JP2003125638A - 排藁搬送装置 - Google Patents

排藁搬送装置

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JP2003125638A JP2001324390A JP2001324390A JP2003125638A JP 2003125638 A JP2003125638 A JP 2003125638A JP 2001324390 A JP2001324390 A JP 2001324390A JP 2001324390 A JP2001324390 A JP 2001324390A JP 2003125638 A JP2003125638 A JP 2003125638A
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discharged straw
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Hitoshi Ichihara
等 市原
Masaya Komatsu
真弥 小松
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Yanmar Agribusiness Co Ltd
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Seirei Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 排藁挟扼ガイドの伸縮操作を確実にできる排
藁搬送装置を提供する 【解決手段】 脱穀後の排藁を排藁搬送装置16により
排藁処理装置17へ搬送する構成であって、該排藁搬送
装置16を排藁搬送チェーン11と、該排藁搬送チェー
ン11の下方に位置する排藁挟扼ガイド10より構成
し、該排藁挟扼ガイド10を主ガイド10aと該主ガイ
ド10a下方に配置されて摺動する摺動ガイド10bと
から構成し、該摺動ガイド10bの一端と切断と放出を
切り換える切換レバー50に連結されるワイヤー77・
78とを、リンク機構80を介して連結した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンバインにおけ
る脱穀処理後の排藁を排藁処理装置に搬送する排藁搬送
装置に関する。より詳しくは、排藁挟扼ガイドの伸縮機
構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、コンバインの脱穀装置の扱胴
により脱穀された後の排藁を、排藁搬送装置により機体
後部に配置する排藁処理装置まで搬送し、該排藁搬送装
置は伸縮自在な排藁挟扼ガイドとその上側のチェーンか
ら構成し、排藁搬送装置の後工程側に排藁処理装置を配
置し、該排藁処理装置は切断装置や結束等からなり、切
換操作レバーの操作により、排藁挟扼ガイドに設けた摺
動ガイドを摺動移動させ、同時に切換カバーを回動し
て、排藁の搬送方向を変更して、排藁を切断、または、
切断せずにそのまま放出し、或いは、結束して放出する
ようにした技術が公知となっている。例えば、実公平6
−16485号の如く、排藁挟扼ガイド(レール主体
部)に摺動ガイド(レール延長部)を出入り自在に嵌合
し、該摺動ガイドを案内輪により支えるとともに、二本
のワイヤーを連結して、該二本のワイヤーの他端を切換
操作レバーと連結して、該切換操作レバーの回動により
摺動ガイドを摺動させて伸縮し、切断時には縮小して切
断装置へ排藁を導き、非切断放出時には摺動ガイドを伸
長して切断しないようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の摺動ガ
イドの移動構造では、ワイヤーをプーリーに往復巻回し
て連結するので、ワイヤーが長くなり、高温と低温時の
全体長さの差が大きく、また、使用年数が延びる程、伸
びが生じて弛みができ、ワイヤーの動きが摺動ガイドに
確実に伝わらないという問題や、プーリーからワイヤー
が外れ易くなることや、組立時にはワイヤー長さの調整
が面倒となる不具合があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するた
めの手段を説明する。
【0005】即ち、請求項1においては、脱穀後の排藁
を排藁搬送装置により排藁処理装置へ搬送する構成であ
って、該排藁搬送装置を排藁搬送チェーンと、該排藁搬
送チェーンの下方に位置する排藁挟扼ガイドより構成
し、該排藁挟扼ガイドを主ガイドと該主ガイド下方に配
