JP5021113B2 - 検定試験方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、受験者に対して設問形式の問題を提供し、この問題に対する回答を収集して採点又は解析を行う検定試験方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、各種の検定試験や認定試験が行われており、採点を容易に行うためにマークシートを用いた回答方式が多く利用されている。
一方、日本文化を取り巻く環境の変化によって、日本文化の学習者が減少し、家元制度等の団体への入門者は減少傾向にあり、日本伝統文化に対する関心が低下している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
例えば、上記のような日本伝統文化に対する関心を高め、一般常識としての認識を持たせるためには、日本文化への簡単で入りやすい環境整備や学習機会の提供が重要である。
【0004】
そこで本発明は、インターネット等の通信手段を利用した簡便な検定試験方法を提供することで、例えば日本文化のような従来では一般には接することが少なかった知識に関して、興味を持たせながら学習できる機会を提供することを目的とする。
また本発明は、採点又は分析、及び結果情報のフィードバックを迅速かつ的確に行うことができる検定試験方法を提供することを目的とする。
また本発明は、受験者の知識の習得度合いを把握したり、入学案内や講座募集案内等の配信サービスや採用情報の提供サービスを行うことができる検定試験方法を提供することを目的とする。
また本発明は、受験者にとって有益な情報を提供できるとともに、学校や情報提供者の募集広告をサポートすることができる検定試験方法を提供することを目的とする。
また本発明は、例えば認定期間を所定期間に限定した検定試験の場合には、認定期間の終了前に再試験を促すことができ、また例えば段階的にレベルアップが可能な検定試験にあっては、所定期間経過後に次のステップの受験を促すことができる検定試験方法を提供することを目的とする。
また本発明は、受験者の知識の習得度合いや受験者の興味、指向にあわせた受験機会を提供することができる検定試験方法を提供することを目的とする。
また本発明は、例えば雅楽の楽器を音色や形状から判別させる問題を含めることができるなど、文字だけでは検定することができない問題を作成することができる検定試験方法を提供することを目的とする。
また本発明は、検定者又は認定者に変わって検定試験を代行することができる検定試験方法を提供することを目的とする。
また本発明は、例えば年度毎の特徴や変化・動向など、より有益な情報活用を行うことができる検定試験方法を提供することを目的とする。
また本発明は、不正手段による作為的な回答を防止することができる検定試験方法を提供することを目的とする。
また本発明は、利用者に利用料金を課金することなくスポンサーからの収益でサービスを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の本発明の検定試験方法は、インターネット等の通信回線に接続され、サーバが設問形式の問題を受験者に対して提供し、前記サーバが前記問題に対する回答を収集して採点又は解析の結果情報を提供する検定試験方法であって、前記サーバが、前記問題を含んだ出題用プログラム及び前記問題に対する回答を返送する転送用ファイルを前記受験者に対して提供するステップと、前記サーバが、前記受験者から返送される前記転送用ファイルを受信するステップと、前記サーバが、前記転送用ファイルに含まれる回答を採点又は解析するステップと、前記サーバが、前記回答を採点又は解析した結果情報を前記受験者に対して配信するステップとを備え、前記出題用プログラムには、受験時間を考慮した時間プログラムを含み、前記時間プログラムが、前記受験者が操作するコンピュータに、初期画面表示若しくは最初の前記問題表示の後にタイマーがカウントをスタートし、残り時間若しくは経過時間を表示させ、タイムオーバーによって回答入力を制限する手段として機能させることを特徴とする。
請求項2記載の本発明は、請求項1に記載の検定試験方法において、前記サーバが、前記受験者に関する氏名、住所、又は連絡先等の個人の特定情報と、前記回答の採点又は解析の結果情報とを蓄積することを特徴とする。
請求項3記載の本発明は、請求項2に記載の検定試験方法において、前記サーバが、既に登録している前記受験者に対して、入学案内情報、講座募集情報、又は採用情報を配信することを特徴とする。
請求項4記載の本発明は、請求項1に記載の検定試験方法において、前記サーバが、前記受験者を、前記結果情報によって複数のクラスに分類し、入学案内情報、講座募集情報、又は採用情報を、クラスに応じて配信することを特徴とする。
請求項5記載の本発明は、請求項2に記載の検定試験方法において、前記サーバが、既に登録している前記受験者に対して、前回の受験日又は前回の結果認定日から所定期間経過後に、受験案内情報又は認定期間終了案内情報を配信することを特徴とする。
請求項6記載の本発明は、請求項5に記載の検定試験方法において、前記サーバが、前記受験者を、前記結果情報によって複数のクラスに分類し、前記受験案内情報又は前記認定期間終了案内情報を、前記クラスに応じて配信することを特徴とする。
