JP2003155549A - 高耐食性を有し加工性に優れた亜鉛合金めっき鋼材とその製造方法 - Google Patents
高耐食性を有し加工性に優れた亜鉛合金めっき鋼材とその製造方法Info
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Abstract
鉛合金めっき鋼材を提供するものである。 【解決手段】 めっき鋼材において、めっき層内の地鉄
との界面に存在するFe-Zn合金層が2μm以下であるこ
とを特徴とするめっき鋼材。前記めっき鋼材において、
めっき層の全体厚みが5μm以上であることを特徴とす
るめっき鋼材。前記めっき鋼材において、めっき層の平
均組成が質量%でAlを8〜25%含有することを特徴と
するめっき鋼材。前記めっき鋼材において、めっき層の
組成が質量%でAl:8〜25%、Mg:0.1〜5.0%を
含むことを特徴とするめっき鋼材。
Description
度を調整し、伸線加工まま、あるいは撚り線加工を行っ
て使用する鋼線や、構造物に使用される形鋼などの耐食
性を高めためっき鋼材とその製造方法に関する。
れよりも耐食性にすぐれた亜鉛一アルミニウム合金めっ
き鋼材が使用されている。この亜鉛−アルミニウム合金
めっき鋼材は、一般に、鋼材を洗浄、脱脂等により清浄
化処理し、次いでフラックス処理を行った後、第1段と
して亜鉛を主体とする溶融めっきを施し、次いで第2段
としてAl添加量10%のZn−Al合金浴にて溶融めっきす
ることで作られる。さらに耐食性をあげる方法として、
めっき浴中にMgを添加した耐食性が高いZn-Al-Mg合金
系めっき組成が特開平10-226865に提案されている。
てFe-Znの金属間化合物からなる合金層が形成される
が、この組織は硬く脆いため加工時に割れの原因とな
る。この合金層はZn浴中に微量のAlを添加することで
成長が抑えられるが、フラックスの未反応部を残さずに
めっきをつけると2μmを超えた厚みに成長する。還元
炉を用いた直接めっきも一部鋼板では行われるが、還元
雰囲気が必要であり、そのために水素ガスまたは一酸化
炭素を用いるので安全上設備費がかかり、めっき鋼線の
ような断面積が小さいものや形鋼などのように形状が複
雑なものを連続的にめっきするには適さない。または直
接狙いの組成を電気めっきする方法が検討されている
が、Zn,Al,Mgのそれぞれの析出電位が異なるため、狙い
の組成で析出させることは現時点では困難である。
ま、あるいは撚り線加工を行って使用する鋼線、構造物
に使用される鋼材に亜鉛合金めっきを施した高耐食性を
有し加工性に優れた亜鉛合金めっき鋼材とその製造方法
を提供する。
するためになされたもので、その要旨は次のとおりであ
る。
き層内の地鉄との界面に存在するFe-Zn合金層が2μm
以下であることを特徴とする高耐食性を有し加工性に優
れた亜鉛合金めっき鋼材。
めっき層の全体厚みが5μm以上であることを特徴とす
る請求項1に記載の高耐食性を有し加工性に優れた亜鉛
合金めっき鋼材。
めっき層の平均組成が、質量%で、Alを8〜25%含有
することを特徴とする(1)または(2)に記載の高耐
食性を有し加工性に優れた亜鉛合金めっき鋼材。
の組成が、質量%で、Al:8〜25%、Mg:0.1〜
5.0%を含むことを特徴とする(1)または(2)に記
載の高耐食性を有し加工性に優れた亜鉛合金めっき鋼
材。
の組成が、質量%で、Al:8〜25%、Mg:0.1〜
5.0%、Si:0.1%以上、残部Znからなることを特徴
とする(1)または(2)に記載の高耐食性を有し加工
性に優れた亜鉛合金めっき鋼材。
%で、C:0.02〜1.02%、Si:1%以下、M
n:0.6%以下、P:0.04%、S:0.04%以
下含むことを特徴とする(1)〜(5)のいずれかの項
に記載の高耐食性を有し加工性に優れた亜鉛合金めっき
鋼材。
めっき鋼材の製造方法において、第1段として亜鉛を主
体とする成分の電気めっきを施し、次いで第2段として
