JP2003122241A - 校内ネットワーク装置 - Google Patents

校内ネットワーク装置

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JP2003122241A
JP2003122241A JP2001318350A JP2001318350A JP2003122241A JP 2003122241 A JP2003122241 A JP 2003122241A JP 2001318350 A JP2001318350 A JP 2001318350A JP 2001318350 A JP2001318350 A JP 2001318350A JP 2003122241 A JP2003122241 A JP 2003122241A
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terminal
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student terminal
school
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Shozo Tanaka
省三 田中
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Denshi System Kk
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Denshi System Kk
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 学校内での教師と生徒との間での情報伝達を
効率的に行う。 【解決手段】 教師用端末機20で入力した連絡事項4
2bを生徒用端末機30に配信してその生徒用端末機3
0に表示させる掲示板手段40と、生徒用端末機30で
入力された生徒の出欠状況52bを教師用端末機20に
表示させる出欠状況管理手段50とを備えている。教師
から生徒への連絡事項42bの伝達及び生徒から教師へ
の出席状況52bの伝達は、教師用端末機20と生徒用
端末機30とサーバー10を用いて行われ、それらの情
報は各端末機に表示される。口頭伝達のように聞き違え
ることがないので、確実に情報が伝達され、また、プリ
ントアウトしたり紙に書き取ったりする手間がなくて済
む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、学校内において端
末機を利用することで教師と生徒との間での情報伝達を
効率的に行うための校内ネットワーク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】学校内では学校側から生徒に対して各種
の連絡事項が伝達されるが、従来の伝達手段としては、
教室内で教師が口頭で生徒に説明したり、プリントした
紙の形で生徒に配布するなどの方法がとられていた。ま
た、学校側では、クラス毎の生徒の出欠状況、即ち在籍
者、欠席者、遅刻者、早退者などの人数を把握して集計
することを行うが、出欠状況を把握する手段としては、
従来、各クラスの担任教師が紙に人数をメモし、その人
数を別の集計用紙に記載するという方法がとられてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】連絡事項の伝達を口頭
で行った場合には、生徒が聞き間違える虞がある。一
方、プリントした紙を配布する方法では、紙が大量に必
要となるだけでなく、紙にプリントするための時間及び
プリントした紙を配布するための時間がかかることにな
る。また、出欠状況を集計する方法として、各クラス毎
に人数を一旦メモ書きした後、別の集計用紙に書き写す
ようにした場合には、人数を2度も書き記さなければな
いため、手間がかかるだけでなく、写し間違いを生じる
虞がある。
【0004】本願発明は上記事情に鑑みて創案され、学
校内での教師と生徒との間での情報伝達を効率的に行う
ことを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、サー
バーに、教師用端末機と各クラス毎に設置された複数の
生徒用端末機とを接続することで構築される校内ネット
ワーク装置であって、前記教師用端末機において入力さ
れた連絡事項を、前記サーバーに蓄積するとともに、前
