JP2003137099A - 運行管理システム - Google Patents

運行管理システム

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JP2003137099A
JP2003137099A JP2001335054A JP2001335054A JP2003137099A JP 2003137099 A JP2003137099 A JP 2003137099A JP 2001335054 A JP2001335054 A JP 2001335054A JP 2001335054 A JP2001335054 A JP 2001335054A JP 2003137099 A JP2003137099 A JP 2003137099A
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train
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JP2001335054A
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English (en)
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Eiji Otsuka
栄二 大塚
Yutaka Negishi
裕 根岸
Yuka Koizumi
由加 小泉
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NTT Docomo Inc
Original Assignee
NTT Docomo Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 運転士の失念を防止すると共に、確実な情報
伝達を可能にする運行管理システムを提供する。 【解決手段】 列車200には、GPS210、情報処
理装置220、地図データ、Ark230が搭載されて
いる。指令センタ300は、所望の列車200宛てに通
告情報を送信する。この通告情報には、通告情報の内容
を確認すべき旨の警告メッセージと警告メッセージを報
知すべき位置を示す報知位置情報とからなる失念防止情
報が含まれている。列車200の情報処理装置220
は、該通告情報を受け取ると、記憶部223に格納す
る。情報処理装置220は、GPS210から得られる
位置情報に基づき、列車200の現在位置を求め、警告
メッセージ報知駅に到達したか否かを判断する。警告メ
ッセージ報知駅に到達したと判断した場合には、その通
告情報の内容を確認すべき旨の警告メッセージを表示部
224に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、列車やバス等の車
両の運行管理を行う運行管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】現在、鉄道交通分野においては、列車運
行の監視と制御を行う運行管理システムが各種提供され
ている。かかるシステムにおいて列車の運行管理を司る
指令センタは、踏切事故等の緊急事態が発生した旨の通
報を受け取ると、運行中の全列車に緊急事態が発生した
旨を報知すべく、列車無線を利用して一斉放送を行う。
また、指令センタが特定の列車を指定して情報伝達を行
う場合、指令センタは該列車の停車駅にFAXを送付
し、FAXを受け取った駅員が該列車の運転士にFAX
の内容に基づいて作成した運転通告券を手渡しすること
により、指令センタから該列車へ情報が伝達される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た情報伝達方法には、次のような問題があった。まず、
一斉放送によって情報伝達を行う場合、該情報を受信す
る列車においては、自列車に関係ない情報まで受信して
しまうため、運転士は受信した情報が自列車に関連する
情報であるか否かを聞き分ける必要があった。また、周
囲が騒がしい場合には受信した情報が聞きとれない等の
問題も生じていた。また、運転通告券を利用して情報伝
達を行う場合、例えば停車駅において受け取った運転通
告券に数駅先の駅において実行すべき内容(例えば、数
駅先で着番線を変更すべき旨の運転変更情報等)が記載
されている場合には、運転士は該運転通告券を受け取っ
たことを運転変更に係る駅に到着するまでに忘れてしま
う(以下、失念という)ことがあった。本発明は、以上
説明した事情を鑑みてなされたものであり、運転士等の
失念を防止すると共に、確実な情報伝達を可能にする運
行管理システムを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述した問題を解決する
ため、請求項1に記載の運行管理システムは、所定の経
路を運行する1または複数の車両の運行を管理する指令
センタを具備すると共に、前記1または複数の車両は、
当該車両の現在位置を表す位置情報を生成する位置情報
生成手段と、移動通信網を介して他者と通信を行う移動
通信手段と、情報処理装置とを各々具備し、前記指令セ
ンタは、前記車両の運転指示に関する通告本文情報と、
前記通告本文情報に対する注意を喚起する位置を指定す
る注意喚起位置情報とを含む通告情報を前記車両に送信
する情報送信手段を具備し、前記情報処理装置は、前記
指令センタから前記移動通信手段を介して通告情報を受
け取った場合には、前記位置情報生成手段から取得され
