JP2019047272A - 映像配信システム、映像配信サーバ、無線アクセスポイント、映像送信装置、及び映像配信方法 - Google Patents

映像配信システム、映像配信サーバ、無線アクセスポイント、映像送信装置、及び映像配信方法 Download PDF

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【課題】従来に比して通信の信頼性を向上させることができ、映像の途切れ等を抑制することが可能な映像配信システム、映像配信サーバ、無線アクセスポイント、映像送信装置、及び映像配信方法を提供する。【解決手段】映像配信システムは、映像配信サーバと、複数の無線アクセスポイントと、複数の表示装置とを備える。複数の無線アクセスポイントのそれぞれが映像配信サーバへ映像データを要求する要求データを送信し、映像配信サーバが要求データを受信すると、ユニキャスト通信によって複数の無線アクセスポイントへ映像データを同一時間帯に送信する。複数の無線アクセスポイントのそれぞれが映像データを受信すると、映像データに基づいて複数の表示装置のそれぞれが映像を表示する。【選択図】図1

Description

本発明は、無線アクセスポイントへ映像を配信する映像配信システム、これに用いられる映像配信サーバ、無線アクセスポイント、及び映像送信装置、並びに映像配信方法に関する。
ストリーミングにより映像を送受信するシステムがある。例えば、特許文献1には、STB(セットトップボックス)が無線ルータと無線接続し、無線ルータを通じてインターネットから映像を受信するシステムが開示されている。従来のストリーミングにより映像を配信する方法では、UDP(User Datagram Protocol)を用いたブロードキャスト通信又はマルチキャスト通信によって複数の端末(特許文献1の場合ではSTB)へと複数のパケットを順次送信する。
特開2014−78771号公報
上述したような従来の方法では、1つの映像を複数の端末に送信する場合に各端末と配信サーバとの間で接続を確立することなくブロードキャスト通信又はマルチキャスト通信を行う。このため、通信の信頼性が低く、例えば通信経路の途中で通信不良が発生した場合に再送処理が行われることがないため映像の途切れが発生することがある。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、上記課題を解決できる映像配信システム、映像配信サーバ、無線アクセスポイント、映像送信装置、及び映像配信方法を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明の一の態様の映像配信システムは、映像データの要求データを送信する複数の無線アクセスポイントと、前記要求データを送信したそれぞれの無線アクセスポイントに対して、ユニキャスト通信によって前記映像データを同一時間帯に送信する映像配信サーバと、前記無線アクセスポイントが受信した前記映像データに基づいて映像を表示する表示装置とを備える。
この態様において、前記映像配信システムは、前記映像データの配信先となる無線アクセスポイントを指定するとともに、前記映像データを前記映像配信サーバへ送信する送信部を有する映像送信装置を備え、前記無線アクセスポイントは、前記配信先の指定に応じて前記要求データを前記映像配信サーバに送信してもよい。
また、上記態様において、前記映像送信装置は、前記配信先となる無線アクセスポイントを識別するための識別情報を記憶する記憶部をさらに有し、記送信部は、前記記憶部に記憶された識別情報により識別される前記無線アクセスポイントへ前記映像データの受信要求を送信し、前記無線アクセスポイントは、前記受信要求を受信した場合に前記要求データを送信してもよい。
また、上記態様において、前記送信部は、前記映像配信サーバのアドレスと無作為な文字列とを含むアクセスアドレスを含む前記受信要求を送信し、前記無線アクセスポイントは、前記アクセスアドレスに対して前記要求データを送信してもよい。
また、上記態様において、前記映像送信装置は、前記配信先となる無線アクセスポイントを識別するための識別情報を記憶する記憶部をさらに有し、前記映像配信サーバは、前記記憶部に記憶された識別情報により識別される前記無線アクセスポイントへ前記映像データの受信要求を送信し、前記無線アクセスポイントは、前記受信要求を受信した場合に前記要求データを送信してもよい。
また、上記態様において、前記映像配信サーバは、前記映像配信サーバのアドレスと無作為な文字列とを含むアクセスアドレスを含む前記受信要求を送信し、前記無線アクセスポイントは、前記アクセスアドレスに対して前記要求データを送信してもよい。
また、上記態様において、前記記憶部は、前記配信先となる無線アクセスポイントの前記識別情報の組合せを記憶し、記映像送信装置は、前記記憶部に記憶された前記組合せを表示する表示部と、前記表示部に表示された組合せの1つの前記受信要求の送信先としての指定を受け付ける入力部とをさらに有してもよい。
また、上記態様において、前記映像配信サーバは、無線アクセスポイントにより構成されていてもよい。
また、上記態様において、前記映像配信サーバと前記無線アクセスポイントとは有線LANにて接続されており、前記映像配信サーバは、無線通信機能を使用しないように設定されていてもよい。
また、上記態様において、前記無線アクセスポイントは、設定の切替により前記映像配信サーバとして機能してもよい。