記生徒用端末機に配信してその生徒用端末機において表
示させる掲示板手段と、前記生徒用端末機において入力
された生徒の出欠状況を、前記サーバーに蓄積するとと
もに、前記教師用端末機において表示及び集計させる出
欠状況管理手段とを備えている構成とした。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記教師用端末機において、連絡事項の配信先を、
校内全クラスの生徒用端末機、特定の学年の生徒用端末
機のみ、特定のクラスの生徒用端末機のみ、の3つのう
ちのいずれかに指定するとともに、その指定された生徒
用端末機のみに前記連絡事項を表示させる構成とした。
請求項3の発明は、請求項2の発明において、前記生徒
用端末機の表示装置には、校内全クラスを対象とする連
絡事項を表示させる表示欄と、その生徒用端末機が設置
されているクラスが属する学年のみを対象とする連絡事
項を表示させる表示欄と、その生徒用端末機が設置され
ているクラスのみを対象とする連絡事項を表示させる表
示欄とが、独立して表示される構成とした。
【0007】請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3
のいずれかの発明において、前記生徒用端末機の表示装
置に、校内の行事予定を表示させる構成とした。
【0008】
【発明の作用及び効果】[請求項1の発明]教師側又は
学校側から生徒に対する連絡事項は、教師用端末機にお
いて入力することにより、生徒用端末機に表示させるこ
とができる。したがって、口頭伝達のように連絡事項を
聞き違える、という虞がなく、内容が確実に伝達され
る。また、紙を配布する方法とは異なり、紙そのものが
不要であり、しかも、紙にプリントするための時間及び
プリントした紙を配布するための時間も不要となる。
【0009】さらに、生徒の出欠状況は、生徒用端末機
において入力することにより、教師用端末機において表
示及び集計できるようにしている。したがって、出欠等
の人数を一旦メモ書きした後に別の集計用紙に書き写す
場合とは異なり、人数を紙に2度も書き記す必要がない
ので手間がかからず、また、書き写す際に写し間違いを
生じる、という不具合もない。また、連絡事項と出欠状
況のデータは、サーバーに蓄積されているので、検索や
確認を容易に行うことができる。
【0010】[請求項2の発明]連絡事項の配信先を指
定することができるので、生徒用端末機に不要な連絡事
項が表示されずに済む。 [請求項3の発明]生徒側では、各連絡事項がいずれの
表示欄に表示されているのかに基づき、その連絡事項が
いずれの生徒を対象としているのかを把握できるので、
連絡事項に対して適切に対応することが可能となる。
[請求項4の発明]生徒は、生徒用端末機を見ることに
より、校内の行事予定を把握することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】[実施形態1]以下、本発明を具
体化した実施形態1を図1乃至図15を参照して説明す
る。 [全体構成]図1に示すように、本実施形態の校内ネッ
トワーク装置は、サーバー10として機能するコンピュ
ータに、教師用端末機20として機能するコンピュータ
と、複数の生徒用端末機30として機能するコンピュー
タとをLAN接続することによって構築されている。サ
ーバー10と教師用端末機20は職員室等に設置され、
生徒用端末機30は、各クラス(1年A組、…、3年C
組、…)の教室に夫々1台ずつ設置されている。また、
サーバー10と教師用端末機20と各生徒用端末機30
には、夫々、入力装置11,21,31(キーボードや
マウス)と表示装置12,22,32とが接続されてい
る。
【0012】この校内ネットワーク装置は、教師用端末
機20において入力された連絡事項42bを、サーバー
10に蓄積するとともに、生徒用端末機30に配信して
その生徒用端末機30において表示させる掲示板手段4
0と、生徒用端末機30において入力された生徒の出欠
状況を、サーバー10に蓄積するとともに、教師用端末
機20において表示及び集計させる出欠状況管理手段5
0と、サーバー10において入力された校内の行事予定
を、サーバー10に蓄積するとともに、教師用端末機2
0及び生徒用端末機30に送配信してその教師用端末機
20及び生徒用端末機30において表示させる行事予定
表示手段60とを備えている。
【0013】また、校内ネットワーク装置へのアクセス
