JP3764730B2 - ナビゲーションシステム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ナビゲーションシステムに関し、より詳細には、顧客の効率的な訪問を支援するためのナビゲーションシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
GPS衛星を利用し、自車位置の情報を得、これを地図上に表示するナビゲーションシステムがある。このナビゲーションシステムの機能として、目的地までの経路を誘導してくれる機能がある。目的地を入力する方法としては、ナビゲーションシステムで表示される地図上で入力していく方法が一般的であるが、バーコードリーダを用いる方法もある。このバーコードリーダを用いる技術開示例として、例えば、特開平6−103478号公報では、緯度及び経度情報が予め記録されたバーコードを地図等に印刷しておき、バーコードリーダで、緯度及び経度情報を読み取り、これを目的地情報として入力するナビゲーションシステムが提案されている。その結果、目的地の緯度及び経度情報を簡単に入力できるという効果が得られる。また、他の関連技術の開示例として、特開平8−115497号公報があり、これは、荷物の集配業務を効率的に行なうことができる集配業務支援システムを提供することを目的としたナビゲーター装置及び集配業務支援システムを提案するものであり、さらに、特開平6−290193号公報では、荷物の配送計画を簡単に作成でき、荷主からの荷物の割り込み要求に対応して配送計画を容易に変更でき、さらに配送状況を容易に知ることができることを目的とした、ダイナミック型物流ナビゲーション装置を提案している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の方法だけでは、目的地までのコースを提供することは可能であるが、複数の荷物を対象とする宅配での配送業務等に利用するには荷物の管理、届け先の顧客データの管理及び複数の集配ルート(集配経路)の設定が大変困難である。また、途中で、配送センターからの荷物受取の指示があった場合の集配ルートを設定し直さなければならないため大変煩わしい。さらに、集配ルートの再利用をすることはできない。また、ドライバーが配送地域に不慣れな場合、効率よく業務を遂行するのは大変困難である。すなわち、上記の特開平8−115497号公報、及び、特開平6−290193号公報のものは、届け先や引き取り先を地図上に示すようにしているが、これだけでは初めて宅配車両を運転する人については、宅配車両をどこに駐車してよいのかわからないために、大変不便である。
【0004】
本発明は、かかる従来の問題に鑑みてなされたもので、宅配等の配送業務を効率的に支援するナビゲーションシステムを提供することを解決すべき課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、訪問先の顧客データを入力するための入力手段と、該入力手段から入力される訪問顧客データを受信する訪問顧客データ受信手段と、訪問先である顧客に関する顧客データをデータベースとして管理する顧客データ管理手段と、現在の自ら位置情報を入手するためのGPS測位手段と、前記訪問顧客データまたは、前記訪問顧客データ及び前記顧客データを用いて訪問地点として指定させる訪問先の位置情報と前記GPS測位手段により入手した自らの位置情報とを地図上に表示するための位置情報表示手段とを有し、前記顧客データ管理手段は、前記顧客データとして、顧客訪問先に対応した車両の駐車位置情報を管理し、前記位置情報表示手段は、前記訪問地点情報に対応した前記駐車位置の位置情報が前記顧客データとして管理されている場合に、該駐車位置情報をさらに表示するようにしたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明では、宅配車両の運転者への便宜を図るため、顧客データ管理手段を用いる。顧客データ管理手段では集配者が一度集配したことがある場合、実際に駐車した場所の位置を登録していき、顧客毎に、駐車場所のデータベースを作成する。カーナビゲーションでは、届け先や引き取り先を地図上に表示する際に、顧客データ管理手段から駐車場所の情報を検索し、画面上に表示する。集配ルート(集配経路)の経路探索は、この駐車場所を経由地として探索する。運転者がはじめて集配に行く顧客である場合は単に届け先や集配先住所を経由地情報として探索する。また、本発明のカーナビゲーションは外部機器接続通信手段を備えているので、例えば、画面上に表示される届け先や引き取り先のマークをクリックすると画面上に荷物の関連情報が表示されると共に、付帯情報に事前連絡となっている場合は、PHS・セルラー電話等の通信手段を用いて自動発呼する。これにより、集配業務をスムーズに行なう。ここでいう付帯情報は、集配先の住所、宛名、電話番号、パッケージ、個口数、集配の指定時間、及び伝票番号等の配送先と荷物に関する集配情報を指す。