請求項7記載の本発明の検定試験方法は、サーバが、設問形式の問題を含んだ出題用プログラム及び前記問題に対する回答を返送する転送用ファイルを受験者に対して提供するステップと、前記サーバが、前記受験者から返送される前記転送用ファイルを受信するステップと、前記サーバが、前記転送用ファイルに含まれる回答を採点又は解析するステップと、前記サーバが、前記回答を採点又は解析した結果情報を配信するステップとを備えた検定試験方法であって、前記サーバが、出題範囲又はレベルの異なる複数の出題用プログラムを前記受験者に対して選択可能に提供し、前記出題用プログラムには、受験時間を考慮した時間プログラムを含み、前記時間プログラムが、前記受験者が操作するコンピュータに、初期画面表示若しくは最初の前記問題表示の後にタイマーがカウントをスタートし、残り時間若しくは経過時間を表示させ、タイムオーバーによって回答入力を制限する手段として機能させることを特徴とする。
請求項8記載の本発明は、請求項1又は請求項7に記載の検定試験方法において、前記出題用プログラムには、画像データ又は音源データとを含み、前記サーバが、前記画像データ又は前記音源データを用いて設問を構成することを特徴とする。
請求項9記載の本発明は、請求項1又は請求項7に記載の検定試験方法において、前記サーバが、蓄積された前記結果情報を、所定期間毎に分析し、分析結果を出力することを特徴とする。
請求項10記載の本発明は、請求項1又は請求項7に記載の検定試験方法において、出題用プログラムが、受験者が操作するコンピュータを、それぞれの問題の表示順を変更する手段と、それぞれの問題の前記表示順とそれぞれの問題の問題番号とを対応させる手段と、それぞれの問題に対する回答情報と前記問題番号とを対応させる手段と、問題順序を変更させて画面上に表示させる手段として機能させることを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明の第1の実施の形態による検定試験方法は、サーバが、問題を含んだ出題用プログラム及び問題に対する回答を返送する転送用ファイルを受験者に対して提供するステップと、サーバが、受験者から返送される転送用ファイルを受信するステップと、サーバが、転送用ファイルに含まれる回答を採点又は解析するステップと、サーバが、回答を採点又は解析した結果情報を受験者に対して配信するステップとを備え、出題用プログラムには、受験時間を考慮した時間プログラムを含み、時間プログラムが、受験者が操作するコンピュータに、初期画面表示若しくは最初の問題表示の後にタイマーがカウントをスタートし、残り時間若しくは経過時間を表示させ、タイムオーバーによって回答入力を制限する手段として機能させるものである。本実施の形態によれば、受験者は情報端末機を用いて受験を行うことができるとともに、回答内容を転送用ファイルで返送できるため、採点又は分析、及び結果情報のフィードバックを迅速かつ的確に行うことができる。
【0007】
本発明の第2の実施の形態は、第1の実施の形態による検定試験方法において、サーバが、受験者に関する氏名、住所、又は連絡先等の個人の特定情報と、回答の採点又は解析の結果情報とをデーターベースに蓄積するものである。本実施の形態によれば、受験者に関する情報と受験結果に関する情報と蓄積することで、受験者の知識の習得度合いを把握したり、入学案内や講座募集案内等の配信サービスや採用情報の提供サービスを行うことが可能となる。
【0008】
本発明の第3の実施の形態は、第2の実施の形態による検定試験方法において、サーバが、既に登録している受験者に対して、入学案内情報、講座募集情報、又は採用情報を配信するものである。本実施の形態によれば、受験者にとって有益な情報を提供できるとともに、学校や情報提供者の募集広告をサポートすることができる。
【0009】
本発明の第4の実施の形態は、第1の実施の形態による検定試験方法において、サーバが、受験者を、結果情報によって複数のクラスに分類し、入学案内情報、講座募集情報、又は採用情報を、クラスに応じて配信するものである。本実施の形態によれば、受験者の知識の習得度合いや受験者の興味、指向にあわせた情報を提供できるとともに、学校や情報提供者の募集広告を的確な対象者に対して行うことができる。
【0010】
本発明の第5の実施の形態は、第2の実施の形態による検定試験方法において、サーバが、既に登録している受験者に対して、前回の受験日又は前回の結果認定日から所定期間経過後に、受験案内情報又は認定期間終了案内情報を配信するものである。本実施の形態によれば、例えば認定期間を所定期間に限定した検定試験の場合には、認定期間の終了前に再試験を促すことができ、また例えば段階的にレベルアップが可能な検定試験にあっては、所定期間経過後に次のステップの受験を促すことができる。
【0011】
本発明の第6の実施の形態は、第5の実施の形態による検定試験方法において、サーバが、受験者を、結果情報によって複数のクラスに分類し、受験案内情報又は認定期間終了案内情報を、クラスに応じて配信するものである。本実施の形態によれば、受験者の知識の習得度合いや受験者の興味、指向にあわせて受験案内を行うことができる。
【0012】
