JP2010107787A - 評価分析システム - Google Patents

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Abstract

【課題】作業の効率を格段に向上させ且つ自由にテスト問題を採用できる汎用性に富んだ評価分析システムを提供する。
【解決手段】手書きの筆跡を答案用紙上の座標データとして出力するペン型の入力手段1aが予め接続されたクライアントと、これとアクセス可能で少なくとも学習者マスタが記憶されるマスタレコードを備え且つテスト情報と採点結果情報とが記憶されるデータベースを備えたサーバとで評価分析システムを構成し、少なくともテストの識別情報、問題構成情報、配点情報、各問題の解答欄Kの答案用紙T上の位置情報とから成るテスト情報と、採点されるテストの識別情報及び学習者を特定し且つテストの答案用紙の各解答欄に入力手段1aで正誤等を筆記することで入力された座標データをテスト情報により解析し各問題の正誤等の採点結果と学習者の識別情報とから成る採点結果情報とを登録させ、データベースを分析して分析結果をクライアントへ送信させる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、学習者の実施したテストの採点結果を集計すると共にその採点結果を解析することにより、学習者の学習の状況を評価分析するための評価分析システムに関するものである。
一般に、学校、学習塾、資格取得講座や生涯学習教室等の各種学校では、学習者を対象としてテストを実施した際に、これらのテストの採点結果を集計し、その平均点や個々の問題の正答率等を解析することにより、各学習者の学習進度の状況を評価したり、全体の状況を分析したりすることが日常的に行われている。
また、各種学校等だけでなく企業や官庁等においても、就労者である学習者を対象として、その仕事のスキルの見極め、昇進試験や資格試験等のテストが多用されており、このような企業においても就労者である各学習者の学習の状況を評価分析することが広く行われている。
このような学習者の学習進度の状況を評価分析する際には、テストの平均点,正答率,点数分布や偏差値等の一般的な分析方法ばかりでなく、近年ではその学習者が属する各種学校、企業や官庁等の各組織における独自の分析方法により、各学習者の学習の状況を評価分析することが広く行われてきている。
このような独自の評価分析方法の一例としては、例えば近年学校等で広く用いられており学習指導要領改定の中で発表されている観点別評価等を例示することができる。
そして、このように各種学校、企業や官庁等において、複数の学習者を対象として実施されたテストの採点結果を集計し、その集計結果を種々の方法で評価分析する際には、従来ではテストを採点した後に、それぞれの採点結果を手入力し、そして入力された集計結果を任意の方法で評価分析するという手法が行われていた。
このような評価分析のためのシステムとしては、例えば任意の学習科目についてその学習進度に応じた複数の単元に段階分けすると共にそれぞれの単元について当該学習科目の理解度や表現能力等の観点の別に設問した問題を学習者に解かせ、その回答を採点して各学習者の学習状況を評価する問題集に対応して用意されて、それら採点された各学習者の得点を自動集計する学習状況評価のための得点集計システムであって、前記採点された各学習者の得点を入力するための入力手段と、該入力された得点をはじめとする学習状況評価のための各種情報を表示するための表示手段と、前記採点された各学習者の得点の入力画面として、各学習者の名前の一覧及び前記観点の一覧を表示してこれら学習者の名前と観点との各対応する欄への得点入力を促す画面を、前記単元の別に前記表示手段に表示する第1の表示制御手段と、前記観点別の得点集計表画面として、各学習者の名前の一覧、及び前記単元の一覧、及びこれら学習者の名前と単元との各対応する欄への前記入力された得点の一覧、及びこれら一覧された単元毎の得点について各学習者毎に合計演算した値の一覧を、前記観点の別に前記表示手段に表示する第2の表示制御手段と、を具える学習状況評価のための得点集計システム(例えば、特許文献1参照)の如きシステム等を例示することができる。
しかしながら、このようなシステムでは、観点の別に設問した問題集に対応して用意され、採点された各学習者の得点を入力することにより、各学習者の学習状況評価の一覧等を出力することができるものの、問題集の問題を学習者に解かせてその答案用紙を採点した後に、採点された各学習者の得点を1つ1つ手入力しなければならず、その労力が膨大であるという欠点があるばかりでなく、非常に作業効率が悪いという欠点があった。
また、このようなシステムでは、予め用意された観点の別に設問した問題集にのみ対応するものであるため、このようなシステムを採用する学校等では、このシステムを用いてテストを実施して各学習者の学習状況評価の一覧等を得たい場合には、そのテストの問題が、このシステムに対応した問題集から出題した問題のみ限定されてしまうという欠点があると共に、テストの問題として学校等で独自に作成したテストの問題を採用することが全くできないという欠点があるばかりでなく、各学習者の学習状況評価の一覧等を得るためのテストを行う場合には、結果的にこのシステムを製作した者から問題集を購入しなければならず不経済であるという欠点があった。
更に、このようなシステムでは、分析方法の1つである観点別評価による評価分析に特化したものであるので、学習者が属する各種学校や企業等の各組織における他の独自の分析方法に対応することができないという欠点もあった。
特許第2978364号公報
本発明は、前記従来技術の欠点を解消し、学習者の実施したテストの採点結果を集計すると共にその採点結果を解析することにより、学習者の学習の状況を評価分析するための評価分析システムであって、特にテストの採点結果の集計から採点結果を解析に至るまでの作業の効率を格段に向上させることができると共に、テストの問題として学校等で独自に作成したテストの問題や市販の問題等を自由に採用することができる汎用性に富んだ評価分析システムを提供することを課題とする。
本発明者らは、前記課題を解決すべく鋭意研究の結果、手書きの筆跡を答案用紙上の座標データとして連続的に出力することができるペン型の入力手段が予め接続されたクライアントコンピュータと、このクライアントコンピュータとアクセス可能で少なくとも学習者マスタが記憶されているマスタレコード及びテスト情報テーブルと採点結果テーブルとが記憶されているデータベースを備えたサーバコンピュータとでシステムを構成し、テスト情報テーブルにテスト情報として、少なくともテストの識別情報とその問題構成情報とそれぞれ問題の配点情報とそれぞれの問題の解答欄の答案用紙上の位置情報とを任意に登録できるようにすれば、テストの問題として学校等で独自に作成したテストの問題や市販の問題等を自由に採用することができ、また採点作業を行う方法として前記入力手段を採用することによって、前記テスト情報に基づいてこの入力手段から入力される座標データを解析すれば、自動的にテストの各問題の正誤等の採点結果を採点結果テーブルに登録することができると共に、分析条件を入力するだけで簡単に分析結果を得ることができるので、テストの採点結果の集計から採点結果を解析に至るまでの作業の効率を格段に向上させることができ、更にはサーバコンピュータには少なくとも学習者マスタが記憶されているマスタレコードや、多くのテスト情報やそれらの学習者毎の採点結果が記憶されるデータベースを備えていると共に、前記の如くテストの問題として任意のテストを自由に採用することができるので、様々な分析方法に対応できると共に汎用性に富んだシステムとすることができることを究明して本発明を完成したのである。
