JP6673037B2 - オンデマンド客貨混載システム及び車載機 - Google Patents

オンデマンド客貨混載システム及び車載機 Download PDF

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Description

本発明は、オンデマンド客貨混載システム及び車載機に関する。
人を、ある地点から別の目的地に移動させるというニーズを満たすために、乗用車やバスを運行するシステムが従来より多数提供されている。また、貨物を、ある地点から別の目的地に移動させるというニーズを満たすために、トラックを運行するシステムが従来より多数提供されている。これに対して、人と貨物を混載して移動させるというニーズについては、バス等の運行システムはほとんど考えられていない。
2015年2月に国土交通省がまとめた「豊かな未来社会に向けた自動車行政の新たな展開に関する小委員会 中間整理」という資料があり、この資料において、人と貨物を同時に運ぶ客貨混載システムの実施が進められている。人と貨物の混載システムの一例としては、定期運行バスがバスセンターから出発する際に、宅配センターから受けとった貨物をバスに積み込んで運び、バス停毎にセールスドライバーがバスから貨物を受け取って個別宅に貨物を送り届ける。そして、終着点からバスセンターに戻る際には、各家庭からセールスドライバーが集荷した荷物をバス停でバスに詰め込み、バスセンターに到着した時点で、バスで運んだ貨物をまとめて宅配センターに送るという客貨混載システムが、近年、考えられている。
特開2013−75742号公報 特開2002−342430号公報
上記従来構成の客貨混載システムは、バスセンターやバスの停留所で貨物を受け渡す、または、集荷する構成であるので、自由度が低い構成であり、更に、バスのドライバーの他に、宅配のセールスドライバーがバス停毎に必要になることから、人手を多く必要とする構成である。このため、上記客貨混載システムは実用的ではなく、実際には実現できる可能性が低かった。
本発明の目的は、人と貨物を混載して移動させることが可能でありながら、自由度を高くすることができると共に、人手を少なくすることができるオンデマンド客貨混載システム及び車載機を提供することにある。
請求項1の発明は、運行管理センタに設けられ、乗客及び貨物を混載して移動する運行車両の運行経路を決定し、決定した運行経路を前記運行車両の車載機(3)へ送信する管理装置(2)と、乗客の移動要求を前記管理装置(2)へ送信する乗客用端末(4)と、貨物の移動要求を前記管理装置(2)へ送信する貨物用端末(5)と、前記運行車両に設けられ、前記管理装置(2)から経路を受信する車載機(3)とを備え、前記管理装置(2)は、前記運行車両が乗客を優先的に移動する場合に前記貨物用端末から移動要求があったときは、各乗客を優先的に乗降車させながら各貨物を集荷する変更経路を計算、前記運行車両が貨物を優先的に移動する場合に前記乗客用端末から移動要求があったときは、各貨物を優先的に集荷しながら各乗客を乗降車させる変更経路を計算し、計算した変更経路を前記車載機(3)へ送信する機能を有し、前記車載機(3)は、受信した前記運行経路に基づいて経路案内すると共に、前記変更経路を受信した場合は当該変更経路に基づいて経路案内することにより、前記運行車両を各乗客の乗車地点、降車地点、各貨物の集荷地点に移動させる機能を有するものである。
請求項4の発明は、請求項1記載のオンデマンド客貨混載システムに用いることができる車載機(3)であって、前記管理装置(2)により決定された前記運行経路を受信した場合は、受信した運行経路に基づいて経路案内を行なうと共に、前記変更経路を受信した場合は、受信した変更経路に基づいて経路案内を行うように構成されたものである。
第1実施形態を示すオンデマンド客貨混載システムの機能ブロック図 運行バス1の経路設定制御のフローチャート 運行バス2の経路設定制御のフローチャート 運行バス1の運行を説明する図 第2実施形態を示す運行バス1の経路設定制御のフローチャート 運行バス1の運行を説明する図
(第1実施形態)
以下、第1実施形態について、図1ないし図4を参照して説明する。本実施形態のオンデマンド客貨混載システム1は、図1に示すように、運行管理センタに設けられた管理装置2と、運行車両である例えば運行バス(オンデマンドバスと呼んでも良い)に搭載された車載装置例えばナビゲーション装置3と、利用者(即ち、移動要求者)の中の乗客が所持する乗客用端末4と、利用者(即ち、移動要求者)の中の集荷業者(または貨物輸送業者等)が所持する貨物用端末5とから構成されている。