本発明の第7の実施の形態による検定試験方法は、サーバが、出題範囲又はレベルの異なる複数の出題用プログラムを受験者に対して選択可能に提供し、出題用プログラムには、受験時間を考慮した時間プログラムを含み、時間プログラムが、受験者が操作するコンピュータに、初期画面表示若しくは最初の問題表示の後にタイマーがカウントをスタートし、残り時間若しくは経過時間を表示させ、タイムオーバーによって回答入力を制限する手段として機能させるものである。本実施の形態によれば、受験者の知識の習得度合いや受験者の興味、指向にあわせた受験機会を提供することができる。
【0013】
本発明の第8の実施の形態は、第1又は第7の実施の形態による検定試験方法において、出題用プログラムには、画像データ又は音源データとを含み、サーバが、画像データ又は音源データを用いて設問を構成するものである。本実施の形態によれば、例えば雅楽の楽器を音色や形状から判別させる問題を含めることができるなど、文字だけでは検定することができない問題を作成することができる。
【0014】
本発明の第9の実施の形態は、第1又は第7の実施の形態による検定試験方法において、サーバが、蓄積された結果情報を、所定期間毎に分析し、分析結果を出力するものである。本実施の形態によれば、経年で情報を分析することにより、例えば年度毎の特徴や変化・動向など、より有益な情報活用を行うことができる。
【0015】
本発明の第10の実施の形態は、第1又は第7の実施の形態による検定試験方法において、出題用プログラムが、受験者が操作するコンピュータを、それぞれの問題の表示順を変更する手段と、それぞれの問題の表示順とそれぞれの問題の問題番号とを対応させる手段と、それぞれの問題に対する回答情報と問題番号とを対応させる手段と、問題順序を変更させて画面上に表示させる手段として機能させるものである。本実施の形態によれば、例えば複数人が同一場所で受験する場合のように、他人の回答状況を知り得る状況であっても、出題順序が人によって異なるため、不正手段による作為的な回答を防止することができる。
【0016】
【実施例】
以下本発明の一実施例による日本文化検定試験システムについて説明する。
図1は、本実施例による日本文化検定試験システムの概略構成を説明するための概念図である。
同図に示すように、日本文化検定試験システム10は、公開用WWWサーバ11、メールサーバ12、採点、解析サーバ13、マッチングサーバ14、個人用DBサーバ15、法人用DBサーバ16、設問用DBサーバ17、情報DBサーバ18とを有し、インターネット等の通信回線に接続されている。
公開用WWWサーバ11は、受験者である個人会員又は法人会員が新規に登録し、又は会員サービスを受けるために必要なホームページを備えている。ここで法人会員とは、学校、カルチャーセンター、その他日本文化関連団体であり、検定者又は認定者の場合もある。また、法人会員には、検定又は認定を受けた受験者の採用を希望する法人の場合もある。メールサーバ12は、個人会員又は法人会員とのメールの送受信を行う。採点、解析サーバ13は、検定試験に対する回答データを採点又は解析処理する。マッチングサーバ14は、個人会員が登録した趣味や指向に対する要望や検定試験の結果と、法人会員が登録した制度又は募集内容とのデータマッチングを行う。個人用DBサーバ15は受験者に関する氏名、住所、及び連絡先等の個人の特定情報と検定試験の結果情報、更には受験者の受験履歴や受講履歴に関する情報を蓄積する。また、この個人用DBサーバ15は、会員登録した受験者に対して与えられる「マイページ」で登録した情報を蓄積する。法人用DBサーバ16は講座募集内容や採用情報を、法人に関する情報とともに蓄積する。設問用DBサーバ17は、検定試験用の問題や個人会員が作成して登録した設問等を蓄積する。情報DBサーバ18は、特に会員提供用情報を蓄積する。ここで会員提供用情報としては、学校情報、講座情報、予想問題や過去問題等の問題集情報、及び基礎用語集情報等がある。
なお、パソコン21、22、23は受験者が操作するパソコンを、パソコン31、32は法人の担当者が操作するパソコンを示しており、それぞれのパソコン21、22、23、31、32は、表示手段であるモニターと、キーボードやマウス等の入力手段を備え、インターネット等の通信回線に接続されている。また出力手段又は表示手段としてのプリンターを必要に応じて備えている。
受験者は、パソコン21、22、23から公開用WWWサーバ11にアクセスでき、新規個人会員登録の要求、検定試験の要求、及び個人会員サービスの要求を行うことができる。受験者は、パソコン21、22、23から公開用WWWサーバを介して設問用DBサーバ17に蓄積されている検定試験問題を入手し、この検定試験に対する回答ファイルをメールサーバ12に転送でき、メールサーバ12からの結果情報をパソコン21、22、23で受信できる。個人会員サービスの要求においては、受験者は、パソコン21、22、23から公開用WWWサーバ11を介して法人用DBサーバ16に蓄積された法人情報や情報DBサーバ18に蓄積された会員提供用情報を検索、又は入手でき、マッチングサーバ14でデータマッチングされた法人情報(例えば講座や採用情報)を、公開用WWWサーバ11を介して得ることができる。
