JP4148002B2 - タクシー相乗り管理プログラム及びタクシー相乗り管理方法 - Google Patents

タクシー相乗り管理プログラム及びタクシー相乗り管理方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、タクシーの相乗り予約を行う際の、相乗り相手の抽出処理に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、タクシーに乗る方法としては、駅等のタクシー乗り場又は電話等で指定した特定の場所で乗車する方法と、顧客を乗せずに走行しているタクシーを呼び止めて乗車する方法とがある。
【0003】
上述の従来の方法によると、1台のタクシーに同時に乗車する顧客は、既知の関係を有する集団に限定される、という特徴がある。
【0004】
ところが、通常のセダン型のタクシーの場合、乗車定員は5名であり、運転手を差し引くと、乗車可能顧客数は4名となる。
【0005】
上記特徴から、運行中のタクシーに乗車する顧客数は、乗車可能となる最大顧客数を下回ることが多い。このため、タクシーの乗車効率は、バス又は電車などの公共交通機関と比較して、乗車効率が悪いという問題がある。
【0006】
そこで、駅等の特定の乗り場に、ネットワークに接続された電子掲示板を設置し、同じ行き先の相乗り相手を、ネットワークを介して募集し、事前に相乗り予約を行うことにより、既知の関係を有さない相手とも相乗りを可能とする方法が、公知として存在する(特許文献1参照)。
【0007】
また、運行中のタクシーに乗車している顧客に対して、ネットワークを介して乗車要求を送信することにより、既知の関係を有さない相手との相乗りを、乗車場所を限定せずに実施することを可能とする方法が、先願として存在する(特許文献2)。
【0008】
【特許文献1】
特開2002-222351号公報
【0009】
【特許文献2】
特願2002-70717号
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
相乗りを希望する顧客同士が、異なる目的地を指定しているが、行き先の方向がほぼ同じであった場合には、異なる目的地を希望する顧客同士を相乗りさせることが考えられる。
【0011】
しかし、従来の方法では、目的地が同じという条件に基づいて、相乗り相手の選択を行っているため、目的地が異なる場合、目的地が同じ方向であっても、相乗り相手の選択候補とすることができず、相乗りする機会を奪われる、という問題がある。
【0012】
また、相乗りする顧客同士は、下車する場所が同じである必要が生じるため、従来の相乗り方式では、顧客が目的地を任意に指定することを可能とするタクシーの特徴が損なわれる、という問題がある。
【0013】
そこで、本発明は、相乗り機会を損なうことなく、下車する場所を顧客が任意に指定することを可能とし、相乗り時におけるタクシーの利便性を向上させることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明は、相乗りを希望する第一の顧客が所持する携帯端末から送信される相乗り希望者情報と、既に第二の顧客が乗車している車両に搭載されている車載端末から送信される第二の顧客が乗車している車両の乗車情報とに基づいて、相乗りを希望する前記第一の顧客に対する相乗り候補となる第二の顧客が乗車している車両の乗車情報を抽出し、相乗りを希望する前記第一の顧客への相乗り車両の手配を行うタクシー相乗り管理処理をコンピュータに実行させるプログラムであって、既に乗車している第二の顧客の行き先位置及び最新の現在位置を構成する行き先位置情報及び最新の現在位置情報と、前記第二の顧客が乗車している車両に搭載されている車載端末を一意に特定する車両番号とを少なくとも含む乗車情報を記憶する乗車情報記憶処理ステップと、前記乗車情報記憶処理ステップで記憶する前記第二の顧客が乗車している車両の乗車情報に含まれる現在位置情報を更新する現在位置情報更新処理ステップと、前記第一の顧客の行き先位置及び現在位置を構成する行き先位置情報及び現在位置情報を用いて、前記第一の顧客の行き先方向を特定する第一の顧客の行き先方向特定処理ステップと、前記乗車情報記憶処理ステップで記憶された乗車情報の行き先情報と現在位置情報とを用いて、第二の顧客が乗車している車両の行き先方向を特定する第二の顧客の行き先方向特定処理ステップと、前記特定した第一の顧客の行き先方向と、前記特定した第二の顧客の行き先方向との方向差が所定の値以下である場合、前記第二の顧客が乗車している車両を前記第一の顧客の相乗り候補として選択する相乗り候補選択処理ステップと、前記選択された第二の顧客が乗車している車両の乗車情報の前記車両番号より特定される車載端末に対して、相乗りを希望する前記第一の顧客の現在位置へ配車の指示を送信する相乗り指示送信処理ステップと、相乗り車両の手配結果を前記第一の顧客が所持する携帯端末へ送信する相乗り手配結果送信処理ステップと、をコンピュータに実行させることを特徴とするタクシー相乗り管理プログラム。
【0015】
この様に構成することにより、目的地が異なる場合においても、行き先の方向がほぼ同じであれば相乗りを可能とするため、相乗り機会を損なうことなく、相乗りを希望する顧客が行き先を任意に指定することを可能とし、相乗り時におけるタクシーの利便性を向上させることが出来る。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0017】
図1は、本実施例のシステム構成を示したものである。本実施例のシステム構成は、タクシー相乗り管理装置100、GPS機能付き携帯端末200(以下、携帯端末と呼称する)、GPS機能付き車載端末300(以下、車載端末と呼称する)、電気通信網400よりなる。
【0018】
タクシー相乗り管理装置100と携帯端末200は、電気通信網400を介して適宜接続される。また、タクシー相乗り管理装置100と車載端末300も電気通信網400を介して適宜接続される。
【0019】