亜鉛合金めっき浴でめっきを施し、めっき層内の地鉄と
界面に存在するFe−Zn合金層が2μm以下の高耐食
性を有し加工性に優れた亜鉛合金めっき鋼材の製造方
法。
めっき鋼材の製造方法において、第1段としてニッケル
を主体とする成分の電気めっきを施し、次いで第2段と
して亜鉛合金めっき浴でめっきを施し、めっき層内の地
鉄と界面に存在するFe−Zn合金層が2μm以下の高
耐食性を有し加工性に優れた亜鉛合金めっき鋼材の製造
方法。
めっき鋼材の製造方法において、第1段として亜鉛を主
体とする成分の電気めっきを施し、次いで第2段として
亜鉛合金めっき浴でめっきを施し、めっき層の全体厚み
が5μm以上の高耐食性を有し加工性に優れた亜鉛合金
めっき鋼材の製造方法。
金めっき鋼材の製造方法において、第1段としてニッケ
ルを主体とする成分の電気めっきを施し、次いで第2段
として亜鉛合金めっき浴でめっきを施し、めっき層の全
体厚みが5μm以上の高耐食性を有し加工性に優れた亜
鉛合金めっき鋼材の製造方法。
鋼材の製造方法において、第1段として亜鉛を主体とす
る成分の電気めっきを施し、次いで第2段として(3)
〜(6)のいずれかの項に記載のめっき層組成の亜鉛合
金めっき浴でめっきを施すことを特徴とする(7)また
は(9)記載の高耐食性を有し加工性に優れた亜鉛合金
めっき鋼材の製造方法。
金めっき鋼材の製造方法において、第1段としてニッケ
ルを主体とする成分の電気めっきを施し、次いで第2段
として(3)〜(6)のいずれかの項に記載のめっき層
組成の亜鉛合金めっき浴でめっきを施すことを特徴とす
る(8)または(10)記載の高耐食性を有し加工性に
優れた亜鉛合金めっき鋼材の製造方法。
引き上げる際に、当該めっき鋼材を不活性ガスによりパ
ージし、浴表面およびめっき鋼材の酸化を防止すること
を特徴とする(7)〜(12)のいずれかの項に記載の
高耐食性を有し加工性に優れた亜鉛合金めっき鋼材の製
造方法。
らめっき鋼材を引き上げた直後に水スプレーまたは気水
噴霧または水流による直接水冷により、亜鉛合金めっき
を凝固させることを特徴とする(7)〜(13)のいず
れかの項に記載の高耐食性を有し加工性に優れた亜鉛合
金めっき鋼材の製造方法。
っき層内の地鉄との界面に存在するFe-Zn合金層が2μ
m以下であることを特徴とするめっき鋼材であり、めっ
き層の全体厚みが5μm以上であることを特徴とするめ
っき鋼材である。
金属間化合物層であるため、めっき皮膜の密着性を上げ
る効果がある。ただし、この層は硬くて脆いため加工を
行うと剥離しやすくなる傾向がある。そこで、この層の
厚みと加工性の関係を調査した結果、2μmを超えると
加工性が顕著に低下することが判明した。そこでFe-Zn
合金層は2μm以下とする。この合金層は薄いほど良好
な加工性が得られ、理想的には0μmとすることがのぞ
ましい。
みで確保されるが、通常のめっき製品は使用時に表面に
傷が付いて耐食性が低下する。それを防ぐためには厚み
を多くすることが必要である。めっきの厚みを変えた実
験の結果、加工性が厳しい用途では5μm未満のめっき
層では、加工による疵が地鉄まで達してしまうことがわ
かった。そこでめっき層の厚みは5μm以上とする。
ら、Zn-Al系またはZn-Al-Mg系が望ましい。その範囲と
しては、Alが8%未満では十分な耐食性が得られず、
25%を超えるとAlが粗大に成長するため加工に割れや
すくなるため、Alは8〜25%とする。
向上には有効である。その範囲としては0.1%未満では
Mgによる耐食性向上の効果を得ることができず、5.0%
を超えると組織が硬くなるため、Mgは0.1〜5.0%とす
る。さらに耐食性を上げるためにSiを0.1%以上添加
することも有効である。
であるが、特に、めっき線のように低炭素から高炭素ま
での製品を同一の製造工程で扱うものには有利である。
その鋼の代表成分は、質量%で、C:0.02〜1.0
2%、Si:1%以下、Mn:0.6%以下、P:0.