即ち本発明は、手書きの筆跡を答案用紙上の座標データとして連続的に出力することができるペン型の入力手段が予め接続されたクライアントコンピュータと、該クライアントコンピュータとアクセス可能で且つ少なくともテストを受ける学習者の識別情報が登録される学習者マスタが記憶されているマスタレコードを備えていると共にテスト情報が登録されるテスト情報テーブルと採点結果情報が登録される採点結果テーブルとが記憶されているデータベースを備えているサーバコンピュータとから構成されている評価分析システムであって、
少なくともテストの識別情報とその問題構成情報とそれぞれ問題の配点情報とそれぞれの問題の解答欄の答案用紙上の位置情報とから成るテスト情報を前記サーバコンピュータのデータベースのテスト情報テーブルに登録する登録ステップと、
採点されるテストの識別情報及びその学習者の識別情報を前記クライアントコンピュータに入力することにより、前記サーバコンピュータのデータベースのテスト情報テーブルを参照して該テストのテスト情報を特定すると共に該サーバコンピュータのマスタレコードの学習者マスタを参照して該テストを解答した学習者を特定し、且つ特定された該テスト情報に基づいて、該テストの答案用紙の各解答欄に前記入力手段で正誤等を筆記することにより該入力手段から入力される座標データを解析することによって、少なくとも該テストの各問題の正誤等の採点結果と該テストを解答した学習者の識別情報とから成る採点結果情報を前記サーバコンピュータのデータベースの採点結果テーブルに登録する採点集計ステップと、
クライアントコンピュータに分析条件を入力することにより、サーバコンピュータでそのデータベースを分析し、その分析結果をクライアントコンピュータへ送信する分析ステップと、
を備えていることを特徴とする評価分析システムである。
そして、本発明に係る評価分析システムにおいて、サーバコンピュータのマスタレコードに、教育を行う指導者の識別情報が登録されている指導者マスタが更に記憶されていると共に、採点ステップが、採点結果情報として更に採点されるテストの学習者の教育を行う指導者の識別情報をもサーバコンピュータのデータベースの採点結果テーブルに登録するものであれば、学習者自身の評価分析だけでなく、指導者自身の評価分析をも行うことができて好ましいことも究明したのである。
また、サーバコンピュータのマスタレコードに、学習者の能力を評価するためのパラメータが登録されている1又は複数の評価マスタが更に記憶されていると共に、分析ステップが、この評価マスタのパラメータを分析条件として用いるものであれば、テストの平均点,正答率,点数分布や偏差値等の一般的な分析方法ばかりでなく、その学習者が属する各種学校、企業や官庁等の各組織における独自の分析方法により、各学習者の学習の状況を評価分析することができて好ましいことも究明したのである。
更に、このような態様において、サーバコンピュータのマスタレコードの評価マスタのパラメータとして、学習の状況を分析するための観点情報が登録されていると共に、登録ステップが、テスト情報としてテストのそれぞれの問題に関連付けられる評価マスタに登録された観点情報をもサーバコンピュータのデータベースのテスト情報テーブルに登録するものであれば、近年学校等で広く用いられている観点別評価にも対応することができて好ましいことも究明したのである。
更に、サーバコンピュータのマスタレコードに、テストの問題が属する範疇を区分する1又は複数の問題区分マスタを更に備えていると共に、登録ステップが、採点結果情報としてテストのそれぞれの問題に関連付けられる問題区分マスタに登録された問題区分情報をもサーバコンピュータのデータベースのテスト情報テーブルに登録するものであれば、それぞれの問題が属する分野毎に評価分析を行うことができて好ましいことも究明したのである。
更に、サーバコンピュータのマスタレコードに、学習者及び/又は指導者の所属を区分する学習者マスタ及び/又は指導者マスタに関連付けられている1又は複数の所属区分マスタを更に備えていれば、それぞれの所属毎に評価分析を行うことができて好ましく、またこのような態様において、サーバコンピュータに、指導者が区分された所属区分マスタの所属に応じてアクセス可能なデータベース内の領域を制限する機能が付加されていれば、指導者が所属外のデータを閲覧したり改変したりすることを防止できて好ましいことも究明したのである。
本発明に係る評価分析システムは、前記の如くサーバコンピュータのデータベースのテスト情報テーブルに少なくともテストの識別情報とその問題構成情報とそれぞれ問題の配点情報とそれぞれの問題の解答欄の答案用紙上の位置情報とから成るテスト情報を登録する構成となっているから、その採点を集計したいテストが、どのような問題構成(例えば、大問の数やその大問の小問の数等の構成)であっても、また各問題にそれぞれ任意の配点を割り当てたとしても、更には各解答欄の位置が不規則に配置されているものであっても、柔軟に対応することができるので、従来のシステムの如くそのシステムのために特別に用意された専用のテストを用いることなく、指導者やその指導者が属する組織で採点集計したいテスト自由に採用することができるから、例えばテストの問題として学校等で独自に作成したテストの問題や市販のテストの問題等を用いることができる。
そして、本発明に係る評価分析システムは、クライアントコンピュータに手書きの筆跡を答案用紙上の座標データとして連続的に出力することができるペン型の入力手段が予め接続されていると共に、サーバコンピュータのデータベースのテスト情報テーブルに少なくともテストの識別情報とその問題構成情報とそれぞれ問題の配点情報とそれぞれの問題の解答欄の答案用紙上の位置情報とから成るテスト情報を登録する構成となっているから、採点集計作業者は、答案用紙の各解答欄に前記入力手段で正誤等を筆記するという作業、即ちクライアントコンピュータに接続された入力手段を用いて通常の所謂丸付け採点作業を行うだけで、自動的にテストの採点集計を行うことができるので、その作業効率を格段に向上させることができるだけでなく、テストの採点結果を学習者別に1つ1つ手入力する作業を行う必要が一切ないので、入力ミス等を一切排除することができる。
また、本発明に係る評価分析システムは、前記の如く自動的にテストの各問題の正誤等の採点結果を採点結果テーブルに登録することができると共に、分析条件を入力するだけで簡単に分析結果を得ることができるので、テストの採点結果の集計から採点結果を解析に至るまでの一連の作業の効率を格段に向上させることができる。
更に、本発明に係る評価分析システムでは、登録ステップで数多くのテスト情報をデータベースのテスト情報テーブルに次々と登録して蓄積させることができると共に、これらの登録された各々のテストについて、採点集計ステップで学習者毎のテストの採点結果をデータベースの採点結果テーブルの登録して蓄積させることができるから、データベースの分析条件として複数年度に亘り同じテストの結果を解析したり、複数年度に亘って或る学習者の評価分析を行ったりすることができるので、長期的なスパンで評価解析することも可能なのである。
また更に、本発明に係る評価分析システムでは、サーバコンピュータには少なくとも学習者マスタが記憶されているマスタレコードや、多くのテスト情報やそれらの学習者毎の採点結果が記憶されるデータベースを備えていると共に、テストの問題として任意のテストを自由に採用することができるから、様々な分析方法に対応できるばかりでなく、学習者が属する各種学校、企業や官庁等の各組織における独自の分析方法にも対応することができるので、様々な場面で活用できる汎用性に富んだシステムとすることができる。
