JP2003141893A - シフトレジスタ及びその駆動方法 - Google Patents

シフトレジスタ及びその駆動方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レベルシフタ等を用いて、入力するパルス信
号の振幅電圧を大きくするシフトレジスタの場合、高周
波数で動作が困難、電源線のノイズ、レイアウト面積の
増大等の問題が生じる。そこで、上記問題を解決するシ
フトレジスタ及びその駆動方法を提供することを課題と
する。 【解決手段】 シフトレジスタの電源電圧より小さな振
幅電圧を有するクロックパルスをシフトレジスタに入力
する。このとき、シフトレジスタの有する第2のクロッ
クドインバータを構成するTFTのゲート幅を大きく設
定し、第1のクロックドインバータの漏れ電流によって
起こる出力電位の変化を低減する。また、第1のクロッ
クドインバータに、新たに追加したTFTのゲート電極
に電源電圧程度の振幅を有する信号を入力し、オン・オ
フを切り替えることによって、第1のクロックドインバ
ータの漏れ電流を遮断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シフトレジスタに
関する。特に、薄膜トランジスタ(以下、TFTと表記
する)を用いて構成されたシフトレジスタ及びその駆動
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】クロックパルス及びスタートパルスを入
力することで、順次、パルス(サンプリングパルス)を
出力するシフトレジスタは、様々な回路に用いられてい
る。中でも、マトリクス状に配置された複数の画素を有
する表示装置において、シフトレジスタは、各画素を選
択し、また選択された画素に信号を入力する、ソース信
号線駆動回路やゲート信号線駆動回路として用いられて
いる。
【0003】ここで、一般のシフトレジスタの構造の例
を、図5に示す。シフトレジスタは、第1段〜第r(r
は、3以上の自然数)段を有している。それぞれの段
は、第1のクロックドインバータCKINV1と、第2
のクロックドインバータCKINV2と、インバータI
NVとによって構成されてる。
【0004】一般に、第i(iは、r以下の自然数)段
をSR_iと表記する。第i段を構成する第1のクロッ
クドインバータ、第2のクロックドインバータ及びイン
バータをCKINV1_i、CKINV2_i、INV
_iと表記する。
【0005】第1段SR_1において、第1のクロック
ドインバータCKINV1_1の入力端子には、外部か
らスタートパルスSPが入力されており、第1のクロッ
クドインバータCKINV1_1の出力端子は、インバ
ータINV_1の入力端子、及び第2のクロックドイン
バータCKINV2_1の出力端子に接続されている。
第2のクロックドインバータCKINV2_1の入力端
子は、インバータINV_1の出力端子に接続されてい
る。インバータINV_1の出力端子が第1段SR_1
の出力端子に相当する。
【0006】第2段SR_2において、第1のクロック
ドインバータCKINV1_2の入力端子は、第1段S
R_1のインバータINV_1の出力端子に接続され、
第1のクロックドインバータCKINV1_2の出力端
子は、インバータINV_2の入力端子、及び第2のク
ロックドインバータCKINV2_2の出力端子に接続
されている。第2のクロックドインバータCKINV2
_2の入力端子は、インバータINV_2の出力端子に
接続されている。インバータINV_2の出力端子が、
第2段SR_2の出力端子に相当する。
【0007】一般に、第j(jは、2以上r以下の自然
数)段において、第1のクロックドインバータCKIN
V1_jの入力端子は、第j−1段SR_j−1のイン
バータINV_j−1の出力端子に接続されている。第
1のクロックドインバータCKINV1_jの出力端子
は、インバータINV_jの入力端子、及び第2のクロ
ックドインバータCKINV2_jの出力端子に接続さ
れている。第2のクロックドインバータCKINV2_
jの入力端子は、インバータINV_jの出力端子に接
続されている。インバータINV_jの出力端子が、第
j段の出力端子に相当する。
【0008】上記接続の第1段の回路SR_1〜第r段
の回路SR_rによって構成されるシフトレジスタは、
第1段にスタートパルスSPが入力されると、それぞれ
の段が有する第1のクロックドインバータCKINV1
及び第2のクロックドインバータCKINV2それぞれ
に入力される、クロックパルスCK及びその極性が反転
した反転クロックパルスCKBに同期して、第1段SR
_1〜第r段の回路SR_rそれぞれの出力端子から、
順にシフトしたパルスS_1〜S_rが出力される。
【0009】図5で示した構成のシフトレジスタにおい
て、各段を構成する第1のクロックドインバータCKI
NV1、第2のクロックドインバータCKINV2及び
インバータINVの詳細な回路図の例を図4に示す。
【0010】Vddは高電源電位であり、Vssは低電
源電位であるとする。ここで、高電源電位Vddの電位
は、低電源電位Vssの電位より高いとする。高電源電
位Vddと低電源電位Vssの電位差が、シフトレジス
タの電源電圧に相当する。
【0011】第1のクロックドインバータCKINV1
は、pチャネル型TFT501a及び501bと、nチ
ャネル型TFT501d及び501cとによって構成さ
れている。本明細書中では、第1のクロックドインバー
タCKINV1において、そのゲート電極に、クロック
パルスCKもしくは反転クロックパルスCKBが入力さ
れるpチャネル型TFT、nチャネル型TFTをそれぞ
れ、501a、501dとする。また、pチャネル型T
FT501b及びnチャネル型TFT501cのゲート
電極は、第1のクロックドインバータCKINV1の入
力端子に接続されているものとする。
【0012】ここで、pチャネル型TFT501aのゲ
ート電極にクロックパルスCKが入力される場合、nチ
ャネル型TFT501dのゲート電極に、反転クロック
パルスCKBが入力される。一方、pチャネル型TFT
501aのゲート電極に、反転クロックパルスCKBが
入力される場合、nチャネル型TFT501dのゲート
電極に、クロックパルスCKが入力される。
【0013】pチャネル型TFT501aのソース電極
は、高電源電位Vddに保たれ、ドレイン電極は、pチ
ャネル型TFT501bのソース電極に接続されてい
る。pチャネル型TFT501bのドレイン電極は、n
チャネル型TFT501cのドレイン電極に接続され、
nチャネル型TFT501cのソース電極は、nチャネ
ル型TFT501dのドレイン電極に接続されている。
nチャネル型TFT501dのソース電極は、低電源電
位Vssに保たれている。pチャネル型TFT501b
及びnチャネル型TFT501cのゲート電極が、第1
のクロックドインバータCKINV1の入力端子とな
り、pチャネル型TFT501b及びnチャネル型TF
T501cのドレイン電極が、第1のクロックドインバ
ータCKINV1の出力端子となっている。
【0014】第2のクロックドインバータCKINV2
は、pチャネル型TFT502a及び502bと、nチ
ャネル型TFT502d及び502cとによって構成さ
れている。本明細書中では、第2のクロックドインバー
タCKINV2において、そのゲート電極に、クロック
パルスCKもしくは反転クロックパルスCKBが入力さ
れているpチャネル型TFT、nチャネル型TFTをそ
れぞれ、502a、502dとする。また、pチャネル
型TFT502b及びnチャネル型TFT502cのゲ
ート電極が、インバータINVの出力端子に接続されて
いるものとする。
【0015】ここで、各段において、第1のクロックド
インバータCKINV1を構成するpチャネル型TFT
501aのゲート電極に、クロックパルスCKが入力さ
れる場合、第2のクロックドインバータCKINV2を
構成するpチャネル型TFT502aのゲート電極に、
反転クロックパルスCKBが入力され、nチャネル型T
FT502dのゲート電極に、クロックパルスCKが入
力される。一方、各段において、第1のクロックドイン
バータCKINV1を構成するpチャネル型TFT50
1aのゲート電極に、反転クロックパルスCKBが入力
される場合、第2のクロックドインバータCKINV2
を構成するpチャネル型TFT502aのゲート電極
に、クロックパルスCKが入力され、nチャネル型TF
T502dのゲート電極に、反転クロックパルスCKB
が入力される。
【0016】pチャネル型TFT502aのソース電極
は、高電源電位Vddに保たれており、ドレイン電極
は、pチャネル型TFT502bのソース電極に接続さ
れている。pチャネル型TFT502bのドレイン電極
は、nチャネル型TFT502cのドレイン電極に接続
され、nチャネル型TFT502cのソース電極は、n
チャネル型TFT502dのドレイン電極に接続されて
いる。nチャネル型TFT502dのソース電極は、低
電源電位Vssに保たれている。pチャネル型TFT5
02b及びnチャネル型TFT502cのドレイン電極
が、第2のクロックドインバータCKINV2の出力端
子となっている。
【0017】インバータINVは、pチャネル型TFT
503aとnチャネル型TFT503bとによって構成
されている。pチャネル型TFT503aのソース電極
は、高電源電位Vddに保たれ、pチャネル型TFT5
03aのドレイン電極は、nチャネル型TFT503b
のドレイン電極に接続されている。nチャネル型TFT
503bのソース電極は、低電源電位Vssに保たれて
いる。pチャネル型TFT503a及びnチャネル型T
FT503bのゲート電極が、インバータINVの入力
端子となり、pチャネル型TFT503a及びnチャネ
ル型TFT503bのドレイン電極が、インバータIN
Vの出力端子となる。
【0018】第i(iは、自然数)段の第1のクロック
ドインバータCKINV1_iが有するpチャネル型T
FT501a_iのゲート電極に、クロックパルスCK
が入力されている場合、第(i−1)段の第1のクロッ
クドインバータCKINV1_i−1が有するpチャネ
ル型TFT501a_i−1のゲート電極には、反転ク
ロックパルスCKBが入力されている。
【0019】一般に、第i(iは、自然数)段の第1の
クロックドインバータCKINV1_iを構成するpチ
ャネル型TFT501a、501bをそれぞれ、501
a_i、501b_iと表記し、nチャネル型TFT5
01c、501dをそれぞれ501c_i、501d_
iと表記する。同様に、第i段の第2のクロックドイン
バータCKINV2_iを構成するpチャネル型TFT
502a、502bをそれぞれ、502a_i、502
b_iと表記し、nチャネル型TFT502c、502
dをそれぞれ、502c_i、502d_iと表記す
る。また、第i段のインバータINV_iを構成するn
チャネル型TFT503a、pチャネル型TFT503
bをそれぞれ、503a_i、503b_iと表記す
る。
【0020】図7に、図4及び図5に示した構成のシフ
トレジスタの理想的な駆動方法を示すタイミングチャー
トを示し、その具体的な動作について以下に説明する。
【0021】シフトレジスタには、クロックパルスCK
及びクロックパルスの極性が反転した反転クロックパル
スCKB、スタートパルスSPが入力される。第1段S
R_1の第1のクロックドインバータCKINV1_1
において、pチャネル型TFT501a_1のゲート電
極には、反転クロックパルスCKBが入力され、nチャ
ネル型TFT501d_1のゲート電極には、クロック
パルスCKが入力されている。第1のクロックドインバ
ータCKINV1_1のpチャネル型TFT501b_
1及びnチャネル型TFT501c_1のゲート電極
に、スタートパルスSPが入力される。
【0022】スタートパルスSPと、クロックパルスC
K及び、反転クロックパルスCKBの関係は、図7のタ
イミングチャートに示した通りである。
【0023】その入力端子にスタートパルスSPが入力
された、つまりスタートパルスSPによって「Hi」の
電位が入力され、クロックパルスCK及び反転クロック
パルスCKBが入力された第1段SR_1の第1のクロ
ックドインバータCKINV1_1において、nチャネ
ル型TFT501c_1及び501d_1がオンの状態
となる。こうして、第1のクロックドインバータCKI
NV1の出力端子は、低電源電位Vssの電位となる。
すなわち、第1段の第1のクロックドインバータCKI
NV1_1の出力SB_1は、「Lo」の電位となる。
このとき、同じ段の第2のクロックドインバータCKI
NV2_1のpチャネル型TFT502a_1及びnチ
ャネル型TFT502d_1は、そのゲート電極に入力
されたクロックパルスCK及び反転クロックパルスCK
Bによって、オフの状態にある。
【0024】一方、第2段の第1のクロックドインバー
タCKINV1_2のpチャネル型TFT501a_2
及びnチャネル型TFT501d_2は、それらのゲー
ト電極に入力されているクロックパルスCK及び反転ク
ロックパルスCKBによって、どちらもオフの状態とな
っている。
【0025】また、第2のクロックドインバータCKI
NV2_2のpチャネル型TFT502a_2及びnチ
ャネル型TFT502d_2は、それらのゲート電極に
入力されているクロックパルスCK及び反転クロックパ
ルスCKBによって、どちらもオンの状態であり、且
つ、第2のクロックドインバータCKINV2_2の入
力端子に、「Lo」の電位が入力されているため、第2
のクロックドインバータCKINV2_2の出力端子
は、高電源電位Vddが出力される。すなわち、「H
i」の電位が出力される。
【0026】次に、クロックパルスCK及び反転クロッ
クパルスCKBによって、第1段SR_1の第1のクロ
ックドインバータCKINV1_1において、nチャネ
ル型TFT501d_1がオフの状態に変化する。一
方、第2のクロックドインバータCKINV2_1にお