04%、S:0.04%、残部Feおよび不可避的不純
物からなる。
第1段として亜鉛またはニッケルを主体とする成分の電
気めっきを施し、次いで第2段として所定の成分に調整
されためっき浴に浸漬する溶融めっき法が適している。
電気めっきは鋼材の上にめっき成分を析出させるもので
あるから合金層を形成しない。しかし、Zn,Al,Mgの3成
分を狙いの組成で析出させる方法がないため、直接電気
めっきを行うことは困難である。そこで第1段目に合金
層を形成しない亜鉛またはニッケルの電気めっきを行い
めっきを付着させる下地を作り、2段目に合金めっき浴
に浸漬することによりZnめっきを合金めっきに置換す
る。第1段目で付着した亜鉛またはニッケルは合金浴中
で溶解し、そのままめっき層に残ることはない。さらに
亜鉛合金浴にAlが添加された場合にはFe-Znの合金層が
ほとんど形成されないため、合金層厚みが2μm以下に
することが可能となる。
き上げる際に、当該めっき鋼材を不活性ガスによりパー
ジすると、浴表面およびめっき鋼材の酸化を防止するこ
とができ、耐食性を低下させる酸化物がめっき層に混入
しないため、耐食性が向上する。そこでめっき鋼材の引
き上げ部にはアルゴンガス、窒素ガスなどの不活性ガス
を流して酸化を防止することが望ましい。
鋼材を引き上げた直後に、水スプレー、気水噴霧または
水流による直接水冷を行うことが望ましい。直接水冷に
より、通常の空冷ままで凝固させる場合と比較してめっ
き合金の凝固完了時期が早くなり、連続的なめっき工程
の場合、引き上げ部分の長さを短くすることが可能にな
り、設備費が安くなる。また、水冷を行うことにより空
冷と比較して組織が微細になるため、加工性が向上す
る。
きを施した4mm径のJIS G 3505 SWRM6鋼線に表1に示す
組成の合金めっきを行い、本発明のめっき鋼線を作製
し、耐食性と加工性を評価した。
500時間行い、腐食生成物を除去後の重量と試験前重量
の差より腐食減量を求め、腐食減量がZnめっきの1/2以
下のものを合格とした。また、加工性は、減面率約20
%のダイスにて3回伸線加工を行い2.8mmに加工しため
っき線の表面を観察し、割れおよび剥離がないものを合
格とした。
を調査した結果を示す。本発明例はいずれも良好な結果
を示す。
囲外のものである。いずれも加工性が劣る結果となって
いる。比較例の6〜10はめっきの組成が本発明の範囲
から外れた場合であり、耐食性または加工性が劣る結果
となった。
線において高耐食性を有し、加工性に優れる亜鉛合金め
っき鋼材を得られる。
Claims (14)
- 【請求項1】 亜鉛合金めっき鋼材において、めっき層
内の地鉄との界面に存在するFe-Zn合金層が2μm以下
であることを特徴とする高耐食性を有し加工性に優れた
亜鉛合金めっき鋼材。 - 【請求項2】 前記亜鉛合金めっき鋼材において、めっ
き層の全体厚みが5μm以上であることを特徴とする請
求項1に記載の高耐食性を有し加工性に優れた亜鉛合金
めっき鋼材。 - 【請求項3】 前記亜鉛合金めっき鋼材において、めっ
き層の平均組成が、質量%で、Alを8〜25%含有する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の高耐食性を
有し加工性に優れた亜鉛合金めっき鋼材。 - 【請求項4】 前記めっき鋼材において、めっき層の組
成が、質量%で、Al:8〜25%、Mg:0.1〜5.0%
を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の高耐
