JP4380078B2 - 綴じ具 - Google Patents

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  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は綴じ具に係り、更に詳しくは、ベースに沿う位置に綴じ足を倒伏することで綴じ込み力を付与することのできる綴じ具の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、フラットファイルと称されるファイルは、板状に延びる細長い片状のベースと、このベースの長手方向二箇所に設けられた穴からなる綴じ足用の通路と、ベース上面側に設けられて通路を開放する位置と閉塞する位置にスライド可能となる押さえ部材とを備えて構成されている。この綴じ具は、押さえ部材が相互に離れる方向に移動したときに、綴じ足を倒伏姿勢に保って綴じ込み力を付与する一方、押さえ部材を相互に接近させる方向に移動したときに、綴じ足を通路から抜き出すことができるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような綴じ具にあっては、例えば、ベースに綴じ足を挿入した後に、一方の手の親指と人差し指との二本指だけで綴じ込み操作をすることが困難になるという不都合がある。これは、綴じ足に綴じ込み力を付与する際に、各押さえ部材を相互に離れる方向に操作しなければならないことに起因する。
【0004】
【発明の目的】
本発明は、このような不都合に着目して案出されたものであり、その目的は、操作力を付与する方向を一方向とする設計を採用することに適した綴じ具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明は、長手方向に延びるベースに形成された通路に綴じ足を挿入した状態で当該綴じ足に綴じ込み力を付与することのできる綴じ具において、
前記ベースは、長手方向に沿って相対移動可能に設けられるとともに、前記通路を形成可能な複数のベース形成部材を備え、
前記各ベース形成部材は、これらを相対移動させたときに移動する少なくとも一個の操作部をそれぞれ備え、これら各操作部を所定操作することで綴じ足の押さえ付けと当該押さえ付けの解除を可能とする、という構成を採っている。このような構成によれば、例えば、各ベース形成部材の長手方向二箇所に操作部を設けた場合には、綴じ足の押さえ付け及びその解除の両方の操作を接近させる操作すなわち摘み操作によって行うことができ、これにより、各操作時の操作力を一方向として綴じ込み及びその解除作業を容易且つ迅速に行うことができるばかりでなく、指先による操作力を各操作部に容易に付与することが可能となる。
【0006】
また、本発明は、長手方向に延びるベースに形成された通路に綴じ足を挿入した状態で当該綴じ足に綴じ込み力を付与することのできる綴じ具において、
前記ベースは、長手方向に沿って相対移動可能に設けられるとともに、前記通路を形成可能な複数のベース形成部材を備え、
前記各ベース形成部材は、これらを相対移動させたときに移動する第1及び第2の操作部をそれぞれ備えているとともに、第1の操作部を相互に接近する方向に操作したときに第2の操作部が離間する方向に移動して当該第2の操作部が綴じ足を綴じ込み位置に押さえ付ける一方、第2の操作部を接近する方向に移動したときに前記押さえ付けを解除すると同時に第1の操作部が離間する方向に移動する、という構成を採ることができる。このような構成を採用すれば、第1及び第2の操作部の何れか一方を接近する方向に操作したときに、何れか他方の操作部が離間する方向に移動するので、綴じ足の押さえ付け及びその解除作業を常に接近させる方向の操作によって行うことができ、これによっても、各操作時における操作力の付与方向を同一として操作の簡略化を図ることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明における前記各ベース形成部材は共通した形状に設けられ、これらベース形成部材を組み合わせることによって前記ベースが形成される、という構成も好ましくは採用される。このような構成によれば、ベースを構成する部品の種類を少なくして構造の簡略化を図ることができ、コスト低減を達成することが可能となる。