【0007】
以下、本発明のカーナビゲーションシステムの実施例について添付された図面を参照しながら具体的に説明する。図1は、本発明におけるカーナビゲーションシステムの構成の一実施例を説明するための図である。
【0008】
システムの概略は、宅配用の自動車に取り付けられたカーナビゲーション10と、荷物70や配達伝票71に貼り付けられた配送先バーコード72のデータを読み取り、このデータをカーナビゲーションに送信するバーコードリーダ40と、地図情報が記録してあるCD−ROM50と、外部メモリとしてのMD,FD又はメモリカード60によって構成されるものである。
【0009】
以下に、図1における各部の機能を詳細に説明する。制御部11は、カーナビゲーションの各種動作を制御する。GPS手段12は、複数のGPS衛星から送信される複数の無線データを利用し、自車位置の情報を測位する手段である。表示部13は、カーナビゲーションで提供される各種データを表示する。これは例えばLCDを用いる。記憶部14は、カーナビゲーションの制御ソフトが格納してある。また、各種の動作用のメモリでもある。地図表示手段15は、地図用CD−ROM50から取得した地図データを解析し、表示部13に地図を表示する。
【0010】
経路探索手段16は、地図用CD−ROM50から取得したデータや交通情報受信手段30から受信したデータを利用して、経路の探索を行なう。工事箇所、渋滞箇所等を考慮して、できるだけ速く目的地まで到着できるような経路の探索を行なう。目的地が顧客データ管理手段22に登録されている場合は、駐車場所の位置を目的地として、経路探索する。登録されていない場合は、配送先または荷受け先の住所が目的地となる。目的地が複数の場合も同様に、顧客データ管理手段22に登録されている場合は、駐車場所の位置が経由地となり、登録されていない場合は、配送先または荷受け先の住所を経由地として探索する。位置表示手段17は、自車位置を表示する。付帯情報表示手段18は、配送荷物管理手段20や受取荷物管理手段21からの要求でバーコードデータ及び顧客データ管理手段22のデータの付帯情報に関するデータを表示する。CD−ROMドライブ19は、CD−ROM50からのデータを読み出しする。CD−ROM50は、カーナビゲーション用の地図データを格納してあるメディアである。
【0011】
配送荷物管理手段20は、配送荷物の在庫管理やデータ管理を行なう。画面上に表示される届け先のマークをクリックすると画面上に荷物の関連情報が表示される。更に、配送前に事前連絡として登録されている場合は、指定電話番号へ外部機器接続通信手段を介して自動発呼して、配送先と連絡をとる。不在の場合の配送不在の表示と、配送宅に荷物を配送した場合の配送終了の表示と、配送宅のご近所に荷物を配送した場合の配送先別の表示とをアイコン等により行なう。
【0012】
受取荷物管理手段21は、受取荷物の在庫管理やデータ管理を行なう。画面上に表示される受取先のマークをクリックすると画面上に受取荷物の関連情報が表示される。更に、受取前に事前連絡として登録されている場合は、指定電話番号へ外部機器接続通信手段27を介して自動発呼して、受取先と連絡をとる。不在の場合の受取不在の表示と、荷物を受取った場合の受取終了の表示とをアイコン等で行なう。
【0013】
顧客データ管理手段22は、顧客に関するデータを管理する。顧客データとしては、家族の名前,住所,電話番号,駐車場所,不在時の預け先,不在が多い時間帯,特記事項等が登録される。駐車場所については、集配者が一度集配したことがある場合、実際に駐車した場所の位置情報をGPS手段より取得して登録してデータベースを構築していく。
【0014】