は、次のようにして行う。教師用端末機20において
は、図5に示すように、デスクトップ上でブラウザを起
動させ(ステップS201)、次に、ユーザ名とパスワ
ードを入力する(ステップS202)。また、各生徒用
端末機30においては、図10に示すように、デスクト
ップ上でブラウザを起動させ(ステップS301)、次
に、ユーザ名とパスワードを入力すればよい(ステップ
S302)。
【0014】[掲示板手段40]掲示板手段40につい
て図2〜図6を参照して説明する。図2に示すように、
サーバー10には、制御部11と、比較部12と、ユー
ザ情報蓄積部13と、掲示板情報蓄積部41とが設けら
れている。ユーザ情報蓄積部13には、管理者によって
入力されたユーザ情報、即ち校内ネットワークに接続す
ることが許されているユーザのユーザ名及びパスワード
のデータが蓄積されている。
【0015】掲示板情報蓄積部41には、教師用端末機
20から送信された掲示板情報42が蓄積される。掲示
板情報42は、図3に示すように、送信元(教師)のユ
ーザ情報42a(教師用端末機20からネットワークに
アクセスしたユーザのユーザ名及びパスワード)と、生
徒に向けて配信する連絡事項42bと、その連絡事項4
2bを配信する先を指定する配信先指定情報42cとか
ら構成される。連絡事項42bの配信先については、教
師用端末機20において、校内全クラスの生徒用端末機
30、特定の学年の生徒用端末機30のみ、特定のクラ
スの生徒用端末機30のみ、の3つのうちのいずれかを
指定することができる。
【0016】比較部12は、教師用端末機20から送信
された掲示板情報42の送信元のユーザ情報42aと、
ユーザ情報蓄積部13に蓄積されているユーザ情報とを
比較し、両者が一致するか否かの情報を制御部11に送
る。制御部11では、送信された掲示板情報42がネッ
トワークへのアクセスを許可されたユーザからのもので
ある旨の情報を比較部12から受けたことを条件とし
て、その送信された掲示板情報42を掲示板情報蓄積部
41に蓄積するとともに、その送信された掲示板情報4
2の配信先指定情報42cに基づいて連絡事項42bを
所定の生徒用端末機30に配信する。
【0017】また、上記掲示板情報蓄積部41には、生
徒用端末機30からの連絡事項閲覧要求情報43が蓄積
される。連絡事項閲覧要求情報43は、図4に示すよう
に、送信元(クラス)のユーザ情報43a(生徒用端末
機30からネットワークにアクセスしたユーザ(クラ
ス)のユーザ名及びパスワード)と、連絡事項42bの
閲覧を要求する旨の情報43bとから構成される。そし
て比較部12は、生徒用端末機30から送信された連絡
事項閲覧要求情報43の送信元のユーザ情報43aと、
ユーザ情報蓄積部13に蓄積されているユーザ情報とを
比較し、両者が一致するか否かの情報を制御部11に送
る。
【0018】さらに制御部11では、送信された連絡事
項閲覧要求情報43がネットワークへのアクセスを許可
されたユーザからのものである旨の情報を比較部12か
ら受けたことを条件として、その送信された連絡事項閲
覧要求情報43を掲示板情報蓄積部41に蓄積する。同
じく制御部11では、連絡事項閲覧要求情報43の送信
元であるユーザが上記教師用端末機20から送信された
掲示板情報42に指定されている配信先と一致したこと
を条件として、その連絡事項42bをその連絡事項閲覧
要求情報43の送信元である生徒用端末機30へ配信す
る。
【0019】次に、教師用端末機20における操作手順
及びサーバー10における処理手順について説明する。
教師用端末機20では、校内ネットワークにアクセスし
た後、図5に示すように、連絡事項42bの内容を入力
し(ステップS203)、配信先を入力し(ステップS
204)、最後に、送信ボタンをクリックする(ステッ
プS205)。このクリック操作により、掲示板情報4
2がサーバー10へ送信される。
【0020】サーバー10においては、図6に示すよう
に、教師用端末機20からの掲示板情報42を受信し
(ステップS101)、その掲示板情報42の送信元が
アクセスを許可されていることを確認し(ステップS1
02)、送信された掲示板情報42を掲示板情報蓄積部
41に蓄積する(ステップS103)。この後、サーバ
ー10はイベント待ちの状態となる。そして、生徒用端
末機30において校内ネットワークへのアクセスが行わ
れると、その生徒用端末機30から連絡事項閲覧要求情
報43が送信され(ステップS104)、その連絡事項