管理装置2は、通信部6と、入力部7と、表示部8と、記憶部9と、地図データ入力部10と、制御部11とを備えている。通信部6は、例えばインターネットや携帯電話網等からなる有線または無線の通信網12を介して運行バスのナビゲーション装置3、利用者の乗客用端末4または利用者の貨物用端末5と通信する機能を有する。入力部7は、キーボードやマウス等で構成され、ユーザにより操作された入力情報を制御部11へ送信する。
表示部8は、液晶ディスプレイ等で構成され、制御部11からの表示情報を表示する。記憶部9は、ROM、RAM、フラッシュメモリ、ハードディスク等で構成され、各種の制御プログラムや種々のデータが記憶されている。地図データ入力部10は、例えば半導体メモリやハードディスクやDVD等で構成され、ナビゲーション機能に用いる地図データ(例えば日本全国の道路地図データ及び制限速度のデータ、地形データ、施設データ、マップマッチング用のデータ、経路案内用の音声データ等)が記憶されている。
制御部11は、管理装置2全体を制御する機能を有しており、移動要求受信部13と、経路探索部14と、経路送信部15とを備えている。移動要求受信部13は、1人以上の利用者の各乗客用端末4から乗客の移動要求、または、1人以上の利用者の各貨物用端末5から貨物の移動要求を受信する。乗客の移動要求には、例えば、乗客の人数、乗車地点、乗降車時刻、降車地点等の情報が含まれている。貨物の移動要求には、例えば、貨物の大きさ、個数、集荷地点、集荷時刻等の情報が含まれている。
経路探索部14は、受信した乗客の移動要求及び貨物の移動要求に基づいて、運行バスの運行経路を算出する。経路探索部14は、利用者の移動要求を満たすことができた場合、乗車するか否か、または、貨物を集荷するか否かの利用確認を利用者(乗客用端末4及び貨物用端末5)に問い合せる。また、経路探索部14は、利用者の移動要求の変更を提案する場合には、その利用者へ変更提案を送信する。更に、経路探索部14は、計算して求められた運行経路、即ち、利用者の各移動要求を満たす経路の情報を、経路送信部15へ送信する。経路送信部15は、経路探索部14により計算された運行経路の情報を通信部6を介して運行バスのナビゲーション装置3へ送信する。
また、管理装置2は、1台以上の運行バスの運行を管理することが可能なように構成されている。各運行バスのナビゲーション装置3は、通信部16と、位置検出部17と、地図データ入力部18と、表示部19と、入力部20と、記憶部21と、制御部22とを備えている。通信部16は、無線通信機能を有しており、例えばインターネットや携帯電話網等からなる有線または無線の通信網12を介して運行管理センタの管理装置2と通信する機能を有する。
位置検出部17は、GPS受信装置や各種のセンサ等で構成されており、運行バスの現在位置(例えば緯度・経度情報)を検出し、検出した現在位置の情報を制御部22へ送信する。地図データ入力部18は、例えば半導体メモリやハードディスクやDVD等で構成され、ナビゲーション機能に用いる地図データ(例えば日本全国の道路地図データ及び制限速度のデータ、地形データ、施設データ、マップマッチング用のデータ、経路案内用の音声データ等)が記憶されている。
表示部19は、液晶ディスプレイ等で構成され、制御部22からの表示情報を表示する。入力部20は、表示部19の画面上に設けられたタッチパネルや表示部19の周囲部に設けられたメカスイッチ等で構成され、ユーザにより操作された操作入力情報を制御部22へ送信する。記憶部21は、ROM、RAM、フラッシュメモリ、ハードディスク等で構成され、各種の制御プログラムや種々のデータが記憶されている。
制御部22は、ナビゲーション装置3全体を制御する機能を有しており、目的地入力部23と、経路探索部24と、経路入力部25と、経路案内部26とを備えている。目的地入力部23は、ユーザが入力部20等を操作して入力された目的地を、経路案内の目的地として設定する。経路探索部24は、現在位置から目的地まで運行バスを誘導する経路を算出する。
経路入力部25は、管理装置2から送信された運行バスの運行経路の情報を受信して、受信した運行経路の情報を運行バスの経路(即ち、誘導経路)として入力(即ち、設定)する。経路案内部26は、経路探索部24により算出された誘導経路、または、経路入力部25により入力された運行バスの運行経路に基づいて、該経路を運行バスが走行するように経路案内を実行する。この場合、乗客を乗車させる地点、乗客を降車させる地点、貨物を集荷する地点では、それぞれ運行バスを停車させる案内と、乗車、降車、集荷等の作業の案内とが実行されるように構成されている。また、管理装置2は、1台以上の乗客用端末4と通信可能であると共に、1台以上の貨物用端末5と通信可能であるように構成されている。
