JP2003135908A - スラッジの脱水方法及びフィルタープレス装置 - Google Patents

スラッジの脱水方法及びフィルタープレス装置

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JP2003135908A JP2002255233A JP2002255233A JP2003135908A JP 2003135908 A JP2003135908 A JP 2003135908A JP 2002255233 A JP2002255233 A JP 2002255233A JP 2002255233 A JP2002255233 A JP 2002255233A JP 2003135908 A JP2003135908 A JP 2003135908A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】処理能力の向上、ケーキ含水率の低減、ケーキ
剥離性の向上を図る。 【解決手段】濾室6を挟んで一方側の圧搾濾板2とこれ
と対向する濾布4との間に、スラッジを圧搾する樹脂製
ダイアフラム2Eを配し、このダイアフラム2Eと一方
側の圧搾濾板2の間を流体室2Dとなし、他方側の加温
濾板3とこれと対向する濾布4外面との間にはダイアフ
ラムを配さず、加温濾板3に中空熱伝導パネル30を配
し、この熱伝導パネル30の中空スペースを加温室3s
となし、かつこの加温室3sに加温流体を供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に、上水汚泥や
下水処理場の排水、工場廃水あるいは一般化学、食品関
係のスラッジの脱水方法、ならびにスラッジの加圧濾過
および圧搾脱水を行う圧搾型フィルタープレスを含むフ
ィルタープレス装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、上水汚泥等はフィルタープレ
スを用いて脱水処理されてきた。特に近年では、水質悪
化等が原因で設備の処理能力が不足してきているため、
その解決策として、フィルタープレスに供給するスラッ
ジを加温することにより、処理能力の向上を図ってい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かかる従来技
術によって処理能力をある程度までは向上させることが
できるが、さらに脱水ケーキの含水率の低減および薄い
脱水ケーキの剥離性を格段に高めることが困難であり、
濾過および圧搾時間の短縮化についても有効な手段がな
いのが現状である。
【0004】したがって、本発明の主たる課題は、処理
能力の向上を図りながら、脱水ケーキ含水率の低減およ
び脱水ケーキの剥離性の向上を図るとともに、濾過およ
び圧搾時間の短縮化を行うことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決した本発
明は次記のとおりである。 <請求項1項記載の発明>対向する濾板間の濾室内に濾
布を対向して設け、前記濾布間にスラッジを供給し濾過
するようになし、かつ濾板と直接対面する濾布との間に
中空熱伝導パネルを配置し、さらに、濾室内を負圧化す
る負圧化手段を連結したフィルタープレス装置を用い、
前記中空熱伝導パネルに加温流体を通すことにより前記
濾布間に供給したスラッジを加温しながら、濾過を行
い、この濾過工程中に前記負圧化手段を作動させ、濾液
の排出を促進させることを特徴とするスラッジの脱水方
法。
【0006】<請求項2項記載の発明>対向する濾板間
の濾室内に濾布を対向して設け、前記濾布間にスラッジ
を供給し濾過するようになし、一方の圧搾濾板と対面す
る濾布との間にダイアフラムを設け、かつ他方の加温濾
板と直接対面する濾布との間に中空熱伝導パネルを配置
し、前記濾室内を負圧化する負圧化手段を連結したフィ
ルタープレス装置を用い、前記中空熱伝導パネルに加温
流体を通すことにより前記濾布間に供給したスラッジを
加温しながら、濾過を行い、この濾過工程中に前記負圧
化手段を作動させ、濾液の排出を促進させ、濾過工程後
の圧搾工程において、前記ダイアフラムを前記圧搾濾板
側から前記加温濾板側に膨出させて圧搾を行うことを特
