JP2003162868A - 光ディスク記録再生装置と光ディスク記録再生方法とコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents
光ディスク記録再生装置と光ディスク記録再生方法とコンピュータ読み取り可能な記録媒体Info
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- G11B7/00745—Sectoring or header formats within a track
Abstract
対するフォーマット処理のためにデータの記録及び再生
を長時間待たなくても済むようにする。 【解決手段】 光ディスクに対してフォーマットを開始
した後、S1で次処理の受付けを可能にし、S2で光デ
ィスクの記録領域の全面又は所定領域に固定長パケット
を記録し尽くすフォーマット処理をバックグラウンドで
行ない、S3でフォーマット処理対象のエリア全域が固
定長パケットで埋められたか否かを判断し、埋められて
いなければS2の処理を継続し、埋められたらこの処理
を終了する。
Description
データを上書き記録可能な光ディスクに対するデータの
記録及び再生を行なうCD−RWドライブ等の光ディス
ク記録再生装置と、CD−RW等のデータを上書き記録
可能な光ディスクに対するデータの記録及び再生を行な
う光ディスク記録再生方法と、光ディスク記録再生装置
のコンピュータで使用するプログラムを記録したフロッ
ピディスク,光ディスク,ハードディスク等のコンピュ
ータ読み取り可能な記録媒体とに関する。
単位はブロックと呼ばれる単位であり、1ブロックに2
048〜2352バイト(Byte)のデータが含まれ
る。その最小記録単位はパケットと呼ばれる単位であ
り、1つ以上の再生可能なユーザデータブロックと、そ
の前の5つのリンク用ブロック(1つのリンクブロック
と4つのランインブロック)と、その後の2つのリンク
用ブロック(2つのランアウトブロック)とからなる。
たり7ブロック)は、CDにデータを記録する際にパケ
ット同士を繋げるために必要なブロックであり(当該ブ
ロックにはユーザデータは含まれない)、所定の規格に
よって規定されている記録ルールである。この記録ルー
ルを「リンキングルール」と呼ぶ。
スク(CD−R)や、データを上書きで再記録可能な再
記録可能型コンパクトディスク(CD−RW)等の光デ
ィスクのデータ記録方式には、トラックアットワンス方
式とパケットライト方式とがある。
1パケットで一気に記録する方式であり、トラック中の
ユーザデータブロックは連続しており、ユーザデータブ
ロック間にリンク用ブロックは存在しない。
記録できる記録単位であり、その開始アドレスと終了ア
ドレスなどの目次情報(「TOC」と称する)はユーザ
データを記録する領域とは別領域に記録する。
クを複数のパケットに分割し、そのパケット毎にデータ
を記録する方式である。そして、データの記録はパケッ
ト単位で行なうので、1トラック中のユーザデータブロ
ックは離散的に存在し、各ユーザデータブロックの間に
はリンク用ブロックが存在する。
長パケットライト方式と可変長パケットライト方式の2
種類の方式がある。固定長パケットライト方式は、パケ
ット内のユーザデータブロック数を示すパケット長がト
ラック内で固定する方式であり、可変長パケットライト
方式は、トラック内にさまざまなパケット長のパケット
を混在させる方式である。
ファイルシステムとして、ユニバーサルディスクフォー
マット(Universal Disk Forma
t:UDF)がある。UDFは、さまざまなデバイス上
で使用され、それぞれのデバイスの特徴を生かした記録
フォーマットを利用しているファイルシステムである。
7−141660号公報参照)では、CD−Rに対する
データの記録は全て追記であるので、パケットライト方
式で記録する際も既記録パケットの後に繋げて記録する
のみであった。そのため、UDFもシーケンシャルUD
Fと称する可変長パケットライト方式の追記のみであ
り、フォーマットについては考慮する必要がなかった。
Wに対するデータの上書きが可能なので、データ記録を
パケット単位で行ない、データ再生をブロック単位で行
なうランダムUDFを採用している。
ムに記録及び再生できるようにするために、CD−RW
の記録領域の全面あるいは指定領域に対して予め固定長
パケットを記録し、記録領域を固定長パケットで埋め尽
くすフォーマットを行なう必要があった。このフォーマ
ットを行なうことにより、CD−RWの記録領域に対し
てデータをランダムに記録及び再生することができる。
フォーマット動作はCD−RWの記録領域の全面あるい
は指定領域に対して固定長パケットを埋め尽くすので、
フォーマットの処理時間が非常に長くなり、その処理中
はデータの記録及び再生を行なわずにフォーマット処理
の終了を待たなければならないという問題があった。
緯から時間で表示され、1分≒9メガバイト(MByt
e)とすると、74分のデータが記録可能であり、TO
Cなども含めると2倍速で記録を行なっても、約40分
の記録時間がかかる。したがって、ブランク状態のCD
−RWを初めて使用するときには、フォーマット処理の
ために約40分も待たなければならなかった。
であり、データを上書きで再記録可能な光ディスクに対
するフォーマット処理のためにデータの記録及び再生を
長時間待たなくても済むようにすることを目的とする。
達成するため、データを上書き記録可能な光ディスクに
対して固定長パケットライト方式でデータを記録する手
段と、その手段によって記録されたデータを再生する手
段を備えた光ディスク記録再生装置において、上記光デ
ィスクのフォーマット時、フォーマット処理開始後に次
の処理を受付け可能にし、上記光ディスクの記録領域の
全面又は所定領域に固定長パケットを記録し尽くすフォ
ーマット処理をバックグラウンドで行なうバックグラウ
ンドフォーマット処理手段を設けた光ディスク記録再生
装置を提供する。
クに対して固定長パケットライト方式でデータを記録す
る手段と、その手段によって記録されたデータを再生す
る手段を備えた光ディスク記録再生装置において、上記
光ディスクのフォーマット時、フォーマット処理開始直
後にその処理終了を知らせる通知を出力し、上記光ディ
スクの記録領域の全面又は所定領域に固定長パケットを
記録し尽くすフォーマット処理をバックグラウンドで行
なうバックグラウンドフォーマット処理手段を設けた光
ディスク記録再生装置にするとよい。
装置において、上記バックグラウンドフォーマット処理
手段に、バックグラウンドでフォーマット処理中にユー
ザデータの記録要求があったとき、フォーマット処理を
一時中断し、上記ユーザデータを記録し、その後に前記
フォーマット処理を再開する手段を設けるとよい。
置において、上記バックグラウンドフォーマット処理手
段に、上記ユーザデータを記録した領域に固定長パケッ
トの記録が済んでいないとき、上記フォーマット処理の
再開時に上記ユーザデータを記録した領域を除いてフォ