食性を有し加工性に優れた亜鉛合金めっき鋼材。 - 【請求項5】 前記めっき鋼材において、めっき層の組
成が、質量%で、Al:8〜25%、Mg:0.1〜5.0
%、Si:0.1%以上、残部Znからなることを特徴とす
る請求項1または2に記載の高耐食性を有し加工性に優
れた亜鉛合金めっき鋼材。 - 【請求項6】 前記めっき鋼材の鋼の成分が、質量%
で、C:0.02〜1.02%、Si:1%以下、M
n:0.6%以下、P:0.04%、S:0.04%以
下含むことを特徴とする請求項1〜5のいずれかの項に
記載の高耐食性を有し加工性に優れた亜鉛合金めっき鋼
材。 - 【請求項7】 2段に分けてめっきを施す亜鉛合金めっ
き鋼材の製造方法において、第1段として亜鉛を主体と
する成分の電気めっきを施し、次いで第2段として亜鉛
合金めっき浴でめっきを施し、めっき層内の地鉄と界面
に存在するFe−Zn合金層が2μm以下の高耐食性を
有し加工性に優れた亜鉛合金めっき鋼材の製造方法。 - 【請求項8】 2段に分けてめっきを施す亜鉛合金めっ
き鋼材の製造方法において、第1段としてニッケルを主
体とする成分の電気めっきを施し、次いで第2段として
亜鉛合金めっき浴でめっきを施し、めっき層内の地鉄と
界面に存在するFe−Zn合金層が2μm以下の高耐食
性を有し加工性に優れた亜鉛合金めっき鋼材の製造方
法。 - 【請求項9】 2段に分けてめっきを施す亜鉛合金めっ
き鋼材の製造方法において、第1段として亜鉛を主体と
する成分の電気めっきを施し、次いで第2段として亜鉛
合金めっき浴でめっきを施し、めっき層の全体厚みが5
μm以上の高耐食性を有し加工性に優れた亜鉛合金めっ
き鋼材の製造方法。 - 【請求項10】 2段に分けてめっきを施す亜鉛合金め
っき鋼材の製造方法において、第1段としてニッケルを
主体とする成分の電気めっきを施し、次いで第2段とし
て亜鉛合金めっき浴でめっきを施し、めっき層の全体厚
みが5μm以上の高耐食性を有し加工性に優れた亜鉛合
金めっき鋼材の製造方法。 - 【請求項11】 2段に分けてめっきを施すめっき鋼材
の製造方法において、第1段として亜鉛を主体とする成
分の電気めっきを施し、次いで第2段として請求項3〜
6のいずれかの項に記載のめっき層組成の亜鉛合金めっ
き浴でめっきを施すことを特徴とする請求項7または9
記載の高耐食性を有し加工性に優れた亜鉛合金めっき鋼
材の製造方法。 - 【請求項12】 2段に分けてめっきを施す亜鉛合金め
っき鋼材の製造方法において、第1段としてニッケルを
主体とする成分の電気めっきを施し、次いで第2段とし
て請求項3〜6のいずれかの項に記載のめっき層組成の
亜鉛合金めっき浴でめっきを施すことを特徴とする請求
項8または10記載の高耐食性を有し加工性に優れた亜
鉛合金めっき鋼材の製造方法。 - 【請求項13】 前記第2段の浴からめっき鋼材を引き
上げる際に、当該めっき鋼材を不活性ガスによりパージ
し、浴表面およびめっき鋼材の酸化を防止することを特
徴とする請求項7〜12のいずれかの項に記載の高耐食
性を有し加工性に優れた亜鉛合金めっき鋼材の製造方
法。 - 【請求項14】 前記第2段の亜鉛合金めっき浴からめ
っき鋼材を引き上げた直後に水スプレーまたは気水噴霧
または水流による直接水冷により、亜鉛合金めっきを凝
固させることを特徴とする請求項7〜13のいずれかの
項に記載の高耐食性を有し加工性に優れた亜鉛合金めっ
き鋼材の製造方法。
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