また、上記態様において、前記映像配信システムは、前記無線アクセスポイントと無線通信を行う端末を複数備え、前記無線アクセスポイントは、受信された前記映像データを前記端末へ送信してもよい。
また、上記態様において、前記映像配信サーバは、前記映像データの一部である同一のデータを含むパケットを、前記複数の無線アクセスポイントのそれぞれに対して連続して送信してもよい。
また、本発明の他の態様の映像配信サーバは、無線アクセスポイントとの通信が可能な通信部と、映像データを要求する要求データを複数の前記無線アクセスポイントから受信した場合に、前記複数の無線アクセスポイントに対して、ユニキャスト通信によって前記映像データを同一時間帯に送信するよう前記通信部を制御する制御部とを備える。
また、本発明の他の態様の無線アクセスポイントは、映像データを送信する映像配信サーバへ要求データを送信し、前記要求データを受信した前記映像配信サーバからユニキャスト通信によって前記映像データを受信する通信部と、前記映像配信サーバから受信された前記映像データに基づいて、表示装置に映像信号を出力する映像出力部とを備える。
また、本発明の他の態様の映像送信装置は、データ通信可能な映像配信サーバを介して複数の無線アクセスポイントへ映像データを送信する映像送信装置であって、前記映像配信サーバとの通信が可能な通信部と、前記映像データの配信先として指定された複数の無線アクセスポイントのそれぞれから送信される要求データに応じて前記映像配信サーバがそれぞれの前記無線アクセスポイントに対してユニキャスト通信によって前記映像データを同一時間帯に送信するために、前記映像配信サーバへ前記映像データを送信するよう前記通信部を制御する制御部とを備える。
また、本発明の他の態様の映像配信方法は、複数の無線アクセスポイントのそれぞれが映像配信サーバへ映像データの要求データを送信し、前記映像配信サーバが前記要求データを受信すると、前記要求データを送信したそれぞれの前記無線アクセスポイントに対して、ユニキャスト通信によって前記映像データを同一時間帯に送信し、前記無線アクセスポイントのそれぞれが前記映像データを受信すると、前記映像データに基づいて複数の表示装置のそれぞれが映像を表示する。
本発明によれば、従来に比して通信の信頼性を向上させることができ、映像の途切れ等を抑制することが可能となる。
実施の形態1に係る映像配信システムの構成を示す模式図。 実施の形態1に係る映像送信装置の構成を示すブロック図。 設定ファイルを説明するための図。 実施の形態1に係る無線アクセスポイントの構成を示すブロック図。 実施の形態1に係る映像配信サーバの構成を示すブロック図。 実施の形態1に係る映像配信システムによる映像配信の手順を示すフローチャート(その1)。 実施の形態1に係る映像配信システムによる映像配信の手順を示すフローチャート(その2)。 実施の形態1に係る映像配信システムによる映像配信の手順を示すフローチャート(その3)。 映像配信画面の一例を示す図。 接続確立処理の手順を示すシーケンス図。 複数の無線アクセスポイントへの同一時間帯における映像データの送信を説明するためのシーケンス図。 接続開放処理の手順を示すシーケンス図。 実施の形態2に係る映像配信システムによる映像配信の手順の一部を示すフローチャート。
以下、本発明の好ましい実施の形態を、図面を参照しながら説明する。なお、以下に示す各実施の形態は、本発明の技術的思想を具体化するための方法及び装置を例示するものであって、本発明の技術的思想は下記のものに限定されるわけではない。本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された技術的範囲内において種々の変更を加えることができる。
(実施の形態1)
本実施の形態では、映像送信装置が映像配信先の指定を受け付け、各配信先に映像データの受信要求を送信する。配信先の無線アクセスポイントが受信要求に応じて映像配信サーバへ映像データを要求し、映像配信サーバが映像送信装置から受信した映像データを配信先の無線アクセスポイントへ送信する。
[映像配信システムの構成]
図1は、本実施の形態に係る映像配信システムの構成を示す模式図である。本実施の形態に係る映像配信システムは、例えば、学校、企業の社屋、病院、公民館等の公共施設等に設置される。本実施の形態では、映像配信システムが学校に設置された例について説明する。図1に示すように、映像配信システム100は、映像送信装置200と、映像配信サーバ300と、無線アクセスポイント400と、表示装置500と、端末600とを備える。無線アクセスポイント400は、各教室及び校長室等に設置される。端末600及び映像送信装置200はタブレットであり、映像送信装置200は校長が使用し、端末600は教師及び各生徒が使用する。端末600及び映像送信装置200は無線LAN(Local Area Network)規格IEEE802.11a/b/g/n/acによる無線通信が可能であり、無線アクセスポイント400は同無線LAN規格による無線通信が可能なアクセスポイントである。各教室及び校長室では無線アクセスポイント400により無線LAN450が構成される。また、無線アクセスポイント400は各教室及び校長室等に亘って敷設された有線LAN460に接続されている。かかる有線LAN460には、映像配信サーバ300が接続されている。
なお、端末600及び映像送信装置200は、無線LANによる無線通信が可能であれば、ラップトップ型のパーソナルコンピュータ、スマートフォン、携帯電話機などであってもよい。但し、映像送信装置200には、後述するようにカメラ及びマイクロフォンが設置されている必要がある。
