JP2003162041A - 光近接効果補正方法及び光近接効果補正システム - Google Patents

光近接効果補正方法及び光近接効果補正システム

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JP2003162041A
JP2003162041A JP2001359956A JP2001359956A JP2003162041A JP 2003162041 A JP2003162041 A JP 2003162041A JP 2001359956 A JP2001359956 A JP 2001359956A JP 2001359956 A JP2001359956 A JP 2001359956A JP 2003162041 A JP2003162041 A JP 2003162041A
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F1/00Originals for photomechanical production of textured or patterned surfaces, e.g., masks, photo-masks, reticles; Mask blanks or pellicles therefor; Containers specially adapted therefor; Preparation thereof
    • G03F1/36Masks having proximity correction features; Preparation thereof, e.g. optical proximity correction [OPC] design processes

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)
  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 レイアウトパターン、マスクパターンを短時
間で適切に補正し、ほとんどのパターンに対応したOP
Cを早期に立ち上げる。 【解決手段】 OPC不適合パターン及びその対策をラ
イブラリ記憶装置に格納する登録手段10と、レイアウ
ト設計を行うレイアウト設計手段19、OPCを行うO
PC手段20、リソグラフィ・ルール・チェックとして
危険箇所の抽出を行う危険箇所抽出手段25のうちの少
なくとも1の手段において、得られた設計パターンに対
してライブラリ記憶装置41に格納されているOPC不
適合パターンとパターンマッチングを行うパターンマッ
チング手段18とを含む光近接効果補正システムであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路の
レイアウト設計、マスクデータ作成検証処理に関する光
近接効果補正(以下において「OPC」と言う。)シス
テム及びその方法に係わる。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の微細化に伴い、光学露光方
式で微細なマスクのパターン形状をウエハ上に忠実に形
成することが次第に困難になる。このため、微細化され
たマスクパターンにおいては予めマスクパターンに図形
を付加したり、疎密に応じてサイズを補正するOPCが
行われている。このOPCは、ルールベースOPCとモ
デルベースOPCという手法で実現されている。「ルー
ルベースOPC」とは、OPCテストパターンの転写結
果から得られた実測値をベースに、ライン幅毎、スペー
ス毎に近接効果によるひずみ量との相関表を作成し、レ
イアウト・パターンに変更を加えるルールを作成し、こ
のルールにより補正を実現する方法である。すなわち、
ルールベースOPCは、回路パターンにおけるパターン
カテゴリごとにOPCパターンの作成ルールを規定し、
規定した作成ルールに従ってOPCパターンを作成する
方法である。このルールベースOPCは、ライン・アン
ド・スペース・パターンのように、近接図形を一次元的
に調べて補正する処理を得意としている。一方、「モデ
ルベースOPC」とは、リソグラフィ・シミュレーショ
ンをベースとしたモデルを用いた補正であり、パターン
転写結果から得られた実測値をもとに、モデルをキャリ
ブレーション(調整)し、さらに詳細に複雑なプロセス
に対応することを可能とする方法である。すなわち、モ
デルベースOPCは、加工寸法をシミュレーションする
モデル式を用いて、加工後のマスクパターンの寸法が設
計パターンと一致するように算出する方法である。この
モデルベースOPCは、近接図形の効果を二次元的に調
べて補正する処理を得意とし、ルールベースOPCに比
べて処理時間はかかるが、全般的な補正精度は高い。近
年の先端デバイスでは、二次元的補正を行うOPCが必
要とされ、これが比較的容易に実現できるモデルベース
OPCが使用されている。また、ルールベースOPCと
モデルベースOPCとを組み合わせて補正する手法も使
用されている。
【0003】しかし、プロセス世代を増す毎に、OPC
に要求される精度は高くなってきており、正しく補正す
ることが出来ないパターンが増えてきている。これに対
して、モデルベースOPCにおいて、実測値をベースに
したキャリブレーションで全てを対応させることは、実
測値の測定時間及び膨大な量のデータに対する調整が難
しいという点において現実的な方法ではない。そのた
め、(a)要求精度が異なる領域等があれば、それぞれ
に対して特化したモデルを作成し、使い分ける方法;ま
たは、(b)マスク製造、ウエハ上へのリソグラフィ、
エッチング等のリソグラフィ以降のウエハ加工プロセス
等、それぞれの工程に特化したモデル(またはルール)
を使用した方が精度の向上が図れる場合(例えば、エッ
チングにおける近接効果の傾向が、他の工程における近
接効果の傾向と異なるとき等)は、異なるモデル(また
はルール)を作成し、各工程用の補正を順次行う方法が
用いられる。
【0004】次に、図12に従来の高精度OPC処理の
全体フローを示す。
【0005】(イ)ステップS201のレイアウト設計
段階において、DRC(デザイン・ルール・チェック)
/LVS(レイアウト対スケマティック)等を用いてレ
イアウト検証を行う。ここで、DRCとは、設計したマ
スクパターンが設計ルールに適合しているか否かを検証
するソフトウェアのことである。従って、設計規則違反
は、DRCにおいて見つけられる。また、LVSとは、
レイアウト対スケマティックを検証するソフトウェア
で、これを用いて元のスケマティックとそのレイアウト
の整合性を検証するものである。その後、検証済のレイ
アウト設計データを図13のレイアウト記憶装置43に
格納する。図14(a)にOPC処理前のパターン(図
形90、91)、図14(b)にOPC処理後のパター
ン(図形90、91、補正部分92a、93a)を示
す。
【0006】(ロ)次に、ステップS202のOPCで
は、ステップS201で設計された検証済みのレイアウ
トデータに対して、OPC処理を行う。尚、ここでは、
OPC処理の前処理においてはOPC対象図形の抽出・
合成等、OPC処理の後処理においてはマスクデータと
して出力する図形の合成等を行う。
【0007】(ハ)次に、ステップS203のOPCル
ール・チェックにおいて、OPC後のパターンの図形的
な正当性をDRCを用いて検証する。例えば、OPCル
ール・チェックでは、取り決めたマスク検査及び作製に
おける限界値、ウエハ・プロセスにおける限界値を違反
した補正がなされていないかを検証する。
【0008】(ニ)次にステップS204のリソグラフ
ィ・ルール・チェックにおいて、OPC前後のパターン
を入力し、OPC後(又はOPC前)のエッジ(OPC
対象図形の辺)毎に簡易なリソグラフィ・シミュレーシ
