JP2002293075A - 綴じ具 - Google Patents

綴じ具

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JP2002293075A JP2001103445A JP2001103445A JP2002293075A JP 2002293075 A JP2002293075 A JP 2002293075A JP 2001103445 A JP2001103445 A JP 2001103445A JP 2001103445 A JP2001103445 A JP 2001103445A JP 2002293075 A JP2002293075 A JP 2002293075A
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    • B42F13/00Filing appliances with means for engaging perforations or slots
    • B42F13/02Filing appliances with means for engaging perforations or slots with flexible or resilient means
    • B42F13/06Filing appliances with means for engaging perforations or slots with flexible or resilient means with strips or bands

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  • Sheet Holders (AREA)
  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作力を付与する方向を一方向とする設計を
採用することに適した綴じ具を提供すること。 【解決手段】 綴じ具10は、綴じ足13を挿入可能な
通路14Aを有するベース14を備えて構成されてい
る。ベース14は、長手方向に沿って相対移動可能な複
数のベース形成部材17を備えており、各ベース形成部
材17は、これらを相対移動させたときに移動する第1
及び第2の操作部22,23をそれぞれ備えている。各
第2の操作部23は、各第1の操作部22を相互に接近
させたときに、相互に離間して綴じ足13を綴じ込み位
置に押さえ付ける一方、各第2の操作部23を相互に接
近させたときに、綴じ足13の押さえ付けを解除すると
同時に各第1の操作部22が離間する方向に移動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は綴じ具に係り、更に
詳しくは、ベースに沿う位置に綴じ足を倒伏することで
綴じ込み力を付与することのできる綴じ具の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、フラットファイルと称される
ファイルは、板状に延びる細長い片状のベースと、この
ベースの長手方向二箇所に設けられた穴からなる綴じ足
用の通路と、ベース上面側に設けられて通路を開放する
位置と閉塞する位置にスライド可能となる押さえ部材と
を備えて構成されている。この綴じ具は、押さえ部材が
相互に離れる方向に移動したときに、綴じ足を倒伏姿勢
に保って綴じ込み力を付与する一方、押さえ部材を相互
に接近させる方向に移動したときに、綴じ足を通路から
抜き出すことができるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな綴じ具にあっては、例えば、ベースに綴じ足を挿入
した後に、一方の手の親指と人差し指との二本指だけで
綴じ込み操作をすることが困難になるという不都合があ
る。これは、綴じ足に綴じ込み力を付与する際に、各押
さえ部材を相互に離れる方向に操作しなければならない
ことに起因する。
【0004】
【発明の目的】本発明は、このような不都合に着目して
案出されたものであり、その目的は、操作力を付与する
方向を一方向とする設計を採用することに適した綴じ具
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、長手方向に延びるベースに形成された通
路に綴じ足を挿入した状態で当該綴じ足に綴じ込み力を
付与することのできる綴じ具において、前記ベースは、
長手方向に沿って相対移動可能に設けられるとともに、
前記通路を形成可能な複数のベース形成部材を備え、前
記各ベース形成部材は、これらを相対移動させたときに
移動する少なくとも一個の操作部をそれぞれ備え、これ
ら各操作部を所定操作することで綴じ足の押さえ付けと
当該押さえ付けの解除を可能とする、という構成を採っ
ている。このような構成によれば、例えば、各ベース形