閲覧要求情報43の送信元がアクセスを許可されている
ことを確認する(ステップS105)。この後、連絡事
項閲覧要求情報43の送信元が、掲示板情報蓄積部41
に蓄積されている掲示板情報42において指定されてい
る送信先と一致するときには(ステップS106)、そ
の指定された生徒用端末機30に向けて連絡事項42b
が配信される(ステップS107)。
【0021】[出欠状況管理手段50]次に、出欠状況
管理手段50について図7〜図11を参照して説明す
る。図7に示すように、サーバー10には、制御部11
と、比較部12と、ユーザ情報蓄積部13と、出欠状況
情報蓄積部51とが設けられている。出欠状況情報蓄積
部51には、生徒用端末機30から送信された出欠状況
情報52が蓄積される。出欠状況情報52は、図8に示
すように、送信元(クラス)のユーザ情報52a(生徒
用端末機30からネットワークにアクセスしたクラスの
ユーザ名及びパスワード)と、生徒用端末機30におい
て入力された出欠状況52bとから構成される。出欠状
況52bは、図15に示すように、男女別の各クラスの
在籍者数、出席者数、欠席者数、遅刻者数、早退者数及
び忌引者数から構成される。
【0022】比較部12は、生徒用端末機30から送信
された出欠状況情報52の送信元のユーザ情報52a
と、ユーザ情報蓄積部13に蓄積されているユーザ情報
とを比較し、両者が一致するか否かの情報を制御部11
に送る。制御部11では、送信された出欠状況情報52
がネットワークへのアクセスを許可されたユーザからの
ものである旨の情報を比較部12から受けたことを条件
として、その送信された出欠状況情報52を出欠状況情
報蓄積部51に蓄積するとともに、教師用端末機20へ
送信する。
【0023】また、上記出欠状況情報蓄積部51には、
教師用端末機20からの出欠状況閲覧要求情報53が蓄
積される。出欠状況閲覧要求情報53は、図9に示すよ
うに、送信元(教師用端末機20)のユーザ情報53a
(教師用端末機20からネットワークにアクセスしたユ
ーザのユーザ名及びパスワード)と、出欠状況の閲覧を
要求する旨の情報53bとから構成される。そして比較
部12は、教師用端末機20から送信された出欠状況閲
覧要求情報53の送信元のユーザ情報53aと、ユーザ
情報蓄積部13に蓄積されているユーザ情報とを比較
し、両者が一致するか否かの情報を制御部11に送る。
【0024】さらに制御部11では、送信された出欠状
況閲覧要求情報53がネットワークへのアクセスを許可
されたユーザ(教師用端末機20)からのものである旨
の情報を比較部12から受けたことを条件として、その
送信された出欠状況閲覧要求情報53を出欠状況情報蓄
積部51に蓄積するとともに、上記生徒用端末機30か
ら送信された出欠状況52bをその出欠状況閲覧要求情
報53の送信元である教師用端末機20へ送信する。
【0025】そして、教師用端末機20においては、そ
の表示装置22を見ながら、サーバー10に蓄積されて
いる出欠状況52bを読み出すことで、集計や検索など
の処理を行うことができる。次に、生徒用端末機30に
おける操作手順及びサーバー10における処理手順につ
いて説明する。生徒用端末機30では、校内ネットワー
クにアクセスした後、図10に示すように、出欠状況を
入力し(ステップS303)、「送信」ボタン37をク
リックする(ステップS304)。これにより、出欠状
況52bがサーバー10へ送信される。
【0026】サーバー10においては、図11に示すよ
うに、生徒用端末機30からの出欠状況情報52を受信
し(ステップS111)、その出欠状況情報52の送信
元がアクセスを許可されていることを確認し(ステップ
S112)、送信された出欠状況情報52を出欠状況情
報蓄積部51に蓄積する(ステップS113)。この
後、サーバー10はイベント待ちの状態となる。そし
て、教師用端末機20において校内ネットワークへのア
クセスが行われると、その教師用端末機20から出欠状
況閲覧要求情報53が送信され(ステップS114)、
その出欠状況閲覧要求情報53の送信元がアクセスを許
可されていることを確認(ステップS115)し、教師
用端末機20に向けて出欠状況が送信される(ステップ
S116)。
【0027】[行事予定表示手段60]行事予定表示手
段60について図12〜図14を参照して説明する。図
12に示すように、サーバー10には、制御部11と、
比較部12と、ユーザ情報蓄積部13と、行事予定情報
