JP3944358B2 - 教育支援システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
【0002】
本発明は、幼稚園、保育園、小学校、中学校、高校、大学、専門学校、塾その他、各種教育機関における教育活動を支援する教育支援システムに関するものである。
【0003】
【従来の技術】
【0004】
もはや、我が国における教育の荒廃が叫ばれてから久しい。
【0005】
そして、現在までに、かかる教育の荒廃の問題は家庭、社会へと深く根ざしており、教育機関にのみその原因があるとすることはできず、また、教育機関のみで解決できるものでもないことが明らかになってきている。
【0006】
しかしながら、その根本の原因の治癒がなされるまでは、教育の最前線に立つ教育関係者により一層の奮闘による、現実に存在する問題の対処を期待するよりほかない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、教育機関における教職者等は、現在でも、各種業務により多忙を極めており、個々の生徒に対するきめ細やかな対応をするための時間を充分にとることができないでいる。
【0009】
そこで、本発明は、教育機関における各種業務の遂行を支援することにより、教育関係者により、教育の本質に根ざした活動のための時間を提供することを課題とする。
【0010】
また、生徒の健全な育成のためには、教育機関と家庭とは緊密に連携しながら、教育を行うことが必要であるところ、実際には父母と先生が対面する機会は少なく、また、常設的な連絡のチャネルが開かれていないため、充分なコミュニケーションがとられているとは言いがたいのが現状である。また、生徒と先生についても1対1で対面するような機会は少なく、また、このような機会を設定することは、特にそのようなコミュニケーションを必要としている生徒ほど負担であるため、やはり、本来必要なコミュニケーションが確保されているとは言いがたい。
【0011】
そこで、本発明は、教育機関と生徒、父母とのコミュニケーションの緊密化が図られるよう支援することを課題とする。
【0012】
ところで、最近、新たな教育の問題として学力の低下の問題が表面化している。
【0013】
そこで、併せて、本発明は、教育機関および被教育者が、より効率的、効果的に被教育者の学力の充実を図る活動ができるよう支援することを課題とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
【0015】
前記課題達成のために、本発明は、前記課題達成のために、たとえば、受講者が使用する受講者端末との間が通信手段を介して接続される添削システムであって、
【0016】
少なくとも分野別にグループ分けされた複数の問題のファイルのいずれかについて、その解答を、前記受講者端末から受信する解答受信手段と、
【0017】
前記解答受信手段が受信した解答についての添削結果を、該解答の送信元の受講者端末に送信する添削結果送信手段とを有し、
【0018】
前記添削結果送信手段は、
【0019】
送信すべき情報として、添削結果に対応する問題と同じ分野に属する他の問題についての情報が存在する場合には、その情報を該添削結果と共に送信することを特徴とする添削システムを提供する。
【0020】
このように添削システムによれば、受講者の、より効率的な自主学習が可能となる。
【0021】
また、本発明は、前記課題達成のために、学校の教員または事務職員からのメッセージ、学校行事の予定、または、クラブ活動の予定に関する情報を提供する情報提供手段と、
【0022】
学校の生徒または保護者から、教員または事務職員宛ての連絡を受け付ける受付手段と、
【0023】
前記受付手段が受け付けた連絡を、前記宛先の教員または事務職員へ転送する転送手段と、を有する教育支援システムを提供する。
【0024】
このような教育支援システムによれば、時間や場所や相手都合にとらわないメッセージの送受や、各種情報の告知を行うことが可能となるので、教育機関と生徒、保護者のコミュニケーションを推進することができる。
【0025】
また、本発明は、前記課題達成のために、ユーザが使用する複数のユーザ端末とネットワークを介して接続される連絡サーバであって、
【0026】
前記連絡サーバは、
【0027】
Webページを提供するWebサーバと、
【0028】
連絡情報データベースと、
【0029】
前記Webサーバが提供するWebページを介して、前記ユーザ端末を介してユーザより発行された連絡メッセージの登録要求を受け付ける登録要求受付手段と、
【0030】
前記Webサーバが提供するWebページを介して、前記ユーザ端末を介して前記登録要求を発行したユーザより、連絡メッセージと連絡先のユーザの指定を含む連絡登録情報を受け付ける連絡受付手段と、
【0031】
前記連絡登録情報を受け付けたユーザを識別する登録要求ユーザ識別手段と、
【0032】
受け付けた連絡登録情報に含まれる連絡メッセージと、受け付けた連絡登録情報に含まれる連絡先のユーザの識別である連絡先ユーザ情報と、識別した当該連絡登録情報を受け付けたユーザの識別である連絡元ユーザ情報とを含めた連絡情報を前記連絡情報データベースに登録する連絡登録手段と、
【0033】
前記Webサーバが提供するWebページを介して、前記ユーザ端末を介してユーザより発行された連絡メッセージの受取要求を受け付ける受取要求受付手段と、
【0034】
前記受取要求を発行したユーザを識別する受取要求発行ユーザ識別手段と、
【0035】
識別した前記受取要求を発行したユーザが、前記連絡先ユーザ情報に登録されている連絡情報を前記連絡情報データベースより抽出する連絡抽出手段とを有し、
【0036】
抽出された連絡情報の連絡メッセージを前記受取要求を発行したユーザが使用するユーザ端末に送信する連絡配信手段とを有することを特徴とする連絡サーバを提供する。
【0037】
このような教育支援システムによれば、たとえば、ある組織、たとえば、学校のインターネット上のポータルとなるWebサーバに、その組織メンバーの連絡メッセージの送受機能を統合することができるので、より簡便、かつ、統合的なコミュニケーションが可能となる。
【0038】
また、前記目的達成のために、本発明は、ネットワークを介して接続される、教育機関スタッフが使用する前記ユーザ端末と、教育機関生徒または教育機関生徒の保護者である被教育者側利用者が使用する前記ユーザ端末と、支援サーバとを有する教育支援システムであって、
【0039】
前記支援サーバは、
【0040】
Webページを提供するWebサーバと、
【0041】
届情報データベースと、
【0042】
前記Webサーバが提供するWebページを介して、前記ユーザ端末を介して被教育者側利用者より発行された届登録要求を受け付ける登録要求受付手段と、
【0043】
前記Webサーバが提供するWebページを介して、前記ユーザ端末を介して前記届登録要求を発行した被教育者側利用者より、届種別と、届内容とを含む届登録情報を受け付ける連絡受付手段と、
【0044】
受け付けた届登録情報に含まれる届種別と届内容とを含めた届情報を前記届情報データベースに登録する連絡登録手段と、
【0045】
前記Webサーバが提供するWebページを介して、前記ユーザ端末を介して教育機関スタッフより発行された届受取要求を受け付ける受取要求受付手段と、
【0046】
届受取要求を受け付けた場合に前記届情報データベースより届情報を抽出する届抽出手段とを有し、
【0047】
抽出された各届情報の届種別と届内容とをリスト形式にまとめた届け情報を、前記届受取要求を発行した教育機関スタッフが使用するユーザ端末に送信する届配信手段とを有することを特徴とする教育支援システムを提供する。
【0048】
このような教育支援システムによれば、従来保護者より欠席や遅刻の連絡を電話で受け、担当スタッフに申し送りするなどの手間が必要であった欠席や遅刻の連絡に関する業務が不要となるので、教育機関スタッフの負担を軽減することができる。
【0049】
また、本発明は、前記課題達成のために、ネットワークを介して接続される、教育機関スタッフが使用する前記ユーザ端末と、教育機関生徒が使用する前記ユーザ端末と、支援サーバとを有する教育支援システムであって、
【0050】
前記支援サーバは、
【0051】
問題と当該問題の正解が記述された問題情報を、当該問題の属する分類を付与して蓄積した問題データベースと、
【0052】
課題データベースと、
【0053】
答案データベースと、
【0054】
前記ユーザ端末を介して前記教育機関スタッフより、課題の出題先の教育機関生徒の指定と、課題に含める1または複数の問題情報の指定を前記分類を用いた階層的な指定法により受付け、受け付けた出題先教育機関生徒と問題情報の指定を、課題情報として前記課題データベースに蓄積する課題作成手段と、
【0055】
前記ユーザ端末を介して各教育機関生徒に、前記課題データベースに蓄積された、当該教育機関生徒が出題先教育機関生徒に含まれる課題情報に指定された問題情報が表す問題よりなる課題を配信する課題配信手段と、
【0056】
前記ユーザ端末を介して各教育機関生徒が提出した、前記宿題の答案を受信する答案受信手段と、
【0057】
受信した答案を、当該答案に対応する課題情報に指定された問題情報が表す正解と照合して採点し、採点結果を、前記採点データベースに蓄積する採点手段とを有することを特徴とする教育支援システムを提供する。
【0058】
このような教育支援システムによれば、宿題や試験などにおける、課題の作成や採点の業務を効率的に行うことができるようになる。また、データベース化された採点結果を活用することにより、より学習効果の高い学習方針を採ることができるようになる。
【0059】
【発明の実施の形態】
【0060】
以下、本発明の実施形態について説明する。
【0061】
まず、本発明の第1実施形態について説明する。
【0062】
図1は、本発明の第1実施形態の教育支援システムの構成図である。
【0063】
図中、101は教育事業者によって運用される添削システム、102は受講者が使用する受講者端末、103は問題提供者によって運用される問題提供者端末、104はサーバ、105はインターネットである。
【0064】
図1に示すように、本第1実施形態においては、添削システム101と受講者端末102との間が、インターネット105を介して接続されている。また、図1に示すように、添削システム101と問題提供者端末103との間が、インターネット105を介して接続されている。また、図1に示すように、インターネット105には、サーバ104が接続されている。
【0065】
なお、図1の例では、教育事業者と問題提供者とが、別の事業者であるものとしている。サーバ104は、教育事業者独自で設置したものであっても、インターネットサービスブロバイダとの間で契約して使用する権利を有するようにしたものであってもよい。
【0066】
添削システム101、受講者端末102、問題提供者端末103は、各々、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置で実現することができるので、ハードウェア構成の説明については省略する。
【0067】
さて、サーバ104は、図2に示すように、少なくとも分野別にグループ分けされた問題、解答入力欄、受講者識別情報入力欄を受講者に提示するための情報が記述されているWebページ(以下、「教材ページ」と称す。)のファイル(以下、「教材ファイル」と称す。)201を、受講者に対して閲覧可能に複数種記憶している。また、サーバ104は、図2に示すように、閲覧対象となる教材ファイル201を受講者が選択指示するための情報が記述されているWebページ(以下、「教材一覧ページ」と称す。)のファイル(以下、「教材一覧ファイル」と称す。)202を、受講者に対して閲覧可能に記憶している。さらに、サーバ104は、図2に示すように、起動元の教材ファイル201の識別情報(例えば、URL)、該教材ファイル201中の解答入力欄に入力された解答、および、該教材ファイル201中の受講者識別情報入力欄に入力された受講者識別情報を、受講者端末102が添削システム101に送信するよう制御するプログラム(具体的には、CGI(Common Gateway Interface)スクリプト)203を記憶している。
【0068】
教材一覧ページの表示内容は、例えば、図3(a)に示すように、教材ファイル201へのリンクボタン301が記述されているようにすることができ、教材一覧ファイル202は、例えば、図3(b)に示すように、教材一覧ページを表示させるためのHTMLタグ群302からなっている。リンクボタン301は、例えば、アンカータグによって実現することができる。
【0069】
また、教材ページの表示内容は、例えば、図4(a)に示すように、受講者識別情報の入力フォーム401、問題402、解答の入力フォーム403が記述されているようにすることができる。図4(a)の例では、受講者識別情報として、受講者番号、氏名、メールアドレスを入力するようにしている。
【0070】
さらに、教材ページの表示内容は、図4(a)に示すように、必要に応じて、他のWebページへのリンクボタン404が、記述されているようにすることができる。ここで、他のWebページは、教育事業者が用意したWebページ以外にも、博物館や美術館等が開設しているWebページであったり、出版社等が開設しているWebページであったり、公的機関が開設しているWebページであったりするなど、問題402を解く受講者にとって有益となる内容が記述されたWebページである。