ョンを実行することにより、所望のパターンのエッジと
のズレが指定値よりも大きなものを危険箇所として出力
することを行う。例えば、図14(c)に示す例では、
危険箇所となるエッジ92c、93cが指定した許容誤
差をオーバーする場合、抽出される。
【0009】(ホ)次に、ステップS205において、
危険箇所を含む危険箇所近傍パターン(図14(c)危
険箇所となるエッジ92c、93c参照)を読込み、危
険箇所近傍パターンに対して詳細なリソグラフィ・シミ
ュレーションを実行することにより、図14(d)に示
すような転写イメージ94、95を取得する。
【0010】(ヘ)そして、ステップS206におい
て、転写イメージ出力による判定を行い、OPC結果の
問題の有無を判断する。ステップS206の判定によ
り、問題がある場合は、ステップS201又はステップ
S202の処理へ戻り、回避策等を検討し、レイアウト
を変更したり、OPC設定を最適化する等、対処する。
ステップS206の判定により、問題がなければ、ステ
ップS207において、OPC検証済みのデータを電子
ビーム(EB)描画用のデータに変換し、ステップS2
08のマスク(レティクル)製造の工程に進む。以上の
(ハ)〜(へ)のステップS203〜S206までの処
理がOPC検証である。そして、このOPC検証は、図
13のステップS34、S38、S42等の細分化され
た各OPC処理後においてもそれぞれ行われる。
【0011】(ト)そして、ステップS208のマスク
製造の工程において製造された複数枚のフォトマスクか
らなるセットは、ステップS209で、それぞれ検査さ
れ、問題がなければ、ステップS210のウエハ上への
リソグラフィ工程へ進む。ステップS210では、ウエ
ハ上にフォトレジスト膜をスピンナーを用いて塗布し、
ステッパーに搭載されたフォトマスク(レティクル)を
用いて、フォトレジスト膜を露光する。更に、現像、リ
ンス、ポストベーク、キュア等の工程を経て、ステップ
S211のリソグラフィ検査の工程へ進む。ステップS
211において、ウエハ上のフォトレジストパターンの
検査が行われた結果、問題がなければ、ステップS21
2のエッチング工程へ進む。ステップS212では、反
応性イオンエッチング(RIE)等により、ウエハ上に
形成されたフォトレジスト膜をエッチングマスクとして
フォトレジスト膜の下層の薄膜をエッチングする。エッ
チングが終了すると、ステップS213のエッチング形
状の検査へ進む。ステップS209のマスク検査、ステ
ップS211のリソグラフィ検査、ステップS213の
エッチング形状検査の結果、問題があれば、ステップS
202の処理へ戻り、OPC設定の修正を行う。また、
レイアウト修正が必要なものについては、ステップS2
01の処理へ戻りレイアウト修正を行う。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述してきた従来のO
PC及びOPC検証フローでは、転写イメージを取得す
るリソグラフィ・シミュレーション時間と、リソグラフ
ィ・シミュレーションの結果危険箇所として出力された
パターンとを解析し、対策を検討する時間及び工程数
は、多大なものであり、検証に多大な時間を要するとい
う問題がある。また、各領域毎、各工程毎にOPC処理
後にリソグラフィ・ルール・チェックを行い、その後、
転写イメージの詳細なシミュレーションを行うというフ
ローを繰り返し行わなければならず、半導体集積回路の
製造までに、多大な時間を要した。また、従来は、各工
程又は各領域において、パターンが不適合であると判断
されるたび、フローの始めに戻り、OPC設定の変更を
行うか、レイアウト設計の変更を行う等していたため、
多くの時間を要しなければならなかった。更に、OPC
検証結果をもとにOPCの設定等を変更し、精度向上を
図っているが、他のパターンに与える副作用等による精
度劣化の問題もあり、OPCの最適化は困難になってき
ている。
【0013】また、図15に示すように、OPC補正対
象エッジの分類例として、ライン端80a、ライン部8
0b、内部コーナー80c、外部コーナー80d等があ
げられる。まず、図16(a)に示すように、パターン
81の有するライン端83aとパターン82の有する外
部コーナー84aが接近する部分について、制約のない
(またはデフォルト値である)ルール又はモデルによる
補正を考えてみる。この場合、図16(b)に示すよう
に、補正部分83b及び84bにより、図形81及び8
2のスペースが詰まりすぎる傾向にあり、転写後に図形
81と82がショートしてしまう危険性がある。従っ
て、OPC処理を行うに際して、図16(c)に示すよ
うに、ライン端83cと外部コーナー84cに適切な最
小スペースを確保することができる制約値を与え、ショ
ートする危険性を回避する必要がある。
【0014】そこで、図15に示すように分類したエッ
ジの種類(80a、80b、80c、80d等)毎に、
きめ細かい補正の設定を行うことにより、それぞれのパ
ターンに特化した対策が可能となるが、現実には新たな
パターンバリエーションに柔軟に対応することは難し
い。例えば、図16(c)に示すような、補正制約値に
おいても、周辺環境及びパターン自体の線幅等の違いに
より、異なる値が必要となる場合も生じてくる。
【0015】更に、メモリ混載チップ等におけるロジッ
ク部、メモリ部(メモリセル内部、セル端部、セル周辺
部等)等のチップ上の領域毎、又はレティクル製造、ウ
エハ上でのリソグラフィ、エッチング・プロセス等の工
程毎に、最適なOPCが行われても全体の平均的な精度
を向上させるものであって、パターンによっては対応す
ることができないものもあり、パターン毎に特化した対
策が必要となっている。尚、メモリ部は、メモリセル内
部、セル端部、セル周辺部等に分けられ、それぞれにお
いても異なったOPCが行われる。
【0016】前述してきたように、従来の手法では、ほ
とんどのパターン・バリエーションに対応したOPCを
早期に立ち上げることは難しい。
【0017】本発明は上述の如き従来の課題を解決する
ためになされたもので、その目的は、パターンを短時間
で適切に補正し、ほとんどのパターンに対応したOPC
を早期に立ち上げることである。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1の特徴は、(イ)OPC不適合パター
ン及びその対策をライブラリ記憶装置に格納するステッ
プ;(ロ)レイアウト設計、OPC、リソグラフィ・ル
ール・チェック、危険箇所の登録のうちの少なくとも1
の段階において、得られた設計パターンに対してライブ
ラリ記憶装置に格納されているOPC不適合パターンと
パターンマッチングを行うステップとを含む光近接効果
補正方法としたことである。
【0019】「OPC不適合パターン」は、OPCにと
って厳しい条件となりそうなOPCテストパターンまた
は製品処理のOPC検証でOPC不適合と判断されたパ
ターンのことをいう。「対策」は、OPC不適合パター
ンに対して問題点を改善する方法等のことをいう。「ラ
イブラリ記憶装置」は、OPC不適合パターン及びその
対策(解決策)を格納しておくための記憶装置である。
「レイアウト設計」の段階とは、パターンマッチングに
よって抽出されたOPC不適合パターンについてOPC
適合パターンとなるようにレイアウト設計を行う段階の
ことをいう。「OPC」の段階とは、レイアウト設計デ
ータに基づきマスクパターンとウエハ上に転写されるパ
ターンとの差異を計算し、予めマスクパターンデータに
対して光近接効果補正(OPC)を行う段階のことをい
う。「リソグラフィ・ルール・チェック」の段階とは、
ウエハ上に転写されるパターンに対して、危険箇所の有
無を検証する段階のことをいう。「危険箇所」とは、欠
陥を起因する危険性のある箇所のことをいう。