蓄積部61とが設けられている。行事予定情報蓄積部6
1には、サーバー10において入力された校内の行事予
定情報が蓄積される。同じく行事予定情報蓄積部61に
は、教師用端末機20及び生徒用端末機30からの行事
予定閲覧要求情報63が蓄積される。行事予定閲覧要求
情報63は、図13に示すように、送信元(教師又はク
ラス)のユーザ情報63a(教師用端末機20又は生徒
用端末機30からネットワークにアクセスしたユーザの
ユーザ名及びパスワード)と、行事予定の閲覧を要求す
る旨の情報63bとから構成される。
【0028】比較部12は、教師用端末機20又は生徒
用端末機30から送信された行事予定閲覧要求情報63
の送信元のユーザ情報63aと、ユーザ情報蓄積部13
に蓄積されているユーザ情報とを比較し、両者が一致す
るか否かの情報を制御部11に送る。制御部11では、
送信された行事予定閲覧要求情報63がネットワークへ
のアクセスを許可されたユーザからのものである旨の情
報を比較部12から受けたことを条件として、その送信
された行事予定閲覧要求情報63を行事予定情報蓄積部
61に蓄積するとともに、行事予定を、行事予定の閲覧
要求のあった教師用端末機20又は生徒用端末機30に
向けて配信する。
【0029】次に、サーバー10における処理手順につ
いて説明する。サーバー10においては、図14に示す
ように、行事予定が入力され(ステップS121)、そ
の入力した行事予定情報が行事予定情報蓄積部61に蓄
積される(ステップS122)。この後、サーバー10
はイベント待ちの状態となる。そして、教師用端末機2
0又は生徒用端末機30において校内ネットワークへの
アクセスが行われると、その教師用端末機20又は生徒
用端末機30から行事予定閲覧要求情報63が送信され
(ステップS123)、その行事予定閲覧要求情報63
の送信元がアクセスを許可されていることを確認し(ス
テップS124)、その行事予定が、閲覧要求のあった
教師用端末機20又は生徒用端末機30に向けて送信さ
れる(ステップS125)。
【0030】[生徒用端末機30の表示装置32におけ
る表示内容]生徒用端末機30の表示装置32では、図
15に示すように、教師側(学校側)から生徒に対して
伝達される連絡事項42bの表示欄33と、出欠状況の
入力・表示欄34と、行事予定の表示欄35とが表示さ
れる。連絡事項42bの表示欄33は、校内全クラスを
対象とする連絡事項42bを表示させるための「全校の
みなさんへ」という見出しが付された表示欄33Aと、
その生徒用端末機30が設置されているクラスが属する
学年のみを対象とする連絡事項42bを表示させるため
の「○年生のみなさんへ」という見出しが付された表示
欄33Bと、その生徒用端末機30が設置されているク
ラスのみを対象とする連絡事項42bを表示させるため
に「クラスのみなさんへ」という見出しが付された表示
欄33Cの3つの表示欄から構成され、この3つの表示
欄33A,33B,33Cが独立して且つ同時に表示さ
れている。連絡事項42bとしては、教師側(学校側)
が生徒側へ周知させるための情報に限らず、生徒側から
の回答を求めるアンケートも含まれる。そのために、生
徒用端末機30には、表示欄33A,33B,33Cに
表示された連絡事項42bに添付されているファイルを
パソコンにダウンロードする機能と、そのダウンロード
した内容に編集を加えた情報を教師用端末機20へ返信
する返信機能とが備えられている。アンケートの手順と
しては、まず、アンケート用ファイルが添付された連絡
事項42bを生徒用端末機30に送信し、生徒用端末機
30の表示欄33A,33B,33Cに「送信年月
日」、「送信元(例えば、○○先生より、又は△△生徒
会より等)、「タイトル」、「アンケート 添付書類×
×××」の項目を表示させる。この連絡事項42bを受
信したクラスでは、担当の生徒が、添付されているアン
ケート用ファイルをパソコンにダウンロードし、そのダ
ウンロードしたファイルを開いてアンケートの内容の答
えを書き込み、その答えが書き込まれたファイルをパソ
コンに保存するとともに、教師用端末機20へ返信す
る。教師用端末機20では、返信されたアンケートの回
答ファイルを開いてその内容を見るとともに保存するこ
とができる。また、出欠状況の入力・表示欄34におい
ては、男女別に、クラスの在籍者数、出席者数、欠席者
数、遅刻者数、早退者数及び忌引者数が表示されるよう
になっている。さらに、表示装置32には「入力」ボタ