【0071】
また、教材ファイル201には、例えば、図4(b)に示すように、教材ページを表示させるためのHTMLタグ群405に加えて、サーバ104上のCGIスクリプト203を起動するための命令群406が埋め込まれている。受講者識別情報入力フォーム401および解答入力フォーム403は、例えば、フォームタグによって表示させることができ、リンクボタン404は、例えば、アンカータグによって表示させることができる。
【0072】
なお、問題402は、予め、問題提供者端末103から添削システム101へ、インターネット105を介して送信されて提供されている。
【0073】
以下、本第1実施形態の添削システム101の動作について説明する。
【0074】
まず、受講者端末102における受講者の操作について説明する。
【0075】
受講者は、自分が学習したいときに、受講者端末102で、インターネット105との間の通信を確立し、サーバ104上の教材一覧ファイル202のURLを指定するなどして、教材一覧ページを表示させる。そして、リンクボタン301をクリックすることで、所望の教材ファイル201を選択指示し、教材ページを表示させる。
【0076】
続いて、受講者は、教材一覧ページ中の受講者識別情報入力フォーム401に、自分の受講者識別情報(受講者番号、氏名、メールアドレス)を入力すると共に、教材ページ中の問題402を解き、正解と考える解答を、教材ページ中の解答入力フォーム403に入力する。また、このとき、受講者は、教材ページ中のリンクボタン404をクリックすることで、他のWebページを表示させることもできる。
【0077】
このとき、教材ファイル201に埋め込まれている命令群406によってサーバ104上のCGIスクリプト203が起動され、教材ファイル201の識別情報、受講者識別情報入力フォーム401に入力された受講者識別情報、解答入力フォーム403に入力された解答が、受講者端末102から添削システム101に送信される。
【0078】
受講者の操作に伴って表示されるWebページのリンクの様子を、図5に例示する。図5に示すように、教材一覧ページ510には、複数の教材ページ群520がリンクする。そして、各教材ページ群520に属する各教材ページ521には、それぞれ対応して他の教材のWebページ530がリンクする。
【0079】
次に、添削システム101の動作について説明する。
【0080】
図6は、添削システム101の機能ブロック図である。図中、601は問題受信ブロック、602は教材ファイル作成ブロック、603は教材一覧ファイル作成ブロック、604はアップロードブロック、605は解答受信ブロック、606は添削内容受付ブロック、607は添削結果送信ブロックである。
【0081】
これらの機能ブロック601、602、603、604、605、606、607は、各々、添削システム101において、記憶装置にインストールされているプログラムを処理装置が実行することで、その機能を果たすものである。 問題受信ブロック601は、問題提供者端末103からインターネット105を介して送信されてくる問題402を受信し、記憶装置に格納するものである。
【0082】
教材ファイル作成ブロック602は、記憶装置に格納されている問題402を用いて、教材ファイル201を作成し、記憶装置に格納するものである。
【0083】
教材一覧ファイル作成ブロック603は、教材一覧ファイル202を作成し、記憶装置に格納するものである。
【0084】
アップロードブロック604は、記憶装置に格納されている教材ファイル201および教材一覧ファイル202を、インターネット105を介してサーバ104にアップロードするものである。
【0085】
解答受信ブロック605は、受講者端末102からインターネット105を介して送信されてくる教材ファイル201の識別情報、受講者識別情報、解答を受信し、記憶装置に格納するものである。
【0086】
添削内容受付ブロック606は、記憶装置に格納されている解答についての添削内容の入力を受け付け、添削結果として記憶装置に格納するものである。添削内容受付ブロック606は、例えば、記憶装置に格納されている解答を表示装置に表示して添削者に提示し、添削者が入力装置から入力した添削内容を受け付け、受け付けた添削内容を、添削結果として記憶装置に格納するようにすることができる。
【0087】
添削結果送信ブロック607は、記憶装置に格納されている添削結果を、インターネット105を介して受講者端末102に送信するものである。
【0088】
解答受信ブロック605および添削内容受付ブロック606によって記憶装置に格納される添削結果の一例を、図7に例示する。添削結果は、図7に示すように、添削ファイル700として格納される。この添削ファイル700には、受講者識別情報710と、教材ファイル識別情報720と、解答730と、添削内容を示す添削結果740とが、対応して格納される。
【0089】
これにより、添削結果送信ブロック607は、受講者識別情報を参照し、添削結果の送信先を判断することができることとなる。ここでは、受講者識別情報にメールアドレスが含まれているので、添削結果は、電子メールで送信されることとなっている。
【0090】
ところで、本第1実施形態の添削システム101は、添削結果送信ブロック607が、必要に応じて、添削結果と共に、該添削結果に対応する教材ファイル201と問題402が同じ分野に属する他の教材ファイル201についての情報(以下、「他教材情報」と称す。)を、送信するようにしている点を特徴としている。
【0091】
ここで、添削結果送信ブロック607が添削結果と共に送信する他教材情報は、他の教材ファイル201自体、または、他の教材ファイル201をサーバ104上で受講者が閲覧するために必要な情報(例えば、他の教材ファイル201のURLや、他の教材ファイル201へのリンクボタン)であるようにすることができる。
【0092】
添削結果送信ブロック607は、添削者が入力装置から他教材情報を入力した場合に、入力された他教材情報を送信するようにすることができる。添削者は、例えば、受講者の解答の出来具合を見て、受講者の弱点と思われる問題402が記述されている教材ファイル201についての情報を、他教材情報とすることで、個々の受講者に応じた学習指導を行うことが可能となる。
【0093】
また、例えば、図8に示すように、教材ファイル201の識別情報720と他教材情報810とを対応付けたテーブル800を記憶装置に格納しておき、添削結果送信ブロック607は、このテーブルで、添削結果に対応する教材ファイル201の識別情報から他教材情報が検索できた場合に、検索した他教材情報を送信するようにすることができる。
【0094】
図9は、本第1実施形態の添削システム101の動作例を示すフローチャートである。
【0095】
図9に示すように、添削システム101は、受講者端末102から、受講者識別情報、教材ファイル識別情報、解答を受信すると(ステップ901)、ポップアップメッセージや警告音等を用いて、その旨を教育事業者に通知すると共に(ステップ902)、受信内容を、図7に示すように、記憶装置に格納する(ステップ903)。
【0096】
続いて、記憶装置に格納されている解答についての添削処理が行われる(ステップ904)。ステップ904の添削処理は、添削者が入力した添削内容を受け付ける処理であるようにすることができる。
【0097】
続いて、ステップ904の添削処理によって得られた添削内容を、添削結果として、図7に示すように、記憶装置に格納する(ステップ905)。
【0098】
続いて、ステップ905で格納された添削結果と共に送信すべき他教材情報を決定する(ステップ906)。ステップ906では、添削者が入力した他教材情報を受け付ける処理であるようにしたり、図8に示したテーブルを検索する処理であるようにしたりすることができる。
【0099】
他教材情報を決定すると、図7に示した格納内容において、該当する添削結果に対応する受講者識別情報を参照し、決定した他教材情報および該添削結果を、インターネット105を介して、参照した受講者識別情報を有する受講者の受講者端末102に送信する(ステップ906)。ここで、添削結果および他教材情報を電子メールで送信するようにした場合には、例えば、図10に示すように、電子メール用の雛型を用意しておくと便利である。図10に示す雛形では、例えば、受講者名を入力して受講者を特定するための受講者名表示部1001と、問題を特定するための情報を入力して問題を特定する問題特定部1002と、採点結果を入力して採点結果を示す採点結果表示部1003と、講師名を入力して講師を特定する講師名表示部1004と、コメントを入力するためのコメント欄1005と、今後の対策を示唆するためのメッセージを入力するためのメッセージ部1006とが配置される。
【0100】
なお、ステップ903で、受講者端末102からの受信内容を記憶装置に格納する際に、受信日時を示す情報を付加するようにすると共に、ステップ907で、添削結果を記憶装置に格納する際に、添削日時を示す情報を付加するようにしておくことが好ましい。このようにすれば、受信した解答を添削するまでの期間を予め決めておき、例えば、添削期日が迫った解答がある場合に、ポップアップメッセージや警告音等を用いて通知するなど、期間内に添削されないことがないようにするための日付管理を行うことが可能となる。
【0101】
以上説明したように、本第1実施形態の通信システム101によれば、個々の受講者が、自分の自由な時間に、所望の問題402について解答することができるのに加えて、添削結果と共に他教材情報を送信することで、多数の受講者に個別的な学習指導を行うことができるようになる。
【0102】
また、本第1実施形態の通信システム101によれば、問題402を解く際に、他のWebページを参照することができるようにしているので、受講者が楽しんで学習することができるようになる。
【0103】
なお、上述した第1実施形態においては、添削システム101は、より具体的には、添削者が、個別の端末(以下、「添削者端末」と称す。)で添削を行うように構成することもできる。
【0104】
このようにする場合の構成例を、図11に示す。
【0105】
図11において、図1と同じ構成要素には、同じ符号を付与してある。1101は添削システム、1102は教育事業者が使用する教育事業者端末、1103は添削者が使用する添削者端末であり、図11に示すように、添削システム1101は、インターネット105を介して接続される教育事業者端末1102および添削者端末1103を備えて構成されるようになっている。
【0106】
なお、添削者は、教育事業者の管理下に位置付けられた存在である。また、教育事業者端末1102と添削者端末1103との間は、インターネット105ではなく、業者内LAN等の他の通信手段を介して接続されるようにしてもよい。
【0107】
教育事業者端末1102は、図12に示すように、図6に示した問題受信ブロック601、教材ファイル作成ブロック602、教材一覧ファイル作成ブロック603、アップロードブロック604、解答受信ブロック605、添削結果送信ブロック607に加えて、解答送信ブロック1201と、添削結果受信ブロック1202とを有するようにする。
【0108】
解答送信ブロック1201は、解答受信ブロック605の受信内容を添削者端末1103に送信するものである。また、添削結果受信ブロック1202は、解答送信ブロック1201が送信した解答についての添削結果を添削者端末1103から受信するものである。そこで、添削結果送信ブロック607は、添削結果受信ブロック1202が受信した添削結果を送信することとなる。
【0109】
また、添削者端末1103は、図13に示すように、解答受信ブロック1301と、添削内容受付ブロック1302と、添削結果送信ブロック1303とを有するようにする。
【0110】
解答受信ブロック1301は、教育事業者端末1102からの送信内容を受信するものである。添削内容受付ブロック1302は、解答受信ブロック1301が受信した解答についての添削内容の入力を受け付けるものである。添削結果送信ブロック1303は、添削内容受付ブロック1302が受け付けた添削内容を、添削結果として教育事業者端末1102に送信するものである。
【0111】
ここで、添削結果送信ブロック607が添削結果と共に送信すべき他教材情報を、添削者が入力するようにしたい場合は、添削者端末1103において、添削結果送信ブロック1303が、添削者によって入力された他教材情報をさらに送信するようにし、教育事業者端末1102において、添削結果受信ブロック1202が、添削者端末1103から送信される他教材情報をさらに受信するようにすればよい。
【0112】
本例では、添削者が添削結果を送信したか否かを教育事業者端末1102で管理したい場合を考慮して、添削結果を、一旦、添削者端末1103から教育事業者端末1102に送信するようにしているが、添削結果および他教材情報を、添削者端末1103から受講者端末102に直接送信するようにしてもよい。 また、上述した第1実施形態においては、教育事業者と問題提供者とが、別の事業者であるものとしているので、問題提供者103が設置されているが、教育事業者が問題402を作成する場合には、問題提供者端末103および問題受信ブロック601が不要となるか、または、問題提供者端末103が添削者端末1103と同様の扱いとなる。
【0113】
また、上述した第1実施形態において、図14に示すように、図4(a)に示した教材ページの表示内容に、質問内容を入力するための質問事項入力フォーム1401がさらに記述されているようにしてもよい。
