JP4534088B2 - 綴じ具及びファイル - Google Patents

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本発明は綴じ具及びファイルに係り、特に、綴じ幅が調整可能に設けられた表紙体の内面側に取り付けられるとともに、綴じ幅の変化に応じて綴じ足の有効長さを調整することのできる綴じ具及びファイルに関する。
特許文献1には、表紙体の内面側に形成された一方の綴じ幅形成面に綴じ足を支持させるとともに、他方の綴じ幅形成面に綴じ足保持体を取り付けて綴じ足を綴じ込み姿勢に保つ綴じ具が開示されている。ここで、綴じ足は、基端側に屈曲部を備えており、書類の綴じ込みに必要となる有効長さを調整するために、前記屈曲部を綴じ幅形成面に形成された外側開口及び内側開口回りに選択的に係り合わせる構成が採用されている。
特開2003−335088号公報
しかしながら、特許文献1に記載された綴じ具は、綴じ足の有効長さを短寸状態に保つときに、前記屈曲部が外側開口回りに係り合う構成となっており、有効長さを長寸状態に変化させる場合には、外側開口と屈曲部の係り合いを解除して当該外側開口を通過させて屈曲部を内側開口回りに係り合わせる作業が必要となる。従って、屈曲部を外側開口から引き離す強制的な外力を付与しなければならないものとなり、書類が綴じられている場合には、前記綴じ足の有効長さを調整する作業を困難にする、という不都合がある。
[発明の目的]
本発明は、このような不都合に着目して案出されたものであり、その目的は、綴じ込みに必要となる綴じ足の有効長さを調整する際に、綴じ足が係り合う基端側の位置を変化させる作業を極めて簡単に行うことのできる綴じ具及びファイルを提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明は、表紙体の内面側に配置される綴じ足と、当該綴じ足を保持する綴じ足保持体とを含み、前記綴じ足が第1及び第2の開口を通って綴じ足保持体側に向かって突出する綴じ足の有効長さが調整可能に設けられた綴じ具において、
前記綴じ足は基端側に屈曲部を含み、当該屈曲部が第1の開口回りに係り合う状態で前記有効長さを長寸状態とする一方、第2の開口回りに係り合う状態で前記有効長さを短寸状態とし、
前記第2の開口は、当該第2の開口回りに前記屈曲部を係り合わせる小開口領域と、当該小開口領域に連なるとともに、前記係り合いを解除して屈曲部の通過を許容する大開口領域とを備え
前記屈曲部は、前記小開口領域の面積よりも大きな平面積を備えた片状体により構成され、前記大開口領域は、前記片状体の平面積よりも大きな開口面積に設けられ、
前記小開口領域と大開口領域との間に幅狭部が形成され、当該幅狭部は、前記屈曲部が小開口領域から大開口領域に移動する際の移動抵抗を綴じ足に付与する、という構成を採っている。
また、本発明は、内面側に一対の綴じ幅形成面が設けられた表紙体の前記一方の綴じ幅形成面に支持される綴じ足と、他方の綴じ幅形成面に支持されて前記綴じ足を保持する綴じ足保持体とを含み、前記一方の綴じ幅形成面に形成された第1及び第2の開口を通って他方の綴じ幅形成面に向かって突出する綴じ足の有効長さが調整可能に設けられた綴じ具において、
前記綴じ足は基端側に屈曲部を含み、当該屈曲部が第1の開口回りに係り合う状態で前記有効長さを長寸状態とする一方、第2の開口回りに係り合う状態で前記有効長さを短寸状態とし、
前記第2の開口は、当該第2の開口回りに前記屈曲部を係り合わせる小開口領域と、当該小開口領域に連なるとともに、前記係り合いを解除して屈曲部の通過を許容する大開口領域とを備え
前記屈曲部は、前記小開口領域の面積よりも大きな平面積を備えた片状体により構成され、前記大開口領域は、前記片状体の平面積よりも大きな開口面積に設けられ、
前記小開口領域と大開口領域との間に幅狭部が形成され、当該幅狭部は、前記屈曲部が小開口領域から大開口領域に移動する際の移動抵抗を綴じ足に付与する、という構成を採用することができる。