また法人は、パソコン31、32から公開用WWWサーバ11にアクセスでき、新規法人会員登録の要求や法人会員サービスの要求を行うことができる。また、法人は、パソコン31、32からメールサーバ12に受験者宛メールを送信できる。また、法人は、パソコン31、32から公開用WWWサーバ11を介して個人用DBサーバ15に蓄積された個人情報の一部(氏名、住所、又は連絡先等の個人を特定する情報を除く)を検索でき、またマッチングサーバ14でデータマッチングされた個人情報の一部(氏名、住所、又は連絡先等の個人を特定する情報を除く)を、公開用WWWサーバ11を介して得ることができる。
【0017】
次に、図2から図5を用いて本実施例による日本文化検定試験システムの利用方法について説明する。
まず、図2を用いて、受験者による新規個人会員登録手続と検定試験手続、及び法人による新規法人会員登録手続とについて説明する。
新規個人会員登録手続は、受験者がパソコン21、22、23から公開用WWWサーバ11にアクセスし、新規個人会員登録を要求する(S101)。この要求によって、公開用WWWサーバ11から新規個人会員登録画面が送信される。受験者は、この新規個人会員登録画面を用いて必要な登録情報を入力する(S102)。
登録情報としては、基本情報とマッチング情報がある。
基本情報は、氏名、性別、生年月日、住所、連絡先、E−Mail、電話、及び出身学校に関する情報である。
マッチング情報は、日本伝統文化に関する知識又は興味度合い、日本伝統文化についての過去の修得経験又は資格に関する情報である。
【0018】
これらの登録情報を入力した後に登録要求を行うことで登録情報がメールサーバ12に送信される(S103)。なお、新規個人会員登録を行うことで、メールサーバ12からIDとパスワードが送信される。
検定試験手続は、受験者がパソコン21、22、23から公開用WWWサーバ11にアクセスし、検定試験を要求する(S201)。この要求によって、公開用WWWサーバ11から検定試験利用画面が送信される。受験者は、この検定試験利用画面を用いてオンライン手続で行うかオフライン手続で行うかを選択することができる(S202)。オンライン手続を要求した場合には、公開用WWWサーバ11から検定試験設問画面が送信される。この検定試験設問画面を受信した受験者は、設問に対する回答を入力し(S203)、登録を要求する(S204)。またオフライン手続を要求した場合には、公開用WWWサーバ11から出題用プログラムと回答を返送するための転送用ファイルが送信される。この出題用プログラムを受信した受験者は、出題用プログラムの解凍と起動を行い(S205)、設問に対して回答した後(S206)、転送用ファイルを用いてメールサーバ12に転送する(S207)。
この回答ファイルは、採点、解析サーバ13で採点又は解析された後に、結果情報としてメールサーバ12から送信される。
【0019】
ここで、検定試験について説明する。
図3は、ステップ201における検定試験の出題範囲の画面を示している。
本実施例による検定試験は、伝統作法、伝統芸能、伝統武道、伝統工芸、伝統文学、伝統建築、文化財、及び宗教等を含む検定試験である。ここで、伝統作法とは例えば華道、茶道、礼法、香道、及び御家流等であり、伝統芸能とは例えば雅楽、能、狂言、歌舞伎、文楽、日本舞踊、及び邦楽等であり、伝統武道とは例えば古武道、相撲、剣道、弓道、柔道、及び空手道等であり、伝統工芸とは例えば陶磁器、漆器、織物、染め物、木工、及び人形等であり、伝統文学とは例えば和歌、俳句、及び漢詩等であり、伝統建築とは例えば寺院、神社、城、及び庭園等であり、文化財とは例えば彫刻、建築、工芸、及び宝飾等であり、その他としては宗教、書道、日本食、囲碁、将棋、及び落語等である。日本文化検定試験はこれらの各分野から横断的に知識を問う検定試験である。検定試験のレベルを難易度に応じ複数クラス設けることが好ましい。また、伝統作法、伝統芸能、伝統武道、伝統工芸、伝統文学、伝統建築、若しくは文化財等のそれぞれの分野別、又は華道、茶道、礼法、香道、若しくは御家流のような具体的な項目別に出題プログラムを提供することで、より需要者の興味、指向に合わせた検定試験とすることができる。このように、出題プログラムを分野別又は項目別に提供する場合には、図3に示す画面において該当する分野又は項目を指示することで選択可能とすることが好ましい。
【0020】
次に、図4及び図5に本実施例による日本文化検定問題の具体例を示す。
図4は、華道に関する問題例を、図5は雅楽に関する問題例を示している。図に示すように、写真やイラスト等の画像データを含めることで、生け花の生け方や雅楽の形状に関する設問を設けることができる。また図5に示すような雅楽にあっては、音源データを含めることで、雅楽の音色に関する設問を設けることができる。また画像データを動画とすることで、礼儀作法や儀式に関しての手順等を設問に設けることができ、特に日本文化の検定試験を実体に合わせて行うことができる。
回答は、マウス又はキーボード(1から5のテンキー)で入力することができる。設問は、順に問題欄に表示され、回答欄に入力することで新たな設問が表示される。最終問題を回答すると、回答ファイルが作成されて保存される。回答ファイルが作成されると、画面上に転送指示が表示され、転送指示をクリックすることで回答ファイルがメールサーバ12に転送される。
なお、問題欄に表示される設問順序は、常に変更されて表示される。すなわち、出題用プログラムを解凍するときに、プログラムによって設問順序がランダムに変更される。このように設問順序をその都度異なるようにランダムに変更することで作為的な回答を防止することができる。
【0021】