【0114】
また、上述した第1実施形態において、図15に示すように、教材ページの表示内容に、図4(a)に示した受講者識別情報入力フォーム401および解答入力フォーム403ではなく、受講者が受講者識別情報および解答を電子メールで送信するための電子メールアドレス1501が記述されているようにしてもよい。このようにする場合は、サーバ104上のCGIスクリプト203は不要となる。なお、電子メールアドレス1501は、クリックすると受講者端末102上のメールソフトを起動するHTMLタグを用いて表示されるようにすることができる。
【0115】
また、上述した第1実施形態において、図4(a)に示した教材ページの表示内容の例では、解答を入力するための解答入力フォーム403が記述されているようにしているが、問題402が選択問題であるようにした場合には、解答入力欄として、解答入力フォーム403ではなく、図16に示すように、複数の選択枝から任意の選択枝の指定を受け付けるためのラジオボタン1601が記述されているようにすることができる。
【0116】
このようにした場合、受講者端末102から添削システム101に送信される解答は、ラジオボタン1601によって指定された選択枝となる。また、このようにした場合、添削システム101は、図17に示すように、図6に示した機能ブロック601〜607に加えて、記憶装置に格納されている解答が正解であるか否かを判定して採点を行い、採点結果を記憶装置に格納する採点ブロック1701を、さらに備えるようにすることができ、このようにすれば、添削者が入力装置から入力する添削内容を、コメント等で済ませることができるようになる。
【0117】
また、上述した第1実施形態において、図5に示したリンクの様子の例では、教材一覧ページをトップに位置付けて、その配下に教材ページを位置付けるようにしているが、他のWebページを用意し、これらのWebページおよび教材一覧ページへのリンクボタンが記述されているようにしたWebページを、トップに位置付けるようにしてもよい。
【0118】
ここで、用意される他のWebページは、例えば、教育事業者の事業内容等を紹介するWebページや、受講者登録を行うためのWebページや、受講体験を行うためのサンプル用のWebページ、成績優秀者を発表したWebページや、受講者に対する連絡事項を記述したWebページなど、様々なWebページが考えられる。
【0119】
そして、特に、教育事業者および受講者が任意の文章を書き込み可能なWebページ(具体的には、掲示板)を用意するようにすることができる。これにより、受講者の学習指導のみではなく、受講者のメンタルケアについてもフォローすることが可能となる。この際に、教育事業者による掲示板の書き込みは、専門の担当者に任せるようにすることが好ましい。
【0120】
なお、用意される他のWebページのファイルも、教材ファイル201および教材一覧ファイル202と同様に、サーバ104上に記憶されるものである。
【0121】
また、上述した例では、添削結果を電子メールで受講者に送っている。その際、受講者に興味を持たせるため、画像を付加してもよい。例えば、成績のランクに応じて複数種のイメージ、例えば、キャラクタを予め用意しておき、受講者の添削結果に応じて、対応するキャラクタ画像をメールに貼り付けることができる。さらに、成績に応じて、対応するキャラクタをメールに自動的に貼り付けるようにしてもよい。
【0122】
以上説明したように、本第1実施形態の教育支援システムによれば、受講者が、自分の自由な時間に、所望の問題について解答し、多数の受講者に、個別的な学習指導を行うことができる。
【0123】
以上、本発明の第1の実施形態について説明した。
【0124】
以下、本発明の第2実施形態について説明する。
【0125】
図18は、本第2実施形態に係る教育支援システムの全体構成図である。本システムは、クライアント端末2001と、学校サーバ2004と、予習復習サーバ2005とがネットワーク9を介して接続されている。学校サーバ2004には、教職員端末6が接続されている。
【0126】
クライアント1、学校サーバ2004、予習復習サーバ2005および教職員端末6は、いずれもコンピュータシステムにより構成される。以下に説明する各構成または各機能は、例えば、プログラムを実行することにより実現される。
【0127】
クライアント端末2001は、学校サーバ2004と通信する手段と、ユーザが情報を入力する入力手段と、情報を表示する表示手段とを備える。たとえば、表示手段には、学校サーバ2004から提供される後述するインターフェース画面を表示させ、この画面を利用して入力手段からの入力を受け付け、学校サーバ2004へメッセージを送ることができる。
【0128】
クライアント端末2001は、生徒またはその保護者である父母等が使用する。クライアント端末2001は、専用端末である必要はなく、通常の家庭用コンピュータを利用できる。クライアント端末2001は、典型的にはWWWブラウザが動作可能なコンピュータを利用することができる。
【0129】
学校サーバ2004は、内部機能として、通信制御部2041と、配信処理部2042と、コンテンツデータベース2043と、受信データベース2044とを備える。
【0130】
通信制御部2041は、ネットワーク9に接続された他の装置との通信を制御する。たとえば、コンテンツデータベース2043に記憶されているコンテンツをクライアント端末2001へ送信して、各クライアント端末2001に図19および図20に示すような画面を表示させる。また、これらの画面で入力された情報をが送信されてきたときに、これを受け付ける。
【0131】
コンテンツデータベース2043は、クライアント端末2001へ提供するためのコンテンツを記憶する。すなわち、「学校からの連絡」として生徒または父母へ提供する情報を記憶する。具体的には、教職員(校長、学年主任、教科主任、各担任、事務部等)からのメッセージまたは連絡事項(図19(b)参照)、学校の年間行事予定、中間期末試験範囲の連絡、クラブからの連絡事項(図20(b)参照)等をコンテンツデータベース2043に記憶する。
【0132】
受信データベース2044は、クライアント端末2001から送信されてきたメッセージを蓄積する。たとえば、図20(a)に示す連絡事項入力画面2300から入力されたメッセージ等を記憶する。各メッセージの送信先として、担任、部活動の顧問等教職員を指定することができる。
【0133】
配信処理部2042は、受信データベース2044に蓄積されているクライアント端末2001から送信されてきたメッセージを、それぞれの宛先の教職員端末6へ配信する。また、配信処理部2042は、受信データベース2044に蓄積されているメッセージのうち、配信処理部2042は遅刻・欠席の連絡については、学年とクラスでソートすることができる。ソート結果は、図示しない表示装置に表示させたり、図示しないプリンタで印刷することができる。
【0134】
予習復習サーバ2005は、生徒が授業の予習または復習をするために、各教科ごとに問題を提供し、採点結果を出力する。予習復習サーバ2005は、内部機能として、通信制御部2051と、採点処理部2052と、問題データベース2053と、答案データベース2054とを備える。通信制御部2051は、ネットワーク9に接続された他の装置との通信を制御する。問題データベース2053は、各学年、各教科、各単元ごとに予習または復習用の問題を記憶する。ここに記憶されている問題を、クライアント端末2001へ提供し、生徒が答えた答案データを答案データベース2054に記憶する。採点処理部2052は、クライアント端末2001から送信されてきた答案データを受け取って、採点を行う。
【0135】
各教職員は、それぞれ、各自の教職員端末6を利用して、自分宛てに送信されてきたメッセージを受け取り、見ることができる。
【0136】
次に、クライアント端末2001に表示される表示画面例(図19および図20)と、本システムの画面遷移の説明図(図21)を用いて、本システムでの処理フローを説明する。
【0137】
生徒または保護者がクライアント端末2001から本システムにアクセスすると、図19(a)に示すメイン画面2100が表示される。ここで、ユーザがいずれかのメニューを選択すると、個人認証を行った後、各メニュー別の画面が表示される。たとえば、「学校からの連絡」が選択されると、メニュー210に示すメニューの選択画面(図示せず)が表示される。
【0138】
ここで、たとえば「校長から」が選択されると、連絡事項表示2220として図19(b)に示すような校長からのメッセージが表示される。図19(b)で、生徒が各項目を記入して送信ボタンを押すと、確認通知が学校サーバ2004へ送信され、受信データベース2043に蓄積される。
【0139】
また、クラブからの連絡事項として、剣道部の連絡事項を表示した例が図20(a)に示す連絡事項表示画面2300である。
【0140】
さらに、メイン画面2100で、「生徒から」または「父母から」が選択されたとき、クライアント端末2001には、図20(b)に示す入力画面2400が表示される。ユーザは、宛先入力領域2401に、宛先一覧2310の中から選択して、連絡事項の宛先を決定できる。これにより送信されたメッセージは、配信処理部42がそれぞれの宛先として指定された教職員へ転送する。
【0141】
本システムにより、学校と生徒または保護者間のコミュニケーションをスムーズに行うことができるようになる。
【0142】
「予習復習のページ」が選択されると、予習復習サーバ2005からクライアント端末2001へ、予習復習のための問題等を含んだ画面を表示するための情報が送信される。生徒は、クライアント端末2001から予習復習を行うことができるようになる。
【0143】
なお前記実施形態において説明した各構成は、可能な限り組み合わせの変更、追加、省略等をすることができる。
【0144】
以下、本発明の第3の実施形態について、学校教育への適用を例にとり説明する。
【0145】
図22に、本第3実施形態に係る教育支援システムの構成を示す。
【0146】
図示するように、本教育システムは、教育サーバ3000と、ユーザシステム4000と、これらを接続するインターネットなどのネットワーク5000を有している。
【0147】
ここで、教育サーバ3000と、端末装置4000は、コンピュータシステムであり、そのハードウエアは、たとえば、CPUや、主記憶、ハードディスクなどの固定型の記憶媒体を用いる外部記憶装置、可搬型の記憶媒体を用いる外部記憶装置、ネットワークを介した通信を制御する通信制御装置、キーボードやポインティングデバイスなどの入力装置、表示装置などの出力装置を備えた、一般的な電子計算機の構成を有する。そして、CPUが主記憶にロードされたプログラムを実行することにより以下に説明する各処理の実行や、各データベースの構築が行われる。また、各プログラムは、たとえば、予め、外部記憶装置の固定型または可搬型の記憶媒体に記憶され、必要に応じて主記憶にロードされ、CPUによって実行される。
【0148】
ただし、教育サーバ3000は、それぞれ単一の電子計算機を用いて構成せず、以下に説明する機能を分散することにより複数の電子計算機を用いて構成することもできる。
【0149】
次に、ユーザシステム4000は、上記のようなハードウエア構成を有する電子計算機や、インターネットに接続可能な携帯電話端末や、インターネットに接続可能なPDAなどのインターネット端末装置である。
【0150】
また、ユーザーシステムのソフトウエアによって実現される機能構成は、電子メーラーや、Webブラウザ等が稼働する一般的なインターネット端末としての構成を含んでいる。
【0151】
次に、図23に教育サーバ3000の内部構成を示す。
【0152】
図示するように、教育サーバ3000は、Webサーバ3100と、Webアプリケーションサーバ3200と、データベースシステム3300を有している。
【0153】
また、Webアプリケーションサーバ3200は、ユーザ情報処理部3210、連絡処理部3220、宿題処理部3240、自宅学習処理部3250、フォーラム処理部3270を有する。
【0154】
そして、連絡処理部3220は、連絡登録部3221、連絡配信部3222、連絡状態抽出部3223、連絡参照配信部3224を有しており、宿題処理部3240は、問題作成部3241、宿題登録部3242、解答受付部3243、採点部3244、学校側成績情報提供部3245、生徒側成績情報提供部3246、宿題参照情報提供部3247を有している。
【0155】
ここで、Webサーバ3100は、ASP(Active Server Page)や、JSP(Java Server Page)/Servletなどのサーバサイドスクリプトが組み込まれたWebサーバ3100であり、Webアプリケーションサーバ3200は、COM+、EJB(Java Enterprise Beens)などにより構築されたユーザ情報処理部3210、連絡処理部3220、宿題処理部3240、自宅学習処理部3250、フォーラム処理部3270などの業務アプリケーションプロセスを実行するサーバである。なお、ASP(Active Server Page)、JSP(Java Server Page)/Servlet、COM+、EJB(Java Enterprise Beens)は、いずれも商標である。
【0156】
次に、データベースシステム3300は、ユーザ情報データベース3301、連絡情報データベース3302、問題データベース3303、宿題データベース3304、宿題成績データベース3305、自宅学習問題データベース3306、フォーラム情報データベース3307を有している。