そして、本発明に係る評価分析システムにおいて、サーバコンピュータのマスタレコードに、教育を行う指導者の識別情報が登録されている指導者マスタが更に記憶されていると共に、採点ステップが、採点結果情報として更に採点されるテストの学習者の教育を行う指導者の識別情報をもサーバコンピュータのデータベースの採点結果テーブルに登録するものであれば、学習者自身の評価分析だけでなく、各指導者毎に、その指導者が受け持つ学習者全体の得点、問題毎の正答率や平均点等の分析を行うこともできるから、指導者自身の評価を行うことができるので、指導者自身の指導育成のための物差しとして役立てることができる共に指導者自身の勤務評定にも用いることができて好ましい。
また、サーバコンピュータのマスタレコードに、学習者の能力を評価するためのパラメータが登録されている1又は複数の評価マスタが更に記憶されていると共に、分析ステップが、この評価マスタのパラメータを分析条件として用いるものであれば、テストの平均点,正答率,点数分布や偏差値等の一般的な分析方法のみならず、その学習者が属する各種学校や企業等の各組織における独自の分析方法により、各学習者の学習の状況を評価分析することができて好ましいばかりでなく、例えばパラメータとしてテストの問題毎に重要度や難易度等のパラメータを設定することにより、学習者の習熟度を詳細に評価分析することができて好ましい。
更に、このような態様において、サーバコンピュータのマスタレコードの評価マスタのパラメータとして、学習の状況を分析するための観点情報が登録されていると共に、登録ステップが、テスト情報としてテストのそれぞれの問題に関連付けられる評価マスタに登録された観点情報をもサーバコンピュータのデータベースのテスト情報テーブルに登録するものであれば、近年学校等で広く用いられている観点別評価にも対応することができて好ましいばかりでなく、例えば学校等の場合においては、受け持ちの各学習者毎に各期末に指導要録に記載するための各必修教科や選択教科についてのそれぞれの観点毎の評価や評定等を判断するという指導者の業務の負担を大幅に軽減することができて好ましい。
更に、サーバコンピュータのマスタレコードに、テストの問題が属する範疇を区分する1又は複数の問題区分マスタを更に備えていると共に、登録ステップが、採点結果情報としてテストのそれぞれの問題に関連付けられる問題区分マスタに登録された問題区分情報をもサーバコンピュータのデータベースのテスト情報テーブルに登録するものであれば、それぞれの問題が属する分野毎に評価分析を行うことができて好ましいばかりでなく、例えば各種学校等の場合においては、問題区分マスタとして教科、分野、単元や項目等を作成することにより、教科書に沿った評価分析を行うことができて好ましい。
更に、サーバコンピュータのマスタレコードに、学習者及び/又は指導者の所属を区分する学習者マスタ及び/又は指導者マスタに関連付けられている1又は複数の所属区分マスタを更に備えていれば、それぞれの所属毎に評価分析を行うことができて好ましいばかりでなく、例えば学校等の場合においては、クラス、学校、市町村や都道府県等の単位でそれぞれ所属区分マスタを作成すれば、クラスという小さな範囲から都道府県という大きな範囲に至るまで比較分析を行うことができて好ましい。
更に、このような態様において、サーバコンピュータに、指導者が区分された所属区分マスタの所属に応じてアクセス可能なデータベース内の領域を制限する機能が付加されていれば、指導者が所属外のデータを閲覧したり改変したりすることを防止できて好ましいばかりでなく、例えば学校等の場合においては、所属区分マスタとして学校マスタや職域マスタを作成し、他の学校のデータにアクセスできないようにしたり、教育委員会等の統括する機関では総てのデータにアクセスできるようにしたりすることもできて好ましい。
以下、図面により本発明に係る評価分析システムについて詳細に説明する。
図1は本発明に係る評価分析システムの1の実施例を示す概略説明図、図2は本発明に係る評価解析システムのクライアントコンピュータの1例を示す説明図、図3は本発明に係る評価分析システムのシステムフォローの1例を示す説明図、図4は本発明に係る評価分析システムの登録ステップにおけるテストの識別情報の入力画面の1例を示す説明図、図5は本発明に係る評価分析システムの登録ステップにおけるテストの識別情報・問題構成情報・問題の配点情報・問題の解答欄の答案用紙上の位置情報・観点情報の入力画面の1例を示す説明図、図6は本発明に係る評価分析システムの分析ステップにおける分析結果の1例を示す説明図、図7は本発明に係る評価分析システムの分析ステップにおける分析結果の他の例を示す説明図、図8は本発明に係る評価分析システムの分析ステップにおける分析結果の更に他の例を示す説明図、図9は本発明に係る評価分析システムの分析ステップにおける分析結果の更に他の例を示す説明図、図10は本発明に係る評価分析システムの分析ステップにおける分析結果の更に他の例を示す説明図、図11は本発明に係る評価分析システムの分析ステップにおける分析結果の更に他の例を示す説明図である。
図面中、1は手書きの筆跡を答案用紙T上の座標データとして連続的に出力することができるペン型の入力手段1aが予め接続されたクライアントコンピュータであり、後述するサーバコンピュータ2とアクセス可能に構成され、入力手段1aやキーボード等により入力された様々な情報をサーバコンピュータ2に送信すると共に、このサーバコンピュータ2から送信されてくるマスタレコードや分析結果等の情報をディスプレイやプリンタ等に出力する役目を果たす。
このクライアントコンピュータ1は、図1に示す如くLAN、イントラネット、インターネットやVPN等のネットワークを通じて後述するサーバコンピュータ2とアクセス可能な状態で接続されており、例えば本発明に係る評価分析システムが学校等に配備される場合には、このクライアントコンピュータ1を各学校の職員室等に配備すればよい。
このクライアントコンピュータ1には、図1〜図3に示す如く手書きの筆跡を答案用紙T上の座標データとして連続的に出力することができるペン型の入力手段1aが予め接続されており、この入力手段1aとしては、少なくとも採点集計ステップの際の手書きの筆跡を答案用紙T上の座標データとして連続的に出力することができるものであれば特に限定されないが、例えば図1及び図3に示す如くクライアントコンピュータ1に直接ケーブル等で接続されている態様のものや、図2に示す如くペン型の送信部とクライアントコンピュータ1に直接ケーブル等で接続され答案用紙Tの側縁に沿って位置せしめられる受信部とから構成されている態様のもの等を例示することができる。
この入力手段1aの構造としては、具体的には例えば図2に示す如く一般のボールペンと同様に筆記することが可能なペン先が突出している先端に続いて赤外線発信部と超音波発信部とが設けられ更にペン先の筆圧を検知するセンサ・制御手段や電源等が内蔵されているペン型の送信部と、赤外線受信部と少なくとも2つ以上の超音波受信部とを備えた受信部とから成り、送信部が筆圧を検知すると、受信部が受信した赤外線信号受信時を基準として2つの超音波受信部が受信したそれぞれの超音波受信時との間の遅れを検出し答案用紙T上の送信部のペン先が当接している座標の位置を演算することによって、手書きの筆跡を答案用紙T上の座標データとして連続的に出力するものを例示することができる。
2はクライアントコンピュータ1とアクセス可能で且つ少なくともテストを受ける学習者の識別情報が登録される学習者マスタが記憶されているマスタレコードを備えていると共にテスト情報が登録されるテスト情報テーブルとテストの採点結果情報が登録される採点結果テーブルとが記憶されているデータベースを備えているサーバコンピュータであり、クライアントコンピュータ1に種々の情報を提供すると共に、クライアントコンピュータ1から送信されてくるテスト情報や採点結果情報を次々とそのデータベースへ登録し、且つクライアントコンピュータ1から送信されてくる分析条件に基づいてそのデータベースを分析し、その分析結果をクライアントコンピュータ1へ送信する役目を果たす。