成部材の長手方向二箇所に操作部を設けた場合には、綴
じ足の押さえ付け及びその解除の両方の操作を接近させ
る操作すなわち摘み操作によって行うことができ、これ
により、各操作時の操作力を一方向として綴じ込み及び
その解除作業を容易且つ迅速に行うことができるばかり
でなく、指先による操作力を各操作部に容易に付与する
ことが可能となる。
【0006】また、本発明は、長手方向に延びるベース
に形成された通路に綴じ足を挿入した状態で当該綴じ足
に綴じ込み力を付与することのできる綴じ具において、
前記ベースは、長手方向に沿って相対移動可能に設けら
れるとともに、前記通路を形成可能な複数のベース形成
部材を備え、前記各ベース形成部材は、これらを相対移
動させたときに移動する第1及び第2の操作部をそれぞ
れ備えているとともに、第1の操作部を相互に接近する
方向に操作したときに第2の操作部が離間する方向に移
動して当該第2の操作部が綴じ足を綴じ込み位置に押さ
え付ける一方、第2の操作部を接近する方向に移動した
ときに前記押さえ付けを解除すると同時に第1の操作部
が離間する方向に移動する、という構成を採ることがで
きる。このような構成を採用すれば、第1及び第2の操
作部の何れか一方を接近する方向に操作したときに、何
れか他方の操作部が離間する方向に移動するので、綴じ
足の押さえ付け及びその解除作業を常に接近させる方向
の操作によって行うことができ、これによっても、各操
作時における操作力の付与方向を同一として操作の簡略
化を図ることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明における前記各ベース形成
部材は共通した形状に設けられ、これらベース形成部材
を組み合わせることによって前記ベースが形成される、
という構成も好ましくは採用される。このような構成に
よれば、ベースを構成する部品の種類を少なくして構造
の簡略化を図ることができ、コスト低減を達成すること
が可能となる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。
【0009】図1には、第1の実施例に係る綴じ具がフ
ァイルに適用された概略斜視図が示され、図2には、前
記綴じ具の拡大斜視図が示されている。これらの図にお
いて、綴じ具10は、表紙体11を構成する裏表紙11
Aと背表紙11Bとの間を二枚厚に折り畳むことにより
設けられた折り畳み部11Cに装着され、当該折り畳み
部11Cとの間に書類Pが綴じ込み可能に設けられてい
る。この綴じ具10は、折り畳み部11Cを貫通して表
紙体11の内面に突出する方向に延びるとともに、書類
Pの二つの綴じ穴P1(図3参照)に挿通可能に設けら
れた一対の綴じ足13,13と、これら綴じ足13,1
3をそれぞれ挿通させる一対のスロット状の通路14
A,14Aを備えたベース14とを備えて構成されてい
る。
【0010】前記各綴じ足13,13は、特に限定され
るものでないが、本実施例では、ポリエチレン等の樹脂
材を用いて成形された屈曲可能な帯状部材により構成さ
れている。各綴じ足13,13は、図3及び図4に示さ
れるように、その一面側すなわち倒伏時における下面側
に刻み面16を備えており、これにより、通路14Aの
内周縁に設けられた爪状突起14Bに噛み合って綴じ足
13とベース14との相対移動を規制可能となってい
る。
【0011】前記ベース14は、図5(A)及び図5
(B)にも示されるように、長手方向に延びて相対移動
可能に組み合わされる一対のベース形成部材17,17
により構成されている。各ベース形成部材17,17
は、ABS,PS,ポリプロピレン等の樹脂材を用いた
一体成型品によりそれぞれ構成されており、各ベース形
成部材17,17の向きを平面視180度変えた位置で
相互に組み合わせることによりベース14が形成されて
いる。
【0012】前記各ベース形成部材17は、図6(A)
にも示されるように、同図中左右方向に延びるととも
に、相互に接触する突き合せ端面20A(図5(A)参
照)を備えた片状の第1の横行部20と、この第1の横
行部20の右端に連なって右方向に延び、当該第1の横
行部20の略2倍となる短寸方向幅を備えるとともに、
面内に前記通路14Aが形成された第2の横行部21
と、第1の横行部20の上面側より突出する位置に設け
られた第1の操作部22と、第1の横行部20の図6
(A)中左端側に設けられた第2の操作部としての綴じ
足押さえ部23とを備えて構成されている。
【0013】前記第1の横行部20は、図7及び図8に
示されるように、断面視右上がりの湾曲形状となる片状
に設けられているとともに、図9(A)及び図10にも
示されるように、長手方向(図10中左右方向)略中央
位置における下面側に段差形成面24を備え、この段差
形成面24の位置を境に左右各領域の厚みが異なるよう
に設けられている。すなわち、第1の横行部20は、段
差形成面24と綴じ足押さえ部23との間に延びる第1