徴とするスラッジの脱水方法。
【0007】<請求項3項記載の発明>圧搾中において
も中空熱伝導パネルに加温流体を通す通すことにより前
記濾布間に供給したスラッジを加温する請求項2記載の
スラッジの脱水方法。
【0008】<請求項4項記載の発明>対向する濾板間
の濾室内に濾布を対向して設け、前記濾布間にスラッジ
を供給し濾過するようになし、一方の圧搾濾板と対面す
る濾布との間にダイアフラムを設け、かつ他方の加温濾
板と直接対面する濾布との間に中空熱伝導パネルを配置
し、前記濾室内を負圧化する負圧化手段を連結したフィ
ルタープレス装置を用い、前記中空熱伝導パネルに加温
流体を通すことにより前記濾布間に供給したスラッジを
加温しながら、濾過を行い、濾過工程後の圧搾工程にお
いて、前記ダイアフラムを前記圧搾濾板側から前記加温
濾板側に膨出させて圧搾を行い、この圧搾中においても
中空熱伝導パネルに加温流体を通すことにより前記濾布
間に供給したスラッジを加温し、前記濾過工程または圧
搾工程において、前記負圧化手段を作動させ濾液の排出
を促進させる、ことを特徴とするスラッジの脱水方法。
【0009】<請求項5項記載の発明>濾過工程におい
ては、負圧化手段を作動させることなく、濾液を自然排
出し、圧搾工程に入って濾液が少なくなった時点で、負
圧化手段を作動させ濾液の排出を促進させる請求項4記
載のスラッジの脱水方法。
【0010】<請求項6項記載の発明>対向する濾板間
の濾室内に濾布を対向して設け、前記濾布間にスラッジ
を供給し濾過するようになしたフィルタープレス装置に
おいて、一方の濾板と対面する濾布との間に設けたダイ
アフラムと、他方の濾板と直接対面する濾布との間に前
記中空熱伝導パネルを配置し、前記中空熱伝導パネルに
加温流体を通すことにより前記濾布間に供給したスラッ
ジを加温する供給スラッジ加温手段と、濾室内を負圧化
する負圧化手段と、を備えたことを特徴とするフィルタ
ープレス装置。
【0011】<請求項7項記載の発明>中空熱伝導パネ
ルの濾布対向面に濾液溝が形成され、この濾液溝を濾液
が通る構成とした請求項6記載のフィルタープレス装
置。
【0012】<請求項8項記載の発明>中空熱伝導パネ
ルの濾布対向面に濾液溝が形成され、この濾液溝を濾液
が通る構成とし、かつ中空熱伝導パネル内に加温流体が
通る構成とした請求項6記載のフィルタープレス装置。
【0013】<請求項9項記載の発明>中空熱伝導パネ
ルの濾布対向面に濾液溝が形成され、この濾液溝を濾液
が通る構成とし、かつダイアフラムの濾布対向面に濾液
溝が形成され、この濾液溝を濾液が通る構成とした請求
項6記載のフィルタープレス装置。
【0014】<請求項10項記載の発明>負圧化手段
は、中空熱伝導パネルの濾布対向面に形成された濾液溝
に連結している請求項7〜9のいずれか1項に記載のフ
ィルタープレス装置。
【0015】<請求項11項記載の発明>中空熱伝導パ
ネルは金属製パネルである請求項6〜10のいずれか1
項記載のフィルタープレス装置。
【0016】<作用>濾過に際して、加温スラッジを供
給すると、濾過能力が高まることは従来から知られてお
り、本発明においてもその手段を採用するか、あるいは
濾布間に供給したスラッジを加温する手段を採用する
か、もしくは両手段を併用する。
【0017】しかるに、加温スラッジを供給したとして
も、濾過脱水が終了するまでの時間内に温度低下を生
じ、脱水性が経時的に低下する。また、濾室内に供給し
たスラッジを加温するにしても、その熱の一部は濾板な
どの熱伝達経路を通じて装置外部へ放出されてしまい、
スラッジへの熱伝達効率が良くない。
【0018】そこで、本発明においては、濾室内のスラ
ッジの加温、スラッジへの高効率な熱伝達を可能として
いる。その結果、濾過工程での温度低下に伴う濾過脱水
性の低下を防止することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て添付図面を参照しつつ詳説する。図1は、本発明に係
るフィルタープレス装置1例の正面図を示し、図2はそ
のII-II断面図を示し、図3はその濾板配列形態を示し
ている。本装置1は、図3に示すように、各濾布4がわ
面にダイアフラム2Eをそれぞれ設けた濾板2(以下、
