JP2002149766A - タクシーサービス方法、データサービス方法、データ処理方法および装置、情報記憶媒体 - Google Patents
タクシーサービス方法、データサービス方法、データ処理方法および装置、情報記憶媒体Info
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- JP2002149766A JP2002149766A JP2000337869A JP2000337869A JP2002149766A JP 2002149766 A JP2002149766 A JP 2002149766A JP 2000337869 A JP2000337869 A JP 2000337869A JP 2000337869 A JP2000337869 A JP 2000337869A JP 2002149766 A JP2002149766 A JP 2002149766A
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- Traffic Control Systems (AREA)
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- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数の顧客が一台のタクシー車両に同乗でき
るようにする。 【解決手段】 顧客が携帯端末装置13からデータ送信
する出発地点と目的地点からタクシー会社のデータ処理
装置11で移送経路をデータ生成し、移送経路の少なく
とも一部が重複する複数の顧客を選出して一台のタクシ
ー車両12に同乗させる。
るようにする。 【解決手段】 顧客が携帯端末装置13からデータ送信
する出発地点と目的地点からタクシー会社のデータ処理
装置11で移送経路をデータ生成し、移送経路の少なく
とも一部が重複する複数の顧客を選出して一台のタクシ
ー車両12に同乗させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、顧客をタクシー車
両に乗車させて移送するタクシーサービス方法、顧客の
携帯端末装置に各種データをデータ送信するデータサー
ビス方法、タクシーサービス方法およびデータサービス
方法の実現に利用されるデータ処理方法および装置、こ
のデータ処理装置のコンピュータのためのソフトウェア
が格納されている情報記憶媒体、に関する。
両に乗車させて移送するタクシーサービス方法、顧客の
携帯端末装置に各種データをデータ送信するデータサー
ビス方法、タクシーサービス方法およびデータサービス
方法の実現に利用されるデータ処理方法および装置、こ
のデータ処理装置のコンピュータのためのソフトウェア
が格納されている情報記憶媒体、に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、いわゆるタクシーサービスでは、
顧客はタクシー車両に乗車することで所望の目的地点ま
で移動することができる。顧客がタクシー車両に乗車す
る手法としては、タクシー乗場に待機しているタクシー
車両への乗車、一般道路を走行しているタクシー車両を
停止させての乗車、電話にてタクシー車両を呼び出して
の乗車、等がある。
顧客はタクシー車両に乗車することで所望の目的地点ま
で移動することができる。顧客がタクシー車両に乗車す
る手法としては、タクシー乗場に待機しているタクシー
車両への乗車、一般道路を走行しているタクシー車両を
停止させての乗車、電話にてタクシー車両を呼び出して
の乗車、等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】タクシー車両では顧客
が所望の目的地点まで移送されるが、顧客は他の顧客の
目的地点や出発日時などを認識することができない。例
えば、複数の顧客が同一の出発地点から同一の目的地点
まで同一日時に移動する場合でも、その複数の顧客は複
数のタクシー車両に個々に乗車して移動することにな
る。
が所望の目的地点まで移送されるが、顧客は他の顧客の
目的地点や出発日時などを認識することができない。例
えば、複数の顧客が同一の出発地点から同一の目的地点
まで同一日時に移動する場合でも、その複数の顧客は複
数のタクシー車両に個々に乗車して移動することにな
る。
【0004】このため、週末の夜間などは移送を要望す
る顧客が多数となってタクシー車両への乗車が困難とな
り、顧客を一人ずつ乗車させた多数のタクシー車両が同
一のタクシー乗場から同一の目的地点に移動するような
ことが発生する。このため、タクシー会社はタクシー車
両の台数を削減することが困難であるが、平日の昼間な
どは移送を要望する顧客が少数であるためにタクシー車
両の大部分は無駄に待機している。
る顧客が多数となってタクシー車両への乗車が困難とな
り、顧客を一人ずつ乗車させた多数のタクシー車両が同
一のタクシー乗場から同一の目的地点に移動するような
ことが発生する。このため、タクシー会社はタクシー車
両の台数を削減することが困難であるが、平日の昼間な
どは移送を要望する顧客が少数であるためにタクシー車
両の大部分は無駄に待機している。
【0005】本発明は上述のような課題に鑑みてなされ
たものであり、複数の顧客をタクシー車両に同乗させて
移送できるタクシーサービス方法、複数の顧客にタクシ
ー車両への同乗可能を通達できるデータサービス方法、
タクシーサービス方法およびデータサービス方法の実現
に利用されるデータ処理方法および装置、このデータ処
理装置のコンピュータのためのソフトウェアが格納され
ている情報記憶媒体、の少なくとも一つを提供すること
を目的とする。
たものであり、複数の顧客をタクシー車両に同乗させて
移送できるタクシーサービス方法、複数の顧客にタクシ
ー車両への同乗可能を通達できるデータサービス方法、
タクシーサービス方法およびデータサービス方法の実現
に利用されるデータ処理方法および装置、このデータ処
理装置のコンピュータのためのソフトウェアが格納され
ている情報記憶媒体、の少なくとも一つを提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第一のタクシー
サービス方法では、タクシー車両による移送を要望する
顧客は、自身の携帯端末装置からタクシー会社のデータ
処理装置に少なくとも出発地点と目的地点とをデータ送
信する。すると、このデータ処理装置ではデータ受信さ
れた出発地点と目的地点から少なくとも一つの移送経路
が顧客ごとにデータ生成されてデータ保持されるので、
この保持データから移送経路の少なくとも一部が重複す
る複数の顧客が選出される。そして、この選出された複
数の顧客がタクシー会社の一台のタクシー車両に同乗さ
れて移送されるので、移送経路の少なくとも一部が重複
する複数の顧客が一台のタクシー車両で移送される。
サービス方法では、タクシー車両による移送を要望する
顧客は、自身の携帯端末装置からタクシー会社のデータ
処理装置に少なくとも出発地点と目的地点とをデータ送
信する。すると、このデータ処理装置ではデータ受信さ
れた出発地点と目的地点から少なくとも一つの移送経路
が顧客ごとにデータ生成されてデータ保持されるので、
この保持データから移送経路の少なくとも一部が重複す
る複数の顧客が選出される。そして、この選出された複
数の顧客がタクシー会社の一台のタクシー車両に同乗さ
れて移送されるので、移送経路の少なくとも一部が重複
する複数の顧客が一台のタクシー車両で移送される。
【0007】また、本発明のタクシーサービス方法の他
の態様では、顧客がデータ送信する出発日時もデータ処
理装置にデータ保持され、このデータ処理装置の保持デ
ータから移送経路の少なくとも一部が重複するとともに
出発日時と出発地点とが近接した複数の顧客が選出され
るので、近接した地点から近接した日時に出発する複数
の顧客が一台のタクシー車両で移送される。
の態様では、顧客がデータ送信する出発日時もデータ処
理装置にデータ保持され、このデータ処理装置の保持デ
ータから移送経路の少なくとも一部が重複するとともに
出発日時と出発地点とが近接した複数の顧客が選出され
るので、近接した地点から近接した日時に出発する複数
の顧客が一台のタクシー車両で移送される。
【0008】本発明の第二のタクシーサービス方法で
は、タクシー会社のデータ処理装置の少なくとも一部が
タクシー乗場に設置されているので、このタクシー乗場
からタクシー車両による移送を要望する顧客は、そのデ
ータ処理装置に少なくとも目的地点をデータ入力する。
すると、このデータ処理装置ではデータ入力された目的
地点から少なくとも一つの移送経路が顧客ごとにデータ
生成されてデータ保持されるので、この保持データから
移送経路の少なくとも一部が重複する複数の顧客が選出
される。そして、この選出された複数の顧客がタクシー
会社の一台のタクシー車両に同乗されて移送されるの
で、移送経路の少なくとも一部が重複する複数の顧客が
一台のタクシー車両で移送される。
は、タクシー会社のデータ処理装置の少なくとも一部が
タクシー乗場に設置されているので、このタクシー乗場
からタクシー車両による移送を要望する顧客は、そのデ
ータ処理装置に少なくとも目的地点をデータ入力する。
すると、このデータ処理装置ではデータ入力された目的
地点から少なくとも一つの移送経路が顧客ごとにデータ
生成されてデータ保持されるので、この保持データから
移送経路の少なくとも一部が重複する複数の顧客が選出
される。そして、この選出された複数の顧客がタクシー
会社の一台のタクシー車両に同乗されて移送されるの
で、移送経路の少なくとも一部が重複する複数の顧客が
一台のタクシー車両で移送される。
【0009】また、本発明のタクシーサービス方法の他
の態様では、顧客が指定する出発日時もデータ処理装置
にデータ保持され、このデータ処理装置の保持データか
ら移送経路の少なくとも一部が重複するとともに出発日
時も近接した複数の顧客が選出されるので、タクシー乗
場から近接した日時に出発する複数の顧客が一台のタク
シー車両で移送される。
の態様では、顧客が指定する出発日時もデータ処理装置
にデータ保持され、このデータ処理装置の保持データか
ら移送経路の少なくとも一部が重複するとともに出発日
時も近接した複数の顧客が選出されるので、タクシー乗
場から近接した日時に出発する複数の顧客が一台のタク
シー車両で移送される。
【0010】本発明の第三のタクシーサービス方法で
は、乗客を移送しているタクシー車両から現在位置と目
的地点とがタクシー会社のデータ処理装置にデータ送信
されるので、このデータ処理装置ではデータ受信された
現在位置と目的地点から現在経路がタクシー車両ごとに
データ生成されてデータ保持される。このとき、タクシ
ー車両による移送を要望する顧客が、自身の携帯端末装
置からデータ処理装置に少なくとも出発地点と目的地点
とをデータ送信すると、このデータ処理装置ではデータ
受信された出発地点と目的地点から少なくとも一つの移
送経路が顧客ごとにデータ生成されてデータ保持され
る。そして、このデータ処理装置では、移送経路の出発
地点が現在経路に位置するとともに現在経路の目的地点
が移送経路に位置するタクシー車両と顧客とが選出さ
れ、この選出された顧客が選出されたタクシー車両に同
乗されて移送される。このため、乗客を移送しているタ
クシー車両が途中で顧客を同乗させ、最初の経路を変更
することなく最初の乗客と第二の顧客とを各々の目的地
まで移送する。
は、乗客を移送しているタクシー車両から現在位置と目
的地点とがタクシー会社のデータ処理装置にデータ送信
されるので、このデータ処理装置ではデータ受信された
現在位置と目的地点から現在経路がタクシー車両ごとに
データ生成されてデータ保持される。このとき、タクシ
ー車両による移送を要望する顧客が、自身の携帯端末装
置からデータ処理装置に少なくとも出発地点と目的地点
とをデータ送信すると、このデータ処理装置ではデータ
受信された出発地点と目的地点から少なくとも一つの移
送経路が顧客ごとにデータ生成されてデータ保持され
る。そして、このデータ処理装置では、移送経路の出発
地点が現在経路に位置するとともに現在経路の目的地点
が移送経路に位置するタクシー車両と顧客とが選出さ
れ、この選出された顧客が選出されたタクシー車両に同
乗されて移送される。このため、乗客を移送しているタ
クシー車両が途中で顧客を同乗させ、最初の経路を変更
することなく最初の乗客と第二の顧客とを各々の目的地
まで移送する。
【0011】本発明の第四のタクシーサービス方法で
は、乗客を移送しているタクシー車両から現在位置と目
的地点とがタクシー会社のデータ処理装置にデータ送信
されるので、このデータ処理装置ではデータ受信された
現在位置と目的地点から現在経路がタクシー車両ごとに
データ生成されてデータ保持される。このとき、タクシ
ー車両による移送を要望する顧客が、自身の携帯端末装
置からデータ処理装置に少なくとも出発地点と目的地点