映像送信装置200の構成について説明する。図2は、映像送信装置200の構成を示すブロック図である。映像送信装置200は、無線通信部201と、カメラ202と、マイクロフォン203と、表示部204と、入力部205と、記憶部206と、制御部207とを備える。
無線通信部201は、IEEE802.11a/b/g/n/acによる無線通信を可能とし、無線通信用のアンテナ208を有している。カメラ202は、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサ又はCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサである。表示部204は、LCD(liquid crystal display)又は有機EL(Electro Luminescence)により構成される。また、入力部205は、感圧式又は静電容量式の透明なタッチパッド等の位置入力装置である。入力部205は表示部204の表面に貼付されており、表示部204及び入力部205が一体型のタッチパネルとして構成される。記憶部206は、フラッシュメモリ又はハードディスクなどの不揮発性記憶装置であり、映像送信用のコンピュータプログラムである映像送信プログラム210と、映像配信の設定ファイル220とを記憶している。制御部207は、CPU271及びメモリ272を備えており、上述した各部を制御する。
CPU271が映像送信プログラム210を実行することにより、タブレットが映像送信装置200として機能し、映像送信装置200に後述するような動作を実現させる。
図3は、設定ファイル220を説明するための図である。設定ファイル220はテキストファイルであり、映像配信サーバのIPアドレスを指定するサーバアドレス指定部221と、クライアント、即ち映像の配信先となる無線アクセスポイント400の識別情報であるIPアドレスを指定する配信先アドレス指定部222とを含む。サーバアドレス指定部221の前には[SERVER]の文字列からなる宣言部223が設けられ、宣言部223はその直後にサーバアドレス指定部221が存在することを示している。
配信先アドレス指定部222は、1又は複数の配信先定義部224を含んでいる。図3の例では、4つの配信先定義部224a〜224dが配信先アドレス指定部222に含まれている。各配信先定義部224は、1回の映像配信において指定可能なIPアドレスを示しており、1つの配信先定義部224には、1つのIPアドレス又は複数のIPアドレスのグループが示されている。また、各配信先定義部224の直前には、宣言部225が設けられている。宣言部225は、[]で囲まれた任意の文字列により構成されており、その直後に配信先定義部224が存在することを示している。図3の例で説明すると、[1年生全員]の文字列からなる宣言部225aの直後に、「192.168.1.1」,「192.168.1.2」,「192.168.1.3」の3つのIPアドレスからなる配信先定義部224aが続いている。これらの3つのIPアドレスは、1年生の3つのクラスの教室に設けられた無線アクセスポイント400のIPアドレスである。また、配信先定義部224aの後には、[1年1組]の文字列からなる宣言部225bの直後に、IPアドレス「192.168.1.1」からなる配信先定義部224bが続いている。このIPアドレスは、1年生1組の教室に設けられた無線アクセスポイント400のIPアドレスである。配信先定義部224bの後には、[1年2組]の文字列からなる宣言部225cの直後に、IPアドレス「192.168.1.2」からなる配信先定義部224cが続いている。このIPアドレスは、1年生2組の教室に設けられた無線アクセスポイント400のIPアドレスである。配信先定義部224cの後には、[1年3組]の文字列からなる宣言部225dの直後に、IPアドレス「192.168.1.3」からなる配信先定義部224dが続いている。このIPアドレスは、1年生4組の教室に設けられた無線アクセスポイント400のIPアドレスである。
端末600は、上述した映像送信プログラム210及び設定ファイル220が記憶部に記憶されていない他は、映像送信装置200と同様の構成であるので、その説明を省略する。なお、端末600には、映像送信プログラム210及び設定ファイル220が記憶部に記憶されていてもよい。この場合、映像送信プログラム210を実行しなければ、映像送信装置200としては機能せず、端末600として機能することになる。
次に、無線アクセスポイント400及び映像配信サーバ300の構成について説明する。図4は、無線アクセスポイント400の構成を示すブロック図であり、図5は、映像配信サーバ300の構成を示すブロック図である。図4に示すように、無線アクセスポイント400は、無線通信部401と、有線通信部402と、制御部403と、映像出力部404と、外部接続端子405とを備える。