【0020】本発明の第1の特徴に係わるOPC方法で
は、予めOPC不適合パターンを抽出し、ライブラリ記
憶装置に格納しておくほか、処理をシンプルにしたた
め、OPCの失敗による再実行の回数を減らすことが出
来、従来に比べOPC処理時間を短くし、結果、OPC
の高速化を実現することが出来る。また、本発明の第1
の特徴に係わるOPC方法では、各ステップにおいて、
マスクレイアウトをライブラリ記憶装置に格納されたO
PC不適合パターンとパターンマッチングを行うステッ
プと、一致するOPC不適合パターンの対策を抽出する
ステップと、対策に基づきマスクパターンに補正を加え
るステップと、マスクパターン、対策、及び補正後パタ
ーンをライブラリ記憶装置に登録するステップとを更に
有するため、従来複雑であり、処理時間が長かったOP
C処理をシンプルな処理で実現し、OPC処理時間を短
縮することができる。
【0021】本発明の第2の特徴は、(イ)OPC不適
合パターン及びその対策をライブラリ記憶装置に格納す
る登録手段と、(ロ)レイアウト設計を行うレイアウト
設計手段、OPCを行うOPC手段、リソグラフィ・ル
ール・チェックを行うリソグラフィ・ルール・チェック
手段、危険箇所を危険箇所記憶装置に格納する危険箇所
登録手段のうちの少なくとも1の手段において、得られ
た設計パターンに対してライブラリ記憶装置に格納され
ているOPC不適合パターンとパターンマッチングを行
うパターンマッチング手段とを含む光近接効果補正シス
テムとしたことである。
【0022】「登録手段」は、レイアウト設計手段、O
PC手段、リソグラフィ・ルール・チェック手段、危険
箇所登録手段においてパターンマッチング手段により抽
出されたOPC不適合パターン、その対策、レイアウト
パターン、補正後レイアウトパターン、エラー箇所等の
データをそれぞれライブラリ記憶装置、エラー箇所記憶
装置、レイアウト記憶装置、補正後レイアウト記憶装
置、危険箇所記憶装置に登録するための手段であり、テ
ストパターンを解析するテストパターン解析手段、OP
C不適合パターンを抽出する不適合パターン抽出手段、
OPC不適合パターンに対する修正案としての対策を解
析する対策解析手段、OPC不適合パターンをライブラ
リ記憶装置に登録するライブラリ登録手段、レイアウト
設計データをレイアウト記憶装置に登録するレイアウト
登録手段、OPC設定に基づき補正した後のレイアウト
を補正後レイアウト記憶装置に登録する補正後レイアウ
ト登録手段、エラーを起こす可能性のある箇所をエラー
箇所記憶装置に危険箇所登録手段から構成される。「パ
ターン・マッチング手段」は、各段階において得られた
所望の設計パターンと、ライブラリ記憶装置に格納され
ているOPC不適合パターンとのパターンマッチングを
行う。「レイアウト設計手段」は、レイアウト設計段階
において、パターンマッチング手段を用いて、ライブラ
リ記憶装置に登録されているOPC不適合パターンとレ
イアウトとのパターンマッチングを行い、OPC不適合
パターンについてOPC適合パターンとなるようにレイ
アウト設計を行う。「OPC手段」は、レイアウト設計
データに基づきマスクパターンとウエハ上に転写される
パターンとの差異を計算し、予めマスクパターンデータ
に対してOPCを行う。「リソグラフィ・ルール・チェ
ック手段」は、OPC前後のパターンを入力し、OPC
後(又はOPC前)のOPC対象図形の辺(エッジ)毎
に簡易なリソグラフィ・シミュレーションを実行し、所
望のパターンのエッジとのズレが指定値よりも大きなも
のを危険箇所として抽出する。「危険箇所登録手段」
は、抽出された危険箇所について、危険箇所記憶装置に
格納する。
【0023】本発明の第2の特徴に係わるOPCシステ
ムでは、予めOPC不適合パターンを抽出し、ライブラ
リ記憶装置に格納しておくため、従来に比べてOPC処
理時間を短くすることができる。また、本発明の第2の
特徴に係わるOPCシステムでは、レイアウト設計手
段、OPC手段、リソグラフィ・ルール・チェック手
段、及び危険箇所登録手段の各手段において、マスクレ
イアウトをライブラリ記憶装置に格納されたOPC不適
合パターンとパターンマッチングを行うパターンマッチ
ング手段、一致するOPC不適合パターンの対策(ルー
ル又はモデルの変更)を抽出する対策抽出手段、対策に
基づきマスクパターンに補正を加える補正手段と、マス
クパターン、対策、及び補正後パターンをライブラリ記
憶装置に登録するライブラリ登録手段を更に有すること
によって、シンプルな処理を実現し、OPC処理時間を
短縮することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照して、本発明の
実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同
一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付してい
る。
【0025】以下の実施の形態の説明においては、OP
Cの早期立ち上げを可能とするOPC結果の妥当性を検
証するシステム及びこれを用いたOPC方法について述
べる。
【0026】(システム全体)本発明の実施の形態に係
わるOPC検証システム1は、図1に示すように、中央
演算処理装置(CPU)30と、CPU30に接続され
た入出力制御装置34、一時記憶装置33、テストパタ
ーン記憶装置40、ライブラリ記憶装置41、エラー箇
所記憶装置42、レイアウト記憶装置43、補正後レイ
アウト記憶装置44、危険箇所記憶装置48とから少な
くとも構成されている。入出力制御装置34には、入力
装置31、出力装置32、パターン検査手段35等が接
続されている。パターン検査手段35には、マスク検査
装置36、レジストパターン検査装置37、エッチング
形状検査装置38等が含まれる。
【0027】CPU30には、登録手段10、パターン
マッチング手段18、レイアウト設計手段19、OPC
手段20、OPC検証手段23が少なくとも含まれてい
る。更に、図示を省略しているが、CPU30には、デ
ータベース管理手段等他の種々の手段が備えられてい
る。たとえば、テストパターン記憶装置40、ライブラ
リ記憶装置41、エラー箇所記憶装置42、レイアウト
記憶装置43、補正後レイアウト記憶装置44、危険箇
所記憶装置48との入出力が必要な場合は、このデータ
ベース管理手段を介して、必要なファイルの格納場所を
探し、ファイルの読み出し・書き込み処理がなされる。
登録手段10は、必要なデータを抽出し、適宜、データ
ベース管理手段を用いてCPU30に接続している各記
憶装置にデータを格納する。この登録手段10には、図
2に示すように、テストパターン解析手段11、不適合
パターン抽出手段12、対策解析手段13、ライブラリ
登録手段14、レイアウト登録手段15、補正後レイア
ウト登録手段16、危険箇所登録手段17が含まれてい
る。テストパターン解析手段11は、登録手段10の一
部として、テストパターン記憶装置40からOPCテス
トパターンを抽出し、解析する。不適合パターン抽出手
段12は、登録手段10の一部として、OPCテストパ
ターン中に欠陥(エラー)などを有するOPC不適合パ
ターンを抽出する。「OPC不適合パターン」として
は、例えば次の(a)〜(d)が対象となる: (a)OPCのモデルのキャリブレーションに使用出来
ないため問題となるパターン; (b)同じプロセス世代のOPC等において、従来から
問題となっているパターン; (c)危険そうなパターン(密集パターン、デザインル
ールでは許されているがあまり目にしない特異なパター
ン等)のバリエーションを振り、この危険そうなパター
ンをOPCとシミュレーションによる検証を用いて絞り
込んだ結果問題となるパターン;及び (d)テストエレメント群(TEG)等を用いたウエハ
検証の結果得られた問題となるパターン。