いて、nチャネル型TFT502d_1がオンの状態と
なる。
【0027】また、第2のクロックドインバータCKI
NV2_1の入力端子には、第1のクロックドインバー
タCKINV1_1の出力SB_1が、インバータIN
V_1を介して入力されている。すなわち、第2のクロ
ックドインバータCKINV2_1の入力端子には、第
1のクロックドインバータCKINV1_1の出力SB
_1の極性が反転した信号が入力されている。この入力
信号により、第2のクロックドインバータCKINV2
_1のnチャネル型TFT502c_1がオンの状態と
なる。こうして、第2のクロックドインバータCKIN
V2_1の出力端子は、低電源電位Vssとなる。すな
わち、第2のクロックドインバータCKINV2_1の
出力SB_1は、「Lo」の電位となる。
【0028】一方、第2段の第1のクロックドインバー
タCKINV1_2の入力端子に、第1段SR_1から
「Hi」の電位が入力されている。また、クロックパル
スCK及び反転クロックパルスCKBにより、nチャネ
ル型TFT501d_2がオンの状態にある。こうし
て、第2段の第1のクロックドインバータCKINV1
_2の出力端子は、低電源電位Vssの電位となり、第
2段の第1のクロックドインバータの出力SB_2は、
「Lo」の電位となる。
【0029】再び、クロックパルスCK及び反転クロッ
クパルスCKBによって、第1段の第1のクロックドイ
ンバータのpチャネル型TFT501a_1がオンの状
態となる。このとき、スタートパルスSPは入力されて
いないので、第1のクロックドインバータのpチャネル
型TFT501b_1もオンの状態である。こうして、
第1段の第1のクロックドインバータCKINV1_1
の出力端子は、高電源電位Vddの電位となり、第1の
クロックドインバータの出力SB_1は、「Hi」とな
る。
【0030】上記の様に、第1のクロックドインバータ
CKINV1および第2のクロックドインバータCKI
NV2の出力が変化する。こうして各段の出力Sが、ク
ロックパルスCKの半周期分ずつ順に、入力されたスタ
ートパルスSPからシフトして出力される。こうして、
図4で示したシフトレジスタはパルスを出力する。
【0031】また、図4で示した構成のシフトレジスタ
に対して、隣り合う段の出力信号SをNAND演算した
ものを出力パルスとするシフトレジスタの例を図10に
示す。図10において、図4と同じ部分は同じ符号を用
いて示し、説明は省略する。
【0032】第(i+1)(i+1は、r以下の自然
数)段の回路SR_i+1と、第i段の回路SR_i、
それぞれの出力S_i、S_i+1が、第iのNAND
回路NAND_iに入力される。この第iのNAND回
路NAND_iから、第iのパルスSMP_iが出力さ
れる。このパルスSMP_iが、シフトレジスタの出力
パルスとなる。
【0033】図10で示したシフトレジスタの駆動方法
を示すタイミングチャートを、図11に示す。第1段の
回路SR_1から第r段の回路SR_rの出力端子か
ら、順にシフトしたパルスS_1〜S_rが出力される
までの動作は、図7において示した動作と同様である。
隣り合う段の出力がそれぞれNAND回路NAND_1
〜NAND_r−1に入力され、パルスSMP_1〜S
MP_r−1が順に出力される。こうして、図10で示
したシフトレジスタはパルスを出力する。
【0034】図4、図5及び図10で示した構成のシフ
トレジスタは、回路を構成する素子が少なくてすむの
で、負荷容量が小さくてすみ、高周波数での動作が比較
的容易である。
【0035】
【発明が解決しようとする課題】シフトレジスタは一般
に、電源電圧と、クロックパルス及びスタートパルスの
信号の振幅電圧とが、ほぼ等しい状態で動作させる。通
常、シフトレジスタの電源電圧は、10V程度に設定さ
れることが多い。
【0036】ここで、シフトレジスタに入力するクロッ
クパルスやスタートパルス等のパルス信号は、通常、単
結晶IC基板上に形成された、パルス信号制御回路によ
って出力されている。パルス信号制御回路は、通常、振
幅電圧が3.3V程度のコントロール信号を出力する。
よって、パルス信号発生回路の出力するパルス信号の振
幅電圧は、通常は、レベルシフタ等によって、シフトレ
ジスタの電源電圧程度まで大きくして、シフトレジスタ
に入力される。
【0037】ここで、仮にレベルシフタ等によって、シ
フトレジスタに入力されるパルス信号の信号電圧を大き
くしなかった場合について考える。つまりこれは、図4
において、シフトレジスタを構成する素子の電源電圧
(高電源電位Vddと低電源電位Vssの電位差に相当
する)、つまりシフトレジスタの電源電位が、スタート
パルスSPや、クロックパルスCKの振幅電圧より大き
い場合に該当する。
【0038】このときのシフトレジスタの動作につい
て、図6のタイミングチャートを用いて説明する。ま
た、シフトレジスタの回路構成は、図4を参照する。こ
こで、説明のため、シフトレジスタの電源電圧を10V
(高電源電位Vddを10V、低電源電位Vssを0
V)とし、クロックパルスやスタートパルス等のパルス
信号の振幅電圧を3.0Vとする。このとき、パルス信
号の「Lo」に対応する電位(最低電位)を3.5V、
「Hi」に対応する電位(最高電位)を6.5Vとす
る。
【0039】第1のクロックドインバータCKINV1
に注目する。クロックパルスCK、反転クロックパルス
CKBが入力され、pチャネル型TFT501aのゲー
ト電極には、「Hi」に対応する電位、この場合は、
6.5Vが入力され、同時に、nチャネル型TFT50
1dのゲート電極には、「Lo」に対応する電位、この
場合は3.5Vが入力されている場合を考える。このと
き、理想的には、pチャネル型TFT501a及び、n
チャネル型TFT501dは、どちらもオフの状態であ
ることが望まれる。しかし、電源電圧より、クロックパ
ルスCK及び反転クロックパルスCKBの振幅電圧が小
さいため次のような問題が生じる。
【0040】pチャネル型TFT501aにおいて、そ
のソース電極の電位が、そのゲート電極の電位より大き
くなる。この例では、pチャネル型TFT501aのソ
ース電極の電位は、高電源電位Vddの10Vであり、
ゲート電極の電位は、クロックパルスCKまたは反転ク
ロックパルスCKBの「Hi」の電位、6.5Vが入力
されており、その電位差は3.5Vである。もし、pチ
ャネル型TFT501aの閾値電圧(pチャネル型TF
Tにおいて、ソース電極の電位に対するゲート電極の電
位を示すものとする)が−3.5V以上であったら、つ
まり、pチャネル型TFT501aの閾値電圧の絶対値
が、3.5Vより小さい場合、pチャネル型TFT50
1aはオンの状態となって、そのソース・ドレイン間が
導通状態となってしまう。
【0041】同様に、nチャネル型TFT501dにお
いて、そのソース電極の電位が、そのゲート電極の電位
より小さくなる。この例では、nチャネル型TFT50
1dのソース電極の電位は、低電源電位Vssの0Vで
あり、ゲート電極の電位は、クロックパルスCKもしく
は、反転クロックパルスCKBの「Lo」の電位、3.
5Vが入力されており、その電位差は3.5Vである。
もし、nチャネル型TFT501dの閾値電圧(nチャ
ネル型TFTにおいて、ソース電極の電位に対するゲー
ト電極の電位を示すものとする)が3.5V以下であっ
たら、nチャネル型TFT501dはオンの状態となっ
てしまう。
【0042】タイミングチャートにおいて、破線で示し
た部分は、上記した問題によってオフとなるべきTFT
がオンの状態となった場合の動作を示す。
【0043】ここで、第1段SR_1の第1のクロック
ドインバータCKINV1_1においては、その入力端
子に、タイミングチャートに示すようにスタートパルス
SPが入力されている場合、クロックパルスCK及び反
転クロックパルスCKBに同期して、信号SB_1を出
力する。
【0044】一方、第2段SR_2の第1のクロックド
インバータCKINV1_2においては、第1段目SR
_1のインバータINV_1からの出力(図中、S_1
と表記)が入力されている。
【0045】第1段SR_1から出力されたパルス信号
S_1が、第2段SR_2の第1のクロックドインバー
タCKINV1_2の入力端子に入力されている場合、
前述した問題によって、本来オフの状態にあるはずのn
チャネル型TFT501d_2がオンの状態となると、
nチャネル型TFT501c_2及びnチャネル型TF
T501d_2を介して漏れ電流が流れる。この漏れ電
流が流れ続ける間に、第1のクロックドインバータCK
INV1_2の出力電位SB_2が、高電源電位Vdd
に対して低くなっていく。(図6中、破線401nで示
す。)
【0046】一方、第1段SR_1から出力されたパル
ス信号S_1が、第2段SR_2の第1のクロックドイ
ンバータCKINV1_2の入力端子に入力されていな
い場合、前述した問題によって、本来オフの状態にある
はずのpチャネル型TFT501a_2がオンの状態と
なると、pチャネル型TFT501a_2及びpチャネ
ル型TFT501b_2を介して漏れ電流が流れる。こ
の漏れ電流が流れ続ける間に、第1のクロックドインバ
ータCKINV1_2の出力電位SB_2が、低電源電
位Vssに対して高くなっていく。(図6中、破線40
1pで示す。)
【0047】同様に、第3段SR_3以降も、その段の
有する第1のクロックドインバータCKINV1の出力
電位SBは、漏れ電流のために、図7のタイミングチャ
ートに示したような理想的な動作をする場合と比較し
て、変動する。
【0048】上記の様に、本来オフの状態であるはずの
pチャネル型TFT501a及びnチャネル型TFT5
01dが、オンの状態となった場合に、第1のクロック
ドインバータCKINV1の入力端子に、パルスが入力
されると、nチャネル型TFT501c及び501dを
介して電流(以下、これをnチャネル型TFTの漏れ電
流と呼ぶ)が流れ、本来出力されるべき出力電位Vdd
より低い電位が出力される。
【0049】また、本来オフの状態であるはずのTFT
501a及びTFT501dが、オンの状態となった場
合に、第1のクロックドインバータCKINV1の入力
端子に、パルスが入力されていない場合、501a及び
501bを介して電流(以下、これをpチャネル型TF
Tの漏れ電流と呼ぶ)が流れ、本来出力されるべき出力
電位Vssより高い電位が出力される。
【0050】上記漏れ電流が大きくなると、出力SBの
パルスがシフトしなくなる。
【0051】このように、本来オフの状態であることを
求められるTFTがオンの状態となってしまうためにシ
フトレジスタ内の出力が、正常に行われず、誤作動を起
す可能性が高い。
【0052】上記理由による誤作動を配慮して、従来の
シフトレジスタでは、クロックパルスCK、スタートパ
ルスSP等のパルス信号は、レベルシフタを介して、そ
の振幅電圧をシフトレジスタの電源電圧程度に大きくし
た後、入力されている。
【0053】ここで、レベルシフタを有するシフトレジ
スタを用いた駆動回路を備えた表示装置を例に挙げる。
この際のレベルシフタは、シフトレジスタを用いた駆動
回路と、この駆動回路から出力される信号によって表示
を行う画素部とが形成された基板(パネル基板)上や、
パネル基板とは別の単結晶IC基板上に形成される。
【0054】パネル基板とは別の基板上に、レベルシフ
タを形成する場合、表示装置内で画素部以外の周辺回路
が占める面積が増大する。また、レベルシフタとパネル
上の回路の接続部分の配線容量及び配線抵抗が大きくな
るため、消費電力が増大する。
【0055】また、パネル基板上にレベルシフタを形成
する場合、次のような問題点がある。クロックパルスC
KやスタートパルスSPなどが入力される信号線は、負
荷容量が大きい。そのため、レベルシフト後のバッファ
出力は、クロックパルスCKやスタートパルスSPなど
のパルス信号がなまって出力され、信号遅延によるタイ
ミングずれを引き起こす。また、パルス信号のなまりを
防ぐために、バッファの電流供給能力を大きくする必要
が生じる。
【0056】このように、パネル基板上にレベルシフタ
を有するシフトレジスタでは、高周波数で動作が困難、
電源線のノイズ、レイアウト面積の増大等の問題が生じ
る。
【0057】このように、パネル基板上やパネル基板と
は別の基板上のレベルシフタ等を用いて、入力するパル
ス信号の振幅電圧を大きくするシフトレジスタの場合、
消費電力の増大、高周波数で動作が困難、電源線のノイ
ズ、レイアウト面積の増大等の問題が生じる。そこで、
上記問題を解決するシフトレジスタ及びその駆動方法を
提供することを課題とする。
【0058】
【課題を解決するための手段】シフトレジスタの電源電
圧より小さな振幅電圧を有する、クロックパルス、スタ
ートパルスをシフトレジスタに入力する。これによっ
て、パネル基板外にクロックパルスやスタートパルスの
振幅電圧を昇圧するためのレベルシフタを形成し電源電
圧程度の振幅電圧を有する様にレベルシフトしたクロッ
クパルスやスタートパルスをパネルに入力する必要がな
いので、パネル上の回路とレベルシフタの間の配線容量
及び配線抵抗による、消費電力の増大の問題を解決する
ことができる。
【0059】また、パネル基板上にクロックパルスやス
タートパルスの振幅電圧を昇圧するためのレベルシフタ
を形成しレベルシフトしたクロックパルスやスタートパ
ルスを信号線に入力する必要がないので、信号線の負荷
によるなまりの影響を抑え、シフトレジスタを高周波数
で動作させることが可能となる。また、電源線のノイズ
の影響を抑えることができる。
【0060】加えて、レベルシフタが必要ない分、シフ
トレジスタのレイアウト面積を縮小することができる。
【0061】こうして、低消費電力・高周波数で動作
し、電源線のノイズ、レイアウト面積の増大等の問題を
解決するシフトレジスタの駆動方法が提供される。
【0062】上記駆動方法を用いる場合に、シフトレジ
スタを構成する第2のクロックドインバータの電流能力
が高ければ、第1のクロックドインバータにおいて、オ
フになるべきTFTがオンになってしまうために流れる