とをデータ送信すると、このデータ処理装置ではデータ
受信された出発地点と目的地点から少なくとも一つの移
送経路が顧客ごとにデータ生成されてデータ保持され
る。そして、このデータ処理装置では移送経路が現在経
路に内包されるタクシー車両と顧客とが選出され、この
選出された顧客が選出されたタクシー車両に同乗されて
移送されるので、乗客を移送しているタクシー車両が途
中で顧客を同乗させ、最初の経路を変更することなく第
二の顧客と最初の乗客とを各々の目的地まで移送する。
は、乗客を移送しているタクシー車両から現在位置と目
的地点とがタクシー会社のデータ処理装置にデータ送信
されるので、このデータ処理装置ではデータ受信された
現在位置と目的地点から現在経路がタクシー車両ごとに
データ生成されてデータ保持される。このとき、タクシ
ー車両による移送を要望する顧客が、自身の携帯端末装
置からデータ処理装置に少なくとも出発地点と目的地点
とをデータ送信すると、このデータ処理装置ではデータ
受信された出発地点と目的地点から少なくとも一つの移
送経路が顧客ごとにデータ生成されてデータ保持され
る。そして、このデータ処理装置では移送経路が現在経
路に内包されるタクシー車両と顧客とが選出され、この
選出された顧客が選出されたタクシー車両に同乗されて
移送されるので、乗客を移送しているタクシー車両が途
中で顧客を同乗させ、最初の経路を変更することなく第
二の顧客と最初の乗客とを各々の目的地まで移送する。
【0012】本発明のデータサービス方法では、顧客に
より携帯端末装置からサービス会社のデータ処理装置に
少なくとも出発地点と目的地点とがデータ送信される
と、このデータ処理装置ではデータ受信された出発地点
と目的地点から少なくとも一つの移送経路が顧客ごとに
データ生成されてデータ保持される。このデータ処理装
置の保持データから移送経路の少なくとも一部が重複す
る複数の顧客が選出され、この選出された複数の顧客の
携帯端末装置にデータ処理装置から同乗可能がデータ送
信される。このため、移送経路の少なくとも一部が重複
する他の顧客の存在が複数の顧客に通知されるので、例
えば、これらの顧客が相互に連絡して一台のタクシー車
両に同乗するようなことが可能となる。
より携帯端末装置からサービス会社のデータ処理装置に
少なくとも出発地点と目的地点とがデータ送信される
と、このデータ処理装置ではデータ受信された出発地点
と目的地点から少なくとも一つの移送経路が顧客ごとに
データ生成されてデータ保持される。このデータ処理装
置の保持データから移送経路の少なくとも一部が重複す
る複数の顧客が選出され、この選出された複数の顧客の
携帯端末装置にデータ処理装置から同乗可能がデータ送
信される。このため、移送経路の少なくとも一部が重複
する他の顧客の存在が複数の顧客に通知されるので、例
えば、これらの顧客が相互に連絡して一台のタクシー車
両に同乗するようなことが可能となる。
【0013】また、本発明のデータサービス方法の他の
態様では、顧客がデータ送信する出発日時もデータ処理
装置にデータ保持され、このデータ処理装置の保持デー
タから移送経路の少なくとも一部が重複するとともに出
発日時と出発地点とが近接した複数の顧客が選出される
ので、近接した地点から近接した日時に出発する他の顧
客の存在が、複数の顧客に通知される。
態様では、顧客がデータ送信する出発日時もデータ処理
装置にデータ保持され、このデータ処理装置の保持デー
タから移送経路の少なくとも一部が重複するとともに出
発日時と出発地点とが近接した複数の顧客が選出される
ので、近接した地点から近接した日時に出発する他の顧
客の存在が、複数の顧客に通知される。
【0014】なお、本発明で云う携帯端末装置とは、顧
客に携帯されて音声データやテキストデータをタクシー
会社などのデータ処理装置とデータ通信できるものであ
れば良く、いわゆる携帯電話やPHS(Personal Handy-
Phone System)などを許容する。
客に携帯されて音声データやテキストデータをタクシー
会社などのデータ処理装置とデータ通信できるものであ
れば良く、いわゆる携帯電話やPHS(Personal Handy-
Phone System)などを許容する。
【0015】また、本発明で云う各種手段は、その機能
を実現するように形成されていれば良く、例えば、所定
の機能を発生する専任のハードウェア、所定の機能がプ
ログラムにより付与されたコンピュータ、プログラムに
よりコンピュータの内部に実現された所定の機能、これ
らの組み合わせ、等を許容する。
を実現するように形成されていれば良く、例えば、所定
の機能を発生する専任のハードウェア、所定の機能がプ
ログラムにより付与されたコンピュータ、プログラムに
よりコンピュータの内部に実現された所定の機能、これ
らの組み合わせ、等を許容する。
【0016】また、本発明で云う情報記憶媒体とは、コ
ンピュータに各種処理を実行させるためのプログラムが
ソフトウェアとして事前に格納されたハードウェアであ
れば良く、例えば、コンピュータを一部とする装置に固
定されているROM(Read Only Memory)やHDD(Hard
Disc Drive)、コンピュータを一部とする装置に交換自
在に装填されるCD−ROMやFD(Floppy Disc)、等
を許容する。
ンピュータに各種処理を実行させるためのプログラムが
ソフトウェアとして事前に格納されたハードウェアであ
れば良く、例えば、コンピュータを一部とする装置に固
定されているROM(Read Only Memory)やHDD(Hard
Disc Drive)、コンピュータを一部とする装置に交換自
在に装填されるCD−ROMやFD(Floppy Disc)、等
を許容する。
【0017】また、本発明で云うコンピュータとは、ソ
フトウェアからなるプログラムを読み取って対応する処
理動作を実行できる装置であれば良く、例えば、CPU
(Central Processing Unit)を主体として、これにRO
MやRAM(Random Access Memory)やI/F(Interfac
e)等の各種デバイスが必要により接続された装置などを
許容する。
フトウェアからなるプログラムを読み取って対応する処
理動作を実行できる装置であれば良く、例えば、CPU
(Central Processing Unit)を主体として、これにRO
MやRAM(Random Access Memory)やI/F(Interfac
e)等の各種デバイスが必要により接続された装置などを
許容する。
【0018】なお、本発明でソフトウェアに対応した各
種動作をコンピュータに実行させることは、各種デバイ
スをコンピュータに動作制御させることなども許容す
る。例えば、コンピュータに各種データをデータ保存さ
せることは、コンピュータが事前に接続されているRA
M等の情報記憶媒体に各種データを格納することや、コ
ンピュータが一部として具備している内部メモリに各種
データを格納することや、本発明の情報記憶媒体がFD
等の場合に、そこにコンピュータが各種データを格納す
ること、等を許容する。
種動作をコンピュータに実行させることは、各種デバイ
スをコンピュータに動作制御させることなども許容す
る。例えば、コンピュータに各種データをデータ保存さ
せることは、コンピュータが事前に接続されているRA
M等の情報記憶媒体に各種データを格納することや、コ
ンピュータが一部として具備している内部メモリに各種
データを格納することや、本発明の情報記憶媒体がFD
等の場合に、そこにコンピュータが各種データを格納す
ること、等を許容する。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の実施の第一の形態を図1
ないし図5を参照して以下に説明する。本実施の形態の
データ通信システム10は、図1に示すように、データ
処理装置11、携帯端末装置13、タクシー車両12、
等を具備している。
ないし図5を参照して以下に説明する。本実施の形態の
データ通信システム10は、図1に示すように、データ
処理装置11、携帯端末装置13、タクシー車両12、
等を具備している。
【0020】データ処理装置11は、例えば、ネットワ
ークサーバからなり、タクシー会社に設置されている。
このタクシー会社は、複数のタクシー車両12を所有し
ており、そのタクシー車両12による顧客の移送をビジ
ネスとしている。
ークサーバからなり、タクシー会社に設置されている。
このタクシー会社は、複数のタクシー車両12を所有し
ており、そのタクシー車両12による顧客の移送をビジ
ネスとしている。
【0021】携帯端末装置13は、例えば、顧客に携帯
されている携帯電話やPHSからなり、タクシー車両1
2は、タクシー無線装置(図示せず)が搭載されている。
タクシー会社のデータ処理装置11は、タクシー無線装
置(図示せず)が接続されており、このタクシー無線装置
によりタクシー車両12と無線通信できる。また、デー
タ処理装置11はインターネットなどの通信ネットワー
ク(図示せず)にも接続されており、この通信ネットワー
クを介して携帯端末装置13と無線通信できる。
されている携帯電話やPHSからなり、タクシー車両1
2は、タクシー無線装置(図示せず)が搭載されている。
タクシー会社のデータ処理装置11は、タクシー無線装
置(図示せず)が接続されており、このタクシー無線装置
によりタクシー車両12と無線通信できる。また、デー
タ処理装置11はインターネットなどの通信ネットワー
ク(図示せず)にも接続されており、この通信ネットワー
クを介して携帯端末装置13と無線通信できる。
【0022】このタクシー会社のデータ処理装置11
は、図2に示すように、コンピュータの主体となるハー
ドウェアとしてCPU101を具備しており、このCP
U101には、バスライン102により、ROM10
3、RAM104、HDD105、FD106が交換自
在に装填されるFDD(FD Drive)107、CD−ROM
108が交換自在に装填されるCDドライブ109、キ
ーボード110、マウス111、ディスプレイ112、
通信I/F113、等のハードウェアが接続されてい
る。
は、図2に示すように、コンピュータの主体となるハー
ドウェアとしてCPU101を具備しており、このCP
U101には、バスライン102により、ROM10
3、RAM104、HDD105、FD106が交換自
在に装填されるFDD(FD Drive)107、CD−ROM
108が交換自在に装填されるCDドライブ109、キ
ーボード110、マウス111、ディスプレイ112、
通信I/F113、等のハードウェアが接続されてい
る。
【0023】本実施の形態のデータ通信システム10で
は、ROM103、RAM104、HDD105、交換
自在なFD106、交換自在なCD−ROM108、等
のハードウェアが情報記憶媒体に相当し、これらの少な
くとも一個に各種動作に必要な制御プログラムや各種デ
ータがソフトウェアとしてデータ記憶されている。
は、ROM103、RAM104、HDD105、交換
自在なFD106、交換自在なCD−ROM108、等
のハードウェアが情報記憶媒体に相当し、これらの少な
くとも一個に各種動作に必要な制御プログラムや各種デ
ータがソフトウェアとしてデータ記憶されている。
【0024】例えば、CPU101に各種の処理動作を
実行させる制御プログラムは、FD106やCD−RO
M108に事前に格納されている。このようなソフトウ
ェアはHDD105に事前にインストールされており、
データ処理装置11の起動時にRAM104に複写され
てCPU101に読み取られる。
実行させる制御プログラムは、FD106やCD−RO
M108に事前に格納されている。このようなソフトウ
ェアはHDD105に事前にインストールされており、
データ処理装置11の起動時にRAM104に複写され
てCPU101に読み取られる。
【0025】このようにCPU101が適正なプログラ
ムを読み取って各種の処理動作を実行することにより、
本実施の形態のデータ処理装置11は、図3に示すよう
に、データ受信手段21、経路生成手段22、経路保持
手段23、顧客選出手段24、タクシー通信手段25、
データ出力手段26、等の各種手段を各種機能として論
理的に具備している。
ムを読み取って各種の処理動作を実行することにより、
本実施の形態のデータ処理装置11は、図3に示すよう
に、データ受信手段21、経路生成手段22、経路保持
手段23、顧客選出手段24、タクシー通信手段25、
データ出力手段26、等の各種手段を各種機能として論
理的に具備している。
【0026】データ受信手段21は、RAM104等に
データ保持されている制御プログラムに対応してCPU
101が通信I/F113の受信データをデータ認識す
る機能などに相当し、顧客の携帯端末装置13から出発
地点と目的地点とを会員ID(Identity)とともにデータ
受信する。
データ保持されている制御プログラムに対応してCPU
101が通信I/F113の受信データをデータ認識す
る機能などに相当し、顧客の携帯端末装置13から出発