無線通信部401は、IEEE802.11a/b/g/n/acによる無線通信を可能とし、無線通信用のアンテナ406を有している。有線通信部402は、Ethernetの通信インタフェースであり、有線LAN460に接続されている。制御部403は、CPU431及びメモリ432を備えており、無線通信部401及び有線通信部402による通信を制御する。メモリ432には、無線アクセスポイント400の動作モードを設定するモード設定情報440が記憶されている。モード設定情報440は第1モード441と第2モード442との何れかの動作モードを設定するための情報である。第1モード441は、無線アクセスポイントとして機能する通常動作モードであり、第2モード442は、映像配信サーバ300として機能する動作モードである。第1モードにおいては、無線通信部401による無線通信機能及び有線通信部402による有線通信機能の両方が有効とされる。他方、第2モードにおいては、無線通信部401による無線通信機能は無効、即ち使用不可とされ、有線通信部402による有線通信機能は有効とされる。図4では、斜線が付された第1モード441が設定され、斜線が付されていない第2モード442は設定されていないことを示している。
映像出力部404は、HDMI(登録商標、High-Definition Multimedia Interface)端子であり、表示装置500に接続され、表示装置500に映像信号を出力して映像を表示させることができる。表示装置500は、クラスの全員が映像を視聴できるように大型のLCD又は有機ELパネルを有する。
外部接続端子405は、USB(Universal Serial Bus)端子である。外部接続端子405には、ドングル700を接続可能である。ドングル700が外部接続端子405に接続されていない状態では第1モード441が設定され、ドングル700が外部接続端子405に接続された状態では第2モード442が設定される。このように、ドングル700は第1モードと第2モードとの設定切替用のデバイスである。
また、図5に示すように、映像配信サーバ300は、無線通信部301と、有線通信部302と、制御部303と、映像出力部304と、外部接続端子305と、アンテナ306を備える。また、制御部303は、CPU331及びメモリ332を有する。上記のように、無線アクセスポイント400が映像配信サーバ300として機能するため、映像配信サーバ300の構成は無線アクセスポイント400の構成と同様である。つまり、無線通信部301、有線通信部302、制御部303、映像出力部304、外部接続端子305、及びアンテナ306のそれぞれは、無線通信部401、有線通信部402、制御部403、映像出力部404、外部接続端子405、及びアンテナ406のそれぞれと同一の構成を有している。映像配信サーバ300の外部接続端子305には、ドングル700が接続されている。このため、映像配信サーバ300では、第2モード442が設定される。また、映像配信サーバ300の映像出力部304には表示装置500が接続されていない。
[映像配信システムの動作]
次に、本実施の形態に係る映像配信システム100の動作について説明する。本実施の形態に係る映像配信システム100では、映像配信サーバ300と、無線アクセスポイント400とがコネクション型プロトコルであるTCP(Transmission Control Protocol))を用いて有線LANによりデータ通信を行う。かかるデータ通信によって、映像配信サーバ300は無線アクセスポイント400に対して映像配信を行う。
図6は、本実施の形態に係る映像配信システムによる映像配信の手順を示すフローチャートである。例として、校長室の校長(以下、「ユーザ」という)が1年生の全員に対して朝礼を行う場合を考える。ユーザは映像送信装置200の映像送信プログラム210を起動する。映像送信プログラム210が実行されると、CPU271は、設定ファイル220を読み出し、映像配信画面を表示部204に表示させる(ステップS101)。
図7は、映像配信画面の一例を示す図である。映像配信画面800には、映像配信開始ボタン801と、映像配信停止ボタン802と、マイクミュートボタン803と、複数の配信先指定ボタン804とが含まれる。映像配信開始ボタン801は映像配信の開始の指示に使用され、映像配信停止ボタン802は映像配信の停止の指示に使用される。マイクミュートボタン803は、映像配信中において、マイクロフォン203からの音声入力を中断する場合に使用される。配信先指定ボタン804は、映像配信の前に、配信先を指定するときに使用される。
配信先指定ボタン804は、設定ファイル220にしたがって生成される。この配信先指定ボタン804の生成について説明する。CPU271は、設定ファイル220の宣言部225を抽出し、この宣言部225に含まれる文字列によって配信先指定ボタン804を生成する。図3の例では、[1年生全員]の文字列を含む宣言部225aと、[1年1組]の文字列を含む宣言部225bと、[1年2組]の文字列を含む宣言部225cと、[1年3組]の文字列を含む宣言部225dとが設定ファイル220に含まれている。したがって、CPU271は、これらの宣言部225a〜225dを抽出し、「1年生全員」、「1年1組」、「1年2組」、「1年3組」の文字列を含む4つの配信先指定ボタン804a〜804dを生成する。かかる配信先指定ボタン804には、宣言部225の後に続く配信先定義部224に示されるIPアドレスが割り当てられる。つまり、「1年生全員」の文字列を含む配信先指定ボタン804aには、宣言部225aの直後の配信先定義部224aに示されるIPアドレス「192.168.1.1」,「192.168.1.2」,「192.168.1.3」が割り当てられており、「1年1組」の文字列を含む配信先指定ボタン804bには、宣言部225bの直後の配信先定義部224bに示されるIPアドレス「192.168.1.1」が割り当てられている。同様に、「1年2組」の文字列を含む配信先指定ボタン804cには、宣言部225cの直後の配信先定義部224cに示されるIPアドレス「192.168.1.2」が割り当てられており、「1年3組」の文字列を含む配信先指定ボタン804dには、宣言部225dの直後の配信先定義部224dに示されるIPアドレス「192.168.1.3」が割り当てられている。ユーザは、入力部205を操作して、1年生の全クラスに映像を配信する場合には配信先指定ボタン804aを選択し、1年1組に映像を配信する場合には配信先指定ボタン804bを選択し、1年2組に映像を配信する場合には配信先指定ボタン804cを選択し、1年3組に映像を配信する場合には配信先指定ボタン804dを選択する。