電流(漏れ電流)によって起こる、第1のクロックドイ
ンバータの出力電位の変化を低減することができる。そ
こで、第2のクロックドインバータを構成するTFTの
ゲート幅を、大きく設定する。
【0063】ここで従来のシフトレジスタでは、各段に
おいて、第2のクロックドインバータCKINV2は、
第1のクロックドインバータCKINV1より出力され
た信号を保持するだけの役割を有する。そのため、第2
のクロックドインバータによる負荷を小さくするため
に、第1のクロックドインバータCKINV1を構成す
るpチャネル型TFT501a及び501bと、nチャ
ネル型TFT501c及び501dとに対して、第2の
クロックドインバータCKINV2を構成するpチャネ
ル型TFT502a及び502bと、nチャネル型TF
T502c及び502dとは、それぞれの極性のTFT
に関してそのゲート幅を十分に小さくしていることが多
かった。例えば、第1のクロックドインバータを構成す
るTFTのゲート幅に対して、第2のクロックドインバ
ータを構成するTFTのゲート幅が、1/10程に設定
されていた。なお、これらのTFTのゲート長は、すべ
て同じであるとする。
【0064】一方本発明では、シフトレジスタの電源電
圧より小さな振幅電圧を有する、クロックパルス、スタ
ートパルスをシフトレジスタに入力するため、漏れ電流
が問題となる。そこで、第2のクロックドインバータを
構成するTFTのゲート幅を、従来と比較して大きく設
定することで漏れ電流を低減する。
【0065】例えば、シフトレジスタが有する第1のク
ロックドインバータを構成するnチャネル型TFTのソ
ース電極の電位と、そのゲート電極に入力されるクロッ
クパルスまたは反転クロックパルスの最低電位(「L
o」に対応する電位)の電位差の絶対値が、nチャネル
型TFTの閾値電圧の絶対値より大きな場合を考える。
本来オフの状態になるはずのnチャネル用TFTがオン
になってしまうために流れる電流(漏れ電流)によって
起こる、第1のクロックドインバータの出力電位の変化
を、第2のクロックドインバータを構成するpチャネル
型TFTのゲート幅を大きく設定することによって抑制
することができる。
【0066】また、シフトレジスタが有する第1のクロ
ックドインバータを構成するpチャネル型TFTのソー
ス電極の電位と、そのゲート電極に入力されるクロック
パルスまたは反転クロックパルスの最高電位(「Hi」
に対応する電位)の電位差の絶対値が、pチャネル型T
FTの閾値電圧の絶対値より大きな場合を考える。本来
オフの状態になるはずのpチャネル用TFTがオンにな
ってしまうために流れる電流(漏れ電流)によって起こ
る、第1のクロックドインバータの出力電位の変化を、
第2のクロックドインバータを構成するnチャネル型T
FTのゲート幅を大きく設定することによって抑制する
ことができる。
【0067】また、第1のクロックドインバータに、新
たにTFTを追加する。この追加したTFTのソース・
ドレイン間を介して、電源電位を第1のクロックドイン
バータの出力端子に出力する構成とする。追加したTF
Tのゲート電極には、シフトレジスタの電源電圧程度の
振幅電圧を有する信号が入力される。漏れ電流が問題と
なる場合に、追加したTFTをオフする構成とする。こ
れによって、第1のクロックドインバータを流れる電流
(漏れ電流)を遮断する。
【0068】こうして、誤作動を起さないシフトレジス
タが提供される。
【0069】上記構成によって、誤作動を起さず、高周
波数で、また、低電源電圧での動作が可能なシフトレジ
スタ及びその駆動方法が提供される。
【0070】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)第1の実施
の形態で説明する、本発明のシフトレジスタは、従来例
において図4で示した回路図と同等の回路図によって示
すことができる。以下、図4と同じ部分は同じ符号を用
い、説明は省略する。
【0071】本発明のシフトレジスタでは、その電源電
圧(高電源電位Vddと低電源電位Vssの電位差に相
当する)より小さな振幅電圧の、スタートパルスSP
や、クロックパルスCKを入力する。
【0072】このとき、シフトレジスタの各段を構成す
る第2のクロックドインバータCKINV2が有するp
チャネル型TFT502a及び502bのゲート幅は、
第1のクロックドインバータが有するpチャネル型TF
T501a及び501bのゲート幅の1/2以上に設定
する。
【0073】ここで、TFTのゲート幅は、TFTの半
導体活性層と重なるゲート電極部分の、キャリアの移動
方向に垂直な方向の長さを示すものとする。図26を用
いて、ゲート幅Wについて説明する。ここで、図26
(A)のa―a'の断面が図26(B)に相当する。3
000は絶縁表面を有する基板、3005は半導体活性
層、3004はゲート電極、3001はゲート絶縁膜で
ある。半導体活性層3005は、ソース領域及びドレイ
ン領域として機能する領域3002a、3002b、チ
ャネル領域3006を有する。図中ゲート幅をWで示
す。
【0074】また、シフトレジスタの各段を構成する第
2のクロックドインバータが有するnチャネル型TFT
502c及び502dのゲート幅は、第1のクロックド
インバータが有するnチャネル型TFT501c及び5
01dのゲート幅の1/2以上に設定する。
【0075】こうして、各段の回路の有する、第2のク
ロックドインバータCKINV2の電流能力を高める。
これによって、シフトレジスタの電源電圧より小さな振
幅電圧の、スタートパルスSPや、クロックパルスCK
を入力するシフトレジスタにおいて、第2のクロックド
インバータCKINV2の「Hi」の電位(高電源電位
Vdd)の出力によって、第1のクロックドインバータ
CKINV1のnチャネル型TFTの漏れ電流による出
力電位SBの変動を抑制することができる。
【0076】同様に、第2のクロックドインバータCK
INV2の「Lo」の電位(低電源電位Vss)の出力
によって、第1のクロックドインバータCKINV1の
pチャネル型TFTの漏れ電流による出力電位SBの変
動を抑制することができる。
【0077】上記構成のシフトレジスタの動作につい
て、図3のタイミングチャートを用いて説明する。破線
は、漏れ電流による出力電位SBの変化を示す。図3中
破線301nは、第2段の第1のクロックドインバータ
CKINV1_2のnチャネル型TFT501c及び5
01dを介して流れる漏れ電流による出力電位SB_2
の変化を示す。また、破線301pは、第2段の第1の
クロックドインバータCKINV1_2のpチャネル型
TFT501a及び501bを介して流れる漏れ電流に
よる出力電位SB_2の変化を示す。
【0078】第2のクロックドインバータCKINV2
のpチャネル型TFTのゲート幅を大きくすることによ
って、従来例において、図6において示した漏れ電流に
よる出力電位SB_2の変化401nに対して、301
nを小さく抑えることができる。
【0079】また、第2のクロックドインバータCKI
NV2のnチャネル型TFTのゲート幅を大きくするこ
とによって、従来例において、図6において示した漏れ
電流による出力電位SB_2の変化401pに対して、
301pを小さく抑えることができる。
【0080】上記構成によって、第1のクロックドイン
バータの漏れ電流による、出力電圧の変動を抑えること
ができる。
【0081】なお、図4において従来例において示した
ように、シフトレジスタの各段が有する第1のクロック
ドインバータの、クロックパルスCKまたは反転クロッ
クパルスCKBがゲート電極に入力されているpチャネ
ル型TFT501aと、ゲート電極が第1のクロックド
インバータの入力端子に相当するpチャネル型TFT5
01bとは、その配置を入れ替えることができる。
【0082】ここで、上記のTFTの配置の入れ替えに
ついてその意味を定義する。例えば、TFT1とTFT
2を有する第1の構成において、TFT1とTFT2の
配置を入れ替えて得られる第2の構成について説明す
る。第2の構成は、TFT1とTFT2それぞれのゲー
ト電極に入力される信号は第1の構成と同じであって、
TFT1のソース電極の電気的接続関係を第1の構成の
TFT2のソース電極の電気的接続関係となるように配
線し、TFT2のソース電極の電気的接続関係を第1の
構成のTFT1のソース電極の電気的接続関係となるよ
うに配線し、TFT1のドレイン電極の電気的接続関係
を第1の構成のTFT2のドレイン電極の電気的接続関
係となるように配線し、TFT2のドレイン電極の電気
的接続関係を第1の構成のTFT1のドレイン電極の電
気的接続関係となるように配線した構成を示すものとす
る。
【0083】また、第1のクロックドインバータの、ク
ロックパルスCKまたは反転クロックパルスCKBがゲ
ート電極に入力されているnチャネル型TFT501d
と、ゲート電極が第1のクロックドインバータの入力端
子に相当するnチャネル型TFT501cとは、その配
置を入れ替えることができる。
【0084】同様に、シフトレジスタの各段が有する第
2のクロックドインバータの、クロックパルスCKまた
は反転クロックパルスCKBがゲート電極に入力されて
いるpチャネル型TFT501aと、ゲート電極が第2
のクロックドインバータの入力端子に相当するpチャネ
ル型TFT501bとは、その配置を入れ替えることが
できる。また、第2のクロックドインバータの、クロッ
クパルスCKまたは反転クロックパルスCKBがゲート
電極に入力されているnチャネル型TFT501dと、
ゲート電極が第2のクロックドインバータの入力端子に
相当するnチャネル型TFT501cとは、その配置を
入れ替えることができる。
【0085】また、図4において、シフトレジスタの各
段が有する、第1のクロックドインバータCKINV
1、第2のクロックドインバータCKINV2及びイン
バータINVを構成するTFTは、シングルゲート構造
としたが、これに限定されない。ダブルゲート構造や、
更に多くのゲート電極を有するマルチゲート構造であっ
ても良い。
【0086】(第2の実施の形態)第2の実施の形態に
おけるシフトレジスタの構成を示す回路図を図1に示
す。なお、図4と同じ部分は同じ符号を用いて表現し、
説明は省略する。
【0087】本発明のシフトレジスタでは、その電源電
圧(高電源電位Vddと低電源電位Vssの電位差に相
当する)より小さな振幅電圧の、スタートパルスSP
や、クロックパルスCKを入力する。この際問題とな
る、第1のクロックドインバータの漏れ電流を以下の構
成によって低減する。
【0088】図1において、シフトレジスタを構成する
第3段以降の各段の第1のクロックドインバータCKI
NV1に、新たに、nチャネル型TFT101を追加す
る。ここで、第k(kは、3以上r以下の自然数)段の
nチャネル型TFT101を101_kと表記する。
【0089】nチャネル型TFT101_kのゲート電
極は、第k−2段の第1のクロックドインバータCKI
NV1_k−2の出力端子に接続されている。また、n
チャネル型TFT101_kのソース電極は、低電源電
位Vssに接続され、ドレイン電極は、クロックドイン
バータCKINV1_kの有するnチャネル型TFT5
01d_kのソース電極に接続されている。
【0090】上記構成によって、第k段の第1のクロッ
クドインバータCKINV1_kにおいて、nチャネル
型TFT101_kのゲート電極には、SB_k−2の
信号が入力される。nチャネル型TFT501d−kが
オフの状態になることを望まれる際に、SB_k−2の
信号は、「Lo」の電位となる。この信号SB_k−2
の「Lo」の電位は、低電源電位Vss程度の電位であ
る。そのため、信号SB_k−2の「Lo」の電位がゲ
ート電極に入力されたnチャネル型TFT501d−k
は、ゲート電圧(ゲート・ソース間電圧Vgs)を0V程
度にすることができ、確実にオフすることができる。こ
うして、第k段の回路の第1のクロックドインバータC
KINV1_kにおいて、nチャネル型TFTの漏れ電
流が流れるのを防ぐことができる。
【0091】図1のシフトレジスタを駆動させた場合の
タイミングチャートを、図2に示す。
【0092】ここで、タイミングチャートに示すように
スタートパルスを入力すれば、漏れ電流による第1段の
第1のクロックドインバータの出力SB_1の変動は問
題とならない。つまり、第1段の第1のクロックドイン
バータにおいて、入力されたスタートパルスSPの極性
が反転した信号が、第1段の第1のクロックドインバー
タCKINV1_1の出力SB_1となるような場合、
漏れ電流による第1段の第1のクロックドインバータの
出力SB_1の変動は問題とならない。
【0093】なお、第2段の第1のクロックドインバー
タの出力SB_2は、漏れ電流によって変動する。一
方、本実施の形態の構成によって、第3段以降の第1の
クロックドインバータの出力SBの、nチャネル型TF
Tの漏れ電流による変動を防ぐことができる。この際、
第3段以降の出力を正規出力とするシフトレジスタとす
ればよい。
【0094】この様に、第3段以降の第1のクロックド
インバータCKINV1に、新たに、nチャネル型TF
T101を設けることによって、漏れ電流を防ぎ、シフ
トレジスタを正常に動作させることができる。
【0095】ここで、図1に示した部分の電位に対応す
る各段の出力Sにおいて、その隣り合う段の出力SのN
ANDをとった信号を出力信号とするタイプのシフトレ
ジスタを、図12に示す。図1と同じ部分は同じ符号を
用いて示し、説明は省略する。
【0096】タイミングチャートに示すようにスタート
パルスSPを入力すれば、漏れ電流による第1段の第1
のクロックドインバータCKINV1_1の出力SB_
1の変動は問題とならない。また、第2段の第1のクロ
ックドインバータの出力SB_2は、漏れ電流によって
変動するが、第1段及び第2段の出力S_1とS_2の
NANDをとったものが、サンプリングパルスSMP_
1として出力されるため、シフトレジスタの動作上、問
題ない。第3段以降の第1のクロックドインバータCK