タクシー相乗り管理装置100は、車載端末から送信される乗車情報を管理し、さらに車載端末から随時送信されてくる現在位置情報を前述の乗車情報に反映し、また相乗り希望者の携帯端末200から送信されてくる相乗り希望者情報を契機に、乗車情報から相乗り車両候補を抽出し、相乗り車両候補の顧客に相乗りの承認を確認し、相乗り希望者に相乗り車両の配送を行う、という働きを持つ。
【0020】
また、タクシー相乗り管理装置100は、タクシー相乗り管理プログラムが実行する処理ステップによって、上述の働きを実現する。
【0021】
携帯端末200は、相乗り希望者情報の入力を受け付け、相乗り希望者情報をタクシー相乗り管理装置へ送信し、タクシー相乗り管理装置から相乗り車両情報を受信し、受信した相乗り車両情報を表示する、という働きを持つ。
【0022】
車載端末300は、顧客が乗車した時点において、オペレータに入力された行き先位置、及び図示しないGPSより得られる乗車位置情報、行き先位置情報、現在位置情報、乗車場所、行き先、及び予め車両に対して設定されている車両番号を含む乗車情報をタクシー相乗り管理装置へ送信し、前記車両番号と前記GPSより取得される現在位置情報とを含む現在位置情報を所定の時間間隔でタクシー相乗り管理装置に送信し、タクシー相乗り管理装置より通知される相乗り指示を受信し、受信した相乗り指示を表示する、という働きを持つ。
【0023】
図2は、タクシー相乗り管理装置の機能構成を示したものである。
【0024】
タクシー相乗り管理装置100は、乗車情報登録部110、現在位置情報登録部120、相乗り希望者情報取得部130、相乗り希望者管理部140、相乗り候補抽出部150、相乗り承認管理部160、相乗り車両情報通知部170及び乗車情報DB180より構成される。
【0025】
乗車情報登録部110は、車載端末300から電気通信網400を介して送られてくる乗車情報を受信し、受信した乗車情報を乗車情報DB170に登録する。
【0026】
現在位置情報登録部120は、車載端末300から電気通信網400を介して送られてくる現在位置情報を受信し、この現在位置情報を送信した車載端末を搭載しているタクシーに関する乗車情報を乗車情報DB170から取得し、取得した乗車情報の現在位置情報を更新する。
【0027】
相乗り希望車情報取得部130は、相乗り希望者の携帯端末200から電気通信網400を介して送られてくる相乗り希望者情報を受信し、相乗り希望者管理部140に相乗り希望者情報を通知する。
【0028】
相乗り希望者管理部140は、相乗り希望者情報取得部130より相乗り希望者情報の通知を受け、相乗り候補抽出部150を用いて相乗り車両候補を取得し、相乗り承認管理部160を用いて相乗り候補車両に該押するタクシーに搭載されている車載端末300を介して顧客の相乗りの承認を試み、相乗り承認を得られた場合は、相乗り車両情報通知部170を用いて相乗り希望者の携帯端末200へ相乗り車両情報を通知し、相乗り管理部160を用いて相乗り車両の車載端末へ相乗り希望者情報を通知する。
【0029】
相乗り車両候補抽出部150は、相乗り希望者管理部130より実行され、実行時に入力される相乗り希望者情報を用いて、乗車情報DB180から後述のアルゴリズムに基づいて適当な相乗り車両候補を抽出する。
【0030】
相乗り承認管理部160は、相乗り希望者管理部140より実行され、相乗り車両候補に選定された車両に搭載されている車載端末300に電気通信回線500を介して、相乗り承認確認を送信する。また、相乗り承認管理部160は、車載端末300より電気通信網400を介して、相乗り確認情報を受信する。
【0031】
さらにまた、相乗り承認管理部160は、その実行時に入力される相乗り希望者情報を、相乗り車両候補に選定された車両に搭載されている車載端末300に電気通信回線500を介して送信する。
【0032】
相乗り車両情報通知部170は、相乗り希望者管理部140より実行され、その実行時に入力される相乗り車両情報を、相乗り希望者の携帯端末200へ電気通信網400を介して送信する。
【0033】
乗車情報DB180は、乗車情報登録部110より通知される乗車情報を記録する。
【0034】
図3に乗車情報の内容例を示す。乗車情報は、車両番号1001、乗車時刻1002、乗車場所1003、乗車位置1004、行き先1005、行き先位置1006、走行速度1007、顧客情報1008、顧客数1009、相乗り確認フラグ1010、現在位置1011より構成される。
【0035】
図4に相乗り希望者情報の内容例を示す。相乗り希望者情報は、現在位置1101、行き先位置1102、年齢1103、性別1104、身長1105、通知先アドレス1106、余裕時間1107より構成される。
【0036】
図5に現在位置情報の内容例を示す。現在位置情報は、車両番号1201、現在位置情報1202より構成される。
【0037】
図6に相乗り車両情報の内容例を示す。相乗り車両情報は、車両番号1301、現在位置1302より構成される。
【0038】
図7に相乗り確認情報の内容例を示す。相乗り確認情報は、車両番号1401、相乗り確認フラグ1402より構成される。
【0039】
次に、本システムの動作の流れを図8及び図9を用いて説明する。
【0040】
図8は、第一の顧客が相乗りを希望した時点において既に乗車している第二の顧客が乗車した時及び現在位置の更新処理の流れを示したものである。図9は、第一の顧客が相乗り希望者情報を送信してから、相乗り車両情報を受信するまでの処理の流れを示したものである。
【0041】
まず、第二の顧客がタクシーに乗車した時、行き先などの顧客の要望を受けたタクシー乗務員は、タクシーに搭載されている車載端末300を用いて、乗車情報を入力する。タクシー乗務員の操作を受けた車載端末300は、図示しない送信ボタンを押下されることにより、タクシー相乗り管理装置の乗車情報登録部110へ、乗車情報を送信する(図8の#1001)。
【0042】
乗車情報を受信した乗車情報登録部110は、受信した乗車情報の乗車時刻1002、乗車場所1003、乗車位置1004、行き先1005、行き先位置1006、走行速度1007、顧客情報1008、顧客数1009、相乗り確認フラグ1010、現在位置1011を、車両番号1001が一意となるように関連付けて、乗車情報DB180に登録する(図8の#1002)。
【0043】
