JP2002351299A - ネットワークを用いた教育システム - Google Patents

ネットワークを用いた教育システム

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JP2002351299A JP2001155031A JP2001155031A JP2002351299A JP 2002351299 A JP2002351299 A JP 2002351299A JP 2001155031 A JP2001155031 A JP 2001155031A JP 2001155031 A JP2001155031 A JP 2001155031A JP 2002351299 A JP2002351299 A JP 2002351299A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 社内研修などの用途に導入しやすいシステム
を構築する。 【解決手段】 企業に既存のパソコン等を、教育担当者
が利用する担当者用クライアント装置10および受講者
が利用する受講者用クライアント装置20として用い
る。各クライアント装置10,20を、専門業者が提供
する管理用サーバ装置30およびWebサーバ装置40
にネットワーク100を介して接続する。教育担当者
は、まず、個々の受講者を認証するための認証情報と、
個々の受講者に提供すべき講座を指定する講座指定情報
と、をサーバ装置30に伝えて登録処理を行う。受講者
が、認証情報を利用してログインすると、受講すべく指
定された講座のリストが提示され、この講座リストから
選択した講座についての教材内容が、サーバ装置40か
らWebページとして提示される。Webページの閲覧
結果や試験結果は、受講履歴として管理用サーバ装置3
0内に格納され、教育担当者に提示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はネットワークを用い
た教育システムに関し、特に、企業がネットワークを利
用して社内研修を行う用途などに適した教育システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】LAN、イントラネット、インターネッ
トなどを利用して、コンピュータを相互にネットワーク
接続することが一般化した今日では、ネットワークを介
して様々な情報の提供を行う試みがなされている。この
ような試みの一環として、ネットワークを用いた教育シ
ステムが既に実用化されている。たとえば、特開平10
−63172号公報には、学習者が操作するクライアン
トコンピュータをネットワークを介してサーバコンピュ
ータに接続し、サーバコンピュータ側に用意した教材情
報を、ネットワーク経由でクライアントコンピュータへ
と送信し、所定の教材情報を受講者に提示しながら学習
を進めさせるシステムが開示されている。このシステム
では、クライアントコンピュータ側からサーバコンピュ
ータ側へ、受講者の学習状態が報告されるため、多数の
受講者のそれぞれについての学習状態を、サーバコンピ
ュータ側で把握して管理することができる。このよう
に、ネットワークを用いた教育システムでは、受講者側
には、いつでもどこでも受講できるという利便性を提供
するメリットが与えられるとともに、教育担当者側に
は、複数の受講者の学習状態を一括管理することができ
るメリットが与えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ネットワークを用いた
教育システムには、上述のようなメリットがあり、社内
イントラネットなどのネットワーク環境を既に備えてい
る企業では、社内教育、社内研修などの用途に利用され
つつある。しかしながら、従来提案されている教育シス
テムを用いて、十分に実用的な環境を構築するために
は、各種サーバ装置を設置し、専用ソフトウエアを組み
込み、更に専門の管理者をおく必要があるため、現実的
には、かなりの導入コストが予想される。このため、多
くの企業では、本格的な導入を躊躇している段階であ
り、特に、比較的小規模の企業では、導入が困難な状態
にある。
【0004】そこで本発明は、企業等が、社内研修など
の用途に導入することが容易なネットワークを用いた教
育システムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】(1) 本発明の第1の態
様は、教育担当者の指示に基づいて、多数の受講者に対
してそれぞれ所定の講座をネットワークを利用して提供
する教育システムにおいて、教育担当者が利用する担当
者用クライアント装置と、受講者が利用する受講者用ク
ライアント装置と、個々の講座の教材内容をWebペー
ジ用データの形式で保持するとともに、必要に応じてこ
れを特定の受講者用クライアント装置へ提供するWeb
サーバ装置と、個々の受講者に関する情報をデータベー
スとして保持し、ネットワークを介してこれら各クライ
アント装置と情報のやりとりを行う管理用サーバ装置
と、を設け、管理用サーバ装置には、少なくとも次の各
処理を行う機能をもたせるようにしたものである。 (A)担当者用クライアント装置から、個々の受講者を
認証するために必要な認証情報と、個々の受講者に提供
すべき講座を指定する講座指定情報と、を含む受講者登
録指示が与えられた場合に、認証情報および講座指定情
報をデータベースに格納する受講者登録処理。 (B)受講者用クライアント装置から、受講要求があっ
た場合に、データベース内に格納されている認証情報を
参照して、当該受講要求を出した受講者に対する認証を
行う受講者認証処理。 (C)この認証処理の結果が正しいものであった場合
に、データベース内に格納されている講座指定情報を参
照して、受講要求を出した受講者について指定されてい
る講座を示す講座リストを受講者用クライアント装置に
提示する講座リスト提示処理。 (D)受講者用クライアント装置から、講座リスト内の
特定の講座を選択する選択指示があった場合に、Web
サーバ装置内に格納されているWebページ用データの
中から、選択された講座の教材内容に対応する部分を指
定し、受講者用クライアント装置に対して当該指定の教
材内容を示すWebページの提示が行われるようにする
教材内容提示処理。 (E)受講者用クライアント装置から、教材内容を示す
Webページに対する閲覧結果を示す閲覧結果情報が与
えられた場合に、この閲覧結果情報に基づいてデータベ
ース内の当該受講者の受講履歴を更新する受講履歴更新
処理。このような構成をもった教育システムを利用すれ
ば、教育サービスを提供することを業とする専門の教育
サービス提供業者が、管理用サーバ装置および必要に応
じてWebサーバ装置を用意すれば、導入を検討してい
る一般の企業は、既存のコンピュータネットワークをそ
のまま利用して、直ちに、本発明に係る教育システムを
導入することが可能になる。すなわち、本発明における
担当者用クライアント装置および受講者用クライアント
装置は、管理用サーバ装置に上記各処理を実行させるた
めに必要な最低限の指示機能や閲覧機能を有していれば
よいので、Web閲覧機能を備えた汎用パソコンを、担
当者用クライアント装置および受講者用クライアント装
置として利用することができる。このため、システム導
入のためのコストおよび労力は大幅に低減する。
【0006】(2) 本発明の第2の態様は、上述の第1
の態様に係るネットワークを用いた教育システムにおい
て、管理用サーバ装置とWebサーバ装置とを連係動作
させることにより、受講者用クライアント装置に対し
て、受講内容選択画面、教材内容表示画面、コミュニケ
ーション画面の少なくとも3画面に分割されたWebペ
ージを提示するようにし、受講内容選択画面には、受講
者に提示すべき講座リストが表示されるようにし、受講
者がこの講座リスト内の講座名をクリックすることによ
り、特定の講座に対する選択指示を行うことができるよ
うにし、教材内容表示画面には、選択された講座につい
ての教材内容が表示されるようにし、受講者がこの教材
内容を閲覧することにより、選択講座を受講できるよう
にし、コミュニケーション画面には、受講に関する付随
情報を管理用サーバ装置とやりとりする通信機能を起動
するための操作ボタンが表示されるようにし、受講者が
この操作ボタンをクリックすることにより、特定の通信
機能の起動が行われるようにし、受講者による操作性を
高めるようにしたものである。
【0007】(3) 本発明の第3の態様は、上述の第2
の態様に係るネットワークを用いた教育システムにおい
て、個々の講座の教材内容を複数の章によって構成し、
受講者が受講内容選択画面内に表示された講座リストに
基づいて、特定の講座に対する選択指示を行ったとき
に、選択された講座を構成する章のタイトルを示す目次
リストが受講内容選択画面内に表示されるようにし、受
講者がこの目次リスト内をクリックすることにより特定
の章が選択され、選択された章の教材内容が教材内容表
示画面に表示されるようにしたものである。
【0008】(4) 本発明の第4の態様は、上述の第3
の態様に係るネットワークを用いた教育システムにおい
て、目次リストとして表示される各章のタイトルに、個
々の章のこれまでの閲覧履歴を示す指標を付加して表示
するようにしたものである。
【0009】(5) 本発明の第5の態様は、上述の第2
〜第4の態様に係るネットワークを用いた教育システム
において、コミュニケーション画面に、電子メールの送
受を行うメール機能、受講のための操作説明を閲覧する
ためのオリエン機能、受講に関するメッセージの掲示お
よびその閲覧を行うための掲示板機能、受講に関する質
疑応答例を閲覧するためのFAQ機能、のうちの1つも
しくは複数の機能を起動するための操作ボタンを表示す
るようにしたものである。
【0010】(6) 本発明の第6の態様は、上述の第5
の態様に係るネットワークを用いた教育システムにおい