置されて摺動する摺動ガイドとから構成し、該摺動ガイ
ドの一端と切断と放出を切り換える操作手段に連結され
るワイヤーとを、リンク機構を介して連結したものであ
る。
【0006】請求項2においては、前記リンク機構と操
作手段を一本のワイヤーで連結し、該ワイヤーまたは前
記リンク機構に弾性部材を連結して一側へ付勢するよう
にしたものである。
【0007】請求項3においては、前記摺動ガイドの一
端に、主ガイドに沿って転動するローラーを配置したも
のである。
【0008】請求項4においては、前記リンク機構を排
藁挟扼ガイドの下方に配置したものである。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、発明の実施の形態を説明す
る。図1はコンバインの全体側面図、図2は同じく全体
平面図、図3は同じく正面図、図4は排藁搬送装置の側
面図、図5は二本のワイヤーを有するリンク機構の側面
図、図6は同じく断面図、図7は切換レバーの側面図、
図8は同じく平面図、図9は排藁挟扼ガイドを伸長させ
た状態を示す排藁搬送装置の側面図、図10は排藁挟扼
ガイドを縮小させた状態を示す排藁搬送装置の側面図、
図11は一本のワイヤーを有するリンク機構の側面図、
図12は同じく断面図である。
【0010】まず、本発明に係わるコンバインの全体構
成について、図1乃至図3により説明する。コンバイン
は、左右のクローラ式走行装置18L・18Rにより走
行し、19はクローラ式走行装置18L・18Rのトラ
ックフレーム27・27に架設する機体フレーム、20
はフィードチェーン23等を左側に張架して扱胴21及
び処理胴を内蔵する脱穀装置、22は刈刃24や穀稈搬
送機構等を備える刈取部、25は刈取フレーム26介し
て刈取部22を昇降させる油圧シリンダである。また、
脱穀装置20で脱穀された籾等を選別する周知の選別装
置が、前記脱穀装置20の下方に配置している。
【0011】さらに、17は排藁搬送装置16の終端を
臨ませる排藁処理装置、29は揚穀筒30を介して脱穀
装置20からの穀粒を搬入する穀物タンク、31は前記
穀物タンク29の穀粒を機外に搬出する排出オーガ、3
4は丸型の操向ハンドル32や運転席33を配置したキ
ャビンである。
【0012】そして、該キャビン34の下方で前記機体
フレーム19の前部には、エンジン35、該エンジン3
5冷却用のラジエータ37、及びミッションケース36
が配設されており、エンジン35からの動力により、ク
ローラ式走行装置18L・18Rを駆動して走行・旋回
すると共に、穀稈をコンバインの前方から連続的に刈取
って脱穀処理するように構成している。
【0013】次に、排藁搬送装置16の構成について説
明する。図1に示すごとく、穀稈の搬送において、フィ
ードチェーン23の下流(後工程側)には、排藁搬送装
置16が備えられ、扱胴21の回転により脱穀された後
の排藁を、機体最後部に配置する藁処理装置17まで搬
送している。藁処理装置17は排藁切断装置や結束装置
や結束放出装置や集束装置等より構成される。そして、
図4に示すように、該排藁搬送装置16は、排藁挟扼ガ
イド10と、該排藁挟扼ガイド10の上方に備える排藁
搬送チェーン11から構成され、前記フィードチェーン
23(図1)の後部より排藁搬送装置16に受け継い
で、排藁挟扼ガイド10と排藁搬送チェーン11との間
に排藁の株元側を挟持して、排藁搬送チェーン11の駆
動により排藁処理装置17まで排藁を搬送する。前記藁
処理装置17は、本実施例では排藁切断装置よりなり、
カッターケース内部に回転刃17b・17b・・・を配
置し、カッターケース上方は切換カバー17aを設けて
いる。該切換カバー17aは、運転席33後方に配置し
ている切換レバー50(図2)と接続され、切換レバー
50の操作で、切換カバー17aが回転刃17b側を開
放する切断位置と、回転刃17bの上方を閉じて排藁が
落下しないようにして、切換カバー17a上を後方へ滑
り落ちる非切断位置に切り換えられるようにしている。
【0014】前記排藁挟扼ガイド10は、「へ」字状に
杆を曲げた形状の主ガイド10aと該主ガイド10a下
方に配置しているパイプ状のブラケット70内を貫通す
る摺動ガイド10bとからなる二重構造で、摺動ガイド
10bがブラケット70内を主ガイド10aの軸心方向
にスライド可能に構成されている。該ブラケット70
は、断面視でプレートを略三角形状に折り曲げた形状
で、一端(図4における右側端)下面より支持杆10c
を下方に突設している。また、主ガイド10aの左側部
の下面にも支持杆10cを下方に突設している。該支持