次に、車載端末300は、所定時間経過した後、車載端末300を搭載するタクシーの現在位置情報を、図示しないGPSより取得し、タクシー相乗り管理装置100の現在位置情報登録部120へ、現在位置情報を送信する(図8の#1003)。
【0044】
現在位置情報を受信した現在位置情報登録部120は、現在位置情報の車両番号1201に該当する乗車情報を、乗車情報DB180より取得する。乗車情報を取得した現在位置情報登録部120は、乗車情報の現在位置1011を、現在位置情報の現在位置1202で更新する。さらに、現在位置情報登録部120は、更新後の乗車情報を、乗車情報の車両番号1001が一意となるように関連付けて、乗車情報DB180に登録する(図8の#1004)。
【0045】
上述の現在位置情報の登録に関する一連の処理は、所定時間経過後、再び実行される(図8の#1005)。
【0046】
以上の処理が、第一の顧客が相乗りを希望した時点において既に乗車している乗客となる、第二の顧客が乗車した時及び現在位置の更新処理の流れとなる。
【0047】
次に、第一の顧客(相乗り希望者)の携帯端末200が、相乗り希望者情報を送信してから、相乗り車両情報を受信するまでの処理の流れを、図9及び図12を用いて説明する。
【0048】
まず、相乗り希望者は、携帯端末200を操作して、相乗り希望者情報として、現在位置1101、行き先位置1102、年齢1103、性別1104、身長1105、通知先アドレス1106を入力する。ここで、現在位置情報1101は、図示しないGPSより自動的に取得するものであっても良い。
【0049】
相乗り希望者の操作を受けた携帯端末200は、図示しない送信ボタンを押下されることにより、タクシー相乗り管理装置の相乗り希望者情報取得部130へ、相乗り希望者情報を送信する(図9の#2001)。
【0050】
相乗り希望者情報を受信した相乗り希望者情報取得部130は、相乗り希望者管理部140に、相乗り希望者情報を通知する。
【0051】
相乗り希望者情報の通知を受けた相乗り希望者管理部140は、相乗り車両候補抽出部150を用いて相乗り車両候補を取得する(図9の#2003)(図12のS2001)。
【0052】
相乗り車両候補抽出部150は、乗車情報DBより、乗車情報の一覧を取得する(図9の#2004)。
【0053】
次に、相乗り車両候補抽出部150は、後述のマッチング処理により、乗車情報の一覧から相乗り車両候補となる乗車情報を抽出し、抽出した乗車情報より一覧L3を生成し、生成した相乗り車両候補の一覧L3を、相乗り希望者管理部140へ通知する(図9の#2005)。
【0054】
相乗り車両候補一覧L3の通知を受けた相乗り希望者管理部140は、真偽値式[相乗り車両候補の一覧L3の要素数>0]を評価し(図12のS2002)、その評価結果が真となる場合は、相乗り車両候補の一覧L3から乗車情報を1つ取り出す(図12のS2003)(図9の#2006)。取り出した乗車情報の乗客数1009を参照し、真偽値式[乗客数<最大乗車可能顧客数]を評価し(図12のS2004)(図9の#2007)、その評価結果が真となる場合、その車両に相乗り希望者を乗車させる余裕があるものと判定し、相乗り承認管理部160に前記取り出した乗車情報を通知する(図12のS2005)。上述の最大乗車可能顧客数は、車両に乗車できる顧客の最大数を意味し、システム管理者によって予め設定された値とする。
【0055】
相乗り希望者管理部140より乗車情報の通知を受けた相乗り承認管理部160は、乗車情報の車両番号1001より特定されるタクシーに搭載されている車載端末300へ、相乗り承認確認を送信する(#2008)。
【0056】
タクシー相乗り管理装置100の相乗り承認確認部160より相乗り承認確認を受けた車載端末300は、相乗り承認確認の旨を図示しない表示部を介して、第二の顧客に通知する。通知を受けた第二の顧客は、車載端末300を操作するなどして、相乗りを承認する旨を、車載端末300に入力する。又は、相乗りを拒否する場合は、相乗りを拒否する旨を、車載端末300に入力する。入力を受けた車載端末300は、タクシー相乗り管理装置の相乗り承認管理部160へ、相乗り確認情報を送信する。ここで、相乗り確認情報は、車両番号1401、相乗り確認フラグ1402より構成され、相乗りフラグ1402には、相乗りを許可する場合は1、相乗りを拒否する場合は0が設定されているものとする。
【0057】
相乗り確認情報を受信した相乗り承認管理部160は、相乗り確認情報を相乗り希望者管理部140へ通知する。
【0058】
相乗り承認管理部160より通知を受けた相乗り希望者管理部140は、相乗り確認情報の相乗り確認フラグ1402の値を参照し、真偽値式[相乗り確認フラグ==1]を評価し(図12のS2006)、その評価結果が真となる場合、相乗り車両情報通知部170を用いて、相乗り希望者へ相乗り車両の乗車情報を通知する(図9の#2011、#2012)(図12のS2007)。さらに、相乗り希望者管理部140は、相乗り承認管理部160を用いて、相乗りを希望する第一の顧客の相乗り希望者情報を、相乗り車両に搭載されている車載端末300へ通知する(図9の#2013、#2014)(図12のS2008)。
【0059】
前記処理S2002において、評価結果が偽となる場合は、予め定める所定時間経過後に、前記処理S2001を再度実行し、相乗り車両候補の一覧L3を取得する。ここで、処理S2002の評価結果が偽となる場合に、前記処理S2001を実行する回数をカウントしておき、所定の回数を実行しても相乗り車両候補を決定できない場合は、待機中の車両を新たに手配する処理を実行し、相乗り車両情報通知部170を用いて、相乗り希望者の携帯端末200に、新たに手配した車両の車両番号を含む乗車情報を通知するようにして良い。
【0060】
また、前記処理S2004及び処理S2006の評価結果が偽となる場合、前記処理S2002を実行し、相乗り車両候補の一覧L3から次の乗車情報を取り出して、前述の一連の処理を実行する(図9の#2010)。
【0061】
以上の処理が、第一の顧客が相乗り希望者情報を送信してから、第二の顧客が乗車する車両の乗車情報を受信するまでの処理の流れとなる。
【0062】