更に、本発明は、前述した綴じ具と、当該綴じ具が取り付けられる表紙体とによりファイルを構成することができる。
また、本発明は、表表紙と、裏表紙と、これら表表紙及び裏表紙の間に位置する背表紙とを備えているとともに、前記表表紙と裏表紙の基部に綴じ幅形成面がそれぞれ設けられた表紙体と、この表紙体に取り付けられる綴じ具とを備えたファイルにおいて、
前記綴じ具は、何れか一方の綴じ幅形成面に支持されて先端部が他方の綴じ幅形成面側に突出して所定の有効長さに保たれる綴じ足と、何れか他方に設けられて綴じ足を保持する綴じ足保持体とを備え、
前記一方の綴じ幅形成面は、綴じ足が貫通する第1及び第2の開口を備えている一方、
前記綴じ足は、基端側に屈曲部を含み、当該屈曲部が第1の開口回りに係り合う状態で前記有効長さを長寸状態とする一方、第2の開口回りに係り合う状態で前記有効長さを短寸状態とし、
前記第2の開口は、当該第2の開口回りに前記屈曲部の位置を保つ小開口領域と、当該小開口領域に連なるとともに、前記係り合いを解除して屈曲部の通過を許容する大開口領域とを備え
前記屈曲部は、前記小開口領域の面積よりも大きな平面積を備えた片状体により構成され、前記大開口領域は、前記片状体の平面積よりも大きな開口面積に設けられ、
前記小開口領域と大開口領域との間に幅狭部が形成され、当該幅狭部は、前記屈曲部が小開口領域から大開口領域に移動する際の移動抵抗を綴じ足に付与する、という構成を採るとよい。
本発明によれば、綴じ足の基端側に設けられた屈曲部が第2の開口回りに係り合っている状態において、前記綴じ幅形成面に沿って屈曲部をずらすように操作することで、当該屈曲部が小開口領域から大開口領域に移動できることとなり、このとき、第2の開口を屈曲部が通り抜けできる状態となる。従って、大開口領域を通じて屈曲部を通り抜けさせた後に、屈曲部を第1の開口回りに係り合わせることにより、当該第1の開口位置から突出する綴じ足の有効長さを延長することができ、これにより、ファイルの綴じ幅を拡大したときの対応が可能となる。
このように、本発明では、綴じ足の有効長さを長く調整する際に、屈曲部の位置を滑らせる操作を行うだけで足りるものとなり、従って、書類等が綴じられた状態であっても、当該書類が邪魔になることはなく、調整を難なく行うことができる。
また、小開口領域と大開口領域との間に幅狭部を設けたことで綴じ足が幅狭部を越える移動が妨げられ、屈曲部が不用意に大開口領域に移動して抜け出てしまう、という不都合も回避することができる。
以下、本発明の好ましい実施形態を図面を参照しながら説明する。
図1及び図2には、本実施形態に係るファイルの使用状態における概略斜視図が示され、図3には、その分解斜視図が示されている。これらの図において、ファイル10は、表表紙11と、裏表紙12と、これら表表紙11及び裏表紙12間に位置する背表紙13とを有する表紙体15と、この表紙体15の内側に取り付けられた綴じ具20とにより構成されている。
前記表表紙11は、裏表紙12側の端縁が開口縁11Aとされた扁平シート状の袋体として形成されており、その開口縁11Aを通じて、表表紙11内に背表紙13を構成するシートが出し入れ可能に収納されている。従って、背表紙13は、表表紙11の前記開口縁11Aから突出する量を調整することにより、綴じ幅Wを任意に決定できるようになっている。なお、表紙体15は、綴じ込まれる書類Pの量に応じて背表紙13の綴じ幅Wを可変設定できる公知のタイプと実質的に同一となっている。
前記表表紙11と裏表紙12の各基部には第1及び第2の綴じ幅形成面17,18が形成されている。これら綴じ幅形成面17,18は、相互に向き合う長片状に設けられており、それらの相対面間に書類Pを挟み込む状態で当該書類Pの綴じ込みが行えるようになっている。