地点と目的地点とを会員ID(Identity)とともにデータ
受信する。
【0027】より具体的には、本実施の形態では、タク
シー会社はデータ処理装置11によりインターネットな
どにタクシー車両12への同乗会員の登録を募集してお
り、これに募集して審査に合格した同乗会員の顧客には
個々に会員IDを配布している。
シー会社はデータ処理装置11によりインターネットな
どにタクシー車両12への同乗会員の登録を募集してお
り、これに募集して審査に合格した同乗会員の顧客には
個々に会員IDを配布している。
【0028】タクシー会社では、会員IDごとに同乗会
員の個人データをデータ処理装置11によりデータ管理
しており、タクシー車両12への同乗を希望する顧客が
携帯端末装置13により会員IDと出発地点と目的地点
とを所定フォーマットで記載した電子メールをデータ処
理装置11にデータ送信すると、このデータ処理装置1
1は、データ受信した電子メールから会員IDと出発地
点と目的地点とをデータ検出する。
員の個人データをデータ処理装置11によりデータ管理
しており、タクシー車両12への同乗を希望する顧客が
携帯端末装置13により会員IDと出発地点と目的地点
とを所定フォーマットで記載した電子メールをデータ処
理装置11にデータ送信すると、このデータ処理装置1
1は、データ受信した電子メールから会員IDと出発地
点と目的地点とをデータ検出する。
【0029】経路生成手段22は、CPU101が上述
の制御プログラムに対応して所定のデータ処理を実行す
る機能などに相当し、データ受信手段21でデータ受信
された出発地点と目的地点から少なくとも一つの移送経
路を顧客ごとにデータ生成する。
の制御プログラムに対応して所定のデータ処理を実行す
る機能などに相当し、データ受信手段21でデータ受信
された出発地点と目的地点から少なくとも一つの移送経
路を顧客ごとにデータ生成する。
【0030】経路保持手段23は、CPU101が制御
プログラムに対応してデータ認識するようにHDD10
5にデータ構築された記憶エリアなどに相当し、経路生
成手段22でデータ生成された移送経路を顧客ごとにデ
ータ保持する。上述の移送経路のデータ生成は、いわゆ
るナビゲーションシステムなどで実施されている既存の
アルゴリズムで実行され、データ生成された移送経路は
会員IDごとにデータファイルとしてHDD105など
に一時保存される。
プログラムに対応してデータ認識するようにHDD10
5にデータ構築された記憶エリアなどに相当し、経路生
成手段22でデータ生成された移送経路を顧客ごとにデ
ータ保持する。上述の移送経路のデータ生成は、いわゆ
るナビゲーションシステムなどで実施されている既存の
アルゴリズムで実行され、データ生成された移送経路は
会員IDごとにデータファイルとしてHDD105など
に一時保存される。
【0031】なお、出発地点と目的地点とが充分に離反
していて中間の地理が複雑な場合、通常は複数の移送経
路がデータ生成される。このように複数の移送経路がデ
ータ生成された場合には、この複数の移送経路が一つの
会員IDとともにデータ保存される。
していて中間の地理が複雑な場合、通常は複数の移送経
路がデータ生成される。このように複数の移送経路がデ
ータ生成された場合には、この複数の移送経路が一つの
会員IDとともにデータ保存される。
【0032】顧客選出手段24は、CPU101が制御
プログラムに対応して所定のデータ処理を実行する機能
などに相当し、経路保持手段23の保持データから移送
経路の少なくとも一部が重複する複数の顧客を選出す
る。例えば、図4に示すように、第一の顧客Aの移送経
路が“→→”で、第二の顧客Bの移送経路が“
→→”の場合、これらの顧客A,Bは移送経路の
“→”が重複しているとして選出される。
プログラムに対応して所定のデータ処理を実行する機能
などに相当し、経路保持手段23の保持データから移送
経路の少なくとも一部が重複する複数の顧客を選出す
る。例えば、図4に示すように、第一の顧客Aの移送経
路が“→→”で、第二の顧客Bの移送経路が“
→→”の場合、これらの顧客A,Bは移送経路の
“→”が重複しているとして選出される。
【0033】タクシー通信手段25は、CPU101が
制御プログラムに対応して通信I/F113の受信デー
タをデータ認識する機能などに相当し、複数のタクシー
車両12から現在位置などをリアルタイムにデータ受信
する。より具体的には、本実施の形態では複数のタクシ
ー車両12の各々にタクシーIDが個々に付与されてお
り、タクシー車両12はタクシー会社のデータ処理装置
11に、現在位置と現在状態とをタクシーIDとともに
常時送信している。
制御プログラムに対応して通信I/F113の受信デー
タをデータ認識する機能などに相当し、複数のタクシー
車両12から現在位置などをリアルタイムにデータ受信
する。より具体的には、本実施の形態では複数のタクシ
ー車両12の各々にタクシーIDが個々に付与されてお
り、タクシー車両12はタクシー会社のデータ処理装置
11に、現在位置と現在状態とをタクシーIDとともに
常時送信している。
【0034】タクシー車両12の現在状態は、例えば、
“空車状態”“顧客を迎えに行く途中、同乗可能”“顧
客を迎えに行く途中、同乗不能”“顧客を移送中、同乗
可能”“顧客を移送中、同乗不能”などからなり、各々
所定のステータスデータとしてデータ送信される。
“空車状態”“顧客を迎えに行く途中、同乗可能”“顧
客を迎えに行く途中、同乗不能”“顧客を移送中、同乗
可能”“顧客を移送中、同乗不能”などからなり、各々
所定のステータスデータとしてデータ送信される。
【0035】データ出力手段26は、CPU101が制
御プログラムに対応して通信I/F113を動作制御す
る機能などに相当し、顧客選出手段24で選出された複
数の顧客をデータ出力する。より具体的には、上述のよ
うに移送経路が重複する複数の顧客が選出されると、そ
の顧客の両方を満足させる移送経路がデータ生成され
る。例えば、前述のように第一の顧客Aの移送経路が
“→→”で、第二の顧客Bの移送経路が“→
→”の場合、その両方を満足させる移送経路が“→
→→”としてデータ生成される。
御プログラムに対応して通信I/F113を動作制御す
る機能などに相当し、顧客選出手段24で選出された複
数の顧客をデータ出力する。より具体的には、上述のよ
うに移送経路が重複する複数の顧客が選出されると、そ
の顧客の両方を満足させる移送経路がデータ生成され
る。例えば、前述のように第一の顧客Aの移送経路が
“→→”で、第二の顧客Bの移送経路が“→
→”の場合、その両方を満足させる移送経路が“→
→→”としてデータ生成される。
【0036】つぎに、この移送経路の出発地点に近接し
た“空車状態”のタクシー車両12が選出され、そのタ
クシー車両12に選出された複数の顧客の会員IDと移
送経路とがタクシー無線でデータ送信されるとともに、
選出された複数の顧客には選出されたタクシー車両12
のタクシーIDが電子メールでデータ送信される。
た“空車状態”のタクシー車両12が選出され、そのタ
クシー車両12に選出された複数の顧客の会員IDと移
送経路とがタクシー無線でデータ送信されるとともに、
選出された複数の顧客には選出されたタクシー車両12
のタクシーIDが電子メールでデータ送信される。
【0037】上述のようなデータ処理装置11の各種手
段は、必要により通信I/F113等のハードウェアを
利用して実現されるが、その主体はRAM104等の情
報記憶媒体に格納されたソフトウェアに対応して、コン
ピュータのハードウェアであるCPU101が機能する
ことにより実現されている。
段は、必要により通信I/F113等のハードウェアを
利用して実現されるが、その主体はRAM104等の情
報記憶媒体に格納されたソフトウェアに対応して、コン
ピュータのハードウェアであるCPU101が機能する
ことにより実現されている。
【0038】このようなデータ処理装置11のソフトウ
ェアは、顧客の携帯端末装置13から出発地点と目的地
点とを会員IDとともにデータ受信すること、このデー
タ受信された出発地点と目的地点から少なくとも一つの
移送経路を顧客ごとにデータ生成すること、このデータ
生成された移送経路を会員IDとともに顧客ごとにデー
タ保持すること、この保持データから移送経路の少なく
とも一部が重複する複数の顧客を選出すること、この選
出された複数の顧客をデータ出力すること、等の処理動
作をCPU101等に実行させるための制御プログラム
としてRAM104等の情報記憶媒体に格納されてい
る。
ェアは、顧客の携帯端末装置13から出発地点と目的地
点とを会員IDとともにデータ受信すること、このデー
タ受信された出発地点と目的地点から少なくとも一つの
移送経路を顧客ごとにデータ生成すること、このデータ
生成された移送経路を会員IDとともに顧客ごとにデー
タ保持すること、この保持データから移送経路の少なく
とも一部が重複する複数の顧客を選出すること、この選
出された複数の顧客をデータ出力すること、等の処理動
作をCPU101等に実行させるための制御プログラム
としてRAM104等の情報記憶媒体に格納されてい
る。
【0039】上述のような構成において、本実施の形態
のデータ通信システム10でのタクシーサービス方法を
以下に説明する。まず、本実施の形態のタクシー会社
は、前述のようにデータ処理装置11によりインターネ
ットなどにタクシー車両12への同乗会員の登録を募集
しているので、これに賛同した顧客が会員登録すると、
この顧客には会員IDが配布される。
のデータ通信システム10でのタクシーサービス方法を
以下に説明する。まず、本実施の形態のタクシー会社
は、前述のようにデータ処理装置11によりインターネ
ットなどにタクシー車両12への同乗会員の登録を募集
しているので、これに賛同した顧客が会員登録すると、
この顧客には会員IDが配布される。
【0040】なお、上述の募集要項には携帯端末装置1
3のメールシステムを使用することが規定されているの
で、会員登録する顧客が自身の携帯端末装置13のメー
ルアドレスをデータ処理装置11にデータ送信すると、
上述の会員IDは所定フォーマットの電子メールにデー
タ設定されてデータ処理装置11から携帯端末装置13
にデータ返信される。
3のメールシステムを使用することが規定されているの
で、会員登録する顧客が自身の携帯端末装置13のメー
ルアドレスをデータ処理装置11にデータ送信すると、
上述の会員IDは所定フォーマットの電子メールにデー
タ設定されてデータ処理装置11から携帯端末装置13
にデータ返信される。
【0041】この電子メールは携帯端末装置13にデー
タ登録され、タクシー車両12への同乗希望のデータ送
信に利用される。そこで、この顧客がタクシー車両12
による移送を希望するとき、他の会員の同乗を許容する
ならば、自身の携帯端末装置13により上述の電子メー
ルをデータ読出し、その項目に出発地点と目的地点とを
データ入力してデータ処理装置11にデータ送信する。
タ登録され、タクシー車両12への同乗希望のデータ送
信に利用される。そこで、この顧客がタクシー車両12
による移送を希望するとき、他の会員の同乗を許容する
ならば、自身の携帯端末装置13により上述の電子メー
ルをデータ読出し、その項目に出発地点と目的地点とを
データ入力してデータ処理装置11にデータ送信する。
【0042】すると、このデータ処理装置11は、デー
タ受信した電子メールから会員IDと出発地点と目的地
点とをデータ検出し(ステップS1,S2)、その出発地
点と目的地点から少なくとも一つの移送経路を顧客ごと
にデータ生成する(ステップS3)。
タ受信した電子メールから会員IDと出発地点と目的地
点とをデータ検出し(ステップS1,S2)、その出発地
点と目的地点から少なくとも一つの移送経路を顧客ごと
にデータ生成する(ステップS3)。
【0043】この移送経路は会員IDごとにデータ保持
され(ステップS4)、データ保持されている他の顧客の
移送経路とマッチング処理される(ステップS5)。この
マッチング処理により、前述のように移送経路の少なく
とも一部が重複する複数の顧客が選出されると(ステッ
プS6)、その顧客の両方を満足させる移送経路がデー
タ生成される(ステップS7)。
され(ステップS4)、データ保持されている他の顧客の
移送経路とマッチング処理される(ステップS5)。この
マッチング処理により、前述のように移送経路の少なく
とも一部が重複する複数の顧客が選出されると(ステッ
プS6)、その顧客の両方を満足させる移送経路がデー
タ生成される(ステップS7)。
【0044】そして、この移送経路の出発地点に近接し
た“空車状態”のタクシー車両12が選出され(ステッ
プS8)、そのタクシー車両12に選出された複数の顧
客の会員IDと移送経路とがタクシー無線でデータ送信
され(ステップS9)、選出された複数の顧客には選出さ
れたタクシー車両12のタクシーIDが電子メールでデ
ータ送信される(ステップS10)。
た“空車状態”のタクシー車両12が選出され(ステッ