杆10c・10cは、バネを外嵌して本機側で支持し、
排藁挟扼ガイド10を排藁搬送チェーン11側へ付勢し
ている。また、前記ブラケット70下方にカバー71が
配置され、該カバー71は後述するリンク機構80を覆
っている。該リンク機構80は、運転席33後方に配置
している切換レバー50(図2)と接続され、該切換レ
バー50の操作によって、ワイヤー、リンク機構80を
介して摺動ガイド10bを摺動させる。また、該切換レ
バー50は、前記藁処理装置17の切換カバー17aの
開閉操作も同時に行っている。
【0015】次に、摺動ガイド10bの摺動機構の第一
実施例について説明する。図5及び図6に示すように、
前記ブラケット70上部に摺動ガイド10bを配置し、
該摺動ガイド10bの下方に、ローラー79・79を回
動自在に配置し、摺動ガイド10bを摺動し易くしてい
る。また、該摺動ガイド10bの一端(図5における左
側端、収納側端)に、支持プレート72を固設し、該支
持プレート72に、リンク機構80の一端を枢支してい
る。
【0016】前記リンク機構80は、排藁挟扼ガイド1
0の摺動ガイド10bの下方に配置しており、プレート
状の二本のアーム73・74で構成されている。前記ブ
ラケット70下方に配置している前記カバー71下部に
リンク機構80の支点となる支軸75を設け、該支軸7
5に下アーム74の一端(下部)を枢支する。また、該
下アーム74の他端(上端)を、上アーム73の一端
(下端)とピン76等で回動可能に枢結し、該上アーム
73の他端(上端)を、前記支持プレート72に枢支し
て摺動ガイド10bと連結する。
【0017】前記下アーム74上の、前記支軸75の上
方に固定ピン74aを、前記支軸75の下方に固定ピン
74bを突設する。該固定ピン74aにワイヤー77の
一端を、該固定ピン74bにワイヤー78の一端を取り
付け、該ワイヤー77・78の他端を前記切換レバー5
0に接続し、該切換レバー50の押し引き操作をワイヤ
ー77・78を介して操作をリンク機構80に伝えてい
る。
【0018】次に、切換レバー50について説明する。
前記切換レバー50は、図2に示すように、運転席33
後方に配置している。図7および図8に示すように、切
換レバー50の下端のボス部50aが本機側より水平方
向に突出した回動支軸52に回動自在に支持されてい
る。前記ボス部50aから2つのプレート53・54が
突設されており、一方のプレート53には、排藁処理装
置17の切換カバー17aに接続されるワイヤー58の
一端、及び、前記リンク機構80の下アーム74下端に
接続されるワイヤー78が、ピン55・56を介して連
結されている。他方のプレート54には、前記リンク機
構80の下アーム74に接続されるワイヤー77の他端
がピン57を介して連結されている。なお、プレート5
4上に設けたピン59は結束装置を設けた場合の結束駆
動用伝動クラッチを「接」とするためのワイヤーを連結
するためのものである。
【0019】このような構成において、図9に示す如
く、切換レバー50を、放出位置(切断せずに)に回動
すると、ワイヤー77が引っ張られて、下アーム74上
部が図9における右方へ回動し、上アーム73及び支持
プレート72も右方へ移動する。そして、支持プレート
72に連動して、摺動ガイド10bが図9における右方
へ摺動して、排藁挟扼ガイド10が伸長され,搬送され
た排藁を排藁搬送装置16終端位置から落下させて、切
断せずに圃場に放出するようにしている。
【0020】また、切換レバー50を切断側へ回動操作
すると、ワイヤー77は戻され、ワイヤー78が引っ張
られて、下アーム74上部が図10における左方へ回動
し、アーム73及び支持プレート72も左方へ移動す
る。そして、支持プレート72に連動して、摺動ガイド
10bが図10における左方へ摺動して、排藁挟扼ガイ
ド10が収縮される。一方、切換レバー50を切断側へ
回動操作すると、ワイヤー58も同時に引っ張られる。
このときピン55・56は死点越えとなって切換レバー
50は切断位置に回動した状態を維持できる。よって、
図10に示すように、排藁処理装置17上部に設けられ
ている切換カバー17aが、排藁挟扼ガイド10が収縮
と同時に開く。これにより、排藁処理装置17上方に摺
動ガイド10bが位置しないことになり、搬送された排
藁は排藁搬送装置16の略中央部で落下して、排藁処理
装置17で切断されるようになるのである。
【0021】このように、摺動ガイド10bとリンク機
構80とを連動させ、該リンク機構80と切換レバー5
0を二本のワイヤー77・78で連動することで、切換
