JP2012056576A - 案内装置、案内方法、コンピュータプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】案内装置200は、出発地から目的地までの経路情報を準備する経路準備部231a(100)と、時刻表情報を準備する時刻表準備部231b(180)と、現在位置情報を取得するための現在位置取得部201と、ユーザに携帯され、情報を出力することができる出力部202と、を備える。時刻管理部232は、ユーザが次に乗るべき輸送手段が出発する第1の利用駅にユーザが到着する第1の予想到着時刻を、現在位置情報と、経路情報とに基づいて計算する。第1の予想到着時刻と経路情報と時刻表情報とに基づいて、ユーザが次に乗るべき輸送手段が第1の利用駅を出発する第1の出発時刻を特定する。第1の利用駅および第1の出発時刻を出力部202に出力させる。
【選択図】図1
Description
出発地から目的地までの経路であって、時刻表にしたがって輸送手段が運行される路線を含む経路の位置を表す経路情報を準備する経路準備部と、
時刻表の情報である時刻表情報を準備する時刻表準備部と、
全地球測位システムを利用して、現在位置を表す現在位置情報を取得するための現在位置取得部と、
ユーザに携帯され、情報を出力することができる出力部と、
経路に含まれる路線においてユーザが次に乗るべき輸送手段が出発する第1の利用駅にユーザが到着する第1の予想到着時刻を、現在位置情報と、経路情報とに基づいて計算し、第1の予想到着時刻と経路情報と時刻表情報とに基づいて、ユーザが次に乗るべき輸送手段が第1の利用駅を出発する第1の出発時刻を特定し、第1の利用駅および第1の出発時刻を出力部に出力させる時刻管理部と、を備える。
そして、出力部は、画像を表示することができる表示部を備えることができる。
そのような態様において、時刻管理部は、地図情報と、経路情報と、現在位置情報とに基づいて、現在位置が含まれる地図と、現在位置が含まれる経路の少なくとも一部の位置と、現在位置と、を重ねて表示部に表示することが好ましい。
そして、時刻管理部は、第1の予想到着時刻から所定時間だけ前の時刻を経過した場合には、出力部を使用して音声と振動との少なくとも一方でユーザに注意を促すことが好ましい。
新たに取得された現在位置情報と経路情報とに基づいて、新たに第1の利用駅への第1の予想到着時刻を計算し、
新たに計算された第1の予想到着時刻と時刻表情報とに基づいて、ユーザが次に乗るべき輸送手段が第1の利用駅を出発する第1の出発時刻を新たに計算し、
新たな第1の出発時刻を出力部に出力させる。
経路準備部は、新たに取得された現在位置情報に基づく現在位置から目的地まで移動するための経路であって、路線を含む経路の位置を表す経路情報を新たに準備する。
時刻管理部は、
新たな経路情報の経路に含まれる路線においてユーザが次に乗るべき輸送手段が出発する新たな第1の利用駅にユーザが到着する新たな第1の予想到着時刻を、新たな現在位置情報と新たな経路情報とに基づいて計算し、
新たな第1の予想到着時刻と新たな経路情報と時刻表情報とに基づいて、ユーザが次に乗るべき輸送手段が新たな第1の利用駅を出発する新たな第1の出発時刻を特定し、
新たな第1の利用駅および新たな第1の出発時刻を出力部に出力させる。
そのような態様において、経路準備部は、新たな経路情報を準備する際に、新たに取得された現在位置情報と事故情報とに基づく、路線のうち利用不能である区間を含まない経路の位置を表す新たな経路情報を準備することが好ましい。
時刻管理部は、
第1の出発時刻よりも後に第1の利用駅を出発する輸送手段であって、ユーザが次に乗るべき輸送手段の代替となりうる輸送手段の第1の利用駅からの出発時刻である第1の代替出発時刻を、第1の出発時刻と経路情報と時刻表情報とに基づいて計算し、