このサーバコンピュータ2には、1つ又は複数のクライアントコンピュータ1がアクセス可能な状態に接続されており、例えば本発明に係る評価分析システムが学校等に配備される場合には、このサーバコンピュータ2を自治体内の学校を統括する教育委員会等に配備すればよい。
そして、このサーバコンピュータ2には、図3に示す如くマスタレコードが予め記憶されており、このマスタレコードは、登録ステップにおいてテスト情報をテスト情報テーブルに登録する際、採点ステップにおいて採点結果情報を採点結果テーブルに登録する際や、分析ステップにおいてデータベースを分析する際に用いられるものであり、このマスタレコードには、少なくともテストを受ける学習者の識別情報が登録される学習者マスタが記憶されている。
ここで、本発明に係る評価分析システムにおける学習者とは、学生であるか社会人であるかを問わず、学校、学習塾、資格取得講座や生涯学習教室等の各種学校において目標を持って学習を行う者のことであり、例えば学校の児童・生徒等、大学の学生、資格取得を目指す者や生涯学習を行う者のみならず、企業で日々就労することによりその仕事のスキル向上を目指す者や企業においてオン・ザ・ジョブ・トレーニング(OJT)を行う者等広く学習を行っている者等をも含むものである。
このマスタレコードの学習者マスタとしては、少なくとも学習者の識別情報が登録されているものであれば何でもよいが、例えば学習者マスタの場合には学習者の固有のID・名前・学校名・学年・クラス・学籍番号・登録日等の個人を識別特定するための識別情報が登録されているものを例示することができる。
このマスタレコードには、少なくとも学習者マスタが登録されている必要があるが、この学習者マスタ以外に、各種のマスタが登録されていれば、種々の分析条件で評価分析を行うことができて好ましく、例えばこのマスターレコードに、教育を行う指導者の識別情報が登録されている指導者マスタが更に記憶されていると共に、採点ステップが、採点結果情報として更に採点されるテストの学習者の教育を行う指導者の識別情報をもサーバコンピュータ2のデータベースの採点結果テーブルに登録するものであれば、学習者自身の評価分析だけでなく、各指導者毎に、その指導者が受け持つ学習者全体の得点、問題毎の正答率や平均点等の分析を行うこともできるから、指導者自身の評価を行うことができるので、指導者自身の指導育成のための物差しとして役立てることができる共に指導者自身の勤務評定にも用いることができて好ましい。
この指導者マスタとしては、例えば指導者の固有のID・名前・学校名・学年・担当教科・担当クラス等の個人を特定するための識別情報を個々に登録されており、そしてこの指導者マスタに登録される指導者とは、学習者を指導する立場にある者であり、例えば学校の担任の先生・教頭・校長等、教育委員会等に所属する者、大学の教授や、資格の学習を指導する講師のみならず、指導を行う職場の上司等をも含むものである。
また、このマスターレコードに、学習者の能力を評価するためのパラメータが登録されている1又は複数の評価マスタが更に記憶されていると共に、分析ステップが、この評価マスタのパラメータを分析条件として用いるものであれば、テストの平均点,正答率,点数分布や偏差値等の一般的な分析方法のみならず、その学習者が属する各種学校や企業等の各組織における独自の分析方法により、各学習者の学習の状況を評価分析することができて好ましいばかりでなく、例えばパラメータとしてテストの問題毎に重要度や難易度等のパラメータを設定することにより、学習者の習熟度を詳細に評価分析することができて好ましい。
更に、このような評価マスタを有する態様において、評価マスタのパラメータとして、学習の状況を分析するための観点情報が登録されていると共に、登録ステップが、テスト情報としてテストのそれぞれの問題に関連付けられる評価マスタに登録された観点情報をもサーバコンピュータ2のデータベースのテスト情報テーブルに登録するものであれば、近年学校等で広く用いられている観点別評価にも対応することができて好ましいばかりでなく、例えば学校等の場合においては、受け持ちの各学習者毎に各期末に指導要録に記載するための各必修教科や選択教科についてのそれぞれの観点毎の評価や評定等を判断するという指導者の業務の負担を大幅に軽減することができて好ましい。
この観点情報に用いられる観点としては、例えば近年学校等で学習進度の状況を評価するための指針として多用されている観点別評価のそれぞれの観点を用いることができ、この観点別評価では、具体的には各教科や分野を「関心・意欲・態度」、「思考・判断」、「技能・表現」や「知識・理解」等の観点に分けて、それぞれの観点毎に目標を設定し、学習者がその目標に対してどれだけ実現できたかを分析して学習者の学習進度の状況を評価するものである。
そして、評価マスタの観点情報は、登録ステップにおいてテストのそれぞれの問題に関連付けられるものであり、このように登録ステップで、テストのそれぞれの問題と評価マスタに登録されている観点とが関連付けられることにより、学習者が何れの観点でつまずいているのか等の評価分析を行うことができて好ましい。
更に、このマスタレコードに、テストの問題が属する範疇を区分する1又は複数の問題区分マスタを更に備えていると共に、登録ステップが、採点結果情報としてテストのそれぞれの問題に関連付けられる問題区分マスタに登録された問題区分情報をも該サーバコンピュータ2のデータベースのテスト情報テーブルに登録するものであれば、それぞれの問題が属する分野毎に評価分析を行うことができて好ましいばかりでなく、例えば各種学校等の場合においては、問題区分マスタとして教科、分野、単元や項目等を作成することにより、教科書等に沿った評価分析を行うことができて好ましい。
この問題区分マスタとしては、例えば教科マスタ、分野マスタ、単元マスタや項目マスタ等を例示することができ、このような問題区分マスタが存在することにより、教科・分野・単元・項目毎の分析結果をも得ることができて好ましい。
そして、この問題区分マスタが存在する態様において、更に評価マスタが登録されていると共にこの評価マスタのパラメータとして観点情報が登録されていれば、教科・分野・単元や項目毎に評価規準や評価方法等を設定することができて好ましい。
即ち、評価マスタのパラメータとして観点情報が登録されている態様では、前記の如く例えば観点として「関心・意欲・態度」、「思考・判断」、「技能・表現」や「知識・理解」等の観点が登録されており、一般には観点別評価によりテストを分析する際にはこれらの観点別にその集計・分析を行えば事足りるのであるが、通常は指導者等が教科・分野や単元毎に各観点について、細かく評価規準や評価方法等を作成しているので、この評価マスタの観点情報と問題区分マスタの教科・分野や単元等とがそれぞれ関連付けられ、且つこのような評価規準や評価方法が、観点情報が登録された評価マスタと問題区分マスタと関連付けられて別途評価マスタとしてマスタレコードに登録されていれば、分析結果に各観点の評価規準や評価方法をも記載することができるので、指導者の利便性が向上するので好ましいばかりでなく、この分析結果を受け取った学習者も分析結果に対する理解を深めることができて好ましい。
更に、サーバコンピュータ2のマスタレコードに、学習者及び/又は指導者の所属を区分する学習者マスタ及び/又は指導者マスタに関連付けられている1又は複数の所属区分マスタを更に備えていれば、それぞれの所属毎に評価分析を行うことができて好ましいばかりでなく、例えば学校等の場合においては、クラス、学校、市町村や都道府県等の単位でそれぞれ所属区分マスタを作成すれば、クラスという小さな範囲から都道府県という大きな範囲で比較分析を行うことができて好ましい。
この所属区分マスタとしては、例えばクラスマスタ、学校マスタ、市町村マスタや都道府県マスタ等を例示することができ、このような所属区分マスタを予め登録しておけば、学習者を学習者マスタに登録する際や、指導者を指導者マスタに登録する際に、その学習者や指導者の所属するクラス、学校、市町村や都道府県等の区分をいちいち手入力することなく、プルダウンメニュ等で選択して登録することができるので、登録効率を向上させることができて好ましいばかりでなく、入力ミスをも防ぐことができて好ましい。
