JP2006264380A - 列車内の運転席内処理装置及び車車間通信方式 - Google Patents

列車内の運転席内処理装置及び車車間通信方式 Download PDF

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Abstract

【課題】前方、後方や対向の直近の列車が、乗務員の視界外にある場合でも、また、列車が変更した場合にも、また、事故や災害等による列車運行に緊急な変更があった場合にも、自動的に前方、後方又は対向の認識し、互いの列車で直接通信を可能とすること。
【解決手段】運転席内処理装置の車上処理部は、直近の前方、後方及び対向の列車番号毎の直近列車データベースと直近列車の列車番号毎のアドレスデータベースとを有し、直近の前方、後方、又は対向の列車に通信接続要求を出すときに、直近列車データベースの中で最新の直近列車番号を取得するとともに自身の列車の走行方向を取得し、最新の直近列車番号と自列車走行方向を基にアドレスデータベースを参照して該当する直近の列車内の運転席内処理装置のアドレスを決定し、このアドレスを用いて車車間通信を行うこと。また、データベースは運行管理サーバで更新すること。
【選択図】図1

Description

本発明は、走行中の列車の乗務員への情報提供に関するものであり、特に、直近の列車間で直接通信を行うことで情報共有を行える運転席内処理装置及び車車間通信方式に関する。
従来の走行中の列車の乗務員への情報提供は、地上の中央指令所と各列車が電話回線を使って通話を行い、この際中央指令所が各列車から受け取った情報を取り纏めて適宜に加工して各列車に配信しており、直近の前方や後方の列車との間で直接情報を共有するものではなかった。例えば、特許文献1に公報に記載されているように、中央司令所が、特定区間に進入してきた列車に対して順次情報を提供するか、または特定区間内の全列車に対して一斉に情報を提供できるシステムが開示されている。
また、直近の前方の車両と直接情報を共有する場合には、例えば、特許文献2に記載されているように、車両に搭載されたカメラで前方車両のナンバープレートを認識し、拡散コードを生成して直近の前方の車両と直接通信を行うシステムが提案されている。
特開2002−347623号公報 特開2000−068923号公報
しかしながら、特許文献1によると、或る列車への情報提供は中央指令所から配信される情報であり、直近の列車の乗務員が把握している情報をリアルタイムに取得することはできない。例えば、自列車の前方で事故が発生している場合、事故現場付近にいる列車(前記自列車よりも事故現場の近くにいる列車)は事故処理の状況を直接目で知ることができても、直近の後方の前記自列車に逐一情報を直接に知らせることはできない。
また、特許文献2によると、直近の車両ナンバーをカメラで識別することが前提であるので、前方、後方や対向の直近の車両がカメラの視界外にある場合にはナンバープレートが認識できず、通信ができないという課題が残り、さらに、車両ナンバープレートの認識は、車車間が至近距離でしか果たせず、結局、自動車では有効な手法であるが列車(例えば、前方の直近車両は、列車ダイヤから見ても分かるようにナンバープレート認識し難い距離となって隔たっている)ではそれほど有効とは云い難い。
本発明の目的は、前方、後方又は対向の直近の列車が、運転士や車掌の視界外にある場合でも、自動で列車を認識し、かつ、列車の折り返し、すれ違い、通過、通過待ち、分割、併合等を行うことにより直近の前方、後方、対向の列車(列車番号又は列車編成のこと)が変わった場合にも、自動で列車を認識し、かつ、事故や災害等による運行乱れ時に一部列車に運休等が発生することにより直近の前方、後方、対向の列車が変わった場合にも、自動で列車を認識し、直接通信が可能となる運転席内処理装置及び車車間通信方式を提供することにある。
前記課題を解決するために、本発明は主として次のような構成を採用する。
車車間通信を処理・制御する車上処理部を備え、列車の編成毎に設けられる運転席内処理装置であって、
前記車上処理部は、直近の前方、後方、及び対向の列車番号毎の直近列車データベースと、前記直近列車の列車番号毎のアドレスデータベースを有し、
前記車上処理部は、
前記直近の前方、後方、又は対向の列車に通信接続要求を出すときに、時刻毎に記録された前記直近列車データベースの中で現在時刻を越えない最新の直近列車番号を取得するとともに、自身の列車が上り列車であるか下り列車であるかの自列車走行方向を取得し、前記最新の直近列車番号と前記自列車走行方向を基に前記アドレスデータベースを参照することによって、該当する直近の列車内に存するいずれか1つの運転席内処理装置のアドレスを決定し、前記決定したアドレスを用いて車車間通信を行う構成とする。
また、車車間通信を処理・制御する車上処理部を備え、列車の編成毎に設けられる運転席内処理装置であって、