次に、相乗り車両候補抽出部150の処理の流れを図10及び図11を用いて説明する。図10は、相乗り車両候補抽出部の抽出処理の流れを示したものである。図11は、相乗り車両候補の抽出処理の概念を示したものである。
【0063】
まず、相乗り車両候補抽出処理部150は、相乗り希望者管理部140より実行指示を受け、処理を開始する。処理を開始した相乗り車両候補抽出部150は、乗車情報DBより乗車情報の一覧L1を取得する(図10のS1001)。
【0064】
乗車情報の一覧L1を取得した相乗り車両候補抽出部150は、真偽値式[乗車情報の一覧L1の要素数>0]を評価し(図10のS1002)、その評価結果が真の場合、相乗り希望者の現在位置O(Xo,Yo)の近傍に位置する現在位置を持つ乗車情報を一覧L1より抽出する(図10のS1003)。
【0065】
上述の一覧L1からの抽出処理は、相乗り希望者情報の現在位置(Xo,Yo)と一覧L1の乗車情報の位置情報(X1,Y1)の距離が、所定値Dx以下となる乗車情報を選択し、抽出結果として一覧L2を生成する。
【0066】
上述の所定値Dxは、予めシステム管理者により設定される任意の値とする。また、その他の実施例として、相乗り希望者情報の余裕時間1107の値に基づいて、所定値Dxを動的に設定するものであっても良い。この場合の所定値Dxは、システム管理者が予め設定するタクシーの平均時速に余裕時間を乗じて取得する。
【0067】
さらにまた、その他の実施例として、相乗り希望者の現在位置の近傍を走行中の車両であって、本システムによる相乗り管理処理が終了するまでに、相乗り希望者の現在位置を通過する可能性のある車両の乗車情報を、上述の抽出結果として生成した一覧L2から取除く処理ステップを設けても良い。上述の取除く処理ステップは、次の様にして行う。まず、後述の方法を用いて車両の現在位置と相乗り希望者の現在位置との直線距離Dを取得し、乗車情報の走行速度V1007を用いて、車両が相乗り希望者の現在位置を通過するまでの時間T=D/Vを取得する。次に、取得した時間Tの値が閾値β未満となる場合、本システムの相乗り管理処理が終了する前に、相乗り希望者の現在位置を通過してしまう車両として判定し、一覧L2より取除く。ここで、予め定める閾値βとは、相乗り管理処理の平均的な応答時間を参考にして、システム管理者が設定するものとする。例えば、相乗り希望者と走行車両との直線距離が0.5km、車両の走行速度が40km/hである場合、通過に要する時間Tは45秒となる。この時、本システムの相乗り管理処理の応答時間となる閾値βを50秒と設定した場合、この例の車両は取除く処理の対象となる。
【0068】
また、上述の2点間の距離を取得する方法は、既存の位置測位手法を用いるものとする。例えば、球面三角法を用いた方法が考えられる。また、タクシーの移動範囲が比較的近距離であることから、球面である地表面を平面として考え、相乗り希望者の現在位置(Xo,Yo)と、相乗り車両候補Aの現在位置(Xa,Ya)との緯度差Xd=Xa-Xo及び経度差Yd=Ya-Yoより、距離Dを次式を用いて相乗り希望者の現在位置と乗車情報の現在位置との直線距離D[km]を近似的に取得することが考えられる。
【0069】
【式1】
Figure 0004148002
【0070】
ここで、PIは円周率で、Rは地球の半径(約6378km)とする。
【0071】
次に、相乗り車両候補抽出部150は、真偽値式[乗車情報の一覧L2の要素数>0]を評価し(図10のS1004)、その評価結果が真の場合、相乗り希望者情報の現在位置(Xo,Yo)と行き先位置(Xo2,Yo2)より、相乗り希望者の行き先方向の角度θを得る(図10のS1005)。
【0072】
上述の方向の角度を取得する方法は、既存の位置測位手法を用いる。例えば、球面三角法を用いて、行き先方向の角度を得る手法が考えられる。また、タクシーの移動範囲が比較的近距離であることから、球面である地表面を平面として考え、現在位置と行き先位置との緯度差Xd=Xo2-Xo及び経度差Yd=Yo2-Yoから、逆三角関数atan(Xd/Yd)より東を基準0度とした平面上での行き先方向の角度を近似的に得ることが考えられる。
【0073】
例えば、現在位置が北緯35度1分37秒の東経135度46分49秒、行き先位置が北緯35度3分39秒の東経135度46分59秒である場合、緯度差Xdは0.034度となり、経度差Ydは0.003度となる。よって、行き先方向の角度θは85度となる。
【0074】
ただし、緯度差及び経度差の正負の関係により、逆三角関数atan(Xd/Yd)の値を補正する必要があるが、補正方法については既知のため説明を省略する。
【0075】
次に、相乗り車両候補抽出部150は、一覧L2から、相乗り希望者情報の行き先方向と類似する方向を示す乗車情報の一覧L3を抽出する(S1006)。
【0076】
ここで、乗車情報の一覧L3の抽出は、次の手順で行う。まず、一覧L2の乗車情報について処理S1005と同様の手順を用いて、乗車情報の行き先方向の角度φを取得する。取得した角度φと相乗り希望者の行き先方向角度θとの差が所定の範囲となる乗車情報を選択し、乗車情報の一覧L3を抽出する。
【0077】
また、上記処理S1002又は処理S1004において評価結果が偽であった場合、抽出処理に失敗したものとして、要素数が0の一覧L3を生成し、抽出処理を終了する。
【0078】
以上の処理が、相乗り車両候補抽出部150の相乗り車両候補の抽出処理の流れとなる。
【0079】
ここで、相乗り車両候補の抽出処理の例を、図11を用いて説明する。
【0080】
相乗り希望者は、京都大学付近に位置し、宝ヶ池までのタクシーの相乗りを希望したとする。図11において相乗り希望者の位置情報は、現在位置が北緯135度46分49秒の東経35度1分37秒、行き先位置が北緯35度3分39秒の東経135度46分59秒で表現されている(図11の▲4▼)。
【0081】
また、相乗り希望者に対する相乗り車両抽出処理が実行された時点において、乗車情報DBには車両Aと車両Bと車両Cの乗車情報が登録されているものとする。
【0082】
車両Aは、相乗り希望者に対する相乗り車両候補の抽出処理が実行された時点においてJR京都駅付近に位置し、相乗り希望者と同じ行き先である宝ヶ池を目指しているものとする。図11において車両Aの位置情報は、現在位置が北緯34度59分10秒の東経135度45分30秒、行き先位置が北緯35度03分39秒の東経135度46分59秒で表現されている(図11の▲1▼)。