また、このような所属区分マスタを備えた態様において、サーバコンピュータ2に、指導者が区分された所属区分マスタの所属に応じてアクセス可能なデータベース内の領域を制限する機能が付加されていれば、指導者が所属外のデータを閲覧したり改変したりすることを防止できて好ましいばかりでなく、例えば学校等の場合においては、所属区分マスタとして学校マスタや職域マスタを作成し、他の学校のデータにアクセスできないようにしたり、教育委員会等の統括する機関では総てのデータにアクセスできるようにしたりすることもできて好ましい。
このようなアクセスを制限する機能については、例えば指導者名・ユーザ名・パスワード・指導者の固有のIDが個々に登録されたアクセス制御マスタを作成し、本発明に係る評価分析システムに指導者がクライアントコンピュータ1からログインする際に、そのユーザ名及びパスワードを入力することにより、サーバコンピュータ2でアクセス制御マスタ、指導者マスタや所属区分マスタ等を参照して、ログインした指導者が許可されたデータベース内の領域のみを参照・更新・登録ができるような構成を例示することができる。
このマスタレコードの各マスタについては、本発明に係る評価分析システムを導入する際に総てのマスタのデータを予め登録しておいてもよいが、例えば図3に示す如く各マスタについて、それぞれデータを追加登録、削除や修正を行えるような登録プログラムが用意されていれば、クライアントコンピュータ1からこの登録プログラムを介して各マスタのデータを更新する作業を行うだけで、例えば学習者の転出入、指導者の異動や新たな独自の観点の導入等の様々な事項に弾力的に対応することができるので好ましい。
そして、サーバコンピュータ2は、テスト情報が登録されるテスト情報テーブルと採点結果情報が登録される採点結果テーブルとが記憶されているデータベースを備えており、このデータベースは、登録ステップにより、少なくともテストの識別情報とその問題構成情報とそれぞれ問題の配点情報とそれぞれの問題の解答欄Kの答案用紙T上の位置情報とから成るテスト情報がテスト情報テーブルに登録されると共に、テスト情報テーブルに登録されたそれぞれのテストについて更に採点ステップにより、少なくともテストの各問題の正誤等の採点結果とテストを解答した学習者の識別情報とから成る採点結果情報が採点結果テーブルに登録されることにより次々とデータが蓄積されるものである。
このデータベースのテスト情報テーブルには、採点集計ステップにて採点集計するために必要な情報や分析ステップにて分析を行うために必要なテスト情報が登録ステップにより登録されるものであり、このテスト情報は、少なくともテストの識別情報とその問題構成情報とそれぞれ問題の配点情報とそれぞれの問題の解答欄Kの答案用紙T上の位置情報とから成るものである。
このデータベースのテスト情報テーブルには、採点集計ステップにて採点集計するために必要な情報や分析ステップにて分析を行うために必要な情報が登録されるものであり、具体的には実施される各テストについて、テストの識別情報、その問題構成、それぞれ問題の配点、観点別評価マスタを参照しそれぞれの問題に関連付けられる観点及びそれぞれの問題の解答欄Kの答案用紙T上の位置に関するそれぞれの情報が登録ステップにより登録される。
そして、このデータベースの採点結果テーブルには、テスト情報テーブルに登録されたテスト情報等を用いて、採点集計ステップにより、採点された各学習者のテストの採点結果が次々と登録されるものであり、具体的には少なくともテストの各問題の正誤等の採点結果とこのテストを解答した学習者の識別情報とから成る採点結果情報が登録される。
次に、このような構成の本発明に係る評価分析システムの各ステップについて詳細に説明する。
先ず、登録ステップは、少なくともテストの識別情報とその問題構成情報とそれぞれ問題の配点情報とそれぞれの問題の解答欄Kの答案用紙T上の位置情報とから成るテスト情報をサーバコンピュータ2のデータベースのテスト情報テーブルに登録するものである。
この登録ステップによって登録されるテスト情報におけるそれぞれの情報のうち、テストの識別情報とは、登録されるテストをそれぞれ識別するための情報であり、採点集計ステップにおいて採点するテストを特定する場合や分析ステップにて分析条件として指定する場合等において用いられるものであるから、登録されるそれぞれのテスト同士を互いに識別することが可能なものであれば何でもよく、例えば「○○市実力テスト」等の名称や「A0001」等の符号等が使用される。
そして、テスト情報における問題構成情報とは、テストの各問題をそれぞれ識別すると共にテストの各問題の従属関係等を判別するためのものであり、通常はテストの問題は大問のみ、大問とその小問、大問とその中問とその小問等の問題を組合わせて構成されているので、例えばそれぞれの問題が、大問の何問目であるか、大問の何問目で小問の何問目あるか等を登録するものであり、より具体的には図2に示す如く大問1の(1)等のように各問題毎に割り当てたものを登録する。
そして、テスト情報におけるそれぞれの問題の解答欄Kの答案用紙T上の位置とは、採点集計ステップでテストの答案用紙Tの各解答欄Kに入力手段1aで正誤等を筆記することにより採点した際に、どの解答欄Kに正誤等を筆記したかを特定するために用いられる情報である。
即ち、採点集計ステップでは、クライアントコンピュータ1に予め接続された手書きの筆跡を答案用紙T上の座標データとして連続的に出力することができる入力手段1aを用いて、テストの答案用紙Tの各解答欄Kに正誤等を筆記して採点を行うのであるが、より具体的には作業者がテストの答案用紙Tのそれぞれの解答欄Kに記載された解答と、他の用紙等に表示されたそれぞれの正答とを見比べながら、答案用紙Tの各解答欄Kに正解(例えば、「○(まる)」等。),不正解(例えば、「×(バツ)」や「/(斜線)」等。),一部正解(例えば、「△(三角)」等。)のマークや、部分点が存在する場合にはその部分点の点数等を筆記することを解答欄K毎に順々に行うのであるが、この際に何れの解答欄Kにどのような採点を行ったか特定するために、それぞれの問題の解答欄Kの答案用紙T上の位置を特定するための情報が必要となるのである。
この解答欄Kの答案用紙T上の位置の情報としては、例えば各解答欄Kの領域を「x=0〜100,y=100〜150」等の如き座標データの情報を用いて特定する方法や、解答欄K同士を区画する各境界線についてそれぞれを識別する情報とそれぞれの座標データの情報とを用いて特定する方法等を例示することができる。
この各解答欄Kの答案用紙T上の位置をテスト情報テーブルに登録する方法としては、例えば各解答欄Kの領域を「x=0〜100,y=100〜150」等の如き座標データの情報を用いて特定する場合には、各解答欄Kの答案用紙T上の領域の座標を個々に計測して手入力する方法等を用いてもよい。
また、このような方法では計測するのに手間が掛かるため、例えば解答欄K同士を区画する各境界線について、それぞれの境界線上に沿って入力手段1aで筆記することによりそれぞれ境界線の座標データの情報を算出することにより、各解答欄Kの領域の座標データを割り出すことによって、それぞれの問題の解答欄Kの答案用紙T上の位置情報を特定する方法や、また解答欄K同士を区画する各境界線について、それぞれの境界線上に沿って入力手段1aで筆記することによりそれぞれ境界線の座標データの情報を算出すると共に、各境界線に固有の識別情報を付与し、その解答欄Kを区画するそれぞれの境界線の識別情報、及び各境界線の識別情報とその座標データとから成る境界線のデータテーブルを用いて、その問題の解答欄Kの答案用紙T上の位置情報を特定する方法等であれば、解答欄Kの答案用紙T上の位置をテスト情報テーブルに自動的に登録することができて好ましい。