INV1に、新たに、nチャネル型TFT101を設け
ることによって、漏れ電流を防ぎ、シフトレジスタを正
常に動作させることができる。
【0097】なお、本実施の形態において、pチャネル
型TFTの漏れ電流を確実に防ぐために、新たなpチャ
ネル型TFT等は設けなかった。一般に、nチャネル型
TFTは、pチャネル型TFTより特性が良いため、特
にnチャネル型TFTの漏れ電流を確実に防止すること
が重要である。そのため、上記構成による漏れ電流防止
の構造は有効である。
【0098】なお、本実施の形態のシフトレジスタの第
1段及び第2段において、それぞれ有する第1のクロッ
クドインバータCKINV1のpチャネル型TFT50
1aと、pチャネル型TFT501bとは、その配置を
入れ替えることができる。つまり、図1及び図12に示
すように、高電源電位Vddにそのソース電極が接続さ
れたpチャネル型TFTを501aとして、pチャネル
型TFT501a、501bの順に直列に接続し、pチ
ャネル型TFT501bのドレイン電極を第1のクロッ
クドインバータCKINV1の出力端子とした構成であ
っても良いし、高電源電位Vddにそのソース電極が接
続されたpチャネル型TFTを501bとして、pチャ
ネル型TFT501b、501aの順に直列に接続し、
pチャネル型TFT501aのドレイン電極を第1のク
ロックドインバータCKINV1の出力端子とした構成
であっても良い。
【0099】また、また上記の様に、第1のクロックド
インバータCKINV1内において、pチャネル型TF
T501a及び501bの配置が2とおり存在するが、
このそれぞれにおいて、nチャネル型TFT501d
と、501cとは、その配置を入れ替えることができ
る。つまり、図1及び図12に示すように、低電源電位
Vssにそのソース電極が接続されたnチャネル型TF
Tを501dとして、nチャネル型TFT501d、5
01cの順に直列に接続し、nチャネル型TFT501
cのドレイン電極を第1のクロックドインバータCKI
NV1の出力端子とした構成であっても良いし、低電源
電位Vssにそのソース電極が接続されたnチャネル型
TFTを501cとして、nチャネル型TFT501
c、501dの順に直列に接続し、nチャネル型TFT
501dのドレイン電極を第1のクロックドインバータ
CKINV1の出力端子とした構成であっても良い。
【0100】第1段及び第2段の回路において、第1の
クロックドインバータCKINV1と同様に、第2のク
ロックドインバータCKINV2のpチャネル型TFT
501aと、501bとは、その配置を入れ替えること
ができる。また、第2のクロックドインバータCKIN
V2のnチャネル型TFT501dと、501cとは、
その配置を入れ替えることができる。
【0101】なお、本実施の形態のシフトレジスタの第
3段以降の回路において、それぞれ有する第1のクロッ
クドインバータCKINV1のpチャネル型TFT50
1aと、pチャネル型TFT501bとは、その配置を
入れ替えることができる。つまり、図1及び図12に示
すように、高電源電位Vddにそのソース電極が接続さ
れたTFTをpチャネル型TFT501aとして、pチ
ャネル型TFT501a、501bの順に直列に接続
し、pチャネル型TFT501bのドレイン電極を第1
のクロックドインバータCKINV1の出力端子とした
構成であっても良いし、高電源電位Vddにそのソース
電極が接続されたTFTをpチャネル型TFT501b
とし、pチャネル型TFT501b、501aの順に直
列に接続し、pチャネル型TFT501aのドレイン電
極を第1のクロックドインバータCKINV1の出力端
子とした構成であっても良い。
【0102】また、また上記の様に、第1のクロックド
インバータCKINV1内において、pチャネル型TF
T501a及び501bの配置が2とおり存在するが、
このそれぞれにおいて、nチャネル型TFT101と、
501dと、501cとは、その配置を入れ替えること
ができる。つまり、図1及び図12に示すように、低電
源電位Vssにそのソース電極が接続されたTFTをn
チャネル型TFT101とし、nチャネル型TFT10
1、501d、501cの順に直列に接続し、nチャネ
ル型TFT501cのドレイン電極を第1のクロックド
インバータCKINV1の出力端子とした構成であって
も良いがその他に、低電源電位Vssにそのソース電極
が接続されたTFTをnチャネル型TFT101とし、
nチャネル型TFT101、501c、501dの順に
直列に接続し、nチャネル型TFT501dのドレイン
電極を第1のクロックドインバータCKINV1の出力
端子とした構成であっても良いし、低電源電位Vssに
そのソース電極が接続されたTFTをnチャネル型TF
T501dとし、nチャネル型TFT501d、10
1、501cの順に直列に接続し、nチャネル型TFT
501cのドレイン電極を第1のクロックドインバータ
CKINV1の出力端子とした構成であっても良いし、
低電源電位Vssにそのソース電極が接続されたTFT
をnチャネル型TFT501cとし、nチャネル型TF
T501c、101、501dの順に直列に接続し、n
チャネル型TFT501dのドレイン電極を第1のクロ
ックドインバータCKINV1の出力端子とした構成で
あっても良いし、低電源電位Vssにそのソース電極が
接続されたTFTをnチャネル型TFT501dとし、
nチャネル型TFT501d、501c、101の順に
直列に接続し、nチャネル型TFT101のドレイン電
極を第1のクロックドインバータCKINV1の出力端
子とした構成であっても良いし、低電源電位Vssにそ
のソース電極が接続されたTFTをnチャネル型TFT
501cとし、nチャネル型TFT501c、501
d、101の順に直列に接続し、nチャネル型TFT1
01のドレイン電極を第1のクロックドインバータCK
INV1の出力端子とした構成であっても良い。
【0103】第1段及び第2段における第2のクロック
ドインバータCKINV2と同様に、第3段以降の第2
のクロックドインバータCKINV2のpチャネル型T
FT501aと、501bとは、その配置を入れ替える
ことができる。また、第2のクロックドインバータCK
INV2のnチャネル型TFT501dと、501cと
は、その配置を入れ替えることができる。
【0104】なお、図1及び図12において、シフトレ
ジスタの各段が有する、第1のクロックドインバータC
KINV1、第2のクロックドインバータCKINV2
及びインバータINVを構成するTFTは、シングルゲ
ート構造としたが、これに限定されない。ダブルゲート
構造や、更に多くのゲート電極を有するマルチゲート構
造であっても良い。
【0105】本実施の形態は、第1の実施の形態と自由
に組み合わせて実施することが可能である。
【0106】(第3の実施の形態)本実施の形態では、
第2の実施の形態において、図1で示した構成とは異な
る構成のシフトレジスタについて図8を用いて説明す
る。図8において、図1と同じ部分は同じ符号を用いて
表現し、説明は省略する。
【0107】本発明のシフトレジスタでは、その電源電
圧(高電源電位Vddと低電源電位Vssの電位差に相
当する)より小さな振幅電圧の、スタートパルスSP
や、クロックパルスCKを入力する。この際問題とな
る、第1のクロックドインバータの漏れ電流を以下の構
成によって低減する。
【0108】図8において、シフトレジスタを構成する
第2段以降の各段の第1のクロックドインバータCKI
NV1に、新たに、nチャネル型TFT101を追加す
る。ここで、第k(kは、2以上r以下の自然数)段目
のnチャネル型TFT101を101_kと表記する。
【0109】nチャネル型TFT101_kのゲート電
極は、第k−2段目の第1のクロックドインバータCK
INV1_k−2の出力端子に接続されている。また、
nチャネル型TFT101_kのソース電極は、低電源
電位Vssに接続され、ドレイン電極は、クロックドイ
ンバータCKINV1_kの有するnチャネル型TFT
501d_kのソース電極に接続されている。
【0110】また、第2段に追加したnチャネル型TF
T101_2のソース電極は、低電源電位Vssに接続
され、ドレイン電極は、第1のクロックドインバータC
KINV1_2が有する第1のnチャネル型TFT50
1d_2のソース電極に接続されている。
【0111】図8においては、第2段のnチャネル型T
FT101_2のゲート電極には、遅延回路110を介
して、第1段のインバータINV_1の出力が入力され
ている。遅延回路110としては、複数の縦列接続され
たインバータ回路によって構成することができる。しか
しこれに限定されず、遅延回路110として、公知の構
成の回路を自由に用いることができる。
【0112】上記構成によって、第2段の第1のクロッ
クドインバータCKINV1_2において、nチャネル
型TFTがオフの状態になることを望まれる際に、nチ
ャネル型TFT101_2のゲート電極には、第1段の
出力(第1段のインバータINV_1の出力)S_1を
遅延させた信号が入力される。この遅延の度合いは、ク
ロックパルスの半周期程度に設定する。これによって、
第2段の回路の第1のクロックドインバータCKINV
1_2において、nチャネル型TFTの漏れ電流が流れ
るのを防ぐことができる。
【0113】ここで、nチャネル型TFT101_2の
ゲート電極に入力される信号は、第1段のインバータI
NV_1の出力S_1を、クロックパルスの半周期程度
遅延させた信号に限定されない。例えば、第1段の第1
のクロックドインバータCKINV1_1の出力SB_
1の極性を反転させ、遅延させた信号であっても構わな
い。
【0114】なお、nチャネル型TFTの漏れ電流が問
題となる際に、nチャネル型TFT101_2をオフの
状態とし、第2段のnチャネル型TFT501c及び5
01dが共にオンの状態を選択される場合に、nチャネ
ル型TFT101_2をオンの状態にする信号であれ
ば、上記に限定されない。
【0115】また、第3段以降の回路において、第k段
の第1のクロックドインバータにおいて、nチャネル型
TFT501d_kがオフの状態になることを望まれる
際に、nチャネル型TFT101_kのゲート電極に入
力されたSB_k−2の信号によって、nチャネル型T
FT101_kをオフにする。こうして、第k段の回路
の第1のクロックドインバータCKINV1_kにおい
て、nチャネル型TFTの漏れ電流が流れるのを防ぐこ
とができる。
【0116】ここで、タイミングチャートに示すように
スタートパルスを入力すれば、漏れ電流による第1段の
第1のクロックドインバータの出力SB_1の変動は問
題とならない。つまり、第1段の第1のクロックドイン
バータにおいて、入力されたスタートパルスSPの極性
が反転した信号が、第1段の第1のクロックドインバー
タCKINV1_1の出力SB_1となるような場合、
漏れ電流による第1段の第1のクロックドインバータの
出力SB_1の変動は問題とならない。
【0117】こうして、第2段以降の第1のクロックド
インバータCKINV1に、新たに、nチャネル型TF
T101を設けることによって、漏れ電流を防ぎ、シフ
トレジスタを正常に動作させることができる。
【0118】本実施の形態のシフトレジスタの駆動方法
について、図9のタイミングチャートを用いて説明す
る。図9において、遅延回路110を介してTFT10
1_2のゲート電極に入力される信号S_1Rを示す。
この信号S_1Rによって、TFT101_2をオフに
し、第2段の第1のクロックドインバータCKINV1
_2の漏れ電流を防ぐことができる。
【0119】なお、pチャネル型TFTの漏れ電流を確
実に防ぐために、新たなpチャネル型TFT等は設けな
かった。一般に、nチャネル型TFTは、pチャネル型
TFTより特性が良いため、特にnチャネル型TFTの
漏れ電流を確実に防止することが重要である。そのた
め、上記構成による漏れ電流防止の構造は有効である。
【0120】なお、本実施の形態のシフトレジスタの第
1段において、第1のクロックドインバータCKINV
1_1のpチャネル型TFT501aと、pチャネル型
TFT501bとは、その配置を入れ替えることができ
る。つまり、図8のように、高電源電位Vddにそのソ
ース電極が接続されたpチャネル型TFTを501aと
して、pチャネル型TFT501a、501bの順に直
列に接続し、pチャネル型TFT501bのドレイン電
極を第1のクロックドインバータCKINV1_1の出
力端子とした構成であっても良いし、高電源電位Vdd
にそのソース電極が接続されたpチャネル型TFTを5
01bとして、pチャネル型TFT501b、501a
の順に直列に接続し、pチャネル型TFT501aのド
レイン電極を第1のクロックドインバータCKINV1
_1の出力端子とした構成であっても良い。
【0121】また、また上記の様に、第1のクロックド
インバータCKINV1_1内において、pチャネル型
TFT501a及び501bの配置が2とおり存在する
が、このそれぞれにおいて、nチャネル型TFT501
dと、501cとは、その配置を入れ替えることができ
る。つまり、図8のように低電源電位Vssにそのソー
ス電極が接続されたnチャネル型TFTを501dとし
て、nチャネル型TFT501d、501cの順に直列
に接続し、nチャネル型TFT501cのドレイン電極
を第1のクロックドインバータCKINV1_1の出力
端子とした構成であっても良いし、低電源電位Vssに
そのソース電極が接続されたnチャネル型TFTを50
1cとして、nチャネル型TFT501c、501dの
順に直列に接続し、nチャネル型TFT501dのドレ
イン電極を第1のクロックドインバータCKINV1_
1の出力端子とした構成であっても良い。
【0122】第1段の回路において、第1のクロックド
インバータCKINV1_1と同様に、第2のクロック
ドインバータCKINV2_1のpチャネル型TFT5
01aと、501bとは、その配置を入れ替えることが
できる。また、第2のクロックドインバータCKINV