前記車上処理部は、直近の前方、後方、及び対向の列車番号毎の直近列車データベースと、前記直近列車の列車番号毎のアドレスデータベースを有し、
前記車上処理部は、
前記直近の列車が列車番号を異にする複数の編成からなる併合列車である場合に、進行方向の最後尾の編成の列車番号を前記直近列車データベースと前記アドレスデータベースに登録し、前記直近の前方、後方、又は対向の列車に通信接続要求を出すときに、該当する直近の列車が列車番号を異にする複数の編成からなる併合列車である場合、時刻毎に記録された前記直近列車データベースの中で現在時刻を越えない最新の直近の列車の前記最後尾の編成の列車番号を取得するとともに、自身の列車が上り列車であるか下り列車であるかの自列車走行方向を取得し、前記最後尾の編成の列車番号と前記自列車走行方向を基に前記アドレスデータベースを参照することによって、該当する直近の最後尾編成の列車内に存するいずれか1つの運転席内処理装置のアドレスを決定し、前記決定したアドレスを用いて車車間通信を行う構成とする。
本発明によると、前方、後方又は対向の直近の列車が、運転士や車掌の視界外にある場合でも、列車の折り返し、すれ違い、通過、通過待ち、分割、併合等を行うことにより直近の前方、後方又は対向の列車が変更した場合にも、事故や災害等による運行乱れ時に一部列車に運休等が発生することにより直近の前方、後方又は対向の列車が変更した場合にも、乗務員は意識することなく自動で列車を認識して直接通信をすることができ、リアルタイムに各種情報(事故状況、列車運行状況など)を車車間で共有することができる。
本発明の実施形態に係る運転席内処理装置及び車車間通信方式について、図1〜図11に参照しながら以下詳細に説明する。図1は本発明の実施形態に係る車車間通信方式における全体のシステム構成を示す図である。図2は本実施形態に係る車車間通信方式を実行する運転席内処理装置を示すブロック図である。図3は本実施形態に関する運転席内処理装置における車上処理部の内部構成を示す図である。
図1〜図3において、101は列車、102は列車内ネットワーク、103は運転席内処理装置、104は地上ネットワーク、105は運行管理サーバ、201は車上処理部、202はカメラ、203はマイク、204はスピーカ、205は表示部、301は内部情報処理部、302は外部送受信処理部、304は近隣列車番号DB、305は列車アドレスDB、をそれぞれ表す。
本発明の概要は、直近の前方、後方又は対向の列車と情報共有したい自列車の乗務員が運転席内処理装置の表示部に表示された前方、後方又は対向の列車との接続要求ボタンを選択する操作のみで、自動的に直近の前方、後方又は対向の列車を検索し、通信接続処理を行うという最小の手間で車車間通信を実現するものである。
ここで、本明細書で使用する列車、列車番号、編成の意味について述べると、列車は1つ又は複数の車両で1編成となっており、この1編成に列車番号が1つ付されている(固有の編成毎に列車番号が付いている)。例えば、15の車両が結合されている列車についてみると、15両の車両が1つの編成であれば、この15両の列車には1つの列車番号が付されているのである。また、この15両の列車は、10両編成の1つの列車と5両編成の他の1つの列車とが併合されて走行している場合もあり(この場合には2つの列車番号が付いていることとなる)、逆に、この15両の併合車両が、10両編成の1つの列車(1つの列車番号)と5両編成の他の1つの列車(異なる1つの列車番号)とに分割される場合もある。
図1において、本発明の実施形態に係る車車間通信方式の全体のシステム構成は、列車101、列車内ネットワーク102、運転席内処理装置103、地上ネットワーク104、運行管理サーバ105から構成される。列車101は、複数の車両もしくは1両で1編成となっており、複数の編成が併合されて走行することもある。この場合、併合された複数の編成は走行の途中駅で停車中に分割され、それぞれ個別の編成として走行することもある。また逆に、複数の編成が途中駅で併合されて走行することもある。
列車内ネットワーク102は、有線もしくは無線もしくは有線と無線で構成されている。複数の編成が併合される時には連結器等を介して列車内ネットワーク102同士は有線もしくは無線で接続される。運転席内処理装置103は、1つの編成の中で、前方の運転席と後方の運転席の2箇所に存在する。したがって、複数の編成が併合された場合には運転席内処理装置103が4つ以上存在することとなる。
地上ネットワーク104は、有線、無線を含むインターネット、イントラネット等であり、列車101の運転席内処理装置103から無線通信で接続され、運行管理サーバ105から有線で接続される。運行管理サーバ105は各列車101の運行情報を管理しており、事故等の異常で運行スケジュールに変更が発生した場合には運行管理サーバ105が運行の変更を決定した時に、地上ネットワーク104を介して該当する列車101に情報を伝達する。