て、管理用サーバ装置内に、個々の教材内容ごとに、こ
れを担当する教育担当者を特定する担当者情報を用意し
ておき、受講者用クライアント装置側で、特定の教材内
容を閲覧中にメール機能が起動され、教材内容に関する
質問メールが送信された場合に、管理用サーバ装置側で
は、特定の教材内容を担当する教育担当者を担当者情報
に基づいて検索し、検索された教育担当者が利用してい
る担当者用クライアント装置に、この質問メールを回送
する処理を行うとともに、担当者用クライアント装置か
ら管理用サーバ装置に対してこの質問メールに対する回
答メールが送信された場合に、当該回答メールを、元に
なった質問メールの送信元となる受講者用クライアント
装置へ回送する処理を行うようにしたものである。
【0011】(7) 本発明の第7の態様は、上述の第1
〜第6の態様に係るネットワークを用いた教育システム
において、受講者登録指示に、個々の受講者について各
講座の受講期間を示す受講期間情報を付加しておくよう
にし、受講者用クライアント装置に講座リストを提示す
る際に、受講期間情報も併わせて提示するようにしたも
のである。
【0012】(8) 本発明の第8の態様は、上述の第1
〜第7の態様に係るネットワークを用いた教育システム
において、担当者用クライアント装置から管理用サーバ
装置に対して、受講者用クライアント装置側で受講する
際の画面構成を設定するためのカスタマイズ情報を送信
できるようにし、管理用サーバ装置が、このカスタマイ
ズ情報に基づいた画面構成をもったWebページの提示
を、受講者用クライアント装置に対して行うようにした
ものである。
【0013】(9) 本発明の第9の態様は、上述の第1
〜第8の態様に係るネットワークを用いた教育システム
において、個々の講座の教材内容を複数の章によって構
成し、個々の章に対応するWebページの閲覧が終了し
たか否かを示す章単位進捗情報が、受講者用クライアン
ト装置から管理用サーバ装置へ閲覧結果情報として送信
されるようにし、最新の章単位進捗情報が受講履歴とし
てデータベース内に保持されるようにしたものである。
【0014】(10) 本発明の第10の態様は、上述の第
1〜第9の態様に係るネットワークを用いた教育システ
ムにおいて、教材内容の一部に受講者に対する試験問題
を含ませておき、この試験問題に対する解答が、受講者
用クライアント装置から管理用サーバ装置へ閲覧結果情
報として送信されるようにし、管理用サーバ装置内で送
信されてきた解答に対する採点処理を行い、この採点結
果が受講履歴としてデータベース内に保持されるように
したものである。
【0015】(11) 本発明の第11の態様は、上述の第
1〜第10の態様に係るネットワークを用いた教育シス
テムにおいて、教材内容の一部に受講者に対するアンケ
ートを含ませておき、このアンケートに対する回答が、
受講者用クライアント装置から管理用サーバ装置へ閲覧
結果情報として送信されるようにし、管理用サーバ装置
内で送信されてきた回答に対する集計処理を行い、この
集計結果が受講履歴としてデータベース内に保持される
ようにしたものである。
【0016】(12) 本発明の第12の態様は、上述の第
1〜第11の態様に係るネットワークを用いた教育シス
テムにおいて、個々の講座ごとにそれぞれ修了条件を設
定しておき、管理用サーバ装置から、この修了条件を満
たした受講者の受講者用クライアント装置に対して、電
子情報からなる修了証を送信するようにしたものであ
る。
【0017】(13) 本発明の第13の態様は、上述の第
12の態様に係るネットワークを用いた教育システムに
おいて、講座の修了条件として、当該講座の教材内容を
構成するWebページのうちの特定のページが受講者用
クライアント装置において表示されたこと、当該講座の
教材内容に含まれている試験問題に対する解答の採点結
果が合格点以上であったこと、当該講座の教材内容を構
成するWebページの受講者用クライアント装置上での
累積表示時間が所定の基準時間以上になったこと、なる
課題のうちの1つもしくは複数が満たされることを条件
とするようにしたものである。
【0018】(14) 本発明の第14の態様は、上述の第
12または第13の態様に係るネットワークを用いた教
育システムにおいて、担当者用クライアント装置から管
理用サーバ装置に対して、各講座の修了条件を設定する
ための情報を送信できるようにし、管理用サーバ装置
が、この情報に基づいて各講座の修了条件の設定を行う
ようにしたものである。
【0019】(15) 本発明の第15の態様は、上述の第
1〜第14の態様に係るネットワークを用いた教育シス
テムにおいて、管理用サーバ装置が、担当者用クライア
ント装置からの指示に基づき、個々の受講者の受講履歴
に対する分析処理または検索処理を行い、処理結果を担
当者用クライアント装置へと送信する機能を有するよう
にしたものである。
【0020】(16) 本発明の第16の態様は、上述の第
1〜第15の態様に係るネットワークを用いた教育シス
テムにおいて、管理用サーバ装置が、個々の受講者の受
講履歴に基づいて、各受講者を複数のグループに分類
し、同一グループに所属する受講者の受講者用クライア
ント装置に対して、同一のメッセージを有する同報メー
ルを送信する機能を有するようにしたものである。
【0021】(17) 本発明の第17の態様は、上述の第
1〜第16の態様に係るネットワークを用いた教育シス
テムにおける管理用サーバ装置としてコンピュータを機
能させるためのコンピュータプログラムを用意するよう
にしたものである。
【0022】(18) 本発明の第18の態様は、上述の第
17の態様に係るコンピュータプログラムをコンピュー
タ読み取り可能な記録媒体に記録するようにしたもので
ある。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示する実施形態
に基づいて説明する。
【0024】§1.基本的な実施形態 図1は本発明の基本的な実施形態に係るネットワークを
用いた教育システムの構成を示すブロック図である。図
示のとおり、このシステムは、担当者用クライアント装
置10、受講者用クライアント装置20、管理用サーバ
装置30、Webサーバ装置40を、ネットワーク10
0に接続することにより構成される。本発明は、企業が
社内研修などを行う用途に適した教育システムであり、
ここでは、教育サービス提供業者が、一般の企業を顧客
として、本発明を利用した教育サービスの提供を行う場
合を例にとって、以下の説明を行うことにする。
【0025】この場合、管理用サーバ装置30およびW
ebサーバ装置40は、教育サービス提供業者が設置
し、これを管理することになるが、担当者用クライアン
ト装置10および受講者用クライアント装置20は、こ
の顧客企業に既存のパソコンなどをそのまま利用するこ
とができる。通常、企業のパソコンは、社内イントラネ
ットで相互に接続されており、図示の担当者用クライア
ント装置10および受講者用クライアント装置20も、
相互にイントラネットで接続されているのが一般的であ
る。したがって、ネットワーク100としては、このよ
うな既存のイントラネットをそのまま利用することも可
能である。ただ、管理用サーバ装置30およびWebサ
ーバ装置40は、教育サービス提供業者側が管理するコ
ンピュータであるから、顧客企業側の既存のイントラネ
ットをネットワーク100として利用する際には、この
既存のイントラネットに、教育サービス提供業者側の管
理用サーバ装置30およびWebサーバ装置40を接続
し、担当者用クライアント装置10および受講者用クラ
イアント装置20に対するサーバ装置として機能させる
必要がある。セキュリティなどの問題により、このよう
な他の業者のコンピュータを社内イントラネットに組み
込むことが困難である場合には、インターネットをネッ
トワーク100として利用すればよい。後述するよう
に、担当者用クライアント装置10および受講者用クラ
イアント装置20と、管理用サーバ装置30およびWe
bサーバ装置40との間の情報のやりとりは、主とし
て、Webページもしくは電子メールを利用して行われ
るので、ネットワーク100としてインターネットを利
用しても何ら問題は生じない。
【0026】結局、ネットワーク100としてインター
ネットを利用し、情報のやりとりをWebページもしく
は電子メールを利用して行うようにすれば、本発明に係
る教育システムを導入するにあたっての顧客企業側の負
担は極めて少なくてすむ。現在、企業にクライアント装
置として導入されている一般的なパソコンには、Web
ブラウザおよび電子メールの機能が標準的に組み込まれ
ている。したがって、顧客企業側に、このような機能を
もったパソコンが既存の設備として利用されている環境
があれば、そのような既存のパソコンを、そのまま担当
者用クライアント装置10あるいは受講者用クライアン
ト装置20として利用することができるので、顧客企業
側には、クライアント装置に関するハードウエアもしく
はソフトウエア上の投資は全く必要ない。また、Web
ブラウザや電子メールの操作は、多くの者が習熟してい
るため、顧客企業側の受講者の操作負担も軽減される。
【0027】なお、図1には、担当者用クライアント装
置10と受講者用クライアント装置20とを、ネットワ
ーク100に接続した例が示されているが、実際には、
各クライアント装置はいずれも汎用のパソコンであり、
ハードウエアおよびソフトウエアの構成上は、両者を区
別する必要はない。ただ、この教育システムは、顧客企
業内の教育担当者の指示に基づいて、当該顧客企業内の
多数の受講者に対してそれぞれ所定の講座をネットワー
クを利用して提供する教育システムであるから、ここで
は、便宜上、教育担当者が利用するクライアント装置
(パソコン)を担当者用クライアント装置10と呼び、
個々の受講者が利用するクライアント装置(パソコン)
を受講者用クライアント装置20と呼んで、両者を区別
