JP2003163517A - 誘電体共振装置 - Google Patents

誘電体共振装置

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JP2003163517A
JP2003163517A JP2001362244A JP2001362244A JP2003163517A JP 2003163517 A JP2003163517 A JP 2003163517A JP 2001362244 A JP2001362244 A JP 2001362244A JP 2001362244 A JP2001362244 A JP 2001362244A JP 2003163517 A JP2003163517 A JP 2003163517A
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dielectric resonator
adhesive
dielectric
pedestal
bonding
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Shuji Saito
修司 齋藤
Yasuo Yamaki
安夫 八巻
Susumu Nakajima
進 中島
Masahiko Nakatsugawa
雅彦 中津川
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Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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    • H—ELECTRICITY
    • H01—ELECTRIC ELEMENTS
    • H01P—WAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
    • H01P7/00—Resonators of the waveguide type
    • H01P7/10—Dielectric resonators
    • Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T156/00—Adhesive bonding and miscellaneous chemical manufacture
    • Y10T156/10—Methods of surface bonding and/or assembly therefor

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  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
  • Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 接着剤のはみ出しが無く、電気性能の安定し
たものを提供する。 【解決手段】 本発明の誘電体共振装置は、柱状の誘電
体共振器１と、この誘電体共振器１の下面１ａに接着剤
３で接着され、誘電体共振器１を支持する柱状の台座部
２とを備え、台座部２の誘電体共振器１への接合面２ａ
には、台座部２の側面２ｄに至らない状態で、接着剤溜
用の凹部２ｅが設けられ、接合面２ａと誘電体共振器１
の下面１ａとの間を接着剤３により接着したため、凹部
２ｅが接着剤溜用となり、接着剤３は、接合面２ａと誘
電体共振器１の下面１ａとの間から外へのはみ出を無く
することができて、電気性能の安定した誘電体共振装置
を提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は衛星放送受信用コン
バータ等に使用して好適な誘電体共振装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の誘電体共振装置の構成を図５に基
づいて説明すると、セラミック材からなる誘電体共振器
５１は、円柱状で形成され、この下面５１ａは、平坦面
で構成されている。
【０００３】セラミック材等からなる台座部５２は、誘
電体共振器５１の径より小さい円柱状等の柱状で形成さ
れ、上部に位置した平坦面からなる接合面５２ａと、下
部５２ｂの中央部から下方に突出する凸部５２ｃとを有
する。
【０００４】そして、接合面５２ａに接着剤５３が設け
られた状態で、接合面５２ａに誘電体共振器５１の下面
５１ａを押し付けて、誘電体共振器５１が台座部５２に
接着されている。この時、接合面５２ａと下面５１ａの
間から外に、接着剤５３がはみ出した状態となる。
【０００５】また、誘電体共振器５１を接着した台座部
５２は、回路基板等からなる取付部材５４上に載置さ
れ、取付部材５４に設けられた孔５４ａに凸部５２ｃを
嵌合して、両者の位置決めを行った状態で、台座部５２
が取付部材５４に取り付けられた構成となっている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】従来の誘電体共振装置
は、誘電体共振器５１の平坦な下面５１ａと台座部５２
の平坦な接合面５２ａとが接着剤５３により接着される
ため、接合面５２ａと下面５１ａの間から外に、接着剤
５３がはみ出し、周波数ズレ、Ｑ値減少等の性能劣化を
招くという問題がある。
【０００７】そこで、本発明は接着剤のはみ出しが無
く、電気性能の安定した誘電体共振装置を提供すること
を目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の第１の解決手段として、柱状の誘電体共振器と、この
誘電体共振器の下面に接着剤で接着され、前記誘電体共
振器を支持する柱状の台座部とを備え、前記台座部の前
記誘電体共振器への接合面には、前記台座部の側面に至
らない状態で、接着剤溜用の凹部が設けられ、前記接合
面と前記誘電体共振器の下面との間を接着剤により接着
した構成とした。
【０００９】また、第２の解決手段として、前記凹部が
前記接合部の中央部に設けられた構成とした。また、第
３の解決手段として、前記凹部近傍に位置する前記接合
部に接着剤が設けられた状態で、前記接合面と前記誘電
体共振器の下面とが接着された構成とした。
【００１０】また、第４の解決手段として、前記凹部が
前記接合面の中央部に島状部を残して環状に形成された
