JP2003144222A - 睫毛成形具 - Google Patents

睫毛成形具

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JP2003144222A JP2001345009A JP2001345009A JP2003144222A JP 2003144222 A JP2003144222 A JP 2003144222A JP 2001345009 A JP2001345009 A JP 2001345009A JP 2001345009 A JP2001345009 A JP 2001345009A JP 2003144222 A JP2003144222 A JP 2003144222A
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    • A45D2/00Hair-curling or hair-waving appliances ; Appliances for hair dressing treatment not otherwise provided for
    • A45D2/48Eyelash curlers; Eyebrow curlers
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D1/00Curling-tongs, i.e. tongs for use when hot; Curling-irons, i.e. irons for use when hot; Accessories therefor
    • A45D1/02Curling-tongs, i.e. tongs for use when hot; Curling-irons, i.e. irons for use when hot; Accessories therefor with means for internal heating, e.g. by liquid fuel
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  • Hair Curling (AREA)
  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
  • Brushes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用者の容易な操作によって睫毛を複数の毛
束に分け、該睫毛を癖付けすることができる睫毛成形具
を提供する。 【解決手段】 睫毛1の一方を保持する規定部2を設け
た。規定部2に対して相対的に接離自在に設けられて規
定部2との間で睫毛1を挟み込む挟持部3を設けた。挟
持部3を移動せしめる操作ハンドル4を設けた。規定部
4に対して相対的に接離自在に設けられている挟持部3
に睫毛1に向けて突出する櫛状の突出部5を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、睫毛を癖付けする
ための睫毛成形具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、目元や目尻を美しく見せるた
めに睫毛を癖付けするための睫毛成形具が知られてい
る。この従来の睫毛成形具は睫毛の一方を保持する規定
部を設け、規定部に対して相対的に接離自在に設けられ
て規定部との間で睫毛を挟み込む挟持部を設け、睫毛を
規定部と挟持部で挟め込んだ状態で睫毛の突出した毛先
側の部分を規定部側へ押付ける副挟持部を設け、挟持部
と副挟持部とを移動せしめる操作ハンドルを設けてい
る。
【0003】上記従来の睫毛成形具にて睫毛を癖付けす
る場合は、使用者は規定部にて睫毛を保持し、操作ハン
ドルを操作して挟持部を移動し、規定部と挟持部とで睫
毛を挟み込み、さらに操作ハンドルを操作して副挟持部
を移動して睫毛の毛先側の部分を規定部と副挟持部とで
挟み込むことで睫毛全体を癖付けする。
【0004】ところで、上記のような睫毛の癖付けはそ
れぞれの睫毛同士がくっついたものを癖付けするよりも
睫毛を複数の毛束に分けて癖付けしたほうが目元や目尻
を美しく見せることができる。しかしながら上記従来の
睫毛成形具では自然に生えた状態でしか睫毛を挟み込む
ことができないため、事前に睫毛を櫛等で複数の毛束に
分けるように梳いてから睫毛の癖付けを行わなければな
らなかった。また櫛等で梳いても睫毛成形具で睫毛を挟
み込む際には睫毛に力がかかってしまい、せっかく櫛等
で複数の毛側に分けた睫毛がくっついて癖付けされてし
まうという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の点に鑑
みてなされたものであり、その目的とするところは、使
用者の容易な操作によって睫毛を複数の毛側に分けて癖
付けをすることができる睫毛成形具を提供することを課
題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係る睫毛成形具は、睫毛1の一方を保持する
規定部2と、規定部2に対して相対的に接離自在に設け