乗客用端末4は、例えばスマートフォンやタブレット等の携帯無線端末で構成されており、通信部27と、入力部28と、表示部29と、記憶部30と、制御部31とを備えている。通信部27は、無線通信機能を有しており、例えばインターネットや携帯電話網等からなる有線または無線の通信網12を介して運行管理センタの管理装置2と通信する機能を有する。
入力部28は、表示部29の画面上に設けられたタッチパネルや表示部29の周囲部に設けられたメカスイッチ等で構成され、利用者(乗客)により操作された操作入力情報を制御部31へ送信する。表示部29は、液晶ディスプレイ等で構成され、制御部31からの表示情報を表示する。記憶部30は、ROM、RAM、フラッシュメモリ、ハードディスク等で構成され、各種の制御プログラムや種々のデータが記憶されている。制御部31は、乗客用端末4全体を制御する機能を有しており、移動要求入力部32を備えている。移動要求入力部32は、例えばアプリケーションプログラムで構成されており、そのアプリケーションプログラムが起動されている状態で、乗客が表示部29を見ながら入力部28を操作することにより、乗車人数、乗車地点、乗降車時刻(即ち、乗降車時間)、降車地点等の情報を入力することが可能な構成となっている。そして、入力された乗車人数、乗車地点、乗降車時間、降車地点等の情報、即ち、乗客用の移動要求の情報は、通信部27を介して管理装置2へ送信される。
また、貨物用端末5は、例えばスマートフォンやタブレットや貨物集荷業者専用端末等の携帯無線端末で構成されており、通信部33と、入力部34と、表示部35と、記憶部36と、制御部37とを備えている。通信部33は、無線通信機能を有しており、例えばインターネットや携帯電話網等からなる有線または無線の通信網12を介して運行管理センタの管理装置2と通信する機能を有する。
入力部34は、表示部35の画面上に設けられたタッチパネルや表示部35の周囲部に設けられたメカスイッチ等で構成され、利用者により操作された操作入力情報を制御部37へ送信する。表示部35は、液晶ディスプレイ等で構成され、制御部37からの表示情報を表示する。記憶部36は、ROM、RAM、フラッシュメモリ、ハードディスク等で構成され、各種の制御プログラムや種々のデータが記憶されている。
制御部37は、貨物用端末5全体を制御する機能を有しており、移動要求入力部38を備えている。移動要求入力部38は、例えばアプリケーションプログラムで構成されており、そのアプリケーションプログラムが起動されている状態で、集荷業者(利用者)が表示部35を見ながら入力部34を操作することにより、貨物の個数や大きさの情報、集荷地点、集荷時刻(即ち、集荷時間)等の情報を入力することが可能な構成となっている。そして、入力された貨物の個数や大きさの情報、集荷地点、集荷時間等の情報、即ち、貨物用の移動要求の情報は、通信部33を介して管理装置2へ送信される。
次に、上記構成の動作について、図2ないし図5を参照して説明する。図2に示すように、ステップS110において、利用者(例えば乗客)1が乗客用端末4を操作して乗客1の移動要求1の情報を管理装置2へ送信する。同様にして、ステップS210において、利用者(例えば乗客)2が乗客用端末4を操作して乗客2の移動要求2の情報を管理装置2へ送信する。以下、同様にして、ステップSn10において、利用者(例えば集荷業者)nが貨物用端末5を操作して貨物nの移動要求nの情報を管理装置2へ送信する。
そして、ステップS10へ進み、運行管理センタの管理装置2は、利用者1、2、…、nの端末4、5から送信された移動要求1、2、…、nの情報を受信し、これら移動要求1、2、…、nの情報に基づいて運行バス1の運行経路を計算する。この場合、計算した運行バス1の運行経路で、全ての利用者1、2、…、nの移動要求1、2、…、nを満たせるか否かを確認し、満たせない移動要求に対しては、満たせるように乗降車時間または集荷時間を変更した運行経路、即ち、乗降車時間または集荷時間の変更提案を作成する。
続いて、ステップS20へ進み、管理装置2は、計算した運行バス1の運行経路で移動要求を満たせなかった利用者の端末4、5に対しては、乗降車時間または集荷時間の変更提案の情報を送信(即ち、通知)する。そして、ステップS30へ進み、管理装置2は、計算した運行バス1の運行経路で移動要求を満たせた利用者の端末4、5に対しては、乗降車時間または集荷時間の情報を送信(即ち、通知)する。管理装置2は、上記ステップS20、30の実行後は、利用者の端末4、5からの返答を待つ。