る位置情報と該通告情報に含まれる注意喚起位置情報と
を比較し、比較の結果、前記車両が前記通告本文情報に
対する注意を喚起する位置に到達したと判断した場合に
は、前記通告本文情報に対する注意を喚起する報知手段
とを具備することを特徴とする。
【0005】また、請求項2に記載の運行管理システム
は、請求項1に記載の構成において、前記報知手段は、
テキスト、音声、画像のうち、少なくとも1のメディア
を利用して前記通告本文情報に対する注意を喚起するこ
とを特徴とする。
【0006】また、請求項3に記載の運行管理システム
は、請求項1または2に記載の構成において、前記情報
処理装置は、前記報知手段が前記通告本文情報に対する
注意を喚起した後、前記車両の乗務員が前記通告本文情
報に対する注意を認識したか否かを検出する検出手段を
具備し、前記報知手段は、前記検出手段から出力される
検出結果に基づいて、前記通告本文情報に対する注意を
再喚起することを特徴とする。
【0007】また、請求項4に記載の運行管理システム
は、請求項3に記載の構成において、前記報知手段は、
前記通告本文情報に対する注意を再喚起する場合、前回
通告本文情報に対する注意を喚起した時に利用したメデ
ィアとは異なるメディアを利用して前記通告本文情報に
対する注意を再喚起することを特徴とする。
【0008】また、請求項5に記載の運行管理システム
は、請求項1〜4のいずれか1の請求項に記載の構成に
おいて、前記情報処理装置は、前記指令センタから移動
通信手段を介して通告情報を受け取った場合には、前記
通告情報が前記車両に到着した旨を報知する情報到着報
知手段を具備することを特徴とする。
【0009】また、請求項6に記載の運行管理システム
は、請求項5に記載の構成において、前記情報到着報知
手段は、テキスト、音声、画像のうち、少なくとも1の
メディアを利用して前記通告情報が前記車両に到着した
旨を報知することを特徴とする。
【0010】また、請求項7に記載の運行管理システム
は、請求項5に記載の構成において、前記情報処理装置
は、前記情報到着報知手段が前記報知を行った後、前記
車両の乗務員が前記通告情報を認識したか否かを検出す
る検出手段と、前記検出手段から出力される検出結果に
基づいて、前記指令センタに対する応答メッセージを作
成する応答メッセージ作成手段とを具備することを特徴
とする。
【0011】また、請求項8に記載の運行管理システム
は、請求項1〜7のいずれか1の請求項に記載の構成に
おいて、前記指令センタは、前記通告情報を送信すべき
車両の選択を行う選択手段を具備することを特徴とす
る。
【0012】また、請求項9に記載の運行管理システム
は、請求項1〜8のいずれか1の請求項に記載の構成に
おいて、前記情報作成手段は、テキスト、音声、画像の
うち、少なくとも1のメディアを利用して前記通告本文
情報を作成することを特徴とする。
【0013】また、請求項10に記載の運行管理システ
ムは、請求項1に記載の構成において、前記指令センタ
は、前記車両の運転指示に関する通告本文情報と、前記
通告本文情報に対する注意を喚起する警告メッセージ
と、該警告メッセージを報知すべき位置を指定する報知
位置情報とを含む通告情報を前記車両に送信する情報送
信手段を具備し、前記情報処理装置は、前記指令センタ
から前記移動通信手段を介して通告情報を受け取った場
合には、前記位置情報生成手段から取得される位置情報
と該通告情報に含まれる報知位置情報とを比較し、比較
の結果、前記車両が前記警告メッセージを報知すべき位
置に到達したと判断した場合には、前記警告メッセージ
を報知する報知手段とを具備することを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明をさらに理解しやす
くするため、実施の形態について説明する。かかる実施
の形態は、本発明の一態様を示すものであり、この発明
を限定するものではなく、本発明の範囲で任意に変更可
能である。
【0015】A.第1の実施形態 (1)実施形態の構成 図1は、本発明に係る運行管理システム100の構成を
示す図である。列車運行管理システム100は、複数の
列車に搭載された各種の装置と、指令センタ300に設
置された各種の装置とから構成されている。指令センタ
300は、管理下にある複数の列車の運行状況を統括管
理する役割を担っている。なお、図1では、図面が煩雑
になるのを防ぐため、列車番号200(以下、列車20
0という)の1列車のみを図示している。
【0016】a)列車200 図1に示すように、列車200は、GPS(Global Posi
tioning System)210と、情報処理装置220と、無
線パケット通信端末(以下、Arkという)230を具
備している。なお、列車200には、運転士用の情報処
理装置220、車掌用の情報処理装置220が設けられ
ているが、特に区別する必要がないときは、単に情報処
理装置220という。GPS210は、GPS衛星21
0aからの受信電波に基づいて、現位置の緯度、経度及
び電波受信時刻等を測定し、測定結果を列車200の位
置情報として情報出力装置220へ出力する。情報出力
装置220は、例えばパーソナルコンピュータ等であ
り、GPS210から取得した位置情報と指令センタ3
00から供給される地図データとを重ね合わせて表示す
る機能等を具備している。
【0017】図2は、情報処理装置220の構成を示す
ブロック図である。情報処理装置220は、制御部22
1と、運行状態情報生成部222と、記憶部223と、