られて規定部2との間で睫毛1を挟み込む挟持部3と、
挟持部3を移動せしめる操作ハンドル4とを備えた睫毛
成形具において、規定部2に対して相対的に接離自在に
設けられている挟持部3に睫毛1に向けて突出する櫛状
の突出部5を形成したことを特徴とするものである。
【0007】上記構成のように挟持部3に櫛状の突出部
5を設けることで、癖付けするために挟持部3を規定部
2に近づけた際に挟持部3に設けられた櫛状の突出部5
がくっついた睫毛1を複数の毛束に分けるように梳くこ
とができ、また複数の毛束に分けられた睫毛1を挟持部
3と規定部2とで挟み込んで癖付けすることができる。
【0008】また請求項2記載の睫毛成形具は請求項1
記載の睫毛成形具において、挟持部3を規定部2との間
で睫毛1を挟み込む弾性体6と、弾性体6を保持する筐
体7とで構成し、該筐体7に櫛状の突出部5を設けたこ
とを特徴とするものである。
【0009】上記のように挟持部3の筐体7に櫛状の突
出部5を設けることで、筐体7に規定部2と挟持部3と
で睫毛1を挟み込んだ際に生じる弾性体6の変形が伝わ
り難くなり、櫛状の突出部5の突出する向きが変化せ
ず、睫毛1を複数の毛束に分かれた状態に維持しながら
挟み込んで癖付けすることができる。
【0010】また、請求項3記載の睫毛成形具は請求項
2記載の睫毛成形具において、挟持部3の筐体7のまぶ
た側の部分に櫛状の突出部5を設けたことを特徴とする
ものである。
【0011】上記のように筐体7のまぶた側に櫛状の突
出部5を設けることで、櫛状の突出部5により睫毛1の
根元側の部分を複数の毛束に分けることができる。
【0012】また請求項4記載の睫毛成形具は請求項1
記載の睫毛成形具において、挟持部3を規定部2との間
で睫毛1を挟み込む弾性体6と、弾性体6を保持する筐
体7とで構成し、該弾性体6に櫛状の突出部5を設けた
ことを特徴とするものである。
【0013】上記のように睫毛1を挟み込む弾性体6に
櫛状の突出部5を設けることで、睫毛1を挟み込む部分
に近い位置で睫毛1を複数の毛束に分けることができ、
挟持部3と規定部2とで挟み込む力により動きやすい状
態にある睫毛1を複数の毛束に分けた状態に維持しなが
ら挟み込んで癖付けすることができる。
【0014】また請求項5記載の睫毛成形具は、睫毛1
の一方を保持する規定部2と、規定部2に対して相対的
に接離自在に設けられて規定部2との間で睫毛1を挟み
込む挟持部3と、挟持部3を移動せしめる操作ハンドル
4とを備えた睫毛成形具において、規定部2に睫毛1に
向けて突出する櫛状の突出部5を形成したことを特徴と
するものである。
【0015】上記のように睫毛1を保持できる規定部2
に櫛状の突出部5を設けることで、規定部2に設けられ
た櫛状の突出部5がくっついた睫毛1を複数の毛束に分
けるように梳くことができ、また複数の毛束に分けられ
た状態にある睫毛1を挟持部3と規定部2とで挟み込ん
で癖付けすることができる。さらに睫毛1の挟み込みの
前に櫛状の突出部5によって睫毛1を複数の毛束に分け
ることができるため、挟み込んだ際に櫛状の突出部5と
挟持部3とで睫毛1を挟み込んでしまうことなく睫毛1
を癖付けすることができる。
【0016】また請求項6記載の睫毛成形具は、睫毛1
の一方を保持する規定部2を設け、規定部2に対して相
対的に接離自在に設けられて規定部2との間で睫毛1を
挟み込む挟持部3を設け、睫毛1を規定部2と挟持部3
とで挟み込んだ状態で睫毛1の突出した毛先側の部分を
規定部2側へ押付ける副挟持部9を設け、挟持部3と副
挟持部9とで挟持部3を構成し、挟持部3と副挟持部9
とを移動せしめる操作ハンドル4を設けた睫毛成形具に
おいて、副挟持部9に睫毛1に向けて突出する櫛状の突
出部5を形成したことを特徴とするものである。
【0017】上記のように副挟持部9に櫛状の突出部5
を設けることで、睫毛1の毛先側の部分を癖付けするた
めに副挟持部9を規定部2に近づけた際に副挟持部9に
設けられた櫛状の突出部5がくっついた睫毛1の毛先側
の部分を複数の毛束に分けるように梳くことができ、複
数の毛束に分けられた睫毛1の毛先側の部分を副挟持部
9と規定部2とで挟み込んで癖付けすることができる。
【0018】また請求項7記載の睫毛成形具は、請求項
6記載の睫毛成形具において、副挟持部9を規定部2と
の間で睫毛1を挟み込む弾性体10と、弾性体10を保
持する筐体11とで構成し、該筐体11に櫛状の突出部
5を設けたことを特徴とするものである。
【0019】上記のように副挟持部9の筐体11に櫛状
の突出部5を設けることで、副挟持部9の筐体11に規
定部2と副挟持部9とで睫毛1を挟み込んだ際に生じる
弾性体6の変形が伝わり難くなり、櫛状の突出部5の突
出する向きが変化せず、挟み込みの際にも睫毛1の毛先
側部分を複数の毛束に分けた状態に維持しながら癖付け
することができる。
【0020】また請求項8記載の睫毛成形具は、請求項
6記載の睫毛成形具において、副挟持部9を規定部2と
の間で睫毛1を挟み込む弾性体10と弾性体10を保持
する筐体11とで構成し、弾性体10に櫛状の突出部5
を設けたことを特徴とするものである。
【0021】上記のように副挟持部9の弾性体10に櫛
状の突出部5を設けることで、睫毛1の毛先側の部分を