ここでランダム表示の実現手段について説明する。
適性診断の設問順序を変更させて画面上に表示させるために、それぞれの設問の表示順を変更する手段と、それぞれの設問の表示順とそれぞれの設問の設問番号とを対応させる手段と、それぞれの設問に対する回答情報と設問番号とを対応させる手段とを備えている。
まず、各設問内容に対しては、それぞれ設問番号が付与されている。そして例えば乱数発生のプログラムによって、設問番号に対して乱数を発生させる。このとき、例えば設問番号1の設問に対して「5」の乱数を得たときには、表示テーブルの5番目に設問番号1を入れる。また設問番号2の設問に対して「8」の乱数を得たときには、表示テーブルの8番目に設問番号2を入れる。このようにして、表示順を決定しているテーブルに設問番号をランダムに記憶させる。そして、表示された設問に対して回答者が回答を入力すると、表示順に並べられた設問番号に対応して回答情報が記憶される。一方、採点又は解析時、又は出力時においては、再度設問番号順に並び替える。すなわち、設問番号にそれぞれ対応した回答情報を、設問番号順に得ることができる。このように、設問順序を変更させて画面上に表示させることによって、例え複数回の診断を受けても経験による習熟ができにくいため、適性診断を正確に行うことができるとともに、不正手段による作為的な回答を防止することができる。
【0022】
なお、アクセス毎、ダウンロード若しくは表示毎、又は出題用プログラムの解凍毎に、表示される設問内容が異なるようにしてもよい。すなわち、あらかじめ準備しておく設問数を回答用の設問数よりも多く備え、アクセス毎、ダウンロード若しくは表示毎、又は出題用プログラムの解凍毎に、回答用の設問を任意に選択可能とする。例えば、回答用の設問数を50個とした場合、あらかじめ100個の設問を準備し、この100個から50個の設問がランダムに選択されるようにする。このように、回答毎、又は回答者毎に設問内容が異なるようにすることで、不正手段による作為的な回答を有効に防止することができる。
また、上記説明では、言語については特に説明を省略したが、受験者の要求に応じて複数国の言語で対応可能とすることが好ましい。すなわち、日本語以外の英語、ドイツ語、フランス語等での設問を準備する。この場合、設問で表示されるイメージ情報や音源情報については共通データとして用い、文字情報について複数言語によるデータを準備しておき、要求に応じた言語による文字情報をイメージ情報や音源情報と重ね合わせて出力させることで、蓄積情報を少なくすることができ、特に出題用プログラムを配信する場合には、配信データ量を少なくすることができる。
【0023】
図2に示すように、新規法人会員登録手続は、法人がパソコン31、32から公開用WWWサーバ11にアクセスし、新規法人会員登録を要求する(S301)。この要求によって、公開用WWWサーバ11から新規法人会員登録画面が送信される。法人は、この新規法人会員登録画面を用いて必要な登録情報を入力する(S302)。
登録情報としては、基本情報の他に受験者のマッチング情報に対応する法人の社風や制度等に関する情報がある。なお、法人が検定者又は認定者の場合には、検定又は認定のための問題と回答に関する情報、検定又は認定のための判断基準に関する情報、及び予想問題集、過去問題集、又は基礎用語集に関する情報を登録情報とする場合がある。
基本情報は、法人名、所在地、連絡先、E−Mail、電話、設立年、資本金、売上高、従業員数、平均年齢、及び代表者氏名に関する情報である。
マッチング情報は、法人が学校やカルチャーセンターにあっては、講座の内容、開講時期、期間、募集人数、受講料、学校風土、セミナー内容、及び特徴などであり、法人が例えばインストラクター採用要望を持つ組織であれば、法人の特色・社風、法人内での教育・研修制度に対する姿勢、人事・給与、及び福利厚生等である。
これらの登録情報を入力した後に登録要求を行うことで登録情報がメールサーバ12に送信される(S303)。なお、新規法人会員登録を行うことで、メールサーバ12からIDとパスワードが送信される。
【0024】
次に、受験者による個人会員サービス手続について説明する。
個人会員サービス手続は、受験者がパソコン21、22、23から公開用WWWサーバ11にアクセスし、新規個人会員登録時に得ているIDとパスワードを用いて会員サービスを要求する(S401)。この要求によって、公開用WWWサーバ11から会員サービス画面が送信される。会員サービスには、既に説明した検定試験の他、入学案内情報や講座募集情報等の受講可能な通信教育に関する情報提供サービス、受験対策用の書籍やビデオ教材等の案内サービス、検定又は認定のための予想問題集、過去問題集、又は基礎問題集等の情報提供サービスがある。また、講師、インストラクター等の派遣要請や採用情報に関する情報提供サービスを含む。
また、受験者に対して、前回の受験日又は前回の結果認定日から所定期間経過後に、受験案内情報又は認定期間終了案内情報を配信することで、例えば認定期間を所定期間に限定した検定試験の場合には、認定期間の終了前に再試験を促すことができ、また例えば段階的にレベルアップが可能な検定試験にあっては、所定期間経過後に次のステップの受験を促すことができる。
【0025】
ここで、会員サービスのうち、特にマイページサービスについて図6を用いて説明する。