表示部224と、操作部225と、外部I/F226と
を具備している。制御部221は、CPU、ROM、R
AM等から構成され、装置各部を制御する役割を担って
いる。運行状態情報生成部222は、運行状態情報を生
成する手段である。図3は、運行状態情報生成部222
において生成される運行状態情報の例を示す図である。
同図に示すように、運行状態情報は、GPS210から
供給される位置情報(緯度・経度)の他、列車番号、路
線名、現在時刻、発着駅区間等を含んでいる。なお、運
行状態情報に含まれる列車番号等については、後に詳述
するため説明を省略する。
【0018】記憶部223は、列車200宛てに送信さ
れる各種データを記憶するための記憶手段であり、複数
の記憶領域を有している。図4に示すように、記憶部2
23は、運行状態情報生成部222において生成される
情報を格納する運行状態情報情報記憶エリア223a、
指令センタ300から供給される地図データ、通告情報
(後述)、旅客情報(後述)をそれぞれ格納する地図デ
ータ記憶エリア223b、通告情報記憶エリア223
c、旅客情報記憶エリア223d等を備えている。表示
部224は、例えば液晶パネル等からなり、制御部22
1による制御の下、記憶部223に格納された各種情報
を表示する。
【0019】操作部225は、図示せぬ操作ボタンから
構成されており、文字メッセージ等の情報入力の他、指
令センタ300から供給される通告情報等に対して受領
した旨の応答メッセージを返すことが可能となってい
る。外部I/F226は、GPS210との間で通信を
行うためのGPSインタフェース機構、及びArk23
0との間で通信を行うためのArkインタフェース機構
等を備えている。Ark230は、情報処理装置220
から出力される位置情報をパケット化して指令センタ3
00宛てに送信する一方、指令センタ300から列車2
00宛てに送信される通告情報等を受信する。
【0020】b)指令センタ300 指令センタ300は、ルータ310と、情報処理装置3
20とを具備している。ルータ310は、専用線を介し
て移動通信パケット網400に接続されており、移動通
信パケット網400を介して到来するパケットの中から
指令センタ300宛てのパケットを選択し、指令センタ
300内に取り込む役割を担っている。情報処理装置3
20は、例えばパーソナルコンピュータ等であり、列車
200に配信すべき通告情報、旅客情報等を作成する機
能、列車200から供給される位置情報に基づき列車2
00の運行状況を管理する機能等を具備している。
【0021】図5は、情報処理装置320の構成を示す
ブロック図である。情報処理装置320は、制御部32
1と、記憶部322と、表示部323と、情報作成部3
24と、外部I/F325を具備している。制御部32
1は、指令センタ300内の各装置の制御を行うと共
に、ルータ310を介して列車200の監視を行う役割
を担っている。記憶部322は、列車200の運行状況
を管理するための情報を記憶する記憶手段であり、複数
の記憶領域を有している。図6に示すように、記憶部3
22は、列車200から供給される運行状態情報を格納
する運行状態情報記憶エリア322a、予め運行経路毎
に作成されている地図データを格納する地図データ記憶
エリア322b、列車番号(複数の列車の中から該列車
を特定するために必要な情報)を格納する列車番号記憶
エリア322c等を具備している。
【0022】表示部323は、例えば液晶パネルによっ
て構成され、記憶部322に記憶されている地図データ
と、列車200から供給される位置情報を合わせて表示
することが可能となっている。情報作成部324は、図
示せぬ操作部の操作に応じて通告情報、旅客情報等の作
成を行う。ここで、通告情報とは、列車200の運転に
関する指示情報(例えば、列車200の着発番線変更指
示等)であり、旅客情報とは、列車200に乗車してい
る旅客に向けた案内情報(例えば、踏切事故発生によっ
て到着時間が遅延する旨の案内情報等)をいう。外部I
/F325は、ルータ310と接続するためのインタフ
ェースである。
【0023】(2)実施形態の動作 図7は、運行管理システム100のオペレーションを説
明するためのシーケンス図である。列車200を運転す
る際、運転士及び車掌は、まず情報処理装置220の操
作部225を操作して列車番号の入力を行う。情報処理
装置220に列車番号が入力されると、制御部221
は、Ark230を介して指令センタ300に列車番号
を送信する(ステップC1)。指令センタ300側の制
御部321は、ルータ310を介して列車200から列
車番号を受け取ると、列車番号記憶エリア322cを参
照し、該列車番号が他の列車の列車番号として使用され
ていないか否かを判断する。制御部321は、列車20
0から送信された列車番号が他の列車の列車番号として
使用されていないと判断すると、各情報処理装置220
に割り当てられているIPアドレスと列車番号を対応付
けて列車番号記憶エリア322cに記憶した後、列車2
00に対して列車番号を登録した旨の応答を返す一方、
列車200から送信された列車番号が他の列車の列車番
号として使用されていると判断した場合には、列車番号
を変更すべき旨の応答を返す(ステップC2)。なお、
列車200が指令センタ300から列車番号を変更すべ
き旨の応答を受け取ると、前記運転士及び車掌は前回入
力した列車番号とは異なる列車番号を入力する。
【0024】制御部221は、指令センタ300からA