ーマット処理を続ける手段を設けるとよい。
装置において、上記バックグラウンドフォーマット処理
手段に、バックグラウンドでフォーマット処理中に指定
領域のユーザデータの再生要求があったとき、フォーマ
ット処理を一時中断し、上記指定領域のユーザデータを
再生し、その後に上記フォーマット処理を再開する手段
を設けるとよい。
置において、上記バックグラウンドフォーマット処理手
段に、上記指定領域にフォーマット処理による固定長パ
ケットが記録されていないとき、上記指定領域からの再
生結果として予め設定した情報を出力する手段を設ける
とよい。
装置において、上記バックグラウンドフォーマット処理
手段に、バックグラウンドでフォーマット処理中に光デ
ィスクの排出要求があったとき、上記光ディスクの排出
を禁止する手段を設けるとよい。
クに対して固定長パケットライト方式でデータを記録
し、その記録されたデータを再生する光ディスク記録再
生方法において、上記光ディスクのフォーマット時、フ
ォーマット処理開始後に次の処理を受付け可能にし、上
記光ディスクの記録領域の全面又は所定領域に固定長パ
ケットを記録し尽くすフォーマット処理をバックグラウ
ンドで行なう光ディスク記録再生方法を提供する。
スクに対して固定長パケットライト方式でデータを記録
し、その記録されたデータを再生する光ディスク記録再
生方法において、上記光ディスクのフォーマット時、フ
ォーマット処理開始直後にその処理終了を知らせる通知
を出力し、上記光ディスクの記録領域の全面又は所定領
域に固定長パケットを記録し尽くすフォーマット処理を
バックグラウンドで行なう光ディスク記録再生方法にす
るとよい。
法において、上記バックグラウンドでフォーマット処理
中にユーザデータの記録要求があったとき、フォーマッ
ト処理を一時中断し、上記ユーザデータを記録し、その
後に上記フォーマット処理を再開するとよい。
方法において、上記ユーザデータを記録した領域に固定
長パケットの記録が済んでいないとき、上記フォーマッ
ト処理の再開時に上記ユーザデータを記録した領域を除
いてフォーマット処理を続けるとよい。
法において、上記バックグラウンドでフォーマット処理
中に指定領域のユーザデータの再生要求があったとき、
フォーマット処理を一時中断し、上記指定領域のユーザ
データを再生し、その後に上記フォーマット処理を再開
するとよい。
方法において、上記指定領域にフォーマット処理による
固定長パケットが記録されていないとき、上記指定領域
からの再生結果として予め設定した情報を出力するとよ
い。
再生方法において、上記バックグラウンドでフォーマッ
ト処理中に光ディスクの排出要求があったとき、上記光
ディスクの排出を禁止するとよい。
録可能な光ディスクに対して固定長パケットライト方式
でデータを記録するための制御機能と、上記光ディスク
に記録されたデータを再生するための制御機能と、上記
光ディスクのフォーマット時、フォーマット処理開始後
に次の処理を受付け可能にし、上記光ディスクの記録領
域の全面又は所定領域に固定長パケットを記録し尽くす
フォーマット処理をバックグラウンドで行なうバックグ
ラウンドフォーマット処理機能とを実現させるためのプ
ログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
体を提供する。
記録可能な光ディスクに対して固定長パケットライト方
式でデータを記録するための制御機能と、上記光ディス
クに記録されたデータを再生するための制御機能と、上
記光ディスクのフォーマット時、フォーマット処理開始
直後にその処理終了を知らせる通知を出力し、上記光デ
ィスクの記録領域の全面又は所定領域に固定長パケット
を記録し尽くすフォーマット処理をバックグラウンドで
行なうバックグラウンドフォーマット処理機能とを実現
させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取
り可能な記録媒体を提供する。
可能な記録媒体において、上記プログラムには、上記バ
ックグラウンドでフォーマット処理中にユーザデータの
記録要求があったとき、フォーマット処理を一時中断
し、上記ユーザデータを記録し、その後に上記フォーマ
ット処理を再開する機能を上記コンピュータに実現させ
るプログラムを含めるとよい。
り可能な記録媒体において、上記プログラムには、上記
ユーザデータを記録した領域に固定長パケットの記録が
済んでいないとき、上記フォーマット処理の再開時に上
記ユーザデータを記録した領域を除いてフォーマット処
理を続ける機能を上記コンピュータに実現させるプログ
ラムを含めるとよい。
可能な記録媒体において、上記プログラムには、上記バ
ックグラウンドでフォーマット処理中に指定領域のユー
ザデータの再生要求があったとき、フォーマット処理を
一時中断し、上記指定領域のユーザデータを再生し、そ
の後に上記フォーマット処理を再開する機能を上記コン
ピュータに実現させるプログラムを含めるとよい。
り可能な記録媒体において、上記プログラムには、上記
指定領域にフォーマット処理による固定長パケットが記
録されていないとき、上記指定領域からの再生結果とし
て予め設定した情報を出力する機能を上記コンピュータ
に実現させるプログラムを含めるとよい。
み取り可能な記録媒体において、上記プログラムには、
上記バックグラウンドでフォーマット処理中に光ディス
クの排出要求があったとき、上記光ディスクの排出を禁
止する機能を上記コンピュータに実現させるプログラム
を含めるとよい。
装置と請求項8の光ディスク記録再生方法と請求項15
のコンピュータ読み取り可能な記録媒体によれば、デー
タを上書き記録可能な光ディスクに対して固定長パケッ
トライト方式でデータを記録するためのフォーマット
時、フォーマット処理開始後に次の処理を受付け可能に
し、光ディスクの記録領域の全面又は所定領域に固定長
パケットを記録し尽くすフォーマット処理をバックグラ
ウンドで行なうことにより、フォーマット処理のために
次のデータ処理を長時間待たせなくても済む。
録再生装置と請求項9の光ディスク記録再生方法と請求
項16のコンピュータ読み取り可能な記録媒体によれ
ば、データを上書き記録可能な光ディスクに対して固定
長パケットライト方式でデータを記録するためのフォー
マット時、フォーマット処理開始直後にその処理終了を
知らせる通知を出力し、光ディスクの記録領域の全面又
は所定領域に固定長パケットを記録し尽くすフォーマッ
ト処理をバックグラウンドで行なうので、フォーマット
処理をバックグラウンドで行なうことにより、フォーマ
ット処理のためにデータの記録及び再生を長時間待たせ
なくても済む。
記録再生装置と請求項10の光ディスク記録再生方法と
請求項17のコンピュータ読み取り可能な記録媒体によ
れば、上記バックグラウンドでフォーマット処理中にユ
ーザデータの記録要求があったときは、フォーマット処
理を一時中断し、ユーザデータを記録し、その後にフォ
ーマット処理を再開するので、フォーマット処理の終了
を待たずにいつでもデータの記録処理を行なえる。
