JP7022279B2 - フィルタープレスの運転方法及び圧力タンク一体型フィルタープレス - Google Patents

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本発明は、上水・工水スラッジ処理、及び化学工業、製紙パルプ工業等の各種生産プロセスにおいて、中・長時間圧搾脱水処理を必要とするダイアフラムろ板を有するフィルタープレスの運転方法及び圧力タンク一体型フィルタープレスに関する。
従来、フィルタープレスでは高圧搾脱水するために原液をろ過室に圧入してろ過脱水後、圧力流体をダイアフラムろ板に圧入して圧搾脱水をしており、中・長時間圧搾脱水処理では、圧搾圧力を維持するために圧搾中は継続して圧力ポンプを作動している。
圧搾脱水にはダイアフラムに圧縮空気を供給して一次圧搾を行い、さらに圧力水を供給して高圧の二次圧搾を行う圧搾脱水方法が、特許文献1に開示されている。
そして、圧力水の圧搾圧力を維持するために圧力タンクを利用すると共に、フィルタープレスに大容量のダイアフラムを設け、大容量のダイアフラムを圧力タンクの代わりとして利用する技術が、特許文献2に開示されている。
特公平02-12122号公報 特許第4911369号公報
特許文献1のフィルタープレスでは、圧搾時間が長くなると圧力水の圧搾圧力を一定に維持するため、圧力水ポンプを長時間稼働させる必要があった。
また、特許文献2のフィルタープレスでは圧力水ポンプの稼働時間を短くするため、圧力タンクとしてフィルタープレスの両端に大容量のダイアフラムを設けているが、フィルタープレスが大型になってしまう問題があった。
さらに、大容量のダイアフラムには、通常のダイアフラムと比べて圧縮空気と圧力水を大量に供給するため、空気と水が大量に必要となり、それらを供給するポンプの動力も大きなものとなっていた。
本発明は、大容量のダイアフラムを用いることなく、圧縮空気による圧搾脱水でダイアフラム室を圧力タンクとして利用するフィルタープレスの運転方法を提供する。
多数のろ板とダイアフラムろ板で形成されるろ過室に原液を圧入して脱水ケーキを生成する圧入工程と、ろ過室に形成されるダイアフラム室に圧縮空気を供給する空気圧搾工程と、空気圧搾工程後にダイアフラム室に圧力水を供給する水圧搾工程と、を備えるフィルタープレスの運転方法において、前記ダイアフラムろ板の何れか1つ以上を圧力ろ板とし、前記圧入工程で圧力ろ板で形成されるろ過室に原液を圧入せず、前記空気圧搾工程は、ダイアフラムの膨張によりろ過室で生成される脱水ケーキの厚みがろ過室の厚みの1/4~2/3幅になるまで継続することで、大量の圧縮空気をダイアフラム内に保持することができ、外部に圧力タンクを設ける必要がない。
前記圧力ろ板のダイアフラム室の容積は、他のダイアフラム室の合計容積の1/50~1/20であることで、水圧搾工程の圧力水ポンプの駆動回数が低減する。
多数のろ板とダイアフラムろ板で形成されるろ過室に原液を圧入して脱水ケーキを生成するフィルタープレスにおいて、ダイアフラムろ板の何れか1つ以上を圧力ろ板とし、ダイアフラムろ板と圧力ろ板に形成するダイアフラム室に圧縮空気を供給する圧縮空気管と、圧力水を供給する圧力水供給管を接続すると共に、ろ板とダイアフラムろ板間に形成されるろ過室のみに原液供給管26を連通することで、大量の圧縮空気をダイアフラム内に保持することができ、外部に圧力タンクを設ける必要がない。
前記圧力ろ板のダイアフラム室の容積は、他のダイアフラムろ板のダイアフラム室の合計容積の1/50~1/20であることで、水圧搾工程の圧力水ポンプの駆動回数が低減する。
前記ろ過室からろ液を排出する排出管に流量計を備えると共に、流量計が測定したろ液流量を基にろ過室内の脱水ケーキの厚みを算出し、脱水ケーキの厚みがろ過室の厚みの1/4~2/3幅となった場合、圧縮空気管の圧縮空気弁と圧力水供給管の圧力水弁を切り替える制御盤と、を備えることで、圧縮空気を十分に保持した状態で水圧搾工程に移行する。
前記圧力ろ板はろ板とダイアフラムろ板の一端に配置し、圧力ろ板に張設するダイアフラムは薄膜のゴムであることで、圧力ろ板の製作コストを削減できる。
通常の大きさのダイアフラムを圧力タンクとして利用するため、大容量のダイアフラムが不要となりフィルタープレスを小型化できる。