集配ルート(集配経路)管理手段23は、集配ルートの管理を行なう。外部メモリアクセス手段24は、各種管理手段からの要求に応じてMD,FDまたはメモリカード60等に読み書きする。MD,FDまたはメモリカード60は、各種管理データを格納したり、読み出したりするメディアである。バーコードデータ解読手段25は、バーコードデータ受信手段26により受信したバーコードデータを解読して付帯情報表示手段18,配送荷物管理手段20,及び顧客データ管理手段22に渡す。バーコードデータ受取手段26は、バーコードリーダ40からの送信信号を受信する。バーコードデータ受信手段26とバーコードリーダ40との通信手段としては、赤外線,無線及び有線等が適宜選択される。バーコードリーダ40は、荷物や配達伝票の配送先バーコードのデータを読み取り、カーナビゲーションにデータを送信する。
【0015】
配達伝票71は、配達用の伝票であり、届け住所,届け先宛名,電話番号,パッケージ,個数,指定時間及び伝票番号等が記載された配送先バーコード72がついている。この配送先バーコード72は配送センターにて貼付する。荷物70は、上記の配送先バーコード72がついている。この配送先バーコード72は配送センターにて貼付する。外部機器接続通信手段27は、カーナビゲーションと外部の通信機器との通信インターフェースの役割を果たす。通信手段として専用無線,PHS,セルラー電話,ポケベル及びテレターミナル等が考えられる。
【0016】
PHS/セルラー電話28は、外部機器接続先のひとつである。DTMFトーンによる見なし音声通信やデジタル通信により、配送センターと宅配用の移動車との間の通信を行なう。ポケットベル29は、外部機器接続先のひとつであり、データの少ないメッセージ通信及び同報通信等を行なう。交通情報受信手段30は、赤外線,無線及び有線といった通信インフラから交通情報を取得する。光データ通信手段31は、VICS等で行っているように、赤外線を用い、光ビーコン等から交通情報を得る。無線データ通信手段32は、VICS等で行っているように、FM多重放送や電波ビーコン等から交通情報を得る。有線データ通信手段33は、電話回線等によって交通情報を得る。これは、例えば、ATIS等を用いる。
【0017】
図2は、本発明によるカーナビゲーションシステムにおけるバーコードリーダの構成の一実施例を説明するためのブロック図である。バーコードリーダ40は、読取手段43で荷物や配達伝票に貼り付けられたバーコードを読み取り、フォーマット変換手段42によって、カーナビゲーションへの送信データとする。また、本バーコードリーダ40では、複数のカーナビゲーションへの送信データを格納するための読み取りデータ格納部46を用意している。読み取りデータは表示部44によって確認できる。また、表示部44には、読み取りデータのリストも表示可能である。
【0018】
以下に、図2における各部の機能を具体的に説明する。制御部41は、バーコードリーダの各種動作を制御する。フォーマット変換手段42は、読取手段で読み取ったデータを図3に示す各種データ(後述)としてデータのフォーマット変換を行なう。読取手段43は、バーコードのデータを読み取る。表示部44は、バーコードデータに記載されている各種データの表示やバーコードリーダの各種動作を行なう。これは、例えば、LCDを用いる。記憶部45は、バーコードリーダの制御ソフトを格納してある。また、各種の動作用のメモリでもある。読取データ格納部46は、読み取ったデータを一時的に格納しておく場所である。送信手段47は、読み取ったバーコードリーダをカーナビゲーションに送信する。通信手段としては、赤外線,無線及び有線等がある。
【0019】
図3は、本発明によるカーナビゲーションシステムによって読み取られるバーコードデータの構成の一実施例を示す。本データの内容は、通常の配達伝票に記載されている内容の一部をデータとした。図4は、本発明によるカーナビゲーションシステムにおけるバーコードが配達伝票/荷物に貼り付けられ配達地域毎に分配されるまでのフローの一実施例を説明するためのフローチャートである。図5は、本発明によるカーナビゲーションシステムにおける荷物の登録に関するフローの一実施例を説明するためのフローチャートである。
【0020】
以下に図5に示すフローチャートに従って、荷物の登録について説明する。なお、以下に説明する各フローチャートにおいて、各構成要素の参照符号は図1または図2を参照することとする。配達地域毎に分配された荷物は、各地域配送担当に引き渡される。担当者は、図2に示したバーコードリーダ40に備えられている図示しない登録スイッチを押して、各配達伝票/荷物に貼り付けられたバーコードを読み取って、読み取りデータ格納部46に格納していく。すべてのデータの読み取りが終わったら、カーナビゲーションの電源を入れ荷物登録モードに設定する(ステップS11)。バーコードリーダ40の送信スイッチを押すと、バーコードデータの送信手段47により、バーコードリーダ40からカーナビゲーション10にデータが転送される。この送信手段47としては操作性を考え、赤外線を利用した光通信や小電力の電波信号を用いた方法が適宜選択される。また、外部メモリに格納してデータを渡す方法もある。ここでは前者を考える。