プS8)、そのタクシー車両12に選出された複数の顧
客の会員IDと移送経路とがタクシー無線でデータ送信
され(ステップS9)、選出された複数の顧客には選出さ
れたタクシー車両12のタクシーIDが電子メールでデ
ータ送信される(ステップS10)。
【0045】これでタクシー車両12は同乗させる複数
の顧客を各々の移送経路ごとに認識することができ、そ
の複数の顧客を順番に乗車させて移送することになる。
一方、複数の顧客は携帯端末装置13でデータ受信した
タクシーIDにより乗車するタクシー車両12を認識す
ることができ、そのタクシー車両12に乗車して目的地
点まで移送されることになる。
の顧客を各々の移送経路ごとに認識することができ、そ
の複数の顧客を順番に乗車させて移送することになる。
一方、複数の顧客は携帯端末装置13でデータ受信した
タクシーIDにより乗車するタクシー車両12を認識す
ることができ、そのタクシー車両12に乗車して目的地
点まで移送されることになる。
【0046】例えば、図4に示すように、第一の顧客A
の移送経路が“→→”で、第二の顧客Bの移送経
路が“→→”の場合、これらの顧客A,Bの会員
IDと移送経路とがタクシー車両12にデータ送信され
るので、このタクシー車両12は出発地点で第一の顧
客Aを乗車させる。このとき、顧客Aはデータ受信した
タクシーIDでタクシー車両12を確認し、タクシー車
両12はデータ受信した会員IDで顧客Aを確認する。
の移送経路が“→→”で、第二の顧客Bの移送経
路が“→→”の場合、これらの顧客A,Bの会員
IDと移送経路とがタクシー車両12にデータ送信され
るので、このタクシー車両12は出発地点で第一の顧
客Aを乗車させる。このとき、顧客Aはデータ受信した
タクシーIDでタクシー車両12を確認し、タクシー車
両12はデータ受信した会員IDで顧客Aを確認する。
【0047】つぎに、この第一の顧客Aを目的地点ま
で移送するタクシー車両12は、途中地点で第二の顧
客Bを同乗させる。そして、地点で顧客Aを降車させ
てから顧客Bを地点まで移送するので、一台のタクシ
ー車両12で二人の顧客A,Bを無駄なく移送すること
ができる。
で移送するタクシー車両12は、途中地点で第二の顧
客Bを同乗させる。そして、地点で顧客Aを降車させ
てから顧客Bを地点まで移送するので、一台のタクシ
ー車両12で二人の顧客A,Bを無駄なく移送すること
ができる。
【0048】なお、上述のような場合にタクシー車両1
2が顧客A,Bに請求する代金は、 顧客Aの代金=(基本料金/2)+(Aのみ乗車した距離
の料金)+(A,Bの同乗した距離の料金/2) 顧客Bの代金=(基本料金/2)+(A,Bの同乗した距
離の料金/2)+(Bのみ乗車した距離の料金)となる。
2が顧客A,Bに請求する代金は、 顧客Aの代金=(基本料金/2)+(Aのみ乗車した距離
の料金)+(A,Bの同乗した距離の料金/2) 顧客Bの代金=(基本料金/2)+(A,Bの同乗した距
離の料金/2)+(Bのみ乗車した距離の料金)となる。
【0049】このため、タクシー車両12は移送距離に
対応した金額を獲得することができ、顧客A,Bが支払
う金額は大幅に削減されることになる。なお、上述の
“基本料金/2”を通常の基本料金とすることも可能で
あり、この場合はタクシー車両12の獲得金額を増加さ
せながらも顧客が支払う金額を従来より削減することが
できる。
対応した金額を獲得することができ、顧客A,Bが支払
う金額は大幅に削減されることになる。なお、上述の
“基本料金/2”を通常の基本料金とすることも可能で
あり、この場合はタクシー車両12の獲得金額を増加さ
せながらも顧客が支払う金額を従来より削減することが
できる。
【0050】なお、前述のように顧客が指定した出発地
点と目的地点から移送経路をデータ生成しても、これと
移送経路が重複する他の顧客が選出されないと、この移
送経路はデータ保持されたまま新規の顧客の移送経路と
のマッチング処理に利用される(ステップS1〜S6)。
点と目的地点から移送経路をデータ生成しても、これと
移送経路が重複する他の顧客が選出されないと、この移
送経路はデータ保持されたまま新規の顧客の移送経路と
のマッチング処理に利用される(ステップS1〜S6)。
【0051】しかし、このような状態で時間が無為に経
過することは実際的でないので、本実施の形態のデータ
処理装置11では、顧客の移送経路をデータ保持してか
ら所定の許容時間が経過すると(ステップS11)、その
顧客は同乗する顧客がいないとして一人で移送するよう
にタクシー車両12を手配する(ステップS8〜S1
0)。
過することは実際的でないので、本実施の形態のデータ
処理装置11では、顧客の移送経路をデータ保持してか
ら所定の許容時間が経過すると(ステップS11)、その
顧客は同乗する顧客がいないとして一人で移送するよう
にタクシー車両12を手配する(ステップS8〜S1
0)。
【0052】このとき、顧客の携帯端末装置13にデー
タ送信される電子メールには“申し訳有りませんが現在
同乗できる御客様がおりませんので、御一人で御乗車下
さい。××(タクシーID)の車両が××時頃に××まで
御迎えします。”などのガイダンスメッセージがデータ
設定される。
タ送信される電子メールには“申し訳有りませんが現在
同乗できる御客様がおりませんので、御一人で御乗車下
さい。××(タクシーID)の車両が××時頃に××まで
御迎えします。”などのガイダンスメッセージがデータ
設定される。
【0053】本実施の形態のデータ通信システム10に
よるタクシーサービス方法では、上述のように出発地点
や目的地点が相違する複数の顧客を一台のタクシー車両
12に同乗させることができるので、顧客が負担する代
金を削減して乗車回数を促進させることができる。
よるタクシーサービス方法では、上述のように出発地点
や目的地点が相違する複数の顧客を一台のタクシー車両
12に同乗させることができるので、顧客が負担する代
金を削減して乗車回数を促進させることができる。
【0054】それでいて、タクシー会社は移送距離に対
応した収入を獲得することができ、少数のタクシー車両
12で多数の顧客を高効率に移送することができるの
で、顧客の利便性を向上させながらも所有するタクシー
車両12の台数を必要最小限として利益を増大させるこ
とができる。
応した収入を獲得することができ、少数のタクシー車両
12で多数の顧客を高効率に移送することができるの
で、顧客の利便性を向上させながらも所有するタクシー
車両12の台数を必要最小限として利益を増大させるこ
とができる。
【0055】なお、本発明は上記形態に限定されるもの
ではなく、その要旨を逸脱しない範囲で各種の変形を許
容する。例えば、上記形態では顧客の配車要求をデータ
受信するタクシー会社のデータ処理装置11が、顧客の
依頼受信から顧客とタクシー車両12へのデータ送信ま
で一連の処理動作の全部を自動的に実行することを例示
したが、その一部をオペレータの手作業で実行すること
も可能である。
ではなく、その要旨を逸脱しない範囲で各種の変形を許
容する。例えば、上記形態では顧客の配車要求をデータ
受信するタクシー会社のデータ処理装置11が、顧客の
依頼受信から顧客とタクシー車両12へのデータ送信ま
で一連の処理動作の全部を自動的に実行することを例示
したが、その一部をオペレータの手作業で実行すること
も可能である。
【0056】例えば、顧客の依頼受信から複数の顧客の
選出までをデータ処理装置11で実行し、この選出され
た複数の顧客をデータ処理装置11のディスプレイ11
2でオペレータに表示出力し、このオペレータがタクシ
ー車両12の選出および連絡や顧客への連絡を実行する
ことも可能である。
選出までをデータ処理装置11で実行し、この選出され
た複数の顧客をデータ処理装置11のディスプレイ11
2でオペレータに表示出力し、このオペレータがタクシ
ー車両12の選出および連絡や顧客への連絡を実行する
ことも可能である。
【0057】また、上記形態ではタクシー会社が顧客を
事前に会員登録しておくことを例示したが、会員登録を
無用として一般の顧客の依頼に対処することも可能であ
る。ただし、タクシー車両12への同乗は顧客の住所を
他の顧客に知られるなどの問題もあるため、事前に顧客
を審査して会員登録することが好適である。さらに、会
員登録する顧客に“同性のみ同乗可能”“同一地域の住
民のみ同乗可能”などの希望条件を設定させ、これに対
応して同乗させる顧客を選別することも可能である。
事前に会員登録しておくことを例示したが、会員登録を
無用として一般の顧客の依頼に対処することも可能であ
る。ただし、タクシー車両12への同乗は顧客の住所を
他の顧客に知られるなどの問題もあるため、事前に顧客
を審査して会員登録することが好適である。さらに、会
員登録する顧客に“同性のみ同乗可能”“同一地域の住
民のみ同乗可能”などの希望条件を設定させ、これに対
応して同乗させる顧客を選別することも可能である。
【0058】また、上記形態では顧客が即座にタクシー
車両12に乗車する場合を想定したが、これを顧客が所
望日時にタクシー車両12に乗車する予約に適用するこ
とも可能である。その場合、顧客は出発地点や目的地点
とともに出発日時もタクシー会社にデータ送信し、タク
シー会社では出発地点と出発日時とが近接した複数の顧
客を選出して一台のタクシー車両12で移送すれば良
い。
車両12に乗車する場合を想定したが、これを顧客が所
望日時にタクシー車両12に乗車する予約に適用するこ
とも可能である。その場合、顧客は出発地点や目的地点
とともに出発日時もタクシー会社にデータ送信し、タク
シー会社では出発地点と出発日時とが近接した複数の顧
客を選出して一台のタクシー車両12で移送すれば良
い。
【0059】さらに、上記形態ではデータ処理装置11
が顧客の出発地点および目的地点から単純に移送経路を
データ生成することを例示したが、例えば、ここに別途
入力される渋滞情報などを加味することで高効率な移送
経路をデータ生成することも可能である。
が顧客の出発地点および目的地点から単純に移送経路を
データ生成することを例示したが、例えば、ここに別途
入力される渋滞情報などを加味することで高効率な移送
経路をデータ生成することも可能である。
【0060】また、上記形態ではタクシー会社のデータ
処理装置11と顧客の携帯端末装置13とが各種データ
を電子メールでデータ通信することを例示したが、この
データ通信を“iモード(登録商標)”などのデジタルコ
ンテンツで実行することも可能である。
処理装置11と顧客の携帯端末装置13とが各種データ
を電子メールでデータ通信することを例示したが、この
データ通信を“iモード(登録商標)”などのデジタルコ
ンテンツで実行することも可能である。
【0061】その場合、デジタルコンテンツにタクシー
会社がデータ処理装置11で開設しているホームページ
に顧客の携帯端末装置13から依頼データをデータ入力
させ、タクシー会社がデータ処理装置11で開設してい
るホームページに表記する回答データを顧客に携帯端末
装置13でデータ閲覧させれば良い。
会社がデータ処理装置11で開設しているホームページ
に顧客の携帯端末装置13から依頼データをデータ入力
させ、タクシー会社がデータ処理装置11で開設してい
るホームページに表記する回答データを顧客に携帯端末
装置13でデータ閲覧させれば良い。
【0062】さらに、上記形態では同乗できる複数の顧
客をタクシー会社がデータ処理装置11でデータ選出し
てタクシー車両12を手配することを例示したが、例え
ば、タクシー会社とは関係ないサービス会社が、自身の
データ処理装置で顧客の携帯端末装置13とデータ通信
し、この顧客にタクシー車両12に同乗できる他の顧客
の存在をデータ送信することも可能である。この場合、
同乗可能がデータ送信された複数の顧客は、例えば、電
子メールなどで相互に連絡してタクシー車両12に同乗
することが可能である。
客をタクシー会社がデータ処理装置11でデータ選出し
てタクシー車両12を手配することを例示したが、例え
ば、タクシー会社とは関係ないサービス会社が、自身の
データ処理装置で顧客の携帯端末装置13とデータ通信
し、この顧客にタクシー車両12に同乗できる他の顧客
の存在をデータ送信することも可能である。この場合、
同乗可能がデータ送信された複数の顧客は、例えば、電
子メールなどで相互に連絡してタクシー車両12に同乗
することが可能である。
【0063】さらに、上記形態ではRAM104等にソ
フトウェアとして格納されている制御プログラムに従っ
てCPU101が動作することにより、データ処理装置
11等の各種機能として各種手段が論理的に実現される
ことを例示した。しかし、このような各種手段の各々を
固有のハードウェアとして形成することも可能であり、
一部をソフトウェアとしてRAM104等に格納すると
ともに一部をハードウェアとして形成することも可能で
ある。
フトウェアとして格納されている制御プログラムに従っ
てCPU101が動作することにより、データ処理装置