圧搾濾板ともいう)と、ダイアフラムを設けていない濾
板3(以下、加温濾板ともいう)とを、水平方向に交互
に配列しており、濾板の配列形態からは水平型に属する
ものとなっている。この加温濾板3は、図2や図3にも
示されている。
【0020】また本装置1例は、いわゆる凹版型濾板に
属するものであり、各濾板2,3には隣の濾板3,2と
対向する面に凹部2a,3aがそれぞれ形成されてお
り、隣り合う濾板2,3間に、1対の濾布4,4…がそ
れぞれ吊り下げられている。
【0021】これら濾板2,3…は隣り合う濾板に対し
て連結部材109,109を介して連結されるととも
に、水平方向に伸縮するシリンダー5により相互間隔が
調節されるように構成されている。また濾板2,3の上
には、シャフト103が水平方向に軸支され、濾布駆動
装置102により正逆回転自在とされ、このシャフト1
03に取り付けられた滑車104,104によって巻取
り自在のワイヤーロープ105およびこのワイヤーロー
プ下端部に接続されたサポートバー108を介して、濾
布4,4が吊下げ状態で支持されるようになっている。
そして、濾布を吊下げるサポートバー108を上限まで
引き上げた後、シリンダー5の伸長により隣り合う濾板
2,3を接触させ締め付けることによって、図4などに
示すように、隣り合う濾板2,3間において1対の濾布
4,4により取り囲まれた濾室6が形成される。この濾
室6内には後述の外部スラッジ供給路7Fが加温濾板3
の内部スラッジ供給路31(図2も参照)を介してそれ
ぞれ連通している。濾板の下側構造については後述す
る。
【0022】特に本例では、各圧搾濾板2は樹脂製とさ
れるとともに、濾布4,4外面と対面する凹部2a,2
aを覆うように、表面に濾液溝2e,2e…が形成され
た樹脂製ダイアフラム2E,2Eがそれぞれ配され、こ
のダイアフラム2E,2Eと圧搾濾板2外面との間に流
体室2D,2Dがそれぞれ形成されている。各流体室2
D,2D内には、内部流体給排路2Fがそれぞれ通じて
いる。したがって、流体室2D,2D内への流体Fの供
給・排出が可能なようになっている。また、ダイアフラ
ム2E,2Eの濾液溝2e,2e…とこれに対面する濾
布4外面との隙間SP1(濾液溝2e,2e…内含む)
には、その下端部おいて内部濾液排出路2H,2Hがそ
れぞれ通じており、上端部において内部圧気供給路2J
がそれぞれ通じている。
【0023】一方、加温濾板3も樹脂製とされるととも
に、濾布4,4外面と対面する凹部3a,3aに、表面
に濾液溝3e,3e…がそれぞれ形成された中空熱伝導
パネル30(例:金属製パネル)がそれぞれ嵌め込ま
れ、かつその熱伝導パネル30の中空スペースに加温流
体が流通する加温室3sがそれぞれ形成されるととも
に、この加温室3sの下端部および上端部には内部流体
供給路3Fおよび内部流体排出路3Gがそれぞれ連通さ
れている。したがって、本加温濾板3には、圧搾濾板2
のように、対向する濾布4外面との間にダイアフラムが
配されていない。さらに、濾液溝3e,3e…とこれに
対面する濾布4外面との隙間SP2(濾液溝3e,3e
…内含む)には、その下端部おいて内部濾液排出路3H
がそれぞれ通じており、上端部において内部圧気供給路
3Jがそれぞれ通じている。
【0024】かくして、本装置1では、加温濾板3、圧
搾濾板2およびダイアフラム2Eのような装置1外へ面
する主要部材が樹脂製とされることで、これらによって
取り囲まれる濾室6から装置外への熱伝導、ならびに熱
伝導パネル30(これらは供給スラッジ加温手段の加温
部位に相当する)から装置外への熱伝導・熱放散がそれ
ぞれ抑制され、濾室6内のスラッジの保温、濾室6内の
スラッジへの高効率な熱伝達が可能となっている。
【0025】また本装置1では、圧搾濾板2とこれと対
向する濾布4との間には、一対の濾布4,4間4Sに供
給したスラッジを圧搾するダイアフラム2Eを配し、こ
のダイアフラム2Eと圧搾濾板2との間を流体室2Dと
なす一方で、加温濾板3とこれと対向する濾布4との間
にはダイアフラムを配さず、かつ加温濾板3には、供給
したスラッジを加温する加温手段(加温室3sは加温手
段を構成する)を設けた構成となっている。
【0026】他方、図4のシステムフロー図を参照する