第1の代替出発時刻を第1の出発時刻とともに表示部に表示させ、
第1の出発時刻を第1の代替出発時刻よりも強調して表示させる。
第1の利用駅からユーザが乗るべき輸送手段が、経路において乗り換えのためにユーザが降りるべき第2の利用駅に到着する第2の予想到着時刻を、現在位置情報と、経路情報とに基づいて計算し、
第2の予想到着時刻と経路情報と時刻表情報とに基づいて、ユーザが乗り換えるべき輸送手段が第2の利用駅を出発する第2の出発時刻を特定し、
第2の利用駅および第2の出発時刻を出力部に出力させることが好ましい。
時刻管理部は、
第1の利用駅と第2の利用駅の間にある駅であって、ユーザが次に乗るべき輸送手段が止まらない駅を表示せず、
第1の出発時刻とともに第1の利用駅を表示部に表示し、
第2の出発時刻とともに第2の利用駅を表示部に表示する。
経路準備部は、経路に含まれる路線においてユーザが次に乗るべき輸送手段が停まる停止駅と、その停止駅が、改札内に所定の設備を有しているか否かを表す駅設備情報を含む経路情報を準備する。
時刻管理部は、駅設備情報に基づいて、停止駅を表す表示とともに、停止駅が改札内に所定の設備を有している場合には、所定の表示を表示部に表示させる。
なお、本発明は、種々の形態で実現することが可能であり、例えば、案内方法、案内装置および案内システム、画像表示方法および画像表示装置、それらの方法または装置の機能を実現するためのコンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを記録した記録媒体、そのコンピュータプログラムを含み搬送波内に具現化されたデータ信号、等の形態で実現することができる。
A1.全体構成:
図1は、本発明の第1実施例である経路案内システムのハードウェア構成を示す図である。第1実施例の経路案内システムは、経路探索サーバ100と、地図サーバ150と、時刻表サーバ170と、運行管理サーバ180と、携帯電話200と、を含む。
図2は、経路案内を行う際の携帯電話200、経路探索サーバ100、地図サーバ150、時刻表サーバ170、運行管理サーバ180の情報のやりとりを示すチャートである。携帯電話200は、まず、ステップS105で、コマンド入力部206を介してユーザから出発地、経由地、目的地、検索条件などの入力を受けとる。そして、ユーザからルート検索の指示を受け取る。
第1実施例では携帯電話200の表示パネル202において、経路に含まれる各区間、各駅の表示、ならびに列車の到着時刻、出発時刻等が、地図上に表示される(図3、および図7参照)。しかし、第2実施例では、経路に含まれる各区間、各駅の表示、ならびに列車の到着時刻、出発時刻等は、地図の上に表示されず、案内図として表示される。第2実施例の他の点は、第1実施例と同じである。
第1実施例では携帯電話200の表示パネル202において、経路に含まれる各区間、各駅の表示、ならびに列車の到着時刻、出発時刻が、地図上に表示される(図3のSD1、および図7のSD2参照)。第3実施例においては、その地図上に表示される経路等の表示と並べて、各駅までの所要時間が示された案内図が表示される。第3実施例の他の点は、第1実施例と同じである。
なお、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
上記実施例で示した現在位置情報の更新時間間隔(3秒)、再探索の時間間隔(10分)、代替列車を決定する時間範囲(1時間)等の時間は、いずれも例示であり、各時間の大きさはそれらよりも大きくすることができ、小さくすることができる。
上記実施例では、区間の平均速度の情報を使用して、ユーザが次に降車すべき駅への到着時刻を計算する。しかし、ユーザが次に降車すべき駅への到着時刻は、他の方法で計算してもよい。