【0028】この不適合パターン抽出手段12では、ま
ず、欠陥などを起因する領域、欠陥を起因する箇所、エ
ラー要因箇所に大きな影響を及ぼしている周辺パターン
等を抽出し、例えば、エラー要因箇所に対して抽出した
周辺パターンとは異なる周辺パターンのバリエーション
を生成する。次に、バリエーションがエラー要因箇所に
対して欠陥を起因するか否かを判定し、バリエーション
(若しくはパターン)において、エラーとなるショー
ト、断線、配線の細り/太り許容値オーバーなどの問題
の有無が判定される。そして、バリエーションがエラー
要因箇所に対して欠陥を起因する可能性のあるパターン
を抽出する。対策解析手段13は、抽出したOPC不適
合パターンに対して欠陥などの問題を解決するための対
策を解析する。対策解析手段13は、OPC不適合パタ
ーンに対して対策を施すことにより、周辺にある他の部
分への副作用の発生の有無について検証したり、OPC
不適合パターンに対して施す対策を設定する。ライブラ
リ登録手段14は、抽出したOPC不適合パターン、そ
れに対応する対策などをライブラリ記憶装置41に格納
する。レイアウト登録手段15は、レイアウト設計段階
のパターンマッチングの結果、適合すると判断されたO
PC適合パターンをレイアウト記憶装置43に格納す
る。補正後レイアウト登録手段16は、OPC段階のパ
ターンマッチングの結果適用されるOPC設定に基づき
補正された補正後レイアウトパターンを補正後レイアウ
ト記憶装置44に格納する。危険箇所登録手段17は、
OPC検証の結果、危険であると判断された箇所を危険
箇所記憶装置48に格納する。
【0029】パターンマッチング手段18は、レイアウ
ト設計、OPC、リソグラフィー・ルール・チェック、
危険箇所の登録の各段階において、レイアウト設計手段
19、OPC手段20、危険箇所抽出手段25、危険箇
所登録手段17によって得られた設計パターンに対し
て、ライブラリ記憶装置41に格納されているOPC不
適合パターンとパターンマッチングを行う。
【0030】レイアウト設計手段19は、レイアウト設
計段階において、パターンマッチング手段18を用いて
ライブラリ記憶装置41に登録されているOPC不適合
パターンとパターンマッチングを行い、OPC不適合パ
ターンについてOPC適合パターンとなるようにレイア
ウト設計を行う。
【0031】OPC手段20は、レイアウト設計データ
に基づきマスクパターンとウエハ上に転写されるパター
ンとの差異を計算し、予めマスクパターンデータに対し
てOPCを行う。図1に示すように、OPC手段20に
は、対策抽出手段21と補正手段22とが含まれてい
る。対策抽出手段21は、一致するOPC不適合パター
ンの対策(ルール又はモデル、OPC設定など欠陥等の
問題を解決するための対策)をライブラリ記憶装置41
から抽出する。補正手段22は、対策(ルール又はモデ
ル、OPC設定など)に基づきマスクパターンに補正を
加える。
【0032】OPC検証手段23は、OPC処理後のパ
ターンの図形的な正当性の検証、危険箇所の抽出(簡易
シミュレーションベース)、及び転写出力による判定を
行い、取り決めたマスク限界値及びプロセスの限界値を
違反した補正がされていないかを検証する。このOPC
検証手段23には、OPCルールチェック手段24、危
険箇所抽出手段25、危険箇所判定手段26、転写イメ
ージ出力手段27が少なくとも含まれている。OPCル
ールチェック手段24は、OPC処理後のパターンの図
形的な正当性をDRC等を用いて検証する。例えば、取
り決めたマスク限界値、プロセス限界値を違反した補正
がされていないかを検証する。危険箇所抽出手段(リソ
グラフィ・ルール・チェック手段)25は、リソグラフ
ィ・ルール・チェック、及びシミュレーション・ルール
・チェック等を用いて、欠陥を起因する危険性のある箇
所を解析し抽出する。危険箇所判定手段26は、危険箇
所抽出手段25で抽出した危険箇所を読込み、危険箇所
記憶装置45に格納する。転写イメージ出力判定手段2
7は、マスクパターンの転写イメージを出力し欠陥の有
無を判定する。
【0033】図1のパターン検査手段35は、マスク検
査装置36、レジストパターン検査装置37、エッチン
グ形状検査装置38から構成される。マスク検査装置3
6は、透過型でも、光学顕微鏡のような反射型でも良
い。透過型の場合は、例えば、マスク(レティクル)を
搭載し、移動させるX−Yステージ、マスクに光を照射
する光源、マスクを透過した光を検出するイメージセン
サ等を備えて構成される。このマスク検査装置36は、
完成したマスクパターン中に存在するであろう欠陥の検
査を行う。レジストパターン検査装置37は、ウエハ上
に露光・現像されたレジストパターン中に存在するであ
ろう欠陥の検査をレーザ顕微鏡等の光学顕微鏡等を用い
て行う。エッチング形状検査装置38は、レジストパタ
ーンをエッチングマスクとしてエッチングした後、レジ
ストを除去し、その表面の加工状態を観察する装置であ
る。このエッチング形状検査装置38としては、光学顕
微鏡の他、走査型電子顕微鏡(SEM)等が使用でき
る。断面観察するのであれば、レジストを付けたままS
EM等によりエッチング形状を検査しても良い。
【0034】入力装置31は、キーボード、マウス、O
CR等の認識装置、イメージスキャナ等の図形入力装
置、音声認識装置等の特殊入力装置などにより、出力装
置32は、液晶ディスプレイ、CRTディスプレイ等の
表示装置、インクジェットプリンタ、レーザープリンタ
などの印刷装置等によりそれぞれ構成される。
【0035】入出力制御装置(入出力インタフェース)
34は、マスク検査装置36、レジストパターン検査装
置37、エッチング形状検査装置38、入力装置31、
出力装置32、あるいは図示を省略したCD−ROM、
MO、ZIPなどの記憶装置の読み取り装置等をCPU
30につなぐインタフェースである。データの流れから
みると、入出力制御装置34は、マスク検査装置36、
レジストパターン検査装置37、エッチング形状検査装
置38、入力装置31、出力装置32、外部記憶装置の
読み取り装置と一時記憶装置(主記憶装置)33とのイ
ンタフェースとなる。一時記憶装置(主記憶装置)33
には、ROM及びRAMが組み込まれている。ROM
は、CPU30において実行されるプログラムを格納し
ているプログラム記憶装置等として機能する。RAM
は、CPU30におけるプログラム実行処理中に利用さ
れるデータ等を一時的に格納したり、作業領域として利
用される一時的なデータメモリ等として機能する。テス
トパターン記憶装置40は、OPCテストパターンを格
納しておくための記憶装置である。ライブラリ記憶装置
41は、OPC不適合パターン及びその対策としてのO
PC設定を格納しておくための記憶装置である。レイア
ウト記憶装置43は、レイアウト設計データを格納して
おくための記憶装置である。エラー箇所記憶装置42
は、エラーが生じる箇所を格納しておくための記憶装置
である。補正後レイアウト記憶装置44は、OPC設定
に基づき補正した後のレイアウトを格納しておくための
記憶装置である。危険箇所記憶装置48は、エラーを起
こす可能性のある箇所(危険箇所)を格納しておくため
の記憶装置である。
【0036】本発明の実施の形態に係わるOPC検証シ
ステム1は、上記のように構成されており、このような
OPC検証システムを用いることにより、従来に比べて
短期間にレイアウト設計及び検証環境を立ち上げること
ができる。
【0037】(システム全体フロー)次に、図3及び図
4を用いて、本発明の実施の形態に係わる光近接効果検
証方法について説明する。なお、以下に述べる光近接効
果検証方法は、一例であり、この変形例を含めて、これ
以外の種々の検証方法により実現可能であることは勿論
である。図3、図4は、本発明の実施の形態における高