と、本装置1例は、加温スラッジを供給するスラッジ供
給手段7として、スラッジ貯留槽7Aと、このスラッジ
貯留槽7A内のスラッジSを加温するスラッジ加温手段
7B(例えば蒸気吹込み装置)と、スラッジ貯留槽7A
内の加温スラッジSを外部スラッジ供給路7Fを介して
濾布4,4間4Sに加圧供給するスラッジポンプ7Pと
を備えている。外部スラッジ供給路7Fには洗浄弁8V
fを有する洗浄液供給路8Fが通じており、また外部ス
ラッジ供給路7Fからはスラッジブロー弁8Vbを有す
るスラッジブロー路8Bが分岐され、このスラッジブロ
ー路8Bはスラッジ貯留槽7Aに通じている。図示の7
Vfは、外部スラッジ供給路7Fにおける洗浄液供給路
8Fの連通部とスラッジポンプ7P出側との間に配設さ
れたスラッジ供給弁を示している。
【0027】また、供給スラッジの加温を行うべく、熱
伝導パネル30内の加温室3sに対して加温流体(温水
や蒸気等)Fを供給する手段9として、流体貯留槽9A
と、この流体貯留槽9A内の流体Fを加温する流体加温
手段9B(例えば蒸気吹込み装置)と、流体貯留槽9A
内の加温流体Fを外部流体供給路9Fおよび内部流体供
給路3Fを介して加温室3sに対して供給する加温流体
供給ポンプ9Pとを備えている。9Vfは流体供給路9
Fに配設された加温流体供給弁を示している。また、加
温室3sの上部には内部流体排出路3Gが連通してお
り、加温室3s内に供給された加温流体は、内部流体排
出路3Gならびに流体返送路12を介して流体貯留槽9
Aに返送されるようになっている。
【0028】さらに本例では、この加温流体Fを前述の
流体室2D内へ供給し、ダイアフラム2Eの膨出に用い
るようになしている。具体的には、流体貯留槽9A内の
加温流体Fを外部流体供給路10Fおよび内部流体供給
路2Fを介して流体室2D,2D内に加圧供給する圧入
ポンプ10Pとを備えている。10Vfは外部流体供給
路10Fに配設された流体入口弁を示している。このよ
うに構成することで、樹脂製ダイアフラムを用いた場合
においても、ダイアフラム2Eを介して多少の熱伝導は
期待できるので、供給スラッジに対するダイアフラム2
Eがわからの加温がなされるようになる。さらに、外部
流体供給路10Fにおける流体入口弁10Vfと内部流
体供給路2Fとの間の部位から分岐し、流体貯留槽9A
に通じる返送路10Rを設け、この返送路10Rにリリ
ーフ弁10Vrを配設することによって、流体室2D,
2Dに対する加温流体の供給圧がリリーフ弁の設定圧以
下に保持されるようにもなっている。
【0029】また本装置1例では、各濾板2,3の内部
濾液排出路2H,3Hは、合流しつつ、濾液出口弁11
Veを有する外部濾液排出路11Hを介して濾液槽11
Aに通じており、この濾液槽11A内の濾液は貯留濾液
量に応じて濾液ポンプ11Bにより濾液貯留槽11Cに
供給されるようになっている。また、外部濾液排出路1
1Hからは濾液ブロー弁11Vbを有する濾液ブロー路
11Jが分岐されており、この濾液ブロー路11Jは濾
液貯留槽11Cに通じている。好ましくは、図示例のよ
うに、濾液槽11Aに真空ポンプ11Dを連結してお
き、この真空ポンプ11Dにより、濾液槽11A、濾液
排出路2H,3Hを介して、濾液溝2e,3eと濾布
4,4との隙間SP1,SP2を負圧にできるように構
成する。さらに図示例のように、圧気供給路2J,3J
および上部吸引路14を介して、濾液溝2e,3eと濾
布2B外面との隙間SP1,SP2を隙間上部から吸引
し負圧にできるようになすと、被脱水物の高効率かつ均
等な脱水が可能になる。
【0030】また本装置1例では、内部圧気供給路2
J,3Jには、外部圧気供給路13Jならびに圧気槽1
3Aを介してコンプレッサー13Cからの圧気(例えば
圧縮空気)が供給されるようになっている。
【0031】<脱水方法例>次に、前述の脱水装置1を
用いる本発明のスラッジ脱水方法例について説明する。
本脱水方法例は、主に濾過工程とこれに続く圧搾工程と
からなる。
【0032】濾過工程においては、先ずシリンダー5
(図1のみ図示)の伸長により濾板2,3…を締め付け
て閉枠し、図4に示すように濾室6を形成する。また、
全ての弁は閉じておく。しかる後、加温流体供給ポンプ
9Pを作動させるとともに、流体入口弁9Vfを開け