また、脱水ケーキがろ過室の1/4~2/3幅となるまでダイアフラムに圧縮空気を供給することで、ろ過室の3/4~1/3幅分の大量の圧縮空気をダイアフラム内に保持することができる。
圧縮空気により圧力水の降圧が緩やかになるため、頻繁に圧力水ポンプを稼働させる必要が無く、稼働時間も短縮できる。
本発明に係るフィルタープレスのフロー図である。 同じく、並列するろ板とダイアフラムろ板の一部縦断斜視図である。 同じく、並列したろ板の一端に圧力ろ板を配置したフィルタープレスの概念図である。
図1は、本発明に係るフィルタープレスのフロー図である。
フィルタープレスは、フロントフレーム1とリアフレーム2に一対のガイドレール3を橋架してあり、ガイドレール3に多数のろ板4とダイアフラムろ板5を交互に支架して、並列したろ板4とダイアフラムろ板5の一端部に、圧縮空気溜りを大きくする圧力ろ板6を配設してある。
リアフレーム2に配設した締付シリンダー7がムーバブルヘッド8に連結してあり、締付シリンダー7で並列したろ板4とダイアフラムろ板5を開閉させる。
図2は、並列するろ板とダイアフラムろ板の一部縦断斜視図である。
ろ板4とダイアフラムろ板5で形成するろ過室9に一対のろ布10が吊設してあり、ろ板4とダイアフラムろ板5を貫通する供給口11からろ布10間に原液を圧入する。
ダイアフラムろ板5には表面に膨張収縮可能なダイアフラム5aを張設してある。ダイアフラム5aを膨張することでろ過室9に供給した原液を圧搾し、ろ布10で固液分離を行う。
図3は、並列したろ板の一端に圧力ろ板を配置したフィルタープレスの概念図である。
ダイアフラムろ板5は、表面にダイアフラム5aを張設して内部にダイアフラム室12を形成してある。また、並列したろ板4とダイアフラムろ板5の一端には圧力ろ板6が配設してある。圧力ろ板6の表面にはダイアフラム6aが張設してあり、圧力ろ板6とダイアフラム5aの間にダイアフラム室12aを形成する。
ダイアフラム室12に圧力流体を供給することでダイアフラム5aを膨張させる。本発明では全てのダイアフラム室12を連通し、ダイアフラムろ板5のダイアフラム室12と圧力ろ板6のダイアフラム室12aを圧力タンクとして利用する。圧力流体は、圧縮空気を供給した後、圧力水を供給してダイアフラム5aを膨張させる。
ダイアフラム室12は、脱水ケーキの厚みがろ過室の厚みの1/4~2/3幅となるまで圧縮空気を供給し、膨張させることで、圧力タンクとして必要な空気量が充填される。なお、脱水ケーキの厚みがろ過室9の厚みの1/3幅となるまでダイアフラム室12を膨張させることで、後述する水圧搾工程S3のエネルギー効率が最も高くなる。
圧力ろ板6のダイアフラム室12aの容積は、多数並列したダイアフラムろ板5のダイアフラム室12の合計容積の1/50~1/20とする。前記容積のダイアフラム室12aを備えることで、圧縮空気を十分保持することができるため、水圧搾工程S3の圧力水ポンプ17の駆動回数が低減する。
なお、圧力ろ板6とろ板4間に形成される空間を圧力室13とし、圧力室13は原液を供給せずに、ダイアフラム6aを膨張させる空間として使用する。ダイアフラム6aは脱水ケーキの圧搾に利用しないため、強度を必要とせず薄膜のゴムでよい。
本実施例では並列したろ板4とダイアフラムろ板5の一端に、一つの圧力ろ板6を配置しているが、複数の圧力ろ板6を配置することもできる。この際、複数の圧力ろ板6をろ板
4列の一端に集合させて配置する、又は複数の圧力ろ板6を分散させてろ板4間に配置する。
図3に示すように、ダイアフラムろ板5のダイアフラム室12と、圧力ろ板6のダイアフラム室12aに圧力水供給管14と圧縮空気管15を接続してある。
図1に示すように、圧力水供給管14に給水槽16の水を圧送する圧力水ポンプ17と圧力水を入切する圧力水弁18が配設してある。圧縮空気管15に連結した空気槽19に圧縮空気を供給する空気圧縮機20と、圧縮空気管15に供給する圧縮空気を入切する圧縮空気弁21が配設してある。
空気圧縮機20と圧力水ポンプ17でダイアフラム室12に圧縮空気と圧力水を供給し、脱水ケーキの圧搾を行う。空気圧縮機20は0.7~0.85MPaの圧縮空気をダイアフラム室12に供給し、圧力水ポンプ17は1.3~1.6MPaの圧力水を供給する。
また、ろ板4に連通した排出管22からろ液が排出され、排出管22に設けた流量計23でろ液の流量が検知される。