精度OPC処理を含む全体フローを示したものである。
【0038】(イ)まず、図3に示すステップS101
において、テストパターン記憶装置40からOPCテス
トパターンを読み込み、ステップS102において、図
2のテストパターン解析手段11を用いて、読み込んだ
OPCテストパターンを解析する。更に、この解析の結
果、読み込んだOPCテストパターン中のOPC不適合
パターンを不適合パターン抽出手段12を用いて抽出
し、ステップS103において、ライブラリ登録手段1
4を用いてライブラリ記憶装置41に登録しておく。
【0039】(ロ)次に、図1のレイアウト設計手段1
9により、ステップS104において、対象とするLS
Iの機能を実現するためのLSIレイアウト設計を行
う。このレイアウト設計段階において、DRC/LVS
等を用いて、レイアウト検証を行う。次に、検証済みの
レイアウト設計データに対して、ステップS105にお
いて、パターンマッチング手段18を用いてライブラリ
記憶装置41に登録されているOPC不適合パターンと
パターンマッチングを行う。そして、OPC不適合パタ
ーンと一致するものと、OPC不適合パターンと一致し
ないものとに分け、レイアウト登録手段15を用いて、
OPC不適合パターンと一致するものをレイアウト記憶
装置43に格納する。OPC不適合パターンと一致する
パターンについては、OPC適合パターンとなるように
レイアウトの再設計を行う。あるいは、後続処理で対応
可能なものはレイアウト変更せず、ステップS106に
進んでも良い。
【0040】(ハ)次に、ステップS106では、ステ
ップS104で設計された検証済みのレイアウトデータ
に対してOPC処理を施す。このステップS106のO
PC処理に際して、OPC対象図形の抽出・合成等を行
う。このとき、ステップS107において、パターンマ
ッチング手段18を用いてライブラリ記憶装置41に登
録されているOPC不適合パターンを用いてマッチング
を行う。そして、OPC不適合パターンと一致するパタ
ーンが有る場合は、対策抽出手段21を用いて、一致し
たOPC不適合パターンに対応する対策(問題内容、改
善方法、回避方法等からなる補正のための情報)を抽出
し、抽出した改善方法及び回避方法等の対策に基づき補
正手段22を用いて、設計パターンに補正を加え、OP
C処理を施す。OPC処理を施したパターンは、補正後
レイアウト登録手段16を用いて補正後レイアウト記憶
装置44に格納される。尚、ステップS106では、O
PC処理の後処理としてマスクデータとして出力する図
形の合成等も行う。
【0041】(ニ)次に、ステップS108において、
まず、OPCルールチェック手段24を用いて、補正後
レイアウト記憶装置44に格納されているOPC処理後
のパターンの図形的な正当性をDRC等を用いて検証す
る。例えば、OPCルールチェックとして、取り決めた
マスク検査及び作製における限界値、ウエハ・プロセス
における限界値を違反した補正がなされていないかを検
証する。次に、ステップS109において、レイアウト
記憶装置43の情報が適宜抽出され、パターンマッチン
グ手段18を用いてライブラリ記憶装置41に登録され
ているOPC不適合パターンとマッチングさせ、OPC
のパターンマッチングと同じ条件でリソグラフィ・ルー
ル・チェックを行う。
【0042】(ホ)そして、ステップS111におい
て、危険箇所抽出手段25を用いて所望のパターンのエ
ッジとのズレが指定値よりも大きなものを危険箇所とし
て判定し、抽出する。このときも、ステップS112に
おいて、パターンマッチング手段18を用いて、OPC
検証が終了したパターンをライブラリ記憶装置41に格
納されているOPC不適合パターンとマッチングさせ
る。そして抽出された危険箇所は、危険箇所判定手段2
6を用いて、危険箇所の判定が行われる。そして、ステ
ップS111において、危険箇所登録手段17を用いて
危険箇所記憶装置48に危険箇所となる部分の情報を格
納する。
【0043】(ヘ)次に、図4のステップS113にお
いて、転写イメージ出力手段27を用いて、転写イメー
ジ出力による判定を行う。このとき、ステップS114
において、転写イメージ出力をライブラリ記憶装置41
に格納されているOPC不適合パターンとパターンマッ
チングさせる。そして、マッチングの結果をステップS
113において判定した結果、問題があると判定された
パターンは、ステップS115のライブラリ登録におい
て、問題のあるパターンをOPC不適合パターンとして
その対策等のデータと共にライブラリ記憶装置41に登
録される。以上の(ニ)〜(ト)のステップS109〜
S114までの処理が本発明の実施の形態におけるOP
C検証である。ステップS113の判定により、全ての
パターンが適合パターンであると判定された場合は、O
PC検証済みのデータを電子ビーム(EB)描画用のデ
ータに変換し、ステップS118のマスク(レティク
ル)製造の工程へ進む。
【0044】(ト)次に、ステップS118のマスク
(レティクル)製造の工程において、製造された必要な
枚数のフォトマスクのセットは、ステップS119で、
それぞれ検査される。ステップS119において、マス
ク検査装置36を用いてフォトマスクの検査が行われた
結果、OPC不適合パターンであると判定された場合
は、ステップS116においてライブラリ登録し、ステ
ップS104のレイアウト設計に戻る。ステップS11
9のフォトマスクの検査の結果、適切なOPCであると
判定された場合は、ステップS120のウエハ上へのリ
ソグラフィの工程へ進む。ステップS120では、ウエ
ハ上にフォトレジスト膜をスピンナーを用いて塗布(ス
ピンコート)し、ステッパーに搭載されたステップS1
19で合格と判定されたフォトマスク(レティクル)を
用いて、フォトレジスト膜を露光する。さらに、現像、
リンス、ポストベーク、キュア等の工程を経て、ステッ
プS121のリソグラフィ検査の工程に進む。
【0045】(チ)次に、ステップS121において、
レジストパターン検査装置37を用いてウエハ上でのフ
ォトレジストパターンの検査が行われた結果、判定がO
PC不適合パターンであるとされた場合は、ステップS
116のライブラリ登録の処理を経て、ステップS10
4のレイアウト設計に戻る。ウエハのリソグラフィ検査
の結果、判定が適切なOPCであると判断された場合
は、ステップS122のエッチングの工程に進む。ステ
ップS122では、反応性イオンエッチング(RIE)
等により、ウエハ上に形成されたステップS120で合
格とされたフォトレジスト膜をエッチングマスクとして
フォトレジスト膜の下層の薄膜をエッチングする。半導
体基板(Si)をエッチングする場合は、半導体基板上
に酸化膜(SiO膜)を形成し、この酸化膜をエッチ
ングし、レジスト膜を除去してから酸化膜をエッチング
マスクとして半導体基板をエッチングしても良い。エッ
チングを終了したら、ステップS123のエッチング形
状の検査に進む。酸化膜マスクで半導体基板をエッチン
グする場合は、酸化膜マスクが出来上がった時に、ステ
ップS123において、エッチング形状検査装置38を
用いてエッチング形状の検査をし、さらに半導体基板の
エッチングが終了した時点で、再びステップS123に
おいて、エッチング形状検査装置38を用いてエッチン
グ形状の検査を行う。ステップS123のエッチング形
状の検査の結果、判定が適切なOPCであれば処理を終
了する。判定が不適切なOPCであれば、ステップS1
16のライブラリ登録の処理を経て、ステップS104
のレイアウト設計に戻る。ステップS116では、S1
19、S121、S123の判定においてOPC不適合
パターンであると判定されたパターンをライブラリ登録
手段14を用いてライブラリ記憶装置41に記憶し、ス
テップS104に戻る。尚、本発明の実施の形態におい