上記第3実施例では、図9の表示SD4が図3の表示SD1の左隣に表示される。しかし、第1ないし第3実施例の各表示SD1(SD2),SD3,SD4は、任意の組み合わせおよび配置で携帯端末の表示部上に表示することができる。
各駅への到着時刻が変更された結果、利用する列車が変更になったり、利用する路線が変更された結果、利用する列車が変更になったりした場合には、案内装置としての携帯電話は、変更後の列車のチケットを購入できるシステムのサーバにアクセスする態様とすることもできる。そのような態様とすれば、ユーザは、乗換駅に到着する前に予めチケットを購入することができる。
上記実施例では、駅の改札内にトイレやレストランがある旨の表示が行われる(図3および図7参照)。しかし、案内装置がユーザに提示する駅の情報はこれらに限られない。たとえば、案内装置は、乗車駅、降車駅、停車駅において、改札内におみやげ屋があるか否か、コンビニエンスストアがあるか否か、各ホームにキオスクや自動販売機があるか否かを表示する態様とすることもできる。すなわち、案内装置は、改札内にユーザが利用することができる所定の設備を有しているか否かを、ユーザに提示する態様とすることができる。
上記実施例においては説明していないが、各吹き出し(図3および図7のB01〜B06など)内の各表示や、ブロック(図8および図9のB20〜B26,B42〜B46)内の各表示は、携帯電話200のカーソルキー206bで順に選択することができる。
大幅な遅延があった場合などに経路を再探索する場合には(図6のS705参照)、過去に準備された経路の情報を利用して、経路は変更せずに、その路線の利用駅に到着する再探索予想到着時刻、およびその利用駅を輸送手段が出発する再探索出発時刻を特定する態様としてもよい。また、経路そのものを再度、探索する態様とすることもできる。
上記実施例においては、ユーザに情報を提供する出力部は、表示パネル202、音声出力部203、および振動機構204として構成される(図1参照)。しかし、出力部は、印刷物の形で情報を出力したり、点字を構成する凹凸で情報を出力するものとすることもできる。出力部は、画像、音声、触覚、振動等の何らかの形でユーザに情報を提供することができるものであればよい。
上記実施例では、GPS(Grobal Positioning System/全地球測位システム)の衛星からの電波を受信して現在位置を特定するシステムが使用されている。案内装置の構成要素としての現在位置取得部は、現在位置を特定できるものであれば、どのような原理に基づくもの、どのような機関が運営するシステムを利用するものであってもよい。
上記実施例では、駅と駅の間の一つの区間に、一つの平均移動速度が割り当てられている。しかし、駅と駅の間の区間は、より細かい小区間に分けられていてもよい。そして、それらの区間ごとに平均移動速度や距離、移動に要する平均時間などの情報が割り当てられていてもよい。
上記実施例では、経路に列車の路線を含む例を説明した。しかし、本発明は、列車以外にも、路線バス、定期連絡船、航空機など様々な路線を経路に含む場合の経路案内に適用することができる。すなわち、経路に含まれる路線は、「時刻表にしたがって輸送手段が運行される路線」であればよい。
上記実施例においては、経路案内システムは、その構成要素として、経路探索サーバ100と、地図サーバ150と、時刻表サーバ170と、運行管理サーバ180と、携帯電話200と、を含む。しかし、ユーザが携帯し、GPSユニットおよびディスプレイを備える携帯端末に、経路探索サーバ100、地図サーバ150の機能を備える態様とすることもできる。さらに、携帯端末に、時刻表サーバ170の機能を備えることもできる。また、経路探索サーバ100と、地図サーバ150とは、同じサーバであってもよい。そして、時刻表サーバ170と、運行管理サーバ180とは、同じサーバであってもよい。