【0157】
以下各データベースの内容について説明する。
【0158】
まず、図24に示すように、ユーザ情報データベース3301には、各ユーザ毎に設けられたユーザ基本情報と、ユーザ詳細情報が蓄積される。
【0159】
ユーザ基本情報には、図24aに示すように、ユーザ名、ユーザID、ユーザクラス、パスワードが記述される。本実施形態では、ユーザクラスとして、学校スタッフと、生徒と、保護者とを用いる。
【0160】
次に、ユーザ詳細情報には、そのユーザのユーザクラスによって異なる内容が記述される。
【0161】
ユーザクラスが学校スタッフのユーザ詳細情報には、図24のb1に示すようにユーザID、そのユーザの学校での役職(校長/教頭/学年主任/クラス担任/教科担当/クラブ顧問/事務スタッフなど)、担当学年、担当組、担当教科、担当クラブなどが記述される。また、ユーザクラスが生徒のユーザ詳細情報には、図24のb2に示すように、ユーザID、所属学年、所属組、所属クラブが記述される。また、ユーザクラスが保護者のユーザ詳細情報には、図24のb3に示すようにユーザIDと、当該保護者が保護する生徒(一般的には当該保護者の子ども)のユーザIDが記述される。
【0162】
次に、図25に示すように、連絡情報データベース3302には、連絡毎に設けられた、連絡内容情報と、連絡管理情報が蓄積される。
【0163】
図25aに示すように連絡内容情報は、連絡ID、連絡のタイトル、連絡内容が記述される。
【0164】
また、図25bに示すように連絡管理情報には、連絡ID、連絡の種別を表す連絡種別、連絡先指定情報、連絡受付日連絡先毎に設けられた連絡先情報が記述される。
【0165】
そして、各連絡先情報には、連絡先ユーザIDと、既読フラグが記述される。
【0166】
次に、図26に示すように、問題データベース3303には、問題分類情報、予め用意した問題毎に設けられた問題情報を有する。
【0167】
図26aに示すように、問題分類情報には、各学年で取り扱う科目と、各学年の各科目で取り扱う項目の対応が記述される。
【0168】
また、図26bに示すように 問題情報は、問題ID、問題が対応する学年を表す学年、問題が属する科目を表す科目、問題の学習テーマを表す項目、問題のタイトルである細目、問題の難易を表す問題レベル、問題の内容、その問題の正解、その問題を解答する上でのヒントが記述される。
【0169】
次に、図27に示すように、宿題データベース3304には、宿題毎に宿題情報と、宿題管理情報が蓄積される。
【0170】
図27aに示すように、宿題情報には、宿題IDと、宿題の科目、項目と、宿題の内容、宿題の解答と、宿題のヒントが記述される。
【0171】
また、図27bに示すように、宿題管理情報には、宿題ID、出題者ID、出題日、宿題期限日、宿題を課された生徒毎に設けられた出題先が記述される。
【0172】
そして、出題先には、宿題を課されたユーザのユーザIDと、提出済フラグが記述される。
【0173】
次に、図28に示すように、宿題成績データベース3305には、答案情報が蓄積される。
【0174】
図示するように、答案情報には、その答案の対象とする宿題の宿題ID、答案の提出者ユーザID、答案の対象とする宿題の出題者ユーザID、答案の内容、提出日時、答案の採点結果、得点、順位などが記述される。
【0175】
次に、図29に示すように、フォーラム情報データベース3307には、フォーラム情報と、フォーラムへの発言毎に発言情報が蓄積される。
【0176】
図29aに示すように、フォーラム情報には、フォーラムID、フォーラム名などが記述される。
【0177】
また、図29bに示すように、発言情報には、発言をしたフォーラムのフォーラムID、発言の発言ID、発言が他の発言に対するものである場合の当該他の発言IDを示す対象発言ID、発言のタイトル、発言者のハンドル名、発言日時、発言内容などが記述される。
【0178】
以上データベースシステム3300の内容について説明した。
【0179】
さて、本教育支援システムは、その機能として、大別して学校からの連絡機能、保護者/生徒からの連絡機能、フォーラム機能、宿題処理機能、自宅学習機能、保護者参照機能を有している。以下、各機能毎に、本教育支援システムの動作と構成の詳細について説明する。
【0180】
まず、学校からの連絡機能について説明する。
【0181】
この学校からの連絡機能は、連絡の登録、連絡の配信、連絡状態の確認の3つの処理より実現される。
【0182】
まず、連絡の登録の処理に着いて説明する。
【0183】
学校スタッフが、ユーザシステム4000からWebサーバ3100上に設けられたメインページにアクセスすると、Webサーバ3100は、図30aに示すように、エンターボタンを設けたメインページを、そのユーザシステムに送信し、表示させる。なお、本実施形態ではページとは、Htmlベースで記述されたファイル、または、その表示物をさしている。
【0184】
そして、学校スタッフがメインページ中のエンターボタンを選択すると、ユーザシステムのWebブラウザは、エンターボタンにリンクされた、図30bに示すログインページへのアクセスをWebサーバ3100に発行し、Webサーバ3100はログインページをユーザシステムに送る。
【0185】
ユーザシステムのWebブラウザは、送られたログインぺージを表示し、このページ上でユーザよりユーザIDとパスワードの組の入力及びログインの指定を受付け、ログインページ内の記述に従って、受け付けた内容を特定可能な情報を伴うアクセスをWebサーバ3100に行う。
【0186】
Webサーバ3100は、ユーザのログイン入力によるアクセスであると、入力されたユーザIDとパスワードの組をユーザ情報処理部3210に渡し、ユーザ情報処理部3210は、ユーザ情報データベース3301に、ユーザIDとパスワードの組が登録されたユーザ基本情報が存在しているかどうかを調べ、存在しない場合には、認証失敗をWebサーバ3100に返し、Webサーバ3100は認証失敗を通知する失敗通知ページをユーザシステムに送り表示させる。
【0187】
一方、ユーザ情報処理部3210は、ユーザ情報データベース3301に、ユーザIDとパスワードの組が登録されたユーザ基本情報が存在している場合には、認証成功と、そのユーザのユーザクラスとユーザ詳細情報を、Webサーバ3100に応答し、これを受けたWebサーバ3100は、ユーザクラスに応じたインメニューページをユーザシステムに送信する。また、Webサーバ3100は、受け取ったユーザクラスとユーザ詳細情報と、自身が生成したセッション識別子とをセッション情報としてWebアプリケーションサーバ3200の各部よりアクセス可能に保持する。
【0188】
ここでは、このユーザのユーザクラスは学校スタッフであるので、ユーザシステムに送信されるメインメニューページは、図31に示すような学校用メインメニューページとする。
【0189】
図示するように、学校用メインメニューページには、学校連絡機能に関するポータルとして、校長先生からの連絡、事務部からの連絡、学年主任およびクラス担任からの連絡、クラブ顧問からの連絡のボタンが設けられている。また、学校用メインメニューページには、ユーザ側からセッションを終了するためのログアウトボタンが設けられてる。
【0190】
いま、ログインしたユーザの役職が校長である場合を例にとると、ユーザシステムのWebブラウザは、校長先生からの連絡ボタンが選択されると、メインメニューページ内の記述に従って、校長先生からの連絡処理を要求する連絡一覧表示要求をWebサーバ3100に対して発行し、Webサーバ3100は、この要求を連絡処理部3220の連絡登録部3221に中継する。
【0191】
連絡登録部3221は、連絡一覧表示要求を受け取ると、セッション情報から対象セッションのユーザのユーザクラスが校長であるかどうかを調べ、そうであればセッション情報のユーザIDで連絡情報データベース3302を検索し、連絡種別が校長先生からで、ユーザIDがセッション情報が示すユーザIDである連絡管理情報と、連絡情報中のタイトルを抽出し、Webサーバ3100に返す。なお、対象セッションは次のように判断する。すなわち、たとえば、ユーザ認証成功時にユーザシステムにセッション識別子を記述したcookieをセットし、ユーザシステムにおいてWebサーバ3100に発行する各要求にこのcookieの内容を付随させ、Webサーバ3100およびWebアプリケーションサーバ3200の各部において要求に付随するcookie情報中のセッション識別子より、この要求が対象としているセッションを判断する。
【0192】
Webサーバ3100は、返された情報に基づいて、図32に示す連絡一覧ページを作成し、ユーザシステムに送信する。
【0193】
この連絡一覧ページには、図示するように、過去の校長先生からの各連絡についての、連絡受付日と、タイトルと、連絡先表示ボタンと、連絡状況表示ボタンの表示を含む。また、連絡一覧ページは、新規連絡作成ボタンが設けられている。
【0194】
一方、対象セッションのユーザのユーザクラスが校長でなければ、校長先生からの連絡処理を要求された連絡登録部3221は、要求拒否をWebサーバ3100に返し、Webサーバ3100は、権限無しによる要求拒否を通知する失敗通知ページをユーザシステムに送り表示させる。
【0195】
さて、連絡一覧ページにおいて、新規連絡作成ボタンが選択されると、ユーザシステムのWebブラウザは、連絡一覧ページ内の記述に従って、校長先生からの新規連絡作成を要求するアクセスをWebサーバ3100に行う。Webサーバ3100は、この要求を受けると、図33に示すような校長先生からの新規連絡作成用ページをユーザシステムに送信する。
【0196】
なお、ユーザシステムのWebブラウザが各ページのボタンの選択等により発行する要求に伴わせる各種情報のうち、そのページで、ユーザから受け付けた情報以外の情報は、そのページのブラインドの情報かcookieとしてWebサーバが、Webアプリケーションサーバの各部からの情報や自己が管理する情報を用いて、予めユーザ端末に引き渡したものである。以下の各要求においても同様である。
【0197】
図示するように、新規連絡作成用ページは、作成年月日を受け付けるプルダウンリスト、連絡のタイトルを受け付けるタイトルフィールド、連絡内容を受け付ける連絡内容フィールド、登録ボタンを有する。
【0198】
ユーザシステムのWebブラウザは、新規連絡作成用ページの記述に従って、作成年月日、タイトル、連絡内容を受付る。また、登録ボタンが選択されたならば、それまでに受け付けた内容を伴う校長先生からの連絡登録要求をWebサーバ3100を介して連絡登録部3221に発行する。
【0199】
さて、校長先生からの連絡登録要求を受けた連絡登録部3221は、連絡情報データベース3302中に新たな連絡内容情報と、連絡管理情報を作成する。この際、連絡内容情報の連絡IDには新たに与えた連絡IDを、連絡のタイトル、連絡内容には連絡登録要求に伴って通知された連絡内容を記述する。また、連絡管理情報の連絡IDには連絡内容情報に付与した連絡IDを、連絡の種別を表す連絡種別には校長先生を、連絡の発行者のユーザIDにはセッション情報中のユーザIDを、連絡受付日には連絡登録要求に伴って通知された受付日を記述する。
【0200】
そして、連絡処理部3220は、Webサーバ3100に登録成功と、連絡のタイトルと、付与した連絡IDを返し、Webサーバ3100は、これに応答して図34に示す連絡先指定ページを生成し、ユーザシステムに送信する。
【0201】
図示するように、連絡先指定ページは、連絡のタイトルと、連絡先を指定するラジオボタンと、生徒一覧表示コマンドと、配信ボタンを有する。
【0202】
さて、ユーザシステムのWebサーバ3100は、連絡先指定ページの記述に従って、連絡先の指定を受け付ける。連絡先の指定は、ラジオボタンのチェックにより、校長先生よりの連絡の場合は、全学校生徒、学年の指定、クラスの指定、個々の生徒の指定の4つの方法により受け付ける。
【0203】
すなわち、全学校性、学年の指定、クラスの指定の場合は、対応するラジオボタンのチェックが成され、配信ボタンが選択されると、連絡先指定ページの記述に従って、ユーザシステムのWebサーバ3100は、連絡先の指定内容と連絡IDを伴う連絡先登録要求をWebサーバ3100に発行する。
【0204】
一方、個々の生徒の指定の場合は、その生徒の属する学年とクラスに対応するラジオボタンのチェックが成され、生徒一覧表示ボタンが選択されると、ユーザシステムのWebサーバ3100は、指定内容と連絡IDを伴う生徒別指定要求をWebサーバ3100に発行する。Webサーバ3100は、これをユーザ情報処理部3210に中継する。生徒別指定要求を受けたユーザ情報処理部3210は、ユーザ情報データベース3301のユーザ詳細情報に指定された学年、クラスを所属学年、所属組として持つ、ユーザ基本情報のユーザクラスが生徒のユーザID、ユーザ名を抽出しWebサーバ3100に返し、Webサーバ3100は返された情報より図35に示す連絡先個別指定ページを作成し、ユーザシステムに送信する。
【0205】
この連絡先個別指定ページには、抽出された個々のユーザ名と、各ユーザ名のユーザを連絡先として指定するためのラジオボタンと、配信ボタンを有する。
【0206】
ユーザシステムのWebサーバ3100は、連絡先個別指定ページの記述に従って、連絡先の指定を生徒単位に1または複数受対応するラジオボタンのチェックにより受付け、配信ボタンが選択されると、連絡先個別指定ページの記述に従って、指定された1または複数の生徒のユーザIDによる連絡先の指定内容と連絡IDと先の連絡先指定ページにおける指定内容を伴う連絡先登録要求をWebサーバ3100に発行する。