て、ステップS119、S121、S123のいずれか
を省略してもよい。
【0046】(不適合パターンの抽出)次に、図5〜図
7を用いて、OPC不適合パターンを抽出しライブラリ
記憶装置41に格納する処理について説明する。図5
は、OPC不適合パターンを抽出し登録する処理を示し
たフロー図である。図6は、抽出するパターン例を示し
たものである。図7は、ライブラリ記憶装置41に記憶
されている内容(データベース)の一例を示した模式図
である。 (イ)まず、図5のステップS125において、図2の
不適合パターン抽出手段12を用いて図1のレイアウト
記憶装置43に格納されたレイアウト・データとエラー
箇所記憶装置42に記憶されたエラー箇所データとを参
照し、現状のOPCの設定(ルール又はモデル)で問題
となる箇所を中心として近接効果の影響が考えられる領
域(以下、「エラーパターン」とする。)を抽出する。
例えば、図6(a)のレイアウトパターン49におい
て、領域50の内部にある図形50bと図形50eとの
間でエラーが発生する場合、レイアウトパターン49か
ら領域50をエラーパターンとして抽出する。
【0047】(ロ)次に、ステップS125で抽出した
領域(エラーパターン)50からステップS126にお
いて、不適合パターン抽出手段12を用いて図6(b)
に示すように、エラーを直接起こしている図形50b及
び50eを抽出する。次に、ステップS127におい
て、不適合パターン抽出手段12を用いて図6(c)に
示すように、エラーに大きく影響を及ぼしている他の図
形(50a、50c、50d)を抽出する。
【0048】(ハ)次に、ステップS128において、
エラーパターン50以外のレイアウトとなるようなエラ
ーパターンの組み合わせ(バリエーション)をデザイン
ルールの範囲内において許される限り割り振る。そし
て、シミュレーションを行い、不適合パターン抽出手段
12を用いて、ショート、断線、配線の細り/太り許容
値オーバーなどの問題(欠陥等)の有無を判定し、問題
の有無で分類する。パターンを分類した後、不適合パタ
ーン抽出手段12を用いて図6(e)、図6(f)に示
すようなエラーパターンのバリエーション51、52を
抽出する。また、図6(g)に示すようなエラー箇所
(図形50b、50e)が問題とならないパターン、及
びエラー箇所には影響を及ぼさないことが明らかである
パターンについては除外する。このように、抽出したエ
ラーパターン50に対してバリエーションを適宜振り、
問題の有無を判定することによって、図6(e)及び図
6(f)に示すような抽出したエラーパターン50以外
のエラーとなるバリエーション51、52、及び図6
(g)に示すようなエラーとならないバリエーション5
3についても同時に抽出することができる。尚、パター
ンのバリエーション振りとシミュレーションは、適切で
無駄のない範囲で実行させるために、問題箇所に対して
ほとんど影響を及ぼさない部分を予め判定し、パターン
のバリエーション振りを最小限にするような環境のもと
で実行する。
【0049】(ニ)次に、図5のステップS129にお
いて、ステップS128で得られたエラーパターンのバ
リエーション51、52について、対策解析手段13を
用いてバリエーション毎に特化した対策(図7の対策1
01、102参照)を解析する。そして、ステップS1
30において、対策解析手段13を用いて、対策を施す
ことにより周辺にある他の部分(エラー周辺パターン)
への副作用発生の有無について検証する。対策を施すこ
とにより他の部分への副作用が発生する場合は、ステッ
プS129の処理へ戻り、副作用が発生しないような対
策を更に解析する。対策を施すことによる他の部分への
影響が生じない場合は、ステップS131において、図
7に示すように、エラーパターン50、バリエーション
51〜56と、図7に示すようなエラーを改善・回避す
るための対策100〜106(例えば、該当パターンに
対するOPCモデルの変更・OPC設定(ルール)の変
更・レイアウト変更等)をライブラリ登録手段14を用
いてライブラリ記憶装置41に登録し、エラーパターン
のライブラリ登録処理を終了する。
【0050】図7に示すライブラリ記憶装置41には、
例えば、図3のステップS101〜S103において抽
出されたOPC不適合パターン55、56が、対応した
対策(ルール・モデル)105、106とともに格納さ
れる。また、図5のステップS125において抽出され
たエラーパターン50が、ステップS129において解
析されるエラーパターン50に対応する対策100(図
7参照)とともにライブラリ記憶装置41に格納され
る。更に、図5のステップS128において抽出された
エラーパターンのバリエーション51、52が、ステッ
プS129で解析されるバリエーション51、52に対
応する対策101、102(図7参照)とともに、ステ
ップS131においてライブラリ記憶装置41に格納さ
れる。これらのOPC不適合パターン(エラーパター
ン)50〜56に対応する対策100〜106とは、そ
れぞれのパターンにおけるショート、断線、配線の細り
/太り許容値オーバーなどの問題内容、改善方法、レイ
アウト修正等の回避方法等の対策のことをいう。各段階
において形成されるパターンをライブラリ記憶装置41
に格納されているOPC不適合パターンデータとパター
ンマッチングを行うことによって、瞬時にエラーパター
ン(OPC不適合パターン)を見つけることができる。
【0051】(対策方法の解析)次に、OPC不適合パ
ターン及びそのバリエーションに特化した対策を解決す
る方法について、図8を参照し説明する。
【0052】(イ)まず、現状のOPC設定による補正
結果が図8(a)に示すような補正パターンであるとし
た場合、図形60と図形61との間はOPCが施される
ことにより、補正部分62a、63aの分だけ互いに接
近することとなる。そのため、十分なスペースを確保で
きなくなり、ショートする可能性が生じる。そこで、図
8(b)に示すように、図形60、図形61に対してO
PCを施す際に、対策解析手段13を用いて最小スペー
ス制約を設定することによって、補正部分62b、63
bを最小限に留めることにより、問題となっているショ
ートの可能性を回避する。
【0053】(ロ)次に、対策解析手段13を用いて、
OPC設定を変更することにより、このパターンの他の
部分への影響(他の部分への副作用)が生じないかどう
かを検証する。例えば、図8(c)に示すように、OP
C設定を変更することにより、コンタクト・ホール64
c及び65cに対して、コンタクト・カバレッジ不足と
いう影響が生じたり、図形60及び61の線幅にズレが
生じるという影響が生じたりするか否かが検証される。
このようなコンタクト・カバレッジ不足や線幅のズレが
許容範囲でない場合、「副作用有り」として、他のOP
C設定を変更するか、レイアウトを変更するかという対
策が検討される。レイアウト変更とは、図6(d)に示
すように、補正部分62d及び63d等の補正について
は、もとのOPC設定のままで、図形60と図形61の
配置(レイアウト)を動かし、双方の間のスペースを緩
和させることにより、ショートの可能性、コンタクト・
カバレッジ不足、及び線幅のズレ等の副作用を回避する
方法である。また、上記問題が許容範囲である場合は、
「副作用無し」としてOPC設定の変更、又はレイアウ
ト変更の2つの対策が抽出され、適用される。
【0054】(レイアウト設計)次に、本発明の実施の
形態におけるOPC向きレイアウト設計について図9を
参照し説明する。半導体の製造工程において、1つの回
路ブロックのレイアウト設計が終了し、判定パターンが
完成したとする。この場合、DRCと同時又は直後に、
図9(a)に示すライブラリ記憶装置41に記憶された
OPC不適合パターン50〜56(OPC不適合パター
ン50〜52については図示省略のため、図7参照。)