することにする。また、図1では、1台の担当者用クラ
イアント装置10のみを用いた例が示されているが、実
用上は、複数の教育担当者を決め、各担当者ごとにそれ
ぞれ担当者用クライアント装置10を利用できるように
するのが好ましい。また、図1では、3台の受講者用ク
ライアント装置20しか示されていないが、実用上は、
より多数の受講者(たとえば、全社員)が存在し、受講
時には、個々の受講者がそれぞれ自己のパソコンを受講
者用クライアント装置20として利用するという形態が
一般的である。
【0028】管理用サーバ装置30は、ネットワーク1
00を介して各クライアント装置10,20と情報のや
りとりを行う機能を有し、上述したように、教育サービ
ス提供業者によって管理される。この管理用サーバ装置
30は、図示のとおり、個々の受講者に関する情報を保
持するためのデータベース31を有している。図示のデ
ータベース31のブロック内には、1人の受講者に関す
る情報を1レコードとして格納した例が示されている。
たとえば、第1のレコードとしては、図示のとおり、受
講者1に関する認証情報、講座指定情報、受講履歴が格
納されている。一方、Webサーバ装置40は、個々の
講座の教材内容をWebページ用データの形式で保持す
るとともに、必要に応じてこれを特定の受講者用クライ
アント装置20へ提供する機能を有する。図1には、講
座α,講座β,講座γなる3つの講座についての教材内
容が、Webサーバ装置40内にWebページ用データ
(たとえば、HTML形式で記述された文書データ)と
して格納されており、受講者用クライアント装置20側
からの受講要求に応じて、特定の講座に関するWebペ
ージ用データが提供される。
【0029】Webサーバ装置40内の各講座の教材内
容は、顧客企業側の教育担当者と、教育サービス提供業
者との相談によって決められ、HTML形式の文書デー
タとしてまとめられる。具体的なHTML文書データ
は、どちらで準備してもかまわない。たとえば、顧客企
業側で教材内容をすべて作成し、これをHTML形式の
データファイルとして教育サービス提供業者へ引き渡す
ようにしてもよいし、逆に、教育サービス提供業者側で
基本的なテーマについての汎用教材を作成しておき、顧
客企業側でこれらのうちから必要なテーマを選択しても
らい、そのまま汎用教材を利用してもらうようにしても
よい。もちろん、顧客企業側の教育担当者からの要望に
従って、教育サービス提供業者側でオーダーメイドの教
材内容を作成することも可能である。いずれにせよ、本
システムを運用する時点では、Webサーバ装置40内
に、必要な講座についての教材内容が、Webページ用
データとして用意されている必要がある。
【0030】なお、個々の講座の教材内容は、それぞれ
複数の章によって構成するようにし、受講者が章単位で
講座を受講できるようにするのが好ましい。また、教材
内容には、教育担当者側からの一方的な情報提供を行う
ための講義だけでなく、受講者側からの回答を要求する
試験問題やアンケートなどを含ませておくのが好まし
い。図2に、講座αの教材内容の構成例を示す。この例
では、講座αが「知的財産法」なるテーマの講座であ
り、全5章からなる講義本体に、試験問題およびアンケ
ートを付加した構成よりなる。各章は、「知的財産法」
を更に細かなテーマに分けたものであり、それぞれが文
字や画像を含むHTML形式の文書によって構成されて
おり、受講者はこれをWebページとして閲覧すること
ができる。一方、試験問題は、これら全5章の教材内容
をひととおり閲覧した受講者の理解度をテストするため
のものであり、ここでは択一式問題集によって構成され
ている。受講者は、Webページ上で問題文を読みなが
ら、択一式解答群の中のいずれか1つの解答をクリック
することにより、試験を受けることができる。最後のア
ンケートは、各受講者に受講後の感想を尋ねるためのも
のであり、設問に対して、クリック操作により、たとえ
ば「よい/普通/悪い」のような択一式回答を入力でき
るようになっている。
【0031】続いて、この教育システムの運用を、具体
的な例を参照しながら説明する。本発明に係る教育シス
テムを運用するためには、管理用サーバ装置30に、図
1のブロック内に記述した5つの処理、すなわち、受講
者登録処理、受講者認証処理、講座リスト提示処理、教
材内容提示処理、受講履歴更新処理、を実行する機能が
備わっている必要がある。以下、これらの各処理につい
て順次説明する。なお、管理用サーバ装置30は、実際
にはWebサーバとしての機能を有しており、以下の処
理のいくつかは、このWebサーバによるWebページ
の提示処理として実行される。
【0032】(A)受講者登録処理 この処理は、担当者用クライアント装置10から、個々
の受講者を認証するために必要な認証情報と、個々の受
講者に提供すべき講座を指定する講座指定情報と、を含
む受講者登録指示が与えられた場合に、認証情報および
講座指定情報をデータベース31に格納して登録する処
理である。図3に、受講者登録指示の一例を示す。この
例は、「特許太郎」なる1受講者に関する受講者登録指
示のデータであり、認証情報として、受講者名,受講者
ID,パスワードなる3種類の情報が含まれており、講
座指定情報として、3種類の講座を指定する情報とその
受講期間を示す情報とが含まれている。具体的には、こ
の「特許太郎」なる受講者については、受講者IDが
「123456」、パスワードが「APPLE」である
旨が示され、更に、「講座α:知的財産法」を2001
年3月1日〜3月31日なる受講期間内に受講し、「講
座β:PL法」を2001年3月15日〜4月30日な
る受講期間内に受講し、「講座γ:経済原論」を200
1年4月1日〜5月30日なる受講期間内に受講すべき
である旨が示されている。
【0033】このような受講者登録指示は、顧客企業内
の教育担当者によって作成され、教育サービス提供業者
側に提供されるが、実際には、これらの各情報は、担当
者用クライアント装置10から管理用サーバ装置30に
対して、ネットワーク100を介して伝達されることに
なる。具体的には、たとえば、管理用サーバ装置30に
備わっている受講者登録処理機能により、担当者用クラ
イアント装置10側に、受講者登録用の所定の書式をも
ったWebページを提供し、教育担当者に、このWeb
ページ上で図3に示す種々の情報を入力してもらえばよ
い。もちろん、担当者用クライアント装置10側に、受
講者登録用の専用ソフトウエアを用意しておき、この専
用ソフトウエアを用いて、受講者登録指示を入力するよ
うにしてもよい。
【0034】結局、顧客企業内の教育担当者は、個々の
社員についての認証情報と、当該各社員に、どの講座を
いつまでに受講させるかを示す講座指定情報と、を用意
し、これを受講者登録指示として、管理用サーバ装置3
0に伝える作業を行えばよい。通常、営業職や技術職な
ど、各社員の所属に応じて、受講対象となる講座が異な
り、また、受講期間も異なる。したがって、教育担当者
は、個々の社員の所属,年齢,ポストなどを考慮して、
各社員ごとに講座指定情報を定めることになる。なお、
図3に示す例では、受講者名,受講者ID,パスワード
なるデータによって個々の社員の認識情報を構成してい
るが、実用上は、必要に応じて、社員ID,所属部署,
事業所,電子メールアドレス,連絡先電話番号などを認
識情報に含ませておき、データベース31内に登録して
おくのが好ましい。また、教育担当者は、個々の社員に
対して、受講者IDおよびパスワードを通知し(たとえ
ば、電子メールや社内便など、どのような方法でもよ
い)、本教育システムを利用した受講環境が整ったこと
を知らせる。通常は、簡単な受講の手引きを同時に配布
するのが好ましい。
【0035】(B)受講者認証処理 この処理は、受講者用クライアント装置20から、受講
要求があった場合に、データベース31内に格納されて
いる認証情報を参照して、当該受講要求を出した受講者
に対する認証を行う処理である。上述したように、各社
員には、教育担当者から、受講者IDおよびパスワード
が通知される。このとき、同時に配布される受講の手引
きには、管理用サーバ装置30の入り口となるURLア
ドレスを記載しておくと便利である。受講を希望する社
員が、受講者用クライアント装置20(当該社員が日常
業務に利用しているパソコンでよい)のWebブラウザ
機能を用いて上記URLアドレスをアクセスすると、管
理用サーバ装置30への接続が行われ、当該社員からの
受講要求が伝えられる。そこで、管理用サーバ装置30
は、アクセスを行った社員(受講者)に対する認証処理
を行う。すなわち、Webページ上で、受講者IDとパ
スワードの入力を要求し、当該受講者がこれらを入力し
たら、データベース31内に登録されていた認証情報を
参照して、当該受講要求が正当なものであるか否かの認
証を行う。たとえば、受講者ID「123456」、パ
スワード「APPLE」が入力された場合、データベー
ス31内に登録されている図3に示すレコードが参照さ
れ、当該受講要求が正当なものであるとの認証結果が得
られることになる。
【0036】(C)講座リスト提示処理 こうして、受講要求に対する認証処理の結果が正しいも
のであった場合、本教育システムへのログインが成功し
たことになり、続いて、講座リスト提示処理が行われ
る。この処理は、データベース31内に格納されている
講座指定情報を参照して、受講要求を出した受講者につ
いて指定されている講座を示す講座リストを、受講者用
クライアント装置20に提示する処理である。たとえ
ば、上述した例のように、受講者ID「123456」
をもった「特許太郎」が受講要求を出し、パスワードの
認証結果が正しいものであった場合、管理用サーバ装置
30は、データベース31内の「特許太郎」についての
レコードから、図3に示すような講座指定情報を参照す
る。この講座指定情報によれば、「特許太郎」に対して