録再生装置と請求項11の光ディスク記録再生方法と請
求項18のコンピュータ読み取り可能な記録媒体によれ
ば、上記ユーザデータを記録した領域に固定長パケット
の記録が済んでいないとき、フォーマット処理の再開時
に上記ユーザデータを記録した領域を除いてフォーマッ
ト処理を続けるので、フォーマット処理を中断して記録
したユーザデータを、フォーマット処理の再開時に固定
長パケットの上書きで消去してしまわないようにするこ
とができる。
記録再生装置と請求項12の光ディスク記録再生方法と
請求項19のコンピュータ読み取り可能な記録媒体によ
れば、上記バックグラウンドでフォーマット処理中に指
定領域のユーザデータの再生要求があったとき、フォー
マット処理を一時中断し、上記指定領域のユーザデータ
を再生し、その後にフォーマット処理を再開するので、
フォーマット処理の終了を待たずにいつでもデータの再
生処理を行なえる。
録再生装置と請求項13の光ディスク記録再生方法と請
求項20のコンピュータ読み取り可能な記録媒体によれ
ば、上記指定領域にフォーマット処理による固定長パケ
ットが記録されていないとき、上記指定領域からの再生
結果として予め設定した情報を出力するので、フォーマ
ット処理を中断して再生した領域が、未だフォーマット
処理が終了していないために再生不可能なときでも、擬
似的に再生処理を行なえる。
記録再生装置と請求項14の光ディスク記録再生方法と
請求項21のコンピュータ読み取り可能な記録媒体によ
れば、上記バックグラウンドでフォーマット処理中に光
ディスクの排出要求があったとき、光ディスクの排出を
禁止するので、フォーマット処理の途中で光ディスクを
排出しないようにし、不正なフォーマットのためにデー
タの記録及び再生ができなくなることを防止できる。
面に基づいて具体的に説明する。図2は、この発明の一
実施形態である光ディスク記録再生装置の構成を示すブ
ロック図である。
W等の円盤状の書き換え可能な光ディスク上に螺旋状に
ピット列と呼ばれるデータ信号を記録し、そのピット列
からブロックと呼ばれるデータ単位を読み取る装置であ
り、その記録は、ユーザデータブロックの前後にリンク
用ブロックと呼ばれるユーザデータを含まないブロック
が付加されているパケットと呼ばれる記録単位の、パケ
ット長と呼ばれる当該パケット内のユーザデータブロッ
ク数が、トラックと呼ばれるパケットの集合内で固定に
する固定長パケットライト方式で記録する装置である。
すように、CD−RW等の光ディスク1を回転させるス
ピンドルモータ(以下「モータ」と称する)2と、半導
体レーザを搭載して光ディスク1の記録領域にレーザ光
Lを照射する光ピックアップ3と、その光ピックアップ
3をその内部に設けられているシークモータと共同して
光ディスク1の半径方向に移動させる粗動モータ4を備
えている。
御系5と、粗動モータ4の駆動制御を行なう粗動モータ
制御系6と、光ピックアップ3の制御を行なう光ピック
アップ制御系7と、光ピックアップ3によって読み取っ
たデータの信号及び光ディスク1の記録領域に書き込む
データの信号を送受する信号処理系8と、CPU,RO
M,及びRAM等からなるマイクロコンピュータによっ
て実現され、上記制御系5〜7及び処理系8の制御と共
に、この発明に係る機能を実現するための処理を行なう
コントローラ9を備えている。
ース10を介してホストコンピュータ20に接続されて
おり、光ディスク1から読み取ったデータをホストコン
ピュータ20へ送出し、光ディスク1に書き込むデータ
をホストコンピュータ20から受け取る処理も行なう。
転させながら光ピックアップ3をその光ディスク1の半
径方向に移動させ、光ピックアップ3の半導体レーザか
らレーザ光Lを光ディスク1の記録面上の記録領域に照
射させてデータの記録又は再生を行なう。
U,ROM,及びRAM等からなるマイクロコンピュー
タによって実現され、ハードディスク装置あるいは外部
から着脱可能なフロッピディスクや光ディスク等のコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体21を備えている。記
録媒体21は、この発明に係る各種の機能をコントロー
ラ9に実現させるためのプログラムを格納したハードデ
ィスク装置あるいは外部から着脱可能なフロッピディス
ク,光ディスク等のメディアである。そして、ホストコ
ンピュータ20は、記録媒体21から読み取ったプログ
ラムをコントローラ9にインストールして、コントロー
ラ9にこの発明に係る各種の機能を実現させる。
は、コントローラ9の制御によってデータの記録時に
は、光ディスク1の記録領域に光ピックアップ3から記
録パワーでレーザ光Lを照射し、光ディスク1上に各種
データを記録する。また、コントローラ9の制御によっ
てデータの再生時には、光ディスク1の記録領域に光ピ
ックアップ3によって再生パワーでレーザ光Lを照射
し、その反射光に基づいて記録領域に記録されているデ
ータを再生する。
は、コントローラ9の制御によって光ディスク1上の各
トラックに対する固定長パケットライト方式によるデー
タの記録及び再生処理と、この発明に係る光ディスク1
に対するバックグラウンドでのフォーマット処理等を行
なう。
タを上書き記録可能な光ディスクに対して固定長パケッ
トライト方式でデータを記録する手段と、その記録され
たデータを再生する手段の機能を果たす。
フォーマット処理開始後に次の処理を受付け可能にし、
光ディスクの記録領域の全面又は所定領域に固定長パケ
ットを記録し尽くすフォーマット処理をバックグラウン
ドで行なうバックグラウンドフォーマット処理手段の機
能を果たす。
時、フォーマット処理開始直後にその処理終了を知らせ
る通知を出力し、光ディスクの記録領域の全面又は所定
領域に固定長パケットを記録し尽くすフォーマット処理
をバックグラウンドで行なうバックグラウンドフォーマ
ット処理手段の機能を果たす。
理中にユーザデータの記録要求があったとき、そのフォ
ーマット処理を一時中断し、ユーザデータを記録し、そ
の後にフォーマット処理を再開する手段の機能も果た
す。
定長パケットの記録が済んでいないとき、フォーマット
処理の再開時にユーザデータを記録した領域を除いてフ
ォーマット処理を続ける手段の機能も果たす。
理中に指定領域のユーザデータの再生要求があったと
き、そのフォーマット処理を一時中断し、指定領域のユ
ーザデータを再生し、その後に上記フォーマット処理を
再開する手段の機能も果たす。
る固定長パケットが記録されていないとき、指定領域か
らの再生結果として予め設定した情報を出力する手段の
機能も果たす。さらにまた、バックグラウンドでフォー
マット処理中に光ディスクの排出要求があったとき、そ
の光ディスクの排出を禁止する手段の機能も果たす。
装置における固定長パケットライト方式によるトラック
及びパケットのフォーマットの説明図である。固定長パ
ケットライト方式は、書き換え可能な光ディスク1の記
録領域に複数のトラックを形成し、各トラック内を複数
のパケットに分割し、1トラック内の各パケットのユー