再び図6を参照する。CPU271は、上記の配信先指定ボタン804の選択による配信先の指定を受け付ける(ステップS102)。配信先が指定されると、CPU271は、映像配信サーバ300及び配信先の無線アクセスポイント400それぞれのIPアドレスを設定ファイル220から読み出す(ステップS103)。
ユーザは、配信先を指定した後、映像配信開始ボタン801を選択し、映像配信の開始指示を映像送信装置200に与える。CPU271は、映像配信の開始指示を受け付けると(ステップS104)、カメラ202を起動し、撮影を開始する(ステップS105)。撮影された映像は、表示部204に表示される。CPU271は、映像データの要求用のアドレス(以下、「アクセスアドレス」という)をランダムに生成する(ステップS106)。このアクセスアドレスは、映像配信サーバ300の特定のファイルへのパスの形式をしており、映像配信サーバ300のIPアドレスと、ランダムに生成されたファイル名の文字列とが含まれている。アクセスアドレスは、例えば、「192.168.1.100/douga/dlaagyuuiczj」のようなものであり、最初の「192.168.1.100」が映像配信サーバ300のIPアドレスであり、最後の「dlaagyuuiczj」が生成された文字列である。次にCPU271は、映像配信サーバ300に対して、表示部204に表示されている映像を示す映像データの送信を開始する(ステップS107)。これに応じて、映像配信サーバ300は映像データの受信を開始する(ステップS108)。映像送信装置200からの映像データの送信に伴い、上記のアクセスアドレスが映像配信サーバ300に通知される。後述するように、映像配信サーバ300はこのアクセスアドレスを用いて映像データの配信を行う。
また、CPU271は、指定された配信先のIPアドレスに対して、映像の受信要求を送信する(ステップS109)。この受信要求には、上記のアクセスアドレスが含まれている。無線アクセスポイント400のCPU431は、受信要求を受信すると(ステップS110)、映像配信サーバ300との間で接続確立処理を実行する(ステップS111)。
接続確立処理について詳細に説明する。図8は、接続確立処理の手順を示すシーケンス図である。接続確立処理は所謂スリーウェイハンドシェイクであり、3回のメッセージの送受信が行われる。接続確立処理において、まず無線アクセスポイント400のCPU431が、接続確立要求を示す接続確立要求信号(SYNパケット)を映像配信サーバ300へ送信する(ステップS201)。映像配信サーバ300のCPU331は、接続確立要求信号を受信すると、これへの応答及び無線アクセスポイント400に対する接続確立要求を示す接続確立要求・応答信号(SYN・ACKパケット)を送信する(ステップS202)無線アクセスポイント400のCPU431は、接続確立要求・応答信号を受信すると、接続確立要求に対する応答信号(ACKパケット)を映像配信サーバ300へ送信する(ステップS203)。これにより、映像配信サーバ300と無線アクセスポイント400との間の接続が確立する。
再び図6を参照する。映像配信サーバ300との接続が確立すると、無線アクセスポイント400のCPU431は、映像配信サーバ300に対して映像データを要求する要求データを送信する(ステップS112)。この映像データの要求は、アクセスアドレスに対して行われ、映像配信サーバ300は、アクセスアドレスに対する要求データ以外は受け付けない。アクセスアドレスは映像配信の都度自動生成される、つまり、映像配信の都度変化するため、配信先として指定されていない端末が映像配信サーバ300に映像データを要求することができず、不正な端末からのアクセスをブロックすることができる。映像配信サーバ300のCPU331は、要求データを受信すると(ステップS113)、無線アクセスポイント400に対して、映像送信装置200から受信した映像データの送信を開始する(ステップS114)。これに応じて、無線アクセスポイント400において、映像データの受信が開始される(ステップS115)。以後、無線アクセスポイント400により映像データが継続的に受信される。
無線アクセスポイント400のCPU431は、受信した映像データに基づく映像信号を表示装置500に出力し、映像表示を開始する(ステップS116)。この映像は、映像送信装置200の表示部204に表示されている映像と同一である。つまり、映像送信装置200と無線アクセスポイント400との間で、映像のミラーリングが行われる。ユーザは、カメラ202に向かって話すことで、その音声がマイクロフォン203に入力され、校長の講話が撮影される。かかる講話の映像が配信先の無線アクセスポイント400に配信され、表示装置500に表示される。これにより、表示装置500が設置された教室の先生及び生徒は、表示装置500に表示された映像を視聴することができる。