挟み込む箇所に近い位置で睫毛1を複数の毛束に分ける
ように梳くことができるため、副挟持部9と規定部2と
で挟み込む力により動きやすい状態にある睫毛1の毛先
側の部分を複数の毛束に分けた状態に維持しながら挟み
込んで癖付けすることができる。
【0022】また請求項9記載の睫毛成形具は、請求項
1〜8のいずれかに記載の睫毛成形具において、櫛状の
突出部5は複数の突起12を有し、睫毛成形具を使用す
る状態において使用者から見た睫毛成形具を正面とし、
睫毛成形具を使用の際平面視において使用者の眼球26
の中心35を中心とする仮想円の周方向における等角度
毎に突起12が位置するように櫛状の突出部5に突起1
2を配設したことを特徴とするものである。
【0023】上記のように突起12を配置することで、
眼球26の中心から見て突起12が等間隔を隔てて設け
られているため、放射状の睫毛1を均等に複数の毛束に
分けることができる。
【0024】また請求項10記載の睫毛成形具は、請求
項1〜5のいずれかに記載の睫毛成形具において、櫛状
の突出部5は複数の突起12を有し、睫毛成形具を使用
する状態において使用者から見た睫毛成形具を正面と
し、睫毛成形具を使用した際に平面視において使用者の
眼球26の中心を中心とする仮想円上に櫛状の突出部5
の突起12が位置するように櫛状の突出部5に突起12
を配設し、且つ平面視で突起12が前後方向を向くよう
に形成したことを特徴とするものである。
【0025】上記のように突起12を前後方向と平行に
設けることで、左右方向における筐体7の中心に設けら
れた櫛状の突出部5の前後方向の長さは筐体の左右方向
において中心から離れるにつれて長くなるので、筐体7
の左右方向において中心から離れるにつれてより長い突
起12で眉毛1を梳くことができ、目尻の睫毛1を強調
してばらけさせることができる。
【0026】正面視において突起12が等間隔を隔てて
配置されているため、放射状に生えている睫毛1の毛束
の幅を睫毛1の左右方向の中心から両端にいくにつれて
小さくすることができ、この状態の睫毛1を挟み込んで
癖付けすることができる。
【0027】また請求項11記載の睫毛成形具は請求項
1〜10のいずれかに記載の睫毛成形具において、挟持
部3乃至副挟持部9の少なくともいずれかの一方に加熱
部13を内装したことを特徴とする上記のように挟持部
3乃至副挟持部9の少なくともいずれかの一方に加熱部
13を内装することで、睫毛1を高温に加熱された挟持
部3あるいは副挟持部9で規定部2との間の睫毛1を挟
み込んで癖付けすることができる。
【0028】また請求項12記載の睫毛成形具は請求項
1〜10のいずれかに記載の睫毛成形具において、規定
部2に加熱部13を内装したことを特徴とするものであ
る。
【0029】上記のように規定部2に加熱部を内装する
ことで、睫毛1を高温に加熱された規定部2で挟持部3
及び副挟持部9との間の睫毛1を挟み込んで癖付けする
ことができる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示す実
施の形態に基づいて説明する。但し、説明中に用いる左
右方向及び上下方向は、図1(a)に示すような癖付け
時に使用者側から見た場合を基準とする。
【0031】まず、図1及び図2に示す本発明の実施の
形態における一例の睫毛成形具について説明する。図1
には、上記睫毛成形具の全体を示している。一例の睫毛
成形具は成形具本体に、睫毛1の一方を保持する規定部
2と、規定部2に対して相対的に離接を行って睫毛1の
根元から中間部にかけてを規定部2との間で挟み込む挟
持部3と、睫毛1の中間部から毛先にかけてを規定部2
との間で挟み込む為の副挟持部9と、上記した挟持部
3、副挟持部9を動作させる為の操作ハンドル4とを設
けて構成している。操作ハンドル4は成形具本体14の
正面側に上下スライド自在に設けている。また、成形具
本体14の下部には上下に細長く形成した電池カバー1
5を接続させている。
【0032】成形具本体14の正面側の上部両側には支
柱部16を上方に向けて突設しており、両支柱部16、
16間に規定部2を架設しているので、成形具本体14
の上部と両支柱部16,16と規定部2とに囲まれた部
分が窓部25を形成している。規定部2は眼球26の曲
率とほぼ同じに湾曲させており、正面視で中央部が上方
に湾曲するとともに平面視で中央部が背方に湾曲した形
状をしている。
【0033】成形具本体14の上部には、挟持部3の弾
性体6を保持する筐体7を設けている。弾性体6の前面
と後面と両側面とは夫々上下方向において中心付近から
下端部まで筐体7の前板17と後板18と左右両側板と
で覆われており、弾性体6の下面は筐体7の底板19で
覆われている。上記筐体7と弾性体6とで挟持部3は構
成されている。挟持部3の筐体7の前板17の下端部は
後述する移動片20の上端部に接続されている。また上
記とは別に副挟持部9の弾性体10を保持する筐体11
を設けている。副挟持部9の弾性体10の上面と下面と
両側面とは夫々前後方向において中心付近から後端部ま
で筐体11の天板21と底板22と両側板とで覆われて
おり、弾性体10の下面は筐体11の後板23で覆われ