ン36と「送信」ボタン37とが表示されており、「入
力」ボタン36をクリックすると、出欠状況の入力・表
示欄34における出欠などの人数の入力又は修正を行う
ことができるとともに、その入力又は修正後に「送信」
ボタン37をクリックすると、入力又は修正した出欠状
況52bの情報がサーバー10へ送信されるようになっ
ている。
【0031】[実施形態の作用及び効果]教師側又は学
校側から生徒に対する連絡事項42bは、教師用端末機
20において入力することにより、生徒用端末機30に
表示させることができる。したがって、口頭伝達のよう
に連絡事項を聞き違える、という虞がなく、内容が確実
に伝達される。また、紙を配布する方法とは異なり、紙
そのものが不要であり、しかも、紙にプリントするため
の時間及びプリントした紙を配布するための時間も不要
となる。
【0032】また、生徒の出欠状況52bは、生徒用端
末機30において入力することにより、教師用端末機2
0において表示及び集計できるようにしている。したが
って、出欠等の人数を一旦メモ書きした後に別の集計用
紙に書き写す場合とは異なり、人数を紙に2度も書き記
す必要がないので手間がかからず、また、書き写す際に
写し間違いを生じる、という不具合もない。このように
本実施形態においては、学校内での教師と生徒との間で
の情報伝達を効率的に行うことができる。
【0033】また、連絡事項42bと出欠状況52bの
データは、サーバー10に蓄積されているので、検索や
確認を容易に行うことができる。また、教師用端末機2
0では、連絡事項42bの配信先を、校内全クラスの生
徒用端末機30、特定の学年の生徒用端末機30のみ、
特定のクラスの生徒用端末機30のみ、の3つのうちの
いずれかに指定するとともに、その指定された生徒用端
末機30のみに連絡事項42bを表示させるようにした
ので、生徒用端末機30の表示装置32には不要な連絡
事項42bが表示されずに済む。
【0034】しかも、生徒用端末機30の表示装置32
には、校内全クラスを対象とする連絡事項42bを表示
させる表示欄33Aと、その生徒用端末機30が設置さ
れているクラスが属する学年のみを対象とする連絡事項
42bを表示させる表示欄33Bと、その生徒用端末機
30が設置されているクラスのみを対象とする連絡事項
42bを表示させる表示欄33Cとが、独立して表示さ
れるようにしたので、生徒側では、各連絡事項42bが
いずれの表示欄33A,33B,33Cに表示されてい
るのかに基づき、その連絡事項42bがいずれの生徒を
対象としているのかを把握でき、ひいては、連絡事項4
2bに対して適切に対応することが可能となる。
【0035】また、生徒用端末機30の表示装置32に
校内の行事予定を表示させるようにしたので、生徒は、
生徒用端末機30を見ることによって、校内の行事予定
を把握することができるようになっている。[他の実施
形態]本発明は上記記述及び図面によって説明した実施
形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施
態様も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外
にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施するこ
とができる。
【0036】(1)上記実施形態では生徒用端末機にお
いて校内全クラスを対象とする連絡事項の表示欄と、特
定の学年のみを対象とする連絡事項の表示欄と、特定の
クラスのみを対象とする連絡事項の表示欄とが、独立し
て表示されるようにしたが、本発明によれば、表示欄を
3つの分けない形態で表示してもよい。 (2)上記実施形態では生徒用端末機に校内の行事予定
を表示させるようにしたが、本発明によれば、行事予定
を表示させないようにすることもできる。
【0037】(3)上記実施形態において生徒用端末機
に対する連絡事項の配信時間を指定できるようにしても
よい。 (4)上記実施形態においてダイヤルアップ接続などを
利用することにより学校外の端末機から校内ネットワー
クにアクセスし、その校外の端末機において教師用端末
機と同様の出入力操作や表示を行わせるようにしてもよ
い。 (5)上記実施形態において、教師用端末機の表示装置
に、生徒用端末機の表示装置に表示されている内容と同
じ内容を表示させるようにしてもよい。このようにすれ
ば、教師が、生徒用端末機の表示内容を確認するために
教室まで足を運ばずに済む。