コネクション型プロトコルによるユニキャスト通信では、パケットが送信先に届く都度、確認応答(ACK)が送信され、通信の信頼性が保証される。本実施の形態では、かかるユニキャスト通信により映像配信サーバ300から複数の無線アクセスポイント400へ映像データが同一時間帯に配信される(配信先が複数の場合)。このため、映像配信サーバ300及び各無線アクセスポイント400の間において、信頼性の高い通信を行える。かかるユニキャスト通信では、通信経路においてパケットロス等が発生し、パケットが無線アクセスポイント400に届かなかった場合に、再送処理が行われる。このため、映像の途切れの発生を抑制することができる。
ここで、複数の無線アクセスポイント400に対する映像データの送信について説明する。映像送信装置200は、映像データを複数のデータに分割し、それぞれのデータを含むパケットを映像配信サーバ300へ送信する。映像配信サーバは、映像送信装置200から受信したパケットに含まれるデータによって、宛先を配信先の各無線アクセスポイント400のIPアドレスとしたパケットを生成し、同一のデータを含むこれらのパケットを各無線アクセスポイント400に対して連続して送信する。これを繰り返すことで、映像送信装置200から順番に送信された複数のパケットが、映像データの配信先である無線アクセスポイント400によって同じ順番で受信され、映像が表示される。
上記のパケット通信を具体的に説明する。図9は、複数の無線アクセスポイント400への同一時間帯における映像データの送信を説明するためのシーケンス図である。映像送信装置200からパケットPが送信され、これが映像配信サーバ300によって受信される。映像配信サーバ300は、パケットPと同一のデータを含むパケットPn,1,Pn,2,Pn,3を生成する。パケットPn,1,Pn,2,Pn,3は互いに異なる無線アクセスポイント400のIPアドレスを宛先とするものである。映像配信サーバ300は、パケットPn,1,Pn,2,Pn,3を連続して各無線アクセスポイント400へと送信する。その後、パケットPの次のパケットPn+1が映像送信装置200から送信され、映像配信サーバ300に受信される。映像配信サーバ300は、パケットPn+1と同一のデータを含むパケットPn+1,1,Pn+1,2,Pn+1,3を生成し、これらのパケットPn+1,1,Pn+1,2,Pn+1,3を連続して各無線アクセスポイント400へと送信する。つまり、パケットPから生成された最後のパケットPn,3が送信先の無線アクセスポイント400に届く前に、次のパケットPn+1から生成された最後のパケットPn+1,1が無線アクセスポイント400に届くことはない。なお、パケットPn,1,Pn,2,Pn,3が連続して送信されていればよく、パケットPn,1,Pn,2,Pn,3の間に他のパケットが映像配信サーバ300から送信されても、他のパケットが映像配信サーバ300によって受信されてもよい。このようにして映像送信装置200から送信された映像データは、配信先の複数の無線アクセスポイント400に対して映像配信サーバ300から同一時間帯に送信される。なお、ここでいう「同一時間帯」とは、一の無線アクセスポイントに対する映像データが送信される時間帯と、他の無線アクセスポイントに対する映像データが送信される時間帯とが重なることをいう。
無線アクセスポイント400のCPU431は、当該無線アクセスポイント400の無線通信エリア内の端末600に対して、無線通信による映像データの送信を開始する(ステップS117)。これにより、端末600が映像データを受信し、映像データに基づいて映像を表示部に表示させる。これにより、各端末600においても映像が表示され、先生及び生徒が端末600を使用して映像を視聴することができる。なお、端末600に対する映像データの送信の可否は、無線アクセスポイント400において設定することができる。無線アクセスポイント400において、端末600へ映像データを送信しないよう設定している場合には、無線アクセスポイント400から端末600への映像データの送信は行われない。
映像送信装置200のCPU271は、映像の送信を行っている間、配信先の無線アクセスポイント400に対して動作確認要求を定期的に送信する(ステップS118)。無線アクセスポイント400のCPU431は、動作確認要求を受信すると(ステップS119)、正常に映像データを受信できていればその旨の応答を送信し(ステップS120)、映像送信装置200がこの応答を受信する(ステップS121)。
ユーザは映像の配信を終了する場合、入力部205を操作して映像配信画面800の映像配信停止ボタン802を選択する。これにより、映像送信装置200のCPU271に、映像配信の停止指示が与えられる。CPU271は、映像配信の停止指示を受け付けたか否かを判定する(ステップS122)。映像配信の停止指示を受け付けていない場合(ステップS122においてNO)、CPU271は、ステップS118へ処理を移す。他方、映像配信の停止指示を受け付けた場合(ステップS122においてYES)、CPU271は、配信先の無線アクセスポイント400に対して映像データの受信停止指示を送信する(ステップS123)。かかる受信停止指示を無線アクセスポイント400が受信すると(ステップS124)、CPU431は映像データの受信を停止し(ステップS125)、映像の表示を停止し(ステップS126)、端末600への映像データの送信を停止する(ステップS127)。また、無線アクセスポイント400及び映像配信サーバ300は、両者の間で確立されている接続を開放する接続開放処理を実行する(ステップS128)。