の湾曲片部25と、段差形成面24と第2の横行部21
との間に延びるとともに、第1の湾曲片部25の略2倍
となる厚さを備えた第2の湾曲片部26とを備えてい
る。第2の湾曲片部26の下面側には、段差形成面24
から第2の横行部21に向かって延びる第1の突条部2
8が設けられている。また、第2の湾曲片部26の下面
側における図6(B)中下側には、綴じ足押さえ部23
の後述する屈曲部が突き当たる突起29が設けられ、こ
の突起29の隣接する位置には、前記下面を若干膨らま
せることによって形成された隆起部30が設けられてい
る(図9(B)参照)。
【0014】前記第2の横行部21は、図6(A)に示
されるように、前記第2の湾曲片部26に連なって通路
14Aの同図中左上側内周縁を形成する第1の通路形成
部32と、この第1の通路形成部32の同図中下側に段
差32Aを介して連なるとともに、通路14Aの左下側
内周縁を形成する第2の通路形成部33と、第1及び第
2の通路形成部32,33の右側に連なって通路14A
の右側内周縁を形成するとともに、上面側に倒伏姿勢の
綴じ足13を受容可能な凹溝34(図13参照)を備え
た第3の通路形成部35と、第1の突条部28と略平行
に延びるとともに、通路14Aを挟んで第1の突条部2
8に対称となる位置に設けられた第2の突条部38と、
第1及び第2の突条部28,38の図13中左右両側に
位置するとともに、綴じ足押さえ部23の後述する屈曲
部に係り合い可能に設けられた一対のストッパ39とを
備えて構成されている。第1の通路形成部32は、図8
及び図11に示されるように、第2の湾曲片部26と略
同一となる断面形状に形成されている一方、第2の通路
形成部33は、第1の通路形成部32の略1/2となる
厚さとなるように上面位置が低く設けられている。ま
た、各ストッパ39,39は、図15に示されるよう
に、下向きに突出する突起40により構成され、当該突
起40の図15中右側は垂直面40Aとして形成されて
いる。
【0015】前記第1の操作部22は、図5(A)に示
されるように、各ベース形成部材17が組み合わされた
ときに、当該ベース形成部材17の面内に収まる幅寸法
に設定されているとともに、図6(A)に示されるよう
に、同図中上半分領域が前記第2の湾曲片部26に連な
って下半分領域が当該第2の湾曲片部26からはみ出す
ように設けられている。また、図14に示されるよう
に、第1の操作部22の図中左側下端は、他方のベース
形成部材17における第1の横行部20の上面に沿って
湾曲しており、これにより、第1の横行部20上で第1
の操作部22をスライド操作可能となっている。また、
第1の操作部22の高さは、綴じ足押さえ部23と略同
一高さに設定されている一方、第1の操作部22の上面
側には、平面視円弧状の滑り防止用突条41(図6
(A)参照)が設けられている。
【0016】前記綴じ足押さえ部23は、図17及び図
18にも示されるように、組み合わされた他方のベース
形成部材17を抱き込むような形状に設けられている。
すなわち、綴じ足押さえ部23は、前記第1の湾曲片部
25に連なって僅かに起立する起立部42と、この起立
部42の上端に連なって平面視駒状(図6(A)参照)
に形成されるとともに、上面に平面視円弧状の滑り防止
用突条43を備えた上面部44と、この上面部44の図
16中左右両側から垂下する一対の垂下面部46,46
と、これら垂下面部46,46の下端に連なって内向き
にそれぞれ設けられた爪状の一対の屈曲部47,47
と、上面部44の下面より下方に延びるとともに、先端
が他方のベース形成部材17の第2の通路形成部33上
に位置するスペーサ48とを備えている。図16中左側
の屈曲部47は、スペーサ48と相互に作用して前記第
2の通路形成部33の側端を上下方向から挟み込む一
方、図16中右側の屈曲部47は、上面部44と相互に
作用して第1の通路形成部32の側端を上下方向から挟
み込み、これにより、各ベース形成部材17を一体的に
組み合わせ可能とし、また、綴じ足押さえ部23の図中
紙面直交方向へのスライド移動を許容するようになって
いる。また、各屈曲部47,47は、図15及び図16
に示されるように、図15中左右に離れた形状に設けら
れており、これらの間に前記突起40を受容可能となっ
ている。
【0017】次に、ベース14の組み立て方法について
説明する。
【0018】前記ベース14の組み立ては、先ず、各ベ
ース形成部材17,17を図6(A)中左右方向の向き
が相互に逆向きとなるように配置する。次に、第1の操
作部22の第2の湾曲片部26からはみ出した部分が他
方のパーツの第1の湾曲片部25上に位置するように相
互にベース形成部材17を重ね合わせる。この状態で、
相互に重なり合った綴じ足押さえ部23と他方のベース
形成部材17の第2の横行部21とを厚み方向に押圧す
ることにより、綴じ足押さえ部23が第2の横行部21