る。これにより、加温手段9Bにより温められた加温流
体F(温水や蒸気)が流体貯留槽9Aから外部流体供給
路9Fならびに内部流体供給路3Fを介して熱伝導パネ
ル30の加温室3s内に供給される。なお、本例では、
加温室3sに供給した加温流体Fは、上部流体排出路3
Gおよび流体返送路12を介して流体貯留槽9Aに返送
され、加温手段9Bにより温められた後、再度加温室3
sに送られる。このように循環を行うことで、常時新し
く加温された加温流体Fが加温室3s内に存在すること
になる。
【0033】これと同時に、あるいはこれに続いてスラ
ッジポンプ7Pを作動させるとともに、スラッジ供給弁
7Vfを開とし、加温手段7Bにより前もって温められ
スラッジ貯留槽7Aに貯留されていた加温スラッジS
を、外部および内部スラッジ供給路7F,31を介して
濾室6の濾布4,4間に加圧供給する。この状態が図5
に示されている。濾室6内のスラッジS1は、順次送ら
れてくるスラッジの供給圧力によって濾液のみが濾布
4,4を通り、濾過が進行する。この際、加温室3s内
を通る加温流体Fの熱が熱伝導パネル30を介して、濾
布4,4間のスラッジに対して伝わり、当該スラッジが
加温されつつ濾過が進行することになる。
【0034】またこの際、濾液出口弁11Veおよび濾
液ブロー弁11Vbのいずれか一方は開けておき、いず
れの場合にも濾液をダイアフラム2Eの濾液溝2e,
…、熱伝導パネルの濾液溝3e,…、内部濾液排出路2
H,3Hならびに外部濾液排出路11Hを介して濾液貯
留槽11C内に対して排出させる(詳しくは後述す
る)。
【0035】所定時間経過後、例えばスラッジポンプ7
Pを停止するとともにスラッジ供給弁7Pを閉じて濾過
工程を終え、続いて圧搾工程に移る(引き続き、スラッ
ジ供給を行いながら、圧搾工程を行うこともできる)。
【0036】圧搾工程では、加温濾板3の熱伝導パネル
30内の加温室3sに対する加温流体Fの供給を行って
いる(濾過工程から引き続き供給しておくのが好まし
い)状態で、流体室2Dに対して流体を圧入するのが好
ましい。すなわち図示例の場合、加温流体供給弁10V
fを開けるとともに加温流体圧入ポンプ10Pを作動さ
せ、加温流体貯留槽9Aに貯留されている加温流体Fを
加温流体圧入路10Fおよび内部供給路2Fを介して流
体室2D内に圧入供給する。この際の供給圧は、前述の
とおりリリーフ弁10Vrの作用により設定圧力以下に
保持される。その結果、図6に示すように、流体室2
D,2Dの内圧が濾室6の内圧よりも高くなることによ
り、その差圧によってダイアフラム2Eが圧搾濾板2が
わから加温濾板3がわへ膨出し、膨出したダイアフラム
2Eにより濾室6内の被脱水スラッジS1が濾布4,4
を介して挟まれ圧搾される。
【0037】かくして、圧搾中においても、加温室3s
内を通る加温流体Fが熱伝導パネル30を主に介して、
また補助的に流体室2D内の加温流体がダイアフラム2
Eを介して、濾布4,4間のスラッジを効果的に加温す
る。これにより、濾布4,4間のスラッジは少なくとも
保温される。かかる加温によって高効率な圧搾濾過がな
される。
【0038】さらに所定時間経過後に、加温流体供給弁
10Vfを閉じ、加温流体圧入ポンプ10Pを停止する
とともに、流体返送弁4Vbを開ける。これにより流体
室2Dが流体返送路4Cを介して流体貯留槽9Aに返送
される。
【0039】本発明においては、圧搾工程中においてか
かる圧搾操作・返送操作を交互に繰り返し行うことがで
きる(通常数回繰り返す)。これにより、スラッジが揉
み解され、圧搾による濾過作用の促進を図ることができ
る。
【0040】さらに、濾過操作・圧搾操作・返送操作の
一連のサイクルを繰り返し行うこともでき、この場合に
は圧搾後の被脱水物は体積が小さくなっているので、濾
布4,4間にさらに加温スラッジを圧入でき(この場合
にはダイアフラム2Eは押し戻されて図5に示す状態に
戻る)、圧搾による濾過作用の促進のみならずこれに伴
うスラッジS供給(注入)量の飛躍的な増大を図ること
ができる。
【0041】圧搾工程が終了したならば、圧入ポンプ1
0Pを停止し、開いている弁を閉じる。
【0042】ここに、これらの濾過工程および圧搾工程