構成とした。また、第５の解決手段として、前記島状部
上に接着剤が設けられた状態で、前記接合面である前記
島状部と前記誘電体共振器の下面とが接着された構成と
した。
【００１１】
【発明の実施の形態】本発明の誘電体共振装置の図面を
説明すると、図１は本発明の誘電体共振装置の第１実施
例に係る要部の断面図、図２は本発明の誘電体共振装置
の第１実施例に係り、台座部の平面図、図３は本発明の
誘電体共振装置の第２実施例に係り、台座部の断面図、
図４は本発明の誘電体共振装置の第２実施例に係り、台
座部の平面図である。
【００１２】次に、本発明の誘電体共振装置の第１実施
例の構成を図１，図２に基づいて説明すると、セラミッ
ク材からなる誘電体共振器１は、円柱状で形成され、こ
の下面１ａは、平坦面で構成されている。
【００１３】セラミック材等からなる台座部２は、誘電
体共振器１の径より小さい円柱状等の柱状で形成され、
上部に位置した平坦面からなる接合面２ａと、下部２ｂ
の中央部から下方に突出する凸部２ｃと、側面２ｄに至
らない状態で、接合面２ａの中央部に設けられた凹部２
ｅとを有する。
【００１４】そして、凹部２ｅの近傍に位置する接合面
２ａに接着剤３が設けられた状態で、接合面２ａに誘電
体共振器１の下面１ａを押し付けて、誘電体共振器１が
台座部２に接着されている。この時、接合面２ａに設け
られた接着剤３は、凹部２ｅ内に移行して、凹部２ｅが
接着剤溜用となり、接着剤３は、接合面２ａと下面１ａ
の間から外へのはみ出が少なく、或いは無くすることが
できる。
【００１５】また、誘電体共振器１を接着した台座部２
は、回路基板等からなる取付部材４上に載置され、取付
部材４に設けられた孔４ａに凸部２ｃを嵌合して、両者
の位置決めを行った状態で、台座部２が取付部材４に取
り付けられた構成となっている。
【００１６】また、図３，図４は本発明の第２実施例を
示し、この第２実施例は、台座部２の接合部２ａに設け
られた凹部２ｅが接合面２ａの中央部に島状部２ｆを残
して環状（リング状）に形成されたものである。
【００１７】そして、島状部２ｆ上に接着剤３が設けら
れた状態で、接合面２ａである島状部２ｆと誘電体共振
器１の下面１ａとが接着されたものであり、このため、
島状部２ｆ上からはみ出した接着剤３は、環状の凹部２
ｅ内に確実に溜められて、接着剤３は台座部２の外部に
はみ出すことが無い。その他の構成は、上述の第１実施
例と同様であり、同一部品に同一番号を付し、ここでは
その説明を省略する。
【００１８】
【発明の効果】本発明の誘電体共振装置は、柱状の誘電
体共振器と、この誘電体共振器の下面に接着剤で接着さ
れ、誘電体共振器を支持する柱状の台座部とを備え、台
座部の誘電体共振器への接合面には、台座部の側面に至
らない状態で、接着剤溜用の凹部が設けられ、接合面と
誘電体共振器の下面との間を接着剤により接着したた
め、凹部が接着剤溜用となり、接着剤は、接合面と誘電
体共振器の下面との間から外へのはみ出が少なく、或い
は無くすることができて、電気性能の安定した誘電体共
振装置を提供できる。
【００１９】また、凹部が接合部の中央部に設けられた
ため、この構成が簡単で、接着剤のはみ出しの無い誘電
体共振装置を提供できる。
【００２０】また、凹部近傍に位置する接合部に接着剤
が設けられた状態で、接合面と誘電体共振器の下面とが
接着されたため、接着剤のはみ出しを確実に防止でき
て、電気性能の安定した誘電体共振装置を提供できる。
【００２１】また、凹部が接合面の中央部に島状部を残
して環状に形成されたため、この構成が簡単で、接着剤
のはみ出しの無い誘電体共振装置を提供できる。
【００２２】また、島状部上に接着剤が設けられた状態
で、接合面である島状部と誘電体共振器の下面とが接着
されたため、接着剤のはみ出しを確実に防止できて、電
気性能の安定した誘電体共振装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の誘電体共振装置の第１実施例に係る要
部の断面図。
【図２】本発明の誘電体共振装置の第１実施例に係り、
台座部の平面図。
【図３】本発明の誘電体共振装置の第２実施例に係り、
台座部の断面図。
【図４】本発明の誘電体共振装置の第２実施例に係り、
台座部の平面図。
【図５】従来の誘電体共振装置の要部の断面図。
【符号の説明】
１ 誘電体共振器 １ａ 下面 ２ 台座部 ２ａ 接合面 ２ｂ 下部 ２ｃ 凸部 ２ｄ 側面 ２ｅ 凹部 ２ｆ 島状部 ３ 接着剤 ４ 取付部材 ４ａ 孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中津川 雅彦 東京都大田区雪谷大塚町１番７号 アルプ ス電気株式会社内 Ｆターム(参考） 4E353 AA01 AA18 AA19 BB03 BB04 CC13 CC20 CC34 DR03 DR19 DR22 DR34 GG09 5J006 HC03 HC21 HC23 HC26 LA18 LA26 LA28

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 柱状の誘電体共振器と、この誘電体共振
    器の下面に接着剤で接着され、前記誘電体共振器を支持
    する柱状の台座部とを備え、前記台座部の前記誘電体共
    振器への接合面には、前記台座部の側面に至らない状態
    で、接着剤溜用の凹部が設けられ、前記接合面と前記誘
    電体共振器の下面との間を接着剤により接着したことを
    特徴とする誘電体共振装置。
  2. 【請求項２】 前記凹部が前記接合部の中央部に設けら
    れたことを特徴とする請求項１記載の誘電体共振装置。
  3. 【請求項３】 前記凹部近傍に位置する前記接合部に接
    着剤が設けられた状態で、前記接合面と前記誘電体共振
    器の下面とが接着されたことを特徴とする請求項２記載
    の誘電体共振装置。
  4. 【請求項４】 前記凹部が前記接合面の中央部に島状部
    を残して環状に形成されたことを特徴とする請求項１記
    載の誘電体共振装置。
  5. 【請求項５】 前記島状部上に接着剤が設けられた状態
    で、前記接合面である前記島状部と前記誘電体共振器の
    下面とが接着されたことを特徴とする請求項４記載の誘
    電体共振装置。
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