11等の各種機能として各種手段が論理的に実現される
ことを例示した。しかし、このような各種手段の各々を
固有のハードウェアとして形成することも可能であり、
一部をソフトウェアとしてRAM104等に格納すると
ともに一部をハードウェアとして形成することも可能で
ある。
【0064】また、上記形態ではCD−ROM108等
からHDD105に事前にインストールされているソフ
トウェアがデータ処理装置11等の起動時にRAM10
4に複写され、このようにRAM104に格納されたソ
フトウェアをCPU101が読み取ることを想定した
が、このようなソフトウェアをHDD105に格納した
ままCPU101に利用させることや、ROM103に
事前に固定的に格納しておくことも可能である。
からHDD105に事前にインストールされているソフ
トウェアがデータ処理装置11等の起動時にRAM10
4に複写され、このようにRAM104に格納されたソ
フトウェアをCPU101が読み取ることを想定した
が、このようなソフトウェアをHDD105に格納した
ままCPU101に利用させることや、ROM103に
事前に固定的に格納しておくことも可能である。
【0065】さらに、単体で取り扱える情報記憶媒体で
あるFD106やCD−ROM108にソフトウェアを
格納しておき、このFD106等からHDD105やR
AM104にソフトウェアをインストールすることも可
能であるが、このようなインストールを実行することな
くFD106等からCPU101がソフトウェアを直接
に読み取って処理動作を実行することも可能である。
あるFD106やCD−ROM108にソフトウェアを
格納しておき、このFD106等からHDD105やR
AM104にソフトウェアをインストールすることも可
能であるが、このようなインストールを実行することな
くFD106等からCPU101がソフトウェアを直接
に読み取って処理動作を実行することも可能である。
【0066】つまり、本発明のデータ処理装置11等の
各種手段をソフトウェアにより実現する場合、そのソフ
トウェアはCPU101が読み取って対応する動作を実
行できる状態に有れば良い。さらに、このように情報記
憶媒体に記述したソフトウェアをCPU101に供給す
る手法は、その情報記憶媒体をデータ処理装置11等に
直接に装填することに限定されない。
各種手段をソフトウェアにより実現する場合、そのソフ
トウェアはCPU101が読み取って対応する動作を実
行できる状態に有れば良い。さらに、このように情報記
憶媒体に記述したソフトウェアをCPU101に供給す
る手法は、その情報記憶媒体をデータ処理装置11等に
直接に装填することに限定されない。
【0067】また、上述のような各種手段を実現する制
御プログラムを、複数のソフトウェアの組み合わせで形
成することも可能であり、その場合、単体の製品となる
情報記憶媒体には、本発明のデータ処理装置11等を実
現するための必要最小限のソフトウェアのみを格納して
おけば良い。
御プログラムを、複数のソフトウェアの組み合わせで形
成することも可能であり、その場合、単体の製品となる
情報記憶媒体には、本発明のデータ処理装置11等を実
現するための必要最小限のソフトウェアのみを格納して
おけば良い。
【0068】例えば、既存のオペレーティングシステム
が実装されているデータ処理装置11等に、CD−RO
M108等の情報記憶媒体によりアプリケーションソフ
トを提供するような場合、本発明のデータ処理装置11
等の各種手段を実現するソフトウェアは、アプリケーシ
ョンソフトとオペレーティングシステムとの組み合わせ
で実現されるので、オペレーティングシステムに依存す
る部分のソフトウェアは情報記憶媒体のアプリケーショ
ンソフトから省略することができる。
が実装されているデータ処理装置11等に、CD−RO
M108等の情報記憶媒体によりアプリケーションソフ
トを提供するような場合、本発明のデータ処理装置11
等の各種手段を実現するソフトウェアは、アプリケーシ
ョンソフトとオペレーティングシステムとの組み合わせ
で実現されるので、オペレーティングシステムに依存す
る部分のソフトウェアは情報記憶媒体のアプリケーショ
ンソフトから省略することができる。
【0069】つぎに、本発明の実施の第二の形態を図6
を参照して以下に説明する。なお、これより以下の実施
の形態では、上述の第一の形態と同一の部分は、同一の
名称および符号を使用して詳細な説明は省略する。
を参照して以下に説明する。なお、これより以下の実施
の形態では、上述の第一の形態と同一の部分は、同一の
名称および符号を使用して詳細な説明は省略する。
【0070】本実施の形態のデータ通信システム30で
は、タクシー会社が乗場端末装置32も所有しており、
この乗場端末装置32がタクシー乗場に設置されてい
る。この乗場端末装置32は、タクシー会社のデータ処
理装置31に専用回線で接続されており、データ処理装
置31の一部として機能する。
は、タクシー会社が乗場端末装置32も所有しており、
この乗場端末装置32がタクシー乗場に設置されてい
る。この乗場端末装置32は、タクシー会社のデータ処
理装置31に専用回線で接続されており、データ処理装
置31の一部として機能する。
【0071】乗場端末装置32は、キーボードやタッチ
パネルなどのデータ入力手段を具備しており、このデー
タ入力手段は、タクシー乗場に位置する顧客により、出
発地点はデータ入力されることなく目的地点のみ会員I
Dとともにデータ入力される。
パネルなどのデータ入力手段を具備しており、このデー
タ入力手段は、タクシー乗場に位置する顧客により、出
発地点はデータ入力されることなく目的地点のみ会員I
Dとともにデータ入力される。
【0072】さらに、乗場端末装置32は、ディスプレ
イやスピーカユニットなどのデータ出力手段も具備して
おり、このデータ出力手段は、データ処理装置31で同
乗可能として選出された複数の顧客の会員IDとともに
一台のタクシー車両12のタクシーIDをデータ出力す
る。
イやスピーカユニットなどのデータ出力手段も具備して
おり、このデータ出力手段は、データ処理装置31で同
乗可能として選出された複数の顧客の会員IDとともに
一台のタクシー車両12のタクシーIDをデータ出力す
る。
【0073】上述のような構成において、本実施の形態
のデータ通信システム30でのタクシーサービス方法で
は、タクシー車両12により顧客を所定のタクシー乗場
から目的地点まで移送するので、タクシー車両12での
移送を希望する顧客は、タクシー乗場で乗場端末装置3
2に会員IDと目的地点とをデータ入力する。
のデータ通信システム30でのタクシーサービス方法で
は、タクシー車両12により顧客を所定のタクシー乗場
から目的地点まで移送するので、タクシー車両12での
移送を希望する顧客は、タクシー乗場で乗場端末装置3
2に会員IDと目的地点とをデータ入力する。
【0074】このタクシー乗場の乗場端末装置32にデ
ータ入力された会員IDと目的地点とがタクシー会社の
データ処理装置31までデータ転送されるので、このデ
ータ処理装置31では、タクシー乗場を出発地点として
少なくとも一つの移送経路を顧客ごとにデータ生成す
る。
ータ入力された会員IDと目的地点とがタクシー会社の
データ処理装置31までデータ転送されるので、このデ
ータ処理装置31では、タクシー乗場を出発地点として
少なくとも一つの移送経路を顧客ごとにデータ生成す
る。
【0075】つぎに、このデータ処理装置31では、移
送経路の少なくとも一部が重複する複数の顧客が選出さ
れ、タクシー乗場に待機するタクシー車両12に選出さ
れた複数の顧客の会員IDと移送経路とがタクシー無線
でデータ送信される。同時に、データ処理装置31から
乗場端末装置32まで選出された複数の顧客の会員ID
とともにタクシー車両12のタクシーIDがデータ送信
されるので、この乗場端末装置32はディスプレイによ
る表示出力やスピーカユニットによる音声出力で同乗す
る複数の顧客の会員IDを一台のタクシーIDごとにデ
ータ出力する。
送経路の少なくとも一部が重複する複数の顧客が選出さ
れ、タクシー乗場に待機するタクシー車両12に選出さ
れた複数の顧客の会員IDと移送経路とがタクシー無線
でデータ送信される。同時に、データ処理装置31から
乗場端末装置32まで選出された複数の顧客の会員ID
とともにタクシー車両12のタクシーIDがデータ送信
されるので、この乗場端末装置32はディスプレイによ
る表示出力やスピーカユニットによる音声出力で同乗す
る複数の顧客の会員IDを一台のタクシーIDごとにデ
ータ出力する。
【0076】そこで、顧客は自身の会員IDと乗車する
タクシーIDとを確認してタクシー乗場のタクシー車両
12に乗車するので、これで一台のタクシー車両12に
複数の顧客が同乗することになり、これら複数の顧客は
一つのタクシー乗場から各々の目的地点までタクシー車
両12で移送されることになる。
タクシーIDとを確認してタクシー乗場のタクシー車両
12に乗車するので、これで一台のタクシー車両12に
複数の顧客が同乗することになり、これら複数の顧客は
一つのタクシー乗場から各々の目的地点までタクシー車
両12で移送されることになる。
【0077】本実施の形態のデータ通信システム30に
よるタクシーサービス方法では、上述のように目的地点
が相違する複数の顧客を一つのタクシー乗場から一台の
タクシー車両12に同乗させることができるので、タク
シー乗場の混雑を高効率に解消することができる。
よるタクシーサービス方法では、上述のように目的地点
が相違する複数の顧客を一つのタクシー乗場から一台の
タクシー車両12に同乗させることができるので、タク
シー乗場の混雑を高効率に解消することができる。
【0078】顧客によるデータ入力はタクシー乗場に設
置された専用の乗場端末装置32で実行されるので、携
帯端末装置13を所有していない顧客でも同乗サービス
を享受することができる。特に、顧客は目的地点をデー
タ入力すれば出発地点はデータ入力する必要がないの
で、操作負担を軽減することができ、乗場端末装置32
は目的地点などの入力専用とすることができるので、そ
の入力操作を簡単とすることができ、同乗サービスを利
用する顧客を増大させることができる。
置された専用の乗場端末装置32で実行されるので、携
帯端末装置13を所有していない顧客でも同乗サービス
を享受することができる。特に、顧客は目的地点をデー
タ入力すれば出発地点はデータ入力する必要がないの
で、操作負担を軽減することができ、乗場端末装置32
は目的地点などの入力専用とすることができるので、そ
の入力操作を簡単とすることができ、同乗サービスを利
用する顧客を増大させることができる。
【0079】つぎに、本発明の実施の第三の形態を図7
および図8を参照して以下に説明する。本実施の形態の
データ通信システム40では、図7に示すように、デー
タ処理装置41が、データ受信手段21、経路生成手段
22、経路保持手段23、タクシー通信手段42、デー
タ生成手段43、データ保持手段44、データ選出手段
45、データ出力手段46、等の各種手段を各種機能と
して論理的に具備している。
および図8を参照して以下に説明する。本実施の形態の
データ通信システム40では、図7に示すように、デー
タ処理装置41が、データ受信手段21、経路生成手段
22、経路保持手段23、タクシー通信手段42、デー
タ生成手段43、データ保持手段44、データ選出手段
45、データ出力手段46、等の各種手段を各種機能と
して論理的に具備している。
【0080】タクシー通信手段42は、RAM104等
にデータ保持されている制御プログラムに対応してCP
U101が通信I/F113の受信データをデータ認識
する機能などに相当し、乗客を移送しているタクシー車
両12から現在位置と目的地点とをタクシーIDととも
にデータ受信する。
にデータ保持されている制御プログラムに対応してCP
U101が通信I/F113の受信データをデータ認識
する機能などに相当し、乗客を移送しているタクシー車
両12から現在位置と目的地点とをタクシーIDととも
にデータ受信する。
【0081】データ生成手段43は、CPU101が上
述の制御プログラムに対応して所定のデータ処理を実行
する機能などに相当し、タクシー通信手段42でデータ
受信された現在位置と目的地点から現在経路をタクシー
車両12ごとにデータ生成する。
述の制御プログラムに対応して所定のデータ処理を実行
する機能などに相当し、タクシー通信手段42でデータ
受信された現在位置と目的地点から現在経路をタクシー
車両12ごとにデータ生成する。
【0082】データ保持手段44は、CPU101が制
御プログラムに対応してデータ認識するようにHDD1
05にデータ構築された記憶エリアなどに相当し、デー
タ生成手段43でデータ生成された現在経路をタクシー
IDとともにタクシー車両12ごとにデータ保持する。
御プログラムに対応してデータ認識するようにHDD1
05にデータ構築された記憶エリアなどに相当し、デー
タ生成手段43でデータ生成された現在経路をタクシー