そして、前記境界線のデータテーブルを用いる方法では、先ず解答欄K同士のそれそれの境界上に沿って筆記されることにより入力手段1aから連続的に入力されるそれぞれの境界線の座標データを解析し、入力された順に、例えば「01,縦,座標0〜100」,「02,横,座標50〜150」等の如くそれぞれの境界線に2桁の通し番号,方向情報及び座標データ(長さ情報)を組合わせた固有の識別するための情報を付与し、次に或る解答欄Kを特定する際には解答欄Kを区画する境界線の内、先ず下側の境界線を検出し、存在する場合にはその識別情報の通し番号を抽出し、存在しない場合には「99」等の特定の空き番号を付与した後に、右側の境界線を検出し、存在する場合にはその識別情報の通し番号を抽出し、存在しない場合には「99」等の特定の空き番号を付与し、しかる後に各解答欄Kに下側の境界線の識別情報の2桁の通し番号と右側の境界線の識別情報の2桁の通し番号とを組合わせた固有の4桁の番号、例えば或る解答欄Kを区画する下側の境界線の識別情報の通し番号が「03」で右側の境界線の識別情報の通し番号が「01」であるときは「0301」,或る解答欄Kを区画する下側の境界線が存在せず右側の境界線の識別情報の通し番号が「04」であるときは「9904」の如き固有の番号を各解答欄Kについて付与ことにより、各解答欄Kの下側及び右側に位置する2つの境界線の識別情報で、各解答欄Kの答案用紙T上の位置を特定し、そしてこの解答欄Kの下側及び右側に位置する2つの境界線の識別情報、及び各境界線の識別情報とその座標データとから成るデータテーブルを用いることによって、各解答欄Kの答案用紙T上の位置情報を自動的に登録すればよい。
更には、前記入力手段1aを用いて各解答欄Kの答案用紙T上の位置情報をテスト情報テーブルに登録する方法において、それぞれの境界線上に沿って入力手段1aで筆記するのではなく、答案用紙Tのイメージをスキャナ等を用いて取り込むことにより画面に表示し、この画面に表示された答案用紙T上の各解答欄Kのそれぞれの境界線上に沿ってマウス等で軌跡を描くことによって、それぞれの境界線の座標データを入力してもよい。
そして、サーバコンピュータ2のマスタレコードに、学習者の能力を評価するためのパラメータが登録されている1又は複数の評価マスタが更に記憶され、且つこの評価マスタのパラメータとして、学習の状況を分析するための観点情報が登録されていると共に、登録ステップが、テスト情報としてテストのそれぞれの問題に関連付けられる評価マスタに登録された観点情報をもサーバコンピュータ2のデータベースのテスト情報テーブルに登録する態様の場合、サーバコンピュータ2のマスタレコードに、テストの問題が属する範疇を区分する1又は複数の問題区分マスタを更に備えていると共に、登録ステップが、採点結果情報としてテストのそれぞれの問題に関連付けられる問題区分マスタに登録された問題区分情報をもサーバコンピュータ2のデータベースのテスト情報テーブルに登録する態様の場合や、これらの態様においてこの評価マスタの観点情報と問題区分マスタの教科・分野や単元等とがそれぞれ関連付けられ、且つこのような評価規準や評価方法が評価マスタと問題区分マスタと関連付けられて別途マスタとしてマスタレコードに登録されている態様の場合には、それぞれの問題毎に観点や問題区分等を登録する際には、図4及び図5に示す如くマスタレコードを参照することにより生成されたプルダウンメニュや、マスタレコードを参照しその内容を選択するためのリストボックスを呼び出すためのボタン等を設ければ、適宜選択するだけで問題毎に観点や問題区分等を登録することができるので、その作業効率が向上して好ましい。
この登録ステップにおける処理については、具体的には例えば初めに図4に示す如き入力画面によりテストの識別情報を入力した後に、図5に示す如く各解答欄K同士を区画する総ての境界線上を入力手段1aで筆記することにより、総ての解答欄Kの答案用紙T上の位置を自動的に登録し、しかる後に、入力画面により1つの解答欄Kの答案用紙T上の位置を指定してその問題構成中の何れの問題に該当するかを登録、言い換えれば1つの解答欄Kの答案用紙T上の位置を指定しその大問番号・小問番号等(例えば問1(1)等)を登録し、次いその問題の配点を登録する手順を総ての解答欄Kに対して繰り返す処理を行い、更に評価マスタや問題区分マスタ等が存在する態様の場合には、その観点や問題区分等を登録する手順を必要に応じてそれぞれの解答欄Kに対して繰り返す処理を行う方法等を例示することができる。
次に、採点集計ステップは、採点されるテストの識別情報及びその学習者の識別情報をクライアントコンピュータ1に入力することにより、サーバコンピュータ2のデータベースのテスト情報テーブルを参照してテストのテスト情報を特定すると共にサーバコンピュータ2のマスタレコードの学習者マスタを参照してこのテストを解答した学習者を特定し、且つ特定されたこのテスト情報に基づいて、このテストの答案用紙Tの各解答欄Kに前記入力手段1aで正誤等を筆記することにより入力手段1aから入力される座標データを解析することによって、少なくともテストの各問題の正誤等の採点結果とこのテストを解答した学習者の識別情報とから成る採点結果情報をサーバコンピュータ2のデータベースの採点結果テーブルに登録するものである。
この採点集計ステップでは、先ず採点されるテストの識別情報及びその学習者の識別情報をクライアントコンピュータ1に入力することにより、サーバコンピュータ2のデータベースのテスト情報テーブルを参照してこのテストのテスト情報、即ちテストを採点する際に必要となる情報であるテストの識別情報とその問題構成情報とそれぞれ問題の配点情報とそれぞれの問題の解答欄Kの答案用紙T上の位置情報とを特定すると共に、サーバコンピュータ2のマスタレコードの学習者マスタを参照してテストを解答した学習者を特定、即ち採点結果情報として必要となる答案用紙Tの学習者の識別情報を特定する。
この際、サーバコンピュータ2のマスタレコードに、教育を行う指導者の識別情報が登録されている指導者マスタが更に記憶されていると共に、採点ステップが、採点結果情報として更に採点されるテストの学習者の教育を行う指導者の識別情報をもサーバコンピュータ2のデータベースの採点結果テーブルに登録する態様の場合には、学習者の識別情報と共に指導者の識別情報をも特定することが好ましい。
ここで、この採点集計ステップにおいて指導者を特定する方法としては、学習者の識別情報をクライアントコンピュータ1に入力する際に、指導者の識別情報をも入力してもよいが、例えばサーバコンピュータ2のマスタレコードの学習者マスタと指導者マスタとが関連付けられている場合や、学習者マスタと指導者マスタとが所属区分マスタを介して関連付けられている場合には、学習者の識別情報のみを入力することにより指導者を特定できるので、敢えて指導者の識別情報を入力する必要はない。
そして、特定されたテスト情報に基づいて、テストの答案用紙Tの各解答欄Kに入力手段1aで正誤等を筆記することにより入力手段1aから入力される座標データを解析すると、このテストの各問題の正誤等を判定しその採点結果を出力することができるので、この各問題の正誤等の採点結果と、学習者マスタを参照して特定された学習者の識別情報とから成る採点結果情報をサーバコンピュータ2のデータベースの採点結果テーブルに登録する。
この正誤等の判定方法について詳細に説明すると、先ず図2に示す如く或る解答欄Kに入力手段1aで正誤等を筆記することにより入力すると、テストの識別情報を入力することにより特定されたそれぞれの問題の解答欄Kの答案用紙T上の位置情報を参照し、その入力された座標データが何れの解答欄Kに該当するのかを即座に特定する。