ザデータブロック数を同数に固定し、各パケット毎にデ
ータを一括して記録する方式である。
ケットライト方式では、光ディスク1の記録領域では、
1つのトラック11内の各パケット12のパケット長を
同じにし、各パケット12内のユーザデータブロック数
を同数にするフォーマットである。
ーザデータブロック15と、ユーザデータブロックの前
に設けた1つのリンクブロック(Link Bloc
k)13と4つのランインブロック(Run−In B
lock)14とからなる5つのリンク用ブロックと、
ユーザデータブロック15の後に設けた2つのランアウ
トブロック(Run−Out Block)16からな
る2つのリンク用ブロックとを備えている。
トラックのパケット12のユーザデータブロック15に
データを記録する際、パケット12同士を繋げるために
必要なブロックである。
ってフォーマット処理が施された光ディスクの記録領域
のフォーマットを示す説明図である。同図に示すよう
に、フォーマット前の光ディスク1上の記録領域の全面
又は指定領域に固定長パケットによるフォーマットを施
すと、その領域は固定長パケットで埋められる。
るバックグラウンドによるフォーマット処理について説
明する。図1は、この光ディスク記録再生装置における
バックグラウンドによるフォーマット処理を示すフロー
チャートである。
マットを開始後、ステップ(図中「S」で示す)1で次
の処理を受付け可能にし、ステップ2で光ディスクの記
録領域の全面又は所定領域に固定長パケットを記録し尽
くすフォーマット処理をバックグラウンドで行ない、ス
テップ3でフォーマット処理対象のエリア全域が固定長
パケットで埋められたか否かを判断し、埋められていな
ければステップ2の処理を継続し、埋められたらこの処
理を終了する。
クグラウンドで行なうことにより、フォーマット処理中
でもデータの記録及び再生を受け付けることができ、フ
ォーマット処理のためにホストコンピュータに対してデ
ータの記録及び再生を長時間待たせなくても済む。
る他のバックグラウンドによるフォーマット処理につい
て説明する。図5は、この光ディスク記録再生装置にお
ける他のバックグラウンドによるフォーマット処理を示
すフローチャートである。
マットを開始した直後、ステップ(図中「S」で示す)
11でユーザ(ホストコンピュータ)にフォーマット処
理終了を知らせる終了通知のメッセージを出力し、ステ
ップ12で光ディスクの記録領域の全面又は所定領域に
固定長パケットを記録し尽くすフォーマット処理をバッ
クグラウンドで行ない、ステップ13でフォーマット処
理対象のエリア全域が固定長パケットで埋められたか否
かを判断し、埋められていなければステップ12の処理
を継続し、埋められたらこの処理を終了する。
クグラウンドで行なうことにより、フォーマット処理中
でもデータの記録及び再生を受け付けることができ、フ
ォーマット処理のためにホストコンピュータに対してデ
ータの記録及び再生を長時間待たせなくても済む。
求があったときの処理について説明する。図6は、この
光ディスク記録再生装置におけるバックグラウンドによ
るフォーマット処理中にデータ記録要求があったときの
処理を示すフローチャートである。
マットを開始した直後、ステップ21でユーザ(ホスト
コンピュータ)にフォーマット処理終了を知らせる終了
通知のメッセージを出力し、ステップ22で光ディスク
の記録領域の全面又は所定領域に固定長パケットを記録
し尽くすフォーマット処理をバックグラウンドで行な
い、ステップ23でホストコンピュータからユーザデー
タの記録要求が来たか否かを判断する。
要求が来なければステップ25へ進み、ユーザデータの
記録要求がきたら、ステップ24でフォーマット処理を
一時中断し、ユーザデータパケットを記録し、その後に
フォーマット処理を再開し、ステップ25へ進む。
エリア全域が固定長パケットで埋められたか否かを判断
し、埋められていなければステップ22〜24の処理を
繰り返し、埋められたらこの処理を終了する。このよう
にして、フォーマット処理中でもいつでもデータの記録
処理を行なえる。
が、バックグラウンドでのフォーマット処理で固定長パ
ケットの記録が済んでいない未フォーマット領域だった
場合、ユーザデータ記録終了後に再開したフォーマット
処理で固定長パケットを上書き記録してしまうと、ユー
ザデータが消失してしまう。そこで、この光ディスク記
録再生装置では、ユーザデータの記録後に再開したフォ
ーマット処理でユーザデータの記録領域にフォーマット
処理をしないように制御している。
けるバックグラウンドによるフォーマット処理中に記録
したユーザデータの記録領域にフォーマット処理をしな
いようにするときの処理を示すフローチャートである。
マットを開始した直後、ステップ31でユーザ(ホスト
コンピュータ)にフォーマット処理終了を知らせる終了
通知のメッセージを出力し、ステップ32でユーザデー
タパケットが記録済みか否かを判断し、記録済みならス
テップ34へ進み、記録済みでなければステップ33で
光ディスクの記録領域の全面又は所定領域に固定長パケ
ットを記録し尽くすフォーマット処理をバックグラウン
ドで行ない、ステップ34へ進む。
ーザデータの記録要求が来たか否かを判断し、ユーザデ
ータの記録要求が来なければステップ37へ進み、ユー
ザデータの記録要求がきたら、ステップ35でフォーマ
ット処理を一時中断し、ユーザデータパケットを記録
し、その後にフォーマット処理を再開し、ステップ36
でユーザデータパケットを記録した領域のアドレスを記
憶し、ステップ37へ進む。
エリア全域が固定長パケットで埋められたか否かを判断
し、埋められていなければステップ32へ戻って上記記
憶したアドレスに基づいてユーザデータパケットが記録
済みか否かを判断して、記録済みならその領域を除いて
フォーマット処理を継続し、その領域に対する固定長パ
ケットの記録を行なわないようにし、ユーザデータパケ
ットが記録されていなければ固定長パケットを記録し、
ステップ32〜36の処理を繰り返し、フォーマット処
理対象のエリア全域が固定長パケットで埋められたらこ
の処理を終了する。
して記録したユーザデータの記録領域には、フォーマッ
ト処理の再開時に固定長パケットの上書きを行なわない
ようにすることができ、ユーザデータを誤って消去して
しまわないようにすることができる。
求があったときの処理について説明する。図7は、この
光ディスク記録再生装置におけるバックグラウンドによ
るフォーマット処理中にデータ再生要求があったときの
処理を示すフローチャートである。
マットを開始した直後、ステップ41でユーザ(ホスト
コンピュータ)にフォーマット処理終了を知らせる終了
通知のメッセージを出力し、ステップ42で光ディスク
の記録領域の全面又は所定領域に固定長パケットを記録
し尽くすフォーマット処理をバックグラウンドで行な
い、ステップ43でホストコンピュータからユーザデー
タの再生要求が来たか否かを判断する。
要求が来なければステップ45へ進み、ユーザデータの