【0083】
車両Bは、相乗り希望者に対する相乗り車両候補の抽出処理が実行された時点において、相乗り希望者が位置する京都大学付近を走行中であり、最も早く相乗り希望者の位置する場所へ到達することが可能であるが、相乗り希望者が目指している宝ヶ池とは異なる方向となる京都御所を目指しているものとする。図11において車両Bの位置情報は、現在位置が北緯35度01分18秒の東経135度46分43秒、行き先位置が北緯35度01分32秒の東経135度45分44秒で表現されている(図11の▲2▼)。
【0084】
車両Cは、相乗り希望者に対する相乗り車両候補の抽出処理が実行された時点において、平安神宮に位置し、相乗り希望者が目指す宝ヶ池とは異なる場所である鞍馬寺を目指しているが、相乗り希望者が目指す行き先と方向がほぼ同じものとする。図11において車両Cの位置情報は、現在位置が北緯35度00分56秒の東経135度46分55秒、行き先位置が北緯35度07分04秒の東経135度46分15秒で表現されている(図11の▲3▼)。
【0085】
まず、処理S1001は、乗車情報DBから乗車情報の一覧L1を取得する。ここで、乗車情報の一覧L1には、車両A、車両B、車両Cの乗車情報が含まれている。それ故に処理S1002は、真偽値式[一覧L1の要素数>0]の評価結果が真となり、処理S1003を実行する。
【0086】
実行指示を受けた処理S1003は、乗車情報の一覧L1から所望の乗車情報を選択し、一覧L2を生成する。上述の所望の乗車情報の選択方法は、相乗り希望者の現在位置と、一覧L1の乗車情報の現在位置との距離が、予め定めた値Dxと比較し、予め定めた値Dx以下となる位置の乗車情報を選択することで行う。
【0087】
この例において、相乗り希望者の現在位置と、車両Aとの距離Daは5.2km、車両Bとの距離Dbは0.6km、車両Cとの距離Dcは1.2kmとなる。
【0088】
また、この例において、予め定めた値Dxは4[km]に設定したものとする。この場合、処理S1003により生成される一覧L2は、車両Bの乗車情報と車両Cの乗車情報を含んだ内容となる。それ故に処理S1004は、真偽値式[一覧L2の要素数>0]の評価結果が真となり、処理S1005を実行する。
【0089】
実行指示を受けた処理S1005は、相乗り希望者情報の現在位置及び行き先位置から、行き先方向の角度を取得する。この例において、相乗り希望者の行き先方向の角度θは85度となる。
【0090】
相乗り希望者情報の行き先方向の角度を取得した処理S1005は、処理S1006を実行する。実行指示を受けた処理S1006は、一覧L2の乗車情報について、処理S1005と同様の方法を用いて行き先方向の角度を取得する。
【0091】
この例において、車両Bの行き先方向の角度θbは約167度、車両Cの行き先方向の角度θcは約96度となる。
【0092】
次に処理S1006は、上述の処理S1005で取得した相乗り希望者の行き先方向の角度θと、車両B及び車両Cの行き先方向の角度θb及びθcとを比較し、角度差が所定の値φx以下となる行き先方向の角度をもつ車両の乗車情報を選択し、一覧L3を生成する。
【0093】
上述の所定の値φxは、システム管理者によって、予め設定されるものとする。この例において、上述の所定の値φxは30度に設定したものとする。この場合、車両Bの角度差は82度、車両Cの角度差は11度となり、よって処理S1006で生成される一覧L3は、車両Cの乗車情報を含んだ内容となる。
【0094】
以上の処理の流れにより、相乗り車両候補の一覧L3を得ることが出来る。
【0095】
上述の実施例において、相乗り希望者の携帯端末200をGPS機能付き携帯端末としたが、本発明はこれに限定するものではなく、GPS機能がない携帯端末であっても良い。この場合、相乗り希望者は現在位置を特定する情報を携帯端末200に入力し、図示しない送信ボタンを押下ことにより、携帯端末200からタクシー相乗り管理装置100の相乗り希望者情報取得部130に送信されるものとなる。
【0096】
また、その他の実施例として、上述の相乗り車両候補の一覧L3の抽出後に、相乗りにより変更される経路と変更前の経路との距離差に基づいて、相乗り車両候補の優先順位を付加しても良いものとする。この場合、距離差が小さな値となる相乗り車両候補が、優先度の高い相乗り車両候補となる。
【0097】
上述の経路の距離差を取得する方法は、相乗り車両の現在位置から相乗り希望者の現在位置を経由して相乗り車両の行き先位置へ到達するための経路長と、相乗り車両候補の現在位置から行き先位置までの直線の経路長との差分を算出することにより行うことが考えられる。
【0098】
例えば、図13に示すように、相乗り希望者の現在位置がA0であり、行き先位置がA1となる場合において、相乗り希望者の現在位置A0から等距離に位置する相乗り車両候補BとCが存在したとする。
【0099】
この場合、相乗り車両候補Bの経路の距離差Dbは、現在位置B0から行き先位置B1への直線経路の距離|B0B1|=800mと、相乗り希望者を経由する経路の距離|B0A0|+|A0B1|=1100mとから、Db=|B0A0|+|A0B1|-|B0B1|=300mを算出することにより得られる。
【0100】
また同様に、相乗り車両候補Cの経路の距離差Dcは、現在位置C0から行き先位置C1への直線経路の距離|C0C1|=800mと、相乗り希望者を経由する経路の距離|C0A0|+|A0C1|=1400mとから、Dc=|C0A0|+|A0C1|-|C0C1|=600mを算出することにより得られる。
【0101】
この例において、相乗り車両候補Bの距離差Dbと、相乗り車両候補Cの距離差Dcとの関係は、[相乗り車両候補Bの距離差Db]<[相乗り車両候補Cの距離差Dc]となる。ここで、相乗り車両候補Bの優先度を高く設定することにより、相乗りに伴う経路変更による経路長の変動が少ない相乗り車両候補を、相乗り車両として選択することが可能となる。
【0102】