本発明に係る案内装置は、たとえば、第1実施例の携帯電話200のような携帯端末として把握することができる。そのような携帯端末は、処理に使用される各情報を外部から入手することによって準備する(図1の経路準備ユニット231、地図情報準備ユニット233参照)。
上記実施例において、ハードウェアによって実現されていた構成の一部をソフトウェアに置き換えるようにしてもよく、逆に、ソフトウェアによって実現されていた構成の一部をハードウェアに置き換えるようにしてもよい。例えば、アプリケーションソフトウェア212(図1)の機能の一部を制御回路が実行するようにすることもできる。
100…経路探索サーバ
102…通信部
104…制御部
106…記憶部
150…地図サーバ
152…通信部
154…制御部
156…地図データベース
170…サーバ
170…時刻表サーバ
172…通信部
174…制御部
176…時刻表データベース
180…運行管理サーバ
182…通信部
184…制御部
186…記憶部
200…携帯電話
201…GPSユニット
202…表示パネル
203…音声出力部
204…振動機構
205…通信部
206…コマンド入力部
206a…テンキー
206b…カーソルキー
209…時計部
210…主制御部
212…アプリケーションソフトウェア
220…通話制御部
AP…不通位置を示すアイコン
INT…インターネット
Ic1…トイレがあることを示すアイコン
Ic2…飲食店があることを示すアイコン
Lr2…B駅までの距離
Lr3…C駅までの距離
Lr4…D駅までの距離
Lr5…E駅までの距離
Lr6…目的地までの距離
PD…目的地を示すアイコン
PP…現在位置を示すアイコン
S01〜S07…区間
SD1,SD3,SD4…画像表示
SP…出発地を示すアイコン
Stb…出発駅
Std…目的駅
Stn…経路において乗るべき列車が停車しない駅
Stt1,Stt2,Stt3…乗換駅
Sts1,Sts2…停車駅
Ta4,Ta5…到着予定時刻
Td11,Td41…乗るべき列車の出発時刻
Td12,Td42…代替列車の出発時刻
Lr2…B駅までの所要時間
Lr3…C駅までの所要時間
Lr4…D駅までの所要時間
Lr5…E駅までの所要時間
Lr6…目的地までの所要時間
Ts…駅への到着を予告する時間
上記目的を達成するために、本発明は、その一態様として、以下のような構成を備える案内装置を採用する。この案内装置は、
目的地に至る経路であって、時刻表にしたがって輸送手段が運行される路線を含む経路の位置を表す経路情報を準備する経路準備部と、
前記時刻表の情報である時刻表情報を準備する時刻表準備部と、
現在位置を表す現在位置情報を取得するための現在位置取得部と、
ユーザに携帯され、情報を出力することができる出力部と、
前記経路に含まれる前記路線においてユーザが次に乗るべき輸送手段が出発する第1の利用駅に前記ユーザが到着する第1の予想到着時刻を、前記現在位置情報と、前記経路情報とに基づいて計算し、前記第1の予想到着時刻と前記経路情報と前記時刻表情報とに基づいて、前記ユーザが次に乗るべき輸送手段が前記第1の利用駅を出発する第1の出発時刻を特定し、前記第1の利用駅および前記第1の出発時刻を前記出力部に出力させる時刻管理部と、を備える。
前記出力部は、画像を表示することができる表示部を備える。
前記経路準備部は、前記経路に含まれる前記路線において前記ユーザが次に乗るべき輸送手段が停まる停止駅と、前記停止駅が、改札内に所定の設備を有しているか否かと、を表す駅設備情報を含む前記経路情報を準備する。
前記時刻管理部は、前記駅設備情報に基づいて、複数の前記停止駅について、前記停止駅を表す表示とともに、前記停止駅が改札内に前記所定の設備を有している場合には、所定の表示を前記表示部に表示させる。