【0207】
さて、このようにして連絡先登録要求を受けたWebサーバ3100は、この要求を連絡登録部3221に中継する。
【0208】
連絡登録部3221は、まず、連絡先の指定内容が全学校生徒や学年やクラスである場合には、ユーザ情報データベース3301のユーザ詳細情報を参照し、ユーザクラス、所属学年、所属組より、全学校生徒のユーザIDや、指定された学年やクラスの生徒のユーザIDを抽出し、これを連絡先ユーザIDセットとする。一方、連絡先の指定内容が1または複数のユーザIDである場合には、これをそのまま連絡先ユーザIDセットとする。
【0209】
そして、連絡先ユーザIDセットに属する各ユーザIDのそれぞれについて、連絡先登録要求に伴う連絡IDを持つ連絡管理情報中に、連絡先情報を作成する。そして、各連絡先情報に、連絡先ユーザIDセット内のユーザIDを記述し、既読フラグを未読にセットする。また、連絡先指定情報に、連絡先登録要求が示す連絡先指定ページにおける指定内容を記述する。
【0210】
このようにして連絡先情報のセットが完了したならば、連絡登録部3221は、ユーザIDがセッション情報が示すユーザIDである連絡管理情報と、連絡情報中のタイトルを抽出し、Webサーバ3100に返す。
【0211】
Webサーバ3100は、返された情報に基づいて、図33に示す連絡一覧ページを作成し、ユーザシステムに送信する。
【0212】
この結果、ユーザシステムのWebサーバ3100によって表示された連絡一覧ページは、新たに登録された連絡が表示されることになる。
【0213】
さて、ここで、学校用メインメニューページの学校連絡機能に関するコマンドボタンのうちの、事務部からの連絡、学年主任およびクラス担任からの連絡、クラブ顧問からの連絡のボタンが選択された場合の動作は、以上の校長先生からの連絡ボタンが押された場合とほぼ同様であるが、取り扱う連絡種別が校長ではなく、事務部や、学年主任およびクラス担任や、クラブ顧問となる点と、以下の点が異なる。
【0214】
すなわち、連絡先の指定としては、それぞれ、学年主任およびクラス担任からの連絡の場合は図34の連絡先個別指定ページで、クラス単位、生徒単位の連絡先の指定を可能としており、クラブ顧問からの連絡の場合は、図34の連絡先指定ページで、クラブ単位、生徒単位の連絡先の指定を可能としている。
【0215】
また、事務部からの連絡、クラブ顧問からの連絡における新規連絡作成用ページでは、図36に示すように表形式におけるスケジュール表の作成を、試験日程の連絡やクラブ活動日程の連絡のために可能としている。
【0216】
さて、次に連絡の配信の処理について説明する。
【0217】
生徒は、学校スタッフの場合と同様に、ユーザシステム4000からWebサーバ3100上に設けられた図30aのメインページにアクセスしエンターボタンを選択して図30bのログインページにアクセスして、ユーザIDとパスワードの組を入力し、ログインを指定する。
【0218】
これに対して先程と同様にユーザ認証が成功すると、Webサーバ3100は、ユーザクラスに応じたインメニューページをユーザシステムに送信する。ここでは、このユーザのユーザクラスは生徒であるので、ユーザシステムに送信されるメインメニューページは、図37に示すような生徒用メインメニューページとする。
【0219】
図示するように、生徒用メインメニューページには、学校連絡機能に関するコマンドボタンとして、校長先生からの連絡、事務部からの連絡、学年主任およびクラス担任からの連絡、クラブ顧問からの連絡のボタンが設けられている。また、生徒用メインメニューページには、ユーザ側からセッションを終了するためのログアウトボタンが設けられてる。
【0220】
いま、校長先生からの連絡の配信を例にとり説明すると、ユーザシステムのWebブラウザは、校長先生からの連絡ボタンが選択されると、生徒用メインメニューページ内の記述に従って、校長先生からの連絡配信処理を要求するアクセスをWebサーバ3100に対して行い、Webサーバ3100は、この要求を連絡処理部3220の連絡配信部3222に中継する。
【0221】
連絡配信部3222は、校長先生からの連絡配信処理を要求されると、連絡種別が校長であって、連絡先ユーザIDに対象セッションのユーザのユーザIDが記述された連絡先情報を持つ連絡管理情報と、これに対応する連絡内容情報中のタイトルとを、連絡情報データベース3302より抽出し、これをWebサーバ3100に返す。Webサーバ3100は、返された情報より、図38に示す、校長先生よりの配信連絡一覧ページを作成してユーザシステムに送信する。
【0222】
図示するように、配信連絡一覧ページには、各連絡管理情報に対応する各行に、連絡受付日時、タイトル、既読の有無を表示したリストを表示する。既読の有無は、抽出した連絡管理情報の対象セッションのユーザIDを持つ連絡先情報の既読フラグが既読を表している場合には既に読んだ旨を、既読フラグが未読を表している場合にはまだ読んでいない旨を表示する。
【0223】
このような配信連絡一覧ページにおいて、ユーザシステムのWebブラウザは、いずれかの連絡の行の選択を受付、受け付けた行に対応する連絡の連絡IDを伴う、配信要求をWebサーバ3100に送る。
【0224】
これを受けたWebサーバ3100は、これを連絡配信部3222に中継し、連絡配信部3222は、要求に伴う連絡IDを持つ連絡内容情報を連絡情報データベース3302から検索して、Webサーバ3100に返すと共に、要求に伴う連絡IDを持つ連絡管理情報の、対象セッションのユーザのユーザIDが記述された連絡先情報の既読フラグを既読にセットする。
【0225】
Webサーバ3100は、連絡内容情報を受け取ると、その内容を表示した図39に示すような連絡配信ページを作成し、ユーザシステムに送信する。
【0226】
ユーザシステムのWebブラウザは受け取った連絡配信ページを表示し、連絡配信ページ中に設けられた戻るボタンが選択されたならば、校長先生からの連絡配信処理を要求するアクセスをWebサーバ3100に対して行い、これによって、今回配信された連絡に対して既読が表示された、校長先生よりの配信連絡一覧ページが表示される。
【0227】
なお、生徒用メインメニューページの、事務部からの連絡、学年主任およびクラス担任からの連絡、クラブ顧問からの連絡のボタンが選択された場合の動作は、処理の対象となる連絡の連絡種別が校長ではなく、事務部や、学年主任およびクラス担任や、クラブ顧問となるだけで、他の以上の校長先生からの連絡と同様である。
【0228】
次に、連絡状態の確認の処理について説明する。
【0229】
いま、校長先生からの連絡の連絡状態の確認を例にとると、先に説明した学校用メインメニューページの校長先生からの連絡ボタンの選択に応じてユーザシステムに表示される図32の連絡一覧ページにおいて、ユーザシステムのWebブラウザは、いずれかの連絡の連絡状況表示ボタンが選択されると、その連絡の連絡IDを伴う連絡状態表示要求をWebブラウザに発行する。
【0230】
Webブラウザは、この要求を連絡処理部3220の連絡状態抽出部3223に中継し、絡状態抽出部は、要求に伴う連絡IDを持つ連絡管理情報の各連絡先情報を参照し、連絡先の総数、既読フラグが表す既読者と未読者の数を求め、Webサーバ3100に返す。
【0231】
Webサーバ3100は返された情報より図40に示すような、その連絡についての連絡先の総数、既読者数、未読者数を表示する連絡状態表示ページを作成し、ユーザシステムに返す。
【0232】
そして、ユーザシステムの、Webブラウザは、この連絡状態表示ページ上で既読者数が選択されると既読者一覧表示要求を、未読者数が選択されると未読者一覧表示要求を、連絡IDと共にWebサーバ3100に発行する。
【0233】
Webサーバ3100は、この要求を連絡状態抽出部3223に中継する。
【0234】
そして、連絡状態抽出部3223は未読者一覧表示要求を受け取った場合には、要求に伴う連絡IDを持つ連絡管理情報の各連絡先情報のうち、既読フラグが未読の連絡先ユーザIDを抽出し、抽出した連絡先ユーザIDをユーザIDとして持つユーザ基本情報中のユーザ名を得て、これをWebサーバ3100に返す。Webサーバ3100は、受け取ったユーザ名の一覧を表示した図41aに示す未読者一覧表示ページを作成して、ユーザシステムに送信する。
【0235】
一方、連絡状態抽出部3223は既読者一覧表示要求を受け取った場合には、要求に伴う連絡IDを持つ連絡管理情報の各連絡先情報のうち、既読フラグが既読の連絡先ユーザIDを抽出し、抽出した連絡先ユーザIDをユーザIDとして持つユーザ基本情報中のユーザ名を得て、これをWebサーバ3100に返す。Webサーバ3100は、受け取ったユーザ名の一覧を表示した図41bに示す既読者一覧表示ページを作成して、ユーザシステムに送信する。
【0236】
ユーザシステムのWebブラウザは、受け取った既読者一覧表示ページまたは未読者一覧表示ページを表示する。
【0237】
さて、ここで、本実施形態では、以上のような連絡一覧ページにおいて、既に登録した連絡の連絡内容や連絡先の確認も可能としている。
【0238】
いま、校長先生からの連絡の連絡状態の確認を例にとると、先に説明した学校用メインメニューページの校長先生からの連絡ボタンの選択に応じてユーザシステムに表示される図32の連絡一覧ページにおいて、ユーザシステムのWebブラウザは、いずれかの連絡の連絡先表示ボタンが選択されると、その連絡の連絡IDを伴う連絡先表示要求をWebサーバ3100に発行する。
【0239】
Webサーバ3100は、この要求を連絡処理部3220の連絡状態抽出部3223に中継し、連絡状態抽出部3223は、要求に伴う連絡IDを持つ連絡管理情報の連絡先指定情報を抽出し、Webサーバ3100に返す。Webサーバ3100は、受け取った連絡先指定情報を表示するWebページをユーザシステムに送信し、表示させる。ただし、連絡先指定情報が個々の生徒の指定の場合は、連絡状態抽出部3223は、連絡管理情報の各連絡先情報の連絡先ユーザIDを、ユーザ情報データベース3301のユーザ詳細情報にを参照して対応するユーザ名を抽出して、連絡先指定情報Webサーバ3100に返し、Webサーバ3100は返された連絡先指定情報とユーザ名を表示するWebページをユーザシステムに送信し、表示させる。
【0240】
同様に、先に説明した学校用メインメニューページの校長先生からの連絡ボタンの選択に応じてユーザシステムに表示される図の連絡一覧ページにおいて、ユーザシステムのWebブラウザは、いずれかの連絡のタイトルが選択されると、その連絡の連絡IDを伴う連絡先表示要求をWebサーバ3100に発行する。
【0241】
Webサーバ3100は、この要求を連絡状態抽出部3223に中継し、連絡状態抽出部3223は、要求に伴う連絡IDを持つ連絡内容情報のを抽出し、Webサーバ3100に返す。Webサーバ3100は、受け取った連絡先内容情報を表示するWebページをユーザシステムに送信し、表示させる。
【0242】
以上、学校からの連絡機能について説明した。
【0243】
次に、生徒または保護者からの連絡機能について説明する。
【0244】
ここで、保護者のユーザクラスのユーザが図30bのログインページからログインした場合には、図42に示す保護者用メインメニューページがWebサーバ3100から送信され、ユーザシステムに表示される。
【0245】
さて、生徒または保護者からの連絡機能は、大きく分けて各種届提出機能と、一般連絡機能とに分けることができる。
【0246】
一般連絡機能は、取り扱う連絡種別が、ユーザのユーザクラスに応じて生徒または保護者となり、連絡の流れが生徒または保護者から学校へ向かう流れであることを除き、学校からの連絡機能と同様である。一般連絡機能における連絡の登録と連絡状態の確認の処理は、生徒用メインメニューページのまたは保護者用メインメニューページの生徒/保護者からの連絡ボタンがポータルであり、連絡の配信の処理は学校用メインメニューページの生徒/保護者からの連絡がポータルとなっている。また、連絡先の指定としては、図34に示した連絡先指定ページで、校長、各クラス担当、各学年担当、各クラブ顧問、事務部を、連絡先とする指定を可能としている。ここで、この場合における、連絡先の指定に応じて連絡先情報に含める連絡先ユーザIDは、学校スタッフのユーザ詳細情報の役職、担当学年、担当組、担当教科、担当クラブより求める。
【0247】
ところで、以上の説明では、学校からの連絡機能では連絡先を生徒のみ、一般連絡機能では生徒保護者からの連絡先は学校側のユーザのみとしたが、これはたとえば、学校からの連絡先として保護者を指定できるようにしたり、先生間、生徒間、保護者間など任意のユーザ間で連絡を可能とするようにしてよい。
【0248】
次に、各種届連絡機能について説明する。
【0249】
いま、遅刻、欠席届を提出場合を例にとり説明する。
【0250】
各種届提出機能における連絡の登録と連絡状態の確認の処理は、図42の保護者用メインメニューページの各種届提出ボタンがポータルであり、連絡の配信の処理は学校用メインメニューページの各種届ボタンがポータルとなっている。また、連絡先は、自動的に受け付けるようにしてる。
【0251】
ここで、各種届提出機能は、取り扱う連絡種別が届であることと、連絡作成のユーザインタフェースと、連絡配信のユーザインタフェースを除き、保護者よりの一般連絡機能とほぼ同様である。