を抱き込んだ状態となって嵌合し、綴じ具10の組み立
てが完了する。この際、ベース形成部材17,17は、
厚み方向にクリアランスを有して組み合っている。
【0019】このようにして組み立てられたベース14
は、各ベース形成部材17を長手方向に沿って相対移動
させることができ、当該相対移動によって各第1の操作
部22,22及び各綴じ足押さえ部23,23を離間及
び接近する方向に移動させることが可能となる。例え
ば、図5(A)に示される状態で、左側の第1の操作部
22を右側の第1の操作部22に接近する方向(図中右
方向)に移動させた場合、右側の綴じ足押さえ部23の
みが右方向に移動し、各綴じ足押さえ部23が相互に離
間することとなる。また、図5(B)に示される状態
で、各綴じ足押さえ部23を接近させた場合には、前述
した移動方向と逆方向に移動することとなるので、各第
1の操作部22が相互に離間することとなる。従って、
各第1の操作部22,22及び各綴じ足押さえ部23,
23は、各ベース形成部材17,17の相対移動によっ
て相反する方向に移動するようになっている。
【0020】次に、本実施例における綴じ具10の使用
方法について説明する。
【0021】ここでは、各ベース形成部材17は、図4
に示されるように、各通路14Aを開放した相対位置に
設定され、書類Pの綴じ穴P1,P1に綴じ足13,1
3が挿入されているものとする。この状態において書類
Pを綴じ込む場合、各通路14A,14Aに綴じ足1
3,13をそれぞれ挿通させてベース14を書類P上に
乗せ、相互に離れた位置にある各第1の操作部22,2
2に、例えば一方の手の親指と人差し指との二本指をあ
てがって相互に接近する方向に摘み操作する。これによ
り、各綴じ足押さえ部23が離間する方向にスライド移
動するとともに、各爪状突起37が綴じ足押さえ部23
に接近し、綴じ足13が上面部44の下面側に潜り込む
ように倒伏することとなる。最終的に、各綴じ足13
は、上面部44と凹溝34の底部とに挟み込まれて綴じ
足押さえ部23により押さえ付けられ、綴じ足13の綴
じ込み姿勢が維持されることとなる。この際、図15及
び図16に示されるように、綴じ足押さえ部23におけ
る屈曲部47の図16中右側部分は、前記突起40を乗
り越えて垂直面40Aに係り合う。すなわち、綴じ足1
3の起き上がろうとする反発力により綴じ足押さえ部2
3が上方に押し上げられ、屈曲部47の図16中右側の
内側端面47Aと垂直面40Aとが相互に直面し、各ベ
ース形成部材17のスライド移動を規制することとな
る。
【0022】この一方、前記綴じ足13の綴じ込み姿勢
を解除する場合には、前記二本指で綴じ足押さえ部23
を相互に接近するように摘み操作すればよい。この際、
綴じ足押さえ部23に上方よりいくらかの圧力が付与さ
れるので、当該綴じ足押さえ部23が押し下げられて屈
曲部47の内側端面47Aと垂直面40Aとが直面しな
くなり、これらの係り合いが解除される。これにより、
各通路14Aが開放し、綴じ足押さえ部23による押さ
え付けが解除されて初期位置に復帰することとなる。こ
こで、屈曲部47は、各突起29に突き当って隆起部3
0上に位置するので、通路14Aを開放する前記初期位
置が維持され、意図的な外力を付与しない限り通路14
Aを塞ぐことはない。
【0023】従って、このような実施例によれば、各第
1の操作部22,22への相互接近操作と、各綴じ足押
さえ部23,18への相互接近操作とを交互に行うこと
により、綴じ足13の押さえ付け及びその解除を簡易且
つ迅速に行うことができる。また、通路14Aをスロッ
ト状に設けたので、綴じ足13を挿入し易くすることが
できる。更に、ベース14は、略同一形状となる二つの
ベース形成部材17,17により構成されているので、
当該ベース形成部材17を形成するための成形金型を単
一のものとすることができ、部材点数の削減や製造工程
の簡略化を十分に図ることが可能となる。
【0024】なお、前記綴じ足13及び挿通路14の形
成数は、図示構成例に限定されるものでなく、必要に応
じて増加させてもよい。要するに、本発明は、ベース形
成部材17を相対移動可能に組み合わせるとともに、各
第1の操作部22及び綴じ足押さえ部23を接近させる
操作によって綴じ足13の押さえ付け及び当該押さえ付
けの解除を可能に設けられていれば足りる。
【0025】また、前記各屈曲部47,47を図15中
左右に離れた形状に設けることなく一体としてもよい。
この際、垂直面40Aに直面する端面が屈曲部47の図
16中左側の外側端面となるように突起40の位置を変
更することにより、垂直面40Aと屈曲部47とが係り
合い可能となる。
【0026】更に、前記綴じ足13の綴じ込み姿勢を解
除する作業は、各綴じ足押さえ部23,23を相互に接
近させる操作に代えて、各第1の操作部22,22を相
互に離間させることにより、各綴じ足押さえ部23,2