第1の綴じ幅形成面17には、図3に示されるように、長手方向に沿う二箇所に、平面視略方形の綴じ足挿通穴21が形成されているとともに、これらの綴じ足挿通穴21,21の隣接位置にベース固定用長孔23,23及び係止穴25,25が形成されている。この一方、第2の綴じ幅形成面18には、後述する二つの綴じ足がそれぞれ貫通する第1及び第2の開口29,30を備えて構成されている。
前記綴じ具20は、前記第2の綴じ幅形成面18に支持される二つの綴じ足31と、第1の綴じ幅形成面17に取り付けられる綴じ足保持体32とにより構成されている。綴じ足31は、図4ないし図6に示されるように、細長い帯状に設けられた本体片31Aと、当該本体片31Aの一端側を基端側として、本体片31Aの延出方向と交わる方向に向けられた片状体からなる屈曲部31Bとにより構成されている。この綴じ足31は、先端側を第2の綴じ幅形成面18の内面側から第2の開口30に通した後、第1の開口29を外側から内側に通すように配置することで支持される。つまり、屈曲部31Bは、第2の綴じ幅形成面18の内面側に位置する一方、綴じ足31の先端側は第1の綴じ幅形成面17側に向かって突出し、これにより、第2の綴じ幅形成面18から突出する綴じ足31の長さが綴じ込みに必要となる有効長さとして確保される。
前記第2の開口30は、図6に示されるように、小開口領域30A及びこれに連なる大開口領域30Bとにより構成されている。小開口領域30Aは、前記屈曲部31Bの平面積よりも小さい開口面積に設定されており、これにより、屈曲部31Bが小開口領域30A回りに係り合って、綴じ足31の基部位置を一定に保つようになっている。また、大開口領域30Bは、前記屈曲部31Bの平面積よりも大きな平面積に設定されている。従って、屈曲部31Bを大開口領域30B側に移動させることで、当該屈曲部31Bが大開口領域30Bを抜け出て第1の開口29回りに係り合い可能となる(図5(B)参照)。また、小開口領域30Aと大開口領域30Bの間には幅狭部30Cが形成されており、当該幅狭部30Cの最小幅は、綴じ足31の本体片31Aの肉厚と略等しいか、これよりも若干大きい幅に設定されている。従って、屈曲部31Bを大開口領域30B側に強制的に移動させようとする力を付与しない限り、本体片31Aが大開口領域30B側に移動できないようになっている。なお、本体片31Aの途中には凹部31Cが形成されており、当該凹部31Cは、前記屈曲部31Bが小開口領域30A回りに係り合っている位置で、第1の開口29の形成縁に係り合い、これにより、綴じ足31全体がその延出方向に沿って不用意に移動することがないように保たれる。
前記綴じ足保持体32は、図7に示されるように、前記第1の綴じ幅形成面17に固定される細長いベース50と、このベース50の上面側に配置されて左右対称形状を備えた一対のスライド部材51,51とにより構成されている。ベース50は、その下面側の左右両側に、固定片53,53を備え、これら固定片53は、第1の綴じ幅形成面17に形成されたベース固定用長孔23,23を通って先端が前記係止穴25,25に係り合い、これによりベース50が第1の綴じ幅形成面17に固定可能となっている。また、各固定片53,53の内側には、前記綴じ足挿通穴21に開通する通路穴54,54が形成されている。
前記スライド部材51,51は、それぞれ外側スライド駒56,57と、内側スライド駒58,59とを備えて構成されている。ここで、一方の外側スライド駒56と内側スライド駒58は連結面60を介して一体化され、他方の外側スライド駒57と内側スライド駒59も連結面61を介して一体化され、内側スライド駒58,59を相互に接近させるように摘み操作することで外側スライド駒56,57が離れる方向に移動して通路穴54,54を通過する綴じ足31を倒伏して当該綴じ足31を保持する一方、外側スライド駒56,57を相互に接近させる方向に摘み操作することで、綴じ足31への保持力を解除するようになっている。なお、本実施形態における綴じ足保持体32は、市販のファイルに用いられているタイプのものと同一構造となっている。