図2は、本実施形態に係る車車間通信方式を実現する運転席内処理装置103の構成図である。運転席内処理装置103は、車上処理部201、カメラ202、マイク203、スピーカ204、表示部205から構成される。車上処理部201は、運転席内のカメラ202で映した映像情報とマイク203で収集した音声情報を他の列車101に送信したり、他の列車101から送信された音声情報をスピーカ204に出力したり、映像情報を表示部205に出力したりする。また、前方、後方、対向の列車の検索、及び通信接続要求、応答、及び、通信切断の処理を行う。さらに、運行情報に変更があった場合には運行管理サーバから送信された情報を反映させる。表示部205は、運転台にある列車制御用の表示器でも構わない。
図3は、運転席内処理装置内における車上処理部201の構成図である。車上処理部201は、内部情報処理部301、外部送受信処理部302、内部送受信処理部303、近隣列車番号データベース304、列車アドレスデータベース305から構成される。内部情報処理部301は、外部送受信処理部302から受信した情報を必要に応じて内部送受信処理部303から送信したり(他の列車からの映像又は音声を自身の表示部又はスピーカで出力するように内部送受信処理部303に送る)、内部送受信処理部303から受信した情報を必要に応じて外部送受信処理部302から送信したりする。
また、内部情報処理部301は、近隣列車番号データベース304から前方、後方、対向列車の列車番号を検索し、列車アドレスデータベース305から通信接続を行うIPアドレスを検索する。さらに、運行管理サーバ105が、運行の変更を決定した時に、地上ネットワーク104を介して該当する列車101に変更情報を送信し、外部送受信処理部302から変更情報を受信した場合には、内部情報処理部301は、該当する近隣列車番号データベース304、列車アドレスデータベース305を更新する。
図4は、近隣列車番号データベース304のデータ構成である。近隣列車番号データベース304の登録項目は、更新時刻401、対向列車番号402、前方列車番号403、後方列車番号404、自列車走行方向405である。近隣列車番号データベース304は、ある時刻における直近の対向列車、直近の前方列車、直近の後方列車を登録したものである。列車は走行していくうちに、折り返し、すれ違い、通過、通過待ち、分割、併合等を行うことにより前方、後方、対向の列車が変わる。
運行管理サーバ105では、事前に作成された列車ダイヤに沿って列車が運行されているかどうかを確認することで列車を管理している。列車ダイヤはダイヤ図上に書き表される線の集まりであり、ダイヤ図を見れば各列車において各時刻における前方、後方、対向の列車の把握が可能であり、さらにその列車が上り列車であるか下り列車であるかという情報も分かる。したがって、運行管理サーバ105において列車ダイヤから近隣列車番号データベース304を自動生成することができる。
近隣列車番号データベース304は、操作場や駅停車中に地上ネットワーク104を介してダウンロードし更新を行うか、もしくは運転士が運転時に運転席に挿入するICカードに予め情報をダウンロードしておき、ICカードを運転席に挿入した時にデータベースの更新を行う。さらに、列車が車両基地から出庫する前に車上処理部にアクセスして列車一覧を上書きしても良い。また、列車が折り返しなどで駅停車中に転送上書きしても良く、駅停車中に車掌が交替したときでもよい。列車が駅停車中のときには、列車走行中のときに比べて、高速で大容量の通信が可能であって運行管理サーバとの通信条件がよい。
更新時刻401は直近の対向列車、直近の前方列車、直近の後方列車もしくは自列車の進行方向に変更が生じる時刻を表す。対向列車番号402は、その時刻における直近の対向列車の列車番号を表す。同様に、前方列車番号403は、その時刻における直近の前方列車の列車番号を表し、後方列車番号404は、その時刻における直近の後方列車の列車番号を表す。列車番号は1編成ごとに1つの番号が割り当てられているため、複数の列車(編成)が併合されている場合には、その列車には複数の列車番号をもつことになる。この場合は進行方向最後方の編成の列車番号を登録することとする。一般的に、車車間通信は列車を運転する運転士よりも車掌が実行するので(運転の安全管理上)、車掌が在席している列車の最後方の列車番号を登録しておいてこれに基づいて通信することとなるのである。
図5は、列車アドレスデータベース305のデータ構成である。列車アドレスデータベース305の登録項目は、列車番号501、上り方面IPアドレス502、下り方面IPアドレス503である。列車アドレスデータベース305は、各々の編成における運転席内処理装置103のIPアドレスを登録したものである。1編成に運転席内処理装置103は2つ存在する。上り方面IPアドレス502は、2つある運転席内処理装置103のうちの上り方面の運転席にある運転席内処理装置103のIPアドレスであり、下り方面IPアドレス503は、2つある運転席内処理装置103のうちの下り方面の運転席にある運転席内処理装置103のIPアドレスである。