接続開放処理について詳細に説明する。図10は、接続開放処理の手順を示すシーケンス図である。接続開放処理では、4回のメッセージの送受信が行われる。接続開放処理において、まず無線アクセスポイント400のCPU431が、送信終了を示す送信終了信号(FIN・ACKパケット)を映像配信サーバ300へ送信する(ステップS301)。映像配信サーバ300のCPU331は、送信終了信号を受信すると、これへの応答信号(ACKパケット)を送信する(ステップS302)。また、CPU331は、無線アクセスポイント400に対する送信終了を示す送信終了信号(FIN・ACKパケット)を送信する(ステップS303)。無線アクセスポイント400のCPU431は、送信終了信号を受信すると、これに対する応答信号(ACKパケット)を映像配信サーバ300へ送信する(ステップS304)。これにより、映像配信サーバ300と無線アクセスポイント400との間の接続が開放される。
映像送信装置200のCPU271は、映像データの送信を停止すると共に(ステップS129)、カメラ202による撮影及び表示部204による映像の表示を停止する(ステップS130)。以上で、映像配信システム100による映像配信の動作が終了する。
(実施の形態2)
本実施の形態では、映像送信装置が映像配信先の指定を受け付け、映像配信サーバが各配信先に映像データの受信要求を送信する。配信先の無線アクセスポイントが受信要求に応じて映像配信サーバへ映像データを要求し、映像配信サーバが映像送信装置から受信した映像データを配信先の無線アクセスポイントへ送信する。
[映像配信システムの構成]
本実施の形態に係る映像配信システムの構成は、実施の形態1に係る映像配信システムの構成と同様であるので、同一構成要素については同一符号を付し、その説明を省略する。
[映像配信システムの動作]
図11は、本実施の形態に係る映像配信システムによる映像配信の手順の一部を示すフローチャートである。ステップS101〜S108の処理は、実施の形態1で説明したものと同様であるので、説明を省略する。
映像送信装置200のCPU271は、指定された配信先のIPアドレスを示す配信先情報を、映像配信サーバへ送信する(ステップS401)。映像配信サーバ300のCPU331は、配信先情報を受信すると(ステップS402)、配信先のIPアドレスに対して、映像の受信要求を送信する(ステップS403)。この受信要求には、アクセスアドレスが含まれている。無線アクセスポイント400が受信要求を受信すると(ステップS110)、実施の形態1と同様にステップS111〜S130の処理が実行される。なお、図11では、ステップS112以降を省略している。
(その他の実施の形態)
上述した実施の形態1及び2においては、映像送信装置200と映像配信サーバ300とを個別に設ける構成について述べたが、これに限定されるものではない。映像配信サーバ300に映像送信装置200としての機能を設け、映像送信装置200と映像配信サーバ300とを一体の構成とすることもできる。
また、上述した実施の形態1及び2においては、無線アクセスポイント400を第2モードに設定することで、映像配信サーバ300として機能させる構成について述べたが、これに限定されるものではない。無線アクセスポイント400とは異なる構成の専用の映像配信サーバを設けてもよい。また、ドングル700の接続の有無によって第1及び第2モードの設定を切り替える構成としたが、これに限定されるものではない。無線アクセスポイント400に接続された外部機器(例えば、パーソナルコンピュータ、タブレット等)から無線アクセスポイント400を遠隔操作して、第1及び第2モードの設定を切り替える構成とすることもできる。
また、上述した実施の形態1及び2においては、映像配信サーバ300と無線アクセスポイント400とが有線LAN460によりデータ通信を行う構成について述べたが、これに限定されるものではない。無線通信部301,401とは異なる無線通信部を映像配信サーバ300と無線アクセスポイント400とのそれぞれに設け、無線LAN450とは異なる周波数での無線通信を映像配信サーバ300と無線アクセスポイント400との間で行うことで、映像データの送受信を行う構成とすることも可能である。
また、上述した実施の形態1及び2においては、映像送信装置200がアクセスアドレスを生成する構成について述べたが、これに限定されるものではない。映像配信サーバ300がアクセスアドレスを生成する構成とすることもできる。
本発明の映像配信システム、映像配信サーバ、無線アクセスポイント、映像送信装置、及び映像配信方法は、複数の無線アクセスポイントへ映像を配信する映像配信システム、これに用いられる映像配信サーバ、無線アクセスポイント、及び映像送信装置、並びに映像配信方法として有用である。
100 映像配信システム
200 映像送信装置
201 無線通信部
202 カメラ
206 記憶部
207 制御部
210 映像送信プログラム
220 設定ファイル
300 映像配信サーバ
301 無線通信部
302 有線通信部
303 制御部
304 映像出力部
400 無線アクセスポイント
401 無線通信部
402 有線通信部
403 制御部
404 映像出力部
500 表示装置
600 端末
700 ドングル

Claims (16)

  1. 映像データの要求データを送信する複数の無線アクセスポイントと、
    前記要求データを送信したそれぞれの無線アクセスポイントに対して、ユニキャスト通信によって前記映像データを同一時間帯に送信する映像配信サーバと、