図6は、本実施例による検定試験システムの画面遷移を示す構成図である。
本実施例による検定試験システムのトップ画面40は、受験者である個人会員が利用する「個人会員」入力表示、法人会員が利用する「法人会員」入力表示、及び本システムで広告提供を希望する広告主が利用する「広告申込」入力表示を備えている。
トップ画面40において、「個人会員」入力表示を指示することで、会員サービス画面41に移行する。この会員サービス画面41では、「マイページ」入力表示、「新規登録」入力表示、「検定試験」入力表示、及び「情報」入力表示を備えている。
会員サービス画面41において、「マイページ」入力表示を指示することで、マイページ画面42に移行する。このマイページ画面42では、「個人履歴」入力表示と、「提供テーマ」入力表示とを備えている。このマイページ画面42において、「個人履歴」入力表示を指示した場合には、個人履歴画面43に移行する。この個人履歴画面43では、個人DBに登録されている自己の受験履歴や受講履歴、その他独自に登録した記録事項を表示することができる。個人履歴画面43には「記録」入力表示を有し、記録を希望する場合にはこの「記録」入力表示を指示することで記録画面44に移行して、必要事項を入力して記録させることができる。この記録画面44で入力した内容については、「送信」入力表示を指示することで個人DBに登録することができる。
【0026】
一方、マイページ画面42において、「提供テーマ」入力表示を指示した場合には、提供テーマ表示画面45に移行する。この提供テーマ表示画面45では、各種伝統文化のテーマを定期更新しながら会員に提示する。例えば、「本日のお題:歌舞伎」というテーマを設定して「歌舞伎」に関する情報を写真や動画と音源によってビジュアルな形態で提供する。提供する情報は、劇場中継や落語中継であってもよい。この提供テーマ表示画面45では、提供される情報を繰り返し閲覧可能な「リピート」入力表示、複数の提供テーマが存在する場合にあっては次の提供テーマを閲覧するための「次」入力表示や前の提供テーマを閲覧するための「前」入力表示を備えている。また、提供テーマ表示画面45では、「設問作成」入力表示と「設問回答」入力表示とを備えている。 提供テーマ表示画面45において、「設問作成」入力表示を指示した場合には、設問作成画面46に移行する。この設問作成画面46では、例えば「取り上げたテーマ(文化)についてあなたが出題者になって設問を作成しましょう。」との表示とともに、設問作成例を表示する。入力画面47は、設問の入力フォームを表示し、文化カテゴリーや難易度ランクを設定して入力させる。提供テーマ表示画面45において、「設問回答」入力表示を指示した場合には、設問選択画面48に移行する。この設問選択画面48では、例えば「今日の問題集」「難易度○○の問題集」のようにカテゴリー等に応じて会員が作成した設問を表示する。そしてチエックボックス形式で任意の設問に対して任意の数だけ回答できるようにしておくことが好ましい。また、設問選択画面48では、出題者の氏名、出題者のコメント、正解による獲得ポイント、難易度、分類等を表示させることが好ましい。回答画面49は、回答の入力フォームを表示させ、回答内容の他回答者のコメントを入力可能とする。なお、回答後には、設問に対する正解率(ヒット数)や回答者のウイークポイント(不得意分類)等を表示させることが好ましい。
このように、会員同士で日本の伝統文化に関する問題を出し合い、回答し合うことで、遊び心で伝統文化の知識習得を促進することができるとともに、会員相互間のコミュニケーションを促進することができる。なお、設問や回答に対してポイント制とし、ポイントに応じた特典を付けることで更に効果を高めることができる。また、設問作成者に対して、「どんな人が、何人ぐらい、どんな評価で回答したか」についての情報をフィードバックすることで、会員に対して意欲の向上を図ることができる。
一方、会員サービス画面41において、「情報」入力表示を指示することで、情報提供画面50に移行する。この情報提供画面50では「学校情報」入力表示、「講座情報」入力表示、「採用情報」入力表示、「検定問題集」入力表示及び「基礎用語集」入力表示とを備えている。
【0027】
なお、上記各種のサービスにあっては、既に登録した自己のマッチング情報と合致する情報を提供するマッチングサービスや、任意に検索可能な検索サービスを有していることが好ましい。
マッチングサービスとは、登録者の興味、志向にあった、講座、通信教育、出版物、教材等、又は求人先に関する情報を得ることができるサービスである。マッチング結果については、全ての情報を考慮して、又は一部の情報を考慮して上位から所定数の情報を表示する方法の他、検定結果や認定されているレベルに応じて情報を選択して表示することが好ましい。すなわち、受験者の検定の結果情報によって複数のクラスに分類し、入学案内情報、講座募集情報、又は採用情報を、クラスに応じて配信する。また、受験者の検定の結果情報によって複数のクラスに分類し、受験案内情報又は認定期間終了案内情報を、クラスに応じて配信する。
また、提供する情報については、マッチング度合いを表示することで受験者に対して、より精度の高い情報を提供することができる。また、マッチング度合いについては主な項目については表示項目毎にマッチング度合いを表示することで、受験者がどの項目の希望を優先させるか再度検討することもできる。