【0008】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。
【0009】
図1には、第1の実施例に係る綴じ具がファイルに適用された概略斜視図が示され、図2には、前記綴じ具の拡大斜視図が示されている。これらの図において、綴じ具10は、表紙体11を構成する裏表紙11Aと背表紙11Bとの間を二枚厚に折り畳むことにより設けられた折り畳み部11Cに装着され、当該折り畳み部11Cとの間に書類Pが綴じ込み可能に設けられている。この綴じ具10は、折り畳み部11Cを貫通して表紙体11の内面に突出する方向に延びるとともに、書類Pの二つの綴じ穴P1(図3参照)に挿通可能に設けられた一対の綴じ足13,13と、これら綴じ足13,13をそれぞれ挿通させる一対のスロット状の通路14A,14Aを備えたベース14とを備えて構成されている。
【0010】
前記各綴じ足13,13は、特に限定されるものでないが、本実施例では、ポリエチレン等の樹脂材を用いて成形された屈曲可能な帯状部材により構成されている。各綴じ足13,13は、図3及び図4に示されるように、その一面側すなわち倒伏時における下面側に刻み面16を備えており、これにより、通路14Aの内周縁に設けられた爪状突起14Bに噛み合って綴じ足13とベース14との相対移動を規制可能となっている。
【0011】
前記ベース14は、図5(A)及び図5(B)にも示されるように、長手方向に延びて相対移動可能に組み合わされる一対のベース形成部材17,17により構成されている。各ベース形成部材17,17は、ABS,PS,ポリプロピレン等の樹脂材を用いた一体成型品によりそれぞれ構成されており、各ベース形成部材17,17の向きを平面視180度変えた位置で相互に組み合わせることによりベース14が形成されている。
【0012】
前記各ベース形成部材17は、図6(A)にも示されるように、同図中左右方向に延びるとともに、相互に接触する突き合せ端面20A(図5(A)参照)を備えた片状の第1の横行部20と、この第1の横行部20の右端に連なって右方向に延び、当該第1の横行部20の略2倍となる短寸方向幅を備えるとともに、面内に前記通路14Aが形成された第2の横行部21と、第1の横行部20の上面側より突出する位置に設けられた第1の操作部22と、第1の横行部20の図6(A)中左端側に設けられた第2の操作部としての綴じ足押さえ部23とを備えて構成されている。
【0013】
前記第1の横行部20は、図7及び図8に示されるように、断面視右上がりの湾曲形状となる片状に設けられているとともに、図9(A)及び図10にも示されるように、長手方向(図10中左右方向)略中央位置における下面側に段差形成面24を備え、この段差形成面24の位置を境に左右各領域の厚みが異なるように設けられている。すなわち、第1の横行部20は、段差形成面24と綴じ足押さえ部23との間に延びる第1の湾曲片部25と、段差形成面24と第2の横行部21との間に延びるとともに、第1の湾曲片部25の略2倍となる厚さを備えた第2の湾曲片部26とを備えている。第2の湾曲片部26の下面側には、段差形成面24から第2の横行部21に向かって延びる第1の突条部28が設けられている。また、第2の湾曲片部26の下面側における図6(B)中下側には、綴じ足押さえ部23の後述する屈曲部が突き当たる突起29が設けられ、この突起29の隣接する位置には、前記下面を若干膨らませることによって形成された隆起部30が設けられている(図9(B)参照)。
【0014】
前記第2の横行部21は、図6(A)に示されるように、前記第2の湾曲片部26に連なって通路14Aの同図中左上側内周縁を形成する第1の通路形成部32と、この第1の通路形成部32の同図中下側に段差32Aを介して連なるとともに、通路14Aの左下側内周縁を形成する第2の通路形成部33と、第1及び第2の通路形成部32,33の右側に連なって通路14Aの右側内周縁を形成するとともに、上面側に倒伏姿勢の綴じ足13を受容可能な凹溝34(図13参照)を備えた第3の通路形成部35と、第1の突条部28と略平行に延びるとともに、通路14Aを挟んで第1の突条部28に対称となる位置に設けられた第2の突条部38と、第1及び第2の突条部28,38の図13中左右両側に位置するとともに、綴じ足押さえ部23の後述する屈曲部に係り合い可能に設けられた一対のストッパ39とを備えて構成されている。