そして、このように解答欄Kの答案用紙T上の位置が特定されるから、テスト情報テーブルを参照することにより、その問題がテストの問題構成中どの問題(即ち、問題番号等)に該当するかを特定できると共にその問題の配点をも特定できる。
この際、サーバコンピュータ2のマスタレコードに、学習者の能力を評価するためのパラメータが登録されている1又は複数の評価マスタが更に記憶され、且つこの評価マスタのパラメータとして、学習の状況を分析するための観点情報が登録されていると共に、登録ステップが、テスト情報としてテストのそれぞれの問題に関連付けられる評価マスタに登録された観点情報をもサーバコンピュータ2のデータベースのテスト情報テーブルに登録する態様の場合、サーバコンピュータ2のマスタレコードに、テストの問題が属する範疇を区分する1又は複数の問題区分マスタを更に備えていると共に、登録ステップが、採点結果情報としてテストのそれぞれの問題に関連付けられる問題区分マスタに登録された問題区分情報をもサーバコンピュータ2のデータベースのテスト情報テーブルに登録する態様の場合や、これらの態様においてこの評価マスタの観点情報と問題区分マスタの教科・分野や単元等とがそれぞれ関連付けられ、且つこのような評価規準や評価方法が評価マスタと問題区分マスタと関連付けられて別途マスタとしてマスタレコードに登録されている態様の場合には、それぞれの問題毎に観点や問題区分等が関連付けられているので、その問題に関連付けられる観点や問題区分等をも特定できる。
そして、このように特定された問題の解答欄Kに、入力手段1aで正誤等を筆記することにより入力された座標データを解析することによって、その問題の正誤等、即ち入力された連続する座標データが正解,不正解や一部正解の何れのマークを示すのか、また部分点が存在する場合にはその部分点の点数が何点であるのかを判定する。
この正誤等の判定としては、例えば作業者が解答欄Kに筆記する際に入力手段1aから連続的に入力される座標データ、即ち等時間毎に採取した複数の座標データを、マークを認識するためのライブラリに設定することにより解析しその解析された値によってマークが正解,不正解又は一部正解の何れのマークであるかを判定してその結果を出力する方法、等時間毎に採取した複数の座標データを解析しその画数によりマークが正解,不正解又は一部正解の何れのマークであるかを判定してその結果を出力する方法、等時間毎に採取した複数の座標データからそのマークの形状を描写しそれぞれ正解,不正解又は一部正解のマークのパターンとマッチングすることにより解析しマークが正解,不正解又は一部正解の何れのマークであるかを判定してその結果を出力する方法や、更にはこれらの方法を適宜組合わせる方法等を例示することができる。尚、部分点についてもこれらの如き方法が好適に用いられる。
この際、例えば解答欄Kが無解答の状態(即ち、空白)の場合において、このような無解答を不正解とするのではなく、別途無解答という項目で集計したい場合には、例えば無解答の解答欄Kに入力手段1aで特別な筆記(例えば、二重線や点等)を行いその特別な筆記を解析して判定する方法や、無解答の解答欄Kへは筆記を行わずに最後に採点終了ボタンを押下し無解答の解答欄Kを抽出することによって判定する方法等を例示することができる。
このように採点集計ステップにより、少なくともテストの各問題の正誤等の採点結果とこのテストを解答した学習者の識別情報とから成る採点結果情報がサーバコンピュータ2のデータベースの採点結果テーブルに登録されるのであるが、この際に、採点結果情報としてテストの各問題の正誤等の採点結果及びこのテストを解答した学習者の識別情報だけでなく、例えばサーバコンピュータ2のマスタレコードに、指導者マスタ・評価マスタ・問題区分マスタや所属区分マスタ等々が存在する場合には、サーバコンピュータ2のマスタレコードやデータベースのテスト情報テーブルを参照して、学習者や指導者が所属する所属区分、それぞれの問題が属する問題区分やそれぞれの問題に関連付けられた観点等をも採点結果テーブルに登録してもよい。
そして、この採点集計ステップにおいて、このように答案用紙T上の各問題の正誤等の判定が終了すると、少なくともテストの各問題の正誤等の採点結果とこのテストを解答した学習者の識別情報とから成る採点結果情報がサーバコンピュータ2のデータベースの採点結果テーブルに登録されるのであるが、この際に、テストの採点結果を一気に纏めて採点結果テーブルに登録するものであっても、また1つの問題の正誤等の判定が終了する毎に、その問題の正誤や得点等を採点結果テーブルに登録するものであってもよい。
また、通常は登録ステップで登録された各テスト毎に複数の学習者が解答するものであるため、この採点集計ステップを行う際に採点されるテストの答案用紙Tは複数存在するから、この採点集計ステップに学習者の登録番号順に採点作業を行うという連続採点機能を付加すれば、例えば学校等でこの採点集計ステップを行う際には、複数の答案用紙Tを学習者の出席番号順に並べ替えて重ねた状態で、テストの識別情報等を入力した後に一番上側にあるテストから順に入力手段1aで正誤等を筆記する作業を続けて行うことにより、学習者の識別情報等を採点される答案用紙T毎に入力することなく一気に採点集計ステップを行うことができるので、更にその効率を向上させることができて好ましい。
この際、この採点集計ステップの連続採点機能に、テストを実施しなかった学習者を飛ばして次の登録番号の学習者の答案用紙Tの採点が行われることを通知するための欠席者通知機能が更に付加されていれば、連続採点機能により複数の答案用紙Tを学習者の出席番号順に入力手段1aで正誤等を筆記する作業を続けて行う際に、欠席者が存在していたとしてもこの欠席者通知機能を用いることにより滞りなく採点集計ステップを行うことができるので好ましい。
しかして、この採点集計ステップにより登録ステップで登録された各テスト毎に、複数の学習者に対し実施されたテストの採点結果が次々と登録された採点結果テーブルが自動的に生成される。
最後に、分析ステップで、クライアントコンピュータ1に分析条件を入力することにより、サーバコンピュータ2でそのデータベースを分析し、その分析結果をクライアントコンピュータ1へ送信する。
この分析ステップにおけるデータベースの分析条件は、登録ステップによりテスト情報が蓄積されたテスト情報テーブルと採点集計ステップによりテスト情報テーブルに関連付けられた採点結果情報が蓄積された採点結果テーブルとを有するデータベースを分析するための条件であり、この分析条件としては、具体的には例えばサーバコンピュータ2のマスタレコード内の各マスタに登録されている情報、テスト情報テーブルに登録されているテスト情報や日付等の情報等を適宜選択・組合わせることにより生成された、データベースから分析対象となる所望のデータを検索抽出するための検索抽出条件、この検索抽出される生のデータを所望の評価分析を得るために各マスタを用いたりすることにより加工等するのための評価分析条件や、この加工されたデータを評価分析し易いような形式に出力するための条件等の様々な条件が存在し、そしてこれらの分析条件を組合わせることにより図6〜図11に例示する如き所望の分析結果を得ればよい。
より詳細には、例えばデータの検索抽出条件としては、1つのテストのみ、一連のテスト群(例えば、学期末テストの各教科のテスト、実力テスト等)、1つのテストについて各年度分等の如く1つのテストから複数のテストに亘って対象としたり、学習者単位、別途指導者マスタが存在する態様では指導者が受け持つ複数の学習者単位、別途所属区分マスタが存在する態様では例えばクラス単位、学年単位、学校単位、地方自治体単位、都道府県単位等を対象範囲としたり、抽出したデータの加工条件としては、テストの合計点、合計平均点、合計正答率、各問の正答率、正誤一覧、順位、偏差値、別途評価マスタ等が存在する態様では問題の重要度毎、問題の難易度毎、観点別の集計、観点別評価等の様々な内容で分析することかでき、更には問題区分マスタが存在する態様では例えば教科毎、分野毎、単元毎、項目毎に前記の如き様々な内容が存在し、これらの条件を適宜組合せることにより所望の分析結果を得ればよい。