は、講座α,講座β,講座γなる3つの講座を受講させ
る旨の指定がなされていることがわかるので、この3つ
の講座名を含む講座リストを、「特許太郎」が利用して
いる受講者用クライアント装置20に提示させる処理を
行う。この講座リストも、HTML形式のWebページ
用データとして用意されている。講座リストは、管理用
サーバ装置30内に用意しておくこともできるが、We
bサーバ装置40内に用意しておいてもよい。後者の場
合は、講座リストを管理用サーバ装置40内に読出して
から、受講者用クライアント装置20へと提供してもよ
いし、管理用サーバ装置30から受講者用クライアント
装置20へ講座リストのURLを伝えることにより、W
ebサーバ装置40から受講者用クライアント装置20
へ直接提供してもよい。いずれにせよ、講座リストの提
示は管理用サーバ装置30の管理下で行われる。受講者
は、受講者用クライアント装置20のWebブラウザ機
能を用いて、この講座リストを閲覧することができる。
【0037】(D)教材内容提示処理 さて、上述の講座リスト提示処理により、受講者には、
教育担当者によって自分に割り当てられた講座のリスト
が提示されることになる。受講者は、この講座リストの
中から、受講を希望する任意の講座を選択する指示を出
す。具体的には、Webブラウザによって表示されてい
る講座リストの中の希望の講座名をクリックする操作を
行えばよい。このような操作は、講座リストを提供して
いるサーバ(管理用サーバ装置30またはWebサーバ
装置40)上のCGI(Common Gateway Interface)に
よって、特定の講座の選択指示として入力される。する
と、管理用サーバ装置30は、Webサーバ装置40内
に格納されているWebページ用データの中から、選択
された講座の教材内容に対応する部分を指定し、この指
定部分が受講者用クライアント装置20へと送信される
ようにする。具体的には、提示すべきWebページのデ
ータを管理用サーバ装置30内に読出してからこれを受
講者用クライアント装置20へ送信するようにしてもよ
いし、受講者用クライアント装置20へ所定のURLを
伝えることにより、Webサーバ装置40から受講者用
クライアント装置20に対して、Webページのデータ
が直接送信されるようにしてもよい。要するに、管理用
サーバ装置30の管理下でWebサーバ装置40内の所
定のWebページのデータが、受講者用クライアント装
置20に対して送信されるような処理が行われればよ
い。これにより、受講者が閲覧中のWebブラウザ画面
には、選択した教材内容を示すWebページが提示され
ることになる。受講者による受講作業は、一般のWeb
ページの閲覧作業と同様であり、必要に応じて頁送りの
クリック操作やリンク箇所へ移動するためのクリック操
作を繰り返しながら、教材として用意された講義内容を
構成する文および画像を閲覧することになる。
【0038】(E)受講履歴更新処理 この処理は、受講者用クライアント装置20から、教材
内容となるWebページに対する閲覧結果を示す閲覧結
果情報が与えられた場合に、この閲覧結果情報に基づい
てデータベース31内の当該受講者の受講履歴を更新す
る処理である。上述したように、管理用サーバ装置30
内には、受講者登録処理によって、個々の受講者に関す
る情報を1レコードとするデータベース31が作成され
る。そして、図1のブロック内に示されているように、
1人の受講者についてのレコード内には、認証情報およ
び講座指定情報とともに、受講履歴が格納される。この
受講履歴は、受講者用クライアント装置20側から送信
されてきた閲覧結果情報に基づいて、当該受講者のこれ
までの受講行為によって生じた種々の情報であり、具体
的には、後述するように、章単位の進捗情報、試験の採
点結果、アンケートの回答結果、などが受講履歴として
格納されることになる。
【0039】このように、本発明に係るネットワークを
用いた教育システムでは、教育サービス提供業者側が用
意する管理用サーバ装置30に、上述したような(A)
〜(E)の各処理機能が備わっているため、顧客企業側
では、既存のパソコンなどをそのまま担当者用クライア
ント装置10および受講者用クライアント装置20とし
て利用するだけで、社内研修などを行うための教育シス
テムを円滑に運用することができるようになる。
【0040】§2.実用的な種々の実施形態 以上、本発明の基本的な実施形態を述べたが、ここで
は、より実用的な実施形態を、個々の特徴ごとに分けて
述べることにする。
【0041】(1) 受講者用クライアント装置における画
面分割 上述したように、受講者用クライアント装置20には、
管理用サーバ装置30から提供される種々の情報が、W
ebページの形で提示されることになる。このようなW
ebページは、たとえばHTML形式のデータファイル
として記述されることになるが、一般的なHTML形式
の文書では、画面を複数のフレームに分割する表示形式
が用意されている。図4は、このような画面分割機能を
利用して、受講者用クライアント装置20側の表示画面
を3つの画面に分割し、受講者がこの3分割された閲覧
画面上で、所望の講座を受講することができるようにし
た例である。このような画面分割表示は、管理用サーバ
装置30とWebサーバ装置40との連係動作により実
現できる。
【0042】すなわち、図4に示す例では、Webペー
ジの表示画面が、受講内容選択画面A1、教材内容表示
画面A2、コミュニケーション画面A3の3画面に分割
されている。なお、図示されているブラウザ操作画面A
0は、この受講者用クライアント装置20を構成するパ
ソコンのOSおよびブラウザソフトウエアの仕様によっ
て表示される画面であり、Webページの表示領域外の
部分である。この実施形態では、管理用サーバ装置30
が受講者認証処理を完了し、この教育システムにログイ
ンすると、受講者用クライアント装置20のディスプレ
イには、図4に示すような3画面からなるWebページ
が表示されることになる。
【0043】受講内容選択画面A1は、受講者に受講内
容の選択を行わせるための画面である。管理用サーバ装
置30が講座リスト提示処理を実行すると、たとえば図
5に示す例のように、受講内容選択画面A1に、この受
講者に提示すべき講座リストの提示が行われる。図示の
例では、この受講者に割り当てられている講座名と受講
期間とが提示されている。なお、受講内容選択画面A1
への講座リストの提示は、各講座の受講期間を考慮して
行うようにしてもよい。たとえば、受講期間の締切りが
迫っている講座の講座名がより上の行になるようにソー
トして、講座リストを提示するようなこともできるし、
受講期間が既に経過してしまった講座名については、講
座リストには提示しないようなこともできる。もちろ
ん、このような提示は、管理用サーバ装置30がデータ
ベース31内の講座指定情報を参照し、当該受講者につ
いて登録されている図3に示すような講座指定情報を読
み出すことにより行われる。ここで、この講座リストに
掲載されている各講座名の文字列には、各講座の教材内
容を示すWebページへのリンクが張られており、受講
者がこの講座リスト内の任意の講座名をクリックする
と、特定の講座に対する選択指示が行われ、選択された
講座の教材内容を示すWebページの提示が行われる。
【0044】こうして選択された講座の教材内容は、管
理用サーバ装置30とWebサーバ装置40との連係動
作により、教材内容表示画面A2に提示される。たとえ
ば、受講者が受講内容選択画面A1内の講座リストか
ら、「講座α:知的財産法」なる講座名を選択してクリ
ックすると、Webサーバ装置40内に用意されていた
講座αの講座内容を示すWebページが所定の順序で提
示されることになる。受講者は、この教材内容表示画面
A2に提示されるWebページ上に教材として用意され
た講義内容を構成する文を読み、画像を見ながら、学習
を行うことになる。具体的には、頁のスクロール、頁送
り、他のリンク先頁への移動などを行うための操作を、
マウスなどの入力機器を用いて行うことになる。
【0045】一方、コミュニケーション画面A3には、
受講に関する付随情報を管理用サーバ装置30とやりと
りする通信機能を起動するための操作ボタンが表示され
る。図示の例では、「メール」、「オリエン」、「掲示
板」、「FAQ」なる4種類の操作ボタンが配置されて
いる。受講者は、いつでもこれらの操作ボタンをクリッ
クすることができる。各操作ボタンのクリックにより、
それぞれ特定の通信機能が起動し、管理用サーバ装置3
0との間で、受講に関する付随情報(具体例について
は、後述する)のやりとりを行うことが可能になる。
【0046】このように、受講者用クライアント装置2
0のディスプレイ画面を3つの画面に分割し、受講中
は、常にこの3つの画面が表示されているようにするこ
とにより、受講者の操作性を向上させることができる。
すなわち、受講者は、受講内容選択画面A1の表示内容
により、現在、自分が受講している教材内容が、どの講
座についてのものであるのかを常に把握することができ
る。また、コミュニケーション画面A3を常に表示させ
ておくことにより、受講者は、いつでも所望の操作ボタ
ンをクリックして、後述する所定の通信機能を起動させ
ることができる。
【0047】なお、この実施形態では、担当者用クライ
アント装置10から管理用サーバ装置30に対して、受
講者用クライアント装置20側で受講する際の画面構成
を設定するためのカスタマイズ情報を送信できるように
してある。たとえば、図4に示す3つの画面A1,A
2,A3の大きさや位置などを、担当者用クライアント
装置10から設定することができるようにしてある。教
育担当者は、自分の好みに応じて、この画面構成をカス
タマイズすることができる。管理用サーバ装置30は、
このカスタマイズ情報に基づいた画面構成をもったWe
bページの提示を、受講者用クライアント装置20に対
して行う。担当者用クライアント装置10上での画面の