上述の優先度の設定は、相乗り車両候補の乗車情報のデータ構造に新たに優先度を設定する項目を設けることで実現しても良いし、又は相乗り車両候補の一覧L3の乗車情報の並び替えによって行っても良い。
【0103】
(付記1)相乗りを希望する第一の顧客が所持する携帯端末から送信される相乗り希望者情報と、既に第二の顧客が乗車している車両に搭載されている車載端末から送信される第二の顧客が乗車している車両の乗車情報とに基づいて、相乗りを希望する前記第一の顧客に対する相乗り候補となる第二の顧客が乗車している車両の乗車情報を抽出し、相乗りを希望する前記第一の顧客への相乗り車両の手配を行うタクシー相乗り管理処理をコンピュータに実行させるプログラムであって、
既に乗車している第二の顧客の行き先位置及び最新の現在位置を構成する行き先位置情報及び最新の現在位置情報と、前記第二の顧客が乗車している車両に搭載されている車載端末を一意に特定する車両番号とを少なくとも含む乗車情報を記憶する乗車情報記憶処理ステップと、
前記乗車情報記憶処理ステップで記憶する前記第二の顧客が乗車している車両の乗車情報に含まれる現在位置情報を更新する現在位置情報更新処理ステップと、
前記第一の顧客の行き先位置及び現在位置を構成する行き先位置情報及び現在位置情報を用いて、前記第一の顧客の行き先方向を特定する第一の顧客の行き先方向特定処理ステップと、
前記乗車情報記憶処理ステップで記憶された乗車情報の行き先情報と現在位置情報とを用いて、第二の顧客が乗車している車両の行き先方向を特定する第二の顧客の行き先方向特定処理ステップと、
前記特定した第一の顧客の行き先方向と、前記特定した第二の顧客の行き先方向との方向差が所定の値以下である場合、前記第二の顧客が乗車している車両を前記第一の顧客の相乗り候補として選択する相乗り候補選択処理ステップと、
前記選択された第二の顧客が乗車している車両の乗車情報の前記車両番号より特定される車載端末に対して、相乗りを希望する前記第一の顧客の現在位置へ配車の指示を送信する相乗り指示送信処理ステップと、
相乗り車両の手配結果を前記第一の顧客が所持する携帯端末へ送信する相乗り手配結果送信処理ステップと、
をコンピュータに実行させることを特徴とするタクシー相乗り管理プログラム。
【0104】
(付記2)上記請求項1記載のタクシー相乗り管理プログラムであって、
前記乗車情報記憶処理ステップで記憶する第二の顧客が乗車している車両の乗車情報に、前記第二の顧客が乗車している車両の走行速度を含み、
前記相乗り候補選択処理ステップにおいて、
前記第一の顧客の現在位置情報と、前記乗車情報記憶処理ステップで記憶する前記第二の顧客が乗車する車両の乗車情報とを用いて、前記第一の顧客の現在位置と前記第二の顧客が乗車している車両の現在位置とをつなぐ経路の経路長を取得する処理ステップと、
前記乗車情報記憶処理ステップで記憶する第二の顧客が乗車している車両の乗車情報より取得される、前記第二の顧客が乗車している車両の走行速度と、前記取得した前記第一の顧客の現在位置と前記第二の顧客が乗車している車両の現在位置とをつなぐ経路の経路長とを用いて、前記第二の顧客が乗車している車両が前記第一の顧客の現在位置を通過するまでの所要時間を取得する所要時間取得処理ステップと、
前記取得した所要時間が所定の閾値以下である場合に、前記第二の顧客が乗車している車両を、相乗り候補から除外する処理ステップと、
をコンピュータに実行させることを特徴とするタクシー相乗り管理プログラム。(付記3)上記請求項1又は2記載のタクシー相乗り管理プログラムであって、
前記相乗り候補選択処理ステップで複数選択された第二の顧客が乗車している車両の乗車情報に含まれる第二の顧客の現在位置情報及び行き先位置情報と、相乗り希望者の現在位置情報及び行き先位置情報とから、前記第二の顧客の現在位置から行き先位置までの乗車経路長と、前記第二の顧客の現在位置から前記第一の顧客の現在位置を経由して前記第二の顧客の行き先位置までの乗車経路長との距離差を算出し、距離差が最も小さくなる乗車経路となる前記第二の顧客が乗車している車両を選択することを特徴とする相乗り候補選択処理ステップを、
コンピュータに実行させることを特徴とするタクシー相乗り管理プログラム。
【0105】
(付記4)相乗りを希望する第一の顧客が所持する携帯端末から送信される相乗り希望者情報と、第二の顧客が乗車する車両に搭載されている車載端末から送信される第二の顧客が乗車する車両の乗車情報とに基づいて、相乗りを希望する第一の顧客に対する相乗り候補となる第二の顧客が乗車する車両の乗車情報を抽出し、相乗りを希望する第一の顧客への相乗り車両の手配を行うタクシー相乗り管理方法であって、
既に乗車している第二の顧客の行き先位置及び最新の現在位置を構成する行き先位置情報及び最新の現在位置情報と、第二の顧客が乗車している車両に搭載されている車載端末を一意に特定する車両番号とを少なくとも含む乗車情報を記憶し、
第一の顧客の行き先位置及び現在位置を構成する行き先位置情報及び現在位置情報から特定される第一の顧客の行き先方向と、
前記乗車情報記憶処理ステップで記憶された乗車情報の行き先情報と現在位置情報から特定される第二の顧客が乗車する車両の行き先方向との方向差が有効範囲内であると判定されたとき、前記第二の顧客が乗車する車両を前記第一の顧客の相乗り候補として選択し、
前記選択された第二の顧客が乗車している車両の乗車情報の車両番号より特定される車載端末に対して、相乗りを希望する第一の顧客の現在位置へ配車の指示を送信し、
相乗り車両の手配結果を前記第一の顧客が所持する携帯端末へ送信することを特徴とするタクシー相乗り管理方法。
【0106】
(付記5)相乗りを希望する第一の顧客が所持する携帯端末から送信される相乗り希望者情報と、既に第二の顧客が乗車している車両に搭載されている車載端末から送信される第二の顧客が乗車している車両の乗車情報とに基づいて、相乗りを希望する第一の顧客に対する相乗り候補となる第二の顧客が乗車している車両の乗車情報を抽出し、相乗りを希望する第一の顧客への相乗り車両の手配を行うタクシー相乗り管理処理をコンピュータに実行させるプログラムであって、
既に乗車している第二の顧客の行き先位置及び最新の現在位置を緯度及び経度で構成する行き先位置情報及び最新の現在位置情報と、第二の顧客が乗車している車両に搭載されている車載端末を一意に特定する車両番号とを少なくとも含む乗車情報を記憶する乗車情報記憶処理ステップと、