【0021】
カーナビゲーション側では、バーコードデータ受信手段26により、配送先の付帯情報を受信する。付帯情報とは前記したように、図3に示した配送先の住所,宛名,電話番号,パッケージ,個口数,配達指定時間,及び伝票番号よりなる配送情報である。バーコードデータ解読手段25では、受信したデータを解読し、配送荷物管理手段20に渡し、荷物を登録する(ステップS12)。また、受信したデータより住所データを抽出し、経由地点として、経路探索手段16に登録する(ステップS13)。こうして全ての荷物のデータに対して同様に行なって、すべて登録が完了した時点で本モードを終了する(ステップS14,S15)。
【0022】
図6は、本発明によるカーナビゲーションシステムにおけるルート探索の一実実施例を説明するためのフローチャートである。以下、図6のフローチャートに従って説明する。上述した荷物登録モードで全ての荷物の登録を終了した後、カーナビゲーションをルート探索モードに設定する(ステップS21)。集配ルート管理手段23により外部メモリアクセス手段24を通して、外部メモリ60に推奨ルートがあるかどうか確認する(ステップS22)。ある場合はそれをもとにルート探索を行なう。この時、交通情報受信手段30により取得してある交通情報のチェックを行い、ルートの確認を行なう(ステップS24)。もし、当該ルートで規制や渋滞,事故等があった場合ルートの再設定を行なう(ステップS25)。推奨ルートがない場合交通情報を加味したルート探索を行なう(ステップS23)。ルート探索終了後、ルート順の荷物リストを表示し(ステップS26)、本モードを終了する(ステップS27)。ルート探索した情報は集配ルート管理手段23によって管理され、外部メモリ60に対しても格納することができる。集配ルート管理手段23ではすべての荷物の届け先を含んだ集配ルートとして、また、各経由区間(届け先から次の届け先までの一区間)の集配ルートとして登録することができる。後者のモードにしておけば、配送先が留守で再度配送する場合や途中でルート変更になった場合でも、ルート探索の時間を短縮することが可能である。
【0023】
図7は、本発明によるカーナビゲーションシステムにおける経路誘導とルート更新の一実施例を説明するためのフローチャートである。以下、図7のフローチャートに従って説明する。上述したルート探索したルート探索モードで集配ルートが確定したら、カーナビゲーションを経路誘導モードに設定する(ステップS31)。カーナビゲーションは宅配車が集配ルートに従って荷物の配送先までドライバーを誘導してくれる(ステップS32)。経路誘導を行っている間は交通情報受信手段30からの交通情報をチェックし(ステップS33)、ルート上に障害(規制,渋滞,事故)があるか確認し(ステップS34)、ある場合はルートの再設定を行い(ステップS35,S36,S37,S38)、無い場合は確定した集配ルートに従って届け先に到着するまで動作を繰り返す(ステップS39)。配送先に到着して車が停止すると、自動的に付帯情報表示手段18で配送する荷物の情報を表示する。運転者は表示された荷物を持って届け先に配達するし、経路誘導が完了する(ステップS40)。
【0024】
図8は、本発明によるカーナビゲーションシステムにおける顧客のデータ管理の一実施例を説明するためのフローチャートである。カーナビゲーションを顧客データ管理モードに設定すると、配送先の駐車スペースの位置や配達時間に不在の場合の預かり先等を随時登録することができる。
【0025】
図9は、本発明によるカーナビゲーションシステムにおける配送荷物の管理の一実施例を説明するためのフローチャートである。以下、図9のフローチャートに従って説明する。配送先を訪ね自動車に戻ったら、カーナビゲーションの配送荷物管理手段20を起動させて配送荷物の管理モードに設定する(ステップS51)。バーコードリーダ40が備える配達スイッチを押してからバーコードデータを読み取り、カーナビゲーションに送信する。カーナビゲーションでは、このデータを受信してから配送リストからデータをはずし、当該荷物の経由地点データを削除する(ステップS53)。もし、届け先が不在で荷物を配送できなかった場合は、再配送するのか持ち帰るのかをスイッチで設定し(ステップS54)、バーコードを読み取る。再配送する場合は、配送リストの一番最後に、再配送先を最終目的地として設定し、集配ルートを再度設定する(ステップS55)。持ち帰る場合は、当該荷物のデータを持ち帰りリストに追加する(ステップS56)。