ている。上記弾性体10と筐体11とで副挟持部9は構
成されている。副挟持部9の下端部は後述するスライド
ノブ24の上端部に接続されている。上記移動片20お
よびスライドノブ24は上下動自在である。挟持部3及
び副挟持部9は夫々成形具本体14の上端部の開口から
窓部25内に突出しており、移動片20やスライドノブ
24を上方に移動させることで挟持部3や副挟持部9が
夫々規定部2に向けて窓部25内を上昇して規定部2に
押し当てられるようになっている。ここで、副挟持部9
は挟持部3よりも背方(図1(b)において右側)にず
れて位置させている。
【0034】挟持部3の筐体7及び弾性体6は規定部2
に合わせて眼球26の曲率とほぼ同じに湾曲させてい
る。つまり、正面視で中央部が上方に湾曲し且つ平面視
で中央部が背方に湾曲した形状をしているので、まぶた
に密着させた時に前述のように湾曲した規定部2が睫毛
1の上側に位置するとともに、この規定部2の下側と挟
持部3の弾性体6とで睫毛1の根元から中間部にかけて
を挟み込むようにしている。また、副挟持部9の筐体1
1及び弾性体10も規定部2に合わせて湾曲させてお
り、同様に正面視で中央部が上方に湾曲し且つ平面視で
中央部が背方に湾曲した形状をしているので、規定部2
の背面側と副挟持部9の弾性体10とで睫毛1の中間部
から毛先にかけての毛先側の部分を挟み込むようになっ
ている。
【0035】図3に示すように、挟持部3の弾性体10
には横方向に連続する断面V字状の溝27を形成してお
り、規定部2の下側には該溝27が嵌まり込む凸部28
を形成している。これにより睫毛1の根元から中間部に
かけてを挟持部3の溝27と規定部2の凸部28とで挟
持することで睫毛1の根元から中間部にかけてを癖付け
するようになっている。ここで、断面V字状をした溝2
7の溝底部分は鋭角でなくて丸みを持たせており、溝2
7に沿って睫毛1を癖付けする際に鋭角ではなく湾曲形
状に癖付けさせることができる。副挟持部9の弾性体1
0にも同様に断面V字状の溝29を形成しており、規定
部2の背面側は該溝29が嵌まり込む凸部30となって
いる。これにより睫毛1の中間部から毛先にかけてを副
挟持部9の溝27と規定部2の凸部30とで挟持するこ
とで睫毛1の中間部から毛先にかけてを癖付けするよう
になっている。なお、この溝29の溝底部分も鋭角でな
く丸みを持たせてもよい。
【0036】ここで、規定部2を金属やプラスチック材
料等の剛性を有する材料で形成すると共に、挟持部3及
び副挟持部9に弾性体6、10を設けることで、睫毛1
の規定部2への押圧を高めて睫毛1の癖付けをより容易
に行うことが可能となっている。
【0037】挟持部3の弾性体6内部には図3に示すよ
うにニクロム線をコイル状に巻いたヒータ等の加熱部1
3を内蔵している。また、副挟持部9の弾性体10にも
ニクロム線をコイル状に巻いたヒータ等の加熱部13を
内蔵している。上記した両加熱部13、13は成形具本
体14内に内蔵した乾電池36に接続させており、加熱
により容易に且つ確実に睫毛1の癖付けができ、また癖
付けした状態を長い期間保つことができる。また規定部
2にニクロム線をコイル状に巻いたヒータ等の加熱部1
3を内蔵してもよい。この場合も上記挟持部3及び副挟
持部9に加熱部13を設けた場合と同じ効果が得られる
ものである。さらに規定部2に設けるだけで規定部2と
挟持部3に挟み込まれた睫毛1と、規定部2と副挟持部
9に挟み込まれた睫毛1を加熱することができる。
【0038】次に、睫毛成形具の操作ハンドル4の操作
に伴って挟持部3を規定部2と接離させる為の構成につ
いて述べる。図2(b)に示すように、成形具本体14
の内部には、スライドノブ24が内蔵されている。スラ
イドノブ24に設けた係合部31には操作ハンドル4に
設けた被係合部32が係合しているので、操作ハンドル
4の上下スライドに伴ってスライドノブ24は上下自在
であり、スライドノブ24の下部と成形具本体14とは
第二ばね33で連結されている。また、スライドノブ2
4は初張力を持った状態の第一ばね34の上端部に接続
されており、第一ばね34の下端部は移動片20に接続
されている。さらにスライドノブ24は副挟持部9の筐
体11の下端部にも接続されている。
【0039】上記構成の睫毛成形具を使用する場合を次
に記す。使用者が操作ハンドル4を上方にスライドさせ
ると、操作ハンドル4と係合するスライドノブ24が上
方に移動することで、第一ばね34に連結された移動片
20が上方に移動し、移動片20の上端部に設けられた
挟持部3の弾性体6は睫毛1の付け根から中間部を介し
て規定部2の下側に押当たる。また、前述したようにス
ライドノブ24と副挟持部9は接続されているので、上
記のように操作ハンドル4を上方に移動させると副挟持
部9も上昇する。
【0040】ここで、図2に示す初期状態から挟持部3
が規定部2側に押当てられて睫毛1の根元から中間部に
かけてを挟持するまでの操作ハンドル4の移動範囲では
挟持部3と副挟持部9とが協働して上昇する。挟持部3
が規定部2側へ押し当てられた後にそれ以上の範囲まで
操作ハンドル4を上昇させた場合には、挟持部3が第二
ばね33の張力により規定部2との間で睫毛1の根元か