前記乗車情報記憶処理ステップで記憶する前記第二の顧客が乗車している車両の乗車情報に含まれる現在位置情報を更新する現在位置情報更新処理ステップと、
第一の顧客の行き先位置及び現在位置を緯度及び経度で構成する行き先位置情報及び現在位置情報を用いて、第一の顧客の行き先方向を特定する第一の顧客の行き先方向特定処理ステップと、
前記乗車情報記憶処理ステップで記憶された乗車情報の行き先情報と現在位置情報とを用いて、第二の顧客が乗車している車両の行き先方向を特定する第二の顧客の行き先方向特定処理ステップと、
前記特定した第一の顧客の行き先方向と、前記特定した第二の顧客の行き先方向との方向差が所定の値以下である場合、前記第二の顧客が乗車している車両を第一の顧客の相乗り候補として選択する相乗り候補選択処理ステップと、
前記選択された第二の顧客が乗車している車両の乗車情報の前記車両番号より特定される車載端末に対して、相乗りを希望する第一の顧客の現在位置へ配車の指示を送信する相乗り指示送信処理ステップと、
相乗り車両の手配結果を前記第一の顧客が所持する携帯端末へ送信する相乗り手配結果送信処理ステップと、
をコンピュータに実行させることを特徴とするタクシー相乗り管理プログラム。
【0107】
(付記6)相乗りを希望する第一の顧客が所持する携帯端末から送信される相乗り希望者情報と、既に第二の顧客が乗車している車両に搭載されている車載端末から送信される第二の顧客が乗車している車両の乗車情報とに基づいて、相乗りを希望する第一の顧客に対する相乗り候補となる第二の顧客が乗車している車両の乗車情報を抽出し、相乗りを希望する第一の顧客への相乗り車両の手配を行うタクシー相乗り管理処理を行うタクシー相乗り管理装置であって、
既に乗車している第二の顧客の行き先位置及び最新の現在位置を緯度及び経度で構成する行き先位置情報及び最新の現在位置情報と、第二の顧客が乗車している車両に搭載されている車載端末を一意に特定する車両番号とを少なくとも含む乗車情報を記憶する乗車情報DBと、
前記乗車情報DBで記憶する前記第二の顧客が乗車している車両の乗車情報に含まれる現在位置情報を更新する現在位置情報更新処理手段と、
第一の顧客の行き先位置及び現在位置を緯度及び経度で構成する行き先位置情報及び現在位置情報を用いて、第一の顧客の行き先方向を特定する第一の顧客の行き先方向特定処理手段と、
前記乗車情報DBで記憶された乗車情報の行き先情報と現在位置情報とを用いて、第二の顧客が乗車している車両の行き先方向を特定する第二の顧客の行き先方向特定処理手段と、
前記特定した第一の顧客の行き先方向と、前記特定した第二の顧客の行き先方向との方向差が所定の値以下である場合、前記第二の顧客が乗車している車両を第一の顧客の相乗り候補として選択する相乗り候補選択処理手段と、
前記選択された第二の顧客が乗車している車両の乗車情報の前記車両番号より特定される車載端末に対して、相乗りを希望する第一の顧客の現在位置へ配車の指示を送信する相乗り指示送信処理手段と、
相乗り車両の手配結果を前記第一の顧客が所持する携帯端末へ送信する相乗り手配結果送信処理手段と、
を具備することを特徴とするタクシー相乗り管理装置。
【0108】
【発明の効果】
本発明のタクシー相乗り管理プログラムにより、目的地が異なる場合においても、行き先の方向がほぼ同じであれば相乗りを可能とするため、相乗り機会を損なうことなく、相乗りを希望する顧客が行き先を任意に指定することを可能とし、相乗り時におけるタクシーの利便性を向上させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステム構成を示す図
【図2】タクシー相乗り管理装置の機能構成を示す図
【図3】乗車情報の内容例を示す図
【図4】相乗り希望者情報の内容例を示す図
【図5】現在位置情報の内容例を示す図
【図6】相乗り車両情報の内容例を示す図
【図7】相乗り確認情報の内容例を示す図
【図8】第一の顧客が乗車した時及び現在位置の更新処理の流れを示す図
【図9】第二の顧客が相乗り希望情報を送信してから相乗り車両情報を受信するまでの処理の流れを示す図
【図10】相乗り車両候補抽出部の抽出処理の流れを示す図
【図11】相乗り車両候補の抽出処理の概念を示す図
【図12】相乗り管理部の処理の流れを示す図
【図13】相乗りにともなう経路変更の距離差の関係を示す図

Claims (4)

  1. 相乗りを希望する第一の顧客側の端末から送信される相乗り希望者情報と、既に第二の顧客が乗車している車両に搭載されている車載端末から送信される第二の顧客が乗車している車両の乗車情報とに基づいて、相乗りを希望する前記第一の顧客に対する相乗り候補となる第二の顧客が乗車している車両の乗車情報を抽出し、相乗りを希望する前記第一の顧客への相乗り車両の手配を行う相乗り管理処理をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    既に乗車している第二の顧客の行き先を示す行き先位置情報及び前記第二の顧客の位置を示す現在位置情報と、前記第二の顧客が乗車している車両に搭載されている車載端末を一意に特定する車両番号とを少なくとも含む乗車情報を記憶する乗車情報記憶処理ステップと、
    前記第一の顧客の行き先を示す行き先位置情報及び前記第一の顧客の位置を示す現在位置情報を用いて、前記第一の顧客の行き先方向を特定する第一の顧客の行き先方向特定処理ステップと、
    前記乗車情報記憶処理ステップで記憶された乗車情報の行き先情報と現在位置情報とを用いて、第二の顧客が乗車している車両の行き先方向を特定する第二の顧客の行き先方向特定処理ステップと、
    前記特定した第一の顧客の行き先方向と、前記特定した第二の顧客の行き先方向との方向差が所定の値以下である場合、前記第二の顧客が乗車している車両を前記第一の顧客の相乗り候補として選択する相乗り候補選択処理ステップと、
    前記選択された第二の顧客が乗車している車両の乗車情報の前記車両番号より特定される車載端末に対して、相乗りを希望する前記第一の顧客の現在位置へ配車の指示を送信する相乗り指示送信処理ステップと、