【0026】
図10は、本発明によるカーナビゲーションシステムにおける受取荷物の管理の一実施例を説明すためのフローチャートである。以下、図10のフローチャートに従って説明する。配送センターに荷物引き取りの依頼があった際、配送センターでは、PHS/セルラー電話/ポケベルによって引き取り先の住所と宛名を配送車に知らせる。これらの情報はカーナビゲーションの外部機器接続通信手段27によって自動的に受信される。カーナビゲーションが受取荷物の管理モードに設定され(ステップS61)、受取荷物をチェックする(ステップS62)。現在、配送中の場合、荷物受取が可能かどうかを配送センターに通知する(ステップS64)。荷物を受取に行く場合、荷物受取先住所を経由地点として再ルート設定を行なう(ステップS65,S66,S67,S69,S70)。受取に行けない場合は、受取が不可である旨をセンターに通知する(ステップS68)。
【0027】
図11は、本発明によるカーナビゲーションシステムの構成の一実施例を概念的に示した図である。位置特定のための電波信号を送信するGPS衛星,現在の交通情報を光信号で通知する光ビーコン,小エリアに交通情報を電波信号で送信する電波ビーコン,及び大エリアに交通情報を知らせる交通情報放送(FM多重放送)は本カーナビゲーションシステムの位置情報及び交通情報を提供するインフラとしてシステムに含まれる。更に、配送センターとカーナビゲーション間で荷物の受取先の指示,再配送の指示,及び配送経過の報告等を行なうための通信手段としてのPHS,セルラー電話,及びポケベル等も同様である。
【0028】
図12は、本発明によるカーナビゲーションシステムにおける表示画面の一実施例を説明するための図である。図に示すように、画面では、荷物届け先(配送先)、荷物引き取り先、駐車場所、自車位置、探索経路、走行軌跡が表示され、さらに配送時の不在(再配送)表示がなされている。以上述ベてきた構成を有するカーナビゲーションシステムにより、配送者の経験に依存せずに配送業務を効率的に行なうことが可能となる。
【0029】
【発明の効果】
本発明では、訪問先の顧客データを入力でき、入力した訪問顧客データと、過去に訪問が行なわれた顧客に関する顧客情報とを有効に活用し、GPS測位手段により入手した位置情報とともに訪問先を表示するようにしたことにより、簡便な取り扱いで効率的に顧客の訪問を支援するナビゲーションシステムが得られる。
【0030】
また本発明では、合理的な訪問経路を探索し、この訪問経路を表示できるようにしたので、効率的な経路設定と、確実な運行が可能となる。
【0031】
また本発明では、リアルタイムの交通情報を経路設定に当っての条件に加えるようにしたので、より実質的で効率的な訪問支援を行なうことができる。
【0032】
また本発明では、訪問先をリアルタイムの情報により訪問ルートに組み込むことにより、簡便な取扱いで訪問要請に迅速に対応することが可能となる。
【0033】
また本発明では、訪問経路の設定を効率的に行なうことができ、経路探索に係る時間を短縮することが可能である。
【0034】
また本発明では、複数の運転者間でのデータの共用が可能となり、合理化がなされる。
【0035】
また本発明では、訪問を行なう運転者にとって、よりわかり易く確実な訪問支援を行なうことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるカーナビゲーションシステム装置の構成の一実施例を説明するための図である。
【図2】本発明によるカーナビゲーションシステムにおけるバーコードリーダの構成の一実施例を説明するためのブロック図である。
【図3】本発明によるカーナビゲーションによって読み取られるバーコードデータの構成の一実施例を示す。
【図4】本発明によるカーナビゲーションにおけるバーコードが配達伝票/荷物に貼り付けられ配達地域に分配されるまでのフローの一実施例を説明するためのフローチャートである。
【図5】本発明によるカーナビゲーションシステムにおける荷物の登録に関するフローの一実施例を説明するためのフローチャートである。
【図6】本発明によるカーナビゲーションシステムにおけるルート探索の一実施例を説明するためのフローチャートである。