次に、例えば利用者1の乗客が、運行バス1の運行経路で移動要求を満たせた利用者であったとすると、ステップS120へ進み、利用者1の乗客用端末4は、管理装置2からの乗降車時間または集荷時間の情報を受信し、運行バス1の乗降車時間を表示部29に表示すると共に、利用者1に対して運行バス1に乗車するか否かを問い合せる。ここで、利用者1が、運行バス1に乗車するという操作を行なうと(YES)、ステップS140へ進み、利用者1の乗客用端末4は、利用者1が運行バス1に乗車するという趣旨の応答を管理装置2に送信する。
また、上記ステップS120において、利用者1が、運行バス1に乗車しないという操作を行なうと(NO)、ステップS150へ進み、利用者1の乗客用端末4は、利用者1に対して次の運行バス2以降に乗車(または集荷)するか否かを問い合せる。ここで、利用者1が、運行バス2以降に乗車しないという操作を行なうと(NO)、利用者1の乗客用端末4は、本制御(アプリケーションプログラム)を終了する。また、上記ステップS150において、利用者1が、運行バス2以降に乗車するという操作と、乗降車時間等を変更する操作等を行なうと(YES)、ステップS160へ進み、利用者1の乗客用端末4は、利用者1(即ち、乗客1)の追加した移動要求1、即ち、運行バス2に乗車して移動する移動要求1の情報を管理装置2へ送信する。
次に、例えば利用者1の乗客が変更提案の対象であった場合について説明する。この場合には、ステップS130へ進み、利用者1の乗客用端末4は、管理装置2からの変更提案の情報を受信し、運行バス1の乗降車時間の変更提案を表示部29に表示すると共に、利用者1に対して変更提案を受け入れるか否かを問い合せる。ここで、利用者1が変更提案を受け入れる操作を行なうと(YES)、ステップS140へ進み、利用者1の乗客用端末4は、変更提案を受け入れて利用者1が運行バス1に乗車するという趣旨の応答を管理装置2に送信する。また、上記ステップS130において、利用者1が変更提案を受け入れない操作を行なうと(NO)、ステップS150へ進み、利用者1の乗客用端末4は、利用者1に対して次の運行バス2以降に乗車(または集荷)するか否かを問い合せる。これ以降の制御は、上述した通りである。
また、他の利用者2、…、nの乗客または集荷業者が、運行バス1の経路で移動要求を満たせた利用者であった場合、並びに、運行バス1の経路で移動要求を満たせなかった利用者(即ち、変更提案の対象の利用者)であった場合における乗客用端末4または貨物用端末5の制御(即ち、ステップS220〜S260、…、ステップSn20〜Sn60)は、上記した利用者1の乗客用端末4の制御(即ち、ステップS120〜S160)とほぼ同様にして実行される構成となっている。
この後は、ステップS40へ進み、管理装置2は、全ての利用者1、…、nから乗車する応答、または、変更提案を受け入れて乗車する応答があるまで待機する、或いは、運行バス1の出発時間(即ち、出発時刻)の設定時間前まで待機する。そして、全ての利用者1、…、nから応答があったとき、或いは、運行バス1の出発時間の設定時間前になったら、ステップS50へ進み、管理装置2は、運行バス1の運行経路を決定する。続いて、ステップS60へ進み、管理装置2は、上記決定した経路の情報を運行バス1のナビゲーション装置3に送信する。
次いで、ステップS1010へ進み、運行バス1のナビゲーション装置3は、管理装置2から送信された経路の情報を受信し、受信した経路の情報を運行バス1の経路(即ち、誘導経路)として設定する。そして、ステップS1020へ進み、運行バス1の出発時間になったら、運行バス1のナビゲーション装置3は上記設定された運行経路で案内を開始し、運行バス1の運転者は上記ナビゲーション装置3による経路案内に従って運行を開始する。この場合、乗客を乗車させる地点、乗客を降車させる地点、貨物を集荷する地点では、それぞれ運行バス1を停車させる案内や、乗客の乗車、乗客の降車、貨物の集荷等の各作業を行なう案内等が適宜実行される。