受験者が会員サービス画面からマッチングサービスを選択すると、マッチングサーバ14において個人DBサーバ15と法人DBサーバ16との情報からマッチングさせた情報が、公開用WWWサーバ11から送信される。受験者は、このマッチング情報について更に詳細なデータを欲する場合には、請求を希望する指示を行うことで、メールサーバ12に対してメール送信される。また、法人のホームページにアクセス可能に構成されていることが好ましい。
【0028】
なお、本実施例による日本文化検定試験システムの公開用WWWサーバ11、メールサーバ12、採点、解析サーバ13、マッチングサーバ14、個人用DBサーバ15、法人用DBサーバ16、設問用DBサーバ17、及び情報DBサーバ18は、それぞれの機能を説明する上で、それぞれを別構成で説明したが、それぞれの機能を一つのサーバで行ってもよく、また必ずしも全ての機能を備えている必要はない。
また、本実施例では、電気通信回線による通信の場合で説明したが、双方向にデータ送信が可能な放送を利用したものであってもよい。
また、本実施例では、日本文化検定試験システムとして説明したが、その他の検定試験、認定試験、又はレベルチエック等にも適用できる。
また、本実施例における検定試験に代えて、人生設計診断、資格試験適性診断、生活設計診断等の診断テストにも利用できる。
【0029】
また、資格取得の目的、動機、又は意識(願望度、必要度、準備度)、及び適性度の高い職種から適応度の高い資格試験を診断する資格試験適性診断を一つの出題プログラムとすることで、特に複数の検定試験を備えている場合に、受験者に対して適性な資格取得情報を提供することができる。
また、検定又は認定期間を所定期間に限ることで、認定者のレベルを確保することができる。
また、複数年の間に蓄積された結果情報を、所定期間毎に分析し、分析結果を出力することにより、例えば年度毎の特徴や変化・動向など、より有益な情報を得ることができる。
また、上記実施例では、採点又は解析した結果情報を受験者に配信する場合で説明したが、受験者に配信する代わりに検定者又は認定者に配信する場合、又は受験者に配信するとともに検定者又は認定者に配信する場合であってもよい。
また、出題用プログラムには、受験時間を考慮した時間プログラムを含めることが好ましい。この時間プログラムは、設問に対する回答開始の意思表示後、又は初期画面表示若しくは最初の設問表示の後にタイマーがカウントをスタートし、残り時間若しくは経過時間を表示させ、又はタイムオーバーによって回答入力を制限するものである。
また、本実施例における検定試験は、在宅で受験できる他従来のように所定の会場でも受験することができる。所定の会場で集まって受験を行うには、上記実施例で説明したランダムな表示やランダムな設問選択を行うことで、不正手段による作為的な回答を有効に防止できる。
また、受験者に配信する結果情報に、商品、サービス、又は法人等の組織に関する広告情報を含めることで、利用者に利用料金を課金することなくスポンサーからの収益でこれらシステムのサービスを提供することが可能となる。特に個々の受験者についてのアンケート結果等の登録情報に応じて提供する広告内容を会員別に選択して提供することで、個々の会員に対してはより有益な情報提供を行えるとともに、広告効果を高めることができる。
また、出題画面において広告表示を行う場合においても、個々の受験者についてのアンケート結果等の登録情報に応じて会員別に提供する広告内容を選択して表示させることでも同様の効果を奏する。
また、表示させる広告内容の選択にあたっては、あらかじめ登録しているアンケート内容に応じて行う他、検定試験の種類や設問に応じて、又は会員が閲覧したサービス情報の内容に応じて行うことが好ましい。
また、オンライン講座の表示画面において広告を行うこともできる。
また、登録した受験者に対して、商品、サービス、又は法人等の組織に関する広告情報を提供することで、利用者に利用料金を課金することなくスポンサーからの収益でこれらシステムのサービスを提供することが可能となる。
【0030】
【発明の効果】
上記実施例の説明から明らかなように、本発明によれば、例えば日本文化のような従来では一般には接することが少なかった知識に関して、興味を持たせながら学習できる機会を提供することができる。
また本発明によれば、採点又は分析、及び結果情報のフィードバックを迅速かつ的確に行うことができる検定試験方法を提供することができる。
また本発明によれば、受験者の知識の習得度合いを把握したり、入学案内や講座募集案内等の配信サービスや採用情報の提供サービスを行うことができる。
また本発明によれば、受験者にとって有益な情報を提供できるとともに、学校や情報提供者の募集広告をサポートすることができる。
また本発明によれば、例えば認定期間を所定期間に限定した検定試験の場合には、認定期間の終了前に再試験を促すことができ、また例えば段階的にレベルアップが可能な検定試験にあっては、所定期間経過後に次のステップの受験を促すことができる。
また本発明によれば、受験者の知識の習得度合いや受験者の興味、指向にあわせた受験機会を提供することができる。
また本発明によれば、例えば雅楽の楽器を音色や形状から判別させる問題を含めることができるなど、文字だけでは検定することができない問題を作成することができる。
また本発明によれば、検定者又は認定者に変わって検定試験を代行することができる。