列車アドレスデータベース305は、操作場、車両基地や駅停車中(例えば、折り返しで停車中)に地上ネットワーク104を介してダウンロードし更新を行うか、もしくは運転士又は車掌が運転時に運転席に挿入するICカードに予め情報をダウンロードしておき、ICカードを運転席に挿入した時にデータベースの更新を行う。
ここで、図4と図5に示す列車番号毎のデータベースは、上述したように、列車ダイヤ図をもとにデータベース化でき、そのデータベース化するタイミングや手法として、運転席内処理装置に挿脱自在のICカードで行ったり、列車の駅停車中や車両基地からの出庫前に実行することができるのである。これとは別に、列車の走行中に事故などで列車ダイヤの変更が生じた場合には、運行管理サーバの決定に基づいて予定外の運行スケジュールが実行されるのであり、この際には、列車運行の変更情報がネットワークを介して各列車に送信され、図4及び図5のデータベースも運行管理サーバからの変更情報に基づいて更新されるのである。
図6は、本実施形態に関する運転席内処理装置における表示部205の画面表示例を示す図である。なお、この画面は運転士ではなく、列車101最後尾にいる車掌が利用するものとする(列車運転の安全上から運転士よりも車掌が車車間通信を行うことがより一般的)。画面は対向列車表示部601、前方列車表示部602、後方列車表示部603から構成される。各表示部はステータス表示部604、映像表示部605、ボタン表示部606から構成される。対向列車表示部601は直近の対向列車との通信時に利用され、同様に前方列車表示部602は直近の前方列車との通信時に利用され、後方列車表示部603は直近の後方列車との通信時に利用される。ステータス表示部604は、通信のステータスが表示され、「未接続」、「接続依頼中」、「通信中」、「接続要求有」のステータスが存在する。映像表示部605は、ステータスが「通信中」のときに通信先のカメラから取り込んだ映像が映される。ボタン表示部606はステータスによって一意に決められており、「未接続」のときは「接続要求」ボタンが、「接続依頼中」「通信中」のときは「切断」ボタンが、「接続要求有」のときは「接続応答」ボタンが表示される。このボタンを選択することで、ステータスが遷移し、自動的に直近の対向、前方、後方の列車を検索して通信を確立、切断することができる。
図7は、図6において画面に表示されるステータスおよびボタンの状態遷移図である。状態は図7に示すように状態701から状態704の4種類あり、ボタンの選択、もしくは通信相手のボタン選択により図7に示すような状態遷移を行う。一例を示すと、状態701で、ステータスが「未接続」のときに接続要求ボタンが表示されている。ここで、接続要求ボタンを押し下げるとステータスが「接続依頼中」となり、切断ボタンが表示される。次に、相手が接続応答ボタンを押し下げるとステータスは「通信中」となり切断ボタンが表示される。自分又は相手が切断ボタンを押し下げるとステータスは元の「未接続」になり接続要求ボタンが表示される。以下、図に示す通りに状態が遷移する。
次に、接続要求時の内部情報処理部301における処理フローを図8のフローチャートに従って説明する。表示部205で表示された対向列車表示部601、前方列車表示部602、後方列車表示部603のうち、通信を行いたい列車の表示部の「接続要求」ボタンを選択することで図8に示すフローチャートの処理を開始する。
まず、選択されたボタンを認識し、接続要求の対象が対向列車の場合は変数iの値を2、前方列車の場合は変数iの値を3、後方列車の場合は変数iの値を4とする(ステップ801)。次に選択された表示部のステータス表示部604に「接続依頼中」と表示する(ステップ802)。次に現在時刻を取得する(ステップ803)。次に近隣列車番号データベース304の更新時刻401の列において現在時刻を越えない最新の時刻における近隣列車番号登録行のi列目の列車番号と自列車走行方向405を取得する(ステップ804)。次に接続要求対象が対向列車かどうかを判定し(ステップ805)、対向列車である場合には取得した自列車走行方向405が「上り」であるかどうかを判定し(ステップ806)、自列車が上り列車であれば対向列車は下り列車となるので、接続する運転席内処理装置103は下り列車の車掌のいる場所、すなわち下り列車の一番上り方面にある。
そこで、列車アドレスデータベース305から事前に取得した列車番号に対応する登録行を検索し、上り方面IPアドレス502を取得する(ステップ807)。この取得したIPアドレスが接続先のIPアドレスである。また、ステップ806において自列車が下り列車であれば対向列車は上り列車となるので、接続する運転席内処理装置103は上り列車の車掌のいる場所、すなわち上り列車の一番下り方面にある。そこで列車アドレスデータベース305から事前に取得した列車番号に対応する登録行を検索し、下り方面IPアドレス503を取得する(ステップ808)。