ここで、上記運行バス1の運行の様子について、図4を参照して説明する。図4に示すように、運行バス1は、乗客K1、K2、K3の乗車地点P1、P2、P3にそれぞれ移動して乗客K1、K2、K3を乗車させた後、貨物の集荷地点PS1(例えばコンビニの前やコンビニの駐車場等)へ移動して、貨物を集荷する。この場合、貨物を集荷するに際しては、貨物を運搬する自動走行台車や、運行バス1に設けられた貨物収納部に自動収納装置等を設けることにより、貨物を自動的に運行バス1に収納するように構成することが好ましい。このように構成すると、運行バスの運転者が貨物集荷のために運行バスの外に出る手間が不要となる。また、乗客の乗降車地点と集荷地点が同じ地点(例えばコンビニの前やコンビニの駐車場等)である場合には、乗客が乗降車している間に、貨物を自動的に運行バスに積み込むことが可能となる。
この後、運行バス1は、乗客K4、K5の乗車地点P4、P5にそれぞれ移動して乗客K4、K5を乗車させた後、図示しない降車地点で乗客を降車させたり、図示しない乗車地点で乗客を乗車させたり、図示しない集荷地点で貨物を集荷したりする運行を行なう。そして、運行バス1は、乗客を全て降車させた後、最後に、貨物の宅配センタ(即ち、集荷センタ)へ移動して、集荷した貨物を降ろすように経路案内される構成となっている。
本実施形態の場合、運行バス1の輸送のメインは乗客なので、乗客の移動要求を優先させるように制御し、乗客の輸送中に貨物(即ち、集荷物)の宅配センタの近くを通ったとしても、乗客の移動を優先してできるだけ乗客がいなくなってから宅配センタに到着するような運行経路(即ち、ルート)を計算して設定するように構成されている。
尚、運行バスが、乗車地点または集荷地点に設定距離まで近付くと、ナビゲーション装置3から、乗車地点または集荷地点に近付いたことを知らせる情報を管理装置2へ送信するように構成されている。これによって、管理装置2は、運行バスが近づいた乗車地点または集荷地点に対応する乗客用端末4または貨物用端末5へ運行バスが近づいたことを示す情報を送信することにより、乗客または集荷業者に運行バスが近づいたことを連絡することができる構成となっている。このように構成すると、例えばコンビニ側の集荷業者が、運行バスが近付いたことを通知されると、運行バスが集荷地点にちょうど停車するタイミングで、貨物を積んだ自動走行台車が運行バスの停車場所に自動移動するように構成することができる。
次に、運行バス2の運行経路の設定制御について、図3を参照して説明する。ステップS20010へ進み、運行管理センタの管理装置2は、運行バス1の場合と同様にして、利用者1、2、…、nの端末4、5から送信された移動要求1、2、…、nの情報を受信する。この場合、管理装置2は、図2のステップS160、S260、…、Sn60に示すように、運行バス1に乗車しない選択をした利用者1、2、…、nの端末4、5から送信された追加の移動要求1、2、…、nの情報も受信する。そして、管理装置2は、受信した移動要求1、2、…、nの情報または追加の移動要求1、2、…、nの情報に基づいて運行バス2の経路を計算する。この場合、計算した運行バス2の運行経路で、全ての利用者1、2、…、nの移動要求1、2、…、nまたは追加の移動要求1、2、…、nを満たせるか否かを確認し、満たせない移動要求に対しては、満たせるように乗降車時間または集荷時間を変更した運行経路、即ち、乗降車時間または集荷時間の変更提案を作成する。
そして、管理装置2のステップS20020〜S20060の処理は、運行バス1の処理(即ち、図2のステップS20〜S60の処理)と同様にして実行する。また、利用者1、2、…、nの端末4、5のステップS200120〜S200160、ステップS220〜S260、…、ステップSn20〜Sn60の処理は、運行バス1の処理(即ち、図2のステップS120〜S160の処理)とほぼ同様にして実行する。更に、運行バス2のナビゲーション装置3のステップS2001010、S2001020の処理は、運行バス1の処理(即ち、ステップS1010〜S1020の処理)と同様にして実行する。これにより、運行バス2の運行を開始することができる。尚、運行バス3以降の運行バスについても、上記した運行バス2とほぼ同様にして運行経路を計算して設定することができる。
このような構成の本実施形態においては、管理装置2によって、1以上の乗客用端末4からの乗客の移動要求と、1以上の貨物用端末5からの貨物の移動要求とに基づいて、各乗客を乗降車させる地点と、各貨物を集荷する地点を経由する運行経路を計算し、計算した運行経路を運行バスのナビゲーション装置3へ送信する。そして、運行バスのナビゲーション装置3は、受信した運行経路に基づいて経路案内することにより、運行バスを各乗客の乗車地点、降車地点、各貨物の集荷地点に移動させる。この構成によれば、人と貨物を混載して移動させることが可能でありながら、自由度を高くすることができると共に、人手を少なくすることができる。