rk230を介して登録した旨の応答を受け取ると、情
報処理装置220に搭載されたアプリケーションを起動
し、表示部224にメニュー画面を表示する。運転士及
び車掌は、操作部225を操作して表示部224に表示
されているメニュー項目の中から「運転経路入力」項目
を選択し、運転経路を特定する情報(例えば、路線名、
上り又は下り、発着駅名等)の入力を行う。情報処理装
置220に該情報が入力されると、制御部221は、指
令センタ300に対して該運転経路に対応した地図デー
タのダウンロード要求を行う(ステップC3)。指令セ
ンタ300側の制御部321は、列車200からルータ
310を介してダウンロード要求を受け取ると、該ダウ
ンロード要求に対応した地図データを地図データ記憶領
域322bから取得し、パケット化してルータ310に
送出する(ステップC4)。このようにして、ルータ3
10に送出されたパケットは、移動通信パケット網40
0を介して列車200に送信される。列車200側の制
御部221は、指令センタ300からArk230を介
してパケットを受け取ると、該パケットから得られる地
図データを地図データ記憶エリア223bに格納する。
【0025】列車200は、地図データのダウンロード
が完了すると、路線始発駅を発車する。発車すると同時
に、制御部221は運転を開始した旨の情報を作成し、
該情報をArk230を介して指令センタ300に送信
する(ステップC5)。列車200が発車すると、GP
S210はGPS衛星210aから受信した電波に基づ
いて緯度、経度、電波受信時刻等を求め、位置情報とし
て運行状態情報生成部221に供給する。運行状態情報
生成部222は、GPS210から取得した位置情報及
び記憶部223に格納された各種データに基づき運行状
態情報(図3参照)を生成し、順次運行状態情報記憶エ
リア223aに格納していく。制御部221は、該運行
状態情報と地図データ記憶エリア223bに格納されて
いる地図データを読み出し、表示部224に供給する。
表示部224は、該運行状態情報と地図データを同一画
面上に表示する合成手段(図示略)を備えている。これ
により、運行状態情報と地図データを緯度及び経度上で
位置対応させた合成画像が表示部224に表示される
(図8参照)。
【0026】一方、運行状態情報生成部222において
生成される運行状態情報は、外部I/F226を介して
Ark230に供給され、パケット化された後、所定時
間間隔で指令センタ300に送信される(ステップC
6)。指令センタ300は、列車200から該運行状態
情報を受け取ると、運行状態情報記憶エリア322bに
格納すると共に、列車200と同様、該運行状態情報と
地図データ記憶エリア322bに格納されている地図デ
ータを緯度及び経度上で位置対応させて表示部323に
表示する。指令センタ300は、このように列車200
から所定時間間隔で供給される運行状態情報に基づいて
列車200の運行を管理する。
【0027】ここで、例えば指令センタ300に東海道
線を走行中の列車が事故を起こした旨の連絡があったと
する。当該連絡を受けた指令センタ300の管理者は、
操作部(図示略)を操作して通告情報を作成すると共
に、該通告情報を配信すべき列車200を指定する。図
9は、情報作成部324が作成する通告情報のフォーマ
ットを示した図である。同図に示すように、通告情報
は、通告本文情報と失念防止情報とから構成されてい
る。通告本文情報は、例えば着番線変更を指示する情報
等であり、具体的には「A駅の着番線を5番線から6番
線に変更」等である。失念防止情報は、例えば着番線変
更に係る情報を受け取った運転士が失念してしまうこと
を防止する情報であり、警告メッセージと警告メッセー
ジを報知すべき位置を示す報知位置情報とを含んでい
る。警告メッセージは、例えば「通告情報再確認!」
等、運転士に対して通告情報の再確認を促すメッセージ
である。また、報知位置情報は、例えば「変更施工駅
(A駅)の2つ手前の駅(C駅)」等、該警告メッセー
ジをどこで、運転士に報知すべきかを示した情報であ
る。なお、変更施工駅とは、例えば着番線を変更する駅
等であり、通告情報に従って運転変更を行う駅をいう。
【0028】情報作成部324によって通告情報が作成
されると、制御部321は、表示部323に通告情報を
配信すべき列車200の指定を促すメッセージを表示す
る。管理者は、表示部323を確認すると、操作部を操
作して通告情報を配信すべき列車200(図7では、東
海道線上り列車)の指定を行う。管理者が通告情報を配
信すべき列車200を指定すると、制御部321は、運
行状態情報記憶エリア322a等を参照して東海道線上
り列車の列車番号を検索する。そして、制御部321
は、列車番号に対応したIPアドレスを列車番号記憶エ
リア322cから読み出し、読み出したIPアドレスと
通告情報をパケット化してルータ310に送出する。こ
のようにして、ルータ310に送出されたパケットは、
移動パケット通信網400を介して指定された列車20
0に配信される(ステップC7)。
【0029】列車200側の制御部221は、指令セン
タ300から移動通信パケット網400を介してパケッ
トを受け取ると、受信割り込み処理を実行する。図10
は、制御部221が実行する受信割り込み処理を示すフ
ローチャートである。制御部221は、まず外部I/F
226を介して受け取ったパケットのヘッダを参照し、
受け取ったパケットが通告情報であるのか、あるいは旅
客情報であるのかを判断する(ステップS1)。図11