また、ステップ805において、接続要求対象が前方列車もしくは後方列車である場合には、取得した自列車走行方向405が「上り」であるかどうかを判定し(ステップ809)、自列車が上り列車であれば前方列車、後方列車も上り列車となるので、接続する運転席内処理装置103は上り列車の車掌のいる場所、すなわち上り列車の一番下り方面にある。そこで列車アドレスデータベース305から事前に取得した列車番号に対応する登録行を検索し、下り方面IPアドレス503を取得する(ステップ808)。また、ステップ809において自列車が下り列車であれば前方列車、後方列車も下り列車となるので、接続する運転席内処理装置103は下り列車の車掌のいる場所、すなわち下り列車の一番上り方面にある。そこで列車アドレスデータベース305から事前に取得した列車番号に対応する登録行を検索し、上り方面IPアドレス502を取得する(ステップ807)。
接続先のIPアドレスを取得した後、このIPアドレス宛てに接続要求情報、変数iの値、接続元の運転席内処理装置103のIPアドレスを送信する(ステップ810)。次に送信先から応答があったかどうかを判定し(ステップ811)、応答があった場合には、選択された表示部のステータス表示部604に「通信中」と表示する(ステップ812)。この後、通信が確立し、カメラ202、マイク203、スピーカ204、表示部205を介して他列車と情報の共有を行える。
ステップ811において応答がなかった場合にはタイムエラーであるかどうかを判定し(ステップ813)、タイムエラーでない場合は再びステップ811を実行する。タイムエラーになった場合には、選択された表示部のステータス表示部604に「未接続」と表示し(ステップ814)、処理を終了する。
次に、接続要求がきて、接続応答を行う時の内部情報処理部301における処理フローを図9のフローチャートに従って説明する。他列車から接続要求があったときに、図9に示すフローチャートの処理を開始する。
まず、接続要求情報、変数iの値、接続要求元のIPアドレスを受信する(ステップ901)。次に、受信した変数iの値が2であるかどうかを判定し(ステップ902)、2であれば接続要求元が対向列車として自列車を指定してきたことになるので、自列車から見て接続要求元は対向列車となり、変数jの値を対向に設定する(ステップ903)。ステップ902において変数iの値が2でなければ、変数iの値が3であるかどうかを判定し(ステップ904)、3であれば接続要求元が前方列車として自列車を指定してきたことになるので、自列車から見て接続要求元は後方列車となり、変数jの値を後方に設定する(ステップ905)。ステップ904において変数iの値が3でなければ、接続要求元が後方列車として自列車を指定してきたことになるので、自列車から見て接続要求元は前方列車となり、変数jの値を前方に設定する(ステップ906)。
次に、変数jの方向の列車の表示部におけるステータス表示部604に「接続要求有」と表示する(ステップ907)。次に変数jの方向の列車の表示部におけるボタン表示部606が選択されたかどうかを判定し(ステップ908)、ボタンが選択されていなければ再びステップ908を実行する。ボタンが選択されれば、予め受信している接続要求元のIPアドレス宛てに応答を送信する(ステップ909)。次に接続要求元からの応答があったかどうかを判定し(ステップ910)、応答があった場合には、選択された表示部のステータス表示部604に「通信中」と表示する(ステップ911)。
この後、通信が確立し、カメラ202、マイク203、スピーカ204、表示部205を介して他列車と情報の共有を行える。ステップ910において応答がなかった場合にはタイムエラーであるかどうかを判定し(ステップ912)、タイムエラーでない場合は再びステップ910を実行する。タイムエラーになった場合には、選択された表示部のステータス表示部604に「未接続」と表示し(ステップ913)、処理を終了する。
次に、通信の切断要求時の内部情報処理部301における処理フローを図10のフローチャートに従って説明する。表示部205で表示された対向列車表示部601、前方列車表示部602、後方列車表示部603のうち、通信を切断したい列車の表示部の「切断」ボタンを選択することで図10に示すフローチャートの処理を開始する。
まず、選択されたボタンを認識し、接続要求の対象が対向列車の場合は変数iの値を2、前方列車の場合は変数iの値を3、後方列車の場合は変数iの値を4とする(ステップ1001)。次に選択された表示部のステータス表示部604に「未接続」と表示する(ステップ1002)。次に接続先のIPアドレス宛てに切断要求情報、変数iの値、接続元の運転席内処理装置103のIPアドレスを送信する(ステップ1003)。次に接続要求元からの応答があったかどうかを判定し(ステップ1004)、応答があった場合には、処理を終了する。ステップ1004において応答がなかった場合にはタイムエラーであるかどうかを判定し(ステップ1005)、タイムエラーでない場合は再びステップ1004を実行する。タイムエラーになった場合には、再びステップ1003を実行する。