3を接近させてもよい。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明における各
ベース形成部材は、これらを相対移動させたときに移動
する少なくとも一個の操作部をそれぞれ備え、これら操
作部を所定操作することで綴じ足に押さえ付け及びその
解除を可能としたから、例えば、各ベース形成部材の長
手方向二箇所に操作部を設けた場合には、綴じ込み及び
その解除作業を摘み操作のみによって行うことができ、
これにより、書類の綴じ込み及びその解除を容易且つ迅
速に行うことができ、各操作部に操作力を付与し易くな
る。
【0028】また、各ベース形成部材は、これらの相対
移動時に移動する第1及び第2の操作部をそれぞれ備
え、第1の操作部を相互に接近させたときに、第2の操
作部が相互に離間して綴じ足を押さえ付ける一方、第2
の操作部を接近させたときに、押さえ付けを解除すると
同時に第1の操作部が離間する構成としたから、操作力
を付与する方向を常に接近する方向に保つことができ、
これによっても、操作の簡略化を図って取扱性を良好に
維持することが可能となる。
【0029】更に、各ベース形成部材を共通した形状に
設けるとともに、これらベース形成部材を組み合わせる
ことによってベースを形成した場合には、ベースを構成
する部品の種類を少なくして構造の簡略化を図ることが
でき、コスト低減を達成することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る綴じ具が適用されたファイルの
概略斜視図。
【図2】前記綴じ具の拡大斜視図。
【図3】図1のA−A線に沿う断面図。
【図4】綴じ足を倒伏する直前状態を示す図3と同様の
断面図。
【図5】(A)は、綴じ足押さえ部を接近させた状態の
ベースの平面図、(B)は、第1の操作部を接近させた
状態のベースの平面図。
【図6】(A)は、ベース形成部材の平面図、(B)
は、図6(A)の底面図。
【図7】図6(A)のB−B線に沿う矢視拡大断面図。
【図8】図6(A)のC−C線に沿う矢視拡大断面図。
【図9】(A)は、図6(A)の正面図、(B)は、図
6(A)の背面図。
【図10】図6(A)のD−D線に沿う矢視断面図。
【図11】図6(A)のE−E線に沿う矢視拡大断面
図。
【図12】図6(A)のF−F線に沿う矢視拡大断面
図。
【図13】図6(A)のG−G線に沿う矢視拡大断面
図。
【図14】図5(A)のH−H線に沿う矢視拡大断面
図。
【図15】図5(A)の部分拡大正面図。
【図16】図5(B)の部分拡大正面図。
【図17】図6(A)のI−I線に沿う矢視拡大断面
図。
【図18】図5(A)のJ−J線に沿う矢視拡大断面
図。
【符号の説明】
10 綴じ具 13 綴じ足 14 ベース 14A 通路 17 ベース形成部材 22 第1の操作部 23 綴じ足押さえ部(第2の操作部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C017 UB20

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向に延びるベースに形成された通
    路に綴じ足を挿入した状態で当該綴じ足に綴じ込み力を
    付与することのできる綴じ具において、 前記ベースは、長手方向に沿って相対移動可能に設けら
    れるとともに、前記通路を形成可能な複数のベース形成
    部材を備え、 前記各ベース形成部材は、これらを相対移動させたとき
    に移動する少なくとも一個の操作部をそれぞれ備え、こ
    れら各操作部を所定操作することで綴じ足の押さえ付け
    と当該押さえ付けの解除を可能としたことを特徴とする
    綴じ具。
  2. 【請求項2】 長手方向に延びるベースに形成された通
    路に綴じ足を挿入した状態で当該綴じ足に綴じ込み力を
    付与することのできる綴じ具において、 前記ベースは、長手方向に沿って相対移動可能に設けら
    れるとともに、前記通路を形成可能な複数のベース形成
    部材を備え、 前記各ベース形成部材は、これらを相対移動させたとき
    に移動する第1及び第2の操作部をそれぞれ備えている
    とともに、第1の操作部を相互に接近する方向に操作し
    たときに第2の操作部が離間する方向に移動して当該第
    2の操作部が綴じ足を綴じ込み位置に押さえ付ける一
    方、第2の操作部を接近する方向に移動したときに前記
    押さえ付けを解除すると同時に第1の操作部が離間する
    方向に移動することを特徴とする綴じ具。
  3. 【請求項3】 前記各ベース形成部材は共通した形状に
    設けられ、これらベース形成部材を組み合わせることに
    よって前記ベースが形成されていることを特徴とする請
    求項1又は2記載の綴じ具。
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