カスタマイズ作業は、たとえば、図4に示すような画面
(受講者用クライアント装置20上に表示される画面)
をそのまま担当者用クライアント装置10上に表示さ
せ、マウスなどで各画面の枠の大きさや配置を修正する
指示を入力するような操作で行うことができる。このよ
うなカスタマイズ方法を採れば、担当者用クライアント
装置10上でカスタマイズされた画面構成が、そのまま
受講者用クライアント装置20上で表示されるように、
両者がシンクロナイズすることになる。
【0048】(2) 複数の章構成 以上、図5に示す3分割画面を用いて、講座リストの表
示、所望講座の選択、選択講座の教材内容の提示、なる
受講手順を説明した。しかしながら、実用上は、図5に
示す受講内容選択画面A1に表示された講座リスト上で
任意の講座名をクリックすることにより、直ちに当該選
択講座の教材内容を構成するWebページを教材内容表
示画面A2に提示させるのではなく、更に、受講内容選
択画面A1において、章を選択する操作を行わせるよう
にするのが好ましい。
【0049】たとえば、図2には、「講座α:知的財産
法」の教材内容の構成例を示したが、この例では、この
講座αは、全5章からなる講義本体に、試験問題および
アンケートを付加した構成よりなる。このように、1つ
の講座を複数の章で構成した場合、この講座の任意の章
を指定して受講できるようにした方が便利である。そこ
で、実用上は、受講内容選択画面A1に表示された講座
リストから、特定の講座が選択された場合、この受講内
容選択画面A1に、選択された講座を構成する章のタイ
トルを示す目次リストを表示するようにし、受講者がこ
の目次リスト内をクリックすることにより特定の章が選
択され、選択された章の教材内容が教材内容表示画面A
2に表示されるようにするとよい。たとえば、図5の受
講内容選択画面A1に示されている講座リストの中か
ら、「講座α:知的財産法」が選択された場合、まず、
図6の受講内容選択画面A1に示すように、この選択さ
れた講座についての目次リストが表示され、この目次リ
ストの中の特定の章が選択された後に、教材内容表示画
面A2に、当該選択された章の教材内容が表示されるよ
うにする。図6に示す例は、受講内容選択画面A1内の
目次リストから、「第1章 特許の基礎知識」なる章が
選択された場合が示されている。
【0050】このように、講座リストから特定の講座が
選択された後、当該選択講座についての章構成を示す目
次リストを受講内容選択画面A1に表示させ、この目次
リスト中から特定の章を選択することにより、当該選択
された章の教材内容が教材内容表示画面A2に表示され
る、という方法を採ることにより、受講者は、所望の講
座の所望の章を受講することができるようになる。しか
も、選択した章の教材内容を教材内容表示画面A2に表
示させて受講している最中も、受講内容選択画面A1に
は、図6に示すように、目次リストが表示されたままの
状態となるので、受講者は、現在自分がどの部分を学習
しているのかを一目で把握することができる。
【0051】なお、個々の講座の教材内容を複数の章に
よって構成し、個々の章ごとに教材内容をWebページ
用データとして提供するようにすれば、個々の章に対応
するWebページの閲覧が終了したか否かを示す章単位
進捗情報を、受講者用クライアント装置20から管理用
サーバ装置30へ閲覧結果情報として送信することが可
能である。たとえば、図6に示す例では、教材内容表示
画面A2上で、講座αの第1章に対応するWebページ
の閲覧が行われている。そこで、この第1章を構成する
最後の頁に「第1章終了」なる操作ボタンを設けてお
き、第1章すべての閲覧を完了したらこの操作ボタンを
クリックするように、受講者を誘導すれば、この操作ボ
タンのクリックにより、第1章の閲覧が終了したことを
示す章単位進捗情報を管理用サーバ装置30へ送信する
ことが可能である。管理用サーバ装置30では、この章
単位進捗情報を、閲覧結果情報のひとつとして認識し、
これに基づく受講履歴をデータベース31内に格納する
処理を行うようにする。これは、前述した管理用サーバ
装置30による受講履歴更新処理の機能である。データ
ベース31内の受講履歴は、個々の受講者ごとに記録さ
れるので、受講者用クライアント装置20側から章単位
進捗情報が送信されてくるたびに、当該受講者について
の受講履歴を更新する処理を行えば、データベース31
内には、常に、全受講者についての章単位での進捗状況
を示す受講履歴が記録されることになる。
【0052】このように、データベース31内に、各受
講者についての受講履歴を記録するようにしておけば、
逆に、この受講履歴を各受講者に提示することが可能で
ある。具体的には、受講内容選択画面A1上に目次リス
トとして表示される各章のタイトルに、個々の章のこれ
までの閲覧履歴を示す指標を付加して表示することがで
きる。図7は、このような指標を付加した目次リストの
一例を示す図である。図示の例の場合、指標m1,m
2,m3なる3種類の指標によって、各章ごとの進捗状
態を示すようにしている。すなわち、塗り潰された矩形
からなる指標m1は、当該章についての最終頁までの閲
覧が既に終了していることを示しており、半分だけ塗り
潰された矩形からなる指標m2は、当該章の一部の頁を
これまでに閲覧したことがあるが、最終頁までの閲覧は
完了していないことを示しており、白抜きの矩形からな
る指標m3は、当該章についてはまだいずれの頁も閲覧
されたことがないことを示している。このような3種類
の指標を提示するためには、データベース31内に、各
章についての3段階の進捗状況を示す受講履歴を格納し
ておくようにすればよい。受講者は、過去にどの章まで
閲覧を行ったかを、この目次リスト上の指標で確認する
ことができるようになる。
【0053】なお、上述の例では、各講座を章単位で構
成し、章単位での進捗状況を受講履歴として記録するよ
うにしたが、各章を更に複数の節で構成し、節単位での
進捗状況を受講履歴として記録するようにしてもよい
し、更に多くの階層構造を定義し、その進捗状況を受講
履歴として記録するようにしてもよい。
【0054】(3) コミュニケーション画面による通信機
能 続いて、図5〜図7のコミュニケーション画面A3に表
示されている4つの操作ボタン「メール」、「オリエ
ン」、「掲示板」、「FAQ」の機能を説明する。
【0055】まず、「メール」ボタンは、電子メールに
よる通信機能を起動させるボタンであり、受講者は、こ
の「メール」ボタンをクリックすることにより、電子メ
ールの送受信を行うことができる。具体的には、たとえ
ば、受講者用クライアント装置20に備わっている電子
メール用アプリケーションソフトウエアが起動し、電子
メールの送受が行える状態になる。
【0056】一方、「オリエン」ボタンは、受講のため
の操作説明を閲覧するためのオリエン機能(オリエンテ
ーションを行うための機能)を起動させるボタンであ
り、受講者が、この「オリエン」ボタンをクリックする
と、教材内容表示画面A2(あるいは、別なウインドウ
でもよい)に、受講のための操作説明が提示されるよう
になる。具体的には、Webサーバ装置40内にオリエ
ンテーション用のWebページを用意しておき、「オリ
エン」ボタンがクリックされると、このオリエンテーシ
ョン用のWebページへのリンクが起動されるようにし
ておけばよい。
【0057】「掲示板」ボタンは、受講に関するメッセ
ージの掲示およびその閲覧を行うための掲示板機能を起
動させるためのボタンである。これはいわゆるBBS
(Bulletin Board System )と呼ばれている電子掲示板
システムを起動させるための機能である。この機能を利
用すれば、受講者全体に対するメッセージの掲示作業を
行うことができ、逆に、他人が掲示したメッセージを閲
覧することができる。
【0058】最後の「FAQ」ボタンは、受講に関する
質疑応答例を閲覧するためのFAQ機能(Frequently A
sked Question )を起動させるボタンであり、受講者
が、この「FAQ」ボタンをクリックすると、教材内容
表示画面A2(あるいは、別なウインドウでもよい)
に、受講に関する質疑応答例が提示されるようになる。
具体的には、Webサーバ装置40内にFAQ情報提示
用のWebページを用意しておき、「FAQ」ボタンが
クリックされると、このFAQ情報提示用のWebペー
ジへのリンクが起動されるようにしておけばよい。
【0059】以上述べたコミュニケーション画面A3上
の操作ボタンにより起動される各通信機能は、受講に関
する付随情報のやりとりを行うための機能ということが
できる。これらの通信機能は、いずれもインターネット
やパソコン通信の技術として既に利用されている技術で
あるため、ここでは詳しい説明は省略する。ただし、電
子メールに関しては、本発明に係る教育システムに特に
適したユニークな利用形態があるので、以下に述べてお
く。この利用形態は、電子メールを質問メールとして利
用するものである。まず、管理用サーバ装置30内に、
予め、個々の教材内容ごとに、これを担当する教育担当
者を特定する担当者情報を用意しておくようにする。教
育担当者は、講座ごとに決めてもよいし、個々の章ごと
に決めてもよい。
【0060】さて、受講者用クライアント装置20側
で、特定の教材内容を閲覧中に、上記「メール」ボタン
がクリックされてメール機能が起動されたとしよう。た
とえば、図7に示すように、「講座αの第3章」が教材
内容表示画面A2に提示されている状態において、受講
者が、コミュニケーション画面A3内の「メール」ボタ
ンをクリックしたとする。すると、上述したように、メ
ール機能が起動され、電子メールの送信を行うことがで
きる状態になる。そこで、受講者は、現在閲覧中の「講
座αの第3章」の教材内容に関する質問を電子メールと
して記述し、これを質問メールとして送信する。管理用
サーバ装置30側では、このような質問メールが送信さ
