JP3861485B2 - 睫毛成形具 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、睫毛に癖付けを行うための睫毛成形具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の睫毛加熱部を有した睫毛成形具は、特開平10−192037号公報に記載のように睫毛成形部とハンドル部との間に凹状部が無いため、睫毛成形具を持っている手と反対側の目の上の睫毛を成形しようとする場合、睫毛成形具が鼻に当たり、成形しようとする睫毛に対して睫毛成形部を平行に配することが困難であった。また睫毛成形部がハンドル部に同一軸上に配されているために、睫毛成形時、ハンドル部を睫毛に対して常に平行に保持しておかねばならない等、使い勝手の悪いものであった。
【0003】
また従来の睫毛成形具にあっては、睫毛加熱部を眼球の曲率に似せて湾曲させているが、睫毛加熱部の曲率が使用者の眼球の曲率よりも大きい場合、眼の両端部の睫毛の根元は加熱できても、眼の中央部は睫毛加熱部が睫毛の根元よりも離れて位置することになるため、眼の中央部の睫毛の根元を加熱することができないという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記の点に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、使用者の使い勝手が良く、両眼の全部位において睫毛を根元から容易に成形することが可能な睫毛成形具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係る睫毛成形具は睫毛加熱部1が片面に配設された睫毛成形部2と棒状のハンドル部3とを連結部4を介して連結して成る睫毛成形具において、前記連結部4の面で、睫毛加熱部1を配設した面の側と反対側の面を凹状に湾曲させたことを特徴とするものである。
【0006】
また本発明の請求項1に係る睫毛成形具は、前記連結部4の凹状部8において、睫毛成形部2側の凹状部8aの曲率を小さく、ハンドル部3側の凹状部8bの曲率を大きくしたことを特徴とするものである。
【0007】
また本発明の請求項2に係る睫毛成形具は、請求項1の構成に加えて、睫毛成形部2の先端部が前記連結部4の凹状部8の面が向く側と反対側に傾斜していることを特徴とするものである。
【0008】
また本発明の請求項3に係る睫毛成形具は、請求項1又は2の構成に加えて、睫毛成形部2に配設した睫毛加熱部1に弾性を持たせたことを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態の一例を図1乃至図6に基づいて説明する。
【0010】
本睫毛成形具は図1乃至図4に示すように睫毛成形部2と、ハンドル部3と、これらを連結する連結部4から構成されている。ハンドル部3内には電池が内蔵され、ハンドル部3の外面に設置されたスイッチ5によって睫毛成形部2に配設した睫毛加熱部1と通電可能となっている。
【0011】
睫毛成形部2は睫毛加熱部保持枠6にて形成され、その上面に発熱体から成る睫毛加熱部1が長手方向に2列に配列保持されている。睫毛加熱部1は睫毛加熱部保持枠6の上面より突出しており、睫毛に効率良く伝熱するためにこの突出量は1mm内外としてある。また睫毛成形時、睫毛加熱部1を使用者の皮膚及び眼球より一定距離離し位置させるために睫毛加熱部1の側部及び上方を覆うように円弧状の突起部7が睫毛成形部2の長手方向に一定間隔をおいて立設してある。この突起部7の外周部は睫毛加熱部1より1〜3mm程度離して位置させる。また突起部7は2〜4mm程度の間隔で配し、これにより睫毛の毛流れを整える。
【0012】
連結部4には、使用者の鼻が入り込むための凹状部8が形成されている。連結部4の凹状部8のうち最凹部の深さは5〜10mm程度である。またこの連結部4の凹状部8においては睫毛成形部2側の凹状部8aの曲率半径がハンドル部3側の凹状部8bの曲率半径よりも大きくなるように形成してある。これにより、使用者が睫毛成形具を持った手と反対側の睫毛を成形する際、図5に示すように凹状部8のハンドル部3側の凹状部8bに使用者の鼻を入れることができるため、鼻が邪魔にならずに睫毛成形具を睫毛に容易に接触させることができ、使い勝手が良くなる。さらには睫毛加熱部1を使用者の顔に近接させることができるので、睫毛加熱部1を睫毛の根元に接触させることが可能となり、睫毛を根元より成形することができる。また凹状部8の睫毛成形部2側の凹状部8aによって凹状部8から睫毛成形部2までをなだらかに傾斜させ、睫毛加熱部1を睫毛に対して左右に移動可能とし、その結果、目頭から目尻までの広い領域の睫毛に対して睫毛加熱部1を近接可能とすることができるので、使い勝手が向上し、且つ使用者の目と鼻の位置や形状等の個人差による影響を受けないようにすることができる。尚、睫毛成形部2側の凹状部8aの曲率半径はハンドル部3側の凹状部8bの曲率半径の2倍以上が良い。