2_1のnチャネル型TFT501dと、501cと
は、その配置を入れ替えることができる。
【0123】なお、本実施の形態のシフトレジスタの第
2段以降の回路において、それぞれ有する第1のクロッ
クドインバータCKINV1のpチャネル型TFT50
1aと、pチャネル型TFT501bとは、その配置を
入れ替えることができる。つまり、図8のように高電源
電位Vddにそのソース電極が接続されたTFTをpチ
ャネル型TFT501aとして、pチャネル型TFT5
01a、501bの順に直列に接続し、pチャネル型T
FT501bのドレイン電極を第1のクロックドインバ
ータCKINV1の出力端子とした構成であっても良い
し、高電源電位Vddにそのソース電極が接続されたT
FTをpチャネル型TFT501bとし、pチャネル型
TFT501b、501aの順に直列に接続し、pチャ
ネル型TFT501aのドレイン電極を第1のクロック
ドインバータCKINV1の出力端子とした構成であっ
ても良い。
【0124】また、また上記の様に、第1のクロックド
インバータCKINV1内において、pチャネル型TF
T501a及び501bの配置が2とおり存在するが、
このそれぞれにおいて、nチャネル型TFT101と、
501dと、501cとは、その配置を入れ替えること
ができる。つまり、図8のように低電源電位Vssにそ
のソース電極が接続されたTFTをnチャネル型TFT
101とし、nチャネル型TFT101、501d、5
01cの順に直列に接続し、nチャネル型TFT501
cのドレイン電極を第1のクロックドインバータCKI
NV1の出力端子とした構成であっても良いがその他
に、低電源電位Vssにそのソース電極が接続されたT
FTをnチャネル型TFT101とし、nチャネル型T
FT101、501c、501dの順に直列に接続し、
nチャネル型TFT501dのドレイン電極を第1のク
ロックドインバータCKINV1の出力端子とした構成
であっても良いし、低電源電位Vssにそのソース電極
が接続されたTFTをnチャネル型TFT501dと
し、nチャネル型TFT501d、101、501cの
順に直列に接続し、nチャネル型TFT501cのドレ
イン電極を第1のクロックドインバータCKINV1の
出力端子とした構成であっても良いし、低電源電位Vs
sにそのソース電極が接続されたTFTをnチャネル型
TFT501cとし、nチャネル型TFT501c、1
01、501dの順に直列に接続し、nチャネル型TF
T501dのドレイン電極を第1のクロックドインバー
タCKINV1の出力端子とした構成であっても良い
し、低電源電位Vssにそのソース電極が接続されたT
FTをnチャネル型TFT501dとし、nチャネル型
TFT501d、501c、101の順に直列に接続
し、nチャネル型TFT101のドレイン電極を第1の
クロックドインバータCKINV1の出力端子とした構
成であっても良いし、低電源電位Vssにそのソース電
極が接続されたTFTをnチャネル型TFT501cと
し、nチャネル型TFT501c、501d、101の
順に直列に接続し、nチャネル型TFT101のドレイ
ン電極を第1のクロックドインバータCKINV1の出
力端子とした構成であっても良い。
【0125】第1段の回路における第2のクロックドイ
ンバータCKINV2_1と同様に、第2段以降の第2
のクロックドインバータCKINV2のpチャネル型T
FT501aと、501bとは、その配置を入れ替える
ことができる。また、第2のクロックドインバータCK
INV2のnチャネル型TFT501dと、501cと
は、その配置を入れ替えることができる。
【0126】なお、図8において、シフトレジスタの各
段が有する、第1のクロックドインバータCKINV
1、第2のクロックドインバータCKINV2及びイン
バータINVを構成するTFTは、シングルゲート構造
としたが、これに限定されない。ダブルゲート構造や、
更に多くのゲート電極を有するマルチゲート構造であっ
ても良い。
【0127】本実施の形態は、第1の実施の形態と自由
に組み合わせて実施することが可能である。
【0128】(第4の実施の形態)本実施の形態では、
実施の形態2や実施の形態3とは異なる構成のシフトレ
ジスタについて説明する。
【0129】本実施の形態のシフトレジスタは、図1に
示した構成のシフトレジスタにおいて、第1のクロック
ドインバータCKINV1にnチャネル型TFT101
を有する第3段以降の段では、クロックパルスCKまた
は反転クロックパルスCKBが入力されるnチャネル型
TFT501dを省略した構成である。この構成を図1
8に示す。なお、図1と同じ部分は同じ符号を用いて示
し説明は省略する。例えば、図18における第3段の第
1のクロックドインバータCKINV1では、図1に対
してnチャネル型TFT501d_3が省略されてい
る。図18に示す構成のシフトレジスタは、図1と同様
のタイミングでパルスを出力することができる。
【0130】図18に示すような構成では、シフトレジ
スタを構成するTFTの数は従来のシフトレジスタに対
して増加しない。しかし、その電源電圧より小さな振幅
電圧を有するクロックパルス、スタートパルスを入力す
る場合にも、漏れ電流による第1のクロックドインバー
タの出力電位の変化を低減することができる。こうし
て、低消費電力・高周波数で動作し、電源線のノイズ、
レイアウト面積の増大等の問題を解決するシフトレジス
タが提供される。
【0131】また同様に、図8に示した構成のシフトレ
ジスタにおいて、第1のクロックドインバータCKIN
V1にnチャネル型TFT101を有する第2段以降の
段では、クロックパルスCKまたは反転クロックパルス
CKBが入力されるnチャネル型TFT501dを省略
した構成である。この構成を図19に示す。なお、図8
と同じ部分は同じ符号を用いて示し説明は省略する。例
えば、図19における第2段の第1のクロックドインバ
ータCKINV1では、図8に対してnチャネル型TF
T501d_2が省略されている。図19に示す構成の
シフトレジスタは、図8と同様のタイミングでパルスを
出力することができる。
【0132】図19に示すような構成でも、シフトレジ
スタを構成するTFTの数は従来のシフトレジスタに対
して増加しない。しかし、その電源電圧より小さな振幅
電圧を有するクロックパルス、スタートパルスを入力す
る場合にも、漏れ電流による第1のクロックドインバー
タの出力電位の変化を低減することができる。こうし
て、低消費電力・高周波数で動作し、電源線のノイズ、
レイアウト面積の増大等の問題を解決するシフトレジス
タが提供される。
【0133】本実施の形態は、実施の形態1〜実施の形
態3と自由に組み合わせて実施することができる。
【0134】(第5の実施の形態)本実施の形態では、
その電源電圧(高電源電位Vddと低電源電位Vssの
電位差に相当する)より小さな振幅電圧の、スタートパ
ルスSPや、クロックパルスCKを入力するシフトレジ
スタであって、この際問題となる、第1のクロックドイ
ンバータの漏れ電流を以下の構成によって低減したシフ
トレジスタの例を示す。
【0135】なお、本実施の形態に示すシフトレジスタ
では、第1のクロックドインバータのpチャネル型TF
T501aや501bを介して流れる漏れ電流を低減す
る構成である。
【0136】本実施の形態のシフトレジスタの構成を図
21に示す。また、図21のシフトレジスタのタイミン
グチャートを図20に示す。ここで、スタートパルスS
P、クロックパルスCKの入力のタイミングは実施の形
態1において図1で示した構成と同様であるので詳細な
説明は省略する。
【0137】但し、実施の形態1において図1で示した
構成のシフトレジスタに入力されるスタートパルスに対
して、本実施の形態の図21で示した構成のシフトレジ
スタに入力されるスタートパルスの極性は反転してい
る。入力されるクロックパルスCK、反転クロックパル
スCKBについては、図1の構成のシフトレジスタ、図
21の構成のシフトレジスタ共に同じである。
【0138】図21に示すシフトレジスタでは、第3段
以降の各段の第1のクロックドインバータCKINV1
は、pチャネル型TFT1101を有する。ここで、第
k(kは、3以上n以下の自然数)段のpチャネル型T
FT1101を1101_kと表記する。なお、pチャ
ネル型TFT1101のゲート電極の電気的接続につい
ては、図21に示した通りである。つまり、ある段にお
けるpチャネル型TFT1101のゲート電極には、2
つ前の段の第1のクロックドインバータCKINV1の
出力が入力されている。
【0139】図21に示した構成のシフトレジスタによ
って、第1のクロックドインバータのpチャネル型TF
T501aや501bを介して流れる漏れ電流を低減す
ることができる。こうして、低消費電力・高周波数で動
作し、電源線のノイズ、レイアウト面積の増大等の問題
を解決するシフトレジスタが提供される。
【0140】なお、図21に示した構成において、さら
に第2段の第1のクロックドインバータCKINV1
に、新たにpチャネル型TFT1101を追加する構成
としてもよい。この構成を、図22に示す。なお、図2
2に示した構成において、図21と同じ部分は同じ符号
を用いて示し説明は省略する。ここで、110は遅延回
路である。第2段の第1のクロックドインバータCKI
NV1に追加されたpチャネル型TFT1101_2の
ゲート電極には、第1段の第1のクロックドインバータ
CKINV1の出力が遅延回路110を介して入力され
る。遅延回路110により信号を遅延させる度合いは、
クロックパルスの半周期程度に設定する。
【0141】図22に示した構成のシフトレジスタによ
って、第1のクロックドインバータのpチャネル型TF
T501aや501bを介して流れる漏れ電流を低減す
ることができる。こうして、低消費電力・高周波数で動
作し、電源線のノイズ、レイアウト面積の増大等の問題
を解決するシフトレジスタが提供される。
【0142】また、図21や図22に示した構成のシフ
トレジスタにおいて、新たにpチャネル型TFT110
1が追加された第1のクロックドインバータCKINV
1では、クロックパルスCKまたは反転クロックパルス
CKBが入力されるpチャネル型TFT501aを省略
した構成とすることができる。
【0143】つまり、図21において、新たにpチャネ
ル型TFT1101が追加された第3段以降の第1のク
ロックドインバータCKINV1では、クロックパルス
CKまたは反転クロックパルスCKBが入力されるpチ
ャネル型TFT501aを省略することができる。この
構成を図23に示す。例えば、図23における第3段の
第1のクロックドインバータCKINV1では、図21
に対してpチャネル型TFT501a_3が省略されて
いる。
【0144】また図22において、新たにpチャネル型
TFT1101が追加された第2段以降の第1のクロッ
クドインバータCKINV1では、クロックパルスCK
または反転クロックパルスCKBが入力されるpチャネ
ル型TFT501aを省略することができる。この構成
を図24に示す。例えば、図24における第2段の第1
のクロックドインバータCKINV1では、図22に対
してpチャネル型TFT501a_2が省略されてい
る。
【0145】図23や図24において、シフトレジスタ
を構成するTFTの数は従来のシフトレジスタに対して
増加しない。しかし、その電源電圧より小さな振幅電圧
を有するクロックパルス、スタートパルスを入力する場
合にも、漏れ電流による第1のクロックドインバータの
出力電位の変化を低減することができる。こうして、低
消費電力・高周波数で動作し、電源線のノイズ、レイア
ウト面積の増大等の問題を解決するシフトレジスタが提
供される。
【0146】また、図21〜図24に示したようなシフ
トレジスタの各段の出力Sにおいて、その隣り合う段の
出力のNORをとった信号を出力信号とするタイプのシ
フトレジスタでもよい。図21に示したようなシフトレ
ジスタにおいて、その隣り合う段の出力のNORをとっ
た信号を出力信号とするタイプのシフトレジスタを図2
5に示す。
【0147】なお図25において、図21に示したタイ
ミングチャートに示すようにスタートパルスSPを入力
すれば、漏れ電流による第1段の第1のクロックドイン
バータCKINV1_1の出力SB_1の変動は問題と
ならない。また、第2段の第1のクロックドインバータ
の出力SB_2は、漏れ電流によって変動するが、第1
段及び第2段の出力S_1とS_2のNORをとったも
のが、サンプリングパルスSMP_1として出力される
ため、シフトレジスタの動作上、問題ない。第3段以降
の第1のクロックドインバータCKINV1に、新た
に、pチャネル型TFT1101を設けることによっ
て、漏れ電流を防ぎ、シフトレジスタを正常に動作させ
ることができる。
【0148】本実施の形態は、実施の形態1〜実施の形
態4と自由に組み合わせて実施することが可能である。
【0149】(第6の実施の形態)本発明のシフトレジ
スタ及びその駆動方法は、表示装置の駆動回路に用いる
ことができる。
【0150】例えば、エレクトロルミネッセンス(E
L)素子を用いたEL表示装置や、液晶素子を用いた液
晶表示装置等の駆動回路に、本発明のシフトレジスタ及
びその駆動方法を用いることができる。これにより、消
費電力が少なく、また、小型化可能で、信頼性の高い表
示装置が提供される。
【0151】なおEL素子とは、一対の電極(陽極と陰
極)間にEL層を挟んだ構成の素子で、一対の電極間に
電圧を印加することによって発光する素子を示すものと
する。なお、EL層は、有機化合物によって形成されて
いてもよいし、無機物によって構成されていてもよい
し、有機化合物と無機物の混合物によって形成されてい
てもよい。ここで、EL層が有機化合物を主成分として
形成される素子を特にOLED(Organic Light Emitti
ng Diode)と呼ぶことにする。OLEDを用いた表示装
置をOLED表示装置と呼ぶ。
【0152】OLEDのEL層を有機化合物層と呼ぶこ
とにする。有機化合物層は通常、積層構造となってい