また、このデータベースの分析条件の他の側面としては、前記の如く如何様な形式や方法でデータを出力するかという条件が存在し、この条件としては、具体的には例えば出力の方法として分析結果を印刷、画面表示やファイル出力等する方法が存在し、そしてデータの表示形式としては、図9に示す如く一覧表として出力したり、図8に示す如くグラフとして出力したり、図10に示す如く各問題の正誤等が表示された正誤表として出力したり、図11に示す如く通知表の如き表として出力したり、図6及び図7に示す如くこれらを組合わせたりする表示形式が存在する。
このようなデータベースの分析条件は、それぞれ個々に条件をクライアントコンピュータ1に入力することにより分析させてもよいが、例えば学期末テストクラス成績一覧、年度別学力テスト推移表、個人成績表や個人観点別評価表の如きテンプレートを予め用意し簡単な条件のみを入力するだけで分析結果を得られるようにしたり、最終的な出力形式(例えば、得点率分布表、小問正誤表等)だけをテンプレートとして予め用意したり、一度それぞれ個々に条件を入力したものを分析条件として保存できようにしたりすることができれば、その操作性を向上させることができるだけでなく、初心者でも簡単に取扱うことができて好ましい。
そして、分析ステップにおける分析結果としては、その分析条件により多種多様の分析結果を得ることが可能であるが、具体的な例としては、図6に示す如き観点別評価表、図7に示す如き正答率一覧表、図8に示す如き得点率度数分布、図9に示す如き成績順位表、図10に示す如き小問正誤表や、図11に示す如き個人別成績表等を例示することができる。
かくして、登録ステップ、採点集計ステップ及び分析ステップを行うことにより、分析結果を得られた後に、この分析結果に基づいて学習者や指導者等の評価分析を行えばよいのである。
この際、得られた分析結果を更にサーバコンピュータ2に登録できるようにすれば、いつでもその分析結果を即座に呼び出すことができて好ましいばかりでなく、例えばその分析結果だけを残してその分析結果の基となったテスト情報や採点結果情報を消去することもできるので、サーバコンピュータ2のデータ記憶領域が逼迫してきた場合において空き領域を確保することができて好ましい。
本発明に係る評価分析システムの1の実施例を示す概略説明図である。 本発明に係る評価解析システムのクライアントコンピュータの1例を示す説明図である。 本発明に係る評価分析システムのシステムフォローの1例を示す説明図である。 本発明に係る評価分析システムの登録ステップにおけるテストの識別情報の入力画面の1例を示す説明図である。 本発明に係る評価分析システムの登録ステップにおけるテストの識別情報・問題構成情報・問題の配点情報・問題の解答欄の答案用紙上の位置情報・観点情報の入力画面の1例を示す説明図である。 本発明に係る評価分析システムの分析ステップにおける分析結果の1例を示す説明図である。 本発明に係る評価分析システムの分析ステップにおける分析結果の他の例を示す説明図である。 本発明に係る評価分析システムの分析ステップにおける分析結果の更に他の例を示す説明図である。 本発明に係る評価分析システムの分析ステップにおける分析結果の更に他の例を示す説明図である。 本発明に係る評価分析システムの分析ステップにおける分析結果の更に他の例を示す説明図である。 本発明に係る評価分析システムの分析ステップにおける分析結果の更に他の例を示す説明図である。
符号の説明
1 クライアントコンピュータ
1a 入力手段
2 サーバコンピュータ
T 答案用紙
K 解答欄

Claims (7)

  1. 手書きの筆跡を答案用紙(T)上の座標データとして連続的に出力することができるペン型の入力手段(1a)が予め接続されたクライアントコンピュータ(1)と、該クライアントコンピュータ(1)とアクセス可能で且つ少なくともテストを受ける学習者の識別情報が登録される学習者マスタが記憶されているマスタレコードを備えていると共にテスト情報が登録されるテスト情報テーブルと採点結果情報が登録される採点結果テーブルとが記憶されているデータベースを備えているサーバコンピュータ(2)とから構成されている評価分析システムであって、
    少なくともテストの識別情報とその問題構成情報とそれぞれ問題の配点情報とそれぞれの問題の解答欄(K)の答案用紙(T)上の位置情報とから成るテスト情報を前記サーバコンピュータ(2)のデータベースのテスト情報テーブルに登録する登録ステップと、
    採点されるテストの識別情報及びその学習者の識別情報を前記クライアントコンピュータ(1)に入力することにより、前記サーバコンピュータ(2)のデータベースのテスト情報テーブルを参照して該テストのテスト情報を特定すると共に該サーバコンピュータ(2)のマスタレコードの学習者マスタを参照して該テストを解答した学習者を特定し、且つ特定された該テスト情報に基づいて、該テストの答案用紙(T)の各解答欄(K)に前記入力手段(1a)で正誤等を筆記することにより該入力手段(1a)から入力される座標データを解析することによって、少なくとも該テストの各問題の正誤等の採点結果と該テストを解答した学習者の識別情報とから成る採点結果情報を前記サーバコンピュータ(2)のデータベースの採点結果テーブルに登録する採点集計ステップと、
    クライアントコンピュータ(1)に分析条件を入力することにより、サーバコンピュータ(2)でそのデータベースを分析し、その分析結果をクライアントコンピュータ(1)へ送信する分析ステップと、
    を備えていることを特徴とする評価分析システム。
  2. サーバコンピュータ(2)のマスタレコードに、教育を行う指導者の識別情報が登録されている指導者マスタが更に記憶されていると共に、採点ステップが、採点結果情報として更に採点されるテストの学習者の教育を行う指導者の識別情報をも該サーバコンピュータ(2)のデータベースの採点結果テーブルに登録する請求項1に記載の評価分析システム。
  3. サーバコンピュータ(2)のマスタレコードに、学習者の能力を評価するためのパラメータが登録されている1つ又は複数の評価マスタが更に記憶されていると共に、分析ステップが、該評価マスタのパラメータを分析条件として用いる請求項1又は2に記載の評価分析システム。
  4. サーバコンピュータ(2)のマスタレコードの評価マスタのパラメータとして、学習の状況を分析するための観点情報が登録されていると共に、登録ステップが、テスト情報としてテストのそれぞれの問題に関連付けられる該評価マスタに登録された観点情報をも該サーバコンピュータ(2)のデータベースのテスト情報テーブルに登録する請求項3に記載の評価分析システム。
  5. サーバコンピュータ(2)のマスタレコードに、テストの問題が属する範疇を区分する1又は複数の問題区分マスタを更に備えていると共に、登録ステップが、採点結果情報としてテストのそれぞれの問題に関連付けられる該問題区分マスタに登録された問題区分情報をも該サーバコンピュータ(2)のデータベースのテスト情報テーブルに登録する請求項1から4までの何れか1項に記載の評価分析システム。
  6. サーバコンピュータ(2)のマスタレコードに、学習者及び/又は指導者の所属を区分する学習者マスタ及び/又は指導者マスタに関連付けられている1又は複数の所属区分マスタを更に備えている請求項1から5までの何れか1項に記載の評価分析システム。
  7. サーバコンピュータ(2)に、指導者が区分された所属区分マスタの所属に応じてアクセス可能な該データベース内の領域を制限する機能が付加されている請求項6に記載の評価分析システム。
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