れてきた場合、当該質問メールが、現在「講座αの第3
章」を閲覧中の受講者からのメールであることを認識す
ることができる。そこで、管理用サーバ装置30は、こ
の「講座αの第3章」の教材内容を担当する教育担当者
を担当者情報に基づいて検索し、検索された教育担当者
が利用している担当者用クライアント装置10に、この
質問メールを回送する処理を行う。こうすれば、質問メ
ールを、質問すべき教育担当者の下へ自動的に回送する
ことができる。
【0061】一方、各教育担当者には、このような質問
メールを受け取った場合、たとえば3日以内に、これに
対する回答メールを作成して、管理用サーバ装置30へ
送信してもらうように依頼しておく。そして、担当者用
クライアント装置10から管理用サーバ装置30に対し
て、回答メールが送信されてきた場合には、当該回答メ
ールを、元になった質問メールの送信元となる受講者用
クライアント装置20へと回送する処理を行うようにす
る。回答メールを作成する際に、どの質問メールに対応
する回答であるかを特定する情報を入れておくようにす
れば、管理用サーバ装置30において、個々の回答メー
ルを、そのもとになった質問メールを送信した受講者に
回送することが可能である。
【0062】このような方法により、管理用サーバ装置
30において質問メールおよび回答メールの回送処理を
行うようにすれば、受講者は誰に対して質問メールを送
信すべきであるか、ということを考慮せずに、受講内容
についての質問を行うことができ、教育担当者は誰に対
して回答メールを送信すべきであるか、ということを考
慮せずに、回答を行うことができるようになる。
【0063】(4) 試験問題およびアンケート 図2に示す例では、「講座α:知的財産法」の教材内容
は、全5章からなる講義本体と、試験問題およびアンケ
ートとによって構成されている。一般に、受講者の理解
度を把握するためには、教材内容に試験問題を含ませて
おくのが好ましく、このような教育システムに対する受
講者の意見を把握するためには、教材内容にアンケート
を含ませておくのが好ましい。試験問題は上述したよう
に、択一式問題集によって構成することができ、この試
験問題に対する解答が、受講者用クライアント装置20
から管理用サーバ装置30へ閲覧結果情報として送信さ
れるようにしておく。同様に、アンケートも、受講後の
感想として、択一式の回答を要求する設問を設けてお
き、このアンケートに対する回答が、受講者用クライア
ント装置20から管理用サーバ装置30へ閲覧結果情報
として送信されるようにしておく(本発明における「閲
覧結果情報」とは、このように、教材内容を閲覧した結
果として、受講者用クライアント装置20から管理用サ
ーバ装置30へと送信される情報を広く含むものであ
り、章単位進捗情報だけでなく、試験問題に対する解答
やアンケートに対する回答も含まれる)。
【0064】管理用サーバ装置30では、この試験問題
に対する解答やアンケートに対する回答を、CGIを介
して受け取り、採点処理や集計処理を行うようにする。
試験問題として択一式問題集を用いれば、単純な論理演
算によって自動採点を行うことができる。同様に、択一
式回答を要求する設問によってアンケートを構成してお
けば、単純な計数演算によって自動集計を行うことがで
きる。こうして得られた採点結果や集計結果は、当該受
講者についての受講履歴としてデータベース31内に保
持されるようにする。このように、受講履歴として、章
単位進捗情報に加えて、試験問題の採点結果やアンケー
トの集計結果などの情報を付加することにより、個々の
受講者の進捗状況だけでなく、理解度や意見などを把握
することができるようになる。
【0065】(5) 修了証の発行 一般に、受講者の受講意欲を沸き立たせ、1つの講座が
修了した実感を与えるためには、各講座について修了証
を発行することが有効である。本発明のようなネットワ
ークを用いた教育システムの場合、予め個々の講座ごと
にそれぞれ修了条件を設定しておき、管理用サーバ装置
30から、この修了条件を満たした受講者の受講者用ク
ライアント装置20に対して、電子情報からなる修了証
を送信するようにすると効果的である。具体的には、電
子メールによって修了証を送信するのが最も簡単で効果
的である。
【0066】個々の講座の修了条件は、教育担当者が決
めるようにすればよい。すなわち、担当者用クライアン
ト装置10から管理用サーバ装置30に対して、各講座
の修了条件を設定するための情報を送信できるようにし
ておき、管理用サーバ装置30が、この情報に基づいて
各講座の修了条件の設定を行い、条件が満たされたか否
かの判断を行うようにすればよい。
【0067】各講座の具体的な修了条件としては、たと
えば、次のような各課題を設定することが可能である。
(a)当該講座の教材内容を構成するWebページのう
ちの特定のページ(たとえば、閲覧が必須とされている
主要な頁)が受講者用クライアント装置20において表
示されたこと、(b)当該講座の教材内容に含まれてい
る試験問題に対する解答の採点結果が合格点以上であっ
たこと、(c)当該講座の教材内容を構成するWebペ
ージの受講者用クライアント装置上での累積表示時間が
所定の基準時間以上になったこと。もちろん、これらの
いずれか1つの課題が満たされた場合に、修了条件を満
足するとの判定を行うこともできるし、これらのうちの
複数の課題が満たされた場合にのみ、修了条件を満足す
るとの判定を行うこともできる。
【0068】(6) 受講履歴に対する分析/検索 前述したように、本発明に係る教育システムでは、デー
タベース31内に個々の受講者ごとの受講履歴が蓄積さ
れることになる。ここで、受講履歴には、章単位進捗情
報だけでなく、試験問題の採点結果やアンケートの集計
結果などの情報も含まれている。このようにしてデータ
ベース31内に蓄積された受講履歴は、担当者用クライ
アント装置10側からのアクセスによって閲覧できるよ
うにしておくのが好ましい。教育担当者が、所望の受講
履歴を、担当者用クライアント装置10上のディスプレ
イ画面上で閲覧することができれば、必要に応じて、各
受講者についての指定講座や受講期間を変更する処理を
行うこともできるし、講座の教材内容の見直しなどを行
うことができる。
【0069】もっとも、実用上は、データベース31内
に蓄積されている受講履歴のデータをそのまま閲覧させ
るだけではなく、教育担当者の要望に応じて、個々の受
講者の受講履歴に対して種々の分析処理や検索処理を行
い、分析結果や検索結果を、担当者用クライアント装置
10へ送信して提示させる機能を管理用サーバ装置30
にもたせておくとよい。たとえば、個々の受講者の受講
履歴に基づいて、当該受講者の進捗率(たとえば、個々
の講座ごとに閲覧した章の割合を進捗率と定義してもよ
いし、講座リストに掲示されている全講座について、閲
覧済みのWebページの頁数の割合を進捗率と定義して
もよいし、種々の定義が可能である)を演算し、これを
提示させることもできる。もちろん、章単位のアクセス
回数、最終アクセス時間、修了日時、章単位の合計アク
セス時間、試験の得点、アンケートの内容、といった特
定の事項を提示させることもできる。あるいは、これら
の提示対象をグラフや表の形式にして提示させる機能を
設けてもよい。
【0070】同様に、所定のキーに基づく検索処理を行
わせることも可能であり、ソート処理を行わせることも
可能である。たとえば、「進捗率が80%以上の受講
者」というようなキーで該当者を検索し、その結果を提
示させることも可能であるし、「進捗率の大きい順」と
いうようなキーで各受講者をソートして、その結果を提
示させることも可能である。また、検索処理を利用すれ
ば、個々の受講者の受講履歴に基づいて、各受講者を複
数のグループに分類することができるので、同一グルー
プに所属する受講者の受講者用クライアント装置20に
対して、同一のメッセージを有する同報メールを送信す
るような処理も可能になる。たとえば、上述した「進捗
率が80%以上の受講者」というキーによる検索でヒッ
トした受講者からなるグループに対しては、「ゴールま
でもう一息です。かんばってください。」というような
同報電子メールを送信し、「進捗率が20%以下の受講
者」というキーによる検索でヒットした受講者からなる
グループに対しては、「受講のスケジュールが遅れてい
ます。毎日積極的に受講するように心掛けてくださ
い。」というような同報電子メールを送信する、という
ような処理が可能になる。もちろん、検索のキーは、進
捗率に限定されるものではなく、試験の成績のよいグル
ープ/悪いグループ、アンケートの回答がポジティブな
グループ/ネガティブなグループ、といったようなグル
ープ分けを行うことも可能であり、各グループごとに、
それぞれ適当な内容の同報電子メールを送信することが
できる。また、講座指定情報内の受講期間を参照し、た
とえば、「受講期間満了まであと1週間しかないのに、
当該講座の進捗率が50%以下の受講者」というキーに
よる検索を行い、ヒットした受講者からなるグループに
対して、急いで受講するような警告メッセージを同報電
子メールで送信するようなことも可能である。
【0071】(7) 別なWebサーバ装置の利用 これまでの実施形態は、図1に示す例のように、顧客企
業側に既存のパソコンなどを、担当者用クライアント装
置10および受講者用クライアント装置20として利用
し、教育サービス提供業者側に管理用サーバ装置30と
Webサーバ装置40とを用意する形態であった。この
ような形態を採れば、顧客企業側では、既存のパソコン
などをそのまま利用するだけで、この教育システムを導
入することができる。ただ、本発明に係る教育システム
は、必ずしもこの図1に示すような形態を採る必要はな
い。特に、Webサーバ装置40は、ネットワーク10
0に接続されているサーバ装置であれば、どのサーバ装
置を利用してもかまわない。
【0072】図8に示す実施形態は、顧客企業側に用意