は、指令センタ300から送信されたパケットを模式的
に示した図である。同図に示すように、パケットはヘッ
ダとペイロードにより構成されている。ヘッダには、宛
先を指定するIPアドレス及びペイロードに格納されて
いる情報の種類を判断するための情報種別フラグ
(“1”=通告情報、“0”=旅客情報)が格納されて
いる。制御部221は、ヘッダに格納されている情報種
別フラグが“1”であり、ペイロードに格納されている
情報が通告情報であると判断すると(ステップS1;Y
ES)、該通告情報を通告情報記憶領域223cに格納
する(ステップS2)。そして、制御部221は図示せ
ぬタイマを起動した後、受け取った通告情報を表示部2
24に表示する(ステップS3→ステップS4)。運転
士及び車掌は、通告情報が表示部224に表示されたこ
とを確認すると、操作部225の受領確認ボタン(図示
略)を押下する。制御部221は、受領確認ボタンが押
下されたことを検出すると、受領応答メッセージを作成
し、該メッセージをArk230を介して指令センタ3
00に送信し、受信割り込み処理を終了する(ステップ
S5)。
【0030】図12は、タイマ割り込み処理の制御フロ
ーを示す図である。前掲図10に示すステップS3にお
いてタイマが起動されると、制御部221は所定時間間
隔でタイマ割り込み処理を実行する。制御部221は、
まずGPS210から列車200の位置情報を取得し、
列車200の現在位置を求める(ステップSa1)。そ
して、制御部221は指令センタ300から受け取った
通告情報に含まれる報知位置情報を参照して(図9参
照)、警報メッセージを運転士に報知すべきか否かを判
断する(ステップSa2)。制御部221は、列車20
0の現在位置が警告メッセージを報知すべき位置(図1
3(a)参照)に達していないと判断すると(ステップ
Sa2;NO)、上述したタイマ割り込み処理を終了す
る。一方、ステップSa2において、列車200の現在
位置が警告メッセージを報知すべき位置(図13(b)
参照)に到達したと判断すると(ステップSa2;YE
S)、制御部221は通告情報に含まれる警報メッセー
ジを表示部224に表示する(ステップSa3)。運転
士は、表示部224に表示された警告メッセージを確認
すると、警告メッセージ確認ボタン(図示略)を押下す
る。制御部221は、運転士によって警告メッセージ確
認ボタンが押下されたことを検出すると(ステップSa
4;YES)、タイマをリセットして割り込み処理を終
了する。
【0031】一方、制御部221は、警告メッセージ確
認ボタンが押下されていないと判断すると(ステップS
a4;NO)、警告メッセージを再報知する(ステップ
Sa5)。このような処理を繰り返し実行している間
に、運転士が警告メッセージに気付き、警告メッセージ
確認ボタンを押下すると、制御部221はタイマをリセ
ットして割り込み処理を終了する。
【0032】再び図10に戻り、ステップS1におい
て、制御部221は受け取ったパケットが旅客情報であ
ると判断すると(ステップS1;NO)、ペイロードか
ら旅客情報を取り出し、旅客情報記憶エリア223dに
格納する(ステップS12)。前述したように、旅客情
報は、列車200に乗車している旅客に向けた案内情報
(例えば、踏切事故発生によって到着時間が遅延する旨
の案内情報等)であり、リアルタイム性が要求される。
制御部221は、旅客情報を旅客情報記憶エリア223
dに格納すると、タイマを起動することなくステップS
4に進み、表示部224に旅客情報を表示する。運転士
及び車掌は、通告情報が表示部224に表示されたこと
を確認すると、列車200内に設けられた旅客案内用無
線端末(図示略)を用いて旅客に踏切事故の詳細な説明
を行うと共に、操作部225の受領確認ボタンを押下す
る。制御部221は、受領確認ボタンが押下されたこと
を検出すると、受領応答メッセージを作成し、該メッセ
ージをArk230を介して指令センタ300に送信
し、受信割り込み処理を終了する(ステップS5)。
【0033】以上説明したように、本実施形態に係る運
行管理システム100によれば、指令センタ300から
列車200に通告情報が送信された場合、列車200が
変更施工駅に到着する前に、通告情報を再確認すべき旨
の警告メッセージが表示部224に表示される。従っ
て、通告情報に基づき着番線の変更等を行う運転士等の
失念を防止することが可能となる。また、指令センタ3
00は、列車200に向けて通告情報又は旅客情報を送
信した場合、該情報の内容が運転士及び車掌によって確
認されたか否かを列車200からの受領応答メッセージ
により確認することができる。従って、指令センタ30
0から列車200への確実な情報伝達が可能となる。ま
た、列車200が事故発生により緊急停車した場合に
は、指令センタ300から列車200へ事故に関する詳
細情報がリアルタイムに送信される。このため、列車2
00に乗車している旅客に対して正確な情報を即時に提
供することが可能となる。
【0034】B.実施形態の応用例 <応用例1>上述した本実施形態に係る通告情報は、通
告本文情報と、警告メッセージと、報知位置情報を含む
構成であったが、例えば通告情報の構成を前記車両の運
転指示に関する通告本文情報と、前記通告本文情報に対
する注意を喚起する位置を指定する報知位置情報(注意
喚起位置情報)のみを含む構成としても良い。このよう
な通告情報が指令センタ300から列車200に送信さ
れると、列車200側の制御部221は上述した本実施
形態と同様の動作を行う。そして、制御部221は、列