における濾液の排出形態は、主に次の方法からそれぞれ
選ぶことができる。すなわち、第1の方法は、濾液出口
弁11Veを開けかつ濾液ブロー弁11Vbを閉じると
ともに、真空ポンプ11Dを作動させる方法である。こ
れにより、濾液排出経路を構成する、濾液槽11A、外
部濾液排出路11H、内部濾液排出路2H,3H、ダイ
アフラム2Eの濾液溝2e,…および熱伝導パネル30
の濾液溝3e,…が負圧となるので、濾過または圧搾中
の濾液の排出を促進させ、脱水ケーキの含水率を低くす
ることが出来る。この場合、濾液は、ダイアフラム2E
の濾液溝2e,2e…、および熱伝導パネル30の濾液
溝3e,…を通り、内部濾液排出路2H,3Hならびに
外部濾液排出路11Hを介して濾液槽11Aに送られ、
濾液槽11Aに一時的に貯留される。そして、濾液槽1
1A内の濾液貯留量に応じて自動的に動作する濾液ポン
プ11Bにより、濾液槽11A内の濾液が汲み出され、
濾液貯留槽11C内に排出される。
【0043】第2の方法は、濾液ブロー弁11Vbを開
け、濾液出口弁11Veは閉じ、かつ真空ポンプ11D
を作動させない方法である。この場合には、濾液は、ダ
イアフラム2Eの濾液溝2e,2e…、および熱伝導パ
ネル30の濾液溝3e,…を通り、内部濾液排出路2
H,3H、外部濾液排出路11H、濾液ブロー路11J
を介して直接に濾液貯留槽11Cへ排出される。
【0044】最も効果的な方法は、濾過工程中は濾液ブ
ロー弁11Vbを開とし且つ濾液出口弁11Veを閉と
して、濾液を自然流下させ、圧搾工程に入ってからも所
定時間は同様にし、しかる後に濾液量が少なくなった頃
から濾液出口弁11Veを開とし且つ濾液ブロー弁11
Vbを閉とし、同時に真空ポンプ11Dを作動させて濾
液排出経路11Hを負圧にする方法である。本方法で
は、濾液が自然に排出されるうちは濾液排出経路11H
を負圧とせず、濾液が自然に排出され難くなったときか
ら濾液排出経路11Hを負圧とするので、濾液排出の促
進およびケーキ含水率の低下を図りつつも、濾過工程ま
たは圧搾工程において常時濾液排出経路11Hを負圧と
する場合と比べて、真空ポンプ11Dによる消費エネル
ギーを少なくできる利点がある。
【0045】他方、前述の圧搾工程ならびに濾過工程が
終了したならば、続いてブロー工程を行うことを推奨す
る。本ブロー工程においては、洗浄弁8Vfおよびスラ
ッジブロー弁8Vbを開けて、洗浄水により外部スラッ
ジ供給路7Fを含むスラッジ供給経路内のスラッジをス
ラッジ貯留槽7Aヘブローする。
【0046】次に、洗浄弁8Vfを閉じるとともに圧気
入口弁13Vfを開けて、図7に示すように、コンプレ
ッサー13Cにより圧気槽13Aに貯められた圧気によ
り、外部圧気供給路13Jならびに内部圧気供給路2
J,3J、ダイアフラム2E,2Eの濾液溝2e,2e
および熱伝導パネル30の濾液溝3e,…を介してブロ
ーするとともに、外部スラッジ供給路7Fを含むスラッ
ジ供給経路に残留した洗浄水をスラッジ貯留槽7Aヘブ
ローする。好適には、かかる圧気ブローを洗浄水ブロー
の前後に行うようにする。
【0047】さらに好適には、この所定時間経過後、ス
ラッジブロー弁8Vbを閉じ、流体ブロー弁4Vbおよ
び濾液ブロー弁11Vbを開け、引き続き供給される圧
気を今度は濾室6内に供給する。そして、その濾室6内
への供給エアの作用によって、流体室2Dの加温流体を
流体ブロー路4Cを介して流体貯留槽9Aに返送すると
ともに、ダイアフラム2Eの濾液溝2e,…および熱伝
導パネル30の濾液溝3e,…に残留する濾液を、内部
濾液排出路2H,3H、外部濾液排出路11H、濾液ブ
ロー弁11Vbを介して濾液貯留槽11Cへブローす
る。
【0048】以上で濾過、圧搾、ブロー工程が終了し、
脱水ケーキKが濾室6内に形成されているのでその排出
工程に入る。排出工程ではまず、図8と図1との対比か
らも理解されるように、シリンダー5を収縮させてルー
ズヘッド101を開放し、これに対してまた互いに連結
された濾板2,3…が順次牽引され、各濾板間2,3が
一定間隔となるように開枠される。続いて、濾布駆動装
置102により駆動シャフト103を回転させ、滑車1
04に巻き取られているワイヤーロープ105を繰り出
せるとともに、張り合わされていた濾布4,4の下端を