レバー50の操作がダイレクトにリンク機構80および
摺動ガイド10bに伝わり、排藁挟扼ガイド10の落下
位置の調節が、確実に行えるのである。また、従来の回
動して下がる収納と異なり、排藁の引っかかり調整難が
解消される。また、摺動ガイド10bと切換レバー50
をリンク機構80により連結し、該リンク機構80は二
本のリンクとカバー71等幅狭に構成できてコンパクト
化が図れ、該リンク機構80を排藁挟扼ガイド10の下
方、詳しくは、主ガイド10aの前工程側下方に配置し
たので、リンク機構80前方に配置している選別装置
や、リンク機構80後方に配置している排藁処理装置1
7の空間を狭めることなく、リンク機構を配置すること
ができ、排稈搬送装置16全体のコンパクト化を図るこ
とができる。
【0022】次に、摺動ガイド10bの摺動機構の第二
実施例を図11および図12を用いて説明する。第一実
施例と同様に、前記ブラケット70上部に摺動ガイド1
0bを配置し、該摺動ガイド10bの下方に、ローラー
79・79を回動自在に配置する。該摺動ガイド10b
の一端(図11における左端)に支持プレート72を固
設し、該支持プレート72に、リンク機構80の一端を
枢支する。該支持プレート72上部、つまり摺動ガイド
10bの基端側に、ガイドローラ85を枢支する。該ガ
イドローラ85は、前記ブラケット70の内部上面に形
成されたガイドレール70aに嵌入し、ガイドレール7
0aに沿って摺動する。つまり、摺動ガイド10b先端
は支持されていないので自重により下方へ傾き、ガイド
レール70a裏面にガイドローラ85の上部が当接し
て、切換摺動時にガイドローラ85が転動する。このよ
うに、ガイドレール70aおよびガイドローラ85を設
けることで、抵抗が小さくなり摺動ガイド10bが摺動
し易くなる。
【0023】また、前記リンク機構80は、排藁挟扼ガ
イド10の摺動ガイド10bの下方に配置しており、プ
レート状の二本のアーム73・74で構成されている。
第一実施例と同様に、前記カバー71下部にリンク機構
80の支点となる支軸75を設け、該下アーム74の下
端を枢支する。一方、該下アーム74の上端は、上アー
ム73の下端とピン76等で回動自在に枢結されてい
る。そして、該上アーム73の上端を前記支持プレート
72に枢支して摺動ガイド10bと連結する。
【0024】前記下アーム74上の、前記支軸75の上
方に固定ピン74aが突設され、該固定ピン74aにワ
イヤー77の一端、及び、バネ等より構成した弾性部材
86の取付部材87の一端を、ピン等で固定している。
該ワイヤー77の他端は、前記切換レバー50のプレー
ト54に接続され、切換レバー50の操作をリンク機構
80に伝えている。一方、該取付部材87の他端には、
弾性部材86の一端を取り付け、該弾性部材86の他端
は、カバー71の固定部71aに固定されている。該固
定部71aは、該固定ピン74aを挟んでワイヤー77
と反対側に配設されている。尚、排藁処理装置17の切
換カバー17aの開閉構造は、第一実施例と同様の構成
となっており、切換レバー50のレバーガイドには放出
位置で維持できるように係合部を設けている。
【0025】このような構成において、切換レバー50
を、放出位置(切断せずに)に回動する場合は、第一実
施例と同じ構成で、ワイヤー77を引っ張り、摺動ガイ
ド10bを図11における右方へ摺動して、排藁挟扼ガ
イド10を伸長する。
【0026】一方、切換レバー50を切断側へ回動操作
すると、ワイヤー77は弛められて、弾性部材86の付
勢力により引っ張られて、下アーム74上部が図11に
おける左方へ回動し、上アーム73及び支持プレート7
2も左方へ移動する。そして、支持プレート72に連動
して、摺動ガイド10bが図11における左方へ摺動し
て、排藁挟扼ガイド10が収縮される。また、前記切換
レバー50を切断側へ回動操作すると、ワイヤー58も
同時に引っ張られる。よって、図10に示すように、排
藁処理装置17上部に設けられている切換カバー17a
が、排藁挟扼ガイド10が収縮と同時に開く。これによ
り、排藁処理装置17上方に摺動ガイド10bが位置し
ないことになり、搬送された排藁は排藁搬送装置16の
略中央部で落下して、排藁処理装置17で切断されるよ
うになるのである。
【0027】このように、摺動ガイド10bとリンク機
構80とを連動させ、該リンク機構80と切換レバー5
0を一本のワイヤー77で連動することで、切換レバー
50の操作がダイレクトにリンク機構80に伝わり、排
藁挟扼ガイドの落下位置の調節が確実に行える。また、
ワイヤーを一本にすることで、部品点数を削減し、コス