また、上記実施形態では、管理装置2は、乗客の移動要求と、貨物の移動要求とに基づいて、各乗客を乗降車させると共に、各貨物を集荷する運行経路を計算する際に、計算した経路では移動要求を満たせない利用者に対しては、移動要求を満たせるように乗降車時間または集荷時間を変更した運行経路、即ち、乗降車時間または集荷時間の変更提案を作成し、移動要求を満たせない利用者の乗客用端末4または貨物用端末5へ上記変更提案を送信するように構成した。この構成によれば、計算した経路では移動要求を満たせない利用者に対して、乗降車時間または集荷時間の変更提案を行なうので、利用者が変更提案を受け入れれば、計算した経路でもって利用者を移動させることができる。
また、上記実施形態では、管理装置2において、人の移動要求と貨物の移動要求を一元的に統合管理し、人と貨物が移動したい要求があったときのみ運行バス(またはトラック等)が乗車地点または集荷地点まで移動して、人と貨物を載せ、要求された目的地(例えば降車地点や宅配センタ等)までオンデマンドで運ぶように構成したので、人と貨物の移動をより効率的に実行することができる。そして、上記実施形態では、貨物を集荷する際に、運転手が貨物積み下ろしのために運転席から乗り降りしなくて済むように、自動走行台車を利用するように構成したので、運転者の負担を軽くすることができる。
尚、上記実施形態においては、人または貨物の移動要求の緊急度に応じて、料金をダイナミックに変化させる、具体的には、他の乗客と同乗、または貨物と混載できる場合には、料金を安く設定し、緊急に移動しなければならず、他の乗客と同乗、もしくは、貨物と混載できないような場合には、料金を高く設定するように構成した。例えば、同乗者が多ければ多いほど、そして、人と貨物が混載されればされるほど、料金を安く設定することができる。反対に、緊急度が高くすぐに移動しなければならず、同乗者、または混載貨物がない場合には、料金が高く設定される。そして、料金は、経路が再計算されるたびにダイナミックに変化させるように構成されている。また、上記実施形態では、輸送(即ち、移動)している対象物が人がメインなのか、貨物がメインなのかで、経路計算の優先度を変えるように構成した。
(第2実施形態)
図5及び図6は、第2実施形態を示すものである。尚、第1実施形態と同一構成には、同一符号を付している。この第2実施形態では、既に運行している運行バス(即ち、運行車両)に対して、利用者1、…、nが乗車または集荷を要求して、運行バスの経路を変更する運行制御を実行する。
まず、図5のステップS3001010において、運行バス1が運行を開始する。この場合、運行バス1のナビゲーション装置3には、予め決められた運行経路、または、第1実施形態の図2のステップS60や図3のステップS20060等により決定された運行経路が設定されており、この設定された運行経路に従って経路案内が実行される。
このように、運行バス1が運行されている状態で、ステップS300110において、利用者(例えば乗客)1が乗客用端末4を操作して乗客1の移動要求1の情報を管理装置2へ送信する。同様にして、ステップS300210において、利用者(例えば乗客)2が乗客用端末4を操作して乗客2の移動要求2の情報を管理装置2へ送信する。以下、同様にして、ステップS300n10において、利用者(例えば集荷業者)nが貨物用端末5を操作して貨物nの移動要求nの情報を管理装置2へ送信する。
そして、ステップS30010へ進み、運行管理センタの管理装置2は、利用者1、2、…、nの端末4、5から送信された移動要求1、2、…、nの情報を受信し、これら移動要求1、2、…、nの情報に基づいて運行バス1の運行経路を再計算(再探索)する。この場合、再計算した運行バス1の運行経路で、全ての移動要求1、2、…、nを満たせるか否かを確認し、満たせない移動要求に対しては、満たせるように乗降車時間または集荷時間を変更した運行経路、即ち、乗降車時間または集荷時間の変更提案を作成する。
続いて、ステップS30020へ進み、管理装置2は、上記再計算した運行バス1の運行経路で移動要求を満たせなかった利用者の端末4、5に対しては、乗降車時間または集荷時間の変更提案の情報を送信(即ち、通知)する。そして、ステップS30030へ進み、管理装置2は、上記再計算した運行バス1の経路で移動要求を満たせた利用者の端末4、5に対しては、乗降車時間または集荷時間の情報を送信(即ち、通知)する。管理装置2は、上記ステップS30020、S30030の実行後は、利用者の端末4、5からの返答を待つ。