車200の現在位置が前記通告本文情報に対する注意を
喚起する位置に到達したことを確認すると、予め記憶部
223に記憶されている警告メッセージ等を読み出し、
読み出した警告メッセージを表示部224に表示する。
なお、制御部221が前記通告本文情報に対する注意を
喚起する方法は、警告メッセージ等を表示部221に表
示する方法の他、例えば記憶部223に予め警告メッセ
ージ等が格納されていない場合には、ブザー音を鳴らす
等の方法を採用しても良い。
【0035】<応用例2>上述した本実施形態では、情
報配信すべき列車を指定する例として、路線名及び上り
・下りを指定したが、例えば次のように列車を指定する
ことも可能である。 i)指令センタ300が管轄する全列車を対象 ii)路線を指定し、該路線を運行する全列車を対象 iii)路線及び該路線の上り・下りを指定し、該路線の
上り・下りを運行する全列車を対象 iv)路線及び該路線における特定区間(○駅〜×駅)を
指定し、該路線の特定区間を運行する全列車を対象 v)列車番号を指定し、特定列車のみを対象 このように様々な条件に基づいて指定した列車にのみ必
要な情報を配信することで、指令センタ300の業務効
率を向上させることができる。なお、i)〜v)に示す列
車の指定動作は、上述した本実施形態と同様に説明する
ことができるため、説明を省略する。
【0036】<応用例3>また、指令センタ300は、
通告情報及び旅客情報を作成する際、文字(テキスト)
を利用していたが、例えば指令センタ側の情報処理装置
320にメディア選択・変換部を設け、音声、画像、及
び音声と画像を組み合わせたもの等様々なメディアを利
用して通告情報及び旅客情報を作成することも可能であ
る。また、指令センタ300から通告情報及び旅客情報
を受信する列車200においても、指令センタ300と
同様、情報処理装置220にメディア選択・変換部を設
けることで、運転士は通告情報及び旅客情報を運転に支
障のないメディアに変換(テキスト→テキスト+音声、
画像→画像+音声等)して内容確認することが可能とな
る。例えば、列車200が指令センタ300からテキス
ト情報を受け取った場合、該テキスト情報を音声情報に
変換して出力することで、運転士は表示部224を確認
することなく、情報内容を確認することができる。ま
た、列車側の情報処理装置220に音声情報の録音・再
生が可能な録音・再生部を設けることで情報の記録性が
高まり、運転士等が交代する場合における情報の伝達漏
れを未然に防止することができる。なお、このようなメ
ディアの選択・変換は、通告情報及び旅客情報に限定す
る意味ではなく、上述した警告メッセージにも適用可能
である。
【0037】<応用例4>また、上述した本実施形態で
は、情報処理装置320の記憶部322に予め地図デー
タが格納されている場合を想定して説明を行ったが、該
記憶部322に格納される地図データは固定的なもの
(例えば、CD−ROM、ハードディスク等に固定的に
記録されたもの)に限定する趣旨ではなく、例えば列車
200から供給される位置情報に基づいてあらたな地図
データを作成・更新し、最新の地図データを利用して列
車200の運行を管理するようにしても良い。なお、地
図データの作成方法に関する詳細は、例えば特願平20
00−163675号公報を参照されたい。また、地図
データに係る項目は、駅名、駅区間距離のみならず、上
り・下りの別、入車番線番号、操車場に待機する線路番
号、線路に付随する踏切、トンネル、速度制限箇所、工
事施工箇所、電波不感地帯等も地図データに係る項目と
して規定することが可能である。
【0038】<応用例5>また、上述した本実施形態で
は、報知位置情報を「変更施工駅の2つ手前の駅」とし
た場合を例に説明を行ったが、例えば「変更施工駅の1
つ手前の駅」としても良いし、「変更施工駅の数キロ手
前」等とすることも可能である。
【0039】C.第2の実施形態 図14は、走行中の列車200の前方に設置された踏切
500において、事故が発生した場合を模式的に示した
図であり、図15は、踏切500に設けられた障害物検
知装置600の構成を示す図である。なお、本実施形態
に示す各構成要素について、上述した第1の実施形態と
対応する部分には同一符号を付し、説明を省略する。障
害物検知装置600は、踏切異常を検出するための装置
であり、センサ部610と、プロトコル変換部620
と、Ark630とを具備している。センサ部610
は、遮断機510が下りている場合、線路に障害物があ
るか否かを検知する検知手段である。センサ部610
は、踏切500の4隅にそれぞれ取り付けられた赤外線
センサg1〜g4からの検出信号に基づき、線路に障害
物があるか否か判断する。
【0040】プロトコル変換部620は、センサ部61
0から供給される検知信号を指令センタ300に送信可
能なフォーマットに変換してArk630に出力する。
Ark630は、プロトコル変換部620から出力され
る信号をパケット化し、移動通信パケット網400を介
して指令センタ300に送信する。なお、Ark630
から指令センタ300に送信されるパケットのヘッダに
は、障害物が検出された踏切を特定するための踏切番号
が付加されている。
【0041】障害物検知装置600は、踏切異常を検知
すると、該踏切番号と踏切異常が発生した旨の情報を指
令センタ300に送信する。障害物検知装置600から
情報を受け取る指令センタ300側の地図データ記憶エ
リア322bには、踏切番号と該踏切の設置位置を示す