開くように、各濾布4を各リターンロール106を経て
各巻取りロール107にそれぞれ巻き取る。この巻取り
はワイヤーロープ105の繰り出しに伴う濾布下降量に
応じてなされ、濾布4,4は常にサポートバー108と
各リターンロール106との間に引っ張られ実質的に平
面をなす状態とされる。
【0049】かくして、リターンロール106,106
における濾布4,4の鋭角的な折返しの作用および自重
により、濾布4,4間に形成された脱水ケーキKは濾布
4,4から剥離し排出される。通常はかかる濾布駆動の
みで脱水ケーキKの剥離が可能であるが、剥離性が悪い
場合には、濾布4,4を挟んでリターンロール106,
106の反対側に、濾布4からケーキを掻き取るスクレ
ーパ(図示せず)を設け、濾布4,4に付着した脱水ケ
ーキを積極的に剥離するように構成することができる。
【0050】<その他>本発明のダイアフラム2Eはゴ
ム材等の樹脂で形成することができるが、ダイアフラム
2Eにおける少なくとも濾布を介して濾室と対応する部
分を、熱伝導性の高い材料、例えば可撓性を有する程度
の薄さの鋼板(特に防錆性の観点からステンレス鋼板が
好ましい)などにより形成するのが好ましい。例えば、
図示しないが、実質的に前述の保温効果に寄与しないダ
イアフラムの外縁部分をゴム材等の熱伝導性の低い可撓
性材料で形成し、実質的に保温効果に寄与する中央部分
を金属等の熱伝導性の高い硬質材料で形成することもで
きる。
【0051】前記の説明では、濾布走行型への適用例を
示したが、本発明は濾布吊り下げ型の脱水機にも適用可
能である。また本発明では、上述例のように濾板上部か
らスラッジ供給を行うアッパーフィードとするほか、加
温スラッジを濾板中央部から供給するセンターフィード
としたり、濾板下部からスラッジを供給するアンダーフ
ィードとしたりすることもできる。
【0052】さらに、本発明においては、前述具体例に
おける弁の開閉やポンプの始動・停止、シリンダーによ
る閉枠・開枠等は、適宜の制御装置により自動制御で行
わしめることができる。
【0053】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、スラッ
ジの注入量の増大、濾過および圧搾時間の短縮、脱水ケ
ーキの含水率の大幅な低下、脱水ケーキの剥離性の向上
などを図ることができ、総じて濾過脱水能力を高めるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフィルタープレス装置例の正面図
である。
【図2】図1のII-II断面を示す縦断面図である。
【図3】濾板の配列形態を示す要部縦断面図である。
【図4】本発明に係るフィルタープレス装置例を示すフ
ロー図である。
【図5】濾過工程を示す要部縦断面図である。
【図6】圧搾工程を示す要部縦断面図である。
【図7】ブロー工程を示す要部縦断面図である。
【図8】ケーキ排出工程を示す要部縦断面図である。
【符号の説明】
1…フィルタープレス装置、2…圧搾濾板、3…加温濾
板、4…濾布、2E…ダイアフラム、2D…流体室。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 青柳 宏紀 東京都中央区佃2丁目17番15号 月島機械 株式会社内 (72)発明者 小池 昭夫 東京都中央区佃2丁目17番15号 月島機械 株式会社内 Fターム(参考) 4D018 AA03 AA07 AA15 AA23 BB02 BB04 BB05 BB14 BB18 BB19 BB22 BB33 CC01 CC02 CC03 CC04 CC05 CC06 4D059 AA03 AA07 BE15 CB11 CB17

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対向する濾板間の濾室内に濾布を対向して
    設け、前記濾布間にスラッジを供給し濾過するようにな
    し、かつ濾板と直接対面する濾布との間に中空熱伝導パ
    ネルを配置し、さらに、濾室内を負圧化する負圧化手段
    を連結したフィルタープレス装置を用い、 前記中空熱伝導パネルに加温流体を通すことにより前記
    濾布間に供給したスラッジを加温しながら、濾過を行