されたWebサーバ装置40を利用した例である。企業
によっては、既に、ネットワークを用いた教育システム
を自社で構築しており、教材内容となるWebページを
提供するWebサーバ装置40を社内教育用のサーバ装
置として利用している場合もある。このような場合、既
存の社内Webサーバ装置40をそのまま利用して、本
発明に係る教育システムを実現することが可能である。
すなわち、教育サービス提供業者としては、管理用サー
バ装置30のみを提供し、いわゆるASP(Applicatio
n Service Provider)としての事業を展開することがで
きる。顧客企業としては、一応、Webサーバ装置40
を用いれば、教材内容を社員に提供することは可能であ
る。しかしながら、各社員ごとの受講管理、受講履歴の
把握、といった運用を行うには負担が大きい。このよう
な場合、教育サービス提供業者の提供するASPのサー
ビスを受けることにより、管理用サーバ装置30を利用
することができるようになり、受講管理、受講履歴の把
握、といった運用を教育サービス提供業者に任せること
ができる。受講者用クライアント装置20に対しては、
教育サービス提供業者が管理する管理用サーバ装置30
と、顧客企業自身が管理するWebサーバ装置40との
連係動作により、前述した実施形態と同様の教育サービ
スを提供することが可能である。
【0073】図9に示す実施形態は、第三者が管理する
Webサーバ装置40を利用した例である。本発明に係
る教育システムを実施する上で、Webサーバ装置40
は、必ずしも教育サービス提供業者あるいは顧客企業自
身が用意したサーバ装置である必要はない。ネットワー
ク100としてインターネット(IPネットワーク)を
利用すれば、世界中の膨大な数のWebサーバを、We
bサーバ装置40として利用することが可能になる。別
言すれば、この図9に示す実施形態は、教材内容をオー
プンな環境においたものと言うことができ、インターネ
ットで公開されているあらゆる情報を教材として取り込
むことが可能になる。一企業によって用意可能な教材内
容には限界があり、各企業ごとに用意された閉鎖的な教
材リソースは、必ずしも十分なものではない。ところ
が、図9に示す実施形態のように、第三者の用意した任
意のWebサーバを利用できるようにすれば、教材リソ
ースはグローバルな規模で拡大することになる。このよ
うに、教材リソースをグローバルな規模に拡大したとし
ても、各受講者の受講内容は、あくまでも管理用サーバ
装置30によって管理されるため、個々の受講者ごとに
系統立てた教育が可能になる。すなわち、個々の受講者
ごとに、閲覧すべきWebページのコンテンツ内容を講
座指定情報として指定することができるので、「インタ
ーネット上で公開されているWebページ」という共通
の教材を用いたとしても、閲覧すべきWebページの組
み合わせによって種々の異なる講座を構成することが可
能になり、更に、各講座の修了条件にバリエーションを
設けることにより、目的に合わせた多種多様な教育プロ
グラムを用意することが可能になる。
【0074】(8) 閲覧管理システムとしての利用 これまで述べた実施形態では、本発明を教育システムと
して捉えた運用形態を述べたが、本発明に係るシステム
は、閲覧管理システムとして利用することも可能であ
る。本発明に係るシステムの特徴は、管理用サーバ装置
30の機能により、特定の者に特定のWebページの閲
覧を促し、その閲覧履歴を管理することができる、とい
う点にある。このような特徴を利用すれば、本発明をい
わゆる狭義の教育システムとしてだけでなく、閲覧管理
システムとして利用することが可能である。たとえば、
安全管理あるいは貿易管理上の要請により、特定の情報
を特定の社員に周知徹底させるような必要があった場
合、当該特定の情報をWebページデータとしてWeb
サーバ装置40上に用意しておき、管理用サーバ装置3
0によって、当該特定の社員に対して当該Webページ
を閲覧するように促し、閲覧履歴を管理するようにすれ
ば、当該特定の情報が当該特定の社員に対して周知徹底
されたか否かを把握することができる。特に、管轄官庁
に対して、特定社員に対する周知徹底の事実を報告する
必要があるような場合には、管理用サーバ装置30内の
受講履歴データを、報告用データとして利用することが
可能になる。要するに、本発明に係るシステムを利用す
れば、ネットワーク上に提供されているどの情報を誰が
閲覧したか、という閲覧管理を行うことが可能になり、
本発明は、このような閲覧管理システムとして利用する
ことが可能になる。
【0075】
【発明の効果】以上のとおり本発明に係るネットワーク
を用いた教育システムによれば、担当者用クライアント
装置、受講者用クライアント装置、管理用サーバ装置、
Webサーバ装置を用いた運用を行うことにより、企業
等が、社内研修などの用途に導入することが容易なシス
テム構築が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本的な実施形態に係るネットワーク
を用いた教育システムの構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す教育システムにおいて提示される講
座の教材内容の構成例を示す図である。
【図3】図1に示す教育システムにおいて、担当者用ク
ライアント装置10から管理用サーバ装置30へと送信
される受講者登録指示の構成例を示す図である。
【図4】図1に示す教育システムにおける受講者用クラ
イアント装置20の画面構成を示す図である。
【図5】図4の画面構成における受講内容選択画面A1
に、講座リストが提示されている状態を示す図である。
【図6】図4の画面構成における受講内容選択画面A1
に、目次リストが提示されている状態を示す図である。
【図7】図6の受講内容選択画面A1に表示されている
目次リストに、各章の閲覧履歴を示す指標を付加した例
を示す図である。
【図8】本発明の別な実施形態に係るネットワークを用
いた教育システムの構成を示すブロック図である。
【図9】本発明の更に別な実施形態に係るネットワーク
を用いた教育システムの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10…担当者用クライアント装置 20…受講者用クライアント装置 30…管理用サーバ装置 31…データベース 40…Webサーバ装置 100…ネットワーク A0…ブラウザ操作画面 A1…受講内容選択画面 A2…教材内容表示画面 A3…コミュニケーション画面 m1,m2,m3…閲覧履歴を示す指標
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村木 克人 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 石川 淳一 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 Fターム(参考) 2C028 BA01 BB04 BB05 BD02 BD03

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 教育担当者の指示に基づいて、多数の受
    講者に対してそれぞれ所定の講座をネットワークを利用
    して提供する教育システムであって、 教育担当者が利用する担当者用クライアント装置と、受
    講者が利用する受講者用クライアント装置と、個々の講
    座の教材内容をWebページ用データの形式で保持する
    とともに、必要に応じてこれを特定の受講者用クライア
    ント装置へ提供するWebサーバ装置と、個々の受講者
    に関する情報をデータベースとして保持し、ネットワー
    クを介して前記各クライアント装置と情報のやりとりを
    行う管理用サーバ装置と、を備え、 前記管理用サーバ装置は、少なくとも、(A)前記担当
    者用クライアント装置から、個々の受講者を認証するた
    めに必要な認証情報と、個々の受講者に提供すべき講座
    を指定する講座指定情報と、を含む受講者登録指示が与
    えられた場合に、前記認証情報および前記講座指定情報
    を前記データベースに格納する受講者登録処理と、
    (B)前記受講者用クライアント装置から、受講要求が
    あった場合に、前記データベース内に格納されている前
    記認証情報を参照して、当該受講要求を出した受講者に
    対する認証を行う受講者認証処理と、(C)前記認証結
    果が正しいものであった場合に、前記データベース内に
    格納されている前記講座指定情報を参照して、受講要求
    を出した受講者について指定されている講座を示す講座
    リストを前記受講者用クライアント装置に提示する講座
    リスト提示処理と、(D)前記受講者用クライアント装
    置から、前記講座リスト内の特定の講座を選択する選択
    指示があった場合に、前記Webサーバ装置内に格納さ
    れているWebページ用データの中から、選択された講
    座の教材内容に対応する部分を指定し、前記受講者用ク
    ライアント装置に対して当該指定の教材内容を示すWe
    bページの提示が行われるようにする教材内容提示処理
    と、(E)前記受講者用クライアント装置から、前記教
    材内容を示すWebページに対する閲覧結果を示す閲覧
    結果情報が与えられた場合に、この閲覧結果情報に基づ
    いて前記データベース内の当該受講者の受講履歴を更新
    する受講履歴更新処理と、を実行する機能を有すること
    を特徴とするネットワークを用いた教育システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の教育システムにおい
    て、 管理用サーバ装置とWebサーバ装置とを連係動作させ