と図9(b)に示す被判定パターン72とのパターンマ
ッチングにより、被判定パターン72がOPC不適合パ
ターン50〜56のいずれかと一致するか否かの判定を
行う。このOPC不適合パターンの判定は、DRCと同
様に、レイアウト・エディタ上で起動することもでき、
検証結果はレイアウト・エディタ上でハイライトされ、
問題内容及び改善方法等ライブラリ記憶装置41に格納
されている内容を検索することができる。そして、ライ
ブラリ記憶装置41に格納されている内容を検索し、適
用するルール又はモデルが決定すると、そのルール又は
モデルをもとに、図9(c)に示すように、OPC不適
合パターン56とマッチングした被判定パターン72を
レイアウト・エディタ上で修正することができる。本発
明の実施の形態では、図9(b)に示す被判定パターン
72が図9(a)のライブラリ記憶装置41のOPC不
適合パターン56とマッチしている。この場合は、対策
(ルール又はモデル)106の情報に基づきレイアウト
修正を行い、図9(c)の修正箇所73に示すように、
エラー図形間のスペースを緩和することにより修正を行
う。
【0055】尚、本発明の実施の形態に係わるOPC向
きレイアウト設計は、(1)自動配置配線ツール、
(2)デザインマイグレーション・ツール等の設計支援
ツールを具備した環境にも利用可能であり、図示した構
造に限定されるものではない。
【0056】(OPC処理)図10は、本発明の実施の
形態における高精度OPC処理を示したものである。O
PCを行う前処理として、パターンマッチング手段18
を用いて、図7に示すようなライブラリ記憶装置41に
格納されたOPC不適合パターン55、56と被判定パ
ターン70、71とのパターンマッチングを行う。パタ
ーンマッチングを行った結果、マッチングした被判定パ
ターンの該当箇所に対してライブラリ記憶装置41にO
PC不適合パターン55、56と共に改善方法として登
録・格納されている対策(ルール又はモデル)105、
106が、OPC処理時に適用されるようにする。即
ち、図10に示す例では、被判定パターン70とライブ
ラリ記憶装置41に格納されたパターン55、被判定パ
ターン71とライブラリ記憶装置41に格納されたパタ
ーン56とがそれぞれマッチングする。従って、被判定
パターン70にはパターン55の対策105、被判定パ
ターン71にはパターン56の対策106がそれぞれO
PC処理時において適用されることとなる。
【0057】本発明の実施の形態におけるOPC処理で
は、パターンマッチングの結果マッチしたパターンの該
当箇所にはライブラリ記憶装置41に格納されたOPC
不適合パターンのOPC設定を適用し、パターンマッチ
ングにおいてマッチングしなかった箇所には、現状のO
PC設定を適用しOPC処理を行う。このOPC処理で
は、従来の技術の欄において記した(a)要求精度が異
なる領域毎にモデル等を使い分ける方法、(b)マスク
製造、ウエハ上へのリソグラフィ、エッチングのそれぞ
れの工程に特化したモデル又はルールを用いて各工程に
対応したOPCを順次実行する方法が実現出来るように
なっている。本発明の実施の形態では、ライブラリ記憶
装置41に格納されているOPC不適合パターンとのマ
ッチングは各OPC手段20で行い、各工程用のライブ
ラリ記憶装置と区別して実施する。
【0058】(OPC検証)次に、本発明の実施の形態
に係わるOPC検証について図11を参照し説明する。
図10に示すような、複数のルール又はモデルを用いた
OPC結果に対し、OPC検証を行うためには、それぞ
れの補正箇所に使った複数のルール又はモデルが必要で
ある。例えば、本提案のOPCで特別に処理された部分
に対して異なるルール又はモデルを用いてOPC検証を
行うと、被判定パターン70にはOPC不適合パターン
55が該当し、被判定パターン71にはOPC不適合パ
ターン56が該当するため、対策105及び106を用
いることが必要である。
【0059】図11(b)に示すように、被判定パター
ン74及び75について、パターンマッチング手段18
を用いて図11(a)に示すライブラリ記憶装置41に
格納されているOPC不適合パターンとパターンマッチ
ングを行い、マッチした被判定パターン74、75の該
当箇所に対して登録されている対策105、106がO
PC検証において使用されるように設定される。OPC
検証において、新たなルール又はモデルが割り当てられ
た箇所については、それぞれ新たなルール又はモデル
を、その他の箇所については現状のルール又はモデルを
もとに検証を行う。
【0060】本発明の実施の形態に係わるOPC検証方
法は、OPC不適合パターンを事前にライブラリ記憶装
置41に格納しておき、格納されているOPC不適合パ
ターンと被判定パターンとのパターンマッチングを行う
手法を用いることによって、無駄なシミュレーションを
行わない等、検証ターン・アラウンド・タイム(TA
T)を向上させることができる。
【0061】本発明の実施の形態に係わるOPC検証方
法では、予めOPC不適合パターンを抽出し、ライブラ
リ記憶装置に格納しておき、ライブラリ記憶装置に格納
されているOPC不適合パターンと同じパターンについ
ては、予めライブラリ記憶装置に格納してあるOPC設
定を適用するほか、処理をシンプルにしたため、OPC
の失敗による再実行の回数を減らすことが出来るため、
従来に比べOPC処理時間を短くし、結果としてOPC
の高速化を実現することができる。また、OPC不適合
パターン毎に最適なOPCルール又はモデルを適用する
ことができる。
【0062】更に、本発明の実施の形態に係わるOPC
検証方法は、ライブラリ記憶装置にOPC不適合パター
ン及び対応するOPC設定を格納する際、予め副作用の
リスクを検証し副作用がないOPC設定を検討した後に
格納するため、OPCの高精度化のための改良につい
て、副作用のリスクを最小限にし、実現することができ
る。
【0063】また、従来の手法では、レイアウト設計段
階において、OPC不適合パターンを検証するために
は、OPC処理の後にOPC検証を行い、転写イメージ
の詳細なシミュレーションを行わなければならなかっ
た。しかし、本発明の実施の形態に係わるOPC検証方
法は、予め、OPC不適合パターンに対してOPC処理
を行い、OPC検証において転写イメージの詳細なシミ
ュレーションを行った上でライブラリ記憶装置41に格
納しておき、実際のレイアウト設計段階では、ライブラ
リ記憶装置41に格納されているパターンとパターンマ
ッチングを行うため、格納されているOPC不適合パタ
ーンと同じパターンについては、直ちに検証することが
でき、レイアウト設計を容易に実現することができる。
【0064】
【発明の効果】本発明によれば、パターンを短時間で適
切に補正し、ほとんどのパターンに対応したOPCを早
期に立ち上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるOPCシステムの構成図であ
る。
【図2】本発明に係わるOPCシステムの登録手段の構
成図である。
【図3】本発明に係わるOPC方法の全体を示したフロ
ーチャート(その1)である。
【図4】本発明に係わるOPC方法の全体を示したフロ
ーチャート(その2)である。
【図5】本発明に係わるOPC不適合パターン抽出方法
を示したフローチャートである。
【図6】図6(a)は、本発明に係わるOPC不適合パ
ターン抽出方法におけるエラー領域の一例、図6(b)
は、エラー要因箇所の一例、図6(c)は、周辺パター
ンの一例、図6(d)は、エラー領域の一例、図6
(e)〜(f)は、バリエーションの一例を示したもの
である。
【図7】本発明に係わるレイアウト記憶装置の一例であ
る。
【図8】図8(a)は、本発明に係わるOPC不適合パ
ターンの一例、図8(b)は、OPC不適合パターンに