ら中間部にかけてを挟持した状態のままで、スライドノ
ブ24は第一ばね34を引っ張りながら上昇し、スライ
ドノブ24に接続した副挟持部9が更に上昇する。この
為、所定の範囲を超えた領域では副挟持部9のみが移動
し、図4に示すように副挟持部9が挟持部3と規定部2
とで挟み込まれた部分から更に突出した睫毛1の中間部
から毛先にかけての毛先側の部分を、規定部2の背面側
に押し付ける。このようにして睫毛1の根元から先端部
にかけてを癖付けすることができる。
【0041】この場合、前述したように第二ばね33は
初張力を持っており、操作ハンドル4から指を離すと挟
持部3と副挟持部9が規定部2から自動的に離れること
となり、使用者にとっては使い勝手が良い。このよう
に、使用者は成形具本体14を手で掴んで操作ハンドル
4を指で押し上げた後、操作ハンドル4から指を離すの
みで睫毛1に滑らかな癖付けを行うことができる。
【0042】ところで上記のような睫毛1の癖付けは夫
々の睫毛1がくっついているよりも複数の毛束に分かれ
ている状態のほうが目元や目尻を美しく見せることがで
きるとされている。しかしながら従来の睫毛成形具で
は、自然に生えた状態でしか睫毛1を挟み込むことがで
きないため、事前に睫毛1を複数の毛束に分かれるよう
に櫛等で梳いてから睫毛1の癖付けを行わなければなら
なかった。そこで本発明では睫毛成形具を次のような構
成にしている。
【0043】規定部2に対して相対的に接離自在に設け
られている挟持部3の筐体7に睫毛1に向けて突出する
櫛状の突出部5を形成した。本実施例においては図3に
示すように挟持部3の筐体7の前板17の上端部に上向
きに突出する櫛状の突出部5を設けている。この櫛状の
突出部5の突起12は筐体7に左右方向において間隔を
隔てて複数設けられている。また該櫛状の突出部5は挟
持部3の弾性体6の上端よりもやや上方まで伸びてお
り、挟持部3と規定部2とで睫毛1を挟み込んだ際に、
櫛状の突出部5が規定部2の前面よりもやや前方にずれ
たところに位置するように設けられている。
【0044】上記のように挟持部3の筐体7に櫛状の突
出部5を設けた睫毛成形具を使用する場合は、上述した
睫毛成形具の使用方法と同じように規定部2の下側に睫
毛1の上側を接した後、操作ハンドル4を上方に移動さ
せると挟持部3は上方に移動し、挟持部3の筐体7に設
けられた櫛状の突出部5は睫毛1の下側から睫毛1を複
数の毛束に分けながら上方に通りぬけ、睫毛1を梳くこ
とができる。それと同時に挟持部3の弾性体6は睫毛1
の付け根から中間部を介して規定部2の下側に当たる。
さらに操作ハンドル4を上方に移動させることで、睫毛
1は櫛状の突出部5によって複数の毛束に分けられた状
態のまま規定部2と弾性体6とに挟み込まれ癖付けされ
る。このようにして挟持部3の筐体7に櫛状の突出部5
を設けた睫毛成形具は、睫毛1を複数の毛束に分けなが
ら規定部2と挟持部3とで癖付けすることができる。ま
た筐体7に櫛状の突出部5を設けたことで、筐体7に規
定部2と挟持部3とで挟み込んだ際に生じる弾性体6の
変形が伝わり難くなり、櫛状の突出部5の突出する向き
が変化せず、挟み込みの際に睫毛1を複数の毛束に分け
た状態を維持しながら癖付けすることができる。さらに
筐体7の前板17(まぶた側)に櫛状の突出部5を設け
たことで、櫛状の突出部5によって睫毛1の根元側の部
分を複数の毛束に分けることができ、放射状に広がって
いる睫毛1の根元側の部分を複数の毛束に分けることが
できる。
【0045】また上記図5、6に示すように挟持部3の
弾性体6の上面に上向きに突出する櫛状の突出部5を設
けてもよい。本実施形態では図5に示すように櫛状の突
出部5は弾性体6の上面全てに設けられている。また櫛
状の突出部5の突起12は弾性体6に左右方向において
間隔を隔てて複数設けられている。このように櫛状の突
出部5を挟持部3の弾性体6に設けることで、睫毛1を
挟み込む部分に近い位置で睫毛1を複数の毛束に分ける
ことができ、挟持部3と規定部2とで挟み込む力により
動きやすい状態にある睫毛1を複数の毛束に分けた状態
に維持しながら挟み込んで癖付けすることができる。な
お、上記には挟持部3の筐体7あるいは弾性体6にのみ
櫛状の突出部5を設けたが図7に示すように筐体7と弾
性体6との両方に設けても良い。
【0046】また上記櫛状の突出部5を図8に示すよう
に規定部2の下側に下方に突出するように設けてもよ
い。また櫛状の突出部5の突起12は規定部2に左右方
向において間隔を隔てて複数設けている。このように規
定部2に櫛状の突出部5を設けることで、睫毛1の挟み
込みの前に櫛状の突出部5によって睫毛1を複数の毛束
に分けることができるため、挟み込んだ際に櫛状の突出
部5と挟持部3とで睫毛1を挟み込んでしまうことがな
くなり、より確実に睫毛1を癖付けすることができる。
【0047】また上記櫛状の突出部5を図9、10に示
すように副挟持部9の筐体11に設けてもよい。本実施
形態においては副挟持部9の筐体11の天板21の前面
に前向きに突出する櫛状の突出部5を設けた。また櫛状
の突出部5の突起12は筐体11に左右方向において間
隔を隔てて複数設けられている。この櫛状の突出部5は
弾性体10の前面よりもやや前方に突出しており、副挟