再生要求がきたら、ステップ44でフォーマット処理を
一時中断し、指定領域のユーザデータを再生し、その後
にフォーマット処理を再開し、ステップ45へ進む。
エリア全域が固定長パケットで埋められたか否かを判断
し、埋められていなければステップ42〜44の処理を
繰り返し、埋められたらこの処理を終了する。このよう
にして、フォーマット処理中でもいつでもデータの再生
処理を行なえる。
領域が、バックグラウンドでのフォーマット処理で固定
長パケットの記録が済んでいない未フォーマット領域だ
った場合、再生すべきパケットが無いので再生処理が行
なえなくなる。しかし、ユーザにバックグラウンドでの
フォーマット処理を意識させないためには未フォーマッ
トの領域も再生する必要が有る。
は、フォーマット処理中のユーザデータの再生時に、再
生する領域が未フォーマットでも再生できるように制御
している。
けるバックグラウンドによるフォーマット処理中に未フ
ォーマットの記録領域に対する再生を行なうときの処理
を示すフローチャートである。
マットを開始した直後、ステップ51でユーザ(ホスト
コンピュータ)にフォーマット処理終了を知らせる終了
通知のメッセージを出力し、ステップ52で光ディスク
の記録領域の全面又は所定領域に固定長パケットを記録
し尽くすフォーマット処理をバックグラウンドで行な
い、ステップ53でホストコンピュータからユーザデー
タの再生要求が来たか否かを判断する。
要求が来なければステップ57へ進み、ユーザデータの
再生要求がきたら、ステップ54で再生要求があったエ
リア(指定領域)はパケットが記録済みか否かを判断
し、記録済みならステップ55でそのパケットからデー
タを再生し、ステップ57へ進む。
リアにパケットが記録済みでなければ、ステップ56へ
進んで予めメモリに記憶しているALL−0(全て
“0”のデータ)等の擬似データを再生し、ステップ5
7へ進む。
データが未記録だったときには、あたかもフォーマット
処理が済んでいて再生可能のようにするため、“ALL
−0”等のフォーマット動作で記録するデータ内容を擬
似的に再生して出力する。
エリア全域が固定長パケットで埋められたか否かを判断
し、埋められていなければステップ52〜56の処理を
繰り返し、埋められたらこの処理を終了する。
生要求のあった領域にパケット記録が済んでいなかった
ときでも、擬似データによってユーザデータの再生処理
を行なうことができ、ユーザに対してバックグラウンド
によるフォーマット処理を意識させずに再生処理を行な
わせることができる。
記録再生装置は、上記指定領域にフォーマット処理によ
る固定長パケットが記録されていないとき、上記指定領
域からの再生結果として予め設定した情報を出力するの
で、フォーマット処理を中断して再生した領域が、未だ
フォーマット処理が終了していないために再生不可能な
ときでも、擬似的に再生処理を行なえる。
るフォーマット中に光ディスクの排出の指示があったと
きの処理について説明する。フォーマット中に光ディス
クを排出してしまうと、バックグラウンドによるフォー
マット処理を続けることができなくなるばかりか、排出
された光ディスクのフォーマットが不正な状態になって
データの記録及び再生ができなくなる。そこで、この光
ディスク記録再生装置ではフォーマット途中での光ディ
スクの排出を禁止している。
おけるフォーマット中にディスク排出の指示があったと
きの処理を示すフローチャートである。この処理は、光
ディスク1に対してフォーマットを開始した直後、ステ
ップ61でユーザ(ホストコンピュータ)にフォーマッ
ト処理終了を知らせる終了通知のメッセージを出力し、
ステップ62で光ディスクの記録領域の全面又は所定領
域に固定長パケットを記録し尽くすフォーマット処理を
バックグラウンドで行ない、ステップ63でホストコン
ピュータからメディア(光ディスク)の排出要求が来た
か否かを判断する。
が来なければステップ65へ進み、メディアの排出要求
がきたら、ステップ64でフォーマット処理を継続し、
光ディスクを排出せず、ホストコンピュータへエラー報
告を出力し、ステップ65へ進む。
エリア全域が固定長パケットで埋められたか否かを判断
し、埋められていなければステップ62〜64の処理を
繰り返し、埋められたらこの処理を終了する。このよう
にして、フォーマット処理の途中で光ディスク1を排出
しないようにし、不正なフォーマットのためにデータの
記録及び再生ができなくなることを防止できる。
る光ディスク記録再生装置と光ディスク記録再生装置と
コンピュータ読み取り可能な記録媒体によれば、データ
を上書きで再記録可能な光ディスクに対するフォーマッ
ト処理のためにデータの記録及び再生を長時間待たなく
ても済む。
バックグラウンドによるフォーマット処理を示すフロー
チャートである。
生装置の構成を示すブロック図である。
固定長パケットライト方式によるトラック及びパケット
のフォーマットの説明図である。
フォーマット処理が施された光ディスクの記録領域のフ
ォーマットを示す説明図である。
他のバックグラウンドによるフォーマット処理を示すフ
ローチャートである。
バックグラウンドによるフォーマット処理中にデータ記
録要求があったときの処理を示すフローチャートであ
る。
バックグラウンドによるフォーマット処理中に記録した
ユーザデータの記録領域にフォーマット処理をしないよ
うにするときの処理を示すフローチャートである。
バックグラウンドによるフォーマット処理中にデータ再
生要求があったときの処理を示すフローチャートであ
る。
バックグラウンドによるフォーマット処理中に未フォー
マットの記録領域に対する再生を行なうときの処理を示
すフローチャートである。
るフォーマット中にディスク排出の指示があったときの
処理を示すフローチャートである。
6)
対して固定長パケットライト方式でデータを記録し、該
記録されたデータを再生する光ディスク記録再生方法に
おいて、 前記光ディスクのフォーマット時、フォーマット処理開
始後に次の処理を受付け可能にし、前記光ディスクの記
録領域の全面又は所定領域に固定長パケットを記録し尽
くすフォーマット処理をバックグラウンドで行ない、バ
ックグウンドでフォーマット処理中に該フォーマット処
理で固定長パケットの記録が済んでいない未フォーマッ
ト領域へのユーザデータの記録要求があったとき、フォ
ーマット処理を一時中断し、前記未フォーマット領域へ
ユーザデータパケットを記録し、その後に前記フォーマ
ット処理を再開することを特徴とする光ディスク記録再
生方法。
対して固定長パケットライト方式でデータを記録し、該
記録されたデータを再生する光ディスク記録再生方法に
おいて、 前記光ディスクのフォーマット時、フォーマット処理開
始直後にその処理終了を知らせる通知を出力し、前記光
ディスクの記録領域の全面又は所定領域に固定長パケッ
トを記録し尽くすフォーマット処理をバックグラウンド
で行ない、バックグウンドでフォーマット処理中に該フ
ォーマット処理で固定長パケットの記録が済んでいない
未フォーマット領域へのユーザデータの記録要求があっ