また本発明によれば、例えば年度毎の特徴や変化・動向など、より有益な情報活用を行うことができる。
また本発明によれば、不正手段による作為的な回答を防止することができる。
また本発明によれば、利用者に利用料金を課金することなくスポンサーからの収益でサービスを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例による日本文化検定試験システムの概略構成を説明するための概念図
【図2】 本実施例による受験者による新規個人会員登録手続と検定試験手続、及び法人による新規法人会員登録手続を示すフロー
【図3】 本実施例による検定試験の出題範囲の画面を示す図
【図4】 本実施例による日本文化検定問題の具体例の画面を示す図
【図5】 本実施例による日本文化検定問題の具体例の画面を示す図
【図6】 本実施例による検定試験システムの画面遷移を示す構成図
【符号の説明】
10 日本文化検定試験システム
11 公開用WWWサーバ
12 メールサーバ
13 採点、解析サーバ
14 マッチングサーバ
15 個人用DBサーバ
16 法人用DBサーバ

Claims (10)

  1. インターネット等の通信回線に接続され、サーバが設問形式の問題を受験者に対して提供し、前記サーバが前記問題に対する回答を収集して採点又は解析の結果情報を提供する検定試験方法であって、
    前記サーバが、前記問題を含んだ出題用プログラム及び前記問題に対する回答を返送する転送用ファイルを前記受験者に対して提供するステップと、
    前記サーバが、前記受験者から返送される前記転送用ファイルを受信するステップと、
    前記サーバが、前記転送用ファイルに含まれる回答を採点又は解析するステップと、
    前記サーバが、前記回答を採点又は解析した結果情報を前記受験者に対して配信するステップと
    を備え、
    前記出題用プログラムには、受験時間を考慮した時間プログラムを含み、
    前記時間プログラムが、前記受験者が操作するコンピュータに、初期画面表示若しくは最初の前記問題表示の後にタイマーがカウントをスタートし、残り時間若しくは経過時間を表示させ、タイムオーバーによって回答入力を制限する手段として機能させる
    ことを特徴とする検定試験方法。
  2. 前記サーバが、前記受験者に関する氏名、住所、又は連絡先等の個人の特定情報と、前記回答の採点又は解析の結果情報とを蓄積することを特徴とする請求項1に記載の検定試験方法。
  3. 前記サーバが、既に登録している前記受験者に対して、入学案内情報、講座募集情報、又は採用情報を配信することを特徴とする請求項2に記載の検定試験方法。
  4. 前記サーバが、前記受験者を、前記結果情報によって複数のクラスに分類し、入学案内情報、講座募集情報、又は採用情報を、クラスに応じて配信することを特徴とする請求項1に記載の検定試験方法。
  5. 前記サーバが、既に登録している前記受験者に対して、前回の受験日又は前回の結果認定日から所定期間経過後に、受験案内情報又は認定期間終了案内情報を配信することを特徴とする請求項2に記載の検定試験方法。
  6. 前記サーバが、前記受験者を、前記結果情報によって複数のクラスに分類し、前記受験案内情報又は前記認定期間終了案内情報を、前記クラスに応じて配信することを特徴とする請求項5に記載の検定試験方法。
  7. サーバが、設問形式の問題を含んだ出題用プログラム及び前記問題に対する回答を返送する転送用ファイルを受験者に対して提供するステップと、
    前記サーバが、前記受験者から返送される前記転送用ファイルを受信するステップと、
    前記サーバが、前記転送用ファイルに含まれる回答を採点又は解析するステップと、
    前記サーバが、前記回答を採点又は解析した結果情報を配信するステップと
    を備えた検定試験方法であって、
    前記サーバが、出題範囲又はレベルの異なる複数の出題用プログラムを前記受験者に対して選択可能に提供し、
    前記出題用プログラムには、受験時間を考慮した時間プログラムを含み、
    前記時間プログラムが、前記受験者が操作するコンピュータに、初期画面表示若しくは最初の前記問題表示の後にタイマーがカウントをスタートし、残り時間若しくは経過時間を表示させ、タイムオーバーによって回答入力を制限する手段として機能させる
    ことを特徴とする検定試験方法。
  8. 前記出題用プログラムには、画像データ又は音源データとを含み、前記サーバが、前記画像データ又は前記音源データを用いて設問を構成することを特徴とする請求項1又は請求項7に記載の検定試験方法。
  9. 前記サーバが、蓄積された前記結果情報を、所定期間毎に分析し、分析結果を出力することを特徴とする請求項1又は請求項7に記載の検定試験方法。
  10. 出題用プログラムが、受験者が操作するコンピュータを、それぞれの問題の表示順を変更する手段と、それぞれの問題の前記表示順とそれぞれの問題の問題番号とを対応させる手段と、それぞれの問題に対する回答情報と前記問題番号とを対応させる手段と、問題順序を変更させて画面上に表示させる手段として機能させることを特徴とする請求項1又は請求項7に記載の検定試験方法。
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