    い、 この濾過工程中に前記負圧化手段を作動させ、濾液の排
    出を促進させることを特徴とするスラッジの脱水方法。
  2. 【請求項2】対向する濾板間の濾室内に濾布を対向して
    設け、前記濾布間にスラッジを供給し濾過するようにな
    し、一方の圧搾濾板と対面する濾布との間にダイアフラ
    ムを設け、かつ他方の加温濾板と直接対面する濾布との
    間に中空熱伝導パネルを配置し、前記濾室内を負圧化す
    る負圧化手段を連結したフィルタープレス装置を用い、 前記中空熱伝導パネルに加温流体を通すことにより前記
    濾布間に供給したスラッジを加温しながら、濾過を行
    い、 この濾過工程中に前記負圧化手段を作動させ、濾液の排
    出を促進させ、 濾過工程後の圧搾工程において、前記ダイアフラムを前
    記圧搾濾板側から前記加温濾板側に膨出させて圧搾を行
    うことを特徴とするスラッジの脱水方法。
  3. 【請求項3】圧搾中においても中空熱伝導パネルに加温
    流体を通すことにより前記濾布間に供給したスラッジを
    加温する請求項2記載のスラッジの脱水方法。
  4. 【請求項4】対向する濾板間の濾室内に濾布を対向して
    設け、前記濾布間にスラッジを供給し濾過するようにな
    し、一方の圧搾濾板と対面する濾布との間にダイアフラ
    ムを設け、かつ他方の加温濾板と直接対面する濾布との
    間に中空熱伝導パネルを配置し、前記濾室内を負圧化す
    る負圧化手段を連結したフィルタープレス装置を用い、 前記中空熱伝導パネルに加温流体を通すことにより前記
    濾布間に供給したスラッジを加温しながら、濾過を行
    い、 濾過工程後の圧搾工程において、前記ダイアフラムを前
    記圧搾濾板側から前記加温濾板側に膨出させて圧搾を行
    い、この圧搾中においても中空熱伝導パネルに加温流体
    を通すことにより前記濾布間に供給したスラッジを加温
    し、 前記濾過工程または圧搾工程において、前記負圧化手段
    を作動させ濾液の排出を促進させる、 ことを特徴とするスラッジの脱水方法。
  5. 【請求項5】濾過工程においては、負圧化手段を作動さ
    せることなく、濾液を自然排出し、圧搾工程に入って濾
    液が少なくなった時点で、負圧化手段を作動させ濾液の
    排出を促進させる請求項4記載のスラッジの脱水方法。
  6. 【請求項6】対向する濾板間の濾室内に濾布を対向して
    設け、前記濾布間にスラッジを供給し濾過するようにな
    したフィルタープレス装置において、 一方の濾板と対面する濾布との間に設けたダイアフラム
    と、 他方の濾板と直接対面する濾布との間に前記中空熱伝導
    パネルを配置し、前記中空熱伝導パネルに加温流体を通
    すことにより前記濾布間に供給したスラッジを加温する
    供給スラッジ加温手段と、 濾室内を負圧化する負圧化手段と、 を備えたことを特徴とするフィルタープレス装置。
  7. 【請求項7】中空熱伝導パネルの濾布対向面に濾液溝が
    形成され、この濾液溝を濾液が通る構成とした請求項6
    記載のフィルタープレス装置。
  8. 【請求項8】中空熱伝導パネルの濾布対向面に濾液溝が
    形成され、この濾液溝を濾液が通る構成とし、かつ中空
    熱伝導パネル内に加温流体が通る構成とした請求項6記
    載のフィルタープレス装置。
  9. 【請求項9】中空熱伝導パネルの濾布対向面に濾液溝が
    形成され、この濾液溝を濾液が通る構成とし、かつダイ
    アフラムの濾布対向面に濾液溝が形成され、この濾液溝
    を濾液が通る構成とした請求項6記載のフィルタープレ
    ス装置。
  10. 【請求項10】負圧化手段は、中空熱伝導パネルの濾布
    対向面に形成された濾液溝に連結している請求項7〜9
    のいずれか1項に記載のフィルタープレス装置。
  11. 【請求項11】中空熱伝導パネルは金属製パネルである
    請求項6〜10のいずれか1項記載のフィルタープレス
    装置。
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