次に、本実施形態における綴じ具20の使用方法について説明する。
書類Pの綴じ込み枚数が少ないときは、図1に示されるように、綴じ足31の屈曲部31Bは、第2の開口30における小開口領域30A回りに係り合う位置に保たれる。書類Pの加除整理を行うときは、綴じ足31を第1の綴じ幅形成面17から抜き出して行えばよい。
書類の綴じ込み量が増えて綴じ足31の有効長さが短くなったときは、第1及び第2の綴じ幅形成面17、18が互いに離れるように、表表紙11から背表紙13を抜き出して綴じ幅Wを拡大するとともに、前記屈曲部31を大開口領域30B側に移動させればよい。この移動は、第2の綴じ幅形成面18の外面側、すなわち、図1中手前側の面において第1及び第2の開口29,30間に延びる綴じ足部分を指先で摘んで下方に押し下げるようにすればよい。これにより、綴じ足31の本体片31Aは、幅狭部30Cを乗り越えるようにして下方に移動し、屈曲部31Bを大開口領域30B内に位置させることができ、これにより、屈曲部30Bが大開口領域30Bを抜け出ることになる。そして綴じ足31の先端側を引っ張って屈曲部30Bを第1の開口29回りに係り合わせれば綴じ足31の有効長さを拡大することができる(図5(B)参照)。
従って、このような実施形態によれば、綴じ足31の有効長さを長く変更する際に、綴じ足31の基端側を摘んで移動させる外力を付与するだけで、屈曲部31Bを第2の開口から抜き出すことが可能となり、これを第1の開口29回りに係り合わせる作業を極めて容易且つ迅速に行える、という効果を得る。また、綴じ足31の有効長さを短くする場合には、逆の作業を行うことで、綴じ幅Wを縮小することができる。
本発明を実施するための最良の構成、方法などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。
すなわち、本発明は、主に特定の実施の形態に関して特に図示し、且つ、説明されているが、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上に述べた実施の形態に対し、形状、位置、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
従って、上記に開示した形状、位置などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状などの限定の一部若しくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
例えば、綴じ具を構成する綴じ足保持体32は、図示構成例に限定されるものではなく、綴じ足31を締め付けて保持することができるものであれば足りる。
また、前記実施形態では、綴じ幅を可変としたファイルについて図示、説明したが、本発明は、綴じ幅が変化しない仕様のファイルにも適用することができる。
実施形態に係るファイルの使用状態であって綴じ足がフリーな状態を示す概略斜視図。 図1の綴じ足を綴じ足保持体で保持した状態を示す概略斜視図。 図1の分解斜視図。 綴じ足の基部側を示す要部概略斜視図。 (A)は、綴じ足の有効長さが短い状態となっている場合の断面図、(B)は、綴じ足の有効長さを長くした場合の断面図。 (A)は綴じ足の屈曲部が小開口領域回りに係り合っている状態を示す正面図、(B)は、屈曲部が大開口領域に移動した状態を示す正面図。 (A)は綴じ足保持体の綴じ込み位置を示す平面図、(B)はその側面図、(C)は綴じ足保持体の非綴じ込み位置を示す平面図、(D)は綴じ足保持体の底面図。
符号の説明
10 ファイル
11 表表紙
12 裏表紙
13 背表紙
17 第1の綴じ幅形成面
18 第2の綴じ幅形成面
20 綴じ具
29 第1の開口
30 第2の開口
30A 小開口領域
30B 大開口領域
30C 幅狭部
31 綴じ足