持部9と規定部2とで睫毛1を挟み込んだ際には櫛状の
突出部5は規定部2の上面よりも上方に位置するように
配設されている。このように副挟持部9の筐体11に櫛
状の突出部5を設けることで、規定部2と副挟持部9と
で睫毛1の毛先側の部分を挟み込んだ際に生じる弾性体
10の変形が筐体11に伝わり難くなり、櫛状の突出部
5の突出する向きが変化せず、挟み込みの際にも睫毛1
の毛先側の部分を複数の毛束に分けた状態に維持しなが
ら癖付けすることができる。
【0048】また上記櫛状の突出部5を図11、12に
示すように副挟持部9の弾性体10に設けても良い。本
実施形態においては弾性体10の前面全てに前方に突出
する櫛状の突出部5を設けた。また櫛状の突出部5の突
起12は弾性体10に左右方向において間隔を隔てて複
数設けられている。このように副挟持部9の弾性体10
に櫛状の突出部5を設けることで、睫毛1の毛先側の部
分を挟み込む箇所に近い位置で睫毛1の毛先側の部分を
複数の毛束に分けるように梳くことができるため、挟持
部3と規定部2とで挟み込む力により動きやすい状態に
ある睫毛1を複数の毛束に分けた状態に維持することが
できる。なお上記では副挟持部9の弾性体10あるいは
筐体11のどちらか一方にのみ櫛状の突出部5を設けた
例を示したが、挟持部3に突出部5を設けた場合と同様
に副挟持部9の弾性体10と筐体11との両方に櫛状の
突出部5を設けてもよい。さらに挟持部3と副挟持部9
との両方に櫛状の突出部5を設けてもよい。
【0049】また、平面視において睫毛成形具を使用の
際に使用者の眼球26の中心35を中心とする仮想円の
周方向における等角度毎に突起12が位置するように櫛
状の突出部5に突起12を配設してもよい。本実施形態
においては櫛状の突出部5は図13に示すように挟持部
3の筐体7に設けられており、平面視において睫毛成形
具を使用の際に使用者の眼球26の中心35を中心とす
る仮想円の円周上に突起12が位置するように櫛状の突
出部5に突起12が設けられており、且つ突起12が仮
想円の周方向において等間隔を隔てて位置するように突
起12は櫛状の突出部5に設けられている。またこの突
起12の上方から見た断面は略楕円形をしており、夫々
の突起12の長軸方向は夫々の突起12から眼球26の
中心に向かう方向と同一である。このように突起12を
配置することで、放射状に生えているそれぞれの睫毛1
とそれぞれの突起12とが平行になるため、睫毛1を均
等に複数の毛束に分けることができる。また本実施形態
では櫛状の突出部5を挟持部3の筐体7に設けたが、副
挟持部9の筐体11、挟持部3の弾性体6、副挟持部9
の弾性体10に設けてもよく同様の効果が得られる。
【0050】また、櫛状の突出部5は複数の突起12を
有し、睫毛成形具を使用した際に平面視において使用者
の眼球26の中心を中心とする仮想円上に位置するよう
に櫛状の突出部5の突起12を配設し、且つ平面視で各
突起12が平行になり前後方後に向くように形成しても
よい。すなわち図14に示す本実施形態においては、櫛
状の突出部5は挟持部3の筐体7の前板17上面に設け
られており、睫毛成形具を使用した際に突起12が左右
方向において等間隔毎に配置するように櫛状の突出部5
に突起12を配設している。またこの突起12の上から
見た断面は楕円形をしており、全ての突起12の長軸方
向は前後方向と同一で平行である。さらに筐体7の前板
17上面の櫛状の突出部5を設ける部分は図14に示す
ように平面視眼球26の中心35を中心とする仮想円上
にある内側縁37と、内側縁37と同心円上にある外側
縁38と両側面とに囲まれており、突起12は平面視で
内側縁37から外側縁38に亘って設けられている。こ
のように突起12を前後方向と平行に設け、内側縁37
から外側縁38に亘って設けることで、図14に示すよ
うに左右方向における筐体7の中心に設けられた櫛状の
突出部5の前後方向の長さL1は筐体7の左右方向にお
いて中心から離れるにつれて長くなる(つまり筐体7の
側部に設けられた突起12の長さをL2とするとL2は
L1よりも長い)。よって筐体7の左右方向において中
心から離れるにつれてより長い突起12で眉毛1を梳く
ことができ、目尻の睫毛1を強調してばらけさせること
ができる。
【0051】
【発明の効果】上記のように本発明の請求項1記載の発
明にあっては、挟持部に櫛状の突出部を設けることで、
睫毛の癖付けを行う動作だけで、睫毛を複数の毛束に分
けると共に挟持部と規定部とで複数の毛束に分けられた
睫毛を挟み込むことができるので、容易に複数の毛束に
分けた睫毛を癖付けすることができ、また睫毛を複数の
毛束に分けた状態を維持しながら挟み込みを行うことが
できるために、確実に複数の毛束に分けた状態の睫毛を
癖付けすることができ、簡単な方法で目元や目尻をより
一層美しく見せることができる。
【0052】また請求項2記載の発明にあっては、上記
請求項1記載の発明の効果に加えて、筐体に櫛状の突出
部を設けることで、規定部と挟持部とで睫毛を挟み込ん
だ際に生じる弾性体の変形が筐体に伝わり難くなり、櫛
状の突出部の突出する向きが変化しないため、より確実
に睫毛を複数の毛束に分かれた状態を維持しながら癖付