流量計23で検知した流量からろ液量を制御盤24で算出し、算出したろ液量を基に、圧力水ポンプ17と圧力水弁18、空気圧縮機20と圧縮空気弁21を制御盤24で制御して、ダイアフラム室12の圧縮空気圧を操作するようにしてある。
図1及び図2に示すように、原液圧入ポンプ25を配設した原液供給管26が、ろ板4とダイアフラムろ板5の間のろ過室9に連通させてある。
なお、図3にはろ過室9を形成するためにろ板4とダイアフラムろ板5を交互に並列しているが、ダイアフラムろ板5だけを並列してろ過室9を形成することで、ろ過室9の両面からダイアフラム5aで圧搾することが可能となる。
本発明で使用するフィルタープレスは上記のように構成してあり、その圧搾ろ過方法を以下に示す。
予めろ過室9の厚み、原液の固形分濃度を計測しておく。
予め締付シリンダー7を駆動させ、並列するろ板4とダイアフラムろ板5を閉板し、ろ過室9を形成する。
圧入工程(S1)
原液圧入ポンプ25から原液供給管26を介して、フィルタープレスのろ過室9に原液を圧入してろ過を行う。この時、圧力室13には原液を供給しない。また、ダイアフラム室12には流体を供給しておらず、ろ過室9に原液が充満する。
ろ過室9に張設したろ布10が原液から液体を分離し、脱水ケーキが生成されると共に、ろ液は排出管22を介してろ過室9の外へ排出する。
空気圧搾工程(S2)
原液の圧入を停止した後、空気圧縮機20を駆動して、圧縮空気弁21を操作し、ダイアフラムろ板5のダイアフラム室12と、圧力ろ板6のダイアフラム室12aに圧縮空気を供給し、0.85MPaまで昇圧する。昇圧後、空気圧縮機20を停止する。
圧縮空気によりダイアフラム室12、12aが膨張すると共に、ろ過室9に形成した脱水ケーキが圧縮され、脱水ケーキからはさらに液分が排出される。ろ液の排出に伴い、ダイアフラム室12、12aの内圧が低下するため、0.7MPaまで低下すると再び空気圧縮機20を駆動する。空気圧縮機20により、ダイアフラム室12、12aに圧縮空気を供給し、内圧を0.85MPaまで昇圧する。
ろ液は排出管22から排出され、排出管22の流量計23によりろ液の流量を検知する。
検知したろ液の流量、原液の固形分濃度、原液の供給量を基に、ろ過室9に形成された脱水ケーキの厚み(体積)を継続的に算出する。
空気圧搾を継続することによってろ液が排出されると共に、脱水ケーキの厚みが減少する。脱水ケーキの厚みが、ろ過室9の厚みの1/3になるのを算出すると、圧縮空気弁21を閉じて空気圧縮機20を停止する。
なお、予め定めた時間内に脱水ケーキの厚みがろ過室9の厚みの1/3にならない場合、空気圧搾工程S2を終了し、次の工程へ移行する。
水圧搾工程(S3)
圧縮空気弁21を閉じた後、圧力水ポンプ17を駆動する。圧力水弁18を開放して圧力水をダイアフラム室12、12aに圧入する。ダイアフラム室12、12aの内圧を1.5MPaまで昇圧し、圧力水弁18を閉じ、圧力水ポンプ17を停止する。
圧力水によりダイアフラム室12、12aはさらに高圧となり、ろ過室9内の脱水ケーキからさらに水分がろ布10により分離される。分離された水分はろ過室9から排出管22を通り排出される。ダイアフラム室12、12aには圧縮空気が供給されているため、水分がろ過室9から排出されることで、ダイアフラム室12、12aの内圧が徐々に低下していく。
ダイアフラム室12、12aの内圧が圧搾の進行に伴い1.4MPaに低下したときに、再び圧力水ポンプ17を駆動させ、圧力水弁18を開くことで、ダイアフラム室12、12aの内圧を1.5MPaまで昇圧する。
この操作を複数回繰り返すことで水圧搾を行う。
ダイアフラム室12、12aの内圧の変化に応じて、圧力水ポンプ17のON/OFF操作を繰り返した後、圧力水弁18を閉じ、圧力水ポンプ17を停止することで、ダイアフラム室12、12aの内圧を一定幅以内になるように調整し、圧搾脱水時の圧力水ポンプ17の運転時間を短縮する。
所定のろ液排出量を検知すると水圧搾工程S3を終了する。
圧力水排水工程(S4)
圧力水による水圧搾終了後、圧力水弁18を開放することで、ダイアフラム室12、12aの圧縮空気を利用して、ダイアフラム室12、12a内の圧力水を排出する。圧力水は圧力水供給管14を通って給水槽16へ排出される。その後、圧縮空気弁21を開放してダイアフラム室12、12aを常圧にする。