この後、利用者1、2、…、nの端末4、5のステップS300120〜S300160、ステップS300220〜S300260、…、ステップS300n20〜S300n60の処理は、第1実施形態の運行バス1の処理(即ち、図2のステップS120〜S160の処理)と同様にして実行する。更に、管理装置2のステップS30040〜S30060の処理は、第1実施形態の運行バス1の処理(即ち、ステップS40〜S60の処理)と同様にして実行する。
次いで、ステップS3001020へ進み、運行バス1のナビゲーション装置3は、管理装置2から送信された再計算された運行経路の情報を受信し、受信した運行経路の情報を運行バス1の運行経路(即ち、誘導経路)として設定、即ち、経路を変更する。そして、ステップS3001030へ進み、運行バス1のナビゲーション装置3は上記設定された運行経路、即ち、再計算され運行経路で案内を続行し、運行バス1の運転者は上記ナビゲーション装置3による経路案内に従って運行を続ける。
尚、上述した以外の第2実施形態の構成は、第1実施形態の構成と同じ構成となっている。従って、第2実施形態においても、第1実施形態とほぼ同じ作用効果を得ることができる。特に、第2実施形態によれば、運行バス1が運行を開始した後においても、利用者1、…が端末4、5を操作して乗客や貨物の移動要求1、…の情報を管理装置2へ送信し、運行経路を再計算するように構成したので、運行バス1の運行開始後においても、利用者を乗降車させる、または、貨物を集荷させることができる。
ここで、第2実施形態の運行バス1の運行の様子について、図6を参照して説明する。この場合、運行バス1は、乗客を乗車させることが可能な郵便の集荷車両である。この運行バス1の通常の運行経路(例えば定期運行経路または既定経路(即ち、ルート))は、図6(a)に示すように、複数のポストの位置…、Q1、Q2、Q3、…、に移動して停車し、各ポストの中の郵便物を集荷し、最終的に郵便局に戻る経路である。このような運行経路を運行している運行バス1に対して、利用者(乗客)1が移動要求1を管理装置2に送信したとする。この移動要求1は、例えば、図6(b)に示すように、ポストの位置Q1とポストの位置Q2の間の地点PQ1で乗車し、ポストの位置Q4とポストの位置Q5の間の地点PQ2で降車する情報であったとする。
管理装置2は、上記移動要求1を満足するように、運行バス1の運行経路を再計算し、再計算した運行経路の情報を運行バス1のナビゲーション装置3へ送信する。これにより、運行バス1のナビゲーション装置3は、上記再計算した経路情報を受信し、受信した経路情報を運行経路として設定し、経路案内を続ける。これにより、運行バス1の運行経路は、図6(b)に示すように、複数のポストの位置…、Q1に移動して停車し、各ポストの中の郵便物を集荷し、その後、地点PQ1に移動して停車し、利用者(乗客)1を乗車させる。続いて、ポストの位置Q2、Q3、Q4に移動して停車し、各ポストの中の郵便物を集荷し、その後、地点PQ2に移動して停車し、利用者(乗客)1を降車させる。この後は、ポストの位置Q5、…に移動して停車し、各ポストの中の郵便物を集荷した後、最終的に郵便局に戻る経路となる。
上記第2実施形態においては、管理装置2によって、運行バス1が運行開始した後、利用者の乗客用端末4または貨物用端末5からの移動要求を受信し、受信した移動要求に基づいて運行バス1の運行経路を再計算し、再計運行経路を運行バス1の車載機3へ送信するように構成した。この構成によれば、運行バス1の車載機3は、再計算された経路でもって経路案内することにより、運行バス1は、各ポストで郵便物を集荷する作業を実行しながら、並行して、乗客を乗降車させたり、貨物を集荷したりすることができる。
また、第2実施形態においては、輸送のメインは集荷貨物(例えば郵便物)であるので、人の移動要求に対して、多少遠回りであっても、当初の集荷ルートを優先させるように運行経路を再計算するように構成されている。そして、第2実施形態では、運行バス1(例えば郵便集荷車)は、管理装置2から送信された指令であって既定経路から外れて乗客を乗車させるという指令を受信すると、ナビゲーション装置3に規定経路とは異なる再計算された運行経路が設定される。尚、乗客には、経路が再計算された時点で、運賃が通知されるようになっている。