第1の通路形成部32は、図8及び図11に示されるように、第2の湾曲片部26と略同一となる断面形状に形成されている一方、第2の通路形成部33は、第1の通路形成部32の略1/2となる厚さとなるように上面位置が低く設けられている。また、各ストッパ39,39は、図15に示されるように、下向きに突出する突起40により構成され、当該突起40の図15中右側は垂直面40Aとして形成されている。
【0015】
前記第1の操作部22は、図5(A)に示されるように、各ベース形成部材17が組み合わされたときに、当該ベース形成部材17の面内に収まる幅寸法に設定されているとともに、図6(A)に示されるように、同図中上半分領域が前記第2の湾曲片部26に連なって下半分領域が当該第2の湾曲片部26からはみ出すように設けられている。また、図14に示されるように、第1の操作部22の図中左側下端は、他方のベース形成部材17における第1の横行部20の上面に沿って湾曲しており、これにより、第1の横行部20上で第1の操作部22をスライド操作可能となっている。また、第1の操作部22の高さは、綴じ足押さえ部23と略同一高さに設定されている一方、第1の操作部22の上面側には、平面視円弧状の滑り防止用突条41(図6(A)参照)が設けられている。
【0016】
前記綴じ足押さえ部23は、図17及び図18にも示されるように、組み合わされた他方のベース形成部材17を抱き込むような形状に設けられている。すなわち、綴じ足押さえ部23は、前記第1の湾曲片部25に連なって僅かに起立する起立部42と、この起立部42の上端に連なって平面視駒状(図6(A)参照)に形成されるとともに、上面に平面視円弧状の滑り防止用突条43を備えた上面部44と、この上面部44の図16中左右両側から垂下する一対の垂下面部46,46と、これら垂下面部46,46の下端に連なって内向きにそれぞれ設けられた爪状の一対の屈曲部47,47と、上面部44の下面より下方に延びるとともに、先端が他方のベース形成部材17の第2の通路形成部33上に位置するスペーサ48とを備えている。図16中左側の屈曲部47は、スペーサ48と相互に作用して前記第2の通路形成部33の側端を上下方向から挟み込む一方、図16中右側の屈曲部47は、上面部44と相互に作用して第1の通路形成部32の側端を上下方向から挟み込み、これにより、各ベース形成部材17を一体的に組み合わせ可能とし、また、綴じ足押さえ部23の図中紙面直交方向へのスライド移動を許容するようになっている。また、各屈曲部47,47は、図15及び図16に示されるように、図15中左右に離れた形状に設けられており、これらの間に前記突起40を受容可能となっている。
【0017】
次に、ベース14の組み立て方法について説明する。
【0018】
前記ベース14の組み立ては、先ず、各ベース形成部材17,17を図6(A)中左右方向の向きが相互に逆向きとなるように配置する。次に、第1の操作部22の第2の湾曲片部26からはみ出した部分が他方のパーツの第1の湾曲片部25上に位置するように相互にベース形成部材17を重ね合わせる。この状態で、相互に重なり合った綴じ足押さえ部23と他方のベース形成部材17の第2の横行部21とを厚み方向に押圧することにより、綴じ足押さえ部23が第2の横行部21を抱き込んだ状態となって嵌合し、綴じ具10の組み立てが完了する。この際、ベース形成部材17,17は、厚み方向にクリアランスを有して組み合っている。
【0019】
このようにして組み立てられたベース14は、各ベース形成部材17を長手方向に沿って相対移動させることができ、当該相対移動によって各第1の操作部22,22及び各綴じ足押さえ部23,23を離間及び接近する方向に移動させることが可能となる。例えば、図5(A)に示される状態で、左側の第1の操作部22を右側の第1の操作部22に接近する方向(図中右方向)に移動させた場合、右側の綴じ足押さえ部23のみが右方向に移動し、各綴じ足押さえ部23が相互に離間することとなる。また、図5(B)に示される状態で、各綴じ足押さえ部23を接近させた場合には、前述した移動方向と逆方向に移動することとなるので、各第1の操作部22が相互に離間することとなる。従って、各第1の操作部22,22及び各綴じ足押さえ部23,23は、各ベース形成部材17,17の相対移動によって相反する方向に移動するようになっている。