IDとともにタクシー車両12ごとにデータ保持する。
【0083】データ選出手段45は、CPU101が制
御プログラムに対応して所定のデータ処理を実行する機
能などに相当し、経路保持手段23にデータ保持されて
いる顧客の移送経路と、データ保持手段44にデータ保
持されているタクシー車両12の現在経路とをマッチン
グ処理し、移送経路の出発地点が現在経路に位置すると
ともに現在経路の目的地点が移送経路に位置するタクシ
ー車両12と顧客とを選出する。
御プログラムに対応して所定のデータ処理を実行する機
能などに相当し、経路保持手段23にデータ保持されて
いる顧客の移送経路と、データ保持手段44にデータ保
持されているタクシー車両12の現在経路とをマッチン
グ処理し、移送経路の出発地点が現在経路に位置すると
ともに現在経路の目的地点が移送経路に位置するタクシ
ー車両12と顧客とを選出する。
【0084】データ出力手段46は、CPU101が制
御プログラムに対応して通信I/F113を動作制御す
る機能などに相当し、データ選出手段45で選出された
顧客に選出されたタクシー車両12のタクシーIDを電
子メールなどでデータ出力するとともに、選出されたタ
クシー車両12に選出された顧客の会員IDと移送経路
とをタクシー無線などでデータ出力する。
御プログラムに対応して通信I/F113を動作制御す
る機能などに相当し、データ選出手段45で選出された
顧客に選出されたタクシー車両12のタクシーIDを電
子メールなどでデータ出力するとともに、選出されたタ
クシー車両12に選出された顧客の会員IDと移送経路
とをタクシー無線などでデータ出力する。
【0085】上述のようなデータ処理装置41のソフト
ウェアは、顧客の携帯端末装置13から出発地点と目的
地点とを会員IDとともにデータ受信すること、このデ
ータ受信された出発地点と目的地点から少なくとも一つ
の移送経路を顧客ごとにデータ生成すること、このデー
タ生成された移送経路を顧客ごとにデータ保持するこ
と、乗客を移送しているタクシー車両12から現在位置
と目的地点とをタクシーIDとともにデータ受信するこ
と、このデータ受信された現在位置と目的地点から現在
経路をタクシー車両12ごとにデータ生成すること、こ
のデータ生成された現在経路をタクシーIDとともにタ
クシー車両12ごとにデータ保持すること、データ保持
されている顧客の移送経路と現在経路とから、移送経路
の出発地点が現在経路に位置するとともに現在経路の目
的地点が移送経路に位置するタクシー車両12と顧客と
を選出すること、この選出された顧客に選出されたタク
シー車両12のタクシーIDをデータ出力するととも
に、選出されたタクシー車両12に選出された顧客の会
員IDと移送経路とをデータ出力すること、等の処理動
作をCPU101等に実行させるための制御プログラム
としてRAM104等の情報記憶媒体に格納されてい
る。
ウェアは、顧客の携帯端末装置13から出発地点と目的
地点とを会員IDとともにデータ受信すること、このデ
ータ受信された出発地点と目的地点から少なくとも一つ
の移送経路を顧客ごとにデータ生成すること、このデー
タ生成された移送経路を顧客ごとにデータ保持するこ
と、乗客を移送しているタクシー車両12から現在位置
と目的地点とをタクシーIDとともにデータ受信するこ
と、このデータ受信された現在位置と目的地点から現在
経路をタクシー車両12ごとにデータ生成すること、こ
のデータ生成された現在経路をタクシーIDとともにタ
クシー車両12ごとにデータ保持すること、データ保持
されている顧客の移送経路と現在経路とから、移送経路
の出発地点が現在経路に位置するとともに現在経路の目
的地点が移送経路に位置するタクシー車両12と顧客と
を選出すること、この選出された顧客に選出されたタク
シー車両12のタクシーIDをデータ出力するととも
に、選出されたタクシー車両12に選出された顧客の会
員IDと移送経路とをデータ出力すること、等の処理動
作をCPU101等に実行させるための制御プログラム
としてRAM104等の情報記憶媒体に格納されてい
る。
【0086】上述のような構成において、本実施の形態
のデータ通信システム40でのタクシーサービス方法を
以下に説明する。まず、タクシー車両12が顧客である
乗客を乗車させて移送しているとき、その乗客が新規の
顧客の同乗を許可すると、タクシー車両12は、現在位
置と目的地点とをタクシーIDとともにタクシー会社の
データ処理装置41にタクシー無線でデータ送信する。
のデータ通信システム40でのタクシーサービス方法を
以下に説明する。まず、タクシー車両12が顧客である
乗客を乗車させて移送しているとき、その乗客が新規の
顧客の同乗を許可すると、タクシー車両12は、現在位
置と目的地点とをタクシーIDとともにタクシー会社の
データ処理装置41にタクシー無線でデータ送信する。
【0087】すると、このデータ処理装置41では、図
8に示すように、データ受信された現在位置と目的地点
から(ステップT2)、現在経路がタクシー車両12ごと
にデータ生成され、これがタクシーIDとともにデータ
保持される(ステップT3,T4)。
8に示すように、データ受信された現在位置と目的地点
から(ステップT2)、現在経路がタクシー車両12ごと
にデータ生成され、これがタクシーIDとともにデータ
保持される(ステップT3,T4)。
【0088】このとき、タクシー車両12による同乗移
送を要望する顧客が、自身の携帯端末装置13からデー
タ処理装置41に出発地点と目的地点とを会員IDとと
もに電子メールでデータ送信すると、このデータ処理装
置41では、データ受信された電子メールから出発地点
と目的地点とがデータ検出される(ステップT5,T
6)。そして、その出発地点と目的地点から少なくとも
一つの移送経路が顧客ごとにデータ生成され(ステップ
T7)、これが会員IDとともにデータ保持される(ステ
ップT8)。
送を要望する顧客が、自身の携帯端末装置13からデー
タ処理装置41に出発地点と目的地点とを会員IDとと
もに電子メールでデータ送信すると、このデータ処理装
置41では、データ受信された電子メールから出発地点
と目的地点とがデータ検出される(ステップT5,T
6)。そして、その出発地点と目的地点から少なくとも
一つの移送経路が顧客ごとにデータ生成され(ステップ
T7)、これが会員IDとともにデータ保持される(ステ
ップT8)。
【0089】つぎに、この顧客の移送経路とタクシー車
両12の現在経路とがマッチング処理され(ステップT
9)、移送経路の出発地点が現在経路に位置するととも
に現在経路の目的地点が移送経路に位置するタクシー車
両12と顧客とが選出される(ステップT10)。
両12の現在経路とがマッチング処理され(ステップT
9)、移送経路の出発地点が現在経路に位置するととも
に現在経路の目的地点が移送経路に位置するタクシー車
両12と顧客とが選出される(ステップT10)。
【0090】この選出に成功すると乗客と顧客との両方
を満足させる移送経路がデータ生成され(ステップT1
1)、この移送経路が選出された顧客の会員IDととと
もに選出されたタクシー車両12にタクシー無線でデー
タ出力され(ステップT12)、選出された顧客には選出
されたタクシー車両12のタクシーIDが電子メールで
データ出力される(ステップT13)。
を満足させる移送経路がデータ生成され(ステップT1
1)、この移送経路が選出された顧客の会員IDととと
もに選出されたタクシー車両12にタクシー無線でデー
タ出力され(ステップT12)、選出された顧客には選出
されたタクシー車両12のタクシーIDが電子メールで
データ出力される(ステップT13)。
【0091】これで顧客は携帯端末装置13でデータ受
信したタクシーIDのタクシー車両12に乗車すること
ができ、タクシー車両12は現在の乗客の移送途中で新
規の顧客を同乗させ、最初の乗客を目的地点まで移送し
てから第二の顧客を目的地点まで移送することができ
る。
信したタクシーIDのタクシー車両12に乗車すること
ができ、タクシー車両12は現在の乗客の移送途中で新
規の顧客を同乗させ、最初の乗客を目的地点まで移送し
てから第二の顧客を目的地点まで移送することができ
る。
【0092】特に、本実施の形態のタクシーサービス方
法では、乗客を移送している途中で顧客を同乗させたタ
クシー車両12が、最初の乗客を目的地点まで移送して
から新規の顧客を目的地点まで移送するので、これを連
続的に実行することによりタクシー車両12に常時顧客
を移送させて空車状態を発生させないことが可能であ
る。
法では、乗客を移送している途中で顧客を同乗させたタ
クシー車両12が、最初の乗客を目的地点まで移送して
から新規の顧客を目的地点まで移送するので、これを連
続的に実行することによりタクシー車両12に常時顧客
を移送させて空車状態を発生させないことが可能であ
る。
【0093】さらに、本実施の形態のタクシーサービス
方法では、データ処理装置11が移送経路の出発地点が
現在経路に位置するとともに現在経路の目的地点が移送
経路に位置するタクシー車両12と顧客とを選出するの
で、例えば、第一地点から第二地点まで移動する乗客を
移送しているタクシー車両12に、第二地点から第一地
点まで移動する顧客を乗車させることが可能である。こ
の場合、タクシー車両12は往復経路の両方で顧客を移
送することができ、良好な効率でタクシー業務を実行す
ることができる。
方法では、データ処理装置11が移送経路の出発地点が
現在経路に位置するとともに現在経路の目的地点が移送
経路に位置するタクシー車両12と顧客とを選出するの
で、例えば、第一地点から第二地点まで移動する乗客を
移送しているタクシー車両12に、第二地点から第一地
点まで移動する顧客を乗車させることが可能である。こ
の場合、タクシー車両12は往復経路の両方で顧客を移
送することができ、良好な効率でタクシー業務を実行す
ることができる。
【0094】なお、前述のように顧客が指定した出発地
点と目的地点から移送経路をデータ生成しても、これと
現在経路が重複するタクシー車両12が選出されない
と、その顧客の移送経路はデータ保持されたまま新規の
タクシー車両12の現在経路とのマッチング処理に利用
される(ステップT2〜T10)。
点と目的地点から移送経路をデータ生成しても、これと
現在経路が重複するタクシー車両12が選出されない
と、その顧客の移送経路はデータ保持されたまま新規の
タクシー車両12の現在経路とのマッチング処理に利用
される(ステップT2〜T10)。
【0095】しかし、このような状態で時間が無為に経
過することは実際的でないので、本実施の形態のデータ
処理装置41では、顧客の移送経路をデータ保持してか
ら所定の許容時間が経過すると(ステップT1)、その顧
客を同乗させるタクシー車両12がいないとして一人で
移送するようにタクシー車両12を手配する(ステップ
T12〜T14)。
過することは実際的でないので、本実施の形態のデータ
処理装置41では、顧客の移送経路をデータ保持してか
ら所定の許容時間が経過すると(ステップT1)、その顧
客を同乗させるタクシー車両12がいないとして一人で
移送するようにタクシー車両12を手配する(ステップ
T12〜T14)。
【0096】なお、本発明は上記形態に限定されるもの
ではなく、その要旨を逸脱しない範囲で各種の変形を許
容する。例えば、上記形態では顧客の移送経路とタクシ
ー車両12の現在経路とをマッチング処理するとき、移
送経路の出発地点が現在経路に位置するとともに現在経
路の目的地点が移送経路に位置するタクシー車両12と
顧客とを選出することにより、乗客を移送している途中
で顧客を同乗させたタクシー車両12が、最初の乗客を
目的地点まで移送してから新規の顧客を目的地点まで移
送することを例示した。
ではなく、その要旨を逸脱しない範囲で各種の変形を許
容する。例えば、上記形態では顧客の移送経路とタクシ
ー車両12の現在経路とをマッチング処理するとき、移
送経路の出発地点が現在経路に位置するとともに現在経
路の目的地点が移送経路に位置するタクシー車両12と
顧客とを選出することにより、乗客を移送している途中
で顧客を同乗させたタクシー車両12が、最初の乗客を
目的地点まで移送してから新規の顧客を目的地点まで移
送することを例示した。
【0097】しかし、移送経路が現在経路に内包される
タクシー車両12と顧客とを選出することにより、乗客
を移送している途中で顧客を同乗させたタクシー車両1
2が、新規の顧客を目的地点まで移送してから最初の乗
客を目的地点まで移送することも可能である。
タクシー車両12と顧客とを選出することにより、乗客
を移送している途中で顧客を同乗させたタクシー車両1
2が、新規の顧客を目的地点まで移送してから最初の乗
客を目的地点まで移送することも可能である。
【0098】さらに、当然ながら上述した各種の実施の
形態および変形例は、その内容が相反しない範囲で組み
合わせることが可能であり、例えば、タクシー乗場から
複数の顧客を同乗させたタクシー車両12が移送途中で