たとき、フォーマット処理を一時中断し、前記未フォー
マット領域へユーザデータパケットを記録し、その後に
前記フォーマット処理を再開することを特徴とする光デ
ィスク記録再生方法。
能な光ディスクに対して固定長パケットライト方式でデ
ータを記録するための制御機能と、前記光ディスクに記
録されたデータを再生するための制御機能と、前記光デ
ィスクのフォーマット時、フォーマット処理開始後に次
の処理を受付け可能にし、前記光ディスクの記録領域の
全面又は所定領域に固定長パケットを記録し尽くすフォ
ーマット処理をバックグラウンドで行なうバックグラウ
ンドフォーマット処理機能と、前記バックグウンドでフ
ォーマット処理中に該フォーマット処理で固定長パケッ
トの記録が済んでいない未フォーマット領域へのユーザ
データの記録要求があったとき、フォーマット処理を一
時中断し、前記未フォーマット領域へユーザデータパケ
ットを記録し、その後に前記フォーマット処理を再開す
る機能とを実現させるためのプログラムを記録したコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体。
能な光ディスクに対して固定長パケットライト方式でデ
ータを記録するための制御機能と、前記光ディスクに記
録されたデータを再生するための制御機能と、前記光デ
ィスクのフォーマット時、フォーマット処理開始直後に
その処理終了を知らせる通知を出力し、前記光ディスク
の記録領域の全面又は所定領域に固定長パケットを記録
し尽くすフォーマット処理をバックグラウンドで行なう
バックグラウンドフォーマット処理機能と、前記バック
グウンドでフォーマット処理中に該フォーマット処理で
固定長パケットの記録が済んでいない未フォーマット領
域へのユーザデータの記録要求があったとき、フォーマ
ット処理を一時中断し、前記未フォーマット領域へユー
ザデータパケットを記録し、その後に前記フォーマット
処理を再開する機能とを実現させるためのプログラムを
記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
達成するため、データを上書き記録可能な光ディスクに
対して固定長パケットライト方式でデータを記録する手
段と、その手段によって記録されたデータを再生する手
段を備えた光ディスク記録再生装置において、上記光デ
ィスクのフォーマット時、フォーマット処理開始後に次
の処理を受付け可能にし、上記光ディスクの記録領域の
全面又は所定領域に固定長パケットを記録し尽くすフォ
ーマット処理をバックグラウンドで行ない、バックグウ
ンドでフォーマット処理中にそのフォーマット処理で固
定長パケットの記録が済んでいない未フォーマット領域
へのユーザデータの記録要求があったとき、フォーマッ
ト処理を一時中断し、上記未フォーマット領域へユーザ
データパケットを記録し、その後に上記フォーマット処
理を再開するバックグラウンドフォーマット処理手段を
設けた光ディスク記録再生装置を提供する。
クに対して固定長パケットライト方式でデータを記録す
る手段と、その手段によって記録されたデータを再生す
る手段を備えた光ディスク記録再生装置において、上記
光ディスクのフォーマット時、フォーマット処理開始直
後にその処理終了を知らせる通知を出力し、上記光ディ
スクの記録領域の全面又は所定領域に固定長パケットを
記録し尽くすフォーマット処理をバックグラウンドで行
ない、バックグウンドでフォーマット処理中にそのフォ
ーマット処理で固定長パケットの記録が済んでいない未
フォーマット領域へのユーザデータの記録要求があった
とき、フォーマット処理を一時中断し、上記未フォーマ
ット領域へユーザデータパケットを記録し、その後に上
記フォーマット処理を再開するバックグラウンドフォー
マット処理手段を設けた光ディスク記録再生装置にする
とよい。
クに対して固定長パケットライト方式でデータを記録
し、その記録されたデータを再生する光ディスク記録再
生方法において、上記光ディスクのフォーマット時、フ
ォーマット処理開始後に次の処理を受付け可能にし、上
記光ディスクの記録領域の全面又は所定領域に固定長パ
ケットを記録し尽くすフォーマット処理をバックグラウ
ンドで行ない、バックグウンドでフォーマット処理中に
そのフォーマット処理で固定長パケットの記録が済んで
いない未フォーマット領域へのユーザデータの記録要求
があったとき、フォーマット処理を一時中断し、上記未
フォーマット領域へユーザデータパケットを記録し、そ
の後に上記フォーマット処理を再開する光ディスク記録
再生方法を提供する。
スクに対して固定長パケットライト方式でデータを記録
し、その記録されたデータを再生する光ディスク記録再
生方法において、上記光ディスクのフォーマット時、フ
ォーマット処理開始直後にその処理終了を知らせる通知
を出力し、上記光ディスクの記録領域の全面又は所定領
域に固定長パケットを記録し尽くすフォーマット処理を
バックグラウンドで行ない、バックグウンドでフォーマ
ット処理中にそのフォーマット処理で固定長パケットの
記録が済んでいない未フォーマット領域へのユーザデー
タの記録要求があったとき、フォーマット処理を一時中
断し、上記未フォーマット領域へユーザデータパケット
を記録し、その後に上記フォーマット処理を再開する光
ディスク記録再生方法にするとよい。
録可能な光ディスクに対して固定長パケットライト方式
でデータを記録するための制御機能と、上記光ディスク
に記録されたデータを再生するための制御機能と、上記
光ディスクのフォーマット時、フォーマット処理開始後
に次の処理を受付け可能にし、上記光ディスクの記録領
域の全面又は所定領域に固定長パケットを記録し尽くす
フォーマット処理をバックグラウンドで行なうバックグ
ラウンドフォーマット処理機能と、上記バックグウンド
でフォーマット処理中にそのフォーマット処理で固定長
パケットの記録が済んでいない未フォーマット領域への
ユーザデータの記録要求があったとき、フォーマット処
理を一時中断し、上記未フォーマット領域へユーザデー
タパケットを記録し、その後に上記フォーマット処理を
再開する機能とを実現させるためのプログラムを記録し
たコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供する。
記録可能な光ディスクに対して固定長パケットライト方
式でデータを記録するための制御機能と、上記光ディス
クに記録されたデータを再生するための制御機能と、上
記光ディスクのフォーマット時、フォーマット処理開始
直後にその処理終了を知らせる通知を出力し、上記光デ
ィスクの記録領域の全面又は所定領域に固定長パケット
を記録し尽くすフォーマット処理をバックグラウンドで
行なうバックグラウンドフォーマット処理機能と、上記
バックグウンドでフォーマット処理中にそのフォーマッ
ト処理で固定長パケットの記録が済んでいない未フォー
マット領域へのユーザデータの記録要求があったとき、
フォーマット処理を一時中断し、上記未フォーマット領
域へユーザデータパケットを記録し、その後に上記フォ