図2は、経路案内を行う際の携帯電話200、経路探索サーバ100、時刻表サーバ170、運行管理サーバ180の情報のやりとりを示すチャートである。携帯電話200は、まず、ステップS105で、コマンド入力部206を介してユーザから出発地、経由地、目的地、検索条件などの入力を受けとる。そして、ユーザからルート検索の指示を受け取る。
102…通信部
104…制御部
106…記憶部
150…地図サーバ
152…通信部
154…制御部
156…地図データベース
170…サーバ
170…時刻表サーバ
172…通信部
174…制御部
176…時刻表データベース
180…運行管理サーバ
182…通信部
184…制御部
186…記憶部
200…携帯電話
201…GPSユニット
202…表示パネル
203…音声出力部
204…振動機構
205…通信部
206…コマンド入力部
206a…テンキー
206b…カーソルキー
209…時計部
210…主制御部
212…アプリケーションソフトウェア
220…通話制御部
AP…不通位置を示すアイコン
INT…インターネット
Ic1…トイレがあることを示すアイコン
Ic2…飲食店があることを示すアイコン
Lr2…B駅までの距離
Lr3…C駅までの距離
Lr4…D駅までの距離
Lr5…E駅までの距離
Lr6…目的地までの距離
PD…目的地を示すアイコン
PP…現在位置を示すアイコン
S01〜S07…区間
SD1,SD3,SD4…画像表示
SP…出発地を示すアイコン
Stb…出発駅
Std…目的駅
Stn…経路において乗るべき列車が停車しない駅
Stt1,Stt2,Stt3…乗換駅
Sts1,Sts2…停車駅
Ta4,Ta5…到着予定時刻
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Td12,Td42…代替列車の出発時刻
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Lr3…C駅までの所要時間
Lr4…D駅までの所要時間
Lr5…E駅までの所要時間
Lr6…目的地までの所要時間
Ts…駅への到着を予告する時間
Claims (25)
- 案内装置であって、
出発地から目的地までの経路であって、時刻表にしたがって輸送手段が運行される路線を含む経路の位置を表す経路情報を準備する経路準備部と、
前記時刻表の情報である時刻表情報を準備する時刻表準備部と、
全地球測位システムを利用して、現在位置を表す現在位置情報を取得するための現在位置取得部と、
ユーザに携帯され、情報を出力することができる出力部と、
前記経路に含まれる前記路線においてユーザが次に乗るべき輸送手段が出発する第1の利用駅に前記ユーザが到着する第1の予想到着時刻を、前記現在位置情報と、前記経路情報とに基づいて計算し、前記第1の予想到着時刻と前記経路情報と前記時刻表情報とに基づいて、前記ユーザが次に乗るべき輸送手段が前記第1の利用駅を出発する第1の出発時刻を特定し、前記第1の利用駅および前記第1の出発時刻を前記出力部に出力させる時刻管理部と、を備える、案内装置。 - 請求項1記載の案内装置であって、さらに、
少なくとも前記現在位置の周辺の地図を表す地図情報を準備する地図情報準備部を備え、
前記出力部は、画像を表示することができる表示部を備え、
前記時刻管理部は、前記地図情報と、前記経路情報と、前記現在位置情報とに基づいて、前記現在位置が含まれる地図と、前記現在位置が含まれる前記経路の少なくとも一部の位置と、前記現在位置と、を重ねて前記表示部に表示する、案内装置。 - 請求項1または2記載の案内装置であって、
前記出力部は、音声と振動との少なくとも一方で前記ユーザに注意を促すことができ、
前記時刻管理部は、前記第1の予想到着時刻から所定時間だけ前の時刻を経過した場合には、前記出力部を使用して音声と振動との少なくとも一方で前記ユーザに注意を促す、案内装置。 - 請求項1ないし3のいずれかに記載の案内装置であって、
前記時刻管理部は、前記第1の出発時刻を前記出力部に出力させた後、