【0252】
さて、図42の保護者用メインメニューページには、各種届連絡機能に関するコマンドボタンとして、各種届提出のボタンが設けられている。ユーザシステムのWebブラウザは、各種届提出のボタンが選択されると、保護者用メインメニューページ内の記述に従って、届作成要求をWebページに送信する。Webサーバ3100は、この要求に応じて図43に示す届け作成ページを作成し、ユーザシステムに送信する。
【0253】
さて、届け作成ページには、図示するように、生徒学年及びクラスのプルダウンリスト、氏名の入力フィールド、届け種別のチェックボックス、届け対象期間のプルダウンリスト、事由の入力フィールドと、提出ボタンが設けられている。
【0254】
ユーザシステムのWebブラウザは、届け作成用ページの記述に従って、生徒学年及びクラス、氏名、届け種別、届け対象期間、事由の入力を受付る。また、提出ボタンが選択されたならば、それまでに受け付けた内容を伴う届提出要求をWebサーバ3100を介して連絡処理部3220の連絡登録部3221に発行する。
【0255】
届提出要求を受けた連絡登録部3221は、連絡情報データベース3302中に新たな連絡内容情報と、連絡管理情報を作成する。この際、連絡内容情報の連絡IDには新たなに与えたIDを、連絡のタイトルには届け種別を、連絡内容には連絡登録要求に伴って通知された生徒学年、クラス、氏名、届け対象期間、事由を構造化して記述する。また、連絡管理情報の連絡IDには連絡内容情報に付与した連絡IDを、連絡の種別を表す連絡種別には届を、連絡の発行者のユーザIDにはセッション情報中のユーザIDを、連絡受付日には連絡登録要求を受け取った日を記述する。
【0256】
そして、連絡登録部3221は、役職がクラス担当で、連絡登録要求に伴って通知された生徒学年、クラスに、担当学年、担当クラスが一致するユーザ詳細情報のユーザIDと、役職が事務部のユーザ詳細情報のユーザIDとを抽出し、抽出した各ユーザIDについて、そのユーザIDを連絡先ユーザIDとし、既読フラグを未読にセットした連絡先情報を、連絡管理情報に登録する。
【0257】
次に、図31の学校用メインメニューページには、各種届連絡機能のポータルとして、各種届のボタンが設けられている。ユーザシステムのWebブラウザは、各種届のボタンが選択されると、学校用メインメニューページ内の記述に従って、届表示要求をWebページに送信する。Webサーバ3100は、この要求を連絡処理部3220の連絡配信部3222に中継する。
【0258】
届表示要求を受けた連絡配信部3222は、連絡種別が届であって、連絡先ユーザIDに対象セッションのユーザのユーザIDが記述された連絡先情報を持つ連絡管理情報を検索し、これから抽出した既読フラグの内容と、抽出した連絡管理情報と同じ連絡IDを持つ、連絡内容情報をWebサーバ3100に返す。また、連絡管理情報の対象セッションのユーザのユーザIDが記述された連絡先情報の既読フラグを既読にセットする。Webサーバ3100は、返された情報より、図44に示すように、連絡内容に構造化されて記述されている生徒学年、クラス毎に、タイトルとして記述されている届け種別、連絡内容の氏名、届種別、届け対象期間、事由、既読の有無を一行にまとめた表を表示する届表示ページを作成し、ユーザシステムに送信する。
【0259】
これを受けたユーザシステムのWebブラウザは、これを表示する。
【0260】
以上、生徒/保護者からの連絡機能について説明した。
【0261】
次に、フォーラム機能について説明する。
【0262】
図31の学校用メインメニューページ、図37の生徒用メインメニューページ、図42の保護者用メインメニューページには、フォーラム機能へのポータルとしてフォーラムボタンが設けられている。
【0263】
ユーザシステムのWebブラウザはフォーラムボタンが選択されるとフォーラム一覧表示要求をWebブラウザに送信する。これを受けたWebブラウザはフォーラム処理部3270にこれを渡し、フォーラム処理部3270はフォーラム情報データベース3307のフォーラム情報を参照してフォーラム名とそのフォーラムIDをWebサーバ3100に返し、Webサーバ3100はフォーラム名の一覧を表示したフォーラム一覧表示ページを作成し、ユーザシステムに送信する。
【0264】
ユーザシステムのWebブラウザは受け取ったフォーラム一覧表示ページ上で、いずれかのフォーラム名の選択を受け付けると、フォーラム一覧表示ページの記述に従って選択されたフォーラムのフォーラムIDを伴うフォーラム参加要求をWebサーバ3100に送る。
【0265】
これを受け取ったWebサーバ3100は、フォーラム処理部3270にこれを中継し、フォーラム処理部3270は、要求に伴うフォーラムIDを持つ発言情報をフォーラム情報データベース3307より検索し、発言ID、対象発言ID、発言のタイトル、発言者のハンドル名をWebサーバ3100に返す。Webサーバ3100は、受け取った情報より、各発言のタイトルと発言者のハンドル名とを、その発言が他の発言に対する発言である場合には、どの発言に対して成されたものかを認識可能に階層的に表示する発言一覧ページを生成し、ユーザシステムに送る。ここで、発言一覧ページはフォーラムIDを含む
【0266】
ユーザシステムのWebブラウザは、発言一覧ページ中のいづれかの発言のタイトルが選択されると、発言一覧ページ中の記述に従ってその発言の発言IDを伴う発言表示要求をWebサーバ3100に送信し、Webサーバ3100はこれをフォーラム処理部3270に送信し、フォーラム処理部3270は受け取った発言IDを発言IDとして持つ発言情報を検索し、その内容をWebサーバ3100に返し、Webサーバ3100は、受け取った発言のタイトル、発言者のハンドル名、発言日時、発言内容を表示する発言表示ページを作成しユーザシステムに送る。ここで、発言一覧ページはフォーラムIDを含む
【0267】
一方、ユーザシステムのWebブラウザは、発言一覧ページ、発言表示ページ上に設けられた発言ボタンが選択されたならば、発言要求をWebサーバ3100に送り、Webサーバ3100は、これに応答して、発言用ページを作成し、ユーザシステムに送る。ここで、発言表示ページ上に設けられた発言ボタンによる要求によって送信された発言用ページは、フォーラムIDと、その発言表示ページで表示された発言IDが対象発言IDとして含まれ、発言一覧ページ上に設けられた発言ボタンによる要求によって送信された発言用ページは、フォーラムIDと、対象発言IDとして無しが含まれる。ユーザシステムのWebブラウザはこの発言用ページ上で、発言のタイトル、ハンドル名、発言内容を受付、登録ボタンが押されたならば、受け付けた内容と、発言用ページに含まれる対象発言IDを伴う発言登録要求をWebサーバ3100に送る、Webサーバ3100は、これをフォーラム処理部3270に中継する。フォーラム処理部3270は、新たな発言情報を作成し、要求に伴うフォーラムID、新たに付与した発言ID、要求に伴う対象発言ID、発言のタイトル、発言者のハンドル名、現在日時である発言日時、発言内容を登録する。そして、登録が完了したならば、要求に伴うフォーラムIDを持つ発言情報をフォーラム情報データベース3307より検索し、発言ID、対象発言ID、発言のタイトル、発言者のハンドル名をWebサーバ3100に返す。Webサーバ3100は、先程と同様に、発言一覧ページを生成し、ユーザシステムに送る。
【0268】
以上、フォーラム機能について説明した。
【0269】
次に宿題機能について説明する。
【0270】
宿題機能は、大きく分けて、問題作成処理、宿題登録処理、解答受付処理、採点処理、学校側成績表示処理、生徒側成績表示処理より実現される。
【0271】
まず、問題作成処理について説明する。
【0272】
さて、図31の学校用メインメニューページには問題作成処理のポータルとして問題登録ボタンが設けられている。
【0273】
ユーザシステムのWebブラウザは、問題登録ボタンが選択されると、これに応答してWebサーバ3100は図45に示す問題作成用ページをユーザシステムに送信する。
【0274】
ユーザシステムのWebブラウザは、この問題作成用ページ上で、問題が対応する学年を表す学年、問題が属する科目を表す科目、問題の種類を表す項目、問題の難易を表す問題レベルをプルダウンメニューにより、細目、問題の内容、その問題の正解、その問題のヒントをタイプフィールドにより受け付ける。ここで、科目としては例えば、国語、算数、理科、社会、英語などの学科目を受付、項目としては科目が英語であれば、助動詞、動詞など、その問題で学習するテーマ、細目としては、そのテーマ内での問題の個別内容を示すものを受け付ける。
【0275】
そして、問題作成用ページ上の登録ボタンが選択されたならば、問題作成用ページ上で受け付けた内容を伴う問題登録要求をWebサーバ3100に送信し、Webサーバ3100はこれを宿題処理部3240の問題作成部3241に送る。問題作成部3241は、要求に伴い受け取った内容を、問題データベース3303に新たに作成した問題情報にそれぞれ登録する。このとき、新たなに生成した問題IDを問題情報に付与する。
【0276】
なお、以上のような問題作成ページを用いた問題情報の登録の手法の他、別途学校サーバにFTPサーバなどを設け、これを介して、インターネットとを介して、問題情報提供書から直接、問題データベース3303に問題情報を登録できるようにするのがよい。
【0277】
次に、宿題登録処理について説明する。
【0278】
この宿題登録処理へのポータルとして、図31の学校用メインメニューページには宿題ボタンが設けられている。
【0279】
ユーザシステムのWebブラウザは、学校用メインメニューページの宿題ボタンが選択されると、Webサーバ3100に宿題一覧要求を送信し、Webサーバ3100よりこの要求の転送を受けた宿題処理部3240の宿題登録部3242は、出題者IDが対象セッションのユーザIDである宿題管理情報と、その宿題管理情報と同宿題IDの宿題情報の学年、科目、項目を抽出し、これをWebサーバ3100に返す。Webサーバ3100は、受け取った宿題の学年、科目、項目、出題日、提出期限を一行にまとめた一覧を表示した図46に示す宿題一覧表示ページを作成し、ユーザシステムに送信する。
【0280】
宿題一覧表示ページには新規作成ボタンが設けられており、ユーザシステムのWebブラウザは、宿題一覧ページの新規作成ボタンが選択されると、Webサーバ3100にに出題科目出題先選択要求を送信し、これに応答してWebサーバ3100は図47aに示す科目出題先選択用ページをユーザシステムに送信する。
【0281】
ユーザシステムのWebブラウザは、この科目出題先選択用ページ上で、出題先の学年、クラスと、科目と、出題日と、提出期限日の入力を受付、選択ボタンが選択されると受け付けた内容を伴う項目選択要求をWebサーバ3100に送信する。
【0282】
Webサーバ3100から要求の転送を受けた宿題処理部3240の宿題登録部3242は、問題データベース3303の問題分類情報を参照し、要求に伴う学年、科目に対応する学年、科目で取り扱う項目を抽出し、Webサーバ3100に返す。Webサーバ3100は、これを受けて図47bに示す項目選択ページを生成し、ユーザシステムに送る。
【0283】
ユーザシステムのWebブラウザは、項目選択ページ上で項目の選択を受付、選択ボタンが押されると、項目選択ページの記述に従って、出題先の学年、クラスと、科目と、出題日と、提出期限日と、受け付けた項目を伴う問題選択要求をWebサーバ3100に送信する。
【0284】
Webサーバ3100から要求の転送を受けた宿題登録部3242は、問題情報を参照し、要求に伴う学年、科目、項目を持つ問題情報から問題ID、細目、難易度を抽出し、Webサーバ3100に返す。Webサーバ3100は、これを受けて図48に示す問題選択ページを生成し、ユーザシステムに送る。
【0285】
ユーザシステムのWebブラウザは、問題選択ページ上で1または複数の細目の選択を受付、出題ボタンが押されると、問題選択ページの記述に従って、出題先の学年、クラスと、出題日と、提出期限日と、選択された細目に対応する問題IDの一覧を伴う問題登録要求をWebサーバ3100に送信する。
【0286】
Webサーバ3100から要求の転送を受けた宿題登録部3242は、新たに生成した同じ宿題IDを持つ宿題情報と、宿題管理情報を生成し、宿題情報には、要求に伴う宿題の科目、項目を、宿題管理情報には、要求に伴う出題者ID、出題日、宿題の期限日を登録する。
【0287】
また、宿題管理情報の出題者IDには対象セッションのユーザのユーザIDを登録し、各出題先には、要求に伴う出題先の学年、クラスを持つユーザ詳細情報のユーザIDをそれぞれ登録し、それらの提出済フラグを未提出にセットする。
【0288】
また、要求に伴う問題IDに対応する各問題情報を検索し、宿題内容には検索した問題情報の問題内容を、それぞれに、一連の問題番号を付して格納する。そして、宿題ヒントには検索した問題情報のヒントを、そのヒントに対応する問題内容に付した問題番号を付して格納し、宿題解答には検索した各解答情報の解答を、その解答情報に対応する問題内容に付した問題番号を付して格納する。
【0289】
次に、解答受付処理と、採点処理について説明する。
【0290】
この解答受付処理、採点処理へのポータルとして、図37の生徒用メインメニューページには宿題ボタンが設けられている。
【0291】