緯度・経度情報が対応付けて格納されている。情報処理
装置320の制御部321は、障害物検知装置600か
ら外部I/F325を介して踏切番号と踏切異常が発生
した旨の情報を受け取ると、該踏切番号を検索キーとし
て地図データ記憶エリア322bを検索する。そして、
制御部321は地図データ記憶エリア322bの中から
該踏切番号と一致する踏切番号を見つけると、該踏切番
号に対応付けて格納されている緯度・経度情報を読み出
し、表示部323に表示する。
【0042】指令センタ300において列車200の運
行業務を管理している管理者は、表示部323に表示さ
れる内容を参照して通告情報を作成すると共に、該通告
情報を配信すべき列車200を指定する。管理者によっ
て通告情報を配信すべき列車200が指定されると、該
通告情報は外部I/F325及びルータ330を介して
列車200に送信される。なお、踏切異常に関する通告
情報はリアルタイム性が要求されるため、例えば該踏切
から半径数十km内にある全列車を対象に該通告情報を
自動配信するように設定しても良い。
【0043】列車200側の情報処理装置220の制御
部221は、指令センタ300から外部I/F226を
介して通告情報を受け取ると、該通告情報を表示部22
4に表示する。運転士は表示部224に表示される画面
を参照し、例えば走行路線を2番線から3番線に変更す
べき旨の指示内容を確認すると、該指示内容に従って走
行路線の変更を行う。また、例えば指令センタ300か
ら供給される通告情報が緊急停止すべき旨の指示であ
り、該通告情報に基づき運転士が列車200を停止させ
た場合には、その後指令センタ300から列車200へ
踏切異常に関する旅客情報がリアルタイムに送信され
る。従って、列車200に乗車している旅客は、緊急停
止した理由を即座に把握することができ、緊急停止した
ことによる不安を抱くこともなくない。
【0044】D.実施形態の応用例 <応用例1>上述した本実施形態は、踏切異常に係る情
報が障害物検知装置600から指令センタ300を介し
て列車200へ送信される構成であったが、例えば障害
物検知装置600から列車200へ直接送信されるよう
にしても良い。障害物検知装置600は、踏切異常を検
知すると、該踏切番号と踏切異常が発生した旨の情報を
放送する。列車200は無線電波の届く範囲に入ると、
該踏切番号と踏切異常が発生した旨の情報を受信する。
ここで、列車200側の地図データ記憶エリア223b
には、踏切番号と該踏切の設置位置を示す緯度・経度情
報が対応付けて格納されている。
【0045】情報処理装置220の制御部221は、外
部I/F226を介して踏切番号と踏切異常が発生した
旨の情報を受け取ると、該踏切番号を検索キーとして地
図データ記憶エリア223bを検索する。そして、制御
部221は地図データ記憶エリア223bの中から該踏
切番号と一致する踏切番号を見つけると、該踏切番号に
対応付けて格納されている緯度・経度情報を読み出し、
表示部224に表示する。運転士は、表示部224に表
示された内容を確認し、緊急停止すべきか否か等の判断
を行う。このように、踏切異常に係る情報を障害物検知
装置600から列車200へ直接送信することで、運転
士はいち早く踏切異常に対応することができる。なお、
上述した第1及び第2の実施形態においては、指令セン
タ300が列車200の運行を管理する場合を例に説明
を行ったが、例えば路線バス等、あらゆる移動手段の運
行を管理するシステムに適用可能である。また、警察
署、消防署等においても、本発明に係るシステムを適用
することが可能である。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
指令センタから列車へ通告情報とこれに対する注意を喚
起する情報が送信された場合、列車は到着駅を把握する
と共に、その駅が注意を喚起すべき駅か否かの判断を行
うため、運転士の失念を防止すると共に、確実な情報伝
達が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る運行管理システムの構成を示す
図である。
【図2】 列車側の情報出力装置の構成を示すブロック
図である。
【図3】 運行状態情報生成部が生成する運行状態情報
の例を示す図である。
【図4】 列車側の情報処理装置における記憶部に格納
されるデータを説明するための図である。
【図5】 指令センタ側の情報出力装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図6】 指令センタ側の情報処理装置における記憶部
に格納されるデータを説明するための図である。
【図7】 運行管理システムのオペレーションを説明す
るための図である。
【図8】 列車側の表示部における表示例を示す図であ
る。
【図9】 情報作成部が作成する通告情報のフォーマッ
トを示す図である。
【図10】 列車側の制御部が実行する受信割り込み処
理を示すフローチャートである。
【図11】 指令センタから送信されるパケットを模式
的に示した図である。
【図12】 列車側の制御部が実行するタイマ割り込み
処理を示すフローチャートである。
【図13】 列車側の表示部における表示例を示す図で
ある。
【図14】 踏切事故が発生した場合を模式的に示した
図である。
【図15】 障害物検知装置の構成を説明するための図
である。
【符号の説明】
100・・・運行管理システム、200・・・列車、3
00・・・指令センタ、220、320・・・情報処理