新たに取得された現在位置情報と前記経路情報とに基づいて、新たに前記第1の利用駅への第1の予想到着時刻を計算し、
前記新たに計算された第1の予想到着時刻と前記時刻表情報とに基づいて、前記ユーザが次に乗るべき輸送手段が前記第1の利用駅を出発する第1の出発時刻を新たに計算し、
前記新たな第1の出発時刻を前記出力部に出力させる、案内装置。 - 請求項1ないし4のいずれかに記載の案内装置であって、
前記出力部によって前記第1の出発時刻が前記出力された後、前記現在位置と前記路線との少なくとも一方に関する所定の条件が満たされた場合に、
前記経路準備部は、新たに取得された現在位置情報に基づく現在位置から目的地まで移動するための経路であって、前記路線を含む経路の位置を表す経路情報を新たに準備し、
前記時刻管理部は、
前記新たな経路情報の経路に含まれる路線においてユーザが次に乗るべき輸送手段が出発する新たな第1の利用駅に前記ユーザが到着する新たな第1の予想到着時刻を、前記新たな現在位置情報と前記新たな経路情報とに基づいて計算し、
前記新たな第1の予想到着時刻と前記新たな経路情報と前記時刻表情報とに基づいて、前記ユーザが次に乗るべき輸送手段が前記新たな第1の利用駅を出発する新たな第1の出発時刻を特定し、
前記新たな第1の利用駅および前記新たな第1の出発時刻を前記出力部に出力させる、案内装置。 - 請求項5記載の案内装置であって、
前記所定の条件は、前記経路上の一つの地点を含む所定の領域内に、所定の時間以上、前記現在位置が留まったことを含む、案内装置。 - 請求項5記載の案内装置であって、
前記所定の条件は、前記経路を含む所定の領域外に、前記現在位置が存在することを含む、案内装置。 - 請求項5記載の案内装置であって、さらに、
前記経路に含まれる前記路線の少なくとも一部が利用不能である旨の事故情報を、外部から受けとることができる事故情報取得部を備え、
前記所定の条件は、前記事故情報取得部を介して前記事故情報を受信したことを含み、
前記経路準備部は、前記新たな経路情報を準備する際に、前記新たに取得された現在位置情報と前記事故情報とに基づく、前記路線のうち前記利用不能である区間を含まない前記経路の位置を表す前記新たな経路情報を準備する、案内装置。 - 請求項1ないし8のいずれかに記載の案内装置であって、
前記出力部は、画像を表示することができる表示部を備え、
前記時刻管理部は、
前記第1の出発時刻よりも後に前記第1の利用駅を出発する輸送手段であって、前記ユーザが次に乗るべき前記輸送手段の代替となりうる輸送手段の前記第1の利用駅からの出発時刻である第1の代替出発時刻を、前記第1の出発時刻と前記経路情報と前記時刻表情報とに基づいて計算し、
前記第1の代替出発時刻を前記第1の出発時刻とともに前記表示部に表示させ、
前記第1の出発時刻を前記第1の代替出発時刻よりも強調して表示させる、案内装置。 - 請求項1ないし9のいずれかに記載の案内装置であって、
前記時刻管理部は、
前記第1の利用駅から前記ユーザが乗るべき前記輸送手段が、前記経路において乗り換えのためにユーザが降りるべき第2の利用駅に到着する第2の予想到着時刻を、前記現在位置情報と、前記経路情報とに基づいて計算し、
前記第2の予想到着時刻と前記経路情報と前記時刻表情報とに基づいて、前記ユーザが乗り換えるべき輸送手段が前記第2の利用駅を出発する第2の出発時刻を特定し、
前記第2の利用駅および前記第2の出発時刻を前記出力部に出力させる、案内装置。 - 請求項10記載の案内装置であって、
前記出力部は、画像を表示することができる表示部を備え、
前記時刻管理部は、
前記第1の利用駅と前記第2の利用駅の間にある駅であって、前記ユーザが次に乗るべき前記輸送手段が止まらない駅を表示せず、
前記第1の出発時刻とともに前記第1の利用駅を前記表示部に表示し、