【図7】本発明によるカーナビゲーションシステムにおける経路誘導とルート更新の一実施例を説明するためのフローチャートである。
【図8】本発明によるカーナビゲーションシステムにおける顧客のデータ管理の一実施例を説明するためのフローチャートである。
【図9】本発明によるカーナビゲーションシステムにおける配送荷物の管理の一実施例を説明するためのフローチャートである。
【図10】本発明によるカーナビゲーションシステムにおける受取荷物の管理の一実施例を説明すためのフローチャートである。
【図11】本発明によるカーナビゲーションシステムの構成の一実施例を概念的に示した図である。
【図12】本発明によるカーナビゲーションシステムにおける表示画面の一実施例を説明するための図である。
【符号の説明】
11…制御部、12…GPS手段、13…表示部、14…記憶部、15…地図表示手段、16…経路探索手段、17…位置表示手段、18…付帯情報表示手段、19…CD−ROMドライブ、20…配送荷物管理手段、21…受取荷物管理手段、22…顧客データ管理手段、23…配送ルート管理手段、24…外部メモリアクセス手段、25…バーコードデータ解読手段、26…バーコードデータ受信手段、27…外部機器接続通信手段、28…PHS/セルラー電話、29…ポケットベル、30…交通情報受信手段、31…光データ通信手段、32…無線データ通信手段、33…有線データ通信手段、40…バーコードリーダ、41…制御部、42…フォーマット変換手段、43…読取手段、44…表示部、45…記憶部、46…読取データ格納部、47…送信手段、50…CD−ROM、60…MD,FD又はメモリカード、70…荷物、71…配達伝票、72…配送先バーコード。

Claims (6)

  1. 訪問先の顧客データを入力するための入力手段と、該入力手段から入力される訪問顧客データを受信する訪問顧客データ受信手段と、訪問先である顧客に関する顧客データをデータベースとして管理する顧客データ管理手段と、現在の自ら位置情報を入手するためのGPS測位手段と、前記訪問顧客データまたは、前記訪問顧客データ及び前記顧客データを用いて訪問地点として指定させる訪問先の位置情報と前記GPS測位手段により入手した自らの位置情報とを地図上に表示するための位置情報表示手段とを有し、前記顧客データ管理手段は、前記顧客データとして、顧客訪問先に対応した車両の駐車位置情報を管理し、前記位置情報表示手段は、前記訪問地点情報に対応した前記駐車位置の位置情報が前記顧客データとして管理されている場合に、該駐車位置情報をさらに表示するようにしたことを特徴とするナビゲーションシステム。
  2. 複数の経由地点を結んだ訪問経路を探索する経路探索手段を有し、該経路探索手段は、前記駐車位置情報が前記顧客データとして管理されている訪問先の場合は、該駐車位置情報を前記経路地点とし、前記駐車位置情報が前記顧客データとして管理されていない訪問先の場合は、訪問先の位置情報を前記経由地点として訪問経路を探索し、前記位置表示手段は、前記訪問経路を表示できるようにしたことを特徴とする請求項1記載のナビゲーションシステム。
  3. リアルタイムの交通情報を入手するための交通情報受信手段を有し、前記経路探索手段が行なう前記訪問経路の探索に、前記交通情報を用いるようにしたことを特徴とする請求項2記載のナビゲーションシステム。
  4. 訪問指示及び確認に関する通信を外部と行なうための外部機器接続通信手段と、訪問先の管理を行なう訪問先管理手段を有し、前記外部機器接続通信手段により入力される訪問先を前記経由地点に加えることができるようにしたことを特徴とする請求項2または3に記載のナビゲーションシステム。
  5. 前記経路探索手段により探索した訪問経路を格納し、前記経路探索手段における前記訪問経路の探索に再利用できるように管理する訪問経路管理手段を有することにより、経路探索の時間短縮を図るようにしたことを特徴とする請求項2ないし4いずれか1記載のナビゲーションシステム。
  6. 各前記管理手段に格納される管理用データの外部メモリへの格納ないし、前記外部メモリからの呼び出しを行なうための外部メモリアクセス手段を有することにより、前記外部メモリを介して、複数のナビゲーションシステムで前記管理用データを共用できるようにしたことを特徴とする請求項1ないし5いずれか1記載のナビゲーションシステム。
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