新規の顧客を乗車させるようなことも可能である。
形態および変形例は、その内容が相反しない範囲で組み
合わせることが可能であり、例えば、タクシー乗場から
複数の顧客を同乗させたタクシー車両12が移送途中で
新規の顧客を乗車させるようなことも可能である。
【0099】
【発明の効果】本発明の第一のタクシーサービス方法で
は、顧客が携帯端末装置からデータ送信する出発地点と
目的地点からタクシー会社のデータ処理装置で移送経路
をデータ生成し、移送経路の少なくとも一部が重複する
複数の顧客を選出して一台のタクシー車両に同乗させる
ことにより、出発地点と目的地点とを個々に指定する複
数の顧客を一台のタクシー車両で移送することができ
る。
は、顧客が携帯端末装置からデータ送信する出発地点と
目的地点からタクシー会社のデータ処理装置で移送経路
をデータ生成し、移送経路の少なくとも一部が重複する
複数の顧客を選出して一台のタクシー車両に同乗させる
ことにより、出発地点と目的地点とを個々に指定する複
数の顧客を一台のタクシー車両で移送することができ
る。
【0100】また、移送経路の少なくとも一部が重複す
るとともに出発日時と出発地点とが近接した複数の顧客
が選出されることにより、近接した地点から近接した日
時に出発する複数の顧客を一台のタクシー車両で移送す
ることができる。
るとともに出発日時と出発地点とが近接した複数の顧客
が選出されることにより、近接した地点から近接した日
時に出発する複数の顧客を一台のタクシー車両で移送す
ることができる。
【0101】本発明の第二のタクシーサービス方法で
は、顧客がタクシー乗場のデータ処理装置にデータ入力
する目的地点から移送経路をデータ生成し、移送経路の
少なくとも一部が重複する複数の顧客を選出して一台の
タクシー車両に同乗させることにより、目的地点を個々
に指定する複数の顧客を一台のタクシー車両でタクシー
乗場から移送することができる。
は、顧客がタクシー乗場のデータ処理装置にデータ入力
する目的地点から移送経路をデータ生成し、移送経路の
少なくとも一部が重複する複数の顧客を選出して一台の
タクシー車両に同乗させることにより、目的地点を個々
に指定する複数の顧客を一台のタクシー車両でタクシー
乗場から移送することができる。
【0102】また、移送経路の少なくとも一部が重複す
るとともに出発日時も近接した複数の顧客が選出される
ことにより、タクシー乗場から近接した日時に出発する
複数の顧客を一台のタクシー車両でタクシー乗場から移
送することができる。
るとともに出発日時も近接した複数の顧客が選出される
ことにより、タクシー乗場から近接した日時に出発する
複数の顧客を一台のタクシー車両でタクシー乗場から移
送することができる。
【0103】本発明の第三のタクシーサービス方法で
は、乗客を移送しているタクシー車両がデータ送信する
現在位置と目的地点からタクシー会社のデータ処理装置
が現在経路をデータ生成し、タクシー移送を要望する顧
客がデータ送信する出発地点と目的地点からデータ処理
装置が移送経路をデータ生成し、移送経路の出発地点が
現在経路に位置するとともに現在経路の目的地点が移送
経路に位置するタクシー車両と顧客とを選出し、この選
出した顧客を選出したタクシー車両に同乗させることに
より、乗客を移送しているタクシー車両に途中で顧客を
同乗させることができ、最初の経路を変更することなく
最初の乗客と第二の顧客とを各々の目的地まで移送する
ことができる。
は、乗客を移送しているタクシー車両がデータ送信する
現在位置と目的地点からタクシー会社のデータ処理装置
が現在経路をデータ生成し、タクシー移送を要望する顧
客がデータ送信する出発地点と目的地点からデータ処理
装置が移送経路をデータ生成し、移送経路の出発地点が
現在経路に位置するとともに現在経路の目的地点が移送
経路に位置するタクシー車両と顧客とを選出し、この選
出した顧客を選出したタクシー車両に同乗させることに
より、乗客を移送しているタクシー車両に途中で顧客を
同乗させることができ、最初の経路を変更することなく
最初の乗客と第二の顧客とを各々の目的地まで移送する
ことができる。
【0104】本発明の第四のタクシーサービス方法で
は、乗客を移送しているタクシー車両がデータ送信する
現在位置と目的地点からタクシー会社のデータ処理装置
が現在経路をデータ生成し、タクシー移送を要望する顧
客がデータ送信する出発地点と目的地点からデータ処理
装置が移送経路をデータ生成し、移送経路が現在経路に
内包されるタクシー車両と顧客とを選出し、この選出し
た顧客を選出したタクシー車両に同乗させることによ
り、乗客を移送しているタクシー車両に途中で顧客を同
乗させることができ、最初の経路を変更することなく第
二の顧客と最初の乗客とを各々の目的地まで移送するこ
とができる。
は、乗客を移送しているタクシー車両がデータ送信する
現在位置と目的地点からタクシー会社のデータ処理装置
が現在経路をデータ生成し、タクシー移送を要望する顧
客がデータ送信する出発地点と目的地点からデータ処理
装置が移送経路をデータ生成し、移送経路が現在経路に
内包されるタクシー車両と顧客とを選出し、この選出し
た顧客を選出したタクシー車両に同乗させることによ
り、乗客を移送しているタクシー車両に途中で顧客を同
乗させることができ、最初の経路を変更することなく第
二の顧客と最初の乗客とを各々の目的地まで移送するこ
とができる。
【0105】本発明のデータサービス方法では、顧客が
データ送信する出発地点と目的地点からデータ処理装置
が移送経路をデータ生成し、その移送経路の少なくとも
一部が重複する複数の顧客を選出して同乗可能をデータ
返信することにより、移送経路の少なくとも一部が重複
する他の顧客の存在を複数の顧客に通知できるので、こ
れらの顧客に相互に連絡させて一台のタクシー車両に同
乗させるようなことが可能となる。
データ送信する出発地点と目的地点からデータ処理装置
が移送経路をデータ生成し、その移送経路の少なくとも
一部が重複する複数の顧客を選出して同乗可能をデータ
返信することにより、移送経路の少なくとも一部が重複
する他の顧客の存在を複数の顧客に通知できるので、こ
れらの顧客に相互に連絡させて一台のタクシー車両に同
乗させるようなことが可能となる。
【0106】また、移送経路の少なくとも一部が重複す
るとともに出発日時と出発地点とが近接した複数の顧客
が選出されることにより、近接した地点から近接した日
時に出発する顧客の存在を複数の顧客に通知できるの
で、これらの顧客に相互に連絡させて一台のタクシー車
両に同乗させるようなことが可能となる。
るとともに出発日時と出発地点とが近接した複数の顧客
が選出されることにより、近接した地点から近接した日
時に出発する顧客の存在を複数の顧客に通知できるの
で、これらの顧客に相互に連絡させて一台のタクシー車
両に同乗させるようなことが可能となる。
【図1】本発明の実施の第一の形態のデータ通信システ
ムの論理構造を示す模式図である。
ムの論理構造を示す模式図である。
【図2】データ通信システムの物理構造を示すブロック
図である。
図である。
【図3】データ処理装置の物理構造を示すブロック図で
ある。
ある。
【図4】複数の顧客を一台のタクシー車両に同乗させて
一つの経路で移送する状態を示す模式図である。
一つの経路で移送する状態を示す模式図である。
【図5】データ処理装置のデータ処理方法を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図6】実施の第二の形態のデータ通信システムの物理
構造を示すブロック図である。
構造を示すブロック図である。
【図7】実施の第三の形態のデータ通信システムの論理
構造を示す模式図である。
構造を示す模式図である。
【図8】データ処理装置のデータ処理方法を示すフロー
チャートである。
チャートである。
10,30,40 データ通信システム 11,31,41 データ処理装置 12 タクシー車両 13 携帯端末装置 21 データ受信手段 22 経路生成手段 23 経路保持手段 24 顧客選出手段 25 タクシー通信手段 26 データ出力手段 32 データ処理装置の一部である乗場端末装置 42 タクシー通信手段 43 データ生成手段 44 データ保持手段 45 データ選出手段 46 データ出力手段 101 コンピュータの主体であるCPU 103 情報記憶媒体であるROM 104 情報記憶媒体であるRAM 105 情報記憶媒体であるHDD 106 情報記憶媒体であるFD 108 情報記憶媒体であるCD−ROM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 7/26 H04B 7/26 J M
Claims (23)
- 【請求項1】 顧客により携帯端末装置からタクシー会
社のデータ処理装置に少なくとも出発地点と目的地点と
がデータ送信され、 このデータ処理装置でデータ受信された前記出発地点と
前記目的地点から少なくとも一つの移送経路が前記顧客
ごとにデータ生成されてデータ保持され、 このデータ処理装置の保持データから前記移送経路の少
なくとも一部が重複する複数の顧客が選出され、 この選出された複数の顧客が前記タクシー会社の一台の
タクシー車両に同乗されて移送されるタクシーサービス
方法。 - 【請求項2】 前記顧客がデータ送信する出発日時も前
記データ処理装置にデータ保持され、 このデータ処理装置の保持データから前記移送経路の少
なくとも一部が重複するとともに前記出発日時と前記出
発地点とが各々近接した複数の顧客が選出される、請求
項1に記載のタクシーサービス方法。 - 【請求項3】 タクシー会社のデータ処理装置の少なく
とも一部がタクシー乗場に設置され、 このタクシー乗場に位置する顧客により前記データ処理
装置に少なくとも目的地点がデータ入力され、 このデータ処理装置でデータ入力された目的地点から少
なくとも一つの移送経路が前記顧客ごとにデータ生成さ
れてデータ保持され、 このデータ処理装置の保持データから前記移送経路の少
なくとも一部が重複する複数の顧客が選出され、 この選出された複数の顧客が前記タクシー会社の一台の
タクシー車両に同乗されて移送されるタクシーサービス
方法。 - 【請求項4】 前記顧客がデータ入力する出発日時も前
記データ処理装置にデータ保持され、 このデータ処理装置の保持データから前記移送経路の少
なくとも一部が重複するとともに前記出発日時も近接し
た複数の顧客が選出される、請求項3に記載のタクシー
サービス方法。 - 【請求項5】 乗客を移送しているタクシー車両から現
在位置と目的地点とがタクシー会社のデータ処理装置に
データ送信され、 このデータ処理装置でデータ受信された前記現在位置と
前記目的地点から現在経路が前記タクシー車両ごとにデ
ータ生成されてデータ保持され、 顧客により携帯端末装置から前記データ処理装置に少な
くとも出発地点と目的地点とがデータ送信され、 このデータ処理装置でデータ受信された前記出発地点と
前記目的地点から少なくとも一つの移送経路が前記顧客
ごとにデータ生成されてデータ保持され、 このデータ処理装置で前記移送経路の出発地点が前記現
在経路に位置するとともに前記現在経路の目的地点が前
記移送経路に位置する前記タクシー車両と前記顧客とが
選出され、 この選出された顧客が選出されたタクシー車両に同乗さ
れて移送されるタクシーサービス方法。 - 【請求項6】 乗客を移送しているタクシー車両から現
在位置と目的地点とがタクシー会社のデータ処理装置に
データ送信され、 このデータ処理装置でデータ受信された前記現在位置と
前記目的地点から現在経路が前記タクシー車両ごとにデ
ータ生成されてデータ保持され、 顧客により携帯端末装置から前記データ処理装置に少な
くとも出発地点と目的地点とがデータ送信され、 このデータ処理装置でデータ受信された前記出発地点と
前記目的地点から少なくとも一つの移送経路が前記顧客
ごとにデータ生成されてデータ保持され、 このデータ処理装置で前記移送経路が前記現在経路に内
包される前記タクシー車両と前記顧客とが選出され、 この選出された顧客が選出されたタクシー車両に同乗さ
れて移送されるタクシーサービス方法。 - 【請求項7】 顧客により携帯端末装置からサービス会
社のデータ処理装置に少なくとも出発地点と目的地点と
がデータ送信され、 このデータ処理装置でデータ受信された前記出発地点と
前記目的地点から少なくとも一つの移送経路が前記顧客
ごとにデータ生成されてデータ保持され、 このデータ処理装置の保持データから前記移送経路の少
なくとも一部が重複する複数の顧客が選出され、 この選出された複数の顧客の携帯端末装置に前記データ
処理装置から同乗可能がデータ送信されるデータサービ
ス方法。 - 【請求項8】 前記顧客が指定する出発日時も前記デー
タ処理装置にデータ保持され、 このデータ処理装置の保持データから前記移送経路の少
なくとも一部が重複するとともに前記出発日時と前記出
発地点とが各々近接した複数の顧客が選出される、請求
項7に記載のデータサービス方法。 - 【請求項9】 顧客の携帯端末装置とデータ通信できる