ユーザシステムのWebブラウザは、生徒用メインメニューページの宿題ボタンが選択されると、Webサーバ3100に宿題一覧表示要求を送信し、Webサーバ3100はこの要求を宿題処理部3240の解答受付部3243に中継する。
【0292】
解答受付部3243は、宿題管理情報を参照し、出題日が本日以降で、出題先に、対象セッションのユーザのユーザIDを含む宿題IDと出題日と提出期限と提出済フラグを抽出し、抽出した宿題IDを持つ宿題情報の宿題の科目、項目を抽出する。そして、抽出した各情報を、Webサーバ3100に返す。
【0293】
Webサーバ3100は、受け取った情報より、抽出された各宿題IDの宿題について、出題日と、提出期限と、科目、項目と、提出済フラグより求まる提出の有無を各行に提出期限が本日を過ぎているものについては強調表示した表示した宿題の一覧を表示する図49の受取宿題一覧表示ページを作成し、ユーザシステムに送信する。
【0294】
ユーザシステムのWebサーバ3100は、この受取宿題一覧表示ページ上で、未提出の宿題の選択を受付、選択された宿題の宿題IDを含む宿題転送要求をWebサーバ3100に送る。この要求の転送を受けた解答受付部3243は、要求に伴う宿題IDの宿題情報を検索し、宿題内容とヒントをWebサーバ3100に返す。
【0295】
Webサーバ3100は、返された情報より図50aに示す宿題ページを生成し、ユーザシステムに送る。図示するようにこの宿題ページは、宿題情報の宿題内容に含まれる各問題内容と各問題内容に対する答入力欄を問題番号と共に表示したものであり、宿題情報に同じ問題番号のヒントが存在する問題内容の表示には、ヒントボタンが設けられている。
【0296】
ユーザシステムのWebブラウザは、この宿題ページ上でヒントボタンが選択される、宿題ページの記述に従って、そのヒントボタンに対応する問題番号と宿題IDを伴うヒント表示要求をWebサーバ3100に送信する。Webサーバ3100から要求の転送を受けた解答受付部3243は、宿題IDに対応する宿題情報のその問題番号のヒントを抽出し、Webサーバ3100に返し、Webサーバ3100は、このヒントを表示する図50bに示すヒント表示ページを作成し、ユーザシステムに送り、新たなウインドウに表示させる。
【0297】
一方、ユーザシステムのWebブラウザは、宿題ページ上で各問題内容に対する答の入力を受付、提出ボタンが選択されたならば、宿題IDを伴う受け付けた各問題番号の答えと、提出者のユーザIDを伴う答案提出要求をWebサーバ3100に送信する。
【0298】
ここで、宿題ページには対応する宿題IDと対象セッションのユーザIDがブラインド情報として含まれており、以上の宿題ページ上のヒントボタンによるヒントの表示や、解答入力の受付と提出ボタンの選択による提出要求の発行は、セッション終了後でも行うことができる。また、解答入力の受付はインターネットに接続していない状態でも行うことができる。
【0299】
すなわち、生徒であるユーザは、宿題ページを受信後、インターネットとの接続を解放し、その後、適宜インターネットに接続してヒントを見ながら、宿題に解答し、終了後にインターネットに接続して解答を提出することができる。
【0300】
さて、答案提出要求を受けたWebサーバ3100から要求の転送を受けた解答受付部3243は、宿題成績データベース3305に、新たな答案情報を生成し、受け取った宿題ID、ユーザID、宿題IDで宿題管理情報を検索して求まる出題者ユーザID、解答の内容、現在日時である提出日時を格納し、採点部3244にこの答案情報の処理を要求する。また、受け取った宿題IDを持つ宿題管理情報の、受け取ったユーザIDを持つ出題先の提出済フラグを提出済みとする。
【0301】
そして、処理を要求された採点部3244は、処理対象の答案情報と同じ宿題IDを持つ宿題情報から各問題番号の解答を抽出し、これと各問題番号の答えを比較して、各問題番号の正誤を求め、求めた各問題番号についての正誤を、作成した答案情報の採点結果に登録し、採点結果に基づく得点、順位を登録する。ここで得点は、たとえば100×正当数/問題数により求め、順位としては、同じ問題IDを持つ答案情報の得点を参照して求まる上から何番目の得点かを用いる。また、この順位を登録する際には、この答案情報と同じ宿題IDを持つ全ての答案情報について順位を算出し直し更新する。
【0302】
次に、生徒側成績表示処理について説明する。
【0303】
生徒側成績表示処理に関するポータルとしては、図37の生徒用メインメニューページに成績一覧ボタンが設けられている。
【0304】
ユーザシステムのWebブラウザは、成績一覧ボタンが選択されると、Webサーバ3100に成績一覧表示要求を送信する。この要求を受けたWebサーバ3100は、これを宿題処理部3240の生徒側成績情報提供部3246に転送し、生徒側成績情報提供部3246は、対象セッションのユーザIDを持つ答案情報を検索し、検索した各答案情報から科目、項目、得点、順位、提出日を抽出し、これをWebサーバ3100に返す。Webサーバ3100は、受け取った各答案情報の科目毎に、項目、得点、順位、提出日を一行に表示した図51に示す成績一覧表示ページを作成し、ユーザシステムに送信してWebブラウザに表示させる。
【0305】
次に、学校側成績表示処理について説明する。
【0306】
図46に示した宿題一覧表示ページにおいて、いずれかの宿題に対応する行が選択されると、ユーザシステムのWebブラウザは、宿題一覧表示ページの記述に従って、選択された宿題の宿題IDを伴う成績表示要求をWebサーバ3100に送信する。
【0307】
こWebサーバ3100から、この要求の転送を受けた宿題処理部3240の学校側成績情報提供部3245は、まず、要求に伴う宿題IDの宿題管理情報の出題先の提出済フラグが未提出のユーザIDを抽出し、未提出者ユーザセットとする。
【0308】
次に、要求に伴う宿題IDの答案情報を検索し、そのユーザID、採点結果、得点、順位を抽出し、採点結果セットとする。
【0309】
次に、採点結果セットを解析し、各問題番号の問題中の小問、各問題番号の問題、宿題全体に対する正答率を求め、これを正答率情報とする。
【0310】
そして、ユーザセットと採点結果セットのユーザIDをユーザ基本情報を参照してユーザ名に変換し、これらを正答率情報と共にWebサーバ3100に返す。
【0311】
Webサーバ3100は、返された情報より、未提出者一覧と、宿題の小問、問題、宿題全体に対する正答率一覧と、答案の各提出者の各問題の小問に対する採点結果と得点と順位と提出日を表示した採点結果一覧を表示する、図52の成績集計表示ページを作成し、ユーザシステムに送信しWebブラウザに表示させる。
【0312】
以上、宿題機能について説明した。
【0313】
なお、本宿題機能は、学校内において、生徒に学校内のユーザシステムを使用させて行う試験などにも同様に適用することができる。
【0314】
次に自宅学習機能について説明する。
【0315】
図37の生徒メインメニューには、この自宅学習機能へのポータルとして自宅学習ボタンが設けられている。
【0316】
この自宅学習ボタンの選択によりユーザシステムのWebブラウザより発行される要求に対して、Webサーバ3100、自宅学習処理部3250、自宅学習用データベースは、前記第1実施形態におけるサーバと同様に機能する。
【0317】
ただし、自宅学習機能には、前記宿題機能と同様の採点機能などを持たせるようにしてもよい。すなわち、宿題作成ページで作成した課題を宿題として出題先を指定して出題するのではなく、出題先を指定せずに自宅学習ボタンの選択により表示される課題選択ページ上で、生徒が自由に選択できるようにしてもよい。また、この場合において、各課題を表示したページ上で質問を生徒よりの連絡として受付、各課題の担当者に配信するようにしてもよい。また、この質問や質問に対する応答のメッセージは、対応づけてデータベースに蓄積し、生徒が後に随時参照できるようにするのがよい。また、各生徒がどの課題を行ったかや、各課題に対してどのような成績であったかをデータベースに蓄積し、学校側や保護者が参照できるようにしてもよい。また、課題の得点に対して所定の基準により合否を求め、課題選択ページ上で、まだ行っていない課題や、合否が否であった課題を区別可能に表示するようにしてもよい。
【0318】
次に、保護者の参照機能について説明する。
【0319】
保護者の参照機能は、保護者が生徒である被保護者への学校からの連絡や、被保護者の成績一覧を参照可能とする機能である。
【0320】
すなわち、保護者が生徒である被保護者への学校からの連絡の参照のために、図42の保護者メインメニューページには、校長先生からの連絡、事務部からの連絡、学年主任およびクラス担任からの連絡、クラブ顧問からの連絡、宿題一覧が設けられている。
【0321】
いま、たとえば、図42の保護者メインメニューページの校長先生からの連絡参照ボタンが押されると、ユーザシステムのWebブラウザは、校長先生からの連絡配信参照を要求するアクセスをWebサーバ3100に対して行い、Webサーバ3100は、この要求を連絡処理部3220の連絡参照配信部3224に中継する。
【0322】
連絡参照配信部3224は、校長先生からの連絡配信参照を要求されると、連絡種別が校長であって、連絡先ユーザIDに対象セッションのユーザのユーザIDが記述されたユーザ詳細情報の被保護ユーザIDの連絡先情報を持つ連絡管理情報と、これに対応する連絡内容情報中のタイトルとを、連絡情報データベース3302より抽出し、これをWebサーバ3100に返す。Webサーバ3100は、返された情報より、図38に示した配信連絡一覧ページと同様な、校長先生よりの配信連絡一覧参照ページを作成してユーザシステムに送信する。
【0323】
このような配信連絡一覧ページにおいて、ユーザシステムのWebブラウザは、いずれかの連絡の行の選択を受付、受け付けた行に対応する連絡の連絡IDを伴う、参照要求をWebサーバ3100に送る。
【0324】
これを受けたWebサーバ3100は、これを連絡参照配信部3224に中継し、連絡参照配信部3224は、要求に伴う連絡IDを持つ連絡内容情報を連絡情報データベース3302から検索して、Webサーバ3100に返す。ただし、このとき、連絡内容情報に対応する連絡管理情報における連絡先情報の未読フラグの既読へのセットは行わない。
【0325】
Webサーバ3100は、連絡内容情報を受け取ると、その内容を表示した図39に示した連絡配信ページと同様の連絡配信参照ページを作成し、ユーザシステムに送信する。
【0326】
保護者メインメニューページの、事務部からの連絡、学年主任およびクラス担任からの連絡、クラブ顧問からの連絡ボタンによる動作も同様である。
【0327】
一方、保護者メインメニューページの宿題一覧ボタンが選択されると、Webサーバ3100に宿題一覧参照要求を送信し、Webサーバ3100はこの要求を宿題処理部3240の宿題参照情報提供部3247に中継する。
【0328】
宿題参照情報提供部3247は、宿題管理情報を参照し、出題日が本日以降で、出題先に、対象セッションのユーザのユーザIDのユーザIDが記述されたユーザ詳細情報の被保護ユーザIDを含む宿題IDと出題日と提出期限と提出済フラグを抽出し、抽出した宿題IDを持つ宿題情報の宿題の科目、項目を抽出する。そして、抽出した各情報を、Webサーバ3100に返す。
【0329】
Webサーバ3100は、受け取った情報より、抽出された各宿題IDの宿題について、出題日と、提出期限と、科目、項目と、提出済フラグより求まる提出の有無を各行に提出期限が本日を過ぎているものについては強調表示した表示した宿題の一覧を表示する、図49の受取宿題一覧表示ページと同様な、宿題一覧表示参照ページを作成し、ユーザシステムに送信し、Webブラウザに表示させる。
【0330】
また、保護者メインメニューページの成績一覧ボタンが選択されると、Webサーバ3100に成績一覧参照要求を送信する。この要求を受けたWebサーバ3100は、これを宿題処理部3240の生徒側成績情報提供部3246に転送し、生徒側成績情報提供部3246は、対象セッションのユーザIDのユーザIDが記述されたユーザ詳細情報の被保護ユーザIDを持つ答案情報を検索し、検索した各答案情報から科目、項目、得点、順位、提出日を抽出し、これをWebサーバ3100に返す。Webサーバ3100は、受け取った各答案情報の科目毎に、項目、得点、順位、提出日を一行に表示した、図51に示す成績一覧表示ページと同様の成績一覧参照ページを作成し、ユーザシステムに送信してWebブラウザに表示させる。
【0331】
以上、本発明の第3実施形態について説明した。
【0332】
なお、以上のの第3実施形態において、学校用、保護者用、生徒用メインメニューページのボタンの選択以降に表示される各ページには戻るボタンが設けられており、この戻るボタンの選択に応じて、学校サーバは、その直前に表示していたページを必要に応じて再生成し、ユーザシステムに送信する。
【0333】
ところで、学校用メインメニューページの各種届ボタン、生徒/保護者からの連絡ボタン、生徒用メインメニューページの校長先生からの連絡、事務部からの連絡、学年主任およびクラス担任からの連絡、クラブ顧問からの連絡ボタンは、当該ボタンに対応する連絡種別の連絡管理情報であって、対象セッション中のユーザIDと未読を表す既読フラグが連絡先情報に登録された連絡管理情報が存在する場合に、その連絡種別の未読の連絡があることを通知するために、点滅などの強調表示を行うように、Webサーバが各メインメニューを作成するようにしてもよい。
【0334】