ーマット処理を再開する機能とを実現させるためのプロ
グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
を提供する。
クグラウンドで行なうことにより、フォーマット処理中
でもデータの記録及び再生を受け付けることができ、フ
ォーマット処理のためにホストコンピュータに対してデ
ータの記録及び再生を長時間待たせなくても済む。すな
わち、この光ディスク記録再生装置によれば、データを
上書き記録可能な光ディスクに対して固定長パケットラ
イト方式でデータを記録するためのフォーマット時、フ
ォーマット処理開始後に次の処理を受付け可能にし、光
ディスクの記録領域の全面又は所定領域に固定長パケッ
トを記録し尽くすフォーマット処理をバックグラウンド
で行なうことにより、フォーマット処理のために次のデ
ータ処理を長時間待たせなくても済む。
クグラウンドで行なうことにより、フォーマット処理中
でもデータの記録及び再生を受け付けることができ、フ
ォーマット処理のためにホストコンピュータに対してデ
ータの記録及び再生を長時間待たせなくても済む。すな
わち、この光ディスク記録再生装置によれば、データを
上書き記録可能な光ディスクに対して固定長パケットラ
イト方式でデータを記録するためのフォーマット時、フ
ォーマット処理開始直後にその処理終了を知らせる通知
を出力し、光ディスクの記録領域の全面又は所定領域に
固定長パケットを記録し尽くすフォーマット処理をバッ
クグラウンドで行なうので、フォーマット処理をバック
グラウンドで行なうことにより、フォーマット処理のた
めにデータの記録及び再生を長時間待たせなくても済
む。
エリア全域が固定長パケットで埋められたか否かを判断
し、埋められていなければステップ22〜24の処理を
繰り返し、埋められたらこの処理を終了する。このよう
にして、フォーマット処理中でもいつでもデータの記録
処理を行なえる。すなわち、この光ディスク記録再生装
置によれば、上記バックグラウンドでフォーマット処理
中にユーザデータの記録要求があったときは、フォーマ
ット処理を一時中断し、ユーザデータを記録し、その後
にフォーマット処理を再開するので、フォーマット処理
の終了を待たずにいつでもデータの記録処理を行なえ
る。
して記録したユーザデータの記録領域には、フォーマッ
ト処理の再開時に固定長パケットの上書きを行なわない
ようにすることができ、ユーザデータを誤って消去して
しまわないようにすることができる。すなわち、この光
ディスク記録再生装置によれば、上記ユーザデータを記
録した領域に固定長パケットの記録が済んでいないと
き、フォーマット処理の再開時に上記ユーザデータを記
録した領域を除いてフォーマット処理を続けるので、フ
ォーマット処理を中断して記録したユーザデータを、フ
ォーマット処理の再開時に固定長パケットの上書きで消
去してしまわないようにすることができる。
求があったときの処理について説明する。図8は、この
光ディスク記録再生装置におけるバックグラウンドによ
るフォーマット処理中にデータ再生要求があったときの
処理を示すフローチャートである。
エリア全域が固定長パケットで埋められたか否かを判断
し、埋められていなければステップ42〜44の処理を
繰り返し、埋められたらこの処理を終了する。このよう
にして、フォーマット処理中でもいつでもデータの再生
処理を行なえる。すなわち、この光ディスク記録再生装
置によれば、上記バックグラウンドでフォーマット処理
中に指定領域のユーザデータの再生要求があったとき、
フォーマット処理を一時中断し、上記指定領域のユーザ
データを再生し、その後にフォーマット処理を再開する
ので、フォーマット処理の終了を待たずにいつでもデー
タの再生処理を行なえる。
は、上記指定領域にフォーマット処理による固定長パケ
ットが記録されていないとき、上記指定領域からの再生
結果として予め設定した情報を出力するので、フォーマ
ット処理を中断して再生した領域が、未だフォーマット
処理が終了していないために再生不可能なときでも、擬
似的に再生処理を行なえる。
エリア全域が固定長パケットで埋められたか否かを判断
し、埋められていなければステップ62〜64の処理を
繰り返し、埋められたらこの処理を終了する。このよう
にして、フォーマット処理の途中で光ディスク1を排出
しないようにし、不正なフォーマットのためにデータの
記録及び再生ができなくなることを防止できる。すなわ
ち、この光ディスク記録再生装置によれば、上記バック
グラウンドでフォーマット処理中に光ディスクの排出要
求があったとき、光ディスクの排出を禁止するので、フ
ォーマット処理の途中で光ディスクを排出しないように
し、不正なフォーマットのためにデータの記録及び再生
ができなくなることを防止できる。
Claims (21)
- 【請求項1】 データを上書き記録可能な光ディスクに
対して固定長パケットライト方式でデータを記録する手
段と、該手段によって記録されたデータを再生する手段
とを備えた光ディスク記録再生装置において、 前記光ディスクのフォーマット時、フォーマット処理開
始後に次の処理を受付け可能にし、前記光ディスクの記
録領域の全面又は所定領域に固定長パケットを記録し尽
くすフォーマット処理をバックグラウンドで行なうバッ
クグラウンドフォーマット処理手段を設けたことを特徴
とする光ディスク記録再生装置。 - 【請求項2】 データを上書き記録可能な光ディスクに
対して固定長パケットライト方式でデータを記録する手
段と、該手段によって記録されたデータを再生する手段
とを備えた光ディスク記録再生装置において、 前記光ディスクのフォーマット時、フォーマット処理開
始直後にその処理終了を知らせる通知を出力し、前記光
ディスクの記録領域の全面又は所定領域に固定長パケッ
トを記録し尽くすフォーマット処理をバックグラウンド
で行なうバックグラウンドフォーマット処理手段を設け
たことを特徴とする光ディスク記録再生装置。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載の光ディスク記録再
生装置において、 前記バックグラウンドフォーマット処理手段に、バック
グラウンドでフォーマット処理中にユーザデータの記録
要求があったとき、フォーマット処理を一時中断し、前
記ユーザデータを記録し、その後に前記フォーマット処
理を再開する手段を設けたことを特徴とする光ディスク
記録再生装置。 - 【請求項4】 請求項3記載の光ディスク記録再生装置
において、 前記バックグラウンドフォーマット処理手段に、前記ユ
ーザデータを記録した領域に固定長パケットの記録が済
んでいないとき、前記フォーマット処理の再開時に前記
ユーザデータを記録した領域を除いてフォーマット処理
を続ける手段を設けたことを特徴とする光ディスク記録
再生装置。 - 【請求項5】 請求項1又は2記載の光ディスク記録再
生装置において、 前記バックグラウンドフォーマット処理手段に、バック
グラウンドでフォーマット処理中に指定領域のユーザデ