【0020】
次に、本実施例における綴じ具10の使用方法について説明する。
【0021】
ここでは、各ベース形成部材17は、図4に示されるように、各通路14Aを開放した相対位置に設定され、書類Pの綴じ穴P1,P1に綴じ足13,13が挿入されているものとする。この状態において書類Pを綴じ込む場合、各通路14A,14Aに綴じ足13,13をそれぞれ挿通させてベース14を書類P上に乗せ、相互に離れた位置にある各第1の操作部22,22に、例えば一方の手の親指と人差し指との二本指をあてがって相互に接近する方向に摘み操作する。これにより、各綴じ足押さえ部23が離間する方向にスライド移動するとともに、各爪状突起37が綴じ足押さえ部23に接近し、綴じ足13が上面部44の下面側に潜り込むように倒伏することとなる。最終的に、各綴じ足13は、上面部44と凹溝34の底部とに挟み込まれて綴じ足押さえ部23により押さえ付けられ、綴じ足13の綴じ込み姿勢が維持されることとなる。この際、図15及び図16に示されるように、綴じ足押さえ部23における屈曲部47の図16中右側部分は、前記突起40を乗り越えて垂直面40Aに係り合う。すなわち、綴じ足13の起き上がろうとする反発力により綴じ足押さえ部23が上方に押し上げられ、屈曲部47の図16中右側の内側端面47Aと垂直面40Aとが相互に直面し、各ベース形成部材17のスライド移動を規制することとなる。
【0022】
この一方、前記綴じ足13の綴じ込み姿勢を解除する場合には、前記二本指で綴じ足押さえ部23を相互に接近するように摘み操作すればよい。この際、綴じ足押さえ部23に上方よりいくらかの圧力が付与されるので、当該綴じ足押さえ部23が押し下げられて屈曲部47の内側端面47Aと垂直面40Aとが直面しなくなり、これらの係り合いが解除される。これにより、各通路14Aが開放し、綴じ足押さえ部23による押さえ付けが解除されて初期位置に復帰することとなる。ここで、屈曲部47は、各突起29に突き当って隆起部30上に位置するので、通路14Aを開放する前記初期位置が維持され、意図的な外力を付与しない限り通路14Aを塞ぐことはない。
【0023】
従って、このような実施例によれば、各第1の操作部22,22への相互接近操作と、各綴じ足押さえ部23,18への相互接近操作とを交互に行うことにより、綴じ足13の押さえ付け及びその解除を簡易且つ迅速に行うことができる。また、通路14Aをスロット状に設けたので、綴じ足13を挿入し易くすることができる。更に、ベース14は、略同一形状となる二つのベース形成部材17,17により構成されているので、当該ベース形成部材17を形成するための成形金型を単一のものとすることができ、部材点数の削減や製造工程の簡略化を十分に図ることが可能となる。
【0024】
なお、前記綴じ足13及び挿通路14の形成数は、図示構成例に限定されるものでなく、必要に応じて増加させてもよい。要するに、本発明は、ベース形成部材17を相対移動可能に組み合わせるとともに、各第1の操作部22及び綴じ足押さえ部23を接近させる操作によって綴じ足13の押さえ付け及び当該押さえ付けの解除を可能に設けられていれば足りる。
【0025】
また、前記各屈曲部47,47を図15中左右に離れた形状に設けることなく一体としてもよい。この際、垂直面40Aに直面する端面が屈曲部47の図16中左側の外側端面となるように突起40の位置を変更することにより、垂直面40Aと屈曲部47とが係り合い可能となる。
【0026】
更に、前記綴じ足13の綴じ込み姿勢を解除する作業は、各綴じ足押さえ部23,23を相互に接近させる操作に代えて、各第1の操作部22,22を相互に離間させることにより、各綴じ足押さえ部23,23を接近させてもよい。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明における各ベース形成部材は、これらを相対移動させたときに移動する少なくとも一個の操作部をそれぞれ備え、これら操作部を所定操作することで綴じ足に押さえ付け及びその解除を可能としたから、例えば、各ベース形成部材の長手方向二箇所に操作部を設けた場合には、綴じ込み及びその解除作業を摘み操作のみによって行うことができ、これにより、書類の綴じ込み及びその解除を容易且つ迅速に行うことができ、各操作部に操作力を付与し易くなる。