また、以上では、学校サーバで一つの学校のみをカバーする場合について説明したが、単一の学校サーバにおいて、各学校毎にその機能にパーティションを設けることにより、複数の学校についての処理を行うようにすればよい。ただし、この場合において、問題データベースは、少なくとも一部の問題情報について複数の学校間で共用できるようにするのがよい。また、異なる学校のユーザ、たとえば、先生間の連絡も可能とするようにしてもよい。
【0335】
また、以上では、本教育支援システムを学校に適用する場合について説明したが、本教育支援システムは、幼稚園、保育園、託児所など任意の教育機関に同様に適用することができる。この場合において前記問題に代えて絵本やお話を提供したりするようにしてもよい。
【0336】
また、本教育支援システムにおける各種連絡機能は、さまざまな組織における連絡に同様に適用することができる。たとえば、海外の各種邦人学校への、所轄官庁からの連絡などに適用することができる。
【0337】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、教育機関における各種業務の遂行を支援することにより、教育関係者により、教育の本質に根ざした活動のための時間を提供することができる。また、教育機関と生徒、父母とのコミュニケーションの緊密化が図られるよう支援することができる。また、本発明は、教育機関および被教育者が、より効率的、効果的に被教育者の学力の充実を図る活動ができるよう支援することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係る教育支援システムの構成図である。
【図2】第1実施形態に係るサーバ上のファイル構成を示す説明図である。
【図3】第1実施形態に係る教材一覧ページの表示内容および教材一覧ファイルの構成を示す説明図である。
【図4】第1実施形態に係る教材ページの表示内容および教材一覧ファイルの構成を示す説明図である。
【図5】第1実施形態に係る受講者の操作に伴って表示されるWebページのリンクの様子を例示した説明図である。
【図6】第1実施形態に係る添削システムの機能ブロック図である。
【図7】第1実施形態に係る解答受信ブロックおよび添削内容受付ブロックによって記憶装置に格納される内容の一例を示す説明図である。
【図8】第1実施形態に係る教材ファイルの識別情報と他教材情報とを対応付けたテーブルの一例を示す説明図である。
【図9】第1実施形態に係る添削システムの動作例を示すフローチャートである。
【図10】第1実施形態に係る添削結果および他教材情報を電子メールで送信する場合の雛型を例示した説明図である。
【図11】第1実施形態に係る教育支援システムの他の構成図である。
【図12】第1実施形態に係る他の構成時の教育業者端末の機能ブロック図である。
【図13】第1実施形態に係る他の構成時の添削者端末の機能ブロック図である。
【図14】第1実施形態に係る教材ページの他の表示内容を示す説明図である。
【図15】第1実施形態に係る教材ページの他の表示内容を示す説明図である。
【図16】第1実施形態に係る教材ページの他の表示内容を示す説明図である。
【図17】第1実施形態に係るラジオボタン利用時の教育支援システムの機能ブロック図である。
【図18】第2実施形態に係る教育支援システムの全体構成図である。
【図19】第2実施形態に係る教育支援システムの表示内容を示す図である。
【図20】第2実施形態に係る教育支援システムの表示内容を示す図である。
【図21】第2に実施形態に係る教育支援システムの画面遷移の説明図である。
【図22】本発明の第3実施形態に係る教育支援システムの構成を示すブロック図である。
【図23】本発明の第3実施形態に係る教育サーバの構成を示すブロック図である。
【図24】本発明の第3実施形態に係るユーザ情報データベースの内容を示す図である。
【図25】本発明の第3実施形態に係る連絡情報データベースの内容を示す図である。
【図26】本発明の第3実施形態に係る問題データベースの内容を示す図である。
【図27】本発明の第3実施形態に係る宿題データベースの内容を示す図である。
【図28】本発明の第3実施形態に係る宿題成績データベースの内容を示す図である。
【図29】本発明の第3実施形態に係るフォーラム情報データベースの内容を示す図である。
【図30】本発明の第3実施形態に係る連絡一覧ページの内容を示す図である。
【図31】本発明の第3実施形態に係る学校用メインメニューページの内容を示す図である。
【図32】本発明の第3実施形態に係るメインページとログインページの内容を示す図である。
【図33】本発明の第3実施形態に係る新規連絡作成用ページの内容を示す図である。
【図34】本発明の第3実施形態に係る連絡先指定ページの内容を示す図である。
【図35】本発明の第3実施形態に係る連絡先個別指定ページの内容を示す図である。
【図36】本発明の第3実施形態に係る新規連絡作成用ページの内容を示す図である。
【図37】本発明の第3実施形態に係る生徒用メインメニューページの内容を示す図である。
【図38】本発明の第3実施形態に係る校長先生よりの配信連絡一覧ページの内容を示す図である。
【図39】本発明の第3実施形態に係る連絡配信ページの内容を示す図である。
【図40】本発明の第3実施形態に係る連絡状態表示ページの内容を示す図である。
【図41】本発明の第3実施形態に係る未読者/既読者一覧表示ページの内容を示す図である。
【図42】本発明の第3実施形態に係る保護者用メインメニューページの内容を示す図である。
【図43】本発明の第3実施形態に係る届け作成ページの内容を示す図である。
【図44】本発明の第3実施形態に係る届表示ページの内容を示す図である。
【図45】本発明の第3実施形態に係る問題作成用ページの内容を示す図である。
【図46】本発明の第3実施形態に係る宿題一覧表示ページの内容を示す図である。
【図47】本発明の第3実施形態に係る科目出題先選択用ページの内容を示す図である。
【図48】本発明の第3実施形態に係る問題選択ページの内容を示す図である。
【図49】本発明の第3実施形態に係る受取宿題一覧表示ページの内容を示す図である。
【図50】本発明の第3実施形態に係る宿題ページとヒント表示ページの内容を示す図である。
【図51】本発明の第3実施形態に係る成績一覧表示ページの内容を示す図である。
【図52】本発明の第3実施形態に係る成績集計表示ページの内容を示す図である。
【符号の説明】
101…添削システム、102…受講者端末、103…問題提供者端末、104…サーバ、105…インターネット、201…教材ファイル、202…教材一覧ファイル、301…リンクボタン、302…HTMLタグ群、401…受講者識別情報入力フォーム、402…問題、403…解答入力フォーム、404…リンクボタン、405…HTMLタグ群、406…命令群、601…問題受信ブロック、602…教材ファイル作成ブロック、603…教材一覧ファイル作成ブロック、604…アップロードブロック、605…解答受信ブロック、606…添削結果受付ブロック、607…添削結果送信ブロック、1101…添削システム、1102…教育事業者者端末、1103…添削者端末、1201…解答送信ブロック、1202…添削結果受信ブロック、1301…解答受信ブロック、1302…添削内容受付ブロック、1303…添削結果送信ブロック、1401…質問事項入力フォーム、1501…電子メールアドレス、1601…ラジオボタン、1701…採点ブロック、2001…クライアント端末、2004…学校サーバ、2005…予習復習サーバ、2006…教職員端末、3000…教育サーバ、3100…Webサーバ、3200…Webアプリケーションサーバ、3210…ユーザ情報処理部、3220…連絡処理部、3221…連絡登録部、3222…連絡配信部、3223…連絡状態抽出部、3224…連絡参照配信部、3240…宿題処理部、3241…問題作成部、3242…宿題登録部、3243…解答受付部、3244…採点部、3245…学校側成績情報提供部、3246…生徒側成績情報提供部、3247…宿題参照情報提供部、3250…自宅学習処理部、3270…フォーラム処理部、3300…データベースシステム、3301…ユーザ情報データベース、3302…連絡情報データベース、3303…問題データベース、3304…宿題データベース、3305…宿題成績データベース、3306…自宅学習問題データベース、3307…フォーラム情報データベース、4000…ユーザシステム、5000…ネットワーク
Claims (4)
- ユーザが使用する複数のユーザ端末とネットワークを介して接続される連絡サーバであって、
前記連絡サーバは、
Webページを提供するWebサーバと、
連絡情報データベースと、
前記Webサーバが提供するWebページを介して、前記ユーザ端末を介してユーザより発行された連絡メッセージの登録要求を受け付ける登録要求受付手段と、
前記Webサーバが提供するWebページを介して、前記ユーザ端末を介して前記登録要求を発行したユーザより、連絡メッセージと連絡先のユーザの指定を含む連絡登録情報を受け付ける連絡受付手段と、
前記連絡登録情報を受け付けたユーザを識別する登録要求ユーザ識別手段と、
受け付けた連絡登録情報に含まれる連絡メッセージと、受け付けた連絡登録情報に含まれる連絡先のユーザを示す連絡先ユーザ情報と、識別した当該連絡登録情報を受け付けたユーザを示す連絡元ユーザ情報とを含めた連絡情報を前記連絡情報データベースに登録する連絡登録手段と、
前記Webサーバが提供するWebページを介して、前記ユーザ端末を介してユーザより発行された連絡メッセージの受取要求を受け付ける受取要求受付手段と、
前記受取要求を発行したユーザを識別する受取要求発行ユーザ識別手段と、
識別した前記受取要求を発行したユーザを示す前記連絡先ユーザ情報を含む連絡情報を前記連絡情報データベースより抽出する連絡抽出手段と、
抽出された連絡情報の連絡メッセージを前記受取要求を発行したユーザが使用するユーザ端末に送信する連絡配信手段と、
前記連絡配信手段が連絡メッセージを送信した場合に、当該連絡メッセージが登録された連絡情報に登録されている連絡先ユーザ情報に対して既読の旨を表す既読情報を登録する既読管理手段と、
前記 Web サーバが提供する Web ページを介して、前記ユーザ端末を介してユーザより発行された配信状況照会要求を受け付ける配信状況照会要求受付手段と、
前記配信状況照会要求を発行したユーザを識別する配信要求発行ユーザ識別手段と、
識別した前記配信状況照会要求を発行したユーザを示す連絡元ユーザ情報を含む連絡情報に含まれる連絡先ユーザ情報を前記連絡情報データベースより抽出する配信状態情報抽出手段と、
抽出された連絡先ユーザ情報に対して登録されている既読情報に従って、当該連絡情報に含まれる連絡メッセージの配信状況、もしくは、当該連絡情報に含まれる連絡メッセージの当該連絡情報の連絡先ユーザ情報が示すユーザの既読の有無を、当該配信状況照会要求を発行したユーザが使用するユーザ端末に送信する連絡配信手段とを有することを特徴とする連絡サーバ。 - 請求項1記載の連絡サーバであって、
連絡受付手段が受け付けた連絡登録情報の連絡種別を、識別した当該連絡登録情報を受け付けたユーザ、もしくは、当該ユーザよりの指定に基づいて決定する連絡種別決定手段を有し、
前記連絡登録手段は、前記連絡情報に、当該連絡情報に対応する連絡登録情報について決定された連絡種別を登録し、
前記受取要求受付手段は、前記Webサーバが提供するWebページを介して、前記ユーザ端末を介してユーザより発行された連絡種別を指定した前記連絡メッセージの受取要求を受け付け、
前記連絡抽出手段は、識別した前記受取要求を発行したユーザを示す連絡先ユーザ情報を含み、かつ、指定された連絡種別が登録されている連絡情報を前記連絡情報データベースより抽出することを特徴とする連絡サーバ。 - 請求項2記載の連絡サーバを有する教育支援システムであって、
教育機関スタッフが使用する前記ユーザ端末と、
教育機関生徒または教育機関生徒の保護者である被教育者側利用者が使用する前記ユーザ端末とを有し、
前記連絡種別は、少なくとも、教育機関スタッフの役職毎に設けられた複数の連絡種別を含み、
前記被教育者側利用者がユーザ端末を介して前記連絡メッセージの受取要求を発行するWebページには、前記連絡種別毎に受取要求の発行の指示を当該被教育者側利用者より受け付けるための表示オブジェクトが設けられていることを特徴とする教育支援システム。 - 請求項1、2または3記載の連絡サーバを有する教育支援システムであって、
学年毎の複数のクラスを有する教育機関のスタッフが使用する前記ユーザ端末と、
教育機関の生徒または教育機関の生徒の保護者である被教育者側利用者が使用する前記ユーザ端末とを有し、
前記連絡受付手段は、前記ユーザ端末を介して前記登録要求を発行した教育機関のスタッフであるユーザより、学年またはクラスの指定を前記連絡先のユーザの指定として含む連絡登録情報を受け付け、
前記連絡登録手段は、前記連絡受付手段が学年またはクラスの指定を含む連絡登録情報を受け付けた場合に、前記連絡先のユーザを示す連絡先ユーザ情報として、指定された学年またはクラスを示す連絡先ユーザ情報を含めた連絡情報を前記連絡情報データベースに登録し、
前記連絡抽出手段識は、識別した前記受取要求を発行したユーザが教育機関の生徒または教育機関の生徒の保護者である場合に、当該生徒または当該生徒が所属する学年またはクラスを示す前記連絡先ユーザ情報が登録されている連絡情報を前記連絡情報データベースより抽出することを特徴とする教育支援システム。
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