前記第2の出発時刻とともに前記第2の利用駅を前記表示部に表示する、案内装置。 - 請求項10記載の案内装置であって、
前記時刻管理部は、前記出力部に、前記第1の出発時刻を前記第2の出発時刻よりも強調して表示させる、案内装置。 - 請求項1ないし11のいずれかに記載の案内装置であって、
前記出力部は、画像を表示することができる表示部を備え、
前記経路準備部は、前記経路に含まれる前記路線において前記ユーザが次に乗るべき輸送手段が停まる停止駅と、前記停止駅が、改札内に所定の設備を有しているか否かを表す駅設備情報を含む前記経路情報を準備し、
前記時刻管理部は、前記駅設備情報に基づいて、前記停止駅を表す表示とともに、前記停止駅が改札内に前記所定の設備を有している場合には、所定の表示を前記表示部に表示させる、案内装置。 - 出発地から目的地まで移動するための案内方法であって、
(a)出発地から目的地までの経路であって、時刻表にしたがって輸送手段が運行される路線を含む経路の位置を表す経路情報を準備する工程と、
(b)前記時刻表の情報である時刻表情報を準備する工程と、
(c)全地球測位システムを利用して、現在位置を表す現在位置情報を取得する工程と、
(d)前記経路に含まれる前記路線においてユーザが次に乗るべき輸送手段が出発する第1の利用駅に前記ユーザが到着する第1の予想到着時刻を、前記現在位置情報と、前記経路情報とに基づいて計算し、前記第1の予想到着時刻と前記経路情報と前記時刻表情報とに基づいて、前記ユーザが次に乗るべき輸送手段が前記第1の利用駅を出発する第1の出発時刻を特定し、前記第1の利用駅および前記第1の出発時刻を、前記ユーザに知らせる工程と、を備える、方法。 - 請求項14記載の方法であって、さらに、
(e)前記第1の予想到着時刻から所定時間だけ前の時刻を経過した場合に、音声と振動との少なくとも一方で前記ユーザに注意を促す工程を含む方法。 - 請求項14または15に記載の方法であって、さらに、
(f)前記工程(d)の後、
新たに取得された現在位置情報と前記経路情報とに基づいて、新たに前記第1の利用駅への第1の予想到着時刻を計算し、
前記新たに計算された第1の予想到着時刻と前記時刻表情報とに基づいて、前記ユーザが次に乗るべき輸送手段が前記第1の利用駅を出発する第1の出発時刻を新たに計算し、
前記新たな第1の出発時刻を前記ユーザに知らせる工程を含む方法。 - 請求項14ないし16のいずれかに記載の方法であって、さらに、
(g)前記工程(d)の後、前記現在位置と前記路線との少なくとも一方に関する所定の条件が満たされた場合に、
新たに取得された現在位置情報に基づく現在位置から目的地まで移動するための経路であって、前記路線を含む経路の位置を表す経路情報を新たに準備し、
前記新たな経路情報の経路に含まれる路線においてユーザが次に乗るべき輸送手段が出発する新たな第1の利用駅に前記ユーザが到着する新たな第1の予想到着時刻を、前記新たな現在位置情報と前記新たな経路情報とに基づいて計算し、
前記新たな第1の予想到着時刻と前記新たな経路情報と前記時刻表情報とに基づいて、前記ユーザが次に乗るべき輸送手段が前記新たな第1の利用駅を出発する新たな第1の出発時刻を特定し、
前記新たな第1の利用駅および前記新たな第1の出発時刻を前記ユーザに知らせる工程を含む、方法。 - 請求項14ないし17のいずれかに記載の方法であって、さらに、
(h)前記第1の出発時刻よりも後に前記第1の利用駅を出発する輸送手段であって、前記ユーザが次に乗るべき前記輸送手段の代替となりうる輸送手段の前記第1の利用駅からの出発時刻である第1の代替出発時刻を、前記第1の出発時刻と前記経路情報と前記時刻表情報とに基づいて計算する工程と、
(i)前記第1の代替出発時刻を前記第1の出発時刻とともに表示する工程であって、前記第1の出発時刻を前記第1の代替出発時刻よりも強調して表示する工程と、を備える方法。 - 請求項14ないし18のいずれかに記載の方法であって、さらに、