【0028】
また、各ベース形成部材は、これらの相対移動時に移動する第1及び第2の操作部をそれぞれ備え、第1の操作部を相互に接近させたときに、第2の操作部が相互に離間して綴じ足を押さえ付ける一方、第2の操作部を接近させたときに、押さえ付けを解除すると同時に第1の操作部が離間する構成としたから、操作力を付与する方向を常に接近する方向に保つことができ、これによっても、操作の簡略化を図って取扱性を良好に維持することが可能となる。
【0029】
更に、各ベース形成部材を共通した形状に設けるとともに、これらベース形成部材を組み合わせることによってベースを形成した場合には、ベースを構成する部品の種類を少なくして構造の簡略化を図ることができ、コスト低減を達成することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る綴じ具が適用されたファイルの概略斜視図。
【図2】前記綴じ具の拡大斜視図。
【図3】図1のA−A線に沿う断面図。
【図4】綴じ足を倒伏する直前状態を示す図3と同様の断面図。
【図5】(A)は、綴じ足押さえ部を接近させた状態のベースの平面図、(B)は、第1の操作部を接近させた状態のベースの平面図。
【図6】(A)は、ベース形成部材の平面図、(B)は、図6(A)の底面図。
【図7】図6(A)のB−B線に沿う矢視拡大断面図。
【図8】図6(A)のC−C線に沿う矢視拡大断面図。
【図9】(A)は、図6(A)の正面図、(B)は、図6(A)の背面図。
【図10】図6(A)のD−D線に沿う矢視断面図。
【図11】図6(A)のE−E線に沿う矢視拡大断面図。
【図12】図6(A)のF−F線に沿う矢視拡大断面図。
【図13】図6(A)のG−G線に沿う矢視拡大断面図。
【図14】図5(A)のH−H線に沿う矢視拡大断面図。
【図15】図5(A)の部分拡大正面図。
【図16】図5(B)の部分拡大正面図。
【図17】図6(A)のI−I線に沿う矢視拡大断面図。
【図18】図5(A)のJ−J線に沿う矢視拡大断面図。
【符号の説明】
10 綴じ具
13 綴じ足
14 ベース
14A 通路
17 ベース形成部材
22 第1の操作部
23 綴じ足押さえ部(第2の操作部)

Claims (3)

  1. 長手方向に延びるベースに形成された通路に綴じ足を挿入した状態で当該綴じ足に綴じ込み力を付与することのできる綴じ具において、
    前記ベースは、長手方向に沿って相対移動可能に設けられるとともに、前記通路を形成可能な複数のベース形成部材を備え、
    前記各ベース形成部材は、これらを相対移動させたときに移動する少なくとも一個の操作部をそれぞれ備え、これら各操作部を所定操作することで綴じ足の押さえ付けと当該押さえ付けの解除を可能としたことを特徴とする綴じ具。
  2. 長手方向に延びるベースに形成された通路に綴じ足を挿入した状態で当該綴じ足に綴じ込み力を付与することのできる綴じ具において、
    前記ベースは、長手方向に沿って相対移動可能に設けられるとともに、前記通路を形成可能な複数のベース形成部材を備え、
    前記各ベース形成部材は、これらを相対移動させたときに移動する第1及び第2の操作部をそれぞれ備えているとともに、第1の操作部を相互に接近する方向に操作したときに第2の操作部が離間する方向に移動して当該第2の操作部が綴じ足を綴じ込み位置に押さえ付ける一方、第2の操作部を接近する方向に移動したときに前記押さえ付けを解除すると同時に第1の操作部が離間する方向に移動することを特徴とする綴じ具。
  3. 前記各ベース形成部材は共通した形状に設けられ、これらベース形成部材を組み合わせることによって前記ベースが形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の綴じ具。
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