次に、切断要求がきて、切断応答を行う時の内部情報処理部301における処理フローを図11のフローチャートに従って説明する。他列車から切断要求があったときに、図11に示すフローチャートの処理を開始する。まず、切断要求情報、変数iの値、切断要求元のIPアドレスを受信する(ステップ1101)。次に、受信した変数iの値が2であるかどうかを判定し(ステップ1102)、2であれば切断要求元が対向列車として自列車を指定していることになるので、自列車から見て切断要求元は対向列車となり、変数jの値を対向に設定する(ステップ1103)。ステップ1102において変数iの値が2でなければ、変数iの値が3であるかどうかを判定し(ステップ1104)、3であれば切断要求元が前方列車として自列車を指定していることになるので、自列車から見て切断要求元は後方列車となり、変数jの値を後方に設定する(ステップ1105)。ステップ1104において変数iの値が3でなければ、切断要求元が後方列車として自列車を指定していることになるので、自列車から見て切断要求元は前方列車となり、変数jの値を前方に設定する(ステップ1106)。
次に、変数jの方向の列車の表示部におけるステータス表示部604に「未接続」と表示する(ステップ1107)。次に接続先のIPアドレス宛てに切断応答情報を送信する(ステップ1108)。次に切断要求元からの応答があったかどうかを判定し(ステップ1109)、応答があった場合には、処理を終了する。ステップ1109において応答がなかった場合にはタイムエラーであるかどうかを判定し(ステップ1110)、タイムエラーでない場合は再びステップ1109を実行する。タイムエラーになった場合には、再びステップ1108を実行する。
以上説明したように、本実施形態によれば、前方、後方又は対向の直近の列車が、乗務員の視界外にある場合でも、自動で列車を認識して直接通信が可能となる。また、列車の折り返し、すれ違い、通過、通過待ち、分割、併合等を行うことにより直近の前方、後方、対向の列車が変更した場合にも、自動で列車を認識して直接通信が可能となる。また、事故や災害等による運行乱れ時に一部列車に運休等が発生することにより直近の前方、後方、対向の列車が変更した場合にも、自動で列車を認識して直接通信が可能となる。
また、前方、後方又は対向の直近の列車と直接通信を行うことにより、例えば前方で起きた事故の処理状況がリアルタイムに把握でき、列車の乗客に正確な情報を伝えることができ、乗客の不安や怒りを和らげることができる。また、前方、後方や対向の直近の列車と直接通信を行うことにより、例えば、前方で走行している列車が雨天時にブレーキ時に車輪が滑った等の運転時の注意情報を後方の列車に伝えることで安全な運行支援を行うことができる。また、前方、後方又は対向の直近の列車と直接通信を行うことにより、例えば視界が悪い急カーブ走行時に、踏み切りで立ち往生している障害物がある場合などに、対向列車に情報を伝えることができ、未然に事故防止を行うことができる。
このように、本発明の実施形態は、時刻毎の直近の前方、後方、及び対向の列車の列車番号、及び各列車内に複数含まれる処理装置のIPアドレスを車上に予め保持しておき、保持する情報に変更があった場合には地上の運行管理サーバから変更データを受信して更新することで、前方、後方、又は対向の列車の直近の車車間通信を自動的に実行できることを特徴とする。
本発明は、列車向けのシステムだけでなく、公共交通機関のバス向けのシステムや、渋滞を避けてトラックやタクシーの効率運用を行わせる業務システムの用途にも本発明の技術思想は適用可能である。
本発明の実施形態に係る車車間通信方式における全体のシステム構成を示す図である。 本実施形態に係る車車間通信方式を実行する運転席内処理装置を示すブロック図である。 本実施形態に関する運転席内処理装置における車上処理部の内部構成を示す図である。 本実施形態に関する車上処理部における近隣列車番号データベースの内容を示す図である。 本実施形態に関する車上処理部における列車アドレスデータベースの内容を示す図である。 本実施形態に関する運転席内処理装置における表示部の画面表示例を示す図である。 本実施形態に係る車車間通信方式における通信状態の遷移を示す図である。 本実施形態に関する車上処理部の内部情報処理部における接続要求時の処理フローを示す図である。 本実施形態に関する車上処理部の内部情報処理部における接続応答時の処理フローを示す図である。 本実施形態に関する車上処理部の内部情報処理部における切断要求時の処理フローを示す図である。 本実施形態に関する車上処理部の内部情報処理部における切断応答時の処理フローを示す図である。
符号の説明
101 列車
102 列車内ネットワーク
103 運転席内処理装置
104 地上ネットワーク
105 運行管理サーバ
201 車上処理部
202 カメラ
203 マイク
204 スピーカ
205 表示部
