従来例に係る綴じ具の概略斜視図。
符号の説明
1 ファイル
10 綴じ具
11 表紙体
11C 折り込み部(被固定面)
13 綴じ足
14 ベース
15 スライド部材
19 側端
20 挿通路
P 書類

Claims (2)

  1. 屈曲可能な少なくとも二本の綴じ足を、被固定面の面に沿う方向に倒伏することで書類を綴じ込み可能とした綴じ具において、 長手方向に延びるとともに、前記綴じ足を受容可能とする挿通路と、当該挿通路に隣接する位置であってベース本体の上面側に設けられた鋸歯状突起とを備えたベースと、このベースに重なり合う位置に設けられ、前記ベースの側端の両側に位置する一対の側面部を備えるとともに、ベースの長手方向に沿って相対移動可能に設けられたスライド部材と、前記ベースの側端とスライド部材の前記側面部との間に設けられたストッパ機構とを備え、 前記挿通路は、ベースの側端を切り欠いて形成されるとともに、前記ベース本体の上面から傾倒する傾斜面を備え、 前記スライド部材が所定の第1の位置に設定されたときに、当該スライド部材とベースとの間に綴じ足を挟む倒伏姿勢として書類を綴じ込み可能とする一方、前記スライド部材が所定の第2の位置に設定されたときに、前記ストッパ機構により、強制的な外力を付与しない限りベースとの相対移動を規制されて前記ベースと綴じ足とを分離可能とし、 前記ベースと綴じ足とが分離した状態から第1の位置に設定する操作及び又は第1の位置からベースと綴じ足とを分離する操作を片手で、且つ、連続的な軌跡で操作可能に設けたことを特徴とする綴じ具。
  2. 屈曲可能な少なくとも二本の綴じ足を、被固定面の面に沿う方向に倒伏することで書類を綴じ込み可能とした綴じ具と、この綴じ具が装着される表紙体とを備えたファイルにおいて、 前記綴じ具は、長手方向に延びるとともに、前記綴じ足を受容可能とする挿通路と、当該挿通路に隣接する位置であってベース本体の上面側に設けられた鋸歯状突起とを備えたベースと、このベースに重なり合う位置に設けられ、前記ベースの側端の両側に位置する一対の側面部を備えるとともに、ベースの長手方向に沿って相対移動可能に設けられたスライド部材と、前記ベースの側端とスライド部材の前記側面部との間に設けられたストッパ機構とを備え、 前記挿通路は、ベースの側端を切り欠いて形成されるとともに、前記ベース本体の上面から傾倒する傾斜面を備え、 前記スライド部材が所定の第1の位置に設定されたときに、当該スライド部材とベースとの間に綴じ足を挟む倒伏姿勢として書類を綴じ込み可能とする一方、前記スライド部材が所定の第2の位置に設定されたときに、前記ストッパ機構により、強制的な外力を付与しない限りベースとの相対移動を規制されて前記ベースと綴じ足とを分離可能とし、 前記ベースと綴じ足とが分離した状態から第1の位置に設定する操作及び又は第1の位置からベースと綴じ足とを分離する操作を片手で、且つ、連続的な軌跡で操作可能に設けたことを特徴とするファイル
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