装置、230・・・Ark、400・・・移動通信パケ
ット網、221、321・・・制御部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小泉 由加 東京都千代田区永田町二丁目11番1号 株 式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ内 Fターム(参考) 5H161 AA01 BB02 BB13 CC01 CC11 CC14 DD21 GG04 GG15 GG22 MM03 MM12 NN11 PP13 QQ03

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の経路を運行する1または複数の車
    両の運行を管理する指令センタを具備すると共に、前記
    1または複数の車両は、当該車両の現在位置を表す位置
    情報を生成する位置情報生成手段と、移動通信網を介し
    て他者と通信を行う移動通信手段と、情報処理装置とを
    各々具備し、 前記指令センタは、 前記車両の運転指示に関する通告本文情報と、前記通告
    本文情報に対する注意を喚起する位置を指定する注意喚
    起位置情報とを含む通告情報を前記車両に送信する情報
    送信手段を具備し、 前記情報処理装置は、 前記指令センタから前記移動通信手段を介して通告情報
    を受け取った場合には、前記位置情報生成手段から取得
    される位置情報と該通告情報に含まれる注意喚起位置情
    報とを比較し、比較の結果、前記車両が前記通告本文情
    報に対する注意を喚起する位置に到達したと判断した場
    合には、前記通告本文情報に対する注意を喚起する報知
    手段とを具備することを特徴とする運行管理システム。
  2. 【請求項2】 前記報知手段は、テキスト、音声、画像
    のうち、少なくとも1のメディアを利用して前記通告本
    文情報に対する注意を喚起することを特徴とする請求項
    1に記載の運行管理システム。
  3. 【請求項3】 前記情報処理装置は、 前記報知手段が前記通告本文情報に対する注意を喚起し
    た後、前記車両の乗務員が前記通告本文情報に対する注
    意を認識したか否かを検出する検出手段を具備し、 前記報知手段は、 前記検出手段から出力される検出結果に基づいて、前記
    通告本文情報に対する注意を再喚起することを特徴とす
    る請求項1または2に記載の運行管理システム。
  4. 【請求項4】 前記報知手段は、前記通告本文情報に対
    する注意を再喚起する場合、前回通告本文情報に対する
    注意を喚起した時に利用したメディアとは異なるメディ
    アを利用して前記通告本文情報に対する注意を再喚起す
    ることを特徴とする請求項3に記載の運行管理システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記情報処理装置は、前記指令センタか
    ら移動通信手段を介して通告情報を受け取った場合に
    は、前記通告情報が前記車両に到着した旨を報知する情
    報到着報知手段を具備することを特徴とする請求項1〜
    4のいずれか1の請求項に記載の運行管理システム。
  6. 【請求項6】 前記情報到着報知手段は、テキスト、音
    声、画像のうち、少なくとも1のメディアを利用して前
    記通告情報が前記車両に到着した旨を報知することを特
    徴とする請求項5に記載の運行管理システム。
  7. 【請求項7】 前記情報処理装置は、 前記情報到着報知手段が前記報知を行った後、前記車両
    の乗務員が前記通告情報を認識したか否かを検出する検
    出手段と、 前記検出手段から出力される検出結果に基づいて、前記
    指令センタに対する応答メッセージを作成する応答メッ
    セージ作成手段とを具備することを特徴とする請求項5
    に記載の運行管理システム。
  8. 【請求項8】 前記指令センタは、 前記通告情報を送信すべき車両の選択を行う選択手段を
    具備することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1の
    請求項に記載の運行管理システム。
  9. 【請求項9】 前記情報作成手段は、テキスト、音声、
    画像のうち、少なくとも1のメディアを利用して前記通
    告本文情報を作成することを特徴とする請求項1〜8の
    いずれか1の請求項に記載の運行管理システム。
  10. 【請求項10】 前記指令センタは、 前記車両の運転指示に関する通告本文情報と、前記通告
    本文情報に対する注意を喚起する警告メッセージと、該
    警告メッセージを報知すべき位置を指定する報知位置情
    報とを含む通告情報を前記車両に送信する情報送信手段
    を具備し、 前記情報処理装置は、 前記指令センタから前記移動通信手段を介して通告情報
    を受け取った場合には、前記位置情報生成手段から取得
    される位置情報と該通告情報に含まれる報知位置情報と
    を比較し、比較の結果、前記車両が前記警告メッセージ
    を報知すべき位置に到達したと判断した場合には、前記
    警告メッセージを報知する報知手段とを具備することを
    特徴とする請求項1に記載の運行管理システム。
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