31B 屈曲部
32 綴じ足保持体
P 書類
W 綴じ幅

Claims (4)

  1. 表紙体の内面側に配置される綴じ足と、当該綴じ足を保持する綴じ足保持体とを含み、前記綴じ足が第1及び第2の開口を通って綴じ足保持体側に向かって突出する綴じ足の有効長さが調整可能に設けられた綴じ具において、
    前記綴じ足は基端側に屈曲部を含み、当該屈曲部が第1の開口回りに係り合う状態で前記有効長さを長寸状態とする一方、第2の開口回りに係り合う状態で前記有効長さを短寸状態とし、
    前記第2の開口は、当該第2の開口回りに前記屈曲部を係り合わせる小開口領域と、当該小開口領域に連なるとともに、前記係り合いを解除して屈曲部の通過を許容する大開口領域とを備え
    前記屈曲部は、前記小開口領域の面積よりも大きな平面積を備えた片状体により構成され、前記大開口領域は、前記片状体の平面積よりも大きな開口面積に設けられ、
    前記小開口領域と大開口領域との間に幅狭部が形成され、当該幅狭部は、前記屈曲部が小開口領域から大開口領域に移動する際の移動抵抗を綴じ足に付与することを特徴とする綴じ具。
  2. 内面側に一対の綴じ幅形成面が設けられた表紙体の前記一方の綴じ幅形成面に支持される綴じ足と、他方の綴じ幅形成面に支持されて前記綴じ足を保持する綴じ足保持体とを含み、前記一方の綴じ幅形成面に形成された第1及び第2の開口を通って他方の綴じ幅形成面に向かって突出する綴じ足の有効長さが調整可能に設けられた綴じ具において、
    前記綴じ足は基端側に屈曲部を含み、当該屈曲部が第1の開口回りに係り合う状態で前記有効長さを長寸状態とする一方、第2の開口回りに係り合う状態で前記有効長さを短寸状態とし、
    前記第2の開口は、当該第2の開口回りに前記屈曲部を係り合わせる小開口領域と、当該小開口領域に連なるとともに、前記係り合いを解除して屈曲部の通過を許容する大開口領域とを備え
    前記屈曲部は、前記小開口領域の面積よりも大きな平面積を備えた片状体により構成され、前記大開口領域は、前記片状体の平面積よりも大きな開口面積に設けられ、
    前記小開口領域と大開口領域との間に幅狭部が形成され、当該幅狭部は、前記屈曲部が小開口領域から大開口領域に移動する際の移動抵抗を綴じ足に付与することを特徴とする綴じ具。
  3. 請求項1又は2記載の綴じ具と、当該綴じ具が取り付けられる表紙体とを備えたことを特徴とするファイル。
  4. 表表紙と、裏表紙と、これら表表紙及び裏表紙の間に位置する背表紙とを備えているとともに、前記表表紙と裏表紙の基部に綴じ幅形成面がそれぞれ設けられた表紙体と、この表紙体に取り付けられる綴じ具とを備えたファイルにおいて、
    前記綴じ具は、何れか一方の綴じ幅形成面に支持されて先端部が他方の綴じ幅形成面側に突出して所定の有効長さに保たれる綴じ足と、何れか他方に設けられて綴じ足を保持する綴じ足保持体とを備え、
    前記一方の綴じ幅形成面は、綴じ足が貫通する第1及び第2の開口を備えている一方、
    前記綴じ足は、基端側に屈曲部を含み、当該屈曲部が第1の開口回りに係り合う状態で前記有効長さを長寸状態とする一方、第2の開口回りに係り合う状態で前記有効長さを短寸状態とし、
    前記第2の開口は、当該第2の開口回りに前記屈曲部の位置を保つ小開口領域と、当該小開口領域に連なるとともに、前記係り合いを解除して屈曲部の通過を許容する大開口領域とを備え
    前記屈曲部は、前記小開口領域の面積よりも大きな平面積を備えた片状体により構成され、前記大開口領域は、前記片状体の平面積よりも大きな開口面積に設けられ、
    前記小開口領域と大開口領域との間に幅狭部が形成され、当該幅狭部は、前記屈曲部が小開口領域から大開口領域に移動する際の移動抵抗を綴じ足に付与することを特徴とするファイル。
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