ト低減化を図ることができる。
【0028】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成したので、
以下に示すような効果を奏する。
【0029】即ち、請求項1に示す如く、脱穀後の排藁
を排藁搬送装置により排藁処理装置へ搬送する構成であ
って、該排藁搬送装置を排藁搬送チェーンと、該排藁搬
送チェーンの下方に位置する排藁挟扼ガイドより構成
し、該排藁挟扼ガイドを主ガイドと該主ガイド下方に配
置されて摺動する摺動ガイドとから構成し、該摺動ガイ
ドの一端と切断と放出を切り換える操作手段に連結され
るワイヤーとを、リンク機構を介して連結したので、操
作手段の操作がダイレクトに摺動ガイドに伝えられ、排
藁挟扼ガイドの落下位置の調節が確実に行えるのであ
る。また、プーリーを必要としないので、ワイヤーが外
れることがなく、確実に操作できるようになり、ワイヤ
ーの伸びも小さくすることができる。
【0030】請求項2に示す如く、前記リンク機構と操
作手段を一本のワイヤーで連結し、該ワイヤーまたは前
記リンク機構に弾性部材を連結して一側へ付勢するよう
にしたので、ワイヤーの本数を最小限にでき、部品点数
を削減し、コスト低減化を図ることができる。
【0031】請求項3に示す如く、前記摺動ガイドの一
端に、主ガイドに沿って転動するローラーを配置したの
で、摺動抵抗を小さくすることができ、操作力を軽くし
て操作し易くなり、摩耗を防いで耐久性を向上できる。
【0032】請求項4に示す如く、前記リンク機構を排
藁挟扼ガイドの下方に配置したので、リンク機構前方に
配置している選別装置や、リンク機構後方に配置してい
る排藁処理装置の空間を狭めることなく、リンク機構を
配置することができ、排稈搬送装置全体のコンパクト化
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの全体側面図。
【図2】同じく全体平面図。
【図3】同じく正面図。
【図4】排藁搬送装置の側面図。
【図5】二本のワイヤーを有するリンク機構の側面図。
【図6】同じく断面図。
【図7】切換レバーの側面図。
【図8】同じく平面図。
【図9】排藁挟扼ガイドを伸長させた状態を示す排藁搬
送装置の側面図。
【図10】排藁挟扼ガイドを縮小させた状態を示す排藁
搬送装置の側面図。
【図11】一本のワイヤーを有するリンク機構の側面
図。
【図12】同じく断面図。
【符号の説明】
10 排藁挟扼ガイド 10a 主ガイド 10b 摺動ガイド 11 排藁搬送チェーン 16 該排藁搬送装置 17 排藁処理装置 50 切換レバー 70 ブラケット 77 ワイヤー 78 ワイヤー 80 リンク機構 86 弾性部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脱穀後の排藁を排藁搬送装置により排藁
    処理装置へ搬送する構成であって、該排藁搬送装置を排
    藁搬送チェーンと、該排藁搬送チェーンの下方に位置す
    る排藁挟扼ガイドより構成し、該排藁挟扼ガイドを主ガ
    イドと該主ガイド下方に配置されて摺動する摺動ガイド
    とから構成し、該摺動ガイドの一端と切断と放出を切り
    換える操作手段に連結されるワイヤーとを、リンク機構
    を介して連結したことを特徴とする排藁搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記リンク機構と操作手段を一本のワイ
    ヤーで連結し、該ワイヤーまたは前記リンク機構に弾性
    部材を連結して一側へ付勢するようにしたことを特徴と
    する請求項1に記載の排藁搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記摺動ガイドの一端に、主ガイドに沿
    って転動するローラーを配置したことを特徴とする請求
    項1に記載の排藁搬送装置。
  4. 【請求項4】 前記リンク機構を排藁挟扼ガイドの下方
    に配置したことを特徴とする請求項1に記載の排藁搬送
    装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005102564A (ja) * 2003-09-29 2005-04-21 Yanmar Co Ltd 排藁搬送装置
KR101070959B1 (ko) 2007-09-21 2011-10-06 가부시끼 가이샤 구보다 탈곡 장치

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