(j)前記第1の利用駅から前記ユーザが乗るべき前記輸送手段が、前記経路において乗り換えのためにユーザが降りるべき第2の利用駅に到着する第2の予想到着時刻を、前記現在位置情報と、前記経路情報とに基づいて計算し、
前記第2の予想到着時刻と前記経路情報と前記時刻表情報とに基づいて、前記ユーザが乗り換えるべき輸送手段が前記第2の利用駅を出発する第2の出発時刻を特定し、
前記第2の利用駅および前記第2の出発時刻を前記ユーザに知らせる工程を含む方法。 - 請求項19記載の方法であって、
前記工程(d)および(j)における、利用駅および出発時刻のユーザへの告知は、
前記第1の利用駅と前記第2の利用駅の間にある駅であって、前記ユーザが次に乗るべき前記輸送手段が止まらない駅を表示せず、
前記第1の出発時刻とともに前記第1の利用駅を表示し、
前記第2の出発時刻とともに前記第2の利用駅を表示することによって行われる、方法。 - 請求項19記載の方法であって、
前記工程(d)および(j)においては、前記第1の出発時刻が前記第2の出発時刻よりも強調して表示される、方法。 - 請求項14ないし20のいずれかに記載の方法であって、
前記工程(a)は、前記経路に含まれる前記路線において前記ユーザが次に乗るべき輸送手段が停まる停止駅が、改札内に所定の設備を有しているか否かを表す駅設備情報を含む前記経路情報を準備する工程であり、
前記方法は、さらに、
(k)前記駅設備情報に基づいて、前記停止駅を表す表示とともに、前記停止駅が改札内に前記所定の設備を有している場合には、所定の表示を行う工程を含む方法。 - 出発地から目的地まで移動するためのコンピュータプログラムであって、
ユーザに携帯され情報を出力することができる出力部と、全地球測位システムを利用して現在位置を表す現在位置情報を取得するための現在位置取得部と、前記出力部および前記現在位置取得部を制御する制御部と、を備える案内装置において実行されることによって、
出発地から目的地までの経路であって、時刻表にしたがって輸送手段が運行される路線を含む経路の位置を表す経路情報を準備する機能と、
前記時刻表の情報である時刻表情報を準備する機能と、
前記経路に含まれる前記路線においてユーザが次に乗るべき輸送手段が出発する第1の利用駅に前記ユーザが到着する第1の予想到着時刻を、前記現在位置情報と、前記経路情報とに基づいて計算し、前記第1の予想到着時刻と前記経路情報と前記時刻表情報とに基づいて、前記ユーザが次に乗るべき輸送手段が前記第1の利用駅を出発する第1の出発時刻を特定し、前記第1の利用駅および前記第1の出発時刻を、前記ユーザに知らせる機能と、を案内装置に実現させることができる、コンピュータプログラム。 - 請求項23記載のコンピュータプログラムであって、
前記出力部は、音声と振動との少なくとも一方で前記ユーザに注意を促すことができ、
前記コンピュータプログラムは、さらに、前記第1の予想到着時刻から所定時間だけ前の時刻を経過した場合には、前記出力部を制御して音声と振動との少なくとも一方で前記ユーザに注意を促すことができる、コンピュータプログラム。 - 請求項23または24に記載のコンピュータプログラムであって、
前記第1の出発時刻を前記出力部に出力させた後、
新たに取得された現在位置情報と前記経路情報とに基づいて、新たに前記第1の利用駅への第1の予想到着時刻を計算し、
前記新たに計算された第1の予想到着時刻と前記時刻表情報とに基づいて、前記ユーザが次に乗るべき輸送手段が前記第1の利用駅を出発する第1の出発時刻を新たに計算し、
前記新たな第1の出発時刻を前記ユーザに知らせる機能を実現することができる、コンピュータプログラム。
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