【0013】
また睫毛成形部2の先端部は前記連結部4の凹状部8側と反対の側に傾斜している。この傾斜角度はハンドル部3の軸線に対して5〜15°が好ましい。これにより、睫毛加熱部1を睫毛の下側に睫毛と平行に接触させた時、睫毛成形部2を下側に傾斜させてハンドル部3を持つことができ、この状態より睫毛を成形するには睫毛成形部2を眼球と平行に維持しながら睫毛加熱部1を瞼側に回転させなければならないが、使用者は手首を回転させるだけでこの動作が可能となり、睫毛の癖付けが容易且つ滑らかに行うことができ使い勝手が良い。
【0014】
図6は本発明の実施の形態の他例を示すものであり、睫毛加熱部11を螺旋状の弾性体で形成し、睫毛加熱部保持枠6にその両端を固設し、さらに睫毛成形部2の、複数の突起部7を配設する側の面を、長手方向中央部が最下部になるように凹状に湾曲させた形状としている。これにより、睫毛加熱部11を睫毛に当接させた際、睫毛加熱部11が使用者の眼球の形状に合わせて湾曲するため、使用者の個人差を受けることなく、全ての使用者において睫毛の根元からの成形が可能となる。
【0015】
【発明の効果】
本発明の請求項1に記載の発明にあっては、睫毛加熱部が片面に配設された睫毛成形部と棒状のハンドル部とを連結部を介して連結して成る睫毛成形具において、前記連結部の面で、睫毛加熱部を配設した面の側と反対側の面を凹状に湾曲させたことで、使用者が睫毛成形具を持った手と反対側の睫毛を成形する際、凹状に湾曲した連結部に使用者の鼻が入り、睫毛加熱部を容易に睫毛に接触させることができ、使い勝手が良くなるとともに、睫毛加熱部を睫毛の根元に接触させることが容易となり、睫毛を根元より成形することが可能となる。
【0016】
また本発明の請求項1に記載の発明にあっては、前記連結部の凹状部において、ハンドル部側の凹状部の曲率を大きくすることで、使用者が睫毛成形具を持った手と反対側の睫毛を成形する際、該連結部のハンドル部側の凹状部に鼻を入れることができ、睫毛加熱部を睫毛に近接させることを可能とし、さらには該連結部の睫毛成形部側の凹状部の曲率を小さくすることで、該連結部の凹状部から睫毛成形部に至る部分をなだらかな湾曲面とし、睫毛加熱部を睫毛に対して左右に移動可能とし、その結果、目頭から目尻までの広い領域の睫毛に対して睫毛加熱部を近接可能とすることができて使い勝手が向上し、且つ使用者の目と鼻の位置や形状の個人差による影響を受けないようにすることができる。
【0017】
また本発明の請求項2に記載の発明にあっては、請求項1に記載の発明の効果に加えて、睫毛成形部の先端部が前記連結部の凹状部の面が向く側と反対側に傾斜していることで、睫毛加熱部を睫毛の下側に睫毛と平行に接触させた時、睫毛成形部を下側に傾斜させてハンドル部を持つことができ、この状態より睫毛を成形するには睫毛成形部を眼球と平行に維持しながら睫毛接触面を瞼側に回転させなければならないが、使用者は手首を回転させるだけでこの動作が可能となり、睫毛の癖付けを容易且つ滑らかに行うことができ使い勝手が良い。
【0018】
また本発明の請求項3に記載の発明にあっては、請求項1又は2に記載の発明の効果に加えて、睫毛成形部に配設した睫毛加熱部に弾性を持たせたことで、睫毛加熱部が使用者の眼球の形状に合わせて湾曲するため、使用者の個人差を受けることなく、全ての使用者において睫毛の根元からの成形が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の側面図である。
【図2】同上の上面図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】図3のB−B線断面図である。
【図5】同上の使用説明図である。
【図6】本発明の実施の形態の他例の睫毛成形部及び連結部の拡大図である。
【符号の説明】
1 睫毛加熱部
2 睫毛成形部
3 ハンドル部
4 連結部
8 凹状部
8a 凹状部
8b 凹状部
Claims (3)
- 睫毛加熱部が片面に配設された睫毛成形部と棒状のハンドル部とを連結部を介して連結して成る睫毛成形具において、前記連結部の面で、睫毛加熱部を配設した面の側と反対側の面を凹状に湾曲させると共に、前記連結部の凹状部において、睫毛成形部側の凹状部の曲率を小さく、ハンドル部側の凹状部の曲率を大きくしたことを特徴とする睫毛成形具。
- 睫毛成形部の先端部が前記連結部の凹状部の面が向く側と反対側に傾斜していることを特徴とする請求項1に記載の睫毛成形具。
- 睫毛成形部に配設した睫毛加熱部に弾性を持たせたことを特徴とする請求項1又は2に記載の睫毛成形具。
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