【0038】(6)上記実施形態において、生徒用端末
機での電子メールの送受信を可能とするメール配信手段
を設けてもよい。このようにすれば、生徒用端末機で電
子メールの送受信を行えるようにしたので、他校との間
や学校以外の各種機関、組織等との間で情報交換を行う
ことにより、学校内の授業や行事では得られない人間関
係や友好関係を築くことが期待できる。また、生徒用端
末機と教師用端末機との間での電子メールの送受信にお
いては、教師側や生徒会からのアンケートに対して生徒
が回答する、といった形で利用することもできる。
【0039】(7)上記実施形態において、生徒用端末
機で入力されたそのクラスに関する出来事を、サーバー
に蓄積するとともに、教師用端末機において表示させる
学級日誌管理機能を設けてもよい。これにより、そのク
ラスの学級日誌としての記録を残すことができる。ま
た、その学級日誌の記録は、サーバーに蓄積されている
ので、検索を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の校内ネットワーク装置の全体構成
【図2】掲示板手段の構成図
【図3】掲示板情報の構成図
【図4】連絡事項閲覧要求情報の構成図
【図5】教師用端末機における操作手順をあらわすフロ
ーチャート
【図6】サーバーにおける掲示板手段の処理手順をあら
わすフローチャート
【図7】出欠状況管理手段の構成図
【図8】出欠状況情報の構成図
【図9】出欠状況閲覧要求情報の構成図
【図10】生徒用端末機における操作手順をあらわすフ
ローチャート
【図11】サーバーにおける出欠状況管理手段の処理手
順をあらわすフローチャート
【図12】行事予定表示手段の構成図
【図13】行事予定閲覧要求情報の構成図
【図14】サーバーにおける行事予定表示手段の処理手
順をあらわすフローチャート
【図15】生徒用端末機の表示装置における表示内容を
あらわす図
【符号の説明】
10…サーバー 20…教師用端末機 30…生徒用端末機 32…生徒用端末機の表示装置 33…連絡事項の表示欄 33A…校内全クラスを対象とする連絡事項を表示させ
る表示欄 33B…その生徒用端末機が設置されているクラスが属
する学年のみを対象とする連絡事項を表示させる表示欄 33C…その生徒用端末機が設置されているクラスのみ
を対象とする連絡事項を表示させる表示欄 40…掲示板手段 42b…連絡事項 50…出欠状況管理手段 52b…出欠状況

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーバーに、教師用端末機と各クラス毎
    に設置された複数の生徒用端末機とを接続することで構
    築される校内ネットワーク装置であって、 前記教師用端末機において入力された連絡事項を、前記
    サーバーに蓄積するとともに、前記生徒用端末機に配信
    してその生徒用端末機において表示させる掲示板手段
    と、 前記生徒用端末機において入力された生徒の出欠状況
    を、前記サーバーに蓄積するとともに、前記教師用端末
    機において表示及び集計させる出欠状況管理手段とを備
    えていることを特徴とする校内ネットワーク装置。
  2. 【請求項2】 前記教師用端末機において、連絡事項の
    配信先を、校内全クラスの生徒用端末機、特定の学年の
    生徒用端末機のみ、特定のクラスの生徒用端末機のみ、
    の3つのうちのいずれかに指定するとともに、その指定
    された生徒用端末機のみに前記連絡事項を表示させるよ
    うにしたことを特徴とする請求項1記載の校内ネットワ
    ーク装置。
  3. 【請求項3】 前記生徒用端末機の表示装置には、校内
    全クラスを対象とする連絡事項を表示させる表示欄と、
    その生徒用端末機が設置されているクラスが属する学年
    のみを対象とする連絡事項を表示させる表示欄と、その
    生徒用端末機が設置されているクラスのみを対象とする
    連絡事項を表示させる表示欄とが、独立して表示される
    ようにしたことを特徴とする請求項2記載の校内ネット
    ワーク装置。
  4. 【請求項4】 前記生徒用端末機の表示装置に、校内の
    行事予定を表示させるようにしたことを特徴とする請求
    項1乃至請求項3のいずれかに記載の校内ネットワーク
    装置。
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