る。代表的には、コダック・イーストマン・カンパニー
のTangらが提案した「正孔輸送層/発光層/電子輸送
層」という積層構造が挙げられる。また他にも、陽極上
に正孔注入層/正孔輸送層/発光層/電子輸送層、また
は正孔注入層/正孔輸送層/発光層/電子輸送層/電子
注入層の順に積層する構造でも良い。発光層に対して蛍
光性色素等をドーピングしても良い。上述した正孔注入
層、正孔輸送層、発光層、電子輸送層、電子注入層等
は、全て有機化合物層に含まれる。そして、上記構造で
なる有機化合物層に一対の電極(陽極と陰極)から所定
の電圧をかけ、それにより発光層においてキャリアの再
結合が起こって発光する。
【0153】なお、有機化合物層は、明確な積層構造を
有している必要は無い。各層を構成する物質が混合した
構造を有していてもよい。
【0154】また本明細書中において、OLEDとは、
1重項励起子からの発光(蛍光)と、3重項励起子から
の発光(燐光)の一方または両方を用いるものを示すも
のとする。
【0155】図13に、表示装置の構成の例を示すブロ
ック図を示す。図13において、表示装置700は、ソ
ース信号線駆動回路701、ゲート信号線駆動回路70
2、画素部703によって構成されている。ソース信号
線駆動回路701は、シフトレジスタ704、第1のラ
ッチ回路705、第2のラッチ回路706によって構成
されている。また、ゲート信号線駆動回路702は、シ
フトレジスタ707によって構成されている。
【0156】画素部703には、ソース信号線駆動回路
701からの信号が入力される複数のソース信号線が列
方向に配置され、ゲート信号線駆動回路702からの信
号が入力される複数のゲート信号線が行方向に配置され
ている。これらのソース信号線及びゲート信号線の交点
毎に、画素が配置されている。
【0157】表示装置がOLED表示装置では、画素は
それぞれOLEDを有し、表示装置が液晶表示装置では
液晶素子を有する。
【0158】ゲート信号線駆動回路702は、シフトレ
ジスタ707からの信号によって、ゲート信号線に順に
信号を出力し、画素部703が有する画素行を選択す
る。ソース信号線駆動回路701は、シフトレジスタ7
04からの信号によって、第1のラッチ回路705が順
にビデオ信号を保持し、第1のラッチ回路705におい
て保持されたビデオ信号は、第2のラッチ回路706に
転送されて、ソース信号線に入力される。こうして、1
行の画素に信号を入力する。これを全ての画素行につい
て繰り返し、1つの画像が表示される。
【0159】例えば、OLED表示装置の画素の構成と
しては、ゲート信号線の信号によって、画素にソース信
号線の信号を入力するかどうかを選択するスイッチとし
て働く、スイッチング用TFT及び、スイッチング用T
FTがオンの状態となり、ソース信号線から入力された
信号に応じて、画素のOLEDを流れる電流を制御する
OLED駆動用TFTを配置する構成の画素を用いるこ
とができる。
【0160】なお、画素の構成としては公知のものを自
由に用いることができる。
【0161】本発明のシフトレジスタ及びその駆動方法
は、ソース信号線駆動回路701が有するシフトレジス
タ704及び、ゲート信号線駆動回路702が有するシ
フトレジスタ707に用いることができる。
【0162】本実施の形態は、本発明の実施の形態1〜
実施の形態5と自由に組み合わせて実施することが可能
である。
【0163】(第7の実施の形態)本実施の形態では、
本発明のシフトレジスタを実際に作製した際の上面図を
示す。図15において、図1におけるシフトレジスタの
第3段以降のある1段に相当する部分の上面図を示す。
ここで、第k(kは3以上の自然数)段SR_kの上面
図を示す。
【0164】第1のクロックドインバータCKINV1
_k、第2のクロックドインバータCKINV2_k及
びインバータINV_kが配置されている。なお、図1
において示した部分と同じ部分は、同じ符号を用いて示
す。
【0165】第1のクロックドインバータCKINV1
_kを構成するpチャネル型TFT501a_k及び5
01b_kを、図中pchTFT 501a_k,50
1b_kで示す。また、第1のクロックドインバータC
KINV1_kを構成するnチャネル型TFT501c
_k、501d_k及び漏れ電流対策として配置したT
FT101_kを、図中nchTFT 501c_k,
501b_k,101_kで示す。
【0166】CK、CKBは、それぞれクロックパルス
及びクロックパルスの極性が反転した反転クロックパル
スが入力される配線である。また、Vddは、高電源電
位が入力される電源線であり、Vssは、低電源電位が
入力される電源線である。
【0167】図中、A、Bで示した配線は、前段(第k
−1段)のA'、B'にそれぞれ接続される。但し、前後
の段(第k−1段及び第k+1段)の回路では、TFT
501dのゲート電極に信号を入力する配線CKin1
が配線CKBに接続され、TFT501aのゲート電極
に信号を入力する配線CKin2が配線CKに接続され
ている。
【0168】第k段の第1のクロックドインバータCK
INV1_kに追加した、nチャネル型TFT101_
kのゲート電極には、前々段(第k−2段)の第1のク
ロックドインバータCKINV1_k−2の出力に相当
する、SB_k−2で示す信号が入力されている。(な
お、出力される信号と同じ符号をもって、その信号が出
力される端子や配線を示すこととする)。図15中SB
_k―2は、第k―2段の第1のクロックドインバータ
の出力端子及び第k―2段の第2のクロックドインバー
タの出力端子に相当する。
【0169】図16に、シフトレジスタの3段分の構成
を示す上面図を示す。なお、図15と同じ部分は同じ符
号を用いて示し説明は省略する。
【0170】図16において、シフトレジスタの第k段
〜第k+2段、SR_k〜SR_k+2を示す。第k+
2段SR_k+2の第1のクロックドインバータCKI
NV1_k+2のnチャネル型TFT101_k+2の
ゲート電極に入力される信号は、第k段SR_kの第1
のクロックドインバータCKINV1_kの出力端子か
ら出力される信号SB_kである。図15中SB_k
は、第k段の第1のクロックドインバータの出力端子及
び第k段の第2のクロックドインバータの出力端子に相
当する。
【0171】図15及び図16において示した構成のシ
フトレジスタでは、電源電圧より小さな振幅電圧を有す
るパルス信号(クロックパルス、反転クロックパルス及
びスタートパルス)を入力しても、nチャネル型TFT
101によって、漏れ電流による出力電位の変動を抑え
ることができる。
【0172】本実施の形態は、実施の形態1〜実施の形
態6と自由に組み合わせて実施することが可能である。
【0173】(第8の実施の形態)本実施の形態では、
本発明のシフトレジスタを実際に作製した際の断面図を
示す。
【0174】ここでは、図15のa〜a'の部分の断面
図を図17に示す。なお、図15と同じ部分は同じ符号
を用いて示し、説明は省略する。
【0175】絶縁表面を有する基板800上に、pチャ
ネル型TFT(図中、pchTFTと表記)501a_
k、501b_k、nチャネル型TFT(図中、nch
TFTと表記)501c_k、501d_k、101_
kが形成されている。なお、801はゲート絶縁膜、8
02は層間絶縁膜である。
【0176】pチャネル型TFT501a_kは活性層
中に、ソース領域として機能する不純物領域881及び
885、チャネル領域として機能する891及び894
を有する。なお、不純物領域882及び884はドレイ
ン領域として機能する。なお、不純物領域885は、配
線810によって、電源線Vddと電気的に接続されて
いる。pチャネル型TFT501a_kは、活性層と重
ならない部分で電気的に接続されたゲート電極803と
806を有するダブルゲート型のTFTである。ゲート
電極803は、配線CKin2によって配線CKBと接
続されている。
【0177】pチャネル型TFT501b_kは活性層
中に、ソース領域として機能する不純物領域882及び
884、ドレイン領域として機能する不純物領域88
3、チャネル領域として機能する892及び893を有
する。pチャネル型TFT501b_kは、活性層と重
ならない部分で電気的に接続されたゲート電極804と
805を有するダブルゲート型のTFTである。ゲート
電極804は、端子S_k―1と電気的に接続されてい
る。また、ドレイン領域として機能する不純物領域88
3は、端子SB_kに接続されている。
【0178】pチャネル型TFT501a_kのドレイ
ン領域とpチャネル型TFT501b_kのソース領域
とは、活性層によって直接接続されている。
【0179】nチャネル型TFT501c_kは活性層
中に、ドレイン領域として機能する不純物領域886、
ソース領域として機能する不純物領域887、チャネル
領域として機能する895を有する。なお、ドレイン領
域として機能する不純物領域886は、配線811によ
って、端子SB_kと接続されている。ゲート電極80
7は、端子S_k―1と接続されている。
【0180】nチャネル型TFT501d_kは活性層
中に、ドレイン領域として機能する不純物領域887、
ソース領域として機能する不純物領域888、チャネル
領域として機能する896を有する。ゲート電極808
は、配線CKin1によって配線CKと接続されてい
る。
【0181】nチャネル型TFT101_kは活性層中
に、ドレイン領域として機能する不純物領域888、ソ
ース領域として機能する不純物領域889、チャネル領
域として機能する897を有する。ゲート電極809
は、端子SB_k−2と接続されている。ソース領域と
して機能する不純物領域889は、電源線Vssと電気
的に接続されている。
【0182】nチャネル型TFT501c_kのソース
領域とnチャネル型TFT501d_kのドレイン領域
は、活性層によって直接接続されている。また、nチャ
ネル型TFT501d_kのソース領域とnチャネル型
TFT101_kのドレイン領域は、活性層によって直
接接続されている。
【0183】以上が、本発明のシフトレジスタを実際に
作製した際の断面図についての説明であった。本発明の
シフトレジスタでは、電源電圧より小さな振幅電圧を有
するパルス信号(クロックパルス、反転クロックパルス
及びスタートパルス)を入力しても、nチャネル型TF
T101によって、漏れ電流による出力電位の変動を抑
えることができる。
【0184】本実施の形態は、実施の形態1〜実施の形
態7と自由に組み合わせて実施することが可能である。
【0185】(第9の実施の形態)本実施の形態では、
本発明のシフトレジスタ用いた駆動回路を有する表示装
置を利用した電子機器について図11を用いて説明す
る。
【0186】図11(A)に本発明の表示装置を用いた
携帯情報端末の模式図を示す。携帯情報端末は、本体2
701a、操作スイッチ2701b、電源スイッチ27
01c、アンテナ2701d、表示部2701e、外部
入力ポート2701fによって構成されている。本発明
の表示装置は、表示部2701eに用いることができ
る。
【0187】図11(B)に本発明の表示装置を用いた
パーソナルコンピュータの模式図を示す。パーソナルコ
ンピュータは、本体2702a、筐体2702b、表示
部2702c、操作スイッチ2702d、電源スイッチ
2702e、外部入力ポート2702fによって構成さ
れている。本発明の表示装置は、表示部2702cに用
いることができる。
【0188】図11(C)に本発明の表示装置を用いた
画像再生装置の模式図を示す。画像再生装置は、本体2
703a、筐体2703b、記録媒体2703c、表示
部2703d、音声出力部2703e、操作スイッチ2
703fによって構成されている。本発明の表示装置
は、表示部2703dに用いることができる。
【0189】図11(D)に本発明の表示装置を用いた
テレビの模式図を示す。テレビは、本体2704a、筐
体2704b、表示部2704c、操作スイッチ270
4dによって構成されている。本発明の表示装置は、表
示部2704cに用いることができる。
【0190】図11(E)に本発明の表示装置を用いた
ヘッドマウントディスプレイの模式図を示す。ヘッドマ
ウントディスプレイは、本体2705a、モニター部2
705b、頭部固定バンド2705c、表示部2705
d、光学系2705eによって構成されている。本発明
の表示装置は、表示部2705dに用いることができ
る。
【0191】図11(F)に本発明の表示装置を用いた
ビデオカメラの模式図を示す。ビデオカメラは、本体2
706a、筐体2706b、接続部2706c、受像部
2006d、接眼部2706e、バッテリー2706
f、音声入力部2706g、表示部2706hによって
構成されている。本発明の表示装置は、表示部2706
hに用いることができる。
【0192】本発明は、上記応用電子機器に限定され
ず、様々な電子機器に応用することができる。
【0193】本実施の形態は、実施の形態1〜実施の形
態8と自由に組み合わせて実施することが可能である。
【0194】(第10の実施の形態)本実施の形態で
は、同一基板上に従来型及び本発明のシフトレジスタの
各々を搭載したパネルを作製し、動作させたときの測定
結果について述べる。より詳しくは、入力する信号電圧
を0〜3Vとして、電源電圧の振幅を増加していき、何
Vまで正常に動作するのかを測定した結果について述べ
る。なおこのときの周波数は5MHzとした。
【0195】従来型のシフトレジスタは、電源電圧が−
1.5V〜5.5Vの範囲において正常に動作し、その振
幅は7.0Vであった。一方、本発明のシフトレジスタ
では、電源電圧が−5.0〜7.5Vの範囲において正
常に動作し、その振幅は12.5Vであった。
【0196】以上の結果より、本発明のシフトレジスタ
を用いると、従来型のシフトレジスタよりも電源電圧に
マージンが生じるため、TFTの特性バラツキの影響を抑
制することができる。さらに、シフトレジスタから他の
回路に対して正確に信号を供給することができる。
【0197】(第11の実施の形態)本発明のシフトレ