脱水ケーキ排出工程(S5)
締付シリンダー7収縮してろ板4とダイアフラムろ板5を開板し、ろ過室9に形成された脱水ケーキを機外に排出する。続けてフィルタープレスを運転する場合は、ろ板4とダイアフラムろ板5を閉板して再びろ過室9を形成し、圧入工程S1へ戻る。
本発明は空気圧搾工程S2において、多量の圧縮空気を圧力室13のダイアフラム室12、12aに供給することで、ダイアフラム室12、12aを圧力タンクとして利用している。空気圧搾工程S2では、脱水ケーキの厚みが、例えばろ過室9の1/3幅となるまで空気圧搾を継続し、ろ過室9の2/3幅の容量の圧縮空気をダイアフラム室12に供給している。従って、大容量の圧力タンクを別途備えなくとも、圧縮空気を保持できる。
よって、水圧搾工程S3では、ろ液の排出に応じてダイアフラム室12、12aの内圧の低下が緩やかとなり、ダイアフラム室12、12aの内圧を一定に維持するために圧力水ポンプ17の起動頻度、起動時間を大幅に減少することができる。
4 ろ板
5 ダイアフラムろ板
5a ダイアフラム
6 圧力ろ板
6a ダイアフラム
9 ろ過室
12 ダイアフラム室
12a ダイアフラム室
14 圧力水供給管
15 圧縮空気管
18 圧力水弁
21 圧縮空気弁
22 排出管
23 流量計
24 制御盤
26 原液供給管
S1 圧入工程
S2 空気圧搾工程
S3 水圧搾工程

Claims (6)

  1. 多数のろ板(4)とダイアフラムろ板(5)で形成されるろ過室(9)に原液を圧入して脱水ケーキを生成する圧入工程(S1)と、
    ろ過室(9)に形成されるダイアフラム室(12)に圧縮空気を供給する空気圧搾工程(S2)と、
    空気圧搾工程(S2)後にダイアフラム室(12)に圧力水を供給する水圧搾工程(S3)と、を備えるフィルタープレスの運転方法において、
    前記ダイアフラムろ板(5)の何れか1つ以上を圧力ろ板(6)とし、
    前記圧入工程(S1)で圧力ろ板(6)で形成されるろ過室(9)に原液を圧入せず、
    前記空気圧搾工程(S2)は、ダイアフラム(5a)の膨張によりろ過室(9)で生成される脱水ケーキの厚みがろ過室(9)の厚みの1/4~2/3幅になるまで継続する
    ことを特徴とするフィルタープレスの運転方法。
  2. 前記圧力ろ板(6)のダイアフラム室(12a)の容積は、他のダイアフラム室(12)の合計容積の1/50~1/20である
    ことを特徴とする請求項に記載のフィルタープレスの運転方法。
  3. 多数のろ板(4)とダイアフラムろ板(5)で形成されるろ過室(9)に原液を圧入して脱水ケーキを生成するフィルタープレスにおいて、
    ダイアフラムろ板(5)の何れか1つ以上を圧力ろ板(6)とし、
    ダイアフラムろ板(5)と圧力ろ板(6)に形成するダイアフラム室(12、12a)に圧縮空気を供給する圧縮空気管(15)と、圧力水を供給する圧力水供給管(14)を接続すると共に、
    ろ板(4)とダイアフラムろ板(5)間に形成されるろ過室(9)のみに原液供給管(26)を連通する
    ことを特徴とする圧力タンク一体型フィルタープレス。
  4. 前記圧力ろ板(6)のダイアフラム室(12a)の容積は、他のダイアフラムろ板(5)のダイアフラム室(12)の合計容積の1/50~1/20である
    ことを特徴とする請求項に記載の圧力タンク一体型フィルタープレス。
  5. 前記ろ過室(9)からろ液を排出する排出管(22)に流量計(23)を備えると共に、
    流量計(23)が測定したろ液流量を基にろ過室(9)内の脱水ケーキの厚みを算出し、
    脱水ケーキの厚みがろ過室(9)の厚みの1/4~2/3幅となった場合、
    圧縮空気管(15)の圧縮空気弁(21)と圧力水供給管(14)の圧力水弁(21)を切り替える制御盤(24)と、
    を備えることを特徴とする請求項又はに記載の圧力タンク一体型フィルタープレス。
  6. 前記圧力ろ板(6)はろ板(4)とダイアフラムろ板(5)の一端に配置し、圧力ろ板(6)に張設するダイアフラム(6a)は薄膜のゴムである
    ことを特徴とする請求項乃至請求項の何れか一項に記載の圧力タンク一体型フィルタープレス。
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