けすることができる。
【0053】また請求項3記載の発明にあっては、上記
請求項2記載の発明の効果に加えて、筐体のまぶた側に
櫛状の突出部を設けることで、櫛状の突出部によって放
射状に生えている睫毛の根元側の部分を複数の毛束に分
けることができるために、より確実に睫毛全体を複数の
毛束に分けた状態で癖付けすることができる。
【0054】また請求項4記載の発明にあっては請求項
1記載の発明の効果に加えて、睫毛を挟み込む弾性体に
櫛状の突出部を設けることで、睫毛を挟み込む部分に近
い部分で睫毛を複数の毛束に分けることができるため、
挟持部と規定部とで挟み込む力により動きやすい状態に
ある睫毛を複数の毛束に分けた状態を維持しながら癖付
けすることができ、より確実に複数の毛束に分けた睫毛
を癖付けすることができる。
【0055】また請求項5記載の発明にあっては、睫毛
を保持できる規定部に櫛状の突出部を設けることで、こ
の睫毛成形具を用いるだけで睫毛を複数の毛束に分ける
と共に睫毛を癖付けすることができるので、容易に複数
の毛束に分けた睫毛を癖付けすることができ、また複数
の毛束に分けた状態を維持しながら睫毛を癖付けできる
ので、確実に複数の毛側に分けた睫毛を癖付けすること
ができ、簡単な方法で目元や目尻をより一層美しくみせ
ることができる。さらに睫毛の挟み込みの前に櫛状の突
出部によって睫毛を複数の毛束に分けることができるた
め、挟み込んだ際に櫛状の突出部と挟持部とで睫毛を挟
み込んでしまうこともなく、より確実に睫毛を癖付けす
ることができる。
【0056】また請求項6記載の発明にあっては、副挟
持部に櫛状の突出部を設けることで、睫毛の癖付けをす
る動作だけで睫毛の毛先側の部分を複数の毛束にわける
と共に複数の毛束に分けた睫毛の毛先側の部分を癖付け
することができるために容易に複数の毛束に分けた睫毛
の毛先側の部分を癖付けすることができ、また睫毛の毛
先側の部分を複数の毛束に分けた状態に保ちながら睫毛
の毛先側の部分を癖付けすることができるために、確実
に複数の毛束に分けた睫毛の毛先側の部分を癖付けする
ことができ、簡単な操作で目元や目尻をより一層美しく
見せることができる。
【0057】また請求項7記載の発明にあっては請求項
6記載の発明の効果に加えて、副挟持部の筐体に櫛状の
突出部を設けることで、筐体に規定部と副挟持部とで睫
毛を挟み込んだ際に生じる弾性体の変形が伝わり難くな
り、櫛状の突出部の突出する向きが変化しないため、挟
み込みの際にも睫毛の先端側の部分を複数の毛束に分け
た状態に維持することができ、より確実に睫毛の毛先側
の部分を複数の毛側に分けた状態で癖付けすることがで
きる。
【0058】また請求項8記載の発明にあっては請求項
6記載の発明の効果に加えて、副挟持部の弾性体に櫛状
の突出部を設けることで、挟持部と規定部とで挟み込む
力によって動きやすい状態にある睫毛の先端側の部分を
複数の毛束に分けた状態に維持することができ、より確
実に複数の毛束に分けられた睫毛の毛先を癖付けするこ
とができる。
【0059】また請求項9記載の発明にあっては請求項
1〜8のいずれかの発明の効果に加えて、眼球の中心を
中心とする仮想円の周方向における等角度毎に櫛状の突
出部の突起が位置するように櫛状の突出部に突起を配設
することで、眼球の中心から見て突起が等間隔を隔てて
設けられているため、放射状の睫毛を均等に複数の毛束
に分けることができ、目元や目尻をより美しく見せるこ
とができる。
【0060】また請求項10記載の発明にあっては、請
求項1〜5のいずれかの発明の効果に加えて、睫毛成形
具を使用した際に平面視において使用者の眼球の中心を
中心とする仮想円上に櫛状の突出部の突起が位置するよ
うに櫛状の突出部に突起を配設し、且つ上から見て突起
が前後方向を向くように形成したことで、目尻の睫毛を
強調して癖付けすることができ、目元や目尻をさらによ
り一層美しく見せることができる。
【0061】また請求項11記載の発明にあっては、請
求項1〜10のいずれかの発明の効果に加えて、挟持部
乃至副挟持部の少なくともいずれかの一方に加熱部を内
装することで、睫毛を高温に加熱された挟持部あるいは
副挟持部で規定部との間の睫毛を挟み込むことができる
ため、より確実に睫毛を癖付けすることができ、また癖
付けした状態を長い期間保つことができる。
【0062】また請求項12記載の発明にあっては、請
求項1〜10のいずれかの発明の効果に加えて、規定部
に加熱部を内装することで、睫毛を高温に加熱された規
定部で規定部と挟持部との間の睫毛と、規定部と副挟持
部との間の睫毛とを挟み込むことができるようになり、
より確実に睫毛を癖付けすることができ、また癖付けし
た状態を長い期間保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示し、操作ハンドルが初
期状態にある場合を示しており、(a)は正面図、
(b)は側面図、(c)は図1のA−A線断面図であ
る。
【図2】同上の上部拡大図を示しており、(a)は正面
図、(b)は側断面図である。
【図3】同上の睫毛を挟み込んだ状態の説明図である。
【図4】同上の睫毛成形具の操作ハンドルが最大に上昇
させた場合を示しており、(a)は正面図、(b)は側