    前記無線アクセスポイントが受信した前記映像データに基づいて映像を表示する表示装置と
    を備える、
    映像配信システム。
  2. 前記映像データの配信先となる無線アクセスポイントを指定するとともに、前記映像データを前記映像配信サーバへ送信する送信部を有する映像送信装置を備え、
    前記無線アクセスポイントは、前記配信先の指定に応じて前記要求データを前記映像配信サーバに送信する、
    請求項1に記載の映像配信システム。
  3. 前記映像送信装置は、前記配信先となる無線アクセスポイントを識別するための識別情報を記憶する記憶部をさらに有し、
    前記送信部は、前記記憶部に記憶された識別情報により識別される前記無線アクセスポイントへ前記映像データの受信要求を送信し、
    前記無線アクセスポイントは、前記受信要求を受信した場合に前記要求データを送信する、
    請求項2に記載の映像配信システム。
  4. 前記送信部は、前記映像配信サーバのアドレスと無作為な文字列とを含むアクセスアドレスを含む前記受信要求を送信し、
    前記無線アクセスポイントは、前記アクセスアドレスに対して前記要求データを送信する、
    請求項3に記載の映像配信システム。
  5. 前記映像送信装置は、前記配信先となる無線アクセスポイントを識別するための識別情報を記憶する記憶部をさらに有し、
    前記映像配信サーバは、前記記憶部に記憶された識別情報により識別される前記無線アクセスポイントへ前記映像データの受信要求を送信し、
    前記無線アクセスポイントは、前記受信要求を受信した場合に前記要求データを送信する、
    請求項2に記載の映像配信システム。
  6. 前記映像配信サーバは、前記映像配信サーバのアドレスと無作為な文字列とを含むアクセスアドレスを含む前記受信要求を送信し、
    前記無線アクセスポイントは、前記アクセスアドレスに対して前記要求データを送信する、
    請求項5に記載の映像配信システム。
  7. 前記記憶部は、前記配信先となる無線アクセスポイントの前記識別情報の組合せを記憶し、
    前記映像送信装置は、前記記憶部に記憶された前記組合せを表示する表示部と、前記表示部に表示された組合せの1つの前記受信要求の送信先としての指定を受け付ける入力部とをさらに有する、
    請求項3乃至6の何れかに記載の映像配信システム。
  8. 前記映像配信サーバは、無線アクセスポイントにより構成されている、
    請求項1乃至7の何れかに記載の映像配信システム。
  9. 前記映像配信サーバと前記無線アクセスポイントとは有線LANにて接続されており、
    前記映像配信サーバは、無線通信機能を使用しないように設定されている、
    請求項8に記載の映像配信システム。
  10. 前記無線アクセスポイントは、設定の切替により前記映像配信サーバとして機能する、
    請求項8又は9に記載の映像配信システム。
  11. 前記無線アクセスポイントと無線通信を行う端末を複数備え、
    前記無線アクセスポイントは、受信された前記映像データを前記端末へ送信する、
    請求項1乃至10の何れかに記載の映像配信システム。
  12. 前記映像配信サーバは、前記映像データの一部である同一のデータを含むパケットを、前記複数の無線アクセスポイントのそれぞれに対して連続して送信する、
    請求項1乃至11の何れかに記載の映像配信システム。
  13. 無線アクセスポイントとの通信が可能な通信部と、
    映像データを要求する要求データを複数の前記無線アクセスポイントから受信した場合に、前記複数の無線アクセスポイントに対して、ユニキャスト通信によって前記映像データを同一時間帯に送信するよう前記通信部を制御する制御部と
    を備える、
    映像配信サーバ。
  14. 映像データを送信する映像配信サーバへ要求データを送信し、前記要求データを受信した前記映像配信サーバからユニキャスト通信によって前記映像データを受信する通信部と、
    前記映像配信サーバから受信された前記映像データに基づいて、表示装置に映像信号を出力する映像出力部と
    を備える、
    無線アクセスポイント。
  15. データ通信可能な映像配信サーバを介して複数の無線アクセスポイントへ映像データを送信する映像送信装置であって、
    前記映像配信サーバとの通信が可能な通信部と、
    前記映像データの配信先として指定された複数の無線アクセスポイントのそれぞれから送信される要求データに応じて前記映像配信サーバがそれぞれの前記無線アクセスポイントに対してユニキャスト通信によって前記映像データを同一時間帯に送信するために、前記映像配信サーバへ前記映像データを送信するよう前記通信部を制御する制御部と
    を備える、
    映像送信装置。
  16. 複数の無線アクセスポイントのそれぞれが映像配信サーバへ映像データの要求データを送信し、
    前記映像配信サーバが前記要求データを受信すると、前記要求データを送信したそれぞれの前記無線アクセスポイントに対して、ユニキャスト通信によって前記映像データを同一時間帯に送信し、
    前記無線アクセスポイントのそれぞれが前記映像データを受信すると、前記映像データに基づいて複数の表示装置のそれぞれが映像を表示する、
    映像配信方法。
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