対してOPCを施した場合のパターンの一例、図8
(c)は、OPC不適合パターンにOPCを施した場合
に欠陥が生じる場合の一例、図8(d)は、OPC不適
合パターンにおいてOPCを施した場合に生じる欠陥を
回避した場合の一例を示したものである。
【図9】図9(a)は、本発明に係わるライブラリ記憶
装置の一例、図9(b)は、レイアウト設計におけるパ
ターンマッチングの一例、図9(c)は、レイアウト設
計における対策の一例である。
【図10】本発明に係わるOPCにおけるパターンマッ
チングの一例である。
【図11】本発明に係わるOPC検証におけるパターン
マッチングの一例である。
【図12】従来の光近接効果方法のフローチャートであ
る。
【図13】従来のOPC処理において各半導体製造工程
に特化したルール又はモデルを用いる方法を示したもの
である。
【図14】図14(a)は、OPC前の図形を示したも
のである。図14(b)は、OPCを施した後の図形を
示したものである。図14(c)は、OPCを施すこと
によりエラーが生じる危険性のある危険箇所を示したも
のである。図14(d)は、補正を施さない場合に転写
されるパターンの一例を示したものである。
【図15】補正対象エッジの分類例を示したものであ
る。
【図16】図16(a)は、OPC前の図形を示したも
のである。図16(b)は、OPCを施した後の図形を
示したものである。図16(c)は、OPCを施すこと
による欠陥を補正した図形を示したものである。
【符号の説明】
1 OPC検証システム 10 登録手段 11 テストパターン解析手段 12 不適合パターン抽出手段 13 対策解析手段 14 ライブラリ登録手段 15 レイアウト登録手段 16 補正後レイアウト登録手段 17 危険箇所登録手段 18 パターンマッチング手段 19 レイアウト設計手段 20 OPC手段 21 対策抽出手段 22 補正手段 23 OPC検証手段 24 OPCルール・チェック手段 25 危険箇所抽出手段 26 危険箇所判定手段 27 転写イメージ出力手段 31 入力装置 32 出力装置 33 一時記憶装置 34 入出力制御装置 35 パターン検査装置 36 マスク検査装置 37 レジストパターン検査装置 38 エッチング形状検査装置 40 テストパターン記憶装置 41 ライブラリ記憶装置 42 エラー箇所記憶装置 43 レイアウト記憶装置 44 補正後レイアウト記憶装置 48 危険箇所記憶装置 49 レイアウトパターン 50、55〜56 エラーパターン 50a〜50f、60、61、80、81、82、9
0、91 図形 51〜53バリエーション 62a〜62d、63a〜63d、83a〜83c、8
4a〜84c、92a、92b、92d、93a、93
b、93d 補正部分 64a〜64d、65a〜65d コンタクトホール 70〜72、74、75 被判定パターン 73 修正箇所 80a ライン端 80b ライン部 80c 内部コーナー 80d 外部コーナー 92c、93c エッジ 94、95 転写イメージ 100〜106 対策

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 OPC不適合パターン及びその対策をラ
    イブラリ記憶装置に格納するステップと、 レイアウト設計、OPC、リソグラフィ・ルール・チェ
    ック、危険箇所の登録のうちの少なくとも1の段階にお
    いて、得られた設計パターンに対して前記ライブラリ記
    憶装置に格納されている前記OPC不適合パターンとパ
    ターンマッチングを行うステップとを含むことを特徴と
    する光近接効果補正方法。
  2. 【請求項2】 前記ライブラリ記憶装置に格納されてい
    る既知の前記OPC不適合パターンを抽出するステップ
    と、 前記OPC不適合パターンに対応して、前記ライブラリ
    記憶装置に格納されている前記対策を抽出し、前記対策
    を前記OPC不適合パターンに施し、OPCに最適なレ
    イアウト設計を実現するステップとを更に有することを
    特徴とする請求項1記載の光近接効果補正方法。
  3. 【請求項3】 前記危険箇所の登録の段階において危険
    箇所記憶装置に格納されている全ての危険箇所のパター
    ンと前記ライブラリ記憶装置に格納されている前記OP
    C不適合パターンと前記パターンマッチングを行い、前
    記OPC不適合パターンと一致しない場合は、転写イメ
    ージ出力を行うステップを有することを特徴とする請求
    項1又は2のいずれか1項記載の光近接効果補正方法。
  4. 【請求項4】 マスク製造工程において製造されたフォ
    トマスクを検査するステップ、ウエハ上のフォトレジス
    ト膜に前記フォトマスクを用いて露光されたパターンを
    検査するステップ、前記フォトレジスト膜をエッチング
    マスクとして前記フォトレジスト膜の下層の薄膜をエッ
    チングし、基板上に生成されたパターンを検査するステ
    ップからなるグループのうち少なくとも1からなる検査
    ステップと、 前記検査ステップによりOPC不適合パターンを抽出す
    るステップと、 抽出された前記OPC不適合パターンを前記ライブラリ
    記憶装置に格納するステップとを更に有することを特徴
    とする請求項1〜3のいずれか1項記載の光近接効果補
    正方法。
  5. 【請求項5】 OPC不適合パターン及びその対策をラ
    イブラリ記憶装置に格納する登録手段と、 レイアウト設計を行うレイアウト設計手段、OPCを行
    うOPC手段、リソグラフィ・ルール・チェックを行う
    リソグラフィ・ルール・チェック手段、危険箇所の判定
    を行い危険箇所記憶装置に格納する危険箇所登録手段の
    うちの少なくとも1の手段において、得られた設計パタ
    ーンに対して前記ライブラリ記憶装置に格納されている
    前記OPC不適合パターンとパターンマッチングを行う
    パターンマッチング手段とを含むことを特徴とする光近
    接効果補正システム。
  6. 【請求項6】 前記ライブラリ記憶装置に格納されてい
    る既知の前記OPC不適合パターンを抽出し、抽出され
    た前記OPC不適合パターンに対応して前記ライブラリ
    記憶装置に格納されている前記対策を抽出し、前記対策
    を前記OPC不適合パターンに施し、OPCに最適なレ
    イアウト設計を実現するレイアウト設計手段を更に有す
    ることを特徴とする請求項5記載の光近接効果補正シス
    テム。
  7. 【請求項7】前記パターンマッチングを行い、前記OP
    C不適合パターンと一致しない場合は、転写イメージを
    出力する転写イメージ出力手段を有することを特徴とす
    る請求項5又は6のいずれか1項記載の光近接効果補正
    システム。
  8. 【請求項8】 マスク製造工程において製造されたフォ
    トマスクセットを検査するマスク検査装置、ウエハ上の
    フォトレジスト膜に前記フォトマスクを用いて露光され
    たパターンを検査するレジストパターン検査装置、前記
    フォトレジスト膜をエッチングマスクとして前記フォト
    レジスト膜の下層の薄膜をエッチングし、基板上に生成
    されたパターンを検査するエッチング形状検査装置から
    なるグループの少なくとも1つを有するパターン検査手
    段を更に有し、 前記ライブラリ登録手段は、前記パターン検査手段の結
    果抽出されたOPC不適合パターンを前記ライブラリ記
    憶装置に格納することを特徴とする請求項5〜7のいず
    れか1項記載の光近接効果補正システム。
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