ジスタについて、上面から撮影した写真を図27に示
す。具体的な仕様としては、入力信号の振幅電圧電圧は
3.0V、電源電圧は8.0Vとした。
【0198】また、本発明のシフトレジスタを周波数5
MHzで動作させたときの波形を図28に示す。図28に
おいて、上から順にスタートパルス、クロック信号、シ
フトレジスタが出力する信号の波形を示す。なお、シフ
トレジスタが出力する信号において、1段目の波形が半
パルス分大きくなっているが、これは2段目のNAND
をとるためであるので、特に問題はない。
【0199】
【発明の効果】シフトレジスタの電源電圧より小さな振
幅電圧を有する、クロックパルス、スタートパルスをシ
フトレジスタに入力する。こうして、低消費電力・高周
波数で動作し、電源線のノイズ、レイアウト面積の増大
等の問題を解決するシフトレジスタの駆動方法が提供さ
れる。
【0200】また上記駆動方法を用いる場合に、第2の
クロックドインバータを構成するTFTのゲート幅を、
従来と比較して大きく設定することで漏れ電流を低減す
る。
【0201】さらに、第1のクロックドインバータに、
新たにTFTを追加する。この追加したTFTのソース
・ドレイン間を介して、電源電位を第1のクロックドイ
ンバータの出力端子に出力する構成とする。追加したT
FTのゲート電極には、シフトレジスタの電源電圧程度
の振幅電圧を有する信号が入力される。漏れ電流が問題
となる場合に、追加したTFTをオフする構成とする。
これによって、第1のクロックドインバータを流れる電
流(漏れ電流)を遮断する。
【0202】上記構成によって、シフトレジスタにおい
て高周波数・低電源電圧動作、また、小型化を実現する
ことができる。
【0203】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のシフトレジスタの構成を示す回路
図。
【図2】 本発明のシフトレジスタの駆動方法を示す
タイミングチャートを示す図。
【図3】 本発明のシフトレジスタの駆動方法を示す
タイミングチャートを示す図。
【図4】 シフトレジスタの構成を示す図。
【図5】 シフトレジスタの構成を示す図。
【図6】 従来のシフトレジスタの駆動方法を示すタ
イミングチャートを示す図。
【図7】 理想的なシフトレジスタの駆動方法を示す
タイミングチャートを示す図。
【図8】 本発明のシフトレジスタの構成を示す回路
図。
【図9】 本発明のシフトレジスタの駆動方法を示す
タイミングチャートを示す図。
【図10】 シフトレジスタの構成を示す回路図。
【図11】 本発明のシフトレジスタの駆動方法を示
すタイミングチャートを示す図。
【図12】 本発明のシフトレジスタの構成を示す回
路図。
【図13】 本発明のシフトレジスタを用いた駆動回
路を有する表示装置のブロック図。
【図14】 本発明のシフトレジスタを用いた駆動回
路を有する表示装置を応用した電子機器を示す図。
【図15】 本発明のシフトレジスタの作製例を示す
上面図。
【図16】 本発明のシフトレジスタの作製例を示す
上面図。
【図17】 本発明のシフトレジスタの作製例を示す
断面図。
【図18】 本発明のシフトレジスタの構成を示す回
路図。
【図19】 本発明のシフトレジスタの構成を示す回
路図。
【図20】 本発明のシフトレジスタの駆動方法を示
すタイミングチャートを示す図。
【図21】 本発明のシフトレジスタの構成を示す回
路図。
【図22】 本発明のシフトレジスタの構成を示す回
路図。
【図23】 本発明のシフトレジスタの構成を示す回
路図。
【図24】 本発明のシフトレジスタの構成を示す回
路図。
【図25】 本発明のシフトレジスタの構成を示す回
路図。
【図26】 TFTのゲート幅を示す図。
【図27】 本発明のシフトレジスタの上面写真。
【図28】 本発明のシフトレジスタを周波数5MHz
で動作させたときの波形を示す図。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 3/20 623 G09G 3/20 623H 670 670E 3/36 3/36 Fターム(参考) 2H093 NC16 NC22 NC26 NC34 ND39 ND40 ND49 NG20 5C006 AA16 BB16 BC03 BC11 BC20 BF03 BF04 BF07 EB05 FA13 FA32 FA36 FA37 FA42 FA43 FA47 5C080 AA06 AA10 BB05 DD08 DD09 DD12 DD23 DD25 DD26 FF11 HH09 JJ02 JJ03 JJ04 JJ06 KK04 KK07 KK43

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クロックパルス及び前記クロックパルスの
    極性が反転した反転クロックパルスに同期して信号を出
    力する第1のクロックドインバータと第2のクロックド
    インバータとを有し、 前記第1のクロックドインバータの出力端子と前記第2
    のクロックドインバータの出力端子とは接続され、 前記第1のクロックドインバータの出力信号の極性を反
    転させて前記第2のクロックドインバータに入力するシ
    フトレジスタの駆動方法であって、 前記クロックパルス及び前記反転クロックパルスの振幅
    電圧が、前記第1のクロックドインバータ及び前記第2
    のクロックドインバータの電源電圧より小さいことを特
    徴とするシフトレジスタの駆動方法。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記第1のクロックドインバータ及び前記第2のクロッ
    クドインバータの高電源電位と、前記クロックパルス及
    び前記反転クロックパルスの最高電位の電位差の絶対値
    が、前記第1のクロックドインバータを構成するpチャ
    ネル型TFTの閾値電圧の絶対値より大きいことを特徴
    とするシフトレジスタの駆動方法。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2において、 前記第1のクロックドインバータ及び前記第2のクロッ
    クドインバータの低電源電位と、前記クロックパルス及
    び前記反転クロックパルスの最低電位の電位差の絶対値
    が、前記第1のクロックドインバータを構成するnチャ
    ネル型TFTの閾値電圧の絶対値より大きいことを特徴
    とするシフトレジスタの駆動方法。
  4. 【請求項4】複数の段を有し、 前記複数の段はそれぞれ、クロックパルス及び前記クロ
    ックパルスの極性が反転した反転クロックパルスに同期
    して信号を出力する、第1のクロックドインバータと第
    2のクロックドインバータとを有し、 前記第1のクロックドインバータの出力端子と前記第2
    のクロックドインバータの出力端子とは接続され、 前記第1のクロックドインバータの出力信号の極性を反
    転させて前記第2のクロックドインバータに入力するシ
    フトレジスタの駆動方法であって、 前記クロックパルス及び前記反転クロックパルスの振幅
    電圧が、前記第1のクロックドインバータ及び前記第2
    のクロックドインバータに与えられる第1の電源電位と
    第2の電源電位の電位差に対応する電源電圧より小さ
    く、 前記第1のクロックドインバータの第1の電源電位は、
    第1のnチャネル型TFT及び、前記第1のnチャネル
    型TFTと直列に接続された第2のnチャネル型TFT
    を介して前記第1のクロックドインバータの出力端子に
    与えられ、 前記第1のnチャネル型TFTのゲート電極には、前段
    の前記第1のクロックドインバータの出力信号の極性を
    反転させた信号が入力され、 前記第2のnチャネル型TFTのゲート電極に、前記第
    1の電源電位程度の電位を有する信号を入力して、前記
    第2のnチャネル型TFTをオフ状態とすることを特徴
    とするシフトレジスタの駆動方法。
  5. 【請求項5】複数の段を有し、 前記複数の段はそれぞれ、クロックパルス及び前記クロ
    ックパルスの極性が反転した反転クロックパルスに同期
    して信号を出力する第1のクロックドインバータと第2
    のクロックドインバータとを有し、 前記第1のクロックドインバータの出力端子と前記第2
    のクロックドインバータの出力端子とは接続され、 前記第1のクロックドインバータの出力信号の極性を反
    転させて前記第2のクロックドインバータに入力するシ
    フトレジスタの駆動方法であって、 前記クロックパルス及び前記反転クロックパルスの振幅
    電圧が、前記第1のクロックドインバータ及び前記第2
    のクロックドインバータに与えられる第1の電源電位と
    第2の電源電位の電位差に対応する電源電圧より小さ
    く、 前記第1のクロックドインバータの第2の電源電位は、
    第1のpチャネル型TFT及び、前記第1のpチャネル
    型TFTと直列に接続された第2のpチャネル型TFT
    を介して前記第1のクロックドインバータの出力端子に
    与えられ、 前記第1のpチャネル型TFTのゲート電極には、前段
    の前記第1のクロックドインバータの出力信号の極性を
    反転させた信号が入力され、 前記第2のpチャネル型TFTのゲート電極に、前記第
    2の電源電位程度の電位を有する信号を入力して、前記
    第2のpチャネル型TFTをオフ状態とすることを特徴
    とするシフトレジスタの駆動方法。
  6. 【請求項6】r(rは3以上の自然数)個の段を有し、 前記r個の段はそれぞれ、クロックパルス及び前記クロ
    ックパルスの極性が反転した反転クロックパルスに同期
    して信号を出力する、第1のクロックドインバータと第
    2のクロックドインバータとを有し、 前記第1のクロックドインバータの出力端子と前記第2
    のクロックドインバータの出力端子とは接続され、 前記第1のクロックドインバータの出力信号の極性を反
    転させて前記第2のクロックドインバータに入力するシ
    フトレジスタの駆動方法であって、 前記クロックパルス及び前記反転クロックパルスの振幅
    電圧が、前記第1のクロックドインバータ及び前記第2
    のクロックドインバータに与えられる、第1の電源電位
    と第2の電源電位の電位差に対応する電源電圧より小さ
    く、 第k(kは3以上r以下の自然数)段において、前記第
    1のクロックドインバータの第1の電源電位は、ゲート
    電極に第(k−1)段の前記第1のクロックドインバー
    タの出力信号の極性を反転させた信号が入力される第1
    のnチャネル型TFT及び、前記第1のnチャネル型T
    FTと直列に接続された第2のnチャネル型TFTを介
    して前記第1のクロックドインバータの出力端子に与え
    られ、 前記第2のnチャネル型TFTのゲート電極には、第
    (k−2)段の第1のクロックドインバータの出力信号
    が入力されることを特徴とするシフトレジスタの駆動方
    法。
  7. 【請求項7】r(rは3以上の自然数)個の段を有し、 前記r個の段はそれぞれ、クロックパルス及び前記クロ
    ックパルスの極性が反転した反転クロックパルスに同期
    して信号を出力する第1のクロックドインバータと第2
    のクロックドインバータとを有し、 前記第1のクロックドインバータの出力端子と前記第2
    のクロックドインバータの出力端子とは接続され、 前記第1のクロックドインバータの出力信号の極性を反
    転させて前記第2のクロックドインバータに入力するシ
    フトレジスタの駆動方法であって、 前記クロックパルス及び前記反転クロックパルスの振幅
    電圧が、前記第1のクロックドインバータ及び前記第2
    のクロックドインバータに与えられる第1の電源電位と
    第2の電源電位の電位差に対応する電源電圧より小さ
    く、 第j(jは2以上r以下の自然数)段において、前記第
    1のクロックドインバータの第1の電源電位は、ゲート
    電極に第(j−1)段の前記第1のクロックドインバー
    タの出力信号の極性を反転させた信号が入力される第1
    のnチャネル型TFT及び、前記第1のnチャネル型T
    FTと直列に接続された第2のnチャネル型TFTを介
    して前記第1のクロックドインバータの出力端子に与え
    られ、第2段において、前記第2のnチャネル型TFT
    のゲート電極には、第1段の第1のクロックドインバー
    タの出力信号の極性が反転し、遅延した信号が入力され
    第k(kは3以上r以下の自然数)段において、前記第
    2のnチャネル型TFTのゲート電極には、第(k−
    2)段の第1のクロックドインバータの出力信号が入力
    されることを特徴とするシフトレジスタの駆動方法。
  8. 【請求項8】r(rは3以上の自然数)個の段を有し、 前記r個の段はそれぞれ、クロックパルス及び前記クロ
    ックパルスの極性が反転した反転クロックパルスに同期
    して信号を出力する第1のクロックドインバータと第2
    のクロックドインバータとを有し、 前記第1のクロックドインバータの出力端子と前記第2
    のクロックドインバータの出力端子とは接続され、 前記第1のクロックドインバータの出力の極性を反転さ
    せて前記第2のクロックドインバータに入力するシフト
    レジスタの駆動方法であって、 前記クロックパルス及び前記反転クロックパルスの振幅
    電圧が、前記第1のクロックドインバータ及び前記第2
    のクロックドインバータに与えられる、第1の電源電位
    と第2の電源電位の電位差に対応する電源電圧より小さ
    く、 第j(jは2以上r以下の自然数)段において、前記第
    1のクロックドインバータの第1の電源電位は、ゲート