    相乗り車両の手配結果を前記第一の顧客側の端末へ送信する相乗り手配結果送信処理ステップと、
    前記相乗り候補選択処理ステップで複数選択された第二の顧客が乗車している車両の乗車情報に含まれる第二の顧客の現在位置情報及び行き先位置情報と、相乗り希望者の現在位置情報及び行き先位置情報とから、前記第二の顧客の現在位置から行き先位置までの乗車経路長と、前記第二の顧客の現在位置から前記第一の顧客の現在位置を経由して前記第二の顧客の行き先位置までの乗車経路長との距離差を算出し、距離差が小さい乗車経路となる前記第二の顧客が乗車している車両を優先的に選択する第二の相乗り候補選択処理ステップとを、
    をコンピュータに実行させる相乗り管理プログラム。
  2. 請求項1記載の相乗り管理プログラムであって、
    前記乗車情報記憶処理ステップで記憶する第二の顧客が乗車している車両の乗車情報に、前記第二の顧客が乗車している車両の走行速度を含み、
    前記相乗り候補選択処理ステップにおいて、前記第一の顧客の現在位置情報と、前記乗車情報記憶処理ステップで記憶する前記第二の顧客が乗車する車両の乗車情報とを用いて、前記第一の顧客の現在位置と前記第二の顧客が乗車している車両の現在位置とをつなぐ経路の経路長を取得する処理ステップと、
    前記乗車情報記憶処理ステップで記憶する第二の顧客が乗車している車両の乗車情報より取得される、前記第二の顧客が乗車している車両の走行速度と、前記取得した前記第一の顧客の現在位置と前記第二の顧客が乗車している車両の現在位置とをつなぐ経路の経路長とを用いて、前記第二の顧客が乗車している車両が前記第一の顧客の現在位置を通過するまでの所要時間を取得する所要時間取得処理ステップと、
    前記取得した所要時間が所定の閾値以下である場合に、前記第二の顧客が乗車している車両を、相乗り候補から除外する処理ステップと、
    をコンピュータに実行させる相乗り管理プログラム。
  3. 相乗りを希望する第一の顧客側の端末から送信される相乗り希望者情報と、既に第二の顧客が乗車している車両に搭載されている車載端末から送信される第二の顧客 が乗車している車両の乗車情報とに基づいて、相乗りを希望する前記第一の顧客に対する相乗り候補となる第二の顧客が乗車している車両の乗車情報を抽出し、相乗りを希望する前記第一の顧客への相乗り車両の手配を行う相乗り管理装置であって、
    既に乗車している第二の顧客の行き先を示す行き先位置情報及び前記第二の顧客の位置を示す現在位置情報と、前記第二の顧客が乗車している車両に搭載されている車載端末を一意に特定する車両番号とを少なくとも含む乗車情報を記憶させる乗車情報記憶処理部と、
    前記第一の顧客の行き先を示す行き先位置情報及び前記第一の顧客の位置を示す現在位置情報を用いて、前記第一の顧客の行き先方向を特定する第一の顧客の行き先方向特定処理部と、
    前記乗車情報記憶処理部により記憶された乗車情報の行き先情報と現在位置情報とを用いて、第二の顧客が乗車している車両の行き先方向を特定する第二の顧客の行き先方向特定処理部と、
    前記特定した第一の顧客の行き先方向と、前記特定した第二の顧客の行き先方向との方向差が所定の値以下である場合、前記第二の顧客が乗車している車両を前記第一の顧客の相乗り候補として選択する相乗り候補選択処理部と、
    前記選択された第二の顧客が乗車している車両の乗車情報の前記車両番号より特定される車載端末に対して、相乗りを希望する前記第一の顧客の現在位置へ配車の指示を送信する相乗り指示送信処理部と、
    相乗り車両の手配結果を前記第一の顧客側の端末へ送信する相乗り手配結果送信処理部と、
    前記相乗り候補選択処理部により複数選択された第二の顧客が乗車している車両の乗車情報に含まれる第二の顧客の現在位置情報及び行き先位置情報と、相乗り希望者の現在位置情報及び行き先位置情報とから、前記第二の顧客の現在位置から行き先位置までの乗車経路長と、前記第二の顧客の現在位置から前記第一の顧客の現在位置を経由して前記第二の顧客の行き先位置までの乗車経路長との距離差を算出し、距離差が最も小さくなる乗車経路となる前記第二の顧客が乗車している車両を選択する第二の相乗り候補選択処理部と、
    を備える相乗り管理装置。
  4. 相乗りを希望する第一の顧客側の端末から送信される相乗り希望者情報と、第二の顧客が乗車する車両に搭載されている車載端末から送信される第二の顧客が乗車する車両の乗車情報とに基づいて、相乗りを希望する前記第一の顧客に対する相乗り候補となる第二の顧客が乗車する車両の乗車情報を抽出し、相乗りを希望する前記第一の顧客への相乗り車両の手配を行う相乗り管理方法であって、
    既に乗車している第二の顧客の行き先を示す行き先位置情報及び前記第二の顧客の位置を示す現在位置情報と、第二の顧客が乗車している車両に搭載されている車載端末を一意に特定する車両番号とを少なくとも含む乗車情報を記憶させ、
    前記第一の顧客の行き先を示す行き先位置情報及び前記第一の顧客の位置を示す現在位置情報から特定される前記第一の顧客の行き先方向と、前記記憶された乗車情報の行き先情報と現在位置情報から特定される第二の顧客が乗車する車両の行き先方向との方向差が有効範囲内であると判定された場合、前記第二の顧客が乗車する車両を前記第一の顧客の相乗り候補として選択し、
    前記選択された第二の顧客が乗車している車両の乗車情報の車両番号より特定される車載端末に対して、相乗りを希望する前記第一の顧客の現在位置へ配車の指示を送信し、
    相乗り車両の手配結果を前記第一の顧客側の端末へ送信し、
    前記相乗り候補として選択された第二の顧客が乗車している車両の乗車情報に含まれる第二の顧客の現在位置情報及び行き先位置情報と、相乗り希望者の現在位置情報及び行き先位置情報とから、前記第二の顧客の現在位置から行き先位置までの乗車経路長と、前記第二の顧客の現在位置から前記第一の顧客の現在位置を経由して前記第二の顧客の行き先位置までの乗車経路長との距離差を算出し、距離差が最も小さくなる乗車経路となる前記 第二の顧客が乗車している車両を選択する
    相乗り管理方法。
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