ータの再生要求があったとき、フォーマット処理を一時
中断し、前記指定領域のユーザデータを再生し、その後
に前記フォーマット処理を再開する手段を設けたことを
特徴とする光ディスク記録再生装置。 - 【請求項6】 請求項5記載の光ディスク記録再生装置
において、 前記バックグラウンドフォーマット処理手段に、前記指
定領域にフォーマット処理による固定長パケットが記録
されていないとき、前記指定領域からの再生結果として
予め設定した情報を出力する手段を設けたことを特徴と
する光ディスク記録再生装置。 - 【請求項7】 請求項1又は2記載の光ディスク記録再
生装置において、 前記バックグラウンドフォーマット処理手段に、バック
グラウンドでフォーマット処理中に光ディスクの排出要
求があったとき、前記光ディスクの排出を禁止する手段
を設けたことを特徴とする光ディスク記録再生装置。 - 【請求項8】 データを上書き記録可能な光ディスクに
対して固定長パケットライト方式でデータを記録し、該
記録されたデータを再生する光ディスク記録再生方法に
おいて、 前記光ディスクのフォーマット時、フォーマット処理開
始後に次の処理を受付け可能にし、前記光ディスクの記
録領域の全面又は所定領域に固定長パケットを記録し尽
くすフォーマット処理をバックグラウンドで行なうこと
を特徴とする光ディスク記録再生方法。 - 【請求項9】 データを上書き記録可能な光ディスクに
対して固定長パケットライト方式でデータを記録し、該
記録されたデータを再生する光ディスク記録再生方法に
おいて、 前記光ディスクのフォーマット時、フォーマット処理開
始直後にその処理終了を知らせる通知を出力し、前記光
ディスクの記録領域の全面又は所定領域に固定長パケッ
トを記録し尽くすフォーマット処理をバックグラウンド
で行なうことを特徴とする光ディスク記録再生方法。 - 【請求項10】 請求項8又は9記載の光ディスク記録
再生方法において、 前記バックグラウンドでフォーマット処理中にユーザデ
ータの記録要求があったとき、フォーマット処理を一時
中断し、前記ユーザデータを記録し、その後に前記フォ
ーマット処理を再開することを特徴とする光ディスク記
録再生方法。 - 【請求項11】 請求項10記載の光ディスク記録再生
方法において、 前記ユーザデータを記録した領域に固定長パケットの記
録が済んでいないとき、前記フォーマット処理の再開時
に前記ユーザデータを記録した領域を除いてフォーマッ
ト処理を続けることを特徴とする光ディスク記録再生方
法。 - 【請求項12】 請求項8又は9記載の光ディスク記録
再生方法において、 前記バックグラウンドでフォーマット処理中に指定領域
のユーザデータの再生要求があったとき、フォーマット
処理を一時中断し、前記指定領域のユーザデータを再生
し、その後に前記フォーマット処理を再開することを特
徴とする光ディスク記録再生方法。 - 【請求項13】 請求項12記載の光ディスク記録再生
方法において、 前記指定領域にフォーマット処理による固定長パケット
が記録されていないとき、前記指定領域からの再生結果
として予め設定した情報を出力することを特徴とする光
ディスク記録再生方法。 - 【請求項14】 請求項8又は9記載の光ディスク記録
再生方法において、 前記バックグラウンドでフォーマット処理中に光ディス
クの排出要求があったとき、前記光ディスクの排出を禁
止することを特徴とする光ディスク記録再生方法。 - 【請求項15】 コンピュータに、データを上書き記録
可能な光ディスクに対して固定長パケットライト方式で
データを記録するための制御機能と、前記光ディスクに
記録されたデータを再生するための制御機能と、前記光
ディスクのフォーマット時、フォーマット処理開始後に
次の処理を受付け可能にし、前記光ディスクの記録領域
の全面又は所定領域に固定長パケットを記録し尽くすフ
ォーマット処理をバックグラウンドで行なうバックグラ
ウンドフォーマット処理機能とを実現させるためのプロ
グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
体。 - 【請求項16】 コンピュータに、データを上書き記録
可能な光ディスクに対して固定長パケットライト方式で
データを記録するための制御機能と、前記光ディスクに
記録されたデータを再生するための制御機能と、前記光
ディスクのフォーマット時、フォーマット処理開始直後
にその処理終了を知らせる通知を出力し、前記光ディス
クの記録領域の全面又は所定領域に固定長パケットを記
録し尽くすフォーマット処理をバックグラウンドで行な
うバックグラウンドフォーマット処理機能とを実現させ
るためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可
能な記録媒体。 - 【請求項17】 請求項15又は16記載のコンピュー
タ読み取り可能な記録媒体において、 前記プログラムには、前記バックグラウンドでフォーマ
ット処理中にユーザデータの記録要求があったとき、フ
ォーマット処理を一時中断し、前記ユーザデータを記録
し、その後に前記フォーマット処理を再開する機能を前
記コンピュータに実現させるプログラムを含むコンピュ
ータ読み取り可能な記録媒体。 - 【請求項18】 請求項17記載のコンピュータ読み取
り可能な記録媒体において、 前記プログラムには、前記ユーザデータを記録した領域
に固定長パケットの記録が済んでいないとき、前記フォ
ーマット処理の再開時に前記ユーザデータを記録した領
域を除いてフォーマット処理を続ける機能を前記コンピ
ュータに実現させるプログラムを含むコンピュータ読み
取り可能な記録媒体。 - 【請求項19】 請求項15又は16記載のコンピュー
タ読み取り可能な記録媒体において、 前記プログラムには、前記バックグラウンドでフォーマ
ット処理中に指定領域のユーザデータの再生要求があっ
たとき、フォーマット処理を一時中断し、前記指定領域
のユーザデータを再生し、その後に前記フォーマット処
理を再開する機能を前記コンピュータに実現させるプロ
グラムを含むコンピュータ読み取り可能な記録媒体。 - 【請求項20】 請求項19記載のコンピュータ読み取
り可能な記録媒体において、 前記プログラムには、前記指定領域にフォーマット処理
による固定長パケットが記録されていないとき、前記指
定領域からの再生結果として予め設定した情報を出力す
る機能を前記コンピュータに実現させるプログラムを含
むコンピュータ読み取り可能な記録媒体。 - 【請求項21】 請求項15又は16記載のコンピュー
タ読み取り可能な記録媒体において、 前記プログラムには、前記バックグラウンドでフォーマ
ット処理中に光ディスクの排出要求があったとき、前記
光ディスクの排出を禁止する機能を前記コンピュータに
実現させるプログラムを含むコンピュータ読み取り可能
な記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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