    電極に第(j−1)段の前記第1のクロックドインバー
    タの出力信号の極性を反転させた信号が入力される第1
    のnチャネル型TFT及び、前記第1のnチャネル型T
    FTと直列に接続された第2のnチャネル型TFTを介
    して前記第1のクロックドインバータの出力端子に与え
    られ、 第2段において、前記第2のnチャネル型TFTのゲー
    ト電極には、第1段の第1のクロックドインバータの出
    力信号の極性が反転し、前記クロックパルス及び反転ク
    ロックパルスの半周期程度遅延した信号が入力され第k
    (kは3以上r以下の自然数)段において、前記第2の
    nチャネル型TFTのゲート電極には、第(k−2)段
    の第1のクロックドインバータの出力信号が入力される
    ことを特徴とするシフトレジスタの駆動方法。
  9. 【請求項9】r(rは3以上の自然数)個の段を有し、 前記r個の段はそれぞれ、クロックパルス及び前記クロ
    ックパルスの極性が反転した反転クロックパルスに同期
    して信号を出力する第1のクロックドインバータと第2
    のクロックドインバータとを有し、 前記第1のクロックドインバータの出力端子と前記第2
    のクロックドインバータの出力端子とは接続され、 前記第1のクロックドインバータの出力信号の極性を反
    転させて前記第2のクロックドインバータに入力するシ
    フトレジスタの駆動方法であって、 前記クロックパルス及び前記反転クロックパルスの振幅
    電圧が、前記第1のクロックドインバータ及び前記第2
    のクロックドインバータに与えられる第1の電源電位と
    第2の電源電位の電位差に対応する電源電圧より小さ
    く、 第k(kは3以上r以下の自然数)段において、前記第
    1のクロックドインバータの第2の電源電位は、ゲート
    電極に第(k−1)段の前記第1のクロックドインバー
    タの出力信号の極性を反転させた信号が入力される第1
    のpチャネル型TFT及び、前記第1のpチャネル型T
    FTと直列に接続された第2のpチャネル型TFTを介
    して前記第1のクロックドインバータの出力端子に与え
    られ、 前記第2のpチャネル型TFTのゲート電極には、第
    (k−2)段の第1のクロックドインバータの出力信号
    が入力されることを特徴とするシフトレジスタの駆動方
    法。
  10. 【請求項10】r(rは3以上の自然数)個の段を有
    し、 前記r個の段はそれぞれ、クロックパルス及び前記クロ
    ックパルスの極性が反転した反転クロックパルスに同期
    して信号を出力する第1のクロックドインバータと第2
    のクロックドインバータとを有し、 前記第1のクロックドインバータの出力端子と前記第2
    のクロックドインバータの出力端子とは接続され、 前記第1のクロックドインバータの出力信号の極性を反
    転させて前記第2のクロックドインバータに入力するシ
    フトレジスタの駆動方法であって、 前記クロックパルス及び前記反転クロックパルスの振幅
    電圧が、前記第1のクロックドインバータ及び前記第2
    のクロックドインバータに与えられる、第1の電源電位
    と第2の電源電位の電位差に対応する電源電圧より小さ
    く、 第j(jは2以上r以下の自然数)段において、前記第
    1のクロックドインバータの第2の電源電位は、ゲート
    電極に第(j−1)段の前記第1のクロックドインバー
    タの出力信号の極性を反転させた信号が入力される第1
    のpチャネル型TFT及び、前記第1のpチャネル型T
    FTと直列に接続された第2のpチャネル型TFTを介
    して前記第1のクロックドインバータの出力端子に与え
    られ、 第2段において、前記第2のpチャネル型TFTのゲー
    ト電極には、第1段の第1のクロックドインバータの出
    力信号の極性が反転し、遅延した信号が入力され、 第k(kは3以上r以下の自然数)段において、前記第
    2のpチャネル型TFTのゲート電極には、第(k−
    2)段の第1のクロックドインバータの出力信号が入力
    されることを特徴とするシフトレジスタの駆動方法。
  11. 【請求項11】r(rは3以上の自然数)個の段を有
    し、 前記r個の段はそれぞれ、クロックパルス及び前記クロ
    ックパルスの極性が反転した反転クロックパルスに同期
    して信号を出力する第1のクロックドインバータと第2
    のクロックドインバータとを有し、 前記第1のクロックドインバータの出力端子と前記第2
    のクロックドインバータの出力端子とは接続され、 前記第1のクロックドインバータの出力の極性を反転さ
    せて前記第2のクロックドインバータに入力するシフト
    レジスタの駆動方法であって、 前記クロックパルス及び前記反転クロックパルスの振幅
    電圧が、前記第1のクロックドインバータ及び前記第2
    のクロックドインバータに与えられる、第1の電源電位
    と第2の電源電位の電位差に対応する電源電圧より小さ
    く、 第j(jは2以上r以下の自然数)段において、前記第
    1のクロックドインバータの第2の電源電位は、ゲート
    電極に第(j−1)段の前記第1のクロックドインバー
    タの出力信号の極性を反転させた信号が入力される第1
    のpチャネル型TFT及び、前記第1のpチャネル型T
    FTと直列に接続された第2のpチャネル型TFTを介
    して前記第1のクロックドインバータの出力端子に与え
    られ、 第2段において、前記第2のpチャネル型TFTのゲー
    ト電極には、第1段の第1のクロックドインバータの出
    力信号の極性が反転し、前記クロックパルス及び反転ク
    ロックパルスの半周期程度遅延した信号が入力され第k
    (kは3以上r以下の自然数)段において、前記第2の
    pチャネル型TFTのゲート電極には、第(k−2)段
    の第1のクロックドインバータの出力信号が入力される
    ことを特徴とするシフトレジスタの駆動方法。
  12. 【請求項12】請求項1乃至請求項11のいずれか一項
    において、 前記シフトレジスタの駆動方法を用いた駆動回路。
  13. 【請求項13】請求項12において、 前記駆動回路を有する表示装置。
  14. 【請求項14】請求項13において、 前記表示装置を用いた電子機器。
  15. 【請求項15】第1のクロックドインバータ及び第2の
    クロックドインバータと、インバータとを有し、 前記第1のクロックドインバータの出力端子と前記第2
    のクロックドインバータの出力端子とは接続され、前記
    第1のクロックドインバータの出力端子と、前記インバ
    ータの入力端子とは接続されたシフトレジスタであっ
    て、 前記第2のクロックドインバータを構成するpチャネル
    型TFTのゲート幅は、前記第1のクロックドインバー
    タを構成するpチャネル型TFTのゲート幅の1/2以
    上の長さを有することを特徴とするシフトレジスタ。
  16. 【請求項16】第1のクロックドインバータと、第2の
    クロックドインバータと、インバータとを有し、 前記第1のクロックドインバータの出力端子と前記第2
    のクロックドインバータの出力端子とは接続され、前記
    第1のクロックドインバータの出力端子と、前記インバ
    ータの入力端子とは接続されたシフトレジスタであっ
    て、 前記第2のクロックドインバータを構成するnチャネル
    型TFTのゲート幅は、前記第1のクロックドインバー
    タを構成するnチャネル型TFTのゲート幅の1/2以
    上の長さを有することを特徴とするシフトレジスタ。
  17. 【請求項17】r(rは3以上の自然数)個の段を有
    し、 前記r個の段はそれぞれ、クロックパルス及び前記クロ
    ックパルスの極性が反転した反転クロックパルスに同期
    して信号を出力する第1のクロックドインバータと第2
    のクロックドインバータとを有し、 前記第1のクロックドインバータの出力端子と前記第2
    のクロックドインバータの出力端子とは接続され、 前記第1のクロックドインバータの出力信号の極性を反
    転させて前記第2のクロックドインバータに入力する手
    段を有するシフトレジスタであって、 第k(kは3以上r以下の自然数)段において、前記第
    1のクロックドインバータの第1の電源電位に保たれた
    配線と前記第1のクロックドインバータの出力端子と
    が、ゲート電極に第(k−1)段の前記第1のクロック
    ドインバータの出力信号の極性を反転させた信号が入力
    される第1のnチャネル型TFT及び、前記第1のnチ
    ャネル型TFTと直列に接続された第2のnチャネル型
    TFTを介して接続され、 前記第2のnチャネル型TFTのゲート電極は、第(k
    −2)段の第1のクロックドインバータの出力端子と接
    続されることを特徴とするシフトレジスタ。
  18. 【請求項18】r(rは3以上の自然数)個の段を有
    し、 前記r個の段はそれぞれ、クロックパルス及び前記クロ
    ックパルスの極性が反転した反転クロックパルスに同期
    して信号を出力する第1のクロックドインバータと第2
    のクロックドインバータとを有し、 前記第1のクロックドインバータの出力端子と前記第2
    のクロックドインバータの出力端子とは接続され、 前記第1のクロックドインバータの出力信号の極性を反
    転させて前記第2のクロックドインバータに入力する手
    段を有するシフトレジスタであって、 第j(jは2以上r以下の自然数)段において、前記第
    1のクロックドインバータの第1の電源電位に保たれた
    配線と前記第1のクロックドインバータの出力端子と
    が、ゲート電極に第(j−1)段の前記第1のクロック
    ドインバータの出力信号の極性を反転させた信号が入力
    される第1のnチャネル型TFT及び、前記第1のnチ
    ャネル型TFTと直列に接続された第2のnチャネル型
    TFTを介して接続され、第2段において、前記第2の
    nチャネル型TFTのゲート電極は、第1段の第1のク
    ロックドインバータの出力端子と遅延回路を介して接続
    され、 第k(kは3以上r以下の自然数)段において、前記第
    2のnチャネル型TFTのゲート電極は、第(k−2)
    段の第1のクロックドインバータの出力端子と接続され
    ることを特徴とするシフトレジスタ。
  19. 【請求項19】r(rは3以上の自然数)個の段を有
    し、 前記r個の段はそれぞれ、クロックパルス及び前記クロ
    ックパルスの極性が反転した反転クロックパルスに同期
    して信号を出力する、第1のクロックドインバータと第
    2のクロックドインバータとを有し、 前記第1のクロックドインバータの出力端子と前記第2
    のクロックドインバータの出力端子とは、接続され、 前記第1のクロックドインバータの出力信号の極性を反
    転させて前記第2のクロックドインバータに入力する手
    段を有するシフトレジスタであって、 第k(kは3以上r以下の自然数)段において、前記第
    1のクロックドインバータの第2の電源電位に保たれた
    配線と前記第1のクロックドインバータの出力端子と
    が、ゲート電極に第(k−1)段の前記第1のクロック
    ドインバータの出力信号の極性を反転させた信号が入力
    される第1のpチャネル型TFT及び、前記第1のpチ
    ャネル型TFTと直列に接続された第2のpチャネル型
    TFTを介して接続され、 前記第2のpチャネル型TFTのゲート電極は、第(k
    −2)段の第1のクロックドインバータの出力端子と接
    続されることを特徴とするシフトレジスタ。
  20. 【請求項20】r(rは3以上の自然数)個の段を有
    し、 前記r個の段はそれぞれ、クロックパルス及び前記クロ
    ックパルスの極性が反転した反転クロックパルスに同期
    して信号を出力する第1のクロックドインバータと第2
    のクロックドインバータとを有し、 前記第1のクロックドインバータの出力端子と前記第2
    のクロックドインバータの出力端子とは接続され、 前記第1のクロックドインバータの出力信号の極性を反
    転させて前記第2のクロックドインバータに入力する手
    段を有するシフトレジスタであって、 第j(jは2以上r以下の自然数)段において、前記第
    1のクロックドインバータの第1の電源電位に保たれた
    配線と前記第1のクロックドインバータの出力端子と
    が、ゲート電極に第(j−1)段の前記第1のクロック
    ドインバータの出力信号の極性を反転させた信号が入力
    される第1のpチャネル型TFT及び、前記第1のpチ
    ャネル型TFTと直列に接続された第2のpチャネル型
    TFTを介して接続され、第2段において、前記第2の
    pチャネル型TFTのゲート電極は、第1段の第1のク
    ロックドインバータの出力端子と遅延回路を介して接続
    され、 第k(kは3以上r以下の自然数)段において、前記第
    2のpチャネル型TFTのゲート電極は、第(k−2)
    段の第1のクロックドインバータの出力端子と接続され
    ることを特徴とするシフトレジスタ。
  21. 【請求項21】請求項15乃至請求20のいずれか一項
    において、 前記シフトレジスタを用いた駆動回路。
  22. 【請求項22】請求項21において、 前記駆動回路を有する表示装置。
  23. 【請求項23】請求項22において、 前記表示装置を用いた電子機器。
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