タクシー会社のデータ処理装置でのデータ処理方法であ
って、 前記携帯端末装置から少なくとも出発地点と目的地点と
をデータ受信し、 このデータ受信した出発地点と目的地点から少なくとも
一つの移送経路を前記顧客ごとにデータ生成してデータ
保持し、 この保持データから前記移送経路の少なくとも一部が重
複する複数の顧客を選出し、 この選出した複数の顧客をデータ出力するデータ処理方
法。 - 【請求項10】 少なくとも一部がタクシー乗場に設置
されるタクシー会社のデータ処理装置でのデータ処理方
法であって、 前記タクシー乗場に位置する顧客による少なくとも目的
地点のデータ入力を受け付け、 このデータ入力された目的地点から少なくとも一つの移
送経路を前記顧客ごとにデータ生成してデータ保持し、 この保持データから前記移送経路の少なくとも一部が重
複する複数の顧客を選出し、 この選出した複数の顧客をデータ出力するデータ処理方
法。 - 【請求項11】 顧客の携帯端末装置およびタクシー車
両とデータ通信できるタクシー会社のデータ処理装置で
のデータ処理方法であって、 乗客を移送しているタクシー車両から現在位置と目的地
点とをデータ受信し、 このデータ受信した現在位置と目的地点から現在経路を
前記タクシー車両ごとにデータ生成してデータ保持し、 前記携帯端末装置から少なくとも出発地点と目的地点と
をデータ受信し、 このデータ受信した出発地点と目的地点から少なくとも
一つの移送経路を前記顧客ごとにデータ生成してデータ
保持し、 この移送経路の出発地点が前記現在経路に位置するとと
もに前記現在経路の目的地点が前記移送経路に位置する
前記タクシー車両と前記顧客とを選出し、 この選出した顧客と選出されたタクシー車両とをデータ
出力するデータ処理方法。 - 【請求項12】 顧客の携帯端末装置およびタクシー車
両とデータ通信できるタクシー会社のデータ処理装置で
のデータ処理方法であって、 乗客を移送しているタクシー車両から現在位置と目的地
点とをデータ受信し、 このデータ受信された現在位置と目的地点から現在経路
を前記タクシー車両ごとにデータ生成してデータ保持
し、 前記携帯端末装置から少なくとも出発地点と目的地点と
をデータ受信し、 このデータ受信された前記出発地点と前記目的地点から
少なくとも一つの移送経路を前記顧客ごとにデータ生成
してデータ保持し、 この移送経路が前記現在経路に内包される前記タクシー
車両と前記顧客とを選出し、 この選出した顧客と選出されたタクシー車両とをデータ
出力するデータ処理方法。 - 【請求項13】 顧客の携帯端末装置とデータ通信でき
るサービス会社のデータ処理装置でのデータ処理方法で
あって、 前記携帯端末装置から少なくとも出発地点と目的地点と
をデータ受信し、 このデータ受信した出発地点と目的地点から少なくとも
一つの移送経路を前記顧客ごとにデータ生成してデータ
保持し、 この保持データから前記移送経路の少なくとも一部が重
複する複数の顧客を選出し、 この選出した複数の顧客の携帯端末装置に同乗可能をデ
ータ送信するデータ処理方法。 - 【請求項14】 顧客の携帯端末装置とデータ通信でき
るタクシー会社のデータ処理装置であって、 前記携帯端末装置から少なくとも出発地点と目的地点と
をデータ受信するデータ受信手段と、 このデータ受信手段でデータ受信された出発地点と目的
地点から少なくとも一つの移送経路を前記顧客ごとにデ
ータ生成する経路生成手段と、 この経路生成手段でデータ生成された移送経路を前記顧
客ごとにデータ保持する経路保持手段と、 この経路保持手段の保持データから前記移送経路の少な
くとも一部が重複する複数の顧客を選出する顧客選出手
段と、 この顧客選出手段で選出された複数の顧客をデータ出力
するデータ出力手段と、を具備しているデータ処理装
置。 - 【請求項15】 少なくとも一部がタクシー乗場に設置
されるタクシー会社のデータ処理装置であって、 前記タクシー乗場に位置する顧客により少なくとも目的
地点がデータ入力されるデータ入力手段と、 このデータ入力手段にデータ入力された目的地点から少
なくとも一つの移送経路を前記顧客ごとにデータ生成す
る経路生成手段と、 この経路生成手段でデータ生成された移送経路を前記顧
客ごとにデータ保持する経路保持手段と、 この経路保持手段の保持データから前記移送経路の少な
くとも一部が重複する複数の顧客を選出する顧客選出手
段と、 この顧客選出手段で選出された複数の顧客をデータ出力
するデータ出力手段と、を具備しているデータ処理装
置。 - 【請求項16】 顧客の携帯端末装置およびタクシー車
両とデータ通信できるタクシー会社のデータ処理装置で
あって、 乗客を移送しているタクシー車両から現在位置と目的地
点とをデータ受信するタクシー通信手段と、 このタクシー通信手段でデータ受信された現在位置と目
的地点から現在経路を前記タクシー車両ごとにデータ生
成するデータ生成手段と、 このデータ生成手段でデータ生成された現在経路を前記
タクシー車両ごとにデータ保持するデータ保持手段と、 前記携帯端末装置から少なくとも出発地点と目的地点と
をデータ受信するデータ受信手段と、 このデータ受信手段でデータ受信された出発地点と目的
地点から少なくとも一つの移送経路を前記顧客ごとにデ
ータ生成する経路生成手段と、 この経路生成手段でデータ生成された移送経路を前記顧
客ごとにデータ保持する経路保持手段と、 前記移送経路の出発地点が前記現在経路に位置するとと
もに前記現在経路の目的地点が前記移送経路に位置する
前記タクシー車両と前記顧客とを選出するデータ選出手
段と、 このデータ選出手段で選出された顧客と選出されたタク
シー車両とをデータ出力するデータ出力手段と、を具備
しているデータ処理装置。 - 【請求項17】 顧客の携帯端末装置およびタクシー車
両とデータ通信できるタクシー会社のデータ処理装置で
あって、 乗客を移送しているタクシー車両から現在位置と目的地
点とをデータ受信するタクシー通信手段と、 このタクシー通信手段でデータ受信された現在位置と目
的地点から現在経路を前記タクシー車両ごとにデータ生
成するデータ生成手段と、 このデータ生成手段でデータ生成された現在経路を前記
タクシー車両ごとにデータ保持するデータ保持手段と、 前記携帯端末装置から少なくとも出発地点と目的地点と
をデータ受信するデータ受信手段と、 このデータ受信手段でデータ受信された前記出発地点と
前記目的地点から少なくとも一つの移送経路を前記顧客
ごとにデータ生成する経路生成手段と、 この経路生成手段でデータ生成された移送経路を前記顧
客ごとにデータ保持する経路保持手段と、 前記移送経路が前記現在経路に内包される前記タクシー
車両と前記顧客とを選出するデータ選出手段と、 このデータ選出手段で選出された顧客と選出されたタク
シー車両とをデータ出力するデータ出力手段と、を具備
しているデータ処理装置。 - 【請求項18】 顧客の携帯端末装置とデータ通信でき
るサービス会社のデータ処理装置であって、 前記携帯端末装置から少なくとも出発地点と目的地点と
をデータ受信するデータ受信手段と、 このデータ受信手段でデータ受信された出発地点と目的
地点から少なくとも一つの移送経路を前記顧客ごとにデ
ータ生成する経路生成手段と、 この経路生成手段でデータ生成された移送経路を前記顧
客ごとにデータ保持する経路保持手段と、 この経路保持手段の保持データから前記移送経路の少な
くとも一部が重複する複数の顧客を選出する顧客選出手
段と、 この顧客選出手段で選出された複数の顧客の携帯端末装
置に同乗可能をデータ送信するデータ出力手段と、を具
備しているデータ処理装置。 - 【請求項19】 顧客の携帯端末装置とデータ通信でき
るタクシー会社のコンピュータが読取自在なソフトウェ
アが格納されている情報記憶媒体であって、 前記携帯端末装置から少なくとも出発地点と目的地点と
をデータ受信すること、 このデータ受信した出発地点と目的地点から少なくとも
一つの移送経路を前記顧客ごとにデータ生成してデータ
保持すること、 この保持データから前記移送経路の少なくとも一部が重
複する複数の顧客を選出すること、 この選出した複数の顧客をデータ出力すること、を前記
コンピュータに実行させるためのプログラムが格納され
ている情報記憶媒体。 - 【請求項20】 少なくとも一部がタクシー乗場に設置
されるタクシー会社のコンピュータが読取自在なソフト
ウェアが格納されている情報記憶媒体であって、 前記タクシー乗場に位置する顧客による少なくとも目的
地点のデータ入力を受け付けること、 このデータ入力された目的地点から少なくとも一つの移
送経路を前記顧客ごとにデータ生成してデータ保持する
こと、 この保持データから前記移送経路の少なくとも一部が重
複する複数の顧客を選出すること、 この選出した複数の顧客をデータ出力すること、を前記
コンピュータに実行させるためのプログラムが格納され
ている情報記憶媒体。 - 【請求項21】 顧客の携帯端末装置およびタクシー車
両とデータ通信できるタクシー会社のコンピュータが読
取自在なソフトウェアが格納されている情報記憶媒体で
あって、 乗客を移送しているタクシー車両から現在位置と目的地
点とをデータ受信すること、 このデータ受信した現在位置と目的地点から現在経路を
前記タクシー車両ごとにデータ生成してデータ保持する
こと、 前記携帯端末装置から少なくとも出発地点と目的地点と
をデータ受信すること、 このデータ受信した出発地点と目的地点から少なくとも
一つの移送経路を前記顧客ごとにデータ生成してデータ
保持すること、 この移送経路の出発地点が前記現在経路に位置するとと
もに前記現在経路の目的地点が前記移送経路に位置する
前記タクシー車両と前記顧客とを選出すること、 この選出した顧客と選出されたタクシー車両とをデータ
出力すること、を前記コンピュータに実行させるための
プログラムが格納されている情報記憶媒体。 - 【請求項22】 顧客の携帯端末装置およびタクシー車
両とデータ通信できるタクシー会社のコンピュータが読
取自在なソフトウェアが格納されている情報記憶媒体で
あって、 乗客を移送しているタクシー車両から現在位置と目的地
点とをデータ受信すること、 このデータ受信された現在位置と目的地点から現在経路
を前記タクシー車両ごとにデータ生成してデータ保持す
ること、 前記携帯端末装置から少なくとも出発地点と目的地点と
をデータ受信すること、 このデータ受信された前記出発地点と前記目的地点から
少なくとも一つの移送経路を前記顧客ごとにデータ生成
してデータ保持すること、 この移送経路が前記現在経路に内包される前記タクシー
車両と前記顧客とを選出すること、 この選出した顧客と選出されたタクシー車両とをデータ
出力すること、を前記コンピュータに実行させるための
プログラムが格納されている情報記憶媒体。 - 【請求項23】 顧客の携帯端末装置とデータ通信でき
るサービス会社のコンピュータが読取自在なソフトウェ
アが格納されている情報記憶媒体であって、前記携帯端
末装置から少なくとも出発地点と目的地点とをデータ受
信すること、 このデータ受信した出発地点と目的地点から少なくとも
一つの移送経路を前記顧客ごとにデータ生成してデータ
保持すること、この保持データから前記移送経路の少な
くとも一部が重複する複数の顧客を選出すること、 この選出した複数の顧客の携帯端末装置に同乗可能をデ
ータ送信すること、を前記コンピュータに実行させるた
めのプログラムが格納されている情報記憶媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000337869A JP2002149766A (ja) | 2000-11-06 | 2000-11-06 | タクシーサービス方法、データサービス方法、データ処理方法および装置、情報記憶媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000337869A JP2002149766A (ja) | 2000-11-06 | 2000-11-06 | タクシーサービス方法、データサービス方法、データ処理方法および装置、情報記憶媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002149766A true JP2002149766A (ja) | 2002-05-24 |
Family
ID=18813181
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000337869A Pending JP2002149766A (ja) | 2000-11-06 | 2000-11-06 | タクシーサービス方法、データサービス方法、データ処理方法および装置、情報記憶媒体 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002149766A (ja) |
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