301 内部情報処理部
302 外部送受信処理部
303 内部送受信処理部
304 近隣列車番号DB
305 列車アドレスDB

Claims (18)

  1. 車車間通信を処理・制御する車上処理部を備え、列車の編成毎に設けられる運転席内処理装置であって、
    前記車上処理部は、直近の前方、後方、及び対向の列車番号毎の直近列車データベースと、前記直近列車の列車番号毎のアドレスデータベースを有し、
    前記車上処理部は、
    前記直近の前方、後方、又は対向の列車に通信接続要求を出すときに、時刻毎に記録された前記直近列車データベースの中で現在時刻を越えない最新の直近列車番号を取得するとともに、自身の列車が上り列車であるか下り列車であるかの自列車走行方向を取得し、前記最新の直近列車番号と前記自列車走行方向を基に前記アドレスデータベースを参照することによって、該当する直近の列車内に存するいずれか1つの運転席内処理装置のアドレスを決定し、前記決定したアドレスを用いて車車間通信を行う
    ことを特徴とする運転席内処理装置。
  2. 請求項1において、
    前記直近列車データベースと前記アドレスデータベースのデータは、前記運転席内処理装置に挿脱可能なICカードに格納され、
    前記ICカードのデータは、列車乗務員による乗車時に前記運転席内処理装置に前記ICカードを挿入したときに前記直近列車データベースと前記アドレスデータベースに転送され記録される
    ことを特徴とする運転席内処理装置。
  3. 請求項1において、
    前記直近列車データベースと前記アドレスデータベースのデータは、列車が車両基地から出庫する前に列車運行管理サーバから前記データベースに転送され記録される
    ことを特徴とする運転席内処理装置。
  4. 請求項1において、
    前記直近列車データベースと前記アドレスデータベースのデータは、列車の駅停車中に列車運行管理サーバから前記データベースに転送され記録される
    ことを特徴とする運転席内処理装置。
  5. 車車間通信を処理・制御する車上処理部を備え、列車の編成毎に設けられる運転席内処理装置であって、
    前記車上処理部は、直近の前方、後方、及び対向の列車番号毎の直近列車データベースと、前記直近列車の列車番号毎のアドレスデータベースを有し、
    前記車上処理部は、
    前記直近の列車が列車番号を異にする複数の編成からなる併合列車である場合に、進行方向の最後尾の編成の列車番号を前記直近列車データベースと前記アドレスデータベースに登録し、前記直近の前方、後方、又は対向の列車に通信接続要求を出すときに、該当する直近の列車が列車番号を異にする複数の編成からなる併合列車である場合、時刻毎に記録された前記直近列車データベースの中で現在時刻を越えない最新の直近の列車の前記最後尾の編成の列車番号を取得するとともに、自身の列車が上り列車であるか下り列車であるかの自列車走行方向を取得し、前記最後尾の編成の列車番号と前記自列車走行方向を基に前記アドレスデータベースを参照することによって、該当する直近の最後尾編成の列車内に存するいずれか1つの運転席内処理装置のアドレスを決定し、前記決定したアドレスを用いて車車間通信を行う
    ことを特徴とする運転席内処理装置。
  6. 請求項5において、
    前記併合列車を含めた列車番号毎の直近列車データベースと前記アドレスデータベースのデータは、前記運転席内処理装置に挿脱可能なICカードに格納され、
    前記ICカードのデータは、列車乗務員による乗車時に前記運転席内処理装置に前記ICカードを挿入したときに前記データベースに転送され記録される
    ことを特徴とする運転席内処理装置。
  7. 請求項5において、
    前記併合列車を含めた列車番号毎の前記直近列車データベースと前記アドレスデータベースのデータは、列車が車両基地から出庫する前に列車運行管理サーバから前記データベースに転送され記録される
    ことを特徴とする運転席内処理装置。
  8. 請求項5において、
    前記併合列車を含めた列車番号毎の前記直近列車データベースと前記アドレスデータベースのデータは、列車の駅停車中に列車運行管理サーバから前記データベースに転送され記録される
    ことを特徴とする運転席内処理装置。
  9. 車車間通信を処理・制御する車上処理部を備え、列車の編成毎に設けられる運転席内処理装置であって、
    前記車上処理部は、直近の前方、後方、及び対向の列車番号毎の直近列車データベースと、前記直近列車の列車番号毎のアドレスデータベースを有し、
    前記車上処理部は、
    前記直近の前方、後方、又は対向の列車に通信接続要求を出すときに、列車運行の変更がある場合、運行管理サーバからの列車運行の変更情報によって該当列車の前記直近列車データベースと前記アドレスデータベースの初期データを更新し、前記更新された時刻毎に記録された直近列車データベースから最新の直近の列車番号を取得するとともに、自身の列車が上り列車であるか下り列車であるかの自列車走行方向を取得し、前記最新の直近列車番号と前記自列車走行方向を基に前記アドレスデータベースを参照することによって、該当する直近の列車内に存するいずれか1つの運転席内処理装置のアドレスを決定し、前記決定したアドレスを用いて車車間通信を行う