    ることにより、受講者用クライアント装置に対して、受
    講内容選択画面、教材内容表示画面、コミュニケーショ
    ン画面の少なくとも3画面に分割されたWebページを
    提示するようにし、 前記受講内容選択画面には、受講者に提示すべき講座リ
    ストが表示されるようにし、受講者がこの講座リスト内
    の講座名をクリックすることにより、特定の講座に対す
    る選択指示を行うことができるようにし、 前記教材内容表示画面には、選択された講座についての
    教材内容が表示されるようにし、受講者がこの教材内容
    を閲覧することにより、選択講座を受講できるように
    し、 前記コミュニケーション画面には、受講に関する付随情
    報を管理用サーバ装置とやりとりする通信機能を起動す
    るための操作ボタンが表示されるようにし、受講者がこ
    の操作ボタンをクリックすることにより、特定の通信機
    能の起動が行われるようにしたことを特徴とするネット
    ワークを用いた教育システム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の教育システムにおい
    て、 個々の講座の教材内容を複数の章によって構成し、受講
    者が受講内容選択画面内に表示された講座リストに基づ
    いて、特定の講座に対する選択指示を行ったときに、選
    択された講座を構成する章のタイトルを示す目次リスト
    が前記受講内容選択画面内に表示されるようにし、受講
    者がこの目次リスト内をクリックすることにより特定の
    章が選択され、選択された章の教材内容が教材内容表示
    画面に表示されるようにしたことを特徴とするネットワ
    ークを用いた教育システム。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の教育システムにおい
    て、 目次リストとして表示される各章のタイトルに、個々の
    章のこれまでの閲覧履歴を示す指標を付加して表示する
    ことを特徴とするネットワークを用いた教育システム。
  5. 【請求項5】 請求項2〜4のいずれかに記載の教育シ
    ステムにおいて、 コミュニケーション画面に、電子メールの送受を行うメ
    ール機能、受講のための操作説明を閲覧するためのオリ
    エン機能、受講に関するメッセージの掲示およびその閲
    覧を行うための掲示板機能、受講に関する質疑応答例を
    閲覧するためのFAQ機能、のうちの1つもしくは複数
    の機能を起動するための操作ボタンを表示するようにし
    たことを特徴とするネットワークを用いた教育システ
    ム。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の教育システムにおい
    て、 管理用サーバ装置内に、個々の教材内容ごとに、これを
    担当する教育担当者を特定する担当者情報を用意してお
    き、 受講者用クライアント装置側で、特定の教材内容を閲覧
    中にメール機能が起動され、教材内容に関する質問メー
    ルが送信された場合に、管理用サーバ装置側では、前記
    特定の教材内容を担当する教育担当者を前記担当者情報
    に基づいて検索し、検索された教育担当者が利用してい
    る担当者用クライアント装置に、前記質問メールを回送
    する処理を行うとともに、担当者用クライアント装置か
    ら管理用サーバ装置に対して前記質問メールに対する回
    答メールが送信された場合に、当該回答メールを、前記
    質問メールの送信元となる受講者用クライアント装置へ
    回送する処理を行うことを特徴とするネットワークを用
    いた教育システム。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載の教育シ
    ステムにおいて、 受講者登録指示に、個々の受講者について各講座の受講
    期間を示す受講期間情報を付加しておくようにし、受講
    者用クライアント装置に講座リストを提示する際に、前
    記受講期間情報も併わせて提示することを特徴とするネ
    ットワークを用いた教育システム。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれかに記載の教育シ
    ステムにおいて、 担当者用クライアント装置から管理用サーバ装置に対し
    て、受講者用クライアント装置側で受講する際の画面構
    成を設定するためのカスタマイズ情報を送信できるよう
    にし、管理用サーバ装置が、このカスタマイズ情報に基
    づいた画面構成をもったWebページの提示を、前記受
    講者用クライアント装置に対して行うことを特徴とする
    ネットワークを用いた教育システム。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれかに記載の教育シ
    ステムにおいて、 個々の講座の教材内容を複数の章によって構成し、個々
    の章に対応するWebページの閲覧が終了したか否かを
    示す章単位進捗情報が、受講者用クライアント装置から
    管理用サーバ装置へ閲覧結果情報として送信されるよう
    にし、最新の章単位進捗情報が受講履歴としてデータベ
    ース内に保持されるようにしたことを特徴とするネット
    ワークを用いた教育システム。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれかに記載の教育
    システムにおいて、 教材内容の一部に受講者に対する試験問題を含ませてお
    き、この試験問題に対する解答が、受講者用クライアン
    ト装置から管理用サーバ装置へ閲覧結果情報として送信
    されるようにし、管理用サーバ装置内で前記解答に対す
    る採点処理を行い、この採点結果が受講履歴としてデー
    タベース内に保持されるようにしたことを特徴とするネ
    ットワークを用いた教育システム。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10のいずれかに記載の教
    育システムにおいて、 教材内容の一部に受講者に対するアンケートを含ませて
    おき、このアンケートに対する回答が、受講者用クライ
    アント装置から管理用サーバ装置へ閲覧結果情報として
    送信されるようにし、管理用サーバ装置内で前記回答に
    対する集計処理を行い、この集計結果が受講履歴として
    データベース内に保持されるようにしたことを特徴とす
    るネットワークを用いた教育システム。
  12. 【請求項12】 請求項1〜11のいずれかに記載の教
    育システムにおいて、 個々の講座ごとにそれぞれ修了条件を設定しておき、管
    理用サーバ装置から、前記修了条件を満たした受講者の
    受講者用クライアント装置に対して、電子情報からなる
    修了証を送信するようにしたことを特徴とするネットワ
    ークを用いた教育システム。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の教育システムにお
    いて、 講座の修了条件として、当該講座の教材内容を構成する
    Webページのうちの特定のページが受講者用クライア
    ント装置において表示されたこと、当該講座の教材内容
    に含まれている試験問題に対する解答の採点結果が合格
    点以上であったこと、当該講座の教材内容を構成するW
    ebページの受講者用クライアント装置上での累積表示
    時間が所定の基準時間以上になったこと、なる課題のう
    ちの1つもしくは複数が満たされることを条件とするこ
    とを特徴とするネットワークを用いた教育システム。
  14. 【請求項14】 請求項12または13に記載の教育シ
    ステムにおいて、 担当者用クライアント装置から管理用サーバ装置に対し
    て、各講座の修了条件を設定するための情報を送信でき
    るようにし、管理用サーバ装置が、この情報に基づいて
    各講座の修了条件の設定を行うことを特徴とするネット
    ワークを用いた教育システム。
  15. 【請求項15】 請求項1〜14のいずれかに記載の教
    育システムにおいて、 管理用サーバ装置が、担当者用クライアント装置からの
    指示に基づき、個々の受講者の受講履歴に対する分析処
    理または検索処理を行い、処理結果を前記担当者用クラ
    イアント装置へと送信する機能を有することを特徴とす
    るネットワークを用いた教育システム。
  16. 【請求項16】 請求項1〜15のいずれかに記載の教
    育システムにおいて、 管理用サーバ装置が、個々の受講者の受講履歴に基づい
    て、各受講者を複数のグループに分類し、同一グループ
    に所属する受講者の受講者用クライアント装置に対し
    て、同一のメッセージを有する同報メールを送信する機
    能を有することを特徴とするネットワークを用いた教育
    システム。
  17. 【請求項17】 請求項1〜16のいずれかに記載のネ
    ットワークを用いた教育システムにおける管理用サーバ
    装置としてコンピュータを機能させるためのコンピュー
    タプログラム。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載のコンピュータプロ
    グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体。
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