断面図である。
【図5】本発明の睫毛成形具の挟持部の弾性体に櫛状の
突出部を設けた説明図である。
【図6】本発明の睫毛成形具の挟持部の弾性体に櫛状の
突出部を設けた正面視拡大図である。
【図7】本発明の睫毛成形具の副挟持部の筐体に櫛状の
突出部を設けた説明図である。
【図8】本発明の睫毛成形具の規定部に櫛状の突出部を
設けた正面視拡大図である。
【図9】本発明の睫毛成形具の副挟持部の筐体に櫛状の
突出部を設けた断面図ある。
【図10】副挟持部の筐体に櫛状の突出部を設けた睫毛
成形具にて睫毛を挟み込んだ状態の説明図である。
【図11】本発明の睫毛成形具の副挟持部の弾性体に櫛
状の突出部を設けた断面図である。
【図12】副挟持部の弾性体に櫛状の突出部を設けた睫
毛成形具にて睫毛を挟み込んだ状態の説明図である。
【図13】図5の突起の配置を変えた他の実施形態を示
す断面図である。
【図14】同上の突起の配置を変えた別の実施形態を示
す断面図である。
【符号の説明】
1 睫毛 2 規定部 3 挟持部 4 操作ハンドル 5 櫛状の突出部 6 挟持部の弾性体 7 挟持部の筐体 9 副挟持部 10 副挟持部の弾性体 11 副挟持部の筐体 12 突起 13 加熱部 26 眼球 35 眼球の中心

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】睫毛の一方を保持する規定部と、規定部に
    対して相対的に接離自在に設けられて規定部との間で睫
    毛を挟み込む挟持部と、挟持部を移動せしめる操作ハン
    ドルとを備えた睫毛成形具において、規定部に対して相
    対的に接離自在に設けられている挟持部に睫毛側に向け
    て突出する櫛状の突出部を形成したことを特徴とする睫
    毛成形具。
  2. 【請求項2】挟持部を規定部との間で睫毛を挟み込む弾
    性体と、弾性体を保持する筐体とで構成し、該筐体に櫛
    状の突出部を設けたことを特徴とする請求項1記載の睫
    毛成形具。
  3. 【請求項3】挟持部の筐体のまぶた側の部分に櫛状の突
    出部を設けたことを特徴とする請求項2記載の睫毛成形
    具。
  4. 【請求項4】挟持部を規定部との間で睫毛を挟み込む弾
    性体と、弾性体を保持する筐体とで構成し、該弾性体に
    櫛状の突出部を設けたことを特徴とする請求項1記載の
    睫毛成形具。
  5. 【請求項5】睫毛の一方を保持する規定部と、規定部に
    対して相対的に接離自在に設けられて規定部との間で睫
    毛を挟み込む挟持部と、挟持部を移動せしめる操作ハン
    ドルとを備えた睫毛成形具において、規定部に睫毛側に
    向けて突出する櫛状の突出部を形成したことを特徴とす
    る睫毛成形具。
  6. 【請求項6】睫毛の一方を保持する規定部を設け、規定
    部に対して相対的に接離自在に設けられて規定部との間
    で睫毛を挟み込む挟持部を設け、睫毛を規定部と挟持部
    とで挟め込んだ状態で睫毛の突出した毛先側の部分を規
    定部側へ押付ける副挟持部を設け、挟持部と副挟持部と
    を移動せしめる操作ハンドルを設けた睫毛成形具におい
    て、副挟持部に睫毛側に向けて突出する櫛状の突出部を
    形成したことを特徴とする睫毛成形具。
  7. 【請求項7】副挟持部を規定部との間で睫毛を挟み込む
    弾性体と、弾性体を保持する筐体とで構成し、該筐体に
    櫛状の突出部を設けたことを特徴とする請求項6記載の
    睫毛成形具。
  8. 【請求項8】副挟持部を規定部との間で睫毛を挟み込む
    弾性体と弾性体を保持する筐体とで構成し、弾性体に櫛
    状の突出部を設けたことを特徴とする請求項6記載の睫
    毛成形具。
  9. 【請求項9】櫛状の突出部は複数の突起を有し、睫毛成
    形具を使用する状態において使用者から見た睫毛成形具
    を正面とし、睫毛成形具を使用の際平面視において使用
    者の眼球の中心を中心とする仮想円の周方向における等
    角度毎に櫛状の突出部の突起が位置するように櫛状の突
    出部に突起を配設したことを特徴とする請求項1〜8の
    いずれかに記載の睫毛成形具。
  10. 【請求項10】櫛状の突出部は複数の突起を有し、睫毛
    成形具を使用する状態において使用者から見た睫毛成形
    具を正面とし、睫毛成形具を使用した際に平面視におい
    て使用者の眼球の中心を中心とする仮想円上に櫛状の突
    出部の突起が位置するように櫛状の突出部に突起を配設
    し、且つ平面視で突起が前後方向を向くように形成した
    ことを特徴とする上記請求項1〜5のいずれかに記載の
    睫毛成形具。
  11. 【請求項11】挟持部乃至副挟持部の少なくともいずれ
    かの一方に加熱部を内装したことを特徴とする請求項1
    〜10のいずれかに記載の睫毛成形具。
  12. 【請求項12】規定部に加熱部を内装したことを特徴と
    する請求項1〜10のいずれかに記載の睫毛成形具。
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