    ことを特徴とする運転席内処理装置。
  10. 請求項9において、
    前記直近列車データベースと前記アドレスデータベースの前記初期データは、前記運転席内処理装置に挿脱可能なICカードに格納され、
    前記ICカードのデータは、列車乗務員による乗車時に前記運転席内処理装置に前記ICカードを挿入したときに前記データベースに転送され記録される
    ことを特徴とする運転席内処理装置。
  11. 請求項9において、
    前記直近列車データベースと前記アドレスデータベースの前記初期データは、列車が車両基地から出庫する前に列車運行管理サーバから前記データベースに転送され記録される
    ことを特徴とする運転席内処理装置。
  12. 請求項9において、
    前記直近列車データベースと前記アドレスデータベースの前記初期データは、列車の駅停車中に列車運行管理サーバから前記データベースに転送され記録される
    ことを特徴とする運転席内処理装置。
  13. 車車間通信を処理・制御する車上処理部を備え、列車の編成毎に設けられる運転席内処理装置であって、
    前記車上処理部は、直近の前方、後方、及び対向の列車番号毎の直近列車データベースと、前記直近列車の列車番号毎のアドレスデータベースを有し、
    前記車上処理部は、
    前記直近の列車が列車番号を異にする複数の編成からなる併合列車である場合に、進行方向の最後尾の編成の列車番号を前記直近列車データベースと前記アドレスデータベースに登録し、前記直近の前方、後方、又は対向の列車に通信接続要求を出すときに、列車運行の変更がある場合、運行管理サーバからの列車運行の変更情報によって該当列車の前記直近列車データベースと前記アドレスデータベースの初期データを更新し、該当する直近の列車が列車番号を異にする複数の編成からなる併合列車である際に、前記更新された時刻毎に記録された直近列車データベースから前記最後尾の編成の列車番号を取得するとともに、自身の列車が上り列車であるか下り列車であるかの自列車走行方向を取得し、前記最後尾の編成の列車番号と前記自列車走行方向を基に前記アドレスデータベースを参照することによって、該当する直近の最後尾編成の列車内に存するいずれか1つの運転席内処理装置のアドレスを決定し、前記決定したアドレスを用いて車車間通信を行う
    ことを特徴とする運転席内処理装置。
  14. 請求項13において、
    前記直近列車データベースと前記アドレスデータベースの前記初期データは、前記運転席内処理装置に挿脱可能なICカードに格納され、
    前記ICカードのデータは、列車乗務員による乗車時に前記運転席内処理装置に前記ICカードを挿入したときに前記データベースに転送され記録される
    ことを特徴とする運転席内処理装置。
  15. 請求項13において、
    前記直近列車データベースと前記アドレスデータベースの前記初期データは、列車が車両基地から出庫する前に列車運行管理サーバから前記データベースに転送され記録される
    ことを特徴とする運転席内処理装置。
  16. 請求項13において、
    前記直近列車データベースと前記アドレスデータベースの前記初期データは、列車の駅停車中に列車運行管理サーバから前記データベースに転送され記録される
    ことを特徴とする運転席内処理装置。
  17. 列車の編成毎に設けられる運転席内処理装置内で車車間通信を処理・制御する車上処理部での処理方法において、
    直近の前方、後方、及び対向の列車番号毎の直近列車データベースと、前記直近列車の列車番号毎のアドレスデータベースを有する前記車上処理部は、
    前記直近の前方、後方、又は対向の列車に通信接続要求を出すステップと、
    時刻毎に記録された前記直近列車データベースの中で現在時刻を越えない最新の直近列車番号を取得するステップと、
    自身の列車が上り列車であるか下り列車であるかの自列車走行方向を取得するステップと、
    前記最新の直近列車番号と前記自列車走行方向を基に前記アドレスデータベースを参照することによって該当する直近の列車内に存するいずれか1つの運転席内処理装置のアドレスを決定するステップと、
    前記決定したアドレスを用いて車車間通信を行うステップと、からなる処理を行う
    ことを特徴とする車上処理部の処理方法。
  18. 請求項1に記載された運転席内処理装置を、1つ又は複数の車両からなる列車の前方の運転席と後方の運転席に配置することを特徴とする列車。
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