上記した第1実施形態及び第2実施形態によれば、管理装置2によって、オンデマンドバス交通システム(即ち、人の移動)と貨物の移動を統合管理し、人の移動及び貨物の移動の各要求に応じて運行バスを運行させるように構成したので、オンデマンドバスや郵便集荷車やコンビニ集荷トラックなどの運行を一元的に管理することができる。これにより、郵便ポスト用の郵便集荷車が集荷の途中で人を運んだり、オンデマンドバスが運行の途中でコンビニに集められた宅配物(即ち、貨物)を集荷したりすることができる。これによって、都心部では、個別要求で無駄に走らせているバスや、宅配トラックや、郵便集荷車などを、まとめて運行管理することができるので、車両を移動ニーズに応じて適切に配車できることから、無駄に走っている車両を極力なくすことができ、都心部における渋滞の解消に寄与することができる。また、移動手段が少ない地方においては、運行バスで人や貨物を移動ニーズに応じてまとめて移動させることができるため、より一層効率的に人と貨物を移動させることができる。
尚、上記各実施形態においては、経路を計算するに際して、人の輸送を優先するか、貨物の輸送を優先するかを、計算の前に予め設定するように構成したが、これに限られるものではなく、例えば、輸送している乗客が何人いて、貨物がどれくらいの量があるかを、管理装置2において常時把握しているので、乗客の人数または貨物の量に応じて、経路計算のアルゴリズムの優先度を、人優先にするか、貨物優先にするかを自動的に設定するように構成しても良い。具体的には、乗客の人数が貨物の量に比べて多い場合には、人優先にし、反対に、貨物の量が乗客の人数に比べて多い場合には、貨物優先にすることが好ましい。
図面中、1はオンデマンド客貨混載システム、2は管理装置、3はナビゲーション装置、4は乗客用端末、5は貨物用端末、6は通信部、10は地図データ入力部、11は制御部、12は通信網、13は移動要求受信部、14は経路探索部、15は経路送信部、16は通信部、17は位置検出部、18は地図データ入力部、22は制御部、23は目的地設定部、24は経路探索部、25は経路入力部、26は経路案内部、27は通信部、28は入力部、31は制御部、32は移動要求入力部、33は通信部、34は入力部、37は制御部、38は移動要求入力部である。

Claims (4)

  1. 運行管理センタに設けられ、乗客及び貨物を混載して移動する運行車両の運行経路を決定し、決定した運行経路を前記運行車両の車載機(3)へ送信する管理装置(2)と、
    乗客の移動要求を前記管理装置(2)へ送信する乗客用端末(4)と、
    貨物の移動要求を前記管理装置(2)へ送信する貨物用端末(5)と、
    前記運行車両に設けられ、前記管理装置(2)から経路を受信する車載機(3)とを備え、
    前記管理装置(2)は、前記運行車両が乗客を優先的に移動する場合に前記貨物用端末から移動要求があったときは、各乗客を優先的に乗降車させながら各貨物を集荷する変更経路を計算、前記運行車両が貨物を優先的に移動する場合に前記乗客用端末から移動要求があったときは、各貨物を優先的に集荷しながら各乗客を乗降車させる変更経路を計算し、計算した変更経路を前記車載機(3)へ送信する機能を有し、
    前記車載機(3)は、受信した前記運行経路に基づいて経路案内すると共に、前記変更経路を受信した場合は当該変更経路に基づいて経路案内することにより、前記運行車両を各乗客の乗車地点、降車地点、各貨物の集荷地点に移動させる機能を有することを特徴とするオンデマンド客貨混載システム。
  2. 前記管理装置(2)は、1以上の乗客用端末(4)からの乗客の移動要求と、1以上の貨物用端末(5)からの貨物の移動要求とに基づいて、各乗客を乗降車させると共に、各貨物を集荷する経路を計算する際に、計算した経路では移動要求を満たせない利用者に対しては、乗降車時間または集荷時間の変更提案を作成し、移動要求を満たせない利用者の乗客用端末(4)または貨物用端末(5)へ前記変更提案を送信する機能を有することを特徴とする請求項1記載のオンデマンド客貨混載システム。
  3. 前記管理装置(2)は、前記運行車両が運行開始した後、利用者の乗客用端末(4)または貨物用端末(5)からの移動要求を受信し、受信した移動要求に基づいて前記運行車両の経路を再計算し、再計算した経路を前記車載機(3)へ送信する機能を有することを特徴とする請求項1または2記載のオンデマンド客貨混載システム。
  4. 請求項1記載のオンデマンド客貨混載システムに用いることができる車載機(3)であって、
    前記管理装置(2)により決定された前記運行経路を受信した場合は、受信した運行経路に基づいて経路案内を行なうと共に、前記変更経路を受信した場合は、受信した変更経路に基づいて経路案内を行うように構成された車載機。
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